その後、二人の戦いは一進一退の攻防が続いた。
そしてマタドガスが大爆発でアダンのキングドラと相討ちになり、ついに戦いはジャイアンの勝利で終わったのだ。
「おめでとう、これが最後のバッジだよ」
アダンから渡されたバッジを含めて計8個、これでポケモンリーグに向かうことができる。
「ありがとうな、アダム」
「いや、私はアダンだ……」
アダンのこめかみに青筋が浮かび上がる。
「ああ、そうだっけ。じゃあな、アダンのおっさん!」
ジャイアンの去った後、アダンは凄まじい形相で氷の床を砕いていた。
『アダン様が必死で怒りを沈めているわ』
『いつでも優雅なアダン様でいてくださいませ!』
見守るトレーナーの前で「アッ」という短い声と共にアダンの姿が消える。
『落ちたわ』
『落ちたわね』
『落ちる姿まで美しかったわ』
『どんな姿も決まってますわ』
ルネシティのジムリーダー、アダン。
ダンディな彼の人気は落ちることがないのだ。
投下おしまい。
昨日はうっかりルネのリーダーをミクリにしてしまったんで投下できなかったよ
ドラーモン乙
流石ドラーモンだ
一気に流れを変える「力」を持っているだけある
乙です
>>826 スレも1000近くてあまりレス出来ないのに
そんな無駄レスする暇があるかボケカス、氏ね
アダンワロスwwwwww
さすがドラーモン乙
明日はなんだかんだで忙しいからな
そしてそろそろ俺が投下。
今なら行けるよな…
最近ビギナー氏の作品を一気に読んだ
まだ基礎の段階だけど期待してるから頑張れ
>>836応援dです。では
前
>>555から∀∀∀∀∀
@のび太
ドラえもんと別れたのび太は、103番道路を歩いていた。
のび太「始めのジムは…確かカナズミだっけ。」
のび太はポケナビのタウンマップを見て確認して歩いていると、急に呼び止められた。
「そこの君、トレーナーでしょ?あたしとバトルよ!」
声の主は池のほとりにいた女トレーナーだった。
のび太「え、僕に言ったの?」
女トレ「当たり前でしょ?あなたに言ったのよ。」
のび太「そっか…わかった!バトルしよう!」
こうしてのび太のバトルが始まった。
のび太「イーブイ!」
のび太がイーブイを繰り出すと、トレーナーはポチエナを繰り出した。
女トレ「ポチエナ、体当たりよ!」
のび太「イーブイ、砂かけで命中率を下げるんだ!」
イーブイが地面の砂を蹴り、ポチエナの顔面めがけて飛ばす。
顔に砂がかかって前が見えなくなったポチエナの体当たりを、イーブイは容易く回避した。
のび太「そこだ!体当たり!」
イーブイがポチエナに体当たりすると、ポチエナは少し飛ばされた。
女トレ「くっ…ポチエナ、体当たり!」
のび太「遅いね。もう一度体当たりだ!」
ポチエナが体制を立て直すより早く、イーブイがとどめを差した。
女トレ「ポチエナ!」
トレーナーの呼び掛けも届かず、ポチエナは戦闘不能となった。
女トレ「私の負けね…戻って、ポチエナ。」
トレーナーはポチエナをボールに戻すと、のび太に賞金を渡してポケモンセンターへ向かって行った。
のび太「やったね!イーブイ。僕たちのバトル初勝利だ!」
のび太はトレーナーとのバトルで勝ったのは初めてだった。
その初勝利の後、そこら辺のトレーナー達と沢山戦ったが、相手のレベルも低くて順調に勝ち続けてレベル上げ、賞金稼ぎをしながらトウカシティへと足を進めた。
そして、イーブイのレベルが10を超えた頃─
のび太「ここがトウカシティか…コトキタウンより広いみたいだなぁ。」
のび太は、トウカシティへ一番に辿り着いたのだった。
町に入ってすぐそこにあるポケモンセンターで、イーブイを預けて体力を回復させる。
イーブイの回復を待つ間、のび太は二階で軽食をとった(トレーナーはセンター内の飲食や施設の利用は無料)。
腹を満たして一階に降りると、イーブイの回復は終わっていた。
のび太は、今日のところはここのポケモンセンターに泊まる事にして、近くの草むらでレベル上げに励む事にしたのだった。
@スネオ
スネオはみんなと別れた後、ひとまず情報収集を行なっていた。
怪しい人物を見掛けなかったかどうか辺りの人に聞いてまわってはみたものの、手掛かりになりそうな情報は何もなかった。
スネオ「ふぅ…小さな町だから大して情報も得られなかったなぁ。」
ポケモンセンターで休憩しながら、スネオはこれからの事を考えていた。
スネオ"いつ迄もここに居たってしょうがない。とりあえず先に進もう…"
スネオも102番道路を進み、トウカシティを目指した。
スネオ「ロコン、火の粉だ。」
しょっちゅう飛び出してくるタネボーやハスボーを火の粉で退けて進み、トレーナーとも戦いながらトウカシティへ辿り着いた。
スネオ「とりあえず、まずは回復だな。」
スネオはポケモンセンターに入る。そしてロコンを預けて、その待ち時間で隣りのフレンドリィショップに入る。
スネオ"確か次はトウカの森を抜けるんだよなぁ…"
スネオは、ゲームの知識を頼りに傷薬、毒消しや麻痺直しを買っておいた。
スネオ"ゲームと同じようには行かないだろうな…町みたいに、森も広いはずだ…"
一通りの支度を整え、スネオはポケモンセンターに戻って行った。
@ジャイアン
ジャイアン「ヨーギラス!噛付く!」
スネオがトウカシティに着いた頃、未だにジャイアンはレベル上げの為103番道路とポケモンセンターの往復を繰り返していた。
そしてたった今、またジグザグマを倒してヨーギラスのレベルが上がったのだった。
ジャイアン「だいぶ強くなったけど…もうここじゃ物足りないな。欲しいヤツも居ないし、先に進もうか…」
ジャイアンはポケモンセンターに居た。
回復も買い物も済ませ、そして準備万端で102番道路を進もうとした時、後ろから急に名前を呼ばれた。
「タケシさん!」
ジャイアンが後ろを振り向くと、そこにはしずかが立って居た。
ジャイアン「あぁ、しずかちゃん。しずかちゃんもまだここに居たんだ。」
しずか「えぇ、ちょっとレベル上げしてたの。ラッキーもだいぶ強くなったわ。」
しずかが意味有りげに笑う。
ジャイアン「バトル…しようぜ。俺達はトレーナーなんだしよ。」
しずか「話が早くてよかった。それじゃあ…一対一ね!」
ジャイアン「おう!望むところだ!行けっ、ヨーギラスっ!」
しずか「頑張って、ラッキー!」
互いに充分育てた相棒を繰り出し、バトルが始まった。
@しずか
しずか"相手は充分育ったヨーギラス…不足はないわね。"
しずか「ラッキー!地球投げ!」
ヨーギラスより断然素早いラッキーがヨーギラスに掴みかかり、そのまま後方へ投げ飛ばす。
ジャイアン「ちいっ、遺伝技か…ヨーギラス!砂嵐だ!」
ジャイアンが命じてすぐ、辺りでは砂嵐が吹き荒れ始めた。砂嵐がラッキーにダメージを与える。
しずか「大したダメージじゃないわ…ラッキー、往復ビンタ!」
ラッキーの往復ビンタが、ヨーギラスに4発ヒットしたが、ヨーギラスは全然ダメージを受けていない。
ジャイアン「へっ、攻撃が甘いぜ。攻撃ってのはこうやるんだ!ヨーギラス、踏み付けろ!」
ヨーギラスが飛び上がり、ラッキーを頭上から踏み付ける。この一撃は相当効いている。
しずか"とりあえず回復しなきゃ…"
しずか「ラッキー、卵産み!」
ジャイアン「しまった、回復技か!」
ラッキーの体力はあっという間に回復していった。
しずか「残念だったわね、タケシさん。とどめよ!地球投げ…いない?!」
ヨーギラスはフィールドから姿を消していた。
砂嵐の中いくらしずかが探しても、地上にヨーギラスは居なかった。
しずか「まさか…ラッキー、下よ!」
ジャイアン「気付くのが遅いぜ!行けっ、ヨーギラス!」
地中からヨーギラスが現れ、ラッキーに後ろから勢いよく体当たりする。
しずか「穴を掘るで隠れていたのね…」
ジャイアン「遺伝技があるのはそっちだけじゃねえんだぜ!」
ジャイアンは、卵産みの瞬間ヨーギラスに咄嗟に穴を掘らせていたのだった。
その一撃で、ラッキーはだいぶ弱っている。
しずか「また回復させるわ、卵産み!」
ラッキーの体力がまた回復するが、先ほどまでの回復量ではなかった。
ジャイアン「ヨーギラス!これで決めろよ。瓦割りだ!」
ヨーギラスの最後の切り札、瓦割りがラッキーに命中する。効果は抜群だ。
しずか「そんなっ!ラッキー!」
ジャイアン「遺伝してたのは穴を掘るだけじゃなかったんだよ。産みの親に感謝、だな。」
そうしてラッキーは戦闘不能になり、ジャイアンは勝利を納めたのだった。
ジャイアン「しずかちゃん、楽しかったぜ!」
しずか「あたしこそ、いい勝負が出来てよかったわ。ありがとう。」
そしてポケモンを回復させた二人は、ジャイアンはトウカシティへ向かい、しずかはポケモン探しのため互いに別れていった。
投下終了です。
やっとポケモン書いてるなぁ、俺。
静香ちゃんがかわいいよ
初代氏のは出来杉並みに黒化してるし
何とか時間が空いたので投下
因みに俺の小説はしずかがかなり黒い
そして出来杉が良い奴になってる
出来杉と別れた僕は2日程歩き、ミオシティ前まで来た。
此処からなみのりをすればもう到着だ。
しかし僕は此処で1時間も待っている。
(このままじゃ本当に皆と差を付ける事になるな…)
何故こうなったかは1時間前に程さかのぼる。
1時間前〜
遂にミオシティ前まで来た僕は早速ゴルダックに乗り、向かおうと思った。
しかし此処で問題が起こる。
……何とゴルダックは泳げなかった。
「……泳げないのになんであの時は泳げたんだ?」
あの時とはノモセジムの事である。
ゴルダックは無言でしょんぼりとしていた。
……と言う訳で今に至るわけだ。
今日は此処で野宿か……そんな考が過ぎった時だった。
「あら?のび太さん」
「しずかちゃん!」
僕の前に現れたのはエンペルトを従えたしずかちゃんだった。
(……エンペルトか……このまま立ち往生するより……!)
「しずかちゃん!君のエンペルトで向こう岸まで送ってくれ!」
「……正気かしら貴方……ゴルダックが居るはずよ」
しずかちゃんは笑いを堪えながら言っているように聞こえた。
「……まぁいいわ…私もミオシティに向かう途中だし……
その代わりに少し付き合ってくれない?」
「…分かった」
僕はそう言うと海でスタンバッているエンペルトの上に乗った。
1分もしない内に向こう岸に着いてしまった。
しかしまだ終わっていない……少し付き合わなければ……。
「じゃあのび太さん………経験値になってもらうわ!エンペルト!この間負けた借りを返しなさい!」
「やっぱりそう来たか……こっちはマスキッパだ!」
しずかちゃんと戦うのはこれで2度目だ……。
エンペルトのレベルも異様に高い……相性が良いと言っても油断したら瞬殺される……。
(此処は……)
「マスキッパ!ねをはれ!」
マスキッパは蔓を地中に張り巡らせた。
「どんなにHPを回復しようとしても無駄よ……バブルこうせん!」
エンペルトの口からは無数の泡が噴射される。
どれも異常なスピードだ……。
(焦っちゃ駄目だ……確実に一撃を当てられるようにする…!)
僕の考えはもう固まっていた。
「マスキッパ!たくわえる!」
「あら……効果はいま一つね……どうしてかしら?」
(糞…わざと遊んでる…!)
怒りが沸々と沸いて来る。
「マスキッパ!もう1度たくわえる!」
「これ以上能力を上げられても困るわね……トドメよ、ドリルくちばし!」
エンペルトの嘴が猛スピードで向かってくる。
もちろんマスキッパに攻撃は当たってしまう。
しかし能力を2段階上げたこともあり、何とか耐えてくれた。
「よし!マスキッパ!すごいキズぐすりだ!」
マスキッパの体力は一気に回復する。
しずかちゃんはやっと気づいたようだ。
僕が何をするかって事を……。
「……まさか貴方エンペルトがそんな食虫植物に負けると思っているのかしら……
とんお馬鹿さんね……死になさい、ドリルくちばし!」
「マスキッパ、たくわえるだ!」
またも一撃に耐えるマスキッパ。
今度も回復させてやる。
(よし……このままなら勝てる…!)
何とか……エンペルトには勝てそうだ。
「マスキッパ……エナジーボールだ!」
「!…技マシンね…エンペルト!耐えなさい!」
効果は抜群なものの、レベルの差があり何とか持ち応えるエンペルト。
しかし僕の攻撃はこれで終わりじゃない。
「マスキッパ!続いてはきだすだ!」
マスキッパは今の今まで口に溜めていたものを吐き出した。
エンペルトには大ダメージ(精神的にも)だ。
「危ないわね……もう少しでダウンだったわ……でも次でお仕舞い、れいとうビーム!」
今度は氷の光線だ。
もちろん効果抜群の技だ。
「糞……マスキッパ!耐えてくれ!」
僕の願いが通じたのか、マスキッパは何とか耐えていた。
きっと……根を張っているお陰だろう……。
「マスキッパ!トドメのエナジーボール!」
今度こそエンペルトは沈む。
「な…またエンペルトが負けるなんて……許さないわ……糞眼鏡がぁぁああぁぁぁああ!」
しずかちゃんは急に暴れだした。
もう昔のしずかじゃない……薄々感じてはいたが今確信した。
「ハピナス!あの汚らわしい雑草を殺して!」
マスキッパはハピナスの強力な一撃で倒れる。
「……次はラムパルド!お前だ!」
2番手はラムパルド……しかしラムパルドもハピナスに何とかダメージを与えるも負けてしまう。
(やっぱり……ハピナスを倒すには強力な格闘タイプの技が無いと……!)
僕が焦り始めた時にゴルダックのモンスターボールが微かに動いた気がした。
いつの間にかゴルダックのボールを握りしめている……
「行け!ゴルダック!」
「……もう終わりね……死んで頂戴……ハピナス!10まんボルト!」
(頼む……何とかしてくれゴルダック!)
僕が必死に願ったところでゴルダックにハピナスを負かす力は無い……
そう思えた時だった。
ゴルダックはすっと体の力を抜き、ハピナスの攻撃をかわした。
そのままハピナスに突っ込んでいく。
「無茶だ!やめろゴルダック!」
ゴルダックは僕の言うことを聞こうとしない。
もうハピナスの目の前に立っている。
一瞬何が起こったのか分からなかった。
ゴルダックがハピナスを倒したのだ。
普通なら遺伝技でしか覚えない「クロスチョップ」で……
「や…やったー!」
「小癪な……雑魚の癖に粋がるな!行け!チリーン!」
しずかの最後のボールからはいつか見たことのあるチリーンが繰り出された。
「チリーン!じんつうりき!」
「ゴルダック!みずのはどうだ!」
ゴルダックの攻撃は上手くチリーンの急所に当たった。
……元々防御力の低いチリーンは1撃で倒れてしまった。
「……僕の勝ちだね…」
「こんなの……在り得ない…絶対に在り得ない!」
しずかちゃんはミオシティの方へ走り去っていった。
………しばらくしてジム戦を終えた僕はポケモンセンターで休んでいた。
少し考えたいことがあるのだ。
何故ゴルダックがクロスチョップを使えるようになったか…
しずかちゃんの性格があんなにも変わってしまったのは何故か……
結論が見つからない……
ちょうどそんな時に僕のポケッチが鳴った。
最近はメールすることも可能なのである。
冒険する前に全員のアドレスを入れておいた。
……出来杉からのメールだった。
内容は「ミオ図書館に来てほしい」……それだけだった。
僕は出来杉の指示に従うことにし、ミオ図書館へと向かった。
みんなのてもち
のび太 ゴルダックLv39 ラムパルドLv37 エテボースLv37 マスキッパLv38
ジャイアン 不明
スネオ 不明
しずか エンペルトLv52 チリーンLv48 ハピナスLv45
出来杉 不明
ドラえもん 不明
皆が技マシンを多用している……
まぁ投下終了です。
これからバトルメインになっていきそうだ
乙です。
では俺も投下します。
ジャイアンは今、室内に草が広がるジムで戦っていた。
相手はナタネ。ダイパを持っていないジャイアンだったが、室内の様子でくさタイプ使いと判断した。
弱点が一番多いタイプ。だからココドラなら余裕だろうと高をくくっていたのだが……
「しびれごなで動きが鈍くなったようね!」
「そんなことわかってらい!」 怒鳴りながら、ジャイアンは焦っていた。
ココドラのメタルクローをロズレイドはひらりとかわす。
さらに動けないココドラを容赦なくメガドレインが襲った。
ジャイアンは激しい攻撃に呻いた。
(あのやろう、なんて強いんだ。ココドラの攻撃がまったくあたらねえ。……
しかしあのジムリーダー、随分へそ出してるよな……寒くないの) 「いってぇ!!」
突然ジャイアンの右側頭部にこおりのつぶてが飛んできた。
「スズナ! てめえ何しやがる!」 ジャイアンは頭を押さえて右を見た。
スズナはユキカブリを撫でながら、「変なとこに目を向けているからでしょ」 と言った。
「!! お、俺はそんなつもりで見てたわけじゃ」
「ロズレイド、マジカルリーフ」
ナタネの声でジャイアンはハッとしてフィールドを見たがすでに遅かった。
ココドラは無数の葉に突撃され、その場に倒れた。
「ココドラぁ!」 ジャイアンは駆け寄った。
‘頼むからまひくらい解いてくれ’ ココドラは目で語っていた。
もちろんジャイアンには伝わらなかった。
静香ちゃんのレベル高すぎだろ 常識的に考えて
それよりかエンペルトは水、鋼だからエナジーボールも効果抜群じゃないよ
色々言ったけど乙
DPでも書こうか氏乙です。
「ああ、情けない、情けない」
ジャイアンがジムに負けた帰り道、スズナはしきりにぼやいていた。
「……うるせえ」 ジャイアンはむなしく抵抗する。
「何がうるさいよ!」 スズナは足を止めた。
「たった一体でジムに挑むなんてむちゃにもほどがあるわ!
それに作戦も無しに、ただメタルクローばっかり。あんな攻撃効くと思ってるの?
『たかがくさタイプ。イチコロだぜ』 なんて言ってたのは誰かしら?
まったく本当に情けないったら、いたたっ!」
ジャイアンは耐え切れずに歯を剥き出しにして、スズナの頬をつねった。
「それに同意してたのは誰かな、ああ!? このやろう!
『くさタイプなんてどうせ雑魚だから大丈夫でしょ』って言ってたのはだれだっけ!?
そんなに言うんなら自分でジムに挑戦し、いででっ!!」
「それは、あんたの、やりかたが悪いから、でしょうが! この」
スズナはジャイアンの両頬を逆方向に引っ張り、伸ばした。
「いでぇいでぇ、このよくも俺様を!!」
ジャイアンの右手がスズナの頬を離れ、髪の束を掴んだ。
それはただ単に頬より引っ張りやすそうだからという理由で掴んだのだが、
「ひゃぁっ!!」
スズナは急に素っ頓狂な声を上げた。同時にジャイアンの両頬をつまんでた手が緩む。
(!? おお?) ジャイアンは好奇心からさらに引っ張った。
「ひゃぁ!! ちょ、待って離しt、ひゃ!」
スズナが発狂する度に、ジャイアンの顔に悪そうな笑みが浮かぶ。
「どうやらこれがお前の弱点のようだな、ぐふふ」
ジャイアンは勝利の笑い声を出しながらスズナを引っ張っていった。
「くそ、あのやろう。」
ジャイアンはポケモンセンターの裏の空き地で野宿の準備をしていた。
夕方、ジャイアンはスズナの髪を離した瞬間に逆襲を食らい、センターを追い出されてしまった。
それ以来いくら中に入ろうとしてもユキカブリがジャイアンの邪魔をした。
「俺をこんな寒いところに追い出すなんてひどいなぁ。な、ココドラ!」
ジャイアンは回復を終えたココドラを叩いた。
‘てめえ、俺をまひのまま戦わせたくせに何言ってやがる!調子にのんな’ とその目は語っていた。
当然ジャイアンには伝わらない。
「俺のことがわかるのはお前だけだぜ、友よ!!」
ジャイアンはココドラを熱く抱きしめた。
‘やめろてめえ! てめえの蒸し暑いからだなど触れたくもない! 離せデブ! この!’
といった様子で騒いでいたココドラだが、無駄な抵抗とわかり力を抜いた。
「……しかしスズナの言うことも一理あるんだよな。
俺がもっとしっかりしとけば、ココドラはあの時、まひ状態にはならなかった」
ジャイアンは真剣な顔つきで、現在精神的にまひ状態のココドラを見ながら言った。
「しかたない。しばらくは特訓だな!」
ジャイアンは決意を抱いた。
投稿終了です。
必死で個性を出そうとがんばりました。
やっぱり昨日の投票祭りは少なからず作者にいい影響はあったみたいだ
>>854 今のび太達の居る世界は「全ての秩序が崩壊し始めてる」って設定何で色々とおかしいとこが出てくる
エンペルトに草タイプが効果抜群とかゴルダックがクロスチョップ覚えてるとか仕様なんだよな
まぁ何だ…少し悪いな指摘までして貰って
>>860 いやいやこちらこそ偉そうにスマン
多分ここらへんのことも書こうか氏だから計算済みなんだよね
みなさん乙です。
ボルテッカーをヴォルテッカーと書いていたミュウです……
orz
今から本日二回目の投下です
>>720の続き
のび「セレビィか…
パパ、僕も手を貸すよ!」
パパ「待て、切札は最後までとっておけ。こいつは俺が倒す!」
疾風「舐めるなよ!セレビィ、げんしのちから」
セレビィが両手を上げると周りから木が生え始める
パパ「これがセレビィの力か……カイリュー、空へ逃げろ」
疾風「セレビィ、逃がすな!」
空へ行こうとしたカイリューに木のツルが巻き付く
パパ「な、クソ!カイリュー!」
疾風「そのまま地面にたたきつけろ!」
カイリューは地面に勢い良くたたきつけられた
パパ「カイリュー、大丈夫か!」
疾風「ハハッ!セレビィ、木でカイリューを覆い尽せ!」
カイリューの周りから木が生えカイリューを覆い尽そうとする
パパ「カイリュー、火炎放射でその木を燃やすんだ!」
周りの木が燃え始める
疾風「かかったな!
そのままカイリューの周りの木をもっと増やすんだ!」
カイリューの周りに火に包まれた木が次々と現れ
やがて大きな火の玉のようになった
パパ「カイリュー、アクアテールだ!」
しかしパパの声は木の燃える音に遮られカイリューには届かない
疾風「もうそろそろかな。セレビィ、もういいぞ」
木が地面に戻り中からぐったりしたカイリューが現れた
>>863 ボ=ヴォの仕様でいっちゃいなよ。
10まんヴォルト
言ってみたかっただけです本当に(ry
パパ「カイリュー、戻れ……出てこいウィンディ!」
疾風「ウィンディか。
タイプは不利だがセレビィの敵じゃあない。セレビィ、また木を生やせ!」
パパ「ウィンディ、セレビィ目がけてだいもんじ!」
疾風「セレビィ、木で盾を作れ!」
ゴォォォ!
木の盾が大文字を防いだ
疾風「そんなんでセレビィを倒せると思ってるのか?
セレビィ、あいつに木のムチをたたきつけてやれ!」
パパ「ウィンディ、火をはきながらこうそくいどうだ!」
ウィンディが火をまきちらしながら素早く動く
疾風「そんなことしても無駄だ!セレビィ、ソーラービーム!」
ソーラービームがウィンディをかする
パパ「くっ。ウィンディ、まだだ!まだとにかく走れ!」
疾風「意味ねぇことしてんじゃねぇよ!とどめをさせ、セレビィ!」
ウィンディの周りに木が現れる
パパ「今だ、ウィンディ!フレアドライブだ!」
火の玉となったウィンディは周りの木を貫きセレビィに突っ込む
疾風「そんな攻撃くらうかよ!セレビィ、避け……これは!?」
いつのまにかセレビィの周りが火の海となっていた
疾風「クソ、このためだったのか!」
ドン!!!
ついにウィンディがセレビィに捉えた
疾風「くっ、でもまだセレビィにはじこさいせいがある
しかもフレアドライブでウィンディもダメージを受けてる!
俺の優勢は変わらねぇんだよ!」
パパ「ウィンディ、高速移動でセレビィを惑わせろ!」
セレビィの周りをウィンディが回る
疾風「セレビィ、自己再生だ!」
セレビィの体の傷が直っていく
疾風「ハハッ!これで俺の勝ちは決定だ!残念だったなぁ」
パパ「ふん。勝負は終わるまで分からない……ウィンディ、フレアドライブだ!」疾風「ぐぅ…セレビィ、自己再生だ!」
セレビィの傷はまた回復する
ウィンディの体はフレアドライブの反動でもうボロボロだ
パパ「ウィンディ、フレアドライブだ!」
疾風「こいつ狂ってるのか?セレビィ、自己再生だ!」
セレビィの傷はまたまた完全回復した
疾風「いいかげんにしろ!さっさと勝負を決めてやる!
セレビィ、ソーラービームだ!」
ソーラービームがボロボロのウィンディ目がけて放たれる
パパ「ウィンディ、高速移動だ!」
ウィンディの姿が消えてセレビィの目の前にウィンディが現れた
パパ「ウィンディ、きしかいせいだ!」
疾風「そ、その技は!」
ウィンディの体が光始めるパパ「終りだ……」
光輝くウィンディの一撃がセレビィに直撃する
疾風「この俺が負けた…」
きしかいせい…ダメージを受ければ受けるほど威力を増す必殺の技だ
その攻撃を放ちウィンディは倒れた…
呆然とする疾風に雷電が近づく
疾風「ら、雷電さん…お許しを……」
疾風は震えた声で言った
雷電「どうしてこんな作戦すぐ見抜けないんだ……
だからお前は弱いんだよ疾風。幹部から落ちた者の運命は分かっているな?」
疾風「お、お許…」
雷電「さよなら、疾風」
雷電が懐から出したスイッチを押す
バァァァン!!!
爆炎が放ち疾風は爆発した
のび「そ、そんな……そこまでしなくてもいいだろ!」
パパ「のび太、止めろ。負けてしまったあいつが悪いんだ…」
雷電「ククッ
さてとザコは消えたし、真の戦いを始めようか…」
パパ「のび太、この戦い…俺だけじゃ無理そうだ。
協力して倒すぞ」
のび「ああ。絶対にこいつは倒そう!」
ミュウ氏乙
ただ気になるのは起死回生は格闘技だからエスパータイプのセレビィには決定打にならないと思う
>>872 そうだった…orz
まぁウィンディの体力がもうギリギリだったってことで……
バトル書くのってやっぱり難しいわ…