アヤ「リュウ、今日はホワイトデーだけど……」
リュウセイ「わかってるって、ほらお返しのお菓子。一応、それなりのモンなんだぜ?」
アヤ「ありがとう、後で頂くわ。それで、他の人たちには何を返すの?」
リュウセイ「ヴィレッタ隊長とおふくろと、クスハには同じ奴。
で、マイとラトゥーニは遊園地に連れて行くって事になった」
アヤ「あら、ずいぶんと気が利くのね」
リュウセイ「いや、なんか色んな方面から遊園地にでも誘えって……」
アヤ「自発的、という訳じゃなかったのね……」
リュウセイ「いや、それでもどっか連れて行こうかなぁ、とは思ったよ。
ラトゥーニはゲーセン楽しんでくれたみたいだしさ」
アヤ「まあ、リュウにしたら随分な進歩よね。とにかく、楽しんでらっしゃい」
リュウセイ「ああ、――あっと、もうそろそろ時間だな……じゃあ、行ってくるぜ」
ラト「で、こんな真夜中の寝静まった時間に、リュウセイの部屋で何やってるのかしら、レビ=トーラーさん?」
レビ「……いや、ほら、お前達だけお返しもらったのに私には何も無かっただろう?
だからまあ、勝手に徴収しようと……」
ラト「とりあえず表へ出ましょうか、その前にリュウセイのズボンを上げて」
レビ「いや、その前になんでお前もこの部屋に居るんだ?」
ラト「こ、細かいことは気にしないでっ」