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『屋上にて』

こんな馬鹿ばっかりの世界の中で
俺という馬鹿は何を想う
微風舞うビルの屋上で
悲しいことを悲しいと涙で詠い続けたならば
俺が一番バカだろうか
こんな馬鹿ばっかりの世界の中で
俺という馬鹿は何を想う

こんな馬鹿ばっかりの世界の中で
俺という馬鹿に何が出来る
あかね射すビルの屋上で
間違っていることを間違っていると
声が枯れるまで叫ぼうか
こんな馬鹿ばっかりの世界の中で
俺という馬鹿に何が出来る

褒められてばかりの作り笑顔も
赤で包んでくれないか
俺が男でいられるように

こんな馬鹿ばっかりの世界の中で
俺という馬鹿に何が出来る
悲しいことを悲しいと涙で詠い続けようか
間違っていることを間違っていると声が枯れるまで叫ぼうか
ちっぽけな愛を刃に代えて馬鹿を裁いて歩こうか
今すぐここで裸になって気狂いのように走ろうか
いつか翼も生えるだろうか
こんな馬鹿ばっかりの世界の中で
こんな馬鹿ばっかりの世界の中で
こんな馬鹿ばっかりの世界の中で…
このビルが
まさか666番目に高いとは誰が知っていただろう…か…