SS師GJ!
やっとゲームでゴーゴー4に会えた…てかヨウジ何ボイコットしてんだ…
やっとポケモンレンジャーのWebコミック読めたよ…素晴らしいな
ミライが白い液体まみれになりながら同じく白い液体まみれのヒナタと戦うシーンとか…
パンツ見えそうで見えないとことかw
ヒナタもよかったけど
ただ丁寧語はやっぱユウキだよな…ヤライじゃなくて
バネがないのもちょっと残念だった
あとヨウジの酷い悪者顔にはワロタww
ラゴウは登場すらしてないのなww
名前がカヅキに限りなく近いカズキの俺はなんとなーく勝ち組になれた気がする
個人的にラゴウも出てきてほしかったなーと思う
保守
ゴーゴー4って前作の時より少し成長してない?
バトナージはフィオレの時からどのくらい経った物語なんだ?
保守age
あの素晴らしいSSを投下してくれる人はいなくなってしまったんだろうか…
1から見てたんだがバネってなんぞ?
バトナージしか持ってないんだがポケレン1と関係有るのか?
よければ教えて欲しいんだが・・・
>>309 前作やれ…と言ってもストーリーの終盤だったし面倒だから教える
一度主人公に負けたユウキが、アジトで再戦する時に、会話の最中でバネという単語を出した後豹変した
その時の会話内容はうろ覚えすぎてちょっと書けないから、誰か頼む
ログ取ったるから書くよー。取っておいたかいがあった。
ミライとヨウジが主人公に負けて、ユウキの所に来たところから始まります。
「(前半略)
私は その悔しさを バネにして
そ その悔しさを バネにして
バネにして バネッ! そうだ バネにしてやるんだ!
丁寧語はもうヤメだっ!!
バネだっ バネだーっ!」
「感謝はしているが許すことは でっ 出来ない!
あの時の屈辱は今ここでかえしてやるぞ!
ハッサム何してる!
バネだ バネだっ! リベンジだーっ!!」
多分この部分だけ。他にあったらごめんね。
>>311 サンクス!あれはビビったなあ…後ろで二人がどんな反応してたか気になるところだよな…
実は若干引いてたんじゃないか?
>>311dクス!最近1も買ったんだがナンタラ山脈のアジトの
赤いとこを踏んだらブーってなるとこで止まってるんだorz
ちょっとした悩みが消えたぜ!
>>313 シクラ山脈じゃなかったか?俺もその赤い床には苦戦した…
>>314多分それだ!あそこで苦戦したの俺だけじゃなかったんだな・・・
したっぱ「とっとと かえれ!」
俺「帰れるものなら帰りたい」
>>315 吹いたw
ていうかミライと二人きりになった時に、
「本来ならばチャンスだよなこの状況…」って思ったのは俺だけか?
さすがにみんなはそんな不埒なことは考えないか…
>>316たしかクロッカトンネルで二人きりになれたっけか?
あんなトンネルの奥には滅多に人も来ないs・・・おや?ミライタソと一緒に
青い服の女性が来たぞ?何の用だろう・・・
ヨウジ「だから、『カイリキー』の『はんげき』は、気絶した直後でも発動すんだよ!」
ヤライ「ほう。気絶したポケモンが、どうやって反撃するというのだ?」
ヨウジ「死に際に一糸報いるって展開、あるだろーが!」
ヤライ「漫画じゃあるまいし、そんな都合のいい展開があるわけないだろう。
カイリキーの特殊能力は気絶した直後では発動せん。これが俺の答えだ」
ヨウジ「往生際が悪りィぞ、ヤライ兄ィ!
このポケモンカードオフィシャルブック2000にも書いて――」
ユウキ「大変です、兄さん!」
ヨウジ「うおぉッ! オレのポケモンカードが吹っ飛んだ!
もう少しで勝てたのに、なにしてくれんだ、ユウキ兄ィ!」
ミライ「どうしたの? ユウキ兄さん。そんなに慌てて」
ユウキ「――あ、あの人が……。エ、エリカさんが来ているんです!」
ヤライ「――な、なんだと……?」
ヤライ「まぁ、何も無いところだが、これでも飲んでゆっくりして行ってくれ」
エリカ「すみません。突然、お邪魔してしまって。じつは早急にお知らせしたいことがありまして」
ヤライ「早急に知らせたいこと?」
エリカ「はい。先日、ゴーゴー4の皆さんの存在を、テレビ局の方たちに紹介しました」
ヤライ「おお! 約束どおり、やってくれたのか。感謝するぞ」
エリカ「いえいえ、どういたしまして。
それで、プロデューサーの方が『その、ゴーゴー4っていうコたち、そんなに凄いの?
だったら1度連れて来てよ。エリカちゃんが評価してるなら期待できそうね』っと、おっしゃって下さいました」
ヨウジ「え……? マ、マジかよ!? プロデューサーって、テレビ番組の偉いやつだろ?
そんなスゲェやつが、オレたちの実力を知りたいって言ってんのか? からかってんじゃねーだろうな?」
エリカ「ええ。ぜひ1度、テレビ局のほうへ足を運んでほしいと、おっしゃっていました」
ユウキ「ま、まさか、こんなに早くチャンスが訪れるなんて……」
ミライ「地道にがんばった甲斐があったわね!」
ヤライ「――エリカ嬢……。何と礼を言えばいいか……」
エリカ「いえいえ、お気になさらないで下さい。
私としても、あなたがたのような素晴らしいバンド広めることが出来て、嬉しい限りです!」
ユウキ「ついにテレビ関係者の前で実力を披露するときが来たという事ですね!」
ヨウジ「ああ。こいつァ、燃えてきたぜ!」
ミライ「そうと決まったら特訓よ! なんとしてでも、プロデューサーに好印象を与えるの!」
エリカ「がんばってくださいね。私も影ながら応援しています」
ヤライ「あなたには本当に感謝している。この1歩は、ゴーゴー4にとって、非常に大きな1歩となるだろう」
エリカ「何事も、最初の1歩を踏み出すことが肝心ですからね。ジムリーダーの仕事も同じなんです。
恐れずに最初の1歩を踏み出す――ジムリーダー検定試験へ足を運ぶこと。大切な1歩です」
ヤライ「そうだな。立ち止まっていては何も変わらない。変えることなど出来ない。
だからこそ、俺たちは最初の1歩を踏み出すのだ。
たとえ、志半ばで打ちのめされ気絶しようと、何度だって立ち上がり、再び1歩を踏み出して見せるさ」
エリカ「素敵です……。ヤライさんは、たゆまぬ鋼の心を、お持ちなのですね」
ヤライ「あ、そうそう。気絶で思い出したのだが、聞いてもいいか?」
エリカ「なんでしょうか?」
ヤライ「カイリキーの特殊能力は、気絶した直後には発動しないよな?」
ヨウジ「その話しは、もういいっつーのッ!!」
保守
ポケモンカードオフィシャルブック2000ってかなり懐かしいなw
まだ持ってるぜw
そしてGJ!
ミライは多分貧乳
だがそれがいい
新スレ立ってたんだね。
このスレ平和で大好きだ。
SSもGJすぎる
ところで絵板は連投おk?
人も少ないことだし、絵を投下してもらえるならありがたい。
ミライ「お、応接室に通されたのはいいけど、緊張するわね」
ユウキ「ええ。なにぶんテレビ局に入るなんて始めての経験ですから」
ヤライ「お、落ち着け。兄妹たちよ! 浮き足立っては敵の思うツボだ!」
ヨウジ「ヤライ兄ィが落ち着けよ。戦いに来たワケじゃねェだろ」
ユウキ「シッ! プロデューサーさんが来たみたいですよ!」
◆
怪しい男「はぁ〜い! お・ま・た・せ〜!」
ヨウジ「う……」
ヤライ「な、なんだ!? この濃厚な男は!?」
ミライ「ヤライ兄さん! しーッ!」
怪しい男「あら……? なにか言ったかしらん?」
ユウキ「いえいえ、なにも! ――と、ところで、もしや、あなたが?」
怪しい男「そうよん! アテクシが、プロデューサーのヒース。
演出を担当するほか、自ら舞台に立ったりもしてるわん!
あなたたちが、エリカちゃんの言ってたコたちね?」
ヨウジ「あ……、ああ……」
ヒース「あらぁ〜。どのコも、すんごくカワイイじゃな〜い。
エリカちゃんが、ひいきにするのも判る気がするわぁ〜」
ユウキ「そ、それはどうも……」
ヨウジ「なぁ、なぁ。ちょっといいか?」
ユウキ「な、なんですか?」
ヨウジ「コイツ、本当にプロデューサーなのか? 怪しいってレベルじゃねェぞ!」
ミライ「き、きっと、こういうものなのよ、芸能界って!
ホラ! ドラマとかアニメでも、こういう喋り方の業界人多いじゃない?」
ヤライ「い、いや。これはドラマでもアニメでも無いのだが……」
ユウキ「気にしたら負けですよ! ここは相手に合わせましょう!」
ヒース「ん〜……。決めたわ! あなたたち、明日の番組に出てちょうだい!」
ユウキ「え……?」
ヒース「夜の10時から放送してる、アテクシの番組。
そこで新人として出演してもらえるかしら?」
ヤライ「――ば……番組って……。いきなりテレビ出演か!?」
ユウキ「う、嘘でしょう!? だって僕たち、初対面ですよ!? そんな都合の良い話しが――」
ヒース「ちっちっちっ。判ってないわねぇ……。エリカちゃんの紹介だからよ」
ミライ「エ、エリカさんの……?」
ヒース「ええ。――こう言うのも難だけど、
本来なら、初対面であるあなたたちをテレビに出すのは気が引ける行いよ。
でもね。他の追従を許さない、あのエリカちゃんが太鼓判を押したコたち――。
思い切って出演させちゃう価値はあると思うの!」
ユウキ「に、兄さん……。これは……」
ヤライ「ああ……。どうやら俺たちは、エリカ嬢に、今まで以上の感謝をしなければならないようだ」
ミライ「そうね。まさか、こんなに早くテレビ出演の機会をもらえるなんて……」
ヨウジ「信じらんねェ……。夢みてェだ!」
ヒース「そう! あなたたちは、今、夢に向けての第一歩を踏み出したのよ!
テレビという媒体に登場するということは、今まで以上に大きな責任に見舞われるというコト!
だけどね! その困難を乗り越えてこそ、真のスーパースターになれるのよ!
この、アテクシのように!」
ヨウジ「うおぉッ!! 最後の一行はともかく、冗談抜きで嬉しいぜ!」
ミライ「う……。グス……。兄さんたち……。ついに、このときが……」
ユウキ「ダ……ダメですよ、ミライ……。
泣くのは、父さんからの仕送りを受けなくてもやっていけるようになってからです。
――あれ……? なんか……、目頭が熱くなって……。うう……」
ヤライ「本当に……、アンタとエリカ嬢には、なんと礼を言っていいやら……」
ヒース「気にしなくていいのよん! あなたたちなら、きっとスーパースターになれるわ!」
ヤライ「プ、プロデューサー……」
ヒース「もう! 一番上のお兄さんなんでしょ? 泣いたりしないの!
――それよりも明日の番組、しっかり頼むわよ!」
ヤライ「本当に……ありがとう!」
ヒース「うん! いいカオね! これが番組の資料よ! 受け取って!」
ヤライ「ああ!――ええと……、番組名は――」
ヒース「がんばってね! 『エンタのルギアさま』!」
ヨウジ「だから、お笑い芸人じゃねーよッ!!」
GJ!まさかこのままお笑い行くのかww
保守
保守
hage
ヨウジ「おい、ヤライ兄ィ! ホントにやんのか?」
ヤライ「当然だ。テレビに出演できるなんて、またと無いチャンスなんだぞ」
ミライ「だけど、これはお笑い番組――」
ヤライ「それがどうかしたか?」
ユウキ「ど、どうかしましたよ! お笑い番組で普通のバンドなんて正気の沙汰じゃありません!」
ヨウジ「そうだ、そうだ! 血迷ったかヤライ兄ィ!」
ヤライ「バカ野郎! おまえたちは何も判ってない!」
ヨウジ「な……!?」
ヤライ「いいか? 俺たちはテレビ出演という大役を貰いはしたがプロではない!
お情けで出させてもらっているという事実を忘れるな!」
ユウキ「お、お情けって、そんな言い方――」
ヤライ「それならば! 今さらこの番組への出演を断り、その後、俺たちに仕事が回ってくると思うか?」
ミライ「それは――」
ヤライ「思い上がるな! プロデューサーは俺たちの母親じゃない!
仕事上の関係であるがゆえ、俺たちの面倒を見てくれているに過ぎないんだ!」
ユウキ「に、兄さん……」
ヤライ「与えられた職務をまっとうしろ!
本気でプロを目指すつもりなら、こんなピンチ跳ね除けて見せろ!
今のおまえたちは、アンソロジーに自分の漫画が掲載されただけで、
『プロデビュー!』とか言っている同人作家と同じだッ!」
ヨウジ「――ヤ、ヤライ兄ィ……」
ミライ「ヤライ兄さん……。そこまでの情熱を持って……」
ヤライ「俺たちならできるさ。なんてったって、戦場においてなお演奏を続けることができたゴーゴー団だ。
レンジャーどもの攻撃を掻い潜ってきた俺たちが、武器を持たない連中を恐れることはない!」
ヨウジ「そ……そうだよな! そうだよな、ヤライ兄ィ!」
ユウキ「笑いのセンスは完全な素人……。それでも、やらなければならないときがあるんですね!」
ヤライ「そのとおり! たとえ笑いが取れなくても、精一杯努力したという事実が大切なんだ!」
ミライ「わかったわ、ヤライ兄さん! 笑いが取れる可能性はゼロに等しいけれど、私、やってみる!」
ヤライ「よく言った! さすが自慢の妹だ!」
司会「続いては、フィオレ地方からはるばるやってきた新気鋭のお笑いバンド!
演奏なら右に出るもの無しの4人組! ゴーゴー4−ッ!!」
ヤライ「行くぞ! 俺たちの出番だ! 観客たちに最高の演奏を届けようじゃないか!」
ヨウジ「おう!」
◆
観客「ワァァァァッ!!」
ユウキ「す、凄い数ですね……。緊張します」
ヤライ「落ち着け。俺たちは自然体で居ればいい。普段と同じようにやればいいんだ」
ミライ「そ、そうね。笑わせるのは無理だけど、最高の音楽を聴かせましょ!」
ヨウジ「任せとけ! オレァ、いつだって最高の演奏を聴かせる自信がある!」
ヤライ「その意気だ! 笑いがなくても、俺たちの演奏は観客の心を必ず掴む! 構えろ! 兄妹たち!」
ヨウジ「よし、きた!」
観客「――あれ……? アイツ、バンドなのに小太鼓持ってるぞ! マジおもしれーッ!」
ヨウジ「これはウケ狙いじゃねーよッ!!」
ここにきて…ここにきて小太鼓を引っ張り出して来るとは…超GJ!
ユウキ「いやぁ〜。昨日はヨウジのおかげで予想以上の成果を上げることができましたね!」
ヤライ「うむ! ヨウジが小太鼓を所持していることにツッコミを入れる俺たち――。
そのシュールな芸風がじつに面白いと、プロデューサーも褒めてくれたしな」
ヨウジ「別に笑いを取ろうとしたワケじゃねェけどな」
ミライ「それでも今回の成功はヨウジ兄さんの力があってこそよ。本当に感謝してるわ」
ヨウジ「そ、そんなに褒めんなよ。照れるだろ……」
ヤライ「ハハハ!
とにかく今日はテレビ出演の成功を祝し、兄妹みずいらずで過ごそうじゃないか!」
ミライ「うん! ――あ、そうだ! 父さんから送られてきたゲームやらない?
このあいだ、紙吹雪の人が届けてくれたのよ」
ユウキ「いいですね。この箱ですか? ――よいしょっ……と……」
ヨウジ「――こいつァ……。昔のゲーム機か?」
ユウキ「どうやらファミコンのようですね。黒いソフトが一緒に入っています」
ヤライ「おお! これは……!」
ミライ「ヤライ兄さん。知ってるの?」
ヤライ「知ってるも何も、これは俺たちの大先輩だぞ?」
ヨウジ「だ、大先輩……?」
ヤライ「うむ。説明しよう。このゲームソフトの名は『クインティ』。
ポケモンの生みの親である田尻智氏が創設したゲームフリークの処女作だ!
パネルをめくることにより、そのパネル上に居る敵を弾き飛ばし、
壁にぶつけて倒すという斬新なルール――。
それに加え、簡単な操作で収集、対戦、駆け引きなどが楽しめる、
まさにアクションゲームの傑作なのだ!」
ユウキ「つ、つまり、クインティは僕たちにとって、血を分けた兄弟も同然なんですね?」
ヤライ「そのとおり! このゲームは俺たちの先輩であると同時に、姉でもあるのだ!」
ミライ「姉……? 兄じゃなくて?」
ヤライ「ああ。このゲームのタイトルであるクインティ。これは主人公の妹の名前なのだ」
ヨウジ「え? ちょっと待ってくれ。主人公より妹のほうが優遇されてんのか?」
ヤライ「ラスボスだからな。妹は」
ユウキ「い、妹がラスボスですか……。驚きました」
ヤライ「俺も初めて知ったときは驚いたさ。このゲームが発売されたのは1989年。
その頃から田尻氏の発想力は、システムだけでなくストーリーにも色濃く表れている。
――ゲームの舞台は不思議な人形の国――。
そこで主人公の少年カートンは、妹のクインティと3人の兄たちと仲良く暮らしていた。
だが、カートンにジェニーという恋人ができたことから事態は一変する。
ジェニーとばかり仲良くするカートンの姿を見た兄妹たちは激しく嫉妬。
こともあろうにジェニーを誘拐してしまったのだ!」
ミライ「ええ!? それだけの理由で犯罪に走ったの!?」
ユウキ「壮絶ですね……」
ヤライ「クインティたちにさらわれた恋人のジェニーを救うため、
主人公カートンは友人のパートンと共に旅立つのであった!」
ヨウジ「パートン無関係だろ」
ユウキ「とばっちりですね」
ヤライ「さぁ! カートンたちの行く手に待ち受けるものはいったい何なのか!?
次回を刮目せよ!」
ミライ「か、紙芝居屋さんみたいね……」
ヨウジ「ノリノリだな」
ヤライ「そんなワケで、田尻智とは非常に独創的な感性を備えた人物なのだ」
ユウキ「勉強になりました……。さすが僕たちの生みの親ですね」
ヨウジ「オレたちの親父の、さらに親父ってワケだな。1度会ってみたいモンだぜ」
ヤライ「うむ。現在はゲーム開発の現場から1歩引いた状態であるらしいが、
彼の意志を受け継いだスタッフたちがポケモンを作り続けている。
そのおかげで田尻氏も、安心して代表取締役としてのインタビューに専念できるのだろう」
ミライ「私たちが将来スターになって、田尻さんとお話しする機会ができたら、
インタビューとかして色々なことを聞きたいわよね!」
ヤライ「そうだな。ぜひ、田尻氏に聞いてみたいものだ。
クインティがエロい格好をしている理由について」
ヨウジ「答えにくいだろッ!!」
ちょwww最後噴いたwww
GJ!
GJ!ミライの反応が見たいと思った俺は変態
ヨウジ「いよいよ今日だな。エンタのルギアさま」
ヤライ「ああ。ついに俺たちの活躍が全国に流れる時がきたワケだ。
これでは昂る気持ちを抑えられそうに無いな」
ヨウジ「それはいいけどよ。ミライとユウキ兄ィはどこにいんだ?
もうすぐ放送が始まっちまうぜ?」
ヤライ「ミライなら入浴中。ユウキは買い物に出掛けたが、なかなか帰って来ないな。
だが心配する必要は無いぞ。こんなこともあろうかと録画用のテープを購入してある」
ヨウジ「さすがだなヤライ兄ィ。抜け目がねェぜ。んで、そのテープは?」
ヤライ「それなら、すでに開封してビデオラックの中に……。――ん……?」
ヨウジ「どした? ……ってオイ! なんだよ、このテープの山は!?
これじゃあ、どれが録画用のテープかわかんねェだろ!」
ヤライ「ぬぅ……。すぐに録画できるよう、開封しておいたのがアダになったか。
ラベルを貼っていないテープが多すぎて見分けがつかんな」
ヨウジ「なに落ち着いてんだよ! 番組が始まるまで、あと15分しかねーんだぞ!?」
ヤライ「このままでは俺たちの栄光を記録に残せんな。急いで探すぞ! ヨウジ!」
ヨウジ「ったく……。少しでも兄貴に期待したオレがバカだったぜ……」
テレビ「さんねーんびーぐみー! ミラカドせんせー!」
ヨウジ「こいつは違う! 次だ、兄貴!」
ヤライ「ああ」
テレビ「今日は世界中のバネを皆さんにご紹介しま――」
ヨウジ「なんだこの番組は! 次!」
ヤライ「高確率でユウキの物だな」
テレビ「ソウマ! おまえは路地裏で残飯を食ったことがあるかッ!」
ヨウジ「ああもう、めんどくせェ!
仕方ねェから、こっちの『オーキド博士のポケモン川柳』っつーテープに、
録画しちまおうぜ!」
ヤライ「え……? ま、待てヨウジ! そのテープは――」
テレビ「ダズルくんの知らないこと、先生がいっぱい教えて・ア・ゲ・ル!」
ヨウジ「――ん……? 『アンリ先生のイケナイ個人授業』……?
エロビデオじゃねーか! 紛らわしいことすんな!」
ヤライ「バ、バカやろう! 『オーキド博士のポケモン川柳』と書いておけば、
ミライに気付かれずに済むだろ! 先人の知恵だ!」
ヨウジ「クソッ! あと5分しかねーのによ! こうなりゃこのまま録画してやらァ!」
ヤライ「ま、待ってくれ! それは気に入っているから、せめてこっちのテープに――」
ミライ「兄さんたち……?」
ヨウジ「ん……? ひッ……!? ――ミ、ミライ!?」
ヤライ「お、おお! もう上がったのか! 意外と早いな!」
ミライ「ええ……。――それより、なにかしら……? その番組……」
ヨウジ「え……? いや、こいつはその――」
ヤライ「か、顔が怖いぞミライ? おまえにそんな表情は似合わん!
ほら! もっと笑うんだ! スマイル、スマイル!」
ミライ「へぇ……。2人とも、ずいぶんと楽しそうねぇ〜?」
ヤライ「お! いい感じだ! その笑顔を維持できれば人気アイドル間違いなし!
なぁヨウジ?」
ヨウジ「お、おう! ミライが居ればオレたちゃあ、ぜってェ最高のスターに――」
ミライ「バカぁっ!!」
ヤ・ヨ「ひぃッ!?」
ミライ「さいってーっ! 近寄らないでっ!」
ユウキ「ただいま帰りましたー!
――ちょっと聞いてくださいよ、みんな!
ポケモンセンターに行ったら、最強のポケモンが500円で手に入るとか言われたもので、
話しを聞いたんですけど、どう考えても新手の詐欺で――」
ヤライ「……」
ユウキ「――あれ……? ヤライ兄さん……? ヨウジ……?
どうしたんですか? 部屋の隅で体育座りなんかして」
ヨウジ「……ミライが……、もうクチきかねェってよ……」
347 :
GJ!:2008/06/18(水) 17:39:39 ID:???
ちょww
…ヨウジカワイソス…果たして続きは…
素敵展開になってきたな
GJ!
GJ!
350 :
名無し(傍観者):2008/06/23(月) 16:20:42 ID:QkSvaHdh
ちょ吹いたwww
ゴーゴー団SSGJ。これからも傍観するぜ、ガンバ。
ユウキ「兄さんとヨウジは油断しすぎですよ。
ミライはもう年頃の女の子。デリケートなんですからね」
ヨウジ「なんつーか……。面目ねぇ。ユウキ兄ィ」
ヤライ「本当にすまなかった。
あのような代物に手を出すのは俺たち男にとって珍しいことでは無い。
だが、ミライにとっては嫌悪すべき対象なのだな。その点をもっとよく考えるべきだった」
ユウキ「とにかく、今日はミライと仲直りできるよう、何かプレゼントを購入しましょう」
ヨウジ「おう! そのために、こうして3人で外に出たんだもんな」
ヤライ「しかし、何を買えばいいのだ? 俺はそういった事に疎くてな」
ユウキ「ベタかもしれませんが、お花やケーキなどが基本でしょう。
ミノリさんと遊びに行ったときも、それらのプレゼントは好印象でした」
ヤライ「ん……? ミノリとは誰だ?」
ユウキ「兄さんがゴーゴー4の宣伝を頼んだ女の子ですけど……。
まさか忘れたとか言いませんよね?」
ヤライ「え……? あ、いや! わ、忘れるわけが無いだろう! うん。覚えてるぞ!
ミノリ、ミノリ……。いつも俺たちのライブに来てくれる少女だろう?」
ユウキ「ええ……。そうです……。――あの……。いま本気で忘れてたんじゃ――」
ヤライ「そ、そんなワケ無いだろう!
おっ! それよりあそこにケーキ屋がある! ミライへのプレゼントはあそこで買おう!」
ヨウジ「ま、待てよ、ヤライ兄ィ! 置いてくなって!」
ユウキ「……」
ヤライ「――ええと……。ヒメリパイを2つ。それからチーゴショートも頼む」
ケーキ屋「はい! ありがとうございます!」
ユウキ「ミライ。喜んでくれるといいですね」
ヤライ「ああ。これで和解できるのであれば苦労も報われる」
ヨウジ「ま、こんどから気をつけようぜ。とくにヤライ兄ィはよ」
ヤライ「ハ、ハハハ……。そうだな。今回はミライに不快な思いをさせてしまった。
これでは長男失格かもしれんな。本当に俺はダメな兄だ」
ユウキ「別にそこまでは――」
ヤライ「いいや。いま思い返せば、今回のミライの件だけではなく、
俺はことあるごとに、おまえたちに迷惑を掛けてきた。
冷静になってから考えてみたんだ。
長男という立場に甘んじて横暴に振舞ってきた自分の存在を……」
ヨウジ「ヤライ兄ィ……?」
ヤライ「俺がおまえたち3人を引っ張らねば、という気持ちから、
ついつい強引になりがちだったかもしれない。
ゆえに自分の考えばかり優先し、おまえたちのことをないがしろにしていた。
いけないよな。こんなことじゃ……。
兄妹というのは互いの力を合わせて生きていかねばならないというのに……」
ユウキ「兄さん……」
ヤライ「本当にすまなかった。おまえたちが個々の人格を持つ人間だということを忘れ、
尊大に振舞ってきた俺に兄としての資格は無い」
ユウキ「――そ……そんな……。そんなこと言わないでくださいよ、ヤライ兄さん!」
ヤライ「ユ、ユウキ……?」
ヨウジ「ったく……。湿っぽいのはキライなんだよな。
オレァ1度だってヤライ兄ィに兄貴の資格が無いなんて思ったことはねェぞ」
ヤライ「ヨ、ヨウジ……。こんな俺のことを……兄だと認めてくれるのか……?」
ヨウジ「あたりめェだろ。オレたちの兄貴はこの世でたった1人。
後にも先にもヤライ兄ィだけだ。代わりなんて誰にも務まらねェ」
ユウキ「そうですとも! 兄さんが居なければ僕たちは成り立ちません。
ミライだって絶対にそう思っています。だって僕たちは血を分けた兄妹じゃないですか!」
ヤライ「お、おまえたち……。そこまで俺のことを……」
ユウキ「さぁ、兄さん。ケーキを持ってミライの元へ戻りましょう。
『家』とは建物のことを示すのではありません。兄妹全員が集う場所のことを示すのです!」
ヤライ「うう……。ありがとう……。本当にありがとう……」
ヨウジ「ホラ。元気出せよ、ヤライ兄ィ。早く帰ってミライに謝ろうぜ」
ユウキ「そうしましょう。誠意を持って謝罪すれば必ず――」
ケーキ屋「あの……。お客様……」
ヤライ「ん……? あ、すまない。現金を出したまま品物を受け取っていなかったな」
ケーキ屋「いえ……。そうではなく、ケーキ代が不足していらっしゃるのですが……」
ユウキ「え……? こ、困りましたね……。これ以上は持ち合わせが無いし……」
ヤライ「落ち着け。俺に名案がある」
ヨウジ「あん? どうすんだ? カネがねェのに……」
ヤライ「まぁ、見ているがいい。――ケーキ屋。1つ尋ねたいことがあるのだが」
ケーキ屋「なんでしょうか?」
ヤライ「この辺りに小太鼓を買い取ってくれる店は無いか?」
ヨウジ「ぶっとばすぞ!!」
GJ!あなたは何回俺達を笑わせるつもりなんだ…
GJ!ホント、笑わせてくれるぜ!