人を泣かせる詩、(実話)を書いてみよう!!

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某月

そんな時、私と夫は共通の友人の結婚式に出席した。
両親の問題が残っているので全く気がすすまなかったが、出席しなくてはならなかった。
夫は私の父の自殺未遂を知らない。私は話していない。話す気もない。
あれから丁度1年が経とうとしていた。

事件はその結婚式の2次会で起こった。
私と夫の席は離れていた。今思うと、それが災いしたのか。
2次会終了後、皆席をたち、出口にいる新郎新婦に挨拶をしていた。
人ごみの中に夫をみつけた。
ここは夫婦で挨拶をするのがよいだろう、と思い、夫のそばへ寄ろうとした。
その時。夫は隣にいた女性(学生時代のサークルの後輩)
のスカートのお尻の部分に手を触れ・・・
その後はとても書けない。
愕然とした。
私という「妻」と同伴していながら皆の面前で何をしているのだ。
人ごみをかきわけ、夫の首根っこをつかまえた。
「あなた、一体何をしているの?」
夫の顔色が変わった。
あの時の私には理性というものが全くなかった。
気がついた時には、誰かに、はがいじめにされていた。

その模様を新郎新婦に気づかれなかったのが何よりであった。
何といっても今日が門出の二人であるのだから。
3次会はもちろん出席する事もなく、二人で近くのバーで話し合った。
結論なんてもちろんでない。でるはずがない。

あんなに愛してやまなかった夫への気持ちが、冷めた。

http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Rose/2904/index.html