作者名を知らせずに 詩を批評してもらおう

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海にいるのは、
あれは人魚はないのです。
海にいるのは、
あれは、浪ばかり。

曇った北海の空の下、
浪はところどころ歯をむいて、
空を呪っているのです。
いつはてるとも知れない呪。

海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪ばかり。