1 :
名無し募集中。。。:
何でおとなしく人間に捕まってるんだよwww
お前ら人間よりつえーんだからバトルという形で虐待されるぐらいなら反乱すればいいのに
2 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/13(水) 22:51:23 ID:sCoSYeWx
q
3 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 22:51:34 ID:a7zxr8Uo
スリーパーはちゃんと人をさらってますよ
今日の糞スレ
これで三スレ目
6 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 22:53:32 ID:a7zxr8Uo
ポケモンは戦いの道具にすぎません
>>1 つダークポケモン
は元々人が捕まえてるわけだから駄目だなorz
12 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 22:55:38 ID:a7zxr8Uo
カイリキーが本気出したらノーマルタイプの人間は瞬殺だろw
首の骨折られておしまいwww
14 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/13(水) 22:57:25 ID:NYwz4UHK
orz
15 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 22:58:51 ID:a7zxr8Uo
野生のグラエナに噛み砕かれてミンチになる凄惨な事件がたくさん起こったんだろうな
とりあえず
>>1はIDっていうものを知ってから氏ね^^
17 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:02:36 ID:a7zxr8Uo
>>15 グラエナ?んなもんより炎吐くヘルガーがこえーだろ
>>1 何が目的で立てた?
何が望みだ?
何度もいうが糞スレは立てちゃ駄目だお(^ω^#)ピキピキ
何をするかはもうわかってるよね?
何も言わずに黙って削除依頼しておいで
わ か り ま し た ね ? !
21 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:05:19 ID:a7zxr8Uo
ポケモンは人間を傷つけてはならない
ポケモン法
23 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:05:57 ID:a7zxr8Uo
ポケモン法に違反するとどうなるのですか?
24 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:06:33 ID:a7zxr8Uo
カイオーガはアラビアにでも行けや^^;
>>1 何故反乱を起こさないか?
自分で考えろグズ、
テメーのタマ切り取ってグズの家系を根絶やしにしてやる。
ポケモンが押すだけで精一杯の大岩を
軽々と放り投げ飛ばせるシジマ師範が最強
28 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:09:16 ID:a7zxr8Uo
大爆発するポケモンが反乱起こしたら人間もう終わりじゃんwwwwwwww
ミオの図書館いけカス
ポケモンが人間より強いとかどこの脳内ソースだよ
今日は平日なのに酷いな
33 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:11:52 ID:a7zxr8Uo
カブトムシ取りの少年が買いロスのはさみギロチンで死亡w
そうだねプロテインだね
>28
マルマイン数体の自爆を零距離で受けて生きてた人間もいるけどな
37 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:14:00 ID:a7zxr8Uo
サイドンが大量発生したら人間の文明なんて終わりだな(ソース:ポケモン図鑑)
ほとんどのポケモンは人間が大好きなんだよ
39 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:14:40 ID:a7zxr8Uo
まあ、モンスターボールに入った時点で洗脳されたと考えると納得がいく。
象だってライオンだって人間より強いけど反乱なんてしないぜ
何でもいいからsageてやれカス
44 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:17:36 ID:a7zxr8Uo
>>42 コピペ乙wwwwwwwwwwwwwwww
>>42 1がsageたら誰なのかわからなくなる件w
ってかポケモンの繁殖スピードが半端じゃねーよ。
何回でも、多種族とでも卵できるんだぜ?
あ〜ポケモンはきっとどんなポケモンでも最高の強みを目指してるんだよ。
いや、例えばさ、野生のままだと努力値しかり技しかり最強に程遠い存在となるのは必至。
でさ、そんなポケモンの強化を自分のためとはいえ手伝いをしてくれる人間に反乱を起こす必要がないんだよ。
ぃやでもさ、ただ自分の縄張りなんかを侵されたらそれはポケモンだって怒るだろうけどwww
wwwちゃんと草むらもたくさん残してあるし。
48 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:20:45 ID:a7zxr8Uo
サーナイト♂ってどうなのwwwwwwwwwwwww
>>1 学校でいじめられてるのか?
何かあったら親か学校の先生に遠慮なく相談しろよ
50 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/13(水) 23:21:46 ID:tGYsOgo2
所詮まんがなんだよ!
51 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:22:48 ID:a7zxr8Uo
>>47 初めて納得の言く説明を聞いた
お前天才だな
しかもイケメンだろwwww
>>1 今の学校は信用できないお前の気持ちもわかるけど
ここは勇気出して学校に行ってみよう
IQのすごいフーディンが反乱を起こしてカレー帝国建国
モンスターボールに洗脳効果がある
ポケモンの世界の人間はみんな超人なんだよ。
57 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:29:22 ID:a7zxr8Uo
ポケモンバトルってただの動物虐待じゃんwww
ひでーwwwwwwwwwwww
ハ ̄ヽ\ / ̄厂ト、
{ \ \\ / // /
\ ヽ i ! / // /
\ ヽ レ'⌒/ // /
,-‐、 >/ ∠_ ,-─-く_____
/ 冫─-〈●) (●) _/ _,-‐‐'
八 `つ=_入 ',--、_,-‐rく_ く___ キモクナーイ キモクナーイ
/ \__ラ‐'`ー下、___//! `ーr'´
ト、 /フ __,r‐┤`ー─‐'´ ヽ `ー-r-、
| /_フ /ヽ `ソ レ─-、/二ヽト、
レ'´r メ、___/´/ i /、 / ノ
/ L_厂、_/_ノ ,' ソ ̄,- ヽ /
`ーく // i `T‐く_/ ノ
∨' ヽ ノ⌒! ノ `r'′
_r┴__, /`ー─'´ _>‐く -、 L_
`┴┴‐‐'`ー───‐'´ `ー
この糞スレはキモクナーイ神ラグちゃんの監視対象となりました
1ageごとにキモクナーイなので理解しましょう。。。
>>51 こいつマジでこんなこと考えてたのかよwバカス
学校行けwww
だってヨーギラス持っちゃうんだもんな
、―-、___
ゝ (h)ヽ
lニlニiニiニl
爪ス^ω^ス
⊂二二二) ∀i二⊃
<YYY>
( ヽノ
ノ>ノ
三 レレ
超人です本当に
61 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:31:37 ID:a7zxr8Uo
学校って言ってもお前らより高学歴だけど?www
おれ ビーダル !!
みんな よろしく な!
おれさま さいきょう だぜ。
あなた たちに
よゆうで かちます。
こんな くそすれ は
つぎのすれ たてなくて いいよ。
もし たてたら しらないよ?
キモクナーイ
ハ ̄ヽ\ / ̄厂ト、
{ \ \\ / // /
\ ヽ i ! / // /
\ ヽ レ'⌒/ // /
,-‐、 >/ ∠_ ,-─-く_____
/ 冫─-〈●) (●) _/ _,-‐‐'
八 `つ=_入 ',--、_,-‐rく_ く___ キモクナーイ キモクナーイ
/ \__ラ‐'`ー下、___//! `ーr'´
ト、 /フ __,r‐┤`ー─‐'´ ヽ `ー-r-、
| /_フ /ヽ `ソ レ─-、/二ヽト、
レ'´r メ、___/´/ i /、 / ノ
/ L_厂、_/_ノ ,' ソ ̄,- ヽ /
`ーく // i `T‐く_/ ノ
∨' ヽ ノ⌒! ノ `r'′
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この糞スレはキモクナーイ神ラグちゃんに監視されています
1ageごとにキモクナーイなので理解しましょう。。。
食用のポケモンが中国とか地方では量産されてそうだよなぁ・・・
カントー産ケンタロス グラム5000円
65 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:33:09 ID:a7zxr8Uo
ミルタンクのすき焼きとかうまそうだな
あれだけ物理、電子分野が発達しているなら、
純粋水爆も作れそうだな。
あぁ、つまりポケモンは人類の持つ
綺麗な核兵器に脅えているんだよ。
テッポウオの塩焼き
69 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:35:01 ID:a7zxr8Uo
70 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:35:45 ID:a7zxr8Uo
酢オクタン
てかオクタンてただのタコじゃねーかwwww
ワロタw
カラナクシの蒸し焼き、チェリムソース仕立て
フカシ
ハ ̄ヽ\ / ̄厂ト、
{ \ \\ / // /
\ ヽ i ! / // /
\ ヽ レ'⌒/ // /
,-‐、 >/ ∠_ ,-─-く_____
/ 冫─-〈●) (●) _/ _,-‐‐'
八 `つ=_入 ',--、_,-‐rく_ く___ キモクナーイ キモクナーイ
/ \__ラ‐'`ー下、___//! `ーr'´
ト、 /フ __,r‐┤`ー─‐'´ ヽ `ー-r-、
| /_フ /ヽ `ソ レ─-、/二ヽト、
レ'´r メ、___/´/ i /、 / ノ
/ L_厂、_/_ノ ,' ソ ̄,- ヽ /
`ーく // i `T‐く_/ ノ
∨' ヽ ノ⌒! ノ `r'′
_r┴__, /`ー─'´ _>‐く -、 L_
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1ageごとにキモクナーイなので理解しましょう。。。
某旧帝・・・北海道かw
76 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:37:45 ID:a7zxr8Uo
まあ人のことすぐ氏ねとか書くような奴じゃ受からない大学だよw
>>69 旧帝大は日本の都市圏に建設されたものだから、
某帝大では説明になっていない。
それだけの所に行ける人間は社会のことも少しは知っているはず。
俺みたいな低学歴の法政大法学科の人間でも
こんな幼稚なスレは立てない。
79 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:42:52 ID:a7zxr8Uo
>>78 嫉妬すんなよwwww
お前も結構いい大学じゃん
そんな俺は早稲田
■終了でーす
84 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:44:31 ID:a7zxr8Uo
早稲田よりはうえだと思ってるよ^^;
■再開でーす
と見せかけて■終了でーす
86 :
81:2006/12/13(水) 23:46:09 ID:???
某旧帝大蹴りの早稲田どす
東大京大阪大のどれかなら認めるw
学歴と頭のよさは関係ないから逝け
へー大学生ってこんな稚拙なスレ立てるんだー
がっかりしたお(^ω^)wwww
89 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:47:29 ID:a7zxr8Uo
>>86 じゃあ認めて
てかお前に認めてもらわんでも別にいいけどwwwwwwwwww
近大はダメー?
92 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:48:58 ID:a7zxr8Uo
あーあ誰だよ学歴スレにしちゃった奴
これじゃ人が来づらいじゃねーかwwwwww
94 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:51:43 ID:a7zxr8Uo
ポケモン板って伸ばすの簡単なんだよねwwww
少し煽れば必ずレスが付くからwwwww
まずスレタイからして人は来ない
来づらいどころかたくさん湧いてきちゃうお(^ω^)
東大な俺は勝ち組?はいってわかるのは周りが馬鹿ばっかりだということだ。
99 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:53:34 ID:a7zxr8Uo
釣りとかいってるやつ寒いよ^^;
100
>>94 じゃあ立てるなグズ
お前はパパの精液がママの割れ目に残って産まれたグズだ
102 :
名無し募集中。。。:2006/12/13(水) 23:55:08 ID:a7zxr8Uo
>>101 何怒ってんの?wwwwwwww
ワロタwwwwwwwwww
亀田勝つかなぁ・・・
松たか子って可愛くないよな!?
107 :
名無し募集厨。。。:2006/12/13(水) 23:58:33 ID:K+dml+0m
イルボンはトンヘを返すニダ!!
>釣りとかいってるやつ寒いよ^ ^;
だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
109 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:00:19 ID:a7zxr8Uo
ビッパーとかこの世で一番嫌いな人種なんでwwww
111 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:01:48 ID:a7zxr8Uo
やっぱ底が浅いわお前らw
>>1 社会の汚染m9(^Д^)プギャー
学校逝けよ社会のゴミ
クソスレ立てて自演したやつが何を言うかw
115 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:03:51 ID:Bw06YTRK
117 :
112:2006/12/14(木) 00:04:41 ID:???
>>1 ポケモンしてると彼女嫌がらない?うちはそうなんだけど。
隠してやってたりする?
119 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:05:59 ID:Bw06YTRK
>>115 その彼女は画面に張り付いていませんか?
てか反乱とか考えてるやつ
ゲームだぞ?
そんな事本気で考えてるバカがいたのか(笑)
腐女子とキモヲタだから問題ないです><
123 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:07:40 ID:Bw06YTRK
日付が変わったからマサゴタウンいって来るわ
あでぃおーす^o^)/
124 :
112:2006/12/14(木) 00:07:44 ID:???
いや、大学生だけど。
なんかすんげー嫌がるんだよね
128 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:09:33 ID:Bw06YTRK
>>124 ほかのことで惚れさせればいいだけの話では
惚れてる女はポケモンぐらいじゃ文句言わないよ^^;
はやく狼に帰れよ><
131 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:14:39 ID:Bw06YTRK
072に付き合ってくれてありがとう><
135 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/14(木) 00:22:53 ID:Ph3BWOg2
136 :
1:2006/12/14(木) 00:23:15 ID:???
そうだべ。
137 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:24:41 ID:Bw06YTRK
就活は?あ、もしかして浪人?
ニートでしゅ
141 :
名無し募集中。。。:2006/12/14(木) 00:27:19 ID:Bw06YTRK
>>140 改造はしてないなぁ
どうしても欲しいポケモンいたらするけど
>>137 モビラー(Mobiler)だから問題あるんだな
144 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/14(木) 00:38:27 ID:Ph3BWOg2
145 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/14(木) 00:43:06 ID:rPHfOsWS
ポケモンは人間が好き
>>1に構ってたらストレイン見逃したじゃねえか
この代償きちんと取れよな
147 :
???:2006/12/14(木) 00:44:29 ID:???
148 :
???:2006/12/14(木) 00:45:26 ID:???
い
華麗に150GET
それなら俺は華麗に151GET
ポケモン関連でいくと150より151の方が…と言う負け惜しみ
ケツバンGET!!
153!!
ベイリーフgetだぜ!
ポケダンは人間の存在はあるのに何故かポケモンしかいない。
人間がみんな殺されたか、追い出されたか? 研究所も残ってるし。
ポケダンの世界って本編のポケモンとはまったく世界なのか、
それとも本編のポケモンのマップから切り離されているのか。
ピカチュウ「逃げる豚はロケット団だ!
向かってくる豚は良く訓練されたロケット団だ!!
まったく、バトルは地獄だぜ!!フハハハハハハハハハ!!!!!」
1 名前:猪(でぶ)[] 投稿日:2006/12/15(金) 09:18:36.94 ID:INCb4xK+0
ピカチュウ「サトシ・・・」
サトシ「声が・・・ピカチュウの声が聞こえる・・・なんでだ?」
ピカチュウ「それは君がポケモンだからだよ」
サトシ「ポケモン?・・・俺がポケモン?」
ピカチュウ「そうだよサトシ、君はポケモンなんだ」
サトシ「はは・・・お笑いだな・・・今までさんざんポケモンマスターなんて
言っておいて、俺自身がポケモンだったなんて・・・ははは・・・お笑いだ・・・あはははははは!!」
ピカチュウ「・・・そうじゃないよ、サトシ」
サトシ「!?」
157 :
名無し募集中。。。:2006/12/15(金) 21:50:19 ID:pS/q7Bwu
9 名前:1の変わりに書いてみた[] 投稿日:2006/12/15(金) 10:15:53.23 ID:nxfMHH9wO
サトシ「ふざけるなよ!…安い慰めなんて…俺はいらない!」
ピカチュウ「違うよサトシ。そういう事じゃない」
サトシ「じゃあなんだって言うんだ!?」
ピカチュウ「…ポケモンはサトシだけじゃないんだ」
サトシ「…なんだって?」
ピカチュウ「…人も『ポケモン』なんだ」
ちょwwwwww
12 名前:1の変わり[] 投稿日:2006/12/15(金) 10:21:39.29 ID:nxfMHH9wO
サトシ「なんだよ…それ…」
ピカチュウ「カスミ…タケシ…オーキド博士…みんなポケモンなんだ」
サトシ「……」
ピカチュウ「ごめんね、急にこんな話して…」
サトシ「……」
ピカチュウ「この話をするには、まずこの地球の歴史の話をしないといけないから――」
サトシ「教えてくれ」
20 名前:1の変わり[] 投稿日:2006/12/15(金) 10:29:40.91 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「もう百億年も前…まず、この星の自然環境が死滅して、星がコールドスリープに入った」
サトシ「コールドスリープ?」
ピカチュウ「氷河期とも言うね」
サトシ「プテラやカブトプスなんかが滅びた、あれか?」ピカチュウ「君たちの有史だと、そういう事になってるね」
サトシ「引っかかる言い方だな…」
ピカチュウ「コールドスリープに入った星では、人は生活できない。だから人類は宇宙に逃げた」
サトシ「宇宙!?」
22 名前:1の変わり[] 投稿日:2006/12/15(金) 10:53:36.34 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「昔は宇宙に行くロケットだってあったし、人の住めるコロニーだってあった。人類は地球を捨てた。一度はね」
サトシ「一度?」
ピカチュウ「宇宙の無機質な空間で、人は地球が恋しくなった。人工物に飽きたんだ。…そこで、人類は地球に戻りたくなって…再生に乗り出した」
サトシ「…できるのか?再生なんて。人は地球に住めなくなったんだろ?」
ピカチュウ「そう、だから地球再生のための代理を彼らは作った」
サトシ「代理…」
ピカチュウ「それが僕らポケモンだ」
サトシ「……!」
ドラえもんの銀河エクスプレスみてぇ
23 名前:初夢(猿の夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 11:08:33.91 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「まず彼らは自分たちとまったく形の同じポケモン…君たちを作り出した」
サトシ「ピカチュウたちは…?」
ピカチュウ「僕たちはその後。
自然環境の再生には人類以外の動物が必要だとかんがえた彼らは、
自然動物として僕たちのようなポケモンを作った」
サトシ「…そんな身勝手なことで作られたのか…俺たちは…」
ピカチュウ「再生者として、サトシたちの種類…ユニットって言うんだけど…
コールドスリープ後、荒れた地球に初のユニットが送られて、
彼らは少しずつ自然を回復させた。子孫を残して、その任を次がせてね。
そして、再生が終わった。
汚染されていない大気。紫外線を通さない強固なオゾン層。美しい水。
人間が住むには十二分な環境が出来た」
…改行忘れてた(´・ω・`)
27 名前:初夢(猿の夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 11:24:02.24 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「けど人類はさらに我が儘を言ったんだ。
『ある程度作られた街が欲しい。すぐに住めるようにしてくれ』…ってね。
だから人類はユニットを泳がすことに決めた。
ユニットに関しては、子孫を作り続けるから放っておいていい。
ただ他のポケモンだけは、人類が定期的にアイデアを出して、雄雌一対ができる度に地球に送られてきた。
その一対のポケモンを送る役割が…ピッピたち。そして彼らの着地点として使われていたのがオツキミ山」
サトシ「ピッピが!?」
ピカチュウ「ピッピが月の石を大切にしているのは、彼らが月のコロニーで作られたからなんだ。
彼らは定期的にポケモンを地球につれてきて、そのまま地球に住んだ。
昔はピッピは少なかったでしょ?あれは人類が新しいポケモンを送った回数が少なかったからなんだ。
送る度にピッピは増えて、今では普通の洞窟にいっぱいいる」
サトシ「確かにそうだ…」
29 名前:初夢(猿の夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 11:33:20.01 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「そんな事を繰り返しながら…人類はひたすら待った。
時には『大陸を作ったポケモン』なんていう、いわゆる伝説のポケモンまで作って…
彼らはある程度長生きであると同時に、雄雌の性別をつけられずに送られてきた。繁殖しないようにね」
サトシ「…伝説のポケモンを作った理由は?」
ピカチュウ「ユニットたちの文化レベルを高くしたかったんだろうね。
神々しいポケモンがいれば、ユニットはそれを敬う。
そこに文化が生まれる。すると、自然にそれを崇拝する宗教が生まれる。
宗教が生まれれば、そこから派生して様々な文化が生まれる」
サトシ「……」
(:^ω^)
31 名前:初夢(猿の夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 11:41:57.01 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「…とにかくそんなことを繰り返しながら、ユニットは他のポケモンと共存して、
人類が望む、一定の文化レベルまで達した」
サトシ「じゃあ、人類は戻ってきて俺たちと暮らすのか?」
ピカチュウ「…それはないよ」
サトシ「なんでだよ?
だって…俺たちが地球を直して、人類が住めるようになったんだろ?
早く来ればいいじゃないか」
ピカチュウ「人類はそんなに優しくない」
サトシ「…なんだって?」
ピカチュウ「人類はそんなに優しくない。
彼らにとって、サトシ含めた僕たちポケモンは『道具』なんだ。
地球が再生された今、ポケモンは用済み…いらないんだ」
34 名前:初夢(猿の夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 11:56:23.98 ID:nxfMHH9wO
サトシ「それって…!」
ピカチュウ「彼らの望みは果たされた。一定の文化、一定の自然環境。
ただ、そこには先約がいる…僕たちだ。
だから彼らは僕たちを…滅ぼしに来る。その進軍は少しずつ始まってる」サトシ「使い捨てかよ…ふざけやがって…ん?待てよピカチュウ。
人類の進軍がどこで始まってるんだよ?それらしい事、あったら俺たちだって大騒ぎだ」
ピカチュウ「…ロケット団」
サトシ「ロケット団!?あのバカ二人が?!」
ピカチュウ「末端の団員は普通のユニットだよ。ただロケット団のトップは、
世界征服をするようにプログラムされて送られてきた特殊なユニット。ただ、本人はプログラムされたという自覚はないかもしれないけど」
サトシ「ロケット団にそんな役割が…」
ピカチュウ「ロケット団が世界征服すれば、人類はロケット団だけ潰せばいい。ロケット団が強いポケモンを集めてくれるなら、ロケット団さえ潰せばあとのポケモンは蚊と同じようなものだし」
35 名前:初夢(二日酔い)[] 投稿日:2006/12/15(金) 12:06:52.64 ID:nxfMHH9wO
サトシ「それで奴らはポケモンを狙うのか…」
ピカチュウ「世界征服しても最終的に滅ぼされるとも知らずにね」
サトシ「…でも弱いぞ、あいつら」
ピカチュウ「…そこが人類の誤算だった。
ロケット団はじめとする様々な団が生まれているけど、
彼らより強い力を持ったポケモンが現れて、彼らを止め、場所によっては団そのものを潰しているんだ」
サトシ「……」
ピカチュウ「ポケモンマスターたちだよ。サトシ、君もね」
37 名前:初夢(二日酔い)[] 投稿日:2006/12/15(金) 12:21:12.38 ID:nxfMHH9wO
サトシ「俺がポケモンマスター!?」
ピカチュウ「君が思ってる意味とは違うかもしれない。
ただ僕は、人類が用意した刺客より強いユニットをポケモンマスターって呼んでる」
サトシ「……」
サトシ「ピカチュウ…」
ピカチュウ「本題に入るよ。
僕は人類に送られたメッセンジャーだ」
サトシ「メッセンジャー…?しかも人類が送った?」
ピカチュウ「人類の中には地球のポケモンを滅ぼすことを、良しとしない人間もいるんだよ。
彼らは僕を作った。
理由は簡単。今の地球とポケモンを守りたいから。
もう人類は地球に住むべきじゃない。宇宙でひっそりと暮らしていけばいい。資源はいくらでもある」
サトシ「……一つ聞いていいか?」
ピカチュウ「なに?」
サトシ「なんでそんな大切なメッセンジャーが俺と一緒にいるんだ?」
58 名前:初夢(筋肉痛)[] 投稿日:2006/12/15(金) 13:44:12.83 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「それは偶然だよ」
サトシ「偶然?」
ピカチュウ「もともと僕は表立って行動できない。
僕の行動がバレたら、僕を送った人が殺される…
だから僕の親になってくれるユニットが、優れたマスターであることを祈るしかない…」
サトシ「俺は優れたマスターってことか?」
ピカチュウ「正直…最初みたときはそうは思わなかった」
サトシ「正直だな本当に」
ピカチュウ「ただ…一緒に旅を続けてて…君の強さに気づいた」
サトシ「?」
ピカチュウ「目だよ。君の目は未来をみてる。だから…僕はその目に賭ける」サトシ「ピカチュウ…」
ピカチュウ「サトシ、強くなって」
59 名前:初夢(虫なった夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 14:08:03.32 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「強くなって。君が強くなって…君の言うポケモンマスターになるんだ。
そうすれば、君は僕の言うポケモンマスターのトップになる。
もし人類が攻めてきたとき、君がポケモンマスターのトップなら、他のマスターは君についてくる。
そうすれば人類に抵抗することも可能だ」
サトシ「…もし、人類が攻めてくる前に俺がポケモンマスターになれなかったら…俺たちは滅ぶのか?」
ピカチュウ「大丈夫。
サトシの生まれたカントー以外にもポケモンリーグはあるだろう?
あれは僕たち側の人類がしかけたポケモンマスター育成プログラムでもあるんだ。
だから各地方でポケモンマスターは生まれるから心配ない。それに…」
サトシ「それに…?」
ピカチュウ「サトシはなるよ、ポケモンマスターに。僕がついてる」
サトシ「…わかった。
がんばるよ…俺なりに」
61 名前:初夢(虫なった夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 14:13:59.92 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「ごめん…こんなこと背負わせて」
サトシ「いいよ。
結果的に俺の夢は叶う。それにこのままみすみす滅ぼされるのはごめんだ」
ピカチュウ「……
僕たち側の人類も進行をなんとか阻止しようとはしてるから…」
サトシ「そっちにも期待、かぁ」
ピカチュウ「…そういえばサトシ?」
サトシ「ん?」
ピカチュウ「僕のこと、雄だと思ってる…?」
サトシ「…違うのか?」
ピカチュウ「…いいや、なんでもない」
64 名前:なんかgdgd('A`)[] 投稿日:2006/12/15(金) 14:21:38.46 ID:nxfMHH9wO
ピカチュウ「ぴかぁ!」
サトシ「ん……ぅん?」
ピカチュウ「ピっカチュウ…?」
サトシ「寝てたのか…俺…」
ピカチュウ「ぴかぴか?」
サトシ「ピカチュウ…お前さぁ…」
ピカチュウ「ピカ?」
サトシ「…だよなぁ。お前がなぁ…夢かな…」
ピカチュウ「…ピぃ?」
サトシ「ま、いいや!
いくぞピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
ピカチュウ(サトシ…頼むよ…)
67 名前:初夢(虫なった夢)[] 投稿日:2006/12/15(金) 14:47:28.30 ID:nxfMHH9wO
?「順調だな」
?「そのようですね」
?「気づくと思うか?」
?「無理だと思われます」
?「やはりそうか…」
?「ユニットの知識は所詮その程度です」
?「だが彼には強くなってもらわねば困る」
?「そうですね…」
?「人類が地球を捨てて何億年もたった。ポケモンは地球を再生した。しかし、それより前に、全人類はもはや地球以上の環境の星をもう見つけたんだ。
地球なんて星は、我々任天堂の企画する殺人サバイバルゲームのフィールドくらいにしかならん」
?「だからこそ、彼には強くなってもらわねばなりません。私たちのし向けたピカチュウの言う通りに動いてもらわねば」
?「その通りだ」
?「ユニットなんていくらでも作れますからね」
?「弱いユニットはな。私がほしいのは強いユニットなのだよ」
?「社長、そこが疑問なのですが…
快楽的な殺人ゲームならば敵を強くする必要はないのでは…」
?「何を言うんだね、君は。的当てとは違うのだよ?」
?「…は?」
?「ゲームバランスだよ……ラスボスは強いほうが、攻略に燃えるだろう?」
END
179 :
名無し募集中。。。:2006/12/15(金) 22:51:36 ID:pS/q7Bwu
感動したT-T
サトシ「いけぇ!!ピカチュウ!!十万ボルトだ!!」
ピカチュウ「ぴぃかチュウぅ!」
シャワーズ「!?!?!!!???」
ジッキョウ「出たぁ!!サトシ選手の十万ボルト、挑戦者のシャワーズに効果抜群だぁああ!!
おっと……ここでダウン!!シャワーズ検討むなしくダウンです!!
チャンピオン、サトシ!三度目の防衛に成功しました!!やはり、ピカチュウとのコンビは素晴らしい!!
おっと…試合が終わった瞬間、ピカチュウがチャンピオンに駆け寄って――」
ピカチュウ「ぴかぴー!!」
サトシ「あはははは! ピカチュウ良くやった!!偉いぞ!」
◆◇◆◇◆◇
サトシ「なあ、ピカチュウ…」
ピカチュウ「ぴか?」
サトシ「前みたいにさ、俺としゃべろーよ」
ピカチュウ「…ぴ?」
サトシ「…やっぱ駄目か。もうアホみたいに試したんだけどな…なんだったんだろうな…あれは…」
サトシ「やっぱ、夢…か…」
ピカチュウ「ぴかぴかー」
サトシ「こぉら、頬ずりやめろって…くすぐったいだろ…しかしなぁ…なんだったんだろな、本当に」
ピカチュウ「………」
サトシ「………」
111 名前:猪(検問中)[] 投稿日:2006/12/16(土) 00:02:29.41 ID:A1/7K3RK0
サトシ「俺が…この世界の人が全部ポケモン…本当なのか――?」
ピカチュウ「…サトシって意外と疑り深いんだね」
サトシ「!!! ピカチュウ、お前!!」
ピカチュウ「どれくらいぶりだっけ、僕たちがこうして話すの」
サトシ「どれくらいぶりって…最初に話したのが、もう五年以上前だよ…」
ピカチュウ「そっか…それくらいか…」
サトシ「なあピカチュウ、なんで話しても答えてくれなかった?」
ピカチュウ「メッセンジャーとしての役割の一つが終わったから…かな?」
サトシ「終わった?」
ピカチュウ「そう、終わった。少なくともメッセンジャーとしての役割は、ね。
あとはサトシの手持ちポケモンの一つとして、役割を全うするだけだから」
サトシ「役割…」
ピカチュウ「そう、役割。少なくともこの世界は、みんなが何かしらの役割を持って生まれさせられた。
前も話したけど、君たちユニットは地球の環境再生、そして文化の発達を。
伝説のポケモンたちはユニットたちの偶像崇拝の的とするため。
…そして僕はメッセンジャーとして。その役割が終われば、この世には存在していられない」
サトシ「…どういう事だ? そんな話、前は…」
ピカチュウ「死、っていうモノがあるでしょ?これは一般的には生命活動の停止としての認識だけど、本質は違う。
その『個』がこの世に必要なくなったとき、違和感の無いように『心肺停止』っていう形を取られるだけなんだ。
そもそもなんで心肺が停止する事になるのか…老衰?国によって寿命が違うからコレが理由とは言えない。
病気も同じ。何かしらの必要性の基に、まるで自然発生のように作られ、ユニットやポケモンがそれに掛かる。
…この世界は、そういう風にプログラムされてる」
サトシ「…それを俺に話したのも、メッセンジャーとしての役割なのか?」
ピカチュウ「それは違う。これはこの世界の法則だから、サトシが知る必要はないこと。たまたま話しただけ」
サトシ「そうか……って、ちょっと待てよ」
ピカチュウ「何?」
サトシ「メッセンジャーとしての役割が終わったから話さなかったんだろう?」
ピカチュウ「そうだよ」
サトシ「ならなんで今おれと話してるんだ?」
ピカチュウ「それは…」
115 名前:猪(検問中)[] 投稿日:2006/12/16(土) 00:32:06.03 ID:A1/7K3RK0
サトシ「それは…?」
ピカチュウ「メッセンジャーとしての役割の二つめの時が来たから」
サトシ「二つめのメッセンジャーの役割?」
ピカチュウ「そう。時が来たときにまたメッセンジャーとして僕は働く必要がある。逆に言えば、だから今まで生かされてきた」
サトシ「!!じゃあ、それを伝え切ったら…?」
ピカチュウ「僕は死ぬ」
サトシ「そんな――」
ピカチュウ「それが僕の存在理由なんだ。存在理由が無くなった生物は生きている意味はない」
サトシ「イヤだ!俺は…俺はピカチュウと別れるなんてイヤだ!!」
ピカチュウ「これがこの世界のルールなんだ」
サトシ「そんなルール俺が破ってやる!」
ピカチュウ「無理だよ。この世界のルールは絶対だ。破れない」
サトシ「破ってやる、そんなくだらないルール…俺はピカチュウと…お前とずっと一緒にいる!!」
ピカチュウ「サトシ…」
サトシ「伝えきったら死んじゃうんだろう? だったら俺はそれを逆手に取る」
ピカチュウ「…サトシ?」
サトシ「ピカチュウ、俺はお前に託されたメッセージを聞かない」
ピカチュウ「…良いの、サトシ。コレを聞かなければ、君は方向を失うことになる。僕からの伝言が、
君を…ポケモンマスターの君を導くんだ。その導きが、今度は君が戦ってきマスターたちを導く。
サトシの役割はそれなんだ。僕と出会った瞬間、その役割が決まってたんだよ」
サトシ「………ピカチュウ……」
ピカチュウ「何?サトシ」
サトシ「俺、強くなったよな?お前に言われたとおり、強くなったよな?」
ピカチュウ「うん…それだけは本当に感謝してる。もっと遅いと思ったけど…君は強くなった」
サトシ「だろう…だったら――」
ピカチュウ「?」
サトシ「ポケモンマスター舐めるなよぉお!!!」
ピカチュウ「!!サトシ駄目だ、聞いて、お願い…僕の話を――」
サトシ「イヤだぁあああああ!!!」
183 :
名無し募集中。。。:2006/12/16(土) 11:47:28 ID:bh/3okeF
早く続きを
133 名前:VIP皇帝[] 投稿日:2006/12/16(土) 13:40:35.53 ID:2S3DTEw4O
ピカチュウ「………」
サトシ「ZzZzzz」
ピカチュウ(こっちの念話を解いた…並大抵の精神力じゃない……)
ピカチュウ「ぴかぁ…」
ピカチュウ(本当に、強くなったなぁ、サトシ…)
ピカチュウ(夜空の中にある流れ星……人類が地球の周りのデブリを落として、
そのときに燃える炎の数で、人類からの指令が来る……
一つ…二つ…三つ…やっぱり昨日と一緒…)
ピカチュウ(伝えないと…サトシに…もう人類の進軍が始まる…でも…一つだけおかしい…)
134 名前:初夢(虫なった夢)[] 投稿日:2006/12/16(土) 13:49:25.15 ID:2S3DTEw4O
ピカチュウ(タイミングが良すぎる。
サトシが地球でポケモンマスターになってからまだ一年しか経ってない…)
ピカチュウ(僕がメッセンジャーであることを知っていて、その動きをモニターできるのは数人…
人類はサトシがポケモンマスターになったことなんて、ユニットの文化の流れの一つでしかない…)
ピカチュウ(なんか…サトシがポケモンマスターになるのを待ってたみたいだ…)
ピカチュウ(…サトシ…)
ピカチュウ(僕だってイヤだけど…僕の存在理由がメッセンジャーなんだ…仕方ないんだよ…)
135 名前:初夢(ゴキとの思い出)[] 投稿日:2006/12/16(土) 14:15:31.07 ID:2S3DTEw4O
『オオオォオオオオオ!』
?「我々の祖先が地球を捨てて数年…祖先は自ら滅ぼした地球を再生すべく、ポケモンを生み出しました…
彼らはよくやったッ!地球環境を再生し、我々のために一定の文化レベルまで進化しました…我々の為にです」
『オオオォオオオオオ!』
?「しかし今や地球は、数の多いポケモンの巣になっているという現状です!
更には、我々の辿った道である自然破壊を続け、地球をまた殺そうとしています!
我々はそれを止めねばなりません!」
『オオオォオオオオオ!』
?「そのために皆さんにお集まりいただきました!
これより、我々は地球を取り返す為に、地球への進軍を開始します!」
『オオオォオオオオオ!』
『オオオォオオオオオ!』
『オオオォオオオオオ!』
136 名前:初夢(ゴキとの思い出)[] 投稿日:2006/12/16(土) 14:26:28.83 ID:2S3DTEw4O
MC「――以上、任天堂代表取締役、ミヤモトからの今回のゲームコンセプトの説明でした。社長、有り難うございました」
ミヤモト「皆様、ぜひお楽しみください!」
『ワアアアアアァア!』
MC「それでは続きましてわたくしの方から今回のルール説明をさせていただきます!
今回のゲームは、我々の過去の星、地球を舞台にしたバーチャルではない、リアルの感触を味わえるポケモンハントです!
我々と同じ姿をした生物をハントする快感はまさしく戦争そのもの!
その快感を楽しみながら、母星である地球の散策をお楽しみください!
尚、地球のポケモンの反撃でケガの恐れがあるため、
皆様には一度脳核をサイボーグボディに移した上で地球に降りてもらいます。詳しくはお手元のパンフレットを――」
137 名前:初夢(ゴキとの思い出)[] 投稿日:2006/12/16(土) 14:43:20.20 ID:2S3DTEw4O
ヒショ「お疲れ様でした、社長」
ミヤモト「ああ、お疲れさま」
ヒショ「いよいよ、ですか…」
ミヤモト「そうだな…ユニットを強くするのに長く時間が掛かったが、その分の金や経費類に関しては、参加費だけで元は取れた。十分だよ」
ヒショ「更に地球上のポケモン全てが消える、と」
ミヤモト「その通りだ。
そして我々任天堂は、プレイヤーがきれいにした静かな地球で、
ポケモンの地球再生中にまた生まれた地下資源を獲得し、そこから更に利益をあげ、
さらには地球への観光も我々が実権を握る」
ヒショ「さすが社長です」
ミヤモト「これから忙しくなるぞ…」
ヒショ「…地球のポケモンマスターはどの程度抵抗するでしょうか?」
ミヤモト「もともとあいつが育つのを待っていたようなものだ。
奴には健闘してもらわねばな?」
ヒショ「はい」
ミヤモト「しかしあくまでも『健闘』だ。彼らに勝ち目はない。
シューティングゲームなんだからな。クリアできん難しいゲームは売れん」
ヒショ「いつか話していた『バランス』ですか?」
ミヤモト「そういうことだ。君もゲームのことが分かってきたじゃないか?」
ヒショ「恐縮です…」
ミヤモト「さあ、彼らに我々のゲームのプログラムとして働いてもらおう
それが、ポケモンの役割だ」
189 :
名無し募集中。。。:2006/12/16(土) 23:06:47 ID:bh/3okeF
おもろい
けど実在する社名使って大丈夫か?
ポケモンは28番目のしと
,, -−'" ̄`"'ソノ、
/彡::::::ミ::::::::::::::::彡
/:::::::::,r'"~`ヾ)゙`ヾヽ)::ヽ
. i:::::::::シ:::.. l::|
l:::::イ:: "'==、ハ,=="ソ
{`V:: `=・=` ':-・=' 〈 ____________
ヽ_::::: , ヽ | /
.. ヽl:::::: `ー´ .' / 反乱すんるんじゃったら
|: 、::: , -−-、 / < どこからでもかかってきんしゃい!
,,-|::::::ヽ、.. ''"'' __/ \ ワシが相手してやるけん!
'" (ヽ、_  ̄´ ̄,ノ)ヽ'ー、_ \
`ー、_ ̄`''" ̄ノ  ̄ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`'ー、,ノ´ i \
::| ヾ ヽ
,r',ニヽ :::| ,-,_ }: ヽ
// '´ __,、cー-7 / 0 ) l:: /ヽ
i. l _,( 0 (ノ/7ι//'"´)) |::: / ,}
'、ー',ノ`ニ゙ニ´-~イ_/=='´ イ:: / __)
 ̄,r'" ,r'"~´ ∠~| ノヾ,,/_,-´/
⌒ー' ::| || i / ̄ /
:::| r__コ く l/ /
_,、 _,, -、,、
,,r'^::::⌒゙'::::´::::::´゙~ヽ
,r'":::::::::::::ミヾ::ヽ::::ノノ::シ
/:::::::彡;;;:);;;;;ミ;》;;))(;;彡ソノ
l:::彡::::;l::´ノ 、, l::)
l::_:::::イ:::,r'==.、 ,r='}´
((ヽ::l::::.. <tテ ゙ i:'tテ、{
ヾ_.ソ:::::::. ,:. '. i ____________
リ|:l;;:::::::.. ..ー-´ ,:' /
|:ヾ:::::::. -−- i' < かかってくるのかい?
,r|:::::::\:::::::....⌒ / \
,,-'"´イヽ、::::::::`ー─┬i´ー-、_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,-'"´ ヾ `'ー--−'" l `"'ー、
〆 `'ー、_,Carp 9/ ヽ
`"'ー、ノ
/ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ / ̄ ̄\ \
| \____, |
| |
| /二二二二\ |
/ //::::::::::::::::::::::\ \ |
と二 ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::\二つ
|/  ̄ ̄  ̄ ̄ || ___________
「 || -=・=- ハ -=・=- )|ヽ /
| Y / ||| < かかってきなさい
V /// /( ) /// ||/ \
| / ⌒⌒ \ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ( U ) |
| へへ |
\  ̄ ̄ /
\  ̄ /
\_____/
/ ´γ~ ⌒~~ ⌒~`\
{ γ ヽ
`y/´ヽヽ、゛、ヽ !
|/ :::::::::::゛i、 }
|i━、 ━━::::::ヽ', ;}
(/⌒)7(_=⌒')-- }イ~){ いやね、強制じゃないんだよ
! /:; ::::::::::: レ リ かかってくるのなら別に構わないけど
i '〜 、 :::::::::}ィ'
`、 /_,,_ ゛ ::::::: λ~~ー、、_
_ヽ :::/:::i !
-´~ `i、-- ' ´:::::::イ
\:::::::://
Y /
ちょっと意味わからん
ピカチュウは敵??
はじめて見るエヴァ並にわからんw
177 名前:猪(やせ)[] 投稿日:2006/12/16(土) 23:29:22.80 ID:A1/7K3RK0
「おい…なんだよあれ…」
「やだ…空になんか…」
「船みたいだな…」
MC「さあ皆様お待たせしました。これよりポケモンハントの開始です!!
母船、ノアの箱船から、私の合図にあわせて一斉に飛び出してください!
空中ですが皆様の入っているサイボーグスーツは 任天堂社特性の高性能スーツです!!
着地はご安心ください!!しかし敵も強大です!
万が一ゲームオーバーになった場合は、自動的に月面基地に転送されますのでご了承ください!
コンテニューはありません…それでは幸運を!!」
『オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!』
「お前馬鹿じゃねえのか、船が空なんか飛べるかよ?」
「でも実際――」
「なんか降りてきたぞ!!」
「なんだあれ…ロボットか…?」
「違う…人だ!!しかも沢山!?」
何この良スレwwwwww
183 名前:猪(体臭きつめ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 00:00:44.23 ID:+vgTRi7q0
サトシ「なんだよあれ!?くそッ、あれがピカチュウの言ってた――」
メイド「どちらに行かれるんですか、マスター!?」
サトシ「とりあえず一番近い街に行く!各地の警察と連絡を取って応援をよこすように言ってくれ!
婦警の手持ちなんかじゃないく、対テロ用の武装ポケモンだ!あとジョーイさんにも連絡!」
メイド「わ、分かりました!」
サトシ「それから!」
メイド「は、はい!!」
サトシ「それが終わったらこの屋敷の人間は全員避難だ。地下のシェルターに避難だ。分かったな」
メイド「わかりました!」
サトシ「行くぞ、ピカチュウ!!」
ピカチュウ「ピカ!」
サトシ(ピカチュウ…これがお前の言ってたヤツなのか…?)
◆◇◆◇◆◇
MC『おおっとぉおお!ここでプレイヤーNO.108、スコアを200まで一気に伸ばしたぞぉ!!
他のプレイヤーも遅れを取るなぁ!!
街一つからポケモンの反応が消えると次の街までのルートが右下のマップに表示されるからそれをよく見てくれ!
外見からはほとんど見つからなくても、影から狙ってる可能性だってあるぞ!!』
プレイヤー「お前幾つやった?!」
プレイヤー「まだ20」
プレイヤー「俺は42」
プレイヤー「やりい、俺の勝ちだ。59スコア」
プレイヤー「畜生…。大体、ここのフィールドの連中、弱すぎて話にならなかったんだけど?」
プレイヤー「奥に行けば強くなってくんだろ、いきなり強い連中と当たって勝てるかよ?」
プレイヤー「まあそうなんだろうけどさ、って、生体反応!右だ!」
プレイヤー「動いてるジャン!他の連中に殺られる前にやっちまうぞ!」
188 名前:猪(体臭きつめ)[エンペルトの鳴き声は適当w] 投稿日:2006/12/17(日) 00:37:26.09 ID:+vgTRi7q0
プレイヤー「…なんだ、子どもかよ…しかも女ぁ?」
プレイヤー「こんな森の奥まで追っかけておいて、ずいぶんちっこい的だな、おい」
プレイヤー「まあいいじゃねえの、スコアは増えるわけだし」
プレイヤー「けどよぉ、俺たちはスリルを求めてここに来てるわけだぜ?こんなヤツ殺したって何にも――」
プレイヤー「じゃあ俺が貰うぜ。スコアは伸ばしたいからよ」
プレイヤー「止めろ馬鹿!俺の獲物だっての!!」
プレイヤー「なんだよ、結局スコア伸ばしたいんじゃ――」
女の子「うわああああああああああああん!!」
プレイヤー「うっわ、うるせえガキ。俺の妹みてえ」
プレイヤー「早くやっちまえっての」
プレイヤー「そうだな…なあ、お嬢ちゃん、ほらこっちおいで…怖くないからさ…」
女の子「ママぁぁぁぁぁああ!パパああああああああ!!」
プレイヤー「ああもう!うるせえな本当に!! バズーカ使って一気に吹っ飛ばせ!」
プレイヤー「いやだよ、そんなもん。感触が残らないだろ…
ほうら、お嬢ちゃん…ほれ。今、おでこに当たってるのなんだか分かるかなぁ…そう。拳銃なんだ。
今から君はすごーく気持ちの良い思いが出来る…だから泣かないでねぇ?」
女の子「やだ…やだぁああああああああああああああああ!」
???「エンペルト、ハイドロポンプ!!」
エンペルト「キュロオオオオオオ!」
プレイヤー『!!??』
女の子「!!」
189 名前:猪(体臭きつめ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 00:39:34.30 ID:+vgTRi7q0
プレイヤー「がッ!!…んだよ、コレ…一発でHPゼロ…?」
プレイヤー「しかも俺たち全員まとめてここまで吹っ飛ばされて…って、これゲームオーバー?!」
プレイヤー「ふざけんなよおい!絶対バグだっての!俺これのチケット取るのにいくら掛けたと思って――」
<GAME OVER>
女の子「…消え…ちゃっ、た…?」
???「君、大丈夫か!?」
女の子「え?――!!サトシだ…ポケモンマスターのサトシが助けてくれた!!」
サトシ「そうだ、助けたからもう安心だ」
女の子「う――うあああああああああん!」
サトシ「怖かったろう…よし。もう大丈夫だから…」
女の子「パパがぁ…ママがぁ…わたし、ッの…わたしのナゾちゃんがぁ――」
サトシ「どうかしたのか?!詳しく話してくれ、見たこと、全部」
女の子「…わたしね、ナゾちゃんと…一緒にお砂場で遊んでた、の。そし、ッたらね…急にお空にお船さんが来て…
ナゾちゃんと一緒に見てたら、急に空から人が振ってきて…その人たちが…ナゾちゃんを…銃で撃って…
それでパパとママがお砂場に出てきて…パパとママも…パパとママもおおお――」
サトシ「…分かった。ありがとう…戻れ、エンペルト!」
エンペルト「キュロオ!」
サトシ「出ろ、ピジョン!――この子を俺の家のシェルターまで運んでくれ、頼むぞ」
ピジョン「ピジョ!!」
サトシ「もう安心だ。パパとママは絶対に大丈夫だから…お家はどこだい?」
女の子「…向こう…」
サトシ「東か…街をまたぐな。丁度良い。ありがとう!――行ってくれ、ピジョン!」
サトシ(銃でなんて…まるでハンティングじゃないか…畜生、奴らゲームみたいに――!!)
ピカチュウ「………」
サトシ「行くぞピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ!」
205 名前:猪(ちょっと臭いあり)[] 投稿日:2006/12/17(日) 01:47:55.75 ID:+vgTRi7q0
サトシ「なんだよ…これ…!!」
ピカチュウ「ぴか…」
サトシ「ボロボロじゃないか…あちこちに人が倒れてる…」
ピカチュウ「…ピカぁ」
サトシ「なあ、ピカチュウ…これが人類の進行なのか…?」
ピカチュウ「………」
サトシ「答えナシ、か…そりゃそうだ、メッセンジャーとしての仕事をしてないからな…」
ピカチュウ「ピカピカチュ!」
サトシ「今のままじゃ何言ってるか分からないよ……おばさん!大丈夫ですか!?」
ピカチュウ「ピ!?」
サトシ「目立った外傷は無いし…息はしてる。意識は無いみたいだけど…」
ピカチュウ「ピィカ…――ピカピー!!」
サトシ「どうした、ピカチュ――船!? でも、さっき家から見た船とは全然違う…」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
サトシ「なんだ…何をしようっていうんだ…――うわッ!! 船から何か球が…モンスターボール?」
ピカチュウ「――サトシ!!」
サトシ「!? ピカチュウ!? お前喋って――」
ピカチュウ「今はそんなこと気にしてる場合じゃない!森まで逃げるんだ!」
サトシ「なんだって!? こんなに人がいっぱい居るのに、それを見捨てて逃げろっていうのか!?」
ピカチュウ「ポケモンマスターのサトシが居ないと、ユニットたちは反撃も何も出来ないんだ!!
今は兎に角逃げるしかない!!街の森まで逃げよう!」
サトシ「――ッ! クッソぉおおおお!!!」
208 名前:猪(ケツ拭くの忘れた)[] 投稿日:2006/12/17(日) 02:08:26.41 ID:+vgTRi7q0
サトシ「ボールが…街の人を捕まえてる…?」
ピカチュウ「ユニットも所詮ポケモンだから、結局のところモンスターボールで捕まえられるんだ…
瀕死にすればモンスターボールで十分なんだよ、きっと」
サトシ「じゃあ奴らの武器は、殺しはしないで瀕死の状態にするってことか?」
ピカチュウ「分からない…けど少なからずダメージを受ければ瀕死にはなる。
瀕死になったらポケモンは全部動けなくなるから、当然ユニットたちも…」
サトシ「それが奴らの作戦か…――ん?通信だ……タケシ?!」
タケシ「サトシ!無事か!?」
サトシ「タケシ!ああ無事だ――けど街はやられた…そっちは無事なのか!?」
タケシ「ああ…お前に言われたとおりジムとポケモンセンターの地下に作っておいたシェルターに、
街の住民はある程度避難させられた……ただ、救えなかった人も…」
サトシ「そうか…やっぱり、俺の力で出来る範囲じゃ数的に限界だったか…」
ピカチュウ「サトシ!! いつの間にそんなことを…」
サトシ「ポケモンマスターになったからには、ジムはある程度好き放題に出きるんだよ――それでタケシ、お前はいけるのか?」
タケシ「ああ、もとよりそのつもりだ。そのために連絡した。いつでも行ける」
サトシ「そうか…ありがとう」
タケシ「何いってんだよ?チャンピオンの命とあらばなんだってするさ。特にお前のならな」
サトシ「…ありがとう、タケシ。
それじゃあまずは船だ。外をモニターしてれば分かると思うけど、人を運んできたのとは別の船が俺たちをボールで捕まえてる。
だからまずその船の破壊をしてくれ。でないと、街に残された人を救出する前にこっちが全滅する」
タケシ「了解だ。ジョーイさんと連絡を取って鳥ポケモン使いを募る」
サトシ「ああ、そうしてくれ。あと、各地方とジムリーダーへの連絡も頼む」
タケシ「了解だ!」
210 名前:猪(ケツ拭くの忘れた)[] 投稿日:2006/12/17(日) 02:13:57.63 ID:+vgTRi7q0
ピカチュウ「サトシ…何をするつもりなの?」
サトシ「ジムとポケモンセンター地下に作ったシェルターに避難してるトレーナーに、まず船を破壊してもらう。
トレーナーを束ねるのはそれぞれのジムリーダーだ。船の破壊が終わったら、まだ捕まっていない人たちの救出をして貰う」
タケシ「おいサトシ!…だれと話してるんだよ?」
サトシ「ああ、ごめん、なんでもない。それよりも頼むぞ。俺はこれからオーキド博士のところに行ってくる」
タケシ「…本当に行くのか?」
サトシ「ああ。そのためにポケモンマスターになったんだ。それが俺の役わ…――使命なんだ」
タケシ「わかった…生きて帰ってこいよ」
サトシ「ああ。分かってる…――ふう」
ピカチュウ「サトシ…君は…」
サトシ「…うちの地下シェルターからもトレーナーに船を破壊してもらうよう手配しよう。
その後ピジョンでオーキド博士のところまで行く。詳しい話はそこでする」
ピカチュウ「…わかった…」
217 名前:猪(ケツ拭くの忘れた)[] 投稿日:2006/12/17(日) 02:44:42.79 ID:+vgTRi7q0
サトシ「どこから説明すればいいのかな…」
ピカチュウ「みんなに…すべてを話したの?」
サトシ「いや。俺たちがポケモンだって事は話してない。ただいつか来る時のために対策をしたい、とだけ話して、
ポケモンマスターになったと同時に各地方のジムとポケモンセンターに地下シェルターを作らせたんだ」
ピカチュウ「なんでオーキド博士のところに?」
サトシ「……オーキド博士になんとかしてロケットを作ってもらった」
ピカチュウ「ロケット?!」
サトシ「正確には修理、かな。たまたま見つけたらしいんだ、アンノーンの遺跡を調べてた博士が、遺跡からね。
それでオーキド博士からその話を聞いて、いつか必要になるかもしれないからって、直してもらった」
ピカチュウ「…ロケットで何をする気なの?」
サトシ「宇宙にでる。それで人類の代表と交渉して、なんとか進行を止めてもらう」
ピカチュウ「無理だよ。ポケモンの役割はもう終わったんだ」
サトシ「無理だったら…人類を滅ぼす」
ピカチュウ「!!??」
サトシ「ロケットと一緒に爆弾が出てきたんだ…オーキド博士の話だと、この星が滅ぶ位の威力だって言ってた。
それを人類のコロニーにぶつける。もちろん俺は帰ってくる。ピカチュウ、お前も一緒だ」
ピカチュウ「……失敗したら?」
サトシ「俺たちは滅んで、地球はまた人類の星になる。
けど考えたんだ。人類は一度地球を死の星にした。ってことは、また人類が地球に来たら、地球はまた死の星になる。
そうしたら、人類はまた時間を掛けて、俺たちみたいな生物を生み出して地球を再生させる…きっとそれの繰り返しなんだ。
だったら、そんな人類を滅ぼす。俺たちだって…生きたい。それに、今俺たちは生きてるんだ」
ピカチュウ「………」
サトシ「だからピカチュウ…お前も生きて欲しい…」
ピカチュウ「サトシ…
220 名前:猪(里に下りてきた)[] 投稿日:2006/12/17(日) 03:03:30.30 ID:+vgTRi7q0
ピカチュウ
(サトシと僕がオーキド博士の研究所に向かう間、遠くに幾つも街が見えた。
大きな船。僕らポケモンを滅ぼそうとやってきたその船に、無数の鳥ポケモン、
ドラゴンポケモン、そしてそれを操るトレーナーが必死に抵抗していた。
船の装備はボール投下の装備しかないらしく、モンスターボールをただ向かって当てるだけしか出来ないみたいだった。
ポケモンに飛んできたボールを、トレーナーが何とかはじく。
けど、次第に疲れてきて、体力の減ったトレーナーが、ポケモンに当たるまいとしてはじいたボールに捕まる。
主をボールに閉じこめられて、困惑するポケモンの隙をボールが襲う。
ポケモンとトレーナー。絆で結ばれてるはずだった二人が、引き離されて、ボールに閉じこめられて地上に落ちて、
それを船が淡々と回収していく。
我慢できなくなった別のトレーナーが、高い建物から何とか遠距離攻撃を当てようとしている。
ある草ポケモンたちは協力し合って、つるのムチで網を作って落ちてきたボールをなんとかキャッチしようとして、
その草ポケモンも、トレーナーも捕まっていった。
いろんな種類のポケモンが、ただ一つの船を落とすことだけを目指して、必死に戦ってた。
サトシはそれを見ながら、声をこらえて泣いてた。
ただずっと「助ける…絶対、きっと助ける」って言いながら、ずっと僕を抱きしめてた。痛いくらいに抱きしめてた。
僕はただ、ボロボロ流れるサトシの涙を、舌ですくって舐めるくらいしか出来なかった。その度に、サトシは僕を強く抱きしめた)
泣ける(´;ω;`)
M60が連続で射出する弾丸が、深いブッシュ(林)を突き抜けて行く。
この先の見えない草むらでの戦闘……
ベトナム以来だ。
マチスは高まるアドレナリンを感じつつ、引き金を引き続ける。
だが、先端の無くなった薬夾が全て排出される前に、
草むらの向こうで悲鳴が聞こえた。
チッ、ベトコンより骨のねぇ奴らだな!
…そう思いながら、彼は機関銃を片手で持ちながら、草の生い茂る中を進んで行った。
何が引っ掛かりやがったんだ?
そう疑うのはある意味当然だった。
無数の7.62mm×51NATO弾に貫かれたらしいその身体は、
既に原型を留めておらず顔も破裂していた。
「ヘイ!ユーたちは散開して残敵を片付けなさい!!」
各々89式小銃を持った兵士が扇状に広がって、
林の中を進んで行く。
と、またドンパチやりはじめたようだ。
少佐で退役したマチスは、ロケット団のテロに対する
報復に乗り出した日本政府に協力しているアメリカ政府によって、
オブザーバーとして現役復帰され、今回の掃討作戦に投入されたのだ。
続き待ちage
263 名前:猪(水着)[] 投稿日:2006/12/17(日) 18:53:17.25 ID:+vgTRi7q0
ミヤモト「ええい、どういう事だ!?ポケモンが我々の艦を沈めているだと?!」
ヒショ「被害、拡大しています。地上の瀕死ポケモン捕獲艦、六割が大破。三割が撃沈も時間の問題。一割が何とか踏ん張っていますが、
その踏ん張りも時間の問題かと思われます。捕獲したポケモンも、生き残りのポケモンたちがが続々とボールから救出しています…
プレイヤーも87%がゲームオーバーです。難しすぎるという苦情が相次いでおり、
この艦内でも一部で暴動が起こっています。警備部隊で何とか持っておりますが……」
ミヤモト「くそお!やつらポケモンは我々人類が生んだ、いわば生みの親だぞ?!それが…それがこんな結果など…」
ヒショ「社長、警備部から連絡です。暴徒の侵攻阻止できず。指示を願うとのことです」
ミヤモト「顧客の阿呆どもには『仕様だ』と伝え続けるように言え! 今はそれどころではないんだ!」
ヒショ「しかし、それでは…」
ミヤモト「艦の外に放り出されたくなければ、わたしの言ったとおりの処理をしろ!!」
ヒショ「…かしこまりました」
ミヤモト「くそッ…どういうことだ…ポケモンごときがこんな周到な準備…ピカチュウを送ったのがそもそもの間違いだったのか?
違う、彼はラスボスとして用意しておいた駒だ。ラスボスが強ければ強いほどプレイヤーというのは燃えるはずなんだ。
くそッ…くそッ…!きっと参加者が温いゲーマーだらけだったんだ…そうに決まってる…任天堂だぞ?
天下の我々がこんな事で…ただ一匹のポケモンが計画した事で――社運をかけたプロジェクトが失敗させられるような事が…」
ヒショ(時代ごとに主軸のプレイヤーだって違う。いつまでも自分たちの世代が主軸のプレイヤーだと思ってるから、
そのままの感覚でゲームを作ると難しすぎて失敗する……
逆に簡単にしすぎると、今度はヘビーな層が文句を言う。本当に難しいわね、ゲームバランスって言うのは……)
266 名前:猪(濡れシャツ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 19:08:32.94 ID:+vgTRi7q0
ヒショ「――!? 社長!地球から――大気圏から何かが飛び出してきました!」
ミヤモト「ハッ! どうせ怖くなった艦のスタッフが任務を放棄して逃げてきたんだろう!
首だ!戻ってきた瞬間首にして、もう二度とこの業界で仕事が出来ないように――」
ヒショ「違います!! 反応からして…旧世紀のロケットです!」
ミヤモト「旧世紀のロケット? そんなもの、どこのアホが地上から――」
ヒショ「!?…これは――、一直線にこちらに向かってきています!」
ミヤモト「この艦だと!? 神風でもやるつもりか、ヤツらポケモンは?!」
◆◇◆◇◆◇
ピカチュウ「よかったねサトシ…みんなが巻き返してきてて…」
サトシ「準備しておいて良かったよ。捕まった街の人達も解放されてるって話だし……少しラクになった…」
ピカチュウ「…つらい?」
サトシ「いや。お前が居るから平気だ。――あのさ、ピカチュウ…」
ピカチュウ「なに、サトシ?」
サトシ「この戦いが終わったらさ…マサキのところ行かないか?」
ピカチュウ「マサキって…あの預かりシステム開発者の?でもなんで急に…」
サトシ「ちょっとね……思いついたことがあるんだ…」
ピカチュウ「僕たちが無事に帰れる保証も何もないのに?」
サトシ「それは――」
ピカチュウ「!! サトシ、敵の船から攻撃!地球の船とは違う、ヤツらの船はちゃんと武装がある!」
サトシ「ヤツら、上がってこないと思ってた連中が突然来たから驚いてるんだ。通信回線を開くぞ!」
272 名前:猪(濡れシャツ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 19:53:38.40 ID:+vgTRi7q0
ミヤモト「どうだ!?迎撃の結果は!?」
ヒショ「ロケット全体にリフレクターが貼られているようです! 迎撃失敗。第二射、準備に入り――通信?!そんなまさか」
ミヤモト「どうした!?早く第二射の準備を――」
ヒショ「通信です!ロケットから通信が入っています!」
ミヤモト!!――……つなげ」
ヒショ「社長自らお話になるというのですか?」
ミヤモト「彼らにとって、私は人類の代表で、いま行われていることは人類が地球に戻るための殺戮…
この点さえふまえていれば、こちらのボロが出ることはない。私のパソコンにつなげ」
ヒショ「……分かりました」
サトシ『初めまして、人類の代表。俺はサトシです。
隣にいるのがピカチュウ――って、ピカチュウはお前たちが送ってきたポケモンだから知ってるか…』
ミヤモト「はじめまして、サトシ君。私が代表のミヤモトだ」
サトシ『これは驚いた。いきなり代表がでてくれるとは』
ミヤモト「回りくどいことは好きじゃないんだ――それで?何のようで君たちは宇宙にまで来た?この船を沈めるつもりかね?」
サトシ『そのことについて話があります。まず、このロケットへの攻撃をおやめください』
ミヤモト「君たちは我々の敵だ。向かってくる以上、迎撃するほか無い」
サトシ『このロケットは、ある爆弾を抱えています』
ミヤモト「爆弾……?」
サトシ『地球を吹き飛ばす程度の力はあると思いますが、詳しいことは分かりません。たまたま地下から拾ったものなのです。
おそらく、過去の不発弾か何かだと思われますが、我々はそれを修復しました。いつでも爆破できる状態にあります』
ミヤモト「ハッ!!そんなハッタリ、我々に通用するとでも――」
サトシ『今からその爆弾本体にかかれていた文字を読み上げます。私たちにその意味は分かりません。あなた方なら分かるはずです。
その爆弾の名前からある程度の威力が分かると思いますので…エヌ…ユー…シィ…エル…イー…エイ…アール――」
ミヤモト「爆弾の名前なんぞ、読み上げられたところで私たちにも分かるかどうか定かではないよ。人類だって何億年という時間は経っているんだ。
地球や、君たちポケモンと同じようにね」
ヒショ「エヌ…ユー…シィ――まさか……社長!!」
ミヤモト「なんだ?今、私は先方と話をしているんだ、君がのこのこと出てくるような場面では――」
ヒショ「彼らに悟られないよう、こちら側のモニターだけに表示します。驚かないでください…」
ミヤモト「……!?!?これは――」
287 名前:猪(でぶ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 20:27:47.08 ID:+vgTRi7q0
ヒショ「<nuclear bomb>…核です。人類が宇宙に逃げると同時に捨てた技術、我々の中でも禁忌とされている…あの核です」
ミヤモト「……そんなモノが地球に………」
ヒショ「おそらく地球が死ぬ間際、混乱の中で起きたといわれている戦争の時のものだと推測されますが…」
ミヤモト「これが今爆発したらどうなる?」
ヒショ「被爆の心配はありませんが、それ以外に関してはデータがないので未知数です。大きさによりますが、
恐らくこの艦も爆風の範囲内かと」
ミヤモト「ヤツら…とんでもないモノを――」
サトシ『――エム…ビィ。以上です。あなた方には、これが何の爆弾か分かりますか?』
ミヤモト「…わかった。攻撃は止めよう。おい、迎撃システムを切れ!」
ヒショ「かしこまりました」
ミヤモト「…それで、君の目的は何だね?爆弾は使わないんだろう?」
サトシ『…あなた方と交渉がしたい。対等なテーブルに着きたいんです』
ミヤモト「分かった。我が船に来たまえ。歓迎しようじゃないか」
サトシ『…感謝します』
◆◇◆◇◆◇
ミヤモト「良く来たな。お目にかかれて光栄だよ。…私がミヤモトだ――隣のはヒショだ。気にしなくていい」
サトシ「サトシです。受け入れ、ありがとうございます」
ミヤモト「君もよく言う。降りてきた瞬間起爆装置片手で来られて、拒めると思うのかね」
サトシ「…そのための起爆装置です。今も右のポケットに入れてあります。
こちらはいつでも起爆可能である。その事を覚えておいてください」
ミヤモト「わかったよ。それで…少なからず私と君は同じテーブルに同じ条件で着いている」
サトシ「…………」
ミヤモト「私の軍はいずれも地球で待機中だ。いざとなればこの船そのもので地球に乗り込むことも可能だ」
サトシ「その代わり、私はその船の懐に爆弾を持ち込みました」
ミヤモト「そういうことだ。どちらとも、切り札を持っている状態なんだ。悪いテーブルではあるまい――
それで? 君の交渉、というのは? 話を聞こうじゃないか」
296 名前:猪(でぶ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 20:51:25.13 ID:+vgTRi7q0
サトシ「…地球から全軍を撤退させてください。それが望みです」
ミヤモト「我々は地球に帰ることが目的なんだ。それは出来ん。君たちは、我々人類が滅ぼす。ピカチュウから話は聞いているはずだが?」
サトシ「撤退だけの話をしているんです。何も地球に来るなと言っている訳ではありません」
ミヤモト「それでは何か?我々が作り出したポケモンを滅ぼさずに、私たち人類が共存しろ、と?
――ハッ!笑わせる。そんなこと――」
サトシ「可能です」
ミヤモト「――……言い切るな。理由は?」
サトシ「俺たち…ユニットと、それ以外のポケモンが可能だったからです」
ミヤモト「それはプログラムされたことだ。我々とは違う」
サトシ「プログラム…はたしてそうなんでしょうか?」
ミヤモト「…どういう意味かね?」
サトシ「確かにプログラムされたものかもしれない。プログラムされた以上、俺たちユニットも、俺のピカチュウのようなポケモンも、
それに従うしかない」
ミヤモト「その通りだ」
サトシ「けど、違う。いや…違わないのかもしれないけど…プログラムされたもの…以上の何かが、俺たちユニット
――いや、ヒトとポケモンに生まれてきてる。それを、俺はピカチュウと一緒にいて感じたんです」
ピカチュウ「サトシ……」
ミヤモト「…………」
サトシ「人類だってきっと同じはずだ。だから、ポケモンと人類は共存出来る。俺たちユニットを、人類の一種として認めてくれるだけで良い。
それだけで…それだけで良いんです」
ミヤモト「…………」
サトシ「…………」
ピカチュウ「……………」
ヒショ「……………」
ミヤモト「………………ふはっ!」
326 名前:猪(やせ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 22:15:43.33 ID:+vgTRi7q0
サトシ「?」
ピカチュウ「?」
ヒショ「………?」
ミヤモト「ふはは、ふはは、ははははははは!!」
サトシ「何がおかしいんです?」
ミヤモト「いや何――気にしないでくれ。ただ――はは!こうも熱く語られると、こうやって真面目ぶるのも無理だ!
はっははははは!」
ヒショ「……代表?」
ミヤモト「君ももう下手な芝居は良いよ。いつも通り社長と呼んでくれ」
ヒショ「…かしこまりました。社長」
サトシ「…社長?」
ミヤモト「そうだよ、サトシ君――改めて、自己紹介しよう。世界に誇るゲーム会社、任天堂社長のミヤモトだ。
ああ、彼女はヒショだから気にしなくていい」
サトシ「ゲーム…会社? …ピカチュウ、お前」
ミヤモト「僕も――そんなこと知らない…」
サトシ「どういう事だ? あんた、一体…」
ミヤモト「だから言っただろう? 社長のミヤモトだよ。老若男女関わらずウける、素晴らしいゲームを企画、開発する企業だ」
サトシ「企業…?人類の代表者じゃないのか?」
ミヤモト「ああ、そうだね。君たちの設定ではそうなってるはずだ」
サトシ「設定……?」
331 名前:猪(やせ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 22:23:39.27 ID:+vgTRi7q0
ミヤモト「そう、設定。私直々に考案したゲーム、ポケモンハントの企画者であり、街に繰り出したハンターたちのリーダー…
一応、そういう設定になってる。だから君の立場からしたら、私は地球のハンターたちの代表者だ」
サトシ「貴様……」
ピカチュウ「僕はそんなメッセージは受けていません。僕の役割はマスター候補にポケモンの秘密をすべて教え、来るべき時を知らせる事のはず」
ミヤモト「その通りだ。それも私が設定した」
サトシ「…………」
ミヤモト「そう怖い目で睨むな。
人類はな…もう地球に降りてくることは無いんだ。その必要が無くなった」
サトシ「!!!!」
ピカチュウ「それは一体どういう事ですか!?」
ミヤモト「地球によく似た星を見つけたんだ。偶然だよ。その星には酸素もある。水もある。草木もある。宇宙に出る前には見つからなかった、
遙か遠くの未知なる地だったが、その地を見つけるまでに、理論的に可能であるがエネルギー不足で不可能、とされていた
ワープ航法も可能になり、地球によく似た星をあちこちで見つけ、今人類は様々な星々にちりぢりに住んでいる」
サトシ「だったら! だったら何故地球に侵攻を――」
ミヤモト「だから言っているだろう?私はゲーム会社社長だと」
サトシ「ゲーム…?」
340 名前:猪(やせ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 22:43:12.49 ID:+vgTRi7q0
ミヤモト「そう、ゲームだ!
時間を掛けて、ポケモンという人類と同じ形の的や、奇怪なモンスターの的がある程度強くなるのを待った。
ピカチュウにはそれに一役買って貰った」
ピカチュウ「僕が……」
ミヤモト「そしてサトシ君!君がポケモンマスターになった瞬間、その時は来た!ゲームとして最高の、人を殺すのと同じスリル!
モンスターを狩る楽しみ!人類が今まで封印してきた、「殺し」という快楽を、合法的な形で、リアルに実現した!
――それが今回の侵攻だ」
サトシ「貴様たちのゲーム…それで…地球に侵攻…」
ミヤモト「だがしかし――結果は大失敗だ!!貴様たちを強くしすぎたよ!
貴様たちは船を沈め、あらかたのプレイヤーを倒した!おかげでこっちはプレイヤーに暴動を起こされてるんだ!
――あまつさえ、ポケモンマスターが我が艦にいらっしゃるに至る始末だ!!」
サトシ「…………」
ミヤモト「だが、私は今ここで気づいた一つ気づいた」
サトシ「…何にだ?」
ミヤモト「サトシ君…これがなんだか分かるかね?」
サトシ「――!」
ピカチュウ「ハンターと同じ銃…!」
ミヤモト「ああ、そうだ。ポケモンマスターといえど所詮君もポケモン。この銃の弾を食らえば一発で君は瀕死だ。後はヒショが持っているボールを当てればいい」
サトシ「………」
ミヤモト「おっとサトシ君、右手をポケットから出して貰おうか…そうだ、良い子だ――おい」
ヒショ「はい――失礼しますサトシ様。こちらです、社長」
ミヤモト「ありがとう………・さあどうする?サトシ君?」
350 名前:猪(やせ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 22:58:58.77 ID:+vgTRi7q0
サトシ「……あなたは何に気づいたんですか?」
ミヤモト「いや何、簡単だよ。君をここで殺せばいい。そうすれば、ゲームのラスボスが居なくなる。
ラスボスが居なくなれば敵の指揮系統は乱れ、街のトレーナーたちも混乱するだろう。
そこに、暴動を起こしているプレイヤーたちをもう一度送り、混乱してる隙をついて一気に攻め込む。
混乱していればポケモンなんぞ単なる的だからな。我ながらすばらしいアイデアだ。
――まあ、ジャンルが『リアルシューティング』から『すかっと爽快シューティング』に変わってしまうが…」
サトシ「貴様…人の命をなんだと…?」
ミヤモト「人?何を馬鹿なことを言ってる?君も、隣のピカチュウもすべてポケモンだ。そしてポケモンは、私のゲームの的だ」
サトシ「――!! ピカチュウ…あいつに十万――」
ミヤモト「馬鹿か君は? 私の手の中に起爆装置があるのを忘れたのかね?」
サトシ「……それはどうかな?」
ミヤモト「…なんだと?」
サトシ「右のポケットの起爆装置が本物とは、言ってないぜ、俺は?」
ミヤモト「――!?」
354 名前:猪(はげ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 23:09:12.55 ID:+vgTRi7q0
サトシ「そもそも起爆装置そのものがあるのかな? ロケットの中ならまだしも、外に本当に起爆装置なんてあるのか?
時限式だとか疑う必要は無かったのか?」
ミヤモト「…小僧ぉ!」
サトシ「ピカチュウ! ヤツに電気ショック!!」
ピカチュウ「ピィカ!!」
ミヤモト「くおッ…! しまった、起爆装置が――」
サトシ「ピカチュウ、電光石火!!起爆装置を持ってこい!」
ピカチュウ「ピカピカ!!」
ミヤモト「――!!?? 貴様……計ったな!?」
サトシ「バーカ。引っかかるお前が悪いんだよ」
ピカチュウ「…奪われたとき冷や冷やしたよ…ホント」
ミヤモト「くそ――ッ、おい、おい君!!」
ヒショ「あ、あたしですか…?」
ミヤモト「こっちに来い――」
ピカチュウ「サトシ! ヤツの右手!」
サトシ「うん…注射器?」
ヒショ「な、何をなさるんですか社長!」
ミヤモト「ふん!!」
ヒショ「きゃあ!!」
ピカチュウ「首に打った!?」
サトシ「なんの注射だ?!」
364 名前:猪(はげ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 23:19:13.00 ID:+vgTRi7q0
ミヤモト「この注射にはポケモンの遺伝子が含まれてる。これが体内に流れた瞬間、強いポケモン遺伝子が、人間の遺伝子を
高速で書き換えて――人はポケモンに姿を変える!!!」
サトシ「な――…」
ピカチュウ「そんなことが!?」
ミヤモト「ポケモンを作った人類だ!それくらい造作ない!!」
『アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』
ピカチュウ「サトシ…あの形…」
サトシ「そんな…まさか…アイツは…」
ミヤモト「地球で作られたポケモンとしてミュウツーが居たが、ヤツは人語を話した。なぜだか分かるかね?」
『アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!??!??!?!?!?!』
ミヤモト「――人類が最初に作ったユニットのプロトタイプ。それがミュウツーと全く同じなのだよ!!」
『――――アアアアアアアアアアアアア!!』
385 名前:猪(はげ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 23:37:15.91 ID:+vgTRi7q0
ミュウツー「…………」
ミヤモト「ははははは!!どうだ、すごいだろう!?子どもの頃にトレーナーが誰もがあこがれたポケモンミュウツーを、我々人類は
いとも簡単に生み出せるんだよ!貴様たちポケモンとは訳が違う!」
サトシ「……そうでも無いみたいだけどな」
ピカチュウ「何? サトシ…」
サトシ「見てみろよ、ピカチュウ…」
ピカチュウ「!! 皮膚が…解けてってる…?」
ミヤモト「なんだと!?なッ――おい、貴様、その状態で何故私に向かってくる!?――おい、止めろ、来るな、来るなぁあああ!!」
サトシ「……きっと裏切られたから悲しいんだ…」
ピカチュウ「………」
サトシ「ミュウツーが俺たちより高度な思考が出来る理由は、たぶんユニットに近いものであったと同時に、
人類たちの理想の状態だったんだ。だから当然、恨みや憎しみも、たぶん俺たちの分からないくらい進化した
特別な感情になってる」
ピカチュウ「あの状態のミュウツーに、人の頃の意識があるっていうの?」
サトシ「それは無いと思うけど…でも、きっとそういう事なんだと思う…何となくだけど…」
ミヤモト「やめろぉ!!貴様の遺伝子が私に触れると、私までポケモンに――不完全なミュウツーに――」
395 名前:猪(はげ)[] 投稿日:2006/12/17(日) 23:53:38.92 ID:+vgTRi7q0
ミヤモト「止めろ――止めろ――やめ――――…………」
サトシ「自滅…か…」
ピカチュウ「………サトシ…僕、サトシに謝らないと…」
サトシ「何を?」
ピカチュウ「嘘の事を教えられて…それをサトシに伝えて…」
サトシ「それも、このアホが組んだプログラムなんだろ?仕方ないよ」
ピカチュウ「でも――」
サトシ「気にしなくて良いよ。そんなことよりも、早くこの船を爆破しないと…」
ピカチュウ「もうここのトップは居ないんだよ?だったら――」
サトシ「プレイヤーが暴動を起こしてるって言ってたろ?その内ヤツらだけで降りて来かねない」
ピカチュウ「…彼らも殺すの?」
サトシ「いや……あいつらもゲームとして参加してたんなら、真実を知ったらあんな事はしなかったかもしれない
だから、艦内放送で早く逃げるように呼びかけるんだ。地球に残ってるハンターや船にも。それからこの船を爆破しよう
…このミュウツーのなりかけだけは消さないといけない。他の人類や、地球に降ってきたら大変だ」
ピカチュウ「…分かった。やろう、サトシ!」
サトシ「おう!!最後の大仕事だ!!」
398 名前:猪(ちょっと臭いあり)[] 投稿日:2006/12/18(月) 00:01:52.95 ID:xdBVRQpl0
ピカチュウ「終わったよ、サトシ!!地上の人類たちは全員宇宙に出て、もうワープで帰り始めてる!」
サトシ「艦内も全員避難させた!!」
ピカチュウ「じゃあ、僕たちが最後だね…」
サトシ「ああ、スイッチを押してから爆発まで五秒まで余裕があるようにセットした。
その隙に、このマスターボールタイプのボールに二人で入ろう。
発信器がついてるから、地上でオーキド博士がモニターしてくれてるはずだから心配ない」
ピカチュウ「わかった……あれ?サトシ?」
サトシ「……ごめんな、ミュウツー。お前たちだけは…ごめん…」
ピカチュウ「………」
サトシ「……………………」
ピカチュウ「…………行こう、サトシ?」
サトシ「……ああ。捕まってろ、ピカチュウ!」
カチッ
サトシ「行くぞ、モンスターボール!!頼むぞ!!」
399 名前:猪(ちょっと臭いあり)[] 投稿日:2006/12/18(月) 00:10:07.69 ID:xdBVRQpl0
タケシ「建物の復興はいい、まずは道路だ!車が通れるようにしないと、救助しに行きたくても――」
トレーナー「タケシさん!あれ!!」
タケシ「――! 空が光った…夜なのに…」
トレーナー「サトシさんだ!サトシさんがやったんだ!!」
トレーナー「ああ、きっとそうだ!!やった、終わったんだ!本当に終わったんだ!!」
トレーナー「おおい、みんな!終わったぞ!もうシェルターから出ても平気だ!俺たちのポケモンマスターがやったんだ!!!」
タケシ「……街に人が溢れてきた…これもサトシがシェルターを作ったおかげか…」
トレーナー「人がこれだけ居れば、街が元に戻るのも時間の問題ですね、タケシさん」
タケシ「そう…だな…」
「おい!見ろよ!流れ星だ!!」
「きれー」
「すごい……」
「お願いしようぜ、お願い!!」
「ママー!パパー!!よかった…よかった…うわあああああああああん…」
「ナゾッ!!」
「!? ナゾちゃん?!」
「ナゾッ!!」
………………
………………………
………………………………
410 名前:猪(ちょっと臭いあり)[] 投稿日:2006/12/18(月) 00:30:27.50 ID:xdBVRQpl0
………………………………
………………………
………………
サトシ「わるいな、マサキ」
マサキ「いやいや、救世主サトシの願いとあらばこんなもん…でも、ええんか?ピカチュウを人間の姿にして」
サトシ「ああ…アイツの希望だしな…」
マサキ「ふーん。まあいつでも元に戻れるし――っと、言ってる間にメタモル終了や。でてこい、ピカチュウ」
サトシ「…………」
マサキ「ほうら、初お披露目や…ポケモンをヒトに近い姿にするこのマシーン!!ワイが失敗したんがきっかけで作ったけど、
意外とおもしろい機械やで…これ使えば――」
ピカチュウ「……………どう?サトシ…」
サトシ「ぶッ――――!!!」
ピカチュウ「……何かおかしい…?」
マサキ「何わろてんねやサトシ!!可愛い良い子に大変身やないか!!」
サトシ「だって…お前…しっぽと耳だけ残しとくって…くくく…」
マサキ「ポケモンだったらしさを残すのが、俺の流儀や!文句あるか!!」
サトシ「いや、ないけどさ――これは…駄目だ、わらっちまう…はは、はははははは!!」
ピカチュウ「……マサキ、やっぱ僕戻して」
サトシ「おいおい!冗談だって…」
ピカチュウ「…笑ってばっかじゃないか」
サトシ「いやいや…そんなこと無いって」
ピカチュウ「うそばっか」
サトシ「嘘なんかついてないよ……可愛いな、その耳。その姿も似合ってる」
ピカチュウ「――――ッ!!!!」
サトシ「いててててて!!! お、おい!ピカチュウ、お前何で電気ショック使って――」
マサキ「ああああああ!!あかん、機械が壊れる!!爆発す――」
…………地球は、ポケモンたちで溢れて、今日も平和です。
435 名前:猪(ちょっと臭いあり)[] 投稿日:2006/12/18(月) 00:42:52.37 ID:xdBVRQpl0
?「で?任天堂はどうなった?」
?「は。どうやら次期株主総会で、イワタ氏が社長になるのは明白かと」
?「そっか……ミヤモトの着眼点は良かったんだけどなぁ…。
ただ、地球のユニットに手を加えてゲームとしての質を上げようとしたのが失敗だったんだよ。
結果的に、ユニットの力を持て余して、ユニットに対策させるような余裕さえ与えちゃった。
リアルなだけで十分だったんだ。変に色気だすからああいう事になっちゃった」
?「――地球に関してですが、やはりある程度の資源があることは明白です。観光地としては正直我々の会社としては
あまりメリットを見いだせませんが…」
?「地下資源だけで十分だよ。ポケモンなんてソニーの敵じゃないってことを教えてやらないと、ね?」
?「……そうですね、クタラギ社長」
クタラギ「地球はまだまだ金になる…それまで、せいぜい長生きしててくれよ、ポケモンちゃん♪」
E N D
感動した
230 :
名無し募集中。。。:2006/12/19(火) 01:26:46 ID:y1UA5jZX
おもしろかった
231 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/22(金) 04:03:29 ID:eKRsWI7D
これって一体どこのスレからのコピペなんだ?
もう
>>1からずおっと読みふけっちゃった
233 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/24(日) 11:06:55 ID:YfCRLAYZ
すごい!! 映画化したらいいのに
234 :
しげひろ:2006/12/24(日) 11:08:14 ID:LtWWbg0k
lkjdlkんそい
コードポケモン 反逆のルージュラ
236 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/24(日) 12:53:09 ID:+WdynfE+
コードギアス 反逆のルルーシュをポケモン風に語るスレになりますた
238 :
珍:2006/12/24(日) 13:37:04 ID:???
虐待されている子供が逆らわないのと同じ原理
馬鹿
ボールに入ると洗脳されちまうんだよ
人間に歯向かうと銃殺されるから逆らえない
>>232 どこ?
1086個のスレタイ全部見てきたが見つからなかった。
dat落ちか?...
ポケモンは強いけど知能が低いから反乱を起こすということ自体思いつかないんだよ。
ミュウツーとかは知能が高かったから映画では人間に抵抗しようとしたけど。
逆襲です。
自分を生み出した無責任な人類への。
アッー
毎晩ご主人とお楽しみだからだよ
PTA は いうことを きかない!
PTA は そっぽを むいた!
神スレage
Who is me?
Who made me?
Why I was made?
...Now I realize that I'm no longer pokemon.....
200辺りから面白かった。
257 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/24(日) 20:09:17 ID:Pig6TRT1
知らん顔
神age
てかミュウツー見てたら下手したら3秒で倒せる某e社のゲームのラスボスを思い出した訳だが
enikkusu?
263 :
名無し募集中。。。:2006/12/24(日) 23:37:20 ID:duIyRoHC
1ですが私が神です
264 :
名無しさん、君に決めた!:2006/12/24(日) 23:40:42 ID:e64S+KHx
なにその糞小説
1000イク?
イかない
反乱起こせるならロケッド団の罠にかかんないって
そういやこの間ピカチュウが神速の大号令使ってたな
やっぱり反逆のルージュラ
hosyu
hoshu
>>1はなぜ地球上の生物が反乱を起こさないかわかるか?
いまさらだが感動した
273 :
名無しさん、君に決めた!:2007/01/03(水) 16:22:04 ID:Lu5pAl21
ほ
初めは
>>1の人気に嫉妬してたが途中からどうでもよくなってきた
反逆のルージュラ続編キボン
あ