ポケモン虐待スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
191名無しさん、君に決めた!
若い作家が、アフリカの冒険旅行から帰って出版社を訪ね、『私はゴリラをファックした』と題する手記を売り込んだ。
「すばらしい出来だと思います」と、編集者は言った。
「でも、このタイトルが、ちょっとね……」
「露骨すぎますか?」作家は尋ねた。
「いや、そういうんじゃなくて」と編集者は言った。
「要するに、近頃の傾向としては、すべからく自己啓発風といいますか、あなたにも出来る、といったニュアンスでないと、なかなか」
「よくわかります」気のいい作家は、すぐ同意した。
「では、こうしましょう───いかにして私はゴリラをファックしたか」
「いいですねえ」と編集者は言った。
「じつにいいです。でも、まだちょっと足りませんね。いわゆる政治性が欠けている」
「わかった!」と作家は言った。
「こうすればいいんです───いかにして私はFBIのためにゴリラをファックしたか」
「すばらしい、最高です!」と編集者は言った。
「しかしこれだと、宗教に関する要素がまるで入ってませんね」
「なるほど」と作家は言った。
「それじゃ、こうしましょう───いかにして私はFBIと神の名においてゴリラをファックしたか」
「言うまでもないと思いますが」編集者は身を乗り出して言った。
「あなたのように協力的な若い人と仕事をするのは、実に気持ちのいいもんです。
たいていの作家連中というのは、自分を何様と思っているのか、ほんのちょっとした手直しでも嫌がりますからね。
そこで、もう一つだけ考えてもらえれば、部長から即オーケーが取れると思うんですよ。
一つだけ、もちろん、もし出来ればの話ですよ、出来れば、その、少しだけホモセクシャルの要素を」
「おっしゃることはよくわかります」と若い作家は言った。
「でも、変更はこれで最後にしてもらいますよ
───そう言うと私は編集者のケツマンコに塗るローションをポケットから取り出した。