厭世の詩

「わたしはこどもがきらい」

うるさい
さわぐ
はしゃぐ
泣く
臭い
身勝手
わがまま
浅薄
つまらないことで喜ぶ
わけのわからないことでわめく
意味不明なことをくりかえす
親のしゃべっていることを
そのまま主張する
意味も理解せず
世界も知らず

ほおっておく
大きくなる
服を買う
習い事もさせる
遠足、運動会、誕生会、クリスマス、キャンプ、遊園地…
お金の浪費
学校に行かせる
退屈な付き合い
同級生の母親と
くだらないおしゃべり
成績のこと、先生のこと、姑のこと、ダンナのこと…
時間の浪費
背丈が伸びる
生意気になる
反抗する
金を無心する
くだらないＴＶばかりをみる
勉強しなくなる
馬鹿になる
厭な大人になる
更に愚かな子供を産む

世界はこどもを愛する
子供を愛さなければ人ではない
生きている資格もない
子供を愛しいと思わなければ
非人、極悪人、死刑囚
私はそんな人間が嫌い
人間世界がきらい
偽善と性欲と金銭欲だけに満ち溢れて
偽の仮面に囲まれた
この人間世界が嫌い
いがみあい、にくしみあい、ののしりあい
殺しあい
それを非難しあう
この人間世界が嫌い

愛は欲望の化身
煩悩の業火
やさしさは生きるための知恵
凡夫の浅知恵
汚物にまみれてむさぼることを止めず
微笑み返して刃を研ぎながら
わが子のためならば人の性まで犠牲にして
汚れた顔で
私利私欲にまみれ
天才のわが子を世に送り出すために
英才の意味もわからず
遺伝子の気まぐれも理解できず
生の無意味も理解できず

やがて人類は死滅する
地球も死滅する
太陽も死滅する
銀河も死滅する
この時空は消滅する

正しき人は静けさの中にいる人
よき人は沈黙をまもる人
真理の人は永遠の時空にとらわれない人
静寂はわたしの願い
死こそわたしの憩い
宇宙の闇はわたしの憧れ
終末の
素粒子の
暗闇の
凍りついた世界は
わたしの楽園

わたしの楽園

そんな子供嫌いなあなたにも
そんな時代があったでしょ

嫌いだと思うものそれは　自分自身に似た部分があるから
嫌に見えてしまうのです。

きっとあなたはどこかしら　そんなうるさく
くさくわがまま身勝手な部分があるのでしょう。

そんなあなたが産む子供もまた腐ってます。
きっとね。

素直になれないあなたが今見えました。

なは☆ごめんなさい　めちゃくちゃな事をいってしまたぁ〜

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