[ネタバレ]逆転裁判の”ムジュン”[注意]

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788名無しさん、君に決めた!
>>510-518 完結の3-5と深く関わってるから、また一層気にかかるよねコレハ..

 探偵パート2日目終盤 真宵に霊媒された千尋のサイコロック解除中
A ナルホド:僅かに(被害者の?)血の付着した装束の一部(燃え残り?)が焼却炉で発見されました。
     同じ焼却炉で1ヶしか存在しない対面の間の扉の鍵も発見されています。
     その鍵は真宵の(元々)着ていた装束のたもとに入っていました。
     【 焼却炉で焼かれたのは真宵の(元々)着ていた装束です 】

B ナルホド:(ならば、昨日法廷に提出された拘束時に真宵が身に着けていたという装束は
:真宵が元々着ていたものではあり得ません。別のものです。)
:装束の着せ替えが行われた訳です。
 チヒロ :着せ替え?いったいなぜ?
 ナルホド:わかりませんが、それができた人物は1人しかいません。
チヒロ :【 真宵を介抱していた人物...(キミ子)おばさまというわけ.. 】
789788:04/07/09 07:22 ID:???
 法廷パート2日目後半
C ナルホド:現場に潜んでいた犯人は霊媒が始まると、目を閉じている2人に忍び寄り
     まず真宵を薬品によって眠らせた後、霧崎先生をナイフで刺した。(先生倒れる)
    次に眠っている真宵を衣装箱の中に隠した。彼女と入れ替わり罪を着せるためです。
     しかし、まだ死んでいなかった霧崎先生が犯人に向けてピストルを撃つ。
     【 だから弾痕は低い位置にあったのです 】
(犯人はピストルを奪い取り、至近距離から霧崎先生に発砲し殺害)
     銃声は予定外の事だったはずです。それを聞いた僕らが扉を破り対面の間へ踏み込みます。
    
【 のどかさんはとっさに自分の装束に血をこすりつけ、
                真宵 (に霊媒中の葉中未実) のふりをしたんです 】
790788:04/07/09 07:24 ID:???
装束に関して本編から引張ってくるのはこれ3つしか思いつかない..
( )で少し助長したし、なんとなく違う気もするけど問題ないとして
ABCどれも【 】内のナルホドの帰結が全然納得できなかったですね
 個々で納得いかないものが3つそれぞれ関連性を帯びてるために
お互い矛盾とはいかないまでも、激しく干渉しあってる..
Aじゃ>>518さんの鍵だけが移動する可能性まったく省いてるし。
Bでは、「なぜ」だけじゃなくて、いつ行われたかが気になった
Cは弾痕の位置の低さなんてもはやダカラナニ??
 1発目の弾丸が床から20cmの位置にある衣装箱、屏風、
そして法廷に提出された装束のたもとを貫いたのは解るけど
そのときの装束の状態がどうだったかが焦点ではないのか???
791788:04/07/09 07:25 ID:???
デ、とっさに血をこすりつけたという事はナルホド達が扉を破ろうとしているときに
のどかが身に着けていた装束には返り血がまったく付いていなかったのだろうか。
まったく返り血を浴びなかったか「別の装束」に着替えたとしか考えられない...
 本編中、血の付着した装束が2着。内1着はのどかがこすりつけたものであるなら
もう1着の弾痕つきの装束の血痕はいつどうやってできたものだろう?
 ココで前途のABCが同時に成り立つためには、のどかが霧崎医師にナイフで一撃を
加えた際返り血を浴び、それを真宵の装束を取り替えたと考えるしか無いのだろうか
Bにおいてキミ子が装束の、あくまでスポンサーでしかなかった事になるけど。
霧崎医師の発砲時、そのときは唯一の(はず)血濡れの装束は
真宵とのどかのどちらが着ていたんだろう? 取り替えている最中だったかもしれない。
でもこれだと、のどかは対面の間の扉を開けて目撃者を作る前にきれいな装束に
着替えてしまっている矛盾ができてしまう。そこさえ整合できればコレなんじゃないかと思う。
792788:04/07/09 21:36 ID:???
改めて思ったんだけど、
ナルホドが解き明かしている 「実際に対面の間で起こった事」と、チヒロがラストで語った 「キミ子とミミが対面の間で起こそうと計画した事」
これらが「物的証拠」をはさんで、繋がっていそうで実は繋がっていないのが大問題なんじゃなかろか。
確定された「物的証拠」が、実はもうひとつありました〜とか偽者でした〜などと覆らないのがミステリーのフェアプレイの精神であるなら
ナルホドかチヒロのどちらか、あるいは両方が間違っている可能性がある。
【 対面の間の扉の鍵は1ヶしか存在しない。扉は部屋側からロックする仕組みで、事件当時扉はロックされており、その鍵は部屋側にあった 】
【 着替えはミミが霧崎を刺した時点からナツミのカメラのシャッターがきられるまでの間に、ミミによって行われた 】
【 発砲及びそれに伴う銃声、弾痕は完全に想定外のことだった。事件発覚が早まり、ナルホド達は着替え済みのミミが
 演技する所を目撃する。そのときのミミの装束は真宵が元々着ていた物で、血はミミによってとっさにこすりつけられた 】
これらを事実とし、重要なのは最初の【密室】と次の【着替え】と最後の【目撃】である..と絞り込んだ上での、ココからが当て推量ですが、

最初の密室の条件下で、果してミミが実際に目撃される必要があったのか?? 着替えさえ済ませ、衣装箱に再び隠れるとします。
計画どうりなら弾痕無し、血痕ありの装束を着た真宵と被害者が残りますヨネ。そして密室を開け放つのはキミ子の役割だったのではないか?
「扉を破るザマス!」とか。そうでないと着替えた理由が説明つかないのでは..着替えた装束に改めて血を擦りつけるのが予定というのは........
発砲が計画を狂わせたわけで、ナルホドのいう「真宵を箱に隠してミミが目撃される」ではその時点までに着替える必要がまったく無い。
しかし実際に着替えたのだから、当初入れ替わるのは装束だけのはずが、【 真宵のほうを箱に隠さざるを得なくなったのではないか 】
コノ場合、チヒロの「ミミさん自身が扉を開け、目撃させたはずよ」も完全に崩れてしまう。
2人とも完全な真相にたどり着かなかった..というオチでしかしっくりきません.......
793788:04/07/10 06:53 ID:???
何か1人で煮詰まってますが...
血の付いた装束の2着目が出来ること自体いかにも不自然で、無駄に重要な証拠というリスクが増えるのだから
綿密な計画を練るキミ子のキャラとは合わない。着せ替えるのはキミ子の人払いの直後こそが絶好のタイミングであり
それが計画の本筋だったとプレイヤーは予測できる。
 もしさっきの当て推量が本当だったなら、何でミミは箱に隠れる人物を真宵にしたのだろう。
ミミはすばやく自分の返り血のついた装束を脱ぎ、真宵の着けている装束をサッと脱がし、自分でササッと着た。
しかし、真宵に装束を着付ける・・これが案外サササッといかないくらいに手強かったのではないか・・ミミには。
そこで霧崎医師が発砲して、ついで扉を破ろうとする音。真宵の着衣が不完全・・これを見られるわけには・・
 ナルホドはミミが真宵を箱に隠し、霊媒されたミミを演じるのが計画の一端であり必然だったという。
チヒロもミミは必ずナルホド達に姿を晒したはずといっている・・。前以て取り替えられた装束への異議が絶たれている。
 そもそも何でミミがナルホド達の前に出てくるのが必然なのだろう・・もう製作者側の都合としか思えない。
冒頭の結構容量を割いたと思われる「あれは、事故なんかじゃないわ・・」から「あたし、殺しちゃったんだ・・」まで、
あの部分がかなり早い時期に出来ていたのではないだろうか。作曲のサビとかイントロの部分みたいに。
それは肝心の殺人現場でも流れなければいけない台詞であって、そういった前提で製作し始めて、
後から出来てきた鍵とか装束などの細かい部分は、やっぱりミミは衣装箱に隠れるのが自然な流れだったのだが、
それではあまりに地味過ぎる。時間がなかったのか、エンタメ性を高めるため、修正せずにぶち込んだ。
このシナリオでは、もうひとつ肝になる入れ替わりがある。スタッフはそれにかかりきりだったのじゃないだろうか。
【 真宵のほうを箱に隠さざるを得なくなったのは 】そういう都合だったかもしれない。
794788:04/07/10 17:43 ID:???
ミミが、目撃者ができる前に真宵と装束を取り替えて、それにも血を付けたこと。
それも含めて初めから計画されていたという、しかもキミ子らしいちゃんとした理由・・
(密室の中では時間がいくらでもあるのだから、ミミさんには着せ替えを済ませておいてもらうザマス
演技が終わった後、すぐに衣装箱に隠れるだけで済むように)
こういうのが押し通せるなら、ミミは「ざるを得なかった」所ではなく、発砲がなくてもナルホド達に演技したしすべて計画。
しかし、この場合では着替えというアクション自体の必然性がない。
真宵の装束にも血を付けて、たもとから扉を開ける鍵を取り出してから真宵を箱に隠す方がよっぽどスムーズだ。

真っ当な理由が見当たらないなら散々クドクドと述べたような見地に立つしかない。
エピソード内での「発砲」「演技」はキミ子とミミにとって不慮の事態であり、計画ではなかった。【必然】であるわけが無い。

製作者側が物語を組み立てる上で、「この場面でプレイヤーにミミの演技を(例のフレーズ)を観てもらいますよ」という
あくまで製作上の技術面の観点にたった上での【必然性】でしかない。

であるなら、作中のキャラクター、ナルホドとチヒロの口をもってこう言わしめてしまっているのは一体何事なのだろう。
なにかが履き違えられた、という疑念をもたざるを得なくなる。       糸冬。
795788:04/07/11 07:45 ID:???
う〜ん。装束着替えてミミ隠れ路線ってのは確かにベースとしてあったと思うんだよなぁ...
それを支えてるのがABCなんだから、いっそ全部壊して、入れ替わり必然ナルホドダメポ路線を考えるしかないだろもう..

A 文字通り鍵のみが移動 : これは当然、鍵のかかった扉を開ける予定だったのだから。
  たもとにしまってあったわけだが、探すのにそれほど時間も手間もかからないだろうし
  キミ子なら真宵が小物をしまいそうなところまでも打ち合わせしてそうだ。

B 着せ替えなど行われなかった : 真宵が着けていた装束がそのまま法廷に提出されたことになる。
  問題は血痕と弾痕で、血はおそらくキミ子が付けたものではないか。弾痕についてはミミが真宵を
  衣装箱に隠すため抱き下ろす途中、たもとが床から20cm位の所に来たときが発砲と同時間だった。
  画像を確認してみると、あの位置関係から真宵を仰向けにして箱までもってくると左のたもとが打ち抜かれる。

C とっさにこすりつけたりしていない : ミミの装束も終始同じ物だった。これが危険な証拠として焼却炉行きになった
  写真2と合致しない不自然さがあるかもしれないが、こすりつけた割には手が汚れていない不自然さと等価だ。
  もっと不自然なのはキミ子がついていながら鍵を真宵のたもとに戻し忘れたことである。

ミミが絶対に姿を見せる筋書ならABCを消去しても何ら問題無いし、取り去ればシンプルで明快な物語が出来上がる。
着せ替えの要素が混ぜ合わさっていないと矛盾が減ってしまって謎解きがつまらなくなるから混ざったままなのだろう。
これを話をこじれさせている不純物ととるか、もっともっと楽しんでほしいと盛り込まれたんだなと好意的に受けとるか...ダッタノカ?