作者名を知らせずに 詩を批評してもらおう

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片っ端から殺してやりたいと思うほど糞忌々しく美しい鳥たちの声で目が覚めた。ゆうべ妻とその不倫相手が交わした十数偏の詩と愛と罵り合いの言葉は何一つ耳にしていないのだから、そう何一つ耳にしていないのだから、私は踊るように階段を降りれば良い。知れたこと。いつかその仲も無慈悲な彼の手によって否応無く引き裂かれるのだから。くく。私から二人に精一杯の皮肉と心からの感謝を込めて一つとびきりの詩を贈ろうではないか「おはよう、今日もいい天気だ!」