豊口めぐみ
「今夜取りあげる作品は、山川純一著『くそみそテクニック』です」
いしかわじゅん
「これさぁ、出だしがいいよね。「ウホッ!いい男…」って
なかなか言わないよな。おもむろにチンコ出す構成もいいよ。
小池一夫がさぁ、冒頭で裸の女が銀座を走ってる、読者を
つかむにはそのくらいことをしろってよく言うじゃない。
山川純一はそれを実践してるよね」
岡田斗司夫
「これ、デブ専に好かれる僕でもちょっときましたね」
大月隆寛
「じゃあ夏目の目いってください」
夏目房之介
「えー、図の1、91ページの最後のコマ、これ、男のキンタマ
の下にファスナーの金具があるでしょ。これ上手いですよ。
普通はここまで描けません。勃起して今にもはちきれそうな
陰茎の迫力を、押しつぶされそうな金具ひとつで表現してる。
そしてその横で恍惚として見とれる道下君の表情、これも絶妙です」