にがしたポケモン達の行方 2匹目

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1名無しさん、君に決めた!
要望があったので。

前スレ
にがしたポケモン達の行方
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/poke/1186396152/
2名無しさん、君に決めた!:2007/10/21(日) 19:30:13 ID:???
エロ漫画ほしいなら
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1190621552/
に行くといいよ。

リクさえすれば簡単に上げてもらえる。

あと、
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1192297160/
もおすすめ。
今ZIP神降臨中。
リクすればnyで落として上げてくれるよ。
3名無しさん、君に決めた!:2007/10/21(日) 19:38:47 ID:???
ついに2スレ目立ったのか・・・

とりあえずあげ
4名無しさん、君に決めた!:2007/10/21(日) 20:22:14 ID:???
>>1
5名無しさん、君に決めた!:2007/10/21(日) 21:59:19 ID:???
>>1
6名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 03:08:16 ID:???
>>1乙!
7名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 16:49:43 ID:???
あげようか・・・今までに逃がされたポケモンの為に・・・
8名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 16:53:32 ID:???
乙。アゲは止めようぜまたアンチが沸くから、
9名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 17:58:35 ID:???
2スレ目突入した記念に
つ【http://www7.atwiki.jp/yukue/
時間があまり無かった為、
まとめ方がgdgdで申し訳無いorz
10名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 18:19:06 ID:???
>>9
GJ!!!11!!
11名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 19:42:05 ID:???
>>9
GJ!!ありがとな

……振り返ってみると自分7本も書いてたんだな
でも書き方は二パターンしかない…orz
12名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 20:41:26 ID:HDjCzRmm
このレスを見たあなたは確実に交通事故に会います



逃れる方法はただ一つ
↓このスレに行き
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/ff/1192529642/
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/ff/1190015780/




デア・リヒター最強



と書き込んでください。書き込まなければ確実に明日交通事故にあいますよ
13名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 20:58:22 ID:???
このレスを見たあなたは確実にポケモンの復讐に会います



逃れる方法はただ一つ




逃がすポケモン一匹一匹にも愛情を注いであげる事です

でなければ確実に明日復讐にあいますよ
14名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 21:08:29 ID:???
誰がうまいこと言えと
15名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 21:35:44 ID:???
2スレ目が立つとは予測できなかったな。
もうネタないんじゃないのか?
16名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 21:50:18 ID:???
>>15
ネタは作るものだぜ

まぁ無理に加速しなくてもいいけどな
17名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 23:02:27 ID:???
2ヶ月間ミズゴロウ逃がし続けた

期待させといて低個体だった奴には黒い鉄球持たせて逃がした
18名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 23:49:44 ID:???
おもいよ。
こんなの、もてないよ。
おもいよ、おもいよ、おもいよ…

「ミズゴロウか…珍しいな、拾ってやるか…」

やさしそうなおじいさん。
ぼくをひろってくれるのか…うれしいな

ぼくとおじいさんは、ちいさなためいけにきた。
この「ナナカマド」っておじいさん、ぼくをあそばせてくれるらしい。
…きんじょにおおきなみずうみがあるらしいけど、そこじゃおぼれそうだ、って。
わざわざここまでつれてきてくれるなんて、やさしいひとだね、このおじいさん。

「…なんだこれは、ミズゴロウが…」

ためいけいっぱいに、ぼくとおなじミズゴロウがいた。
…うごめいていた、といったほうがいいかも。むずかしいことばだからよくわかんないけど。
19名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 23:53:50 ID:???
「まさか、これ全部がお前の兄弟だったりするんじゃないだろうな…」

そうかもしれない。
ぼくは、「こたいち」がひどかったからにがされたんだ。
きっと、このミズゴロウたちはぼくとおんなじに「こたいち」がひくいんだ。

ぼくは、ためいけのそこにミズゴロウをみつけた。
…きっとぼくとおなじように、「てっきゅう」をもたされてにがされたんだ。
おもいもんね、しずんじゃうよね…
ぼくは、たすけにいくことにした。




でもおじいさんのもとには、もどってこれなかった。
20名無しさん、君に決めた!:2007/10/22(月) 23:59:43 ID:???
「コウキッ!お前と言う奴はなんてことをしてくれたんだッ!
 親共々リストラするぞッ!?」
「博士ぇ、ボクはそんなことした覚え…」
「ヒカリが何もしてないって言うんだから間違いない!
 赤い服の少年とか黒いスカートの少女が特定のポケモンを逃がし続けているという報告があったんだ、
 お前がズイにミズゴロウをしかも低個体値のには黒い鉄球を持たせたとか…」
「ほ、ホントにボクは何もしてませんよー!!」

こうして実際に「逃がしている」
「赤い服の少年」と「黒いスカートの少女」は難を逃れ
罪のない「赤い服の少年」と「黒いスカートの少女」ばかりが濡れ衣を着せられていくのです


>>17へ贈る
自分は人を殺すのとか逆襲とかは好きじゃないからそういうのなしでやってみた
21名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 03:42:07 ID:???
>>18-20
GJ!
ナナカマド博士良い人…
沈んでく逃がされたポケモン…
22名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 03:45:01 ID:???
ばいばい、とご主人様が言いました。
生まれたばかりのぼくたちは「ばいばい」の意味が分かりません。
でも、ぼくたち兄弟が寒い夜道に放り出されたのは、ご主人様が「ばいばい」と言ったからみたいです。
何も知らない、誰も何も教えてくれない世界で、こわいこわい、さむいさむい、とぼくたちは体をくっつけあいました。

みんなでくっついてほっとしていると、道沿いに連なる柵の向こうに影が見えました。
なんでかは分からないけど、その影になら助けてもらえるんじゃないかと思って、ぼくたちはその影に近付きました。
そしたらそこにはぼくたち兄弟と同じ姿の丸い影と、赤い玉飾りのついた影とが何だかよく分からない具合に混じり合ったのがいて、びっくりしたぼくたちはつい隠れてしまいました。

隠れながら、くちゃくちゃになっているそれを見ていたら、二つの影がふと離れました。
離れた影の間に丸くて白いものがあって、玉飾りのある方の影はそれに何か話しかけ、ぼくたちと同じ姿の影はそれを見守っています。
それを見たとき、ぼくたちは理解しました。
あれはぼくたちの、おとうさんとおかあさん。
23名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 03:48:26 ID:???
何も知らないと思っていたけど、ぼくたちは、おとうさんとおかあさんから確かにそれを教えてもらっていたことを思い出しました。
タマゴの時に教えてもらった、それ。囁きかけてもらった、歌。
知っていたことが嬉しくて嬉しくて、ぼくたちはその歌をみんなで歌いました。
お月様まで高く響いて、そのままぼくたちの体の中に落ちてくるような綺麗な歌。
ぼくたち唯一の歌を歌いながら、ふと何も教えてくれなかったご主人様を思いました。
せめてなにか一つでも、教えてくれれば良かったのに。
そんなことを考えていると、歌声に紛れて、ぽとり、と音が聞こえました。
見ると、地面に伏している兄弟が目に入りました。
ぽとり、ぽとりと次々に落ちてゆく兄弟達。段々消えていく歌声。
どういうこと、一体何が起こっているの。
気付けばもう、ぼくしか浮かんでいませんでした。
でも、歌う力さえ出ません。体中から力が抜けていきます。
ご主人様。一つだけ、教えてくれれば。それだけで良かったのに。

そしてぼくも地に落ちました。


逃がしたポケモンの行方 自滅パターン
24サトシ:2007/10/23(火) 03:52:55 ID:???
僕は逃していないから判りません
25名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 03:55:47 ID:???
この書き込みをみたあなたは一週間以内に多かれ少なかれ不幸な目にあいます。
それをふせぐには
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1264736
の動画に「俄か共乙」と書き込んでください。
書き込む回数は問いません。
ただ、多く書き込めば書き込むほど運気は上がります。

ニコニコが見れない人は、この書き込みをより多くの板、より多くのスレへと貼り付けてください。
26名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 06:48:29 ID:???
良スレあげ
27名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 07:07:36 ID:4VGz5R4T
なんて切ないスレなんだ…
(´・ω・')
28名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 07:12:51 ID:???
いつもながら悲しみがわいてくるスレだな
俺の場合は何もさせずにボックスに預けっぱなしってのもかわいそうだから逃がしてるけども

俺ってホント無責任だなぁ
29名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 07:37:35 ID:???
あ、俺が作った歌が載ってる。

ちょっとその前の部分とかも考えてみる。
30名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 17:05:34 ID:???
創世の生命 (元歌創世のアクエリオン ttp://jp.youtube.com/watch?v=trBsbS7KLX0)
命の始まりの日、あなたの手の中で
ムックルたちの声の遠い残響二人で聞いた
得られたもの全て愛したもの全て
この心に思い続け 現在は何処を彷徨い行くの
答えの潜む悲しみの塔
出会わなければ殺戮の天使でいられた
不死なる瞬きを持つ魂
傷つかないで僕の羽根
この気持ち知るために生まれてきた
1≪生まれた時とその瞬間から愛してる
ボックス要員になったころから頃からもっと恋しくなった
コヤシとなりと逃がされたあとも愛してる
あなたを知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えない≫

世界が終わる前に生命が終わる前に
眠る嘆きほどいてあなたの薫り抱きしめたいよ
耳を済ませたあなたとの記憶
失意にのまれ立ち尽くす美しき生命
蘇えれ永遠に涸れぬ光
汚されないで君の夢祈り宿しながら生まれてきた
2≪生まれた時とその瞬間から愛してる
殿堂入りしたころから頃からもっと恋しくなった
何年も立ちとあなたが死んでも愛してる
あなたを知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えない≫

君が繰り返し大人になって
何度も何度も遠くに行って
見守る僕が戦えない僕がくしゃくしゃになったとしても
君のことを思うために
1≪≫2≪≫
31名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 17:57:44 ID:???
その歌にちょっと感動した。
32名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 18:01:28 ID:???
命の始まりの日 あなたの手の中で
キャモメたちの声の 遠い残響二人で聞いた
得ていたもの全て 想ったもの全て
何もかも外れて 現在は何処を彷徨い行くの?
答えの潜む 岩漿(がんしょう)の鎧
出会わなければ ただ笑顔でいられた
不死なる瞬き持つ個体値
傷ついていた 僕の羽根
この気持ちなど僕は 知りたくなかっ(たぁっ)

1≪生まれたその瞬間からもう 愛してる
万年ボックスのころから もっと恋しくなった
コヤシとなり逃がされたあとも 愛してる
主人知ったその日から 僕の時間に音楽は絶えない≫
3332:2007/10/23(火) 18:02:22 ID:???
コピペミスしたorz

>>30をちょっと変えてみた
いやむしろ改悪か

>>32

世界が終わる前に 生命が終わる前に
眠る嘆きほどいて あなたの薫り抱きしめたいよ
耳を澄ませた あなたとの記憶
失意にのまれ 立ち尽くす美しき生命
蘇れ永遠に 涸れぬ希望
汚されないで君の目標
祈り宿しながら 生まれてきた

2≪生まれた時とその瞬間から愛してる
殿堂入りした頃からもっと恋しくなった
何年も立ち あなたが死んでも愛してる
主人知ったその日から 僕の時間に音楽は絶えない≫

君が繰り返し大人になって
何度も何度も遠くに行って
見守る僕が戦えない僕がくしゃくしゃになったとしても
君のことを思うために
34名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 18:11:10 ID:???
替え歌www小学生かよwwwww
35名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 19:27:32 ID:???
私はカウガールのアニー。ズイタウンの下にいます。私は元々初めてのパートナーのビッパを一体持っているだけでした。しかし今は5体も持っています。なぜだかわかりますか?



あれはある夜のこと。一人のトレーナーがPCから出てきました。そして彼は4体のLv.1のビッパを逃がしたのです。そして彼はこう呟きました。
「ち、ビッパとかネタかよ。せっかく諸刃の頭突き遺伝ジーランスのをやったのによ…」
こうして彼は去っていきました。
そして取り残された体当たりしかできないビッパ達。私は見ていられなくなり、4体を育てることにしました。



あのあと、私はできる限りがんばりました。今となってはみんなかけがえのない仲間です。でもあのときのトレーナーさん、なぜあなたはか弱いポケモンを簡単に逃がせるのですか?あなたに良心はないのですか?
36名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 19:47:29 ID:???
>>35
数回読み直してやっとわかった
…良心があるかというと微妙なところだな
37名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 19:54:05 ID:???
>>36
たまたまサプライズタマゴスレ見た後だったから、なんか重かった。
38名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 21:23:31 ID:???
[ポケモン視点]

さようならの意味を知ったのは最近の事だった。

主人である小さな人間は、泣きながら何度もその言葉を繰り返した。
それは俺が初めて聞いた彼女の悲鳴だったのかもしれない。

ポロポロ溢れる涙を舐めると少ししょっぱくて、美味いもんじゃなかった。
主人はもっと泣いた。

どうして泣いているんだ。
誰にイジメられた?

俺があんたを守るよ。

だからなかないで。


夕日が落ちて、泣きながら歩く主人の背中を見送って
俺はたぶん少し泣いた。

明日、主人が笑えばいい。
俺を思い出して泣かなければいいな。

どうでもいいから幸せになってください。
あんなに泣かれれば、生まれてきた意味も価値も十分貰えたから。

おれはけっこうしあわせだったから
39名無しさん、君に決めた!:2007/10/23(火) 21:24:05 ID:???
[主人視点]

私より頭一個大きくて、あったかくて、もふもふしてる。
私が一番最初にお友達になったポケモン。

知らないお兄ちゃんが『こんなのいらない』って川に捨てたの、
なにかと思って棒で引き寄せてみたら、見たことない大きな卵だった。
それから孵ったのが、この子。

私たちずっと一緒。

でも、さようならなの。

パパとママがさようならして、
私もパパとママとはさようなら。

大きくて白い、たくさん子供が居る家に行かなきゃいけないから。

一緒に行きたかったのに、みんなが駄目だって言うから。
連れてきたら『しょぶん』するって言うから。

だから、私からさよならするの。

ごめんねだいすきさようなら
40名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 00:14:16 ID:???
>>35だが、
>>36
良心があるかなんてアニーにはわからないからと思って。

>>37
別にあのスレが悪いとかいう意味で書いたんじゃないぞ?
41名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 00:16:42 ID:???
アゲルナマタワイテクルダロ
42名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 00:23:51 ID:???
>>42
スマソみすッタ…
43名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 00:32:51 ID:???
ウィキに歌の完全版乗せてきたよー。
44名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 00:35:36 ID:???
>>43
GJ!!

ってかあの各話のイカした題はどうやってきめてるんだ?
45名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 00:37:27 ID:???
>>44

俺はウィキ作ってないから知らないが多分ウィキの編集者が考えたんだじゃないか?尊敬するぜ。
46名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 00:51:13 ID:???
亀だが「自滅」に全俺が泣いた。
47名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 01:39:00 ID:???
>>30(創世の生命)歌ってみたんだが意外と深いな

【答えの潜む悲しみの塔】これロストタワーのことだろ、ここを歌った時にはっとさせられた、

ほかにもいろいろあってマジで感動。
48名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 01:42:25 ID:???
前スレの『お爺さん…』を書いた者だが、こんな俺の駄作まで載っけてくれてありがとう。

アレ書いた後反応が微妙だったんでROMってたがまたやる気が出てきたよ。
ネタ思いついたらまた来るわ
49名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 01:50:03 ID:???
また糞スレ建ってるしwwwwww無駄に建ててんじゃねぇよwwwwwww
なんだ?wwwwwまた計算ごっこでもはじめるか?wwwwww
50名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 02:08:39 ID:???
ご主人様に捨てられた。ぼくはいらない子なんだって。
大好きなご主人様に、いらないって言われた。
ぼくはご主人様とずっと一緒にいたいんだけど、ご主人様にとってぼくは不要で、
だからぼくはご主人様に捨てられちゃったの。

ご主人様曰く、ぼくはいらない子として生まれたんだって。
生まれた時からいらない子で、それはもう変えられないことなんだって。
進化すれば空も飛べるのに、それくらいじゃ、いらない子に変わりはないんだって。
ぼくがどんなに努力しても、いらない子に変わりはないんだって。
結局ぼくはいらない子のままで、そしてご主人様に捨てられちゃった。

でもぼくはご主人様と一緒にいたい。
ひとりで過ごすのは怖いし、すごく寂しい。
ご主人様と一緒が良い。
ご主人様はぼくにとって、すごく必要なものなの。
だからご主人様にとっても必要なものになって、ずっと一緒にいたいの。
51名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 02:10:24 ID:???
どうしたらぼくはご主人様に必要なものになれるのかな。
生まれついてのいらない子に、どんなことが出来るかな。
そうだ、ぼくはご主人様が知らないことをいっぱい知ってる。
ご主人様が何も分からなくて困るなら、その時ぼくが教えてあげられる。
そうすればぼくはいらない子じゃなくなって、ご主人様とずっと一緒にいられる。

じゃあ早くご主人様を連れてかなくちゃ。
ご主人様を連れてって、ぼくはいらない子じゃないんだって教えなきゃ。
ぼくはあの世には詳しいから、ご主人様に道案内とか出来ちゃうよ。
だから早く連れてって、ご主人様に認めてもらうの。
ずっと一緒にいてほしいの。


(・×・)<ぷわわー!
52名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 16:18:59 ID:adw7Q1p3
ポエマーの集うスレですね
53名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 16:20:30 ID:???
俺にはこういう作品は作れないからなぁ・・・替歌ならいくらでも作れるけど
54名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 16:43:49 ID:Vzoka5ct
>>50-51
ぷわわかよーーーー。
足跡で既にやられてるのに。
ああわかったよ、ボックス、ぷわわで埋めてやる。
あんたらが逃がしたぷわわ、金曜日に私のとこへ送ってきんさい!
55名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 17:30:36 ID:???
>>53
んなもん誰でも作れるわ
56名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 17:34:22 ID:???
>>55

じゃ作ってみろ、おまえが作れば俺も一作作る。俺のは駄作になりそうだがな、
57名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 17:44:28 ID:???
>>53
SSでも替え歌でも下手でいいから一発作ってみな
それがスレを盛り上げるから
58名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 18:19:08 ID:???
>>51

「炎使いっつってもシンオウじゃ
炎タイプ二種類しか居ないしな・・・。
何か適当なポケモンでも・・・・ん?」

こうしてフワンテはアフロの手持ちとなりました
59名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 18:58:31 ID:Vzoka5ct
J( 'ー`)し<余ったフワンテは引き取るよッ
60名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 19:02:31 ID:???
wiki見てきた
今日から俺もワタールだ
61名無しさん、君に決めた!:2007/10/24(水) 19:33:34 ID:???
ちょwwwww改造wwwwww
62名無しさん、君に決めた!:2007/10/25(木) 03:35:07 ID:???
ぷわわの愛されぶりに全俺が泣いた
631/3:2007/10/25(木) 08:50:23 ID:???
「バイバイ、フワンテ」
なんのことかわからないうちに、僕は外へほおりだされた。
卵からかえって、どんな世界が僕を待ってるのかな。
そんなことを考えていた僕。

ふと、お父さんが、卵のときに僕に言ってた事を思い出す。
「フワンテは、きらわれる」

僕がいま、こうして外にひとりでいるのは、フワンテだから?

寂しいよ。寂しいよ。

そんなとき、天から声が聞こえた。

「こっち来んさい!」

その声のほうを振り向いたら、ふっと気が遠くなった。
642/3:2007/10/25(木) 08:52:02 ID:???
目がさめると、僕は騒がしい部屋のなかにいた。
ふと見回すと、たくさんのフワンテが。

「目がさめた?」
女の子が僕に声をかける。
女の子は小さな機械に目を通すと、箱からポフィンを取り出して、
僕にくれた。僕の好きな「あまいポフィン」。

「ここは、ビッグママの家」
女の子はそう言った。ビッグママというのは、
その女の子に命令をする、マスターなんだそうだ。
でもなんでこんなに、フワンテばかりいっぱいいるんだろう。
そんな僕の気持ちを見透かすように、女の子が言う。

ビッグママは、足跡からポケモンの気持ちを読む人から、
フワンテの気持ちを何気なく聞いた。
その内容は、フワンテは人から嫌われること、
そして、ビッグママがフワンテを好きになったことへの感謝。
ビッグママは泣いて、ずかんとか、
強いポケモンとかどうでもよくなって、
フワンテを幸せにすることを決めたのだとか。

「それ以来、フワンテを見ると私に連れてこさせるの」

別のフワンテをなでながら、女の子はそう言って笑った。
そして僕も、そのフワンテたちと一緒に暮らすことになった。
653/3:2007/10/25(木) 08:53:41 ID:???
それから何十年かの時がたち、寒い寒い冬の日。
ビックママが永い眠りについた。

フワンテとフワライドたちは、ビッグママをそっとかついで、
ゆっくりゆっくり天へ登っていく。

そして、あの世の「すてきな場所」にたてておいたお家に、
ビッグママを連れていった。
目をさましたビッグママは、とても驚いたけど、
それがフワンテたちからのプレゼントであることにすぐ気がついた。
「ありがとう」と声をかけ、フワンテたちを撫でていく。

そして、小さな家に、フワンテに連れられた1人の男性の姿が。

ビッグママより先に天に召された、旦那さんが、
出会ったころの姿で、フワンテに手をひかれて立っていた。
ビッグママもその頃の姿に戻っていた。
そして、ビッグママのお父さん、お母さん、大好きな人たち。
みんながフワンテに連れられて集まっていた。

終わらない時間の中で、ずっとずっと笑顔で。
66名無しさん、君に決めた!:2007/10/25(木) 09:01:28 ID:???
ぷわわといいヨノワールさんといいギラティナといい
ダイパでは「死後の世界(冥界)」の存在が明言されてるからなぁ
67名無しさん、君に決めた!:2007/10/26(金) 07:11:30 ID:???
ぷわわー可愛すぎ
68名無しさん、君に決めた!:2007/10/27(土) 01:46:28 ID:???
最近過疎気味だな
69名無しさん、君に決めた!:2007/10/27(土) 03:43:09 ID:???
作品作る、そしてそれに感想つける
最近逃がした奴等の今後をつぶやいてみる
とかとかで
結構活性化すんじゃないかな
(話スルーされると少し寂しいし…)
70 ◆u7E/JeGxVs :2007/10/27(土) 18:26:30 ID:???
ドクケイルを捨てるのは不安だからせっかくソーラービーム覚えさせて捨てたのに
間違えてチャンピオンロードに捨てちゃったもじゃ
でも、ゲーム終盤にもレベルが低いコイキングがつれるから大丈夫もじゃ?
71名無しさん、君に決めた!:2007/10/27(土) 19:22:03 ID:???

空は広かった。

怖いくらい青い空は、広かった。

暗さなんて、感じさせなかった。

私は、薄暗い所を好む。
薄暗い中の一点の光は、もっと好きだ。
もっと、好きだけれども。
その『薄暗く、少しだけ光の差すような場所』は目の前にあるのだけれど。

ドクケイルは、洞窟に住むべき者ではない。

陸は、遠い。
きっと、とても、遠い。
どれだけ長い海を越えろというのだろうか。
分からない。

だけれど、飛ぶしかない。
私は仕方なく『薄暗く明かりのある場所』の前から去った。
72名無しさん、君に決めた!:2007/10/27(土) 19:26:45 ID:???
どれだけ飛んだのだろうか。
私は、花に覆われた美しい野原を見つけた。
ロゼリアが舞い、フローゼルが泳ぎ、ぺラップが飛ぶ。
そして、私が何故か良く知ったポケモンであるアゲハントを見つけた。
…決めた。私はここに棲む事にしよう。
彼らなら、受け入れてくれるかもしれないから。




あれから、半年が経った。
最初は馴染み難かったものの、月日が経つとすっかりそんなことはなかったかのようになっていた。
そして、私と何体かのアゲハントの間に子供もできた。
……己の生命を、楽しく過ごせたのだろう、私は。
最期に私は、どうしても言いたいことがある。
愛する者たちにか?否、違う。
それとも神にだろうか?…生憎無神論だ。
…少し経ち、私は結論を出したのだ。

ソーラービームを生かせなくてすまなかった、ご主人。



>>70に捧ぐ
性別分からなかったからどっちとも取れるように書いてみたが♂意識してるので悪しからず
つーか♀だと一部の表記が如何わしい意味にとれかねないなこりゃ
73名無しさん、君に決めた!:2007/10/28(日) 19:58:44 ID:???
保守。現在歌作ってます。
74名無しさん、君に決めた!:2007/10/28(日) 20:25:29 ID:???
じゃあ俺も相棒のグライガーでSS作ろうかな
75名無しさん、君に決めた!:2007/10/28(日) 20:57:29 ID:???
と思ったら無理だった
76名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 00:32:10 ID:PhvpEYL+
>>72
レスもらえなくて可哀想(':ω;`)
休日にもかかわらず、丸一日スレストしちゃったね(´;Д;`)
77タマゴ技にいさん:2007/10/29(月) 00:45:13 ID:???
>>72
ドクケイルは花の楽園を見つけたのさ・・
78名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 00:49:12 ID:???
>>321
me too
79名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 00:49:41 ID:???
ぎゃあすごい誤爆
80名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 10:59:16 ID:???
>>76
別にレスなんて期待してなかったから問題ない
第一感想のつけやすい「トレーナーとポケモンの別れ話に絡む感動もの(wikiにある人間の事情での別れみたいな)」が書けないから
常に1つレスがつけばいい方だと思ってる
81名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 14:31:28 ID:???
言い訳してるヒマがあったら、GJを貰えるような作品を書けるように努力しろよ。
中途半端なオナニー作文ならノートの片隅にでも書いてろクズ。
82名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 14:49:30 ID:???
>>81
一行目のみ心に刻み込んだ
83名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 16:02:30 ID:PhvpEYL+
>>81
“中学生のポエム”にそんなに噛みつかんでもいいじゃん
他の板ならともかく、ここは2chトップクラスの厨板だぜ?
84名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 16:06:51 ID:???
>>81
書けもしない奴が言っても説得力ないなぁ
85 ◆u7E/JeGxVs :2007/10/29(月) 17:51:05 ID:???
あらしはむしするほうがいいとおもうもじゃ
86名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 17:53:15 ID:???
あえて強いポケモン逃がそうぜ
87名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 18:24:24 ID:???
こーゆー話題になると必ず>>84みたいな無茶な意見が出るよなぁ……
なんか書かなきゃレスしちゃいけないとかどんだけー

>>81程度の言葉で落ち込む職人なんて元々たいしたことないし
いなくなっても別に困らないわ

>>82だってそんぐらい理解してるんだろうし
もうこの話題は止めない?
88名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 18:26:32 ID:???
全ての逃がすポケモンにオボンの実を持たせようの会。
会長は>>90
89名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 18:28:59 ID:???
KSK
90 ◆u7E/JeGxVs :2007/10/29(月) 18:32:51 ID:???
昔甘い蜜をもたせてたくさん逃がしたことがあるもじゃ
91名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 18:33:45 ID:???
会長不信任決議案を出します!!
92名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 18:38:08 ID:???
ツマンネ
93 ◆u7E/JeGxVs :2007/10/29(月) 19:06:11 ID:???
おぼんのみおいしいもじゃ
はむっはふっはむふっ
94名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 20:15:12 ID:???
とりあえず「はかいこうせん」を持たせて逃がすか。
95名無しさん、君に決めた!:2007/10/29(月) 20:18:42 ID:???
>>94
持たせるのか覚えさせるのかどっちなんだ
持たせるんだったら倒されてから強いポケモンにぶんどられて…さすがにないか

生まれたばかりのポケモンは殆どが破壊光線やギガインパクトは覚えないぞ
例外はミニリュウとかヨーギラスくらい
96名無しさん、君に決めた!:2007/10/30(火) 03:55:20 ID:???
逃がしたゴースはもれなく滅びの歌を覚えていたので
逃がしたムウマと(・×・)はもれなく道連れを覚えていたので

同士討ちで屍の山か…
97名無しさん、君に決めた!:2007/10/30(火) 07:37:59 ID:???
通信交換で海外へ行ったガブリアス元気にしてるかなあ
98名無しさん、君に決めた!:2007/10/31(水) 05:29:17 ID:???
スレ活性化のためにはやっぱりSS書くべきなのかなぁ
99名無しさん、君に決めた!:2007/10/31(水) 17:59:32 ID:???
今小説書いてる最中だけど、ここの職人ウマーな人ばっかだから投下するのに二の足を踏んでしまう…
100名無しさん、君に決めた!:2007/10/31(水) 18:00:51 ID:???
関係ないさ。だから早く投下するんだ・・・
101名無しさん、君に決めた!:2007/10/31(水) 18:02:11 ID:???
替歌を創ってる者だがなかなか作業がすすまないぜ・・・・・
102名無しさん、君に決めた!:2007/10/31(水) 18:22:02 ID:???
>>99
お前が投下すれば俺も何か書いて投下するぜ!!!11
お前が投下しなけりゃ(・×・)の孵化作業に戻るだけさ
103名無しさん、君に決めた!:2007/10/31(水) 18:44:58 ID:???
こんにちは。そしてお久しぶりです。
如何お過ごしでしょうか。
私は今、あなたと初めて出会った思い出の場所で暮らしています。
…此処はよく風が吹き、花も咲き乱れとても美しい場所だと思います。

さて、あの別れの日からもう何日も過ぎました。
…あの、共に旅をし過ごした時間は、今の私にとって、何よりの宝物です。
砂嵐の酷い砂漠を越えたり、海を渡ったり…
ジムリーダーと呼ばれる方々と戦ったこともありましたね。
あの頃は、辛い事や困難な事が多かったですが、
それ以外にも喜びや、初めて見る世界への希望が多かったと思います。
…そういえば、あなたは私に『言葉』と『文字』を教えてくれましたね。
覚えの悪い私が落ち込んでいても、ゆっくり、丁寧に…
私が今、こうして文字で言葉を書けるのは、あなたのおかげです。
本当に、あなたと旅が出来て良かったと感謝しています。

…こんな思い出ばかり語っても仕方ありませんね。
いえ、何故か胸騒ぎがするものですから…
此処最近、何故かよく眠くなるのです。辛うじて起きている、そんな状態です…
それに体が上手く動か無いことが有り、痛みが走るのです。
私はもう十分過ぎるぐらい生きました。
104名無しさん、君に決めた!:2007/10/31(水) 18:45:44 ID:???
かけがえの無いパートナーと呼べる、あなたにも出会えました。
その事を、何よりも誇りに思います。

…また、眠くなってきてしまいました。
大切な手紙を書いているのに…
それに、いつもより深い眠りにつくような…そんな、気がします。
これが『死ぬ』ということなのでしょうか…
でも、不思議と怖くありません。
多分あなたが、沢山の思い出と愛情を私にくれたからでしょうね。

私は最後まで忘れません。あなたが私を逃がした、そのことに大切な意味があったことを…
あの思い出の数々…あなたが私にくれた沢山の言葉…笑顔…
ああ…手に力が…もしかしたら…これが最後の手紙に…

あと、一つだけ…
私は、あなたが無事で、幸せである事を何よりも祈っています。

私の大好きで大切な人であり、かけがえの無いたった一人のパートナーである、あなたへ。
105名無しさん、君に決めた!:2007/11/01(木) 01:35:23 ID:???
>>104
Great Job!略してGJ!
106名無しさん、君に決めた!:2007/11/02(金) 12:25:36 ID:???
ぷわわーやヨノワは冥界の住人ぽいが(というかゴース系以外の(ゴースはポケモンの魂だと思う)ゴースト全般か)
あいつらって死ぬのかな。特にぷわわーは純野生じゃないっぽいが、にがされたら冥界に戻るのかな
107名無しさん、君に決めた!:2007/11/02(金) 15:27:37 ID:???
海外に行ったミロカロスは元気にしてるだろうか…
108名無しさん、君に決めた!:2007/11/03(土) 18:19:58 ID:???
あの送りの泉別れから何日も経った。
主が今生きているのか、それとも死んでいるのかも分からない。
我は捨てられることで助けられたのだ。
主は世界を作り直したがっていた。
この悲しみばかりの世界を作り直すために主は感情まで捨てた。
しかし、それの願いは少年達によって阻止された。
その少年達を私は憎んでいる。
それがたとえ間違っていたとしても憎むことを止めることは出来ない。
その少年達がいなければ我は主と一緒に過ごす事ができたのだ。
あの仲間と一緒に素晴らしい夢を叶える為に生きることができたのだ。
だから我は一人の少年の後を追った。
その少年はすでに四天王を倒しチャンピオンとなっているらしい。
我は復讐を遂げるためその少年を襲った。
結果は・・・惨敗だった。当然と言えば当然である。
チャンピオンにまで登りつめた相手に勝てるはずが無かったのである。
その戦いで重傷を負った我はチャンピオンロードに逃げ込んだ。
奥へ、奥へ・・・傷を癒せる場所へと、そしてそこに彼女はいた。
我は傷を負った体で臨戦体制に入る我。
そんな我を不思議そうに見つめて彼女が呟く。
「怪我・・・してるの・・・?」
我は戦闘態勢を崩さぬままコクリと頷いた。
すると彼女は歩み寄ると我に回復の薬をくれた。
我はその時不思議そうな顔をしたのだろう彼女は言ってくる。
「怪我・・・ダメ・・・・」
それから我の傷が治るまで彼女はそこにいてくれた。
そして我の傷が治ると何も言わずに去ろうとした。
それを見た我は体が何かに引き寄せられるように動いた。
前の主と同じものを感じたのかもしれないし短い期間のふれあいで心が通じ合ったのかもしれない。
それは我にも分からないが、
彼女の前に立った我を見て少女が言った。
「くる・・・?」
それに我は手を出しコクリと頷いた。
109名無しさん、君に決めた!:2007/11/03(土) 18:22:00 ID:???
初めて書きました。
歌しか作ったことが無いので文法とかにおかしな所がありますがそこをつっこまないでください。
あとオリジナルの設定を入れていますが気にしないで下さい。
110名無しさん、君に決めた!:2007/11/03(土) 20:09:12 ID:???
>>109
そこまで悪くないけど
もう少し状況説明がほしいかな
111名無しさん、君に決めた!:2007/11/04(日) 00:45:45 ID:???
>>109
主人公との戦いの後新世界が諦めきれずギラティナに挑もうとするアカギが直前に逃がしたマニューラが主役なのかな?
マニューラ?の心理がよく分かって俺は良いと思うぞ、


112名無しさん、君に決めた!:2007/11/04(日) 02:11:17 ID:???
歌を作った事があるってのにオドロキだなかぐろなかぐろなかぐろ
113名無しさん、君に決めた!:2007/11/04(日) 20:32:59 ID:???
「いらない」という理由で捨てられた方が、
「どうしようもなくて」捨てられるより、幾分マシだと思うのは傲慢だろうか。

優しい主人は高齢で、寿命が来て、死んでしまった。
優しい主人の優しい妻も、息子のいる都会へ行く。


仕方ないんだろう。
俺は無駄に図体がデカイ上に馬鹿みたいに食ってばかりだ。
(そういう生き物として生まれちまったんだ、仕方ない)
主人はそこらへんの事情もわかった上で俺をパートナーに選んでくれたけど、
やっぱり、俺って面倒な生き物だ。


ごめんよぅってションボリしている老婆に、籠一杯の木の実を貰って
俺は山に入っていった。

誰も恨めないって結構辛い。
悪い人がいないってだいぶ辛い。

明日からご飯どうしよう。

俺はからっぽの籠を引っくり返しながら途方にくれた。



(ああ、一個くらい土に埋めときゃ良かった!)
114名無しさん、君に決めた!:2007/11/04(日) 21:29:03 ID:???
>>113
なんだかほのぼのした
…あれ、違う?
115名無しさん、君に決めた!:2007/11/04(日) 22:22:03 ID:???
>>113
自分も逃がされた話のはずなのに何だかほのぼのとした。
表現があっさりしてるからかなぁ。
とにかくGJ!
116名無しさん、君に決めた!:2007/11/04(日) 22:23:37 ID:???
>>113

これは続編がありそうな展開で、

>>113>>109もGJ!
117名無しさん、君に決めた!:2007/11/05(月) 00:41:34 ID:???
>>113
全俺が泣いた
118名無しさん、君に決めた!:2007/11/05(月) 01:09:25 ID:???
っていうか、野生のカビゴンってホントにどうやって生きてんだろうな。
野生で出てくるのはカントーに2匹だけだけどさ。
世界に野生が2匹しかいない=2匹しか生きられない(生態系の許容量が2匹まで)
ってことなら、カビゴン大量に逃がしたら大変なことになるな…。

それとも、カビゴンは実は雑食で、きのみ以外にも魚から鳥からなんでもかんでも食ってるのか?

山1つ食っちまうヨーギラスといい、結構危うい均衡の上にポケモン界って成り立ってる気がする。
ちょっとでも増えたら世界滅亡っぽい。
119名無しさん、君に決めた!:2007/11/06(火) 22:42:58 ID:???
「…本当に、ごめん…」と、目の前にいる彼はそう言った。
とても申し訳ない様な顔をして。
「謝るとか、そういう問題じゃないよな…でも…、」
私は彼が何故、今私にそう謝っているのかを知っている。
確かに謝るとか、そういう問題ではないのだけれども。

何年前だっただろうか。
幼い頃の私は、親と逸れて何処かも分からない草むらでただ立ち尽くしていた。
段々と暗くなる辺りに怯えて、動けずにいた時に、彼が現れた。
「こんな所に…珍しいな。お前、こんな所にいたら危ないぞ、ほら…」
そう言って、彼は私を助けてくれた。
彼の親は私を見て、「あら、可愛いポケモンじゃない。」と言った。
彼の友達に会った事もあった。何処かで聞いた、「個体値」「努力値」…
よく分からないけれど、彼の友達はそれをとても気にしているらしく、
私を横目でチラりと見て、彼に何度も説明していた。「強さが違う…」とか。
しかし、彼はいつも「コイツはコイツだから」と言って私を撫でていた。
そのことがとても嬉しかった事も鮮明に覚えている。
彼を乗せて広い野原を駆け回ったこともあった。

優しかった彼の親が、私を良く思わなくなったのは、私が進化した頃からだった。
「進化するのは良いけどね、大きすぎるのよ…家に入れたくないのよ。」とか、
「食事代とかも考えてよね」とか、私への不満を述べる親に、私はあまり親しみを感じれなかった。
実際私は木になっている木の実を食べたりしていたのだけれども。
そして、時代の移り変わりによって、中心の都市へと彼の家族は引っ越すことになった様だ。
「あのポケモンも連れて行くの?此処みたいな田舎じゃないんだから勘弁してよね」と、
彼の親は私を嫌そうな目で冷たく見つめていた。
120名無しさん、君に決めた!:2007/11/06(火) 22:44:45 ID:???
そして、彼は私との別れを決意した様だった。
彼の親の強い押しに、彼は最後まで反対した。
何年も一緒だったし、逃がすという行為に気が進まないようだった。
けれど、親の権力には敵わなかったようで、最後まで悔しそうに泣いていた。
別れの最後に、彼は「悪いのは逃がす決断をした俺だ。
だから、俺の親を憎恨んだりしないでやってくれ…恨むなら、俺を恨んでくれ…」
そして、「…本当に、ごめん…」と、彼はそう言った。
…私には、私をとても大切に育ててくれた彼を
恨もうとか、憎む、などということが出来なかった。
彼が私を大切にしてくれたことを知っていたし、
私が彼の長年のパートナーであったため、彼が私と同じようにとても辛い気持ちを分かっていた。
彼をチラりと見ると、声を押し殺して泣いていた。
…もしかしたら、その時私も泣いていたかもしれない。
そして、私は静かにその場を走り去った。
遠くで彼が『ギャロップ』と私の名前を呼んだ。私は振り向かずに、夜の森へ姿を消した。


あの別れから何年経ったのだろうか。
彼の家族は遠い街へと引越し、嘗ての彼の家はもう無くなっていた。
鮮やかに覚えていた彼との思いでも少しずつ、少しずつ薄れていく。忘れたくは無いのに。
そんな時に、私は大抵広い野原にいた。彼を乗せて走り回った野原に。

此処にいると、彼との昔の思い出を、鮮明に思い出せる様な気がして。
121名無しさん、君に決めた!:2007/11/06(火) 23:30:49 ID:???
>>120
アホしたorz

×「だから、俺の親を憎恨んだり」
○「だから、俺の親を恨んだり」
だ…すみませんでしたorz
122名無しさん、君に決めた!:2007/11/07(水) 18:38:27 ID:???
>>121
ドマ、それとGJ!!
ついでにあげようか(´・ω・`)
123名無しさん、君に決めた!:2007/11/07(水) 20:50:59 ID:YHl9DzVm
金銀版で卵用にメタモンをずーっと育て屋に預けてたんだ
んで、久しぶりに付けたらいねぇの
レベル80は越えてたのに、ボックスの中にもどこにもいなくなってた

にがしたって言うより、にげられたのかな?

124名無しさん、君に決めた!:2007/11/07(水) 21:05:42 ID:???
>>120
メタモンは自分が自由になれることに気付いてしまったんだね。
レベル80越えだもの、檻くらい飛び出せるさ。
125名無しさん、君に決めた!:2007/11/07(水) 21:06:31 ID:???
おっと間違えた。
124は123宛。ごめんね。
126名無しさん、君に決めた!:2007/11/08(木) 10:36:08 ID:???
>>120
泣けた。

そのギャロップを、必要って人がまたあらわれるといいね。
脚の悪い女の子、とか。
127名無しさん、君に決めた!:2007/11/08(木) 23:18:35 ID:???
この前GTSでギャロップが来たんだがもしかして……って思った。


変な事書き込んじゃってサーセン
128名無しさん、君に決めた!:2007/11/10(土) 16:20:31 ID:???
・・・あげ
129名無しさん、君に決めた!:2007/11/10(土) 17:09:40 ID:T5JIcd1v
逃がしたポケモンたちは生態系を崩さないよう、即保健所で処分されます。
130名無しさん、君に決めた!:2007/11/10(土) 18:12:38 ID:???
>>129
認めたく無いが、それもあるかも…
131レアコイル ◆u7E/JeGxVs :2007/11/10(土) 18:17:52 ID:???
たしかにわれわれがふえたら磁気嵐が起きるらしいから
大量に逃がしたらえらいことになるね
132名無しさん、君に決めた!:2007/11/10(土) 21:43:44 ID:???
大量に逃がされると害のあるやつは、やっぱり駆除されちゃうのだろうか…
133名無しさん、君に決めた!:2007/11/11(日) 00:22:31 ID:???
ベトベターだのドガースだのを逃がしまくったら相当環境が汚染されるだろうな
テロ認定されてトレーナーも処分されかねん
134名無しさん、君に決めた!:2007/11/11(日) 02:10:24 ID:???
>>133

俺は今ドガースを爺前固定で粘ってるからとりあえず大丈夫だな……ベトベターはむしろ工場区でヘドロなんか食べてくれそうだからむしろ環境を正常化してきそうな感じがするんだが…


ついでにSS書いとく。


「よろしくな、俺のニドラン!」
 少年は、生まれたばかりのニドラン♂を抱き上げ、満面の笑みを浮かべていた。
 命の誕生の瞬間……いつ立ち会おうと微笑ましくも嬉しいものである。

 ……が、少年よ。ワシは一つだけ問いたい。

「少年よ。それだけそのポケモンが好きなら、何故今まで数多くの同種を犠牲にするような事をするのだ」、と。
 ワシも若い頃はトレーナーとして、パートナーと共に野山を駆け抜けて、何人ものトレーナーとバトルし続けた。
 ワシの隣で、いつも一緒に戦ってくれたアイツ……今は引退し、もうアイツは居ないが、それでも鮮明にあの頃を思い出せる。


 少年よ。大切なのはポケモンの能力などではなく、そのポケモンと過ごして来た日々なのではないのか?

「大事に育てるんじゃよ」
 最後に少年にワシから言える言葉は、ただそれだけだった。

 願わくば、生まれた命に幸の多からん事を……


(チラ裏)
ちょっと厨臭いな。目汚しスマソ
135名無しさん、君に決めた!:2007/11/12(月) 17:50:51 ID:???
あげてみる
136名無しさん、君に決めた!:2007/11/12(月) 18:13:22 ID:???
134にGJと言ってみる。
137名無しさん、君に決めた!:2007/11/15(木) 18:04:37 ID:???
最近流れ衰えてるよね・・・
って訳であげ・・・てみる
138名無しさん、君に決めた!:2007/11/15(木) 18:57:32 ID:ph5sa7v/
ポケモンセンター内でホエルオー辺りを逃したら建物倒壊するよな…
あとデパートの屋上に重いの撒き散らしたり…
自分自身は鳥に乗って高みの見物…
139名無しさん、君に決めた!:2007/11/15(木) 19:39:48 ID:???
マルマインやビリリダマが自然界にいるのが…プラスチックぽいし。
それにしても個体値選別で俺の逃がしまくったラルトスどうしてるかな。
140名無しさん、君に決めた!:2007/11/16(金) 02:42:05 ID:???
メタモン…。多分この世で最も逃がされたポケモン。
141名無しさん、君に決めた!:2007/11/17(土) 21:20:03 ID:???

「ごめんね、君じゃダメなんだよ」

…あいつは、何度も謝ってまた同族を草原へ放す。
もう何度目だろうか。
他にも無言で幼いポケモンを逃がす奴、
酷い言葉をかけて逃がす奴もいる。

そんなわけで、このズイ付近の草むらはすごい事になっている。

あいつらは生まれたての同族を野性の世界に放している。
…今まで何匹逃がされたか。
今まで何匹殺されたか。
今まで何匹飢死したか。

俺はまだ強い奴らに見つかっちゃいない。

何処の誰だ、あんな凶暴なアブソル逃がした奴は。
見つかったらはい終わり。
奴の経験値にされて、食料にもされる。

強い奴に見つからなくても飯がない。
同族の死体を食うしかなかった。
正直気が引けるが、本当にここらへんには飯がないのだ。
遠出すればアブソルやポチエナ軍団に襲われる。
俺はまだ鳴き声ぐらいしか使えなくて、野生のポケモンには勝ち目がない。

…あ、またあいつが来た。

「ごめんね、君もダメみたい」
142モンジャボ ◆u7E/JeGxVs :2007/11/18(日) 08:58:38 ID:???
>>139が逃がしたらるとすは
  あぶそるにたべられちゃったみたいね
143名無しさん、君に決めた!:2007/11/18(日) 09:58:49 ID:???
>>141の文章を見てたら、脳内に昨日逃がした、♂のパッチールを思いだした
144名無しさん、君に決めた!:2007/11/18(日) 20:07:46 ID:???
イワヤマトンネルにて。
主人公「お、こっちのワンリキーのほうがレベルが高いぞ」

レベルの低いワンリキーを逃がす。

シオンタウンの女の子に話かける
「あはは、そうよねあなたのかたに白い手があるなんて見間違いよね」


ワンリキーテラコワスwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
145名無しさん、君に決めた!:2007/11/19(月) 02:53:12 ID:???
「どこへでも行け」

 僕のご主人様は、最後にそう言った。
 僕がバトルで活躍出来なかったから、僕がご主人様の期待に応えられなかったから……

 今まで、僕はご主人様の為にずっと頑張ってきた。
 ずっとつらい訓練にも耐えてきたし、ずっとずっと辛いバトルにも頑張って勝ってきた。
 全部、ご主人様に褒めて欲しかったから……ただ、僕はご主人様に褒められたかったから頑張ってきたんだ。

 でもご主人様は、僕がどんなに頑張っても褒めてくれなかった。
 そして、ご主人様は僕を「使えない奴」と言った……

 僕、どうすればよかったんですか?
 もっと、もっとご主人様の言う事をちゃんと聞いて、もっともっと頑張ってればよかったんですか?

 ……けど、何度問いかけても…振り返らずに去っていくご主人様は何も教えてくれなかった……




アニメのシンジにキレて勢いだけで書いた。特に反省はしていない。
アンチスレに逝けって言われそうだな……少なくとも廃人ではあってもこうはなりたくないな。
146名無しさん、君に決めた!:2007/11/22(木) 10:20:01 ID:???
携帯から頑張る
――――――――――↓


『我々は政府の邪悪なる圧力に屈しない!』


なんか長ったらしい台詞をはいている。

ぼくの主人はたぶん馬鹿だ。



ぼくのカタチとそっくりな風船でお空を飛びながら、お空の下に紙屑を撒き散らして主人が叫ぶ。
マイクを使ってるみたい。
あちこちのスピーカーから主人の声が響いてうるさい。


147名無しさん、君に決めた!:2007/11/22(木) 10:21:30 ID:???
この人も悪い人じゃないんだけどなぁ。

ただちょっと、思い込みが激しくて目立ちたがりで変な電波を受信してて妙な信者がついちゃってるだけで、
黙っていれば優しいところもあるような気がする程度にはイイヒトなのになぁ。


『私は戦う!魔の巣食うこの国から人々を救う為に!』

あ、今 うまいこと言ったと思ったな。
ツマンナイです主人。
(ちょっと笑ってるのが気色悪いです主人)


148名無しさん、君に決めた!:2007/11/22(木) 10:23:40 ID:???
『この腐った社会に神の鉄槌を―――!!!』


パカリ

風船から落とされたボールからぼくが落ちる。

ひゅるるるる〜って風の音。


やっぱりぼくの主人って馬鹿だ。

ぼく、ちょっとだけふくよかなタイプだから、このまま落ちると下にあるデパート潰しちゃうよ。

149名無しさん、君に決めた!:2007/11/22(木) 10:25:14 ID:???
『さらば同士!君の雄志を忘れない!』

うるさい馬鹿。
全然うまくないんだから言葉遊びはつつしんで。

(同士と雄志がかかってるなんてぼく位しか気付いてくれないんだからね)(あとで気付いて泣けバカ)



このまま落ちたらみんな死んじゃうし、ぼくも死んじゃうよ。

馬鹿。




こんな馬鹿、嫌いになれなかったぼくが一番バカだ。





テロ行為に利用されたホエルオー。 138 を見て妄想。
ホエルオーかわいいよだいすきだよホエルオー。
150名無しさん、君に決めた!:2007/11/23(金) 12:39:13 ID:???
>>149
逃がしたとは少し違うけどGJ
151名無しさん、君に決めた!:2007/11/23(金) 14:43:13 ID:???
>>149
GJGJ
ホエルオー・・・
152名無しさん、君に決めた!:2007/11/23(金) 20:11:52 ID:???
やっと臆病めざぱ氷サンダースが完成したので来ますた
153名無しさん、君に決めた!:2007/11/24(土) 01:48:35 ID:???
>>152

貴様はそれを作る為に、一体何体のイーブイを犠牲にしたか知ってるのか!?(某中国人ガ●ダムパイロット風に)
154名無しさん、君に決めた!:2007/11/24(土) 23:54:33 ID:???
>>153
細かいことは気にしない主義だ。てかそのネタシラネ
155名無しさん、君に決めた!:2007/11/25(日) 15:31:17 ID:???
よし、またSS考えるか。
156名無しさん、君に決めた!:2007/11/25(日) 17:43:31 ID:???
>>153
貴様は一日に食うオレンの実の数をいちいち数えているのか?
157名無しさん、君に決めた!:2007/11/25(日) 20:05:36 ID:???
>>165
ボクタイで似たセリフを聞いたような
「お前は覚えているのか?自分が食べたブタやウシの名前を」

俺は捕まえたのは逃がすけど、
卵から生まれたなら性格不一致でもニックネームつけてBOX保存
機会があれば交換に出してるぜ!
158名無しさん、君に決めた!:2007/11/25(日) 21:08:27 ID:???
>>157
キミとはいい友達になれそうだ(前半のネタ的な意味で)
159名無しさん、君に決めた!:2007/11/25(日) 22:28:04 ID:???
>>165に期待
160名無しさん、君に決めた!:2007/11/26(月) 00:56:43 ID:???
100匹近くのヒトカゲを親のリザードンと一緒に逃がした俺テラヤサシスwwwwww
161名無しさん、君に決めた!:2007/11/26(月) 07:42:28 ID:???
逃がすのもったいなくてGTSで放流しているけど、あいつらいま幸せかなぁ…
162名無しさん、君に決めた!:2007/11/27(火) 01:41:20 ID:???
最近GTSに流すと必ずと言って良いほど海外に行くんだが……
向こうのトレーナー、ウチのポケモン可愛がってるんだろうか?

一応Vを持っては居るんだけどな。必須箇所じゃないだけで。

え?俺?向こうから来たの大抵Vがないから再放流w
163名無しさん、君に決めた!:2007/11/27(火) 22:25:59 ID:???
子供の頃、弟がポケモンを拾ってきた。
弟が6歳か7歳か、詳しくは覚えていないが
ポケモンをゲットできる年齢でなかったことは確かだ。

あのポケモン。
とても小さくて生まれたばかりだった。
小さくて、震えていたピチュー。

当時の私も、ポケモンをゲットできない10歳未満だった。



たとえば、私が10歳以上で、空のポールを持っていたら、
迷わずボールを使ってポケモンセンターまで走っただろう。

たとえば、私が大人であり移動手段と体力を持っていたら、
迷わず山を越えて街にあるポケモンセンターまで走れただろう。

私はその両方を持っていなかった。
164名無しさん、君に決めた!:2007/11/27(火) 22:28:12 ID:???
弟の腕の中でどんどんと冷えていく小さな命。
それが動かなくなったとき、弟は泣いて私に言った。

「おねえちゃん、たすけてあげて!まだしんでないよ!」

私は、無力だった。



何も出来ない。何が出来るかもわからない。
何をしてあげれば良かったのか?
せっかく生まれてきたあの命は、寒さだけを知って消えた。
ピチューは弟を頼り、弟は私を頼った。私は何も出来なかった。



泣いてしゃくりあげる弟をあやしながら、ピチューを土に埋めた。
小さな墓穴は酷く簡単に掘れて、私と弟と2人で手を合わせた。
165名無しさん、君に決めた!:2007/11/27(火) 22:29:04 ID:???


その数日後か、1人で遊びに行っていた弟がまたピチューを連れて帰ってきた。
今度は2匹。
そして弟は顔面鼻血塗れの満身創痍。
我が家は大パニック。

母と父が「何があったのか」と問い詰めるも、弟は黙秘権を施行してだんまりを続けたまま、
ただ私にだけ、コッソリと 

「おねえちゃん、ぼく、なにがあってもポケモンをまもるよ。
ポケモンはともだちなんだ!どうぐじゃないんだよ!」 

と、熱く語ってくれた。



当時から『能力値』というものでポケモンを選別して、捨てるというトレーナーが存在していた。
当時は意味などわからなかったが、今ならわかる。
たぶん弟は、生まれたばかりのピチューを捨てるトレーナーを見つけたのだろう。
そして殴りかかって反撃された。 きっとそんな所だろう。


166名無しさん、君に決めた!:2007/11/27(火) 22:30:17 ID:???
今、私はポケモンセンターで働いている。
隣には、ついこのあいだライチュウに進化した私の大切なパートナー。

弟は世界中をピカチュウと一緒にまわっている。
ポケモンレンジャー、だったか。そういう名前の仕事をしているらしい。
あまり連絡がつかないからよくわからないのだけれど。



小さなピチューが私達の前で死んでいった日から、もう何年もたった。
子供だった私達は大人になり、もう一緒に走り回ったりしない。

どんなに時がたっても、自分勝手な理由でポケモンを捨てていくトレーナーが絶えない。


私は、私なりの方法でそんなトレーナー達と戦おう。




「すいません!あの、道路にピィが倒れてて!動かないんです!!」

この街には育て屋がある。
毎日毎日低いレベルのまま捨てられ、ケガをするポケモンたち。

「骨が折れているのかもしれないわ、すぐに診察するわね!」

1匹でも元気で、生きる喜びを知ってもらうために。
私は 戦う。
167名無しさん、君に決めた!:2007/11/28(水) 20:26:08 ID:???
>>166
GJ!(´;ω;`)
168名無しさん、君に決めた!:2007/11/29(木) 22:10:00 ID:???
あげてみる
169名無しさん、君に決めた!:2007/11/29(木) 22:11:19 ID:ENR/od/2
>>166
イイハナシダナー
170名無しさん、君に決めた!:2007/11/30(金) 13:24:23 ID:???
ポケモンなんざ所詮データの一部だろうが
クズ個体の奴を逃がしたら可哀想とかバカじゃね?
ボックスに保存しておいても邪魔になるだけだろ
171名無しさん、君に決めた!:2007/11/30(金) 14:41:30 ID:???
想像力が貧困な人は可哀想だ。
視野が狭いらしい。
172名無しさん、君に決めた!:2007/12/01(土) 03:33:09 ID:???
>>170

ハイハイ釣乙
173名無しさん、君に決めた!:2007/12/01(土) 15:35:43 ID:???
>>170
バカはどっちだか
174ポケモン:2007/12/01(土) 19:48:06 ID:???
みんな、私のために争わないで!
175 ◆u7E/JeGxVs :2007/12/03(月) 21:23:08 ID:???
ぽけもんしょうぶとしょうしたかつあげしてるしゅじんこうになにをいってもむだよ
176名無しさん、君に決めた!:2007/12/03(月) 21:29:36 ID:???
ボックスがそろそろいっぱいになりそうでも、
なつき進化させたやつを逃がす気にはなれない。
177名無しさん、君に決めた!:2007/12/04(火) 21:07:45 ID:???
そしてあげ
178名無しさん、君に決めた!:2007/12/05(水) 04:23:21 ID:Icdv5orD


それが私と「 」の最後の別れでしたね
時の流れは、キャタピーの進化のように早く感じます

覚えていますか?マサラタウンで私と「 」が初めて出会った日のことを
あなたは威嚇し噛みつく私を思い切り抱きしめてくれましたね
あの日のマサラタウンの空はとても青く澄んでいた

覚えていますか?旅の思い出を
服は所々破れ、靴は擦り減り、迷った時は何も食べずに過ごす日もありましたね
でも、それでも「 」は笑顔を絶やさない人だった

覚えていますか?
お月見山の秘密の場所
「 」と私、そして仲良くなったピッピとプリン達で歌い踊りましたね
ごつごつした岩の広場は月明かりに照らされてそれはそれは幻想的で綺麗だった
あの後そのまま寝てしまった「 」は、朝起きて身体中痛いと言っていた
そりゃそうですよ、あんな岩場で寝たんですもの
でもそんな、優しくて勇敢で、それでいてすこし間の抜けた「 」が私は大好きでした
179名無しさん、君に決めた!:2007/12/05(水) 04:26:54 ID:Icdv5orD
だけど
「 」はその分正義感も強すぎた
単身、ロケット団のアジトに侵入し
結果は返りうち
あたりは血の海
酷いとは正にこのことだった
その時の私は「 」と一緒に死ぬつもりだった
でも、「 」は最後の力を振り絞り転送装置で私をオーキド博士の元へと託した
「楽しかったよ」たった一言それだけを言い残して

天国にいる「 」は見ているでしょうか?
今日のマサラタウンは私と「 」が出会った時のように青く澄んでいます
だけど
私の心は雨が降っているのです

ああ、そうだ明日私はマサラタウンを旅立とうと思います
こんなことを言ったら叱られるかもしれませんが
あの時進化すらしてなく何も役に立てなかった私は
今まで自分自身を許せずにいました
でも今は違う
私は「 」の意志を継ごうと思います
だからもう少し待っていてください
多分私もそっちにすぐ逝きますから
あなたを殺した奴らも少しくらいは道ずれにできるでしょう
その時は私を思い切り叱って下さい
そして初めて出会った時のように抱きしめて下さい
180名無しさん、君に決めた!:2007/12/05(水) 06:54:51 ID:???
ロケット団したっぱ「ヒャッハーwww汚物は消毒だwwww死ねやクソポケ!!!!」


コラッタ「ギョボギョボギョボギョボギョボギョボ。」
181名無しさん、君に決めた!:2007/12/05(水) 17:27:01 ID:???
みんなロケット団が嫌いなのな(´・ω・`)
182名無しさん、君に決めた!:2007/12/05(水) 21:09:56 ID:???
逃がされたポケモンがロケット団に拾われ、強くなって復讐する、という話が思い浮かんだ。
誰か書かないか。
183名無しさん、君に決めた!:2007/12/06(木) 19:40:44 ID:???
このスレ見てから固体値粘れなくなったじゃないか
184名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 05:46:01 ID:???
好きなポケモンはにがせなくなったが、嫌いなポケモンには容赦なくなった。
あのコロなんとかいうクソ虫とか、うるせー椋鳥とか。
わざとレベル高いとこで低レベルでつかまえたのにがして
「食べられちゃってくださいね(^o^)」とか考えてる。
我ながらゲームに対してムキになりすぎだ…
185名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 15:10:29 ID:???
辛い、寒い、寂しい。
それは私がご主人に捨てられてから一月過ぎた頃に起きた。

生まれてすぐ甘い飴を与えてくれたご主人。それから値がどうのと言って、私を地面に叩きつけた。びっくりして足元に近寄れば、おなかを強く蹴り上げられた。いたい!
そして大型野生ポケモンが生息するくさむらに放たれる。自分の何倍も大きな敵から逃げ回って、時には体に傷をいっぱい作って死にかけて――それでも耐えた。精一杯生きてきた。

這々の体で町にたどり着き住み着いた私は、今日も命をつなぐためにゴミあさりをしていた。町のトレーナーに連れられたポケモンをみる度に胸が苦しくなる。今では寂しさに加えて、私を捨てたご主人に恨みさえ抱くようになっていた。

そして、それは起こった。胸にRとかかれた黒服の集団が、町を襲撃したのだ。

「僕のゲンガーが!」「わたしのキュウコン!」

逃げまどう人々から自慢のポケモンを奪い取る黒服たち。弱い野良ポケモンは次々と屠られていく。
私は慌てて路地裏に飛び込み、ゴミの山に隠れた。

「はっ、めぼしいポケモンは全て捕獲しました。直ちに本部に戻……ん?」
『どうした?』
「いえ、今ゴミが動いたような」

がさ、と足でゴミをよけて、通信機を持った黒服が私の顔を見た。見つかった……!助けて、まだ死にたくない……!

「……」

黒服の手が首筋に触れる。びくりとして黒服を見れば、彼は私の首につけられたマークをなでていた。

「マーキングか……だいぶ薄汚れてるけど、お前、人に飼われてたのか」

しばらく沈黙したあと、何を思ったのか彼は私を抱き上げた。私は驚いて暴れ出す。

「いてっ!引っかくな、何もしねえよ!噛むなってコラあだだだだだ!!」

そのまま彼は鳥ポケモンに乗って、私を大きな建物に連れていった。
186名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 15:13:51 ID:???
建物の中には、年輩の男が数人と、若い黒服たちがいっぱいいた。

「シティで捕獲したポケモンです」
「ご苦労。ところでお前……」

彼が奪ったポケモン入りの大量のモンスターボールを受け取った年輩の男は、眉を寄せて私を見た。依然彼は私を抱えたままだ。

「戻りが遅いと思ったらそんなものを拾ってきたのか。弱いポケモンは受け取れないぞ」
「承知しております」
「そんなクズ、育てても大した玉にならんだろう」
「はっ、ですが俺はコイツを育ててみたいと思いまして」
「……物好きな新人だな」

甘いことを言っていては出世できんぞ、精々頑張るんだなと言い残し、年輩の男は奥の部屋に去っていった。
彼はそれを見送ると階段を登り、だだっ広い建物の屋上に出た。空がきれいだ。

「ほら、メシ」
「……?」

目の前におかれたのはポケモンフード。彼を見上げると、食えよ、と促された。彼は空腹に負けてがっつく私を眺めて微笑んでいる。

「お前、ご主人に捨てられたんだな?」
「……」
「俺もさ、親父とお袋が借金だけのこして逃げやがって。悪さしてる内に誘われてロケット団、てわけだ……。まあ、お前にこんなこと言ってもわかんねえよなぁ」

軽く笑う彼の手が、私の頭をくしゃくしゃ撫でる。久しぶりに触れた人の手は、温かかった。

「わっ舐めるなよ、くすぐったいだろ」
「きゅう!」
「ははは……いてっ!ツノ、ツノ痛いって!あだだだだ!!」

寒い寒い町を吹く風はあんなに冷たく感じたはずなのに――屋上を吹き抜ける風は、心地よかった。
187名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 15:17:01 ID:???
あれから数年。私の首筋からマークはもう消えていた。代わりに新しく、今のマスターにつけてもらったRの字が誇らしい。
例え他の人間から非道と言われようと、マスターの為にならどんな命令でも従える。

「幹部!大変です、あのガキもうすぐこちらへ――」
「慌てるな、たかが子供一匹だ。……頼むぞ」

――どうやら侵入者がここまでやってきたらしい。幹部となったマスターのそばに控えていた私は、深く頷いた。


「覚悟しろロケット団!」

本部に乗り込んできた子供を見て、驚いた。こいつはかつてのご主人だ……。けれどもう未練なんてない、こいつは私を捨てたのだ。今のマスターが私をもう一度生きさせてくれた。
――今は温かいし、辛くもない。

「いけ、僕のパートナー!」

繰り出されたのは私と同種族のポケモン。多分、私の兄弟だろう。
勝てる。圧倒的にこちらのレベルは高い。

「……やれ、かみくだく!」
「ああっ!そんな?!」

迷いなく首に牙を突き立てる。そして倒れた兄弟を踏みつけて、かつてのご主人に毒針をお見舞いした。特になんの感慨もない。
肩に重みを感じて振り返れば、マスターが撫でてくれていた。


「よくやったな」



――マスターのその一声が聞きたくて、今日も私は働いている。
188名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 17:18:47 ID:???
何匹逃がしたんだろう。何十…、いや、何百の…
強い奴が生まれてきてさえくれれば良かった。
逃がした奴等のその後のことは、興味が無かったと思う。寧ろ、考えもしなかった。


目の前の敵を見る。またこのポケモンか…
目の前にいる敵、その隣のポケモンを見た後、
自分の隣にいるパートナー、ガブリアスをチラりと見る。
ガブリアスは非常に困ったような顔をしていた。

何故なら、敵の隣にいるのもガブリアスだった。

ギンガ団のアジトに乗り込んだは良いものの、
下っ端も、幹部もガブリアスで勝負を挑んでくる。
フカマルは、生息地の問題なんかもあり、捕まえるのが面倒な面があったりしたはずだが…

「何で?って顔してんな」と、敵は言った。
「ギンガ団の手持ちがガブリアスなのがそんなに不思議か?」
「まぁ、な。おまけに遺伝技…」
「へっ。ラッキーだったぜ。遺伝技を持ったフカマルがそこら中にいたんだからよ。
不思議な話だろ?」

まさか。
189名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 17:19:20 ID:???
「フカマルがいた近くに育て屋があったからな。
大方どっかの無責任なトレーナーが逃がしたりでもしたんだろう。」

その言葉で、全部を理解した。
目の前にいるガブリアス、先程倒した何匹ものガブリアスは、俺の隣にいるガブリアスの、兄弟だ。
俺が、全部逃がした…フカマル達。

気不味そうな顔をして、俺の隣にいるパートナー。
ガブリアスは、きっと最初から分かっていたんだろう。
このアジトへ乗り込んで、敵と戦った時から。
目の前で次々と倒れていくポケモンが、全部自分の兄弟達であることを。


…敵の隣にいるガブリアスを見ると、俺をじっ、と見つめていた。
ガブリアスのその瞳が、「どうして、助けてくれなかったの…」と
静かに語るのを、俺は唯見つめることしか出来なかった。
190名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 17:19:24 ID:???
ありがとう保存しとくよ
191名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 17:21:20 ID:???
上のは>>187宛て…
192名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 18:41:43 ID:???
>>185-187>>188-189 乙!
道端のトレーナーとかが自分の逃がしたポケモン捕まえている可能性もあるよな。

193名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 19:28:05 ID:???
>>185
GJ 不覚にもしたっぱが可愛いとオモタ
194名無しさん、君に決めた!:2007/12/07(金) 20:19:52 ID:???
トレーナーじゃない人に拾われて飼われたりしないかな。
孤児院でエプロンつけて子供達のオムツを洗うソーナンスとか。
195名無しさん、君に決めた!:2007/12/08(土) 15:35:39 ID:???
>>194
それは可愛いな。

ついでにあげとくか…
196名無しさん、君に決めた!:2007/12/08(土) 16:53:39 ID:???

197名無しさん、君に決めた!:2007/12/08(土) 17:12:19 ID:???
俺が逃がした大量のイーブイ達は今頃自慢の裏庭にいるだろうな
198名無しさん、君に決めた!:2007/12/08(土) 21:07:44 ID:???
話って今のところ全部で86話だったんだな。知らなかった。
199名無しさん、君に決めた!:2007/12/10(月) 06:51:23 ID:???
僕ゴマゾウ。産まれてすぐにポケモンセンター地下のナントカっていうところに
兄弟と一緒に連れて行かれて、シミュレーターでとっても強くなった設定で戦った。
っていってもすぐに引き分けになっちゃって、不思議に思いながらご主人様を見たら
なんだか一生懸命メモをとっていた。
それで、その後そのメモを見ながら僕達兄弟全員にマークをつけはじめたんだ。
僕達兄弟は6匹もいたんだけど、ご主人様は「1匹も満足なのいないな…」と
呟いた。

それから僕は戦って強くなった。今はLv93にもなった。秘伝技だってたくさん
覚えてる。バトルが終わってものを拾ってくると、ご主人様は頭をなでてくれる。
だけど、全然Lvが低いままの兄弟もいる。あの子はLv40、あの子なんて全然
育ててもらえてない。だけどご主人様は6匹のうち何匹かをとっかえひっかえ
連れまわしてくれる。進化は何でかさせてくれないけど、ご主人様はやさしいし
大好きだ。

…でも、きのう見ちゃったんだ。ご主人様は僕達と同じように、沢山産まれた
兄弟ニューラとヒコザルをナントカに連れていって、同じようにメモを見ながら
マークをつけていた。そうしたら、ご主人様は軽い舌打ちをしてニューラを
一匹残らず逃がし始めたんだ!ニューラは分厚い毛皮をもってるから、あんな
暑い火山に逃がされたらとってもしんどいんじゃないかなあ…と僕は心配に
なった。ヒコザル達はその様子を見てすっかり怯えていたけど、ご主人様の
「お前達はにがしたりしないよ」って言葉に安心したみたいだ。
…でも、やっぱり僕は聞いちゃったんだ。「ヒコザルは通貨として使いやすい
からな。ポケモン交換で色々と役に立ってもらうぜ」っていうご主人様の
ひとりごと。

数日後、ヒコザルたちはみんなどこかへいっちゃった。
僕たちにはこんなにやさしくしてくれたのに、ご主人様どうしちゃったんだろう。
今日ね、「通信交換でヒメグマと色違いパチリスが手に入った!しかもLv40とLv92!
両方ものひろいだぜ!」ってことを嬉しそうにご主人様が言ってたんだ。

なんか、嫌な予感がする。でもきっと気のせいだよね。ね、ご主人様。
200名無しさん、君に決めた!:2007/12/10(月) 19:41:08 ID:???
>>199
GJ!

いつもここに投下されてる小説読んでて思うんだが、小説に挿絵と音楽付けて動画にしたら号泣してしまいそうだ…
201名無しさん、君に決めた!:2007/12/10(月) 21:44:29 ID:???
ご主人は、僕をこの森まで連れてきた。
僕は、この森に帰ってきた。

森は戻ってきた僕に、暗く煙たそうな顔をしている。
そんな時に限って僕は、遠くから突然聞こえた鳴き声に驚き、体中の毛を思わず逆立ててしまう。
ご主人はそんな僕を案じてくれているのか、優しく声をかけてくれた。

僕は大丈夫。
そのうち何処かで野垂れ死にしてるかも知れないけど、それが僕の知ってるルール。

そう心の中で思っていると、あるポケモンがご主人の肩から飛び降りてきた。
彼と初めて合った時は僕と同じぐらいの大きさだったのに、今では僕の方が一回りも二回りも、いや、それ以上に大きくなってしまった。

僕は、小さくなった彼と最後の挨拶をした。
次に会うときは敵だから、出来れば二度と会いたくない、と。

僕は森の奥へと、一歩ずつ歩み始めた。
元々住んでいた、野生の、弱肉強食の世界へと。
202名無しさん、君に決めた!:2007/12/10(月) 21:46:06 ID:???
<hr>

――僕は以前、この森で大きな鳥に襲われたことがある。
嘴は長く、突き立てたら僕の体ぐらい簡単に穴を開けられただろう。
本当なら僕はそこで仕留められ、鳥を肥やすために短い生涯を捧げるはずだった。

しかしそこに、ある第三者が飛び込んできた。
大きな影が見えたので、うまそうな餌を鳥から横取りするために来たのか、と。僕は客観的にそう思った。

僕と同じぐらいの大きさの、白地に青いラインを引いたかのような"りす"のようなポケモン。
それと一緒に見えたのは、そのポケモンのご主人であろう人間。

そのポケモンは眩い光を放ち、僕の視界を遮った。
やがて視界が元に戻ると、森の奥へと逃げていく鳥の姿が見えた。
後になって考えると、あの光は恐らく電撃の一種だったのだろう。
僕にはとても真似もできないことだったが、小さな体であの大きな鳥を追い払うその姿には憧れを覚えた。

人間は僕を見た。
何が起こったのか今一わからず身を縮こませながらも震えることのない僕に、ただそっと手を差し伸べてくれた。
それは弱肉強食という自然の摂理を、完全に無視した物だった。
神という物が存在するなら、それはこの時、僕に味方してくれたのかもしれない。

<hr>
203名無しさん、君に決めた!:2007/12/10(月) 21:48:20 ID:???
そんな僕も、保護してくれた"ご主人"の下を離れてだいぶ経った。
姿もだいぶ成長し、二本足で立つことができれば、人間とタメを張れるぐらいの大きさになっていた。
あるいはそれより大きいかも知れない。

森に来て程なく、僕は同じ種族の群れのリーダーと遭遇し、その群れの一員として過ごすようになった。
狩りは群れで行い、あの嘴の長い、憎き鳥を仕留めることもできた。
……残念ながら食べれる部分が少なく、その時は僕の分まで回ってこなかったが。


そんなこんなで幾つかの時が流れた。
……群れに混じって、四度目の冬のことだったか。

木々は葉っぱを散らせてしまい、殺風景な森に静かに雪が降り積む。
それに合わせてか、この時期になると大体餌が減る。飢えとの戦いだが、別にそれらは慣れた事だった。

ふと、群れの誰かが何者かの臭いを嗅ぎ付けたのか遠吠えをした。
その者の位置は、即座に群れ全体に浸透させられた。僕は群れの数匹と一緒に風下に向かった。
葉っぱの代わりに白い雪を着飾った茂みに身を隠しながら、ある時を待った。

確かに臭いはするが、僕には果たしてそれがどんな物体なのかは分からなかった。ただ、相手が生き物であることぐらいは分かる。
以前は正体も分からないまま飛び掛ったら、僕なんか軽く丸呑みしてしまいそうな大蛇で、皆で襲い掛かっても仕留められず逆に追い払われた、なんてこともあった。
今感じる臭いは何処かで嗅いだことのある臭いだが、今一思い出せない。もしかしたらまたあの大蛇なのかも知れない。
だがこの時期は我侭を言ってられない。どんな相手だろうと仕留め、身を肥やさなくては生きられないのだ。

少し離れた所から、仲間の遠吠えが聞こえた。
対象に飛び掛かる合図だった。まず風上から数匹が飛び出し、次の合図で風下の僕たちが飛び掛かる。
それでも駄目なら三度目の合図で左右から残りが飛び掛かるという、いわゆる挟み撃ちだ。
204名無しさん、君に決めた!:2007/12/10(月) 21:49:38 ID:???

張り詰めた空気が動いたのは、次の遠吠えだった。
風下の僕たちは、茂みの雪を蹴り飛ばすと、猛然と駆け出し、そこにいるであろう対象に飛び掛かった。
飛び掛かった先には、必死に抵抗する一人の人間と、その傍で電撃を操る一匹の小動物の姿があった。
僕はその人間に向かって、背後から前足の鋭い爪を振りかざした。不意打ちを受けた人間は無防備に背を切り裂かれ、前のめりになって地に倒れこんだ。
風上側の仲間がそれを見て、倒れた人間に飛び乗り人間の頭に噛み付いた。

後は適当に仕留めればいい。そう思い、小動物の方に目をやった。
こちらは電撃による抵抗が激しく、思うように手が出せないらしい。
その抵抗の激しさを物語るかのように、断続的に、光に視界を遮られたりする。

――この時、すーっと、僕の古い記憶の中から、ある姿が自然と掘り起こされた。
光を放ち、小さな体ながら大きな鳥を追い返した、あるポケモンの姿。
僕の死の淵に突然差し伸べられた、人間の手――

人間の顔は見えない。
ただ、目の前で電撃を放ち続けている小動物は、僕の知っているそのポケモンと、姿かたちが酷似していた。

小動物はその間も必死に抵抗を続けたが、やがてリーダーに背後を取られ、その前足で首根っこを後ろから押さえ付けられた。

リーダーが三度目の遠吠えをした。

僕は、人間に乗っている仲間を跳ね除け、リーダーの前足すらも弾いてしまった。
それは弱肉強食という自然の摂理を、完全に無視した物だった。
僕は、もしかしたらリーダーへの忠誠心が足りなかったのかも知れない。
リーダーや、左右から飛び出してきた仲間も含めた皆が、飢えで乾ききった視線を僕に突き刺していた。
205名無しさん、君に決めた!:2007/12/10(月) 22:11:26 ID:???
連投規制されたかな?支援
206201:2007/12/10(月) 22:23:09 ID:???
いえ、ここでお話は終わりです。
最後の行の一文、改行して分離するべきだったかな。紛らわしくて申し訳ない。
207名無しさん、君に決めた!:2007/12/11(火) 10:18:11 ID:???
今日は本当にいい天気だ!
こんな日はとっても忙しい。
昨日まで雨だったから、洗濯物もたまっちゃって、
お布団もほさなきゃだし、ぬいぐるみたちもお日さまにあてて。

なんだけど…。
あそぼーよ、あそぼーよってエプロン引っ張る子供たち。
別のとこでは牛乳をひっくり返してるし…。
あーあー!はさみもって机にのっからないでーーー。
「ソーナンス!あっちで赤ちゃん泣いてるよ」
のぞきこんだら、あれオムツが濡れてる。
さっき替えたばかりなのに。
急いで替えたら…おしっこ攻撃!…あーあー…。
本当に休む暇もない。子供のパワーってすごいな。

でもね、ここはあたたかい。
208名無しさん、君に決めた!:2007/12/11(火) 10:19:39 ID:???
僕がここに来たのは、寒い寒い日だった。
トレーナーから、いきなり「バイバイ、ソーナンス」。
僕は何がおこったのか、いまいちよくわからなかった。

野生のポケモンは強くて怖い。
僕もあっという間にボロボロになって、動けなくなった。
このまま僕は死ぬのかな…。
すっと、気が遠くなって。

目が覚めたら、僕はポケモンセンターにいた。
倒れていた僕を、子供達が見つけてくれて、
先生と、先生のパートナーのハピナスが、
ポケモンセンターまで運んでくれたんだって。
やさしいおばあちゃん先生は、僕にこう言ったんだ。

「よかったら、子供達のお世話をしてくれない?
人手が足りなくて困っているの」

行く宛もなかったから、断る理由もない。
それに先生は、あったかい目をしていた。やさしい手をしていた。
僕はこの孤児院に先生といっしょに行くことにした。
209名無しさん、君に決めた!:2007/12/11(火) 10:20:34 ID:???
そんなわけで、僕はいま、孤児院でお手伝いをしている。
バトルとかポケモンマスターとかなんか遠い世界になっちゃったし、
毎日目がまわるほど忙しいけど、今はとっても幸せ。

今ハピナスが、子供達に唄をうたってあげている。
いまのうちに、洗濯物をやっつけるぞー!


「ソーナンスー。赤ちゃんウンチしちゃったよー」
!!
『ソォオーーーナンスッ!!!』

こんな感じ?>194
210名無しさん、君に決めた!:2007/12/11(火) 18:16:13 ID:???
タマゴから産まれてまもない私を、いきなりバトルに連れてったマスター。目の前で
怖い顔してる大きな竜を怯えながら見ていたら、すぐに交換されて、マスターはガスを
噴出すポケモンを出した。何度も何度も復活させられては大爆発していくガスのポケモン。
嫌な顔ひとつしない。そんなにマスターが気に入っているんだろうか。
それを凝視しながら私は短期間のうちに経験を積んでいった。戦い方も少しは覚えた。

そうこうしていると、マスターは綺麗な建物に私を連れていってくれた。マスターが
そこにいた人に二言三言喋ると、私のまわりにたくさんの人が群がってきた。何?怖い。
だけど、その人たちはやさしく体を洗ってくれて、マッサージをしてくれた。とても
気持ちがよかった。マスターはにこやかに笑っていた。マッサージが終わると、マスターは
頭をなでてくれた。さっきよりも気持ちがいい。もっと撫でてほしかったけど、またすぐに
さっきのように経験を積まなくてはならないとマスターは言った。
211210:2007/12/11(火) 18:16:44 ID:???
そうして数日が過ぎたころ、私はすっかりマスターが好きになっていた。
マスターへの感謝をこめて目の前の敵にパンチを浴びせる。敵が倒れた瞬間、私の体は
光に包まれた。
「…!」
マスターが期待を込めて私を見た。光が消えた時、私は大きくなり、体つきも
変わっていた。
「よくやったぞ、ミミロップ!進化だ!」
マスターは笑顔で私に駆け寄ってくれた。私の頭を撫でてくれた。嬉しい。
マスター、私はもっともっとマスターの笑顔に応えます。
「これでレアポケモンが手に入るな!」
そうですねマスター、進化して強くなった私はどんなポケモンだって弱らせる
ことができます。
「もどれ!ミミロップ!」

マスター、ポケモンセンターに戻るんですか?
マスター、そっちはポケモンセンターじゃないですよ。
『GTSにようこそ!』
ここはどこ?
マスター、この見知らぬ女性は誰ですか?
またマッサージをしてもらえるんでしょうか?ボールから出してください、マスター。
「バイバイ!ミミロップ!」
バイバイ、って、なんですか?
マスターが遠くなっていく。
マスター
マス…

目を覚ましても、マスターはどこにもいなかった。
212210:2007/12/11(火) 18:17:58 ID:???
改行で怒られたぜ。

GTSで交換のタネにするためだけにタマゴから孵して、懐かせて、最後に裏切る
(交換する)って結構ひどいんじゃないかと思って書いてみたよ。
ごめんよ俺のハピナス(×3)…
213名無しさん、君に決めた!:2007/12/13(木) 23:54:11 ID:???
地割れ石化遺伝のナックラーをかなりの数、フランスやイギリスなど
世界中に送り出してきたが彼らは達者にしているだろうか

特に気がかりなのがアフガニスタンに送り出したナックラー
厳しい環境でも生き残れるように兄弟の中でも優れた者を選んだ
向こうのトレーナーとうまくやっていけるように願い、餞別の技マシンも持たせた
この国で生を受けたということを示すために名前も与えた

今頃はトレードのネタとしてGTSで世界中を行き来しているのだろうか
それともボックスの肥やしとしとなって深い眠りについているのか

願わくは、彼がかの地にて立派な砂漠の精霊とならんことを…
214名無しさん、君に決めた!:2007/12/14(金) 03:54:53 ID:???
あっ、ご主人、お呼びですね。なんかさっき会ったときより背がとっても伸びてません?

え、この木を切れって?はいはい。

え、このごつごつしたいわを登れって?はいはい。

周りの皆は強いなあ。ぼくにはとても適わないポケモンも、パンチ一発でたおしちゃう。

あ、ボールに戻るんですね。了解でーす。

ニンゲンは大きくのがぼくたちより早い気がするよ。すごいなあ!
215名無しさん、君に決めた!:2007/12/14(金) 03:55:38 ID:???
あれっ、あなたは誰ですか?

ご主人の娘さん!?えー、全然知らなかった、隠し子ってやつですか?

どうして泣いているんですか?

ご主人、…しんじゃったんですか。

ニンゲンはぼくたちより歳を取るのがすごく早くて、イヤですね。

ところで、ご主人のてもちポケモンはどこですか?

えっ…彼らも、しんじゃったんですか。

彼らは長生きする種族ばっかりだったのに、ずいぶんな早死になんですねぇ…。

あ、だいじょうぶです、ぼく一匹でも生きていけます。泣かないで。

久しぶりの野生だあ。なんか、めまぐるしく時間が過ぎそうな気がするぞう!


*******
ボックスの中ってもしかしてコールドスリープ状態になってんじゃね?っていう妄想。
にがしたポケモンの行方じゃなくなってるな…
216名無しさん、君に決めた!:2007/12/14(金) 11:39:41 ID:???
誰かエルレイドきゅん書いて
217名無しさん、君に決めた!:2007/12/18(火) 18:50:38 ID:???
ネタのないポケモンを注文すんのはスレストするしやめようぜ…
218名無しさん、君に決めた!:2007/12/18(火) 19:04:30 ID:???
エルレイドきゅん書いて
219名無しさん、君に決めた!:2007/12/18(火) 19:23:36 ID:???
○○へ

こんにちは。
○○さん、元気にしていますか?
ラルトスLv.1の時に貴方に捨てられましたが今はここまで大きくなりました。
普通野生のラルトスといったら「鳴き声」しか技を使えないから
生き延びていくのは難しいでしょう。でも私は遺伝技が有るのでなんとか
生き延びてこれました。これは○○さんのおかげです。
生まれた時から覚えていた「道連れ」、「怨念」今でもちゃんと覚えています。
今度○○さんに会いに行っても良いですか?
断られても会いに行くつもりですけど…。
最近寒いので風邪には気をつけて下さいね。では。

                      エルレイドより
220名無しさん、君に決めた!:2007/12/19(水) 01:52:48 ID:???
>>219

ちょwwwwこええぇぇぇぇよ!

多分♀以外NGだったんだろうな……
221名無しさん、君に決めた!:2007/12/19(水) 03:50:37 ID:???
>>219
…道連れで生き延びたんだろうな
怖いとも思うが可哀想とも思えるから不思議だな…
222名無しさん、君に決めた!:2007/12/19(水) 20:33:28 ID:???
>>219
怖いよ・・・でもGJ
223名無しさん、君に決めた!:2007/12/19(水) 20:39:30 ID:???
すごい
224名無しさん、君に決めた!:2007/12/19(水) 20:42:47 ID:???
逃がしたポケモンは逃がしたポケモンを育てて野生で生きていけるレベルになったら外に放す、
そんな施設に転送される仕組みになってる以外考えられない。だからパソコンからしか逃がせないんだよ。
225名無しさん、君に決めた!:2007/12/19(水) 22:33:37 ID:???
じゃあレベルが高くなりすぎちゃったやつは・・・
226名無しさん、君に決めた!:2007/12/20(木) 14:01:15 ID:???
生態系を崩すといけないから処分、かな
227名無しさん、君に決めた!:2007/12/20(木) 14:43:09 ID:???
だいすきクラブに通じているのでは
228名無しさん、君に決めた!:2007/12/20(木) 17:09:40 ID:???
>>225
繁殖してるんだよ。きっと。
229 ◆u7E/JeGxVs :2007/12/20(木) 19:50:12 ID:???
間違えてレベル五十まで育てた大事なヤミラミたんを逃がしちゃったもじゃ


ヤミラミたん カムバ〜ック
230名無しさん、君に決めた!:2007/12/20(木) 20:56:09 ID:???
ヤミラミも今頃想定外の出来事に愕然としている頃だね
231名無しさん、君に決めた!:2007/12/21(金) 01:12:17 ID:???
間違えといてレポート書くなよ。速攻消せばよかったんじゃねぇか
232名無しさん、君に決めた!:2007/12/21(金) 01:29:57 ID:???
大量にポケモン逃がしてレポートしてあとからいないことに気づいたんじゃね?
233 ◆u7E/JeGxVs :2007/12/21(金) 03:25:59 ID:???
何を血迷ったかレポートを書いた>>229はアポ
234名無しさん、君に決めた!:2007/12/21(金) 03:58:54 ID:???
>>233
自演でないなら単なる自虐コメだな。イタイからやめとけ
235名無しさん、君に決めた!:2007/12/22(土) 18:22:23 ID:???
いつも孵化のお供にしているバクーダ。
生まれてきた全てのポケモンを見てきたバクーダ。
なんかいたたまれなくなったので逃がしといた。
236名無しさん、君に決めた!:2007/12/24(月) 12:38:49 ID:???
>>235
そのバクーダが育て屋に拾われてつき返されたタマゴを孵してたり
預けられたポケモンの監視をしてたりするという話を思いついたが
そういや時間がないことに気付いた
237名無しさん、君に決めた!:2007/12/24(月) 16:36:22 ID:???
それはいいバクーダ
238名無しさん、君に決めた!:2007/12/27(木) 18:39:35 ID:???
>>236を待ってみる
239名無しさん、君に決めた!:2007/12/29(土) 21:35:12 ID:???
今も昔も枠の中から見つめる相手でした。
最も、今と昔なら今の方がいいのですが。

今も昔も生まれてくるポケモンを見つづけていました。
最も、それも今の方がいいのですが。

枠の外を忙しなく走り回る少年の顔は、怖い位に必死でした。
恐らく、あの時の私もあんな顔をしていたのでしょう。
今はそんなことに関係なく「同じこと」をしているのですが。

昔はモンスターボールの中から。
今は育て屋の柵の中から。
昔は仕事として。
今はある種の趣味として。
ずっと、同じことを続けている。

あ、「元」主人のメタモンがまた逃げ出しそうです。
ちょっと可哀想な気もしますが、引きとめなくちゃいけないですねぇ…

いろいろありますが、ここで働く…否暮らすのもなかなか楽しいものです。

>>235に捧ぐ
gdgdだが言いたいことは…伝わらないな
240困ったコラッタ ◆8x8z91r9YM :2007/12/29(土) 22:57:48 ID:???
せかいせいふく
241名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 15:46:21 ID:???
>>239GJ!
今までに投稿された話で泣いたことある?
自分は泣きはしないが感動したことはある・・・な
242名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 16:42:11 ID:???


「ぼくたちはずっとボックス要因なんだね…」
「あ!ご主人様がきたよ!」
「今度は私を使ってくれる!」
「違う!俺だ!だって、俺のために普通のボールじゃなくて青色のやつ使ってくれたんだぜ!」
「あ…」
「またご主人様いつものロゼリア選んでいっちゃった…」
「やっぱりぼくたちはイラナイポケモンなんだよ…」
「違う!ご主人様は育てるのに忙しくて、俺たちに手が回らないだけだ!」
「いくら青いボールを使って捕獲されたとはいえ、あなたまだナゾノクサじゃない。
最近ここに預けられたり選んでいくポケモンたちはみんな進化してて強いのばっかり。今更…!」
「そんなことない!いつかは…俺を…」
「………せめて逃がしてくれればいいのに。こんなつまらない、何も出来ないボックスの中にいたくないよ」
「本当はご主人様に使われたいんでしょう。強がらないでよ」
「強がってなんか…」
「それに、あなた帰るとこなんてあるの?ポッポの仲間たちにも見捨てられて…。環境もどんどん変わってきてるみたいだし」
「うるさいよ…」
243名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 16:43:26 ID:???

「おーっ、お前それ個体値Vじゃね?」
「いいだろ。やっとゲットしたんだ」
「交換しね?」
「普通に無理だっつの」
「裏技で増殖すればいいじゃん」
「ん、そうか。わかった。お前はなんか適当なん用意しとけ」
「サンキュ」


「あ!ご主人様!」
「またどうせカイリューとかじゃないの。俺みたいなナゾノクサはやっぱり…」
「あ!ナゾノクサ!」
「ナゾノクサ、やったじゃない!頑張ってよ!」
「…ああ!俺、頑張るよ!!」

やっぱりご主人様は俺を見捨てたわけじゃなかった!
ボールもこだわりを使ってくれたんだよね。

よーし、頑張ろう!
244名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 19:24:45 ID:???
派生で、手放したポケモンに謝るスレが欲しいなって思った。PC持ちの人、お願いします…
245名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 19:48:28 ID:???
さっきまとめ全部読んだんだけど・・・・・・・ちょっと懺悔してくるわ。
246名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 20:08:26 ID:???
>>244
携帯からでも立てられるんだぜ

俺?何故かスレ立て規制喰らってるorz
247名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 23:16:24 ID:???
携帯から頑張る
―――――――


「バイバイ、×××」

あんたは俺に名前をくれたけど、
何度も優しい声で呼んでくれたけど、
今じゃもう思い出せないよ。


ずっと前のこと、俺達は冒険に出たね。
あんたの手持ち、仲間全員でボールを出てさ、一緒にあちこち見て回った。

楽しかったな。

知ってただろ、みんなあんたが大好きなんだよ。
あんたが俺達を大切にしてくれたように、俺達もあんたが大好きなんだよ。

248名無しさん、君に決めた!:2007/12/30(日) 23:21:04 ID:???
ここ、何処だったっけ?
どこかの洞窟。
頭の上、たくさんの岩が落ちて、あんたの身体は潰れちまった。
光もなんにも見えなくなった。
知らない人の声みたいに、濁った声。
俺達をボールから出して、あんたは「バイバイ」って言った。
そして動かなくなっちまった。

ばかだなあ、パソコンを通さないとバイバイ出来ないんだよ。
ばかだなあ、逃げろって、出来るわけないじゃん。
あんたが逃げないのに、動かないのに、どこに逃げろって言うのさ。
俺達みんな、あんたの傍が一番なのに。

あんたの身体が土にかえっていく横で、俺以外のみんな、あんたのところに行っちまった。
みんな無言で、とにかく眠っていた。
夢の中は優しいから、みんなで丸まって寝た。

俺はいつになったらあんたと、みんなと、同じところに行けるんだろう。
出来るだけ早く行くから、もう置いて行かないで。

少しだけ泣きたくなって、瞼を閉じた。
249名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 11:12:36 ID:???
あけましておめでとう。
今年からはポケモン逃がしたら贖罪としてここに小説投下しに来るよ。

ところで244の言ってたスレ、出先から帰ったら立てるの挑戦してみてもいい?
2501/2:2008/01/01(火) 12:45:19 ID:???
h.h. j0Zw h.h.t5Zw
aZw 3zjZw ms@Zw eZw

33b;c@ pesdkly,?
xq@/? c;f ui?
33 0qdf s@b?

-yk0r@t 4w@iq@t;w
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pte6dZw 1hml60r;

0qdf3eus@doue:;s@
0qdf1hmldoue:;s@
[email protected]
6ew bbuo^egq@9
3Zqte9 q^@mkm3:@.9
,5 1hml60r;qgnqai
-yk0r@tu 1hml63:@qeyq@
qZw0qdf「Unown」q@to

―君がズイの遺跡奥で発見された謎の文字を解読した、だって?
アンノーン文字ならともかく、何故ただのトレーナーである君がこれを?
…なあ、なんて書いてあったんだ、教えてくれ!

…彼らの願いが、書いてありました
どんな願いかは、私から言うことはとてもできません
2512/2:2008/01/01(火) 12:47:27 ID:???
メモ:JISキーボード・各文字に対応するキーをかなで
一部誤字がある 「を」は「お」と表記
「」内は独断と偏見で

くるくるまわって くるくるかえって
ちって あつまって もどって いって

ああこれぞ せいとしのりんね?
さだめ? それは なに?
ああ わたしは どこ?

ほんのわずか うでにだかれて
はなされて こどくをしって
せかいをしって ぬくもりをわすれ

わたしはあいなどしらないけれど
わたしはぬくもりしらないけれど
こどくとせかいはしっているから
おいで ここならへいきだよ
あったかいよ たべものもあげるよ
ねえ ぬくもりをわすれたきみたちに
ほんのわずかなぬくもりをあげたいんだ
だってわたしは「アンノーン」だから

「……ごめんね
 きっとこれ書いたの君たちなんだよね
 逃がしたりして、本当にごめんね…」

暇潰しに書いてみたら
どう考えても二度手間としか言いようがなくなった
何かの都合(ボックス?)で逃がされたアンノーンの話、のつものだが伝わらないなこりゃ
252名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 19:15:20 ID:???
リン、と窓辺で静かに涼しげな音がした。
俺が逃がしたあいつは、もう何処にもいない。

あの日、俺は草むらでポケモンを探していた。新しい手持ちが欲しかったからだ。
ガサガサと草むらを掻き分けていると、何処からか弱弱しく音が聞こえた。
音がするところを見てみると、傷だらけのポケモンがぐったりとして震えている。
草むらに傷だらけで横たわっているそのポケモンを、俺は急いでセンターへと運んだ。
「きっとレベルの高いポケモンに襲われたのね…」とセンターの人は教えてくれた。
数日後、すっかりと元気になったそいつを俺は引き取った。
その時のあいつは嬉しそうに笑っていた、気がする。

それから、俺の生活の殆どはあいつが占めていた。
一緒に旅をして、ポフィンを作ってやったり、一緒にバトルをしたり…
目まぐるしい位の時間が過ぎた。
あまりの楽しさに、無理をしすぎたのだろうか。
ある時、俺は急に高熱を出し、そのため病院に入院することになってしまった。
俺がベッドに横になっている時も、あいつは傍にいた。
医者が俺に病気だと伝えた。
心の何処かで感づいていた俺は、何も言わずに、医者の話を静かに聞いていた。
日常生活に支障はないが、完治は難しく、もう長くない…その言葉が、頭を離れない。
そんな俺に気付いたのか、あいつは俺を心配そうに見ている。
ずっと心配そうに見ているあいつを見るのが、俺は辛くなってきた。
253名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 19:15:46 ID:???
…今のうちに逃がせば、野生の生活に早く慣れるだろう。
俺が死んで、いきなり外の世界に放り出されるよりは…
そう思った俺は、その考えを医者に伝え、1日だけの外出許可を得た。
日常生活に支障はない、と言われただけはあり歩いたりしても痛みは感じ無かった。
病院から少し離れた草むらに着くと、ボールからあいつを出す。
俺の病気が治ったと思ったのだろうか?俺を嬉しそうに見ている。
「…此処でお別れだ、今までありがとな…」そう言って、頭を撫でる。
言葉の意味が分からなかったのか、ついてこようとするあいつに、俺は怒鳴った。
「ついてくるな!お前がついて来ると、俺が困るんだよ!」
そう言って、走り去った俺を、あいつはどんな表情で見つめていたんだろう。
俺は、泣いていた。そして、泣きながら病院へ戻った。

それから数日後、急激に俺の容態が悪化した。
日常生活に支障は無いはずが、足が思うように動かなくなってしまい、吐き気や頭痛も酷い。
ある日、ついに俺は呼吸困難になってしまった。胸が痛い、それに苦しい。
個室でこの病室には俺以外いない。死ぬのだろうか?
その時、窓から風が入ってきたのを感じた。何だろう。
すると、ぼんやりと懐かしい姿が見えた気がした。まさか…
そして、病室に「リン、」と静かで、とても懐かしく心地よい音が響いた。
あぁ、この音は俺があいつに好きだと言った音…
すると、今度は「リーーーーン」と、いつも俺が聴いていた音とは違う音色が響いた。
その音色は美しく、とても温かい感じがした。それでいて何処か悲しいような…
「…俺は…あいつに…謝らないと…あの時、酷いこと言ってごめんな、チリーン…」
すると、すぐそこで「リン、」という音が聞こえ、何かが俺の上に落ちた。
俺はその「何か」をそっと撫でた。撫でた瞬間にすぐに分かった。
「あぁ・・・チリーン・・・会いに来てくれて、ありがとな・・・」そういうのが限界だった。
もう眠いのか何なのか分からなかったけれど、瞼が重かった。
気が遠くなる中、チリーンの「リン、」という澄んだ音だけが聞こえた。
254名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 19:16:13 ID:???
目を開けると、そこは見慣れた病室だった。
医者や看護婦が心配そうに俺を見ている。何故かポケモンセンターの人までも。
医者が言った。
「信じられない、としか言いようが無いです。病人とは思えない程にまで回復しています。」と。
「あの・・・此処にいたチリーンは・・・?」
すると、センターの人が此方へ、と言ったので俺はついて行った。
足に痛みは無くなっていた。少し前まであった頭痛や吐き気までもが嘘のように無かった。
センターの人が、病室から離れていて、人があまりいないところに着くと言った。
「あの、チリーンは・・・?」
「あなたの上に横たわっていたチリーンなのですが、私が駆けつけた時にはもう・・・」
「・・・どういうことですか・・・?」
「瀕死状態だったんです。それも危険な状態ぐらいの・・・」センターの人の顔が曇る。
「原因が不明で、傷を負っているわけでもないし、かといって老衰とかでもない・・・
それで、あのチリーンが覚えている技を調べたら・・・」
『癒しの願い』の技のPPが1減っていた、とセンターの人が言った。

俺があの時聴いた音色・・・
美しく、とても温かい感じがして、それでいて何処か悲しいような…
あの音は、チリーンの『癒しの願い』だったなんて・・・
癒しの願いは、自分の命と引き換えに相手の状態異常や全てを回復する技だ。
チリーンはそれを使って・・・
何のために俺が怒鳴ってまで逃がしたと思ってるんだ。
酷い別れ方をしたのに何で・・・そう思うと、泣かずにはいられなかった。

あれから何年経ったんだろう。
俺の良きパートナーであり、家族であったチリーンは、もう何処にもいない。
チリーンを忘れたことは一度も無いし、これからも無いだろう。
ふと、窓から外を見る。雲ひとつ無い青空で風がそよそよと吹いている。
そして、窓辺にある風鈴から「リン、」と静かに涼しげな音がした。
255名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 19:18:02 ID:???
・・・今気付いたけど、
季節感完全に無視した話を投下しちまった。スマソorz

そして明けましておめでとう。
256名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 19:33:59 ID:???
>>244の言ってたスレ立てるのか。
>>249頑張れ
257惨劇のビブラーバ ◆1PnKBC0qR6 :2008/01/01(火) 19:55:07 ID:???
トレーナーの廃棄したポケモンは食肉用に加工されリサイクルされます
258名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 20:55:30 ID:???
↑お前のサーナイト可哀相だな〜WWWWくやしいのうWWWWWWWWWくやしいのうWWWWWWWWWWWW
259249:2008/01/01(火) 21:08:24 ID:???
遅くなってごめん、立ててきた。
スレタイもいいのが思い浮かばなかったので244のをそのまま借りました。

手放したポケモンに謝るスレ
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/poke/1199189152/
260名無しさん、君に決めた!:2008/01/01(火) 21:17:48 ID:???
>>251-254イイハナシダナー(;∀;)
261名無しさん、君に決めた!:2008/01/02(水) 15:16:44 ID:???
>>252-254GJ!
262名無しさん、君に決めた!:2008/01/02(水) 16:08:40 ID:mjaUbwrV
ごしゅじんさまへ、
 
 あなたは、わたし、おぼえて、 ますか?

  わたしは  ぽけもん ですから こんな てがみ なりました
かぜ ひいてませんか? わたしは あなたにれべる5の とき すてられ た
 ろぜりあ です
こんど あなたにあいにいきます
       まっててくださいね、ごしゅじんさま

                ろぜりあより
263名無しさん、君に決めた!:2008/01/02(水) 16:33:56 ID:mjaUbwrV
これは、わたしがLv5のときの話です。
ご主人様は、いつもの様に、私をおきようとおもいました、けれど・・・
瞼をあければ、そこには、野生のコダックがいて・・・いきなり「かなしばり」
をしてきたのです!!!わたしは、うごけなくて・・・それで、コダックは割れた窓から
木とバルコニーの柱とでおりてゆく音がしました。ご主人サマは、「ロゼリア?いまいくからね」
といい、階段をのばりはじめました・・・のぼる音がひびきわたります
ダンッダンッダンッ・・・・もうかなりのぼっていると思っていたその時でした
「ウワッッァァァアァッァァァ!!!!!!」

ご主人サマは気づいたら病院のベットの上でしたよね・・・体の弱いご主人さまはつかれきって
高熱をだしていましたよね、目を覚ましたご主人様は「・・・きっと僕はもう助からない
・・・野生にもどってくれ・・・お別れだ・・・」それでもはなれない私に「早くいけ1!!」
といったよね私は病院のテラスにいきました窓からのぞくと「ハァハァ・・・」
とくるしそうなご主人様の息が・・・私はきめました、まだ覚えていない「アロマセラピー」
をつかおうと、私は力を振り絞り今にも死にそうなご主人様を救うために
ぼろぼろになった自分がついに・・・そこで気を失い・・・・
今私はもううごけるようなカラダではありませんが、アナタを救ったのは私です
。こんどあいにゆきます
2641/2:2008/01/02(水) 20:49:23 ID:???
ラッキー「 ま た あ い つ か 」

ズイタウンの近くいるラッキーが、LV1のイーブイを見つけて独り言を言っていた。

イーブイ「ブイ?」
ラッキー「いい加減にしてくれよあのクソ餓鬼・・・もう何匹ものイーブイがビーダルに食われたと思ってんだ・・・」
イーブイ「・・・ブイ・・・」
ラッキー「・・・・・・育てようにもなぁ・・・卵しかあげれないし、LVあげるにもここは強すぎるくらいだし・・・」
イーブイ「・・・」

イーブイの目が涙で潤んでいる。
捨てられた事が分かったからか、自分が迷惑をかけている事が分かったからかは定かではない。

ラッキー「あぁもう!分かったよ!お前を見捨てたりしないから!ほら、卵やるから、だから泣くn

バッ
2652/3:2008/01/02(水) 21:13:34 ID:???
突然ビーダルが現れ、前歯にイーブイを挟んで走り去ってしまった。

ラッキー「なっ!?待てゴルァ!」
ラッキーがビーダルを追いかける、が、徐々に離されてしまう。
理由は言うまでもないだろう。
ラッキーがビーダルを見つけたのは数十分後・・・

ラッキー「・・・」

イーブイは死んでいた。いや、食べられていた。
ラッキーの目の前で、ビーダルに・・・

ラッキー「・・・おい」
ビーダル「ウホッ?」

ラッキーはたまご爆弾でビーダルを何回も攻撃した。何十回も。

ラッキー「うあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

不意をつかれ、口に何か詰めたまま戦えるほど器用でなく、
ビーダルは攻撃を受けるしかなかった。

ビーダルの死を確認したラッキーは、イーブイにお墓をつくった。
2663/3だったゴメ:2008/01/02(水) 21:17:35 ID:???
ラッキー「・・・ちっ・・・なんでこんなことに・・・・・・」

ラッキーは泣いていた。
トレーナーの身勝手さ、モンスターの飢え、一つの命も守れない非力さ。

子供の死。



数日後、ラッキーは周辺のビーダルを全て倒した。
卵を産み、子供を平和に育てるため。
二度とあんな光景を生み出さないために。
もしかしたら倒すことに復習の意味も込められたいたかもしれない。

更に数日後、子供が生まれた。

その子のニックネームは勿論・・・
267名無しさん、君に決めた!:2008/01/02(水) 21:23:03 ID:???
そういえばラッキーって♀しかいなかったーノ(。A。)ヽ
そのへんはヌルーしてください
268名無しさん、君に決めた!:2008/01/02(水) 22:33:34 ID:???
姉御なラッキー新しい!(゜∀゜)と思って読んでた。
269名無しさん、君に決めた!:2008/01/03(木) 00:33:46 ID:???
性格は意地っ張りで個性は少々怒りっぽい物理ハピかww
270名無しさん、君に決めた!:2008/01/03(木) 00:43:40 ID:???
僕たちの母さんは 人間への「恨み」から生まれたんだよ

じゃあ 「恨み」の子供である僕達が貴方を恨んだら 今度は何が生まれると思う?

貴方の家の軒下










皆で

行くから




待っててね
271名無しさん、君に決めた!:2008/01/03(木) 01:22:19 ID:???
ウィキに保管されたSSもそろそろ100行くんだな。けど内容が内容だから喜んでいいのかどうか・・・
272名無しさん、君に決めた!:2008/01/03(木) 02:39:26 ID:???
心無いトレーナーによって逃がされたポケモンの幸せな行方
心無いトレーナーによって逃がされたポケモンの不幸な行方
心無いトレーナーによって逃がされたポケモンの普通すぎる行方
心無いトレーナーによって逃がされたポケモンの意外な行方
心無いトレーナーによって逃がされたポケモンの復讐
間違って逃がされたポケモンのその後
別れを惜しまれて逃がされたポケモンの感動系行方
別れを惜しまれて逃がされたポケモンの意外な行方
厳密には逃がされたわけじゃない奴ら

大体こんだけ種類があるから喜んでいいんじゃね
…そういう問題じゃない?
273名無しさん、君に決めた!:2008/01/03(木) 02:42:44 ID:???
ワタールに感動したのは俺だけでいい。
274名無しさん、君に決めた!:2008/01/03(木) 10:43:10 ID:CjRc1+uu
wikiの癒しの願いに感動した…
素晴らしい!
275名無しさん、君に決めた!:2008/01/03(木) 13:15:10 ID:???
正直お涙頂戴系統はもう飽きたんだよなぁ
確かに逃がしたポケモンの行方ではあるがスレの題からずれてるというか
276名無しさん、君に決めた!:2008/01/04(金) 18:09:20 ID:???
でも復習系だと反対者いたような・・・
277名無しさん、君に決めた!:2008/01/04(金) 19:09:57 ID:???
>>276
復讐は相手を殺さなきゃ構わないと思う

人間側が改心するような復讐を…
278名無しさん、君に決めた!:2008/01/04(金) 21:49:32 ID:???
>>276
みなが納得するものなんて無理だろ
279名無しさん、君に決めた!:2008/01/05(土) 00:36:02 ID:???
>>278
同意。こればかりはどうしようもない
280名無しさん、君に決めた!:2008/01/05(土) 16:24:13 ID:TId35qBQ
まとめができてたのか…
恥ずかしくて自分が書いたやつもう読めない\(^o^)/

今はポケモンやれてないが受験終わったらまた大事に育てるんだ
281名無しさん、君に決めた!:2008/01/05(土) 20:30:34 ID:???
故郷から遠く離れたポケモンセンターで逃がす・・・。
暑い場所へ放された虫系、水系。
冷たい場所へ放された炎系などなど。
282名無しさん、君に決めた!:2008/01/05(土) 20:35:58 ID:???
なんだこの切ないスレは
もうポケモン逃がせないよ…
283名無しさん、君に決めた!:2008/01/06(日) 00:28:43 ID:???
>>282
ボックスに預けっぱなしもかわいそうだよな
284名無しさん、君に決めた!:2008/01/06(日) 00:57:51 ID:???
 こんな夜更けに、闇と風の中にをズイタウンを往復するのは誰だろう。
 それはマグカルゴとたまごだ。マグカルゴはおびえるたまごをひしと抱きかかえている。

マグカルゴ  「たまごよ、なぜ顔を隠すのだ」
たまご  「マグカルゴさんには魔王が見えないの。帽子をかぶって、長いマフラーを着ている・・・」
マグカルゴ   「あれは相当昔に建てられたみたまのとうだ・・・」
魔王 「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。育てやの前でレポートをとったし、ふしぎなあめを私の母さんがたくさん用意して待っているよ。」
たまご  「マグカルゴさん、マグカルゴさん!きこえないの。魔王がぼくになにかいうよ。」
マグカルゴ  「落ち着きなさい、ロストタワーが風にざわめいているだけだよ。」
魔王 「いい子だ、私と一緒に行こう。私のめざめるパワーの技マシンたちがもてなすよ。お前をここちよくゆすぶり、踊り、歌うのだ。」
たまご 「マグカルゴさん、マグカルゴさん!見えないの、あの暗いところにWi-Fi シングルLv100戦の相手が!」
マグカルゴ 「見えるよ。だが、あれはカフェやまごやの看板だよ。」
魔王「愛しているよ、坊や。お前の個体値がたまらない。力づくでもつれてゆく!」
たまご 「おとうさん、おとうさん!魔王がぼくをつかまえる!魔王がぼくをひどい目にあわせる!」

 マグカルゴはぎょっとして、ズイタウンを全力で走った。あえぐたまごを両腕に抱え、やっとの思いでポケモンセンターに着いた・・・
 腕に抱えられた子はすでに逃がされていた。
285名無しさん、君に決めた!:2008/01/06(日) 01:19:11 ID:???
>>284
…アンタすげぇよ。。
286名無しさん、君に決めた!:2008/01/06(日) 01:33:06 ID:???
魔王を改変したのか。マジで上手いな。
つーかむしろそのフレーズに懐かしささえ覚えた
287名無しさん、君に決めた!:2008/01/06(日) 09:35:49 ID:???
>>284
発想がスゲエ
288名無しさん、君に決めた!:2008/01/06(日) 16:36:03 ID:???
>>284
魔王とは・・・こりゃまた凄いな
289名無しさん、君に決めた!:2008/01/07(月) 17:40:25 ID:???
あげ
290名無しさん、君に決めた!:2008/01/07(月) 18:12:35 ID:???
>>273
でもワタールは改造したってオチだろw
>>284
>ふしぎなあめを私の母さんがたくさん用意して待っているよ
魔王ママすげぇw
291名無しさん、君に決めた!:2008/01/07(月) 21:09:58 ID:???
「4V以下はゴミ」
292名無しさん、君に決めた!:2008/01/07(月) 23:32:40 ID:???
金銀以降は捕まえて送られてきたポケモンは体力が回復している。
しかし初代では喰らったダメージなどは受けたままである。
残り体力1の瀕死、しかも眠り麻痺火傷状態で逃がされたらどうなるのであろうか?
考えただけでもゾクゾクが止まらないのである。
293名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 05:42:28 ID:???
親トレーナーに逃がされたポケモンは、専用の訓練施設に送られる事になっており、
そこでは厳しい自然界で生き残っていけるだけの力を身につける訓練を積むのである。



「親に見捨てられた性格不一致低個体値ども、わたしが訓練教官のドゴームのドゴーマン先任軍曹である!
 話しかけられたとき以外は口を開くな。口でヘドロ爆弾たれる前と後に“サー”と言え!
 分かったか、ウジ虫ども! 」

(Sir,Yes Sir)

「ふざけるな!ハイパーボイスだせ!電源落としたか!?」

(Sir,Yes Sir!)

「貴様ら性格不一致どもが俺の訓練に生き残れたら―――各人が野生に帰る!
 その日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ!
 貴様らはポケモンではない!ウパーのクソをかき集めた値打ちしかない!
 貴様らは厳しい俺を嫌う!だが憎めば、それだけ学ぶ!
 俺は厳しいが公平だ ポケモン差別は許さん
 低個体値、劣化ポケモン、改造を、俺は見下さん
 すべて平等に――――“価値がない”!
 俺の使命は役立たずを刈り取ることだ!愛する自然界の害虫を!
 分かったか、ウジ虫!」

(Sir,Yes Sir)

「ふざけるな! 超音波だせ!」

(Sir,Yes Sir!)
294名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 05:44:44 ID:???
「…ノーマルスキン顔、名前は? 」
エネコ「エネコ二等兵です、サー!」
「ふざけるな!本日より線目二等兵と呼ぶ!いい名前だろ、気に入ったか?」
エネコ「Sir,Yes Sir!」
「聞いて驚くな、線目。うちの食堂ではねこまんまは出さん! 」
エネコ「Sir,Yes Sir!」


ラルトス(♂)(何で教官バクオングじゃねぇの?)

「誰だ! どのクソだ!サーオタの手先の豚め!ぶっ殺されたいか!?
 …答え無し? ムウマージのババアか!?上出来だ、頭が死ぬほどファックするまで耳元で吼えてやる!
 ケツの穴でモーモーミルクを飲むようになるまでシゴき倒す!
 貴様か、虫の知らせヘラは?」
ヘラクロス「Sir,No Sir!」
「クソガキが!貴様だろ、臆病ヘラは!?」
ヘラクロス「Sir,No Sir!」

ラルトス(♂)「自分であります、サー!」
「そっちのクソか…勇気あるわんぱくラルトス。サーオタ御用達の雌豚が。(でも♂です)
 正直なのは感心だ 気に入った。家に来て6Vメタモンをファックしていいぞ」

ドゴーマン ぐんそうの やつあたり!
きゅうしょに あたった

ラルトス(♂)「グフッ!」
「トレース小僧が!じっくりかわいがってやる!
 みちずれしたりおきみやげしたり出来なくしてやる!
 さっさと立て! 隠れてかげうちしてみろ。かみつく食らわすぞ」
295名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 05:47:06 ID:???
ラルトス(♂)「Sir,Yes Sir!」
「なぜ逃がされた?」
ラルトス(♂)(性格不一致♂だからです、サー!)
「不一致♂か?」
ラルトス(♂)「Sir,Yes Sir!」
「野生の顔をしろ!」
ラルトス(♂)「Sir…」
「木の実を取るときの顔だ!これがそうだ、やってみろ!uorrhhhhhhhhhhhhhh!」
ラルトス(♂)「uorrhhh!」
「ふざけるな、それで木の実が取れるか!!気合いを入れろ!
ラルトス(♂)「uorrhhh!」
「迫力なし。エルレに進化しとけ」
ラルトス(♂)「Sir,Yes Sir!」
296名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 12:11:04 ID:???
朝っぱらから面白い人がいるな
297名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 13:59:25 ID:???
>>293-295
たまにはこういうのも悪くはないな
乙!
298名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 15:25:47 ID:???
>>793-795
ワロタw乙なんだぜ!
299名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 18:50:05 ID:???
>>793-795に期待
300名無しさん、君に決めた!:2008/01/08(火) 21:34:45 ID:???
>>293-295
ハー○マン軍曹…!?
かなり笑いました。乙!

>>793-795
期待age
301293-295:2008/01/09(水) 01:26:31 ID:???
連投で規制されたんで続き




「貴様の言い訳は? 」
イーブイ「言い訳ですか?)」
「アホ相手に質問するのは俺の役だ!」
イーブイ「Sir,Yes Sir!」
「続けてよろしゅうございますか? 」
イーブイ「Sir,Yes Sir!)」
「不安か?」
イーブイ「Sir,I am Sir!」
「俺のせいか?」
イーブイ「Sir…」
「何だ? 俺をサーオタと呼びたいか?」
イーブイ「Sir,No Sir!」
「きさま身長は? 」
イーブイ「30センチです、サー!」
「ピカチュウ以下だと!?サバ読んでるのか?」
イーブイ「Sir,No Sir!」
「ふざけるな! 爺の前でレポート書かれて卵厳選され、妥協されてボックスの肥やしになったのがおまえだ!
 どこの穴で育った? 」
イーブイ「ズイです、サー!」
「ズイで捕れるのは主力と種親候補だけだぞ、わんこ二等兵
 主力には見えんから種親候補か!貴様もだろ? 」
イーブイ「Sir,No Sir!」
「ダース候補か?リーフィア候補か?」
「Sir,No Sir!グレイシア候補です!」
「グレイシアの♂とかありえんわ!シャワーズにもなれない奴め!
 めざパくらい粘っとけ!!」
302293-295:2008/01/09(水) 01:29:07 ID:???
「両親が生かしておいた子がいるのか?」
ゴンベ「Sir,Yes Sir」
「おまえの顔を見たら嫌になる!オー●並みの醜さだ!名前はデブか?」
ゴンベ「ゴンベです!サーッ!」
「ゴンベ?『名無しのゴンベ』か?」
ゴンベ「Sir,No Sir!」
「気品ある名だ、王族か?」
ゴンベ「Sir,No Sir!」
「貴様もお香を吸うんだろ?」
ゴンベ「Sir,No Sir!」
「ホースでビリリダマを吸い込む口だ!」
ゴンベ「Sir,No Sir!」
「名前が気に喰わん!人間の名だ
 “ザ・メタボリック”と呼ぶ」
ゴンベ「Sir,Yes Sir!」
303293-295:2008/01/09(水) 01:29:45 ID:???
「おかしいか、メタボ二等兵?」
ゴンベ「Sir,No Sir!」
「“こわいかお”をしてみろ!」
ゴンベ「Sir,Yes Sir!」
「早く顔面に伝えろ!
ゴンベ「頑張ってます、サー」
「メタボ二等兵、三秒やる。三秒だ、マヌケ!
 アホ面を続ける気なら目玉えぐってミラクルアイしてやる!
 1! 2! 3!」
ゴンベ「できません、サー」
「ふざけるな! ひざまづけ、大飯喰らい!自ら首を絞めろ!」

(言われてひざまづくゴンベ、ドゴーマンが手を出す)

「俺の手を使え、ボケ!」

(ドゴーマンの手を取ろうとするゴンベ)

「誰が手を引っ張れと言った?ドアホ! 自ら首を絞めろ!
 笑うのをやめたくなったか?」
ゴンベ「Sir,Yes Sir…」
「ふざけるな! 聞こえんぞ!」
ゴンベ「Sir,Yes Sir!」
「大声だせ!命の珠落としたか!」
ゴンベ「Sir,Yes Sir!」
「よし、起立!
 ケツの穴を引き締めろ!ディアルガのクソをひねり出せ!
 さもないとじめじめこやし地獄だ!
ゴンベ「Sir,Yes Sir!」


ここまで書いといて何だが俺アホだな。
304名無しさん、君に決めた!:2008/01/09(水) 11:03:54 ID:???
夜中でもテンション高いんだな。

「貴様が臆病なイワークか?まるでそそりたつシオンタワーだ!」
305名無しさん、君に決めた!:2008/01/10(木) 03:10:29 ID:???
生まれた直後の頃カッコいいと思って
Vも無いの体にマーキングして、突然マーキングを押さえて
「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて
「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言ってた
マグカルゴに「何してんの?」と聞かれると
「っふ・・・・めざパ氷(自分で作った設定で俺の持ってる氷技)を持たぬ物にはわからんだろう・・・」
と言いながら人気の無いところに消えていく
他の奴らにふしぎなあめを投与中、静まり返ったズイタウンで「うっ・・・こんな時にまで・・・しつこい奴等だ」
と言ってモンスターボールから飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる

Wi-Fi シングルLv100戦で試合しててマーキングを痛そうに押さえ相手に
「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」
とかもやった相手も俺がどういうイーブイか知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了
毎日こんな感じだった

でもやっぱりそんな痛いイーブイだとトレーナーに
「めざパ氷見せろよ!めざパ氷!」とか言われても
「・・・ふん・・・小うるさい奴だ・・・失せな」とか言ってトレーナー逆上させて
ボックスに放置されたりしてた、そういう時は何時もマーキングを痛がる動作で
「貴様・・・許さん・・・」って一瞬サンダースに進化したふりして
「っは・・・し、静まれ・・・俺のめざパ氷よ・・・怒りを静めろ!!」と言ってマーキングを思いっきり押さえてた
そうやって性格不一致だし逃がされた
攻撃と防御の個体値が低いだけならともかく、素早さや特攻や特防の個体値も低くて悪夢だった
306名無しさん、君に決めた!:2008/01/10(木) 13:55:52 ID:???
面接官「特技は目覚めるパワーとありますが?」
イーブイ「はい。目覚めるパワーです。」
面接官「目覚めるパワーとは何のことですか?」
イーブイ「技です。」
面接官「え、技?」
イーブイ「はい。技です。氷タイプで威力は52です。」
面接官「・・・で、その目覚めるパワーは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
イーブイ「はい。敵が襲って来ても守れます。」
面接官「いや、当社には襲ってくるような輩はいません。それに他人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
イーブイ「でも、ドラゴンにも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
イーブイ「ボーマンダに四倍のダメージを与えるんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに4倍って何ですか。だいたい・・・」
イーブイ「ダメージの倍率です。大概即死なんですよ。ドラゴン・飛行タイプというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
イーブイ「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。目覚めるパワー。」
面接官「いいですよ。使って下さい。目覚めるパワーとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
イーブイ「運がよかったな。やっぱり威力が足りないみたいだ……。」


面接官「……わかった、俺が飼ってやるよ」

逃がされたイーブイは就職には失敗しましたがいい人に拾われましたとさ
めでたしめでたし
307名無しさん、君に決めた!:2008/01/10(木) 20:56:42 ID:???
>>306

不覚にも吹いた上に萌えた…ちょっと逝ってくる
308名無しさん、君に決めた!:2008/01/11(金) 19:15:02 ID:???
>>305-306
GJ!
元ネタがうっすらとしか覚えてないorz元ネタなんだったっけ・・・
309名無しさん、君に決めた!:2008/01/11(金) 20:51:47 ID:???
邪気眼
イオナズン
310名無しさん、君に決めた!:2008/01/12(土) 19:47:17 ID:???
>>309 d!
311名無しさん、君に決めた!:2008/01/13(日) 20:17:29 ID:???
あげ
312名無しさん、君に決めた!:2008/01/16(水) 23:14:18 ID:???
大量繁殖した化石ポケを逃がすとかよく考えたら鬼畜ですよね

ごめん、リリーラ…
313名無しさん、君に決めた!:2008/01/17(木) 22:04:07 ID:???
でも逃がす!
314名無しさん、君に決めた!:2008/01/18(金) 23:12:45 ID:???
いらないポケモンを逃がすのと、パソコンの中に放置しておくの、どっちが残酷なんだろうね?
ここ見てからいらない子も逃がせなくてずっとパソコンに預けてあるんだが
たまには出してやるかな…
315名無しさん、君に決めた!:2008/01/19(土) 16:07:43 ID:???
あげてみるか・・・逃がされたポケモン達のために・・・
316名無しさん、君に決めた!:2008/01/19(土) 16:31:30 ID:???
どうしても愛情を注げない子達には、未来の世界のために自然の中に送り込ませてもらってる。
きっとパソコンの中でいつまでも寂しい思いをするより、自然の中で仲間を探したりして生きる方が楽しいさ。
317名無しさん、君に決めた!:2008/01/23(水) 19:40:57 ID:???
なんかここと似た空気を感じる

最近ズイタウン周辺が危ないんですが
ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/poke/1198319838/
318名無しさん、君に決めた!:2008/01/25(金) 21:41:07 ID:???
あげるかな。
319名無しさん、君に決めた!:2008/01/31(木) 19:13:49 ID:???
(替え歌:高個体値が出てこない【原曲:エアーマンが倒せない】)

気がついたら 爺の前でレポート そして出来た卵を貰う
マグカルゴを先頭にして 走り出したら 何度も往復するよ

卵が生まれてみれば すぐに飴と薬漬けにするけど
何回やっても 何回やっても 性格一致♀でないよ〜

あのイーブイ何回やっても♂ばかり たまに♀来ても狙ったように性格不一致有り得ない
かわらずの石持たせているけど ♀が来なけりゃ意味がない!
だから次は絶対勝つ為に 僕は眠眠打破は最後まで取っておく〜!
320名無しさん、君に決めた!:2008/02/01(金) 12:37:57 ID:???
何となく生まれた所に本能的に戻る仕組みだと思うんだよな。ダイパで炎ポケはハードマウンテンで孵化させる癖あるから絶対に逃がせねぇ…
321名無しさん、君に決めた!:2008/02/01(金) 15:38:27 ID:???
>>319
いや、素直に眠たいときは寝れよ
322名無しさん、君に決めた!:2008/02/03(日) 07:38:46 ID:???
>>320
俺は、御三家はリゾートエリアで…
たどり着けたらレアだし拾ってもらえる(金持ちが多いから野良は怪しいが)かも
しれないが、まずたどり着けないだろうな…

御三家だし配布スレとかでちまちま配ってたりするが、どうしても残ってしまって
にがしたヒトカゲやらヒノアラシやらは元気だろうか
323名無しさん、君に決めた!:2008/02/08(金) 14:07:37 ID:???
ほしゅ
324名無しさん、君に決めた!:2008/02/11(月) 11:58:42 ID:???
325名無しさん、君に決めた!:2008/02/14(木) 00:45:08 ID:???
兄貴から貰って、ギンガ団壊滅させるときも四天王倒すときもずっと一緒にいたグレイシアは元気にしてるかな。
自分がおやのグレイシア育てて、ボックスに預けたままにしてて、でも、そのままじゃ可哀想に思えて逃がしちゃったんだが・・・
レベルはその時で70後半だったからやられる事も滅多に無いだろうけど・・・

・・・お前の娘は今でも俺の相棒だよ。
お前に見せてやりたいよ。
・・・他のヤツのポケモンとしてでもいいから、もう一度会いたいな・・・
326名無しさん、君に決めた!:2008/02/15(金) 19:57:19 ID:???
逃がすのとはまた違うんだけど、交換したポケモンはなつき度が初期状態にリセットされるんだよな。
そりゃトレーナー同士で笑顔で「○○をかわいがってね!」と言ってるけど
ポケモンからしたら、捨てられるのと変わりないよ。すぐに再び交換して元に戻しても傷ついた心は簡単に戻らない。

逃がすのはもっと残酷。ポケモンはトレーナーと一緒にいたくてもトレーナー側はそんなのは知らない。
「○○を外に逃がした ばいばい ○○!」なんて明るく言ってるがポケモンにとっては地獄。
327名無しさん、君に決めた!:2008/02/19(火) 23:05:45 ID:izf3SJt6
保守
328名無しさん、君に決めた!:2008/02/26(火) 15:25:46 ID:9notHeVJ
保守あげ
329もんじゃぼ ◆/xi/zCXG7Y :2008/02/28(木) 02:02:25 ID:???
193: 【それは】ダークライスレ2【私だ】 (328)
220: にがしたポケモン達の行方 2匹目 (328)←
330名無しさん、君に決めた!:2008/02/28(木) 16:31:53 ID:Qq/aX7i6
sage
331名無しさん、君に決めた!:2008/02/28(木) 19:53:02 ID:???
何故かゴーストタイプは捨てられないんだ…
カラカラとかジュペッタなんて生い立ちが可哀想すぎて…
ボックスに入れたまんまの方が可哀想かな…
332名無しさん、君に決めた!:2008/02/28(木) 19:57:14 ID:???
333名無しさん、君に決めた!:2008/03/02(日) 15:47:37 ID:???
ボックスに入れっぱなしも可哀想だけど、
逃がす方も可哀想でどうしようもないorz
334名無しさん、君に決めた!:2008/03/02(日) 17:55:50 ID:???
クズと名付けたくなるトレーナーの気持ちもわからんでもない
少ない時間やり繰りしてやってるのに、Vどころか性格一致も出なけりゃねえ
335名無しさん、君に決めた!:2008/03/02(日) 23:54:48 ID:???
トレーナーにとっては大量に孵化した中の1匹かも知れないが、
ポケモンにとってはたった1人の「おや」なんだよ…
336名無しさん、君に決めた!:2008/03/02(日) 23:57:02 ID:???
>>335
すばらしい言葉だ
337名無しさん、君に決めた!:2008/03/03(月) 22:22:30 ID:???
「ほら、もう寝る時間よ」
「やだ! もうちょっとだけローとあそぶ!」

ねぇ、わたしはここにいてもいいの?
また幸せになることが叶うのかな。

ここは温かくて、とても幸せだから、ずっとここにいたいな。

人の多い街中に置き去りにされたときはどうしようかと思った。

寂しくて怖くて、あいつが憎くて、それなのにあいつが向かえに来てくれるのを待ってて、雨が降って、おなかがすいて……。

目が覚めたらここにいた。

小さな人間がひとりと、大きな人間がふたり。

「ローと一緒に寝てもいい?」

ローというのは多分、わたしのことだ。
違う名前で呼ばれていたこともあった。そうだよね。ああわたし、捨てられたんだよなぁ。涙が出てきそうになるけど、泣かないんだ。わたしはいじっぱり。でもすごく、寂しがり。それでいてようきで臆病で……性格なんて分からないや。

そういうのにこだわってた人間もいた。でもそれは過去。

もう笑ってもいいんだよね?

幸せになっていいんだよね。
338名無しさん、君に決めた!:2008/03/03(月) 22:50:52 ID:???
GJ
339名無しさん、君に決めた!:2008/03/04(火) 14:42:54 ID:???
パアアァァ…
俺の体が光り始めた。なんだか力が湧いてくる
後ろで主人が騒いでいる。光りが止むと体が少し大きくなっている
俺は進化したのか!俺は喜びながら主人の元へ駆け出した

姉「あっポッタイシに進化したんだ!良かったな。どうした(名前)?」
妹「べ…別に。良かったね…ポッタイシ」

俺はその時どうして主人が喜ばなかったのかわからなかった
その頃から主人は、俺を避けるようになった
いつもは俺をボールから出して歩いていたのに
最近はボールに入れっぱなし…そんな毎日が続いたある日…
主人がボールから俺を出した。周りを見渡すと辺りは何も無い
主人はボールをしまうと「バイバイ…」と言い残し走って行った
俺は後を追いかけた…でも見る見る内に引き離されて行く
とうとう見えなくなってしまった…俺はさっきの場所に戻り、主人を待った
しばらくすると雨が振り始めた…お腹も減った
諦めかけていたその時、足音が聞こえた
走る音だ!やっぱり主人は俺を迎えに来たんだ
俺は期待して待った
だが何故か来たのはエンペルトだった
俺を誘導している
俺はついて行った…しばらくすると人の影が見えた。主人のお姉さんだ
お姉さんは俺の体を拭いた後、街へ向かった
340名無しさん、君に決めた!:2008/03/04(火) 15:23:40 ID:???
建物に入ると主人が椅子に座っている
俺は主人の足元に近寄ったが主人は向いてくれなかった。
しばらくすると姉が言った
姉「お前…何であんな事を…最初のパートナーだろ?」
妹「だって進化したら可愛くなかったから…
それに私、本当はヒコザルが欲しかったのよ!そんなに可哀想なら姉ちゃんが育てなさいよ!」

その言葉で姉は無言になった…
以来、俺は姉に引き取られ、手持ちに入れられるようになった
新しい主人ともエンペルトととも親しくなれた。でもたまに思いだす…元主人と過ごした短い日々を…
たまに元主人と会うが、振り向いてもくれなかった
でも俺はもう追わない…これからは今の主人と共に道を歩もうと少し考えるようにした
(終)




(昨日、似たような事があったので、自分なりに書いて見ました…)
341名無しさん、君に決めた!:2008/03/04(火) 22:14:04 ID:???
最後の行が気になるが乙
342名無しさん、君に決めた!:2008/03/04(火) 22:50:21 ID:???
進化すると捨てる奴いるよな・・
俺の弟もそうだし・・
343名無しさん、君に決めた!:2008/03/04(火) 23:02:56 ID:???
本当にいるんだ
最後まで責任を持ちたくないなら最初から育てなくてもいいのに
344名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 01:18:17 ID:???
>>343
ただのデータに何言ってんだ
そういうことは現実でペット捨てる人間に言え
345名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 02:53:37 ID:???
心の狭い奴だな…
346名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 04:06:12 ID:???
最初のポケモンを捨てる奴って本当にいるんだな
347名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 14:26:14 ID:???
主人が私をボックスと言う箱に入れてどれくらいの月日が経ったのかな…
私が成長すると主人は無表情になっていたのを思い出す
主人の姉や従姉は喜んでたのに…その時から私は入りっぱなし…かわりに私のいたポジションには炎を纏った猿がいる…ボックスの中のポケモンは【君も要員になったんだね】と言う奴がいる
違うと信じたい…主人は俺が一人の時に最初の友達…親みたいなもんだ
きっと迎えに来る…絶対、絶対…

カチカチピピッ
ピー
zzz…あれ…何かかわった?ボックスの中のポケモンがかわってる気がする…
前は低レベルムックルばっかだったのになんでムクホークやレントラーが…しかも高レベル
配置変えでもしたのかなぁ…壁紙も違うし…
カチカチピピッ
誰かが私をボックスから出すとボールを開きこう言った
「私…エンペルト持ってなかったはず…なんでこんな所に…ハッ」
私の目の前に立ってる人…主人の姉は、部屋の隅に向かい電話で話し始めた怒ってる…
しばらくすると従姉と女の子が来た…私の主人だ
主人は姉と従姉に怒られている。話しの内容はわからなかった…
姉と従姉が帰ると主人は怒った顔をしながら私をボールに入れた
あの時の顔は忘れられない…
348名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 15:22:13 ID:???
あれからまた月日は立った…
が、主人が私をボックスから出す事はなかった…でも今日、主人は私を手持ちに入れてくれた
やっと主人が私の事を必要としてくれた。私はそう考えていた
しばらくすると主人は雪霰が沢山降る場所に私をボールから出した
タッタッタ…
主人、そんな早足で一体どこへ…待って…
霰が激しいせいか主人はあっという間に見えなくなった。
私は主人を探した…道中敵に襲われたりしたが、あまり痛くなかった
でも、ダメージは負う…霰も空腹もあって辛い
私は何とか凌げる場所を求めさ迷っていた
歩いていくと微かだが人の声を聞いた。聞いた事のある声…
私はその方向へ向かった
「よく頑張ったなグレイシア!」
そこにいたのは進化を喜ぶ主人の姉、傍らにいるのは進化してなお手持ちにいるゴウカザル…
主人はどうして喜ばなかったのだろうか…弱いから…それとも…
ドシャッ
私はいつの間にか倒れていた…
【おい大丈夫か!?おいしっかりしろ!】
「どうしたの……!凄い熱…早くセンターへ」
私の脳内で人やポケモンの声が響いていた…
気づいたら私は、ベットの上にいた。
数日後、私は姉に引き取られた。不満は無い
でもたまに考える…主人はどうして私を置き去りにしたのか…
(糸冬)
349名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 16:13:55 ID:???
GJ
私の弟も同じ事しようとしてた…
今は私の手持ちにいるけどね
350名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 18:53:19 ID:???
そういや、俺のところでもシンジ湖ゴウカザルがボックスに追いやられて
代わりに性格一致Vもちのゴウカザルが対戦に出てるな・・
最初にもらった思い出のポケモンなのに酷いもんだ、


あいつも種ポケとしてしか扱われなくなったのか
351名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 22:29:29 ID:???
俺はまだシンジ湖エンペルト使ってるな…なんか初めてのポケモンが、手持ちから消えると虚しくなる…
性格一致V持ち生まれたけどポッタイシで止めて一緒に使ってる
352名無しさん、君に決めた!:2008/03/05(水) 23:13:07 ID:???
シンジ湖ゴウカザルは捨てられないなぁ。
Vどころか全部の個体値が20以下だけど性格がようきだから、
努力値とか個体値とか知らない先輩との対戦で使いまくってる。
353名無しさん、君に決めた!:2008/03/06(木) 00:12:39 ID:???
バトレボで負けまくるから、一度だけボックスに入れて、卵技遺伝性格一致ゴウカザル使った事がある…
勝ったけどなんかやっぱあいつで勝ちたかった感じがしたからあいつを手持ちに戻した
性格一致は2軍に回した
354名無しさん、君に決めた!:2008/03/06(木) 01:25:54 ID:???
性格一致から見るとたまったもんじゃないなw
355名無しさん、君に決めた!:2008/03/06(木) 05:27:08 ID:???
ボックスに詰めたり逃がしたりするよりマシだと思うな・・
356名無しさん、君に決めた!:2008/03/06(木) 15:46:15 ID:???
何か物悲しくなってくる
357モンジャボ ◆/xi/zCXG7Y :2008/03/06(木) 18:29:54 ID:???
ボックスに捨てたうえに秘伝要員にしちゃったドダイトス

ポケモンに秋田自分がいやもじゃ
358名無しさん、君に決めた!:2008/03/08(土) 20:46:30 ID:???
努力値を下げる木の実があるからそれらを使いまくって努力値をリセットして
せめて努力値だけでも調節して対戦用に使う

のは流石にだるいか
359名無しさん、君に決めた!:2008/03/09(日) 21:19:30 ID:???
あげてみる。
360名無しさん、君に決めた!:2008/03/09(日) 23:34:16 ID:MbgcuZM5
ちょっとスレチになるかもしれないけど、

私は使わなくなったポケは逃がさないでボックスに入れてる。

各ボックスにリーダーポケを決めといて、ボックスの名前を「○○達の部屋」にして、壁紙もポケに合わせて変えたり、
「臆病」と「なまいき」は別にしたり、とかしてる…。

楽しく遊んでくれてると思ってる…。


あんまり逃がしたりはしないけど、逃がす時は、なつく前に捕まえた場所に近いポケセンで逃がす。
きっと本能で元にいた場所に走って行ってると信じてる…


たとえ私の妄想(w)だとしても、ポケ達の過ごしやすいようにしてあげたい。
生きてるデータとしか思えない。
361名無しさん、君に決めた!:2008/03/10(月) 17:44:42 ID:???
そういう心構えがきっと違うところでも活かされると思うよ
362名無しさん、君に決めた!:2008/03/13(木) 15:23:06 ID:???
ポケモン牧場は預けっぱなしにしても楽しそうだな
363名無しさん、君に決めた!:2008/03/13(木) 15:46:01 ID:???
>>360に感動して涙腺が崩壊した
364名無しさん、君に決めた!:2008/03/14(金) 16:29:48 ID:???
このスレ見てから個体値粘れなくなった俺が通りますよ
365名無しさん、君に決めた!:2008/03/17(月) 03:05:35 ID:???
今更だがWikiの「ドゴーマン選任軍曹」は
ニヤけずに読むことができないorz
366名無しさん、君に決めた!:2008/03/17(月) 03:11:18 ID:???
今度から牧場が配信されて
逃がされるポケモンがいなくなるんだね
367名無しさん、君に決めた!:2008/03/17(月) 15:36:46 ID:???
「全員並べッ!」

気合一声、居並ぶ黒装束どもに大声をかける俺。サマになってんだろう?なに、
軍人ってワケじゃァ無い。ちょーっとカントーからホウエンに出稼ぎに来ている
サラリーマンの、現場監督サ。

「さて、本日も『M』が放流したポリゴンの捕獲作戦を行う。総員かかれッ!」

いつもの様に並んだ黒装束どもに、いつもの様に声をかける俺。いつもの様に
大量のモンスターボールと自らの捕獲用ポケモンを手に散っていく黒装束。
いつ見ても俺様の部隊は戦意抜群。ボスからの信頼も厚いぜ。

……ん?サラリーマンが真夜中、ポケモン片手に何の仕事かって?

それはちょっとワケありでな。言えねェんだ。ジュンサーさんが怖いんでね。連中と
来たら俺たちのコスチューム、黒字に『R』の戦闘服を見た途端に勝負を仕掛けて
くるからたちが悪い。

まぁ、そんなことはおいといて、だ。今日ここに来たのはミスター『M』についての
取材だったっけ?お前。

奴の素性はよく分からん。唯一つ分かるのはまだ若い超スゴウデのトレーナーと
いう事だけだ。我が組織が保管している奴の戦績は数百戦数百勝……ゼロ敗。
たった一人でホウエンでの我らの抗争相手の集団を叩きのめし、壊滅に追いやった
ってんだから恐ろしい話だ。パラセクト使いの俺には、連中の使うドンメルやら
マグマッグやらには痛い目に会わされた記憶しかねェからな。
368名無しさん、君に決めた!:2008/03/17(月) 15:37:31 ID:???
で、その奴だが、何故かはしらねェがよくキンセツの周辺を自転車で暴走する。
その迫力と来たらカントー爆走連合のチャリ族も腰を抜かすような鬼の形相だ。
そしてなぜか、奴が走り終わった後はポケモンで溢れかえるって話だ。それも、
キンセツ周辺どころか、全国巡ってもそーは出会えない上玉揃いサ。

なんでかは知らん。「奴は人の姿を借りて下界に訪れたポケモンの神だ」とか、
「数百匹のポケモンを捕らえてはエリートを選び出し、残りを捨てるんだ」とか、
色々噂はあるが実際のところは誰にも分からん。本人に聞こうにも、異常に
無口でウンともスンとも言わねーそーだ。

で、付いたあだ名が『M』。マッハの『M』だな。

まぁ、奴の素性なんざ俺らの知ったこっちゃねえ。俺たちの目的は奴の逃がす
ポケモンよ。

……今俺の部下がかき集めてる……『ポリゴン』ってのはなぁ、カントーの方
じゃあタカく売れんのよ。いやいや、何も現金で売るわけじゃねーぜ。ちょっとした
ゲームの景品でなァ。……中には景品目当てに数十万円の現金放り出してコイン
を買い占める馬鹿も居るがね。

そんな、超高価なポリゴンどもが……モンスターボール1ヶだ。200円だ。Lvも低い
し、胞子峰打ちさえあれば取り放題。輸送費育成費、その他モロモロの経費を
考え合わせても、一匹ザッと……ン十万の儲けだ。おかげでウチの組織の給料は
ずーっと右肩上がりの不景気知らず。『M』サマサマだな。

何、ポリゴンだけじゃねェ。個体数が少ない上に直ぐに逃げ出すケーシィや、オツキミ
部隊が日々血眼になって探し回ってるピッピの仕入れもラクチンだ。この前なんざ、
幻のポケモンとも言われるミニリューがワサワサ沸いてたこともあったぜ。そいつを
組織の研究者に見せたらユーマがどうとかネッシーが何とか抜かして血の泡吹いて
倒れやがった。……そいつ、竜族否定派の研究者だったからなぁ。実在が確認され
たとはいえ、百匹単位でくねり回るミニリューの山を見せられたら、脳にクるわな。
369名無しさん、君に決めた!:2008/03/17(月) 15:38:14 ID:???
へ?罪悪感は無いかって?何で罪悪感を感じなくちゃあいけないのか、理解に苦しむね。

そもそも、ここに捨てられてる連中は本来の生育環境とは違う環境に放り出されて
苦しんでるのが殆どだ。それを優しく眠らせ保護して、施設で育成した後で都会の
夢見がちな坊ちゃん嬢ちゃんの元へ夢と共にお届けする……泣けるようないい話
じゃねーか。それでちょびーっと儲けたって、お天道様は許してくれるサね。一応、
ポケモンを専門に取り扱ってる組織だからポケモンの扱いはしっかりしてるぜ。
ウチのスゴウデの中にはヤドンに気づかれずにシッポを切り落……ゲフンゲフン。
いや、何でもない忘れてくれ……。色々ポケモンの扱いには慣れてるってだけだ。

ま、そんなこんなで俺たちみたいな商売でも、生態系の保護とポケモン達の保護に
一役買っているんだぜ。……ジュンサーも、ポケモンレンジャーも、そこらヘンを
もー少し評価して……って、何だこの音?通信?あーもしもし……は?タマムシの
アジトがガキ一匹に潰された?で?俺らはヤマブキ防衛作戦に回れ?


あー、なんか本部で面倒な事が起こったようだ。じゃ、インタビューはこれまでで。
あ、取材元のプライバシーは保護してくれよ!モザイクとか、変声処理とか。
じゃ、俺はこれで行くぜ……

「おーい!全員集合!作戦中止、直ちにヤマブキまで飛…………」
370名無しさん、君に決めた!:2008/03/17(月) 21:27:20 ID:???
なんか首藤の小説のコラムみたいだな・・・。
このスレに知ってるやついるかな。
371名無しさん、君に決めた!:2008/03/18(火) 00:36:57 ID:???
逃がすことも出来なくて
ボックスに入れたままのポケモン達…ごめんorz
372名無しさん、君に決めた!:2008/03/18(火) 01:53:50 ID:rWQovgL5
>>368さん、Mの本名ってなんていうんですか(´・ω・`)?ぼくに教えてください☆
373名無しさん、君に決めた!:2008/03/18(火) 02:38:41 ID:???
>>367
何のネタなのかずっと考えていたが思い出した、のらくろだww
374名無しさん、君に決めた!:2008/03/18(火) 12:42:32 ID:???
マリオですねわかります
375名無しさん、君に決めた!:2008/03/18(火) 18:55:19 ID:???
のらくろ懐かしいな
ていうか知っているの少ないだろ
376名無しさん、君に決めた!:2008/03/18(火) 21:48:09 ID:???
なんだこのスレは……。
もうポケモン逃がせなくなるじゃないか。
377名無しさん、君に決めた!:2008/03/19(水) 00:45:51 ID:???
>>376
ポケモン牧場が出たら買えよw
378名無しさん、君に決めた!:2008/03/21(金) 00:49:36 ID:???
一人で寂しくないように、だいばくはつを覚えたベトベター兄弟を
みんなおなじボックスにいれて一気に逃がした。
どうしよ。明らかに迷惑行為だろうな。
379名無しさん、君に決めた!:2008/03/21(金) 00:50:21 ID:???
一人で寂しくないように、だいばくはつを覚えたベトベター兄弟を
みんなおなじボックスにいれて一気に逃がした。
どうしよ。明らかに迷惑行為だろうな。
380名無しさん、君に決めた!:2008/03/21(金) 20:55:20 ID:???
さて、ニュースが楽しみだ
381名無しさん、君に決めた!:2008/03/22(土) 00:34:37 ID:???
みんな
さみしくて
あつまって
ぐるぐるまざって
とけあって…

どかーん。


「おかしいな、さっき誰かがベトベターを逃がしてたはずなんだが…どこにもいない?」


みんないっしょなら
こわくない。
おそらのうえから
みんなでみてるよ、
ぼくらのともだちの
しあわせねがうよ。


>>378に贈る
382名無しさん、君に決めた!:2008/03/25(火) 02:25:25 ID:???
あげ…
ベトベターカワイソス(´・ω・`)
383名無しさん、君に決めた!:2008/03/26(水) 00:36:41 ID:???
ひらがなだけってのが切ないな
384名無しさん、君に決めた!:2008/03/26(水) 03:02:37 ID:???
みなさんポケモン牧場を有効利用しましょう
385名無しさん、君に決めた!:2008/03/26(水) 21:17:00 ID:???
「ここで待ってろよ、そしたら迎えに来てやるから・・・」

うん、わかった!ここでまってるね。きをつけて、いってらっしゃい。

「じゃあな。」そう言って遠ざかる姿。

はやくかえってきてね。ひとりはね、さみしいよ。
『大事な用事』ってなんなんだろう。
それがおわったら むかえにきてくれるんだって。
はやく、おわらないかな。そしたら、たびにでたいな。
ごしゅじんと、いろんなものをみて、いろんなところにはやくいきたいな。
だからね、ちゃんとごしゅじんのこと、まってるよ。



・・・あの小さなポケモンは、かれこれ何日位あの場所にいるのだろうか?
おそらく、捨てられたんだと思う。この近くには頻繁にポケモンが捨てられる。
それもレベルが低く、簡単に命の危険にさらされてしまう様なポケモンが。
自分が見かけた時から、あの子はその場所を動かない。
時々遠くを見たかと思うと、小さくうずくまって寝ているようだった。
話しかけてみようか、と思った。あの子の暇つぶし位にはなるだろう。
386名無しさん、君に決めた!:2008/03/26(水) 21:18:40 ID:???


「やぁ。」そう声をかけると、その子はパッと顔を上げた。
「・・・こんにちは!」
「こんにちは。・・・君はどうして此処にいるの?」
「まってるの、」
「・・・だれを?」
「ごしゅじんだよ。『大事な用事』があるから、ここでまってて、っていわれたの。」
「・・・そうなんだ、偉いね。・・・けれど、この辺は度々雨が降るからね。
風邪を引かないように気をつけて。」
「うん!ありがとう。」
あぁ、この子は捨てられたんだ・・・
けれど、帰ってこない主人を信じて待っているのか・・・
君は捨てられたんだよ、なんて言う事は自分にはできない。
「お腹が空いたら、これを食べるといいよ。」
そう言って私は先ほど、近くで採った木の実を数個、渡した。
「・・・!ありがとう!」
素直に質問に答え、きちんと礼を言い、
とても嬉しそうな笑顔を見せたその子は、素直な性格なんだと簡単に分かった。
素直に主人の言いつけを守り、ずっとここにいるんだろう。
素直な性格が原因で、捨てられたとも知らないで・・・
「・・・早く帰ってくるといいね、ご主人・・・」
そう言って、私はその場所を去った。
387名無しさん、君に決めた!:2008/03/26(水) 21:21:45 ID:???


・・・あのポケモンさんとおわかれしてから、どれくらいたったかな。
あれからあめが、まいにちたくさんふって、あたまがいたいのがつづいた。
ごしゅじんは、まだかな、まだかな。ひとりはさみしくて、さむいし、こわいよ・・・

まだこないのかな・・・『大事な用事』だもんね、しかたないんだ。
でもね、からだがつめたいよ、おもうように、うごかない、よ・・・

・・・こんなときにどうしてかな、
ぼくがうまれたときに、ごしゅじんが、いったことをおもいだした・・・
『チッ・・・素直な性格かよ・・・』
あのとき、そういったごしゅじんが、おこったかおをしてたのは、きのせいだよ、ね・・・

たくさんまっていたけど、ごしゅじんは、こな、い。
だんだんと、めが、あかなくなってきた、よ・・・
あぁ、もう、だめ、だ・・・

ちゃんと・・・まってるって、やくそくしたのに・・・
ごしゅじんとのやくそく、まもれなくてごめんなさい・・・。
388名無しさん、君に決めた!:2008/03/26(水) 21:26:47 ID:???
おぉ、性格を絡めるとは上手いな
389名無しさん、君に決めた!:2008/03/27(木) 15:24:13 ID:???
>>385-387
(´;ω;`)ブワッ
390名無しさん、君に決めた!:2008/03/28(金) 03:19:05 ID:???
あげ…
391名無しさん、君に決めた!:2008/03/30(日) 23:39:35 ID:???
ごめん、ちょっと思ったんだけど…

ポケモンって、『トレーナーと戦いチャンピオンを目指しながら、それと同時に色んなポケモンをゲットしてポケモン図鑑を完成させる』ことが中心のゲームだよね?
ゲットしたポケモンを逃がす事は良くないけど…
『ボックスに入れるの可哀想(´;ω;`)残酷』
とかって、じゃあどうすればいいの?手持ちに入れるポケモンだけゲットしろって事?図鑑完成させようとしてる身からすれば、こう言ったらあれだけどボックスに預ける以外方法ないんだよ。こう書いたらまた『酷い』とか色々言われそうだけど。

みんなの書き込み見てるとさ、ポケモンやらなきゃいいのにって思う。みんなポケモンが本当に大好きだからこそそう思うんだろうけどさ……
もう、アニメだけ観なよ。
可哀想、残酷とか書き込みしながらポケモンやってるっていうのが理解できないんだけど…。
392名無しさん、君に決めた!:2008/03/30(日) 23:58:00 ID:???
難しいな…。自分のボックス入れっぱなしでごめんorzってのは
活躍の場をあげられなくってごめん…って感じかな。
ストーリー攻略とかで手持ちに入れてたポケモンなんかは逃がせなくて
入れっぱなしだから、活躍の場をあげたいんだけど、
それがなかなか出来ないorz

まぁ牧場買う予定なのでそんな悩みとはおさらばだ。
393名無しさん、君に決めた!:2008/03/31(月) 02:04:58 ID:???
>>391
たまにはボックスから出して連れまわしてやればいいんじゃない?
394名無しさん、君に決めた!:2008/03/31(月) 02:27:16 ID:???
みんな>>384
395名無しさん、君に決めた!:2008/03/31(月) 03:58:47 ID:???
私はいつからこの空の上で人々とポケモン達を見守ってきただろうか。
昔の人々は純粋だった。今のように人々は機械と呼ばれる物に囲まれていない。畑を耕すなら力と体力のあるポケモンと共に、寝るときはみんなで寄り添って寝ていた。みんな幸せそうだった。
396名無しさん、君に決めた!:2008/03/31(月) 04:05:17 ID:???
いつからだっただろうか。ポケモン達の力を悪用し始める人々が現れたのは。その人々はそのときから今に致るまで、ずっと存在し続けている。恐らくこれからも存在し続けるだろう。
しかし、まだよかった。私が目を付けた、カントーの赤い服の少年が、愚かな人々の巣窟を破壊した。それからしばらくして、ジョウトでも同じような少年が現れ、その残党を蹴散らした。
この頃は、まだよかった。
397名無しさん、君に決めた!:2008/03/31(月) 04:17:14 ID:???
いつからだっただろうか。かつての純粋な人々、勇敢な少年の行動をまるで馬鹿にするように、産まれたばかりのポケモンをまるでゴミのように捨てる少年が現れたのは。その少年は自分の納得のいくポケモンが産まれるまで、それまでのポケモンを捨てていく。
さらに、周りの人々も、それを黙って見ているだけだ。昔の純粋な人々や、勇敢な少年が見たら何と言うだろうか。
しかし、それでも私はこの空から人々とポケモン達を見守り続ける。
かつての勇敢な少年に渡した、虹色の羽に誓って。
398名無しさん、君に決めた!:2008/03/31(月) 16:41:53 ID:???
>>395
逃がしたポケモンの行方じゃない罠
399名無しさん、君に決めた!:2008/03/31(月) 18:00:14 ID:???
最初空の上ってあるからレックウザかと思ってたらホウオウ様か…
何にせよGJ
400名無しさん、君に決めた!:2008/04/01(火) 11:30:12 ID:???
ちょっとスレの主旨から離れてきてるな…まぁ乙
401名無しさん、君に決めた!:2008/04/09(水) 00:37:01 ID:???
ho
402名無しさん、君に決めた!:2008/04/10(木) 21:06:36 ID:???
あげ
403名無しさん、君に決めた!:2008/04/11(金) 14:37:39 ID:???
所詮ポケモンなどデータの一部に過ぎんというのに
404名無しさん、君に決めた!:2008/04/11(金) 18:23:58 ID:???
ゴース逃がした奴が呪われてなんかのポケモンになって
自分の逃がしたなんかのポケモンに説教みたいなことされる話を思いついたが何度書いてもうまくいかない

>>403
そう思ってるならそれでいいと思うよ
405名無しさん、君に決めた!:2008/04/11(金) 21:07:37 ID:???
>>404
急がずじっくり頑張れ…。
その話が投下されるのを心待ちにしているよ。
406名無しさん、君に決めた!:2008/04/12(土) 11:40:28 ID:???
>>391モンスターボールごとボックスにおくる
 
  モンスターボールの中にはいごこちのいい環境が広がっている
  よって放置してもおk

  さみしがり?なにそれくえるの?
407名無しさん、君に決めた!:2008/04/18(金) 10:20:14 ID:???
流れぶったぎるけど
たまに逃がそうとして戻ってくるポケモンいるよね?

あれなんなの?
特になつき度が高いわけでもないのに。
408名無しさん、君に決めた!:2008/04/18(金) 11:16:48 ID:???
…そうか、もう私は用無しなのか。
トレーナーのポケモンとしての登録が解除され、主人が私を野に放とうとする。
嘆いたって何も変わりはしない、新たな生活を受け入れるか…

いや、ちょっと待ってくれ。
主人よ、ここをどこだと思っている?
…キナギタウン、海の上に浮かぶ小さな群落だ。
そんなところで逃がさないでくれ、なんたって…

お前の海の足は今の所私しかいないだろう?

>>407
要するに秘伝技を覚えてる最後の一匹は逃がせないってこと
つまり防止のためにそうなってる
409名無しさん、君に決めた!:2008/04/19(土) 00:30:04 ID:???
>>407秘伝技覚えてると確か戻ってくる。
410名無しさん、君に決めた!:2008/04/19(土) 13:39:08 ID:???
帰ってきたからあっという間に情がうつって逃がせなくなった。
というか一軍からも外せなくなった。 アズマオウめ、愛してる。
411名無しさん、君に決めた!:2008/04/19(土) 21:59:13 ID:???
「ばいばい、アズマオウ」
…どうして逃がされたのかな。
もう、必要じゃ無くなっちゃったのかな。
…どうしてか分からないし、ご主人がなんだか心配だから、こっそり戻ってみよう。
「…あ。」
…こっそり戻ったのに、見つかっちゃった。
「…なんで戻ってくるんだよ…」
なんでって、ご主人のことが心配だったんだよ。
「心配そうな顔で見るなよ…逃がせなくなるだろ…」


「よーし!よくやった、アズマオウ!」
ご主人が嬉しそうに笑うので、つられて嬉しい気持ちになる。
やっぱり、最高のご主人であり、親であるのはご主人だけだよ。
これからも頑張るから、よろしくね。


>>410のアズマオウ物語
412名無しさん、君に決めた!:2008/04/19(土) 23:53:36 ID:???
>>411

全俺が泣いた。ドゴーマンなんて書いてる場合じゃない
413名無しさん、君に決めた!:2008/04/20(日) 00:43:31 ID:???
ドゴーマン個人的に凄い好きなんだぜ
あの話はWikiを見る度に読んでしまう…
414名無しさん、君に決めた!:2008/04/20(日) 18:49:31 ID:???
>>411
泣いた…。GJ!

いつもGTSを行ったり来たりしてるだけだったから、気になってエメでトサキント育ててみたら自分も情が移った
アズマオウかわいいよアズマオウ
415412:2008/04/20(日) 21:00:23 ID:???
>>413

あんなアホなもんで喜んでくれるとは作者冥利に尽きる。サンクス
416名無しさん、君に決めた!:2008/04/21(月) 00:05:19 ID:???
どうしても逃がせないのでついに

ポケモン牧場買っちゃった…
みんなで戯れてるところを見ると買って良かったかもしれない。
417名無しさん、君に決めた!:2008/04/23(水) 21:03:28 ID:???
悲しいスレage
418名無しさん、君に決めた!:2008/04/23(水) 21:54:33 ID:???

419名無しさん、君に決めた!:2008/04/23(水) 22:46:02 ID:???
あなたはもう忘れたかしら ほのおのからだ先頭にして
三人で走った ズイの街道
「いっしょに旅しようね」って言ったのに
ついに私は 逃がされた
洗い髪が芯まで冷えて 小さな奥歯カタカタ鳴った
あなたは私の性格見つめ 「やんちゃか」って言ったのよ
若かったあの頃 何も怖くなかった
ただあなたの優しさが怖かった

あなたはもう捨てたのかしら
私と♂のイーブイ預け あなたが貰った私のタマゴ
「うまく育ててね」って言ったのに いつもちっとも育てないの
窓の下には神田川
三畳一間の小さな育て屋 あなたは私の子供を見つめ
「1Vかい」って言ったのよ若かったあの頃 何も怖くなかった ただあなたの優しさが怖かった
420名無しさん、君に決めた!:2008/04/24(木) 00:29:19 ID:???
>>419
元ネタが懐かしすぎて涙出てきたwww
421名無しさん、君に決めた!:2008/04/24(木) 06:40:57 ID:???
>>420元ネタkwsk
422名無しさん、君に決めた!:2008/04/24(木) 06:50:58 ID:???
神田川でググれ
423名無しさん、君に決めた!:2008/04/24(木) 17:09:27 ID:???
>>422ありがとー!
424名無しさん、君に決めた!:2008/04/27(日) 20:15:54 ID:???
>>419

貴様さては同世代だな…ズバリ20代中盤〜後半
425名無しさん、君に決めた!:2008/04/30(水) 21:08:10 ID:???
このスレ見ると逃がせなくなる・・・
426名無しさん、君に決めた!:2008/04/30(水) 21:36:13 ID:???
「いいか。着いてくるなよ。・・・じゃあな」
そう吐き捨てて遠ざかる背中。空からは雪が降っていて、辺り一面が白一色になっている。
どうして、と考えても自分が逃がされた理由が分からない。
とても寒い。こんな所、もともと私の住める環境じゃないのに。
こんな所で、これから独りで生きていくのか・・・。
ずっとボックスに預けられたままで、大してレベルも高くないのにどうやって・・・。
そんなことを考えていたら、辺りはいつの間にか暗くなっていた。雪は相変わらず降っている。
これから、どうしよう・・・。

逃がされてから、何日も過ぎた。
敵に襲われると、圧倒的に不利だった。レベルが違いすぎる。
懸命に逃げて、なんとか生き延びるような日が続いた。もう、体中が痛い。
もう、駄目だ・・・、私は雪の上に倒れた。
逃がされてから、何週間も経った朝だった。
私の上に、雪がどんどん積もっていく。眠いのか何なのか分からない。
その時、遠くに見覚えのある人影が、ぼんやりと見えた。
ああ、あれは・・・
427名無しさん、君に決めた!:2008/04/30(水) 21:37:23 ID:???
「ったく・・・此処までくるのも一苦労だな・・・」
人目に付かないように、この雪が降っていて、あまり人がいない場所にポケモンを逃がす。
生まれたばかりだろうと、住む環境が全く違う場所だろうと関係無く。
前に逃がした奴らのことなんて考えてる暇なんてない。
逃がすために、目的地へと向かい、雪の中を歩いていく。
目的地に着くとポケモンを逃がす。
「いいか。着いてくるなよ・・・」そう言って。そして、また来た道を引き返す。
「・・・ん?」
雪の中に、何かが埋もれている。まぁ、草かなんかだろう。
俺は、特に気にもせず、また近いうち訪れるその場所を後にした。


・・・あなたは知らないのでしょうね。
あなたが何度も歩いているこの雪の下に、
私のように、住む環境が全く違う此処へあなたに逃がされ、この環境に耐えられなかったポケモン達、
生まれたばかりでどうしようもなく力尽きていったポケモンや、
その兄弟達が埋もれて冷たくなっている事を・・・。
428名無しさん、君に決めた!:2008/05/01(木) 12:44:08 ID:???
もうキッサキやテンガン山付近に行けないな…
GJ
429名無しさん、君に決めた!:2008/05/01(木) 15:12:07 ID:???
生まれない、生まれない、生まれない、生まれない。
周囲の視線も痛い。いい加減飽きた。HD遺伝しろ。
……ヨマワルはやめだ、今度はイーブイにしよう。孵化歩数は地獄だけど。

「彼は自分の何が悪いのか気付いていない」
「それは決して通行の妨害などではない」
「そして深夜の騒音のせいでもない」
「トレーナーとして、いや人としてその行為は許し難い」
「だが彼は赤子を捨て続ける」

「……いや、それは『彼ら』だ」


某スレが近くにあった記念

孵化直後のポケモンを逃がすのは嫌だけど止められないから
せめて拾ってもらえそうな人が多いヨスガのポケセンで逃がすことにしてる
430名無しさん、君に決めた!:2008/05/04(日) 19:21:01 ID:???
俺、孵化させたポケモン全部牧場に送る事にするわ・・・
431名無しさん、君に決めた!:2008/05/04(日) 20:57:27 ID:???
街から遠く離れた森の茂み。
ここなら人通りもないから、誰かに見られる心配はない。それに。
俺がここに足を踏み入れたのを嗅ぎつけたグラエナ達が
茂みからひょっこりと顔を出して、じっと見ている。
俺を襲うつもりじゃない。あいつらは知ってるんだ。俺がここに何をしに来たのかを。
俺は素早くモンスターボールからポケモンを取り出すと、一目散に駈け出した。
出されたポケモン達は俺を追いかけようとするだろうが、追いついてくるものはいない、きっと。
俺が走り出した瞬間に、グラエナ達が茂みから飛び出していったような気がする。あとは知らない。
何も見たくない、聞きたくない。耳をふさいだまま全速力で駆け抜けた。

どうせ逃がしたって、生まれたばかりの能力じゃ野生ポケモンに太刀打ち出来るわけがない。
厳しい野生の世界で生き延びられるはずもない。
飢えや乾きに蝕まれて朽ち果てていくよりはいっそのことひと思いに。
もうここでポケモンを逃がすのが習慣になっていて
グラエナからは餌をくれる人という認識をされているのかもしれない。
奴らもいたぶったりはせずに一瞬で終わらせてくれているだろうから、持ちつ持たれつと言ったところか。

強いポケモンを育てるには厳選しなければならないんだ。
ボックスにも限界はある。何かを切り捨てる勇気も必要なんだ。
そうやって自分に言い聞かせながら、きっと俺はまたここを訪れるんだ。

……おかしいな。俺ってポケモンが好きだったはずなのに、どうしてこんなことやってるんだろう。
何も見てないし、聞いてもいないのに、涙が止まらない。

===
このスレを見つけてから、逃がすことに疑問を感じるようになったなあ。
432名無しさん、君に決めた!:2008/05/04(日) 21:07:32 ID:???
言うまでもなくこの210ばんどうろは苦しみのたうつ怨嗟の声に満ち溢れておる
百匹千匹の呻きが…… 一人の巧みな戦闘を支え……
一人の強さがその百匹・千匹の希望だ…………
それがこのポケモン界の仕組み……
わしはその冷酷 必然を認め
常に自らに言い聞かせておる

ところが……
世の中には それではいかん 大事にせねばなどと……言い出す輩もおって……
わしは実に…… こういう連中が嫌いでの……
もし本気でそう思っておるのなら 一切逃がさなければいいのだ
グズグズ言わずに…………
牧場にビシビシ送るべしっ……!

が……
なぜか奴らはそれをせんのだ
そっちに話が及ぶと突然ほおっかむり
「せめて木の実でも持たせて」などという曖昧な逃げ口上に徹する……
わしは……
そういうクズにならぬようにとも戒めておる
つまり……
わしは生涯ポケモンに情けをかけぬ……と
433名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 07:01:25 ID:???
会長w
434名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 13:44:48 ID:???
孵化直後のポケモンを逃がすのは嫌だけど止められないから
せめて拾ってもらえそうな人が多いヨスガのポケセンで逃がすことにしてる(笑)

飢えや乾きに蝕まれて朽ち果てていくよりはいっそのことひと思いに。(笑)
435名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 15:00:24 ID:???
>>434
ゲームだから逃がしても無害だ
436名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 17:22:46 ID:???
>>435

こういう小さな罪悪感すら満足に持てない香具師はロクな大人にならないな
437名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 17:42:35 ID:???
>>436
小さな罪悪感(笑)とか言ってポケモンに情けをかけてる自分によってるお前はロクな人間じゃないな
438名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 17:51:43 ID:???
>>437のレスを一発で「自分に酔ってる」と漢字変換できなかった俺はロクな人間じゃないな
439名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 22:03:57 ID:???
「ごめん…ばいばい、」
違う、そんな言葉が私は欲しかったんじゃない。

私が初めてあなたに会った時、あなたはとても嬉しそうに私を見ていた。
「僕の初めてのポケモン!」なんて言いながら。
とても嬉しそうに笑うから、私も嬉しい気持ちになったのを、今でもはっきり覚えてる。
その様子を見ながら優しく笑う、博士の顔も。
それからは、たくさんのことを見て、知りながら、旅をした。
四天王、と呼ばれる人とも戦った。傷だらけになりながら、チャンピオンも倒した。
毎日が楽しかった、のに。

ある日、私はボックスに入れられた。
いつまでもあの人は迎えに来ない。
それから何日か経って、私の周りには、私の進化前の姿の子がたくさん溢れるようになった。
どうしてだろう、胸騒ぎがする。
その時、あの人が来た。久しぶりに外へ出れるのだろうか。
「…そろそろボックスがやばいな、逃がすか…」と、声がはっきり聞こえた。
そして、あの人は私をボックスから連れ出した。
…久しぶりに外へ出れたのに、嬉しいなんて思えなかった。
あの人の隣りにいるのは、私と同じ姿の…
…私はもう必要無くなったのかな。
「僕の初めてのポケモン!」なんて言っていた幼い頃の彼の顔が、ぼんやりと霞んでいる。
目的の場所についたのだろうか。ボールから出される。
そして、「ごめん…ばいばい、」
………
私はそんな言葉が欲しかったんじゃない。
またあなたの為に戦って、一緒に喜び、悲しむことをしたかった。
どうせ別れるなら、そんなに悲しい顔をしないで欲しかった。
足早に去るあの人を、慌てて追いかける私と同じ姿のポケモン。
やがて、あの人は見えなくなった…
440名無しさん、君に決めた!:2008/05/05(月) 22:05:08 ID:???
あれからどれぐらい経ったのかな…
私は今、かつて私が住んでいた場所にいる。
…野生の世界でも、何の問題も無く生きることが出来た。
あの人との冒険の中で、私はとても鍛えられていたから。
それでもやっぱり、どこか悲しい。
けれど、恨むとか、憎むとかは絶対に有り得なかった。
なぜなら、何があろうと、あの人は私の親で友でもあり、パートナーで、
そして最高のトレーナーだったから。
441名無しさん、君に決めた!:2008/05/06(火) 19:03:42 ID:???
>>439-440
(´;ω;`)ブワッ
442名無しさん、君に決めた!:2008/05/07(水) 17:24:01 ID:???
>>439-440
ちょっと殿堂入りメンバーとバトルタワー行ってくる
443名無しさん、君に決めた!:2008/05/07(水) 20:20:01 ID:???
前スレ見てきたけど、やっぱり悲しくなった。
444名無しさん、君に決めた!:2008/05/07(水) 23:10:48 ID:???
このスレの原点に帰るとさ、逃がしたポケモン達はどこに行くんだろ。
珍しい奴等なんかはWikiの話にあるように
サファリや自慢の裏庭、スロットの景品になってそうだな…
445名無しさん、君に決めた!:2008/05/08(木) 06:02:05 ID:???
ポケモン牧場でユカリが連れてくるポケモンは、
実はトレーナーに逃がされたのを拾ってきたもの…まで妄想した。
446名無しさん、君に決めた!:2008/05/08(木) 18:57:39 ID:???
今まで逃がしたポケモン達が、ふらい広場に集合してたらなんかやだな・・・。
とか思った。
447名無しさん、君に決めた!:2008/05/08(木) 20:22:45 ID:???
○ふれあい
×ふらい
ふらい広場ってなんだろorz
448名無しさん、君に決めた!:2008/05/08(木) 20:54:02 ID:???
空を飛ぶポケモン達の楽園だろ
449名無しさん、君に決めた!:2008/05/08(木) 21:01:07 ID:???
>>448逃がされたポケモン達で空飛べる奴等で大集合か…
考えたらちょっと和んだ。
450名無しさん、君に決めた!:2008/05/08(木) 23:25:44 ID:???
そこからヒッチコックの『鳥』的な展開に…
451名無しさん、君に決めた!:2008/05/09(金) 20:36:01 ID:???
ほのぼの気分が吹き飛んだなw
452名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 07:11:24 ID:???
あげ
453名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 07:34:53 ID:???
例えは悪いがウイザードリーの商店みたいなシステムにすればいいのにと思う。

例として上げるなら御三家等を孵化して余りを逃がした場合にどこかの草むらに出現、繁殖するようになればいいのにと思う。

制限としては一定数もしくは♂♀両方逃がさなくてはならないとかね。
454名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 10:03:20 ID:R8bNlOHO
糞個体を捨てるあなた達が考えてるなんて滑稽だわ
455名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 10:43:19 ID:h+3U+Rnx
閉まっちゃうおじさんに閉まわれちゃう

もーダメだー
456名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 10:56:40 ID:???
自作自演スレッド終了
457名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 12:40:17 ID:gKtmRzra
糞固体だからこそポケトレでトンビが鷹を産んで欲しいのさ

そのためのリリース繁殖さ
458名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 15:25:09 ID:???
>>455
ぼのぼの自重wwwww
459名無しさん、君に決めた!:2008/05/15(木) 20:06:44 ID:???
この辺の事情では元の悪魔が消えてなるメガテンの方が心情的な配慮があるのな。
460名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 18:36:14 ID:???
今、SS書いてるんだけど予想外に長くなってしまいそうなんだ。短くまとめられなくて…
一人で大量消費して迷惑かけると悪いからどっかでうpしてアドレス載せる方が良いかな?
461名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 18:40:28 ID:4p+Ul1dR
全部一気に投下しちゃえYO
462鉄火忍 ◆TEKKANINeg :2008/05/17(土) 18:40:55 ID:???
ミスったw
ID表示で上げてしまってすまん
463名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 19:28:06 ID:???
別にいいんじゃね?
464名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 19:32:44 ID:???
今度はコテつけてたとか俺バカスwww
前スレであったじゃん、職人さんに対するアンチみたいなのとか
そういうのがあんまり出て欲しくないんだよね、俺w
465名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 19:38:14 ID:???
>>437
466名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 20:11:59 ID:???
>>461 >>463
返答ありがとう。
10レスは絶対に超えないように頑張るよ
467名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 20:13:19 ID:???
連投支援はするべきなんだろうか
468名無しさん、君に決めた!:2008/05/17(土) 20:27:02 ID:???
10レスぐらいまでなら少しレス間隔あけていけば支援は要らないはず
469名無しさん、君に決めた!:2008/05/23(金) 01:05:53 ID:???
アゲハント
470名無しさん、君に決めた!:2008/05/29(木) 23:08:09 ID:???
牧場に孵化したポケモンを預けて、逃がすのが面倒だから
データごと消したって書き込みを見たんだが、考えるとかなり残酷だよな…
471名無しさん、君に決めた!:2008/05/30(金) 00:22:01 ID:???
牧場を売却したんだよ。
きっと牧場にいたポケモン達は新しいオーナーの所で元気にやってるよ。
…そう考えておこうじゃないか。
472名無しさん、君に決めた!:2008/05/30(金) 01:57:02 ID:???
昔金銀でふしぎなあめ増殖のために
赤いギャラドス増やしまくったあげく
うざかったから100匹以上にがしたけど
あのみずうみ大丈夫かな
473名無しさん、君に決めた!:2008/05/30(金) 08:38:18 ID:???
きっと今頃完全に破壊されてるだろうな
474名無しさん、君に決めた!:2008/05/30(金) 17:34:09 ID:???
怒りの湖が怒りの大海原になってるかもな
475名無しさん、君に決めた!:2008/05/30(金) 17:49:22 ID:???
なんかこの流れで何かけるような気がした
書かない可能性が高いから期待しないでくれ
476名無しさん、君に決めた!:2008/05/30(金) 20:44:18 ID:???
たかがデータだろ(笑)って思ってる俺でも殿堂入りメンバーは逃がしていないというのに
477名無しさん、君に決めた!:2008/05/31(土) 01:13:37 ID:???
1.私の一生は10〜15年くらいです。
ほんの少しでもあなたと離れるのは私には辛いことです。
私を飼う前にそのことを覚えていてください。
2.あなたが私になにを求めているか、
それを理解するために少し時間を下さい。
3.私を信頼してください、
それが、私の幸せには大切なのです。
4.いつまでも私に対して怒り続けたり、
クズだからと逃がしたりしないで下さい。
あなたには現実に仕事も、遊びもあるし、友達もいるけれど、
私には…あなたしかいないのです。
5.時には,私に話しかけてください。
たとえ、あなたの言葉がわからなくても、
私に話してくれるあなたの声できちんと意味を理解できるのです。
6.あなたが私をどのくらい大切にしてくれているのか 
どうか考えてみて下さい。
つらいことも、そしてもちろん、
うれしいことも私は決して忘れません。
7.私を逃がす前に、思い出してください。
私にはあなたの手の骨を簡単に噛み砕ける歯があることを・・
でも、私は、なにがあってもあなたを噛まないと決めているのです。
8.私を頑張り屋だとか、素直だ、まじめだと罵る前に、
私がそうなった原因があなた自身になかったか、考えてみてください。
多分、きちんとかわらずの石をもたせなかったことや、
そうでなければ、運が悪かっただけなのかも知れないと…
9.私が低個体値性格不一致でも、どうか世話をしてください。
あなただって、同じように親に育てられてきたのですから。
10.私の最期のつらい旅立ちの時には、どうぞ一緒にいて下さい。
見ていられないとか、自分に見えないところで、などと決して言わないで下さい。
どんなことでも、あなたが一緒にいてくれるなら、私は少しも怖くはありません。
そして、どうか、どうか忘れないでください、
          私は、あなたを愛しています。
478名無しさん、君に決めた!:2008/05/31(土) 01:17:29 ID:???
だめだ何かの改変しか出来ん…みんなオリジナルとはすごすぎる。
せっかくこんな良スレをみつけたのにな…
479名無しさん、君に決めた!:2008/05/31(土) 10:07:47 ID:???
>>478GJ!
何かの改変でもいいと思うな。自分は>>477を良いと思う。
480名無しさん、君に決めた!:2008/05/31(土) 12:55:13 ID:???
まぁ、焦らずゆっくりでいいよ。書いてれば上達するもんだから、とりあえず伝えたい事を一度まとめてみるのがいいよ
481名無しさん、君に決めた!:2008/05/31(土) 15:26:48 ID:???
俺はもうポケモンを逃がしたりしない!
どんな奴でも強くしてみせる!
そう思い、俺は自分のお気に入りのポケモンを鍛え続けた。
特殊攻撃を強くしようと今日もこの幽霊が出る洋館にやってきた。
噂によると最近、この洋館には幽霊だけじゃなく鬼も出るらしい。物騒だ。
しかし愛する我がポケモンのためなら努力値くらい100でも200でも貯めてやる!
そうして鍛え始めてやっと努力値が溜まったころにはもう深夜になっていた。
おっかないものが出る前に帰ろう、そう思い洋館を出ようとしたそのとき…
うわぁぁあぁああああ!!!
確かにそこには鬼が居た。
鬼は数十、数百のゴースの屍の山の中、返り血を浴びた姿でこちらを睨んでいた。
鬼は、鏡に映った自分だった。
482名無しさん、君に決めた!:2008/05/31(土) 15:36:17 ID:???
自分のポケモンを強くするために俺は野生のポケモンや他人のポケモンを
何匹も何十匹も何百匹も倒している。
逃がしたポケモンは可哀相だ、ボックスに入れられたままのポケモンは可哀相だ
そう考えているうちに自分のポケモンしか見えなくなってしまっていた。
野生のポケモンにもちゃんと家族や命があるのに。
最近、逃がされて大量発生するポケモンのニュースの影で、
ゴースやズバットなどのポケモンが絶滅危機にある、というニュースが報道されている。
483名無しさん、君に決めた!:2008/05/31(土) 15:41:11 ID:???
勢いで書いてみたけど、逃がしたポケモンの話じゃなくなってしまった。
他の育成ゲームはトレーニングとかで能力をあげて、戦うのは他人の育てた奴なのに、
ポケモンは野生の敵を倒すというロープレメインな感じだよね。
484名無しさん、君に決めた!:2008/06/01(日) 01:36:27 ID:???
確かに逃がしたポケモンの話では無いが…GJ!
逃がしたポケモンが大量繁殖して…みたいな話はWikiにあったがこれは逆の感じだな…
485名無しさん、君に決めた!:2008/06/04(水) 20:24:57 ID:???
こういうことを突き詰めて考えていくと
ポケモンというゲームシステムそのものに悲しみを感じずにはいられなくなる
そんな俺にはもはやげんきでチュウしかない
486名無しさん、君に決めた!:2008/06/06(金) 15:27:47 ID:???
ポケモン牧場はほんとに救いになったよ
今まで仕方なく逃がすの結構辛かった・・・
牧場で駆け回ってるのを見るとああ良かった、って思う
487名無しさん、君に決めた!:2008/06/08(日) 09:43:12 ID:???
牧場の為だけにWii買ってもいいかも……

ただ、俺毒ポケ使いだから牧場が凄まじい事になってしまいそうだw
488名無しさん、君に決めた!:2008/06/08(日) 18:24:16 ID:???
本当に切なくなってきた…
ボックス開くごとに胸の奥が…
489名無しさん、君に決めた!:2008/06/09(月) 22:52:02 ID:???
私はジュペッタと申します。
捨てられたぬいぐるみから生まれました。
そして今、「バイバイ」と言われて捨てられました。
今まで私はぬいぐるみを捨てた人を捜してきましたが、
どうやら、捜すべき人が二人に増えたみたいです。
490名無しさん、君に決めた!:2008/06/10(火) 02:24:18 ID:???
逃がした瞬間に6Vになるという説
491名無しさん、君に決めた!:2008/06/10(火) 17:47:09 ID:???
長いことトレーナーと一緒にいると厳しい野生の世界で生きていけるのだろうか…

やっぱり牧場に送るのが一番かな
492名無しさん、君に決めた!:2008/06/10(火) 18:13:50 ID:???
>>490
うわぁぁぁぁぁぁぁ
493名無しさん、君に決めた!:2008/06/10(火) 20:14:32 ID:???
俺の逃がしたLv100のサマヨールがトレーナー襲ってそうで怖い
494名無しさん、君に決めた!:2008/06/10(火) 21:01:05 ID:???
俺の場合個体値までは粘らないんだが、特性・性格(変わらずの石使用)を粘るだけで結構なポケモンがボックス行きになるんだよな…
それで2〜3回逃がした事はあるんだけど、少しずつ消えてくポケモン見たら凄く悲しくなってすぐに止めた

かといってボックスに放置するのもこのスレ読んでたら抵抗出てきたし、こりゃ牧場の買い時かもしれないな

>>487
俺の牧場もベトベターやらスリープやらで大変な事になりそうだぜw
495名無しさん、君に決めた!:2008/06/11(水) 04:09:58 ID:???
牧場はwifi使えないとダメなんだろ?テレビとパソコンに距離があるからな…
496名無しさん、君に決めた!:2008/06/11(水) 08:35:05 ID:???
牧場はWifi関係ないんだぜ…
497名無しさん、君に決めた!:2008/06/11(水) 08:55:08 ID:???
牧場のボックス機能だけが必要ならWiFiは関係ないが、
機能をフルに活用するならWiFiが必要だし、そもそも牧場を買うにはWiFiが必要。
WiFiの代わりに有線RANでもおkだけどな。
498名無しさん、君に決めた!:2008/06/11(水) 12:45:59 ID:???
有線RAN・・・・・
499名無しさん、君に決めた!:2008/06/11(水) 14:42:02 ID:???
あぁ、送るときのことかと思った…失礼した。
500名無しさん、君に決めた!:2008/06/14(土) 09:28:09 ID:???
牧場は買っておいて損はない

逃がすなら牧場へ
501名無しさん、君に決めた!:2008/06/15(日) 13:51:39 ID:???
逃がしたポケモンの性格によって、その後の行動が変わってきそう。
のんきだったら逃がされたことを特に気にせずマイペースに行動、とか
勇敢なら逞しく野生界に戻ってく、とか。
502名無しさん、君に決めた!:2008/06/15(日) 16:26:57 ID:???
おくびょうとか、さみしがりとかは…
503名無しさん、君に決めた!:2008/06/15(日) 16:50:45 ID:???
臆病とか寂しがりは野生界無理そうだなぁ…
図太いなんかは平気そうな気がする…
504名無しさん、君に決めた!:2008/06/15(日) 21:27:57 ID:???
図太い性格の奴は牧場にちゃっかり紛れ込んでそうだな
505名無しさん、君に決めた!:2008/06/16(月) 04:05:52 ID:???
しかし性格なんざ簡単に環境によってかわるものだから、「図太いと思ってたけど実はさみしがりだった」という悲劇も起こりうるわけだ。
好きな人(トレーナー)と一緒だったからいつもニコニコ楽しげに図太い性格だった とか。

こんなことぐだぐだ考えてるから、逃がせないんだ畜生。
506名無しさん、君に決めた!:2008/06/17(火) 22:51:14 ID:???
今なんとなく>>1からスレを見てて、思ったけど…
>>200の言う通り挿絵付いてたら涙腺が死ぬかもしれん
507名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 21:06:33 ID:???
今日エイパム瀕死のまま逃がしちゃった…ほんとごめん…
508名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:18:59 ID:???
ふと思いついたんでSSを書いてみたが、思いのほか長くなってしまった。
5〜6レスくらい消費しそうだ
しかも性格の話題とも無関係だし・・・
509名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:24:53 ID:???
タマゴ粘って逃がしていたヨマワルがかわいそうになってきた

510名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:31:32 ID:???
>>508
10分割とか普通にあったし大丈夫だと思うよ
511508:2008/06/19(木) 23:35:39 ID:???
>>510
ちょっと送ってみるよ
512名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:36:47 ID:???
「これだけポッチャマがいるのにどいつもこいつもカスばかりだな。おまえら全員どこへでも行け」

そう言われて生まれたばかりの僕たち10匹の兄弟は人里離れた草叢に捨てられた。
どうしよう・・・
お腹が空いたけど、どうやってご飯を取ればいいんだろう。
それよりも何が食べられるのかもわかんないよ。
遠くから何かの遠吠えが聞こえる。
その日の晩はみんなで寄り添いあって寝た。

2日目

次の日、みんなと手分けをして食べ物を探しに行った。
でも食べ物は集まらなかった。
夕方になって捨てられた場所に集まったけど2匹帰って来なかった。
そして1匹は背中に大きな傷を負って帰ってきた。
その日の晩は傷を負って帰ってきた弟の看病をみんなで必死になってしようとした。
でも、どうしたらいいかわからない。
どうしよう、弟の血が止まらない。
弟は血を流しながら「パパとママの所に帰りたい」と大声で泣き喚いている。
泣き声はだんだん小さくなっていく。
お月様が夜の草叢を照らす頃には傷を負った弟は一言も喋らなくなって冷たくなっていた。
そのとき僕たちは知った。
それが「死」であることを。
多分帰って来なかった2匹は他のポケモンに襲われて死んだんだ。
その日の晩、みんなと話し合って明日ここを出発することにした。
513名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:37:53 ID:???
3日目

朝早くから出発した。
でも行く当ては無い。
一昨日から何も食べて無いからお腹が減ってたまらない。
お日様が空のてっぺんに登る頃に大きな河に着いた。
河に映った自分の顔を見てみると随分やせ細っていた。
他の兄弟も僕と同じようにやせ細っている。
一昨日まで真ん丸だった顔も頬が痩せこけているし、横腹の骨も浮き上がっている。
とりあえず水をお腹一杯飲むことにした。
うぅっ・・・なんだかますますお腹が空いてきた気がする。
水を飲んだ後、みんなと一緒に河を泳いで渡ることにした。
泳いでいる途中で後ろを振り向いてみたら、一番小さな妹が沈み始めていた。
僕は妹の所に引き返してヒレを掴んだ。
でも、どんどん沈んでいく。
僕も一緒に潜って妹を引き上げようとする。
でも妹はどんどん沈んでいく。
とうとう息が続かなくなって思わず妹を放して息継ぎに戻ってしまった。
急いで息継ぎをすると妹めがけてもう一度潜った。
妹がどこにいるかわからない。
水の中でキョロキョロしてると一番上のお兄ちゃんがやってきて僕を羽交い絞めにして無理矢理水面に上がった。
お兄ちゃんは僕に「もう手遅れだ。あきらめろ!」と言ってる。
僕は羽交い絞めにされたままお兄ちゃんに泳がされた。

514名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:38:23 ID:???
こうして既に河の中央まで来ていた兄弟たちと合流して、みんなで固まって泳ぐことにした。
お兄ちゃんが妹のことで僕を励まそうと話しかけている。
でも耳に入らない。
あのとき僕が離さなければ助かったかもしれないのに。
そのとき僕に話しかけていたお兄ちゃんは僕を突き飛ばした。
次の瞬間、お兄ちゃんは水面から突然飛び出してきた青い竜の大口に飲み込まれた。
硬く閉ざされた口からお兄ちゃんの上半身が飛び出している。
僕たちは恐怖で固まった。
青い竜に水の中に引きずり込まれながらお兄ちゃんは「俺のことはいいからみんな逃げろ!」と力の限り叫んでいた。

それが僕たちが見た一番上のお兄ちゃんの最期だった。
お兄ちゃんが水の中に引きずり込まれた所からゴボゴボと泡が吹き上がっている。
泡はすぐに収まったけど、それとほぼ同時に水面が赤く染まった。
僕たちは陸めがけて大急ぎで泳いだ。
一番後ろを泳いでいた弟の悲鳴が聞こえたけど、誰も振り返らなかった。
泳いでいる間に今度はお姉ちゃんの悲鳴が聞こえた気がしたけど、それを気にする余裕は無かった。
なんとか陸地に着いたけど、僕たち兄弟は4匹に減っていた。

4日目

僕たちは雪原に来ていた。
ただでさえ寒いのに雪原には吹雪きが吹いていた。。
お腹空いた・・・
雪原を歩いている途中で飢えと寒さでで弟が2匹力尽きた。
雪原を抜けた頃には僕と2番目のお姉ちゃんだけになっていた。
515名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:39:19 ID:???
5日目

僕とお姉ちゃんは「まち」っていう人間が沢山いる場所に来ていた。
色々な所から食べ物の匂いがする。
お腹が空いていた僕とお姉ちゃんはふらふらと果物が一杯あるお店に行ってみた。
店先の果物を見ていたら店の奥からおじさんが出てきて、なにか叫びながら僕を思いっきり叩いた。
背中をまるめてる僕をおじさんは棒で滅多打ちにした。
痛い!やめて!僕はまだ何もしてないよ!
するとお姉ちゃんがおじさんに背中から飛び掛った。
おじさんはお姉ちゃんを振り落とそうとしてもがいている。
お姉ちゃんは僕に「逃げて」と言っている。
僕は力の限り走った。
後ろの方でお姉ちゃんが棒で滅多打ちにされる音が聞こえる。
一回お姉ちゃんの大きな悲鳴が聞こえると、棒で叩く音は聞こえなくなった。

6日目

僕は草原を1匹だけで歩いていた。
草原に吹いている心地よい風も今の僕にとっては強い向かい風にすら感じられた。
とうとう僕だけになっちゃった。
お腹が空いて・・・
もう歩けそうにない。
なにか木の柵をくぐりぬけた所で僕は力尽きた。
誰でもいいから何か食べ物をちょうだい・・・・・・・
なんだかとても寒いよ。
僕も死ぬの?
そう思うと体の震えが止まらなくなった。
体が震えればその分お腹が空くってわかってたのに止まらなかった。
それにとても眠かった。
516名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:39:43 ID:???
ふと上を見上げてみると紺色の体のドラゴンが二本足で立っていた。
赤い色のお腹に、手の替わりに鋭い1本の鉤爪が見える。
そのドラゴンは鋭い無数の歯を覗かせた凶暴そうな顔をしている。
河で僕たちを襲った青い竜よりも怖い顔をしている。
ドラゴンの怖い顔が僕に近づいている。
ここで死ぬんだ。

薄れていく意識の中、最後の生き残りのポッチャマはそんなことを考えていた。


なんだかとても暖かい。
ここは天国?
・・・チャ・・・・ポッ・・・マ!
優しい声が聞こえる。
ママ?
ゆっくり目を開けてみた。
すると僕は毛布をかけられて誰かに抱きかかえられていた。
僕を抱きかかえていたのは例の紺色のドラゴンだった。
鋭い鉤爪で僕を傷つけないように細心の注意を払って僕を抱きかかえてくれていた。

「良かった!気がついたのね。ビックリしたわ。ボロボロのあなたが突然うちの牧場に入ってくるんだもの。」

あの紺色のドラゴンは♀だったようだ。
これまでのことを僕はそのドラゴン・・・ガブリアスに話した。
ガブリアスは目に涙を浮かべて僕を抱きしめて「もう大丈夫よ」と優しく言ってくれた。
気がつくと僕たちの目の前に真ん丸に太ったおじさんが食べ物を持ってきてくれていた。

「この人はこの牧場のオーナーなの」

そんなことをガブリアスが言っているとおじさんは僕の目の前に食べ物を置いたトレーを置いてくれた。
僕は出された食べ物に思いっきりがっついた。
517名無しさん、君に決めた!:2008/06/19(木) 23:40:22 ID:???
生まれて初めて食べるご飯。
ご飯ってこんなにおいしいんだ。
・・・みんなと一緒にご飯を食べたかったな。
そうポツリと漏らすと涙が止まらなくなった。
ガブリアスは僕の目から零れ落ちた涙をやさしく拭ってくれると「まだ辛いと思うけど、みんなの分も生きてあげて」と言ってくれた。

おじさんはやさしい笑顔を浮かべてこう言ってくれた。

「行く所が無いのなら、ずっとここにいていいんだよ」

部屋の入り口から沢山のポケモンたちが僕を見ていることに気がついた。
ポケモンたちは僕に優しい笑顔を向けてくれている
僕はうれしかった。
捨てられていた僕にこんなにもやさしくしてくれる人がいたなんて。
みんなの分も生きよう。
僕はそう決心した。

その日の晩はガブリアスと一緒に寝ることにした。
ガブリアスは僕の頭をそっと撫でながら子守唄を歌ってくれた。
心地よい子守唄は牧場中に響いていた。

ポッチャマが眠りについた頃、ガブリアスは「また明日ね」と言うと彼女もまた静かに眠りについた。

518508:2008/06/19(木) 23:41:47 ID:???
これで終わりです。
もし次があれば、今度は2〜3レスくらいで済むようまとめます。
長文失礼しました。
519名無しさん、君に決めた!:2008/06/20(金) 00:14:18 ID:???
おつといわざるをえない
イイハナシダナーそしてGJ!
「あーあ…また緊急で出勤か…場所は…やっぱりズイ方面か…」
そう言って出かける支度をするご主人。
「まったく、どこの誰だよ。生まれたてのポケモンを大量に逃がす奴は…」
大丈夫かなぁ。最近緊急で呼び出される事が多くて疲れてるみたい。
「おっと!ついついお前に愚痴っちまったな。ごめんごめん…じゃ、留守番頼むぜ!」
そう言ってご主人は車に乗り、出掛けていった。留守番は任せて!いってらっしゃい。



車を走らせ、ズイ方面へと向かう。
俺の仕事は逃がされたポケモンの捕獲だ。
逃がされたポケモンは、普通は捕獲員が捕獲へ向かうことは無い。
が、大量に逃がされ、付近の生態系を崩す恐れがあるポケモンは違う。
俺たちのような捕獲員が捕獲へ向かい、捕獲し…処分する。
処分の方法は一般的には薬、いわゆる安楽死だ。
生まれたてでLVが1だろうと、大量に逃がされ生態系を崩す恐れがあれば安楽
死の処分になる。
俺は未だにこの処分に慣れることが出来ずにいる。
…ズイタウンへ到着した。
車を止め、目的地のズイの育て屋へと向かう。
「LV1のフカマルが大量に逃がされたようじゃ…」
と、大量に逃がされる現場を目撃した育て屋の爺さんが言う。その表情は暗い。
「そのフカマルはどちらへ?」俺の上司が尋ねる。
「210番道路を大群で逃げていったようじゃ…。」
「分かりました。後は我々捕獲員へお任せ下さい。」


「では、210番道路付近を北へ、手分けして捕獲だ!」
という上司の命で、数十人の捕獲員はバラバラに散る。
捕獲方法は普通と何ら変わりはない。
210番道路を北へ進むと、何かのたくさんの気配を感じる。
おそらく逃がされたフカマルだろう。
そう思ったとき、数十匹のフカマルが飛びかかってきた。
俺はすぐに手持ちのミロカロスをボールから出し、催眠術を命じる。
フカマルは次々と眠りについた。そして俺はそのフカマル達を捕獲する。
「ったく…逃がしすぎだろ…ミロカロス、有り難う!」
…このミロカロスも、元は大量に逃がされたヒンバスだった。
遺伝技を覚えていたことから、誰かが厳選して逃がしたのだろう。
家で留守番をさせているウィンディも、逃がされたガーディだ。

…それから数時間、大量のフカマルを捕獲し、そして集合場所へ戻った。
同僚達の捕獲したフカマルのボールと合わせるとその数は百数個にもなった。
…まだいつもよりは少ないか…。

「これにて今日の捕獲作業は終了。皆ご苦労!…今日の処分担当は…」
「俺です。」そう、処分するのは毎回ローテーションで、今日は俺だった。
「そうか、頼むぞ。では、解散!」
上司がそう言うと、捕獲員のメンバーは車に乗り、それぞれ帰ってく。
「帰るか…。」俺はフカマルのボールが入った段ボールを車に積み、車に乗り込んだ。


携帯を取り出し、ある場所へ電話を掛ける。
「…あ、もしもし。俺です。遅くにすみません。
実は、今日も捕獲作業がありまして…はい。そちらに向かいますね。」
…向かったのは、辺り一面山に囲まれた田舎の方だ。
車を止め、段ボールを抱えて降りる。
「おーいっ!こっちこっち。」
「ほんと毎回すみませんね…助かります。」
「いいって!…今日のポケモンは?わぁ、フカマルだ!」
「そうなんですよ…また大量に逃がされたみたいで。申し訳無いですがまた預けさせて下さい。」
「気にしないで。うちの牧場も賑やかになるしさっ!
何より、少しでも殺されちゃうポケモンが減るなら喜んで協力するよ!」
「有り難う御座います。ユカリさん。…では。」そう言ってその場を去る。

そう、安楽死に気が進まない俺は、
最近オープンした【ポケモン牧場】という場所へ捕獲したポケモンを預けている。
牧場主であるユカリさんも快く協力してくれるので、本当に助かる。
何でも最近は少しずつ牧場を利用する人が増え始め、逃がすポケモンを減らそうとしているらしい。
俺がこの仕事に就いたのも、少しでも殺されてしまうポケモンを減らしたかったからだ。
なのでそれはとても嬉しい。
そういや、俺が捕獲員になった頃よりは仕事も忙しく無くなったな。
もっと多くの人が牧場を利用してくれれば良いんだが…
そうすれば、少しでも人間の都合で殺されてしまうポケモンも減るだろう。

そんなことを考えながら、俺は帰路へついた。
ちょっと牧場買ってくる
525名無しさん@全板人気トーナメントまっさいチュウ:2008/06/21(土) 00:17:22 ID:JBb6vCVA
確かに大量に逃がされたら一部は処分されてそうだ…
sage忘れスマソorz
小説見て余計逃がすのに抵抗感が


いや 所詮データ 感情など…
所詮データ、されどデータ
ここのレスを読む

レベル1のポケモンを逃がした後のことを考える

逃がせなくなる

レベル50オーバーのポケモンがうじゃうじゃいる草むらからレベル20代のコラッタ登場

なんとかなるんじゃね?と思い、逃がす    ←今ここ
最近初めてシンオウを巡ったんだけど、ムックルを捕獲した時、逃がそうか迷った。
このスレを大分前に見たのを思い出して結局メインで育てた。
他メインも人柱も全滅したシロナ戦で体力スレスレの中、
ブレイブバードがシロナのラスト一匹を打ち破ってくれたよおおおぉああああっ!!!!
ムックルは>>530に恩返しをしたんだな。
おめでとー!
結束の力はどんなに厚い壁でも越えてみせる!
出来るだけ孵化したポケモンは逃がさず牧場に預けてるけど、
結局牧場が一杯になっちゃって泣く泣く逃がすハメになってしまうなあ
目の前が霞む。震える足に力を込めてその場に踏ん張る。
敵を見ると、攻撃の機会を伺っているようだ。
そして――――――


私のレベルまだが低かった頃、私は今の主人に捕まった。
捕まったことに驚いた反面、
これから見たことの無い所へ行けるということに対する期待もあった。
しかし、主人は何を思ったか、私を逃がそうとした。
群れからも離れてしまったのに、逃がさないで!
その願いが通じたのか、結局は逃がされなかったのだが。

…それからは、毎日が楽しかった。
群れから離れてしまった寂しさも感じないくらいに。
共に旅をする仲間もできた。
そしていろんな街へ行き、人と出会い、そしてたくさんの敵と戦って。
…勿論楽しいことばかりじゃ無かった。
例えばズイのロストタワー。訪れている人の表情は暗かった。
それに爆発で干上がってしまった湖など。苦しそうに跳ねていたコイキングの群れ。
その原因である、悪と呼ばれるギンガ団と戦ったりもした。
それも、今の私には掛け替えの無い大切な思い出で。
ジムリーダーと呼ばれる人たちとも戦った。
彼らは手強く、苦戦を強いられたこともあったが、私たちは勝った。
お互いに信じあえる最高の仲間がいたから。
そしてチャンピオンロードを越え、四天王と呼ばれる人たち。
ジムリーダーは強かったが、四天王はその上で。
みんな傷だらけになりながら、仲間を信じて勝ち進んだ。

…そして今。

私たちはチャンピオンと呼ばれる人と戦っている。
チャンピオンと呼ばれるだけあって、とても強い。
既に仲間が倒れ、残るは私。
チャンピオンも最後の一匹だ。
体力はお互いに残り僅か。
相手がお互いに相当な絆を築いていることが分かる。
でも、絆の強さなら負けない。
共に旅を始めたあの日から築いた信頼関係があるから。

主人が私に攻撃を命じる。
「ムクホーク!ブレイブバードッ!」
チャンピオンもそれと同時に攻撃を命じる。
「ガブリアス!ギガインパクト!」
…羽を折り畳み低空飛行で敵の攻撃を回避する。
そしてそのまま敵へと突撃する。
敵は吹き飛び、私はかなりの反動を受けたが、私は倒れずに立った。
…私たちが勝った。
―――
「ムクホーク、ありがとう!それとみんな…本当にありがとう…!」
お前たちのおかげだ、とご主人は嬉しそうに笑った。
何を言う、ご主人の的確な指示があってこそだ、と言ったのは伝わっただろうか。
「…そうだ!明日からはまた冒険の日々だ。まだまだ見たことの無い所はあるからね。
ほら、サバイバルエリアや、ハードマウンテン、リゾートエリアにバトルタワーなんてのもあるぞ!」
嬉しそうに話すご主人を見て、私たちも自然と嬉しくなる。
「あぁ、でも強いポケモンやトレーナーがたくさんいるんだろうな。」

…大丈夫。ご主人が私たちを信じてくれる限り、私たちは力の限りあなたの為に戦って、
この結束の力はどんなに厚い壁でも越えてみせるから。


>>530のムクホーク物語
最後のポケモンが分からなかったのでガブリアスにしちゃったけど、
シロナ突破おめでとう!
あと>>532の文を最後の〆に借りました。勝手にごめんorz
( ;∀;)イイハナシダナー
こんな時間に見てる人がいるとは思わなくて凄いびっくりした、有り難う。

>>535
主人が私に攻撃を命じる。のとこ
主人をご主人にの直すの忘れてた…スマソorz
コイキングがギャラドスに進化したんで、ブイゼルをボックス送りにしたのだが、そしたらシロナ戦でギャラドスがありえないくらい攻撃を外しまくった。
たしか6〜7回連続で攻撃を外したのだが、今思えばあれはブイゼルの呪いだったのかもしれない・・・
このスレを読んでからは半ばボックスの主と化してたブイゼルを育ててる。
540530:2008/06/22(日) 09:36:18 ID:???
>>534-536
朝起きてここに来たらムクホークと私の小説が…!
嬉しかった、ありがとう!
541530:2008/06/22(日) 09:51:32 ID:???
>>531,532
二人もありがとう!

かつてハナダで逃がしたマンキーとコラッタ、元気かな…。
空が茜色に染まる頃、ある街のトレーナーズスクールはその日の授業を終えて生徒たちの帰宅時間になった。
校門の側で1人の若い講師が立って生徒の見送りをしている。

「先生さようならー!」
俺は挨拶をしながら家に帰っていく生徒たちに返事をしながら見送っている。
このトレーナーズスクールの講師として雇われて3ヶ月になる。
ポケモンよりも元気な子供たち相手に悪戦苦闘していたが、最近になってようやく慣れてきた。
最後の1人を見送った後、俺は職員室に戻っていく。
今日のテストの採点に明日の演習バトルの準備と仕事は山済みだ。
職員室の自分の席に腰掛けると思わず溜め息が漏れた。
今の左脚で長時間立つ事は正直とても辛いが、これも生徒たちとのコミュニケーションのためである。
さて、疲れたと思っている暇は無い。
早い所仕事を片付けないと、飲みに行ったわけでもないのに帰りが午前様になっちまう。
とりあえずテストの採点を始めるか。
おいおい・・・こんな問題間違えるなよ。
・・・俺の教え方が悪いのかな?
そんなことを考えながらテストの採点をしていく。
しばらくしてテストの採点を終えて、煙草で一服していると、ふと過去の自分の過ちを思い出していた。


その頃の俺は俗に言う「廃人」って奴だった。
自分の思い通りのポケモンが生まれるまで何百匹と卵を孵し、思い通りの能力にならなかった奴は生まれたばかりでも容赦なく捨てた。
勿論、俺のやり方に反発する奴もいたが俺は聞く耳を持たなかったし、場合によっては相手に暴力を振るったりもしていた。
さらに最悪なことに自分よりも年下の、それも初心者のトレーナーを負かしては、個体値を知らないことをネタにバカにしまくる始末だ。
当然のことながら日に日に俺は友人を無くす羽目になったが、まったく気にも留めなかったしバカにされた初心者が泣き出しても良心は少しも痛まなかった。
オマケに負け知らずな上、トレーナーとしてちょいとばかし有名だったことが余計に俺を増長させていた。
そんなある日、俺の性根がいかに腐りきっていたかを自らの身をもって思い知る出来事が起きた。

「こいつで最後か・・・」
自分の思うような能力にならなかった大量のリオルを色々な場所に捨てて回っていた。
一箇所に全部捨てたら、瞬く間に大騒ぎになる。
その当時の俺はポケモンは道具くらいにしか思っていなかったのだ。
モンスターボールから出されたリオルは何が起きたか信じられないと言う目で俺を見ている。
それもそのはずだ。出して早々に「失せろ」と言われたのだから。

いつものように草叢から出てズイタウンに向かおうと思った所、突然何かが俺の左脚を切り裂いた。
左脚の痛みに耐え切れずその場に倒れこんだ俺の目の前に飛び込んできたのは、以前ここで捨てたアブソルだった。
そのアブソルは全身に傷跡が残っており、頭の鎌には俺の血がべったりと付いていた。
次の瞬間、アブソルは俺に飛び掛り先程切り裂いた俺の左脚を噛み砕いていた。
激痛と共に左脚の感覚が無くなると同時に俺の心は恐怖心で支配された。
そのときの俺は恐怖で自分のポケモンを出すということすら思いつかない状況で泣き喚きながらアブソルに命乞いをしていた。
そんな俺を助けてくれたのは、皮肉なことについ先ほど捨てたリオルだったのだ。
生まれたばかりにも関わらず、リオルは小さな体でアブソルに立ち向かっていくが瞬く間にアブソルの鋭い爪の一撃を胸に受けて地面に倒れた。
それを見た俺は絶望のあまり気を失ってしまった。


俺が気付いたときには病院のベッドに寝かされていた。
気絶した直後に騒ぎを聞きつけたトレーナーがやって来てアブソルを追い払ってくれたのだという。
相変わらず左脚の感覚が無いが、そんなことよりあのリオルがどうなったかが気になった。
そこで回診にやってきた医者にあのリオルがどうなったか聞いてみた。

あのリオルは・・・胸に受けた攻撃が心臓を真っ二つに切り裂かれていて、助けがきたときには既に息絶えていたという。
しかも俺を守るかのように立ち上がってアブソルにファイティングポーズをとったまま死んでいたというのだ。
俺が気絶した後も、リオルは最後の力を振り絞って立ち上がり、死の瞬間まで俺を守ろうとしていたのだ。
その話を聞いたとき、俺は自分が今まで犯してきた間違いにようやく気付くことが出来た。

俺は今までなんてことをしていたんだ。
旅に出たときは、本当にポケモンが好きだったのになんでこんなことになってしまったのか。
バトルに勝つための努力をいつから自分自身が怠るようになって、努力をポケモンばかりに押し付けるようになったのか。
ポケモンも生きていることを、なぜ忘れてしまったのか。
そして・・・命を落としたのが間違いを犯した自分ではなく、なぜリオルだったのか。

俺は人目も憚らず大声で泣き叫んだ。


数ヵ月後、リハビリを終えた俺は退院した。
だが俺の左脚はアブソルの攻撃で失われていたため義足を着けることになった。
このことが原因で俺はトレーナーを引退することになり、今のトレーナーズスクールに講師として雇われている。
校長が俺をスカウトしてきたのだが、最初は自分の過去の過ちを洗いざらい校長に話して断った。
俺にそんな資格があるとは思えなかったからだ。
しかし、その後も校長は俺の元を訪れては俺を説得し続けた。
「君が間違いを犯したのなら、子供たちが君と同じ間違いを犯さないよう見守って欲しい」
その一言がきっかけで俺は講師を引き受けることに決めた。

子供たちが俺みたいな間違いを犯さないために。
以前の俺みたいにポケモンを平気で捨てるようにならないために。
そして子供たちがポケモンは道具ではなく、生きていることを忘れさせないために。

今更こんなことをしたって自分が犯した罪が許されるとは思っていない。
いずれ、あのアブソルも俺の前に再び現れ、今度こそ俺の命を奪うだろう。
それまでどれだけ時間があるか分からない。
しかし俺はその日が来るまで今の仕事を続ける。
それが今まで捨ててきたポケモンたちへの、せめてもの償いだと思うから。


全身に傷跡のあるアブソルが窓越しに職員室に残って仕事をしている男を見つめている。
男の命を奪うつもりでやってきたのだが、これまでの自分の行いを悔い贖罪を続けていることを感じ取っていた。

それなら待とう。
彼の教え子が、どんなトレーナーになるか。
この男の命を奪うかどうか決めるのはそれを見届けてからでも遅くはあるまい。

アブソルはその場から走り去り、夜の闇の中に消えていった。
もうタマゴ孵化なんてやらない
   |  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   |  ||   広報活動中   |    ◎おとくな けいじばん◎
   |  ||________|  
   |  |.      ||            いよいよ今日、6月26日はポケモン板の出走です。
   |  | A___A ||           
   |  |(o・・o).||            選対スレでは、同時刻に一斉にAAを投下する『ラシ』等も企画しております。
   |_|´・ω・`)||            携帯からも参加できる、3年に1度のお祭りです。
   |鼠|o  ノ つ            今日1日、楽しく盛り上がりましょう。
   | ̄|―u'
   """"""""           
                       【ポケモン板】全板人気トーナメント8【本戦6/26】
                       http://game13.2ch.net/test/read.cgi/poke/1213517370/
>>542-545
畜生、不覚にも目から汗が・・・GJ!
549名無しさん、君に決めた!:2008/07/03(木) 00:40:21 ID:???
そらをとぶ
550名無しさん、君に決めた!:2008/07/04(金) 02:55:45 ID:fGXAmGgC
なみのり
551名無しさん、君に決めた!:2008/07/08(火) 19:27:53 ID:???
なんか書くか…
552名無しさん、君に決めた!:2008/07/08(火) 19:38:18 ID:???
なにこの心が痛むスレ・・・
553名無しさん、君に決めた!:2008/07/08(火) 19:55:45 ID:???
最近クリスタルはじめたんだけど、このスレ見たから
どのポケモンも逃がせなくなって結果ボックスが凄いことに…
でもボックスに押し込めっぱなしも可哀想だから、育てやに預けたり
たまに冒険につれていったりしてあげてるんだ
この前ビードル連れていったら一気にスピアーに進化してビビった

…だけど最初のパートナーだけはメンバーからはずせないんだよなあ
554名無しさん、君に決めた!:2008/07/09(水) 01:20:01 ID:???
…ねぇ、知ってる?最近ね、僕たちポケモンを無闇に逃がす人が増えてるんだって…
それも、このLVでこの場所じゃ生きられない…っていう所へ逃がされたり。
暑さに弱いのに暑い所へ逃がされたり。
そんな話を聞いて、僕もいつか逃がされちゃうのかな…?
なんて思ったけど、無駄な心配だったみたい。
だってね、僕たちのご主人はとっても優しいんだ。

ボックスに預けられてても、ご主人はみんなを順番に冒険に連れてってくれる。
それがとても楽しみで。
今日は誰が連れてってもらえるのかな。

「うーん…今日は…そうだな、ビードル、お前も連れていこうかな。」
やった!ご主人、有り難う!
『帰ってきたら冒険の話を聞かせてねー!』
なんて仲間の声を聞きながら、ボックスを後にした。
555名無しさん、君に決めた!:2008/07/09(水) 01:21:38 ID:???
(´;ω;`)ぶわっ
556名無しさん、君に決めた!:2008/07/09(水) 01:26:34 ID:???
「よし、ビードル、戦闘してみるか!」
任せてご主人。頑張るよ!

…敵がこちらを睨み付けている。
もし自分がこんな敵がいる所へ逃がされたりしたら…
なんて考えたらゾッとした。



初めての戦闘、凄いドキドキしたなぁ。
相手のレベルが高かったけれど、仲間が交代してくれて倒した。
…なんだろう、なんか、落ち着かない感じ。
その時、僕が光に包まれていることに気付いた。
あぁ、進化するんだ!

…進化した僕を見て、ご主人は驚いていた。
一気にLVが上がって進化したからかな?
「よくやったな!スピアー!」
ご主人が褒めてくれて、凄い嬉しい。
ふと、僕と交代してくれた仲間を見ると、『進化、おめでとう!』と言ってくれた。
ご主人が、「博士が俺にくれた、俺の初めてのポケモンなんだ!」って言ってたっけ。
凄い強くて、いつもご主人の手持ちにいる。
僕も負けてられないなぁ。頑張ろう!
557名無しさん、君に決めた!:2008/07/09(水) 01:27:48 ID:???

ご主人が「そろそろ帰ろうか。」と言った。
ボックスで待ってる仲間が進化した僕を見て驚くだろうな。
なんて思いながら僕はボールに戻った。

…逃がされたポケモンはどうなっちゃうんだろう。
それは分からないけど、ただ一つ言うなら、
僕の、いや、僕たちのご主人があなたで本当に幸せです。


>>553のビードル物語
558名無しさん、君に決めた!:2008/07/09(水) 04:30:13 ID:???
最早「廃れている」と言われようと何も言えない
もうどれだけの命を 〜身勝手に囲い 理を捻じ曲げ 選り捨て
時にはその1つの未来さえ幾度となく書き換え〜 弄んだか 
「力が欲しい」「名声が欲しい」「極限が欲しい」
欲望のままに

こいつらは俺の育てたポケモンだ
わかる人にはわかるだろう 勿論パーな手術は無しだぜ
つまりわかる人にはわかるだろう 正規という名の逸脱 積み上げた"数"
例えこいつらと共に戦いたいという想いに偽りは無かったとしても

肯定するつもりはない 永遠に消えないから
否定するつもりもない こいつらには背負わせたくないから

今の俺に許された償いは こいつらと共にゆくこと
今の俺が背負った罰は 心から仲間と呼べない弱さ
弄んだ命に裁かれるか 弱さという強さを失うその日までは
559名無しさん、君に決めた!:2008/07/09(水) 19:05:43 ID:???
>>554
うおお、自分とビードルの話が…ありがとう!凄く嬉しかった…
これからも絶対に逃がさないように均等に愛情を注いでいくよ。

コガネのお姉さんに「とっても幸せそう!きっとものすごくあなたになついているのね!」
と言われる瞬間が、自分にとって一番幸せな瞬間です。
560名無しさん、君に決めた!:2008/07/09(水) 21:52:52 ID:???
>>559の優しさに脱帽した
561名無しさん、君に決めた!:2008/07/11(金) 23:34:52 ID:???
保守
562名無しさん、君に決めた!:2008/07/15(火) 20:25:28 ID:???
ほしゅ
563名無しさん、君に決めた!:2008/07/17(木) 02:07:32 ID:ZQTR/eBa
たんぱん
564名無しさん、君に決めた!:2008/07/21(月) 22:37:36 ID:???
今更足跡博士のコメント集みたいなのを読んだんだけど、
なつき度が低くても主人公の事を思ってくれてて
今まで逃がしたポケモン達にますます申し訳なくなった・・・
565名無しさん、君に決めた!:2008/07/24(木) 14:31:31 ID:???
今後プラチナでバトルフロンティアが出てくるから、逃がされるポケモンも多くなるだろうな(´・ω・`)
せっかち2Vガブリアスを産む為に犠牲になるフカマルとか
566名無しさん、君に決めた!:2008/07/24(木) 17:44:23 ID:???
サブロム用に買ってたパールを今頃プレイし始めたけど、ズバットが7回連続で攻撃を外したんで衝動的に逃がしてしまった・・・
ゲットしてから3戦目だったけど、1戦目と2戦目も攻撃外しまくって・・・というか1発も当てられないままやられてたし。
不幸中の幸いは故郷の荒れた抜け道の近くのカガネシティで逃がしたことだけか・・・(´・ω・`)
567名無しさん、君に決めた!:2008/07/26(土) 00:03:57 ID:???
あげ
568名無しさん、君に決めた!:2008/07/26(土) 16:58:49 ID:???
たまたまテレビつけたら去年の映画やってた
んでこのスレ見てたせいかあの庭には逃がされたポケモンもいるんじゃないかとか思った今日この頃
569名無しさん、君に決めた!:2008/07/28(月) 14:16:22 ID:???
Lv50以上の野生ポケモンが出てくるところで、
場違いのようにLv20くらいのポケモンが突然出てきたりするけど、
あれって実は逃がされたポケモンが成長した姿なのでは…
570名無しさん、君に決めた!:2008/07/29(火) 01:57:17 ID:???
ポケモン交換も良く考えると自分の知らないうちに親が変わってるんだよな。
それでもステータスの親名は変わらない。なんか悲しいな(´・ω・`)
571名無しさん、君に決めた!:2008/07/30(水) 11:16:43 ID:???
アニメだと野生なのにマシン技とか遺伝技覚えてるポケモンが結構出てくるけど、
やっぱりあれも逃がされた個体か、その子孫なのかね。
今年の映画の冷凍ビームとかは近辺の野生ポケとの異種交配による遺伝っぽいが。
572名無しさん、君に決めた!:2008/08/04(月) 11:50:08 ID:???
ほしゅ
573名無しさん、君に決めた!:2008/08/09(土) 22:24:06 ID:???
いけ!ほしゅ
574名無しさん、君に決めた!:2008/08/12(火) 04:01:55 ID:???
新入りがこっそりと投下。
主人は災害から人やポケモンを救助するという仕事をしている設定です。
パートナーは、ピカチュウの、予定でしたorz


迂闊、だった。

目の前には崩れた天井の数々、そこらには倒れたイワークやイシツブテが。右足は瓦礫の下敷きになって動かない。じわりと、血が滲んでいる。しくじった、畜生。
軽く舌打ちをして、隣で不安そうに見つめるパートナーにほほ笑んだ。


直にここも余震で崩れるだろう。
その前に、何とかしなくては。

残された狭い空間で小さなパートナー以外は出せそうもない。例え出したとしても、重さや大きさでさらに被害が出てしまうだろう。
パートナーに頼んで、鞄に入ったありったけのボールで野生のポケモン達を回収してもらう、そろそろここも崩れる。急がなければ。右足の感覚はもうなかった。
小さな手に沢山のボールを抱えたパートナーからそれを受取るとまた鞄に戻す。ついでに腰に付いている他の仲間達を鞄に詰めた。最後にぎゅう、と抱きしめる。だいぶ不格好な終わり方だ。ごめんよ。

不思議そうに首を傾げた小さなパートナーに鞄を渡した。

「いいかい、これから言う事を絶対に守るんだよ」

元気良く、君は頷く。

「その鞄を持って直ぐに町まで走りなさい。そうすれば私と同じような仲間が待っているから。そうしてその鞄を渡しなさい。」

がらり、と背後で音が、鳴る。

575名無しさん、君に決めた!:2008/08/12(火) 04:02:38 ID:???
「私の事は後から仲間が助けてくれるから、お前は安心していいからね。なぁに、私は大丈夫よ。ちょっと疲れただけだもの。イワーク達の方が重傷だからね、そういい子だ」

がらがら。
君のおでこに小さなリップ音を立て。

「さぁ、お行き」

そう言って駆け出した君の背中を見て私は安心して目を閉じた。
暫くして私の居た場所は大きな音や土煙を上げる。

暗転後に転落。
真っ暗な私の世界に広がったのは貴方達と居た楽しかった記憶。



私は最期まで笑っていられたでしょうか。
貴方達の最高のW親Wでいられたでしょうか。
危険な仕事に巻き込んでごめんね。
苦労させましたね。
頑張ってくれてありがとう。
私は、ちゃんと、貴方達を、愛してあげられた、でしょう、か、

わ、たし、は、、、、

******************************


そうして、灯は消え揺る。


さーせんっした。
576名無しさん、君に決めた!:2008/08/13(水) 00:02:35 ID:???
乙そしてGJ
こんな逃がす展開ってのも悪くないってか泣いた
577名無しさん、君に決めた!:2008/08/14(木) 01:24:11 ID:???
>>574-575
なんというドライアイ防止効果…目が潤んだわ。GJ!
578名無しさん、君に決めた!:2008/08/14(木) 02:20:16 ID:???
凄いスレだ…
ここ見てから粘らなくなった。
わんぱくなカイリュー可愛いよ。
Vないけど気にしないさっ
579名無しさん、君に決めた!:2008/08/14(木) 03:20:55 ID:???
や、やめろー!
俺は最強のトレーナーにな・・・らなくてもいいか別に。
あー柔らけえ柔らけえー。
580名無しさん、君に決めた!:2008/08/14(木) 07:11:37 ID:???
>>578
爺前オヌヌヌ
逃がすよりはまだダメージ少ないだろ
581名無しさん、君に決めた!:2008/08/14(木) 20:09:59 ID:???
>>578
俺なんて個体値粘らないどころかフルアタも当たり前www
でも、自分で育てたポケモンだから廃人になんと言われようともコイツらが好きだね。
582名無しさん、君に決めた!:2008/08/21(木) 18:59:41 ID:???
個体値粘らないなー。努力値だけはちゃんとやるけど。
そんな自分のボーマンダは廃人の友人が個体値計ったところ攻撃が4だった。

でも気にならないのでなんともないぜ!
583名無しさん、君に決めた!:2008/08/22(金) 00:09:54 ID:???
結構固体値粘った方の人間だけど
正直言うと、そういうのって粘ったり育てている方が楽しかったりするぞ
584名無しさん、君に決めた!:2008/08/23(土) 00:29:18 ID:???
いまイーブイやってるけどとにかくメスが出ないせいで3V以上いかないや
性格一致も出にくいし

大量の子供たちはGTSで流してる
案外と外人が欲しがるようだ
逃がすよりはいいと思ってるんだが・・・どうだろうね
585名無しさん、君に決めた!:2008/08/23(土) 10:00:07 ID:???
>>584
生まれてすぐGTSで交換されたポケモンは物心ついたころに自分の親名が違うのはなぜか考えたりしそうだよね。
586名無しさん、君に決めた!:2008/08/27(水) 02:13:53 ID:???
ほしゅ
587名無しさん、君に決めた!:2008/08/27(水) 02:23:11 ID:???
育成とかで、
「ボーマンダ作り直すかなー」
とかいうのよく見かけるけど、自分にはどうしても言えない・・・orz
「作る」じゃなくて「育てる」としか言えないんだ・・・
5881/2:2008/08/27(水) 15:29:33 ID:???
海の向こうのおはなし
(GTS放流)

僕のお父さんはすごく優しい。
バトルの度に、同じパーティの仲間たちよりも
ずっと早く成長する僕は、バトルタワーでも輝かしい成績を誇っているし、
今やパーティのエースで、お父さんのパートナーだ。
そんな僕を、お父さんは「凄いね、強いね」と沢山褒めてくれる。
僕はお父さんが、世界で一番大好きなのだ。

ただ、ボールに入って眠る度にいつも考える。
お父さんは、僕の本当のお父さんじゃない、ということを。

僕の本当のお父さんは、海の向こうにいるらしい。
僕はGTSというもので来たのだと、先輩ポケモンに聞いた。
どうして僕は本当のお父さんと離ればなれになったんだろう。
今でもその理由はわからない。
でも、僕はそのお陰で、今のお父さんに出会えた。
そして、とても強くなれた。
だから、本当は少し寂しいけれども、
感謝してるんだ、お父さん。
5892/2:2008/08/27(水) 15:31:53 ID:???
昔のお父さん、僕のこと、覚えてますか?
僕は、元気です。今のお父さんは優しいです。毎日楽しいです。
でも、時々でいいから、貴方の顔が見たいです。
例えフィールドを介してでも良いから、貴方に会いたいです。

そして、僕は今日もまたwi−fiタワーに登るのだ。

終わり

放流された子たちの、新天地での幸せを祈る。
携帯からだから、改行読みにくかったらごめん。
590名無しさん、君に決めた!:2008/08/27(水) 16:15:36 ID:???
>>587
物凄くその気持ち分かる。
あと「このポケモンを使う」とか「使う」って言い方がどうも違和感感じる(´・ω・`)

>>588-589
GJ!
591名無しさん、君に決めた!:2008/08/27(水) 17:15:52 ID:???
ある性格一致Vはかく語りき

私たちは所詮、データです。
電気信号の集まりなんです。
ご主人によって、「作られる」存在なんです。

そう思って「生きて」きたけれども、
少なくとも、片手に収まってしまう程小さなロム(=世界)の中で、
確かに私たちは「生きて」いるんだなと、
戦い、傷つき、流れる赤い流れを見る度に、
照れ屋で素直だったが故にうち棄てられた
数えきれない同胞たちの墓標を見る度に、そう思う。

ポケモンを「作る」って言い方は間違ってないけど、
あんまり良い気分はしない。
592名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 01:30:20 ID:???
はれすぎたそらのした

ああ、あなた。あなたですよ、そこのあなた。
いやはや、今日はとても暑いですね、全く。
私のような水ポケモンにゃとても辛いですよ。
だって水こそが自分の生まれた場所、生きる場所なんですから。
……いや、私が生まれたのは、ここでした。
私が生きるのもこの場所で……死ぬのも、この場所だ。
ああ、お忙しいところを引き留めてすみませんねぇ。つい、声をかけてしまって。
え?そんなことない、暇だって?
じゃあ、もしも良いのなら、
このくたばり損ないの独り言でも、聞いて下さいませんかねぇ。
593名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 01:31:42 ID:???
私ゃ少しだけ、ほんの短い間だけ、とあるトレーナーの元に居たんですよ。
正確には、生まれて数分だけですけど。
タマゴから孵化したのが、丁度この場所だったんですよ。
ここで、ある少年と目があったんです。そう、その彼が私のトレーナー。
あんたが私の主人かい、ごきげんよう、と私ゃ挨拶代わりに力強く跳ねてみせたんです。
残念ながらあの人は何やら鞄を漁っていたので、
あっさり無視されてしまったんですけどね。
あの人が取り出したのは飴でした。十三個くらいでしたかね。
それを次々に、私の口に放り込むんですよ。
知ってます?あれ、甘くて、美味しくて、
しかも何だか体に力がみなぎるんですよ。
こんなものをくれるだなんて、ああ、頑張らなきゃな、と、
鼻息荒くした瞬間、ふっと灯りが消されたみたいに意識が無くなりましてね、
次に目覚めた時には、あの時感じた力が無くなってたんです。不思議でしょ?
そして、あの人のとても冷たい目。
594名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 01:33:09 ID:???
直感的に、私ゃわかったんですよ。ああ、私ゃ、要らないんだって。
まるで養豚場の豚でも見てるような目でしたよ、あれは。
そしてあの人は、私をここに置いて行ってしまったんです。
ああ、そんな顔なんてしないでくだせぇよ。
あの人を酷いだなんて言わないでくだせぇ。
悪いのはきっと私なんですよ。
だって、コイキングなんて誰が愛してくれるんです?
生まれた瞬間から、ここに置かれるのは、決まってたんですよ。
ははは、はは、は……
595名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 01:35:01 ID:???
ああ、しかし暑いですね。
……私、棄てられたの、昨日なんですよ。
昨日からずっと、この水のない原っぱにいるんです。
水が無い、私にゃ生きられない、って知ってて、
あの人は私をここに棄てたんですかね。
恨みませんよ、恨みませんとも。恨めません。
だって、あの人は私の「おや」なんですよ。
ポケモンが「おや」を憎んでどうするんです?
たとえ日干しになっても、自慢の鱗が乾燥して、全てパリパリ剥がれても、
私ゃあの人を恨みませんよ。ええ、決して。
ああ、しかし暑い、暑い……
水、ありませんか?無いですよねぇ。
私、水ポケモンなのに、とうとう一生……
といっても二日だけですけど、
一生、水を拝めないんだなぁ……
ああ、水、水を、水……!
体が、乾いて痛いんです!
ビッパにはかじられてしまうし、風が吹いても体が痛いんだ!
ああ、暑い、熱い、痛い、あ、あ……!
名前も知らないあの人は、私の「おや」は、
私が、私がこうやって死ぬのを、望んで、ああ……
あ……あ……み、ず……
いや、だ……死に……たく、な……たすけ…………
………………………………………………………………




水がない地域で逃がされた魚っぽいポケモンって、
干からびないんだろうか
596名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 02:48:37 ID:???
>>592-595
乙。竜の子に合掌。

(チラ裏)個人的な意見
水ポケモンの多くは、いかなる場所においても(建物内ですら)
あまごいによって雨を降らせたり、なみのりで波を呼んだりしています。
陸で生きていくことは無理でも、水辺に帰るくらいはきっとできると信じたい。
でも、コイキングにはできないよね・・・。もう孵化できないよ・・・
597名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 04:40:53 ID:???
波乗りは秘伝だからねぇ…
なんにしても、彼には自分で水なんて出せないだろうね。
598名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 17:20:24 ID:aFDM0sqP
>>592-595
そのコイキングの仲間(一緒に捨てられたやつ)だけでも
跳ねていって209番道路の川に行った事を願う。

このスレに来る前の実話を書きたいが時間と文才がない。
ごめんよダンバルorz
599名無しさん、君に決めた!:2008/08/29(金) 17:29:00 ID:???
さっきポケセンの回りにタツベイがたくさんいたから、俺の今晩の晩飯にします。
600名無しさん、君に決めた!:2008/08/31(日) 21:19:57 ID:???
ご主人…私を覚えていますか?
私は覚えています…あなたと共に過ごした短い時間を……

ひと月前…研究所にいた私をあなたは可愛いといい真っ先に選んでくれた…とっても嬉しかった
今の主人に「お姉ちゃんとお揃いだよ!」と私を自慢してくれた事もあった
初めてのバトルでは辛かったけど一生懸命戦って勝利を勝ち取ったのを今でも覚えてる
負ける時もあったけど主人は決して責めなかった
いつも優しい笑顔で私を慰めてくれた
でも、いつからかな…主人が私をボールから出さなくなったのは…
新入りのヒコザルが来てから主人は全く私を見なくなった
私にいつもの笑顔も見せなくなった
その内、ヒコザルは頭に炎がついたポケモンになっていた
主人は凄く喜んでいた
私は進化をすれば主人は喜ぶという事がわかった
でも主人は私を出してくれないから戦う機会が無い
だから私はこっそりボールから抜け出して修行をした
こっそり進化して主人を驚かそうと思ったんだ
でも…
進化はしたけど主人はあまり、喜んでくれなかった
ボールに戻される私…
でも、強くなった事はわかってくれた
それだけでも私は満足だった。あの日が来るまでは…
601名無しさん、君に決めた!:2008/08/31(日) 22:14:01 ID:???
それは満月が美しく輝く夜だった…
主人は今の主人と激闘を繰り広げていた
勝負は明らかに主人が押されており、すでに4体が倒されていた。
主人は私をボールから出した。久しぶりのバトル…目の前にいるポケモンはブラッキーと言う真っ黒なポケモンだった
私は主人の指示に合わせて水の波動を放った
技は命中した…だが、ブラッキーは全く無傷に近い姿だった
突然敵が消える…どこに行ったかわからず慌てていると後ろから体当たりをされた
勢いが強すぎたのか体は地面を跳ね木に叩きつけられた
体中が痛くてたまらなかった…その時、主人は私を見た後チッと舌打ちをした後、最後のボールを掴んだ
ボールから飛び出してきたのは進化したあいつだった…あいつは素早い動きでブラッキーを翻弄するとインファイトと言う技で倒してしまった
そこからは目の前が暗くなって覚えていない
その日の夜中、私は目覚めた…ボールの中だが声が聞こえる…よく聞こえない…「いらない?」
何がいらないのかな?…しばらくするとボールが開かれた
周りは見た事も無い草原…主人はここで待っててねと言うとどこかへ走り去って行った
消える人影…でも怖くはなかった…
602名無しさん、君に決めた!:2008/09/01(月) 00:23:43 ID:???
…もう朝が来たのか…岩場に腰をかけ何とか楽な姿勢をとり空腹に耐えながら私は主人を待った
でも、主人は太陽が草原を照らす頃になっても来なかった
私が岩場に座りしばらく待っていると足音が聞こえてきた
歩く音…主人だ!私は音のする方へ走った
草むらから出ると確かに人はいた…でも主人じゃなかった…お姉さんの方だ
お姉さんの隣にいる私と同じエンペルトは悲しい目で私を見ていた。どうしてそんなに悲しそうなのだろうか…その後、私はお姉さんからボールに入れられた
そしてしばらくした後、お姉さんのポケモン達から私は捨てられた事を告げられた
信じられなかった…あの優しい主人がそんな事を言うなんて…
私はしばらく荒れた…あの時…あの時、捕まらなければ…主人は迎えに来てくれたのかもしれないのに…!
そう言いながら私は今の主人のエンペルトを責めてた…
何故、捨てられたのかわかってたけど認めたくなかった
それでもお姉さんと仲間のポケモン達は私を見放さなかった
それから月日は流れた…お姉さんを今の主人と認め仲間のポケモン達と仲良くなった。でも、元の主人には会えなかった。でも私はまた会えると思う。ポケモントレーナーのあなたと主人の行く最終地点は一緒だから…(終)
603名無しさん、君に決めた!:2008/09/02(火) 16:21:56 ID:/9lx4hUY
GJ。
また会えるといいな
604名無しさん、君に決めた!:2008/09/03(水) 00:50:54 ID:zlUBjIgO
良スレなのであげてみる
605名無しさん、君に決めた!:2008/09/03(水) 01:20:49 ID:???
今迄沢山のポケモンをゲットしては逃がしてきた。

せっかく捕まえたのに、ごめんって気持ちでいっぱいだ。


でも狭いボールに入れられ、ボックスに閉じ込められるのも可哀相だと思う。


いつ自分の出番が来るのかと待ち続けるポケモンを想像したら本当に不憫で

そんな事する位なら元通り外の広い世界で暮らして欲しいと思った。

だから逃がす時は一匹一匹
「ごめんね、元気でね」って思いながら返すようにしてる。

ポケモンの為…って言葉も結局は自分のエゴの言い訳に過ぎないのかも知れないけど…

606名無しさん、君に決めた!:2008/09/03(水) 17:57:40 ID:???
ここで俺が『ボールの中は意外と快適、ボックスは意外に広くポケモン同士で遊んだりもしている』という説を投下
・・・・・・・そうでもないとやりきれねぇ
607名無しさん、君に決めた!:2008/09/03(水) 18:42:42 ID:???
>>606に捧ぐ。逃がしたポケモンとは少し違うが。

 僕とピィはなかよしなんだ。
 なかなかお外へは出してもらえないけれど、だいじょうぶ。
 おーっきな広場みたいなボックスで、僕がいて、ピィがいるから。他にはラッキーさんやビッパさん、レジギガスさんなんてでっかいポケモンもい

るよ。
「ねえピィ、今日はなにしてあそぼう?」
「れじぎがすさんでかくれんぼ!」
 ピィはもうレジギガスさんの背中にのぼって、僕を呼んでる。
 レジギガスさんは何もいわないで、僕がのぼりやすいように手をおろしてくれた。
「もーいーかい」
「もーいーよ!」
 目を開けて、ピィをさがした。きっと肩の森の中だよ。だってピィはそこがお気に入りなんだ。
 がさごそと草をかきわけて、あぁ、右肩にはいないや。
 がさごそと草をかきわけて、あ!
608名無しさん、君に決めた!:2008/09/03(水) 18:45:23 ID:???
「ピィみーっけ!」
「えへへへぇ、みつかっちゃったー」
 いえーい!と僕はピースして、ピィといっしょにレジギガスさんの腕のすべり台であそんだ。
 僕とピィはいっぱいあそんで、また夜がきた。

「寝ちゃったのね」
 ラッキーはエイパムの頭を撫でる。サルも木から落ちるってところね、と笑った。
 子守唄を歌いはじめる。la la la…と歌ってすぐに、アクセス音がした。
「あらご主人さま、珍しいわね。どうしたの?」


「あれ? ラッキーさんもビッパさんも、どうしたんだろう?」
「きっとおそとで“もんすたーぼーる”っていう、すてきなぼーるのなかで、ごしゅじんさまとおあそびしてるよ!」
 そうだね。きっと帰ってきたら、僕らがねるまでお外のお話してくれるよ。
 べ、べつにさびしくなんかないもん。僕にはピィがいるから……

「ピィも逃がしちゃうかな。スペースはひとつでもけっこう大きいからな〜」


終わり

平仮名多くて読みづらいかも。スマソ
609名無しさん、君に決めた!:2008/09/03(水) 18:46:42 ID:???
ミス。
>>608のラッキーの、サルも木から落ちるってのは脳内消去してください…
本当に申し訳ない。
610名無しさん、君に決めた!:2008/09/05(金) 12:00:09 ID:???
>>607
GJ!何かウルッときた…
611名無しさん、君に決めた!:2008/09/09(火) 20:44:35 ID:???
保守
612名無しさん、君に決めた!:2008/09/09(火) 21:42:39 ID:???
エメラルドの話だけど産まれたばかりのピチューを希望の性格じゃないからといって数十匹も逃がしてしまった。
元気でやってるかな?
613名無しさん、君に決めた!:2008/09/09(火) 22:23:24 ID:???
後でポチエナがおいしくいただきました
614名無しさん、君に決めた!:2008/09/09(火) 22:39:29 ID:???
性的な意味でだよね
615名無しさん、君に決めた!:2008/09/09(火) 23:22:46 ID:???
そんなあああああああアアア…
616名無しさん、君に決めた!:2008/09/09(火) 23:53:26 ID:???
いやいやいやwww
617名無しさん、君に決めた!:2008/09/10(水) 15:21:51 ID:???
このスレのまとめを見たが、何て切ないんだ(;ω;)
もう固体値、性格を吟味できないじゃないか…


もう二度と固体値に拘らないぞ俺は ごめんな俺の吟味の犠牲になったロコン達……
618名無しさん、君に決めた!:2008/09/10(水) 20:18:10 ID:GQpe6zfv
もし挿し絵いれるとしたらペイントツールで書かなきゃダメか?

あとIDを???にするにはどうすれば?
619名無しさん、君に決めた!:2008/09/10(水) 20:42:38 ID:???
>>618
mail欄[sage]でおk
620名無しさん、君に決めた!:2008/09/10(水) 22:41:10 ID:???
ごめん下げ方も知らなかった

最初の質問のほうはどうだろう?
挿し絵書きたいんだが
621名無しさん、君に決めた!:2008/09/10(水) 22:46:43 ID:???
細かいところをしてきするようだけど
書くというのは文字を書くという意味で使って
絵の場合は絵を描くと書かなきゃだめだよ

まあ、いいんじゃないの
622名無しさん、君に決めた!:2008/09/12(金) 13:34:51 ID:???
微妙にスレチかもしれないが気になったので質問させてください。

先日孵化したウパーを逃がそうとしたら
「にがしたウパーがもどってきちゃった!しんぱいになったのかな…」
となり、てもちに戻ってきました(秘伝技の最後の一匹ではない)

心が痛んだので以来逃がすのはやめましたが、
これってランダムとかでよくあることなんでしょうか?
623名無しさん、君に決めた!:2008/09/12(金) 17:21:40 ID:???
それ初耳だな>>622
そして今からプラチナに連れて行く為にダンバル量産
する予定だったけれど1匹だけにするわ。
624名無しさん、君に決めた!:2008/09/12(金) 23:47:30 ID:???
マスターは沢山の兄弟たちを逃がしてた。
見えてるから。見えてますから。見えてますとも。
生まれたら全部伝えて叱ってやる。通じるかどうかはともかく。
ああ、やっと生まれられる。このバカマスター。反省しなさ………


あれ?この人、マスターじゃない。
そんなことはない。私がここで生まれたんだから、マスターはマスターだ。
でもこの人はあのバカじゃなくて、純粋無垢な目をしてきらきらしてて。
……マスター、私はあなたに一生ついていきます。何か違う気はするけれど。



孵す前にレポート書く→いい個体だったらリセット→プラチナに転送の図
625名無しさん、君に決めた!:2008/09/13(土) 00:01:15 ID:???
その純粋無垢な目をしたマスターもいずれ……うぅ
626名無しさん、君に決めた!:2008/09/15(月) 01:17:37 ID:???
ほしゅ
627名無しさん、君に決めた!:2008/09/15(月) 01:21:54 ID:???
逃がす?とんでもない
みんな牧場で元気にしてるよ
628名無しさん、君に決めた!:2008/09/15(月) 01:51:42 ID:???
野生から捕まえたのならまだ生き残れるかもしれないけど
孵化した子は……と考えたらへこんだわ


ごめんよボックスの皆、こんなどへたれな廃人でorz
629名無しさん、君に決めた!:2008/09/16(火) 20:32:58 ID:???
産まれたばかりのポケモンが最初に目にするのはなんだろうか?
ほとんどは産んでくれた親、残りはポケモントレーナーだろう
だが私が最初に目にしたのはマグカルゴというポケモンだ
「ご主人産まれましたよ…」
そうつぶやくとマグカルゴの後ろからめんどくさそうにこちらを覗き込むトレーナー。
冷たい目で一瞥すると
「ち、またか…」
それが、最初で最後の主人とした会話だ…。
気がつくと私は棄てられていた。
辺りには私と同じように棄てられたであろう産まれたばかりのポケモンの死体がころがり、
その手には食べかけの木の実やあめがにぎられていた。
630名無しさん、君に決めた!:2008/09/17(水) 00:36:14 ID:???
さっき不思議なことがあった

プラチナ産ギラティナを選別してたら
突然ソフトリセットができなくなったから
DS裏返してトリガー調べてたら
いつの間にかメニュー開いてレポートしていたらしく
ギラティナ選別強制終了orz

でもギラティナが自分から
来てくれたみたいで少し愛着が湧いた
後で調べたら素早さだけVだった・・・
631名無しさん、君に決めた!:2008/09/17(水) 10:33:55 ID:???
浮上
632名無しさん、君に決めた!:2008/09/17(水) 18:55:28 ID:???
Vなんていらない
せいかくは選別するけど
633名無しさん、君に決めた!:2008/09/18(木) 01:20:29 ID:???
>>623
よくあるよ
ルビサファでもあった。
634名無しさん、君に決めた!:2008/09/18(木) 18:47:17 ID:???
341 :ゲーム好き名無しさん:2007/05/30(水) 15:46:15 ID:Cei2iLhMO
危険生物を採取しては餌も与えず密室に放置するゲーム

ポケットモンスター
635名無しさん、君に決めた!:2008/09/21(日) 07:01:20 ID:???
またしている…主人は産まれたポケモンを見てはため息をつく…そしてしばらくいなくなる
だが稀にそれを手持ちに入れて育てる。全然違いがわからない
今まではあんな事しなかった…素直なポケモンが来てもニコニコしてた
でも、殿堂入りして少し経った頃、主人は人が変わったように卵を返してはため息をつくようになってしまった
今日もまたやってる…腕にポッチャマを抱えている。ずっと見てきたけどもう耐えられない…
気づいた時には…私は主人の腕に爪をかけ突き飛ばしていた
主人は草むらに倒れ驚いた顔で私を見て血が出ている腕を抑えていた
主人の後ろにはさっきのポッチャマがいる。
私が歩み寄るとポッチャマが前に立ちはだかった
勇敢な性格だから私に立ち向かってるのか?主人はその姿を見ると笑い始めた。
「まさかポッチャマに助けられるなんて思わなかったよ」
主人はポッチャマを抱きかかえると私に言ってきた
「予想は何となくついてる…止めてくれてありがとう…エンペルト」
それ以来から主人は卵を持って走る事も無くなり日々、バトルに明け暮れている
ポッチャマは新しい仲間になった。進化する気は無いようだ。
後で知った事なんだが主人は捨ててたんじゃなくて牧場って所にポッチャマ達を送っていたようだ
(終)
636名無しさん、君に決めた!:2008/09/26(金) 13:31:10 ID:???
ほしゅ
637名無しさん、君に決めた!:2008/09/27(土) 00:36:49 ID:???
A君とB君は親友であり、いいライバルな関係です。
そんなある夜のこと、町外れの道路での話…

A「どうしたんだい?こんな夜に生まれたてのポケモンを連れて。」
B「このヒコザル、あんまり強くないから逃がそうと思ってさ。」
A「駄目だよ!こんな生まれたてのポケモンを逃がすなんて!」
B「別にどうでも良いだろ!そんじゃな!」

親友の冷酷な一面にショックを受けたA君。ヒコザルのこともあり、彼は密かにB君の後を追いました。
そして街から少し離れた叢にB君は生まれたばかりのヒコザルを捨てたのです。
B君はA君に気付くことなくそのまま走り去りました。

一方右も左も分からぬまま叢に放り出されたヒコザル。いつの間にか周囲には野生のポチエナたちに囲まれてます。
このままではこのポケモンがどうなるかは明らかでしょう。
放っておけないA君は手持ちのムクバードとハヤシガメを繰り出してポチエナたちを追い払いました。
そして震えるヒコザルを保護するとそのまま家に帰りました。

その後、A君はヒコザルの新しいトレーナーになったのです。
638名無しさん、君に決めた!:2008/09/27(土) 02:16:36 ID:???
>>637の続き

ヒコザルはA君のもとで立派に成長し、ゴウカザルになりました。
そして、そのトレーナーであるA君もまた数多の経験を積み、立派なトレーナーへと成長しました。
やがて、A君とゴウカザル。そして彼のポケモン達は数多くの苦難と試練を乗り越え、ついにポケモンリーグの決勝戦へと上り詰めたのです。

決勝戦の相手はB君でした。彼は厳選に厳選を重ねた強いポケモンと共に圧倒的な強さで勝ち抜いていったのです。
メタグロス・ギャラドス・エルレイド・ガブリアス・グレイシア。彼らが今まで戦ってきた同種よりもはるかに強いポケモンでした。
A君はふとあの夜のやり取りを思い出しました。
「強くないから」という理由だけで捨てられたヒコザル。おそらくB君は他のポケモンたちにも同じことをしてきたのかもしれません。
B君はここまで来るのに一体どれだけの、ダンバル・コイキング・ラルトス・フカマル・イーブイに無慈悲な仕打ちをしたのだろうか。

やがて、A君とB君のバトルもお互い残り1匹になりました。
お互いが出したポケモンは…ゴウカザル。

全てのポテンシャルに置いてB君のゴウカザルは上。圧倒的なB君のゴウカザルに押されるA君のゴウカザル。
しかし、最後まで諦めませんでした。そして、渾身の力を振り絞って放った「インファイト」がB君のゴウカザルの急所を捉えたのです。

地面に伏したB君のゴウカザル。その時全てが終わりました。A君はついにチャンピオンになったのです。

B「クソッ!!なんで!なんで俺が負けたんだ!!」
A「お前にはポケモンへの信頼と愛情が足りない。それだけだよ。」
B「信頼?愛情?そんなものまやかしだ!力こそ!力こそが全てなんだよ!!」

と叫ぶと彼はそのまま何処かへと走り去っていきました。手持ちのポケモン全てを置いたまま。
あれから数年、B君の行方は分かっていません。
639名無しさん、君に決めた!:2008/09/27(土) 09:21:20 ID:???
なんとなくハードマウンテンで逃がした大量のユキカブリ大丈夫かな・・・?

ハッ・・・ハードマウンテンの気候が・・・!?
640名無しさん、君に決めた!:2008/09/27(土) 10:55:50 ID:???
沢山のポケモン達の中から、選んで選んで選び抜いたただ一匹。
その一匹を手塩に掛けて育て、共に勝ち抜いてゆく。
これこそがトレーナーの喜び。そう思っていた。
皆同意してくれていた、だからそれが当たり前のことだと思っていた。

でも、旅先で出会った彼はこう言った。
「そのために他のポケモン達を幾ら殺してもいいのか」と。
誰も殺した覚えはない、と言ってみようとしたけれども
すぐに気付いた、……私はもう何千ものポケモン達を殺していたんだ、と。
何匹生まれたばかりのイーブイが死んでいっただろう。
まだ体の小さなムックルたちに、どれだけ冷気を浴びせかけてきたか。
わからない。あまりにも数が膨大すぎて、わからない。
その時は何もかも、見失ってしまった気がした。


私の罪は深い。
隠すことも消すことも、目を逸らし続けることももうできない。
たぶん、そう簡単には償えない。
一度こうなってしまった以上、この行為をやめることも恐らく無理だ。

私は犠牲となった彼らを忘れない。
そして、育てたポケモン達を愛する。
それが、愚かな私にできるせめてものの罪滅し。




まあ正当化・現実逃避ともいうんだけどね
641名無しさん、君に決めた!:2008/09/27(土) 11:34:44 ID:???
アニメ風に言うと、
強いポケモン(ゲームでの6V)も弱いポケモン(同0V)も、同じ重さの一つの命なんだよね。


エメで逃がしたピチュー達、大丈夫かなぁ…
642名無しさん、君に決めた!:2008/09/27(土) 12:49:20 ID:???
目を開けるとそこにはにっこり笑っているマスターが居た
マスターはすぐにぼくに飴をたくさんくれた
こんなにおいしい物をたくさんくれるなんて・・・とぼくは感動した
けどマスターは僕を機械でスキャンするとチッ、と舌打ちをした
vすらねぇじゃねぇか・・・ゴミが・・・性格も・・・・
マスターが何か呟いている
ぼくを見るマスターの目が急に怖くなって、僕は縮こまった
何処へでも行け
マスターがそう言った
マスターの命令は絶対だ、マスターと離れるのは嫌だけど・・・・・ぼくは素直に従った
そうしたら・・・マスターが迎えに来てくれる気がして
でも・・・マスターは迎えに来てくれない

何日も経った、お腹がすいてもう動けない
ふと、視界の端に動く何かが見えた・・・マスターだ!
僕は必死に立ち上がろうともがくでも、立つ事ができない
マスターはぼくと同じ種族のポケモンを連れている
先ほどからビッパを倒して回っているようだ・・・ふと、マスターがこちらを見た
ぼくはやっとのことで頭を持ち上げる・・・マスターと目があった
マスターは汚らしい物を見る目で僕を見ている
そして隣にいる僕と同じ種族のポケモンに何かを言う
ぼくと同じ種族のポケモンが・・・大きく口を開く

ぼくの意識は、そこで途絶えた



駄文過ぎスマソ
643名無しさん、君に決めた!:2008/09/27(土) 18:55:30 ID:???
>>641
0Vのポケモンが手に入ったらむしろ重宝するぞ
644641:2008/09/27(土) 19:47:58 ID:???
>>643
何でか分からない俺は個体値についての知識に乏しい。しかし、このスレ見てからは知ろうと思わなくなった。

ピチューで何か書いてみたいんだが、駄文になりそうで…
645641:2008/09/28(日) 00:33:50 ID:???
僕は捨てられた。理由は簡単、僕が弱かったからだ。
同じピチューでも、強さに違いがあるらしく、僕は弱い方に入っていた。
周りには、同じ様に捨てられたピチューが十数匹いる。皆、呆然と立ち尽くしているか、オロオロしている。中には、涙を流しているヤツもいる。
その中でも、僕は比較的落ち着いていた。性格が冷静なせいもあるだろう。
近くには主人、いや元主人というべきか、とにかく僕達のタマゴを持っていた人の気配がまだしていた。
なぜまだいるのか知りたくて、僕はそっと近付いてみた。

そこには僕達と同じ、ピチューがいた。しかし、僕達と何かが違う。僕がそこで感じた劣等感は、未だ忘れた事は無い。

主人は、そのピチューに話し掛けていた。風の流れからか、話し声が良く聞こえた。

「いいかピチュー、よく聞け。お前は強く生まれた。それは誇りに思っていい。
しかし相手が弱いからといって、馬鹿にしてはいけないぞ。相手も、一生懸命戦って、努力して、生きているのだから…。
そしてどうしよう無くて自然に返した、お前の兄弟達の為にも、頑張るんだぞ…。」

僕はその場を離れた。前述の劣等感と同時に、この時みた、主人の優しく、それでいて悲しそうな顔は、忘れる事が無いだろう。



あれから、長い年月が経った。
俺は運良くライチュウになれ、自然界を、逞しく生きている。あの時の兄弟は散り散りになり、生きているのか死んでいるのか分からない。
しかし、主を恨む気持ちは特に無い。あの時のピチューも、頑張っていて欲しいと思う。
何故恨まないかって?主は、大切なモノを知っていたからさ。それは…、

全ての生き物は、弱いのも強いのも、皆等しい命を持っている…

あの時の会話は、こういう意味だと、俺は信じている。


(チラ裏)
どうだっただろうか?やっぱり駄文なのかなぁ…。
646名無しさん、君に決めた!:2008/09/28(日) 01:44:44 ID:???
>>644
トリパとかめざパとか混乱対策とかいろいろ使いようはあるよ
まあ基本的には高い方がいいんだけどね
647名無しさん、君に決めた!:2008/09/28(日) 02:50:08 ID:???
ピチュー軍団「自由だぜwwwwwwwやっほっほーいwwwwうぇwwwww」
648641:2008/09/28(日) 07:46:24 ID:???
>>646
丁寧に教えてくれてありがと。

それと>>647をどういう風に受け取っていいか分からん。貶しているのか誉めているのか知らんが、見た瞬間複雑な気分になった。
649名無しさん、君に決めた!:2008/09/28(日) 08:28:41 ID:???
0Vと個体値0は違わね?
個体値0は逆Vだと思う。まあこのスレには関係ないが。

>>648
ネタだろうから軽く流しとけ。
650名無しさん、君に決めた!:2008/09/29(月) 21:08:42 ID:???
良スレage
651名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 14:26:37 ID:75D5TLDT
>>650
嘘つき…
652名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 14:51:07 ID:???
>>645
感動してしまった…
私も個体値の知識が乏しいが、個体値知りたくなくなった…
653名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 15:52:03 ID:3EIW2Q/W
>>645
これからピチュー孵化作業に入るとこだったから泣いた
654名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 17:14:23 ID:???
知りたくなかった事


「今日も色違いが出ないなー。」

私の主人が大量のヨマワルを孵化していた。
外国のポケモンと結婚するとと色違いが出やすいという噂があり、
どうやらそれをしているようだった。

「もう300以上孵化してるのに全然出ないなー。」


…しかしボックスには数匹のヨマワルしかいない。
他のヨマワルはどこに行ったのだろうか?

両親のヨノワールに聞いてみたが暗い顔をするだけで何も答えてはくれなかった。

私は主人に聞いてみた。

「ああ、逃がしたよ。性格も不一致だし個体も低かったから。」

…言葉が出なかった。
優しくて自分に良くしてくれる主人がそんな事をしていたなんて。
「そんな顔しなくても大丈夫。お前は逃がしたりしないから。」

主人は笑顔でそう言ってくれたが私の中で不安感と悲しみが生まれた。

同じヨノワールなのに自分は大事にされ、
同じヨノワールなのに子供を取り上げられて捨てられる。
そう言った存在が居る事を……。

「色違いがもしお前と同じ性格だったらそっちを可愛がるかもね。」
655654:2008/09/30(火) 17:17:36 ID:???
うわあ読み辛いorz
そして微妙にスレ違いな内容
656名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 17:56:37 ID:???
ちょうど色違いヨマワルを粘ってる所だったんだが…タイミング良すぎだろ
全部牧場に送ってるから、牧場でのびのびと暮らしてるといいなぁ
657641:2008/09/30(火) 18:29:26 ID:???
>>652>>653
感動してくれるのか…。
駄文かと少し不安だったが、誰かの心を動かして、逃がされるポケモンが減る文になってるかと思うと俺も嬉しいよ。
658名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 20:02:46 ID:???
DPで育て屋のすぐ近くにロストタワーがあるのは意図的なのかもしれないなと、このスレを見て思った。
659名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 20:55:56 ID:???
人間に裏切られて死んでいったポケモン達を供養するために…
660641:2008/09/30(火) 20:59:01 ID:???
ところで、Wikiにある話の題名って、誰が付けてるの?全部センスある題名で感心する。


後、俺携帯厨だから、誰かWikiに追加しといてくれると助かります。
661名無しさん、君に決めた!:2008/09/30(火) 22:11:35 ID:???
>>660
いい加減コテはずせ、な?
662名無しさん、君に決めた!:2008/10/01(水) 00:17:04 ID:???
Wikiの題名は自分が知ってる限りでは、初代スレの話はWikiが無かった頃に
話一覧をアンカでまとめてくれた人たちがいたからそれが使用されているようだ。
663名無しさん、君に決めた!:2008/10/02(木) 19:33:41 ID:???
>>662
そうなのか。皆、ネーミングセンスある人なんだろうな。少し分けて欲しい位だぜ…

>>661
おk、もう付けない

ところで、オツキミ山で、コイキング売ってるオッサンがいるじゃん。あれ、実は個体値廃人が逃がそうとしたコイキングを買ってるんじゃないかと思ってるんだ…
664名無しさん、君に決めた!:2008/10/02(木) 22:43:52 ID:???
まとめの右側すっきりさせてみた。

>>660
自分は話追加したりしてるけど、
題名は>>662の言う通り、初代スレの話はWikiが無かった頃に、
話一覧をアンカでまとめてくれた人たちがいたからそれを使用、
あと話を投下してくれた職人が話しの最初か終わりに題名を書いていたらそれを題名にしてる。
題名の表記が無いその他の話は自分は本文から抜粋したり。
でも話を追加してる人が自分一人ではないので後は分からない。
題名のセンスについてのツッコミはry
665名無しさん、君に決めた!:2008/10/02(木) 23:15:17 ID:???
>>664乙。
666名無しさん、君に決めた!:2008/10/03(金) 18:59:15 ID:???
「坊ちゃん、あ・な・た だけに、秘密のポケモン、コイキングを、500円で売ってあげるよ〜」

…はぁ、何とも情けない現状だ。どうせ私も何も知らない新米トレーナーに買われ、そして…
何故こんな目にあっているのかをお話しよう。

私は、ある小さな島の育て屋で生まれた。主人は私の能力値を調べるなり、

「…使い物にならない能力値だな、ゴミめ。」

もちろん私はショックを受けた。だが、さらに衝撃的だったのは、生まれたばかりの私や、他の生まれて間もない仲間を、逃がそうとしたのだ。

ご存知の通り、私達の体には、殆ど栄養分は無い。しかし、「最弱のポケモン」と呼ばれるように、私達はまともな攻撃手段を持たない。他のポケモンから見れば、格好の獲物、という訳だ。

しかし、私達の主人は逃がそうとした。すぐに死んでしまうと分かっているだろうに。
そこに、一人の中年オヤジがやって来た。

「坊ちゃん、あ・な・た のために、そのポケモン、コイキングを、50円で買ってあげるよ〜」
「こんなに沢山いるけど、いいの?」
「もちろんだよ〜」
「やった!ありがとう!」

「やった」と言いたいのはこっちもだ。捨てられるところを助けられたのだから。その時、このオヤジの顔は、仏のように見えた。


そして今、私は500円という値段で売られている。このオヤジは、私達を安値で買い、べらぼうに高い値段で売る、悪魔のような悪徳商人だったのだ。

そして、私達の事を何も知らない新米トレーナー達は、買ってすぐに、水が全く無いこのオツキミ山のポケモンセンターで、仲間を逃がしていく。

仲間の顛末は、どこからともなく漂ってくる腐乱臭が教えてくれた。そして今、私も買われ、仲間と同じ場所へ逝くのだ…。
667666:2008/10/03(金) 19:00:54 ID:???
私を買ったトレーナーは、悲しそうな目で見て、私を手持ちに加えた。



…そして、3年の月日が流れた。
今や吾が輩は、屈強な体を手に入れ、主の為に、波を相手に叩き付け、大地を揺るがし、水棲のポケモンでありながら、灼熱の火焔を吐き、そして主と共に、トレーナー界の頂点に君臨する者の前にいる。この者は、主の幼なじみだという。

既に主も相手も、残りはフィールドに出ている一体ずつ。主は吾が輩を、相手はフシギバナを出している。

「フシギバナ、ソーラービーム!」
「これで決めるぞギャラドス!はかいこうせん!」
双方の光線が交差し、同時に当たった。吾が輩は危ないところで耐え、フシギバナは地面に倒れ込んだ。

「…勝った、勝ったぞ!やったぞギャラドス!俺達の勝ちだ!!」

主が吾が輩に抱きついてくる。この時、吾が輩はこう思った。

この人に出会えたのは、奇跡だと。


(チラ裏)
題名は「出会えた奇跡」でお願い
668名無しさん、君に決めた!:2008/10/03(金) 22:27:52 ID:???
>>664乙!
>>666-667
コイキングを大切に育てたトレーナーGJ
669名無しさん、君に決めた!:2008/10/03(金) 22:50:33 ID:???
「きゃー!この子、可愛い!」

自分のテリトリーを守るため、おっかなびっくりながら飛び出した私を迎えたのは甲高い声。
バトルを経て、私は彼女のポケモンになった。
ひ弱な私を鍛えようと、わざマシンを優先的に与えてくれた。
ポロックで毛並みを整えてくれた。
彼女の期待に応えようと、私も必死に強くなろうとした。

そして、頑張って進化した時の彼女の声は忘れられそうにない。

「怖い!気持ち悪い!!何でこうなるの!?!?!?」

思えば、私と出会った時の彼女の第一声は「可愛い」だった。

可愛くなければ、意味がないの……?

そう問いかけようとするけど、彼女はヒステリックに叫ぶばかりで。
「うるさい、うるさい、うるさーい!!」
進化する前、私のささやくような声を頑張って聞こうとしてくれた彼女と同一人物には思えなかった。
670669:2008/10/03(金) 22:51:12 ID:???
私は、ボックスという所に押し込められた。
他にもポケモンたちがいたけど、彼らの落胆も似たようなものだった。
どれだけ敵を倒し、彼女と仲良くなるか、期待に胸を躍らせていたのに、ちょっとデータを取っただけでここに押し込められたという。
でも、私のように手のひら返しをされたポケモンがいるわけでもなく、それどころか一時は手持ちにいたということで僻むポケモンすらいた。
私の痛みを理解してくれるポケモンはいなかった。
でも、そこで過ごす間にそんな感情は薄れていった。
あまりにも長い時がすぎて、私たちは諦め以外の感情を抱かなくなって、諍いもなくなった。

ある時、急に光の当たる場所に私たちは放り出された。
どれだけ早く6匹の捕まえられるかというゲーム。
追い掛け回すのは、やっぱり彼女くらいのニンゲン。

ああ、私は彼女に捨てられてしまったんだ。
ようやく理解することができた。
馬鹿な私。いつまでも、何を期待していたんだか。
諦めたつもりでも、いつかは迎えに来てくれるって、心のどこかで思ってた。

私は大人しく新しい主人のボールに収まった。
それがゲームのルールだったし、たとえゲームの賞品でも、野生の感覚が薄れた私には何も知らない土地より何も知らない新しい主人の方が良かった。
671669:2008/10/03(金) 22:55:43 ID:???
「久しぶりだね、ドゴーム」

あれ?

目の前の彼女は、全然知らない人のはずなのに。

「ごめんね、あんなこと言って」

でも……もしかして“彼女”なのだろうか?

「虫のいい話だけど……シンオウでやりなおそ?もう絶対、あんなことしないから」

何が起こったのかはわからない。
けれど、私は頷いていた。

それからまた進化して。コンテストで優勝して。

「えー!?バクオングなんて連れてるの?可愛くないじゃん」

彼女の友人の無邪気で残酷な問いに、彼女は首を横に振った。
「可愛くないわけないじゃん。ホウエンから連れてきたんだもん。それによく見ると愛嬌ある顔じゃない?」


ただ、気になるのは、ボックスで私と一緒にいたポケモンたち。
彼らも新しい土地でその爪を振るうことが出来たのだろうか?
彼女は私のことは本当に反省していたみたいだけれど、本当に忘れられてしまったポケモンも、いるんじゃないかって……
672669:2008/10/03(金) 23:00:54 ID:???
ちょっとネタが古いけど、割とどこにでもありそうなお話……というか半分実話
厳密には逃がしたポケモンじゃないけど、ボックス放置の方が多いかもしれないね
673名無しさん、君に決めた!:2008/10/04(土) 00:16:14 ID:???
慰めの歌


私は歌を歌うことが大好きだった。歌を歌えば主人は喜んでくれたし、褒めてくれた。それなのに。

「―ばいばい」だなんて。

私は幼い頃に主人によって捕まった。私はあまり戦いが好きではなかったけれど、
頑張れば頑張るだけ主人が褒めて喜んでくれるから、どんなに辛い戦いだろうと必死になって戦っていた。

歌を歌うのはもとから好きだったけれど、進化してもっと好きになった。
これも主人が「お前のソプラノの声、綺麗だな」って褒めてくれたからだろう。
だから私は旅と戦いで疲れた主人を癒そうと歌を歌い、主人はそれを喜んで聴いてくれた。

ある時から主人は同じ道を往復するようになった。そしてそれから少し経った日に、
新しく仲間に入った小さい竜の子。小さいながらも鋭い目付きに、一瞬恐怖を感じた。
主人はこの頃から小さい竜の子に構い始め、私をボールから出すこと、私の歌を聞くことが日に日に少なくなった。

私の歌の存在が薄れるに連れてどんどん成長する竜の子。同じドラゴンタイプだけれども、その子は私と違い、戦い向きなようだ。
私はこの頃からボールから出されることはなくなり、主人が聴きに来ない歌をボールの中で歌うようになった。少しでも、主人に届くように。
674名無しさん、君に決めた!:2008/10/04(土) 00:20:46 ID:???
ある日のことだった。主人が私を珍しくボールから出した。
また歌を聴きたくなったのかな?やっぱりボールの中からの歌が届いてた?…そう思ったのに。

主人を見れば、その隣には竜の…子?なんだかとても強そうな竜がいた。
その竜は私を見下ろすように見ている。
なんだかとても不安になり、主人が褒めてくれたソプラノの声で鳴いてみたけれども、主人は何の反応もしなかった。そして。

「お前とは此処でお別れだ。」
「お前の歌は好きだったけど、お前弱いしさ。」
そう言って主人は自分の隣にいる竜を撫でた。
「見ろよ、コイツ。厳選に厳選を重ねただけあって凄く強く育ったよ。だから、な?」

「―ばいばい。」

よく、意味が解らなかった。けれど主人は颯爽と自転車に乗り、あの竜をボールに戻すと走り去ってしまった。

…私は逃がされたんだ、ということを理解したのはそれから暫くたった頃だった。


あれからどれくらい月日が流れたのだろう。私は主人が何度も往復していた道の先の霧が立ち込める場所で暮らしている。
此処には生まれたばかりでレベルが低いのに、逃がされたポケモンたちをよく見かける。

彼らは決まってボロボロに傷ついていた。無理もない、此処ではレベルが違いすぎる。
そんなポケモン達を見かけては私は私の綿のような羽で傷ついたポケモンを休ませている。
そして、あの頃を思い出すかのように歌を歌う。

傷ついたこの幼いポケモンたちがせめてこの時は安らかに眠れるように、
幼い彼らを逃がし傷つけた人たちに、この悲しい歌が届くようにと。


(終わり)
675名無しさん、君に決めた!:2008/10/04(土) 01:08:26 ID:???
くっ、目から汗が…GJ!
676名無しさん、君に決めた!:2008/10/04(土) 09:29:32 ID:???
>>673
ところで、その竜って何?ボーマンダ?
677名無しさん、君に決めた!:2008/10/04(土) 09:57:18 ID:???
ボーマンダでもキングドラでもガブリアスでも別に問題ないと思うんだ
678676:2008/10/04(土) 10:42:18 ID:???
そうか…
無粋な質問スマン
679名無しさん、君に決めた!:2008/10/04(土) 23:08:44 ID:???
まとめの話を読み直してたら、「奇形」が凄い怖いと思った…
何匹も卵から孵化してたら実際にありそうだ。
680名無しさん、君に決めた!:2008/10/05(日) 01:39:58 ID:???
しかも近親交配重ねたりするもんな、高個体だそうとすると
681名無しさん、君に決めた!:2008/10/05(日) 10:11:35 ID:???
やっ、やめてくれ…!
想像したくない
682名無しさん、君に決めた!:2008/10/05(日) 13:26:16 ID:???
はじめましておとうさん!どうしたの?
なにをするの?
どうしてそんなにこわいかおしてるの?
やめて!いたい!いたい!
おとうさんいたいよ!
いたいよ


おお お前さんか!
お前さんから預かったポケモンを育てていたらなんと!
タマゴをもっておったんじゃ!
683名無しさん、君に決めた!:2008/10/05(日) 15:20:34 ID:???
ひぇぇ(゜Д゜)…
684名無しさん、君に決めた!:2008/10/05(日) 16:21:44 ID:???
うわああぁぁぁっっ!!
685名無しさん、君に決めた!:2008/10/05(日) 18:50:06 ID:???
「…ハァ、ハァ…。早く、逃げないと…」

僕は今、月の光が無い森の中を走っている。アイツから逃げるために。

「…逃がさない、絶対にキサマは…!」

アイツが追いかけて来る。大分前に逃がしたアイツが、恨みを晴らしに。

「ハァ、ハァ…うわっ!」

とうとう僕は木の根に躓き、逃げる事が出来なくなった。そして、アイツが追い付いた。ちょうど雲が切れ、憎悪を宿した目で睨み付けるムウマージの姿を映し出す。

「…お前に逃がされ、私達がどれほどキサマを憎み生きていたか、思い知るがいい!」

周りを見渡すと、そこには同じように逃がした、ゲンガーやブースター、レントラー達が僕を睨み付けている。

「やめてくれ…、お願いだ…!」

「キサマに死の呪いを…!」

「助けてくれっ!」

「アバダ・ケダブラ!」

辺りに走る緑の閃光…

「…うう…、ハッ!ゆ、夢か…」
どうやら夢だったよう…

僕はここまで思って窓を見た途端、驚きで声も出なかった。
686685:2008/10/05(日) 18:51:00 ID:???
窓の外には、ムウマージを始め、ゲンガー、ブースター、レントラーと、夢に出て来たポケモン達ともう1匹、まさに闇夜のような漆黒の体に、恐ろしい程青い目を持ったポケモンがいた。

ムウマージ達は、僕の方を悲しそうな目で見るだけだったが、漆黒の体を持つポケモンは僕の心に、こう語ってきた。

…これがコイツらの悲しみだ。
お前は、ポケモンをどのように見ている?奴隷か?使い捨ての玩具か?全てのポケモンには、お前と同じ、深い感情を持っているのだ…
さあ、答えを示せ…


僕は窓から外に飛び出し、涙ながらににこう言った。

「みんな、みんなゴメンよ…。
みんなの気持ちを、分かってやれなくて…」

ムウマージ達は、僕に寄り添ってきた。そして、いつの間にか目の前に来ていたあの紺碧の目のポケモンは、再びこう語ってきた。

…それがお前の答えか…。
私がお前の前に再び現れる時は、お前の命を奪う時か、お前を認めた時だ…。
それまで、自分を磨くがいい…。

そして、そのポケモンは暗闇に飛び去っていった…。


今、僕はムウマージ達と一緒に、自分自身も強くしている。
アイツに認めてもらえるように…。
687685:2008/10/05(日) 18:53:20 ID:???
これは俺が本当に見た夢だ。ハリー・ポッターを読んだ後ポケモンして寝たらこんな夢を見た。

題名は、「ナイトメア」で。
688名無しさん、君に決めた!:2008/10/06(月) 00:24:06 ID:???
>>679
双子の片割れ発見
仕事中にその話を思い出して、このスレ見る前にもう一度読んできたところだ
689名無しさん、君に決めた!:2008/10/06(月) 02:07:07 ID:???
逃がされたあとロケット団のてもちになったり、施設で働いたりしてるのがあったよね。
新しいご主人に優しくしてもらえたらいいな…

逃がされたポケモンたちにはどんな形であれ幸せになってほしい
690名無しさん、君に決めた!:2008/10/06(月) 12:43:44 ID:???
一番良いのは、自分が責任を持ってポケモンを育てる事なんだが…

意外と難しいんだよなぁこれが…
691名無しさん、君に決めた!:2008/10/06(月) 23:34:55 ID:???
>>685-686
ムウマを大量孵化させてて、ボックスの容量を圧迫してるのに逃がせなくなったじゃないか。
どうしてくれるんだw
692名無しさん、君に決めた!:2008/10/07(火) 07:56:10 ID:???
つポケモン牧場
持ってない俺は逃がさないようにしてる
693名無しさん、君に決めた!:2008/10/07(火) 18:21:36 ID:???
「……モンが大量発生しています。」

「次のニュースです、本日未明『メタモンは卵を産む機械』の発言で世間を騒がせた
 シンオウ地方チャンピオンのダイヤさんが死亡しているのが発見されました。」

「現場には多数のメタルパウダー、スピードパウダーが散布されていたということです。」

「警察の調べによると何者かがパウダーを撒き捜査を撹乱させようとした疑いがあるそうです。」

「次のニュースです……」



その頃警察では……

「今日の鑑識なんか変じゃなかったか?」

「そんなことないモンよ。」
                           (終わり)



駄文すみません
694名無しさん、君に決めた!:2008/10/08(水) 20:51:16 ID:???
やっぱり、メタモンを題材にした話が多いな
695名無しさん、君に決めた!:2008/10/08(水) 23:16:25 ID:???
浮上
696名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 00:22:46 ID:???
「好きなんだけど、な……ごめん、ごめんよ」
孵ったばかりの大量のロトム達を逃がしながら、ぼそぼそと俺は呟いた。
言っただけだ。本心はきっと何にも思っちゃいないんだろう。
いつから、こうなってしまったのか。
俺にもわからない。

「……ん! この子で決まり。これから宜しくな」
少しだけ気を使って、弱いポケモンが多い場所に逃がしてきた。
あの場所なら、やっていけるだろうか。

1ヶ月程経った頃、部屋でテレビを見ていると気になるニュースが飛び込んだ。
家の電化製品、特にテレビが急に爆発したり異常を起こす事態が急増しているらしい。
そしてその異常は、隣町からその隣町へと、どんどん広がっているらしい。

でも、何より俺が一番気にかかった事は、
その異常が一番多い町が、
ロトム達を逃がした場所に非常に近い町だという事。
「そんな……、まさか」
偶然だ。偶然だと思いたい。
でも思いたくても思えない。
これはロトム達の仕業に間違いない!!
取り乱した俺は直ぐにテレビの電源を切り、ソファーの上でうずくまった。

どうしよう、
どうして……。

すっかり強くなったパートナーのロトムが、俺の上で心配そうに飛び回っている。
頭の中がごちゃごちゃだ。
どうして良いのかわからない。
こう言う時だけ脳ミソが子供に戻りやがって、ちくしょう。
697名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 00:23:54 ID:???



突然、インターホンが鳴り響いた。
急いで応答するが返事は無い。
次に、外にあった芝刈機が突然動き出し俺の部屋の窓にぶち当たった。
「まさ、か」
電気が消える。
オーブントースターの電源が入り、みるみる内に中の鉄が真っ赤になっていく。
冷蔵庫から冷気が吹き出す。
扇風機が勝手に動き出す。
遠くの部屋の洗濯機が回り出した。
「うわああ、やめてくれ」
頭を抱え込んで叫ぶけれど、止まる筈がない。
俺のすぐそばでロトムが物音に怯え震えていた。

不意にテレビの電源が入った。
画面には砂嵐がうつったままで、不気味な唸りを上げている。
テレビの中から何かが覗いている、気がした。
すぐ後ろのキッチンから、カタカタと物音が響く。
振り向くと、その音は収まっていた。
ロトムが大きく叫んだ気がする。

テレビの強力な磁力に引き寄せられ、
勢いよくこちらに向かって飛んでくる刃物の数々を、
俺は覚えている。
698名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 00:25:15 ID:???
携帯からだから読みづらかったらごめん。
ロトム大好き。
699名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 03:24:54 ID:???
ロトム…(´;ω;`)GJ
自分もロトム大好きだ。
700名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 03:27:42 ID:???
記憶の歌


数え切れない程の卵を孵化させ、生まれたポケモンが望んだポケモンでなかったら逃がす、これの繰り返し。
そうして自分は一体どれ程のポケモンを逃がしたか。


今日も育て屋へ通い、卵を出来るだけ持って自転車を走らせる。
この辺りの道はもう走り慣れて飽きてしまった。
だからといって走るのを止める訳もないが。

…たまにはカンナギの方にも行ってみるか。
この考えは、ほんの、気紛れだった。この辺りの道に飽きてしまっていた自分の。


長い草を掻き分けて、抜けた先の道を歩く。此処等は霧が深くて視界が悪い。
けれど違う道ってのはいいかもな。
そう近くを流れる川を見ながら呑気に考えながら歩いていた時だ。

「っうわ!?」
急に何かが飛び出してきた為に、思わず足を止めた。
飛び出してきたものを見れば此処等ではあまり見ないポケモン。
…誰かが逃がしたポケモンか?全身が傷だらけで、殺気だっていた。

そのポケモンが此方に飛びかかってきたので、慌てて避けた時にバランスを崩して…転落、そして視界が真っ暗になった。
701名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 03:30:59 ID:???
どれくらい経ったのか解らないが、ふと目を覚ました。
どうやら川に転落して、岸に流されたらしい。
起きようとしたが足に走る激痛で無理だった。
挫いたか…?見れば足は腫れていて、腕なども所々傷ができていた。
誰か気付いてくれないだろうかと思ったが、この深い霧のせいで誰も気づかないだろう。
この状態でどうやって帰ろうか…。
手持ちにはマグマッグと卵。これでは空を飛んで帰ることも出来ない。
此処でこのまま死ぬのか…ぼんやりとそんなことを考えながら、再び目を閉じた。


次に目を覚ました時に感じたのは暖かくふわふわとした感触。何故か酷く懐かしい感じがした。
そして耳に聞こえたのはソプラノの心地よい歌声。…この歌を俺は知っている。
確かこの歌は、
「…チ…ルタ…リス…。」呼んだ声は情けなく枯れていたが、
「ピーヨ、」と返事が返ってきた気がして、何だか安心した俺はまた目を閉じてしまった。


目を閉じた後も、心地よい歌声は頭の中に優しく響いていた。
702名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 03:37:30 ID:???
「………。」
目を覚ますと、白い天井が見えた。
「あら、目が覚めたのね!良かったわ!」
声の主を見れば、ジョーイさんがいた。
「…あの、何で俺はポケモンセンターに…?」
…話に寄れば、俺はズイの町入口付近に倒れていたのを町の人に発見されたのだという。
そして此処に運ばれ、手当されたようだ。
「町の人が言ってたんですけどね、なんでもチルタリスと思われるポケモンがあなたの近くにいたって言うのよ。でもこの近くにチルタリスは生息していたかしら…」

その町の人が見たのは間違いなくチルタリスだ。俺が逃がして傷つけた…。

「そうですか…」
俺はそう一言だけ返した。
ジョーイさんは「安静にしてて下さいね」と言うと部屋を出ていった。

…ポケモンを逃がすことはもうやめよう。
俺の前に飛び出してきた傷だらけのポケモンが忘れられない。

そして目を閉じると思い出すのは、チルタリスとの思い出と、チルタリスが俺を助けてくれた時に聞かせてくれた懐かしい歌声。
チルタリスとの思い出を忘れて、何故俺はチルタリスを逃がしたんだろう。
傷つけるような言葉も言って…

もし、俺を助けてくれた場所へお前を迎えに行ったら、お前はお前を傷つけた俺の前に現れてくれるだろうか。

お前に会えたら、言いたいことはいろいろとあるけれど、
ありがとうと、ごめん、を最初に伝えたい。

(終わり)


たぶん逃がしたポケモンは親のことを覚えてると思うんだ。
703名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 10:10:30 ID:???
故郷であり故郷で無い場所で今日も俺は変わらぬ日を過ごす。
草の種やきのみを食べたり昼寝したり、
縄張りに入った同属と戦ったり。
前に居た場所と大して何も変わらない。
同じように逃がされたヤツは今では俺と番になっている。
日々を過ごしながら時々思う。
俺達を捕まえた人間は、何のために捕まえて何のために、
この場所に送ったのだろうか、と。
「よし、御三家全員揃えてカントー制覇だ!」
そんなことを言っていたあの人間は今頃何をしているのだろう。
伸びた前歯できのみを砕き子供達に与えながら、
一時期だけ「おや」だった人間の言葉を思い出した。

携帯からこっそり
まあ、たまにはこんな呑気なヤツが居たっていいじゃない
ポケモンだもの
704名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 10:33:01 ID:???
オランダとオーストリアに行ったナエトルは元気にしてるかな。
てか今度ウィーンに旅行に行くことになった
705名無しさん、君に決めた!:2008/10/09(木) 15:17:56 ID:???
706名無しさん、君に決めた!:2008/10/10(金) 10:36:41 ID:???
廃人の友達と戦って負けた。それで切り札のドラピオン見て貰ったら、
「防御以外クズだな」と言われた
でも…それでも俺はこのドラピオンが好きだ!この防御でチャンピオンにだって勝ったからな!
707名無しさん、君に決めた!:2008/10/10(金) 13:06:33 ID:???
廃人に片足以上突っ込んでいる自分がいるが
このスレ見ると逃がした奴らに申し訳ない気持ちになった。
孵化作業時でも一緒にいる戦闘要員のメタグロスはどんな目で
見ているのだろうか…
708名無しさん、君に決めた!:2008/10/10(金) 18:37:33 ID:???
私はいつも主人と共にいる。
バトルの時も旅をするときもそして、タマゴを孵化するときも…。

主人は、ある日からタマゴを抱えて走り回る事が多くなった。
そして孵化するとすぐに生まれたポケモンを調べ、弱いポケモンは捨てていく…。

主人よ、あなたは自分のしている事が分かっているのですか?
こんなに幼いポケモンを逃がして、生きて行けると思っているのですか?

私は、何も言わない、いや言えない…。
私も、幼い犠牲の上に立っているのだから…。

私に出来る事は、あなたが過ちに気付くよう、祈る事だけだ…。


>>707のメタグロス物語


(チラ裏)
卵孵化で厳選したメタグロスか分からないが、厳選したと仮定して書かせていただいた。
709名無しさん、君に決めた!:2008/10/10(金) 21:26:39 ID:???
決めた
性格不一致だろうが低個体値だろうが捕まえたポケモンは何でも育ててやる
710名無しさん、君に決めた!:2008/10/10(金) 21:30:24 ID:???
廃人になりかけた俺を救ってくれたこのスレの皆ありがとう
711名無しさん、君に決めた!:2008/10/11(土) 20:13:32 ID:???
私は、この地の主。砂漠の精霊。
私の羽ばたきは砂を舞い上がらせ、私の姿を覆い隠し、歌を奏でる。


私は、あるトレーナーの元に生を受けた。
産まれた時から、主人とはずっと一緒にいた。旅をする時も、バトルの時も、何時も一緒にいた。一緒にいるのが、何よりも楽しく、幸せだった。

あの日が来るまでは。

ある時から、私はボックスに閉じ込められ、暫くの間出してもらえなかった。
そしてある日、再び外の世界に出た時は、ある山の頂上だった。

「じゃあな。」

私は、何を言われたのか分からなかった。

「今まで世話になったけど、もうお前の活躍出来る場は無いからさ。これからは、」

主人のモンスターボールから、ボーマンダが出てくる。

「コイツがお前の替わりに頑張ってくれるから。お前より遥かに強いし。あばよ。」

…そうして主人はボーマンダに乗り、何処かへ去っていった。
去っていく主人を見て、私は悟った。

この主…男も、強さを盲信する、偶像崇拝主義者に過ぎなかったと…。
712名無しさん、君に決めた!:2008/10/11(土) 20:52:31 ID:???
そして、私は自分に流れる血が感じるままに飛び、この先祖の故郷に辿り着いた。



その昔、イカロスという男は、蝋の翼を付け、空に舞い上がったが、太陽に近付き過ぎた為に蝋の翼が溶け、海に落ちて死んだと言う。

もし再び遭った時、あの男がまだ、「傲慢」という罪深き翼を背負っているのなら、私の「怒り」という太陽がその翼を溶かし、海に落とすだろう。

もし、あなたが自らの過ちに気付いていたら…

その時は、あなたと再び、共に世界を駆けたい。


題名:人の背負いし罪(つばさ)

(チラ裏)
規制食らって遅れたorz
713名無しさん、君に決めた!:2008/10/11(土) 21:17:15 ID:???
>>711 >>712
GGGGGJ!
714名無しさん、君に決めた!:2008/10/12(日) 09:06:49 ID:???
おいら、飛びたいんだ。
遠くに見える、あの高い高いお山の向こうまで。

でも、おいらは飛ぶどころか、満足に戦うことも出来ない。
どこかで誰かが教えてくれた踊りも、ぬかるみですっ転んで満足に出来ない。
食われずに食いつなぐ、たったそれだけのためにおいらは生きている。

涙が雨に流れた。
こんなじめじめした所、おいらは嫌なんだ。
どうしておいらはこんな所にいるのかな。
雨みたいなじめじめした気持ち。

そこを通りがかった、おいらの倍くらいの生き物。
そいつを見たら、何だか凄く腹が立った。
おいらと同じで二本足で翼もないくせに、飛べるし戦えるし、食うのも困らなくて、そして凄く嫌なヤツ。
そいつのことは何も知らないはずなのに、何故かそう感じて、その怒りをぶつける。
ぶっ倒れても収まらなくて、殴って、蹴って。手に持ったボールも、思い切り叩き潰した。

怒りが収まった時、おいらは翼を手に入れていた。
雨もいつの間にかやんでいる。
お腹もいっぱいだ。
今ならずっと向こう、あの山も雲も越えて飛んでいける。


※ボーマンダの名前を見て思いつきました
715名無しさん、君に決めた!:2008/10/12(日) 22:44:04 ID:???
>>714
なんか最後の方怖いな…。でもGJ!
716名無しさん、君に決めた!:2008/10/13(月) 10:54:56 ID:???
サイオウガウマ


「なんだよ、こいつの特性『はりきり』かよ。『てんのめぐみ』を期待してたのに…。」

早朝のズイタウン郊外。産まれたばかりのトゲピーを目の前にとあるトレーナーは落胆のため息をついた。

「これで15回連続目当ての特性じゃないって、俺は運の無い男だ。」

空を仰ぐように笑った彼はいつものように、このトゲピーの能力を調べる。

「どうせ外れだろうが、まぁとりあえず調べてみるか…おっ?」

今までのトゲピーとは違い、かなりの能力を保持していることが分かった。
その結果を見た彼は、少し考えると、このトゲピーを見つめ、

「お前ラッキーだな。育ててやるよ。」

と言うと、そのままモンスターボールにそのトゲピーを仕舞った。
717名無しさん、君に決めた!:2008/10/13(月) 11:13:00 ID:???
サイオウガウマ 続き


やがて1年後、同じズイタウンの郊外。
その男の傍らにはあのトゲピー。今はトゲキッスへと進化している。

「お前には色々助けられたな。」

いつしか、チャンピオンと呼ばれるようになったその男。
トゲキッスの張り切った一撃はどんな苦境も打破してきたのだ。

その男とトゲキッスの目の前にあるのは一本の木の棒。
今まで逃がしていた15匹のトゲピーへの…自分が間接的に殺したも同然のトゲピーたちへの
彼なりの謝罪と慰霊の心である。

「俺を許せとは言わない。ただ、安らかに眠ってくれ。」

彼は小さな慰霊碑にそっと手を合わせた。
718名無しさん、君に決めた!:2008/10/13(月) 14:45:17 ID:???
>>716-717
題名何かと思ったら塞翁が馬か…。とにかくGJ!
719名無しさん、君に決めた!:2008/10/14(火) 00:23:08 ID:???
まったく酷いもんだ、ポケモンリーグってのは。
各地で行われているポケモンリーグの盛況ぶりを伝えるためにジャーナリストの俺はリーグ会場を点々としているのだが、華々しい試合よりもずっと気になったことがある。
好成績を出している選手の半数以上がポケモンを大量に孵化させているが、その大半は行方不明になっているという。
そのことを詳しく調べてみたら、アイツら生まれ手間も無いポケモンを捨てまくっていたことが分かった。
なんて奴らだ。
ポケモンとは言え生まれたばかりの赤ん坊を捨てるとはどういう神経をしてるんだ?
特性?
個体値?
それがどうしたっていうんだ。
オマエらは自分の子供が出来ても、自分が気に入らないから平然と捨てることができるのか?

何匹か連中が捨てたポケモンを保護したが、やっぱりこういうのは間違ってる。
中には「自分の罪を背負う」とか言うバカもいるが、そんなのはただの逃げだ。
本当に罪を背負うつもりなら、そのバカげた行為をやめろ。
逆恨みだのスキャンダルだのと憎まれ口を叩かれるだろう。
だが、取材で知った今のトレーナー界に蔓延ってる信じ難い事実をここに記すことにする。


コガネ社出版「ポケモントレーナーの責任」 P3より引用
720名無しさんノンノン誰かさん:2008/10/15(水) 04:57:21 ID:???

ゆうめいになった、あのひと。
あるばしょで、いちばんになったって。
けどさ、ぼくたちのことを
わすれないでよね。
ぼくらもいつまでもわすれないから。

くやしくないし、なんともおもってないから。


(チラ裏)
なんだか某北国の人みたい・・・。
すぐわかると思うけど、文の中に題名が隠れてる。
駄文で失礼しやしたーっ><
721名無しさん、君に決めた!:2008/10/15(水) 16:20:40 ID:???
>>720
コテはずそうか、うぜぇから
722名無しさん、君に決めた!:2008/10/19(日) 03:06:58 ID:???
題名は ゆるさない でいいのか?age
723名無しさん、君に決めた!:2008/10/19(日) 11:35:58 ID:???
どれが?
724名無しさん、君に決めた!:2008/10/19(日) 14:42:46 ID:???
ゆるさないもん じゃね
725名無しさん、君に決めた!:2008/10/20(月) 19:46:51 ID:???
独りぼっちポケモン 道路を歩く
固体値がダメと 捨てられた
旅の途中で 出会った彼は
太陽によく似た姿だった

ねぇ 僕の事 使えないとか
弱いって 思わないの?
彼は僕に微笑んで
強いと褒めてくれた

涙の理由を知ってるの
僕には解らないけど
濡れた頬の 温かさは
恐らく 君から 貰ったんだ

ダンデライオン歌詞改変
726名無しさん、君に決めた!:2008/10/20(月) 23:26:31 ID:???
>>725
GJ!良い曲聴いたぜ
727名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 11:48:10 ID:???
ああ…逃がしたツボツボたちに懺悔したい…
728名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 18:01:27 ID:???
ツボツボ「逃がされたが何ともないぜ」
729名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 18:56:42 ID:???
にょろにょろうろろん
にょろろんろん

はれのひに あめのひに くもりのひに ぼくら
それぞれうまれましたよ
きがついたときには あたたかいうでのなかで

にゅるにゅるにゅうにゅう
のんびりやさんすぎるぼくら
きづいたら うでのなかじゃなかったよ
でも ひとりぼっちじゃないよ みんなでいればこわくないね

からにこもる あまいかおり うでのあたたかさ そのほかは
なーんにもおぼえてなかったぼくら ジュースつくりがとりえです
730名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 18:58:05 ID:???
おかげさまで おかげさまで
こわいやつがきてもこわくありません
(からにこもればだいじょうぶ みんなでこもればこわくない)
おかげさまで おかげさまで
たくさんのジュースをつくれます たくさんのこどもにそれをあたえます

どんなによわったポケモンでも そいつをのめば げんきまんたんです
ありがとう、のことばがとてもあたたかいです うでのように

ぼくたちを わたしたちを
たまごからかえしてくれた あたたかいうでのひとへ

なんか よくわかんないけど
おかげさまでぼくら みんなのにんきものです

うんでくれてありがと いつか また あえますかね?

にゅるにゅるにゅーにゅう
にょんろろろん

...
>>727のツボツボ話(ほとんど想像だけど)
のんびりしてて頑丈な奴は、恨みとかなーんもわかんないまんま、マイペースに生きていたらいいなあ
731名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 20:06:42 ID:???
>>729-730
GJ!まぁツボツボたちなら大丈夫だよな…
732名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 21:29:05 ID:???
僕らは、とある港町の郊外の静かなくさむらに住んでいた。
ほのかな潮風、さざめく潮騒、此処は楽園そのものだった。
休日には、船乗りや釣り人が時を忘れて憩い、夕暮れにはギタリストの音色に微睡んだ。

いつからだっただろう…
見たこともない少年達が、不気味な機械をちらつかせ、僕らは、思わず身動きがとれなくなった。

彼らは次々とカプセルで仲間を捉え、嵐のように去っていった。
733名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 21:40:46 ID:???
やがて、楽園は少年少女の溜まり場となり、かろうじて逃れた僕らは避難することにした。


今は、優しいおじさんの小庭が新たな楽園。

しかし、僕らは知っている。小高い庭から見える遠くの牧場、その檻の中に、今でも仲間のいくらかが閉じ込められていることを。



初投稿です
734名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 21:42:22 ID:???
やがて、楽園は少年少女の溜まり場となり、かろうじて逃れた僕らは避難することにした。


今は、優しいおじさんの小庭が新たな楽園。

しかし、僕らは知っている。小高い庭から見える遠くの牧場、その檻の中に、今でも仲間のいくらかが閉じ込められていることを。

初投稿
735名無しさん、君に決めた!:2008/10/21(火) 21:51:44 ID:???
携帯からの投稿でミスった
スマソ
736名無しさん、君に決めた!:2008/10/24(金) 19:40:35 ID:???
あげ
737名無しさん、君に決めた!:2008/10/24(金) 19:48:20 ID:???
覚えているよ


おや、君は昔近所に住んでいた・・・
あっ、あの家の。いや、まさかこんな所で会うとは。お久しぶりです。
元気そうで何よりだ。それで、最近はどうだい?
うーん、そうだなぁ。特に変わったことといえば・・・捨てられたポケモンの保護団体の活動を最近始めたんです。
逃がされたポケモンの?
ええ、そうです。この辺りは特に多いですから・・・
それはそれは。とても良いことだね。あぁそうだ、このポケモンを見てくれ。
・・・ウインディ。
あぁ、このウインディは昔捨てられていたガーディを拾ったんだよ。
・・・前足に傷があるんですね。治ってはいますが。
そうなんだよ。手当てはしてあったが捨てられていてね。
・・・そうなんですか。
どうしたんだい?
いえ、何でも無いです。それにしてもあなたに良く懐いますね。
ここまで懐いてくれるのには時間が掛かったけれどね。
大変だったんですね・・・あ、それでは、失礼します。


まさか、此処であいつに会うとは。あの前足に傷があるウインディ・・・間違いない。
俺が昔拾った、捨て犬だったガーディだ。
怪我をしているのを見つけて拾ったは良いものの、家に帰ったら親に猛反対されて、
泣く泣く元の場所においてくる破目になったガーディ。
傷が治っていて本当に良かった。下手ながらも手当てした甲斐があった。
本当は元気になって良かったな、位は言いたかったが、俺は一度あいつを捨てたんだ。
反対されて仕方なくとはいえ。・・・ごめんな。
738名無しさん、君に決めた!:2008/10/24(金) 19:49:53 ID:???
その時だった、不意に「ワン!」という声。
振り向けば、ウインディが俺に向かって駆け寄ってきた。尻尾を嬉しそうに振って。

あまり嬉しそうに尻尾を振るのでウインディの頭を撫でてみると、
ふわふわとしていて心地が良かった。
「ウいンディ、あの時はごめんな。」
小さく呟くとワン、とウインディがもう一度鳴いた。
ウインディが返事をしたことに驚いていると、
「ウインディ、そろそろ行くぞー、」とトレーナーの声が聞こえた。
そして走り去るウインディ。


お前は覚えていてくれたんだな。ありがとう。
あの時の別れも、今の別れの時も、お前には泣かされっ放しだよ、ちくしょう。
昔と違うのは、あの時は悔し涙、今は嬉し涙だということだ。
なぁ、俺が捨てられたポケモンの保護団体の活動を始めたのは、
もう二度とあんな悔しい思いをしたくないのと、お前のように悲しい思いをするポケモンを減らす為なんだ。
あの時の自分自身に抱いた悔しい気持ちと、お前とのあの時の別れを俺はまだ覚えているよ。


覚えているよ、あなたが私を助けてくれたこと。
あなたの親が何と言おうと必死に私を守ろうとしてくれたこと。
あなたが私と別れる時に、悔しくて謝りながら泣いていたこと。
私の傷を、一生懸命手当てしてくれたこと。
だってね、全部全部、とっても嬉しかったんだ。

いつまでも忘れないで覚えているよ、私のことを撫でてくれた手は、
あの時と変わらずとても優しい温もりだったから。
739名無しさん、君に決めた!:2008/10/24(金) 19:51:11 ID:???
>>738
×「ウいンディ、あの時はごめんな。」
○「ウインディ、あの時はごめんな。」

orz
740名無しさん、君に決めた!:2008/10/25(土) 09:34:47 ID:???
>>737ー739
GJ!.゚(´Д⊂)゚.
741名無しさん、君に決めた!:2008/10/25(土) 09:37:07 ID:???
ええ話や…
742名無しさん、君に決めた!:2008/10/25(土) 15:00:19 ID:???
牧場買ったぜ
これで逃がすことも無くなる
743名無しさん、君に決めた!:2008/10/25(土) 17:06:35 ID:???
ポケモンの世界にこの話をまとめた本があったら、
「今のトレーナーに読ませたい本ランキング」みたいなのでランキングに入りそうだ。
744名無しさん、君に決めた!:2008/10/25(土) 22:39:09 ID:???
プラチナプレイ中、ギンガ爆弾で打ち上げられたコイキング達を
全部捕獲して、湖が復活したら逃がしてやりたい衝動に駆られた。
745名無しさん、君に決めた!:2008/10/27(月) 10:51:16 ID:???
それは「にがす」じゃない。
「すてる」だ。
それは「にがす」じゃない。
「ころす」だ。

廃人の兄に言ってやりたいがまた「何ゲームに熱くなってんの」とか言われんだろうなorz
746名無しさん、君に決めた!:2008/10/28(火) 21:39:09 ID:???
殿堂入りした時、貴方が付けてくれたリボン。貴方との大事な絆、貴方のポケモンである証。
ちょっとぐらい傾いてても、平気。付けてるだけで幸せだから。

貴方が私を捨てても、私はリボンを捨てられない。貴方との大事な思い出、貴方のポケモンであった証。
薄汚れて、ちぎれかけて。元が何なのかさえわからない。

それでも。

私にはいつだって、ちょっと傾いた、立派なリボンに見えるのだ。



一応題名は「リボン」。駄文すまん。
747名無しさん、君に決めた!:2008/10/28(火) 22:31:40 ID:???
リボンが付いているポケモン逃がしたらこうなるのか…(´;ω;`)
GJ!
748名無しさん、君に決めた!:2008/10/29(水) 00:16:44 ID:???
>>746
さっき一回目の殿堂入りしたばかりの俺の目に水溜まりが…。
749名無しさん、君に決めた!:2008/10/29(水) 23:20:27 ID:???
殿堂入りしたやつは思い入れが強いから逃がせない。
たとえ性格不一致でも。
750名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 13:49:42 ID:???
「大事にするんだよ」 
 
 
そう言われて、まだ幼い私が誕生日にもらったのは一つのモンスターボールでした。 
 
 
私はそのモンスターボールでなんのポケモンを捕まえようか?なんて考えては嬉しくて嬉しくて 
 
今日こそは捕まえに行こう!
と、後ろで忙しそうに家事をするママの目を盗んで 
家で真剣な顔つきで仕事の書類か何かを書いてるパパを、ポケモンのすみかの草村に引き連れては
 
かわいいかわいいエネコやジグザグマ達に遭遇しても
なかなかモンスターボールを投げつける事ができなかった。 
 
私にとってそれぐらいポケモンと共に生活する事は 
たまらなく希望に満ち溢れていて、何事もない穏やかな毎日がそれだけで輝いて見えたものです。
751名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 14:04:09 ID:???
ある日の事でした。
いつもながらに、友達とおしゃべりをしながら学校から帰っていた時の事です。 
「ねえ!あそこってなにかあるのかな?行ってみよう!」
ふ、と友達がいつもの帰る道のりのはずれに
いつも見かける森の小道を探検するとゆう事にしました。
 
こうゆうのはいつものことなので、好奇心でいっぱいな私は、相づちさえする事もせず黙々と森へと入って行きました。
 
森へ入ると夕方とはいえ、今日は明るいのに薄暗くてポケモンの気配さえもなく、ちょっと怖がってる私に友達が逃げるかのように言いました。
「あたし今日塾なんだぁ…早く帰らないとお母さんに怒られちゃう…森の出口すぐそこだから一人で大丈夫だよね?」
と言うと、バイバイも言う隙もなくちょっと小走りに行かれてしまい、機嫌を損ねた私は取り残されてしまいました。
752名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 14:12:28 ID:???
いつもの事…
そう丸く考えて、私はもうちょっとだけ森へと進んでみる事にしました。
 
しばらく進むと海が見えて、その近くに小さな工場がありました。
でも海は工場のせいなのか黒くてドロドロしたものが浮かんでいて汚く、工場に人影を見つけて見つかったらやばいかな?なんて考えているうちに、辺りは真っ暗で私は森へ引き返しました。
 
「あれぇ…?」
そうしてるうちに真っ暗で道がわからなくなっていた私は、真っ暗な森の中で迷ってしまいました。
次第に恐怖を感じ、目から熱いなにかがこみ上げてくるのを我慢して歩きだしたら
ガサガサ、と草木の音がしてとっさに私は前へと走り出しました。
753名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 14:20:52 ID:???
「ハァ…ハァ…きゃっ!!」
走り出した私は、途中地面の石につまずいて転んでしまい
その拍子になにかカバンから落としてしまいました。
 
「ポン」
 
そのなにかは別の何かに当たると、聞き覚えのある音をたてて静かになりました。
 
ゆっくりと立ち上がってそのなにかを探すと、そこには大事に大事にとっておいたモンスターボールが、平然と転がっていました。
 
壊れちゃったかな…?などと心臓をバクバクさせながら目を凝らして何もなかった事を確認すると、森の出口に来ていた事がわかりました。
 
そのあと膝から血を出しながら帰った私は、家に帰った途端目から我慢していたものが一気に溢れ出して、パパとママに怒られたのも言うまでもありません。
754名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 14:32:14 ID:???
それから次の日、
何事もなかったかのようにいつものように学校から帰ってきて部屋を開けると、
そこにはいつもと違う光景が飛び込んできました。
 
「ベトーン?」
 
光景には部屋が泥やらで汚れていて
目の前には見覚えのないベトベターが…
 
私はベトベターの横に転がっていたモンスターボールをささっと素早い動きで取り、ベトベターをモンスターボールに入れてから
部屋を、今は誰も帰ってきていない家族に見つからないように閉じて
昨日行った森へ走りました。
 
「…………」
「ベトーン」
 
森へ走る間にだいたいのことは考えがつきました。
こいつ…ベトベターが居る事…
昨日、森で転んでその反動でモンスターボールを落としちゃって、
そこにこいつ…ベトベターが居てモンスターボールが当たっちゃって…
755名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 14:41:43 ID:???
私は考える間もなくモンスターボールから出したベトベターに言い放つ
「いらない。…あなたは間違いで捕まえちゃったの…だから…ここでお別れなんだ…?」
 
そう言うと私はベトベターを振り返る事もなく、モンスターボールだけを持って森の出口を目指して歩き出した。
 
いつからだろう?
後ろからベトベターが追いかけてくるのを気付いたのは。

私は構わずに歩き続ける。
 
でも森へ出てもいつまでもいつまでもついてくるから、
近くで工事をやってるすぐ近くの信号を待っている時にベトベターに言ったの。
756名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 14:47:18 ID:???
「ねえついてこないで!私あなたみたいなポケモンやなの!あなたのおかげで部屋が汚れちゃったわ!どっか行って!」
 
「ベトーン…?」
 
ベトベターはわかってるのかわかんない返事をしてまた私についてくる。
私はうんざりして反対側へ走り出した
「お嬢ちゃん!危ない!」
 
立ち入り禁止の工事現場に向かってしまった私は
上からその瞬間
鉄骨が落ちてきたのも知らずに…
757名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 14:57:49 ID:???
「ガシャーン!グニャ…」
 
……?
 
グニャ…? 

鈍い音がしたと同時に痛みがなく、無事な事がわかった私は目を開けた。

「…ベトベター!!?」
 

ベトベターは私の足下に張り付いていた、
体には鉄骨が刺さっていた。
 
唖然としてベトベターを見ると、ベトベターの体は鉄骨が刺さっていて、そこから普段の液体のようなものじゃないものもどくどくと溢れ出していた。
 
「あ…あ…死んじゃっ…た……?」
 
ベトベターに刺さっていた鉄骨は、私の足にもう少しで届きそうだった。
 
もしベトベターが足下に居なかったら私は死ぬまでは行かなくても、もう二度と歩く事さえできなかったかもしれない。
私はベトベターへの申し訳なさと愛おしい気持ちが溢れてきて涙がボタボタと落ちてきた。
758名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 15:02:38 ID:???
「ベトベター…?ベトベター…?」
私は二度と目を開けることのない、死体なのかわからなくなったベトベターに問い掛けて抱き締めた
 
ぬるぬるしていて冷たかった
 
けど不思議と嫌じゃなかった
 
「ごめんね…ごめんね…私があなたを…私があの時あの森へ行かなきゃ……ごめんね…ごめんね…

私は溢れんばかりの涙を流しながら返事がないベトベターに謝り続けた
759名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 15:07:57 ID:???
後からわかった事だ
ベトベターは汚染された海のヘドロから生まれたそうだ。
 
身勝手な人間のせいで
身勝手に利用され捨てられる
 
なんて腹立たしい
 
人間もまた望まれて生まれてこなかったら嫌だろうに?

もしかしたら彼らも望まれて生まれたかった訳じゃないかもしれないのに…
 
760名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 15:19:28 ID:7k4Q59gO
それから15年の月日が経った。
 
ベトベターが死んでしまったあの日から数日後
両親は離婚してしまった。
 
あの日パパが書いていた書類は離婚届けだった。
 
私は母方の実家に預けられ
私も両親から捨てられてしまった。
 

今、私は
身勝手な人間に必要とされず捨てられてしまったポケモンの為に
ポケモンの有害物質から作るエコロジーの研究をしている。
 
そしてベトベターのあのヘドロから、逆に海を綺麗にする成分を見つけて、私は色んな学会に呼ばれるようになった。
これからも研究を続けて、ポケモンの役にたてばと思っている。

 
そしてあのベトベター
今度生まれ変わったらあなたにこの事を伝えたいと思う。
そして有難うって…言いたいよ…
 
END
761名無しさん、君に決めた!:2008/11/01(土) 22:36:23 ID:???
逃がしたポケモンの感動話ならなんでもいいってわけでもないような気がするんだけどなぁ
まあ話自体はよかった、乙です
762名無しさん、君に決めた!:2008/11/02(日) 15:27:41 ID:???
現代では、逃がされたポケモンは、パソコン通信で、それぞれの生息地に近い
「ポケモンを野生に帰すための施設」に送られ、そこでしばらく訓練を受けたあと、
野山(あるいは海、川)に帰される。

では、パソコン通信もなければ、ポケモンや環境を保護する活動のなかった昔は?


…まあ、確かに今でも生まれたばかりのポケモンを逃がす人は沢山いますが
それでも、昔と比べれば、随分とましなんですよ?

何匹かのムックルを野に放ちながら、その男性は言った。

この国が、世界が今ほど平和でなく、仲も良くなかった頃は、
今以上に多くのポケモンが捨てられていたのだと言う。
たとえば戦争の道具にするため。たとえば国際大会で使うため。

戦争の勝敗や国家の威信がかかったそれらに使われるポケモンたちは、
当然ながら優れた能力を持っている必要があって、その優れた一匹が生まれるまでに、
何百、何千と言うポケモンたちが打ち捨てられてきたのだと言う。
763名無しさん、君に決めた!:2008/11/02(日) 15:28:15 ID:???
それこそ、近くの森や山、川にぽいっと捨てちゃうわけです。
生態系も、そのポケモンが生きていけるかも関係なしに。
…ほら、カントーって今でもあんまり種類がいないでしょ、ポケモンの。
アレはそのしわ寄せなんですよ。
本来生息しないポケモンをぽんぽん逃がしちゃったせいで生態系が崩れちゃったんです。

今ではパソコン通信や自然保護運動、ポケモン保護活動が活発化してるおかげで、
私たちのような逃がされたポケモンを、野生で生きていけるように訓練して、
それぞれの生息地に逃がす組織なんかもありますけどね。

ええ、まあ、逃がすことがいいこととは言いませんけどね。
でもいまは人間の数も増えてますからね。
ひょっとしたら私たちがこうやって、逃がしたポケモンを野生に帰したりしなければ、
一部のポケモンは見かけることすらなくなってしまうかもしれませんね。

それでもやっぱり、トレーナーさんには、ちゃんと生まれたポケモンを大切にしてほしいとは思いますけど、ね。

群れで夕日に向かってとんでいくムックルを見つめながら、男性はそう締めくくった。



何でポケモンはパソコン使わないと逃がせないのか、
とか沢山逃がしても生態系が崩れないのかとか考えてたらこんなのができた。
…オリンピックのために英才教育とかやってる国があることを考えると、
国際競技用のポケモンを大量に孵して個体値低かったらぽんぽん捨てるとかやっててもおかしくなかったんじゃないかとか。
764名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 11:04:53 ID:???
>>763



一匹だけ逃がしたブイゼルどうしてるかな
765名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 14:55:37 ID:???
「…もうこんな時間か」
卵を孵す為、自転車で往復していたらもう日が落ちかけていた。
足もそろそろ限界だし、随分と遠くまで来てしまったし、今日はこの辺で終わりにするか。
しかし良個体値を選別して育てるってのは本当に手間がかかる。
まあこれも一種の努力だよ、と呟きながら、遠く離れたポケモンセンターを目指す。
……その時、道ばたの草が不自然に揺れた。
また野生のポケモンか、厄介だ。

「行けっ!」
すぐさまモンスターボールから、唯一戦えるマグカルゴを出した。
(他の手持ちは全てタマゴなのだ)
孵化要員とはいえ、こいつも選別を重ね鍛え上げている。
水タイプのポケモンでなければ、数ターンで倒せる筈だ。

「……?!」
草蔭から出てきたのは、1匹のソーナノ。
俺を見つけた途端顔に笑みが広がった。そりゃもう幸せそうな笑みだった。
何でこんな所にソーナノが居るんだろう…ここはソーナノの生息地じゃない筈なんだが…

と、その時。
目には見えない何かがソーナノの体から襲いかかってくる感覚を感じた。
(これは……!!)
何時しか経験した事がある。
そうだ、先月ゲンガーと戦った時に……

「『みちづれ』か?!」

766名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 14:56:45 ID:???
やばい、と悟ってマグカルゴを連れて逃げようとした、が、
まるで足が縫い付けられたかの様に動かない。
しまった、こいつの特性は……かげふみだ!

「糞ッ!」
慌ててマグカルゴに指示を出そうとしたが、はっと息をのむ。
相手のソーナノはLv.が低い。勿論俺のマグカルゴなら一発だ…
しかし相手を倒すとマグカルゴも倒れてしまう。
タマゴを孵化させようと走り回り、辺鄙な所まで来てしまったので
ポケモンセンターまでは距離がありすぎる。
例えこのソーナノを振り切ったとしても、ポケモンセンターに行く途中に
自分が他の……夜中の凶暴なポケモンに襲われたとしたら?!
戦えるポケモン一匹いない状況で!!

どうすりゃいいんだ。このままじゃ……
ソーナノが唯一、相手にダメージを与えられるのは『カウンター』だけ…
こっちが何もしなけりゃこっちがダメージを受けることもない。
しかしそれじゃあ、ずっとこのソーナノの横に居ることになってしまう。
リュックを探ったがソーナノの好物である甘い食べ物は無かった。食い物で釣る事もできない。
俺は『さっさとどこかへ行ってくれ』と願うことしかできなかった。
だがソーナノは嬉しそうに、俺に甘えてくる……
767名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 14:59:30 ID:???
どうすればこの状況を打破できるのか。
ずっとそんな事を考えていて、はっと現実に戻った時に俺は驚愕した。
いつの間にか自転車は倒され、俺は地面にしゃがみこんでいる上に
周りに大量のソーナノが集まってきているのだ。
全員、幸せそうな笑みを浮かべて。

「うわあああああああ、いい加減にしてくれえええええ!!!」

叫びながら無我夢中でソーナノ達を蹴散らした。
しかしニンゲンの自分が何をしたって、ポケモンには大したダメージにならないらしい。
すぐにぴょんぴょんと跳ねながら俺に寄って集ってくる。
マグカルゴはどうすればいいのかわからず、うろうろと俺の周りを這っている。

「何だ…何なんだ…お前らは一体なんなんだあああ?!」

気が狂いそうだ。やめてくれ、やめてくれやめてくれやめてください!!
やめてくださいおねがいしますかみさまほとけさまアルセウスさまシェイミさまでしゅ
膝に、肩に、胸に、頭に、ソーナノが登ってくる……



『……さん』


『おとうさん!』
768名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 15:00:43 ID:???
『やっときてくれたんだね おとうさん』

『ずっとここで まってたんだ!!』

『ぼくたちつよいこでしょ、ね?』

『さっきのわざ、すごいでしょ!』

『おとうさんにほめてほしくておぼえたんだ!』

『おとうさん、はやくおうちにかえろ!』

『だいすきだよ、おとうさん!』

『ねえおとうさんどうしたの?なんでそんなにこわがるの?』

『ねえ…どうして?だいじょうぶだよ?』

『おとうさん』

『パパ』

『ごしゅじんさま』

『………』





脳に直接、声が響いてくる…
769名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 15:01:50 ID:???
思い出した…
俺は此所に低個体値のソーナノを捨てたんだ。
そりゃもう、数えきれないくらい、たくさん。

だけどこいつらは待ってたんだ、俺が帰ってくるのを…
自分達を捨てた俺の事を父親だと思って。
カウンター、アンコール、みちづれと厄介な技の持ち主のソーナノだ。
きっと肉食のポケモンも襲う気にはなれなかったのだろう。
(骨も多そうだし、コブの部分もあまり美味しそうとは思えない)
だから生き残っていたんだ……

どうしてこんなに簡単かつ良心的な方法に気付かなかったんだろう。
俺はリュックを開き、嬉しそうに跳ね回るソーナノ達に笑いかけた。

「行け、モンスターボール」
770名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 15:02:34 ID:???
「…と、すまんなあマグカルゴ」
最後にマグカルゴをボールに戻し、自転車に跨がる。
カゴの中には大量のモンスターボール。中身は全てソーナノだ。
あまり明るくはない気分で俺はペダルを漕ぐ。

逃がされた後のポケモンの事なんぞ、考えたこともなかった。
ただの使えない、戦力にならない奴、と思い込んでいたんだ。
だけど…そいつらは俺の事を父だと思っていたんだ。
俺のしていた事は子供を裏切って餓死させる様なモノ。

強さを求めるあまり俺の良心は冬眠していたらしい。
目覚めた良心は俺の事をガンガンと責め続けている。
今まで逃がしたポケモン達はまだ生きているだろうか?
ソーナノの場合はその技のお陰で生き残っていたけれども。

そういやいつから個体値なんぞ気にするようになったんだ、俺は?
個体値粘るよりも一緒に冒険して、一緒に戦った方が
手っ取り早いし楽しいし、一匹一匹大切にできるじゃないか。

頭の中がごちゃごちゃとしている。
ただ一つ分かっていることは、この『子供たち』を養うために
さっさと牧場を借りなくちゃいけないという事だけだ。

おしまい
771名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 17:43:49 ID:???
>>l50
よく分からんが乙
772名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 22:09:25 ID:rY7Vot2M
「めんどくさ」

それが私の主人の口癖だ
お世辞にも良い主人ではない
だが腐っても主人は主人 意向には逆らえない
その主人がなにやら御友人のトレーナーと話をしていた
どうやら難しい話らしい 個体値… 努力値… そういう単語が印象にのこった
その後の主人の顔(珍しく難しそうな)も…


御友人が帰ったあと主人がパソコンをいじっていた
なにやらブツブツ独り言を言っている
「まぁそうだわな…」「たまたま捕まえたのがそう都合良く…」
主人…気持ち悪いぞ

独り言も言い飽きたのか主人は最後にこう締めくくった
「めんどくさいし…いいかぁ」

その後も私は主人と共にいる

お世辞にも良いトレーナーではないが…
まぁ悪くもない


「ガブちゃん、めんどくさいからりゅうせいぐん」

主人…ドラゴンクローの方が効くぞ…

773名無しさん、君に決めた!:2008/11/03(月) 22:36:19 ID:???
>>765-770
良い話なんだけどこれだけは言わせてくれ。
>やめてくださいおねがいしますかみさまほとけさまアルセウスさまシェイミさまでしゅ

クソワロタ
774名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 04:54:38 ID:???
>>772
逃がしてないけど、なんか好きかも


色違いのヒノアラシがどうしても欲しくて
大好きなポケモンだけど、沢山牧場送りにしてしまった上
それでも残ったのはGTSに流したり逃がしてしまった
色違いは生まれたが、他の子達は…

でも後々成長したバクフーンにやられるならそれはそれで本望かも試練
775名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 07:37:18 ID:lJU8E0J0
「なんで育てたかね〜」
小さな女の子は、目の前のパソコンを前にそう言った。好きなポケモンを育てていたら、いつの間にか借りれるボックスは満タン。いつかもらった珍しいポケモンも、今では手入れが全くされてない。
「逃がすのも苦労が水の泡だし。」
ため息をつくと、彼女の肩を叩くやつがいる。
「おはよう。」
「あ、おはよう!」
仲の良いトレーナー仲間。彼女は今まで彼を一方的に利用して来た感がある。しかしそこはずぶとい神経で、今回もボックスについて話を始めた。

「ってわけでさぁ、もう使わないポケモンあげる。そこそこ強いから役に立つと思うよ!」
返事も聞かず、たまたま彼が持っていたボックスの拡張メモリーにポケモンを詰め込んだ。それこそ、ボックス単位で。戦闘用も生まれたばかりも。知らないトレーナーのボックスに集団で閉じ込められた
776名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 07:49:54 ID:lJU8E0J0
ため息をついたのは彼の方だ。託児所じゃないのだから。大量のポケモンの扱いに困まり果て、メモリーを放置することにした。


さらに困ったのはポケモンの方だ。知らない場所にきて、日の目すら見れない。以前はバトルタワーで猛威を振るったポケモンも、今やすっかりひなびてしまった。

「このまま死ぬのかなぁ。前の主人に会いたいなぁ。今の主人はどんなポケモン持ってるんだろうなぁ」
かつてバトルタワーで特殊攻撃のメインウェポンだったサーナイトは、隣のマッスグマに話かけた。
「もう外に出られないかなぁ。はらだいこが決まった時にほめてもらえないんだなぁ。」
戦い用に持たされたチイラの実をいつでも大切そうに撫でている。持っていればきっと前の主人が引き取りに来るか、今の主人が使ってくれるかもしれない。淡い期待を込めて、チイラの実を抱えた。
777名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 07:50:50 ID:???
なんて切ないスレだ…
最初の方の鉄球ミズゴロウかわいそ(´・ω・`)
778名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 08:02:48 ID:lJU8E0J0
それから数年、マッスグマが寝ているといきなり起こされ、ボールの外に出された。訳が解らず、キョロキョロしている。あのサーナイトも一緒だ。
「ここは?ボックスじゃない?」
いきなり少年が現れ、乱暴にモンスターボールを投げ付ける。抵抗するより、新しい主人に使ってもらえれば。そう思ってマッスグマは捕まった。


「君がくれたマッスグマだけど、良く拾ってくれるよ。」
「ああ、後サーナイトだけど、なんでくれたのか解らないくらいだね。」

狂ったようにポケモンを育てていた彼女は、すっかり大人しくなり、ポケモンセンターで働いている。

「そうなの?むしろ良かったね!トレーナー引退したから、使ってもらえると助かる!」
引退した当時のポケモンは、長い訓練の末、セラピー用のポケモンへ全て送り込んだ。ただ、戦闘用だけは知人、友人へ引き渡していた。

サーナイトもマッスグマも、時たま会える前の主人、使ってくれる今の主人との仲を取り持つことがあるとかないとか。


終わり
779名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 08:48:52 ID:???
ミミロップ♂「俺はカイリキーみたいな力強いお姉さんが好みなのになんでこんなピカチュウなんかと……」
ピカチュウ♀「もといた所に彼氏がいたのに………」

高個体値ミミロップとでんきだま持ち高個体値ピカチュウの心の声。
こんなんだから当然タマゴは見付からない。
780名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 08:51:32 ID:???
おっと、スレ主旨からずれたorz
781名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 17:20:21 ID:???
主人は私を育てやと名乗る老夫婦に預けた。
主人のポケモンとなってからすぐの事だった。
私はてっきり主人に育てて貰えるものだとばかり思っていたが、どうやら違うらしい。
「君のあかちゃんがほしいんだ」
と主人は言った。
主人の側にいられないのは悲しいが、自分が母親になるという事は素直に嬉しかった。元気なあかちゃんを産もうと思った。

卵を産んでは主人は卵を引き取りに来た。あかちゃんの側にいられないのは寂しいけれど、主人の下で元気にあかちゃんが育ってくれているのだと思うと不安は無かった。
なんと言っても主人は百戦錬磨の強いトレーナーだ。きっと私のあかちゃん達を強く育ててくれているだろう。
早くあかちゃん達に会いたい。

長い時を経て、ようやく主人の下へ帰る日がやって来た。今までどれだけ卵を産んだだろう。やっと私のあかちゃんをこの手で抱ける日が来たのだ。
782名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 17:25:45 ID:???
主人はポケモンをモンスターボールから出した。私から産まれたポケモンだと言った。
もうあかちゃんとは言えない程立派に逞しく育ったその子を、主人は強くてとても頼りにしていると言った。
嬉しかった。我が子を誇りに思った。
続けて主人は言う。
「他の奴らは弱くて使えそうになかったから捨てた。」
何を言っているか分からなかった。
ス テ タ ?
ナニ ヲ ?
あかちゃん ヲ ?
ワタシ ノ あかちゃん ヲ ?

「ボックスに入りきらないし邪魔だったからな。」

コノヒト ハ ナニ ヲ イッテルノ ?

私は飛び出した。
あかちゃんあかちゃんあかちゃん
私のあかちゃんはどこ?


あぁアあァアあァアァ!!!!

街からそう離れていない草村に私のあかちゃん達はいた。
酷い傷を負っている。息はもう 無い。
沢山の私のあかちゃん。
私のかわいいかわいいあかちゃん。
あかちゃんあかちゃんあかちゃん。
私はくる日もくる日も叫びつづけた。
主人はいつの間にかいなくなっていた。
見かねた誰かが近くの塔に私のあかちゃんを埋葬してくれた。私はそれを見送ると、精魂朽ち果て魂だけの存在になっていた。
これからはずっと側にいるよ。
私のかわいいあかちゃん。
783名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 19:17:22 ID:???
>>781-782
あさきのこの子みたいだ…
まだ逃がしたことはないが、そう考えると怖いな
784名無しさん、君に決めた!:2008/11/04(火) 20:02:19 ID:???
その曲名をこの板で見るとは。
785名無しさん、君に決めた!:2008/11/05(水) 20:19:55 ID:slEPbwyy
逃がされたポケモン達のせいでズイ周辺がロアナプラ並になってそうだ。
786名無しさん、君に決めた!:2008/11/05(水) 20:57:35 ID:???
孵化用ロードのそばにロストタワーがあるのはやっぱりそういう意図があるんだろうか>ゲフリ
787名無しさん、君に決めた!:2008/11/06(木) 20:34:45 ID:???
やあ (´・ω・`)
みんなこんちわ、おなじみヤンヤンマだよ。
うん、「ヤンヤンマ」なんだ、済まない。
Lv1のうえに性格不一致、低個体値ときたもんだ。
だから生まれてすぐ「にがす」を選択されたんだよね。
同じ性格不一致の4匹の兄妹と一緒にね。
うん、分かってるよ。
こうなる運命だって、最初からね。
でも僕、今不幸じゃないんだよ。
だって、捨てられてからついさっきまでの…二週間ぐらい?の間、
ずっと付きまとって、ようやくゲットしなおしてくれたんだもの。
今は性格が「うっかりや」の妹の素早さの努力値振りが終わって、
特攻の努力値振りの最中らしくて、全然構ってくれないけど、
いつか絶対、僕を育ててくれるって、信じてるもんね。
788名無しさん、君に決めた!:2008/11/06(木) 20:35:47 ID:???
……

…それにしても、
妹、随分強いよね。
「げんしのちから」や「さわぐ」で、一発でスボミーを倒してるし、
もうメガヤンマになって、ステータスも凄くなって…
レベルが57になったら、次に育てるのは僕だよね?
妹と同じくらい…いや、それ以上になって、
マスターに近寄ってくるオスポケを、原型を留めなくなるくらい、
エアスラッシュしてあげるからさ。
人間の男でもダメだよ?ダメ、ゼッタイ。だよ?
だって、マスターの男は僕だもんね。
頻繁になつき度チェッカー使って、僕にタッチしまっくってるんだもん。
はやく懐いてほしんだね。もうMAX超えてると思うよ、僕。
他の虫ポケ使ったら、泣いちゃうよ、ほんと。
泣きながらエアスラだよ。むしのさざめきも使うよ。
炎ポケや伝説には勝てないだろうけどさ、
絶対捨てないでよね。もしまた僕を捨てたら、もうね、
許さないよ、ガチで。
789名無しさん、君に決めた!:2008/11/06(木) 20:36:43 ID:???
ヤンヤンマ孵化作業が思ったより速く終わったので書いてみた。
女主人公とヤンデレ気味なヤンヤンマ♂の話のつもりだけど、ヤンデレになってるか分からん。
ボックスが13個も空いてるなら逃がさなければよかったなぁ…
790名無しさん、君に決めた!:2008/11/08(土) 01:18:53 ID:???
先日、バトルフロンティアを制覇したプラット(仮)さんの、
写真が新聞で大きく取り上げられました。
だが、新聞を見た沢山の方から…
「あり得ない物が写り込んでいる。」
と、問い合わせがありました。
確認してみると、確かに耳の辺りに赤いもやのような物があるのが解りました。
このような写真を掲載してしまい、購読者の皆様に不快な思いをさせてしまった事を深くお詫び申し上げます。

・この写真を鑑定してもらった所「これは、幼くして命を落としたポケモンたちの霊」とカントー地方のナツメさんは言う。
彼女は「生まれて親の顔もわからないまま路頭をさまよい、何かを口にすることもなく亡くなって…かわいそう」と、
涙を流して語った。


(ちら裏)
…心霊写真っていうのがアリなのかわからん、でも浮かんだので。
…題名が浮かばない、すごいモヤモヤする。
791名無しさん、君に決めた!:2008/11/08(土) 10:46:59 ID:???
ぼくたちの住んでる所に、見慣れないポケモンがやってきた。
傷だらけで元気がないおばちゃんに、ぼくは頑張ってきのみを探してきた。
なわばりを荒らしにきたんだってお母さんたちは言うけど、おばちゃんは優しかった。
ニンゲンに飼われていたけど、逃がされたんだって。
「ニンゲンは怖いよ。あいつらは命をカケラほどにも思っていないんだ。あたしは逃がされたけど娘はまだアイツの所にいる……あんたと同じくらいさ。あんたもニンゲンには気をつけるんだよ」
お母さんたちもニンゲンには気をつけるよう言ってたけど、そう言うおばちゃんの眼はいつもと違ってギラついていた。


それからしばらく経った。
おばちゃんの傷も良くなったし、他のポケモンとも仲良しになっていた。
そしてまた新しいポケモンがやってきた。
おばちゃんと同じ種類のポケモン。
でもあの時のおばちゃんよりも、ずっと傷だらけでずっと疲れていた。
おばちゃんや皆を呼んできのみを集めて持っていった。
「! あ、あんたまさか……」
「おかーさん……おかーさ、ん……」
え!? このポケモンがおばちゃんの娘!?
確かに似てるよ。でも、僕と同じくらいって言ったけどとてもそうとは見えない。
すっかりやつれて、おばちゃんより老け込んで見えるくらいだよ。
「あたし、ね……捨てられたんだ……来る日も来る日もオスの相手させ、られて……子供は逃げる体力もないのに捨てられて……」
「話さなくていい、話さなくていいんだよ!」
「……ようやく、満足いく子が出来たみたい。たぶん、お母さんやあたし、みたいに……卵を生み続けるんだろうなぁ。捨てられるための命を生むために、知らないオスと……」

ぼくには何を言ってるのかよくわからなかった。
だってそんなの、命があるヤツがやると思う?
カケラほどの命がないのは、そのニンゲンじゃないのかな。



おばちゃんと違って、娘さんは数日後、うなされながら死んでいった。
おばちゃんは「あたしより強いはずなのに」とだけ呟いていた。
たぶん、おばちゃんはずっと泣かない。ニンゲンへの憎しみを忘れないために。
792名無しさん、君に決めた!:2008/11/08(土) 17:31:45 ID:???
この板読んでたらプラチナ買う気が失せた…
793名無しさん、君に決めた!:2008/11/08(土) 21:57:27 ID:???
このスレを読んでたら逃がし辛くなったんで、しょうがないから「にがす」はPCのトラッシュ送りだと脳内補完するようになったよ
PCからでないと逃がすコマンド出来ないし
794名無しさん、君に決めた!:2008/11/08(土) 22:15:50 ID:???
届いていますか

届いていますか、私たちの声が。覚えていますか、私たちのことを。

***
私たちが生まれたのは、温かさとは無縁の、ただ冷たい機械が並べられたどこかの建物でした。
私たちは生まれてすぐに、親に会うこともなく、
温かい笑顔で迎えられることもなく、ただ冷たい檻に入れられました。
冷たい檻の扉には「実験用」と、書かれたプレートが下げられていました。
冷たい檻からは温かさが全く感じられず、兄弟たちと体を寄せ合っては、寒さに震えていたものです。
繰り返される実験に、傷ついて減っていく、兄弟。
あぁ、私たちは、このまま、此処で死ぬんだろうな。
冷たくなり、片付けられていく兄弟を見ては、そう感じずにはいられませんでした。
こんな時に涙は出そうで、出ませんでした。いつの間にか涙は、乾いていたようです。

そんなある日、研究者たちが帰った後の真夜中のことです。
ガチャ、と音を立てて開いた扉。目の前には、知らない人。
「しーっ、静かに。」そう言って、優しい顔で笑ったのを覚えています。
「急いでこのボールに入って。此処から出してあげるから。」
なんだか良く分からなかったけれど、初めて見た笑顔に、私たちは大人しく言うことを聞き、ボールに入りました。

ガタゴトと車で揺られ続けて数時間後、ボールから出された場所はとても広い何処か。
「此処がお前たちの故郷らしいな。」そう言った声はとても穏やかだったのも覚えています。
そして、私たちはとても美味しい木の実と、「ポフィン」というお菓子を食べさせて貰いました。
なんでもあなたは、実験用としてあの場所にいた私たちを助けるために、
研究者としてあの組織に潜入し、今に至るそうですね。
795名無しさん、君に決めた!:2008/11/08(土) 22:16:32 ID:???
本当はさ、お前たちのこと早く助けてあげたかったんだけど・・・。
お前たちの故郷を調べるのと、この数のボール、木の実、ポフィンやらを用意するのに時間がかかっちゃってさ・・・
ごめんな、お前たちの兄弟を救ってやれなくて。

そう呟いたあなたの声を、私たちは静かに聞いていました。

「お前たち以外にも、救わなければならないポケモンたちがいるから、お前たちとは此処でお別れだ・・・。
大丈夫、此処はお前たちの故郷で仲間もいるし、ほら、この木の実。沢山植えといてやったから。お腹が空いたら沢山食えよ。」

そう言って、柔らかな笑顔で「無茶はするなよ、元気でな・・・!」と言ったあなたを、私たちは忘れません。
これが逃がされる、ということなのでしょうか。でも不思議と怖く無かったのです。

あなたの言った通り、私たちはこの故郷で、今までが嘘のように、元気に暮らしていました。
ところが、ある日現れた怪しい人影。見覚えがある研究員の服。私たちが元いた、あの冷たい研究所の。
私たちは慌てて隠れました。息を潜めて隠れていると聞こえた会話。

「この辺りだと思うんだが・・・」
「あぁ。・・・にしても結局あいつは白状しなかったな。馬鹿な奴だ。」
「実験用のポケモンを逃がすなんてな。逃がした場所を白状すれば命だけは助かったのに。」
「あのポケモンたちも珍しいからな・・・孵化しなきゃあまり手に入らなかったのによ。」
「全くだ。でもまぁ、あのポケモンたちの故郷を調べていたらしいからな。この辺りだろう。」

そう話しながら、辺りを探し始める研究員たち。
それよりも、さっきの「命だけは」って・・・、どういう、意味。殺した、の?
兄弟たちと顔を見合わせれば、みんな、怒りを露にしていた。だってあの人は、私たちの命を助けてくれた・・・。
そして、私たちは一斉に飛び出した。
796名無しさん、君に決めた!:2008/11/08(土) 22:17:12 ID:???
「いたぞーっ!」という声や、「!?進化している、気をつけろ!」
「うわあああ!」「やめろ!」とか、叫び声を上げながら逃げ惑う研究員たち。
私たちは野性に帰って成長したため、昔に比べて随分と力があった。そして倒れていく研究員。
故郷に訪れた研究員たちが倒れても、私たちは止まれなかった。
目指すのは、あの研究所。昔の、あの研究所にいたころの記憶が私たちをこっちだこっちだと呼んでいるようだった。
すこし飛べば、研究所が見えた。昔の私たちではこんなに早く辿り着けなかっただろう。
でも今は翼がある。そして、その翼を思い切り広げて、みんな研究所に突っ込んでいく。
捨て身タックルで突っ込んで、壁を破壊して、中は火炎放射で焼きつくし、
不気味な機械もハイドロポンプで水浸しにし、自慢の爪で辺りを兎に角滅茶苦茶にした。
研究員もポケモンを出して応戦してくる。それでも暴れて。
そして凄まじい爆発音が立て続けに起こって、もう、何も分からなかった。何も、分からなくなった。

研究所に関するニュースが流れたのは、それから数日後のことだった。
ニュースの内容は、以前から不審な動きを見せていた研究所が、壊滅していたのが発見された。
研究所内は滅茶苦茶になっており、数多くの研究員とポケモンたちが息絶えていた。
生存者及び、生存しているポケモンは今のところ発見されていない。
おそらくこの場所で何らかの争いがおきたのだろう。引き続き調査をする、という事だった。

***
届いていますか、私たちの声が。覚えていますか、私たちのことを。
あなたが例え死んでしまっても、私たちにもう生きる力が無くなっても、最後まであなたのことは忘れません。
もし私たちが何処かであなたに会えたら、あの時と同じ柔らかな笑顔で迎えてくれるのでしょうか。
それとも、無茶はするなと言っただろう、と怒るのでしょうか。
どちらにしても、優しかったあなたは結局最後には笑ってくれるのでしょう。
私たちと初めて出会った、あの時のように。


たぶん何年経っても逃がされたポケモンも優しくしてくれた人は覚えているだろうし、
辛い思いをさせられた人のことも忘れないで覚えているんだろうな、とか思った。
797名無しさん、君に決めた!:2008/11/09(日) 02:05:53 ID:???
>>794-796
何のポケモンか全く解らない人がここに。
え、ブイズ…?
798名無しさん、君に決めた!:2008/11/09(日) 02:27:19 ID:???
投下してる人超乙

>>797
自分はボーマンダ辺りかと思ってた…空飛べて火炎放射出来てハイドロ出来んのって他にいたら分からないけど…
799名無しさん、君に決めた!:2008/11/09(日) 05:06:02 ID:???
ギャラドスもひょっとすると飛べるかもしれないな
まあ、まず間違いなくボーマンダだろう
800名無しさん、君に決めた!:2008/11/09(日) 11:23:24 ID:???
翼、すてみタックル、かえんほうしゃ、ハイドロポンプ、ドラゴンクロー・・・

ボーマンダだな。
801名無しさん、君に決めた!:2008/11/09(日) 13:49:17 ID:???
ドーブルだって
802名無しさん、君に決めた!:2008/11/09(日) 16:53:45 ID:???
あ、二匹目立ったのか

>>1
乙!
803802:2008/11/09(日) 17:53:25 ID:???
てっきり新しい板が立ったのかと思ってしまった・・・スマソ。
804名無しさん、君に決めた!:2008/11/10(月) 17:03:56 ID:???
所詮データの癖に逃がしたことをいつまでもクヨクヨしてオナるスレは此処ですか?
805名無しさん、君に決めた!:2008/11/10(月) 21:03:05 ID:???
主語がないっつーか文章が変だぞ
人間はデータじゃないよw
806名無しさん、君に決めた!:2008/11/14(金) 10:17:18 ID:???
あげ
807名無しさん、君に決めた!:2008/11/14(金) 11:28:12 ID:???
同時期に生まれたカントー産御三家じゃね?
808名無しさん、君に決めた!:2008/11/15(土) 12:31:28 ID:???
39連鎖目で乱入されたから腹が立って高レベポケの吹雪で倒したカラナクシは健在だろうか
809名無しさん、君に決めた!:2008/11/18(火) 13:50:10 ID:???
>>808
うまれてすぐ
しらないくさむらに
おいてけぼりにされたんだ

さみしがりなだけで
おまえなんかいらないって
おいてけぼりにされたんだ

くさむらにだれかきた
きっとこのひとなら
ぼくにやさしくしてくれる
そうおもって
とびだした

めのまえには
ぼくをゴミのようにみるにんげんと
ぼくよりもずっとおおきなポケモン

とつぜん
つめたいかぜとゆきが
ぼくをおそった

さむい
いたい

だれか

たす


810名無しさん、君に決めた!:2008/11/18(火) 20:28:12 ID:???
>>809
うわああああ
もう努力値稼ぎや連鎖の邪魔したポケを大技で倒したりしないよ…
811名無しさん、君に決めた!:2008/11/21(金) 23:07:50 ID:???
ポチエナを何匹か逃がしたんだけど、
炎の牙・氷の牙・あくびを覚えてるから大丈夫・・・だよね?
812名無しさん、君に決めた!:2008/11/22(土) 19:11:34 ID:???
>>809
もうなんというかひたすら悲しくなった
もう二度とポケモン逃がさないことにするよ・・・

因みに大量孵化させたりしたポケモン達は
まとめて牧場に送ってるんだけどおkだよね?
813名無しさん、君に決めた!:2008/11/23(日) 14:15:02 ID:???
保守
814名無しさん、君に決めた!:2008/11/23(日) 18:55:40 ID:???
>>811
野生の中で強く逞しく育って、逃がされた幼いポケモン達を美味しくいただいています。
815名無しさん、君に決めた!:2008/11/23(日) 22:45:46 ID:???
>>814
ぎゃああああぁ
ポチエナの立場が大変な事に・・・
816名無しさん、君に決めた!:2008/11/26(水) 21:56:55 ID:???
最近ユカリが日替わりで連れてくるポケモンは逃がされたポケモンじゃないかと思いはじめた
ロコンとか野生なのにエナジーボール覚えてるし、他にも遺伝技持ちを野生として捕まえてるし
スレ違いだったらごめんよ
817名無しさん、君に決めた!:2008/11/28(金) 07:07:21 ID:???
半ばこのスレに影響されて牧場買ってきたけど、これは和むわ
818名無しさん、君に決めた!:2008/11/29(土) 17:57:19 ID:???
>>816
それもそうだがファクトリーのも逃がされたポケモンっぽいイメージ
フロンティアクォリティに発狂する元トレーナー見てほくそえんでそう
819名無しさん、君に決めた!:2008/11/29(土) 20:19:39 ID:???
そう考えると
ネジキのセリフもあんまりむかつかなくなるな
820名無しさん、君に決めた!:2008/11/29(土) 21:00:28 ID:???
ワーオ!ぶんせきどーり!
821名無しさん、君に決めた!:2008/11/29(土) 21:06:19 ID:???
ファクトリーと言えば伝説系ポケはどうやって仕入れているのか気になる
822名無しさん、君に決めた!:2008/11/29(土) 23:13:57 ID:???
昔…っても、ほんの一ヶ月前くらいなんだけどさ?
自分の環境じゃ手に入れられない「ザングース」貰ったのよ。
可愛いし嬉しいしで、いっぱい繁殖させた。BOX2個分くらい。
当たり前だけど、そんなに育てられるわけがない。
じゃあどうするかって、逃がすんだよ。むしろ、逃がすために繁殖させた。
レベル10前後くらいまで育てて、ハクタイで一斉に放した。
逃がしたこいつらが野で生きて、いつかこの辺で野生のザングースが現れるに違いない…!
そう思ってウハウハニヤニヤ、結構楽しみにしてたんだけど………

…ポケモン、やっぱり今でもそういう機能はついてないのね(・ω・`)
銀金の頃にも「野生のヒノアラシが欲しい…!」で同じようなことしてダメだったけど、今度こそと思ったのに…!
823名無しさん、君に決めた!:2008/11/30(日) 00:01:12 ID:???
>>822

私たちは、逃がされた。
主人は逃がした私たちがこの辺りに住み着き、繁殖することを望んでいたようだった、が。

ごめんなさい、この辺りの気候や環境はちょっと住み辛いの。
本当は主人の傍で暮らしたいのだけれども。
この環境に慣れる前に、私たちはきっと息絶えてしまうだろう。

だから、私たちはホウエンという地方を目指して、この地を離れます。
何故だろう、本能がその地方へと呼んでいる気がするから。
道を知らない、宛もない旅になるでしょう。
けれど、辛い時にはあなたを思い出すでしょう。
短い間だったけれど、一緒にいてくれた、育ててくれたあなたを。
きっと私たちの思い出の中のあなたが、どんな辛い時でも私たちを支えてくれるでしょう。

私たちの親が、あなたであったことを心から嬉しく感じ、また誇りに思います。
それでは、私たちは旅立ちます。

ありがとう、あなたに貰った愛情と思い出は絶対に忘れない。
824名無しさん、君に決めた!:2008/11/30(日) 01:17:38 ID:???
>>823
GJ

>>822
生きていけるようにレベルをあげたんだと思うが、823を
読んでしまったから思わず

 _,,_  パーン
( ;д;)
  ⊂彡☆))Д´)
825名無しさん、君に決めた!:2008/11/30(日) 02:14:59 ID:???
瀕死にされた野生ポケモンも生きていけなさそうだよね
826名無しさん、君に決めた!:2008/11/30(日) 19:38:55 ID:???
初代スレの>>1はまだ見てるのだろうか…
このスレ最初の頃からいるけど当初はこんな良スレになるとは…
827名無しさん、君に決めた!:2008/12/01(月) 00:57:11 ID:???
新月島のダークライも前のトレーナーに逃がされたのかも
828ID制変更議論中、詳しくは自治スレまで:2008/12/04(木) 11:45:17 ID:???
>>796
どうしてもガンダム最新作第一期のとある話を思い出してしまう。
829ID制変更議論中、詳しくは自治スレまで:2008/12/04(木) 13:58:30 ID:???
>>828 あれ、俺がいる
830ID制変更議論中、詳しくは自治スレまで:2008/12/06(土) 09:39:03 ID:???
保守

>>828
研究所にいたときには五感のないチルットとテレパスてお話ですね分かります。
831名無しさん、君に決めた!:2008/12/14(日) 00:20:22 ID:???
GTSをずっと彷徨ってたねむるしか覚えてない酷い名前のダークライを拾った
可哀想だし大切にする予定
もしこのまま逃がされてたらと想像すると…
832名無しさん、君に決めた!:2008/12/14(日) 23:51:06 ID:???
ほしゅ
833名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 00:18:40 ID:???
あいつは俺を引き取ってくれた
眠り続けていたけどあいつの…
…手が暖かいっていうのが伝わった。
この俺といつまでもいてくれるかな?
悪夢はもう見たくないからさ…

>>831のダークライになってみた。
834831:2008/12/15(月) 01:03:42 ID:???
>>833
本当に引き取って良かった…
ありがとう、絶対大切にする
835名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 01:06:34 ID:???
>>825
野生ポケでレベル上げが出来なくなりそうだorz  
836名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 05:00:02 ID:???
ボックスの中でずっとお留守番してたムクホーク。
このスレを読んだら無性に使いたくなって、
努力値を振りなおして、強化版四天王に挑戦してみました。
メガヤンマ、ヘラクロス、ビークイン
ゴウカザル
バリヤード、フーディン、エルレイド
ミカルゲ、ルカリオ、ロズレイド
以上を一撃で倒す大活躍。
レべル100までがんばって育てることにします。
837名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 06:27:08 ID:???
>>835
大丈夫。
ポケモンはみんなあいてが死なないように手加減するから、野生ポケも逃げて傷を癒す余裕はある
838名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 11:25:03 ID:???
このスレ読んでたらアニメのヒトカゲ思い出した
839名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 15:24:31 ID:???
Lv.1のラルトス達
テレポート覚えてるし大丈夫…かな

育て屋が引き取りもしてくれるなら良いんだけど
840名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 16:56:14 ID:???
タマゴのままでなら受け取らないことはできるんだがなあ…

通信交換で進化するポケモンって、よく考えたら
一度は主人のもとから離れないと進化できないんだよな。
交換したのをまた交換して手元に戻してもなつき度は落ちちゃうんだっけ?
841名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 18:19:13 ID:???
ゲンガーは寂しさで進化するってこのスレの小説であった気がする
842名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 22:36:44 ID:???
何レスかお借りします。
タイトルは「穏便な自殺」で。


出窓に座り半分曇った窓ガラスの透明な部分から外を覗いたら、今夜の月は丸いとわかった。
電気の点いていない部屋の中より外の方が明るいのは
真っ黒なはずの夜空がちらちら降る雪の白さに照らされた上、その中で黄金色のでかい円が輝いているからだろう。

満月は闇夜と同じくらい好きだ。隠れる影が濃くなるし、
(昔から変わらないポケモンと人とに通じる本能なのかは知らないが)
それが暗いか明るいかに関わらず、オレの好む重たくて旨い感情が増える気がする。

何の気無しに窓ガラスにぺたりと手を触れると、ちょうどオレの体温と同じくらいの冷たさだった。
あんまり寒くはねーが今夜はここから出ない方がいいな。
いくら誰が好き好んで雪なんざ被りにいくか、ユキメノコじゃああるまいし。

それに今は腹も空いてないし、別に外に出られなくとも惜しくはない。
出窓に足を伸ばして座り外に顔を向け、オレは本格的な月見の体勢に入った。


「……『○○』」

あの女がオレの名前を呼ぶたびに体の奥の部分がざわついて、なんだか怒りや悲しみだのの負の感情に晒されたとき、
すなわち食い過ぎて胸が焼けてるときみてぇにイライラするから
オレはこいつがいくら呼んだって反応なんかしてやらねーと心に決めている。


振り向いてはいないが、匂いとこれまでの経験で女が持っているのは丸くてフワッとしたあの菓子だとわかっていた。
昔はしぶい味のそれがフツーに好きだったが、ガキの頃食い過ぎたせいか今は好きでも何でもねえ。
第一今は腹がいっぱいだっつってんだろうが。餌ごとき毎日やらなくたって死にゃあしねえよ。
843名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 22:44:49 ID:???
(○○ほら、ポフィンだぞー!
ああそんながっつくなって、ゆっくり噛んで食べろよ。
……つーかその体のどこに入ってくんだ?)


「ねえ、食べてよ、お願い」

細い声が震えながら部屋に放たれて、オレはあいつに気付かれないよう顔をしかめた。
うるせえな、腹はいっぱいなんだ。
月の光に照らされてオレの体から伸びた朧な影。そこから手を伸ばして、女の手からそれを払う。
勝敗と、ときには生死を懸けるバトルのときとはくらべものにならない
簡単な動作は、女を一瞥もしなくたって訳無くできた。

ぱしっと手の甲を叩く音のあとにきゃっ、とかいうカンに障る悲鳴。
それから床に菓子が落ちる間抜けな音がして、意識しない視界の端に
クズを零しながら部屋の隅に転がっていく菓子が見えた。ざまあみろ。


(○○、明日は大切な戦いがある。
悪い奴らをやっつけて、不幸な人やポケモンをこれ以上出さないようにするんだ!
オレの指示をよく聞いて、みんな一緒に頑張ろうな!)

それにしても胸焼けがする。この家は喰うものに困らなさすぎて、逆に身体に悪そうだ。
844名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 22:48:27 ID:???
「……○○………
あたしの言うこと、聞いて」

ここに来てから重たくデカくなった体にはまだ慣れず、それも手伝い
思うようにいかないことがあるたび腹が立つ。
精魂込めて作った菓子をオレが無下にしたもんだから、
今度のあいつは『いかにも私泣きそうです』みたいな情けねえ声でオレを呼んだ。その声は聞き飽きた。うんざりだ。
このやり取りもオレがこの家に来てから何度繰り返した?学習しろよ。
バッチひとつ持たないお前の命令なんて聞くわけねえだろ、常識的に考えて。


(○○……逃げろよ、お前にまで、……死なれたら……)

「○○……食べてよ、
あたし、○○まで死なせたくない」

死ぬわけないだろ。生まれたときのことだってろくたま覚えてねえオレが。

伝説や昔話なんてアテになんねえもんだ。
道連れや呪いを操り、死神や幽霊、悪魔と大層な呼び名を得ても
科学が示すオレの本質は密度の高いガス状生命体に外ならないそうだ。
845名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 22:50:43 ID:???
魂を喰らうのも実のところオレには経験がねえし、死にかけの人間をあの世に引きずり込んだことだってない。
何度みちづれを使いバトルでひんしになったって、オレが生まれたはずの
死の世界とやらの全貌を掴んだ試しはありゃしなかった。
全く、アテにならねえ。


(『ゴースト』、
……ひとりにして、ごめんな)

窓際の冷たい空気と体温が混ざり合う。ひとつになったような錯覚すらある。
窓から覗く月から目を離さずにいるオレが纏う影が、どんどん濃くなってゆく。
それなのに耳にキンキンと響くヒステリックな声が唯一、オレが外気と溶け合うのを邪魔するのだ。

「『ゲンガー』、
これ以上あなたをっ……、ひとりに、したくないの」

ようやくあの女がそう吐き出したと思ったら、言葉の後半は耳障りな鳴咽に混ざって聞こえなかった。


なあ、気にくわねえお前にひとつだけ聞いてもいいか。
どうして『あいつ』は、オレを置いていったんだよ。



(心の奥から溢れる記憶の声からどれくらい遠ざかったのか、もう思い出せない)
846名無しさん、君に決めた!:2008/12/15(月) 22:54:48 ID:???
スレ趣旨から外れたわけわからん話ですいませんorz

イメージはおやが悪の組織との戦いで死んで、
そのおやの身内に引き取られて進化したゴースト→ゲンガーって感じです。
○○には好きなNNをお入れください。

不幸なポケモンがこれ以上増えないことを祈ります…
847名無しさん、君に決めた!:2008/12/17(水) 00:28:52 ID:???
全然関係ないがXDでポケスポットで出てくるレベル20くらいのズバットに、
レベル100のポケモンで破壊光線ぶっぱなしてオーバーキルしたことがあるんだが

起き上がって逃げていった

ズバットが元気に飛び上がって逃げていったんだよ
それ以来俺は努力値稼ぎで躊躇することはない、なぜならポケモン達は手加減を知っているのだから
848名無しさん、君に決めた!:2008/12/17(水) 18:51:17 ID:???
GJGJGJ!

>>847
想像したらシュールすぎわろた
849名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 16:51:16 ID:???
「大切に育てるんだぞ」
「は〜い、よろしくなポッチャマ!そうだ名前は(ニックネーム)にしよう!」
優しそうな笑顔で僕を見てくれる男の子。とっても暖かい…抱っこされてるからかな?心がとっても暖かい
「今日から俺とお前は友達だ!よろしくな!」
友達?うん、友達だね!よろしく!
そうして僕は主人の為に仲間達と一緒に色々なポケモンとバトルをしてきた
共に喜び、楽しんだ。たまに悲しい時もあったけど主人がいたから寂しくなかったし乗り越えられた
それから数日経った頃、主人の友達とポケモン達に会った
皆、僕より小さいけど強そうだった。僕も早くあんな風に強くなりたいなーって思ってた時、僕はあるポケモンに出会った
綺麗なエンペルト…主人の友達のポケモンだった。彼女は照れ屋で…でも凄く可愛かった
僕は彼女と話してる間、胸が暖かかった。何だろう、これ?
そんな事を考えながら僕と彼女は歩きながら会話していると僕はあるポケモンにぶつかった
思わず尻餅をつく僕…目の前には鋭い目つきをしたエンペルトが立っていた
彼女が僕を庇いながら彼と会話をしている…会話からして彼女は彼の婚約者だったようだ
勝てないってわかってるけど自分を突き飛ばした事や悔しい気持ちでいっぱいになった
850名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 17:24:41 ID:???
>>849続き
僕は彼に勝負を申しこんだ。彼の仲間達が驚いた顔をしている
彼は僕を見て微笑すると頷いた。僕はそれを合図に彼にドリルくちばしを当てる為に体を回転させながら突っ込む
だが、彼は僕の技を翼で受け止めるとそのまま僕を地面に叩きつけた
体が凄く痛い…彼が地面を強く踏んだ
地面が激しく揺れる…僕は目の前真っ暗になった
それから目が覚めると周りは夜だった。主人は残念そうな顔をしていた
「やっぱりお前…ダメ…なんだな」
ダメ?何の事…僕が負けたからかな…情けないな…僕、あんな奴にも負けたしダメって言われて当然…だよね…
その夜…僕はボールに入れられた
朝…主人はボールから出してくれない。何か会話が聞こえる
「あのさ貰ってくれないかな?こいつ」
「最初のポケモンなのに良いの?」
「良いよ別に使ってないし、弱いからいらないよ。それより早く強いポケモンくれよ」

何の話?貰う?一体何の話なの?
それから主人の声はしなくなった。かわりに女性の声がする
「寂しがりやに負けん気が強いか…使ってやるかな」
ボールが開かれる…いつもと変わらない景色…でも仲間がいない…主人はどこ?君達は誰なの?
851名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 17:58:17 ID:???
>>850続き
あれから僕の主人を探しても見つからなかった
僕は捨てられたって言われるけどそんな訳無い
主人と僕は友達だからそんな事する訳無い
毎日毎日、僕はその話題が出るたんびに涙を流しながら叫んでた
皆が哀れむ目で見る…僕は主人に会う為に走った
夜の草原をどれくらい走ったかわからない…月明かりが乏しい中…僕は何処にいるかもわからない主人を探した
けど見つからなかった…主人はどこに行ったのだろう…走ってる時にも思ってたけど何かに追われてる気がする
僕は怖くなって岩場の影に逃げ込んだ。何かが近くにいる…怖いし寂しい…僕は悲しくて涙が出ていた。主人の事を考えると胸が苦しくなる
歩く音がする…僕は少しだけ目を開け岩場から顔を覗かせた
あのエンペルトがいた。どうせ見つかると思い僕は出てきた
「何をしている?早く帰る…ってオイ!?」
僕はいつの間にか彼に泣きながらすがっていた………
それから何日経ったのかな…僕は今の主人の下で頑張ってる
今の主人のお陰で色々な技も覚えたし強くなった。凄く感謝している
僕は前の主人を恨んでない。主人とはまた会えるかも知れないしそれに友達って事には変わりないからね……


友達との会話を文章にしてみた
852名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 21:27:03 ID:???
僕は○○。街をふわふわと飛んでいるところを今の主人に捕まえられた。
見たことがない種類だから、という安直な理由だったが、主人は僕のことをとても可愛がってくれた。
だけど、ある日主人は洞窟で大量の岩に押しつぶされてしまった。
体はひしゃげ、顔は苦痛に歪んでいた。

暖かい手がそっと僕をなでる。その力は弱弱しかった。
「ごめんな…○○。俺がいなくても元気でな…バイバイ。」
くぐもった声だった。いつもの主人の透き通るような声は失われていた。
それきり主人は動かなくなった。苦しそうな表情が穏やかになった。
訳が分からない。分かりたくない。分かってはいけない。
バイバイ―これが、逃がされるということなのか?

今の僕に分かっていることはただ一つ。
―僕は、生きなければいけない。

僕は、行くあてもなくさまよっていた。
ふわふわ。ふわふわ。ふわふわ。
主人が変わり果てた姿になっても、夜の闇だけは変わることがなかった。
これから、どこに行けばいいんだろう。
853名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 21:29:09 ID:???
僕には、おかしな力が備わっている。眠っている者に悪夢を見せるというものだ。
その能力のせいで、虐げられてきた。虐げられている中で手を差し伸べてくれたのが主人だった。
主人が就寝するときは、僕はボールに納まった。

なんでこんな力を持ってしまったんだろう。
こんな力、望んでなんかいない。誰も、苦しめたくない。
悪気は、ない。でも、僕のせいで、皆が苦しむ。

僕のせいで、ぼくのせいで、ボクノセイデ―
ひたすらに、悲しくなった。自身の能力を恨んだ。
悲しかったけど、涙は出なかった。もう、枯れ果ててしまったのかもしれない。

ある日は、ふわふわと飛んでいると、子供たちが後ろにいた。
「こいつ、悪夢を見せるらしいぜ!」「おお、こわいこわい」「これでも食らえ!」
子供たちが石を投げてきた。咄嗟に逃げたが、何発かが命中した。
「ギャハハハ!よわすぐうし!!!!!!」「なんとでもくやしいだろ」
という声が後ろから聞こえてくる。こいつら、何を言ってるんだろう…とりあえず、ロクな意味じゃないというのは分かる。
痛かった。体もだけど、心はもっと痛かった。
854名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 21:32:12 ID:???
僕は何日も何日も彷徨って、小さな島に辿り着いた。
ここなら、安全だろう。ポケモンの気配も感じない。
誰も居ないなら、自身の力のせいで悪夢を見る者もいない。
自分のせいで、苦しむ者はもう見たくはない。
僕はそこで一休みすることにした。全身が痛い。心はもっと痛い。
主人がよく手入れしてくれた、ふさふさだった髪(厳密にはそうじゃないけど、主人がそう呼んでたから僕もそう呼ぶ)はボロボロだ。

ある時はまだ何もしていないのに人間に殴りかかられた。ある時は沢山のポケモンに攻撃された。
ある時は執拗にモンスターボールを投げつけられた。ある時は暴言を吐かれた。
―主人、僕の存在は許されるものなのか?
疑問に思っても、答えてくれる人はいない。問いかける相手はいない。
どうしようもなく悲しくなって、僕は目を閉じた。

ここでは、食料に困ることはなかった。自分の能力なのか、長い間飲まず食わずでも平気だった。
食べなくて平気でも、料理が苦手な主人が作ってくれたポフィンは恋しかった。
いびつな形で、少し焦げてて。それでも、本当に大好きだった。
楽しかった思い出があるから、余計に辛い。
どうして僕を置いて逝った?どうしておかしな力を持つ僕と一緒に居てくれた?
心ではそう思っても、僕は主人のことが大好きだった。
今の僕の主人、親は、貴方だけなんだ。
855名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 21:34:59 ID:???

それから、どれほどの時が経ったのだろう?

春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎ、冬が過ぎ、季節は何度も移り変わった。
遠くに見える街の風景は変わった。
夜の闇だけが、いつまでも不変だった。長命種だからだろうか、自身の姿も不変だった。

ただ、空を見るだけの毎日。空の表情は毎日変わるから、飽きることはなかった。
そんなある日、誰かの気配を感じた。

目の前には、目を輝かせた若いトレーナーと猫のようなポケモン。
ここから出て行け!今度は逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ…
ここまで奪われたら、もう居場所がない。

「… … … … … …」

僕は、トレーナーに飛び掛っていた。
一瞬だった。僕は、紫のボールによって捕まってしまった。
856名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 21:37:34 ID:???

……。

「うーん…よし、貴方の名前は○○!これから友達よ!宜しくね!」
○○。懐かしい響きだ。あれ?涙が止まらないのはなぜだろう?
「あら?どうしたの?私に仲間にされたのがそんなに嬉しかったの?」
…敢えて、何も言わないでおこう。
新たな主人が僕を撫でる。その手は、とても暖かかった。

どこからともなく、懐かしい声が聞こえた。

『○○……
きみの ちからは つよい
きみが のぞまなくても
まわりの ひとに ポケモンに
おそろしい ゆめを みせてしまう
だから ここにきた……

しんげつじま…… ここには
きみいがい だれもいない
おそろしい ゆめを
みる ものは いない
みたとしても すぐ そばに
まんげつじまが ある……

主人、貴方ですか?見ていてくれますか?
僕は今、新たな主人の元にいます。
あれから、何年も経ちました。
何度も何度も挫けそうになったけど、貴方のお陰で打ち勝つことができました。
僕は、貴方のことが大好きです。
今も、これからも、ずっと、ずっと。
857名無しさん、君に決めた!:2008/12/18(木) 21:40:42 ID:???
伝説系のポケモンは逃がされると狙われまくったりで大変なことになりそう
特に忌み嫌われているダークライとかは…と思って書いてみた

>>849-851
GJ!
最初に選んだエンペルト、ボックスから連れ出そうかなぁ…
858名無しさん、君に決めた!:2008/12/19(金) 18:45:38 ID:???
御主人、あなたはニックネームを考えるのが大好きでしたね。
私と出会った時も辞書を引きながら一晩中考えてくれました。
一目でひらめいた名前。友達と相談して決めた名前。
一緒に殿堂入りした仲間たち、響きも決め方も違うけど皆自分のニックネームが好きなんです。
悲しいけれどボックスに行ったポケモンたちも、あなたから貰った名前さえあれば話題は尽きなかったんです。
いつから、なのでしょうか。
大切なニックネームを、単なる区別のための記号として扱い始めたのは。
この前もたくさん同じポケモンばっかり生ませていたけど、彼らにあげたのは50音から1つだけ、でしたね。
ただ、何かを調べた後、姓名判断士のおじいさんに2、3匹だけ連れて行って、前のようにちゃんと考えた名前をあげていましたね。
どうして最初からその名前をあげなかったのでしょう。
その子たちは覚えてます。「生まれた時、ぼくは『ぇ』って名前だったんだって。どうやって読めばいいんだろう?」
私はウソを教えました。生まれたばかりのポケモンは、悪い人が混乱するように、わざと訳がわからない名前やゴミの名前をつけるんだって。
ただ、そのウソも本当になりそうです。

「そろそろボックスもいっぱいになってきたなー。こいつら逃がしちゃおっかな。どうせどうでもいい奴だし」

願わくば、あの子たちを見つけるのが悪い人でないことと、今度こそちゃんとした名前を貰えることを願います
859名無しさん、君に決めた!:2008/12/20(土) 01:00:57 ID:???
また出てきた。
貴重なポケモンだし、とりあえず捕まえるか。
でもこれでもう7匹目だぞ。
いくら貴重なポケモンでもこれ以上はいらんかな。
・・・とか言ってる矢先にまた出てきた。

その場を離れるまでに結局30匹近く同じポケモンを捕まえる羽目になった。
うーむ・・・ちょっと調子に乗りすぎたか。
だからといって、あのまま放っておいたら生まれたばかりのポケモンがどうなるかは目に見えてる。
俺が個体値とかに詳しければ厳選とかしただろうが、あいにく数学の類は苦手だ。
もし詳しかったとしても、数字でポケモンの優劣を決めるのに抵抗があるから結局やらないだろう。
とはいえ、当面の問題はこいつらをどうするかだ。
このまま置いていてもボックスの肥やしになるだけだしなぁ・・・
だからと言って逃がすのは倫理的にどうかと思うし。

とりあえず仲間の伝手を辿って、このポケモンが欲しい人を探すか。
そういえば弟がこのポケモンを欲しがってたな。
最初に貰えるポケモンでこの種類を貰うつもりだったけど、他の子が連れ出した後だったんだよな。
そうと決まったら弟に連絡しないとな。
860名無しさん、君に決めた!:2008/12/20(土) 01:07:13 ID:???
こうして自分の弟を始めとし、友人や知り合いになったトレーナーに配って回ることになった。
一応大切にしてくれそうな奴を選んで配って回ったが、こんなことしてると自分の子供を身売りしてるみたいで心象が悪いなぁ。
でも逃がすよりはいいか。

数日後、きょんなことから知り合った旅に出たばかりの新人トレーナーに最後の1匹を託して、例の大量発生したポケモンの在庫は尽きた。
本当は最後の1匹は俺が育てるつもりだったが、その子が欲しそうにしてたんでやってしまったが、今思うとちょっと勿体無い事したかな?
まぁいいや。
俺にはそのポケモンに縁が無かっただけの話だ。
861名無しさん、君に決めた!:2008/12/21(日) 14:26:14 ID:???
>きょんなことから
ちきしょういい話なのに全文キョンの声で流れやがる……
862名無しさん、君に決めた!:2008/12/21(日) 19:43:29 ID:???
ダークライかわいそす

カイグラとか逃がしたら完全に環境破壊になるよなぁ
863名無しさん、君に決めた!:2008/12/22(月) 22:41:58 ID:???
元いたところに帰っていくんじゃね?>伝説
864名無しさん、君に決めた!:2008/12/31(水) 06:14:40 ID:???
ほしゅ
865名無しさん、君に決めた!:2009/01/01(木) 22:32:53 ID:???
新年早々こんなスレを見つけるとはorz
去年孵化して大量に逃がしたフカマルとヒノアラシ達ごめんよ・・・。
866名無しさん、君に決めた!:2009/01/05(月) 14:17:44 ID:???
なんじゃこりゃ。

目の前には青い巨体。

なんかここんとこ雨が降るなあって思って住処から出たら
道のど真ん中でその青い巨体が道を綺麗にふさいでいる。

え、なにこれ。
人間共はどうやって通るんだよこれ。

 やあこんにちは。

うお、しゃべれたのか
 そりゃあ喋れますよ一応ポケモンですし
何でそんな状態なんだあんた
 いやあ、実は私逃がされちゃいましてね。
ああ、よくあるよくある
 私の特性のせいで雨が降り続けるし、この大きさですから道がふさがってしまう
 主人は一体何を考えてんですかね。

綺麗に道をふさぐ青いポケモンはそう言った。

 しかも私水中に住んでたので動けないんですよね
マジかよ!

______
カイオーガ逃がしたら道ふさいじゃうんじゃないのかなあと思って。
そんなに大きかったかな…?
867名無しさん、君に決めた!:2009/01/05(月) 17:39:19 ID:???
綿の固まりかと思ったら、チルットの群れだった。
しかも皆、生まれたばかりの小さな奴だ。
進化するまではたとえ成体でも1.4kgという頼りない鳥なのに、
そいつらはまさに吹けば飛ぶような、という形容詞がよく似合う。
集まっていれば、寒くないし寂しくないんだとさ。
羽を撒き散らせば悪いポケモンの攻撃も防げるし、
ドラゴンみたいに体当たりできる奴もいるから大丈夫だって。
それにちょっと出かけてくるだけだから、すぐに迎えに来てくれるって。
ばっっっっかじゃねーの!?
お前ら、捨てられたんだよ。
そいつの言い草信じてるなよ。
少し攻撃力下げたところで焼け石に水だっつーの。
進化しなきゃドラゴンにはなれないんだってば。
まだ満足に飛べもしないくせに大口叩いてんじゃねーってば。
そう言ってやったら滅びの歌で泣き始めやがったので慌てて止めた。
あー、ホントマジうぜぇ!
とりあえず雨風が防げるような所を教えてやった。
俺も自分が生きていくだけで精一杯だし。

あいつらのどれくらいが憧れのドラゴンになれるんだろうな。
まあ俺の仲間よりは生き残るんじゃねぇかな。
……ホント、いつ迎えに来るんだよ。
868名無しさん、君に決めた!:2009/01/08(木) 20:05:08 ID:???
>>866
最初だけ読んでホエルオーかと思ったら…!
>>867
一匹ちょうだい…w

・今週のアニメ見たら、コラッタとニドラン♂が電気技覚えていた件。
…あれは捨てポケモンの巣窟だったのね。

ルクシオ視点で書けそうだわ。
869名無しさん、君に決めた!:2009/01/08(木) 21:16:46 ID:???
>>868
あのシーン見たとき、ニドラン♂達、てっきり感電したのかと思ったんだがww
870名無しさん、君に決めた!:2009/01/08(木) 21:24:32 ID:???
何故俺ガイルんだ
871名無しさん、君に決めた!:2009/01/09(金) 23:56:23 ID:???
俺がこんなに居やがる…
872名無しさん、君に決めた!:2009/01/16(金) 22:57:53 ID:???
保守
873名無しさん、君に決めた!:2009/01/17(土) 02:12:22 ID:???
今までボックススペースを圧迫していたビーダルを逃がしてやったぜwww

むかつくから逃がす前にはバトルに連続で出して疲れさせた。
結果としてLvが10くらい上がったが。

そして、荷物になるようオレンのみを持たせて、♀のビーダルといっしょに野生に戻した。





元気にしてるといいんだがな
874名無しさん、君に決めた!:2009/01/17(土) 02:19:41 ID:???
かわらずのいしを持たせたまま逃がしたグレッグル♂大丈夫かな…
875名無しさん、君に決めた!:2009/01/17(土) 13:28:27 ID:???
あまりの罪悪感にデータ消して最初からやろうとしたが、それもなんか違うし。
悪かったな、と思っても逃がした奴らに何も出来ないのが一番悲しいな。
876名無しさん、君に決めた!:2009/01/17(土) 14:00:45 ID:???
うっかり100LV逃がした俺
877名無しさん、君に決めた!:2009/01/17(土) 23:28:53 ID:???
殿堂入りしたあとに捕まえた秘伝要員のビーダル。たまにボックスから出しては秘伝技を使うくらいしかしてなかくてそのうち逃がそうと思ってた。ある日なんとなく足跡リボン?くれる奴のとこ行ってみたら…

「(省略)どうやったらご主人のお役に立てるか、毎日そのことばかり考えているんですよ」

イラネとか思ってた俺がバカだったよ、ごめんなビーダル
878名無しさん、君に決めた!:2009/01/17(土) 23:40:05 ID:???
>>876
後のリゾートエリアのヌシである

>>877
気になって自分も秘伝要員のドラピオン連れて行ったら
「ここまでいい気分にさせてくれるとはたいした奴だ
愛情表現として首筋をがぶりと…ハハハ冗談だ」と言われた

崖の途中で倒れてるトレーナーがいたらその時は察してくれ
879名無しさん、君に決めた!:2009/01/18(日) 03:40:40 ID:???
友達が全部色違いの改造ポケを手持ちにしてた時は引いた
普通にタマゴ色違いを作るときもあるらしいが色違い以外のは全部捨てるらしい…
そんで前にガーディ欲しいってそいつに言ったことあったんだけど、覚えてたらしく色違いのガーディもらった
1レベなのに噴火とかしんそく覚えてた
「そのガーディの性格素直なんだけどやっぱり違う方がいいよな」
いやいやいやいいよ素直で!!((´Д`;)))

こいつにとってポケモンはただのゲームなんだと思ったら悲しくなったよ
880名無しさん、君に決めた!:2009/01/18(日) 12:03:47 ID:???
生まれた場所は覚えていない
でも、そこから遠く、遠くに来たんだってことは、なんとなくわかったんだ。



寝起きでぼんやりしている僕の前に、一人の人間。
知らないけど、なんとなく判る。これがご主人ってやつなのかな?
どうしたらいいんだろう。どんな挨拶をすれば、一番好きになってもらえる?
声を出そうと思って、
ぎょっとした。

「うわ…マジかよ、改造じゃん…」

僕を見るご主人の目が、酷く恐ろしかったから。
僕に触れていた手が急に強張って、汚いものを触るような、そんな手つきになったから。



結局僕は、一瞬だけのご主人に挨拶すらできないまま、摘み出されるように外へ逃がされた。
草むらを歩く。何匹かのポケモンとすれ違いはしたけど、不思議と怖くはなかった。
というか寧ろ、向こうが避けて歩いてくれた。僕は強くて怖いのだろうか、何も知らないのに。

ふと立ち止まり、振り返る。もう入れない、ニンゲンの住む場所。
一瞬だけのご主人と同時に、僕が生まれたときに傍にいたであろう誰かをぼんやりと想った。
真っ暗な夜空にピカピカ輝く、大きな大きな建物。
…帰りたくても帰れない、生まれた場所。遠い遠いどこか。
止めていた足を再び動かし、歩き出す。行く宛なんかどこにもないんだけれど。


---------------------------------------------
改造をGTSで貰っちゃった時とか…逃がすべきだとは思うんだけど…
「ミュウツーの逆襲」を映画館で見た世代としては、思うところがあるわけで…!
881名無しさん、君に決めた!:2009/01/20(火) 21:44:10 ID:???
「ではちょっと失敬させて……」

俺はフレンドリィショップの倉庫に侵入すると、相棒であるキュウコンから風呂敷を受け取り、ダンボールに敷き詰められているモンスターボールを一つ掴んだ
今時風呂敷を使う泥棒なんて俺ぐらいだろう。そろそろちゃんとした鞄だかに新調しようか等と思いつつ、それを風呂敷に収めまた一つ掴む
大量生産されている安物と侮る無かれ、需要も高く、ショップの少ないド田舎などに持ち込めばそこそこの値段で売れるもんだ
そんなこんなでモンスターボールを数十個ほど風呂敷に収め、こそこそと外にでた

外は明かりが点々と付くのみで、暗く静かだった
倉庫から出てくる所を誰かに見られていたら催眠術で眠ってもらうつもりだったが、今回は特にそのようなことは必要はなさそうだった
モンスターボールの入った風呂敷はキュウコンにくくりつけ、気持ち早足で町を出た

森の奥の横穴で夜が明けるのを待つか、と考えを巡らせつつ、霧の出ている草むらを歩いていた
こんな所で霧が発生するのか、都合はいいんだが等と違和感を覚え考えていたためか、すぐ傍の草むらでガサガサと音を立てている存在に気づくのが遅れた

とりあえず催眠術で眠ってもらおうと思ったが、言うより前にキュウコン自身が先に動いていた
キュウコンは風呂敷を振り落とし、跳ね上がったモンスターボールの一つを尻尾ではじいて音のする草むらに飛ばしていた
モンスターボールはその音の発生源にぶつかり、それを捕らえた
一瞬見えたその姿はヒンバスであった

何が起こったのか分からなかった、キュウコンが勝手にヒンバスを捕まえていた
だがこの辺りに水場は無く、こんな所にヒンバスがいるはずがない
しかしキュウコンが回収してきたそのボールには、間違いなくいるはずのないヒンバスが収まっていた
882名無しさん、君に決めた!:2009/01/20(火) 21:45:05 ID:???
「どういうことだ?こんな時に構って欲しいのか」
キュウコンに幻術か何か掛けられたのだろうか等と考えつつ、散らばったボールを回収しては風呂敷に収めていた
当のキュウコンは鬼火で辺り軽く照らし、虚ろな目で周囲を見渡していた
その視線の先を目で追うと、そこには十数匹かそれ以上の数のヒンバスの姿があった
だがそれらの姿はピクリとも動かず、既に力尽きた後であった
キュウコンはその虚ろな目で一瞬こちらを見たが、すぐに視線をそらした
散らばったボールを回収し終わると、俺は彼らに黙祷し、元来た町へと引き返した


周囲に人が居る訳でもないが周りの目など気にすることなく、急ぎ足でポケモンセンターに入った
明かりは入ってすぐのロビーに灯っているのみで、隅や廊下の先などは暗い
ジョーイさんにヒンバスの入ったボールを渡し、事情についてあることないこと話した所、ジョーイさんは急ぎ足で施設の奥の方へ入っていった
ここで待っていればいいのか、と思いかけたところ、ジョーイさんと入れ違いになる形でラッキーが出てきた
俺とキュウコンはそのラッキーに案内される形で、施設の奥の方に移動した

廊下の突き当りから2つ目の部屋に案内され、そこには主に水ポケモンの治療に使うであろう機械や水槽があった
その側にはジョーイさんもおり、水槽をよく見ると中にヒンバスがいた
さすがと言うべきか手際がよく、治療らしきものが一折り終わると、さっき俺が言ったことについて情報をくれた
883名無しさん、君に決めた!:2009/01/20(火) 21:46:14 ID:???
ジョーイさんの話によると、最近、生まれたばかりの非力なポケモンを大量に、しかも生態系すら無視して逃がすトレーナーが増えてきているらしい
捨てるなんてもったいないと一瞬思ったが、特に金に困っている訳でなければ売り捌いたりする必要もなく、確かに早く処分したい邪魔な存在なのだろう
俺はそんなトレーナー達と少しだけ考えがずれてるのだろうか。理解しきれない事がいいのか悪いのかは分からず、複雑な思いだった
ふと助けを求めるかのようにキュウコンの方を見たが、当のキュウコンは気落ちしてるのか目線が下がっており、いつになく大人しくなっていた
それでもジョーイさん等に悟られまいとしてるのか、自分で自分に何かを言い聞かせてるのか、目だけを不自然なぐらい見開いており、客観的に見たらかえって無理をしているようだった

俺やキュウコンが困惑している様子だったのか、ジョーイさんは少し間を開けてから、ヒンバスの容体について話し始めた
このヒンバスも、もう少しで手遅れになるぐらいに衰弱していたらしいが、今は安静にしており、すぐによくなるとの事だった
俺は有難う御座いますと一礼すると、キュウコンと一緒に廊下に出た

俺は廊下に出て椅子に座ると、ほっと胸を撫で下ろし、一息ついた
「お前もあんな感じだったんだよなー……。」
キュウコンは虚ろな目で俺をしばらく見たが、やがて目を逸らすとどこか虚を見つめ始めた
俺はキュウコンにくくりつけてあった風呂敷を取り、そっとキュウコンを撫でてやった
幼い頃の助からなかった仲間と、あの力尽きたヒンバスたちを重ねているのかもしれない
884名無しさん、君に決めた!:2009/01/20(火) 21:47:16 ID:???

しかし何も考えてなかったが、このヒンバスが回復したらどうするべきか
俺はコイキングすらモンスターボールの倍以上の値段で売れるような場所を知っている
ヒンバスも大差ないと思われそうだが、最悪でもそれだけの価値はあるということだ
しかしあんな光景や話を目の当たりにしておいて、加えてキュウコンが助けてくれたあの一匹を私欲のために手放すのは少々気が引ける
だが俺のような人間の下に居てもよいことは少ない、やはりちゃんと生きれる場所に放したり、誰かよいトレーナーに売るなり譲るなりした方がいいのだろうか
財布的にも精神的にも、その辺に捨て置くような事はしたくはない

ふと、キュウコンから取った風呂敷を見た
この数十個のモンスターボールもただ金にするためでなく、もっとよい事に使えるのではないか
しかし、このモンスターボールを今回盗んだりしてなければ、あのヒンバスと出会うこともなかっただろう
しかしもう少し早ければ1匹だけならず、もっと沢山を捕まえることができたのではないか
もしそうだったら、あの多くのヒンバス達ものたれ死ぬ事はなかったかもしれないし、奉仕的値段で売っても金になったはずだ
だがそんなにたくさんのヒンバスを適当に売り捌いたとして、皆がよいトレーナーに当たれたかどうかは分からない

俺はうとうとしつつも寝ることなく、座ったまま様々な思考を巡らせていた
一方のキュウコンは精神的に疲れていたのか、尻尾を丸めて眠っていた
結局、離れる筈の町の中で夜を明かしてしまった
885名無しさん、君に決めた!:2009/01/20(火) 21:48:18 ID:???
日が昇り始め、ロビーや廊下にトレーナーたちが出てき始めた
「ヒンバスはすっかり元気になりましたよ。」
「有難う御座います。」
俺はジョーイさんからヒンバスの入ったボールを受け取ると、ボールの詰まった風呂敷に一緒に収めキュウコンにくくりつけた
キュウコンは寝て起きて気が晴れたのか、普段通りの様子に戻っていた
その後、今後もあのようなポケモンが居たら、ポケモンセンターに連れてきて欲しいとのことと
昨日フレンドリィショップの倉庫に何者かが侵入してモンスターボールを大量に盗んでいったと言う物騒な話及び、自分の持ち物には気をつけてという趣旨を付け加えられた
物騒も何も目の前に居ます。大体大量という程でも……等と心の中でぼやきつつ、ポケモンセンターを出た

「待ちなさい。」
一歩外に出た所、ジュンサーさんと数匹のウインディに包囲されていた
朝早くだが人がいない訳ではなく周りにいたトレーナー達は一斉に俺に視線を向けた
後ろを見ると、ポケモンセンターの扉が閉まる直前のジョーイさんが、やや苦しい笑みを浮かべていた、気がした
再び前を見たが、やはり状況は包囲されているままだった、穏やかに纏まる話ではない
今一危機感を欠いていたというか、町から離れることももう少し考えるべきだった。迂闊だった

キュウコンに催眠術をばら撒いてもらうにも、数が多く間に合うとは思えない
キュウコンは険しい目でウインディたちを睨むが、ウインディたちに数から負けており、威嚇に気圧されていた
このままおとなしく捕まった方が賢明だろうか、いや少しでも足掻いて逃亡を計るべきか
そう一瞬の時間が流れたとき、風呂敷の中から突如ヒンバスが現れ、辺り一帯に黒く濃い霧を発生させた

俺もキュウコンも、これが好機であるとすぐに悟った
俺はヒンバスを抱え、キュウコンは俺を背に乗せ、カモフラージュの鬼火を放った
ジュンサーさんが何か言っている様子ではあったが、聞き取る余裕などなく、そのまま霧に紛れての逃走を試みた
886名無しさん、君に決めた!:2009/01/20(火) 21:50:23 ID:???
黒い霧を抜け、町を出て草むらから深い森の奥へと来た。追手が来ている様子はなかった。ここまで来れば大丈夫だろう
もしウインディが全力で追いかけてきたなら逃げ切れたかは微妙な所だった
何らかの理由で諦めてくれたのかも知れないが、キュウコンの疲れ様がひどいので、実は底力か何かで物凄い速度を出していたのかも知れない
俺はふと思い出したかのように、抱えたままのヒンバスをボールに戻し、キュウコンから風呂敷を取った
「寝起きだってのに無茶させたな……ありがとう。」
そう言ってキュウコンの頭をなでつつ、ボールに収めたヒンバスにも感謝の言葉を述べた

森を更に奥へ歩き、夜を明かすつもりだった横穴についた
地底湖にも繋がっていて水に困らない、良い隠れ家だ
俺は風呂敷をその辺に置き、ヒンバスを水の中に出した
キュウコンはヒンバスを見ながら、まだ息が荒いまま声を漏らしている。何かしら話しかけているのかもしれない
そう思っていると、どっと疲れと共に睡魔が襲ってきた。そう言えばポケモンセンターでもうとうとはしたものの一睡ぐらいしかしていなかった

ジュンサーさんらに囲まれた時にヒンバスが急に出てきたのは何故だったのか
もしかしたら、こんな一端の泥棒である俺でも頼りにしてきたのだろうか
まぁそんなことはないだろうが、あのような惨状はもう起きてほしくない等と思って助けてくれたのかもしれない
もしそうなら、俺にできることはちっぽけな事だが、俺なりに世の中を変えていく努力をするべきだろう
このキュウコンやヒンバスと同じようなポケモンを増やさないためにも
こいつらが望んで盗みの道に来ているかは分からないが
このたくさんのモンスターボールは、少しでも多くのポケモン達を助けるために使えるだろうか
様々な思考を巡らせつつ、しばしの眠りについた
887名無しさん、君に決めた!:2009/01/20(火) 21:53:02 ID:???
---
おまけ

「『――子の刻 ウラヤマ邸に
 家宝であるミステリアスパール並びにミラクルダイヤモンドを失敬するため参上致します。 怪盗ヒンバス』……だそうです。」
「わしにまたしてもこんなボロっちい挑戦状を叩きつけおって……名前だって、もっとかっちょいーー名前にできんのか、奴は。」
「手法とかは結構華麗じゃないですかー。それにもし捕まえたりできちゃったら大手柄で、もっと名をあげられますよ!」
「せめて奴がもっと華麗な身なりだったり、盗んだ物をもっと大事にすればいいんじゃが……ええい、あんな奴にまた訪問されるとは腹立たしいことじゃ。」
「確かに、盗んだ物はすぐに売っちゃうって言いますし、あの身なりだってポケモンまで含めて御世辞にも華麗とは言えませんよねー……あのキュウコンやミロカロスだって、あんな風呂敷を身に纏ってないだけでも全然違うと思うのに……。」
「じゃろ?奴が以前来た時、わしもちょっと気になって逃げられる直前に聞いたんじゃが、他のポケモンは兎も角、あのミロカロスは自ら好んであんなボロ切れを纏っているそうなんじゃよ。」
「えー!?ウラヤマさん、怪盗ヒンバスさんと話をしたことがあるんですか!?くぅー羨ましいです。」
「そうじゃろっ そうじゃろっ!もっと聞いてくれ!実はな――」


---
ヒンバスが草むらに逃がされたらやばいよなーと思って書いてて知らないうちに長くなって話もずれた気がするけど御倉にするのも何だった
反省している
888名無しさん、君に決めた!:2009/01/22(木) 17:08:06 ID:???
私のおや――親ではなく、おや。私を捕まえた人間――が、
私のことを見向きもしなくなってからどれくらい経つのだろうか。
ボックスの中が不快なわけではないが、時々あの冷たい水の中へ帰りたくなる。
「あ、いたいた。向こうだとチャンピオンロードまで行かないといけないみたいだからなあ」
久しぶりに聞くおやの声。向こうとは、どこですか? 問うこともできず、暗転する世界。
……気がつくと、私はどことも知らない海の中にいた。
あの場所と同じように冷たい水の中。心地よかった。
そうやって気ままに泳いでいる私の前に、怖そうな顔をした青い龍に乗った少女が現れて……。

今、私は幸せ。けれど、時々思う。
私がいたボックスの中。私以外にもたくさんの人が、彼女を待っていた。
あちらで、可愛がってくれているのだろうか。それとも、いつかこちらへ来るのだろうか。
夫から雨を呼ぶ力を受け継いだ私の娘を見ながら、私はふと考える。


最近リーフグリーンやってないんだよなぁ……と思って書いてみた
889名無しさん、君に決めた!:2009/01/29(木) 13:45:57 ID:???
「なんでメスなんだよ!」って、産まれてすぐ怒鳴られました
ごめんなさいごめんなさい

「しかもV遺伝してねえし」って、その後ぼやかれました
ごめんなさいごめんなさい

産まれたてで、尻尾がフワフワして、まだそんなに上手くないけど
スケッチします
一生懸命スケッチします

できのいい弟は私よりもっと可愛がってやってください
私も頑張ります


だから、


そんなに怒った顔をしないで
連れてかないで
ごめんなさい ごめんなさい…
890名無しさん、君に決めた!:2009/01/29(木) 13:53:42 ID:???
「りくじょうは遺伝用高個体値ドーブル厳選しといた方が楽」って
気分は楽じゃいんだぜ!(^O^)
891名無しさん、君に決めた!:2009/01/29(木) 15:04:54 ID:???
どうやらオレは「ずかんうめ」とやらで捕まえられたらしい、捕まってすぐにボックス行きだった
ボックスの中ってのは思った以上にオレには合わないようだ
野生に帰ってからもストレスで、目に付くもの片っ端から噛みついて歯茎は腫れて血が滲み、自慢だった前歯もボロボロで見る影もない…

そんなときに出会ったのが今の主人、ろくにエサも捕れなくなって衰弱しきったオレ様を捕まえるなんて物好きな奴もいたもんだな思った

ただ今の主人といると歯を削る時間がなくて困る、この立派に伸びきった前歯をどうしてくれよう
まあ今じゃこの長い前歯がオレの自慢だけどな
892名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 04:02:24 ID:???
投稿している人たち乙
そしてほしゅ
893名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 09:20:54 ID:l5m/ZCCp
わたしはラルトス。♀よ。
「エルレイドに進化させられないから」という理由で逃がされたの。
おまけに「こたいち」というものが低いという理由でも逃がされたの。
生まれたときから覚えてる技「あやしいひかり、おにび」で
野生のポケモンから生き延びてきたの。
そのおかげでレベルは5!えっへん。
そんなある日、おじいさんが現れたの。
「えっとポケモンプラチナの攻略本は・・・・。ふむふむ・・・・・。」
「ラルトス。逃がされたのだろう?研究所まで来るか?」
人間の言葉はポケモンに通じないけど、とりあえずうなずいたわ。
「そうか!えらいぞ!」
そしていくつか日が過ぎて・・・・・。
主人公のライバル「いいぜ!主人公に先に選ばしてやる!
まあ草むらに入ったのは俺だしな・・・・。」
4匹のポケモンだ!どれにしよう・・・。
ナナカマド「ふむ!ラルトスにするのか!」
→はい
 いいえ
ナナカマド「このポケモンは元気が良いぞ!」
おわり
894名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 09:36:33 ID:???
このスレちょっと見て思ったんだが
次回作は「逃がす」じゃなくて「おかあさんに預ける」とかにならないかなあ・・・
895名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 09:50:02 ID:l5m/ZCCp
>>894
おかあさん「エネコロロかぁ・・・・・。
コンテストとして優秀だなぁ・・・・。」
byシンオウ地方のおかあさん
896名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 11:06:29 ID:???
>>894
「預ける」だと一時預かりみたいになってしまうから、
ポケモンを引き取って里親を探してくれるような施設とかがあって
そこに贈呈すると「ちょうど欲しがってるトレーナーがいるんだ、きっと可愛がってもらえるよ」
なんて言ってもらえるのがいいかなあ。
プレイヤーの間では裏で悪の組織に流れてるとかの黒い噂は流れそうだけどw
897名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 11:35:41 ID:???
にがして「あげた」だから、
悪いことはしてないと思ってる…んだ、ぜ…
898名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 11:53:14 ID:???
ズイでミツハニー400匹ほど逃がしたからハチタウン化してるのは確定的に明らか
899名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 12:55:29 ID:???
○○さん! ミツハニーが ズイタウンで たいりょうはっせい してるって!
いそがないと!
わたし おにいちゃんより ○○さんを おうえんしてるの!
900名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 12:59:20 ID:g+fxkg4C
>>897
廃人ロードが台無しだぜ
901名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 13:01:39 ID:g+fxkg4C
>>900
安価ミス
897→898な
902名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 13:55:57 ID:???
>>897
群れで暮らして子供が生き方を教えてもらう種だったら危険じゃね?
魚とかは卵産みっぱなしな感じだけど
903名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 14:04:39 ID:7dNYgSl9
>>887

今読んだけど良かったぜ(´;ω;`)ウッ

乙!
904名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 15:25:46 ID:???
……あーあー、俺の出番はまだかよ
ボックスの中で独りごちる
俺はアイツのはじめてのパートナーだってのに、
最近は俺を放っておいてタマゴを孵すのに一生懸命だ
いい加減、バトルで活躍したいもんだぜ……
「フフ」
隣でレントラーが笑いやがった
何だよ何か文句でもあんのかよ
「タマゴ孵すばっかであなたに構ってくれないアイツって、
一体誰のことかしらねえ、オ・ジ・イ・チャ・ン?」
ほっとけこの独身女が!
ああもう甘いもん食って寝てよう


最近放置気味のゴウカザル♂に捧げる……
君の孫の一匹がこないだブーバーンになったよ
905名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 16:18:00 ID:???
預けた(引き取ってもらった)おかあさんか施設の人が
「○○はとってもげんきよ!」とか「○○と○○はとっても仲が良いのよ!」
とか言ってくれたら尚いいなあ
906名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 18:18:08 ID:???
>>905
ニュースの人「緊急ニュースです。フタバタウン、アヤコさん家付近で時空が歪み始めております。付近の方は、ご注意を・・・」
907名無しさん、君に決めた!:2009/02/08(日) 19:16:58 ID:AZyIYKI+
>>906
ぱるぱるぅやぐぎゅぐぱを預ける主人公ってww
908名無しさん、君に決めた!:2009/02/15(日) 11:53:38 ID:???
作者達乙

wikiの人って今もいるんだろうか、少し放置されてるみたいで心配
909名無しさん、君に決めた!:2009/02/16(月) 17:28:48 ID:???
このスレ見てから極力うまれたばかりのやつは逃がさないようにしてるが、どうしてもボックスには限界があるんだよな
だから自分はある程度レベルをあげてから逃がすようにはしてるぜ。牧場ほしいなあ
910名無しさん、君に決めた!:2009/02/19(木) 23:16:01 ID:???
以前書いた話のスピンオフ的な話と続編的な話を描いてるけど、需要ある?
911名無しさん、君に決めた!:2009/02/19(木) 23:30:32 ID:???
ある
912名無しさん、君に決めた!:2009/02/24(火) 02:08:18 ID:???
>>910を待っている…
913名無しさん、君に決めた!:2009/02/24(火) 12:49:23 ID:pNdFdUB9
あげる。
なんかみんなに見て欲しい板だわ
914名無しさん、君に決めた!:2009/02/24(火) 12:59:08 ID:05olV7GV
野に放たれたLv1メタング追悼揚げ
915名無しさん、君に決めた!:2009/02/24(火) 16:28:59 ID:???
このスレ切ねぇ……
今ロコン大量に逃がしてるけどエナジーBと催眠があるから心配ないよな?
916名無しさん、君に決めた!:2009/02/24(火) 21:48:38 ID:???
「心配ないよな?」

そう、心配ないよ、マスター。僕たち兄弟はさいみんじゅつとエナジーボールっていう特別な技を覚えているから。
大丈夫、大丈夫。

それじゃあ、と言って立ち去ったマスター。
敵に捕まりそうになったらさいみんじゅつをかければいいんだよね。
エナジーボールをぶつければ助かるんだよね。
敵っていまいちなんなのか分からないし、戦い方も教わっていないけれど、たぶん大丈夫、心配いらないよ。

夜は怖いし、寒いけれど心配いらないよ。
兄弟みんなで寄り添えばいいし、どうしても寝れなかったらお互いにさいみんじゅつを掛け合えばいいんだよね。


あれから何日か経って、僕たちの兄弟はまた増えた。
でも大丈夫、お互いに助け合っているから。
みんな兄弟のためにお互い食べ物を探している。
その時に気付いた。…何だか怖そうな別のポケモンが見ているけれど大丈夫。
こっちに来たけれど大、丈夫…。
いざとなったらさいみんじゅつをかけて逃げれば、いいんだよね…。

そんなことを考えていたらいちの間にか目の前に怖いポケモンがいた。
慌ててエナジーボールをぶつけて見たけれど、れべるっていうのが違うみたい。
917名無しさん、君に決めた!:2009/02/24(火) 21:51:16 ID:???
かすり傷一つ負うことなく、怖いポケモンは冷たい目で僕を見た。

大丈夫、大丈夫…。

めのまえが、だんだんとまっくらになっていくのはきのせいなんだよね。
だいじょうぶだよマスター、心配ないよ。
だいじょうぶ、だ…い…
918名無しさん、君に決めた!:2009/02/24(火) 22:51:00 ID:???
>>916-917
やめろおおおおおおおおお!!!
やめてくれえええええ
919名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 02:02:07 ID:???
。・゚・(ノД`)・゚・。

ズバットフカマルダンバルヒコザルミズゴロウごめんよう……
920名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 02:08:40 ID:???
なぁ、聞いてくれよ。俺、逃がされたんだよ。情けないよなぁ、まったく。

何でも俺が逃がされた理由は、“弱い”だとか“使えない”っていう理由だったらしい。
個体値とかってやつが低かったみたいだ。ま、難しい話はよく分からなかったけど、ぽいっ、て簡単に逃がされたんだ。
いきなり野生界に放り出されて、俺は驚いた。
いきなり放り出されて独りで生きていけ、なんてそりゃないぜ。
だから、俺はあいつを恨んだ。必ず俺を逃がしたことを後悔させてやる、泣いて詫びようと許さない、ってな。


それから暫くして、俺はまだなんとか生きていて、やっと野生の感覚になれた頃だったかな。
あいつが偶然通りかかったんだよ。たまごを抱えながら自転車で走ってた。

そしたら偶然野生のポケモンが現れたんだよ。
あいつはどうやら逃げられないらしく、まぁたまごをいっぱい抱えていたからな。
んで、出したのはマグカルゴとかってポケモン。
おいおい、お前が“強い”って自慢してた奴等はどうしたんだって思ったね。
野生のポケモンは自分の縄張りに入ったあいつに怒り、すぐに飛びかかった。
必死に応戦するマグカルゴ。とろくさい奴だなぁ、なんて思って見てたらさ、野生のポケモンが仲間を呼んじゃってんの。
そしたらマグカルゴは数に圧されて倒されちゃってるし。
921名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 02:10:21 ID:???
そんで野生のポケモンたちはあいつに飛びかかろうとしたんだよ。でも出来なかった。何故だと思う?

俺が庇うように飛び出したからだ。

飛び出した瞬間に後悔した。馬鹿じゃね?って。
自分を逃がして苦しめた奴を庇うなんてさ。でもさ、飛び出さずにはいられなかった。

あいつは確かに、一時的にでも、俺の親だったからさ。
まぁ滅茶苦茶に暴れてやったらさ、野生のポケモンたちは逃げていったよ。

でも、俺はボロボロになっていた。まだあいつを後悔させてやってないってのに情けない。身体中が痛くて立ち上がれないでやんの。お願いだからもう少し頑張ってくれよ、って自分を励ましたが、力が入んないの。

あーもう駄目だな、って思ってたらさ、あいつが凄い驚いた顔で俺に駆け寄ってきて、なんか喋ってんの。
良く聞こえないってのに必死に何かを言っていたな。
そしたらあいつがいきなり泣き始めて、俺を必死に抱き締めやがる。
なんだよ、泣いて詫びようと許さないっての。
922名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 02:11:13 ID:???
そう思ったのに、俺までついつい泣いちまった。逃がされた時には泣かなかったのにな。
力が抜けてだんだんと目が開かなくなってさ、あぁ、これが死ぬってことかぁ、なんて思ったら、
あいつがぎゅうぎゅう抱き締めるから、苦しいのになんだか笑っちまって、我ながら穏やかな最期だと思ったよ。


まぁ、俺は意地っ張りなどうしようも無い奴で、可愛く尻尾を振って和ませたりだとか出来ないし、
強くもなくて駄目なやつだったかもしれないけれど。


でも、あいつが俺を抱き締めてくれた時、確かに俺は幸せだったんだ。
923名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 06:46:35 ID:???
良スレage
924名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 07:12:31 ID:???
何この良スレ>>920-922GJ!
925名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 10:20:01 ID:5qaXVbUe
>>920-922
全俺が泣いた
926名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 14:13:32 ID:???
>>920-922
何故かスカタンクで想像した
927名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 15:40:41 ID:???
>>902
ふと気になったがビードルって親が巣で世話するのかそれとも自分1人で生きていくのか
蜂の子って考えれば親が世話するっぽいが、見た目から考えると毛虫だから単独生活とも
928名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 15:41:42 ID:???
リオルが糞個体値&急所多数だったため逃がした
期待をしていただけに こらえるだけを覚えさせて逃がした
929910:2009/02/25(水) 17:48:35 ID:???
ようやく規制が解除されたが、今週末は色々立て込んでるんで早くとも来週まで投稿は無理そう・・・
本当にすまない
930名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 21:12:11 ID:lX0zgLIN
ダンバル君ごめんよ……
せめてメタングにしてから逃がすんだった(涙)
931名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 21:50:32 ID:???
>>920-922
全俺が泣いた。GJ!

ごめん、ちょっと聞いていいかな。
まとめwikiにあるアクエリオンの替え歌をカバーしてニコ動に
うpしてみたいんだけど、これってやってみても大丈夫なんだろうか。
932名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 22:12:10 ID:???
>>931
基本的にはお互いに個を潰した名無しだし、誘導さえ入れときゃいいんじゃね。無断でやってしまった的なノリでもいいと思う。
強いていうなら完成したときはこっちにも張って欲しい。見えない所で動かれると残念というか何というか。
933名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 22:39:47 ID:???
>>932
レスありがとう。ちょっと心配だったから大丈夫そうで安心した。
少し時間掛かりそうだけど、完成したらここにもアドレス貼りに来るよ。
934名無しさん、君に決めた!:2009/02/25(水) 23:36:17 ID:???
初代スレを見返してたら、話をまとめてくれた初代>>333

>>あ、個人感想取り除き忘れた(レスアンカーの後のやつ)
まああまり気にしないでほしい

って言ってるけど、まさかそのまま題名に使われるとは思わなかっただろうなw
935名無しさん、君に決めた!:2009/02/27(金) 04:03:19 ID:???
そこのトレーナーさん。ちょっと寄ってらっしゃい。
そんなに警戒すんなよ。おじさん傷ついちゃうぞ。
さあさあ、トレーナーの皆様にお送りするちょっとしたサプライズ!
なんとたった500円でポケモンが当たるクジだ!
しかもハズレはねぇ。必ずなにかしらのポケモンが君の物に!
まあレベルはみんな1だけどな。

・・・待て待て待て。話は最後まで聞け。
やめるかどうか決めるのはそれからでも遅くないだろう。
何でレベル1かって言うとだな。こいつらはみんな生まれてすぐに捨てられたんだ。
この町には育て屋があるだろ?そこにポケモンを預けておくと卵ができることがある。
それを孵したトレーナーはだな。生まれた奴が気に入らないとその辺に捨てちまう。
酷い話だろ?生まれたばっかりのポケモンを捨てちまうなんてな。
そこで俺はだな。そんなかわいそうなポケモン達を保護してだな。
こうして景品にしていろんなトレーナーに託すわけだ。

かわいそうなら金取らずにタダで寄こせだ?
馬鹿野郎。ボール代は自腹なんだ。それプラス心づけくらい取ったっていいだろう。
この辺じゃ捕まえられないような珍しいのもいるんだぜ?
どれとは聞くな。企業秘密だ。
どうだ、引く気になったか?
よし、一回500円だ!



こんなのあったらいいなとぼんやり考えてたら妙なオッサンが出てきた。
そのままノリで書いた。今は反省している。
936名無しさん、君に決めた!:2009/02/27(金) 12:28:57 ID:???
>>935
個人的にはGJ!
おっさん優しいのかヒドいのか分からんけどwww

めちゃくちゃスレ違いなんだが、>>207-209のソーナンスを描いてみた
http://imepita.jp/20090227/446620
937名無しさん、君に決めた!:2009/02/28(土) 07:23:58 ID:???
>>936
かわええw
GJ!
938名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 00:42:22 ID:???
「♀のイーブイキターwwwww」

ぼくがうまれたとき、ごしゅじんさまは、とてもうれしがってたね。

ぼくもうれしかった。これから、ごしゅじんさまと、ぼうけんができるとおもったら、わくわくした。

でも・・・

「こいつ性格素直かよ。変わらずの石仕事しる」

ぼくのせいかくをしったとたんに、ごしゅじんさまのたいどがかわった。

どうしてすなおなせいかくじゃだめなの?ぼくはごしゅじんさまのためだったら、なんだってするよ。

「パソコンのスペースもったいないから逃がすか」

そのあと、ごしゅじんさまはぼくをつれてじてんしゃではしりだした。

きたのほうにはしって、たてものがみえると、すぐみぎにまがって、あめがふってるところについた。

「じゃあな。バイバイ」


ごしゅじんさま、まってよ。

なきごえでごしゅじんさまをよんでみたけど、ふりむいてくれず、じてんしゃでどこかへいってしまった。

ごしゅじんさま・・・

ぼく、これからどうしたらいいの?
939名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 00:44:27 ID:???
ごしゅじんさま・・・

「おやおやどうしたんだい?」

こえがするほうをむいてみると、おおきなポケモンがいた。

「き、きみは?」

「僕かい。僕はベロリンガ。ここに住んでる野生のポケモンさ」

「ベロリンガ、ぼくどうしたらいいんだろう?ごしゅじんさまがどこかにいっちゃった」

「イーブイ、心配ないよ」

「ほんとに!」

「うん。だって僕が君を食べるから、君は未来の心配をしなくていい」

「え?」

きがつくと、ベロリンガはながいしたをぼくのからだにまきつけていた。

「毎日おいしい肉を提供してくれるあのトレーナーに感謝!」

したでしめつけられ、みうごきがとれなくなっちゃった。

いたい。いたいよ・・・

「ねぇ、知ってる?君のご主人様は、毎日のように君の兄弟をここに捨てにくるんだよ」

うそだ・・・
たすけてよ。ごしゅじん・・・さ・・ま・・・
940名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 00:47:02 ID:???
このスレ見て、俺も何か書きたくなってきたから書いてみた。

駄文でサーセン
941名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 00:50:28 ID:???
ストライクの試し切りにもされてそうだ……
942名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 00:58:59 ID:???
>>938
何気にぼくっ娘ですね
でも…(´;ω;`)
943名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 01:34:35 ID:???
廃人の道から救ってくれたこのスレに感謝
…と同時に、タマゴ生ませて即手放したマリルに懺悔

孵化直後に逃がされたポケモンのお母さん的な存在になってくれてたら良いけど……
944名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 02:33:59 ID:???
>>938
乙…と言いたいが無意味に萌えを意識したようなボクっ娘とか、
ベロリンガが無駄に憎たらしい性格付けとかに引っ掛かって何だかなあ。
捨てられたポケが野生ポケに食われるのは可哀想だけど、
野生ポケは生きるために当然のことをしてるだけで、決して悪者じゃないんだぜ。

と文句を付けるだけでもあれなので、補完してみた。
945名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 02:35:07 ID:???
丸呑みにしたイーブイはしばらくの間、お腹の中で弱々しく動いてた。
でも、それもほんの少しのことだ。
おいしいなんて嘘だ。毛皮を舐めたってパサパサしてるだけだし、噛まずに丸呑みじゃ味もわかりゃしない。
味わいたくても僕には獲物を引き裂く立派な爪も、牙もない。
僕の武器になるのは長い舌と大きなお腹、それだけ。丸呑みできるような小さい獲物がいなきゃ、生きていけない。
人間の「おや」じゃなく野生の親を持って生まれたベロリンガなら、小さい内は餌を運んでもらえるのかも知れない。
どっかで聞いたっけ。僕たちの本来の住処は湖のほとりなんだって。
そこに生まれていたら、コイキングぐらいは捕まえられたかな。
でも同族もいない場所に、たった一匹で放り出された生まれたての僕には、近くの野生ポケモンを狩ることもできなかった。
だから餌は、捨てられた小さなポケモン。
僕と同じ、たった一匹で放り出された生まれたてのポケモン。
このお腹がもっと大きくなって、もっと大きな獲物を捕まえられるようになるまでは。

僕はこの丸いお腹が好きだ。
獲物を丸呑みにするんでも、アーボの奴らとかと違って、お腹に獲物の形が浮き出ないから。
飲み込んで動かなくなってしまったら、さっさと忘れられるから。

ちょっと前、僕よりずっと小さなゴースに会った。
小さいって言ってもゴースなんて食べてもおいしくなさそうだし、ゴースの技じゃ僕には痛くも痒くもない。
だから、ちょっと話をしてみたんだ。
君はどうしてこんな所にいるの、って。
そしたらゴースは言った。人間に捨てられたんだ、って。
ちょっと南にはポケモンのお墓になってる塔があって、そこにはたくさんのゴースが住んでるらしい。
でも、そのゴースは塔には行きたくないんだって。
お墓参りに来る人間と会うのが嫌だから。可愛がられて一生を終えたポケモンと、自分を比べちゃうからって。
だからゴースは、いつもひとりぼっちで道路の片隅に隠れてたんだ。
946名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 02:35:52 ID:???
僕は聞いた。そんなに小さな君でも、ひとりで大丈夫なの?って。
ゴースが僕たちみたいにご飯を食べるのかどうかはわからないけど、野生のポケモンに襲われないのかなって思ったから。
ゴースは答えた。この近くには恨みがいっぱいあるから大丈夫さ、って。
この辺には僕たちみたいな捨てられたポケモンがいっぱいいる。
飢え死にしたり、野生ポケモンに食べられたりする奴ももちろん多い。
そういうポケモンは捨てた人間への恨みとか、もっと生きてたかったって無念とかをいっぱい持ってる。
そういう気持ちが、ゴーストポケモンにとっては栄養になるんだってさ。

僕も捨てられたんだって言ったら、ゴースはニヤリと笑って話してくれた。
捨てられて死んでいったポケモンたちの無念を取り込んで、もっともっと強くなったら、
いつかポケモンを捨てていくトレーナーを待ち伏せて襲い掛かってやるんだ、って。
食べちゃうの?って聞いたら、ゴースはちょっと困った顔をした。
その時になったら、殺したりなんてできなくなっちゃうかも知れないって。
でも、驚いて怖がってくれて、ポケモンを捨てるのをやめたらそれでいいやって、さ。
僕はそれを聞いて、すごくいい考えだと思った。
僕もそうしたいけど、爪も牙もない丸っこい僕じゃ人間はきっと怖がってくれない。
だからあいつらの自転車を転ばせて、この舌で捕まえておいて、
怖がらせるのはゴース……その時はもうゴーストになってるかな、とにかく相棒に任せるのがいいと思う。

だから、僕は獲物を怖がらせる方法を覚えた。
舌で痺れさせて何も考えられない内に飲み込むなんて、ほんとは簡単なんだ。
でもそれじゃ、ゴースを強くするための恨みも無念も、なかなか集まらない。
捕まえた獲物、僕たちと同じ境遇の小さな、可哀想なポケモンを、怖がらせて絶望させてから飲み込まなくちゃ。
爪も牙もない、怪我をさせて痛がらせるのも下手な僕を怖がってもらうには、とびきり悪くて怖い奴にならなきゃ。
食べた僕も恨まれるかも知れないけど、それでもいいや。
どうせ生きるためには食べなきゃいけないし、そしたら恨まれることだってあるんだから。
947名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 02:36:48 ID:???
……あ、また自転車の音が近付いてきた。
自転車は路肩に止まって、さっきの奴と同じくらい小さなイーブイを地面に下ろして走り去ってく。
もしかしたら、さっきのイーブイの兄弟かも知れないね。
僕は大きな体を見せつけるみたいにゆっくり近寄って、縮こまってるそいつに話しかける。
「やあ、今日は二匹目のご馳走にありつけるみたいだ。あのトレーナーには感謝しなきゃね」
ほんとは、感謝なんかしてない。
「さっきも君と同じイーブイを食べたんだ。兄弟があんなにおいしかったんだから、君もきっとおいしいよ」
ほんとは、おいしくなんてなかった。

ねえ、もう後ろ姿も見えなくなってしまった、でもまた必ずここを通るご主人様。
なんだかすっきりしないのは、食べすぎのせいかなあ。


---------------------

救いがなくてごめんよ…。
948名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 03:42:18 ID:???
全部、全部あいつのせいだ。
兄弟も皆やつらに喰われたし俺も大怪我をした。
だが幸運にも俺は生き残って力を蓄えることができた。
これまで逃がしたあいつに復讐してやることだけを支えにいきてきた。
でもそんな日々ももう終わりだ。
何も知らないあいつは何も知らずに今日も自転車に乗ってうろうろしてやがる。
この俺の牙であいつをぼろぼろに引き裂いてやるんだ。
俺が飛び掛かろうとしたとき、背後で声が聞こえた。
「またか……」
誰だ?人間?
「ワシら二人の年金だけで暮らすのはきついんじゃ。彼にはどんどんうちを利用してもらわないと。」
邪魔するなら容赦はしないぞ。
「蹴散らせ。フーディン、サイコキネシスだ。」
俺は凄い力で叩きつけられ、骨が折れた音が聞こえた。
こ、こんなところでお、俺は……
「ほぉ、ギリギリ耐えたようだが、」
もう駄目だと思ったその時に電話が鳴ったんだ。
「卵が産まれたじゃと。わかった、すぐ戻る。」
そういって人間は眼の前からポケモンと一緒に消えていた。
949名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 03:43:12 ID:???
くそ、駄目だ。傷が深い。
まずは傷を治さないと。それにもっと力がいる。
傷を治し力をつけて次こそは……
「馬鹿よねぇ。彼が沢山逃がしてくれるから私たちは仲間同士でえさを奪い合う必要もなくなったのに。」
「そうだよ。僕たちは彼が来てから昔みたいに餓えて苦しむこともなくなったんだよ。」
俺はいつの間にかやつらに囲まれていた。
いや、俺が気づいてなかっただけで最初からやつらはいたんだ。
な、何のために……
「彼を傷つけるのは許さない。」
俺は何のために……
俺は何のために生まれてきたんだ。
つよいポケモンをつくるために?
人間の生活のために?
やつらのえさになるために?
俺は……
「爺さん、最近なかなかいいイーブイが生まれなくてさ〜」
「やっぱりさ、めざパがこおりじゃないと困るんだよね。」
「ほぉ、大変じゃのう。そうそう、ポケモンがたまごをもっていたんじゃがどうする?」
「当然もらうよ。次はいいイーブイが産まれるといいなぁ。」
950名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 13:05:37 ID:???
>>944
的確な御指南ありがとう。

初めて書いたから>>944みたいないい文章が書ける人にアドバイスもらえて嬉しいぜ
951名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 13:23:22 ID:???
次スレはいつごろ?
952名無しさん、君に決めた!:2009/03/01(日) 16:27:38 ID:???
>>950乙!次の投下があれば待ってる

次スレは970か980くらいでいいんじゃないかな?
そんなに流れ早くないし…
953名無しさん、君に決めた!:2009/03/02(月) 21:45:11 ID:???
マスターにバイバイと言われ二週間が過ぎた。

最初は20匹以上一緒に野に放たれた兄弟がいたけど、毎日少しずつ減っていった。

野生のポケモンに食べられたり、食べ物が無くて餓死したりしてだ。

そして、ついに僕と妹の二匹だけになった。

「お兄ちゃん、お腹空いたよ…」

僕だってそうさ。三日間何も食べてない。

今だって、必死に木の実を探しているんだから少し待ってくれ。

そうしていると、目の前にビーダルが現れた。

僕達を見てよだれをたらしてる。次の瞬間には、ビーダルが丸くなり僕達目掛けて転がってきた。

ここで僕の命はおしまいかな。そう思った。
954名無しさん、君に決めた!:2009/03/02(月) 21:47:13 ID:???
しかし、天空から舞い降りた一匹のムクホークがそのビーダルを追い払った。

「君たち、大丈夫かい?」

ムクホークが僕達に聞いてきた。どうやら僕たちを食べる気ではないようだ。

「大丈夫じゃない…。お腹…空いたよ…」

妹がばか正直に答えた。でも僕にも答える元気があったらそう言っただろう。

「よかったら、僕たちの楽園に来ないかい?誰かに食べられる心配も、ご飯の心配もないよ」

僕は、このとき神様はいるんだと思った。

「行きたかったら、僕の背中に乗ってくれ」

僕ら兄妹は迷わずにムクホークの背中に飛び乗った。まだ見ぬ楽園。そこを目指し飛び立っていった。
955名無しさん、君に決めた!:2009/03/02(月) 21:53:27 ID:???
>>952に次の投下があれば待ってる。と、ありがたい言葉をもらったので、二度目の投下してみました。
一応もうちょっと続く予定です。続きは明日書きます。
956創世の〜替え歌:2009/03/03(火) 13:07:45 ID:???
以前に歌詞書いた人とは別の人だけど、ふと思い付いたので置いていく。
なんか元曲を聞きながらやらなかったから
合わない箇所もあるだろうけど許してくれ
孵化作業で捨てられたポケモン→卵温め要員→主人の順で歌ってる感じ。


世界の始まりの日 あなたの手の内(うち)で
殻を破るまでの長い時間もどかしかった
弱いものは捨てて愛しいもの捨てて
その両の手のひら、いずれ何が残っているの?

答えの潜む卵の系譜
出会わなければ幸福な子らでいられた
永久なる瞬き足りぬ力
傷つかないで僕の胸
愛してもらうため生まれてきた

※あなたの温もり知る前に捨てられた
いつまでも待ったけれど迎えは来ないままです
『出来そこない』と幾度も蔑まれ
『いらない』と言われても
僕の主人はあなただけなのに
957続き:2009/03/03(火) 13:09:00 ID:???
『選別』終わるたびに
『生命』が終わるたびに
募る痛み抱えて僕は『生』を実感するの

答えの潜む鎮魂の塔
温め続けようやく悟ってきている
手持ちに一人で見守ってる
『どうか今度こそは 望み満たし生まれてきますように』

※あなたの温もり知る前に捨てられた
親の顔を見ることもなく 逝ってしまった子たちです
『出来そこない』と幾度も蔑まれ
『いらない』と捨てられても
あの子の主人はあなただけなのに

母は繰り返し卵を産んで 持ち去られても幸せを祈り
主人のために尽くした結果を知らないままなのだろうか

君に名を呼ばれるために


※一万匹と二千匹くらいは捨ててきた
八千匹過ぎた頃から何も感じなくなった
一億と二千回あとも逃がすだろう
いつか見つける瞬間(とき)のため僕はこの仕事をやめられない


動画の完成待ってます!
みんなの歌が何かの糧になればいいと願って。
958名無しさん、君に決めた!:2009/03/08(日) 19:11:11 ID:???
作者さんたち乙!ついでにあげ。
959名無しさん、君に決めた!:2009/03/08(日) 20:14:05 ID:???
なんという良スレ
はじめてきたが結構感動した
これからも書き続けてくれよ!
960ゆびをふりまわす:2009/03/08(日) 20:33:44 ID:???
僕たちはレベルが6あたりまで育てられた瞬間逃がされた
「悪いが、野生で生きてくれ。命運を祈る」
ここは201ばんどうろ
→マサゴタウン↓フタバタウン
僕らが逃がされ3時間くらい過ぎた。
ムックル「やあ!ここらへんでは見かけないね。名前は?」
名前なんてない。けど、僕らがフカマルであることは間違いない。
ムックル「ほう。だんまりか。やろうども!こいつらを食ってやれ!」
ムックルが20匹くらいで襲い掛かる。もうだめだ。すぐ死ぬなんてやだ!
僕らはアイアンヘッドやドラゴンクローでなんとか生き延びた。
けど、もう、だ、めか・・・・・も・・・・し・・・れ・・・・・ない
そう思った時。
ドサイドンやフーディン、トゲキッス3匹がムックル達全てを倒していた。
ドサイドン「ん?フカマルなんてここにいたか?」
フーディン「草原にフカマルっておかしいよな」
トゲキッス「マスター。こいつらはどうしましょう?」
「迷いの洞窟へ送るぞ。」
そして僕らは洞窟へ連れて行かれた。
961ゆびをふりまわす:2009/03/08(日) 20:53:32 ID:???
洞窟の中は環境に適している。
ずっとここに居たい気分だ。
トレーナーはこう言う。
「お前たちはここで生きていてくれ。自然の害を乱したくないのでね」
そう言うと洞窟を去っていった。
数年後。
僕らはガブリアスになっていつかきっと、きっと!
あのトレーナーを死なせてやろう!そう僕らは決心した!
そう、きっと。そしてチャンピオンロードへ旅立つ。
〜フカマル編終了〜
962名無しさん、君に決めた!:2009/03/09(月) 01:38:17 ID:???
いいか、良いと言うまで来るなよ。絶対に、だ。

そう言って立ち去ってしまったご主人を見送った後、僕たちは周りにいる兄弟たちとどうしたのかなぁ、なんだろうね、とお互いに顔を見合わせた。
…もしかして遊んでくれるんじゃないのかな?
そう誰か一人が言った。それを聞いてみんな「鬼ごっこかなぁ」「かくれんぼじゃないの?」「負けられないね」「がんばろう」と盛り上がる。
もういいのかな、と鳴き声を上げれば答える声は無い。
いいんじゃないかな、そう兄弟の誰かが言ったのを合図に僕たちは走り出す。

バラバラじゃ僕たちはレベルが低くて危ないし、集団で行動しようと決まった。
そういえばここはどこだろう。そして僕たちは本能の赴くままに走り続けることにした。

一ヶ月程が過ぎた頃、なんとなく懐かしい感じがする場所へと着いた。兄弟は幸いにもみんな揃っている。
特別な技を覚えていたりしたことで助かった。
ずいたうんだって、と兄弟の誰かが言った。そうだここは僕たちが生まれた町。
ご主人はここにいるのかなぁ。見つけよう見つけようとみんなやる気満々だ。町の人たちに見つからないように、町の外れを歩いてしばらくすると、何だか見覚えのある姿。
963名無しさん、君に決めた!:2009/03/09(月) 01:40:04 ID:???
小さな、生まれたてのポケモンを抱き上げている。辺りに人の気は無い。

見つけた、見つけた!と鳴きながら僕たちは一斉にご主人に向かって走り出した。

「…なっ!?」

僕たちを見て驚いた顔をしたご主人。そりゃあびっくりするよね。
抱き上げていた小さなポケモンなんか気にしないで、僕たちはみんな突進する。
早く逃げないと捕まえちゃうよ。けれどご主人は逃げずにポケモンを出そうとした。
それを見て僕たちは飛びかかる。駄目だよ、今は僕たちが鬼なんだよ。
鬼じゃ無かったら逃げなきゃいけないんだよ。
ご主人の手からボールが離れ、コロコロと転がっていった。
捕まえた!とみんな嬉しそうに声を上げる。

タッチをしたら交代するんだよね。そしてみんなは鋭い爪でタッチをして逃げて行く。
ご主人は「ぐっ…」とだけ声を上げて倒れた。
そんなに悔しかったのかなぁ、でも次はご主人が鬼だからね、そう意味を込めて鳴くとご主人は僕たちに手を伸ばした。

「ま…、れ…」

何だろう、まぁいいや。そして夕闇の中に僕たち兄弟は逃げていった。
964名無しさん、君に決めた!:2009/03/09(月) 01:42:37 ID:???

まってくれ、そう言ったつもりが、実際は情けなく掠れた声が出ただけだった。
身体中が痛いし動かない。あいつらに突進され、鋭い爪で引っ掛かれたせいで。
あいつらはきっと遊んだだけのつもりなのだろう。あの嬉しそうな顔…。

辛うじて首を動かし見てみれば、辺りに転がったたまごと、生まれたてのポケモン。生まれたてのポケモンは瀕死のようで動かない。
頼みの綱であったバクーダのボールも、どこかへ転がっていってしまった。

夕闇の中の人気の無い外れの草むらにただ一人倒れ伏した俺の不安を煽るかのように、
遠くあいつらが“もういいよ”と鳴いた気がした。
965ゆびをふりまわす:2009/03/09(月) 17:48:16 ID:???
「じゃあな」
その一言でご主人様はどこかへ行ってしまった。
しかし僕ら兄弟はどこに住めばいいんだろう?
野生のムックルが1匹出たとたん僕らはかえんほうしゃで焼き尽くした。
こんな凄いな技を覚えているから逃がしたのかなぁ?
トレーナーの力を借りず生きろってことかなぁ?
その思いを持つ時、すでに隣町にいた。
そしてまた道路に出るとコロボーシが現れた。
コロボーシ「げげっ!ヒトカゲどもかよ・・・・。
こいつはまずいな。ムクバード親分に知らせなきゃ!」
ムクバードはここのドンらしい。
するとムクバードが飛んできた。
ムクバードにかえんほうしゃをしたが避けられた。
どんなに頑張って火を噴いてもよけられる。
そこでヒトカゲがげきりんをしてムクバードに攻撃が当たった!
「よしっ!」と思ったがあっけなく一瞬で僕らはやられた。
レベルの差なのかな?やっぱりムクバードとなると勝てないのかな?
だけど負けられない!そう思った僕らは立ち上がり、かえんほうしゃを浴びさせる。
ムクバードがげきりんを食らったから弱ったのかな?
そして長い死闘の末勝った。僕らは勝ったのだ!
その後僕らは疲れて眠ったという。
助けたのはトレーナーだ。もしかしてご主人様?
けど違う。オレンジのしましまの服を着た男の子だ。
その後夕焼けと共に洞窟で寝た。
966:2009/03/10(火) 01:37:57 ID:???
「ちっ…また低個体値かよ…いらねぇ」
御主人様はそう言うと私を草むらに置いてどこかへ行ってしまった
追いかけようとしたけど追いつく事が出来なかった
私はどうしたら良いかよくわからなかったから、取りあえず御主人様を待つ事にした
待つのは怖かったけど…誰も私の事を襲わなかった。て言うより近寄って来なかった
通行人は私を見ると石を投げたりして避けた
通るポケモン達も私を見ると避けて行った
何でだろ…って疑問に思ったけど結局わからないから止めた
それから夕日が沈んで辺りが夜になってお腹が減っても私は待った…でも御主人様は来なかった
空にはお月様とお星様が輝いてる。風が吹くと凄く寒い…それにお腹が何か痛いし石が当たった箇所も痛い…でも御主人様が来るまでの辛抱だ
私はうずくまった。辺りから何か不気味な声がしだす。空を見ると上を自分と同じ黒いポケモン達が飛んで行く
私もいつか…飛べるのかな。楽しいのかな?
色々考えながら俯いていると上に気配を感じた
また飛んでるのかと思い私はゆっくりと空を見た
967:2009/03/10(火) 10:31:50 ID:???
>>966
自分の視界に映ったのはやっぱり黒いポケモンの群…その内の3匹が私の目の前に降り立った
紅い目を光らせながらどこの者だとか、余所者とか言われた
意味がわからない…黙っていると、いきなり一匹が怒りだして私はつつかれた
おでこに痛みが走って血が流れた。それでもつつくのを止めてくれなかった
弱いとか色々言われた…反論したかったけど声も出ないし今の私に出来る事は目を瞑って縮こまるくらいしか出来なかった
痛みで意識がぼやけてきた…またどこからか声がする
歩く音がする…私をつついてた者達は急につつくのを止めて小さな悲鳴をあげながら何か言ってる
ボス?目を開けると私の何倍も大きいポケモンが立っている
そのポケモンが怒鳴るとつついてた者達はいそいそと飛んで行った
痛みから解放された私は地面に倒れた。まだうっすらと見えてる懐かしい姿…パパに似てる
近くに寄ってくるけど怖いと思わない。むしろ落ち着く
目の前が暗くなってきた…傷の辺りに何か感じる…私はそこで気を失った

次に目を覚ました時にはもう別の場所だった。真っ暗い森?周りにはまた私と同じポケモン達がいた。またつつかれると思ってたけど違った。大丈夫とか言って優しく接してくれた
968:2009/03/10(火) 11:26:08 ID:???
>>967
それから数週間、傷が完治した頃…私はいつの間にか雑用係になっていた
本当は御主人様の元に戻りたかったけどまた迷うのは嫌だったからここに残った
ここでの仕事は忙しかった…ご飯を運んだり夜遅くに見回りしたりとか色々あった。でも友達もいっぱい出来て楽しかったから辛くはなかった
だいぶ仕事に慣れた頃…私はここの首領様であるドンカラスに御主人様の事を聞いてみた
首領様はお前の御主人は最低の奴だとか…あの道を自転車で爆走する奴はロクな奴じゃないと言った
中でも酷かったのは「お前はその野郎に捨てられた」と言う言葉だった
反論しようと思ったけど…言葉が出なかった
首領様だからじゃない…私も心の何処かで考えてた。でも認めるのが怖くて…
自然と涙が溢れた。思いっきり泣き崩れていた。首領様はそんな私の頭を黙って撫でてくれた…………
現在の私はドンカラスに進化して友達と二羽で別の場所に過ごしている
勝手に進化したから首領様に怒られたけど誉めてくれた
たまに元の仲間にも挨拶している。私にとって今が幸せだ。でもたまに御主人様の事を思い出すとおでこの傷が妙にうずく
でも、怨んでいない…むしろこの幸せを与えてくれた御主人様に感謝している
(終)
969名無しさん、君に決めた!:2009/03/15(日) 00:19:46 ID:zKdpo86F
良スレ保守age
970名無しさん、君に決めた!:2009/03/15(日) 00:32:50 ID:???
>>967
切ねえ…泣いた

個体値厳選するのもう止めよう
数字ばかり気にしてた俺が低能だった
971名無しさん、君に決めた!:2009/03/15(日) 17:50:57 ID:???
ピッピッピ。…「バイバイ!コイキング!」
ギャラドス厨の主人に突然捨てられた。

記憶はほとんどない。ホウエンの134番水道にてガクガク揺さぶられ気持悪くなって産まれてきたときには、先に孵った兄弟が数匹いた。
恐らく主人だろう、最寄りの街にてパソコンの液晶画面を引き剥がし、中からアメちゃんを大量に取り出して俺ら全員に分け与えた。舐め終わる頃、奴は俺らの顔付きやフォルムをじっくり観察し何か考え込んでいた。

最後に見た…再度パソコンをいじる主人と、吸い込まれるように消える俺ら兄弟。ただ、残された兄一匹を除いて…
972:2009/03/16(月) 00:55:32 ID:???
―生まれてきてくれてありがとう―

コレが初めてご主人様から聞いた言葉だ…

光が眩しい…目の前には黒い影が…何だろう…
目もなれないうちに黒い影は、僕の口の中に丸く固いものを何個も押し込んできた
…苦しい………黒い影は静かに此方を見ている
…苦しさが和らぎ、程よい甘さが口一杯に拡がるころには黒い影は踊り出していた

「生まれてきてくれてありがとう」

黒い影はそう発したが僕には意味が分からない…ただ何だか嬉しい響きだった
直ぐに黒い影は大量のドロドロしたものを僕の口に注ぎこんできた
…不思議な味だ…先程の甘い味と混ざって口の中が気持ち悪い…
気持ち悪さが落ち着くと今度は身体が震えが止まらない……黒い影は震えている僕を別の場所に連れていき
「おやすみ、また明日」
とまたよく分からない発して居なくなった


震えは一晩中続いた
973:2009/03/16(月) 01:17:44 ID:???
次の日、一睡も出来なかった僕は外に連れていかれた…黄色い光が眩しい…不思議と力が沸いてくる
黒い影が僕の頭に何かを被せている…頭が重い…
どうやら黒い影は僕のご主人様のようだ…ご主人様は知らない人と対峙している…何か話している…
話が終わるとご主人様と知らない人は共に丸いものを投げた
丸いものは2つに割れ、中から轟音とともに巨大な生き物?が出てきた…僕はびっくりした
出てきたと思いきや、その二匹は突然互いを叩き始めた…遊んでいるのかな…?

暫くすると片方の生き物?が悲鳴をあげて倒れた…
その瞬間、僕の頭の中に「何か」が入ってきた…頭痛とともに吐き気が襲った…
倒れた生き物?が消えた思ったら今度は別の生き物?が現れ、また互いを叩きあっていた…


この後も…この遊びをひたすら見せられ続けた…悲鳴があがるたびに頭痛が襲った
974:2009/03/16(月) 01:48:39 ID:???
頭痛にも慣れたころ、ご主人様は頭のものを取り外した…頭が軽い
今度は腕に何かを巻き付けた…重い…身体が素早く動かせない…

付け終わるとご主人様はいつものようにトレーナーの元に連れていった…今日もポケモンバトルのようだ
「今日からお前も戦うんだ」
…僕は困惑した、今までご主人様の横で他人事のように見ていた僕に急に戦えというのだ
そう言うとご主人様はモンスターボールに入れた、ポケモンバトルではこの玉に入れるのがルールらしい…
次に視界が開けた時には目の前には別のポケモンがいた
…前に見たことがある…確かワンリキーというポケモンだ

バトルが始まった、ご主人様が指示を出してくる
始めて聞く言葉ばかりだったが不思議と理解出来た…ずっとポケモンバトルを見ていたからかな?
だけど身体が重くて思うように動かない…そうしてる内に僕はワンリキーに殴られた
…痛い…叩かれたのは初めてだった…頭がクラクラするし口の中が変な味がする…
ワンリキーは更に攻めてきた…痛いのは嫌だ痛いのは嫌だ…僕はその思いで必死で動いた

最後に立っていたのは僕だった…身体中が痛い…倒れたワンリキーはグッタリとしている…
ヘトヘトな僕はご主人様の元へ戻った
「よくやった」
その言葉が身体の痛みを和らげた
ご主人様は何かを塗りつけてきた…更に痛みが和らぐ……もう休もう

「さぁもう一度だ」
975名無しさん、君に決めた!:2009/03/17(火) 21:43:53 ID:???
ウァーン・゚・(ノД`)
976名無しさん、君に決めた!:2009/03/20(金) 00:25:14 ID:???
いつ見ても泣かされる…(;ω;)
977名無しさん、君に決めた!:2009/03/21(土) 13:58:28 ID:???
君が好きだった
捕まった時は悲しかった
でもきみは 私のような雑魚を弱らせずにいきなりハイパボ使うほどいい奴だった
楽しそうにバトる君の顔が今も記憶の底に

でも君は変わった
君は不思議な飴や薬を手に入れた
覚えている
それを私や他の仲間に飲ませたことを
こたいち、がどうのこうと呟き
共に過ごした時間に何の惜しみもない様子で
道端に置いたウチらのモンボールを背に どこかへ去っていったことを

君を恨んじゃいない
飽きたんだとわかる
仕方ないこととわかる
ただ
決して忘れることはないだろう
ウチらは知ったのだ
978名無しさん、君に決めた!:2009/03/21(土) 14:37:18 ID:+UW1OVai
age
979:2009/03/21(土) 20:30:26 ID:???
>>974

こうして僕はひたすらポケモンと戦わされた…怪我をしては投薬、怪我をしては投薬の繰り返し…
それでも僕はご主人様のことを想い戦い続けた…


どれくらい経ったんだろう、いつの間にか傷の数より、倒したポケモンの数が多くなっていた
ご主人様に、重りを外してもらってからは身体も軽い…まるでポッポの羽のようだ
あんなに嫌いだったバトルも、相手の悲鳴聞くのは未だに慣れないけど今では楽しい
何より勝つとご主人様が褒めてくれる…コレはポフィン何万個にも換えがたい至福だ…


この前は遂にポケモンバトルの最高峰、ポケモンリーグを制覇したんだ…
先輩のポケモン達に助けてもらってばかりだったけど…
この時もご主人様は褒めてくれた…貰ったバッジは僕の誇りだ…


更には世界中のトレーナーが集まるバトルフロンティアにも挑戦して、沢山のポケモンと戦った
勝ったり負けたり、どんな時もご主人様と一緒だった



思えばこの時が一番幸せだった
980名無しさん、君に決めた!:2009/03/23(月) 18:49:38 ID:???
女主人公「ねぇ、イーブイ。お兄ちゃんの子供産んでみる?」

某アニメ小説版の主人公の母親の台詞がモロに個体値廃人のそれだった……
981名無しさん、君に決めた!:2009/03/23(月) 23:16:05 ID:???
>>980
kwsk
982名無しさん、君に決めた!:2009/03/23(月) 23:59:02 ID:???
>>252
どうしてくれる
泣いてしまったじゃないか
983名無しさん、君に決めた!:2009/03/24(火) 00:04:29 ID:???
>>981
ギアスの小説版。
984名無しさん、君に決めた!:2009/03/24(火) 02:20:04 ID:???
>>980
次スレ頼んだ。
985名無しさん、君に決めた!:2009/03/24(火) 04:35:07 ID:???
>>984
ダメだったorz
986名無しさん、君に決めた!
>>936
>>207-209です
嬉しいー!可愛い!!ありがとう!!!