1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
(゚Д゚≡゚д゚)俺様しかいなくても気にすんな
人気のないときに age てみて、
レスがつかない時間が長い人ほど「よい」です。
約束
1. 挑戦するときは age で。
2. 本当に自分しかいなくても泣かない。
3. sageカキコは記録に含まない方向で
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 11:04:36 ID:/VqAkP3s
つい 釣られたくなるぢゃないか!
過疎板ならでわの絶妙なスレですな
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
(゚Д゚≡゚д゚)あ〜あ…。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 21:07:37 ID:S6DfKcRA
(゚Д゚≡゚д゚)良スレage
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 23:04:36 ID:i83osRXv
(゚Д゚≡゚д゚)ほんとに人いないねぇ
(゚Д゚≡゚д゚)マッタクデス
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 23:40:18 ID:OtpicrzW
イナイイナイ
(⊃д⊂)…
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 23:41:05 ID:OtpicrzW
ヴァー
⊂( ゚∀。)つ www
(゚Д゚≡゚д゚)さすがに2ちゃんねるだなー。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 17:22:58 ID:t1vga6wS
(゚Д゚≡゚д゚)イナイナ
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 20:09:25 ID:bk2P71pS
(゚Д゚≡゚д゚)↑3ジカンマエカ。。。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 00:57:07 ID:zRMNbkdt
(゚Д゚≡゚д゚)↑5ジカンマエカ。。。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 02:07:17 ID:QGOuXjs2
(゚Д゚≡゚д゚)↑コンバンワ
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 13:09:30 ID:QUPAKBPf
書き込みが三桁のスレが無い!?
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 22:10:49 ID:7nAl20SL
1>>
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 21:25:00 ID:IsZnZqMp
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 18:29:39 ID:PHd79jeg
(゚Д゚≡゚д゚)イナイナ
人少なすぎワロスwwww
イナイ…
コンバンハ ハイ、サヨウナラ
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 12:26:15 ID:GN9v5IPl
(゚Д゚≡゚д゚) アイアムロンリーマン!!!
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 22:11:20 ID:JEt5JV2o
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
ノ
一週間
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/20(金) 21:34:28 ID:Yjna8yeP
(゚Д゚≡゚д゚) 12日ぶりだぜ!!!
(゚Д゚≡゚д゚)ジュテ〜ム!!
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 13:16:31 ID:MALwSvnJ
(゚Д゚≡゚д゚)過疎板大好きさ
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 15:57:24 ID:7u16rXxe
(゚Д゚≡゚д゚) 梶原景季!!!
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 23:38:28 ID:MEwkRKoK
(・3・) アルェー
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 16:32:28 ID:FQNcxNAC
(゚Д゚≡゚д゚) 梶原景時!!!
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 19:37:25 ID:XHc61n+7
(゚Д゚≡゚д゚)さすが連休明けだ今俺様しかいないな
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 21:17:52 ID:bLxawodM
(゚Д゚≡゚д゚)
一日何人来てるんだ、この板。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 21:37:17 ID:UfY2ZVzX
(゚Д゚≡゚д゚)
今日、恥めて辿りつきますた。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 01:04:33 ID:QPiQR4H+
(゚Д゚≡゚д゚) 一行詩スレは毎日書き込まれてるよね。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 14:54:07 ID:fWM5lbkN
(゚Д゚≡゚д゚)職場から参上
「埼玉県」という言葉で
ひとくくりにするな
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 02:22:22 ID:5Ing141A
(゚Д゚≡゚д゚)
Je t'aime....
(゚Д゚≡゚д゚)
Moi aussi......
(゚Д゚≡゚д゚)
Je vous aime.
Vos esprits sont beaux.
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 12:56:57 ID:u7mADFtP
(゚д゚≡゚д゚) 今俺様しかいない!
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 17:13:45 ID:mGmHVeUe
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
この板かなり久しぶりにきました
まともに見たのははじめてだったかも
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 00:17:50 ID:PbHvv5jB
sageて書いてる奴はみんな死んでね。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 02:42:32 ID:5OalrByF
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/27(日) 03:13:58 ID:2tGtIRcO
>>45 ×「sage」って書いてる奴
○ageずに書いてる奴
これだからゆとりは…
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/27(日) 10:18:54 ID:TUctJ31I
なんなん
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/27(日) 10:39:33 ID:jeMMnyc1
まあまあ落ち着いて、
今俺様しかいないわけだし(゚Д゚≡゚д゚)
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/27(日) 14:39:53 ID:2tGtIRcO
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/28(月) 08:04:52 ID:KYruPP2U
なんだかね
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/28(月) 11:06:46 ID:hMhieS3J
『不思議の国のアリス』に出てくる、帽子屋のお茶会みたいなスレだね。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/04(月) 23:59:11 ID:LNiuSCqK
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/07(木) 02:36:13 ID:JnHA1eRp
俺俺
俺だよ
スキピオ・アフリカヌス
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 01:52:04 ID:ErHaxPfn
「俺様」すら居ないのか!?
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 02:56:12 ID:Ylzy+rRY
ヴぁkj
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/10(日) 23:54:33 ID:UK8kWnlS
いjhj
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/12(火) 03:25:09 ID:vTDLrnmD
望めば馬が持てるなら 乞食だって乗るでしょう
もしも蕪が時計なら わたしも脇にぶら下げる
謎解きのようだ
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/12(火) 04:02:32 ID:vTDLrnmD
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/12(火) 04:14:39 ID:hkPMeaCf
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/12(火) 04:40:36 ID:vTDLrnmD
驢馬と王様と私
明日はみんな死ぬ
驢馬は飢えて
王様は退屈で
私は恋で
孤独に浸るのは、若者の特権だなっ !
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/14(木) 00:24:55 ID:hEaCT0ma
むかし荒涼たる夜半なりけり
「またとなけめ」
ああ
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/14(木) 02:28:29 ID:hEaCT0ma
俺様?
大鴉?w
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 02:32:23 ID:lxiKR3p4
Inveniamne?
Fiamne dives?
Moriarne in lecto meo?
Invenies.
Fies.
Ita.
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 02:40:20 ID:EqqJ5Rok
bb
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 02:20:03 ID:tGt3y2Xq
おばあさん「そうだ。シータ、いいことを教えてあげよう。困ったときのおまじない。 」
シータ 「おまじない? 」
おばあさん「そぉ。古い古い、秘密の言葉。」
おばあさん『ニート・アルバイト・ヒドス。アリエナサス・ウツ・ネムレーヌ』
シータ 「ニート・
・・ア?」
おばあさん『何をしても駄目だ。鬱で眠れない』という意味なの。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 03:27:28 ID:8MN6g37g
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 04:34:51 ID:tGt3y2Xq
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/17(日) 01:04:54 ID:LHprHynx
夏だなあ〜
///// チリン!
/////_____
/////  ̄ ̄ ̄| ̄
///// (~)
///// ノ〃
///// ∧_∧
`///// (´∀`))))
///// (つ へへつ
//// △ヽλ ) ) 旦
///Г ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
//  ̄|Г ̄ ̄ ̄|| ̄
山木のめんつゆ
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/17(日) 18:26:31 ID:LHprHynx
↑ww
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/18(月) 02:36:42 ID:KhnY9siT
抑森ニテ育チタル時
吾ハ血ノ池ニ浸リテアリ
吾ニ触ントスル者アリテ
其手ノ血ニ染シ事ヲ知ル
吾其者ニ告グベシ
汝逃ルル術ノアラザルコト
夜モアラズ昼モアラズ
就中風ノ烈シキ
六月ノ夜陰ニコソ心セヨ
さあ火曜日
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/19(火) 01:37:52 ID:uSd8UaHE
1 :あべちゃん :03/06/16 19:18 ID:5hK1bgHT
好きな人がいるんですけど、わきがなんです。
でもどうしても言えない!
どう伝えればよいか皆さん教えて下さい。
12 :病弱名無しさん :03/06/16 19:27 ID:HKE07FFt
おれも
>>1と同じくワギガなんだよねー。つらいよねー、女子とかからバイキン扱いとかされたりさー、 ホント、恋も満足にできねーよ(T_T 一緒にがんばって早く治そうなー
!
17 :あべちゃん :03/06/16 19:37 ID:5hK1bgHT
>>12すみません、ぼくがわきがじゃなくて、相手がわきがなんです。
19 :病弱名無しさん :03/06/16 19:39 ID:yBnAQEwv
↓↓↓↓↓
以降、
>>12を励ますスレになります
↓↓↓↓↓
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/21(木) 01:44:43 ID:adXkhxG3
ε=┏( ・_・)┛
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/22(金) 01:54:24 ID:+47T6xYm
Quid rides? mutato nomine de te Fabula narratur.
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/23(土) 20:24:59 ID:x/ctB0uE
ねんねんころりよ木のこずえ
風が吹いたらゆりかご揺れる
枝が折れたらゆりかご落ちる
赤ちゃんゆりかごなにもかも
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/26(火) 03:01:01 ID:aUReZWLS
今だす
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/26(火) 03:23:45 ID:zRM6Y5WV
むかし荒涼たる夜半なりけり いたづき羸れ黙座しつも
忘卻の古学の蠧巻の奇古なるを繁に披きて
黄ねいのおろねぶりしつ交睫めば 忽然と叩叩の款門あり。
この房室の扉をほとほとと ひとありて剥喙の声あるごとく。
儂呟きぬ「賓客のこの房室の扉をほとほとと叩けるのみぞ。
さは然のみ あだごとならじ。」
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 01:12:01 ID:yEmmwwpK
エロティシズムを
空に
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 03:01:52 ID:pjd5vZaY
アサガヤの昔
植物と動物と鉱物が
やすらかな眠りをむさぼる
楽園はでもあまりに暗く
持主の瞳孔さえも見えない
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 01:29:03 ID:A7iCcC73
浮草に
花咲く晩
舟をうかべて
眺る月の曇る
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 02:00:33 ID:xAnEZS05
人間なんぞは色彩のない
クラゲかトコロテンの夏にすぎない
また時間の経過などは知らないで
いつも永遠に生きているだろう
日月の廻転と天体の音楽を知つている
ベートーヴェンの音楽などは
鉄砲の音とあまり違わない
ヴァレリの詩なども女中さんが
花瓶を割つた音とあまり変りがない
サルトル以上に実存主義かも知れない
聖オーガスティンよりも超自然の世界を
感じる霊をもつているかも知れない
毛の生えた天使で真夏の星かも知れない
プロティノスより神秘主義者であろう
物質の存在も宇宙の存在も
人間には神秘の極限であるが
犬の脳髄にとつてはなんでもない
つまらない一つの匂いかも知れない
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 08:01:04 ID:pWTTXM9n
曇
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:30:49 ID:+FZOOW/m
−−《陛下》陽光に明るく輝く古きパリを、礼拝堂の小窓から眺
めていた国王に、オジェ殿が尋ねた。《ルーヴル宮の中庭の、枝葉
が広がった葡萄の中を、喰い意地の張った雀どもが飛び廻っている
物音がお聞こえになりませぬか?》
−−《聞こえぬでか!》国王が答えた。《面白い囀りではない
か。》
−−《この葡萄畑は陛下の庭にありますが、しかし陛下はその収
穫をお手にすることはできませぬ。》オジェ殿は穏やか微笑を浮
べて言った。《雀は厚かましい盗人でございます、この盗みが彼ら
を増長させて、これからも絶えず盗みに参ることでしょう。雀ども
は陛下の葡萄畑を陛下に代って摘みとってしまいます。》
−−《おお!それはならぬ!オジェ!余は雀どもを追い払
うぞ!》国王は叫んだ。
王が金鎖の輪に下げた象牙の呼子を唇にあて、強く鋭く吹くと、
雀は宮殿の屋根へ飛び去った。
−−《陛下》そこでオジェ殿が言った。《只今のことから一つ
の譬えを語ることをお許し下さい。あの雀どもは陛下の貴族衆であ
り、この葡萄畑は陛下の人民でございます。貴族は人民の金で日夜
宴を張っております。陛下、人民を喰いものにする者は主人をも喰
いものにします。もう略奪は沢山です!呼子の一吹きで、御自身
で御自分の葡萄畑を穫り入れて下さりませ。》
−−オジェ殿はとまどい気味に、指で帽子の先を捻っていた。シャル
ル六世は哀し気に首を振った。そしてこのパリ市民の手を握りなが
ら、−−《お前は勇気ある人物じゃ!》と嘆息をついた。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 21:13:41 ID:4lnIbDpE
梅雨はいいの
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 00:16:58 ID:daQiB7JA
そうなの
そうだね
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 20:10:09 ID:daQiB7JA
古い池の中へ
かえるがとびこむ
音がする
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 01:02:20 ID:Klw7Q2Ha
夜の酒場の
暗緑の壁に
穴がある。
かなしい聖母の額
額の裏に
穴がある。
ちつぽけな
黄金虫のやうな
秘密の
魔術のぼたんだ。
眼をあてて
そこから覗く
遠くの異様な世界は
妙なわけだが
だれも知らない。
よしんば
酔つぱらつても
青白い妖怪の酒盃は、
「未知」を語らない。
夜の酒場の壁に
穴がある。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 02:00:10 ID:JaYo5zwP
俺俺
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 02:21:11 ID:Klw7Q2Ha
そうなの
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 16:34:47 ID:QO9WODmG
下手な詩だな
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 23:54:08 ID:3AobuCKH
まあまて
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 00:16:56 ID:ZSE1SA3C
生まれ変わったらプルトニウムになって、
一生崩壊していたい
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 01:17:27 ID:A8LxIow7
100
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 02:11:53 ID:BrIDk6FQ
永遠の
果てしない野に
夢みる
睡蓮よ
現在に
めざめるな
宝石の限りない
眠りのように
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 02:35:46 ID:c3d7mvuP
We have Gacktism
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 01:46:22 ID:9vs5a6Dp
第二研究室の曲がつた廊下の隅に
古ぼけた青黒い寝台式ソーファーの
がたがたの一台が淋しく
すてられて置かれている
その上に破れた
空になつたハイライトの
紙包が落ちそうにのつかつている
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/07(土) 18:44:35 ID:vZrmFLRT
なにごとも夢まぼろしと思ひ知る
身には憂ひも喜びもなし
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/08(日) 02:52:15 ID:2YvMRkA4
夜空こそわがこゝろ
闇けれど いよゝ深しや、
歎かひに かつは愁ひに
閉さるゝ身にしあれども
こゝに三つ かしこに五つ
秘めたるは煌めける星。
夜空こそわがこゝろ
闇けれど いよゝ涯なし、
煩悩は星と散らへど
こゝろ海 千尋の底に
宿れるは かの海王の
青白き面ざしにして。
夜空こそわがこゝろ
ひとすぢに白く光りて
横へる銀河を胸に
たゆたひて 流れ絶えせず、
夢 傳説 夜々織りなして
わが小さき幸にこそ副へ。
夜空こそわがこゝろ
夕星は 過ぎし日の愛
暁に残れる星ぞ
わがけふの見出でし希望、
東雲の空はなたれて
よしや 影失はるとも。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/08(日) 20:22:01 ID:YGQOTdP1
Me too
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/08(日) 23:37:11 ID:npGFiKvC
なかなかだよね
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/09(月) 23:35:32 ID:gY4d4MWU
ふるさとにかへり來て
ふるさとの あくがれわびし。
雛いだく野雉はあれど
ホトトギス すずろに啼けど
ふるさとは こころに失せて
はるかなる港に 雲ぞ流るる
けふまた山の端に ひとり佇めば
花一つ あえかに笑まひ、
かのころの草笛 いまは鳴らず
うらぶれしくちびるに あぢきなや。
ふるさとにかへり來たれど
ふるさとの空のみ蒼し、空のみ蒼し。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/10(火) 03:55:01 ID:qUZ5WlmJ
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/10(火) 06:32:05 ID:QoChnEQm
冷たさや我が墓に降る雨の音
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/11(水) 01:55:21 ID:FCeVlIfg
誰も水深を教へたものがないので
白い蝶は海の懼れをまだ知らない。
青い大根畠かと下りて行つては
いたいけな羽を波頭に浸し
王女のやうに打萎れてかへる。
三月の海原に花の匂はぬうらはかなさ、
蝶の背に蒼白い新月が泌みる。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/12(木) 10:49:20 ID:cvevKnmy
昏昏たる空はむらさき雪しきる
この夜わが墓あばかるるべし
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/13(金) 13:42:08 ID:+YDI7eP1
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/14(土) 06:16:27 ID:wbIL/u6O
家有れども帰るを得ず
涙有れども泣く所を得ず
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/16(月) 05:37:20 ID:4OtnEUQ9
私は、あなたを愛する、とは言いませんでした。
私はただ、握手して下さい、
そして私をゆるして下さい、と言っただけです。
あなたは、私に似ている、
私と同じように若くやさしい、と思われたのです。
−−私は、あなたを愛するとは言いませんでした。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/17(火) 04:42:51 ID:fQXqz86J
たはー
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/20(金) 03:19:15 ID:4qBXj9L0
はらからよ
崩れのこる石の塔にひざまづき
くちずさむわがうた
聴きたまふや 聴きたまふや。
はらからよ
毀たれし香爐に 顫へる手の
焚きくゆらす紫檀香
聞きたまふや 聞きたまふや。
はらからよ
御身を戀ひ そのあつき胸を戀ひ
城門の外に待ちわびて泪ぐむわれ
見たまふや 見たまふや。
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/21(土) 10:20:10 ID:biJ0n3GF
行列の行き着く先は飢餓地獄
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/23(月) 09:42:49 ID:465/Apvd
海ぎしの古きホテルに
しぶきあげる秋深き波のむれ
気の遠くなるまで続けり
ここに来て
人はいくたびねむりしか
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/25(水) 07:58:41 ID:UD6BN+ww
夜ひとり、空になみだのしめやかに
かげひくごとくすぎされり。
おもひでは草にながるる月に燃え
草はさあをにむせびたり。
ああ、かの月のけむれるをさし入れ
しづかにも消えさるかげをうたひいづ。
うたひつかれてかへりくる
過ぎこしかたのかもめどり。
かもめはわかくすずしげに
空のとほきにすぎされり。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/26(木) 02:14:45 ID:A0vNgIhV
ららら
ムジンクン
122 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 11:49:42 ID:T/huXKDc
なんだかな
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/31(火) 03:10:00 ID:vZdUV3gl
馬鹿!
Suetonism
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/31(火) 20:16:53 ID:vZdUV3gl
スウェトニウス?
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/31(火) 20:44:13 ID:8PRHJnqw
('・ω・≡・ω・`)誰もいない?
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/01(水) 01:27:16 ID:2GmpGMlb
もうきねーよ
怖れよ盲いたる壁に汝を窺う眼差しあるを(ネルヴァル「黄金詩篇」)
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/01(水) 18:43:51 ID:BviEdNrV
これは! 誰か嘘だと言ってくれ。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/01(水) 22:40:25 ID:+tYSpWhZ
僧院は高き囲いを廻らせて
薔薇の名前は薔薇にきくべし
131 :
名無しかへらず:2007/08/02(木) 19:13:52 ID:JO+/DcTi
名前、教えて・・・
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/02(木) 20:21:09 ID:MHHLULo0
花びらの波くぐり行くハナムグリ
知らずや薔薇は底無しの淵
ロンドンより
東南アジアより
ニューギニアより
湿ってる
俺の心はアマゾン
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 00:45:22 ID:iFwdYecp
ほぼスレ主です。
ものども、ここに下らない一言を書き込む意気があるなら、文学板の犬スレに、好きなように書き込むように!
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/06(月) 00:51:47 ID:+EraO6Gz
神聖な精神とは、暗い同一化の力を持つ原理に密着した精神のことであり、それは性欲に似
ているのである。我々の器質的精神、己が下落の厚みで塞がれた精神に最も近い平面にあ
る性欲。この下落について私はそれが罪を表しているのだろうかと自問している。というの
は、物の生育する平面において、この同一化は愛と名付けられ、その形の一つが普遍的慈愛で
あり、他の一つは最も恐ろしいもの、魂の犠牲、つまり個体の死ということになるからである。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/07(火) 00:11:53 ID:14VjZBGm
骰子振つて遊べる我や禁斷の
天を轉がる遊星の人
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 02:30:53 ID:58hMaP+d
あびあ
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:51:19 ID:2DdjzXr+
心なんてきたならしいものは
あるもんかい。いまごろまで。
はらわたもろとも
波がさらつていつた。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:07:53 ID:uKTyLXGs
色見えで移ろうものは世の中の
人の心の花にぞありける
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 16:48:01 ID:Q3sCVzHX
日が暮れる。
遠いどこかで、がらんとした庭が崩れかかる。
折り重なって空を渡ってゆく風。
徐々にどよめく街の家々。
人はひとりでにはためき、
最後に残った陽射し一筋が
見知らぬところへ都会を引きずってゆく。
日が暮れる。
日ごとこの土地には
美しい女たちが散り、つもる。
眠りの中でもいそいそと歩き、
寝床のそとに散らばる砂はおびただしい。
ひとひらずつ剥がれてゆく生死の
この真っ暗な数世紀の前では
だれもが自分の肉体を覆い隠すことができない。
家々がしゃくり上げる。
日が暮れる。
風に閉じ込められ、
一つの生涯が枝先の落果のように震えている。
高い屋根ごとに、ひそかに
空の途方もない時計をかけておいて
荒野に散り、つもる
ああ、美しい砂の女たち。
崩れながら、わたしたちは
最も長い影を背後にのこした。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/19(日) 03:18:51 ID:Z2eVLAtC
♪青い青い空だよ 雲のない空だよ サモアの島 常夏だよ
高い高いやしの木 大きな大きなやしの実 サモアの島 楽しい島よ
青い青い海だよ 海また海だよ サモアの島常夏だよ
白い白いきれいな 浜辺の広場だ サモアの島 たのしい島よ
風は吹く 静かな海 鳥がとぶとぶ 波間をゆく
ララ 船出を祝い 無事を祈る みんなの声が 追いかける
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
(゚Д゚≡゚д゚)このスレ、落ちないよな…
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/25(土) 11:23:26 ID:7yii0G6d
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:14:51 ID:GmuGuDzT
寂しさに想ひ弱ると月見れば
心の底ぞ秋深くなる
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:07:42 ID:ZXnFKUQP
最初からクライマックスだぜ
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:02:19 ID:FXEHYgqP
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:57:26 ID:btsTW9Pz
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/04(火) 01:30:55 ID:HiT9VuOf
バルサ
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/04(火) 09:08:30 ID:zJEVq9rY
田中潤。作詞家や小説家で満足か?国士になれ。
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/07(金) 23:29:17 ID:QLTs4cWs
われわれは二級酒にワンタンを食べるために
最後にも最後があるために
仕立屋のように座つてみた
会話の記憶を失くしたが
われわれには名誉を捨てたという名誉があつた
それさえ捨てるべきだという記憶が残る
もう夏の記憶は
秋だ
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:45:32 ID:vqj2y003
ヴェーーー
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 02:08:23 ID:HO423pfF
ぽふゅ
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 23:07:04 ID:57NZnq3V
茄子くださいな
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:02:43 ID:8oYG0lli
私の道は九月の正午
紫の畑につきた
人間の生涯は
茄子のふくらみに写つている
すべての変化は
茄子から茄子へ移るだけだ
空間も時間もすべて
茄子の上に白く写るだけだ
アポロンよ
ネムノキよ
人糞よ
われわれの神話は
茄子の皮の上を
横切る神々の
笑いだ
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 22:21:47 ID:K7Xx1lTd
がっぺ
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 01:35:15 ID:2ebKvw6o
みな人にそむきてひとりわれゆかむ
わが悲しみはひとにゆるさじ
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 19:09:01 ID:CEqdA6FF
がっぱ沼
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 01:12:22 ID:iYAaO8Cm
生まれ変わったら埋蔵金になって
一生埋蔵されていたい
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 08:34:41 ID:dmb/PX0Y
まっぱ
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 02:07:13 ID:x+BwzsFG
ドライブして桜の咲く寺だかどっかに辿り着く夢を見た
それで気づいたが
今って桜が咲く頃と同じ気温なんだな
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 02:38:46 ID:M1NW2uTD
春の花秋の月にも残りけるこころの果ては雪の夕暮れ
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/05(金) 22:51:25 ID:6mW3WrgC
てふてふ
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/06(土) 01:28:04 ID:EhQfEDCb
糸井君?
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 19:03:42 ID:qyKM/LUx
いや、宇佐です。
詩っていいな。
この板のどれもよかった。泣けてきちゃう。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/08(月) 23:12:15 ID:q+K56Z7r
卑劣に非ず、卑劣さより生まれしにも非ず
たとえ より酷き運命を避けんとて
自らの生命を憎み 死を求めんとも
気高き心の主には死こそ欲しけれ
避け難き悪に耐え
徳と品性とを損なわんよりは・・・・
死によりて苦悩を癒せし人のなんと多き!
されど世の常は死の救いを退け 罵る
死ぬ事の甘さを知りもせで
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/09(火) 01:23:38 ID:mmVHt6H8
旅の世にまた旅寝して草枕
夢のうちにも夢をみるかな
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 05:00:15 ID:iiK2Jh54
【ゴールデンレス】
∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩ このレスを見た人はコピペでもいいので
〉 _ノ 〉 _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
ノ ノ ノ ノ ノ ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
し´(_) し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 21:32:40 ID:tKBxn4pw
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/13(土) 04:42:12 ID:4deAGl6P
わがカヌーさみしからずや幾たびも他人の夢を川ぎしとして
なんだか飯田くんに会いたい。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/14(日) 13:32:59 ID:mGyfEw6l
飯田くん、呼んでるよ〜!
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/17(水) 02:13:53 ID:WC16tIyQ
静かなる暁ごとに見渡せば
まだ深き夜の夢ぞかなしき
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/19(金) 19:57:10 ID:Aqg6hQ68
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらはどこかのリンクから辿ってきました!
/ヽ 〈/\ お別れの時には何かこのスレから貰っていきます
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| |/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:みかん、(´・ω・) ス、雷皿♂、炙り、ヤンデレ、シベリア 、みのもんた
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/20(土) 00:05:51 ID:/CD5jdqE
パタパタパタ ちょっと別館のアータ達!!!
本館の女将のアタシですけど、ここの仲居が来たら
伝えてといてほしいの『ブタヤロー!』って、頼んだわよ♪
嗚呼、暇だわアタシ パタパタパタ
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/20(土) 01:41:20 ID:mqYho+tw
ショスタコ
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/20(土) 02:54:46 ID:/CD5jdqE
クーセヴィツキー!
お〜!
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/25(木) 18:59:08 ID:TiVRIcYB
けんたとり
こけしっこ〜♪
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/26(金) 18:41:34 ID:Fm+RwDNz
愁風愁雨人を愁殺す
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/27(土) 04:36:41 ID:Y76SYISU
くろかみ梳けばやはらかき
夕べの磯の月見草
うつむきながら少年の
ことのは受けし乙女ごや
たはむれならず頬そめて
はじめてひとを恋ひそめき
あはれ明治の母の恋
火とこそ燃えて秘めおかじ
父は少年航空兵
空の青さに召されたり
かなしみばかりよみいでて
母は戦にあらがへど
指さすかなたはるばると
父のまぼろしただ一機
ふるさと遠く麦青く
かなしき父の戦死報
母は鬼の子ほのほの子
めとられずして子を宿し
天にいなづま地になみだ
明治大正長かりき
ああ父知らず故郷知らず
殉死の母の顔知らず
われは恋知る年となり
恥知る名知る誇り知る
祖国いづこと問はば問へ
われも母の子恋ぐるひ
>>180 詩っていいなぁ。
授業にあったら、子供らにもよいはず。
凝縮された世界。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/29(月) 03:08:19 ID:yqpEyWBv
わがもとめる友よいずこ
夜は明けて 心さびしく
時はすぎ 時はすぎ
日は過ぎゆけど
友はいずこ たずねあたらず
混沌の泥より開く蓮の花
わたしは蓮葉の玉の露
ころころころころ転がって
貴方の心を癒しましょう
ころころころころ転がって
貴方の心を潤しましょう
陽に焼かれ霧と消えても
また朝露が玉となる
ころころころころ転がって
貴方の心を笑わせましょう
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/01(木) 01:22:12 ID:ByQ5YOsR
あゝ過ぎさりし 銀幕に
あえかにわかきわが少女
吹く秋風に黒かみを
さらしたる日を歌へとや
かたみにはだをさらしつゝ
愛も誓はでわかれたる
男のかずをひと知るや
けもののみちに血をさらし
千草のかげになみだして
銀幕いくよさすらひの
おかされてきし旅なりき
あゝ母知るや 父知るや
重きうれひの日を過ぎて
小萩は白く野に咲くを
飛べない女がひとりいて、いつも見あげる空でした。
雲の流れる果て遠く、過ぎて行ったはただ一機、父は少年航空兵。
わたしはうそをつきました。自殺もできずに遺書を書き、愛しもせずに人を抱き、ひとの
せりふで泣き笑い。
人生たかが花いちりん。軽い花ならタンポポの、わたさえ空を飛べるのに、
うそでかためた銀幕へ、十九のはだをさらしつゝ、演って極楽、観て地獄!
185 :
ゆう:2007/11/01(木) 15:07:29 ID:R+BBidB/
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 18:20:37 ID:CK8srfRs
きのふはさかゆと みしかども けふはかなしび きたるめり
にんげんおもへば あぢきなし 天にも五すゐぞ まのがれぬ
冷たき布団で 粥を すすりし
咳き込むときに 叩く北風
今夜は 冷え込み
心に染みる詩ばかりだノシ。できたら作者名も知りたいのう。
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/09(金) 02:01:21 ID:d9k+9B/Q
日曜日の朝になると
日向の丘では
墓が蕈のように一齊に生えて出る。
口一つ利けぬように封じてはあつても
黙示録の喇叭が待遠しいのだらう
吹過ぎる風の音にも 耳を欹てる。
汐鳴りのする月夜は
背延びをして
やるせなげに 海面をさしのぞく。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 05:02:24 ID:zO61/8T/
君を夏の一日に喩へようか。
君は更に美しくて、更に優しい。
心ない風は五月の蕾を散らし、
又、夏の期限が余りにも短いのを何とすればいいのか。
太陽の熱気は時には堪へ難くて、
その黄金の面を遮る雲もある。
そしてどんなに美しいものもいつも美しくはなくて、
偶然の出来事や自然の変化に傷けられる。
併し君の夏が過ぎることはなくて、
君の美しさが褪せることもない。
この数行によつて君は永遠に生きて、
死はその暗い世界を君がさ迷ってゐると得意げに言ふことは出来ない。
人間が地上にあつて盲にならない間、
この数行は読まれて、君に生命を与へる。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 22:02:46 ID:fiWR9IZV
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/12(月) 02:24:54 ID:W+1yD2qb
私の情熱を支配する男である君は
自然の手で美しく化粧された女の顔をしてゐる。
又、女の優しい心の持主で、ただ女のやうに、
君の心が始終変わるといふことはない。
君の眼は女のよりも明るくて、偽りのために用ゐられることがないのが女と違つてゐる。
それはそれが眺めるものを金色に彩り、
君は男の姿をしてゐて凡ての姿を君が思ふままにし、
それが男の眼を惹き、女の魂を消え入らせる。
君は初めは女になる筈だつたので、
自然が君を作つてゐるうちに女にするのが惜しくなり、
一つのものを加へて、私を敗北させた。
それがある為に、私の望みは空しくなつた。
併し自然は君が女の喜びであるやうにしたのだから、
君の愛を私は自分のものにして、女はそれを借りて大切にすればいい。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/12(月) 02:26:52 ID:W+1yD2qb
>>191 シェイクスピアが、美貌のサウザンプトン伯爵に贈ったソネットだよw
ありがとう
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 00:55:03 ID:jMtDPZ1F
秋も去ろうとしている
この庭の隕石のさびに枯れ果てた
羊歯の中を失われた
土の記憶が沈んでいく
あのやせこけた裸の音を
牧神は唇のとがりを
鉛の存在に向けて吹いている
水晶の水の意識は
さびれた人間の血液の
くもりのむらくもの
青銅のたたりのように
動いている
水銀の苦しみに呪われた
青ざめた旅人は
片目を細くして
破れたさんざしの生垣の
穴からのぞいている
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/15(木) 01:16:38 ID:dqo+lXw7
イアシスここに眠る。この大都にみめよきをうたわれし者。賢者の賛美を
も凡人の渇仰をもほしいままにせしが、ヘルメスよ、ナルシスよ、と愛で
らるるも度重なれば、ついに限りを越え、擦り切れて死にき。そこ行く人
よ、アレクサンドリアびとならば、われを責むるな。わがまちの狂熱を知
り、快楽に身も心も捧げつくす、その民の生きざまを知らむきみなれば。
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 04:28:25 ID:/z2EGvDa
かりそめに手折らむ花の枝も見で月の隠るるまでを待つとは
恋や恋われ中空になすな恋こいにはひとの死なぬものかは
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/18(日) 00:45:29 ID:taDy08X5
陶板を敷きつめた長い廊下に、わたしたちは、わたしは
ゐて、わたしたちの、わたしの長い衣の裾が、血の汚点
のある床面を擦る。太鼓のすり打ちとともに、緑色の揺
籃が水に投じられる。肥つた山羊が次々と咽喉を裂かれ、
床はまたしても血にまみれる。廊下の突き当たりは、夕闇
にすでに閉ざされて、さだかには見通せないが、ただ、
あの燐のやうな光を放つ巨大な牛の首が、わたしたちを、
わたしを、待ちうけていること、そのことだけは、痛い
ほど判る。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/24(土) 04:10:42 ID:FGJeeB8K
嵐吹く空にみだるる雪の夜に
氷ぞむすぶ夢はむすばず
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/28(水) 00:55:02 ID:2+f4WIAK
芝居は終わった みんなお帰り
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/28(水) 01:25:24 ID:DLAdvw0Y
みっつぁん
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/29(木) 11:20:16 ID:RQSnjqIj
ふればかく憂さのみまさる世を知らで
荒れたる庭に積もる初雪
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/30(金) 00:30:12 ID:uKEVPrpH
十二月また来れり。
なんぞこの冬の寒きや。
去年はアパートの五階に住み
荒漠たる洋室の中
壁に寝台を寄せてさびしく眠れり。
わが思惟するものは何ぞや
すでに人生の虚妄に疲れて
今も尚家畜の如くに飢えたるかな。
我れは何物をも喪失せず
また一切を失ひ尽せり。
いかなれば追わるる如く
歳暮の忙がしき街を憂ひ迷ひて
昼もなほ酒場の椅子に酔はむとするぞ。
虚空を翔け行く鳥の如く
情緒もまた久しき過去に消え去るべし。
十二月また来れり
なんぞこの冬の寒きや。
訪ふものは扉を叩つくし
われの懶惰を見て憐れみ去れども
石炭もなく暖炉もなく
白堊の荒漠たる洋室の中
我れひとり寝台に醒めて
白昼もなほ熊の如くに眠れるなり。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/02(日) 23:42:27 ID:JSEYaHcm
夜更けの掛時計は不吉な啄木鳥!
脳髄に突き刺さるミシンの針。
起きて 囀る「時間」を捩ぢ殺す、
残忍な手にもつれる生暖い頸!
けふは十時間働けり、
疲労した理性が ひとりでに歯車を廻す。
すでにして生活は一切の憤怒を杜絶せり、
窓ガラスの中で うろうろと立迷ふ黒熊のあくび。
夢物語は夢にもすまい、
必要とあらば涙だつて製造する。
ともあれ 定刻かつきりの睡眠は
高尚な無表情、且つは一趣味。
明日!(日付などどうでもよい永遠の婚礼!)
音もなく滑りゆくわが白金ツェッペリンの悠々たる夜間航路よ!
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 01:52:21 ID:nE72s7iX
くだらないな
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 02:13:39 ID:b4jwtqXx
昔ツウレに王ありき。
盟を渝へぬ此君に、
妹は黄金の杯を
遺してひとりみまかりぬ。
こよなき宝の杯を
乾しけり宴の度毎に。
此杯ゆ飲む酒は
涙をさそふ酒なりき。
死なん日近くなりし時
国の県の数々を
世嗣の君に譲りしに、
かの杯は留め置きぬ。
海に臨める城の上に
王は宴を催しつ。
壮士あまた宮のうち
御座の下に集ひけり。
これを限の命の火
盛れる杯飲み干して、
その杯を立ちながら
海にぞ王は投げてける。
落ちて傾き、沈み行く
杯を見てうつむきぬ。
王は宴の果ててより
飲まずなりにき雫だに。
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/12(水) 01:27:55 ID:VLxzGwbc
仏は法を売り
祖師は仏を売り
末世の僧は祖師を売り
汝五尺の中子を売って
一切衆生煩悩を安んず
花は紅柳は緑の色々か
池の面に月は夜な夜な通えども
水も濁さず影も留めず
すげぇなぁ
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 03:56:22 ID:Yzjn5AX3
王様の三人の盲た姫たちが
牢獄に閉じこめられています
闇の中に
ランプの金色の光が明滅しています
塔の階段を
姉妹たちは上がっていきました
七日の間、彼女たちは待ちました
そこでランプを灯し続けているのです
何の望みがあるの? と、一人の姫君が言いました
炎の上にかがみ込んで。
ランプの燃えている音が聞こえるのです
ああ!けれども、もしも彼が来てくれたなら!
望みがあるわ!二人目の娘が続いて言いました。
ほんとうにランプの燃える音だったの?
それとも、あの人が足音を忍ばせて上ってくる音では?
しかし、年長の姫君は
ほかの二人の姫君の方を向いて言いました
ああ! もう望みはないのよ 決して、
私たちのランプは 消えてしまったのです。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 01:33:16 ID:qR2uw+wN
__
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212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:35:06 ID:WLeYUOmK
枯草は赤くかれて
上はくろずんでいた
俺は心細いさむさを感じてゐた
夕方は地べたが空の方へ上つてゆくのだ
暗くなつて燈がともれば
俺のこころにも細々とした燈がともり
やみの中にめ入つてゆく
なまぬるい酒を口にふくんで
眼をつぶる
ああ
何処かしら遠いところで
俺のこころは温められてゐる
【中年キラー】痴女JK・結花タンを応援するスレだお【挑発娘】
毎朝電車の中で中年を挑発&刺激している、いけない女子高生、結花タンのlivedoorブログを
皆でヲッチするスレッド。
結花タンは平田薫似の一見爽やかな16歳。満員電車の中でオヤジリーマンと向かい合わせになり、
ブレザーの胸の膨らみを押し当てて挑発、ミニスカから伸びる太ももをオヤジの両足の間に入れて
玉&竿をさすり上げ、ブログの言葉を借りれば「オジサンがビンビンになるまで許さないもん」
というご無体な事をしています。ブログは説教オヤジと援交希望オヤジの書き込みで常に炎上中w
本人のミニスカ制服満載のフォトギャラリーもタマランチ会長!
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/auto/1196755537/
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:44:37 ID:YcYDD7UA
木偶に等しい青春時代
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 06:30:32 ID:zR1JzpBW
座像ですか?
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/04(金) 04:48:28 ID:+7Jmy4su
年々にわが哀しみは深くして
いよよ華やぐいのちなりけり
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/04(金) 22:01:19 ID:6+ekMEpT
こいつは時間がたっぷりあるぜ
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/06(日) 00:09:25 ID:egK/JvK/
えd
219 :
NOVA栗鼠:2008/01/07(月) 07:32:23 ID:Z24PliEE
みなごろし
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:15:37 ID:2diuzMFX
寝ろじゃい
寝ろじゃい
母は鬼
寝なきゃ 山まで捨てにゆく
ねんねんころり地獄まで
寝ろじゃい
寝ろじゃい
母は鬼
真赤な薊切ってきて
白髪に挿して見せにこい
本性まるだし 赤よろし
仮名は変体 ねんころり
ころりころりと みなごろし
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:00:30 ID:oESlEa4G
俺は最長記録を作る
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 22:57:49 ID:PuSkP1vW
在りし昔のことなれども
わたの水阿(みさき)の里住みの
あさ瀬をとめよそのよび名を
アナベル・リイときこえしか。
をとめひたすらこのわれと
なまめきあひてよねんもなし。
わたの水阿のうらかげや
二なくめでしれいつくしぶ
アナベル・リイとわが身こそ
もとよりともにうなゐなれど
帝郷羽衣の天人だも
ものうらやみのたねなりかし。
かかればありしそのかみは
わたの水阿のうらうらに
一夜油雲風を孕み
アナベル・リイそうけ立ちつ
わたのみさきのうらかげの
あだし野の露となさむずと
かの太上のうからやから
手のうちよりぞ奪(ば)ひてんげり。
帝郷の天人ばら天祉およばず
めであざみて且さりけむ、
さなり、さればとよ(わたつみの
みさきのさとにひとぞしる)
油雲風を孕みアナベル・リイ
そうけ立ちつ身まかりつ。
ねびまさりけむひとびと
世にさかしきかどにこそと
こよなくふかきなさけあれば
はた帝郷のてんにんばら
わだのそこひのみづぬしとて
臈(らふ)たしアナベル・リイがみたまをば
やはかとほざくべうもあらず。
月照るなべ
臈たしアナベル・リイ夢路に入り、
星ひかるなべ
臈たしアナベル・リイが明眸俤(もかげ)にたつ
夜のほどろわたつみの水阿の土封(つむれ)
うみのみぎはのみはかべや
こひびと我妹(わぎも)いきの緒の
そぎへに居臥す身のすゑかも。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 02:19:08 ID:gZ4d9D0w
たをやかに陪蓮(ヘレン)のきみは
古き代の尼夏(ニケ)の小舸にさも似たり。
波かをる海原しのぎうねうねと
さすらひの羸(みつ)れやつれし人のせて
ふるさとちかき水阿(みさき)かな
けながくも浮世の波にうらぶれの
われにしあればさく花のたけ髪きよき
昔たくみの面立や罔両(みづはめ)の女精の俤したはるる。
在りし日の希臘のひかり
また在りし羅馬のさかり。
眺めやる杳けきをちにまかがよふ
窗辺にいより彳める神の聖像(かたち)か
おん手には瑪瑙の燭のとぼしして
神の御国を天降(あもり)りけむ
あはれまた美神の俤しぬばるる。
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 23:49:19 ID:byFrAK62
つまづく石でもあれば私はそこでころびたい
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 01:30:38 ID:ujW8HVyj
よいしょと
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 03:29:46 ID:Y3e0YJ56
春の寒さに降る雨の 暮れていつしか雪になり
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 00:56:29 ID:o9AO3ut0
月を、
炎える月を
夜更けに一人で呑みこみます。
眼をつぶって、ぐっと呑みこみます。
夜を失った世の人々が、おどろいて
松明を振りかざしなだれ込んできます
やわらかな闇をもって
あなたも近づいてきます。
銀の懐刀できます。
ぼくは、自分の御腹を
あなたの刃先に静かにあてがいます。
ぼくは、やはり
あなたの影となって大地に横たわりましょう。
ぼくの傷口から
月が、夜空高くまた昇っていくときには。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 08:33:05 ID:AHeXRbRN
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 02:34:54 ID:G3QHobPb
原色の羽毛で全身を飾つた男が、使ひ古しの活字を拾つ
て、失はれた物語の何行かを、組み上げようとしてゐる
のが見える。物言ふ魔法の花が日に三度死人の指を喰つ
て成長するその物語。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/19(火) 00:51:13 ID:xErZojAp
天の闇なめらかにしてなめくぢの大群渡りゆきたる銀河
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 22:40:43 ID:KSU8Rb2c
n n
ヽ__( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
(___)
Ш Ш
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/27(水) 23:43:08 ID:iqVRkLFO
人凡てその愛するものを戮殺す、
万人これを聴くがよろしい、
苦渋の面で為るものがある、
阿諛の言葉で為るやつもあり。
夫れ小心の人、接吻もてこれを行ひ、
大胆の人、劒をもてこれをしも施す。
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/05(水) 01:13:26 ID:fJFJfLtX
あざらけき君子豹変また虎変
変りばえせぬ小人われら
あちめ おおおお おおおお おおおお
あめつちに きゆらかすは さゆらかふ
かみわかも かみこそは きねきゆう
きゆらかす
あちめ おおおお おおおお おおおお
いそのかみ ふるのやしろの たちも
かと ねかふそのこに そのたてまつる
あちめ おおおお おおおお おおおお
みたかまり いにまししかみは いまそ
きませる たまはこもちて さりたるみ
たま たまかやしすやな
あちめ おおおお おおおお おおおお
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/27(木) 22:50:03 ID:d9+eJ302
櫻のしたに人あまたつどひ居ぬ
なにをして遊ぶならむ。
われも櫻の木の下に立ちてみたれども
わがこころはつめたくして
花びらの散りておつるにも涙こぼるるのみ。
いとほしや
いま春の日のまひるどき
あながちに悲しきものをみつめたる我にしもあらぬを。
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/29(土) 03:13:24 ID:w3E6qfZq
涙があるだろう
今年も
涙ながらの歌があるだろう
固めたこぶしがあるだろう
大笑いがあるだろう今年も
あくびをするだろう
今年も
短い旅に出るだろう
そして帰ってくるだろう
農夫は野に
数学者は書斎に
眠れぬ夜があるだろう
だが愛するだろう
今年も
自分より小さなものを
自分を越えて大きなものを
くだらぬことに喜ぶだろう
今年も
ささやかな幸せがあり
それは大きな不幸を
忘れさせることはできぬだろう
けれど娘は背が伸びるだろう
そして樹も
御飯のおいしい日があるだろう
新しい靴を一足買うだろう
決心はにぶるだろう今年も
しかし去年とちがうだろうほんの少し
今年は
地平は遠く果てないだろう
宇宙へと大きなロケットはのぼり
子等は駆けてゆくだろう
今年も歓びがあるだろう
生きてゆくかぎりは
いなむことのできぬ希望が
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/05(土) 17:43:21 ID:Cds/vQY6
薄暮のさびしい部屋の中で
わたしのあうむ時計はこはれてしまつた。
感情のねぢは錆びて ぜんまいもぐだらくに解けてしまつた。
こんな古ぼけた暦をみて
どうして宿命のめぐりあふ暦数をかぞへよう。
いつといふこともない
ぼろぼろになつた憂鬱の鞄をさげて
明朝は港の方へでも出かけて行かう。
さうして海岸のけむつた柳のかげで
首なし船のちらほらと往き通ふ帆でもながめてゐよう
あるいは波止場の垣にもたれて
乞食共のする砂利場の賭博でもながめてゐよう。
どこへ行かうといふ国の船もなく
これといふ仕事や職業もありはしない。
まづしい黒毛の猫のやうに
よぼよぼとしてよろめきながら歩いてゐる。
さうして芥焼場の泥土にぬりこめられた
このひとのやうなものは
忘れた暦の亡魂だらうよ。
黄昏に佇むのは優しい希望
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/06(日) 00:44:33 ID:IguIiFCz
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:51:00 ID:GzReGCZP
人生は根蔕無く
飄として陌上の塵の如し
分散し風を逐って転じ
此れ已に常の身に非ず
地に落ちて兄弟となる
何ぞ必ずしも骨肉の親のみならんや
歓を得ては当に楽しみを作すべし
斗酒 比隣を聚めよ
盛年 重ねて来たらず
一日 再び晨なり難し
時に及んで当に勉励すべし
歳月は人を待たず
人生根もなくへたもない
道にさまよう塵あくた
時の流れに身をまかすだけ
しょせんこの身は常ならず
同じこの世に生まれりゃ兄弟
えにしは親より深いのだ
楽しいときには歓んで
友達集めて飲もうじゃないか
若いときは二度とは来ない
朝が一日二度ないように
生きてるうちが花ではないか
歳月人を待たないぜ
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/17(木) 23:38:16 ID:/p6tdmzQ
最貧県に生まれ
国家に見捨てられ
放置だ...
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/28(月) 01:18:04 ID:n0jEIbQd
君睡れば灯の照るかぎりしづやかに夜は匂ふなりたちばなの花
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/28(月) 15:03:34 ID:Va/LKOxK
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/30(水) 02:54:29 ID:TmhqGtzB
わたしはびらびらした外套をきて
草むらの中から大砲をひきだしてゐる。
なにを撃たうといふでもない
わたしのはらわたのなかに火薬をつめ
ひきがへるのやうにむつくりとふくれてゐよう。
さうしてほら貝みたいな瞳だまをひらき
まつ青な顔をして
かうばうたる海や陸地をながめてゐるのさ。
この辺のやつらにつきあひもなく
どうせろくでもない貝肉のばけものぐらゐに見えるだらうよ。
のらくら息子のわたしの部屋には
春さきののどかな光もささず
陰鬱な寝床のなかにごろごろとねころんでゐる。
わたしをののしりわらふ世間のこゑごゑ
だれひとりきてなぐさめてくれるものもなく
やさしい婦人のうたごゑもきこえはしない。
それゆゑわたしの瞳だまはますますひらいて
へんにとうめいなる硝子玉になつてしまつた。
なにを喰べようといふでもない
妄想のはらわたに火薬をつめこみ
さびしい野原に古ぼけた大砲をひきずりだして
どおぼん どおぼんとうつてゐようよ。
245 :
◆XERXES3EzA :2008/04/30(水) 17:10:13 ID:TmhqGtzB
。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/02(金) 04:34:29 ID:I2Dr89sU
ジャンプ漫画のタイトル組み合わせて面白い奴が優勝
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/01(木) 18:53:03.40 ID:tG2/j5mQ0
肉ジャガー
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/01(木) 19:21:15.90 ID:dZ115HHAO
>>38優勝
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/03(土) 08:20:53 ID:47Zyb24Y
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広をきて
きままなる旅にいでてみん
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/10(土) 16:34:11 ID:6GSrZ6K0
うら若草
陰毛のもえいずる春
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 00:28:08 ID:MYuWBdSO
なんぴとも一島嶼にてはあらず
なんぴともみずからにして全きはなし
ひとはみな大陸の一塊
本土のひとひら そのひとひらの土塊を
波にきたりて洗いゆけば
洗われしだけ欧州の土の失せるは
さながらに岬の失せるなり
汝が友どちや汝れみずからの荘園の失せるなり
なんぴとのみまかりゆくもこれに似て
みずからを殺ぐにひとし
そはわれもまた人類の一部なれば
ゆえに問うなかれ
誰が為に鐘は鳴るやと
そは汝が為に鳴るなれば
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 23:27:44 ID:MYuWBdSO
パリサイド・ホテル毛深き絨毯に足没す かくも父に渇き
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 17:08:44 ID:km/eujsw
s
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 21:38:09 ID:w4kuPzCm
貴(あて)によろふも
武辺の伊達、
くがねのさとを尋(と)めてむとや
うたくちすさみ
日かげまた
日向ひさしき旅寝なる。
さはあれど老い積みわたり
遉(さすが)にたけきもののふも
こころの上に暗翳(かげ)きざすめり。
地の指す方や
いづくに黄金の里と
おぼしきもの露だもなき。
はてはちからも
なえ果てけむ、たちもとほる
黒翳(かげ)なるものに邂逅(いであ)ひて
くがねの郷(さと)と世に伝ふるは
かげのきみ、
いづくならまし。
黒翳(かげ)いらへしは、
月界の
山さか越えて
死影(しに)の谿(たに)へといさましく
駒騎(の)り入るるすべもぞ佳(よ)き
げにげに黄金郷(くがねのさと)を尋(と)めてましかば。
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 22:50:33 ID:c4VdvYkQ
煙草くさき国語教師が言うときに明日という話は最もかなし
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 01:27:09 ID:Z3fGWVJ0
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ dj! dj!
今ならハイパーオレサマTime
好きにやるぜ!
…とりあえず………頭を洗おうか。ほと磨りガラス越しに見えた人影と今ならうのは…なめことそして、うらぶれた…
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:18:17 ID:AVoPHuya
蝸牛匍ひまはる泥土に、
われ手づからに底知れぬ穴を掘らん。
やすらかにやがてわれ老いさらぼひし骨を埋め、
水底に鱶の沈む如忘却の淵に眠るべし。
われ遺書を厭み墳墓をにくむ。
死して徒に人の涙を請はんより、
生きながにして吾寧ろ鴉をまねぎ、
汚れたる脊髄の端々をついばましめん。
あゝ蛆蟲よ。眼なく耳なき暗黒の友、
汝が為めに腐敗の子、放蕩の哲學者、
よろこべる無頼の死人は來れり。
わが亡骸にためらふ事なく食入りて、
死の中に死し、魂失せし古びし肉に、
蛆蟲よ、われに問へ。猶も惱みのありやなしやと。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 15:43:34 ID:lSos60NU
曰
| | ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ__丶(〃´Д`)_ < アルベニスなんかも演ったのかな?マメ
||八||/ .| ¢、 \__________
_ ||海||| | .  ̄丶.)
\ ||山||L二⊃ . ̄ ̄\
||\`~~´ (<二:彡) \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 23:52:15 ID:sHgLrZf2
われは過ぎ去りし太古の世の君王にやあらむ。
其國の都は海の底に沈みて音もなし。
黒がねの聲なき鐘も過ぎにし世には幾たびか
響も高く幾代の春を告げわたりしに。
われは幾代のむかし消え失せし
あまたの妃の名をもしりたりけむ。
そは静けき夜半に散り失せし
萎れたる花にも似たりけり。
わが尊き寶を積み載せし重き船
沈みて行きし果はいづこぞ。
その時よりして我は波の底深く寶を探る
狂へる人とこそはなりにけれ。
そのむかし我に従ひし夥多の蠻民
空高くわが勝利を叫びてわが為に黒き喪の旗を、
都に立てし其の過ぎし世の光榮を、
何故にわれは今また見むことを願へるや。
今われは冷なる眼に、
月の光を望みて、劍を片手に、
大空に我名を留めむものと、
次の世の來るを待ちつゝあるか。
さはさりながら勝利の望み、
今わが胸は幽憤の思にふさがれたり。
移り行く代々の勝利。我は既にいくたびか、
あらしに消ゆる喇叭の聲を聞かざりしか。
過ぎにし幾代の春を告げたりし黒がねの鐘の聲。
今その鐘は沈みていづこに在りや。
我こそは實に、その國の都は海の底に沈みて聲もなき
過ぎにし太古の代の君王なりけれ。
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/13(金) 22:18:48 ID:en/Vva20
上がらなかったのでもう一度
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/13(金) 23:24:17 ID:aXa3eFv4
ラグビーの頬傷は野で癒ゆるべし自由をすでに怖じぬわれらに
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/19(木) 01:32:09 ID:HDzt4oGG
ああ六月
日の光みなぎる下を
私はのがれて發つ
空は紺に昏み
紺に染まる地の眞紅の一莖
常夏の花に愛しまれ
たちまち過ぎる夏
あやまちの夏
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/20(金) 00:23:51 ID:wGuaZC23
大方の日かげにいとふみな月の
空さへをしきとこなつのはな
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/20(金) 03:30:32 ID:yzNUUKJY
かなしみは
ひとつの果実
掌の
上に熟れつつ
手渡しもせず
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 14:48:01 ID:rPW1mTwe
恐れを抱くがヒトと云うもの
恐れは弱さ 弱さは孤独
孤独は寂しさ 寂しさは嘆き
嘆きは苦しみ 苦しみは憎しみ
憎しみは醜く腐り 静かに残る
いつまでも奥底に 密かに沈んでる
雨音を聞きながら
そんなことを考えてた
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 16:27:25 ID:fklgVtUS
縮れた頭髪に
金盞草の花輪を飾り
ソロモンの祭礼をみるも
我が脳髄の栄華はより重し
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 17:03:52 ID:hrFpfanT
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないなと
ピンポンダッシュをする気持ちを思い出し
通りすがりにちらりと覗き
彼方の百万光年を飛び去る気分
もうそろそろ四十肩
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 21:06:54 ID:XgAvjg40
稀代の性格異常者にして変態性欲者の「長谷川櫂=長谷川隆喜」について一言。
子供の頃から劣等感の塊で、他人を中傷することしか知らぬ
無下の田舎者。肥満児のうえ歯列矯正に失敗した化け物ヅラ。
臆病無比の下賤なウジ虫。生きる価値無き変質者、カネに汚いケチな
朝鮮部落民。無知無教養でおぞましい業病患者、何一つ取り柄のない
クズのクズ、下の下。子供からさえ侮蔑されて恥じない卑屈、醜怪極まりない
痴呆同然の出来損ない!
東海大に巣喰うコヤツめが一刻も早く叩き殺されることを冀う人は多い筈である。
棲息価値絶無の穢らわしい長谷川チョンが誰か心ある人によって抹殺されるように!
この北朝鮮産のグロテスクな化け物は、短歌の何たるかさえ全く理解出来ない痴呆でありながら
讀賣新聞社に潜り込んだり、東海大学という最底辺の学校で「教員」に雇われたりしていた等と
聞くが事実なんだろうか?
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/29(日) 12:48:12 ID:s69O6pPb
遺憾ながら事実らしい。
コイツが我が国の伝統や美風を穢してまわって居るのを
一体いつまで我慢しなければならないのだろう。
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/29(日) 22:56:35 ID:m4mTkSA9
限りなく引つづく雨の絲
ひろき獄屋の格子に異らず、
沈黙のいまはしき蜘蛛の一群
來りてわが腦髓に網をかく。
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/30(月) 01:57:54 ID:2SfvM/I5
剥製の鷹ひっそりと冷えている夜なりひとり海見にゆかん
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/03(木) 17:14:52 ID:ORO3X3uh
(゚Д゚≡゚д゚)
あおしそら へだたりしから とおきくう
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/03(木) 21:52:49 ID:vNh75IfK
エーライヤッチャ
エーライヤッチャ
ヨイヨイヨイヨイ
♪ /i /i /i
♪ ∠_ノ ∠_ノ ∠_ノ
〈(・∀・)ノ・∀・)ノ・∀・)ノ
`└i==|┘i==|┘i==|┘
〈 〈 〈 〈 〈 〈
 ̄  ̄  ̄
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:08:28 ID:xvrYuQrY
時々おれの死んだ心が夜の中で
一つの古い甲冑が鳴るように叫ぶ
あの薔薇色の桜の樹の時代を想い起す
既に一つの習慣として悲歎する
君の名を一つの去り行く雲の上に書く
君が歌っていた柳のある一つの牧場を眺める
またおれは眼を時々開く
近視眼の錣戸のうしろで
海洋のほとりにある持主のわからない貸別荘のように
立っても
座っても
三時でも
十五時でも
夕刊
朝の夢
賛成不賛成
精進と酩酊
昨日
今日
おれは君のみ思う
鉄も鉛も
恋ほどそんなに重くない
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:18:00 ID:xvrYuQrY
血を吐きし病は遠き夏木立 既往の夢は癒ゆることなく
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 01:23:37 ID:qRIqmbd4
朝風にいま開け放つ通夜の窓
屍の上に夏立ちにけり
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/15(金) 00:07:23 ID:9Ve0NKKa
眠り鼠をティーポットに押し込め!
わが無為にして過ごせりと思う一年に彼が為せしもこの程度のことか
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/30(土) 23:59:39 ID:IL4yfITe
長谷川厨之馬鹿賛江
北山に鴟あり
其の翼を潔くせず
飛ぶに正しく向かわず
寝ぬるに定まれる息あらず
飢うれば則ち木に攬み
飽ければ則ち泥に伏す
饕餮ること貪汚にして
臭腐をも是食らう
腸に填つれば嚥嚢に満たし
嗜欲極まりなし
長く鳴きて鳳を呼び
謂う鳳に徳なしと
鳳の趣く所は
子と域を異にす
永く此れより訣れ
各自努力せん
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/10(水) 01:11:37 ID:1S8JkowM
混乱した騒音、茫漠とした光。
新たな一日が始まる。
薄暗い一室で
二人の身体が横たわっている。
ぼくは頭のなかの
他に誰もいない平原で道に迷う。
もはや数時間が朝の剃刀の刃を研いでいる。
だがきみはぼくの脇で息づいている。
きみは深くて遠いところで
動かずに流れていく。
きみのことを思っても近寄れず、
ぼくの眼できみに触れ、
ぼくの手できみを眺める。
夢がぼくらを引き離し
血液がぼくらをつなぎ合わせる――
ぼくらは心臓の鼓動の川だ。
きみの瞼のしたで
太陽の種子が熟れる。
世界は
まだ実在せず、
時間がためらっている――
確実なものは
ただきみの肌の熱だけだ。
ぼくはきみの呼吸のなかに聞く
存在の潮流の音、
忘れられた原初の音節を
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 00:41:37 ID:bFVvHNze
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 19:43:54 ID:Yeh1/eEC
化石のなかを
名もない鳥がいつまでも飛んでいる。
けっして地上に戻ろうとしない一羽の鳥。
ぼくの涙も
現代の地層の、どこかの空の下で
一つの宝石として輝くだろうか。
そして、ぼくの死
その死に向かうぼくの眼は、
自ら燃え尽きることを望む地上の星たちよ。
化石のなかを
いつまでも飛びつづける
あの無名の鳥をみたまえ。
永遠に死ぬということは、もはや死ではない。
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 02:30:47 ID:/cap5LK2
鍵穴を失いし鍵にぎりしめ家を巡りてさまようは誰
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 04:02:01 ID:0r/ciUOP
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/19(金) 18:11:43 ID:PPDc0W8z
みっけ!Ψ(`∀´)Ψケケケ
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/24(水) 01:37:09 ID:4gN/Q0+5
かなしみに驕りおごりてつかれ来ぬ秋草の中に身を投ぐるかな
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/24(水) 20:30:04 ID:bZrdsxuI
test
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/25(木) 01:41:00 ID:XpWn6oml
お前らは勝ち組だ!俺は負け組だ!
今日総理大臣が
がが
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/27(土) 09:57:51 ID:95NehK3W
誰も居ないなんてあるかい
夜空にたった一つの星だけが輝いているとしたら
それはその星に理由があるではなく
単なる水蒸気のきまぐれさ
目を閉じてよく見れば、その星の周りにもたくさんの星が輝いている
次のレスまで息止める
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/12(日) 17:56:48 ID:3NOs2qsk
愛は生くるかぎりの罰と夕映えのわれのふとももまで罌粟の丈
昨日殺されたこの馬は、狼どもが首の辺りを喰い散らし、肉片が
長く千切られて、赤いリボンの房をつけ今なお騎馬行列に向かうかの
よう。
毎晩月が空を蒼白に染める頃、この骸骨は魔女を乗せて飛び去る
だろう。魔女は踵につけた尖った骨で拍車を入れ、北風は虚ろな脇
腹に吹き込んで、オルガンのように鳴るだろう。
そして、もしもこの人気の無い時間に、どこかの墓地で眠らぬ目
が開いていれば、星空のこの光景に恐れをなして、忽ち目を閉ざす
だろう。
もはや月も片目をすぼませ、慓える蝋燭のように、もう片方の目
の光では、池の水をなめている瘠せた放浪の犬を照らすのみ。
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/02(日) 02:51:16 ID:7k2hTzu7
人は己れの印を貨幣に刻む刻印機、スペイン金貨には皇帝の、メ
ダルには法王の、贋金には気狂いの、刻印がある。
私は自分のメダルに人生というこの賭の印を刻もう、そこでは
我々は常に負け続け、その揚句、悪魔が賭け手も緑の敷物も全
て巻き揚げて行ってしまう。
皇帝は隊長たちに命令を書き取らせ、法王は教徒に教書を与え、
そして狂人は一冊の書物を書く。
此処にある私の書物、註釈者がその註釈で曇らせてしまう前に、
私が書いたままに、そして読者はありのままに、読むべき書物であ
る。
しかし今の日には全く知られぬつましい仕事、この苦しみに満ち
た頁が、過去の偉大な詩人に更に光を加えようとは思われない。
春の巡るたび毎に、ゴチック式の城や僧院の窓辺に、においあら
せいとうは咲こうが、吟遊詩人の野薔薇は色褪せよう。
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/03(月) 10:02:07 ID:PzgPJBwv
スレに良経見かけたから、俺も。
<この里は雲の八重たつ峯なれやふもとにしづむ鳥の一声>
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/03(月) 16:25:32 ID:z2CZ9QH5
痕跡は
ことごとく消えた
なにが
生きた日日の名殘
霜枯の
薄が白髪のやうに
もつれ
それが唯一の面影
確かに
見たと誰に語らう
證據を
誰にことづけよう
草紅葉
それが血の痕だと
月の雫
それが涙の露だと
皆僞り
僞りで固めた心の
けしき
見し秋をなにに殘さむ草の原一つに變る野邊の景色に
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/03(月) 16:48:46 ID:PzgPJBwv
イミテーション歪む真珠に長き時ピラトの真理思ふばかりぞ
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/04(火) 00:46:03 ID:4z9mqNUN
人の心の底に湛へる蒼い海がある
たちまち引潮となるにがい海
荒れた干潟が鈍色に光り
貝の屍骸の轉る墓原
何にならう今更
幻の陸奥の
心の海を
尋ねて
戀は
終
尋ね見るつらき心の奥の海よ潮干の潟のいふかひもなし
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/04(火) 21:37:11 ID:GAIK0j64
奥山をもみぢ踏み分け来たるらし群れなす屋根の猿丸大夫
わが屋戸の寂しさ笑ふ宴かな屋根の上騒ぐ猿丸大夫
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/09(日) 00:37:43 ID:l5rA/DlI
もう一度生れるなら
私は獏になりたい
人の夢を食つて
木にぶら下る
夢さへない
あなたなどは
二度と愛しない
洗ひ濯ぎに暮れて
花も見ず月も眺めず
子供さへ生ませて
もらへなかつた
だから時時は
獏を身籠り
禍禍しい夢を
ひそかに生んだ
あなたの知らない
月日こそ私の隠し子
夢の世に月日はかなく明け暮れてまたは得がたき身をいかにせむ
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/09(日) 23:22:11 ID:id7ThIox
酔ひ伏すも笑ふなかれとなきやまじこれやこの聲蝉丸あはれ
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/10(月) 23:21:06 ID:lp67ouer
葡萄の美酒 夜光の杯
飲まんと欲すれば 琵琶 馬上に催す
酔うて沙上に臥す 君笑う莫れ
古来 征戦 幾人か回る
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/11(火) 00:15:28 ID:AxrbRUJV
火酒飲めど酔ひて酔はざる君知りぬ果てなき征戦バグダッドの夜よ
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/11(火) 11:38:37 ID:AxrbRUJV
大和魂!と叫んで
日本人が肺病やみのような咳をした
大和魂!と新聞屋が云う
大和魂!と掏摸が云う
大和魂が一躍して海を渡った。
英国で大和魂の演説をする。
独逸で大和魂の芝居をする。
東郷大将が大和魂を有っている。
肴屋の銀さんも大和魂を有っている。
詐欺師、山師、人殺しも大和魂を有っている。
大和魂がどんなものかと聞いたら、大和魂さと答えて行き過ぎた。
五六間行ってからエヘンと云う声が聞こえた。
三角なものが大和魂か、四角なものが大和魂か。
大和魂は名前の示すごとく魂である。
魂であるから常にふらふらしている。
誰も口にせぬ者はないが、誰も見たものはない。誰も聞いた事はあるが、誰も遇った者がない。
大和魂はそれ天狗の類か。
夏目漱石<我輩は猫である>より
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/11(火) 11:55:40 ID:AxrbRUJV
やまとは國のまほろばたたなづく青垣やまごもれるやまとしうるはし(倭建命)
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/11(火) 16:12:27 ID:AxrbRUJV
いつも其処にどうしようもない俺がいた
まぶたを閉じれば顔を撫でる闇
静けさのおとずれと深い一日の疲労感
これが<私>の全てだ
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/12(水) 02:43:51 ID:ZkZh2WeW
四十年歩み疲れてわが影の地に倒れ伏し起きむとはせず
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/12(水) 08:22:57 ID:aChIulcR
この世をば我が世とし思ふ人もがな欠けたる月もみちぬとながめ
↑短歌スレへ行ったら
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/12(水) 12:18:37 ID:aChIulcR
このスレに篭りみこもり引きこもり今はたいでじ月のかも
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/12(水) 13:11:10 ID:aChIulcR
けふ死なむ明日死なむとて死にもせで花の下にて墓穴をば掘らむ
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/13(木) 00:57:07 ID:fscLg4Ij
舗装道路の尽きるところに、避病院めく建物があり、そ
の建物の裏側は運河になつてゐて、今しがた三角の帆を
拡げた舟が夢のやうになめらかに通り過ぎた。わたした
ちが、わたしが、鎖を引きずるやうにして足を運べば、
粉雪が(あるいは粉雪の幻?)無数の振鈴の音と共に散
りかかり、あらゆる不安と衝迫から、わたしたちを、わ
たしを、つかの間にせよ自由にしてくれようとするの
だが、折も折、運河の向ふ岸、すでに雪でまだらになつ
た石畳に並べられている何やら灰色のものが目に入つて、
わたしたちは、わたしは、またしても理由のさだかでな
い怯えと焦りにかられ、足どりを出来る限り速める。
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/13(木) 19:55:44 ID:/aJGZn+2
別邸の暖炉も消えて詩人去りカムチャツカには粉雪ぞ降る
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/16(日) 00:11:19 ID:nyTmMDyd
くちびるかんだお七には くやしなみだがはらはらと
どうせあたしはズベ公で ただかりそめのたわむれを まに受け とんだ浮かれ鳥
恋からさめた男には いつでも帰る家がある
家という名の人生が 書物が 理想が 観念が・・・
だけどあたしに何がある?
あなたの他に 何もない
遠くかすかに 夜火事が見える あれはうつつか まぼろしか
消防自動車サイレンならし 風のゆくえを追ってゆく
だましたひとを恨むより 信じたあたしを笑いましょう
どうせあたしは新宿の 口紅無宿のズベ公で 身のほどすぎた恋でした
どうせ死ぬなら 焔の中で 二人焼かれて死にたいものを
あなた国会 あたしは酒場 なかを小雨が降りしきる
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/16(日) 01:00:10 ID:fKVhS6fs
ぬばたまの真珠にあらねど新宿の眠らぬ月下にビル群はあり
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/16(日) 01:16:01 ID:fKVhS6fs
ハンセンの西部仕込みのラリアットおもひ知れとや別れのメールに
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/16(日) 01:33:23 ID:nyTmMDyd
十七娘の殉情が めらめら燃ゆる恐ろしさ
テレビ見ながら狂い出し 吉三呼ぶとも 目はうつろ
バアのマッチでかたわらの ガソリン缶に火を放つ
小雨のなかの強風に 悪魔も笑う 火のいろは
あかい夕日の色となる あっと言うまもあらばこそ
立看板に燃えついて たちまち炎の海となる
「燃える燃える、あたしの恋が町を焼く」
焔の中で泣きながら 両手ひろげて つばさのように
吉三恋しやいとおしや
すでに狂って泣き笑う 大革命のその前夜
あわれ女の性にして 落ちる血の池 火の奈落
いま国会は火のなかで 阿鼻叫喚の乱戦の
ところも同じ東京に 恋のお七の 狂い火事!
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/16(日) 01:45:11 ID:fKVhS6fs
天の原わたの原とは睨めっこその争いにハラハラドキドキ
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/16(日) 01:54:16 ID:nyTmMDyd
焔のなかで見る夢の 花嫁衣裳は火事の色
あかい真赤なうちかけに まとい模様のかんざしと 焔の心を持ってゆく
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/16(日) 08:20:19 ID:fKVhS6fs
風騒ぎサイレンの音聞こえれば放火魔の空紅蓮にぞ燃ゆる
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/17(月) 00:22:02 ID:M88I3CWV
天の闇なめらかにしてなめくぢの大群渡りゆきたる銀河
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/17(月) 08:30:22 ID:Bw9tlnfc
苛立ちぬ全て此の世のことごとにそして頬張る菓子パンの味
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/17(月) 08:58:15 ID:Bw9tlnfc
望みなくわが生涯は続くかなつくづく思ふ馬鹿だな俺は
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/17(月) 21:32:40 ID:Bw9tlnfc
敗残の夜明けの空に投げつけるかつて見し夢タバコの吸い殻
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/17(月) 21:48:02 ID:Bw9tlnfc
うねる線知性の鏡の砕けては<室内装飾>終はり知らずも
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/17(月) 22:32:47 ID:Bw9tlnfc
泡沫を夢見る世代よおさらばだみなくれてやる金も憎しみも
326 :
上野朽目:2008/11/18(火) 12:19:00 ID:/uO3z+mZ
↑
上の五つのヘボ歌書いた者です。
此処に書くのもブログに書いてみるのも、誰も読まないのは一緒かなと思って、調子に乗ってブログを始める事にしたっス。
何気に楽しかったです。またいつか遊びにきます(笑)!
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/19(水) 00:26:21 ID:iM8i96G9
リヒャルト・シュトラウスの『四つの最後の歌』は好きだがな
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/01(月) 11:16:05 ID:ND54IWIt
船長 「マダム、漸く御所望のインドに着きました。まずは岸の様子をご覧下さい」
(望遠鏡で港を眺めた後、怪訝な面持ちで)
ド・ベリール公爵夫人 「あれがインドなの?」
船長 「御意」
ド・ベリール公爵夫人 「船長、すぐフランスへ引き返してちょうだい」
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/02(火) 15:34:27 ID:imGa1Hn7
創価学会にはストーカーマニュアルがあってうろつきや盗聴方法について細かく指示されている
うろつきについては「子供が襲われないように地域の安全のためにパトロールしましょう」だそうだwww
盗聴については「たまたま自分の家が盗聴されてないかどうか調べてたら声が聞こえてきて
子供の安全のためにこれからはこれを利用してみんなで盗聴しましょう」だそうだwww
この言い訳使ってたらまず創価学会に間違いないし他の言い訳使ってんなら創価学会じゃない可能性が高い
熊本隆談www
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/18(木) 19:44:59 ID:kmAcjhCj
さめやらであはれ夢かとたどるまにはかなく年の暮れにけるかな
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 00:01:46 ID:tGylZX3i
年暮れて我が世ふけゆく風の音に心の中のすさまじきかな
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 01:20:02 ID:Vr6YdWF2
空は本
それをめくらん
ためにのみ
雲雀もにがき
心を通る
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 04:11:17 ID:tGylZX3i
半世紀もかかってようやく見えてきた明晰な法則がある
つまり人生においては何事も
等比級数的に進行するということ
(碁盤の一つの目に一粒の米 二つ目に二粒 三つ目に四
粒 順次倍の米粒を置いてゆけば 全部でどれほど莫大な
量になるか 知らされたときのあの王様の愕き・・・)
気がつくとわたしは振り落とされまいとして
回転を速める地球にしっかりしがみついていた
夜と昼に染め分けられた髪をふりみだして
(そのくせ片手で賽をもてあそんで)
ころがりながら日めくりのようにめくられて
みるみるやせてゆくキャベツ
かつてはこの星もたっぷり水気を含んでいた
(今では死語に属するすべてのもの たとえば あけぼの
まなざし ほほえみ が未だ徴候であったころには)
さよう 何事も等比級数的に進行するのです
そしてさらに四半世紀
カラカラと音たててまわる頭蓋の中空に
収縮しきった脳髄が静止するだろう
真白い台風の眼のように
すべては決着をみるだろう 振られた賽が
ころがって 黒目をむいて
立ちどまるまでのあいだに
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 07:04:28 ID:8XAgyrSm
モナモナ
モナーのあそこ
ピンピンだ
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/09(金) 19:21:29 ID:397ITPMr
降ればかく憂さのみまさる世を知らで荒れたる庭に積もる初雪
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/19(月) 23:14:11 ID:eZ5BGJCI
うすももいろの瑪瑙の香炉から
あやしくみなぎるけむりはたちのぼり、
かすかに迷ふ茶色の蛾は
そこに白い腹をみせてたふれ死ぬ。
秋はかうしてわたしたちの胸のなかへ
おともないとむらひのやうにやってきた。
しろくわらふ秋のつめたいくもり日に、
めくら鴉は枝から枝へ啼いてあるいていつた。
裂かれたやうな眼がしらの鴉よ、
あぢさゐの花のやうにさまざまの雲をうつす鴉の眼よ、
くびられたやうに啼きだすお前のこゑは秋の木の葉をさへちぢれさせる。
お前のこゑのなかからは、
まつかなけしの花がとびだしてくる。
うすにごる青磁の皿のうへにもられた兎の肉をきれぎれに噛む心地ににて、
お前のこゑはまぼろしの地面に生える雑草である。
羽根をひろげ、爪をかき、くちばしをさぐつて、
枝から枝へあるいてゆくめくら鴉は、
げえを げえを とおほごゑにしぼりないてゐる。
無限につながる闇の宮殿のなかに、
あをじろくほとばしるいなづまのやうに
めくら鴉のなきごゑは げえを げえを げえを とひびいてくる。
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/23(金) 22:55:43 ID:JffEI4Pk
沈黙の池にスレひとつ浮き上がる♪
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/24(土) 14:49:07 ID:IGj8W9EO
みつめればみつめるほど深い穴のなかに、
凝念の心をとかして一心にねむりにいそぐ僧侶、
僧侶の肩に木の葉はさらさらと鳴り、
かげのやうにもうろうとうごく姿に、
闇をこのむ虫どもがとびはねる。
合掌の手のひらはくづれて水となり、
しづかにねむる眼は神殿の宝石のやうにひかりかがやき、
僧侶のゆくはれやかな道路のまへに白い花をつみとる。
底のない穴のなかにそのすみかをさだめ、
ふしぎの路をたどる病気の僧侶は、
眼もなく、ひれもなく、尾もあぎともない
深海の魚のすがたに似て、
いつとなくあをぐろい偏平のかたまりとなつてうづくまる。
僧侶のみちは大空につながり、
僧侶の凝念は満開の薔薇となつてこぼれちる。
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/29(木) 23:23:03 ID:S2yZrNcx
真夜中にガバリとあがるスレがある
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/30(金) 01:45:48 ID:m+g2fUCo
ガッポリガッポリ ガバリトガッポリ ヨ〜イトナ ヨイヨイ
二月の驟雨硝子打つとき青年の浴後やさしき煙色のひげ
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/02(月) 00:17:48 ID:5AqsQ+jl
ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ
われ等の恋が流れる
わたしは思い出す
悩みのあとには楽しみが来ると
日も暮れよ 鐘も鳴れ
月日は流れ わたしは残る
手と手をつなぎ 顔と顔を向け合おう
こうしていると
二人の腕の橋の下を
疲れた無窮の時が流れる
日も暮れよ 鐘も鳴れ
月日は流れ わたしは残る
流れる水のように 恋もまた死んで逝く
恋もまた死んで逝く
生命ばかりが長く
希望ばかりが大きい
日も暮れよ 鐘も鳴れ
月日は流れ わたしは残る
日が去り 月が行き
過ぎた時も
昔の恋も ふたたびは帰らない
ミラボー橋の下をセーヌ河が流れる
日も暮れよ 鐘も鳴れ
月日は流れ わたしは残る
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/03(火) 08:25:22 ID:OrdQg3sM
セーヌ河ゆらりゆらりと鯉のひげ
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/04(水) 10:29:54 ID:0X1AlCqv
こいちがい
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/04(水) 23:31:33 ID:0X1AlCqv
愛などと言はず抱きあふ原人を好色と呼ばぬ山河のありき
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/05(木) 09:40:29 ID:vkSwHdmE
原人である前に 炎であったから
炎である前に ヒトであったから
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/05(木) 22:56:47 ID:m+624XOr
火の剣のごとき夕陽に跳躍の青年一瞬血ぬられて飛ぶ
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 09:54:48 ID:Ezx8Qp4l
陽のあたたかさを握る スレ上げてみる
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:35:10 ID:fELqao+P
海がある、
お前の手のひらの海がある。
苺の実の汁を吸ひながら、
わたしはよろける。
わたしはお前の手のなかへ捲きこまれる。
逼塞した息はお腹の上へ墓標をたてようとする。
灰色の謀叛よ、お前の魂を火皿の心にささげて、
清浄に、安らかに伝道のために死なうではないか。
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 01:01:02 ID:oCdcLAWn
淡紅の野火はまむしの巣を過ぎて愛に死すてふその絵空事
350 :
♪:2009/02/19(木) 07:24:11 ID:YjBAgH4s
メビウスの輪の六月は渚ゆく
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 10:51:10 ID:XP0QX9kb
ウッス!スレの輪上がる如月
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 01:07:09 ID:/MVgk8Iu
さはれ 勇武の帝シャルルマーニュ いまは何處。
語るも詮なきことなりと 如是觀ずれば、
現世 一切 夢幻也。
死を まぬかるる術もなく
抗ふ手段も更になし。
さまらばれ なほ借問す、
ベハーニュの王 ランスロオ
いまは何處ぞ。その祖父の君また何處。
さはれ 勇武の帝シャルルマーニュ いまは何處。
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 11:43:56 ID:OdlZS/B7
一人では虚しい
二人では恥ずかしい
三人では撮影だ、ポルノかな
4人がひょいと来て麻雀
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 03:34:42 ID:zKBGGiHq
五人囃子の笛太鼓 今日は楽しい雛祭り〜♪
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/06(金) 22:43:14 ID:z75USG4v
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/12(木) 22:45:20 ID:rVtiZuaA
いくらむすび直してもほどける
すべすべしたひも
首吊り用にもならないひもを
くずかごにほうりこみ
コーヒーサイフォンのなかに
焦茶色の竜巻を起させるとしよう
いくら数え直しても
あなたの肋骨とわたしの肋骨とは数が合わない
余った一本はポチに投げてやって
この物語は御破算にしよう
手垢のついたタブラ・サーラに
似ても似つかぬ自画像でも描こう
珠の足りないそろばんは
子供のおもちゃにやってしまって
さて配当を待つとしよう
ロバをつなぐために立てた杭は
雨にうかうかと芽を吹き
森では株主総会が開かれる
古人曰くすべては回帰する
あわてず坐っておればよいと
そろばんのローラースケートに乗って
子供たちは迅速に通りすぎる
坐っている室内の静物
彩色されたからっぽの壺に
じわじわと唾液がたまる
しめった掌の葉脈がひろがる
落城する古代都市のように
シガレットの先から崩れ落ちる灰
刧掠される口紅 そしてするすると
くずかごから脱走するひも
冬眠からさめて
ぐんと丈ののびた若い蛇
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/14(土) 14:49:40 ID:ha3OVpfG
↑この詩人こういう手軽なメタファはうまいよね
ダジャレはおおむね下手だけど
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/14(土) 15:25:26 ID:HbeUK5zI
>>357 技巧に走り過ぎているな。こういうのが一番ダメな例。
357は何冊も詩集だしてるプロの詩人の作品
写してもいいけど出典ださなきゃ
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/14(土) 17:52:20 ID:uS2OKmbj
[217]Tango[sage] 2007/05/25(金) 15:50:01 ID:hTDWeFGi
AAS
多田智満子は確かに、
翻訳>>>エッセイ>>>>>>>>>詩歌
て感じだね。
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/20(金) 23:41:04 ID:EzX6H/cN
ひた走る君の耳にも日は昇る思いの寂寞むぎわら帽子
君の耳 むぎわら帽子 わがことば
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/23(月) 16:03:32 ID:AKGQ1PVa
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/23(月) 16:32:56 ID:KtYZaP+q
ずぶぬれてニャンころ
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 17:06:00 ID:MKrXMrdS
344も春日井健じゃん
出典書いてね
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:13:07 ID:tEdoSCUq
出典厨乙。調べればわかる、落書には不要(笑)
生理中のFUCKは熱し血の海をふたりつくづく眺めてしまう 林 あまり
整理中 蒼き知の海 桜貝
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 20:42:36 ID:EU+1TPEb
(゚Д゚≡゚д゚)イナイナ?
菜の花や 月は東に 人はきた
菜の花や月ゆっくりと誰の影?
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 19:29:54 ID:h/k+QdxL
菜の花やすみれやぼけやチューリップ
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 02:06:05 ID:P9Frx1Ph
(゚Д゚≡゚д゚)
もらうものはもらい、取れるものは取り、くれないものはねだる、この3つが宮仕え
の秘訣さ ボーマルシェ
ここは俺の蔵だから、御意見無用!
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 11:37:32 ID:qFbhNKI6
かっこう かっこう 母さん訪ねて鳴いたけど
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/21(火) 00:56:56 ID:CSHrCOn4
どら
のうもぼたや のうもたらまや のうもそうきゃ たにやた ごごごごご
ご のうがれいれい だばれいれい ごやごや びじややびじやや とそ
とそ ろーろ ひいらめら ちりめら いりみたり ちりみたり いずちり
みたり だめ そだめ とそてい くらべいら さばら びばら いちり
びちりりちり びちり のうもそとはぼたなん そくりきし くどきや
うか のうもらかたん ごらだら ばらしやとにば さんまんていのう
なしやそにしやそ のうまくはたなん そわか
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/25(土) 04:04:58 ID:aUt5nXNd
それはおそろしいことだった あの可哀そうな仔牛
つい今しがた屠殺場へ索かれながら しきりに抗い
小さな 悲しい村の鼠いろの壁のうえに雨の滴を舐め
ようとしていた
おお神様!柊の路の友だちであるあの仔牛は あん
なにやさしそうな あんな善良そうな姿をしており
ました
おお神様!この上なくご親切なあなたさまに どう
か仰しゃって頂きたいのでございます わたしたち
はみんな赦されるものであると
そして いずれあの金色をさた天国へ行けば そこで
はもう美しい仔牛の殺されるようなこともなく
わたしたちはもっと善良になって
彼らの小さな角のうえに わたしたちの花を飾るであ
ろうことを
おお神様!どうか仔牛が刃物をうけますとき
あまり苦しまないてすみますよう
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/30(木) 22:30:16 ID:nO5w9hMj
牛もうもう次は神に生まれたし
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/01(金) 17:57:01 ID:cspjB/Rx
見ずやきみ牡牛の神の直立ちて芹川わたる夜の春の霜
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/16(土) 01:10:26 ID:ME7FsE4U
愛戀にもとより遠きはる昏れて華燭の鐘の盗まるる唄
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 23:12:17 ID:6HqIZ+R3
火を啖うのはたれか
風と奔るのはたれか
ひくひくする心臓を 手の中で
ひき裂くものはたれか
緑におおわれた森を 吹雪の森に
愛の巣を たちまち 不毛の草むらに
変えるのは たれか
狼 あのすばやい闇
飢えた脇腹に 火を啖い
一筋一筋かがやく千の毛ごろもで 風と駆け
火打ち石の歯と爪を ぬくい血にひたす
狼 冬の精霊 骨の粉の目つぶし
氷れる息で 若い森を死の森に
炎の目を泥の目に 変える
たれは太陽だよ。多分
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 18:02:06 ID:69QWzHGo
たれはエバラ
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 00:44:44 ID:2qoGEoZ7
チュレーの王はその昔
契りし誓いをたがわじと
慕いし姫のなき後は
形見に残る杯を
夜ごと日ごとに打まもり
尽きぬ涙に暮れ給う
この君やがて年を経て
世をつぐ人にもろもろの
身にある宝を譲りしが
杯のみはなおも手に
多くの殿を呼び集め
海にのぞめる館にて
名残の酒盛なし給う
一息のみて欄干に
君は立ち出で杯を
海に投れば忽ちに
潮湧き立ち 杯は
海の底にぞ沈みける
波は程なくおさまりて
海は静けくなりけるが
君が面に色は失せ
世になき人となりにける
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 07:29:50 ID:fCmgQhEO
イルミナティー
皆で茶飲みへん?
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 04:14:54 ID:PP0Aho2Q
つ旦
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 20:28:15 ID:Wd7I525U
大学まえの一軒の荒物屋の店さきに吊してあつたのだ
金五銭だつたのだ
襟にさすわけにもいかなんだ
腰にさすのもはばかられた
おれはその白いふさふさを
通りにいる子供の顔にさしつけてやつた
そしてくるくるとまわしてやつた
すると白いふさふさのあいだで
まるめた眼や細めた眼やのたくさんの笑いが花咲いた
ある笑いのごときはよろこびに揺られて逃げて行つた
君は知つていよう
東京というところは兇悪な社会だ
その兇悪さは 影のように忍びこんでくる煤やほこりに映じている
それに君は毎日 君の生活を あれらの判任官どものあいだですりへらしている
そしてそのために君の言葉は粗くなつてくるのだ
見たまえ
これは繊維の濃かな哀しい日本紙の手ざわりだ
そしてこれには無邪な少年の笑いの祝福が匂つている
美しい日曜の朝に君の部屋の掃除をして
この清浄な白いふさふさでもつて
君は君の書物や机のあたりを払いたまえ
君の心にふりかかつてくる煤とほこりとを払いたまえ
そしてしとやかな言葉づかいで静かな半日をやすみたまえ
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/23(火) 22:53:09 ID:xebyxCwP
つケサランパサラン
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/02(木) 01:56:49 ID:DMAVtIVP
熱き灰にまじらふ生の夏椿よろめきて存在論を離れつ
(゚Д゚≡゚д゚)今俺様しかいないな
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/04(土) 10:20:21 ID:wcarZ4CA
俺様が来ましたよ〜
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/10(金) 18:15:43 ID:K0ql3FYj
キャベツのようにたのしく
わたしは地面に植わつている。
着こんでいる言葉を
ていねいに剥がしてゆくと
わたしの不在が証明される。
にもかかわらず根があることも・・・・・
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/20(月) 00:12:23 ID:/3xYf1bZ
誠実な詩などというものを私は信じない。人を瞞着する楽しみがなかった
ら誰が詩なんか作る気になるだろう!
しかも作品は作者をすらあざむく。どんなに意識的詩人でも、時として詩
に背かれることがある。そこをすかさず捉えて詩人のからくりをあばくの
が批評家の仕事だ。瞞着する楽しみのために在るのが詩人であり、あばき
たてる楽しみのために在るのが批評家である。そして詩人が有名になりす
ぎると、彼はこんどはあばきたてられる楽しみのために書くことになろう。
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 22:54:06 ID:+TfunB6z
疲れた若い
労働者の夫婦が
窓のところへ椅子を
引き寄せて
トスカーナの野に沈む
太陽を
淋しそうに
見ていた
鉄道線路の近くに
ニレの樹の下に
薮の上を這つて
モメンズルの花が
白く咲いていた
フィレンツェで
蘆笛をふいている
やせたパンの男根の神を
くず鉄で作つた
人形と
紺色の蔓草を描いた
灰皿と
ウフィツィーのヴィーナスの
スライドと
海水浴へ行くのに
都合のよい
藁で作つた
籠を
買つた
突然
真夏が
フィオゾレの山々へやつてきた
うす水色のドレスを着た
サランドラ夫人は
すり鉢のような
麦藁帽子を
買つた
黒にゃん
今朝、黒にゃんが道路の真ん中に横たわっていた
轢かれたようだ
通り過ぎる車・人に晒され続けるのは可哀想なので脇に寄せた
まだ暖かく柔らかだった
黒にゃんよ、助けてあげられずごめんなさい。天国で安らかに眠っておくれ‐
嫌だよ。
まだ死んでないよ
黒にゃんが笑った
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 04:15:18 ID:rLG2nsRU
黒にゃん、ペット・セマタリーに埋葬したから、間もなく生き返ってくるよ。
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 03:53:22 ID:5irqE+xS
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 00:54:54 ID:KLMyAITi
魂よおまえの世界には
二つしか色がない
底のない空の青さと
欲望を葬る新しい墓の白さと
すでにおまえの沈黙は
ラザロのように臭いはじめた
それは声となつて大気にふるえ
華やかなことばをしげらせ
やがて実をむすんで人の心に
ひそかな種をおとすべきであつたものを
むなしさの大きなひろがりのなかで
どんな系にも属さない星のように
拒み拒まれる個であろうとするか
避けがたい万有の引力に
汝が肌の痛むときにも?
幾年か 朽ちて倒れず 蝉時雨
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/13(木) 22:09:20 ID:wrNMpo+v
人に触れず夏を閲せり今朝水の上に身をあやまちし蜩
夏の日はひねもす汗がだらりかな
2ちゃんねるちょっと見てくる夏の炎
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/18(火) 01:20:01 ID:zzEZGddx
夏至の夜孔雀瞑れる孔雀苑くれなゐの音楽は止みたり
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/27(木) 11:47:11 ID:Qyo1U9Bh
/ヽ v1
|Y ゝくY :!
| |Yゝク |
f三 へ三ニト
{ゝ二 二kミ!
| ー 一 Y
U、 ー ,U
>'1ミ二彡^ヽ、
/ 个 ー イ 彡ヽ
/ i ト/ミy@┬ ヘ
/| ̄|ヘ / ,h /| ̄ |
7|> ' /n `タ._k |
ゝ _ /彡イ `〜 、...,,_}
__ >彡 '_ゞ_ゝニゝ、_
< ミ三三彡彡へ r‐ァニ三彡ハ
〉ーニ二三彡彡1 l キニ三二−ヲ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒ハ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒ 〉
ゝ⌒X⌒ヽ〜‐-<⌒⌒ メ⌒Y / ヘ
( \ \ 〉-‐rく ,.-く ノ
`丶 _ へ ハ ) / //
安達羅何猶弖結観音
[あんたらなにゆうてけつかんのん]
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/29(土) 19:20:26 ID:DgOD+iAG
まぁ
間違いなく今、
この板にはオレ様ひとりぼっちだな(:_;)
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/29(土) 20:10:59 ID:cqNXOBmJ
すまんが、来ちゃったよ、俺サマも。
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/29(土) 21:12:28 ID:nTaBzD3s
鉄棒の夜の大車輪恍惚と青年はあり 永久の眩暈よ
俺サマもしゃりんしゃりんとガリガリ君
おっ、29日は珍しく3人も来てる!
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/02(水) 06:44:33 ID:JW6Li2ae
人恋し灯もなつかしと夜戸出する寂しきころを秋と云ふらむ
415 :
ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu :2009/09/03(木) 05:28:44 ID:DnIgXIXd
\(^o^)/
人恋し朝戸出すればゼロタロウ
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/06(日) 14:42:14 ID:b8xw0sRt
扇風機死してつばさのかがやける晩夏とサン・テクジュペリの手記
晴天にクルリと星の王子様
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/11(金) 22:03:45 ID:TeBRTHrm
骰子振って遊べるわれや禁断の天を転がる遊星の人
彼岸花わが禁断の井戸に咲く
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/24(木) 21:27:16 ID:wr5hC9LA
死は見ゆれど手には取られず、をちかたに浪のごとくに輝きてあり
422 :
ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu :2009/10/01(木) 21:46:38 ID:4lNPmnI/
約一週間か
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/03(土) 14:56:29 ID:hzDsdc6h
奇をてらいすぎて君に届かないラブレターを
誰かが読んで美しいと言う糞みたいな話
。
〉
○ノ イヤッホォォ!!!
<ヽ |
i!i/, |i!ii ガタン
 ̄ ̄ ̄
425 :
bb:2010/07/24(土) 01:15:58 ID:YtUHuzwh
bb
426 :
n:2010/08/07(土) 23:04:14 ID:YwptAcec
nn
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
詞して屍拾うもの無し