ポケットモンスターSPECIALアンチスレpart2
キャラ考察B ブルー
初代女主人公、ゲームではそれになり損ねた人彼女は一筋縄ではいかないキャラのようである。公式の設定画自体は存在するのだが、
悲しいことに初代赤緑青では短いスカートに任天堂の規制があったのか、あくまで熱血少年モノを狙っていたのかボツになってしまった。
よく考えれば、FE紋章のペガサスナイトはミニスカでペガサスに乗っていたのに。一応レッド同様アニメで存在だけはある。炎赤、葉緑の
♀主がそれの書き直しと思われるので、一応日の目を見ることができたといえる。それにしても茶髪のロングヘアー、黒のワンピースなど
あの年齢であの格好をと言いたくなるもなるが、でも似合っている。シンプルでセンスのいいキャラで、他の任天堂ヒロインにはない雰囲気
を持つ。杉森氏の高いセンスがうかがえる。初代で採用されていればあのイラストのレッドよりもこっちを使えと言わんばかりとも取れて
しまう。別に他のヒロインが劣っているわけではない。ピーチ、ディクシー、ゼルダ、サムス、チュチュ(星カビ)、クリスタル(スタフォ)、
ジョディ、アナ、シーダ、カズーイ、ジョアンナ、アイラン、リップ、スタピー、エリナ(メタスレ、ハル研から後に任天堂の傘下に)など
そのシリーズで初登場の戦闘能力のあるヒロインを見ても、キャラ性も戦いっぷりもブルーには劣らない。ポケスペのブルーはあの初代の
攻略本の表紙のイラストがなかったらいなかったか、別のキャラになっていただろう。ポケスペでのブルーは表裏一体、二律背反、そして
人間の心理を表すキャラといえるだろう。それゆえ好き嫌いの分かれる性格だ。手段を選ばないのはどうかとも思える反面、ポケモンという
考えようによっては危険な生き物がいて、それを悪事に使う奴らがいる世界でそんなことは言っていられるだろうか。そんな世界でなくとも
自分より強い相手や大勢にまともに挑むほうが馬鹿というものである。この手のキャラは扱いを間違えると欲物の塊でただのいやな奴に
なってしまうので扱いが難しい。3章の最後までみんなのことを「手駒」と思っていたが、友達は一時の手駒とか、手段を馬鹿正直に選んで
いる場合ではないといった考えはまんざら嘘ではないのでなんともいえない。
ブルー考察の続き
レッドを助けたのも最終的には自分にとっての敵を倒すためである。利害一致の行動だがこういうのが一人くらいいると
それがまたかっこよくも見える。どのキャラでもそうだが下手に「友情、友情」と連呼しないほうが下手な少年漫画に
ならずにすむ。また3人の性格と行動とその強さからカントー3人組はポケモンファンからも評価が高い。
長所
そのポケモンに対する思いは本物のようだ。これが自分のポケモンまでもを捨て駒にしてでも目標を達成しようと
していたら良くも悪くも評価は違っただろう。レッド、グリーンと一緒に決めるべきところでビシッと決めることが
できたのは大きい。シルバーとの関係などオリジナルのストーリー展開が多いが、公式設定が何もないキャラだから
こそできたたことだろう。ちなみにブルー自体はもうわかっているとは思うがイエローとは違いポケスペのオリジナル
キャラではない。小さいころにさらわれて、その後シルバーとともに施設を脱出したという設定があるので、
最初のころの泥棒、詐欺はポケモンの世界では仕方がなかったとも言える。これは後になくなったのは良かった。
また思考力と頭脳戦はストーリーとバトルを面白くしていたと言える。5章では少し性格が変わっているようである。
また服装も新しいものになった。大人になるにつれて印象が変わるキャラである。(中にはあまり印象の変わらない奴
もいる。)10年も経てば女は変わるものである。
ブルー考察の続き
短所
利害一致の行動、手段を選ばないこと、などもあるが、最初のころの泥棒、詐欺がまさに欠点だろう。自分もマサラの
人間でみんなと同じことがしたかったとはいえ、マサラの恥さらしと言う理由でレッドとグリーンに殴られたとしても
文句は言えないし、泥棒、詐欺が良いわけないのである。騙された人のうらみも買ったことだろう。この点はレッドも
グリーンもオーキドもいい奴だったことには感謝するべきだ、親友、戦友と呼べるものは持っていて損はない。
また、実際ネット上でブルーに対する誹謗、中傷の意見はたまに目にする。ブルーの性格が嫌いな人どうしても
いるものである。5章でウザいキャラに変わらなければいいが。ポケスペの内容以外では、やはり知名度の低さ
が弱点である。レッド同様ポケスペがなければこのキャラの名声はここまで高くなかった。