ユクシー、エムリット、アグノム虐待スレ

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602ざまんおぶいんあうと ◆DeSs8F70HA
12月25日
マサゴタウンから1週間かけてユクシーの居るエイチ湖にたどり着いた。
異常に寒かった。湖面も氷が張っていて、本当にこんなところにユクシーがいるのか不安だった。
とりあえず内部の空洞まで進んでみたところ、メロンパンみたいな変なのを見つけた。
多分これが知識ポケモンのユクシーだろう。こんなメロンパンもどきが神として崇められているのか、アホらしい。
ユクシーは俺のほうを振り向き「何しに来た」とだけ短く言った。知識ポケモンだから人間の言葉喋れるのかコイツ。
それはどうでもいいとして、とりあえず俺は「こんにちは…ww」とだけ答えた。
「この前は散々エムリットとアグノムを虐めてくれたようだな」ユクシーは目こそ開けないものの、憎悪の念で俺を見る。
こいつの虐待は少し難しくなるかもしれない。そんな事を考えていると突然背後から鈍器で殴られた。
痛みに堪えながら後ろを振り返ると、何と死んだはずのヒカリ母子、コウキ、ナナカマドが睨んでいた。
「心残りのある人間なら我の力で一時的に復活させることが出来る。しかし面白いことに、この4人はお前に対する恨みによって生き返ったんだ。
さぁ4人共、この男を殺してしまえ。恨みを晴らせ。倍に返してやれ。」
ユクシーの言葉とともに、4人は動き出した。ヒカリ母子は注射器、コウキは金槌、ナナカマドはロープを持って。
身の危険を感じた俺は、一旦エイチ湖を後にすることにした。

無我夢中で走った俺は、何とかキッサキシティに着いた。
とりあえず寒くなさそうな変な神殿の傍で寝袋を敷いたら「ここで寝ないでください」とハスキーな声がした。
「寝床なら私の家を貸しますよ。うるさくしないと約束していただければ。」そう言って顔を覗き込むのは三つ編みの女子高生っぽい奴だった。
「迷惑…ですよね、ゴメンなさい。でも神殿の傍で寝るのはちょっと…やめてもらえないでしょうか、スミマセン…」いちいち謝ってくる変な女だ。
「私はキッサキジムのスズナと申します。一応ジムリーダーをやらしてもらってるんですけどそんなに強くないので、えへへ…」そう言ってスズナはポリポリと頭を掻いた。