手帳が落ちている
「‥‥なんとかこの串を手に入れた。
限られた貴重な串を
長持ちさせるため私は
ほとんど使用せずに
捨てコテ達に与えてきた。
だがもう限界だ‥‥
お知り酢 マライム ◆1kGET5Csおまえたちを
置いて逝く私を許しておくれ。
亀頭 三人のことを頼むぞ。
神よ 私のコテ生命と引き換えに
このコテ達を お守りください!
わたし‥は‥‥
この哀しみをゲームだったとかほざく神(ひろゆき)にぶつけよう。
___ __ ・ ;
|\ \. |\ \ \ 从从へ从 / :
| \ \.| \ \ ; 从 人 从へ从へ .
| | ̄ ̄|\ | ̄ ̄| \ γ ・. ’、⌒へ从/
/\ | | \| |
>>1スレタテ凹カレー! \_)ノ 人) )ζ へγ
/. \|.  ̄ ̄ |\ アーンド ニクコプーンレーザー! 从人 ‘ ・‘ ・. ’、 人人 ; ←
>>1 .| 〇 |____/ 〇 ヽ γへ从 ⌒从へへ从・. ’、)
|. | ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニΣ( ( ( ;) )) )⌒ )ζニニニ
ヽ. | ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴γへ从; ⌒从へへ从・. ’、)∵∴∵∴
ヽ、 Lニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニγ (( 人 ; ( )) へ从/ニニニニ
`''-、、...,,,____,,、-'´ Σ( (( ⌒ ⌒ ) ) ζ
___ _ _
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/ < | 二l |__| /7 V
<_/\> |」 l二/ 〇
(´∀`)
なにこのすれ。
てちょうがおちている
「‥‥なんとか このシェルタ−に
にげこめた。
かぎられた みずと しょくりょうを
ながもちさせるため わたしは
ほとんど てをつけずに
こどもたちに あたえてきた。
だが もう げんかいだ‥‥
ケン ユキ おまえたちを
おいていく とうさんを
ゆるしておくれ。
アキラ ふたりのことを たのむぞ。
かみよ わたしのいのちとひきかえに
このこたちを おまもりください!
わたし‥は‥‥
6 :
名無しさん、君に決めた!:02/06/19 21:37
さ〜て、どんなレスがついてるかな?」
>>1はわくわくしながらパソコンの電源を入れる。
先刻書き込んだ自慢の書き込み。
自分でも信じられないくらいのナイスな煽り文句。
この書き込みに反応しないヤツは少なくともネット上には存在しないだろう。
それくらい自信のある書き込みだった。
「ふふっ…」
ろんげは悦に入りながら満足そうに微笑む。
小学校、中学、高校と行く先々で苛められ、一時は自殺まで考えた
>>1だったが
最近は多少なりとも生きる気力が沸いてきていた。
全てはこのパソコンのおかげである。
これを使えば自分は自分でなくなる。
今までの人生、今までの自分を捨て去り、新たな自分に生まれ変わる夢をこの機械は
叶えてくれる。
正に魔法の箱。
魅惑のパンドラボックス。
意気揚揚と
>>1は先刻書き込んだスレッドをクリックする。
だが。
過酷な現実は想像も出来ない曲がり道からふいに襲い掛かって来ていた。
「そ…んな…」
>>1の書き込み。しかしその書き込みに反応するヤツは誰1人いなかった。
いや、それどころか
>>1の書き込みなどまるでなかった様に別の議論が進められていた。
「こんなはずじゃなかったのに…」
ディスプレイを前にして
>>1は戦々恐々とキーボードを叩く。
目頭が熱い。辛い。もう終わりにしたい。でも…出来ない。
皆に痛いところを突かれたのがそんなに応えたのか?
皆に冷たくされたのがそんなに辛かったのか?
本当の理由は誰にも解らない。
>>1にも解らない。
でも…手だけは動く。
皆を罵倒する書き込みを続けて行く。
一体これは誰の意志なのか?この手は、この指は一体誰の物に
なってしまったのか?
「…っ!」
そしてまた
>>1を罵倒する書き込みを見つける。
涙が止まらない。嗚咽が止まらない。
何で?どうして、俺がこんな目に…。
ホントは笑いたかった。ホントは皆にウケたかった。
「ホントは…ともだ・ち・・」
ガシャアッ!!
感極まった
>>1の腕がディスプレイを乱暴に叩く。
それだけは認めない。それだけは拒否する。
だってそれを認めてしまえば…俺が俺じゃなくなるから…。
「クールな…俺じゃなくなるから…」
sage