ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020703-00000001-wir-sci 米ソングプロ社は2日(米国時間)、任天堂の携帯ゲーム機向けのデジタル音楽配信で
米リオポート社と提携したと
http://www.songpro.com/releases/070202b.htm 発表した。
ソングプロ社は、『ゲームボーイカラー』『ゲームボーイアドバンス』のカートリッジに
対応するマルチメディア・プレーヤー『ソングプロMCE』を今秋発売する予定。
リオポート社のデジタル音楽配信サービス『パルスワン・メディア・サービス』などを組み合わせ、
ゲームボーイ利用者が大手レコード会社の著作権保護付き楽曲を利用できるようにする。
ソングプロMCEは、独自フォーマットの『ソングプロ・オーディオ』(SPA)のほか、
『ウインドウズ・メディア・オーディオ』『MP3』に対応する。SPA形式では、WMA形式の楽曲と、
歌詞などのテキストと画像とを同期して再生できるほか、広告を挿入することもできる。
SPA形式はソングプロ社のメディア・プレーヤーのみで再生可能。SPA形式で楽曲を提供したい
オンライン・サイトにソフトをライセンスする方針。
ソングプロ社はリオポート社の『ダイレクト・ツー・デバイス』(d2d)技術を活用し、
米マイクロソフト社のデジタル著作権管理(DRM)技術などを組み込み、
デジタル音楽を安全に再生できるようにする。
また、リオポート社の『メディア・アクティベーション・システム』(MAS)を使って、
有料サービスで配信する楽曲の再生回数や再生時間、使用期限などを管理できるようにする。
ソングプロMCEはUSBインターフェースを備え、ウィンドウズ系パソコンやマックから
デジタル音楽データを転送できる。また、2つのMMC/SDカードスロットを備え、
保存容量を最大512MB(10時間の音楽再生)に拡張できる。価格は99ドル。