作者名を知らせずに 詩を批評してもらおう

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202りんごりんりん
「心痛 」

届かない届かない
想いが強くて嫌われて
いつもいつも空回り
聞こえるのは幻想の中
聞こえるのは景色と同化した君
聞こえるのは風の音と足音だけ

好きと優しさは別だけど
わかっているけど好きな想い
考えたくないけど届かない
考えたくないけど見る事もできない
考えたくないけど生き方の違い

涙の理由なんてないけれど
青い空が眩しくて
あんまり空が白すぎて
私には眩しすぎて
見る事ができない

空は青いと言う人に
海は青いと言う人に
私の目には何も青くうつらないと
言いたくて
言っても青いと言われる事に恐怖を覚え
何も言えなくなってしまって
海は青い事は知っているけれど
やっぱり青く見えなくて
青く見えるふりをした

優しい人は誰かと聞かれると
物を与える人ではなくて
物事を教えてくれる人だと
話を聞いてくれる人だと
だけど誰も話を聞いてくれなくて
誰も耳を傾けてくれなくて
誰も真剣になってくれなくて
誰も私を認めようとしてくれなくて
誰もがんばったと誉めてくれない

泣いてもいいよね 泣きたいだけ