投下終わり。
ホント俺の小説って意味わかんないとこ多いよなぁ……行き当たりばったりで書くんじゃなかったわ
おつ
乙だ
ルビー氏乙。
今から投下します。
>>554の続き
ヤマブキジムの戦いに勝利し、一休み・・・と行きたい所だが、そんな余裕は無い。
僕は早速、次のジムがあるセキチクシティに向かうことにした。
あそこのジムリーダーの実力はヤマブキのジムリーダーとほとんど変わらないはずだから、レベル上げをする必要は無いだろう。
僕は再びシオンタウンを経由してセキチクシティ向かおうとした。
だがシオンタウンのポケモンセンターに着いた瞬間、どっと疲れが押し寄せて来た。
思えばこの世界に来てから、僕は殆どろくに休んでない上に、死体を見たショックなどよる精神的疲労にも苦しめられた。
昨夜もレベル上げで殆ど寝てない僕は、まだ午後6時だというのにセンターの宿泊施設で熟睡してしまった。
外のポッポが鳴く声で、僕は慌てて目を覚ました。
急いで時計を見てみると、そこにはAM06:00と示されていた。
何と、僕は半日も寝ていたことになる。
慌ててセンターの食堂に朝食を済ましに行った、一刻も早くここを出発しなければ!
しかし食堂のトレーナーたちは皆、建物の中にあるテレビの前に群がっている。
そのただ事ではない様子が気になり、僕も群集を掻き分けてテレビの前に言ってみた。
モニターに映ったニュースキャスターが読み上げた内容は、まさに衝撃的なものだった。
「えー、先程の内容をもう一度読み上げます。
今日の午前2時から3時ごろにかけて大規模な停電が発生し、カントー地方の全ての電力がストップしました。
更に同時刻頃、10番道路の発電所の職員及び警備員合わせて6人が何者かによって殺害されました。
恐らく何者かが発電所を乗っ取り、全国の電気をストップさせたものと思われます。
警察ではこれを複数のロケット団信者による犯罪の可能性が高いと見て操作しています。」
昨日僕が寝ている間にこんな事が・・・
僕の知っている今までの信者の反抗は、お月見山で暴れていた事、のび太を誘拐した事、タマムシシティのゲームセンターを乗っ取ったことだ。
どれも悪質な犯行だが、今回はそのレベルが違う。
目的こそ不明だが、何せ人を殺害し、全国を巻き込んだ騒動を起こしたのだから・・・
僕は朝食を食べることも忘れてセンターを飛び出した。
一刻も早くバッジを集めなければならないと感じたからだ。
猛スピードでセキチクシティに着いた僕は早速ジム戦をする為、ポケモンセンターで回復を済ませた。
いよいよジム戦・・・と行きたい所だが、この先の計画をまず立てることにした。
バッジを取ったら早速グレン島へ行って次のバッジを、そしてトキワで最後のバッジを・・・ん?グレン島・・・
僕は思い出した・・・七つ目のバッジあるグレン島に行くには波乗りが必要なことを。
僕は波乗りができるポケモン、そして波乗りの秘伝マシンすらも持ってないのだ。
とりあえずジム戦は後回しにして、サファリパークに行ってみることにした。
狙うは波乗りの秘伝マシン、そして波乗りを使えて強いポケモンだ。
500円を払って入園し、サファリボール30個とエサ、石を受け取った。
まずは波乗りの秘伝マシンを取りたかったので、僕は野生のポケモンには目もくれず奥にあるキャンペーン小屋へ向かった。(実は途中で一度、ケンタロスに逃げられたのだが・・・)
息を切らして小屋に入ってきた僕を見て中の職員は驚いていた。
「時間制限があるからってそんなに焦らなくても・・・はい、これが秘伝マシンです。」
「ありがとうございます。では・・・」
僕は職員に一言お礼の言葉を述べると、すぐに小屋を出て行った。
次は波乗りを使えるポケモンを捕まえなければ!
ここに来る前に民家で貰っておいたいい釣竿を握り締め、湖の前で釣りを開始する。
狙うのは陸地からでもその存在が確認出来る巨大な水ポケモン、ギャラドスだ。
はたして、僕にあの巨大なポケモンを釣り上げる事が出来るかどうか・・・
2分ほど待つと、ついにギャラドスが釣竿にかかった!
ここから長い格闘が続き、最初は強力だったギャラドスの力が弱まってくる。
いける!そう確信した僕がギャラドスを釣り上げようとしたまさにその瞬間だった、あのアナウンスが聞こえたのは・・・
「いまからここは我々、ロケット団が支配した。
園内にいる奴ら!死にたくなければさっさと出て来い!」
僕はビックリして思わず竿を放してしまい、竿はギャラドスに水中へと引きずり込まれていった。
いや、大事なのは竿のことなどではない、信者がここを乗っ取ったということだ。
よく見ると、周りの客や職員、そしてポケモンまでもが慌てながら避難している。
そして彼らの前に立っていたのは、ロケット団の制服を着た長身の男、セイジだった。
逃げ惑う群集の中、1人だけその場に立ち尽くしている僕にセイジはすぐ気付いたようだ。
「き、貴様はあのタマムシの時の・・・」
タマムシの時、ドラえもんが歯が立たなかったというセイジ、恐らくかなりの強敵だろう。
だが、僕は逃げる気は無い。
これ以上信者の悪行を見逃すわけには行かないから・・・
僕がボールを構えて戦闘態勢に移ろうとしたその時、僕の名を呼ぶ二つの声があった。
「出木杉!」
「出木杉さん!」
声の主は僕と共に旅立った仲間、のび太と静香だった。
恐らくこの2人もポケモンを取りにここへ来ていたのだろう。
「い、いったいどういうことなの?」
今、のび太の疑問に答えている暇は無い。
「説明している暇はない。君たちも協力してくれないか?」
一瞬ためらう様子を見せたが、2人とも首を縦に振ってくれた。
「・・・3対1はさすがにキツイな・・・おい、お前ら!」
セイジに呼ばれた2人の男が出てきた、2人ともかなりゴツイ男だ。
「そこにいる2人のガキと別のエリアで相手をしてやれ。そこにいる奴は俺がやる!」
セイジが僕を指差しながら言う。
命令されたゴツイ2人組はのび太と静香を連れて何処かへ行ってしまった。
そして、このエリアには僕とセイジだけが残った。
「貴様、俺と戦う気か?」
セイジの問いに僕は無言で頷く。
「なら、無駄話は嫌いだからさっさと始めようか。」
セイジは早速モンスターボールを取り出してきた。
僕もモンスターボールを1つ選び、その場に投げる。
すっかり野生のポケモンが逃げ切ってしまったフィールドにサンダースとガラガラが姿を現した。
両者がポケモンを出してから動かない・・・最初に仕掛けたのは僕だ。
「サンダース、影分身だ。」
僕の命令を聞いたサンダースの姿が増え始める。
相手が地面タイプなので自慢の電気技が使えない上、敵の攻撃は効果抜群なのでかなりのダメージを受けてしまう。
相性が不利な敵にサンダースが勝つためには、自慢のスピードで敵を翻弄するのが一番だ。
僕の予想通り、鈍足のガラガラはサンダースにまったく付いてこられないし、攻撃も全て分身に当ててしまっている。
「いいぞサンダース、もっと回避率を上げろ!」
「ホネブーメランだ・・・何度外れても繰り返せ。」
敵は懲りずにホネブーメランで攻撃しているが、今のサンダースに当てるのはかなり至難の業だ。
もう回避率は限界まで上昇した、そろそろ攻撃に転じよう。
敵のホネブーメランが外れたところで、僕はサンダースにシャドーボールを命じた。
だがシャドーボールが命中すると同時に、サンダースにも敵のホネブーメランが命中した。
「何故だ?ホネブーメランは完璧に回避したはず・・・」
僕の疑問にセイジは冷静に答えた。
「ホネブーメランは2回攻撃だ。貴様は一発目を避けた時点でもう攻撃は来ないと誤解したのだろう。」
「こんな馬鹿みたいなミスを犯すなんて・・・行くぞサンダース、もう一度仕切りなおしだ!」
だがサンダースは倒れたまま立ち上がらない・・・嫌な胸騒ぎがしたので図鑑を見てみた。
案の定、そこには瀕死状態と記載されていた。
たった一発のホネブーメランで倒されるとは、なんと言う攻撃力だ・・・まあ、その理由は見当が付くのだが。
「この異常な攻撃力の高さから察するに、太い骨でも持たせているのかい?」
セイジは何も言わなかったが、恐らく間違いないだろう。
だが、原因が分かったところで何かしらの対策を立てることも出来ない。
結局ガラガラはサーナイトの力押しで同士討ちとなって倒れた。
最初の一匹に2匹の犠牲を払うことになるとは・・・やはりこの男、かなり強い。
次の僕のポケモンはポリゴン2、敵はガルーラだ。
残念なことにレベルの差が大きかったようで、ポリゴン2はあっさり倒されてしまった。
僕は遂に最後の一匹まで追い詰められてしまったのだ。
だがまだ闘志は燃え尽きていない、切り札リザードンに全ての希望を託す。
「敵はノーマルタイプか、なら瓦割りだ!」
タマムシデパートの技マシンで覚えさせた格闘技、瓦割りで確実に体力を削る。
「悪いがもう終わらせてもらうぞ、岩雪崩だ。」
敵はリザードンがもっとも苦手とする岩タイプの技を使ってきた。
あれをくらったら確実に終わっていた・・・だが、運よく岩雪崩は外れてくれた。
神も僕に味方しているようだ、そして次の瓦割りでガルーラを撃破した。
「まさか久しぶりに俺を追い詰めたのがこんな餓鬼とは・・・ベトベトン、出て来い。」
追い詰められた、と言う割にはその顔は楽しそうだ。
この状況で勝負を楽しんでいられるとは、それだけこのベトベトンに自信があるという事か。
「リザードン、火炎放射だ。」
リザードンの口から激しい炎が放たれる。
いくら耐久力に定評のあるベトベトンでも、これはかなり堪えるはずだ。
「・・・どくどくだ。」
リザードンは猛毒状態になってしまった・・・が、そんな事はどうでもいい。
毒によるダメージが強まる前に勝負を終わらせてしまえばいいのだから。
2度目の火炎放射をくらったベトベトンが次に取った行動は、なんと小さくなるだった。
どうやら攻撃してくる気はないようだ・・・この勝負、もらった。
だがその考えが甘かった、小さくなるを繰り返すベトベトンに火炎放射が全く当たらないのだ。
遂にベトベトンは肉眼で確認するのが不可能な大きさになってしまった。
おまけにリザードンの体力も毒によってかなり削られている。
急いで攻撃をしなければ負ける、しかし肝心の攻撃を当てることが出来ない・・・僕は見事に敵の術中にはまってしまったようだ。
リザードンが倒れるまでの少ない時間が僕を焦らせる・・・落ち着け、落ち着くんだ!
目に見えないほど小さい敵に攻撃を当てる方法は・・・1つだけある。
成功するかは分からないが、やるだけの価値はあるだろう。
残されたわずかな時間で、僕は最後の賭けに出た。
「リザードン、周辺の地面に火炎放射だ!」
リザードンの攻撃によって地面が炎上し、草木が1つ残らず燃やし尽くされる。
そして火が消えたとき、そこには通常サイズに戻って倒れているベトベトンの姿があった。
目に見えない敵に攻撃をあてる唯一の方法・・・それは敵がいる可能性がある全ての場所に攻撃をする事だ。
「俺の負けだ。バトルに負けるなんて、いつ以来だろうか・・・」
ベトベトンをボールに戻したセイジは自らの負けを宣言した。
そしてその懐から何かを取り出した、その物体は先端から鈍い光を放っている。
あれは・・・ナイフだ!
まさか、バトルに負けたので力ずくと言う事か?
セイジがナイフを振り上げる、足が震えて動けない僕は思わず目を伏せる。
・・・あれ、どこも痛くない・・・というか、何も当たっていない?という事は、もしかして・・・
僕が恐る恐る目を開けると、そこには予想通り、自らの体にナイフを突き刺しているセイジの姿があった。
僕は彼が敵と言うことも忘れて駆け寄っていく。
彼は呻きながら辛うじて話し出す。
「助けようだなんて思うな・・・どのみち俺はあの方に殺される、“敗者には死あるのみ”それがあの方の考えだから・・・」
彼はもう死を覚悟しているようだ、僕にはそれを止めることはできなかった。
そして気になることが1つ、彼が言った“あの方”の事だ。
「あの方とはサカキじゃなくて、僕と共に旅立った仲間の事だろう?」
僕の思い切った問いにセイジは首を縦に振った。
「その通りだ・・・あの方のような人物がお前たちと仲間だったなど、俺には信じがたいがな。」
やはりそうか・・・だがそれだと、もう1つ引っかかることがある。
「君たちは何故、“あの方”に従っているんだい?君たちはサカキに惹かれてロケット団に入ったんじゃないのか?」
この後のセイジの答えは衝撃的なものだった。
「サカキ様があの方を正式な後継者と認めたからだ。
サカキ様が認めた人物こそ、サカキ様の後を継いで俺たちを束ねるに相応しい。」
サカキが裏切り者を後継者として認めた・・・そんな事はあり得ない。
僕たちがこの世界に来た時点ではサカキは既に行方不明となって誰にも何処にいるか分からないのだから。
僕が次の質問をしようとセイジを見たとき、彼はもう息をしていなかった。
セイジの死体を呆然と眺める僕の耳に、自分の名を呼ぶ声が聞こえた。
声の主は静香、その顔は蒼白だ。
よくない知らせだと一発で分かったので恐る恐る聞いてみると、やはりよくない知らせ、しかも想像をはるかに絶するものだった。
「のび太さんが、信者に誘拐されちゃったの。」
話の経緯はこうだ。
2人は信者に連れられて別エリアに移動した後、早速バトルをする事になった。
苦戦したが2人ともなんとか勝利を収めたのだが、のび太の相手は突然暴れだし、その後のび太を連れて何処かに飛びたって行ったのだという。
まさかのび太がまたもや誘拐されるとは、最悪の事態だ。
しばらくすると、そこにサファリパークの職員達も駆け寄ってきた。
僕たちは事務所に連れて行かれ、先程までの経緯を説明した。
一応、のび太が誘拐されたことは伏せておいた
特にセイジの死体については、説明するのが大変だった。
静香は先程死体に気付いていなかったので(というか、僕が見せないようにしていた)その話を聞いて驚いていた。
一通りの話を終えた後、僕は早速園長達職員一同に頭を下げた。
バトルの最中に園内の草木を焼き払い、ポケモンが住みづらい環境にしてしまった事だ。
だが園長からは意外な返答が帰ってきた。
「構わないよ・・・そんなな事、君たちが信者を追い払ってくれたことに比べれば大したことじゃないよ。
君たちのおかげで被害も少なかったしね。
どうせしばらく閉園にするつもりだから、その間にまた草も生えてくるさ。」
地面を焼き払った罪悪感が、園長の優しい言葉でいっきに軽くなった。
さらに彼は思わぬサプライズプレゼントを用意してくれた。
「これは君たちへのお礼の気持ちだ。
どちらもこの地方では捕まえることが出来ない貴重なポケモンなんだよ。
園長はそう言うと、僕にタマザラシ、静香にロゼリアを渡した。
波乗りが出来るポケモンを探していた僕にとっては、嬉しいサプライズとなった。
僕は何度も園長にお礼を言った後、やはり何度も頭を下げながら事務所を後にした。
現在の状況
セキチクシティ
手持ち リザードンLV38、サーナイトLV36、ポリゴン2LV31、サンダースLV34、タマザラシLV28
バッジ 5個
出木杉メモ
名前 手持ち
のび太 ヤルキモノ、キノガッサ、ディグダ(クチバシティ時)
ドラえもん フシギソウ、ピジョン、ビリリダマ(タマムシシティ時)
静香 ロゼリア、他不明(セキチクシティ時)
ジャイアン エビワラー、ニドキング(シオンタウン時)
投下終了です。
途中で投下が遅くなったのは、「文章が長すぎます」と「改行が多すぎます」に苦しめられていたから。
おかげで
>>734がかなり短くなってしまった。
>>735とあわせて1つのまとまりになっていたのに・・・
乙、乙、だから乙だって!
乙です
正直、乙だろ
乙ー
挑戦者氏、ドラAAモン氏、ルビー氏、出木杉未来氏乙
俺、もう少し投下頻度を上げることにした
予定より早く、ズイタウンに入ることができた。
のどかな町で空には、ムックルやポッポが飛び交っている。
途中大きな塔があり、上ってみようかと思ったが時間も無いのでやめた。
ズイタウンは寒い、シンオウ地方の中では暖かい土地だった。
のどかなズイの町を歩いていると、突然大柄な男が俺の前に立ちふさがった。
『お前がギンガ団だな……ぶっ殺してやる!!』
突然俺に殴りかかってきた、不意打ちだったため、腹に突きが命中し地面に体を打ち付けられた。
「な、なんだお前は!?」
「……そうか…俺みたいな奴のことは記憶にすらねぇのか
ヒロトだ……お前らギンガ団にポケモン殺されたんだよ!ケンタロスあいつを殺してやれぇ!」
ケンタロスが突進してくる、リオルを出し、それに対抗した。
「そいつがお前のポケモンか……俺のピィと同じ目にあわせてやる!」
バトルは俺の圧勝だった。
ノーマルタイプと悪ライプの技しかないケンタロスは、格闘タイプのリオルにとって敵では無かった。
『くそぉぉぉぉぉぉぉぉお……なぜだ!なぜ勝てないんだぁ!?』
「お前のケンタロスがせめてLv29まで育ってたら勝てたかもな……」
ケンタロスはLv29になると、思念の頭突きを覚える。
「くそ…ギンガ団のくせに……ギンガ団のくせに……」
「そもそも俺はギンガ団では無い、なんなんだお前は?」
俺の方をジロジロと見てきた、すると突然立ち上がった。
「……どうやら俺はとんでも無い勘違いをしていたようだな
俺がおごるからカフェやまごやにでも着いて来てくれ」
なにやら急にこの男……ヒロトはおとなしくなった、しかし先ほどのピィの話は気になる。
俺はヒロトと一緒に、カフェやまごやに行った。
「勝負のあとはおいしいモーモーミルクごっくんしてください」
俺とヒロトは、カフェやまごやに来ている
「突然すまないな……じゃあ早速だが俺の話を聞いてくれないか?」
ヒロトの話は昔……といっても数ヶ月前だが、ギンガ団に突然喧嘩を売られ、戦ったが敗北
そして手持ちのピィを奪われたが、弱いと言われ目の前で殺されたという話だった……
その話を聞き、目が熱くなってくる。
「俺もなるべく忘れようとはしてるんだがな、毎日墓参りに行っちまうんだよ……」
「俺から一つ質問がある、なぜ俺をギンガ団だと言ったんだ
今日俺達は初めて会った、それに俺はどこからどう見てもギンガ団員には見えない」
「ああ、それがな……今日も墓参りに行ったんだがその時に
"青い髪で青いリュック"を持った奴が、今日ここに来るそいつはギンガ団だと言われたんだ」
誰だそいつは?俺は人に恨み言を買った覚えは無いぞ……どんな奴だ?
「それがな……よく覚えていないんだ、それを聞いた瞬間怒りで何も分からなくなっちまった」
「分かった……俺もそろそろトバリシティに行きたいんだ、もういいか?」
「ああ……話を聞いてくれてありがとうな、
俺がこんなんじゃいつまでもあいつは成仏できなぇなぁ……」
カフェやまごやを出て、ロストタワーに行きピィのお墓参りをした。
そして俺は再び歩き出す、トバリシティを目指して……
―――――某所某時刻
高層ビルの最上階のデスクには、一人の男が座っている。
そしてその前には三人の人間がいた。
左からギンガ団の幹部……マーズ、ジュピター、サターンである。
「そろそろ教えていただけませんか?なぜあの少年を倒せば………の………になれるかを」」
マーズがデスクに座っている男に尋ねる。
「………もうあいつがここの町に来るころか、そろそろ話しておくべきか」
幹部三人の間に緊張が走る
「そ、そうだったのですか!?」
「すまなかったな今まで隠していて、あいつは数年前に――」
幹部達はデスクに座っている男の話を、身動き一つとらず聞いていた
「ここに来たときは手厚く迎えてやれ……」
「「「……分かりました…アカギさま……」」」
三人の幹部は去っていった。
ナナシ
リオルLv27ゴルバットLv25ロトムLv24
投下終了
この話はいつか重要な話となる
前の投下も、今回の投下も
句点を増やしたつもりなんだが、まだ足りないかな?
乙
こんなかんじでいいよ
投下いたす
ポケモンリーグ、第2の間。
ジャイアンのボーマンダがアスナのバシャーモを威嚇し、脅えさせた。
「いくぜ、すてみタックル!」
ボーマンダの巨体が急降下し、自らが傷つくことも顧みずにバシャーモに襲いかかる。
その質量を体に受けたバシャーモがたまらず吹き飛ばされた。
「さすがにあの攻撃力は脅威ね……」
アスナの顔も曇るが、バシャーモをここで下げるわけにはいかない。
『ここはひとつ、タケシの知識の少なさを利用させてもらうわ』
出木杉様が言うには、タケシはスネ夫というブレインがいなければタダの粗暴な少年だということ。
腕をクロスさせ防御態勢をとるバシャーモに、ジャイアンはここぞとばかりに追い討ちをかける。
「よっしゃ、次はドラゴンクロー!」
捨て身タックルによる反動を嫌ったジャイアンがドラゴンクローを命令すると、ボーマンダはバシャーモにその爪を振るう。
「ビルドアップ!」
バシャーモは攻撃を受けながらも、自らの能力を上昇させてきた。
「そんな状態で今更どうするってんだよ!」
「今の攻撃で倒せなかった事、後悔するわよ」
追い詰められているにも関わらず、アスナの自信は揺るがない。
「何か企んでるんだろうが、コイツでおしまいだぁっ!」
ボーマンダが再びドラゴンクローで攻撃する。
「こらえなさい、バシャーモ!」
バシャーモは身構え、その爪を真っ向から受け止めた。
その迫力にジャイアンが思わず後ずさる。
「こ、こらえるかよ……バシャーモってそんな技使えるんだ……」
だが、自分の優位は変わらない。
そう思っていた。
「ヒッ……!」
ジャイアンは思わず声を上げる。
バシャーモの体から炎のオーラのようなものが吹き出しているのだ。
バシャーモが視界から消える。
「つじぎり!」
バシャーモの爪がボーマンダの背中にヒットし、その身を地に叩き伏せる。
一撃でかなりのダメージを受けてしまうボーマンダ。
「あり得ない、あんなダメージあり得ない……しかもスピードまで上回って……」
アスナがニヤリと笑う。
「あんたも最初に貰ったポケモン達の特性は覚えておくことね」
そう言われてジャイアンがハッとなる。
『そういや滅多にピンチにならないから忘れてたけど……』
確か、最初に貰える三匹はHPが減少すると強くなる特性があったはずだ。
「猛火……なのか」
「ボーマンダ、ねむるんだ!」
著しく奪われた体力を回復するため、ボーマンダは眠りにつく。
その様子を見て、アスナはほくそ笑んだ。
『やはりひとりではあの程度のようね、すっかりビクついている』
バシャーモの猛火は、炎タイプの技しか強化されない。
相手より素早くなったのはカムラの実の効果であり、猛火ではないのだ。
『つじぎりが急所にヒットして、すっかり誤解したってわけね』
辻斬りの急所ヒット率の高さに賭けたが、どうやら誤解を誘導する作戦は成功のようだ。
「ビルドアップ!」
バシャーモがさらに戦闘力を上げていく。
目を醒ましたボーマンダより先に、バシャーモが再び辻斬りを炸裂させた。
再び急所に直撃し、何も出来ずに戦闘不能にされるボーマンダ。
「そ、そんな……一撃で……」
「さて、次はどうするのかしら?」
ジャイアンはエースであるボーマンダを失い、すっかり動転してしまっている。
数日前━━
「スネ夫、お前のパーティーってチマチマした攻撃しかしないよな」
ジャイアンがバカにしたようにスネ夫を笑う。
だが、スネ夫は全く気にもせずに返した。
「ジャイアン、継続ダメージを馬鹿にするなよ」
「毒とか火傷とか食らっても、先に倒せばいいじゃん」
ジャイアンの軽率な考えに、スネ夫がやれやれと首をすくめる。
「まあジャイアンの持つアイツ、使ってみなよ。継続ダメージのありがたみがわかるからさ」
「そんな事ねえって」
ジャイアンはガハハと笑った。
そして舞台は戻る。
「相手HPは1。敵より先に、わずかでもダメージを……そうか、コイツで!」
ジャイアンは戦闘不能のボーマンダを収め、代わりに新たなポケモンを繰り出した。
「いけえっ、バンギラス!」
バンギラスの巨体が姿を現すとその周囲の砂が巻き上げられ、竜巻を形作る。
その砂嵐を身に受けたバシャーモは、ゆっくりと崩れ落ちた。
「やはりバンギラスを持っていたのね。以外と知恵が回る……」
バンギラスの特性、砂起こしによる砂嵐の継続ダメージは厄介だ。
だが……
「アンタがバンギラスを使うだろうことも、アタシはお見通しだよ!」
アスナは4体目となるポケモンを繰り出した。
「いけっ、グライガー!」
現れたのは意外な伏兵、グライガー。
「グライガー、だって?」
進化ポケモンでもないグライガーを出してくる意味が分からない。
「グライガー、かげぶんしん!」
グライガーの姿がぶれ、その回避率を上昇させる。
「一回積んだくらいで調子に乗るなよ、バンギラス!」
バンギラスのストーンエッジがグライガーに襲いかかるが、ただでさえ命中率の悪いストーンエッジは命中しない。
「くそっ!」
悔しがるジャイアンを冷静に見つめるアスナ。
『やはりグライガーの特性も知らないようね』
グライガーの特性、それは砂隠れ。
バンギラスの砂嵐を逆に利用したアスナの戦術なのだ。
バンギラスは次々と技をくりだすが、グライガーには当たらない。
たまに命中してもグライガーは羽休めで体力を回復してしまう。
「ど、どうなってんだ……」
ジャイアンは自分の攻撃が当たらない事に苛立ちを隠せない。
「影分身は限界まで積んだわ、次はつるぎのまい!」
次にグライガーは攻撃力を増強していく。
バンギラスはストーンエッジや逆鱗で攻めるが攻撃は当たらず、逆に混乱して自らの体力を削ってしまった。
「そろそろいいようね……」
限界まで攻撃と回避を上昇させたグライガーは、アスナの命令を受けてボールに戻ってしまった。
「せっかく積んだ補助効果を……意味がわかんねぇ」
ポケモンを戻してしまっては、補助効果はリセットされてしまう。
全てが無駄になってしまったのだ。
ジャイアンが首を傾げるが、理由はすぐに判明する。
「グラードン、バトンタッチを受けて出てきなさい!」
アスナがボールを投げると、満を辞して現れる伝説のポケモン。
グラードンはその巨大な身体をゆっくりと動かす。
「グラードン、じしんっ!」
アスナが叫ぶと、グラードンは自らの右足を思いっきり踏み込んだ。
衝撃波が発生し、バンギラスを激しい揺れが襲う。
そのダメージはジャイアンが予想するより遥かに高く、一撃でその体力を奪ってしまった。
「つ、強すぎるっ!!」
バトンタッチによる補助効果受け継ぎで攻撃力が限界まで上がっているのだ。
しかも、このグラードンは回避率も限界まで積まれている。
「これじゃ、弱点ないじゃんかよ……」
ジャイアンには目の前の赤い巨獣が絶望の壁に見えていた。
アスナが笑う。
「さあタケシ、次の生け贄を出しな……」
「くっ……」
ちと少なめだが投下終わり。
べ、べつにあんたのために言うんじゃないんだからね!?
乙
激乙
乙
逆鱗の攻撃は相手に当たらない限りは混乱しないのだが
どうなんだろう
乙
あのスレの連載はどうなってる?
>>バンギラスは次々と技をくりだすが、グライガーには当たらない。
>>たまに命中してもグライガーは羽休めで体力を回復してしまう。
ストーンエッジや逆鱗がたまに命中してるわけだからいいと思う
たまに当たってるからいいんじゃない?
たぶん人気投票最下位記念というわけで投下したかったわけだが、
容量が足りないな。
新スレ作るか?
逆鱗は最初の一発が当たれば次が外れようと混乱するはず
新スレ立てについては、バーボンスレにて立候補
それにしてもドラーモン氏のバトルは毎回多彩だな
>>768 うん、ガブリアス使ってるからよく分かる
ちゃんと小説も見ずに、質問してすまんかった
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ
| _| -| ・|< || |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
「500kbゲットだぜ!」
「暇な奴だな」
ごめんまだだった
反省してる
もうやらない
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ
| _| -| ・|< || |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
「
>>773どんまい」
「かといってこっちも取れる自信ないけどね」
埋め
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ
| _| -| ・|< || |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
「俺・・・この戦争が終わったら死ぬ」
「それはよかった」