に帰ると突然急な便意をもよおしおれはトイレへ駆け込んだ。
便器へ座った瞬間ものすごい勢いでウンコが出る。返り水はない。
実に爽快だ。厚めに紙を取りケツを拭くが何も付かない、気分がいい。
「フンフフ〜ン♪」思わず鼻歌を歌いながら、タブをひねる。
すると水がでるどころか、ものすごい爆音とともに逆流してくる。
慌てたおれはもう1回タブをひねる。2回、3回とひねる。
そしたらなんとうんこがとめどなく逆流してくるではないか。
たちまちのうちに便器から溢れ、トイレはウンコでいっぱいだ。
出る、出る、じゃんじゃん出る、まさにウンコフィーバー。
おれは逃げたどこでもいい、外に走りとにかく逃げた。
後ろを見るともうすでに家をうんこは突き破りうんこの津波が押し寄せてくる。
「お、おまえらうんこだー!」町を叫びながら走る、町人の突き刺さる冷たい目。
何故かみんな気づかない。走り続け膝は悲鳴を上げる「もうだめだ」おれは諦めた。