ここは、ドラえもんやのび太達がポケモントレーナーとして活躍する小説の9スレ目です。
こちらのスレでは自分の書いた小説を投稿することが出来ます。
作品投稿の際には以下の点に注意してください
▼作品を投下する時は、酉と作者名は必ずつける事。
※酉のつけ方:名前欄に作者・作品名#好きな文字列(全角4文字または半角8文字)と入力
※酉のテストを行いたい方は
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/poke/1166767588/ このスレです
▼読みやすいように自分の前作品に対しアンカーをつける事。
▼作者は、常に自分の作品の質を向上させるように努力しましょう。
▼読者から評価が得られた作品については、完結させるように努力しましょう。
▼自信がなくて怖い人やスレ違いと思う人はぽけもん板(次のテンプレ)に書き込みましょう。
▼自作自演しても後で叩かれるだけなので泣く前にやめときましょう。
小説読者の皆様へ
▼作品の評価書き込みは冷静かつ客観的にお願いします。
▼自分の気に入った作品の作者には応援書き込みをしましょう。
皆様の応援が作者の小説作りへの励みとなり、活力にもなります。
▼作者を中傷すること、またその人を相手にすることはやめましょう。
どうしても我慢できない場合は雑談スレへどうぞ。
▼これは常識ですが、荒らし又はそれに反応する人は全てスルーして下さい。
荒れる元です。
びっぱーふら
>>3 いや…叩いてもかまわないとかそういう意味じゃなく…
少しは相談しろよあほ
お前一人ですべて背負い込むな! 俺たちは…仲間だろ?
こんな早く新スレ立てるなよ
9スレ目になってるし、それに前スレが今日中に埋まらなかったら悲惨だぞ
早漏杉
ほら、叩けよ
俺のこと憎いんだろ?
しかしお気に入りに追加をする俺ガイル
>ここは、ドラえもんやのび太達がポケモントレーナーとして活躍する小説の9スレ目です。
9スレ目?
>>12 細かいこと気にしてちゃ社会にも出れないぞ
まあルールを守らない奴は話になんないけどな
今回は1乙が1のせいで読めないという新しい状況だな
いつかは1をけなすようなSSが投下されたキガス
今回はもっと酷いがな
前スレの1000乙が自然じゃね?
アタシは
>>1。
今年の春からノモセ商科大学の学生になるの。
で、四月までいてもたってもいられなくなって、ちょっと早いけど田舎のズイタウンから出てきちゃった!
ということでノモセ不動産前。
「うーん、家賃6万以下で大湿原の見晴らし最高の部屋ってないかなぁ……」
何事もノープランで突っ走る
>>1、もちろん事前に部屋など借りていない。
不動産屋の貼り紙を見て溜め息をつくしかなかった。
「はぁ……失敗したなぁ、自己嫌悪」
トボトボと不動産屋を離れる
>>1。
とりあえず今日の宿だけでも探さなければならない。
「よ〜う彼女!一人で何してんだい?」
背後から声をかけられた
>>1は嫌な予感がしつつも、ゆっくりと後ろを向いた。
「ハーイ」
『やっぱり……』
声をかけてきたのはガムをクチャクチャと噛んでいるロン毛のチャラ男。
その左にはスキンヘッドの小男も嫌らしい笑いを浮かべて
>>1を値踏みするようにジロジロと見回している。
「か〜のじょ、俺らと楽しいことしようよ」
「へ……へへ……」
二人の男の目的は明らかだ。
>>1はふいと背を向けると、一目散に走り出した。
「ちっ、逃がすかよ!」
二人の男も
>>1を逃がすまいと後を追いかけてくる。
「はぁ、はぁ、はぁ」
日が落ちて暗くなってきた林を
>>1は必死で走る。
しかし女性の一人身でトランクケースを抱えて逃げ切れるわけもない。
ほどなくロン毛のタックルをくらって倒されててしまう。
「ゼェゼェ、自分から人気のない所にくるなんて、誘ってんのか?」
「いや、やめて!大声出すわよ!」
ロン毛は仰向けに倒れた
>>1の腹の上に腰かけると、ニヤニヤと笑った。
「今日はノモセ大湿原のクイック号竣工記念イベントだってよ、その騒ぎで街には声はとどかないぜ……」
スキンヘッドがトランクケースに結び付けられている名札を見ながらこちらにやってくる。
「い、
>>1ちゃんっていうんだ……うへへ」
大ピンチだ。
『あぁ、こんな事ならベージュのブラじゃなくて勝負下着を付けてくればよかった』
あまりの緊急事態にどうでもいい心配をしてしまう
>>1。
こんな事なら二ヶ月も早く来なければよかった。
皆の意見も聞かずにスレ立てを急がなければよかった。
しかし後悔をしても遅い。
「いい乳してんじゃねえか……拝ませてもらうぜ」
ロン毛の両手が
>>1の襟元を掴む。
>>1が純潔を失う覚悟をした瞬間、いやらしく歪んだロン毛の顔の右側が何か鈍器のようなもので潰された。
「ぷげああああっ!!」
上 にのしかかっていたロン毛がすごい勢いで左に吹き飛ばされる。
「な……」
>>1は目の前で起こった事実を必死に整理する。
ロン毛を吹き飛ばした鈍器は、丸太のように太い腕から繰り出された拳。
そしてその拳の持ち主は上半身裸の覆面レスラーだった。
『なぜ、こんなところにレスラーが?』
ロン毛を助け起こすスキンヘッドに、覆面レスラーが指を突き付ける。
「ノモセの平和を見出す不良ども、このマキシマム仮面が成敗してくれる!」
「マキシ……なんだって?コイツやべえよ……」
覆面レスラーの異様に圧倒された二人の男はヤバい雰囲気を察したのか、何も言わずに退散する。
「お嬢さん、無事だったかい?」
マキシマム仮面と名乗った男が倒れている
>>1に手を差し出す。
>>1はゆっくりと手を差し出し、その大きな手を掴んだ。
『マキシマム、仮面、様……』
恐い思いもしたが、
>>1は後悔していなかった。
『スレ立て焦っちゃったけど、これはこれでオッケーかな』
>>1は目の前の謎多きマスクマンに恋をしてしまったのだ。
四月。
新生活が始まった。
結局
>>1は大学の女子寮に世話になることになった。
八畳二人部屋、これが四年間を過ごす新しい世界だ。
「あーあ、今日も会えなかったな……マキシマム仮面様」
顔を赤くしながらマキシマム仮面ポスターを見つめる
>>1。
それを呆れたように見ているルームメイト。
「ねぇ
>>1、そんなにマキシ……いやマキシマム仮面に会いたいならノモセジムに行けば?」
その言葉を聞いてギロリと睨み返す
>>1。
「あそこのジムリーダーはマキシとかいうオッサンでしょ!私が会いたいのはマキシマム仮面様よ!」
ルームメイトは溜め息をついた。
どこまで彼女の目は節穴なのだろう、こうなったらストレートに話すしかない。
「いや、だからマキシマム仮面はマk」
「じゃあ行ってきまあ〜す」
ルームメイトの言葉も聞かずにさっさと出ていってしまう
>>1。
「アタシ、マキシマム仮面様のお嫁さんになるのよっ!」
投下終わり。
もしかしたらスレ立て人が女性かもしれないから、今回はこんな形にしてみましたw
さすがwww
これが勝手にスレ立てた奴の末路か……
それじゃここからこのスレは
「オリジナル性があり、誰からも読まれ、周りから好かれる、期待の新人育成のための相談所スレ」
別名オダマキ新人相談所スレに変わります
?
この案はなかなか良いと思うが……
これから先現れるであろう2ちゃん初心者の新人や
作品を投下したいけど踏み切りがつかないという人に役立つと思う
そんなことバーボンで事足りるだろ
独立スレ立てるほどのエリート世話人がいるのか?
そもそもこれ以上ポケドラスレが建つと
ポケドラスレ建ちすぎとか言われて荒らされるかもしれんぞ
じゃあこのスレはどうするか
このスレを本スレにするのは流石に……
しかし本スレにする以外に方法は無いだろ
ドラーモン氏がまた新たに1乙小説を書いてくれるとは思えないし
テンプレならぽけもん板に置いといて次スレから活用すればいい
そうか……
こういうことをはする初心者は本当に迷惑だな
ルールを守れない様な奴は消えて欲しい
本当だな
だがテンプレに次スレはいつ誰が立てるかを入れなかった俺たちにも責任はある
もう少しテンプレを真面目に考えるか
何を確信しとるのかは知らんが消えてほしい
35 :
1:2007/02/11(日) 08:41:35 ID:???
分かった、消える
俺の作品もここまでか……
>>35 それが釣りじゃないとして
お前がどの作者でも、たとえドラーモン氏であっても
最低限のマナーが守れない奴はダメだ
今カッコ良いこと言ったな
朝は誰も居ないな
俺が居る
今、誰か居る?
俺が居る
以降このスレはひっそりと活動し続けます
結局使うらしいですよー
前スレ970乙は書かれるのか?
過疎
>>44 貴方はなんの働きもしていない人に給料を渡すのですか?
そういう事です
今回1乙は嫌だから1000乙がいいな
一週間ぶりですいません。
今から投下します。
『僕は死んだのか?』
のび太は暗い闇の中で目覚めた。
「ここは……さっきの部屋なのか?」
「そうだよ。のび太君」
「!?」
のび太は寝そべった状態からすぐさま立ち上がり戦闘体勢をとった。
「さすがに動きが早いね。でも僕は敵じゃあ無いよ」
目が暗闇に慣れていき、声の主がはっきり見えてきた。
「…あなたは……タイムパトロールですか?」
「久しぶり…いや初めましてと言うべきかな。
僕はクッド。仲間からは隊員Cと呼ばれてるよ」
このクッドと名のる青年。
見た目は20歳前後。肌は白く髪は黒のショート。
初対面だが何処か懐かしい雰囲気を漂わせる不思議な青年だった。
「クッドさんが僕達を助けてくれたんですか?」
「そうだよ。ギリギリ間に合って良かった。
あと少し助けるのが遅かったら死んでいた所だよ。
僕がこの部屋に入ってきた時、君達に瓦礫が落ちてきた所でね。
僕はとっさにウルトラストップウォッチを押して時を止めて、君達をすぐに移動させたのさ」
「じゃあジャイアン達は……」
「よぉ、のび太!起きたか」
後ろにはジャイアンとスネ夫が立っていた。
「クッドさんが言ってた通りこの先にタイムパトロールは監禁されてませんでした」
「そう……やっぱりな」
状況がいまいち飲み込めないのび太にクッドは説明を加えた。
「剛田君達はあの時気絶しなかったんだ。
だからこの先に僕の仲間が捕まってないか確かめに行ってもらってたんだ」
「じゃあ今も時間は止まったままなんですね?」
のび太は周りを見渡した。
天井から今にも崩れそうな岩が顔を出したまま止まっている。
「だったらこのまま出木杉の所へ」
「それは無理なんだ」
クッドはポケットからウルトラストップウォッチを取り出した。
「これは……」
時計は画面にヒビが入り、今にも壊れそうな状態だ。
「出木杉は頭が良いみたいだよ。
僕達がこの時代に来ることを予想して未来の道具対策を用意していたみたいだ。
何の影響かは分からないけど使用した道具は使えなくなってしまうんだよ」
出木杉は使い物にならなくなったショックガンの引き金を引いて見せた。
「この時計が壊れるまで後もって10分。
10分以内にここから脱出しないといけないんだ」
「おぉ!久しぶりの外だぜぇ!」
ジャイアンは外に出たことの嬉しさに思わず、叫んでしまった。
脱出はスムーズにいった。
ジャイアン達が先に罠を解除してくれたおかげで
走れば5分もかからずアジトの外に出れた。
そこから係員に見つからないようにドームの外に出たのだった。
「そう言えば凄い長い時間地下に居たからねぇ……
ん?のび太どうした?」
のび太はボーっと前だけを見ていた。
「え?……いや何でもないよ」
「きっと疲れたんだよ。明日も試合何だろ?
のび太君のお父さんには僕から言っておくからもう部屋に戻りなよ」
三人はうなずき、部屋へ帰って行った。
「……昔から変わらないな。
こんな見ず知らずの男を信用する何て……」
クッドは一人笑い、空を見た。
「でもそれが彼等の良い所なんだよな……」
クッドは少し目をつむり考えた後、裏山に向かった。
『後は……あのことを伝えるだけだな』
「……もう朝か」
のび太は早めに目が覚めた。
窓からほのかに太陽の光がさしこんでいる。
まだ熟睡中の二人を起こさないように部屋を出て
ドームの外のベンチに座り、ジュースを飲みながら周りを眺めた。
「そう言えば……こんなゆっくりの朝って久しぶりだなぁ」
あの事件から三ヶ月。
朝起きたらすぐに戦いか修行の毎日だった。
「まぁ起きたらすぐドラえもんに怒られて学校に走って行ってたんだけどね」
自分で言ったことがおかしくてのび太は笑った。
「ドラえもん……無事だよね」
あれから一度も聞いていない独特のドラ声がとても懐かしかった。
「のび太君」
声の方を向くと、クッドがこちらにやって来た。
「君に話しておきたいことがあるんだ」
「分かってますよ。
ドラえもんに聞いたことがあります。
もしもボックスの使用には2つのルールがあるって。
1つは世界の中で人を殺してはいけない。
もう1つはあまり長期間使用をしてはいけない。
この2つのルールの内どちらか1つでも破られればタイムパトロールは強固の手段をとる」
「そう……全世界の未来を変えない為に使用者を殺すんだ。
そしてその攻撃はあと数日以内に始まる。
つまり君の友達……出木杉を救うには数日以内にもしもボックスを破壊しないといけないんだ」
のび太は拳を強く握り締めた。
タイムパトロールが来た時から予想はついていた。
だけど……やっぱりこの決まりはおかしい。
「……どうして。どうして殺す必要があるんですか?」
ガシッ!
「あいつはただ母親と一緒に居たかっただけ何だぞ!」
のび太はクッドのすそを掴み叫んだ。
「あなたに分かりますか!
家族が……居なくなって…一人ぼっちのあいつの気持ちが……
僕達にはあいつを救う義務がある!あなた達には絶対殺させはしな…」
ドシャッ!
クッドはのび太を地面に叩き付けた。
「話をよく聞くんだ!
僕はまだ数日あると言ってるんだよ!
君達がどんなに出木杉のことを思ってるかは僕も知ってる。
僕が攻撃を延ばしてる間にもしもボックスを破壊しろって言ってるんだ!」
「……まさかあなたが攻撃を延ばしてくれてたんですか?」
「そうだよ。この時代のことは未来でもかなり有名になってる……
攻撃の開始はもう秒読み何だよ!」
「そうだったのか…」
のび太はクッドの言葉にショックを受けた。
いくら出木杉でもタイムパトロールの力には勝てないだろう。
それどころかきっとこの街もかなり被害を受けることになる。
只でさえ厄介なこの状況。
さらに厄介になることは間違いなかった。
「安心してくれ。僕が後5日はもたせる。
出木杉を救いたいなら5日以内にもしもボックスを破壊するんだ」
「…分かりました。必ず出木杉を…いやみんなを助けてみせます」
「頼んだよ」
のび太は無言でうなずいた。
「それと……実は君と話をしたいと言う人がもう一人いるんだ。
誰か分かるかい?」
「?……誰が…」
困惑するのび太に聞こえてきたのはあの懐かしい声だった。
「のび太君」
「!? こ…この声は…」
「通信が可能なのはこの一回だけだ。思う存分しゃべりなよ」
クッドの声はもうのび太に聞こえてはいなかった。
気付けばクッドの手の通信機は奪い取られていた。
「ドラえもん!」
「のび太君!」
「……久しぶりだね」
不思議だ。今まではしゃべりたいことが沢山あったが実際にしゃべってみると…
「何か……何しゃべれば良いか分かんないね」
どうやらドラえもんも一緒の様だ。
僕達は笑った。
ただそれだけなのに……凄く嬉しかった。
それから約五分。
何のへんてつも無い雑談が続いた。
「じゃあまたね」
といつも話し終る様に話は終わった。
正直……どんなことを話したかは覚えてない。
ただ……生きてくれているだけで良いのだ。
言葉何か交さなくても……目を合わさなくても……
生きてくれてる。
それだけで……僕は…
「それじゃあ僕は行くよ」
クッドはポケットから小さなミニチュアを取りだし、地面に置いた。
するとそれは大きくなり巨大な宇宙船…いや時空船になった。
その後地下で会ったビーが裏山の方から現れ、
のび太と軽くしゃべった後時空船に乗り込んだ。
次にクッドが時空船に乗り込んだが、何かに気づき降りてきた。
「ピンチの時はこれを使ってくれ」
タイムパトロールは去って行った。
のび太の心に不安と希望を与えて……
やっとトーナメントに戻れる……
あとたぶん俺のは一番ドラが出てない作品だと思った。
隊員C
>>51-57
乙
ミュウ氏はなんとなく好きだぜ
乙
>>52のショックガンを使って見せたのは出木杉じゃなくて隊員Cの誤字?
>>60 すいません……誤字です。
出木杉が何でこんな所に居るんだろうか……
ミュウはクオリティー上げたな・・・
ミスった。これじゃミュウ=1000みたいだな。
とにかくGJ
自演乙
えんじ乙
67 :
65:2007/02/12(月) 16:22:12 ID:???
今気づいた
誤爆スマソ
何がスマソなんだ?
自演乙についてじゃね?
じゃあ今気付いたってのは・・・よくわかんね
結局ここが本スレになるのか?
>>71 イイのか…
普通にイイと思うのだが……
人それぞれか
投下来ないかな
今から投下します。
らーめんのスレは消しておきました
≪スネ夫サイド≫
ここは海底洞窟の最深部。
つまり、伝説のポケモン・グラードンのいる所だ。
もちろん、マツブサも僕の隣にいる。
「これが……グラードンか……」
マツブサの表情が、その雄大さを物語っている。
そして、マツブサは懐からあいいろのたまを取り出した。
「蘇れ。グラードンよ……」
マツブサがあいいろのたまをかざそうとした――その時。
「ジュカイン、泥棒だ!」
僕はボールからジュカインを出し、あいいろのたまを奪わせる。
「貴様……何のつもりだ!」
「見ての通りさ。僕は裏切った。グラードンを復活させるわけにはいかないからね」
僕は悟っていた。
あのジャイアンとのバトル。
僕は間違っていたんだ……。
「この私にたてつくというのか……いいだろう、この場で貴様を倒してやる!」
フン、僕もそのつもりさ。
もう迷いなんてどこにもない。苦しむこともない。
今、この場でケリをつけてやる!
伝説のポケモンを間に挟み、僕とマツブサが対峙した。
≪スネ夫サイド≫
「頼んだよ、マルノーム!」
僕はジュカインをボールに戻し、マルノームを出す。
「いけ、グラエナ!裏切り者を倒せ!」
ムラムラとした空気の中、ついにバトルが始まった。
「マルノーム、ヘドロ爆弾!」
「よけて噛み砕け!」
グラエナはヘドロ爆弾を軽々かわし、勢いよくマルノームに噛み付く。
「そのまま……破壊光線!」
マルノームから口を離したグラエナ。
そして、口に光の粒子を集め出した。
「よ、よけろ!マルノーム!」
僕が叫んだときには、もう遅かった。
至近距離から放たれた破壊光線は、マルノームの体力を根こそぎ奪い取った。
「くそ……いけ、クロバット!」
僕はクロバットを出した。
力で押し負けるなら、変化技を使えるコイツが一番だ。
……だが、僕の考えは通用しなかった。
「貴様の考えは読めている……グラエナ、挑発!」
「し、しまった!」
挑発。攻撃技を強制する技だ。
「決めろ!アイアンテールから破壊光線!」
グラエナは鉄の尻尾で一撃を与え、そこから破壊光線を繰り出した。
クロバットは、羽ばたいていた翼を休め、ゆっくり地に落ちる――
強い……。だけど、負けられない。ここで、今までの僕の過ちにケリをつける!
≪スネ夫サイド≫
強い。連続攻撃を繰り出しても、グラエナは疲れている様子を見せない。
これがレベルの差ってやつか……。
「いけ、ユレイドル!」
僕が次に選んだのはユレイドルだ。
コイツの耐久力なら、そうやすやすと倒れはしない。
「ユレイドル、ギガドレインだ!」
――それから僕はひたすら粘り、ついにグラエナを倒した。
ド忘れと根を張るも使ったから、守りは万全だ。
つまり、ユレイドルは不落の城と化したんだ……この勝負、もらった!
「中々やるようだな……いけ、バクーダ!」
「無駄だよ。もう、僕のユレイドルに攻撃は通じない」
僕は余裕をかまし、言い放つ。
だが、マツブサは不適な笑みを浮かべている。
「甘すぎるぞ……バクーダ、地割れ!」
辺りの地面にヒビが入り、それはユレイドルを襲った。
「そんな……一撃必殺技を持っていたなんて……」
僕の読みが甘かった。
不落の城――崩れない砦――それはいとも無残に崩壊したのだ。
僕の自信は、一瞬にして不安へと姿を変えていった。
≪スネ夫サイド≫
正直、かなり危険な状態だ。
ライボルトの電気技はバクーダには通じない。
かと言って、ジュカインを出すと炎技でやられる。
……残りの一匹は、まだ温存しておかないと。
僕の読み通り、マツブサが更なる切り札を用意しているとしたら……
今、ここで出すのは危険だ。
……だとすると、コイツでいくしかない。
「いけ、ジュカイン!」
攻撃が通じないライボルトよりは、ジュカインの方が使えるはずだ。
「ジュカイン、リーフブレード!」 「火炎放射だ!」
切り掛かるジュカインを迎え撃つ形で、バクーダが火炎放射を放つ。
だけど、この展開は読んでいたよ。
「高速移動でかわせ!そしてそのまま攻撃だ!」
ジュカインは圧倒的なスピードで火炎放射を避け、そのままバクーダを切りつけた。
だけど、致命傷は与えられていない。
こうなったら、あの手でいくか。
「中々やるな……。バクーダ、火炎放射!」
「受け止めろ、ジュカイン!」
ジュカインは受け止める体制に入るが、やはり受け切れない。
これにより、ジュカインの体力はかなり減った。
「バカか?受け切れるはずがなかろう……火炎放射!」 「見切りだ!」
バクーダの火炎放射は不思議な力に阻まれ、消える。
「もう一度!」 「こっちも、もう一度見切りだ!」
また、さっきと同じ光景が繰り返される。
「フン、ならばこうするまでだ!バクーダ、気合溜め!」
……僕の読み通り、相手は補助技を使った。
よし、このままいけば……勝てる!
≪スネ夫サイド≫
待っていたんだ、この瞬間を。
バクーダが攻撃の手を休める時……それはバクーダが倒れるときだ!
「ジュカイン、気合パンチ!」
「何!気合パンチだと?」
気合パンチは、相手から攻撃を受けると起動しない。
だから、補助技を誘発させる為に見切りを使ったんだ。
「だが……それだけではバクーダに致命傷は与えれないハズだ!」
焦りながらも勝ち誇って言うマツブサに、僕は軽く言い放つ。
「狙いはバクーダなんかじゃないよ……」
ジュカインは目の前の地面向かって、拳を叩きつける。
「これは……水か!だとすれば……バクーダ!」
「これが僕の狙いさ。バクーダは極端に水を苦手とするからね」
「さあ、トドメを刺そう。ジュカイン、力を溜めろ!」
僕の指示と共に、ジュカインは光の粒子を溜め込む。
「バクーダ、避けろ!」
だが、マツブサの叫びもむなしく、既にバクーダの周りには水が迫っていた。
もちろん、水が苦手なバクーダは身動き一つできない。
「今だ……ソーラービーム!」
放たれたソーラービームはバクーダに直撃し、そのまま戦闘不能にさせた。
「何故……たかが1回のソーラービームで私のバクーダが倒れるはずがない!」
必死に怒鳴るマツブサに、僕は言った。
「考えが甘いよ……ジュカインは特性のしんりょくでパワーが上がっていたんだ」
「だとすると……火炎放射を受けたのは体力を減らすためか!」
マツブサはあっけにとられた表情をしていた。
これで、戦いの流れは完全に僕に向いた。
このままいけば、押し切れる!……だけど、何かおかしい。
マツブサの表情は一変し、その顔からは圧倒的な自信が垣間見えた。
≪スネ夫サイド≫
ニヤニヤと笑うマツブサを見て、僕の背筋に冷たいものが走る。
「何がおかしい……」
不安そうな僕を嘲り笑うかのように、マツブサは自らの手をかざした。
その手にあるものは、紛れも無くあいいろのたま。
「貴様が戦闘に夢中になっている時に、コイツに奪わせたのさ。ハハハ!」
マツブサの後ろから一匹のポチエナが顔を見せる。
「ジュカイン、たまを奪い取れ!」
「させるか!ズバット、黒い霧だ」
辺りを黒い霧が覆う。
これじゃあ、何もできない……。
「ハハハ!これが……グラードン!」
霧の中からマツブサの叫びが聞こえてくる。
……そして、ついに霧が晴れた。
そこにいたのは、巨大な姿をあらわにした伝説のポケモン・グラードン。
それを従えるマツブサの姿。
「フフ……ハッハッハ!ついに、ついに我が野望を実現させたのだ!」
歓喜の叫びをあげるマツブサ。
「グラードンが復活したからにはお前の勝ちはない!さあ、命乞いをして諦めるか?」
確かに、今の手持ちでは勝てる確立は限りなく低い。
でも、僕はまだ諦めない。
ポケモン達だって、僕についてきてくれるんだ。
「勝つのは僕だ!いくぞ、ジュカイン!」
≪のび太サイド≫
相手はバクーダ一匹。こっちにはコノハナとミロカロス。
このままいけば、押し切れる。
「下がってろ、カガリ。ここからは俺がやらせてもらうぜ」
ホムラはそう言うと、カガリに合図をした。
「バクーダ、地震!」
辺りの地面が激しく揺れだし、僕達のポケモンを襲う。
「ミロカロス、水の波動!」
「コノハナ、タネマシンガン!」
僕達も負けじと応戦し、戦いは力勝負になる。
「もう一回水の……きゃあっ!」
声をあげたのはしずかちゃん。
そして、その後ろにはカガリがいた。
「ちょっとでも動いたらこの子、死ぬわよ?」
カガリの右手にはナイフが握られている。
「そんな!卑怯だぞ!」
僕は声を張り上げるが、幹部の二人はニヤニヤと笑ったままだ。
「これも作戦の一つよ、坊や」
どうすればいい……。
攻撃すればしずかちゃんがやられる。
かといって、攻撃の手を休めると僕のポケモンがやられる。
僕は……どうすればいいんだ……。
投下終了
2回行数制限に引っかかったorz
2作目のほうは、とりあえず10レス分ぐらい書き溜めてます。
どれも推敲不十分なものばかりなのだけれども。
乙
サンクス
乙!文章力も構成力もスゲー!
乙
まずはこの作品のことだけ考えてた方がいいよ
乙
乙
久々の乙の嵐
乙
もちろん、この作品は全力で完結させます。
たくさんの乙をありがとうございます。
ルビー氏乙です。
さあ終わりに近い新カントー編。
今から投下させていただきます。
前回はwikiでも。
????
「戻れ、カビゴン!」
僕は吹っ飛んだカビゴンを回収する。
「強いね、君」
率直な感想を上げるとミュウは嬉しそうに飛び回る。
『まあね。さあ! 次のポケモンを早くだしなよ』
次に出すモンスターボールを構える。
「行け、ラプラス!」
僕はそう叫んでボールを投げた。
ラプラス。
こいつの耐久力なら弱点でも突かれない限り一撃で倒れることはないだろう。
『ねえ、君には学習能力がないの?』
僕に語りかけながら、ミュウはまた黄色い弾を発射する。
「ラプラス、一撃受けて冷凍ビームだ!」
指示した僕は戦況を見つめる。
だがまた信じられない光景が目に写った。
ラプラスがあの黄色い弾を受けて一撃で倒れてしまったのだ。
「戻れ、ラプラス!」
ボールを回収して僕は次に出すポケモンを考える。
『僕の見込み違いだったのかなあ?』
ミュウが呆れたように僕を見つめる。
さっきから攻撃を受けるのを見ていて一つわかったことがある。
それはあの技が挌闘タイプの技の可能性が高いということ。
それだったら・・・。
「まだまだ! 次は君だ、エーフィ!」
僕が三番目に選んだポケモンはエーフィ。
こいつなら挌闘技に抵抗があるし、特防も高い。
それにミュウは確かエスパータイプ。
エーフィのシャドーボールで弱点もつけるしこれならいけるはず。
「エーフィ、シャドーボールだ!」
僕が指示して、エーフィは黒い球体をミュウに撃つ。
ミュウはそれを見て、妙なことを言った。
『さっきまで考えてた君をいじめる方法、度忘れしちゃった』
そう言いながら、シャドーボールはミュウに直撃する。
しかし不思議なことに弱点を突いたはずなのにミュウは平然としている。
「そんな!?」
『痛いなあ。流石の僕も、もっと悪いこと考えちゃうよ』
その様子を不気味に感じた僕はエーフィにシャドーボールを乱発させる。
だけど三発撃った中の一発は、また外れてしまった。
『さて、もうそろそろいいかな?』
ミュウは黄色い弾を発射する。
「エーフィ、影分身だ!」
エーフィは6体に分裂する。
さすがにこれなら当たらないだろう。
だが僕の目に写ったのはホーミングミサイルのように本体を正確に狙う黄色の弾だった。
でも当たった所で挌闘に耐性のあるエーフィなら・・・。
しかしエーフィは僕の期待には答えなかった。
僕の目に映るのは力無く倒れるエーフィだった。
「戻れ、エーフィ!」
エーフィをボールに回収して僕は考える。
ミュウ・・・彼は強い。
まず動きが速い。
それに能力強化でもしてるような攻撃力や防御力を持っている。
・・・あれ、能力強化?
「まさか!?」
『やっと気がついたみたいだね』
僕の様子を見てミュウが無邪気に飛ぶ。
そうか、そう言うことだったのか。
能力強化。
スネオが『ミュウはほとんどの技を覚えれるよ』と言っていたのはこういうことだったのか。
僕が見た限りだと彼が使った能力強化はバリアー一回、悪巧み三回、度忘れ一回。
つまり彼の防御力と特殊防御力は2倍状態。
だったら・・・ダメージを与えれるのは防御、特防に関係なく威力を発揮するリザードンの地球投げだけ。
でもリザードンの素早さは、僕が見た限りではミュウとほぼ互角。
それだったら!
「行け、ピカチュウ!」
ボールから出たピカチュウが力をこめて電気を放出する。
『凄い電気だね・・・』
ミュウは感心したように呟く。
「先手必勝! 電磁波だ!」
ピカチュウの電磁波にミュウは驚いたように黄色い弾を繰り出す。
黄色い弾がピカチュウに直撃した。
でも相手にも電磁波が当たった。
勝負は僕の最後のポケモンで決めてやる!
『くっ・・・油断したね』
ミュウは電磁波の痺れが相当きついみたいだ。
これは確実なチャンス!
「最後はお前だ! 行け、リザードン!」
旅の最初から僕と苦楽を共にしてきたリザードン。
ロケット団の幹部戦やジム戦で、何度も助けてもらった僕の自慢の相棒だ!
「リザードン、ミュウを掴め!」
僕が指示するとリザードンは翼を広げてミュウに飛び掛る。
『これぐらいの速さなら・・・』
ミュウは飛ぼうとしたが地面に力無く落ちる。
『あれ?』
先程までのミュウの動きだったらかわせていたのかもしれないけど、そうはいかないんだ。
ピカチュウを捨て駒にしてまで作った僕の作戦。
ここは確実に決めさせてもらう!
リザードンがミュウを掴んだ。
この至近距離だったらあの不思議な技も使えないはず。
『な、何をする気?』
ミュウが僕を見る。
僕は笑ってミュウの質問に答えてあげた。
「終わりだよ、ミュウ。リザードン、地球投げで地上に叩き落せ!」
命令を受けてリザードンが僕に頷くようにこっちを睨んで、飛び立つ。
洞窟の最上地点に着くと、リザードンは地球を描くように飛び回り始めた。
『ねえのび太! ちょっと待ってよ!!』
ミュウの言葉を聞かないで、僕はリザードンに地球投げを落とすよう、立てていた親指をを下に向ける。
『ちょっとって、うわああああああああああ!!』
それを見たリザードンは急降下してミュウを地面に叩きつけた。
地面が衝撃を受けて煙が巻き起こる。
僕は煙にむせながらも戦況を見つめる。
煙が消えて僕の目に写ったのは力無く倒れているミュウと、ミュウの上を飛んでいるリザードン。
「やったあ!」
僕は皆で勝ち取った勝利に喜びながらリザードンに飛びついた。
抱きつかれたリザードンは意地を張ったように炎を上に一つ吐いた。
僕はリザードンをボールに回収してミュウの傍に歩いた。
「大丈夫?」
僕が声をかけるとミュウが目を開けて僕から離れた。
『ひどいなあ、あそこまでやることは無いよ』
ミュウが文句をいいながら僕を見つめる。
「僕のポケモンも皆やられちゃったから、お互い様だよ。それより・・・テストの結果は?」
僕が聞くと満足そうにミュウは頷いた。
『合格。君にならミュウツーを止めれるかもしれない。これからよろしくね!』
そう言うと僕の腰に着いている空のモンスターボールに飛び込んだ。
ミュウが入ったモンスターボールを手に取って僕は見つめる。
「これからよろしく、ミュウ!」
僕がボールを見ているとボールから光が飛び出す。
『わあ!』
「うわあ!?」
目の前に突然出てくるミュウに途惑う僕。
『へへ、さっきのお返しだよ。さてと、君は今から何処に行くの?』
「僕? 僕は今からトキワシティに・・・」
『トキワシティか・・・』
ミュウの周りに光が集まっていく。
『行くよ!』
「わああああ!!」
僕は光に飲み込まれるように意識を失った。
トキワシティ
僕は皆の準備を整える為に色々なことをしていた。
ポケモンセンターの予約。
シルフからのアイテムを送ってもらうように等。
僕はやっとこの事務作業から開放されてトキワシティでゆっくり休むことにした。
僕の名前はドラえもん。
今まで皆とレベルを上げていて、今日皆に休暇を与えた。
皆は今ごろ休んでいるのだろうか。
僕がそう考えて歩いているとトキワジムに人が入るのを見た。
普通の人物なら僕は見逃しただろう。
でも僕が見た男は普通ならそこにいるはずの無い男。
僕は悩んだ末、トキワジムに入ることを決心した。
トキワジムに入ると目の前には男が立っていた。
まるで僕が尾行していたことに気がついていたように。
「私の名前はサカキ。君の名前は何だ?」
男はここのジムリーダー、サカキさんだった。
「僕の名前はドラえもんだ」
名前を聞かれたから答える僕。
「君がドラえもんか・・・と言うことは君が私の相手だね?」
「僕は戦わないよ、子供達に全部任せる事に決めたんだ」
そう言って僕は彼を見つめた。
「ふむ・・・そうか。私は君と戦いたかったんだがな、残念だ」
僕を見て残念がるサカキさん。
「何で僕と戦いたいんだ?」
質問をすると彼はまるで僕の問いがおかしいかのように僕を見る。
「Dの話によると一番強いのは君らしい。強い者が強い者を求めるのに理由はいるかな?」
言い返せなかった。
僕自身、実は自分の実力を試したかった所だ。
僕が下を見ているとサカキさんが呟いた。
「今からでも遅くは無いな……」
「何が?」
サカキさんがボールを構える。
「貴様とここで戦うということだ!」
「ちょっと、僕はそんなこ」
「問答無用! 行くぞ!」
慌てる僕にサカキさんは有無を言わせずにボールを投げた。
「行けい、ニドキング!」
相手はニドキング。
技の豊富さが売りのパワーファイターだ。
それだったら、新戦力のこいつで!
「ソーナンス、君に任せたよ!」
紫の色の僕が手にした新たな仲間、ソーナンス。
「ソーナンス・・・一人一殺というわけか」
『ニドキングの攻撃力じゃソーナンスを一撃では倒せないはず』
だがサカキさんはずっと笑っている。
まるで僕の戦略ミスだといわんばかりに。
「拍子抜けだな・・・この程度なら貴様等は確実に私たちに負けるだろうな」
「何だと!」
サカキさんは動揺する僕を鼻で笑う。
「貴様の考えはこうだろう?
『ニドキングの攻撃力じゃソーナンスは一撃で倒せない。
だから一撃を受けてカウンター攻撃で跳ね返せば問題ない』という所だ」
サカキさんの言葉を受けて言葉に詰まる僕。
彼の言ったことは全部当たっている。
でも相手は交換が出来ないからこの作戦を封鎖することは出来ないはず。
可能性があるならば・・・僕のソーナンスを一撃で沈めること。
でもニドキングにそんな破壊力はあるのか?
相手は僕の動揺を誘っているだけじゃないのか?
僕の作戦に・・・間違いは無いはずだ!
「そう思うなら攻撃したらどうだ!」
僕の様子を見て溜息をつくサカキさん。
「忠告はしてやったのにな・・・もういいニドキング。やれ」
サカキさんが言うとニドキングが突っ込んでくる。
僕のソーナンスなら耐えれるはずだ!
投下終了。
それではまた。
乙
乙だぜ!
乙のドリル
ルビー氏、新カントー氏乙。
規制が解けてたのでこっちで今から投下します。
注 前回の話はぽけもん板で
サイホーンは攻撃、防御の2つの能力に優れており、人を襲う危険性も持つポケモンだ。
バッジ2つ程度の力しかない僕たちがその軍勢を相手にするのは無謀な賭けだと思われるだろう。
だが、決して勝てないことは無い。
サイホーンは作戦を立ててうまく戦えば簡単に倒すことが出来る相手なのだ。
サイホーンの最大の弱点は、特防が低い上に岩・地面と言うタイプを持っていることだ。
岩・地面は草、水、氷の3種類に効果4倍のダメージをくらってしまう脆いタイプだ。
その上サイホーンは特防が低いので、4倍ダメージの特殊技を使えばもし20レベル程の差があっても一発で倒せるのである。
おまけにサイホーンは素早さがかなり低い。
つまり簡単に先手を取られ、一発で倒されるので自慢の攻撃力が生かせれないのである。
僕たちはサイホーンの弱点を考慮した上で、奴らとの戦い方を考えた。
決まったのは、最初に静香とジャイアンが突っ込んで入って、僕とのび太がそのフォローをすることだ。
静香が選ばれたのは、水鉄砲を使える上にレベルが高いカメールがいるから、という単純な理由である。
次にジャイアンが選ばれた理由だが、これも単純な事だった。
僕たちの中で唯一4倍特殊技を使えないジャイアンは後衛に回るべき、と言うのが僕らの意見だった。
だがジャイアンは、自分が先陣を切るとわがままを言い続け、結局それが通ってしまったのだ。
まあ彼ならサイホーンを恐れることは無いだろうから、この役目に一番向いているのかもしれない。
「出木杉、そろそろ僕らも・・・」
ついにのび太が合図を出してきた。
僕は頷き、サイホーンの待つ穴の中へと入っていった。
穴の中にはすでにたくさんのサイホーンを倒しているジャイアンと静香の姿があった。
僕はキルリアを、のび太はキノココを出してやや離れた距離からサイホーンを攻撃した。
ジム戦に続き、ここでもキルリアのマジカルリーフが役立っている。
どんどんサイホーンの数が減っていき、それを倒すジャイアンと静香の顔にも疲労の色が見え出した。
僕とのび太は2人の合流し、2人に代わってサイホーンの軍勢を相手にする。
技数もかなり減ってきたが、マジカルリーフのPPが無くなりかければ、前もって準備しておいたピーピーエイダーで回復できる。
どうやら僕の作戦は大成功だったようだ。
ついにサイホーンが3匹ほどまで減り、勝ちを確信したその時!奥からもの凄い地響きが鳴り響いた。
その音を聞いたサイホーンたちは隠れるように岩場に姿を潜めた。
「おいおい、一体どうなってんだ?」
ジャイアンが疑問を漏らした矢先、奥から巨大な生物が姿を現した。
姿は似ているが、大きさはサイホーンの2倍程ある・・・間違いない、サイホーンの進化系、サイドンだ!
「こ、こんな化け物がいたのかよ!くそ、エビワラー、ニドリーノ!やっちまえ!」
ジャイアンの手持ちの二匹がサイドンに飛び掛っていったが、踏みつけられてあっさり倒されてしまった。
「そんな・・・強すぎるわ・・・」
静香のポケモンもやられ、彼女は膝を付いて動けなくなってしまった。
僕の作戦には1つ誤算があった、軍団にはそのボスがいる可能性を考えていなかったのだ。
サイドンの進化レベルは42、つまりあのポケモンのレベルは最低でも42と言うことだ。僕らが相手に出来るレベルじゃない!
ジャイアンと静香を片付けたサイドンは標的を僕とのび太に変えた。
焦って同様するのび太を僕は落ち着かそうとする。
「落ち着いて、のびた君。
たしかにあのサイドンは強い、でもその性質はサイホーンと殆ど変わらないんだ。
だから、特殊4倍技を2・3発当てれば倒せるはず・・・」
「そうか!でも、攻撃する前にやられちゃうよ・・・」
「大丈夫、僕に考えがある・・・」
僕はのび太に自分が考えた策を告げた。のび太はその策に乗ってくれたようだ。
「よし・・・キルリア、マジカルリーフだ。」
マジカルリーフを受けたサイドンは苦しみ、怒り狂ってキルリアに突進してきた。
・・・よし、これで注意は惹き付けた。後はどれだけ時間を稼げるかが勝負だ。
「キルリア、影分身で攻撃をかわせ!」
サイドンの突進は外れ、壁にぶつかって激しい衝撃が起きる。
「いいぞキルリア、その調子だ。」
怒りで我を失ったサイドンはなかなかキルリアに攻撃を与えることが出来ない。
だが僕が油断したその時、サイドンが遂にキルリアを捉えた。
キルリアは倒れたが、なんと同時にサイドンまでもが倒れた。
「おい出木杉、何がどうなってんだ?」
状況が理解できないジャイアンが僕に尋ねてくる。
「よし、教えてあげよう・・・のびた君!」
僕が呼ぶと、岩の陰からのび太とキノココ・・・ではなく先程の経験地で進化したキノガッサが現れた。
「あのサイドンが倒れた原因は、このキノガッサにあるんだ。
まずキルリアが攻撃したときに、キノガッサがサイドンに宿木の種を植え付ける。
そしてサイドンがキルリアを襲っている間に、キノガッサは吸い取るを使って少しずつサイドンの体力を減らしていくんだ。
マジカルリーフのダメージ+吸い取ると宿木の種の蓄積ダメージ・・・サイドンが倒れるのは時間の問題だったって訳さ。」
この作戦を知ったジャイアンと静香は僕を褒め称えた。
「あんな短時間、それもあの状況でこんな作戦を思いつくなんて・・・凄いわ出木杉さん!」
「ほんと、さすが俺の子分だぜ!」
2人の会話にさり気なく、
「まあ、僕の活躍あっての作戦だったんだけどね!」
と入っていったのび太は華麗にスルーされてしまった。
「そういえば、残ってた3匹のサイホーンは?」
と静香が思い出したように言った。
「2匹は巻き添えくらって倒れてるぜ。残り一匹はどこいったんだ?」
ジャイアンの疑問の答えを僕は知っている。
なぜなら残り一匹は皆が会話している時にこっそり僕が捕まえたのだから・・・
「あ、ねえ皆見て!」
突然のび太が叫んだので何事かと思えば、そこには住処に帰ってきたディグダたちの姿があった。
「皆おうちに帰ってきたのね・・・ん、のび太さん、そのディグダがついてきてるわよ。」
静香の言うとおり、一匹のディグダがのび太に付きまとっていた。
「よし、こいつも今日から僕の仲間にしよう!」
のび太はそのディグダを捕まえ、満面の笑みでクチバへ帰って行き、僕たちもそれに続く。
こうして、僕たちのサイホーン及びサイドン退治は無事成功に終わった。
僕たちからサイホーン撃破の報告を受けた名人の息子は満面の笑みを見せた。
「いやあ、助かったよ、本当にありがとう。
じゃあ、早速秘伝マシンを受け取ってくれ・・・」
名人の息子から秘伝マシンを貰い、歓喜の言葉を上げようとしたその時、突然ドアが開いて1人の男が帰ってきた。
「君は確か・・・」
「やあ名人Jr.さん。僕にもその秘伝マシンを頂けませんか?」
現れたのは戦いを恐れて逃げ出したあのスネ夫だった。
「僕は構わないけど、あの子達しだいだね。」
「ふざけんな!今頃どの面下げてきやがった・・・帰れよ!」
ジャイアンに胸ぐらを?まれたスネ夫は、ポケットから1つの石を取り出して言った。
「ジャイアン、秘伝マシンが貰えるならこの“月の石”をあげてもいいんだよ。
これがあれば君のニドリーノが進化できる、君はずっとこれを探していたはずだ。
さあ、どうする?」
「チッ、分かったよ・・・受け取れ、秘伝マシンだ。」
月の石にジャイアンはあっさり釣られてしまった・・・だが、他の皆が許すはずが無い。
「卑怯だぞスネ夫!君は何もしてないじゃないか!」
「でものび太、君だってドラえもんの分まで貰っているじゃないか。」
のび太はドラえもんの分も秘伝マシンを受け取っていた、こうなればもう何も言い返すことは出来ない。
「じゃあ、僕はジム戦に行って来るよ。皆、お元気で・・・」
用件を済ませたスネ夫はさっさと家から出て行った。
サイホーン軍団に勝ったというのに、僕たちは心の底から喜べなかった。
ポケモンセンターで回復を済ませ、少しくつろいだ僕はジムへと足を進めた。
リザードに覚えさせた居合い切りで木を切り、入り口前まで来た時にちょうどスネ夫が出て来て僕に告げた。
「お前も今から挑戦か・・・1つ忠告しておく、油断しないほうがいいぜ。」
スネ夫から不吉な忠告を受けた後、僕はジムの中へ入った。
認定トレーナーには今のところスネ夫の名前しかない、僕は2番目という事だ。
早速僕はジムリーダーに挑むことにした。
「すいません、ジム戦よろしくお願いします!」
「おお、挑戦者か?よろしく頼むよ。」
マチスの英語混じりの挨拶を予想して僕は、向こうの丁寧な日本語に驚かされた。
挨拶をしたのは50から60歳くらいのスーツを着た老人だった。
「あの、あなたがジムリーダーですか?」
「悪いが今ジムリーダーのマチスは外国にいる、私は代理のオルソンというものじゃ。」
オルソンは帽子を取って深々と頭を下げた。
この老人はおそらく、ゲームでジム内にいた一般トレーナーの1人だろう。
なら、楽勝だ・・・しかし頭に先程のスネ夫の言葉がよぎる、油断禁物だ。
「じゃあ行きますよ・・・ビリリダマ、出てきなさい。」
「任せたぞ、サイホーン。」
サイホーンはこのジム戦のための助っ人として捕まえたのだ。
電撃をまったくくらわず、物理技にも強いのでこのジム戦にはもってこいだ。
サイホーンは期待通りビリリダマほぼノーダメージで倒してくれた。
「やはり地面タイプで来ましたか・・・ならチョンチー、水鉄砲です。」
オルソンはなんとチョンチーを使ってきた、サイホーンは一撃で倒された。
・・・成程、地面対策は万全ってことか、たしかにスネ夫の言うとおりだ。
この勝負、油断したら負ける。
現在の状況
クチバジム、オルソンと交戦中
手持ち リザードLV24、キルリアLV27、サイホーンLV19
所持金 8700円
バッジ 2個
出木杉メモ
名前 手持ち
のび太 ヤルキモノ、キノガッサ、ディグダ(クチバシティ時)
ドラえもん フシギソウ、ピジョン(ハナダシティ[全員召集]時)
静香 カメール、ピカチュウ(クチバシティ時)
ジャイアン エビワラー、ニドキング(クチバシティ時)
スネ夫 イーブイ、ズバット(3番道路時)
投下終了です。
バーボンで「。の後に文章が続くと見づらい」という意見を見たので書き方を変えてみました。
乙
そして、投下の邪魔してスマソ
>>114 あれお前だったのかwwwww
ジャイアンが可哀相だろ
乙
乙
予定より少し遅れたけどこれから投下
【のび太サイド】
「……何だ此処は……」
僕は扉を開け、螺旋階段を全力で下りて行った。
扉を開けた瞬間何か緑色の液体がつまった機械がたくさん並べられているのが見えたからだ。
カンカンカンと音を立てながらぐるぐると回る。
15回程回ればもう地上だった。
シーンとした通路には無造作に機械が並べられている。
多くは緑色の液体の中に隕石のようなものが浮き沈みしているものだ。
見ているだけで気持ちが悪い。
僕は先へと急いだ。
「……ジャイアン?」
暗い通路の中、確かに見えたのはオレンジのセーター。
こんな服を着ているのはジャイアンくらいだ。
ジャイアンはくるっと180度回転し、僕の方を睨みつけた。
「 や ら な い か 」
(え?)
ジャイアンは急に意味不明な言葉を発した。
(多分何かおかしくなっているんだろう
でもどういう反応をしたら……)
僕は咄嗟に頭に浮かんだ言葉を投げつける。
「 だ が 断 る 」
両者の間にピリピリとした空気が流れる。
暗闇に慣れてくると周りが見えてきた。
ジャイアンの後ろに伝説のポケモンらしきものが2体、機械に押さえられている。
「で、お前はコイツらを取り返しに来たのか」
ジャイアンはおもむろに沈黙を破る。
「あぁ、そのポケモンを返してもらおう」
「……ボスを倒してきたのか?」
ジャイアンは辺りを歩きながら僕に話し掛ける。
僕はゆっくりと右手をベルトに向かわせた。
「アカギさんのことか?
それなら今出木杉が戦ってるさ」
「?……ボスも変わったお方だ……」
ジャイアンは首を下げた。
(今だ!)
「行け、エテボース!」
「おいおい、不意打ちかよ
お前もズル賢くなったな……行け!チャーレム!」
先制を取ったエテボースが僕の命令通りに一つの機械を壊した。
小さな爆発音が鳴る。
僕はそれに合わせてボールをジャイアンの後ろ側に転がした。
中から出てきたピンク色のポケモンは僕の姿を見ると消えてしまった。
僕が助けってやったのに、薄情な奴だ。
「ほう、先にポケモンを逃がすつもりか
甘いなぁ、冷凍パンチだ」
チャーレムは強力な冷気を拳の込める。
「エテボース!もう一個を壊せ!」
エテボースの攻撃は間一髪で外れてしまった。
その隙にチャーレムの冷凍パンチがヒットする。
短い悲鳴と共に倒れるエテボース。
「な、一撃で!?」
「急所だよ、急所」
何時に無く微笑むジャイアン。
僕は段々怒りを感じ始めていた。
「糞、次はゴルダックだ!」
今度もボールを装置の近くに投げ捨てる。
「自殺行為だな、チャーレム、ボールに攻撃だ」
チャーレムは僕の投げたボール目掛けてジャンプする。
「しまった!」
バコンと鈍い音が響いた。
ボールが粉々に砕け散ったのだ。
「な〜んてね、それは空のボールだよ」
僕は右手でもう一つの装置を指差す。
その後ろにはギャロップが立っている。
「な、なんだってー!?」
ジャイアンが咄嗟に後ろを向く。
「壊せっ!!」
ギャロップは大きく振りかぶり、そして踏みつけた。
またも小さな爆発の音が聞こえる。
そして黄色いポケモンが機械から飛び出した。
さっきと同じ様に瞬時にワープする。
「これで形勢逆転だね、ジャイアン
もう用は無いさ」
僕は短くそう言うとあらかじめポケットに入れておいた穴抜けの紐を掴んだ。
「覚えてろよぉおおおおおぉぉおおおお!!!!!」
微かにジャイアンの叫び声が聞こえた。
僕はフッと後ろを振り向く。
ビルのあちこちがボロボロだった。
窓ガラスが割れ、火災が起きているところまである。
周りに皆は居ない。
僕はポケモンセンターへと急いだ。
(ジャイアン……変わっちまったなぁ
どうすればいいのやら……)
僕は壊れかけたビルを横目で見ながら走り始めた。
みんなのてもち
のび太 ゴルダックLv43 ラムパルドLv41 エテボースLv42 ギャロップLv42 マスキッパLv42
ジャイアン チャーレムLv42 後は不明
スネオ 不明
しずか 不明
出来杉 不明
ドラえもん アグノムLv50 後は不明
投下終了
最近投下量少ないな〜と思う、うん
今度の投下は木〜土くらいかと
あくまで予定ですが
乙ですう
乙
ところで糞眼鏡のセリフはこのスレでネタになっているが
このまま使用してもいいのか?
書こうか氏乙です。
>>116あの短編は自分が書いた物じゃありませんよ。ただあの作品に対する意見を参考にしただけなので。
>>125 あれは自分でもネタで書いたものですからw
適当に使っちゃって結構
大 好 き だ
今日は何かとレベル高い作者が多いな
本人ですか?
レベルの平均が下がりそうですが投下
いいよいいよー
ジャイアンは悩んでいた。
川に落としてしまったコールバッジのことについてだ。
ジャ「あのバッジはクロガネジムでしか手に入らないんだよなあ・・・
だけど、今から戻ってバッジを取りに行くのはちょっと嫌だな。めんどくさいし、恥ずかしいし」
本当はスネオに見つかりたくないからだった。
スネオはもうクロガネにはいないだろうが、もしいたら・・・
その可能性を考えるとジャイアンの体が震える。彼自身は武者震いだと思い込んでいる。
しかし、ガキ大将の名を欲しいままにしていた一方で母ちゃんを恐れていたジャイアンは
本人も気付かぬ内に少し丸くなったのかもしれない。
ジャ「よし、コールバッジは諦めよう。なーに、もっとバッジを集めればいいだけの話だ!」
本心を前向きな言葉でごまかすジャイアン。
だが、ジャイアンも少しずつ気付き始めていた。。
ケンカでは金に勝てないことを。
先のことを考えれば、スネオは間違いなく将来勝ち組だ。
巨万の富を築きつつ、顔の広い父親のもとに育てば、スネオも自然とそうなるだろう。
そして、そうなればジャイアンは『スネオの友達』という形で
表面上はスネオの頼りにしている人
実際はスネオに金で踊らされてる奴隷
そんな未来が約束されてしまうのだ。
スネオを完全に俺の手下にするためには、
俺の力がケンカだけじゃないことを見せてやることが必要なんだ。
ジャイアンはこのゲームもその手段の一つと考えていた。
そのためには、スネオに遅れを取るわけには行かない。
ジムバッジを失くした事を笑われる、なんてもってのほかだ
ジャイアンにしては珍しく将来のことを見越したまともな考えだった。
だが、対策を考えるまでは頭が回らない。
ただ持ち前の実力を生かしてトレーナーとバトルをこなすことしか出来ない。
ジャ「オラオラー!道を開けろーー!!」
ジャイアンは無駄な考えを振り払いたくてがむしゃらに暴れまくった。
そして、テンガン山のふもとにたどり着いた。
ジャ「でっかい山だな・・・この中で迷ったら一生出て来られなさそうだ。」
どうせこの男なら壁を掘って出てくるだろう。
だがジャイアンは念には念を入れてあなぬけのヒモを入り口の看板に巻き付けておいた。
ジャ「よし・・・・・・行くぞ、モウカザル」
一応ポケモンを出しておくのも忘れない。
ジャ「うわっ、真っ暗だ。照らしてくれモウカザル。」
モウカザルが尻尾を振り回して火の粉をばら撒く。
ジャ「いいぞ、ところでここに人はいないよな?火の粉が燃え移ったら大変だ。」
誰かに向かって確認するように呟く。
誰か「いるぞ」
ジャ「うわッ!びっくりさせんなよ!まさかさっきの山男じゃないだろうな?」
ジャイアンはその人に向かって威嚇するような口調の問いかけをした。
すると、『誰か』は奥の暗がりからのっそりと出てきた。
誰か「小僧、このテンガン山をあまり荒らすな。
特に頂上は神聖な場所だ。決して近づくな。」
『誰か』はかったるい態度でジャイアンに注意を促した。
ジャイアンはカチンと来て喧嘩かポケモンバトルを吹っかけようとしたが、
『誰か』は洞窟から出て行ってしまった。
ジャ「誰だあいつ・・・今度会ったらただじゃおかねえぞ、俺は好きなようにテンガン山を探検するからな」
モウカザルの火の粉はとっくに消え、ジャイアンはしっかり握り締めていたはずのあなぬけのヒモも離してしまっていた。
ここまでにしときます
ちょっと前にバーボンで
『台詞以外の文を多くすれば文才が上がる』
って言うレスがありましたがあれ本当ですね。
乙
乙
勘違いするなよ
「台詞以外の文を多くすれば文才が上がる」
だなんて上手い話は無いから
それと乙
>>141 ただ台詞以外の文を増やしてもグダクダになるだけだぞ。
ちょっと頭良さそうな文章に見えるだけ
正直、文章力をあげるのはかなり難しい。っていうか困難に近いかも。
ともあれ乙
>ちょっと前にバーボンで
>『台詞以外の文を多くすれば文才が上がる』
>って言うレスがありましたがあれ本当ですね。
本気で言ってるのか?
文章はDP3とか書こうかとかルビーとか真似ればよくなるんじゃない
台詞ばっかだと、読みづらいというのを勘違いしたんジャマイカ?
それだと俗に言う劣化だろ
自分の個性で書くのが重要なんじゃないか?
つうかバーボン行け
真似るとかwww
お前アホだろwww
全部が全部真似になるじゃないんだから劣化にはならないだろ
文の並べ方とか言葉の使い方とかを真似るってこと
今のDP2だと全部を真似しそうで怖い
バーボンにいっきまーす
バーボンは何のためにあるんだ
俺たちは何のために居るんだ
俺たちに今出来ることはなんなんだ
鬼畜出木杉があんなに抜けるのは何故なんだ
バーボンへ大移動
これから投下します。
所変わってラジオ塔最上階。
長身の銀髪が初老の男性にひざまづいている。
コウ「…………という訳で、私共は奴らを撃退しました。」
参謀のコウは、今回の出来事について話していた。
トシミツ「それで、撃退した子供はどうした?」
コウ「それが……。
なみのりで流れていってしまって行方不明でして……。
捜索は続けているのですが、全く見つかりません。」
トシミツ「そうか、そうか……。」
トシミツはコウの報告に一考する。
理想はその子供を見つけ、それを人質にドーブル本体の要求という流れだった。
しかし、見つからないのでは仕方ない。
それはあきらめよう。
トシミツ「やはり、籠城だな……。」
トシミツは誰ともなしに呟く。
雨の中、やってくるドーブルの対策が出来た今、無理をすることもあるまい。
カホウには負担だが、後二週間、雨を降らし続けてもらおう。
心の中でトシミツはコクリと頷く。
トシミツ「よし、コウよ。
下がってもよいぞ。」
その時、
「バン!」と扉が開いた。
見ると、団員が息を切らせている。
コウ「どうしました?」
コウが訊くと、団員は息も絶えだえに言った。
団員「ポケモンセンターが……、何者かにポケモンセンターが爆破されました!!!」
トシミツ「なにっ?」
団員の言葉に流石のトシミツも驚きを隠せなかった。
団員「それと、デパート内からPP回復の道具が奪われました!
デパート、センター内を見張っていた者は全て消されています!」
団員の声には最早ヒステリックな物が混じっている。
続けて、コウも自分の考えを言う。
コウ「やられましたね……。
恐らく侵入者は複数。一人が囮になり、本隊がデパート、センターを叩く。
多分、先程のセンター爆破は時限装置でも使ったのでしょう。
あんな派手な音を出せば、自分らの存在が気づかれる事は必死。
奴らはそんな馬鹿ではない。
故に倒そうにも奴らはもうここにはいない。」
トシミツ「うーむ。」
トシミツが唸る。
ポケモンセンター、及びPP回復アイテムを盗んだのは恐らく、あまごい封じと、籠城戦をさせない為。
持久戦に持ち込めば、回復が出来ない分、こちらが不利になることは明白。
あまごいも切れ、灼熱の太陽に焼かれながら無惨な敗けを噛み締めるだろう。
持久戦は出来ない。
ならば……。
トシミツは目を閉じ、こう告げた。
トシミツ「コウ、これから全隊、出撃準備。
奴らの陣に攻め込む。
今すぐにだ!」
コウ「なんですって!?」
コウが驚く。
コウも、次の手は突撃しかないとは思っていた。
コウ「お気は確かですか?
今からなんて……。」
コウが言う。
コウも次の手が突撃しかないとは思っていた。
しかし、今からとは予想もつかなかった。
余りにも無茶過ぎる。
コウの驚きをよそに、トシミツは指示を続ける。
トシミツ「攻撃目標は35番道路からエンジュシティのポケモンセンター。
奴らの意表をつく為に今からいく!
さあ、コウ、全隊に指令だ!」
コウ「しかし……。」
コウがためらっていると、後ろの団員が言った。
団員「自分は、トシミツ様に賛成です。
トシミツ様のおしっしゃる事なら間違いはありません!」
団員は息を切らせ、一息でそれを喋りきった。
ギロリと団員を一睨みしてからコウが言う。
コウ「わかりました……。」
コウは渋々了承する。
トシミツ「それでは言った通りに……。」
コウ「はっ。」
コウはそう言うと部屋から出ていった。
それを物陰から聞いている人が一人。
キキョウ「突撃……。
この策は私達にかかってるわ……。
でも、注意するのは敵だけじゃなさそうね」
キキョウは誰ともなしに呟いた。
アンノーン「………というわけだ。」
スネ夫「そうか……。
一応作戦は成功したようだね。」
アンノーン達がスネ夫に報告する。
そこへ、ドラえもんがやってきた。
スネ夫「ドラえもん……。」
スネ夫はそれに気づき、声をかける。
ドラえもんのその表情から察するに、既にあのことを知ってるに違いない。
沈黙が暫し流れたが、スネ夫がまた口を開く。
スネ夫「のび太は、のび太は無事かい?」
ドラえもん「うん。
疲れて、向こうのテントで寝てる。」
スネ夫「そう……。」
スネ夫は肩をすくめた。
のび太もちゃんと仕事をした。
自分も頑張らねばならない。
スネ夫「のび太はジャイアンのことは知ってるのかい?」
スネ夫の問いにドラえもんは首を横に振る。
スネ夫「そうか。
ならのび太には知らせない方がいいな。
無駄に精神的プレッシャーを与えることになる……。」
スネ夫の言葉にドラえもんも同意する。
その後、ドラえもんに皆を呼んでくるよう頼み、ドラえもんを部屋から追い出した。
一人になった部屋で一人呟くスネ夫。
スネ夫「僕の作戦もいよいよフィナーレ。
後は乗るか反るか……。」
スネ夫は何ともいえない感じに体を震わせた。
それが、恐怖であったかどうかは分からない。
トシミツが全軍出撃の指令を出してから数分後、コウは放送で今後の事を述べると、休憩室に腰を下ろした。
周りでは突撃前に、暇をもて余した団員達が雑談をしている。
トシミツを誉めたたえる話が大半だ。
コウ『てめえら、あの糞ジジイのどこが好きなんだよ。
カス共が。』
コウは不快感を感じ、休憩室から出ていく。
しかし、出ていってもあのイライラする会話が何処かで聞こえる。
今の団員達は皆、トシミツに保護されたり、恩を売られたりして忠誠を誓っている。
しかし、コウは違う。何者にも属さない。
コウの目的。それはロケット団を乗っとり、自分の物にすること。
コウ「突撃まで、後一時間……。
今回の事で思い知らせてやりますよ。
誰が頂点に立つものとしてふさわしいかを、ね。」
コウはそう呟いた。
コウの目には最早、自らの野望しか映っていない。
所変わって、また35番道路。
のび太、スネ夫、アカネ、ドラえもん、その他のトレーナー達が作戦の打ち合わせをしている。
スネ夫「……と、いうわけで、奴らはこれからエンジュを目指して攻撃してくる。」
スネ夫は机の上のコガネの見取り図を指さして言う。
スネ夫「連中はこれから、全戦力と全戦力との総力戦になると思っている。それの……」
ドラえもん「裏をかく!」
ドラえもんが合わせるように言い、一同は首を縦に振る。
スネ夫「連中はエンジュまで陣を拡げる為に、外に総力を向ける。
逆をつかれないように、南の方の守りも厳重になる。
すると、どうだろう。
中の戦力が手薄になる。
そこから、手薄な内部へ……。」
スネ夫が見取り図の中央を指差す。
スネ夫「のび太のテレポートで侵入!」
話を聞いていた周りも、スネ夫の作戦に感嘆の声を漏らす。
のび太をコガネに潜入させた真の狙いはこれ。
のび太に死なれて困るのもこの理由だ。
スネ夫「コガネ内部に侵入するのは、僕、のび太、ドラえもんの三人。
中途半端な戦力は相手に逆手に取られるからね」
のび太とドラえもんは緊張の面持ちで頷く。
スネ夫「アカネさんや、他のトレーナーさん達は突撃してくる奴らを食い止めてくれ。
あと、ドラえもん。」
スネ夫はドラえもんの方を向く。
スネ夫「あの人の協力は得られるのかい?」
ドラえもん「うん。
快くOKしてくれたよ。」
スネ夫の問いにドラえもんが答える。
これで、スネ夫の作戦にもう、問題はない。
スネ夫「何か質問がある人はいる?」
スネ夫が訊くと、のび太が恐る恐る手を上げた。
のび太「ジャイアンは?
ジャイアンはどうしたの?」
のび太の禁断の質問にスネ夫はドキッとしたが、スネ夫が答える前にドラえもんが言った。
ドラえもん「じゃっ、ジャイアンは町に潜伏してるよ!
今はちょっと動けないだけ。
作戦は伝えてるから大丈夫さ!」
ドラえもんは無理に明るく振るまい、言う。
のび太「よかった……。
帰ってきてないから、何かあったんだと思ったぁ……。」
のび太『あの反応……。
予定通り奴は死んだようだな。
キシシシシ。』
スネ夫はゴホンと咳払いをし、もう一度言った。
スネ夫「他に何か質問はあるかい?」
その場にいた全員は、首を横に振る。
スネ夫「よし!じゃあ、皆それぞれの持ち場へ!
作戦開始!!!」
一同「オオーー!!!」
全員が、テントの外へ散っていく。
それぞれの思いが交錯するなか、確実に決戦の時は近づいていった。
今日はここまでです。
明日からテスト前なので、10日程休載します。
〜ルールその11〜
この世界の名前は、初めにウツギ博士に名前を訊かれたときに答えた名前になる。
もし、そのイベントを経験してない場合、ゲーム内の名前は現実の名前の上から五文字目までになる。
例)
藤子・F・藤佐衛門
ゲーム内の名前↓
ふじざえも
乙
次は10日後か……
乙!
乙
ノート氏乙です。
昨日はすみませんでした。
文才が上がるのではなくて頭良さそうな文になるだけでしたね。
投下します。
ドラえもんとのびたは山男の車に揺られている。
山「見ろ、吹雪がすごいだろ?俺も車無しでは滅多に通らねえ。」
車の窓には絶えず氷の粒が当たっている。
だが暖房のついている車の中の二人には関係の無いことだった。
のび「ねえねえ、さっきチャーレムをを倒したからエレキッドがエレブーに進化したよ!」
ドラ「へえー、まあぼくのリーシャンには及ばないね。」
のび「でもこれでぼくのポケモンの方が強くなったんじゃない?」
ドラ「そんなことないよ。ぼくはハクタイでブイゼルを交換したから、
タイプのバランスの取れてるいいチームになってるなってるはずだよ。」
まあ、親バカ同士の会話といったところか、
のびたもドラえもんもいい意味で譲らない。
やがて、車がキッサキシティのジムの前で停止した。
山「お前ら見てたらジムに挑戦するって事すぐに分かったぜ。頑張れよ。」
山男はそれだけ言うとアクセル全開で走り去った。
のび「ドラえもん、どうするの?」
ドラ「う〜ん、ジムに挑戦までは考えてなかったなあ・・・行ってみようか?」
のび「そうだね!頑張ってドラえもん!」
ドラ「あれ?ハクタイシティではぼくが先に戦ったよね、じゃあ今度は・・・」
のびたくんが先に戦ってよ、と言うつもりがのびたが一瞬で割り込んできた。
のび「そんなこと言わないでさあ〜、ドラえもんが先に戦ってよ。お願い!」
のびたが頻繁に見せるこのおねだりの表情は、ドラえもんも見慣れていた。
と言うより見飽きていたが、ドラえもんはいつもその気にならずにはいられないのだった。
ドラ「仕方ないなあ、今回だけだよ!いいね!」
のび「うん、うん、今回だけ!」
のびたの愛らしくない顔に折れたドラえもんはドキドキしながらジムに入っていった。
のび「さて!ぼくは・・・誰かにポケモンを送ってもらうか!」
のびたは他人のふんどしで相撲を取るつもりだった。
ポケモンを送ってもらうには、ポケモンセンターの二階のトレードセンターに入らなくてはならない。
そこで、まずポケッチの通信機能でポケモン交換の手続きをし、
同じ時間にトレードセンターに入ることで手っ取り早く交換したかったのだ。
のび「ドラえもんは今ジム戦・・・ジャイアン・・・は論外。後はしずかちゃんとスネオか。」
しずかちゃんなら育てるのが上手いかな、と思い、まずは電話をかける。
だが、しずかの電話は圏外だった。
のび「ゲエー!スネオかよ!あいつはある意味ジャイアンより交渉が難しいんじゃないか・・・
だけど、スネオのポケモンなら頼りになるな。性格を選んでたりしてそうだし。」
電話をかけると、スネオはどこかでポケモン育成に励んでいるらしかった。
スネ「まあ、ぼくは今にもっと強くてすごいポケモンを手に入れる予定だよ。
今だってクレセ・・・おっと、まだ言わないほうがいいかな?」
一通りスネオの自慢話を聞くと、スネオは快くポリゴンを貸してくれるそうだ。
彼がパルパークで送ったポケモンの6匹目はこいつだった。
スネオ(実はダイパでポリゴン2の進化形が出るらしいから個体値と性格をGBAで粘っといたのさ!
のびた、しっかり育てとけよ・・・くくくくく)
のび「で、ぼくは何を送ればいいの?何でも好きなポケモンを言ってよ!」
持って無いくせに気前の良いやつめ・・・スネオは顔をしかめたがポケッチ越しののびたには見えていない。
スネ「交換じゃなくていいよ。ぼくがポリゴン送るから。」
のび「うん・・・でも、トレードセンターでは交換しか認められてないよ。」
スネ「大丈夫だ。それっ!」
スネオが一言かけると、のびたのポケッチからポリゴン入りのボールが出てきた。
スネ「ポリゴンは電子空間を移動できる。トレードセンターなんて使う必要無いのさ!」
そう言ってスネオは電話を切った。
ドラ「ペラップ!ちょうはつだ!」
ドラえもんのペラップがスズナのニューラを挑発する。
スズ「あれ?攻撃して欲しいの?じゃあ遠慮しないよ、メタルクロー!」
ドラ「(来た!!)オウムがえしだ!」
ドラえもんが交換で手に入れたペラップはニューラの攻撃にカウンターで同じ技を繰り出す。
効果抜群の技を受けたニューラは思わぬ反撃に戸惑う。
そこをさらにペラップは攻める。
スズ「ニューラの『メタルクロー』は自分自身にも効果抜群の技。
飛行タイプに共通の【防御力が低い】という弱点を突いたかと思えば・・・やるわね」
ドラ「さあ!主砲を出せ!」
ドラえもんのこの言葉に対し、スズナは腰のボールを幾つか選ぶようなそぶりを見せた。
どうやら、次はどのポケモンで様子見しようかと思ってるようだ。
ドラえもんにとってはは面白くない。
ドラ「どうした!主砲で勝負するのが怖いのか!」
今度はドラえもん自身が挑発する。効果はあっただろうか。
スズナは顔を上げる。
スズ「いろいろ迷ったけど、やっぱりあなたには強いポケモンは勿体ないわ。
・・・・・・ごめんね。」
スズナは本当に申し訳なさそうな顔をした。
スズ「もう少し修行してから来てね・・・ユキカブリ。」
出てきたのはムー○ンのような顔のポケモン。
ドラえもんはひるまなかった。このポケモンは見たことがある・・・・
スズ「いばる・・・・・」
大人しそうなユキカブリがえらそうな態度を取った。
ペラップはいらいらして前が見えなくなったが、これでいいんだ。
攻撃が上がるのはもちろん、ちどりあしの特性を持つペラップにとってはこんらんもいい状態と言える。
ドラ「つつく!」
ペラップがふらふらとユキカブリに向かっていった。
そして、くちばしで一撃を加える。
ドラえもんはほっとした。いばるは罠というわけじゃなかったんだ・・・
しかし、その安心は長く続かなかった。
スズ「ゆきなだれ!」
ジム前でドラえもんの勝利を待っていたのびた。
だが、ジムの扉が開かれ、のびたは度肝を抜かれた。
のび「ドラえもん!」
ドラえもんがスズナに付き添われ、凍えながらジムから出て来たのだ。
スズ「ごめんちょっとそこどいて。こうなっちゃったのはあたしの責任だから・・・」
のび「あ・・・あなたがジムリーダーですか?ドラえもんはどうしてそんな・・・」
スズナは俯いた。
スズ「ごめんなさい。あたし、いつもジム戦になると気合いが入りすぎちゃうの。」
のびたは首をひねった。
のび「気合いが入りすぎちゃって・・・それでどうしてドラえもんが凍っちゃったんですか?」
スズナはポケモンセンターにドラえもんを連れて行き、いすに座らせた。
そしてのびたに向き合った。
スズ「本当にごめんなさい。あたしのユキカブリがこの人も技に巻き込んじゃったの。
見たところ、あなたも挑戦者みたいだから注意しとくけど、
あたしはポケモン勝負が始まるとつい熱くなっちゃって、
挑戦者が凍り付くなんて珍しいことじゃないのよ。
・・・・・・それでも挑戦する?」
スズナはわざと答えを誘っているように見えた。
だが鈍感のびたは気付かない。だから彼はちゃんとこの一言を言うことが出来た。
のび「挑戦します。準備してください。」
投下終了
このペースを見れば分かると思いますが、
全員が全てのジムバッジを手に入れる訳じゃありません。
乙
今日は人が少ないな
乙
確かに少ない
第3話『パートナー』#17
――スネ夫's report――
「勝ったの・・・・・・かな?」
よくは解らない。が、ギャラドスが倒れているところを見て、僕はそう呟いた。
とりあえずギャラドスをボールへ戻すシゲさん。
いったい何が起こったのだろうか。
「私が説明しよう」
静まり返ったギャラリーの中から、一人の老人が一歩前へ踏み出してきた。
年齢を感じさせない体格に良く似合うコート。鼻の下には立派な髭を蓄えている。
そんな老人を、僕は何者なのか知っている。
僕だけじゃない。ゲームのポケモンをプレイした人なら、誰もが知っているだろう。
この老人の名前はナナカマド。マサゴタウンに研究所を構えるナナカマド博士だ。
この人なら、この状況を詳しく説明してくれるだろう。
「まず、ギャラドスが何故倒れたのか・・・・・・これは毒状態による体力の消耗が原因だな」
毒? ああ、グレッグルの毒針・・・・・・すっかり追加効果のことなんて忘れていた。
「確かにギャラドスは、その強面から毒状態かどうかを見極めるのは難しい。
しかし、平常時よりも鼻息が荒くなっていたはずだ。この微妙な変化、トレーナーなら気付くべきだな」
そういえば、離れた位置に居た僕の耳にまで、ギャラドスの鼻息の音は聞こえていた。
申し訳なさそうに頭を掻くシゲさん。
「それから、そっちのトゲトゲ頭の少年」
・・・・・・ああ、僕のことか。
「自分のポケモンが大事なのは分かる。だがポケモンを庇ったりしてはいけない。
人間とポケモンでは、体の構造が全くと言っていいほど異なる。怪我では済まなかったかもしれないぞ」
「あ、はい・・・・・・。でも僕も、どうしてグレッグルを庇おうと思ったのか分からないんです」
ナナカマドの顔が緩み、先程までとは打って変って、優しい口調で話始めた。
「遠い昔から、人とポケモンというのは、互いをパートナーとして、協力し、支え合って生きてきた。
そしてそれは、今もそれは変わらない。ポケモンを守りたいという気持ちに理由はいらないんだよ。
しかしだ。だからと言って、今回のような無茶はしないようにな」
第3話『パートナー』#18
――スネ夫's report――
202番道路。
コトブキシティへと続く、曲がりくねった道。
シゲさんとナナカマド博士に別れを告げた後、
バトルに買って貰った奨金で、グレッグルを入れるボールを買い、ここに居る。
「先を急ぐぞ、グレッグル。いち早く僕がチャンピオンになるんだ」
相変わらず僕の後ろで道草ばかり食うグレッグル。
僕はグレッグルを、ボールに入れなかった。
理由はあくまで、グレッグルがボールに入るのを拒んだからであって、
決して僕がグレッグルと一緒に歩きたいだとか、そんなんじゃない。断じてだ。
「先を急ぐぞ」と言ったにも関わらず、グレッグルは野に咲く花を眺めたり、叩いたり。
何がしたいんだお前は。
「おいグレッグル!」
僕は少し声を荒げてみた。
こちらを向くグレッグル。僕の怒った顔を見て、笑って見せた。
ただ、その笑顔はもう僕を馬鹿にした笑いではない。
君も僕をパートナーと、認めてくれたのかな?
投下終了。
そして早速訂正報告。
>>185の最後のナナカマドのセリフ。
『そしてそれは、今もそれは変わらない』→『そしてそれは、今も変わらない』
乙
乙
乙!やっぱ面白いわ
テスト勉強だるすぎるorz
……それはさておき、投下します
≪スネ夫サイド≫
ついにその姿を現した伝説のポケモン・グラードン。
灼熱の大地を連想させるかのような真紅のボディに、全てを切り裂く巨大な両腕。
伝説のポケモンと呼ばれるだけあって、さすがに強そうだ。
どうやって倒せばいい……。どうやって……。
「焼き払え、グラードン!大文字だ!」
「かわせ、ジュカイン!」
グラードンの口から大量の炎が放出され、ジュカインの居た辺りを焼き払う。
驚くべきは、その攻撃範囲の広さ。ジュカインのスピードをもってしても、少し掠る。
「ジュカイン!」
荒い息をつき、今にも倒れそうなジュカイン。
さっきの戦いの蓄積ダメージがあるとはいえ、掠っただけでこれほどの威力とは……。
「負けるなジュカイン!ソーラービーム!」
ジュカインは光の粒子を溜め込み、それを一瞬で発射する。
そして、それはグラードンに直撃する。
「なるほど、日照りの特性を利用したわけか……」
「地面タイプにソーラービームは効果抜群。余裕をかましてる場合じゃないよ」
僕は勝ち誇ったように言い放つが、マツブサは全く動じない。
「フン、そういうなら見てみろ」
よく見ると、ダメージは与えたが致命傷には至っていない。
これが伝説のポケモンのポテンシャルなのか?
……だけど、そんなことを考えている場合じゃなさそうだ。
「グラードン、大文字!」
グラードンから二発目が放射され、それはジュカインを完全にとらえた。
ジュカインはさっきまでのダメージがあり、避けれる様子じゃない。
「よけろ、ジュカイン!」
叫んでみるも、僕は避けきれないことをわかっていた。
傷ついたジュカインは炎の洗礼を受け、その場に倒れた。
≪スネ夫サイド≫
強烈な一撃を受け、ボロ雑巾のように倒れるジュカイン。
「ジュカイン!ジュカイン!」
さっきまでの蓄積ダメージ、そしてあの強力な大文字……。
さすがに、もう立てるわけがない。
僕はジュカインをボールに戻し、次のポケモンを繰り出す。
「よくやったよ、ジュカイン……次は君だ!ライボルト!」
僕が次に選んだのは、相性が悪いハズのライボルト。
だけど、僕は何の策もなしにライボルトを出したりはしない。
「相性の悪い電気タイプでくるとはな……グラードン、地震!」
「させない、守るだ!」
辺りを激しい揺れが襲うが、ライボルトには当たらない。
僕はニヤリと笑い、口を開く。
「ねえ、いいことを教えてあげるよ」
僕はわざと勝ち誇ったような態度を取り、相手を困惑させる。
「……何だ」
「僕の最後の一匹は炎タイプ。今、地震のPPを消費するのはかなり痛いと思うんだけど」
これが僕の策だ。心理戦に持ち込み、落とし入れる。
「フン……私にはそんな小ざかしい手は通じん」
マツブサは至って冷静に見えるが、心の中では動揺しているハズだ。
「もし、僕の言う通りだったら?」
僕は更に追い討ちをかける。
……さあ、どうくる?
「ええい、どっちにしろ貴様のポケモンは倒せる!大文字だ!」
≪スネ夫サイド≫
大文字はライボルトに直撃するが、効果抜群ではないので致命傷には至らない。
「忌々しい奴だ……もう一度、大文字!」
「させないよ、守るだ!」
僕は二発目を無効化し、戦況を見極める。
……見たところ、ライボルトは後一発耐えられる。
要するに、後二回大文字を使わせれるということ。
よし、十分だ。
「何度でも放ってやる。大文字!」
「耐えるんだ!ライボルト!」
ライボルトは何とか耐え、次の攻撃に備える。
「まだまだ!大文字!」
……これで、大文字のPPは尽きた。
「ごめん、ライボルト……」
大文字を受け、倒れるライボルト。
後、グラードンが使える技は地震と切り裂くとビルドアップのみ。
「フフ、見事にハマってくれちゃったね」
僕は薄ら笑いを浮かべ、言い放つ。
「……小ざかしい作戦は終わったようだな」
「ああ、終わった。そして、お前の負けだ……。いけ、エアームド!」
僕の最後のポケモンはエアームド。
地震は効かないし、切り裂くだって微々たるダメージ。
大文字のPPを消費させたのはこの為だ。
……だが、マツブサは下を向いて笑っている。
まるで、僕の作戦ミスだと言わんばかりに。
投下終了です。
乙
ついこの間まで序盤かと思っていたらもうこんな展開か
テンポが良く、読みやすいよ
乙
乙に
自分の無力感を感じ、一気に書き直しを行ったら
えらく投下が遅れた。
投下します
『ドラえもんのび太の携帯獣冒険記』
第一章 ♯第六話「暗雲」
ヨモギタウンに到着した一行はポケモンセンターに入った。
センターの中には何人かのトレーナーがポケモンを見せ合ったりして楽しそうに会話している。
オリーは看護婦らしき人と話をしている。そして、話が終わるとのび太達の方へ戻ってきた。
「さてと、じゃあ傷ついたポケモン達をあの看護婦さんに預けてきて、5分もすれば全快して帰ってくるから」
ジャイアンは傷ついたポチエナとズガイドスのボールを手にとり、看護婦の方へ向かった。
スネ夫も回復すべきなのだが、何か迷っているようで、そわそわして落ち着かない。
「スネ夫さん、どうしたの?」
しずかが心配そうにスネ夫に尋ねる。スネ夫は少しためらったが口を開いた。
「あのさ、僕だけポケモン捕まえてないんだよね……それで今捕まえてこようかなと思ってさ」
スネ夫の発言にオリーの表情が少し険しくなった。
「駄目よ、君のニャルマー、今傷ついているじゃない!」
オリーがスネ夫に注意するが、スネ夫はまだ煮え切らない感じだ。
「お、お願いだよ、あんまし無理させないしさ……行ってくるね!」
スネ夫はランニングシューズを起動させ、また401番道路に向かった。
そのときドラえもんはなんとなく嫌な予感がした。
01番道路に着いたスネ夫は、すぐにボールからニャルマーを出した。
ボールから出たニャルマーは甘えるようにスネ夫の足元に寄ってきた。
そんなニャルマーをスネ夫は抱きかかえた。
「これから新しい仲間を見つけに行くよ、頑張れるかい?」
スネ夫の呼びかけに応えるようにニャルマーは可愛らしい鳴き声を上げた。
スネ夫はしばらく辺りを探し回ったが全くポケモンの姿が見えず、焦り始めていた。
「ど、どうしよう……皆に迷惑かけちゃうよなあ……」
スネ夫がジャイアンに追いかけられる姿を想像し、身震いしていると、目の前の草むらからラクライが顔を出した。
「ああ――っ!!ゲ、ゲットしなくちゃ!ニャルマー、騙し討ちだ!」
ニャルマーはラクライに飛び掛り、鋭い一撃を加えた。
「ようし、いいぞ!ゲットするぞ!」
スネ夫はラクライ目がけボールを投げた。ボールはラクライに命中した。
スネ夫はボールを拾い上げ、得意そうな顔をしている。
スネ夫が満足げにポケモンセンターに戻ろうとすると、目の前に自分より少し年上の眼鏡をかけた可愛らしい女性が立っていた。
「わあ〜いいなあ!」
女性はスネ夫の元に小走りで近寄ってきた。
「あのう、そのラクライちゃん、見せてくださいませんか?」
スネ夫にとってはタイプの人だったのでスネ夫は少し固まっていたが、慌ててラクライのボールを渡した。
女性はラクライを見て、満面の笑みを浮かべた。
「かっこいいなあ……。あ、私ミストっていうんです。電気タイプのポケモンが好きでしてね……。あなたは?」
「はっ、ええとスネ夫といいます」
「まあ、スネ夫さん!なんて凛々しい名前!何処からいらしたんですか?」
本来なら地球から来た。というのはタブーなのだが、スネ夫はすっかり調子に乗ってしまった。
「ああ、僕は地球という惑星からきましてね、この星の危機を救いに来たんですよ」
「まあ、素敵!」
スネ夫は更に続ける。
「まあ、素敵!」
スネ夫は更に続ける。
「そして僕はこれから起こる異変を未然に防ぐためにこれから、子分たちと『地龍の巣窟』に出発するんですよ!」
ミストは『地龍の巣窟』という言葉を聞き、目を光らせた。そのことにスネ夫は気づいていなかった。
「そうなんですかあ!大変ですねぇ……。そうだ!『地龍の巣窟』への道のりは大変って聞きますし、
もう少し強いポケモンを手に入れたらどうです?」
「え?ええまあ……そうですね」
ミストの言うとおりと思い、スネ夫は相槌を打った。
「だったら、このラクライちゃん、私のブラッキーと交換してくれませんか?」
スネ夫はかなり驚いた。こんなところでブラッキーというレアポケモンを手に入れるなど思いもしなかったからだ。
「い、いいんですか?ブラッキーなんて?」
「はい!でも一つお願いがあるんですけど、このブラッキー今入ってるこのボールじゃないと駄々をこねちゃうんですよ、
だから、このボールに入れてくれればいいですよ?」
「大丈夫ですよ、そのくらい」
こうして、スネ夫のラクライとミストのブラッキーの交換は成立した。
スネ夫はボールに入ったブラッキーをまじまじと見つめている。そして皆が待っていることを思い出して、慌ててシューズを起動させた。
「じゃあ、僕はここで」
「はい、また会えるといいですね」
スネ夫は軽くミストに手を振ると、全速力でポケモンセンターに戻った。
スネ夫が帰ったあと、ミストは妖しい笑みを浮かべ、ポケギアを手にとり、誰かに電話をした。
「もしもし、ボスですか?やりましたよ!『地龍の巣窟』へ向かう手がかりを!……はい、はい……いえ、まだ実在するとは限りませんが、
念のため、情報源の子供に盗聴機能付きのモンスターボールを渡しました。……分かりました。今本部に帰還します」
電話を切ったミストはピジョットをボールから出し、それにまたがり、飛び去っていった。
手持ち
のび太 ヒコザルLv12 マスキッパLv16
ドラえもん ゼニガメLv10 ?
しずか ピチューLv8 マリルLv12
ジャイアン ポチエナLv9 ズガイドスLv11
スネ夫 ニャルマーLv10 ブラッキーLv26
オリー ミミロップLv16 エアームドLv14
『ドラえもんのび太の携帯獣冒険記』
世界観ガイド2 「ヨモギタウン編」
1、特徴
このヨモギタウンは数多くの有名トレーナーの出身地だ。
この町や周りの401番道路などはポケモンにとって、成長するのには最適ともいえる。
2、ゼンマイ氏
この町には、リュウス地方のポケモン研究者のトップクラスのゼンマイ氏が研究所を構えている。
ここでは新米トレーナーへのポケモン受け渡しや、製品の開発が行われている。
現在、助手は60名ほどいるが、ほとんどが出張やフィールドワークに出かけて、いつも居ないので、
主に、オリー氏がゼンマイ氏のアシスタントをしている。
投下終わり。
何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。
では。
乙
無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄
無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄
乙
ルビー氏、携帯獣氏乙。
これから無駄無駄します。
のびた「ドラエモーン!ポケモンの世界に行きたいよ〜」
ドラエモン「そんな夢みたいな考え無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄」
乙!面白すぎる!
俺様乙!楽しいな!
214 :
名無しさん、君に決めた!:2007/02/14(水) 23:02:27 ID:jBsfb3xT
>>211 ○ ∧_∧ ウリィィ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
[] /⌒ ( ´∀`) < ロードローラーだッ!!
||__________ (_)∪ ∪ ̄ \_________
/ ̄:l: .―:l:――――:l:/___ヽ,―、_(_)
| :|:./ E:|: EEEEl :|:|: :  ̄ ̄||`l
/ ̄ ̄ヽ ̄ヽ EEEEl :|:|:__:___||._|
/ ,●、 | |777777|:| l, ―┴、┴――、 ドグオォォォン!!
| ●| |.● | |/////// .:|:| / ヽ ヽ
ヽ `●' .| |====:|:| |====l===|∧_∧
ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / /( ;´Д`) うぐぅっ
携帯獣氏乙
オリジナルの世界観はやっぱりいいね
アドバイスというか、語尾を読み直したらわかると思うんだけど
会話以外の文はほとんどが『た』で終わっているのが気になる
〜た。〜〜た。とかだと読むとき少しだれるかも
もう少し変化を付けてみてはどうだろうか
『ミストは〜目を光らせている』とかに変えたり
過去形とかに固執しないなら『だ』とか『る』とか入れてアクセント付けたほうがいいかも
偉そうなこと言ってごめんよ!期待してるからガンガって
>215
確かに た は多いが他の語尾も使ってると思うんだがな
そんなに気になるか?
気になる奴もいるんだろ
始めたばかりといえばそうなんですが、忙しくなったので一時休止します。
そうか、無理はするなよ
220 :
名無しさん、君に決めた!:2007/02/15(木) 00:02:40 ID:jBsfb3xT
わかってるよ
どうせ戻ってこないんだろう?
死亡フラグとか変なこと言わないから戻って来いよ
いつまでも待ってるからな!
富樫!
受験があって…
春休み以降また戻ってきます。では…ノシ
は、春休み!?
受験終わったら春休み、って普通じゃないのか
ん?
春休み、ってことがおかしいんじゃなくて
春休みまで休載かよ!……という意味なんじゃないか?
投下します
バトルフィールドは氷の上だった。
中央が凹んでいて、所々に雪球が置いてある。
スズ「怖気づいて挑戦取りやめにすると思ったけど、
結構肝が座ってるのね。そういうの嫌いじゃないわ。
・・・・・・・いくわよ!」
スズナは勢いよくボールを投げ、フィールドの真ん中にマンムーを繰り出した。
のび「マンムー?よく分からないけど新しいポケモンだよね?
とりあえずカラナクシ!」
ウミウシ対マンモス。勝負は見えたかに思えた。
だがそれを覆すのがのびたクオリティ。
のび「どろばくだん!」
密度の濃い泥の塊がマンムーにぶつかる。
だが、もともと先手は狙ってなかったという感じでマンムーはゆっくり動き始めた。
スズ「全然効いてないみたいね。つららばり!」
マンムーが天井に無数のつららを作り、地響きで一気に落とす。
これは行動範囲を制限するために出したようで、
カラナクシ本体というよりは周りにつららが降ってきた。
スズ「とっしんよ!」
マンムーがつららを跳ね飛ばしながら迫ってきた。
のびたは慌てず、あえてカラナクシに引き付けてから攻撃した。
のび「めざめるパワーだ。」
カラナクシのめざめるパワーがマンムーを襲った。
次の瞬間とっしんを受けたカラナクシは倒れる。
のびたは技を受けたマンムーを良く見て、こう言い放った。
のび「ぼくはそのマンムーのタイプが分かったぞ!
ズバリ、氷とじめんだな!」
しばらくその場は凍りついた。
勿論、のびたの巧妙な作戦に驚いたからではない。
のびたの行動が余りにも的外れだったからだ。
スズ「そんなことを調べるためにカラナクシを犠牲にしたの?」
のび「そうだよ。このためにあえてマンムーを引き付けてめざめるパワーを当てたんだ。
こおりタイプの技が普通に効いて、そのポケモンの容姿に合ったタイプといえば、
地面タイプしかないからね。」
スズナは複雑な気持ちだった。
タイプを見極めるのはいいけど、そのためにわざわざカラナクシを犠牲にする理由はないし、
めざめるパワーは別に離れていても当たるはず。
それにもしマンムーの特性が『あついしぼう』だったらどうするつもりなのだろう。
スズナは氷のフィールドの反対側に立っているトレーナーを見やった。
このトレーナー・・・頭が少々弱いみたいね。
のび「次はエレブーだ、けたぐり!」
エレブーは氷の床を利用して素早くマンムーに近づき、足を払った。
やかましい音をたてて巨体が倒れる。
のび「まずは一匹倒したよ。」
スズ「なかなかだったね。それに次のポケモンは弱点を探す手間が省けるはず。」
スズナはドラえもん戦の時に見せたポケモンを選ぶ動作をせず、次のポケモンを出した。
のび「ユキノオー・・・・・・」
そこには吹雪の中にたたずむ雪男のようなポケモンがいた。
出てきた瞬間にあられが降ってきたのはこのポケモンの特性、ゆきふらし。
このフィールドは既にユキノオーの支配下に置かれたのだった。
のび「何だか、ジャイアンを思い出すなあ・・・」
部屋の中心に直立するユキノオーをのびたはそう形容した。
そうなると、それに立ち向かうエレブーは・・・・・
のび「ぼくだね。」
身の程が分かっていない発言もここなら堂々と出来る、というわけだ。
のびたが妄想を膨らます間にもあられは降り続く。
そしてそれはエレブーの体力を奪っていく。
スズ「はっぱカッターをあられに紛れて飛ばして!」
スズナが動いた。
だがのびたは動じず、バッジが欲しいという欲のままにエレブーに指示を出した。
のび「もう一回けたぐりだ!」
エレブーが指示通りユキノオーにスライディングし、
ジャイアンもといユキノオーはものの見事に転倒した。
のび「エレブーもはっぱカッターが当たっちゃったね。」
そう言うと、のびたはエレブーを戻した。
これでいいんだ。のびたは自分の残りの手持ち入りのボールを見ながら考えた。
ぼくはまだ二匹手持ちが残ってるし、一匹はスネオから貰ったポリゴンだ。
スネオもGBAのソフトから送ったとか言ってたし、そんなに弱くは・・・・・
のびたは驚愕した。
ボールの中のポリゴンはどう見ても赤ちゃん級のステータス。
スネオを信用していたが、送ってきたのはのびたをおとしいれるための雑魚ポケモンだったようだ。
のび「気付かなかった。どうしよう・・・・・エイパムだけで勝てるかな・・・・・」
慎重にユキノオーを見やる。今こそ本当にジャイアンに向き合ったときの心情だった。
やるしかない・・・・のびたはジム戦をポリゴンに任せるつもりだったが、
自分の本当のパートナーと共闘する決意が今やっと出来た。
のび「い・・・行くぞお!!」
大げさに腕を振り回し、エイパムを駆り出した。
のび「あまいみつをなげつける!!」
エイパムがあまいみつが一杯に入った瓶をユキノオーにぶつけた。
瓶が割れ、中身がユキノオーにこびり付く。
スズ「何がしたいの?こおりのつぶて!」
ユキノオーが一瞬にして氷の塊を作り、すさまじい速度でエイパムにふりかけた。
のび「速い・・・・・もしかして、でんこうせっかみたいに先に攻撃する技なのかな?」
エイパムがのびたに目配せした。
のび「よし、エイパム、とにかく逃げ回れ!」
エイパムがスケートする様に氷の床を縦横無尽に駆け回る。
さながら、ジャイアンに追いかけられているのびたといった所か、
スズ「そのエイパムの特性は【にげあし】ね。」
のび「そ。理由は君ぐらいの人には分かってると思うけど、
道具を『拾うかもしれない』ものひろいより
『必ず』逃げられるにげあしの方が断然お得だからさ。」
スズナは考えを改めた。
この人、頭が弱いなんて思っちゃったけど、進化後のことも考えてるのね。
とすると、自慢げに特性を自慢してきたのも、
エイパムが戦闘中に進化するのを見越してのことなのかしら・・・・
余計なことを考えてスズナは頭が混乱してきた。
しかし、進化する間も無く、エイパムは壁際に追い込まれた。
のび「エイパム!みだれひっかきでそいつを倒してくれ!君が最後の砦なんだよ。」
のびたの思いを一身に受けたエイパムはユキノオーをひっかきまくる。
反撃したいユキノオー。だが、あまいみつが目に入ったせいで
ちょこまかと動くエイパムが見えていなかった。
スズ「ええい、ユキノオー!気合いよ!きあいパンチ!!」
ユキノオーが気合を溜め始めた。
のび「やばいよエイパム!何とかして集中力を乱して!」
きあいパンチは強力な攻撃をもってして止めることが出来る。
だが、エイパムは既にみだれひっかきのPPを切らし、
瞬間的に与えられるダメージが不足している。
のび「何とかするんだ!何でもいいから攻撃しろ!」
のびたから無茶な命令を受け、エイパムはとりあえず尻尾でユキノオーをひっぱたいた。
スズ「ユキノオー、ひるんじゃだめ!きあいパンチを繰り出すのよ!」
ユキノオーはエイパムの尻尾を掴み、腕を振りかぶった。
のび「もうだめだ・・・・・」
のびたが思わず目を伏せようとしたとき、エイパムの体が光り始めた。
紛れも無く進化の光だ。
エイパムの尻尾がもう一本生え、ユキノオーの腕に強烈な一撃を加える。
それは、のびたの無茶な命令により繰り出した新技、
『ダブルアタック』の二発目だった。
ユキノオーが氷にひびを入れて倒れる。
スズ「まさか・・・こんなところで進化するなんて。
それに、進化して早々テクニシャンによる威力倍増のダブルアタックも繰り出して・・・」
スズナはゆっくりとユキノオーをボールに戻した。
スズ「まさか、負けるとは思わなかったわ。
あなたならきっとチャンピオンにだってなれそうね。」
のび「(・・・・テクニシャン?なんのことだろう)ありがとうございます」
スズ「それでは、見事私に勝った証としてこのグレイシャバッジを授けます。」
のびたはようやくバッジを一つ手に入れた。
今の状況
のびた エテボース カラナクシ エレブー 【ポリゴン】(現在地キッサキシティ)
スネオからポリゴンを借りている。二匹が進化し、個々のポケモンの力は高い。
ちなみに、オーキドの手紙を持っている。
ドラえもん ビーダル ペラップ ロトム リーシャン(現在地キッサキシティ)
愛を求めてリーシャンを捕まえた。ペラップはハクタイシティでブイゼルと交換したらしい。
しずか ハヤシガメ ブニャット 【ダークライ】(現在地こうてつじま)
三匹目の手持ちを探してこうてつ島に来た。
ジャイアン モウカザル カブト ドーミラー 【かなめいし】(現在地テンガン山)
テンガン山の洞窟で迷っている。
スネオ ポッタイシ ムクバード キルリア ミツハニー 【パルパークで送った伝説など】(現在地221番道路)
ポリゴンをのびたに預けた。221番道路から動かずにずっとポケモン育成を続けている。
投下終了
ドータクンのガイドラインネタを使いました。
ドラーモン氏、空き地リーグさん、使いまわしすいません
乙
乙
DPその2氏乙です
今日は人生最悪の日だった新カントーです。
それの理由のせいで……当分投下が出来なくなると思われます。
頑張って時間は作り、なるべく投下したいとは思いますが。
まあ……今から投下させていただきます。
前回は
>>93-100
「あれは物理攻撃だ! ソーナンス、カウンター!」
僕が命令を下してソーナンスは身構える。
ニドキングは距離を詰めてくる。
やっぱり僕の作戦は間違ってなんか・・・。
「ニドキング、角ドリルだ!」
角が超高速回転してソーナンスに突き当たる。
ソーナンスは力無く倒れた。
「一撃必殺技……」
僕がソーナンスを回収して呟く。
「ニドキングに限らず相手の技を推測するのは基本中の基本。
ましてやこの世界はDの影響で凄いことが起きた。
貴様は気付いていないのかもしれないがな……」
Dの影響?
「まさか!?」
図鑑を開いてルール変更の欄を見る。
データの変更? DP仕様にはしたはず。
他に技で変更するとすれば・・・後一つしかない!
「やっぱり・・・」
図鑑には衝撃のルール変更。
技のスロットが無限大に増えていたのだ。
「気付いたようだな……ニドキングやニドクイン等の一般的な奴等でも
活躍の舞台が増えたということを!」
確かにそうだ。
技のスロットが無限大ならばいくつもの有能な技を覚えられる
ニドキングは使い勝手がずば抜けているだろう。
このルール変更は僕たちも利用できるのかもしれない。
「ルールを教えてくれて感謝するよ、サカキさん」
僕がそう答えるとサカキさんは満足そうに笑う。
「ほう・・・突然の非常事態にもすぐに自分への糧へと変えるか。おもしろい・・・」
モンスターボールを取り出して僕は投げた。
「メタグロス、お前だ!」
僕が出したのはメタグロス。
タイプ相性は五分だけど単純な力比べなら勝てる!
「ニドキング、地震だ!」
「メタグロス、電磁浮遊!」
地面の揺れを受けながらも浮いていくメタグロス。
その様子は飛行機の離陸のようだ。
「厄介な技を・・・。ニドキング、火炎放射!」
「気にせずに突撃しながら思念の頭突きだ!」
炎を吐くニドキングに突撃していくメタグロス。
日本の神風特攻隊をイメージさせるような動きだ。
炎を吐き終わったニドキングにメタグロスがぶつかっていく。
攻撃を受けたニドキングは、顔に手を当てて崩れ落ちた。
「なかなかやるではないか・・・。ニドキング等と手を抜いては失礼だったようだな」
「手を抜いた?」
「ああ・・・。だがここからは本気で生かせてもらおう!」
サカキさんが次に出したのは土偶、ネンドール。
相性は・・・良くない。
「ネンドール・・・。メタグロス、大爆発だ!」
指示を受けてメタグロスは物凄い爆音を放ち、爆発する。
僕が目を開けると二体のポケモンは倒れていた。
「ふふふ、不利と見てすぐに自爆したか・・・、やはり貴様は強い。
是非とも貴様と戦いたくなったぞ!」
「戦いはまだ終わってないんだ。まだまだこれからだよ!」
笑いながらサカキさんに答える僕。
だがサカキさんは残念そうに僕を見つめた。
「そうもいかないのだよ。私はもうセキエイに帰らなければいけない。続きはセキエイで・・・だ」
「僕は・・・戦わない」
「いや、貴様は戦う」
僕の言葉にサカキさんが即答する。
「強者が強者を欲する気持ち。それはお前ほどの強者ならわかるはずだ。
私は貴様をセキエイで待つ。それまでに更に腕を磨いておくことだ・・・」
そう言うと、サカキさんは僕の横を通り抜けていった。
僕に一つの伝言を残して。
トキワシティ
5人の子供たちは全員ポケモンセンターに集合していた。
「おせえな! ドラえもん何やってんだよ!」
怒るジャイアン。
「まあまあ、ジャイアン。ドラえもんも準備をしてくれてるんだよ」
ジャイアンをなだめるスネオ。
「……」
終始黙ったままのしずか。
「これで技は完璧だな」
モンスターを一体一体確認している出木杉。
「皆、頼むよ!」
モンスターボールを見つめるのび太。
ドラえもんが来たのはそれからすぐ後だった。
「皆、遅れてごめん! こんな時間になってて」
「おせえよ、ドラえもん!」
ジャイアンの叫びにドラえもんは手を合わせて頭を下げる。
「まあ、無事なだけで良かったよ」
スネオは満足そうに髪を掻きあげる。
「何で遅れてたんだい?」
「ヤマブキにまで行ってきてシルフの社長さんに物資の補給を頼んだんだ。
もうすぐ息子さんが来るらしいからそれを待とう」
出木杉の問いに汗を拭きながら答えるドラえもん。
「四天王戦は使えないけどチャンピオンロードを抜ける時に必要になりそうね」
「そうだね! 流石ドラえもん! 僕達の事をちゃんと考えててくれるね!」
それからすぐに物資の補給が届いた。
「ありがとうございます」
出木杉が頭を下げて男に礼を言う。
「いやー、君達が私の会社を救ってくれたんでしょう?
それに君達のことはソラちゃんから伺っていますしね」
「ソラさんですか?」
出木杉が意外な名前にボケた言葉をあげる。
「ああ、ドラえもん君にのび太君にしずかちゃんにスネオ君にジャイアン君に出木杉君だったけな?
この人達は絶対ジムに来るから用心しとけって言われたんです」
「もしかして……ジムリーダーなんですか?」
「ああ、5の島のジムを務めることになったジュダです。宜しく」
男は手を出して握手を求める。
「こちらこそ宜しくお願いします。
もしかしてシルフが手を貸すことになったんですか?」
「ええそうですよ。君達の知り合いと言う事なので父は上機嫌であっさり受諾しました。
私はジムリーダーに憧れていたのでシルフが建設するトーナメント会場がある
5の島を勤める事になりました」
「そうですか……忙しいのにわざわざありがとうございます」
頭を下げる出木杉。
「いえいえ、私も君達に興味があったのでお互いさまです。では私はこれで」
ポケモンセンターの出口に向かう男。
「ああ、そういえば」
思い出したように男は出木杉に振り返る。
「物を頼む時は電話は止めたほうが良いですよ。父じゃなかったら怒り狂ってます」
「電話だったんですか?」
「ええ。では時間が無いのでこれで失礼します」
男を見送った後、出木杉は考える。
『電話? ドラえもんは僕たちに嘘をついたのか? それとも彼が?
いや彼にそんなことをする理由はないぞ・・・一体どう言う事だ?』
次の日セキエイ高原。
全員はチャンピオンロードを抜け、セキエイに辿り着いた。
「長かったねえ」
「ああ、服が汚れたよ」
のび太の呟きにスネオが同意して腰をおろす。
ドラえもんは薬を自分のポケモンにに使っている。
しずかは俯いたまま、ポケモンに話し掛けている。
ジャイアンは図鑑で技の確認中。
出木杉は一番後ろで後方からの敵を確認している。
「皆、準備は良いね?」
ドラえもんが一瞬黒ずんで見えたが誰も気にする様子は無い。
「うん!」「ええ!」「完璧だよ!」「おお!」「……」
「どうかした、出木杉君?」
ドラえもんが一番後ろにいるはずの出木杉を確認する。
しかしそこに彼の姿はなかった。
「そんな! さっきまで入たのに!?」
状況に焦るのび太。
「出木杉が……消えた?」
『やあ皆。ようこそ僕の城に』
状況をあざ笑うかのように聞こえてくる声。
それはシルフに居た男の声だった。
「お前か!? お前が出木杉を!?」
ジャイアンが叫ぶ。
『天才少年? 僕は知らないよ。でももう時間切れだ。さあ入っておいでよ
このまま死にたくは無いだろう?』
その言葉の直後、各自の体の色が薄まっていく。
状況を見て、ドラえもんが皆を見つめる。
ドラえもんの眼差しに答えたのはやはりガキ大将だった。
「もう行くしかねえぜ!」
ジャイアンの叫びに全員が頷く。
「出木杉ならきっと大丈夫だよ。僕達より強いんだから」
スネオが皆を諭すように言うが彼自身落ち着いていない雰囲気だ。
「そうね……。気にしてもいけないわ! 行きましょう!」
しずかは自分言い聞かせるように言葉を出す。
「そうだね。どっちにしろ僕たちが負けたら出木杉も消えるんだ。もう行こう!」
全員の前を歩き出すのび太。
「皆……。よし行こう! 最終決戦だ!」
ドラえもんの叫びを聞くと全員がのび太の後に続いた。
セキエイ高原牢獄前
「ここは?」
出木杉が目を覚ますと目の前には建物と一人の少女。
「ソラさん? 何でこんな所に?」
「貴方を父とは戦わせたくありません。私は父の為に貴方に最後の勝負を挑みます!」
出木杉の問いに少女は今までに見せたことの無いほどの満足そうな表情で語りかける。
モンスターボールを構えるソラを見て、出木杉はモンスターボールを構えて笑顔を見せて、言った。
「決着をつけようか、ソラさん! 僕と君との最後のバトルだ!」
投下終了。
次の予定はわかりません。
頑張って顔を出したいのですが、状況が状況ですので難しいです。
どちらにしろ次の投下はオリジナルキャラとのび太達の状況になります。
乙
詮索はマナー違反というのは分かるが何があったんだ?
乙
あまり言ってやるな
新カントー氏乙
待ってるよ
投下する
前に書いたのはまだwikiには載ってない
マサゴタウンを旅立っていくトレーナーが最初に目指す場所はコトブキシティ
当然俺達も例外ではなくコトブキシティに向かった……全員別れて進んだが
マサゴとコトブキを結ぶ202番道路にはビッパ、オタチ、ジグザグマなどの野生のポケモンや
それを使うトレーナーが居る。格闘タイプのリオルはそれらを倒して行き順調にレベルを上げていった
そしてコトブキシティに着いた
コトブキシティはとてつもなく大きなビルや俺が通っていたトレーナーズスクールなどがある
しかし思い出に浸っている暇などは無い、連戦によりダメージを受けたリオルをポケモンセンターに連れて行った
最近の医学は凄い…瀕死のポケモンですら10秒たらずで全快になる
俺は洞窟の中でそう呟くここはコトブキとクロガネを結ぶクロガネゲートだ
――バチンッ なにかが顔に当たった……ズバットだ
俺の声に反応したのだろう…リオル以外にも仲間が欲しいところだ捕獲だ
「電光石火だリオル」
空中に居るズバットだが高速で体当たりしてきたリオルを回避することはできなかった
飛来していたズバットは地面に落ちた、ここで捕まえてもいいが念には念を入れておこう
「はっけい…」
地面で倒れているズバットにリオルは鋭い手刀を食らわす
格闘タイプの技で毒飛行タイプのズバットにはダメージは少ないが狙いはそれでは無い
はっけいには相手を麻痺させる能力がある、これで捕獲率は上昇するはずだ
狙い通り麻痺したズバットにモンスターボールを投げ捕獲は完了した
地面に落ちているモンスターボールを拾い上げクロガネゲートを出た
クロガネシティ…化石の研究で有名な町だ
昔来た時は博物館にはなかなか珍しいカブトプスやプテラなどの化石も多数展示されていた
だが今の俺には化石などには興味は無い…あるのはジムバッジ
俺はクロガネジムに向かおう…あそこに居るのは岩タイプ使い、格闘タイプのリオルならタイプ的には有利だ
俺は初めてのジムバトルをするために走った
ジムに行くと赤みのかかった髪をした少年…もう青年か?が居た
「僕はヒョウタ、それにしても今日は挑戦者が多いな…勝負は1vs1でいいね」
「…行けリオル!!」「ズガイドスッ!!」
両者ポケモンを出す、それと同時に戦闘が始まった
「頭突きだズガイドス」
こちら目掛けて突進してくる…速い
「はっけいで受け流せ」
ズガイドスの頭突きをリオルは手刀で受け流す、しかしリオルはダメージを受けてしまった
「はっけいなんかで受け流せるほど僕のズガイドスは甘くないよ」
やはりそこらのトレーナーとはレベルが違う、この人は強い
「ならこちらから攻め込むまでだ、リオル電光石火だ」
リオルは俊足でズガイドスの元へ駆け込んだ、そして首元に手刀を当てた
「トレーナーの命令無しに的確に次の攻撃をするとは優秀なポケモンだ…こちらも負けてられないぞズガイドス!!」
首元にはっけいを受け半分ほどHPを消耗したが麻痺はしていない
これで分かったのは単純なスピード勝負ならこちらの方が上ということだ
「気合溜めだズガイドス!」
ズガイドスの雰囲気が先ほどより一段の険しくなる…本気モードということか
「ズガイドスの本気の攻撃は厄介だリオル!スピードで翻弄しろ」
リオルは電光石火でズガイドスの周囲を駆け巡り始めた
がズガイドスはまるで動揺していない…目をつぶって音で判断しているのか…?
「上から攻撃だリオル!!」
リオルはジャンプし頭上からズガイドスに攻撃を仕掛けた
『上だ!!』
ヒョウタの掛け声と共にズガイドスはジャンプしリオルとぶつかり合った
リオルはズガイドスの頭突きに簡単に吹っ飛ばされより上空へ跳ね上げられる
「止めのダメ押しだ」
宙に舞い上がったリオルをズガイドスは頭突きで地上に突き落とした
突き落とされたリオルによってフィールドに砂煙が巻き始める
「これで僕の勝ちだね、君のリオルも強かったけどまだ育てが足りないな」
『………クッ…クハハハハハハ!!リオルが倒れたのを確認もせずに勝利宣言とは…』
「な…君のリオルは連撃を受けたのに立ってられるわけが無い!!」
「最後に選択を誤ったな…ダメ押しは悪タイプ…格闘タイプのリオルに止めを刺せるほどのダメージは与えられない」
砂煙が引いたときにフィールドにはリオルは立っていた……そしてズガイドスは気絶していた
「ば、ばかな!!止めを刺せなかったとしてもズガイドスが戦闘不能になるなんておかしい」
「カウンター…中途半端な物理攻撃はこの技で倍返しにできる」
「………僕の負けだね、考えてみると最近は連敗気味だったな…ジムリーダーになれてうかれてたよ
こんなんじゃジムリーダーは成り立たない、しばらく僕は特訓するよ。君もポケモンリーグ頑張って」
「ありがとうございます…それでは失礼します……」
俺は始めてのジムバッジ、コールバッジを手に入れた
クロガネジムを出て博物館に向かうことにした。既に空は暗く綺麗に輝く星が散りばめられている
もう夜遅くこのまま次の町へ進めば迷いかねない…それでこの町の名物でもある化石を見に行くことにした
博物館に展示されている化石は前よりも種類が増えていた…ユレイドルやアーマルドなどの化石をあった
そういえば最近の科学では化石と化したポケモンを復活させることができるらしい、科学の力ってすげー
………あれは?赤髪で10代後半?それとも20代前半くらいの女性が博物館内をうろついていた
今はあまり関わらない方がいいな、こちらの手持ちが弱すぎる
俺は早足で博物館を出た
ポケモンセンターに行きポケモンを回復する、今日はここで寝よう
施設の奥にはポケモントレーナー専用の個室があった…しかも無料…トレーナーは非常に優遇されているのだ
そういえば俺以外にもここに泊まっている奴はいるのか?
ジョーイさんに聞いてみると数人泊まっているようだが俺の知っている人間はいなかった
しかし居たところで何も無い…俺は自分の借りた部屋に戻り眠りに就いた
――――某所某時刻
どこかの高層ビルの最上階に赤髪の女性とデスクに座っている人間が会話をしている
「博物館の偵察ごくろうだった」
「はい……様…そういえば博物館内で……を見かけましたが……」
「………そうか…ソノオ辺りで出迎えてやれ……」
「了解しました…しかし何が目的なのですか?」
「それは今お前が知る必要は無い……」
「し…失礼しました…」
「もう下がれ」
そう言うと赤髪の女性は部屋を出て行った
「クックッ……楽しみだな……」
ナナシ
リオルLv13 ズバットLv6
投下終了
ナナシテラコワス
あげ
起動あげ
≪のび太サイド≫
今現在の状況。
相手はバクーダ一匹。こっちはコノハナとミロカロス。
だけど、しずかちゃんはカガリに人質にされている。
人質がいる限り、僕は自由に動けない。
どうすればいいかわからない。
そして、ついにホムラが攻撃命令をする。
万事休す。僕はもうダメだ……。
「バクーダ、火炎放……」
だが、ホムラの声はかき消される。
辺りを揺らす大きな地震のためだ。
揺れによってしずかちゃんは開放され、上手い具合に僕のほうへ飛んでくる。
「きゃあっ!のび太さん!」
そして、またまた上手い具合にしずかちゃんが僕に抱きつく形になる。
「え、ちょ……」
僕はそのままの体勢を望んでいたが、しずかちゃんはそれを拒む。
すぐに僕から離れ、ミロカロスのそばにつく。
……はぁ……。
「のび太さん!今のうちに一斉攻撃を!ミロカロス、ハイドロポンプ!」
「わ、わかった!コノハナ、自然の力!」
同時に放たれた強力な攻撃。
幹部の二人はそのまま吹き飛ばされ、海の中へと消えていった。
≪スネ夫サイド≫
下を向いて笑ったままのマツブサ。
……気に食わない。
「何を笑っているんだ?何がおかしい!」
僕が声を張り上げると、マツブサはようやく顔をあげた。
「貴様の作戦というのはこの程度か……ハハハ!」
「何だ……何が言いたいんだ!」
マツブサは僕を無視して話を続ける。
「大文字のPPをゼロにしてエアームドを出す。実に素晴らしい作戦だ。
だが……貴様はグラードンだけが私の戦力と思っているのか?」
マツブサの発言に思い当たる所も無く、僕は黙って話を聞く。
「私のポケモンはグラエナ、バクーダ、ポチエナ、ズバット、グラードン。
この戦いで使ったポケモンだ。……ここまでいえばわかるか?」
「五匹……ということは、六匹目がいるのか!」
完全に僕の作戦ミスだ。
作戦を考えるのに夢中になりすぎて、敵の戦力を考えていなかった。
僕はグラードンの事しか考えていなかったんだ。
言い方を変えれば、グラードンの強大な力を利用した目くらまし。
結局、僕の力が及ばなかったってことか……。
「さあ、終わりだ。出て来い、もう一匹のバクーダ!そして大文字!」
僕のエアームドは成す術もなく倒れ、次は僕が標的になる。
「そして、裏切った罰だ。バクーダ、大文字!」
≪スネ夫サイド≫
迫り来る灼熱の業火。
僕は……僕はここまでなのか?
今までの思い出が、走馬灯のように蘇ってくる。
結局、僕はマツブサを倒すことができなかった。
自らの過ちにケリをつけれなかったんだ。
さて、もう考えるのはやめにしよう。
炎はすぐそこまできていた。
僕は目を閉じ、次の瞬間を待った。
――ここは天国か?それとも地獄か?
どちらにしても、終わった。終わったんだ。
……あれ?僕は死んだハズなのに、終わったハズなのに、まだ体が暖かい。
というより、周りの空気が暖かい。
そして、僕はどことなく懐かしい声を聞いた。
「スネ夫!大丈夫か!目を開けろ!」
……ジャイアン?
僕はゆっくり目を開け、目の前の光景を目の当たりにした。
バクーダの炎を受けているボーマンダ。
僕のそばに駆け寄ってくるジャイアン。
そうか、ジャイアンが僕を助けたのか……。
「気付いたか、スネ夫!ここからは俺がやるから、お前は休んでろ!」
僕は何か言おうとしたが、体が言うことを聞かない。
そして、意識がもうろうとしたまま、僕はゆっくり目を閉じた。
≪スネ夫サイド≫
目を開けると、どこか見覚えのある綺麗な天井。
ここはポケモンセンター……か。
「お、やっと気が着いたか、スネ夫!」
ジャイアンが僕に気付き、次第にのび太としずかちゃんもこっちへ来る。
そして、僕はみんなから一通りの話を聞いた。
のび太としずかちゃんは幹部を倒し、ジャイアンはあの後マツブサを倒したそうだ。
「……僕は、結局何も出来なかったのか……」
頭で考えただけなのに、不意に口に出てしまった。
だが、僕が恥じる暇もなくジャイアンは言った。
「そんなことねえよ、スネ夫!お前がマツブサのポケモンを倒してなきゃ、俺は絶対勝てなかったぜ!」
のび太としずかちゃんもそれに賛同する。
「で、でも……」
僕は何かを反論しようとするが、言葉は途中で止まる。
「俺の言うことが間違ってるのか?あ?スネ夫!」
ジャイアンが今にも殴りかかってきそうな姿勢で言う。
「い、いや……そういうわけじゃないよ」
僕はちょっと安心した。懐かしい光景だ。
そして、話が少し途切れた時。
「みんな、ゴメン。僕がマグマ団なんかに……」
僕が話そうとするが、またもやそれは途中で止まる。
みんなが手のひらを僕に向けて、ストップの意を示していたからだ。
「ありがとう、みんな……」
窓に映る僕の顔。それは、ちょっとだけ輝いて見えた。
投下終了です。
明日はテスト勉強頑張ろう……
乙
乙
やあ (´・ω・`)
ようこそ、このスレへ。
この小説はサービスだから、まず読んで落ち着いて欲しい。
うん、「台本小説」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この投下を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした今の空気で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この小説を書いたんだ。
じゃあ、投下をしようか。
野比のび太、11歳は、基本的、ダメな子である。 家は貧乏で、ゲームなど、買ってもらえないので、いつもネコ型ロボット、「ドラえもん」にゲームを出してもらっている。
驚いた事に、彼の腕はかなりの物で、いつもベストスコアを叩き出していた。
そんなある日である。
のび太「このゲームもクリアだよ。 新しいの、出してくれ。」
ドラえもん「これで21個目か… そろそろお金が少なく…」
のび太「終わったやつは売ればいいじゃん。 次はなるべく長いやつ頼むよ。」
3週間、学校から帰ってすぐにゲームをするのび太。 もう毎日のようにゲームを買っている。
ドラえもん「…… そろそろゲームはやめろよ。 次で最後にしよう。」
のび太「…ああ いいよ。 その代わり、とびきり難しいの頼むよ。」
ドラえもんはタイムマシンに乗り、未来へと行った。
のび太ママ「のびちゃあ〜ん 御飯よぉ〜」
のび太「そこ置いといて…」
のび太は部屋の床に寝そべったまま動こうとしない。 ママは、これを3週間続けている。 しかし、彼女は何も言えなかった。
いちおう学校には行くものの、そこには地獄が待っているのだ。 いわゆる「いじめ」である。
のび太「ドラえもん… まだかな…」
食事を部屋で食べながら、読みかけの漫画に手をかける。 友達なんかいらない。 僕にはドラえもんさえいれば…
ドラえもん「ふぅ… 高かった…」
のび太「待っていたよ!」
のび太は立ち上がり、机へと駆け寄る。
のび太「で、どんなゲームだい?」
ドラえもん「RPGさ。 特注のね。」
のび太「楽勝だね… RPGなんて1日でクリアできるよ。 これならもう1つ追加だね。」
ドラえもん「なら1日で無理なら、これ以上ゲームはしない事にしよう。」
ドラえもんは、よほど自信があるのだろう。 のび太が1日でクリアできないゲームなど、ほとんどないのだ……
のび太「さあ、見せてよ。」
ドラえもん「パンパカパーーーン! 」
のび太「……これ?」
のび太が見たものは、とてもゲーム機には見えない、回転椅子のような物だった。
ドラえもん「これぞ、立体ゲーム転送機! 好きなゲームの世界に飛べるのさ。」
のび太「つまり、自分でRPGをする……? そんなの嫌だよ! 剣なんか持って闘ったり…」
ドラえもん「なら、『ポケモン』にすればいいじゃないか。 あれは、命令するだけだよ。」
のび太「ポケモン… まあいいや。 これに座ればいいの?」
のび太は機械に腰掛けた。
ドラえもん「それで……このボタン……ぁん……よし! 転送!」
ドラえもんがスイッチを押した瞬間、のび太は、部屋から消え去った。
ドラえもん「さて、僕もいくか。 1人じゃ心配だし…」
ドラえもんもスイッチを押し、部屋から消え去った。
――マサラタウン
のび太「こ、ここがマサラ… ゲームとは段違いの景色だ…」
オーキド「あぶなーーーい」
のび太「ビクッ」
オーキド「ポケモンも持たずに、草むらに入っちゃいかん!」
のび太「いや、入ってないし…」
オーキド「自分のポケモンを持っていれば楽なんじゃが… そうじゃ! わしの家に来るのじゃ!」
のび太「ちょ…待… 痛い痛いっ」
ドラえもん「あれ? のび太は?」
――オーキド研究所
オーキド「さあ、入れ。」
のび太「いや… 何がなんだか…」
「おせえぞ じじい !!!」
のび太「この声は……?」
オーキド「お前は……ジョン?」
グリーン「グリーンだ!! 」
オーキド「おお 何しにきた?」
グリーン「お前が呼んだんじゃねーか!」
オーキド「ああ、そうじゃ。 率直に言おうか。 ポケモンマスターになれ。」
のび太(率直だ…)
オーキド「のび太! この3つの中から1つを… 3つ?」
グリーン「これもーらい!」
オーキド「やれやれ… 困ったモンじゃな。 この2つの中から選ぶのじゃ。」
のび太「これかな?」
ボムッ
「んだコルァ?」
のび太「……」
オーキド「…フシギダネか… こいつは成長が早いぞ。 そうか、これにするのか。 ならニックネームを付けろ。 『フッシー』なんかどう…」
―フシギダネのつるのむち!!―
オーキド「あべし!」
のび太「……『タネ』でいいや」
―タネが仲間になった!
グリーン「俺はニックネームなんかつけねーよ だせーし なあ? ヒトカゲ」
ヒトカゲ(え!? 僕にはなし?)
すいません やっぱ消えよう。 お目汚し、すいませんでした
面白いよ。乙。
乙
なんか……好きかも
読みにくい
携帯から投稿してるだろ?
今日明日と二部構成で投下いたす
チャンピオンロード、地下2階。
暗闇の中、のび太のトロピウスのフラッシュの明かりを頼りに進んでいくドラえもん一行。
波乗りで地下水路を進んでいくと、目の前には地下とは思えないような光景が広がっていた。
「すごいや……地下に滝が!」
のび太が感嘆の声を上げる。
滝が発する霧がフラッシュの光を反射してキラキラと輝いているのだ。
「この滝を登れば後少しだよ」
スネ夫が滝の上を指差す。
「よし、ホエルオーで滝を登るよ」
全員がドラえもんのホエルオーに乗り込み、流れ落ちる水流に逆らいながら滝を登っていく。
しかし、滝を登った四人を待っていたのは戦闘準備万端のポケモントレーナー達だった。
「で、彼等はここで一旦足止めを受けるはずだったんだが……」
岩陰から現れたのはダイゴ。
その場にはドラえもん達の姿はすでになく、倒されたトレーナー達が力なく服に付いた砂埃を払っていた。
「まさかこの人数がタケシ一人にやられてしまうとは、彼らを鍛えすぎてしまったか……」
計画に微妙な狂いが生じている。
タケシ……ジャイアンは実に巧みな罠を仕掛けながら戦っていた。
複数人のトレーナーを相手に彼が出したのはバンギラス。
バンギラスが現れた瞬間、特性による砂嵐が発生し特防を上昇させた。
そして圧倒的な破壊力で敵を咬み砕く。
だが、バンギラスの恐ろしさはそこではなかった。
密閉空間である洞窟内での砂嵐はトレーナーの体力も大きく削られていく。
思考能力が低下し、反応が遅れる敵トレーナーをジャイアンのバンギラス は一人、また一人と撃破していったのだった。
今だに目すら開けられないくらい砂を浴びたトレーナー達を後目に、ダイゴもドラえもん達の後を追う。
「彼らがポケモンリーグにたどり着くまでに、ドラミがやることを終らせられるか……」
協力関係にあるが、ドラミの真の目的はダイゴも知らない。
だが「ドラえもん一行、特にノビタ」に出木杉を打倒させるのが目的のひとつであることはわかっている。
「誰が倒そうが結果は同じだと思うんだが、ドラミはそうは思っていないようだな」
その真の目的、意図をつかむことも頭に入れておかなければならない。
『何も知らぬまま、ドラミに利用だけされるなんて納得がいかないからな』
チャンピオンロード1階。
立ち塞がるトレーナー達を倒し、ドラえもん達はようやく出口の光を見つけた。
「いよいよ、出木杉の待つポケモンリーグに……」
「のび太くん、絶対にしずかちゃんを助けようね」
ドラえもんとのび太が覚悟を誓い合った時、出口の逆光に人のシルエットが浮かび上がる。
「そうはいかないよ。君たちは僕に倒されるんだから」
「ん、どこかで聞いた声だな……」
のび太は必死で記憶の糸をたぐり寄せる。
しかしやはりのび太だ、思い出すことはできない。
「以前恵んでやったポケモン預け屋の代金、ここで返してくれるかい?」
預け屋……
その言葉にのび太はハッとなった。
「まさか、ミツル君!!」
出口の光の中から現れたのはキンセツで出会った少年、ミツルだった。
「久しぶりだね、ノビタ」
見知った少年に出会った事で、のび太の緊張が一気に溶ける。
「ミツルく……」
足を踏み出そうとしたのび太をスネ夫が制止する。
「のび太、行っちゃダメだ。奴はボクと同じ匂いがする……」
スネ夫は一目で気付いたのだ。
ミツルの目の奥から感じられる闇のようなもの、それは嫉妬や妬みといった感情だ。
スネ夫の言葉に警戒を強める一行。
ミツルはやれやれといったジェスチャーをすると、隠していた憎悪を剥き出しにした。
「僕の望みはひとつ、ノビタと戦いたいだけだ!」
ミツルの唐突な宣言にジャイアンが反発する。
「俺達は出木杉をブッ飛ばしにいくんだ、邪魔するなよ!」
「知るか。僕はそのノビタを倒すんだ、お前らこそ邪魔するな!」
そんな舌戦の中、のび太が前に歩きだす。
そんなのび太を慌てて止めようとするドラえもん。
「のび太くん!」
「皆は見てて……」
その決意に、ドラえもんはのび太の腕を掴んでいた手を離してしまった。
三人が見守る中、のび太とミツルのポケモンバトルが静かに始められる。
「いけ、チルタリス!」
「ピー助、頼むよ」
ミツルはチルタリスを繰り出し、のび太はトロピウスで応戦する。
「チルタリス、うたうんだ!」
チルタリスの歌声を聴き、睡魔に襲われるトロピウス。
「ね、ねむけざましを……」
のび太が慌ててトロピウスに眠気覚ましを振りかける。
目を覚ましたトロピウス、その眼前にはすでにチルタリスが迫っていた。
「ゴッドバードッ!」
ミツルの命令を受け、チルタリスはゴッドバードでトロピウスを吹き飛ばす。
「ピー助っ!」
壁面に叩きつけられたトロピウスはかなりのダメージを受けているようだ。
「のび太、もう一発くるぞ!」
外野のスネ夫が警告するが、その時はすでにチルタリスは再び行動を起こしていた。
再びゴッドバードの一撃を受け、トロピウスはその体を地に伏せたまま動かなくなった。
「も、戻れ……」
トロピウスを戻すのび太に、ミツルは話しかける。
「最初に君に会ったとき、君は僕より弱いトレーナーだった……」
育て屋にポケモンを預け、それを引き取れないほど困窮もしていた。
そんなのび太にすがりつかれ、ミツルは引き取り料を立て替えたのだ。
「そして次に見掛けたとき、君のそばには二人の仲間がいた。だけど……」
ミツルはその後、ある真実を知ってしまった。
握った拳がワナワナと震える。
「僕は今の君達、特にノビタを許すことができない!」
その迫力に圧倒されるのび太。
だが、のび太にも引けないわけがある。
「しずちゃんを助け、出木杉を倒さなきゃならないんだ!」
のび太はモンスターボールを投げる。
現れたのは金属質の青いボディに包まれた四つ足のポケモン。
「ダイゴさんから貰ったこのポケモン、メタグロスで君を倒す!」
投下終わり。
乙
起きてて良かった!
乙!
油断してたらw
乙
乙乙乙!!
Z
乙
乙、ようやくチルタリス活躍か
今まで悲惨な役割しかなかったからな、
乙
ゴッドバード…イイ!
日本語でおk
投下する
………朝だ…俺の顔に眩しい日光が降り注ぐ
俺は重たい体を動かし布団を片付ける。ポケモンセンターの宿は無料ではあるが部屋の掃除等は自分達でやるのである
ポケモンの治療、宿、食事などが全てついて無料なのでこれくらいは当然か……
部屋の片づけを終えてポケモンセンターの食堂に行く、既に数人が食事を摂っていた
それぞれのトレーナーからは拒絶感のようなものを感じる。ライバル同士だからか
俺も無言で食事を摂る…うまいな……
食事を終えるとポケモンセンターを出た、あの張り詰めた空気の中に長時間も入られない
次の目的地はハクタイシティ、だがそこに行くにはソノオシティを経由しさらに深い森を突破せねばならない
面倒くさいな…しかしそれ以外には現時点で移動法が無い。まずはコトブキシティに戻ろう
クロガネゲート内で何度もズバットが俺の顔にぶつかってくる。バチンッバチンッ
うざいうざいうざい蹴散らしてやる
「ズバット!!お前の同属を蹴散らしてやれ」
ボールからズバットは飛び出してくるとともに勢い良くズバットの群れに飛び込んでいった
……が数分後体中のあちこちに傷をつけてズバットは落ちてきた。リンチだ 酷ぇ……
ズバットをボールに戻し急いで出口に向かって駆けていった
そういえば捕まえてからズバットは一度も戦闘に出していなかった、それでは同レベルの仲間に勝てないのは当たり前か
ポケモンセンターで回復させズバットを再び出す、ズバットは何もできずボロボロにされたことで落胆している
ズバットには目が無いが目があったら間違いなく泣いているだろう
「お前強くなりたいだろ…強くなるには特訓する以外に方法は無い…いいな?」
ズバットはそれに頷いた、今ズバットの修行が始まった
ズバットの修行は203番道路で行っている
ここには草タイプや虫タイプのポケモンが多い、単純なレベル上げならここが楽だ
ズバットは次々とポケモン達を倒していき、噛み付くが使えるレベルにまでなった
ここまで成長すれば低レベルの同属の群れ程度なら倒せるかもしれない
あ、また野生のポケモンが飛び出してきた!あれは…まずいキルリアだ…
レベルこそ低いがタイプ的にはこちらが不利なうえに念力を使ってくる
しかしズバットはやる気だ、ここは戦闘を行うしかない
「噛み付け!!」
ズバットはキルリアを噛み付いた。しかしそのキルリアは消えてしまった
「あれは分身…くそっ影分身か」
分身に攻撃してしまったことでズバットに大きな隙ができる
そこに真横から念力を打ち込まれてしまった、大ダメージだ
真横にいたキルリアは既に消えているテレポートされてしまった
そして再び分身の中に紛れ込む
次にズバットに攻撃されてしまったら俺の目の前は真っ暗になりかねない
ここは確実にキルリアを撃ちとめなければ……
「超音波だ…」
ズバットが不快な音波を繰り出す、すると分身の中の一体のキルリアが苦しみだした
「あのキルリアに驚かす」
突然正面にズバットが現れたことによってキルリアは精神的ダメージを受けた
キルリアの超能力が一旦途切れ分身は消滅した
『止めに噛み付けぇ!!』
キルリアの腕に噛み付く、効果は抜群
……だったがキルリアはまだ体力が残っていた…反撃が来る!まずい
しかし俺の予想とは反しキルリアは動かなかった…いや動けなかった
驚かすに噛み付く、二回連続で怯む可能性のある技を受け怯んでしまった
この隙は当然見逃さない、二回目の噛み付くによりキルリアは戦闘不能になった
ズバットは勝利した。これだけレベルが上がれば絶対に勝てる
俺はズバットに傷薬を使いクロガネゲートに送り込んだ
数分後、体に傷をつけながらもズバットは戻ってきた。
荒れた抜け道を通り抜けソノオタウンについた
とくにここには用は無いがここの名物である甘い蜜は入手しておきたい俺の大好物だ
甘い蜜は花畑にある小屋で売っているはずだ
俺は小銭をポケットの中で握り締め花畑に向かった
花畑に向かう途中に誰か人が居た
あれは……博物館に居た女だ
「今ここであなたを倒す」
そう言うとともに巨大な獣のようなポケモンが俺に向かって攻撃してきた
それを俺は回避し腰についているリオルのボールを投げた
「こいつはブニャット……いきなりトレーナーを狙うとは非道だな」
「これはお遊びじゃないの、続けるわよ」
「せめて名前くらい聞かせろ…俺はナナシだ」
「あたしはマーズ、ギンガ団の幹部よ」
「……なるほど…じゃあ続けるか俺も長話は好きじゃない。電光石火だリオル!!」
リオルは俊足でブニャットに近づく、しかしリオルは突然動きを停止してしまった
『何をしているリオル!!』
「猫騙しで怯んでるのよ、続けて引っ掻く」
怯んでいるリオルをブニャットは引っ掻いた
「リオルに近づいたのはミスだな…はっけいだ」
リオルは前方に手刀を繰り出す…しかしかわされた、そしてリオルはさらに背後からダメージを受けてしまった
「猫騙しから引っ掻くそして騙まし討ち、華麗なコンボでしょ?」
「そうだな…だが最初の猫騙しは失敗だったな」
リオルの特性不屈の心…怯むたびに素早さが上がるものだ
「不屈の心か、しかしこの程度は痛くない」
「リオルのスピード+不屈の心による超スピードに追いつけるかな?はっけいだリオル」
リオルは立ち上がる…そしてブニャットにはっけいを打ち込んだ
ブニャットは効果抜群の技を受けたがレベルの差に阻まれ体力は半分も奪えなかった
「やはりレベル差があると弱点の攻撃も痛くないわね」
「チッ…しかしダメージが無いわけでは無い、連続攻撃もう一度はっけいだ」
リオルは再びブニャットに攻撃を仕掛ける
「二度も同じ攻撃を食らうほど馬鹿じゃないわ。燕返し」
攻撃を仕掛けたリオルは逆に攻撃されてしまった
辛うじてHPは残っているものの次に攻撃を食らえば間違いなくやられる
「戻れリオル!ズバット行くんだ」
リオルと交代にズバットが出てくる
「何度だってあなたのポケモンボロボロにしてあげるわ」
「そう簡単に俺は負けない、ズバット超音波だ」
ズバットがフィールドに不快な音波を撒き散らす、ブニャットは混乱した
「いやらしい戦法を使うわね。ブニャット騙まし討ちよ」
ブニャットは混乱してたにも関わらずズバットに騙まし討ちを打ち込んできた
「チッ…運がいいな…ズバット翼で打つだ」
ズバットは低空飛行でブニャットに攻撃を仕掛けた。これで相手のHPは半分になった
「ブニャット燕返しよ」
ブニャットは命令どおり攻撃をするために近づいていたズバットに燕返しを打ち込んだ
急所に命中してしまいズバットは戦闘不能になった
「これであなたの手持ちはHPギリギリのリオル一体だけね」
「くそっ…行けリオル」
リオルを場に出すが辛うじて立っていられる程度だった
「既に虫の息ね、止めよ燕返し」
混乱していたブニャットは自分に攻撃してしまった
「運が悪いわね」「俺の運がいいんだよ…止めだ」
リオルは隙だらけのブニャットに攻撃をする
「はっけいごときではまだ止めは刺せない、そして次の攻撃であなたのリオルは瀕死になる」
「それはどうかな?」「なに!?」
リオルの攻撃で大きく吹っ飛ばされたブニャットは既に戦闘不能になっていた
『ば、ばかな!あたしのブニャットははっけい一発ではまだ倒れないはず』
「俺が使ったのははっけいじゃ無い…起死回生だ」
起死回生はHPが少なければ少ないほど威力の上がる技だ
「虫の息だったからこそ勝てたというわけね…あたしの完敗よ」
そう言うとマーズは去っていってしまった
とくに追う理由も無い…それより早く甘い蜜を買いに行こう
小屋に居るおじさんから甘い蜜をたくさん買っていった
甘い蜜を入手したし、木の実も購入した…この町にもう用は無い
俺は次の目的地ハクタイシティを目指し歩き始めた
今俺はハクタイシティの前に君臨する森……ハクタイの森の前に居る
この森の中で夜を越すのはできれば避けたい
俺は深い森に足を踏み入れた
『うわ〜〜〜ん ここ何処だよぉ〜』
静かで深い森に似つかわしくない叫び声が聞こえる
あの声は昨日旅立ったときに居たのびただ……こちらには気づいていない、無視して進んでしまおうか?
無視して進もうかと思ったときにアゲハントが俺のほうに飛んでk…ちょ…おま、なにをす
『ズバット翼で打つだ!!』
アゲハントは翼で打つ一発で沈んだ…しかしその音と俺の声に気づいたのびたが俺目掛けて走ってきた
『会いたかったよ〜』
俺に抱きついてくる…鼻水と涙が俺の顔に付着する
「ズバット……翼で打つ……」「アッー」
「一緒に行こうよ!旅は道連れっていうしさ 頼むよナナシ君!!」
こいつに道連れなんてされたくない…逃げよう
『断る』『そ…そんなぁ……』
酷い落胆振りだ…周りの人が俺のほうを冷たい眼差しで見つめてくる…俺は何か悪いことをしたのかっ!?
「わ…わかったわかった 一緒に行くから泣くな」
『ほ…本当に!!ありがとう』
俺はこの深く暗く長いハクタイの森をのびたと共に超えることになった
あとのびた……人の倒したポケモンを勝手に捕まえないでくれ……
投下完了
読んでくれた人たちに少し感想を聞きたい
乙、
まだ序盤なのでなんとも言い難い
。とか付けたら読みやすくなり、厨臭さも消える。 ガンガレ
乙
俺は結構おもしろいと思うが
会話をできるだけ長く続けないようにすればより読みやすいかも
あとドラえもん要素をもっと強くしたほうがイイ
>>302-304 ありがとう
アドバイスしてもらったことは実行できるようにする
ただドラえもん要素は難しい
これからもよろしく
それじゃあスレ違(ry
久しぶりに投下してみる
ところで、おまいらちゃんとAAスレに来てくれよ、な!
お願いだ!
【ナルシストのび太視点】
……↑のナルシストとは何だ、作者。ええ?
まぁいい。とりあえず前の話を読んでくれれば分かるとおり、
ただいま僕はスボミー捕獲のために頑張っているんだ。
さて、復習もすんだところで、早速本編を再開しようか。
僕は今、非常にピンチである。
スボミー捕獲のために、他の人からモンスターボールを買おうと思ったら、
勝負を仕掛けられて、しかも倒したらボールは無い、だと。
…ふざけんじゃねーぞ!
俺はこのスボミーをとりたいんじゃ!何でこんな不運に会うんじゃ!(自己責任)
もうこんな状況はうんざりじゃー!
……一瞬記憶が飛んだような気が。気のせいか。
それにしてもどうしようか。これじゃスボミーを捕獲できないぞ…
あれ?
こ、この香りは…このかぐわしい香りは…まさか、まさか…
静香ちゃんだぁ!
【同じく】
静香ちゃんだー!俺の嫁だー!この世界に入って久しぶりの静香ちゃんだー!
ぅいいいいいやっふぅぅぅぅい!
……はっ、正気を保たなくては。
よし、身だしなみを整えて。
眼鏡よーし!襟よーし!ボタンの向きよーし!下半身具合もよーし!
それ!とつげきぃぃぃ!
「あら、のび太さん!ひさしぶりじゃない!」
オンナァァァ!…あれ?何か寒気を感じるぞ?
い、一体どこから……
「のび太さん?どうしたの?」
……おおっと、そんなことにかまっている場合じゃないや。
今のうちに静香ちゃんの僕に対する好感度をあげないと!
「そういやのび太さん、調子はどう?」
え、調子?ばっちしだよ!あはははは
「私なんかもうバッチを手に入れちゃったわよ。もちろんのび太さんもゲットしているわよね。」
……えええええええええええええええええええええええ!
【スーパー等しくん】
…いま、ちょっとありえないことをきいたような。
し、静香ちゃんがもうバッチを?
「あ、そういやのび太さん私の異名を知らないようね。
そう、私は……」
あ、こっから先はこの私、作者が説明しよう。
そのプレイの速さは常人を超えており、そのプレイ姿は見るものを圧巻させるという!
その名は…スピード☆アタッカー 女王静香!
「女王じゃなくてプリンセスでしょ!」
ああっ、すいません!
ここからはまたのび太視点に戻るよ。
そ、そうだったのか…知らなかったよ。
「あら、まさかのび太さんモンスターボールを持っていないの?
仕方ないわね…ほら、このモンスターボール、あげるわ。」
ううう…結婚相手に情けをもらうとは、僕も落ちたナァ…(もともと最下層)
うっさい作者。(すいません)
……あれ?モンスターボールをもらったということは…
スボミーがつかまえられるぞ!いやっふぅぅぅぃ!
「のび太さんって、結構おかしな行動とるのね…」
静香ちゃんの好感度が2下がった!
投下終了。
・・・あれか、AAスレも末期なのか。
お前さんはこっちに専念すればいい
新しくスレ立てれば?
……別にあんたのAAが見たい訳じゃないからね!
ぽけもん板でマターリやれば良いじゃないか
保守する必要ないし
それは別として、作品投下乙
ドラーモン氏は今日も来てくれるんだよな?
今日=月曜日
のんびり待とうぜ
俺の言った今日というのは一応日曜日のつもりなんだ
318 :
名無しさん、君に決めた!:2007/02/19(月) 19:23:47 ID:C2v2LeaU
外伝6があるんだが本スレはこっち?
ジャイアン第二部-1
【アサギの怪物】
俺はオリジナル母ちゃんを見つけるために旅をしている男。人呼んでジャイアンだ。
俺は今エンジュシティにいる。早速ジムに入ってもいいが、少し特訓してからにしよう。
「ストライク、その木を切れ」
ストライクは俺の命令に忠実に従った。
「まだだ。まだ何かが足りない。けどそれはなんだ?」
なんて、いってみただけ。
「やあ、剛田君。そんなところで油を売ってていいのかい?聞いた話じゃ、野比君はチャンピオンになったらしいじゃないか」
「何!?それは本当か?」
「何で僕が君にうそをつかなきゃならないんだい?まあ君みたいな低脳クズには信じられないような事だろうけど。じゃあね」
さっきまでとは態度が違いすぎる。まあ、いいや。
特訓にも飽きたしジムに行くことにした。
「やい、ジムリ!俺と勝負しろ!」未知なるジムリーダーに対しても強気な俺、かっこいい!
「おいおい、今日はとても無作法な客が来たな。いいだろう!いけ!ゴースト!」
「ゴーストのタイプはまんまだな。ゴーストに強いのなんだっけ。まあいいや。
行け!ツボツボ!岩雪崩をしつつ殻にこもる!」
さすがツボツボだ!ちゃんと岩雪崩しつつ殻にこもった!
「ゴースト!全てかわせ!」
しかしゴーストはまだまだ未熟で二個しかかわすことができなかった。もう瀕死の状態だ。
「戻れ!ゴースト。わたしのまけだよ。バッジをやろう」
そしてなんやかんやでアサギシティまできた。ジムに行こう。
「やい、ジムリ!俺と勝負しろ!」未知なるジムリーダーに対しても強気な俺、かっこいい!だが、
ジムに入っても誰もいない。これはどういったことだ?
「そこには誰もいないよ。ジャイアン。みんな殺されたんだ。怪物にね」
「そういうお前は、ドラえもん!どういうことだ?詳しく聞かせろ」
「いいだろう。僕がここに来たのは二日前。あの時はちゃんとジムリーダーはいたんだ。そして怪物がきたのもその日の夕方だった。
怪物は頭から手や足が無数に生えていて、自分のことを『キテレツ』と名乗っていた。
僕は彼に聞いた。『なぜ人々をおそう?』そしたらそいつは、『もう彼らには愛想が尽きた。人を傷つける事しかできない人間なんていないほうがいい』といったんだ。
僕は反論できなかった。確かに人類は愚かで、環境破壊ばかりしているこの世でもっとも罪深い生き物だしね。まあ、少しはなしが脱線してしまった。
そして彼は、去っていったんだ。海を渡り、タンバのほうまでね。
それと、僕はもうこのゲームから降りるよ。ここのバッジは君にあげる。じゃあね。地獄でまた会おう!」
ドラえもんは俺にバッジを渡し、そういい残して海に飛び込んだ。キテレツ。いったい誰なんだ?
俺はどうにかして海を渡ることを決意した。
どうやってやるか、そんなの問題じゃない。問題はやる気があるかだ。俺にはやる気がある。だからPARを使ってもいい。そういうことだ。ガンテツさんのところに行かないとPARは手に入らないが、そこは気合でカバー。
そんなこんなでタンバについた。ジムに行く前にキテレツを探そう。
「キテレツやーい、出て来いよー」
俺は声を張り上げた。すると、来た。ドラえもんは頭に手が何本も生えていると言ったが、俺にはどこが頭なのかわからなかった。あいつがロボットだからわかるのか、俺の頭が悪くてわからないのか、それはわからないが、おそらく前者だろう。
「愚かな人類が俺に何か用か?人類の言いたいことなど大体予想はつく。俺がなぜ人々をおそうか、それが知りたいのだろう?」
「残念ながら違う。俺が知りたいのは、お前が何者なのか。だ」
「俺にだって言いたくないことぐらいあるさ。それにお前は今から俺に殺されるんだ。聞く必要はないだろう」
「俺と遣り合おうってのか?いいだろう。行け!レディアン!爆裂パンチ!」
キテレツはそれをかわし、カウンターを決めた。一撃、レディアンは戦闘不能になった。
「戻れ!チッ!ストライク!切り刻め!」
「まだやる気か」
ストライクは高速で腕の刀を動かし続ける。しかし一発もあたらない。そしてキテレツの溶解液でまたも一撃。
「強い!だがまだまだまだああ!!ツボツボ!超岩雪崩!」超岩雪崩とは、ものすごい数の岩が無差別に降り注ぐ、別名流星群だ。
今度はキテレツもよけようとはしない。だが不思議なことに岩はキテレツの前でかき消されていくのだ。
そしてキテレツの反撃、サイコキネシスでツボツボは機能停止。
あと俺のポケモンは後一匹。97Lvのスピアーだけだ。
俺は勝てるのか、それともドラえもんと同じ世界にいくことになるのか。
投下終了
乙
破天荒なストーリーだなwwwww
乙
キテレツか!
>怪物は頭から手や足が無数に生えていて、自分のことを『キテレツ』と名乗っていた。
糞吹いたwwwwwwwwwwwwwwww
やっぱりジャイアン氏はこうでなくてはw
ちょwwwPARってw
レベル97のスピアーってなによww
みんなありがとう。後、明日と明後日はパソコンに近づけないと一応言っておく
地獄でまた会おう!
何でこの後海に飛び込むんだwwww
>>329わかった。
ジャイアン氏今までより投下スピードが早くなってんな
無茶苦茶なとこがウケるwww
ジャイアン氏、乙
30〜35字程度で適当な所で改行した方が見やすいと思う
ジャイアン氏乙です。
今から投下します
≪のび太サイド≫
ここはトクサネシティ。
マグマ団を倒した僕達4人は、ここで1日だけ休暇をとることにした。
今までの旅の疲れを癒すためだ。
……とはいっても、特にやることがないんだよね。
宿でゴロゴロしてるのもつまらないし、僕は外に出てみることにした。
「うーん……」
外に出てはみたものの、やはりやることがない。
そして、僕がうろうろして考えている時。
「君、ポケモントレーナー?」
誰かが僕の肩をポンと叩き、僕は後ろに振り向く。
そこにいたのは、僕が思いもよらない人物。
「はじめまして。僕はダイゴだ」
そう、リーグチャンピオン・ダイゴ。
「え?ダイゴさんって……あのチャンピオンの?」
ふぬけた顔で質問する僕に、ダイゴさんは笑って答える。
「ああ、そうさ。君……7個もバッジを持っているんだね。勝負しないかい?」
「え……」
どういうことだ?いきなり勝負だなんて……。
だけど、チャンピオンの申し込みを断るわけにもいかない。
「あ、はい。いいですよ」
≪のび太サイド≫
「そうか。ここじゃあまずいから、砂浜のほうでやろうか」
「は、はい」
ダイゴさんに先導され、僕も砂浜のほうへ歩き出す。
「……よし、ここでいいか。それじゃ……いけ、エアームド!」
「頼んだよ、ペリッパー!」
はじめて見るチャンピオンのポケモン。
真上からじんじんと照りつける太陽を挟み、バトルが始まった。
「ペリッパー、電撃波だ!」
「高速移動でかわせ!エアームド!」
目にも止まらぬスピードで動き回るエアームド。
当然、攻撃が当たることはない。
「今だ、エアームド。燕返し」
瞬時にエアームドがペリッパーの背後に回りこみ、翼で斬りつける。
そして、当然というべきなのだろうか、ペリッパーは一撃で沈む。
「ペ、ペリッパー!」
つ、強い。これが、リーグチャンピオンか……。
相手の実力を再認識した僕は、次のボールに手をかける。
「いけ、コノハナ!」
≪のび太サイド≫
「コノハナか……。戻れエアームド。そして、出て来いアーマルド!」
ダイゴさんの次のポケモンはアーマルド。
化石から復元されたポケモンだけあって、その威圧感は凄まじい。
「コノハナ、かわらわり!」
「受けて立とう。アーマルド、アイアンテール!」
アーマルド向かって振り落とされるコノハナの手刀。
しかし、それはアイアンテールによって阻まれ、体ごと吹き飛ばされてしまう。
「トドメだ。アーマルド、かわらわり!」
仰向けになった状態のコノハナに繰り出される攻撃。
それは、たった一撃でコノハナの体力を奪い取った。
「戻れコノハナ。次は……」
僕はボールを選ぼうとする。
「いや、もういい。ありがとう」
アーマルドをボールに戻すダイゴさん。
「この辺でとめておこう。……それと、君にはこれをあげよう」
ダイゴさんは1個のモンスターボールと緑の石を僕に手渡した。
「リーフの石。コノハナを進化させるために必要なものだ。それと……そのボールには
ダンバルが入っている。君へのプレゼントだ」
……僕へのプレゼント?それにしても、何で僕に?
よくわからないが、お礼をしなくちゃ。
「あ、ありがとうございます。大事にします」
僕の返事を聞くと、ダイゴさんはにっこり微笑んだ。
「それじゃ、またどこかで会おう」
ダイゴさんはエアームドに乗り、飛び立っていった。
投下終わり
はぁ、テスト勉強しなくちゃ。
くらえ!乙る粉だ!
乙
乙
テスト期間の人って多いのかな
乙
343 :
名無しさん、君に決めた!:2007/02/19(月) 21:45:21 ID:C2v2LeaU
乙
久々に投下します。
今回は二話連続で。
『ドラえもんのび太の携帯獣冒険記』
第一章 ♯第七話 「贈り物」
六人がトルマタウンに着いたころにはもう日が暮れかかっていた。
「とりあえず、今日はここの宿で泊まりましょ。そうねえ……あの民宿なら安そうね」
オリーの視線の先には少し古そうな民宿があった。たしかに安そうだが、スネ夫のセンスとはかけ離れていた。
「嫌だよ、あんなボロっちい民宿なんて、他にも、もっといいホテルとかあるじゃないか」
「駄目、これから先もいくつか町に立ち寄るし、それに、贅沢癖がついたらこの先苦労するわ」
オリーはスネ夫にピシャリと言う、案外経済的な面もあるのだ。
のび太は男3人と同じ部屋だった。ジャイアンは夕飯を食べ、既に眠っていた。スネ夫はポケッチの機能を試している。
「そういえば、ドラえもんは結局、どんなポケモンを捕まえたの?」
のび太はからっぽになった四次元ポケットをむなしそうに見つめているドラえもんに尋ねた。
ドラえもんは肩をすくめ、リュックからモンスターボールを取り出した。
「まあ、大したポケモンじゃないけどさ」
ドラえもんはボールからニャースを出した。ニャースはドラえもんを見て、うれしそうに喉をゴロゴロと鳴らす。
「本当は、スネ夫みたいにあの綺麗なニャルマーが良かったんだけどね、こいつだってようく見ると……」
「ようく見ると?」
「なかなか可愛いじゃないか!」
ドラえもんは、ゼニガメを見せびらかしたときと同じようなデレ顔になった。
「あ、ああ……そうだねえ。僕はそろそろ寝るよ」
のび太はこれからドラえもんがある種の道へ走っていってしまうのでは。と、心配になった。
翌日。
朝食を済ませたのび太たちは、民宿を出て、402番道路にいた。
オリーは、今朝届いた箱の中身をのび太に渡した。
「なんですか、これ?」
のび太は手に置かれた腕くらいの大きさのある銃のようなものをまじまじと見つめた。
「のび太君、それは、博士が君のために作った。『モンスターボールシューター』よ。私が昨日のポケモン捕獲テストの結果を博士に報告したら、
博士はあなたのモンスターボールを投げてでの失敗数に深刻さを感じて、急遽これを作って送ってきてくださったのよ」
のび太はシューターを構えてみた。
「かっこいいや!で、これってどう使うの?」
「このシューターには白玉の空間移動の力を応用したものでね、この白色の部分にボールを押し込むのよ」
オリーは自分の持っていたボールを一つ取り出し、シューターの白色の部分に押し込んだ。
すると、ボールは、のび太たちがアルセイオに出発するときのように、光に包まれ消えてしまった。
「この時点で、ボールは光の粒子となったのよ、引き金を引けば、光の塊が外に飛び出して、そのうちボールに変化するわ、やってみて?」
のび太は唇をペロリと舐め、近くを飛んでいた、巣帰りのヤミカラスを狙って、引き金を引いた。
シューターの射出口から拳大の光の塊が飛び出した。すると、あっという間にボールの形となり、ヤミカラスに当たった。
「すごいやこれは!」
のび太はすっかり関心した。
「いいなあ、のび太は!」
ジャイアンがうらやましそうにシューターをみつめる。
「ふふん、これは投げるのが下手糞でも、射的はピカイチのこの僕に与えられた、神様のプレゼントさ」
のび太は自慢気に言うと、ヤミカラスの入ったボールを拾いにいった。
「さあ、さっさと先に進もうよ」
のび太は皆の先頭に立ち、悠々と歩き始めた。
『ドラえもんのび太の携帯獣冒険記』
第一章 ♯第八話 「激流(前編)」
402番道路でポケモンを鍛えてたのび太たちは、次の町、コバルトシティに到着していた。
「綺麗だね、あちこちに水路があって、まるで外国みたい」
「うん!水の都って感じだね」
ドラえもんとのび太は二人で辺りを散歩している。
このコバルトシティは水が豊富で、いたるところに噴水や水路があって、観光客も多いのだ。
「そういえば、ドラえもん、ここにジムはないのかなあ?」
「そうだねえ、シティがつくなら、ジムぐらいあると思うけど」
のび太が辺りを見渡すと、オリーと話しているジャイアン、スネ夫、しずかが目にとまった。
4人の後ろには『コバルトジム』と書かれた看板のついた、建物があった。
どうやら、ジャイアンとスネ夫としずかがジムに挑戦するらしい。
「ジムリーダーさんは強敵だけど、いい経験になると思うわ、頑張ってきて」
オリーが、ジャイアンとスネ夫に言う。
「おう、じゃあ、行ってくんぜ」
「僕も行くよ」
「頑張ってきますね」
そう言うと、ジャイアンとスネ夫はジムの中に入っていった。
のび太とドラえもんもジム戦をしたかったが、三人が戻るのを待った。
三十分後。三人は疲れきった表情で戻ってきた。三人の手には、バッジが握られてはいなかった。
「強すぎだぜ、あの兄ちゃん……のび太じゃ無理だな」
ジャイアンはのび太に悪態をつき、スネ夫としずかとポケモンセンターに向かった。
「余計なお世話さ、僕だって強くなったんだ。行こう!ドラえもん」
「うん、行ってくるね、オリーちゃん」
そう言い残し、二人はジムに入っていった。
ジムの中は思ったより明るく、周りには小さな滝がある。
「やっぱり、水タイプなのかなあ?」
のび太がぽつりと呟くと、ジムの奥から人が現れた。水色のロングヘアーに眩しいくらいの白い服を纏った、顔立ちの良い青年だった。
「ようこそ、コバルトジムへ、僕はジムリーダーのスイセン、さ、早速始めようか。どっちが先かな?」
のび太とドラえもんは互いに背をつつきあい、先を薦めあったが、結局、のび太が先に挑戦することにした。
「あの……よろしくお願いします……」
のび太は緊張しながら挨拶する。そんなのび太にスイセンは優しく微笑む。
「そんなに固くならなくてもいいさ、じゃ、セットを選んでくれないか?」
「セット?」
のび太がすっとんきょうな声を上げる。
「ああ、説明していなかったね、僕はあまりポケモンを連続して戦わせたくないから、ある程度のチームを組んでおいて、
チャレンジャーに選ばせて戦わせているんだよ。今はBセット、Eセットが元気なんだけど、どっちに挑戦する?」
のび太は迷ったが、Eの方がなんとなく弱そうだったのでEにした。
「よし、じゃあ、バトルフィールドに来てくれ」
のび太とドラえもんはスイセンに連れられ、奥に進んだ。
バトルフィールドは入り口近くにあった滝よりも大きな滝がいくつもあって、それらが、フィールドを包み込むようになっている。
のび太は指定された位置に立ち、ボールを構えた。そのうち、審判が来て、試合開始の宣言をした。
「行け、シェルダー!」
スイセンの放ったボールから、シェルダーが現れた。予想通り水ポケモンだ。
「よし、頑張れマスキッパ!」
のび太はマスキッパを出した。
「マスキッパ!つるのムチだあ!」
マスキッパは触手でシェルダーを襲う、のび太は相性も抜群だし、一撃で倒せると思っていた。
しかし、シェルダーは殻に閉じこもり、攻撃を防いだ。殻が開いたときには、シェルダーはケロリとした表情をしていた。
「タイプが有利だからって、油断しないほうがいいよ?シェルダー、オーロラビームだ!」
シェルダーの放った、輝く光線をもろに喰らったマスキッパは吹き飛ばされ、池に落ちてしまった。
マスキッパは初めて水に浸かったので思うように身動きができず、じたばたしている。
こうしているうちにも、シェルダーが再び攻撃態勢に入る。
「のび太君!これはゲームとは違うんだ!ポケモンの能力と地形を生かすんだ!」
観客席からドラえもんがのび太に向かって叫ぶ、のび太は、はっとして周りを見渡し、あるものに気が付いた。
「マスキッパ、あそこに飛び移るんだ!」
のび太が指差したのは、観客席の手すりだ。マスキッパはそれに狙いを定め、思いっきり触手をのばし、手すりにしがみつき、飛び移った。
スイセンはマスキッパの移動を見て、驚きを隠せないようだ。
「ようし、もう一度ツルのムチ!」
マスキッパは再びシェルダーに向かって、触手を伸ばした。
「わからないのか?打撃攻撃はこのシェルダーには……」
スイセンは高らかに言ったが、次の光景を見て、言葉をなくした。
マスキッパは攻撃ではなく、シェルダーを捕まえ、自分の方へ引き寄せたのだ。
そして、大きく口を開け、シェルダーを飲み込んだ。
「なっ?」
スイセンは驚きを隠せないようだ。
「く、シェルダー!からにこもって耐えろ!」
スイセンが命令するも、シェルダーはピクリともしない、どうやら、戦闘不能になったようだ。
『シェルダー!戦闘不能、マスキッパの勝利!』
審判が高らかに宣言をした。
「なかなかやるじゃないか」
スイセンはボールにシェルダーを戻しながらのび太を評価した。
「だけど、次は僕の切り札だから少し手ごわいよ?行け、ラプラス!」
スイセンは近くにあった池の一つに、ボールを投げた。ボールから、青い恐竜のような姿をしたラプラスが現れた。
ラプラスはマスキッパをにらみつけると、大きく口を開いた。
「耐えられるかな?れいとうビームだ!」
ラプラスの口から冷気の光線が放たれた。
「あわわわ、マスキッパ、あそこに飛び移れ!」
のび太は慌てて指示を出したが、手遅れだった。ビームはマスキッパに命中してしまった。
マスキッパはその場に倒れ、動かなくなってしまった。
「うう、戻れ、マスキッパ」
『マスキッパ戦闘不能、ラプラスの勝利!』
審判が宣言する。
「つ、次はどうすれば……」
のび太の残りの手持ちは、相棒のヒコザルと捕まえたばかりのヤミカラスだ。
―ヤミカラスで様子見、といきたいけど、出してもすぐやられちゃうし……一か八かだ!
「頑張れ、ヒコザル!」
のび太は賭けに出て、ヒコザルを出した。
「ヒコザルか……この相性をどう覆すかな?」
「タイプが有利だからって、油断しないほうがいいですよ?さあ、勝負だ!」
投下終了。
初のマジ戦闘で、なんだか自分に自身がない……
よければ、アドバイスをお願いします。
乙!
戦闘には2パターンあってね。
一つはドラーモン氏や金銀物語氏のように、ゲームを完全再現したもの。
もう一つはゲームとは切り放して実際に戦っているというものだ。
前者は書きやすいが、マンネリ化しやすく、オリジナリティが出しにくいし、間違いやミスも出る。
後者は臨機応変にできるが、書きにくいし、考えにくい。
まあ最初はどちらかに統一すればいいと思うよ。
後者は、ミュウ氏とかノート氏があるかな
乙
バトル描写は、時間があれば試しに
>>353のいう二つのパターンで書いてみて
馴染む方にすれば良いかと
あと、30〜35字程度で改行を…
表示画面によっては、折り返しが勝手に入るからさ
乙
相変わらず面白い
乙
普段別の作品を書いているものだが、
さんざん新しい物語はやめろと言われているのに
短い物語ができてしまったので投下する。
乙
おもすれー
のび太の仰ぐ空は号泣していた。
それはのび太の心を投影するかのようだった。
コッ
ふと、足に何かがあたる。
のび太は足元を確認した。
――ポケットモンスター・ダイアモンド――
何故そこにあるのか、のび太にはわからない。
けど、のび太は笑っていた。
顔を歪める狂喜の笑い。
雨足は強くなっていく。
妥協を許さない、凄まじい豪雨。
のび太は家に着いた。
ポケットに拾得物を入れたまま。
「のび太君!」
目の前で猫なで声を立てる青い二頭身。
「どうだった?」
のび太は出そうとした声を押しとどめ、少し考えた。
そして案が浮かんだ。
「ごめん、ドラえもん」
のび太は手を合わせて許しを請う。
「お金、ジャイアンにとられちゃったんだ」
実際それは嘘ではなかった。
のび太はそのために雨の中、上を向いて歩いていたのだ。
ドラえもんが血相変えて家を飛び出す。
ほくそえむのび太には目もくれず。
のび太はゲームを起動する。
のび太はふとドラえもんの様子を思い出した。
顔にいやらしい笑みが浮かぶ。
帰ってきたらゲーム持ってることばらそう。あいつどんな顔をするかな
と、のび太が考えていた時、それは起きた。
のび太はDSの異変に気づいた。
真っ黒な画面しかない。
のび太は青ざめ、息を呑みながら案じた。
故障かな?もとから拾い物だし、と。
ところが、画面に文字が浮かんだ。
画面とは対照的に白い文字が。
ノビノビタ
のび太は怪訝そうに眉を潜めながら、画面を見続ける。
イマスグジャイアンノイエニコイ
画面に文字が浮かび、消えた。
結局ゲームは起動しない。
のび太は最初こそ青ざめていたものの、すぐに笑い出した。
どうせドラえもんのいたずらに決まっている。
だからそのうちドラえもんがひょっこり現れてネタばらしするに違いない、と。
トゥルルルル、トゥルルルル
突然電話が鳴り響いた。
のび太はドギマギしながらも、一階に降りていった。
きっとドラえもんからだ。心配することはない。
のび太は受話器を取った。
「はい、野比ですけど……」
一瞬の沈黙。
そして……
「あ、のび太君?」
声の主はドラえもんだ。
のび太はホッと安堵した。
やっぱりドラえもんだった。
のび太は笑いながら、「どうしたの?」 ときいた。
「うん……じつは」
再び沈黙。
今度ののび太は油断していた。
完全な安堵と信頼から、心より油断していた。
その想いは、脆かった。
「ぎゃあああぁぁあぁああぁああああ!!!!!!!――」
ドラえもんの悲鳴。
通信は途絶えた。
空しいコール音。
のび太は目を見開いたまま、コール音をきいていた……
投下終わり。
金曜日に終わる予定。それじゃ。
投下いたす
乙
>>283続き
「チルタリス、うたえ!」
ミツルの命令で再びチルタリスが歌いだす。
しかしメタグロスは眠らない。
歌う攻撃は命中率の低さが難点なのだ。
「メタグロス、しねんのずつき!」
歌うをかわしたメタグロスが繰り出すのは思念の頭突き。
本来この世界には存在しない新しい技だ。
――――数日前、技教えマニアの家
「いやぁ、こんな技は技教えマニアである僕も知らなかったよ」
小太りの青年はポケモンに思い出させる技リストを見ながらそう呟いた。
このリストはルネ襲撃事件の後に、ダイゴから報酬として貰ったものである。
協力者である教えマニアはそれを使って、ドラえもん達のポケモンに新しい技を教えているのだ。
「ほとんどのポケモンが何かしら変化してる。しかも見たことのない技もあるんだ……」
スネ夫が驚くのも無理はない。
だが、ドラえもんは別の疑念を抱いていた。
『ポケモンのROMの中にこれらの技があったんだろうか?オリジナルの設定がもしもボックスに干渉できるはずがないんだけど……』
ポケモンの事をよく知らないドラえもんには、未来に発売されるポケモンのデータであることなど知る由もない。
―――舞台は再びチャンピオンロード
メタグロスの思念の頭突きがヒットしたチルタリスはかなりのダメージを負っている。
『あのメタグロス、眠らせたいところだが……』
歌うがまた外れてしまった場合、チルタリスの敗北は確実だ。
「となると、これしかないか……チルタリス、別の歌を聞かせてやれ!」
チルタリスは再び歌を歌いだす。
しかし先程の歌とは違う曲調、メタグロスにも取り立てて変化は無い。
「また外れたみたいだね、しねんのずつき!」
のび太の一声に呼応したメタグロスがチルタリスに突撃する。
その一撃に吹き飛ばされたチルタリスは戦闘不能になってしまった。
チルタリスを戻し、ミツルの出した二匹目のポケモンはロゼリア。
「ロゼリア、確かエスパータイプが弱点のはず、またしねんのずつきで……」
しかし、のび太のメタグロスより遅いはずのロゼリアが先に行動する。
「先制のツメが発動したみたいだね、くさぶえだ!」
ミツルのロゼリアの草笛がメタグロスを眠らせる。
「また眠り攻撃……」
調子を狂わされているのび太、含み笑いをするミツル。
ドラーモン様カモーン
メタグロスは眠らされたが、ロゼリアにメタグロスを倒すほどの力はないはず。
「メタグロスが起きた時が勝負だ……」
のび太はメタグロスに食べ残しを持たせている。
そう簡単には落とされないはずだ。
「チルタリス……別の歌……!!」
スネ夫はミツルの言った言葉に引っかかっていた。
その歌の正体に気が付いたスネ夫がのび太に叫ぶ。
「マズイ!のび太、メタグロスを引っ込めろ!」
「ロゼリア、まきびしだ」
ミツルのロゼリアがメタグロスの周囲に撒き菱を撒いた。
撒き菱は交代で現れるポケモンに傷を負わせてしまう、これでは迂濶にポケモン交代ができない。
「スネ夫、今交代したら次のポケモンがダメージを受けちゃうよ!」
「いいからさっさと変えるんだ!」
スネ夫の剣幕に、渋々のび太は眠っているメタグロスを手元に戻す。
替わって現れたドククラゲは撒き菱を踏んでダメージを受けてしまった。
「やっぱりダメージを受けちゃったじゃないか……」
「友達に助けられたね、ノビタ」
ミツルの言葉を理解できないのび太に、スネ夫が説明する。
「チルタリスが最後に使った技はほろびのうた。歌を聞いたポケモンは3ターンで必ず瀕死になってしまうんだ……」
危うくメタグロスを失うところだった。
のび太は動揺を隠せない。
ドククラゲ交代の隙を突いて、ロゼリアの痺れ粉が炸裂する。
これではドククラゲの素早さを生かせない。
「戻れ、ロゼリア!」
ミツルは役目を終えたロゼリアを戻し、新たにポケモンを繰り出した。
次に現れたのはエネコロロ。
「麻痺していては思うように動けないだろ」
「うるさい!麻痺しても半分の確率で動けるんだ……」
最強技、ハイドロポンプをお見舞いしてやる。
「どうせふぶきかハイドロポンプあたりで逆転とか狙ってるんだろ、そうはいかないよ」
突然すごい速さでエネコロロが動き、油断しているドククラゲを攻撃する。
「ふいうち……のび太のやつ、完全に読まれてやがる!」
ミツルのタイミングのいい攻撃を見てジャイアンが舌うちする。
ハイドロポンプの前に不意打ちしたことでダメージが上がっている。しかも……
「!!……ドククラゲが動かないっ……」
麻痺していて体が動かないようだ。
『このままじゃ……勝てない』
自分の行動は完全に読まれている。
のび太の脳裏を敗北の二文字がよぎった。
『こうなったら、ラティアスを出すしかない』
懐に手を入れるのび太。
しかし、ボールを掴もうとしたその手が寸前で止まった。
―――数日前
「くそ、ラティアスで逆転してやる!」
のび太は劣勢だったメタグロスを戻し、ラティアスを繰り出した。
「ダイゴさん、ラティアスが出てきたからには僕の勝ちだよ」
しかしダイゴはラティアスが現れても全く動じず、ポケモンを入れ換えた。
「ラティアス、めいそう!」
ここ数回ののび太の勝ちパターンである。
瞑想で攻撃力を上げた後に、圧倒的戦闘力で敵を撃破するのだ。
「りゅうのいぶきでやっつけろ!」
ラティアスから放たれたブレス攻撃がダイゴのポケモンに直撃する。
だが、そのポケモン…ソーナンスは攻撃を耐え、その倍の威力の反撃をしてきたのだ。
「うわぁっ……」
「今のはミラーコート、相手の攻撃を倍にして返す技だ」
ダイゴが戦いを中断して、のび太の元に歩み寄る。
「君はラティアスに頼りすぎているようだな。しかしラティアスとて万能ではない」
他のポケモンを使いこなしてこそ切札が活きる。
ダイゴはのび太にそう諭した……
―――舞台は戻る
「エネコロロ、もう一回ふいうちを食らわせろ!」
「ドククラゲ、戻れ!」
エネコロロの不意打ちをその身に受けたのは眠ったままのメタグロス。
「うまい、のび太!」
スネ夫が思わず賞賛した。
ここでラティアスを出していれば、効果抜群の不意打ちで手痛いダメージを受けていただろう。
しかし防御の高いメタグロスならさほどの事ではない。
『ちっ、メタグロスか』
しかし撒き菱と不意打ちのダメージを受け、眠っている今なら畳み掛ける事も可能だ。
「ふぶきだ!」
エネコロロが繰り出した技は吹雪、氷系最強クラスの技だ。
メタグロスはかなりのダメージを負い、しかもまだ目は覚めない。
『あと一撃……』
強敵、メタグロスをあと一歩で撃破できる。
「ミツルくん、今はトレーナー戦なんだよ!」
のび太はそう叫ぶと、回復の薬をメタグロスに使った。
体力が完全回復し、眠り状態まで治されてしまう。
「な、ノビタのくせに生意気に道具を……」
ミツルの捨てセリフを無視するように、メタグロスのアームハンマーがエネコロロを一撃で葬りさった。
『こいつ、化けやがった……』
のび太はミツルの予想を上回る行動をするようになっていたのだ。
次に出したロゼリアは思念の頭突きで瞬殺され、レアコイルもアームハンマーの前に散っていった。
ミツルの最後のポケモンはサーナイト。
「これで、終わりだね」
のび太がそう言い放つ。
「まだだ、僕には元気のかけらもある、まだ負けちゃいない!」
「お願いだよ、僕達の邪魔はしないで」
のび太の言葉に、ミツルはわなわなと体を震わせる。
「友達を助けるためにか?ふん、お前達にそんなことをいう資格などあるものか!」
唖然とするドラえもん達にミツルはさらに畳み掛ける。
「お前達なんかより、僕のほうがあの娘のナイトにふさわしいんだ!」
ミツルはすっかり逆上し、サーナイトにサイコキネシスを命令する。
のび太は悲しそうな顔でそれを迎え撃った。
戦いは終わり、のび太の前ではミツルが泣きながら仰向けに倒れている。
ドラえもんが心配そうに駆け寄る。
「ミツルくんも、しずかちゃんを助けるつもりだったのか……」
「ミツルくん、僕達は必ずしずちゃんを助ける。そしたら、仲直りしようね」
ドラえもん達は傷心のミツルをその場に残し、チャンピオンロードの出口に向かっていった。
のび太に敗れたミツルは一人残され、仰向けで倒れたまま洞窟の天井を見ていた。
「ノビタ、君は何もわかっちゃいない……間違ってるんだよ」
しかし、それを彼に言い出せなかったのは『彼女』との約束だからだ。
「全部ウソなんだ、あいつらならちゃんと見抜いていたと思ってたのに」
「『全部ウソ』、とはなんだい?」
ミツルの独り言に割り込んできたのはダイゴ。
ミツルも有名人であるダイゴの事は知っている。
「元ポケモンリーグチャンピオンが盗み聞きですか、感心しませんね」
ダイゴは仰向けのミツルの横に座る。
「彼らが仲間を助け、あのデキスギを打倒する。それで世界は平和になるんだ」
「平和になる、だって?信じられるものか」
ミツルの確信めいた言葉に、ダイゴは何かが引っかかった。
『これは、こちらの手の内を明かしてでも情報を引き出すべきか……』
ダイゴはミツルと情報交換するために、自分の持っている情報を全て話す。
それを聞いたミツルはポツリ、ポツリとある事実を語りだした。
「ま、まさか、そんなことが……」
ミツルの情報はダイゴも知らない、知っているのはおそらくドラミだけであろう衝撃の事実であった。
ダイゴの中でパズルのピースが組み合わさるように全ての事象が集束していく。
「……この世界の混乱、それが全部あいつらに仕組まれたことだったとは……」
ダイゴは立ち上がると、ミツルに手を伸ばす。
「君に連れていってもらわないといけなくなったようだ」
ミツルはダイゴの目をじっと見つめると、差しのべられた手をがっちりと握り、起き上がった。
「ノビタ達は嫌いだけど、シナリオ通りに話を終らされるのは気に食わない」
ダイゴとミツルは穴抜けのヒモを使う。
『我々が駆けつけるまでなんとか時間を稼いでくれ、ノビタ君……』
投下終わり、疲れたぞ。
乙ですー
乙
俺ハァハァしてきた
ドキドキが止まらない!
乙
みっつるんるん
乙
と言う訳で現在の状況(新カントー編最後)
まあ戦う順番に……。
スネオ クロバットLV82 ニドキングLV78 マルマインLV79
ガルーラ LV77 ファイヤーLV85 ポリゴンZLV80
全員への罪滅ぼしとしてレベルを上げる時間を少なくしてしずかと一緒に裏方もこなしたスネオ。
勝負の相手はロケット団三幹部の一人、ヒョウ。
彼は炎のように心を燃やして相手を倒せるのだろうか?
しずか フシギバナLV82 ニドクインLV77 ペルシアンLV78
ミロカロスLV80 フリーザーLV85 ムウマージLV79
全員への罪滅ぼしとしてレベルを上げる時間を少なくしてスネオと一緒に裏方もこなしたしずか。
勝負の相手はロケット団三幹部の一人、ハル。
彼女は氷のように心を冷静にして戦えるのか?
ジャイアン カイリキーLV85 ダグトリオLV79 ケッキングLV82
プテラ LV83 サンダー LV88 モジャンボLV81
ハナダの洞窟でレベル上げをして最終的にかなり強くなったジャイアン。
勝負の相手はロケット団副首領、カイ。
彼は稲妻のように今までの敗北を男に叩きつけることはできるのか?
出木杉 カメックスLV89 ピジョットLV81 フーディンLV83
ハッサム LV83 エレキブルLV84 ブラッキーLV87
ジャイアンと同じくしてレベルを上げて、その成果を三番目に出した出木杉。
勝負の相手は元ロケット団幹部、ソラ。
最終決戦。決着の行方は?
ドラえもん ウインディLV92 ギャラドスLV87 メタグロスLV90
ハピナス LV85 ソーナンスLV85 トゲキッスLV85
幸せ卵、学習装置を駆使して相当自分の実力を上げたドラえもん。
勝負参加予定はなかったが出木杉誘拐の為ロケット団首領、サカキと戦うことになる。
実力はのび太に次いで二番目に高い。
のび太 リザードンLV97 ピカチュウLV93 エーフィ LV95
カビゴン LV94 ラプラス LV94 ミュウ LV100
全員の不思議な飴などを駆使して一人強化されたのび太。
勝負の相手は謎の男、ノメアロD。
最後に手に入れた切り札ミュウで彼は勝てるのだろうか?
でここからはご要望のあったオリキャラの設定。
本当に設定資料集みたいだけど……。
『カイ』41歳 wiki新カントー物語3で初登場
家族構成 妻シーナ(享年31)8年前死亡
息子セイト(15歳)現在行方不明
娘ソラ(10歳)6の島ジムリーダー
ロケット団副首領でサカキの右腕。
サカキに絶対的な忠誠を誓っている。
作戦の発案権を全て任ずる。
長い黒い髪に目つきが悪い為、見た目は不良。
黒いスーツでごまかしているが何処までごまかせているのかは不明。
タバコを愛用して、ライターをいつも持ち歩く(自分の戦術の為かライターを三つ以上携帯する)。
愛用のタバコはAIR SHIP。
性格は飽きっぽく、面倒くさがりやだが、団の時は性格を変える。
基本的には団の事を第一に考える仕事熱心な男だが、家族関係の時だけは別。
悪事に手を染める子供(ソラ)の将来を心配してクビにする等、親らしい所もある。
趣味はチェスで腕はプロ並。
勝負の相手はジャイアン。
手持ちのポケモンはヌオー、カブトプス、オムスター、キングドラ、?、?。
ロケット団会報誌『ROCKET』の発案者でもある。
『一番ロケット団を心配している人。団の事を一番考えている人だと思います』(ソラ談)
同誌でのアンケートで行われた、団員支持率は76%。
隊長以上の階級の者から唯一、全員支持を受けた。
だがめんどくさがりな性格が災いして下の者にほとんど理由を説明しないので下の者には受けが悪い。
『ハル』25歳 wiki新カントー物語3で初登場
ロケット団孤児院出身。
サカキに忠誠を誓う三幹部の一人。通称『赤い恐怖』
主に現場指揮を担当とする幹部。
赤い髪のショートカットで特注の赤いバイクスーツを愛用している。
BMW社製のバイクを愛用している。
性格はワイルド、感情的で行動的。
普段は情に厚く面倒見の良いお姉さん。
しかし余りの情の深さに団員からロケット団は不向きとも言われる。
仲間には甘いが敵には冷酷。
ヒョウとは孤児院時代からのライバル関係。
孤児院時代は実技部門の一位を独占していた。
会報誌で『ライバルはいませんか?』と言う問いに、
『ライバルは一人居るよ。だけどあいつの面白みの無さには呆れるね』とコメントしている。
趣味はバイクと温泉巡り。
勝負の相手はしずか。
しずかとは師弟関係。
手持ちのポケモンはギャロップ、ブーバーン、?、?、?、?。
ロケット団会報誌で幹部一の情熱家と書かれる。
『あいつのおかげで無茶な作戦を立てれる。あいつが居なければ団は成り立たない』(ヒョウ談)
同誌でのアンケートで行われた、団員支持率は83%。
下の者には好かれ、上の者には好かれない様である。
『ヒョウ』25歳 wiki新カントー物語3で初登場
ロケット団孤児院出身。
サカキに忠誠を誓う三幹部の一人。通称『青い恐怖』
主に労働実務を担当とする幹部。
金髪のショートカットで普段は眼鏡をつける(対戦時はコンタクト着用)。
服装に興味は無いがハルに無理やり買わされる等いろいろ気苦労が絶えない。
性格は冷静、理知的、一言で言うならクール。
実は感情の起伏が激しいが、他の幹部が幹部なので普段は表に出す事は無い。
団員からロケット団の為に生まれてきたと言わしめた人物。
仲間に厳しく、上にも厳しい。
ハルとは孤児院時代からのライバル関係。
孤児院時代は学業部門でいつも一位を独占していた。
会報誌で『ライバルはいませんか?』という問いに、
『ライバルは一人居る。だがあいつの破天荒さには呆れるな』とコメントしている。
趣味はトランプタワーと詰め将棋。
勝負の相手はスネオ。
スネオとは師弟関係。
手持ちのポケモンはユキノオー、トドゼルガ、?、?、?、?。
ロケット団会報誌で目立たないが団への貢献度は一番高いと書かれる。
『あいつのおかげで好き勝手出来る。あいつは団に必要不可欠な奴だよ』(ハル談)
同誌でのアンケートで行われた、団員支持率は83%。
下の者に厳しい為下の者には好かれないが、半年居るだけで彼への反抗は支持に代わる。
『ソラ』10歳 wiki新カントー物語3で初登場
家族構成 父カイ(41歳)ロケット団副首領
母シーナ(享年31)8年前死亡
兄セイト(15歳)現在行方不明
ロケット団三幹部の一人。通称『紫の聖女』
カイに忠誠を誓っていたが解任された為ロケット団を退団。
主に撤退、偵察などを担当していた。
紫色の長い髪、いつも悲しそうな表情でボールを見つめている。
母親の形見三匹(カイリュ―、?、?)と自分が使っていた(メガヤンマ、『ネイティオは現在行方不明』)
ヒョウとハルの贈り物(?)、カイの退職祝い(?)が現在の手持ち。
カイの退職祝いはレベルが低い為か扱う事が出来ないので現状戦えるのは5匹。
残りの母親の形見は兄が持っていると思われる。
会報誌で『ライバルはいませんか?』という問いに、
『最近ロケット団に立ち向かう、一人の男の人』とコメントしている。
趣味は裁縫と料理。
昔は内気な少女だったが、今は明るく振舞い活発に生きることを目標にしている。
その為か最近は昔より笑顔を見せるようになった。
今現在も兄を探しているが見つかる様子は無い。
現在は6の島ジムリーダーを務める。
勝負の相手は出木杉。
ロケット団会報誌で団の心の安らぎと書かれた。
『よくやってくれている。団で一番若いのに幹部トップの実力とは素晴らしい』(サカキ談)
同誌でのアンケートで行われた、団員支持率は99%。
団人気bP。投票しなかったのはサカキ、カイだけ。
彼女を更迭した事でカイは立場が悪くなった?
『サカキ』 wiki新カントー物語3で初登場
ロケット団首領。
現在わかっている事は本気の手持ちにネンドールがいる事だけである。
ロケット団会報誌では厳しく強い理想のボスと書かれる。
『サカキは王だ。俺達は王に使える兵隊、それを決して忘れるな』(カイ談)
同誌でのアンケートで行われた、団員支持率は97%。
団人気bQ。投票しなかったのはソラ(カイ様以外に投票はしません)と一部の下の者。
『ノメアロD』推定年齢15歳 wiki新カントー物語8で初登場
現カントーチャンピオン。
普段はDと呼ばれている。
極度の女顔。
普通に見たら女にしか見えないような華奢な体格。
更に長い青い髪で後ろはポニーテールという見た目が女みたいな顔に拍車をかける。
子供のように無垢で、相手を苦しめることを唯一の生きる意味という。
彼がこの世界の狂いの元凶なのか?
ドラえもんとは知り合い?
のび太に個人的な恨み(?)があるらしく勝負を挑む。
手持ちのポケモンはラグラージ、ガブリアス、?、?、?、ミュウツー。
余談だが彼の名前は偽名。
彼の本名は考えれば簡単にわかります。
本名から適当な予想できますから暇な人はどうぞ。
『ジュダ』年齢28前後 wiki新カントー物語11で初登場?
シルフカンパニー社長御令息。
5の島ジムリーダーを務める。
一応オリキャラだけど現在出番はほとんど無い。今ここで書く必要あったのかな?
投下終了。
次はバーボンでも言った通り三月以降です。
ではまたお目にかかることをお祈りします。
乙
なかなか面白かった
乙
巻末設定資料集を読んでいる気分になった。
オリキャラ設定は別ページに収容してもらったほうが良いかもな
乙
三月までのんびり待ってる。