1 :
FROM名無しさan :
2001/05/21(月) 14:02 ちょっとだけ読んだけどさっぱり分からん。賢治の心を教えてくれ
2 :
モルモット :2001/05/21(月) 14:36
いけず。 雨にも負けず。 このいけず。 風にも負けず。 甲斐性なし。 サヨナラ。 甘い林檎はぶっとばせ。 酸っぱい林檎はすっぽかせ。 賢治、生涯童貞。 決して聖人ではなかった。 でも、いいやつだと思う。 蕎麦も好きだった。 ゆめみてもいわて。 賢治の心...たぶん、「清楚な諦念」ともいうべきものか。 俺は好きだよ。 以上。
3 :
FROM名無しさan :2001/05/21(月) 15:03
雨ニモ負ケズは分かる。けど他がよく分からない
4 :
名無しさんX :2001/05/21(月) 15:22
漫画「北神伝綺」(上,下)読めば?大塚英志原作で結構面白いよ。 民俗学者柳田國男を「山人論」からの「転向者」として描いていて、 昭和初期の雰囲気も味わえて楽しいよ。画も抜群にうまいし、何より スタイリッシュ。柳田の弟子北神を基軸として1話完結型で構成されて いてその中の1話に宮沢賢治が登場する。「山人」つまり異界に触れる ことの出来る数少ない人の中の一人として描かれている。 ぼくも、賢治は「山人」かどうか知らないがなにかこの世とは違う異界 にふれ、そしてまたそれを提示できる稀有な存在だと思う。個人的には 異界というのは、日本神話に繋がるような、日本人のあるいは世界的にも 共通かもしれないが、そういう精神性につながるような世界(あいまいで ごめんね)だと思う。 賢治は要するにシャーマンみたいな存在じゃないかな。 ともかく賢治ぬきでも「北神伝綺」はお勧めだから読んでみて。 感想も良かったら書いてね。
5 :
名無しさんく27 :2001/05/21(月) 17:47
現実は純粋にお坊ちゃんだっただけなんだがねぇ… 誕生日が彼と同じ8月27日なので個人的には親近感があって 彼の作品は全て読んでいるが、自らは決して悪人になること の出来ない=相手を殺してでも生き延びる気力の無い=弱い 人であるのが推察できる。(ヨダカの星が典型的) 一般的常識で考えると「精神的・金銭的に自立出来ていない 高学歴のお坊ちゃん」なわけだが、だからといって彼の作品 が駄作な訳ではないし、彼がダメ人間だったわけでもない。 典型的善人なのである。(だから坊ちゃんなんだが) 故に他人に同情し痛み・悲しみ・感動・喜びを分かち合おう とする。(何かエヴァンゲリオンに通じる物があるが) それを頭の隅っこに置いたまま、もう一度彼の作品を読んで みると少しは理解の足しになると思う。 本格的に理解したいなら、彼の思想の原点である「法華経」 を読むのも理解の一助になるかと… (ただし読むだけにしたほうが無難。下手に創●学会やら 立○佼成会に入信したら後の祭りである…)
6 :
名前はいらない :2001/05/21(月) 18:45
春と修羅(mental sketch modified) 心象のはひいろはがねから あけびのつるはくもにからまり のばらのやぶや腐植の湿地 いちめんのいちめんの諂曲模様 (正午の管楽よりもしげく 琥珀のかけらがそそぐとき) いかりのにがさまた青さ 四月の気層のひかりの底を 唾し はぎしりゆききする おれはひとりの修羅なのだ (風景はなみだにゆすれ) 砕ける雲の眼路をかぎり れいらうの天の海には 聖波璃の風が行き交ひ ZYPRESSEN 春のいちれつ くろぐろと光素を吸へば その暗い脚並からは 天山の雪の稜さへひかるのに (かげろふの波と白い偏光) まことのことばはうしなはれ 雲はちぎれてそらをとぶ ああかがやきの四月の底を はぎしり燃えてゆききする おれはひとりの修羅なのだ (玉髄の雲がながれて どこぞで啼くその春の鳥) 日輪青くかげろへば 修羅は樹林に交響し 陥りくらむ天の椀から 黒い魯木の群落が延び その枝はかなしくしげり すべて二重の風景を 喪神の森の梢から ひらめいてとびたつからす (気層いよいよすみわたり ひのきもしんと天に立つころ) 草地の黄金をすぎてくるもの ことなくひとのかたちのもの けらをまとひおれを見るその農夫 ほんたうにおれが見えるのか まばゆい気圏の海のそこに (かなしみは青々ふかく) ZYPRESSEN しづかにゆすれ 鳥はまた青ぞらを截る (まことのことばはここになく 修羅のなみだはつちにふる) あたらしくそらに息つけば ほの白く肺はちぢまり (このからだそらのみぢんにちらばれ) いてふのこずえまたひかり ZYPRESSEN いよいよ黒く 雲の火ばなは降りそそぐ
7 :
デス :2001/05/21(月) 22:06
彼がボンボンであるってことは作品とは関係のないことだと 思いません?ローリングストーンズはみな高学歴だが関係ない。 だれがあー言ってたとかこー言ってたとか、自分の目を信じられない 人間のいうことだ。いつの世にもサリエリのようなひがみっぽい すぐ人の足引っ張りたがるやつはいるもんだよ。
8 :
エゴ :2001/05/21(月) 22:07
僕には1がよくわからない
9 :
名無し→しりとり :2001/05/21(月) 22:26
>>7 もし宮沢賢治が労働者として血反吐を吐きながら闘い続けて生きて
きた人間だったとしたら、また全然違う作品になっていただろう。
作者の立場を知ることによって、詩を別の角度からも見直すことが
できるなら、それはむしろ有益ではないかと思うがいかがだろう?
10 :
名無し→しりとり :2001/05/21(月) 22:31
つまりだな、“学歴やら立場にとらわれてはいけない”という考え 自体がすでに“学歴やら立場にとらわれた”ものではないか、と。 そう考えることによって一つの視点を放棄するということは、ある 一つの考えにとらわれ自らを縛っていることに他ならないのでは?
11 :
偽者 :2001/05/22(火) 00:22
ま、得た情報は完全には消去できないのだから、
せめてフィルターがかかっていることを自覚すべし、
ということでいいですか?
>>9 -10
12 :
偽者 :2001/05/22(火) 00:29
>>1 アニメ「銀河鉄道の夜」を観るのも良いかも。
自分はよけいに混乱しましたが。
13 :
デス :2001/05/22(火) 00:35
それぞれ作品には生い立ちなり、思想なり反映するってことは
何ら疑問はない。
>>9 -10はまずコンプレックスのある無しを
言いたいのだろうが違う。自分が言いたいのはボンボンだから
賢治はだめみたいな言い方するのが、的外れってことさ。
ボンボンだろうが作品自体は輝いているってこと。
14 :
FROM名無しさan :2001/05/22(火) 10:12
>>4 出版社はどちらでしょう?すぐにでも読んでみたいです。
古本屋でも置いていますか?
15 :
世界@名無史さん :2001/05/22(火) 13:31
>>13 私5ですがボンボンだからだめなんて一言も書いてませんよ?
悪人にはなれない典型的善人だと書いたつもりだったんですが…
(お坊ちゃんだから一般社会では暮らしづらいだろうなぁと思っただけ)
賢治は賢治なりに東京で地獄の極貧生活をして辛酸を舐めてます 苦労知らずではないのだよ。質屋だった親父への反発とか、善人に ならざるを得なかった状況もある。少なくとも純粋培養による 善人という観点であれば俺は反論せざるを得ない。
>>14 アスカ出版だと思うけど?
他に「木島日記」ってのも、同じ人書いてるね。
19 :
すりもも :2001/05/24(木) 21:09
賢治は天才だけど、どこか差別なれした冷たさがあると思うな。
銀河鉄道でも、持ってる切符ははじめから違うでしょう?
列車にのる前、彼は学校で悔しい想いをするんだよね。
きっと心のそこでは、金持ちは嫌いなんだ。しんじゃえと思うほどに。
オッペルの象も容赦しないし。
>>6 けらをまとひおれを見るその農夫 『ほんたうにおれが見えるのか』
はどういう意味なんだろう。そのままなんじゃないかな。
僕は、教科書で読んだ、トテチテケンジャ、が好きだな。
下から見上げる悔しさがまっすぐに出ている。
雨にも負けずも、くやし泣きの詩だとおもう。
怨念に満ちた賢治が、僕は好きだな。
20 :
(kau-a) :2001/05/25(金) 01:28
>>19 すりももさん
私もそのままだと解釈しました
全体として烈火の如し感情の群像と
季節を象徴するある意味雑然とした牧歌的な空気を
この1文から感じました。
昔はこの詩空で言える位好きだったなあ
21 :
名無しさんX :2001/05/25(金) 19:41
22 :
:2001/06/10(日) 16:20
23 :
名前はいらない :2001/06/26(火) 22:51
1996年は賢治の生誕100年祭を岩手でやってたようですが そのとき皆さんは何してましたですか?僕は平凡な高校生でした。つ、つまらん。 話は変わるが エヴァのシンジ&カヲルって賢治のジョバンニ&カンパネルラに似てない?
ヾ/::::::::::::::::::::::::::ヾヽ
i:::::::::(((((((((⌒);)
|:::::::/ .iノ
|::::/ ヘ / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,⊥|:|----(=・)-(=・) | おっと何だ?ここで白衣の男性が乱入してきたぞ?
l !:; ⌒´⊃` | .| ああっと、ま、まさか
>>1 の主治医が迎えに来たのでしょうかっ?!
ゝ_┃ ´___/ < まさにここは人生のサバイバルゾーン、食うか食われるかの2ch
|┗━⊃<二二y' | 掟破りの主治医乱入に
>>1 はどう答えるのでしょうかっ!?
| \_二/ \_______________
>>1 さんへ
ケンサ(宮沢賢治)の詩(心象スケッチ)ですか?そんなには難しくはないと
思います。ただ、わからなければ、わからないまま放って置いても、人生で損を
したことにはならないと思います。
それはまあ、さておきまして、僕が思うに(未熟者ですが)、彼の詩は彼の日常の
言葉で書かれてあると理解すれば、平易そのものです。同時代の、中原中也や
萩原朔太郎の方がよっぽど難しい気がします(学校時代にで読んだだけですけど)。
『小岩井農場』は長いですが、駅から農場まで歩いていく間に、思いつくままに、
書きつづったようにしか思えません(推敲に推敲を重ねてあることは
言うまでもないでしょうが)。「稲作挿話」は僕の大好きな詩のひとつですが、
苦労をする少年への、賢治の熱い思いが伝わってきます。
ほかに、「停留所にてスイトンを喫す」や「母に云う」などもダラダラとは
していますが、別に難しいことはどこにもないように思います。
もう一度だけ。わからないのなら、わからないで別に構わないのでは
ないでしょうか。わからないのにわかっているふりをしている人や、
こっちでこう書いてあるから云々、といったへりくつめいた解釈は、
実際それが正しいのかも知れないけど、僕は嫌いです。わからないのならわからない、
わからなくても、雰囲気がいいとかだけでも、僕は別に構わないと思います。
26 :
名前はいらない :01/10/31 12:55
それはまあ、さておきまして、僕が思うに(未熟者ですが)、彼の詩は彼の日常の 言葉で書かれてあると理解すれば、平易そのものです。同時代の、中原中也や 萩原朔太郎の方がよっぽど難しい気がします(学校時代にで読んだだけですけど
今さらスレ上げる気持ちの方がわからん…
理解できないというよりは 瞬時に理解するよりジワジワ理解できる程度の気楽さで読むことを奨めます。 雨ニモマケズ←これだけでも十分深い言葉になっているでしょ。 アートだね。
29 :
名前はいらない :01/11/06 06:53
宮沢賢治が生涯童貞だったってどうやってわかったのだろう? 自己申告?どうせ赤線ぐらいよってるでしょうに・・・
30 :
:01/12/24 12:30 ID:???
31 :
名前はいらない :02/02/22 01:53 ID:R4dW/3mN
>1に同意。私も分からん。 理解がどうとか言う前に、ツボにハマる所が無い、何を以ってして 良いと言って言いか分からない、に近い感じ。 単に趣味が合わないだけな気もするけど・・ 宮沢って2ちゃん以外で嫌いとか言いにくい作家だし。
32 :
名前はいらない :02/02/22 02:22 ID:OFD2RPIW
諂曲模様 ってどんなイミなんですか? ごろは、綺麗ですけど この綺麗さに宮沢賢治は 集約されてるようにも思えるのは、きっと僕だけですね。 てんごく?
宮沢はオラの心の師です
34 :
名前はいらない :02/03/23 16:49 ID:Z+fa58EW
おおっ、長寿スレっすね。 うれしいね。名詩人スレは維持〜。
35 :
名前はいらない :02/03/25 14:13 ID:cAKn4Z9W
雨ニモマケズ 小学生の時はさっぱりわかんなかったけど 30近くなってようやく理解できるようになった。 高速のサービスエリアに置いてあった 東北限定の雑誌の特集で読んだけど ワンワン泣いた(爆) 歳かなぁ〜
36 :
ま。 :02/03/25 16:03 ID:5BEIjZE2
イーハトーブのところが好きなんだけど。 あ、あれは詩ではないのかな?
37 :
名前はいらない :02/03/25 17:32 ID:Q1Rl4wF+
富裕層のボンにはわかんねーんだろうな(プ
38 :
名前はいらない :02/03/25 23:59 ID:pkWhAlIx
星めぐりの詩ってさぁ・・・・・・ なんか・・・なんかいいよねぇ・・・・・・。
39 :
名前はいらない :02/04/14 12:05 ID:6g7KOF7t
「眼にて云ふ」を読んでショック受けた・・・
40 :
名前はいらない :02/05/14 21:18 ID:l1vvr7x+
「ゲンノショウコの白い花」ってフレーズが出てくる詩(?)って何???
ゲンノショウコはちなみに 下痢止めの薬効のある野草です ふくろ草、みこし草などとも呼ばれております
42 :
名前はいらない :02/05/14 21:43 ID:AXGPHjeR
くらむぼんがかぷかぷ笑う、んだよ? あれは、悪いことをしている、んだよ? ちょっと、背筋がふるえたよ。たまんねえ。 んー、仏教的バックグラウンドをあんまり持ってない人には よくわからないかもしれないなあとは思います。確かに。 今は、修学旅行の時にしかお寺にいったことない人とか普通にいるもんねえ。 俺は田舎育ちなもんで普通に檀家さんだったし、 子供の頃は花祭りの時とかにお寺でみんなでお経読むのが当たり前だったし。 子供用にお経にふりがな振ってあるんですよね。
43 :
名前はいらない :02/05/15 01:18 ID:uP0b6Two
突然なんですけど「銀河鉄道の夜」について。 あれ、何稿もあって昔発行されたのと今発行されてるのと、違いますよね。 一番最近ので、最後のところ、「セロのような声の男の人」とジョバンニの 対話が無くなってるんですが、読んだ人、どう思います? 私はあれが物語の一番のクライマックスだと思ってるんですが。 あの「自己啓発セミナー」で、ジョバンニは「悟り」を開いたんだっ!!という 認識だったんで・・・・。
保全
45 :
名前はいらない :02/06/08 12:33 ID:ekIqPpZf
わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電灯の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 意味はわからんが、この一文が好きだ
age
俺も、あーそう程度にしか思わん。 ただ、時代を超越した感性を持っていた事は確かだろう 奴の作品によく出てくる「透明〜」とか「〜燃える」等 々は昔は、インパクトある表現だったんだろうけど、今 は使い古された感がある。結局ネタも雲るってこった (ポーの作品はその典型、曇り度世界ナンバー1)むしろ 俺は手垢まみれの近代文学より、古典文学に衝撃を受ける 事があるな。100年後に生まれりゃ別かもな。 ところでクラムボンってのは俺は川面に落ちた小虫と解釈 してるのだが、、、、
48 :
名前はいらない :02/06/09 01:07 ID:OxRc/sCO
>>45 この詩(?)をみて賢治に惚れました。
俺もこんな狂ったおやじになりたいなあ。
電信柱のやつとかも好き。
49 :
:02/06/09 02:03 ID:???
THA BLUE HARB 知ってますか? その影響で賢治好きになりました。 賢治好きなら一度聞いてみてくだされ。 特にライブで宮沢賢治の詩の朗読を聞くと体が震えます。 「詩を詠む」って事が良く分かる。
宮沢賢治の詩はリズムが好き。 独特の余韻を持った単語の列が、ものすごい印象的だから。 そして きっと自分は彼の伝えたかった言葉の万分の一も理解できて いないだろうけど、それでもなぜかいっぱいの物をもらった ような気がするから。 意味不明ですまんです。
51 :
名前はいらない :02/07/18 08:07 ID:kgYAvnJb
『札幌市』すんげー好きです、これだけおぼえてる。 あと、何かの本で改めて読んだけど『眼にて云う』も強い。 独立して読んでみれば、、、 (微力ながら、です)
52 :
名前はいらない :02/07/22 09:00 ID:fE1pI3f2
今大学のテーマで宮沢賢治を勉強してるのですがもしよかったら以下のテーマに ついてみなさんの考えを聞かせてください。 1・賢治の自我の特質である風景の関与についての説明 2・「自我は一つの罪である」というのを賢治に即して説明してください。 3・双子の星の主題は何かをイノセントという語を用いて説明してください。 どうかよろしくお願いします
泡が「死んでしまった」とか「殺された」とか言うのはおかしい。 やっぱりプランクトンとかそういう微生物だろう。
55 :
53 :02/07/22 09:28 ID:???
いや・・・比喩だし・・・。 「風が頬を撫でる」とかいうじゃんかさ。
56 :
54 :02/07/22 09:57 ID:???
でも、かにの子供らは「あわ」を、五、六つぶはきました。 とかいう描写があるのだが、これはどう説明をつけるの?
57 :
53 :02/07/22 10:03 ID:???
や、だからその泡に付けた名前が「クラムボン」なんじゃねーの?
58 :
宮迫賢治 :02/07/22 10:05 ID:???
どっちでもありませんが何か?
59 :
53 :02/07/22 10:09 ID:???
雨上がり決死隊かよ!歌も歌ったりするのかよ! あめゆじゅとてちてけろじゃ〜♪ あ、すまん。ちょっと突っ込み魂が・・・。
60 :
54 :02/07/22 10:14 ID:???
あっ、そういうこと。 でもさ、後半で「やっぱりぼくの、あわ大きいね」って言ってるところが あるの。(手元に本あるからまちがいなく) 君の説にしたがうなら、「やっぱりぼくの、クラムボン大きいね」 てなるんじゃない?
駄レスなのに、意外とあったかい突っ込みもらったな・・ クラムボン・・どっちかって聞かれるとプランクトンかな? 意味が通りやすいって点では。魚にやられたりする。 理系的に、現実的に考えるとプランクトンなのだろうか。 でも、泡っていうのも面白いね。ナイスロマンチスト。 泡が感情持って生きてるっていうのも、なんかイイなあ。 ところで、クラムボンとプランクトンって似てるよね。 まさか、盛岡弁かなんかでプランクトンの意味だったりして。 それか、なんか外国語からとったものかも知れない・・ないか。
62 :
53 :02/07/22 10:29 ID:???
今読み直した。 後半の泡の話の下りは大きくなってからの話ジャン? 前半の小さい子供の頃の話は時系列で言えば過去になる訳でさ 水面を後半と前半では時間の経過があるわけさ。 子供の遊びで、流れる泡を見て「クラムボン」って名前つけてみたと。 そんでから、自分らも泡を吐いてクラムボンって呼んでみたと。 魚が泡をさえぎったから、「クラムボンは死んだ」になるんじゃん? って感じでどうだろ。
おれは、どっちとかは特に考えなかったな。 例えば、・∀・←こんなのがいっぱい浮いてるって事でもいいわけでさ。 作者の意図、本当の答えがあるんなら、そらー知りたいけどね。
64 :
53 :02/07/22 10:31 ID:???
ああ、ごめん。書き込み変になった。こっちね。 今読み直した。 後半の泡の話の下りは大きくなってからの話ジャン? 前半の小さい子供の頃の話は時系列で言えば過去になる訳でさ 後半と前半では時間の経過があるわけさ。 子供の遊びで、水面を流れる泡を見て「クラムボン」って名前つけてみたと。 そんでから、自分らも泡を吐いてクラムボンって呼んでみたと。 魚が泡をさえぎったから、「クラムボンは死んだ」になるんじゃん? って感じでどうだろ。
65 :
54 :02/07/22 11:25 ID:???
そこまで言われると、ああそういう解釈もありかなって気に なるね。泡=クラムボンの方が、子供の幼さや可愛らしさが出て いい感じだね。たぶん賢治自身にも、それが何かって明確な設定は なかったんじゃないのかなあ。そんな気がする。さて、そろそろ イサドへ出かけるとすっか。
66 :
53 :02/07/22 12:09 ID:???
いってらー。プランクトンっつーのも良いけど、宮迫っちの言うみたいに クラムボンって生き物がいてもイイナァー。メルヒェン萌えー。
67 :
名前はいらない :02/07/23 02:23 ID:dvWwc8kn
クラムボンについて 或るAが、何を指しているのか(Bedeutung)と、 何を意味しているのか(Sinn)とは異なると思われ。
68 :
67 :02/07/23 02:24 ID:dvWwc8kn
私は、受け売り小僧と思われ。
69 :
名前はいらない :02/09/21 14:14 ID:nPZndx2H
宮沢賢治
不思議だ
ケンジノココロココニアラズ
宮沢
よーわからひん
74 :
訴える名無しさん。 :02/11/03 01:04 ID:LUlWIfNS
おまえのバスの三連音が、 どんなぐあいに鳴っていたかを、 おそらくおまえは判っていまい。
75 :
名前はいらない :02/11/09 02:58 ID:BY+PWV35
その純朴さ望みに満ちた楽しさは、 殆ど俺を草葉の様に震わせた。
76 :
rrr :02/11/16 12:34 ID:Yjl/O8o4
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
77 :
名前はいらない :02/11/18 17:52 ID:Nb/Si5Oz
宗教観を理解できないと無理であろう。
78 :
らんぷ :02/11/18 17:55 ID:SUrDumvj
全てはわかりはしないけど、そこを流れる水の音は私の心の暗渠に同じ
a
80 :
んほう ◆oTRiddimaw :02/11/26 02:56 ID:UWoD/yju
最近あがってるので遅レスしてみます
>>43 以下、私見ですが。
やはり賢治にとって、この作品を大乗仏教徒としてのマニフェストとするためには
それまでの稿での御都合的悟り、
つまり、全てを知っている「男の人」によるガイダンスと祝福では足りなかったのでしょう。
最終稿のラストでは、深い悲しみや孤独とともに、それらとの戦いとしての現実へと舞い戻ることになります。
現実社会での実践を説いた日蓮の哲学が色濃く出ていると思います。
岩波現代文庫から出ている、『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』(鎌田東二著)では、
第一稿から第四稿(最終稿)までをすべて掲載・分析しています。
何故最終稿の形になったのかを考えるうえで、ヒントになるかと思います。
>>49 あの録音はよく聴いています。(・∀・)スバラシイ
一度いったライブの「アメニモマケズ」では「告別」朗読は入らなかったので残念でしたが。
>>77 かもしれません。
81 :
白鑞金 :02/11/26 10:11 ID:KRRsJcEo
私の賢治。逆から読む。たとえば「眼にて云う」「生徒諸君に寄せる」「作品 第1008番」…というふうに。クラムボン→ボンクラ→The Fool on The Hill( ビートルズ)というふうにも思うときなんかあります。 さらに、私は法華経の信者ではないけれど、その分、賢治からすこ〜し離れた ところから彼を見ることが出来るかもしれないし、出来ないかもしれないです。 とにもかくにも「アメニモマケズ」は、半分は、賢治の賢治による賢治自身の ための、自分へ向けたパロディなのではないでしょうか。 そんな感じでパラパラと読んでいる私です。いや、ソウイウモノニ ワタシハ ナリタイ、今日このごろ、です。
82 :
んほう ◆oTRiddimaw :02/11/26 23:00 ID:Wzmh/4Ch
>>81 デクノボーは、ややフールオンザヒルと重なりますね
どっかのスレでBlackbirdの話も出ていますた。
鳥のモチーフも多いですしね(天沢退次郎氏の指摘)
83 :
んほう ◆oTRiddimaw :02/11/26 23:29 ID:Wzmh/4Ch
退二郎、だったかな
ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;
http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/ )には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。 お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
86 :
名前はいらない :03/01/10 04:34 ID:8ewtSOD8
あげますよ
87 :
白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/10 05:13 ID:gug5hTis
>>84 >>85 岡田克彦さん
怒らないで、よく聞いて下さい。決して悪意などで述べる感想ではありません
から。
その1 ピアノの「間」の取り方、たいへん甘い。
その2 それが聴き手への媚びに繋がってしまってる。
その3 バイエルの域を越えていない。基礎を侮ってはいけませんよ。
その4 和音になまじ工夫をこらせようとした結果、中途半端に奇を衒うことに。
その5 ありふれた強弱の用い方で、コントラストがなっていない。
ここはあくまで詩板なので、ドビュッシーの音楽論については、次の言葉で返
させてもらいますね。→ドビュッシーが心中で最も親密さを感じていた詩人、
マラルメはいっている。「実体に名前を与えるという行為は、少しづつ推量し
暗示し、夢でもあるという詩の楽しみの4分の3を抑制することを意味する」。
僕は子供時代、作曲家・芥川也寸志監修の「東京子供クラブ」のLPレコードを
毎日これでもかというほど聴いて育ったんです。で、高校時代はロックバンド
でヘヴィ・メタルやってましたが、裏の顔はクラシック育ちでもあります。と
ともに文庫本の愛読者でした。というわけで、最後に也寸志氏の父、つまり芥
川竜之介の言葉を。「阿呆はいつも彼以外の人々をことごとく阿呆と考えてい
る」。
P.S.ドビュッシーのファン→島崎藤村。ドビュッシーの趣味の一つ→浮世絵。
88 :
白鑞金 ◆o9gM/GpPsI :03/01/10 05:38 ID:gug5hTis
趣向を変えまして、宮沢賢治の音楽好きは有名。なかでもオペラ「アイーダ」 /ヴェルディ、「交響曲第9番・新世界より(第2楽章)」/ドヴォルザーク。 ちなみに賢治愛用の蓄音機メーカーは、ワシ印(コロムビア)だったらしい。 余談だけど、僕は8番や、「ヴァイオリン協奏曲」の方が好みかなあ。
やっぱ、今からでも、学校の先生になった方がよくない?>白鑞金さん
90 :
山崎渉 :03/01/19 13:41 ID:0KpP5AQU
(^^)
91 :
名前はいらない :03/02/06 01:35 ID:omJjcGD2
まげ
92 :
山崎渉 :03/04/17 14:20 ID:h0xijIvJ
(^^)
93 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/04/17 14:26 ID:jNZstHgc
「私の賢治」でいいでしょう。賢治の器は底ぬけで、扉もなくて、風の吹き抜け
94 :
山崎渉 :03/04/20 01:45 ID:1+CNA/cT
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
95 :
名前はいらない :03/04/20 19:01 ID:EkDGfPTN
七つ森 春のやわらぎ 木の葉揺れ
96 :
ねこいるか :03/04/21 22:20 ID:X+fBsMRM
賢 治 は 素 晴 ら し い きっと すくなくとも僕は彼が大好きだ ずっと
97 :
ねこいるか :03/04/21 22:24 ID:X+fBsMRM
きしやは銀河系の玲瓏レンズ 巨きな(おおきな)水素のりんごのなかをかけてゐる −「青森挽歌」−
光り満ち あふれ流るる 天の道 賢治の歩いた道
99 :
名前はいらない :03/04/21 23:24 ID:yp+WrBJ1
宮沢賢治はただの透明なおっさんじゃああああ でも大好きさ! 何か宮沢賢治の表現する光は 暖色系じゃなくて寒色色のイメージが真っ先に 思い浮かぶ。
100 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/04/22 00:15 ID:+xFuAFbW
私の賢治、「眼にて云ふ」。
101 :
名前はいらない :03/04/22 02:55 ID:jvx9cPEc
「生徒諸君に寄せる」が好きです。本当に出会えて嬉しい文章です。 宇宙飛行士の毛利さんは、それを書き写して無重力空間に持って いったようです。
102 :
_ :03/04/22 02:56 ID:InZ7MNcw
103 :
んほう ◆oTRiddimaw :03/04/23 00:30 ID:gLBC80/p
プラネテスという漫画は非常に良いです。 「サキノハカ」が出てきます。
遠く琥珀のいろなして、 春べと見えしこの原は、 枯草をひたして雪げ水、 さざめきしげく奔るなり。 峯には青き雪けむり、 裾は柏の赤ばやし、 雪げの水はきらめきて、 ただひたすらにまろぶなり。 「遠く琥珀のいろなして」 宮沢賢治
105 :
名前はいらない :03/04/23 09:12 ID:zgBarg0N
寒い土地の春の風景は、きびしい季節を耐え抜いて やっと息を吹き返したというような、生命力をとても感じるなあ、、 この文語詩はとても好きです。
106 :
動画直リン :03/04/23 09:16 ID:PHAmluqd
107 :
ねこいるか :03/04/24 07:37 ID:QyaQlRKH
>>104 これ読んだことなかったです
口ずさむとリズミカルで、春の喜びがいきいきとしてる
賢治の詩って、美しい風景を詠ったものが多いですよね
自然の清々しさやたくましさを感じさせられて良いですね
すみやかなすみやかな万法流転のなかに
小岩井のきれいな野原や牧場の標本が
いかにも確かに継起するといふことが
どんなに新鮮な奇跡だらう
−「小岩井農場」−
どこまでもどこまでも一緒に行こう。 僕はもうあの蠍のようにみんなの幸のためなら 僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。
109 :
104 :03/04/25 09:07 ID:BbvFYUoQ
>>107 ええ、いい詩は声に出して読むと、味わいが増幅してきますよね
感情的に訴えるというのとはまた違う、真善美というのだろうか、、
ひとつひとつの音にも力があるように感じられる。
賢治の詩は清清しく美しい自然がいっぱい入っていて、そのうえ何か考えさせられる
底知れない深さがあって好きです。
>>108 あんずタソ
銀鉄の蠍とは通ですな いや、有名かな? 僕もお気に入りだなあのくだり
賢治の作品には星の話も多いね
僕は小さい頃、星座の話が大好きだったから特に星の話には引き込まれる
>>109 104ペソ
激しく同意。
宗教観など持ってなくてもスンナリと受け入れられてしまうよね
言葉のどれもがみずみずしくて、素直に感じ取れる
その奥底にあるものは時に優しさで、時に哀しみで、こころに波を打たせるのです
そらにはちりのやうに小鳥が飛び
かげらふや青いギリシヤ文字は
せはしく野原の雪に燃えます
−「冬と銀河ステーション」−
111 :
ねこいるか :03/04/27 19:56 ID:rwDBchxi
<散歩> 木漏れ日はさらさらと流れ せせらぎはきらきらと輝きます 春の日のなんともあたたかいことか 右手をかざしては笑うのです 伸ばした先にある左手のあたたかさに ただ 笑う春なのです わたしの望むのは
注文の多い料理店は、何度読んでも何もはっきりした気持ちが残らないでつ なんだかもやもやぞくぞくするだけで…読解力無しでしょうか もっとたくさん賢治作品を読めば変わるのでしょうか それに限らず童話系作品の感想希望・・・
113 :
名前はいらない :03/05/04 20:11 ID:tofyo9rA
保守AGE
114 :
ねこいるか :03/05/05 00:49 ID:+lEDr60K
うん 注文の〜 は僕もあんまりぼんやりしてて残ってないや けど、話としておもしろいから深く考えなくていいんでない? 読解力よりも感受性が大事とか思ったりするかも 実際、小学生の頃読んだときには、こわくてこわくて それでも引き込まれて ってふうだったとおもう たしか綺麗な絵本だったなあれは あらすじは今でも覚えてるから きっとすごくおもしろがってたんだろうなぁ 今考えてみると 都会から来た猟師をやまねこが食べようとする →自然とは侵し難いもので 軽はずみに足を踏み入れちゃいかんよォ みたいな意味だったのかも なんて
115 :
_ :03/05/05 00:52 ID:rcycLG/N
116 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/05/05 01:36 ID:6+8m0Znc
宗派の壁こえ一隅を照らし読みつがれる
宮沢賢治を理解出来ない人が僕には理解できない。 宮沢賢治は最高だ。
>>117 それはさすがに言いすぎ
させてしまう賢治はやっぱり最高w
けどまだ僕ら彼を理解しきれてないかも
賢治ヤヴァイ 超ヤヴァイ 何がヤヴァイかっていうとまず(ry
僕の妹が詩集を常に制服のポケットに入れていたよ あのおけげでコギャルにならなかったことに感謝してる 女子高生でさえメロメロにする賢治最高 賢治ヤヴァイ 超ヤヴァイ 何がヤヴァイかっていうとまず(ry
120 :
名前はいらない :03/05/05 11:59 ID:iqWsVawm
賢治と宇宙
121 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/05/06 01:23 ID:IA63jI/j
しようと構えれば構えるほど遠ざかる賢治
122 :
名前はいらない :03/05/06 01:37 ID:xNduit8j
つぅか童話だぜ 素直に読めばいいんじゃないの
>>122 では、「注文の多い料理店」の感想など聞かせてください
124 :
名前はいらない :03/05/08 19:35 ID:RR7Cksc5
映画「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」のラストにある「本当にこの山や川は夢からうまれ、むしろ夢というものが山や川なのでしょう」という言葉は何の作品のフレーズなのですか?知ってる人教えてください!よいフレーズです。この映画はすばらしい。宮沢賢治もすばらしい
125 :
墓守奇人 :03/05/08 20:52 ID:pQ0CEEk1
ミカミヒロシの賢治先生はかっこよすぎて萎え。
緒方直人の方が会ってたと思いました。
>>124 ううう、きになる、なんのふれーずだ?
126 :
名前はいらない :03/05/08 21:39 ID:wiI+eESr
>>125 124です。三上博史の方より緒方直人の方が断然はまってますよね!あのビデオ5回くらい借りてるけど毎回涙が出ます。
127 :
ポラーノの広場♪ :03/05/11 14:28 ID:vMG9qNRH
♪つめくさ灯ともす夜のひろば むかしのラルゴをうたひかわし そこにたどり着けば、みんな幸せになれるというポラーノの広場 そこにいけばみんな歌がうまくなるそうな・・ でもなかなかたどりつけないポラーノの広場 にせものの案内に惑わされて、みんな違うところへいってしまうけど つめくさの灯をたよりに、胸に希望を捨てず辿っていけば 必ずそこへいけるそうだ。 みんなでやさしくなつかしいラルゴを歌いかわそう(かわしたいね!)
128 :
動画直リン :03/05/11 14:29 ID:HaNkZrhS
行き先間違えないようにね。
ポラーノの広場のうた つめくさ灯ともす夜のひろば むかしのラルゴをうたひかわし 雲をもどよもし夜風にわすれて とりいれまぢかに年ようれぬ まさしきねがひにいさかふとも 銀河のかなたにともにわらひ なべてのなやみをたきぎともしつゝ はえある世界をともにつくらん
ひのき
132 :
飢餓陣営 :03/05/11 16:15 ID:iUzWSsB8
せい欲のおはなし
133 :
bloom :03/05/11 16:29 ID:HaNkZrhS
だめでせう とまりませんな がぶがぶ湧いているですからな ゆふべからねむらず 血も出つゞけなもんですから そこらは青くしんしんとして どうも間もなく死にさうです けれどもなんといい風でせう もう清明が近いので もみぢの若芽と毛のやうな花に 秋草のやうな波を立て あんなに青空から もりあがって湧くやうに きれいな風がくるですな あなたは医学会のお帰りか何かは判りませんが 黒いフロックコートを召して こんなに本気にいろいろ手あてもしていただければ これで死んでもまづは文句もありません 血が出ているにもかゝはらず こんなにのんきで苦しくないのは 魂魄なかばからだをはなれたのですかな たゞどうも血のために それを言へないのがひどいです あなたの方から見たら ずいぶんさんたんたるけしきでせうが 私から見えるのは やっぱりきれいな青ぞらと すきとおった風ばかりです 宮沢賢治の詩はよくわからないけど、これだけは寒気がする程好きです。
コミックオペレット 『飢餓陣営』 作・演出 賢治先生 生徒と共に開催した農民劇。 練習はなかなか厳しく生徒たちはへとへとになった。 小さなつもりでしたあくびなど聞えたりすると 「君たちは誠意がたりない。今やっていることは、やがて農民のために 社会のためになることなんだ」と激励したりしたそうです。 見物客にはとても好評だったそうですね 劇の終わった夜、賢治先生は本当に大喜びだったそうで舞台につかった道具を 校庭に持ち出して火をつけ、燃える炎のまわりを生徒たちとぐるぐる回って踊ったそうです。 キャンプファイヤーみたい、、 宮沢賢治が喜んで踊っている様子って、思い浮かべてみると 涙がでそうになるくらいに何ともいえない気持ちになるなあ
>>134 「眼にて云ふ」
私もよくわからないけれど好きです。
病中の詩なのになんだか清くさっぱりした感じがあるなあ、、
この詩って結構人気あるように思う。
なんかね 今日 宮沢賢治も 理解できなくて 死ぬのは 嫌だ と おもった。 だから このスレに来まスタ
水をさすようで悪いけど・・・。賢治の詩や童話ってのは、推敲に推考を重ねた それはそれは丹念な出来のものだと思う。でも実際その推敲(考)ってのが曲者 でね。夢をぶち壊しちゃうようで悪いけど、おそらく賢治さんは、深く考えずに作品を 創ったんだと思う。 いや、こういう言い方すると絶対反発あると思うけどど、勘違いしないでくれ。 俺が言いたいのは、決して手抜きしたとかじゃなくて、ただ単に「深い世界に 居る人間」が「直感的に表現した」からこそ、あれだけの深さがある作品、世界に 仕上がってあるってだけで、決して「あ〜でもない、こ〜でもない」と比喩や隠喩 を尽くして創った風にはとても読み取れない。賢治さんに実際に逢った事のある 関係者の証言を見ると、より一層そう感じられずにはいられないのです。(続く)
例えば
>>6 にある有名な「春と修羅」。これを賢治先生が書いてる時の様子を
当時の生徒さんが見たそうなんだけど・・・。クラス全員で賢治さんを先頭に
河原を歩いてたら、いきなり賢治さんスタスタと早歩きして、急に立ち止まった
かと思うと「ほう!ほう!」って叫び声と共に、その場で回転しながらジャンプ
しだしたそうです。そしてジャンプが収まると、いつも持ち歩いてたメモ帳に
ガリガリと凄い勢いで何かを書き込んだ。それ、全部「春と修羅」だそうです。
世間では「春と修羅」に関して色々な考察(どんな想いが込められているのか等)が
行われていますが、↑の証言を元にするなら、比喩や隠喩もないし、ましてテーマ
も無いと思います。あるとするなら、歓喜。おそらくはその身一杯に降り注いだ『歓喜』
を表現しんだと思います(口の悪い言い方すりゃ電波だね)。
この一例を持っても分かるように、賢治の作品には独特の表現があり、そしてその表現
が独特であればある程、それを読む人は何かメッセージが込められてるんじゃないかと
思いますが、その実、それは常人では計り知れない、無意識(もしくは深層心理)の描写
であって、何らテーマや意味などは無いと思います。言いかえるなら、読む人、一人一人に
テーマがあり、メッセージが込められている、という大変高度な伝達形態とも取れる。
心理テストによく使われる「これは何に見えますか?」という図柄が、見る人それぞれ 違うのと同じこったね。それを書いた人の思惑と例え違っても、成果があるのと一緒で。 だからこそ、賢治さんの作品を読む人は「私こそが賢治の真の理解者、賢治の詩を理解できる」 という人が多いのだと思う。心理テストと違う点は、賢治さんが、何かの発作にも似た「衝動」 によって、書かれたと思うので、まったく無意味に文章綴ったわけではない(もしそうなら本物の 電波だし)ので、少しは、ある程度は賢治さんの思うテーマらしきものはあったかもしれない。 そして、そのテーマと電波にも似た無意識(深層心理?)からの衝動とを上手く文章にして表す ために「推敲」したのであって、決して「人間の善悪と大乗仏教の思想云々」とか「現代農業と実社会 に置ける搾取にも似た構造云々」なんてテーマや心象などをことさら難しい言い回しで詩や物語に 隠したりはしてないと思う(無意識がそれをテーマに選んだのなら、別だけどね)。
そういう意味では、長々と書いたけど
>>122 さんの
122 :名前はいらない :03/05/06 01:37 ID:xNduit8j
つぅか童話だぜ
素直に読めばいいんじゃないの
という書き込みが一番的を得ているんじゃないかな。
長文おつかれさま。 そういう考え方、もあるでしょうね。 それぞれの中で伝わってくる宮沢賢治。 その読み方もその人の心の深さによって受け止め方も違ってくるでしょう。 私はどちらかというと、ただの童話としては 読めないですね、、なかなか理解するのはむづかしいけれど それだけに読みがいがある作家、ですね。
本人によると「心象スケッチ」なんですよね、賢治の詩や童話は。 だから、電波?じゃないけど、 どこか賢治の魂を通じて伝わってくる何かがあったのかもしれませんね。 そういう意味では、直観ともいえるのかなあ。俗にいうインスピレーションとか。 でも直観って、例えば常日頃考えて考え抜いていたとき、ふっと働いてくるものでもあるのですよね。 「詩は裸身にて理論の至り得ぬ堺を探り来る。 そのこと決死のわざなり。 イデオロギー下に詩をなすは、 直観粗雑の理論に屈したるなり。」 何だか、すごい気迫を感じるのですが・・ 決死のわざ・・ うーむ・・
↑ の流れ うーんっ わかるような感じがしますよぉ 何が何かは詳しくないけど、メモ帳だとか・テケトーな原稿だったりが名作だそうな たしか銀鉄は ほんと未完成なままのほったらかしだったらしいしね 彼の作品たちは 宮沢賢治というひとりの男が 限りなくにとうてい近く そのまま言葉になったみたく そんなような
俺は好きよ、注文の多い料理店
a
147 :
ミミ :03/05/16 08:11 ID:kDnaOqq5
そういえば、井上陽水の唄に、「ワカンナイ」ってのがあって、 どうやら宮沢賢治のことを言ってるっぽいですわ。 感動しましたよ。
賢治はいろいろ創作のネタにされやすいみたい ワカンナイ。。っていうだけで歌詩ができるんだから、 わかろうとしないとずっとわからない♪
149 :
1000万円 :03/05/16 15:05 ID:YD5ppCTU
150 :
いかいか :03/05/16 16:29 ID:k0k46UGw
詩ってのはいかにどう言葉に感情や風景を加工するかってことだと 思う。 賢治たんの加工のしかたが、すごく独特なんだよねー。 斬新な語彙と一風変わった視点。 そういう意味で理解されないのはしかたないよーん。
んー、語彙辞典があるくらいだからね〜
152 :
名前はいらない :03/05/20 18:08 ID:+MMaPW82
詩って、その日その時その人の考え方にたまたま合致していないと感動を呼ばないような気がする。 分からないといってる人も、何年後かにある日突然心に響く日があるかもしれないよ。 ただなあ。あの東北弁のリズム。一般的じゃないなあ。 東北弁が分からない人は、真に宮沢賢治は理解できないということを聞いたことある。 関西人のおれは理解してないのだろうか。。。
153 :
吾輩は名無しである :03/05/21 20:27 ID:BOHZ5Xdk
兄さん、天雪を!!
154 :
山崎渉 :03/05/22 02:38 ID:9hqkSSyZ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
次ぎの停車駅は山の上の小駅です ガタガタゴーゴー シュー
156 :
名前はいらない :03/05/28 07:40 ID:VEFPLsEB
age
157 :
明日の為にその1 :03/05/28 08:12 ID:wTYcsVfX
しかし、、突然脈絡なくリンクはる人が多いですねー。理解できない。
159 :
名前はいらない :03/05/28 17:16 ID:CGWSRJx1
保守age
160 :
名前はいらない :03/06/01 23:15 ID:SKTkEO6I
おまへのバスの三連音が どんなぐあいになっていたかを おそらくおまへはわかっていまい その純朴さを希みにみちたたのしさは ほとんどおれを草葉のようにふるはせた もしもおまへがそれらの音の特性や 立派な無数の順列を はっきり知って自由にいつでもつかえるならば おまへはつらくてそしてかがやく天の仕事もするだらう 泰西著明の楽人たちが 幼齢 弦やけんきをとって すでに一家をなしたがように おまへはそのころ このくににある皮革の鼓器と 竹でつくった管とをとった けれどもいまごろちょうどおまへの年頃で おまへの素質と力をもっているものは 町と村との一万のなかになら おそらく五人はあるだらう それらのひとのどの人もまたどのひとも 五年のあひだにそれを大抵無くすのだ 生活のためにけずられたり 自分でそれをなくすのだ すべての才や力や材といふものは ひとにとどまるものでない (ひとさへひとにとどまらぬ)
161 :
名前はいらない :03/06/01 23:16 ID:SKTkEO6I
云わなかったが おれは四月はもう学校に居ないのだ おそらく暗くけはしいみちをあるくだらう そのあとでおまへのいまのちからがにぶり きれいな音が正しい調子と其の明るさを失って 再び回復できないならば おれはおまへをもう見ない なぜならおれはすこしぐらいの仕事ができて そいつに腰をかけてるやうな そんな多数をいちばんいやにおもふのだ もしもおまへが よくきいてくれ ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき おまへに無数の影と光の像があらはれる おまへはそれを音にするのだ みんなが町で暮らしたり一日あそんでいるときに おまへはひとりであの石原の草を刈る そのさびしさでおまへは音をつくるのだ 多くの侮辱や窮乏のそれらをかんで歌うのだ もしも楽器がなかったら いいかおまへはおれの弟子なのだ ちからのかぎり 空いっぱい 光でできたパイプオルガンを弾くがいい
162 :
名前はいらない :03/06/17 22:11 ID:vF/Zb/RU
163 :
名前はいらない :03/06/17 22:15 ID:+qKiFX5C
夢枕漠の小説読むといいかも。 陳腐な入り方だけど わからないっていうなら そういう入り方もあるってことで。
164 :
山崎 渉 :03/07/12 11:37 ID:Cc9F2JY5
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
165 :
名前はいらない :03/07/12 23:52 ID:xgyvjASZ
昨日の「銀河鉄道の夜」見た?
166 :
名前はいらない :03/07/12 23:57 ID:xgyvjASZ
久々に見て、詩集読み返して再確認したこと。 宮沢賢治にはユートピアとディストピアとアルカディア この3つの郷がある。 むしろネガティブなディストピアと ポジティブなユートピアとアルカディアの間を彷徨っているという感じか。
167 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/13 00:00 ID:MBaVqw+X
昔付き合ってた女が賢治の研究者目指してた。関係ないけどね。
俺は良く分からなかったが、ラブレターに気に入られようと
御託を述べたことがあった。よくも分からないのに。
昔にかいた恥の一つ。
わからなかったら無理すんな。
>>1 わかる日がくるまで寝て待て。
168 :
_ :03/07/13 00:01 ID:nMNwE2nx
これは凄いと聴いて凄いと思う人が凄くないので在って 凄い宮沢賢治が存在してしまう
169 :
ラムネ壜 ◆zYWrhqMVos :03/07/13 00:04 ID:6pHCy6Dl
でも、銀河鉄道の夜、なんてアイデア良いよね。ホントそのイメージは秀逸。 松本零士の銀河鉄道999はあっこからとったんだよ。 夜空をかけるSLのイメージはスンバらしい。 分かるところから、入っていくのが吉。
170 :
_ :03/07/13 00:04 ID:b9DRQVpe
171 :
ねこいるか ◆/D0HAk633. :03/07/13 00:21 ID:flGtIPAE
>>165 ウソ?テレビでなんかやってたん?
アニメのやつ?
賢治は、別に理解できなくても、仏教思想とか興味なくても、
ぜんぜん素敵に読めるよ。
詩集なんか色々出てるし、たかだか500円くらいだし、
鞄に入れといて少しづつ読むだけでも、
変に肩肘張って食いつくそうとしなけりゃ、なんとなく〜 でも、
十分美味しい。と、オモウ。
172 :
_ :03/07/13 02:01 ID:EQxuNRCA
173 :
_ :03/07/13 04:17 ID:EQxuNRCA
174 :
名前はいらない :03/07/13 13:24 ID:3Uj50nfW
宮沢賢治は私がもっとも天才的だと思う詩人、童話作家。 あの感性はすばらしい。イメージの斬新さ、繊細さ、独創性。 広がっていくイメージに、どんどん引き込まれてしまう。 童話で好きなのは「よだかの星」「やまなし」。 「よだかの星」は何度読んでも感銘を受けてしまう。 「やまなし」は透明で、哀しい感情にさせられる。 詩ではやはり「永訣の朝」「春と修羅」「業の花びら」。 とにかくいいです。とても凡人には書けないと思う。 賢治だからこそ書けた作品ばかり。
カンパネルラ。。。
176 :
名前はいらない :03/07/13 16:16 ID:6SZVpTDx
尊尊殺殺殺
殺殺尊尊尊
っていう言葉に引き込まれたなあ。なんて詩だっけ?
字面はすごいけど、朗読するとなんか気持ちいい。
私は岩手県民ですが、初めて賢治を読んだとき、
「東北人じゃないとわかりづらいんじゃないか?」
と思ったんですが、
>>152 さんも同じことを感じたようですね。
177 :
名前はいらない :03/07/13 16:18 ID:gT9w2vYc
>>1 できなくていいんですよ
あなたを周りの人に理解させるよう努めることが
もっと大事です
178 :
名前はいらない :03/07/14 13:20 ID:lcSuLt4J
宮沢賢治を本当に理解するには東北弁を理解できていないとだめ、といったことが いわれているようだけど、なんだかそういうのって嫌ですねー。 私は東北とは縁もゆかりもないけれど、賢治は大好きですから。理解できているかは ちょっと分からないけれど。 東北弁理解できないと賢治が理解できないのなら、日本語以外の外国詩なんて まったく理解不可能だろうし、そういう理解の可能性の幅を狭めてしまうのは 良くないのでは。素直に感動できればいいんだと思います。
179 :
名前はいらない :03/07/14 14:14 ID:4KUlUtb8
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180 :
_ :03/07/14 14:15 ID:99j7XWbg
181 :
176 :03/07/14 18:15 ID:HS9lVehk
>178
私の書き込みに対する文章でしょうか?
私が言いたかったのは、
「東北弁が理解できないと賢治の詩を深く理解するのは不可能だ!」
ってことじゃなくて、
「東北弁が理解できないと、文章自体が理解しにくくないか?」
ということです(特に童話)。
そういう意味では、
>>152 さんの文章を引いたのは不適切でした。
英語がほとんどわからない人が、英語の文章を読め!と
いきなり言われても難しいだろうと、そういう感じです。
訛り・方言バリバリですもん。
内容についてはまったく同感。長文&言葉足らずスマソ。
182 :
氷月 :03/07/14 22:11 ID:m1ghFNn0
サキノハカといふ黒い花といっしょに サキノハカといふ黒い花といっしょに 革命がやがてやってくる ブルジョアジーでもプロレタリアートでも おほよそ卑怯な下等なやつらは みんなひとりで日向へ出た蕈のやうに 潰れて流れるその日が来る やってしまへやってしまへ 酒を呑みたいために尤らしい波瀾を起すやつも じぶんだけで面白いことをしつくして 人生が砂っ原だなんていふにせ教師も いつでもきょろきょろひとと自分とくらべるやつらも そいつらみんなをびしゃびしゃに叩きつけて その中から卑怯な鬼どもを追ひ払へ それらをみんな魚や豚につかせてしまへ はがねを鍛へるやうに新らしい時代は新らしい人間を鍛へる 紺いろした山地の稜をも砕け 銀河をつかって発電所もつくれ この詩が好きです。。。憎しみと愛が入り混じったような感覚・・・
183 :
忠臣蔵マン ◆XVMg06nm/A :03/07/14 22:16 ID:9z64tRtU
テスト
184 :
178 :03/07/14 22:50 ID:ocnbtmTg
>>181 176さんへの直接のレスというわけではなく、このスレ見てて思ったことでした。
ちょっと言葉足らず&説明不足でしたね。スミマセン。
賢治の東北弁のリズムは、とても素朴な響きで、好きですよ。味があって。
あと、殺殺尊尊尊、という詩は、『疾中』の「丁丁丁丁丁」という詩ですね。
気になったので探してみました。
新潮、角川文庫の『宮沢賢治詩集』に集録されていました。
内容の意味は・・・分かりませんねー。(汗)
インパクトがあるというか、衝撃的な詩ですね。
まったく相反する「殺」と「尊」といった言葉が繰り返されていて、余計に強い
インパクトが与えられますよね。
185 :
山崎 渉 :03/07/15 11:38 ID:iuxfPmjy
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
今、部活で宮沢賢治の「水汲み」という曲をやっているんですが、部員全員で考えてみても、意味がよくわからないです。。。 宜しければ解釈キボンヌ。個人的意見で良いです。 ぎっしり生えたち萓の芽だ 紅くひかって 仲間同志に影をおとし 上をあるけば距離のしれない敷物のやうに うるうるひろがるち萓の芽だ ……水を汲んで砂へかけて…… つめたい風の海蛇が もう幾脈も幾脈も 野ばらの藪をすり抜けて 川をななめに溯って行く ……水を汲んで砂へかけて…… 向ふ岸には 蒼い衣のヨハネが下りて すぎなの胞子(たね)をあつめてゐる ……水を汲んで砂へかけて…… 岸までくれば またあたらしいサーペント ……水を汲んで水を汲んで…… 遠くの雲が幾ローフかの 麺麭(パン)にかはって売られるころだ
188 :
名前はいらない :03/07/17 02:18 ID:wRKorsOa
>>187 ま、まったく分かりませんね(汗)。
個人的感想で。・・・・・・水を汲んで砂へかけて・・・・・・
という部分が何度も繰り返されているけれど、どんなに水を汲んで砂へかけても
意味ってありませんよね?
だから、すべての無意味さなどをあらわしたいのかな?(自信全くなし)
でもそうすると、岸まで来れば、以降の意味が分からなくなるし。
ごめんなさい、分かりません。どなたかご意見をお願いします。
気になってきた。。
189 :
名前はいらない :03/07/17 02:32 ID:wRKorsOa
続き)・・・・・・水を汲んで砂へかけて・・・・・・という部分は、 賢治の無意味な様子、その前の部分の詩は周りの様子との対比なのかも? そんな無意味な行為を繰り返していた賢治が、岸まで来ることによって、 新しいサーペント(?)を得、・・・・・・水を汲んで水を汲んで・・・・・・ となるのでは。一種の無意味な行為から有意味な行為に変化する、と。 この「水汲み」の曲って、どんな感じなんですか? 楽しい、悲しい、さびしい、激しいなど。知りたいです。
190 :
名前はいらない :03/07/17 03:06 ID:PlEnwxde
>>187 これは初夏の情景を詠んだ詩ではないかと。
なぜかって、単純に詩集を見たら、5月に書かれていたからですが。。。
1連を読めば、茅萱(ちがや)の畑に水をまいている、というのが自然。
で、2連目にでてくる海蛇は、そのまま風の比喩だと思います。
そして、2、3連から、賢治のいる場所が川辺だということが分かります。
(ち萱の生息環境とかを知っていれば、すんなり分かるんでしょうけど。。)
3連の「蒼い衣のヨハネ」は、ちょっと分かりません。
たぶん「ヨハネ」を知ってれば当然連想するもの、というのがあるはずですが、
その辺は、キリスト教の知識などがないためあきらめます。。。
4連目の「サーペント」は、2連目に出てきた「海蛇」のことです。
snakeよりも大きい蛇のことを指すようです。
んで、5連目の幾ローフっていうのは「幾斤」ってことですよね、たぶん。
192 :
激辛さんてあいかわらず馬鹿なのね :03/07/17 03:41 ID:AMx5p2MH
>>191 不眠症くんが頑張る。
支離滅裂なので・・・ポイ捨て。
193 :
名前はいらない :03/07/17 05:25 ID:tTNI14im
「水汲み」は戦いを謳った詩だと思われます。 サーペントは古い蛇、つまりサタンのことです(よくある獣の数字のアレです)。 ヨハネの黙示録12章15節に「蛇はその口から水を川のように女の後ろに吐き出し、 彼女を大水で押し流そうとした」とあります。 ここでの彼女は聖母マリアと推測されます。 蒼(ヘブリン・ブルー)は聖母マリアの象徴色で、蒼き衣とは聖母マリアのことと重なるからです。 ヨハネに聖母マリアを託した逸話から考えると、 賢治は「十二使徒のヨハネを黙示のヨハネと同一である」と考えていたと伺えます。 統合すると「悪魔の口から吐かれる水を汲まないと溺れてしまう」ので、 その水を汲まなければならない。だから水を汲む。 むなしい戦いの詩です(「水を汲んで砂にかけて」に象徴されるように)。 向こう岸にたどり着こうとすると「またあたらしいサーペント」が水をかけて、 結局たどり着けないのでしょう。 賢治の妹(トシ)の死後に書かれたか否かで多少、解釈が変わってきますが 今日はこの辺で
>>189 イ長調の、う〜ん…ちょっと妙な感じの曲です。
明るいか暗いかと言われたら間違いなく明るい曲なのですが、素直な明るさでなく、少し狂ったような…
形容するのは難しいですが、とにかく、不可解(というと作曲者の方に申し訳ないですが)なメロディーです。
>>193 かなり説得力のある解釈だと思います。
ただ、それだと一連目の「茅萱」や「すぎなの胞子を集めている」等の意味はどうなるのでしょう…?
自分で考えてみようとしましたが、読めば読むほどわからなくなってきました(;´д`)
「水汲み」は「春と修羅」の第三集に載っています。そこから推測すると、この詩が書かれたのは妹の死後だと思いますが…。
195 :
名前はいらない :03/07/17 22:05 ID:eZrPqTjO
>194 「茅萱」は病床の妹に与えたかった薬と考えられます(強壮作用があるので)。 「すぎなの胞子」は彼岸であつめていることから「魂」の「復活」(あつめている、 ということは、何処かに蒔く可能性を示唆しているので)と捉えられます。 賢治は、新約聖書の「復活」に魅了されていたようなので、 妹の死後に「狂おしいまでに妹に会いたい」彼の心境を自嘲を込めて詩に残した と解釈できますが、穿ちすぎでしょうか?
196 :
名前はいらない :03/07/17 22:19 ID:vUl1rOyh
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>>193 うはあ、すごいな。。。と思ったけど、何か釈然としないのです。
「蒼い衣のヨハネ」部分は全くわからない状態ですが、
それを考慮しないで読むと、素直に情景を描いているだけに見える。
特に「むなしい戦いの詩」であるという意味がよくつかめないのですが。。。
茅萱は河原に群生し、畑の雑草でもあります。
だから単に水を畑にまいている、ということが最も基本ではないかと。
最終連は素直すぎるほどの夕焼け雲の詩的描写だし、
それが「むなしい戦いの詩」のしめ方としたなら、
やや不自然さが残るのではないでしょうか。
別に意固地になって表層的な解釈にこだわっているわけでもないです。
どのような切り口からの解釈でもいいと思いますが、
文意からストレートにあらわれる答えをあえて見ないで、
からめ手からだけの解釈のように見えてしまうのが、僕の印象なのですが。
というか、187氏は表層的な解釈ではなくて、
裏読みの解釈を求めているのでしょうか。
それだったら、僕のレスはまったく無意味でしたね。。。
198 :
名前はいらない :03/07/18 19:42 ID:4I61M2U3
>>197 187です。そうですね。自分でも穿ちすぎたと反省しております。
自分の場合「ストレートに解釈出来なかった」ので自分の分る範囲から推測してもので、
押しつけるつもりはありません。
個人的な解釈ですが最終章は「現実回帰」ともとれます。
それまでの内容は「内省」或いは「幻想」で、
「幻想に浸っても結局メシ食って生きていかなきゃなあ」という・・・。
188さんの
>だから、すべての無意味さなどをあらわしたいのかな?(自信全くなし)
が一番核心をついているのかも知れません。
199 :
新宿歌舞伎町発 :03/07/18 20:12 ID:lyZfCrzF
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200 :
名前はいらない :03/07/18 20:22 ID:ZAJqeH8I
どっかから日本語訳された賢治詩集でないかなぁ・・・
201 :
187 :03/07/19 08:16 ID:cGO/fdan
>>197 いえ、こちらは一文字の解釈もできていない状況ですので、
表層的解釈・裏読み解釈のどちらでも、とにかく、色々な方の解釈をお聞きしたいです。
部員の中には、193さんの解釈に納得した人も、197さんの解釈に納得した人も、188さんの解釈にピンときた人もいます。
もちろん、まだ納得していない部員もいます。
それぞれが、この曲のイメージや情景をつかむために解釈を求めているので、それぞれの色々な意見を下さって本当に有り難いです。
ほかにも何か別の解釈・イメージ等が思いつきましたら、どうぞ聞かせて下さい。
202 :
187 :03/07/19 08:19 ID:ZPFt9++F
↑なんか文章が変になってしまった…。
あと、
>>198 は、193さんですよね?
203 :
名前はいらない :03/07/25 08:12 ID:5FEsF9yn
>>201 提案なんですが、文学板の宮沢賢治スレなどにも書き込んでみてはどうでしょう。
また違う感想、意見、批評などがもらえるかもしれませんよ。
(私はこの詩、まったくお手上げです。。でも193さんの解釈にはかなり
納得しています。)
どちらにしても、やはり賢治の詩は難解ですね。ボキャブラリーも豊富だから、
まず語彙の意味からして分からないし(汗)。語彙辞典がほしいです。(苦笑)
204 :
www.get-dvd.com :03/07/25 08:17 ID:WHjio51G
205 :
名前はいらない :03/07/25 10:58 ID:MCLEFyfR
206 :
187 :03/07/25 18:47 ID:Aggsfhts
>>203 そんなスレがあるとは知りませんでした…。
ありがとうございます。是非きいてみます。
207 :
193 :03/07/27 22:45 ID:HFKHsJJY
>>187 はい。そうです。
久しぶりに覗いたのでご返事が遅れて申し訳有りません。
イメージや情景を同じような印象を受けた物(絵画や音楽など)に置き換えたり、
色で表現してみる等はいかがでしょう?(私は書き物をしている時にやったりします)
>>203 ありがとうございます。
文学板行って見ましたが荒れているようなので・・・。
このスレを盛り下げてしまったようで恐縮です。
詩の解釈は千人十色なので「分らない」というのも解釈の一つだと思います。
208 :
名前はいらない :03/07/27 23:48 ID:JSRRmeBK
雨ニモ負ケズだけかな。ましなのは。後はただの独り善がり。
209 :
名前はいらない :03/07/28 01:05 ID:QPyJd0QC
雨ニモ負ケズ以外だけかな。読めるのは。雨ニモ負ケズはただの独り言。
210 :
名前はいらない :03/07/30 08:21 ID:gHWMVFCq
>>207 盛り下がってなどいませんよ〜。
むしろ、いろいろな解釈が出てきて面白かったですよ。
211 :
名前はいらない :03/07/31 00:07 ID:6TGo1Vyn
面白いね、解釈もいろいろあって。 賢治万華鏡
法華経の何宗だったのですか?草加?
213 :
山崎 渉 :03/08/02 01:05 ID:GCypsXvY
(^^)
>>212 日蓮が確立した法華経信仰を持っていた、という表現が正確かなと。
法華経の何宗、という立て分けは無いです。
国柱会に入ろうとしましたがうまくいきませんでした。
友人との対話や研鑚によって、徐々に自分なりの信仰を形成したんでしょう。
創価教育学会(当時)は賢治の死ぬ直前に興ったもので、
恐らく接触は無かったと考えられます。
215 :
212 :03/08/03 17:30 ID:EvPqBpJw
216 :
名前はいらない :03/08/06 16:04 ID:QmgX1rEc
理解しなくてもいいだろう
ところで、誰が賢治の作品が良いって言い出したんだよ! まったく迷惑極まりないな。
218 :
名前はいらない :03/08/07 23:57 ID:DcG6cuSm
なぜ迷惑なの?
219 :
山崎 渉 :03/08/15 12:26 ID:jFO+cPAl
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
220 :
んほう ◆oTRiddimaw :03/08/18 13:05 ID:N3S14jnQ
少しだけネタフリを。 最近ますむらひろしの銀河鉄道の夜を読みました。天沢監修。 いま出ている文庫は、なんと最終稿と博士稿が両方のってます。 確かどこかの評論で猫世界を持ち込むことへの批判があったはずですが、僕も同感です。 他のますむら作品は嫌いではないのですが。 以前にも話題に出ていた博士についてはまた書きます。
221 :
93モードイエーイ ◆93.modeYEI :03/08/20 15:33 ID:NU9jaNmK
>>220 ネタフリ乙。
俺は、ますむら版、気持ちよく読めましたよ。
その評論読んで無いんで何とも言えないし、素人意見ですけどね。
「猫にしちゃうのはどうか」って事より、その絵柄の世界観が
どれだけ確立されていて、宮沢賢治の世界観とどれだけ
共存できているかが問題なのではないか、と。
「アタゴオル」の世界とはちゃんと切り離せているし。
「猫の事務所」はちょっと引きましたけど。
222 :
名前はいらない :03/08/22 21:39 ID:uIwtrRQh
俺は、青森挽歌の中で好きな一節があります。 あいつはこんなさびしい停車場を たったひとりで通っていったらうか どこへ行くともわからないその方向を どの種類の世界へはいるともしれないそのみちを たった一人でさびしくあるいて行ったらうか ・・・何故かわからないけど、ここの部分を読んで涙がぽろぽろでした゜(つД`)゜。
223 :
名前はいらない :03/08/23 01:12 ID:nuaf52Mu
わぉ!こんなスレあったんだ!ageとこう。
ん〜、難しいかなぁ…?
子供の頃全集を借りて何度も読んだので、どの一節を見ても懐かしい気持ちになる。
亀レスですが
>>187 の「水汲み」は堅治が農業に取り組み始めた頃の作品。
不毛の大地に渾身労力をつぎ込んで実り多い豊穣な土地にしようという決意を表した詩。
…とそれ以上の意味はないのではと思っているのですが。
224 :
名無しさん :03/08/23 16:54 ID:4yCxuKpy
宮沢賢治のオノマトペって、ちょっと常軌を逸していて。 あのブッディストぶりもそうだけど。 あとは、右翼団体国柱会だよね。 で、作品読んでると、こいつドラッグやってんじゃなかろうか、という疑問を禁じえない。 ようするに、今で言うオウム信者に近いんじゃないか?
225 :
名前はいらない :03/08/23 22:21 ID:LifdEvWr
難解すぎて拒絶。おもしろいのかどうかさえ 不明
226 :
名前はいらない :03/08/23 22:42 ID:US7OEulz
>>224 ふーん、作品読んでて、そのような疑問もったことはないですね
読む側によって、受けとりかたが大きく別れてくるともいえるのかなあ、
宮沢賢治は。
>>222 青森挽歌はほんと感動します。たったひとりの同志である妹を亡くしたつらさ、
その暗いトンネルから抜け出ようとしているような長い詩・・
悟りのような最後のあの言葉・・
((みんなむかしからのきゃうだいなのだから
けつしてひとりをいのつてはいけない))
ああ わたくしはけつしてさうしませんでした
あいつがなくなってからあとのよるひる
あいつだけがいいとこに行けばいいと
さういのりはしなかったとおもひます
228 :
名無しさん :03/08/24 00:18 ID:hL1NYprV
妹。春と修羅ですよねw
229 :
名無しさん :03/08/24 00:27 ID:hL1NYprV
クラムボムが笑ったよ クラムボムが笑ったよ
230 :
名無しさん :03/08/24 00:32 ID:hL1NYprV
賢治がクラスをもったとき、男子生徒の顔を見ただけで、 「昨日もやっただろ」と、自慰した子がわかったとかいう話もある。 それで、「科学的な」自慰の弊害を、黒板にものしたとか。 イーハトーブ、なんて、ステキな名前ですね。 あめゆじゅとてちてけんじゃ 雨にも負けず なんか、健気な詩が多いですね。宮沢の賢治さんは、記念館みたいなの があるはずなんですが。友人二人がかつて、来訪したことがあります。 わたしも、図書館なんかで、賢治さんの世界に触れてみたことがあります。 読解の本なんかも、合わせて読んでみたいと思います。 ただ、いつも、異様な、アンキャニーな、詰屈なオノマトペ(擬音語・擬態語)が、 なんともいえない、不思議な音韻を成しているのが、いまだに新鮮な感じがするほどです。
231 :
名無しさん :03/08/24 00:35 ID:hL1NYprV
難解な作品は、大江健三郎大先生だけで、充分です。 小説だけど。
232 :
名前はいらない :03/08/24 01:11 ID:ab1wgxxX
なんていうか、俺の主観なんだけど・・・ 賢治の作品は、理解するんじゃなくて「感じる」ように読むものだと思ってます
頭(理屈)じゃなくて心で感じるように素直に読む方が近道かもしれませんね
234 :
気付き@幸せ掴む :03/08/24 20:17 ID:VB9cV0Qj
政府は金融不安、経済改革、産業再生にと公金投入で手を打つが、何ら効果は現れないでしょう。
政治家や官僚皆さんの人格や人生観(生き方)が政策には如実に反映されるものです。
迎合主義や事勿れがまかり通り、面倒な問題を避けたりして、現状を直視したくないのかもしれません。
だから確かな判断が出来ずに結果的に間違った政策を執ることになるようです。
昔から政治家やお役人は、どんな事でも公的資金を注ぎ込めば解決すると思っているようだ。
一番に大切な事柄は人でしょうが。人が総ての物事を成し遂げて行くからです。
過去にあった難儀な事業を成し遂げたのは乏しい資金でもほとんどが優れた人々がいた。
郷土文化の原点に立ち帰って考える時、何か新たなヒントや斬新なアイディアが浮かぶかも知れません。
豊かな伝統文化は何かを芽生えさせてくれるものです。
この件に関する出典の説明があるHP↓に注目。参考にしよう。
ttp://www.d7.dion.ne.jp/~tohmatsu/
235 :
_ :03/08/24 20:22 ID:qJMyuO4i
異論なし。
マジレスしたっていいじゃないか。 >232-233 頭からっぽにして読んだほうがわかりやすい、 というか伝わりやすいような気がする。
今日は賢治先生のお誕生日です。おめでたい
なに、そうなんですか。 記念カキコ
239 :
名前はいらない :03/09/01 18:42 ID:ClEqjg2W
sageニモマケズ 嵐ニモマケズ 逝キニモブラクラニモマケヌ 丈夫ナ筐体ヲモチ 欲ハナク 決シテ煽ラズ イツモシズカニ藁ッテヰル 一日ニコンビニ弁当ト 菓子ト少シノペプシヲ飲ミ アラユルコトヲ マニュアルモヨマズニ ソレナリニセッテイシ ソシテリカイセズ 秋葉原ノマップト九十九ノ蔭ノ 小サナ露天ノ小店ニヰテ 東ニ病気ノ厨房アレバ 逝ッテ罵倒シテヤリ 西ニツカレタネヲむぎ茶アレバ 逝ッテソノバスノ列ヲ追ヒ 南ニ沈ミソウナスレッドアレバ 逝ッテタマニハアゲテクレトイヒ 北ニタスケテヤマルチポストガアレバ ツマラナイカラ放置プレイトイヒ レスガツカナイトキハナミダヲナガシ テレホタイムニハレイギシラズヲタタキ ミンナニハイドウゾトヨバレ サゲラレモセズ あぼーんモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタクハナイ
240 :
北 :03/09/02 04:22 ID:JC6eJONS
賢治の詩は右脳で読むべし。
241 :
北 :03/09/02 04:56 ID:JC6eJONS
あと法華経の比喩を覚えると賢治は面白き。
242 :
名前はいらない :03/09/02 12:51 ID:0zXvb6Qz
たとえば?
243 :
北 :03/09/02 15:59 ID:JC6eJONS
>242さん 賢治は法華経が好きで読んでたから。例のほんの一部にすぎないけど、『夏夜狂燥』の中で難陀龍家の家紋を織り、天を装う鬼の族は〜夜風の底で蛙斬り、セウ゛ンヘンジは遠くで笑う。 ★このヘンジとは探検家ヘディンののことだけど、ヘディンの歩いたシルクロード、タクラマカン砂漠でヘディンは死にかけた。 このタクラマカンからの北側の天山山脈の麓にある亀絃国があって、そこは法華経の翻訳者、羅汁の出生地。しかしこの羅汁が生まれたのは西暦700〜800年くらい。なんで賢治がこんな話をしっていたのか? この詩には法華経イメージに囚われた言葉が他にも出てきます。そしてもっと他にも法華経が出てくる詩は沢山あるけど、なんか布教に思われると嫌だから控えます。
法華経の豆知識的な話なんだし 心配御無用では。
245 :
教えて教えて!! :03/09/09 12:11 ID:aAp/L+UB
あの〜ボクは今までマンガばっかり読んでて文学書なんて一度も読んだこと無かったんですけど、 この前の『白線流し』のスペシャル番組で『銀河鉄道の夜』のサソリの話が取り上げられて バルドラの野原に一ぴきの蝎がいて小さな虫やなんか殺してたべて生きていたんですって。 するとある日いたちに見附(みつ)かって食べられそうになったんですって。 さそりは一生けん命遁(に)げて遁げたけどとうとういたちに押(おさ)えられそうになったわ、 そのときいきなり前に井戸があってその中に落ちてしまったわ、 もうどうしてもあがられないでさそりは溺(おぼ)れはじめたのよ。 そのときさそりは斯う云ってお祈(いの)りしたというの、 ああ、わたしはいままでいくつのものの命をとったかわからない、 そしてその私がこんどいたちにとられようとしたときはあんなに一生けん命にげた。 それでもとうとうこんなになってしまった。ああなんにもあてにならない。 どうしてわたしはわたしのからだをだまっていたちに呉(く)れてやらなかったろう。 そしたらいたちも一日生きのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらん下さい。 こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸(さいわい)のために 私のからだをおつかい下さい。って云ったというの。そしたらいつか蝎はじぶんのからだが まっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見たって。
246 :
教えて教えて!! :03/09/09 12:11 ID:aAp/L+UB
もうこれを聞いた時に感動して感動して感動し過ぎて涙が出そうになって、 こんな深い話が書ける宮沢賢治って一体どんな人なんだろう?って知りたくてたまらなくなりました。 そしてネットで色々調べたらもう自分の想像以上に素晴らしい人だったということが分かりました。 奉仕の精神や純潔の精神を持ったまるで神様のような人なのではないかと思いました。 ボクは自己犠牲愛に生きる人や自己犠牲愛を描いた話に大変魅かれます。 だからこれからはボクはマンガよりも文学書を読んでいきたい思っています。 特に宮沢賢治さんの作品を中心に。そこで皆さんは文学書には詳しいと思うので、できれば 『銀河鉄道の夜』以外で「自己犠牲愛」や「本当の幸せ」を問うような内容を描いた 宮沢賢治さんの作品を教えていただきたいのですが?他の方の作品でも構いません! あと宮沢賢治を知る上で絶対欠かせない作品なんかはありますか?
247 :
教えて教えて!! :03/09/09 12:22 ID:aAp/L+UB
マルチポストでm(_ _)mすいません
248 :
名前はいらない :03/09/10 05:53 ID:xHnTNL3s
>>246 「自己犠牲愛」や「本当の幸せ」を問うような作品かどうかは分かりませんが・・・。
「よだかの星」はオススメかと思われます。有名な童話だし、読んだことあるかも知れませんが。
あと、宮沢賢治は詩もいいですよー。
特に「永訣の朝」「青森挽歌」など一連の詩。
一読をオススメします。
249 :
教えて教えて!!君 :03/09/10 15:33 ID:ger8njoX
レイチェル・カーソン。アメリカ・ペンシルバニア州スプリングデール生まれ。幼少から作家を夢みていたが大学進学期、生物学に触れることにより進路の変更を。
大学院夏期研修でウッズホール海洋研究所で海と出会い、海洋生物学者の道を歩むことになる。
父の死をきっかけに政府機関に就職、その時書いた「われらをめぐる海」がベストセラーになり文筆業に専念するようになる。
1964年ワシントン郊外シルバースプリングで死去。享年56才。
http://www.39001.com/cgi-bin/cpc/gateway.cgi?id=cool
251 :
名前はいらない :03/09/27 13:10 ID:melRm3Rs
宣伝に無駄な労力を費やすなよ
252 :
名前はいらない :03/11/22 18:26 ID:EcnTdqAK
なんだここにもあったのか?賢治スレ。 文学板のはいま、ひとつは、研究家(?)どうしの罵り合い、誹謗中傷で大荒れ。 もうひとつは「雑談スレ」と化してる。ここに避難させてほしい…
253 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/11/22 19:09 ID:bIRR4G88
生猫、生猫、ねんねこ〜、が書ける。 観世音菩薩普門品(法華経)、が読める。 今大作、に惑わされない。 そこから始まる賢治再読でありたいものだと思っています。
254 :
天才 :03/11/22 19:44 ID:SHefFjK9
>>252 本当だ。スゴイことになってるね。こっちの方が健全かもしれない。
>>1 大塚常樹氏によると「賢治は大気中の銀分子をしばしば感じた」らしい。
想像を絶する世界がある、という事ではなかろうか。
256 :
名前はいらない :04/01/22 23:07 ID:88kT9m4E
一月ぶりのあげ
257 :
名前はいらない :04/01/22 23:50 ID:NO4bU8us
『なめとこ山の熊』が理解できない… 高校の教科書に載ってる部分を読んだだけだけど、読みづらくて何が言いたいのかわからなかった… 他の作品も同じような文で書かれているんですか?
258 :
んほう ◆RIDDiMgwgI :04/03/10 16:11 ID:46SJFfyG
最近知ったんですが、賢治研究家の鎌田東二って実はデンパ系心理学の人だったのですね。
一応「銀河鉄道の夜」研究を出してますが、同じ岩波現代新書なら見田宗介の賢治論の方がいいと思われ。
ふとこのスレを思い出して書いてみました。
>>257 今更レスしてすんません。童話だけでも賢治の文体は色々ありますし、読みやすそうなものから入ればいいんでは。
259 :
小呂 :04/03/11 22:16 ID:pWcNBDgB
ハルと酒乱 わたくしという現象は 例えば揮発性メモリーにロードされた ひとつのバグだらけのプログラムです (あらゆる標準化されたDLLの複合体) OSやネットワークを介して せわしく連携をとりながら いかにもたしかに稼動しづづける ひとつのバグだらけのプログラムです (リブートはされ、メモリーはクリアーされ) それゆえわたくしはわたしの痕跡を 何らかの外部媒体に記録しないではいられないのです わたくしの言葉を、個性を、感性を この生きる喜びを、嘗めている苦しみを、悲しみ憎しみを このわたしから放出しないではいられないのです 消え去る前に プログラムがハードディスクにセーブするように
260 :
名前はいらない :04/03/27 21:53 ID:cocYJ8qE
移転あげ
261 :
名前はいらない :04/04/04 15:44 ID:X0vek1jK
特に何ってわけでもないんだが 賢治あげ!!ヽ(`Д´)ノ
262 :
名前はいらない :04/06/02 22:07 ID:8w9vxYEs
宮沢賢治は天才児 大人であると同時に天才児 これがすべて わからんやつには10000000000000000000000000000000000000億年たっても判らん
ある程度まではみんなに共通いたします (すべてがわたくしの中のみんなであるやうに みんなのおのおののなかのすべてですから)
それが虚無ならば虚無自身がこのとほりで
子供の頃、学校の帰りに道に ふと何気に目を移した道端の端の端で 無造作にポツン置かれた名前も知らないような姿の蟲の死骸 その存在の在り様を見た時に感じた 奇妙な感覚を覚えてるだろ それが宮沢賢治。コレ
266 :
名前はいらない :04/06/03 16:44 ID:1mpgWZjQ
>>265 すっげーよくわかるんだけど。
言葉で言うとどうなるんだ?
「痛ぇー」って感じ?
267 :
名前はいらない :04/06/04 22:31 ID:dYG5dRw8
>>266 言葉なんかでは表せない。自分の心の中だけにある。でも、みんなの心の中にいる。
これが宮沢賢治。
268 :
名前はいらない :04/06/04 22:53 ID:mH0EKge3
雨にも負けず風にも負けず ゴルァされても負けない そんなモナーに私はなりたい
269 :
名前はいらない :04/06/04 22:54 ID:mH0EKge3
賢治の詩ってさあ、 今でいえばオウムですよね 仏教でさあ ドラッグでもやってんじゃね〜か、こいつっていう クラムボムってのもそうだけど、奇妙なオノマトペ 擬音語、擬態語の数々は、ちょっと宇宙人っぽい サイエンスにも関心があったらしいけど
270 :
名前はいらない :04/06/04 22:58 ID:mH0EKge3
右翼団体国柱会
271 :
名前はいらない :04/06/05 08:34 ID:UhVcFmTX
宮沢賢治って泣けるよねー 雨ニモマケズを読んで大泣きしたもん。 オレもこんな風に生きていこうって心に決めたの 思い出したよ。 ・・・・・・実行できてないけど。 _| ̄|○
今ドキめづらしい人だね…
いや、皮肉じゃなくw
>>271
いつの間にか移転してたんですね。
274 :
名前はいらない :04/06/22 19:22 ID:QmcL1tr1
各々お前らが自分の中で真実だと発見したものは 次の瞬間とたんに醜悪なものに変化している それに気づかないまま日常の平凡な理解のうちに閉じ込めて 醜悪なままそれが醜悪と気づかずに生き長らえ Casual Observer Superficial Traveler と、どこまでも拒否しつづけるいかなる場所も監獄になりうる修羅に棲まう宮沢賢治のような人間に 蔑まされて、嘲笑れても、退屈で安直の法則の醜悪な虜に屈服し安息するを選ぶか その違い。
275 :
名前はいらない :04/06/22 19:27 ID:QmcL1tr1
醜悪なまま それが醜悪と気づきつつも 醜態をさらしつつ 惨めにその虜に屈服し安息するを選ぶか そこいらの大抵の人間はコレ 必死に認めたくなくあがらうもね これが賢治の世界に潜むディストピア
それを賢治的に単に詩想の中で開放したユートピア、アルカディアなモデルが 雨にもマケズや童話の世界。 わからん奴には1万億年かかってもわからんだろうね
きみたちとけふあふことができたので わたくしはこの巨きな旅のなかの一つづりから 血みどろになって遁げなくてもいいのです
賢治最強age!!
279 :
名前はいらない :04/07/14 11:04 ID:RQ0f7SDb
宮沢Kj
280 :
名前はいらない :04/07/14 11:10 ID:/cIzNO6T
心象風景をあのような語彙で綴った賢治は素晴らしいと思う。 ボキャ貧の私には羨ましい限りです。
281 :
名前はいらない :04/09/24 18:10:31 ID:Y8cL4XhO
生粋の岩手人だけど賢治は苦手です。 雨ニモの「デクノボウト〜」のくだり、 何故わざわざそういう表現をするのか 自分にはどうにもかえっていやらしくしか取れなかった。 荒んでるね…。
282 :
名前はいらない :04/09/24 21:16:39 ID:MlkxX3gn
一万億年
↑ へ?
こんな素晴らしい板があったとは…。誰かが書いていたけど、ほかの賢治スレは荒れ荒れ状態。
エバファンきもい 氏ね
286 :
名前はいらない :04/12/05 01:24:55 ID:t3aearvu
とし子のようなヒトに巡り合いたい
287 :
名前はいらない :04/12/14 22:04:36 ID:s5es3Rn/
賢治の詩は、心象スケッチであって、 心の中の現象を、書きとめたものであるだけです。 例えば、あなたの心の中に移る景色を 次々紙に書き出してみてくださいよ。 「昨日の晩、何食べたっけ? 焼肉?いや、そりゃおとといだ。 最近、物忘れがひどくなってきたなぁ・・ うーむ・・思い出そうにも・・天ぷら?そりゃ昼だったな そういや、あの娘のオッパイでかいなぁ・・ 彼氏いるんだろうか?」・・・云々・・ そんな感じでw 心のスケッチ。 「序」にもあるとおり、我々に分けの分からない記述が 賢治にも意味不明であった箇所はあるわけで、 しかし、意味不明な記述でも、それが正しい「心象スケッチ」なわけだと思う。 賢治の詩は、読むものであると同時に感ずるもの。
こんな長寿スレは初めてお眼にかかりますただ。
289 :
名前はいらない :04/12/23 00:03:14 ID:iQ/DGwEG
「しかし、私がルイス・キャロルを愛読することにはならなかった。その理由は、『不思議の 国のアリス』という作品に、都会の中流・上流階級のもの、という印象をかぎつけたからであっ たと思う。この作品に深く影響づけられていることのあきらかな安部公房は医学者の父を持ち、 母は小説を刊行したこともある、そのような家庭の出身である。宮沢賢治を愛読する人について も同じで――いまの私は近代・現代日本文学の最上のものに賢治の作品をあげることをためらわ ないが――、私とほぼ同年輩で幼少時に賢治に深くなじんだ、という人に出会うたびに、私はか れら彼女らが、都会の中産階級の教育のある家庭に育った人たちであるはずだと思う。」 ――大江健三郎「私という小説家の作り方」新潮社――
290 :
名前はいらない :04/12/23 01:40:24 ID:GwwKxCpK
賢治もすきですな。
近親相姦野郎
292 :
名前はいらない :04/12/27 21:23:38 ID:99LvNOvX
今雨にも負けず読んでます
最初の方に 賢治=お坊ちゃん という書き込みがあったが… 考えてみると釈迦もお坊ちゃんだよな、相当な。 業績の「成り立ち」の分析の手伝いにはなるかもしれんが、 「評価」の段階では考慮すべきでは無いんじゃないか?>育ち
近親相姦作家
鬼畜だなこの作家は
>1賢治の学校(岩手県の観光施設ではない)に入ってみては? 鳥山敏子が1から10まで体使って用意した答えをくれるよ。 但し1ヶ月10万円〜。金あったら入ってみてね。
299 :
mayuki :2005/03/30(水) 18:25:36 ID:J/7d2rw+
南無妙法蓮華経あげ
わたしからも南無妙法蓮華経
(あるいは修羅の十億年)
302 :
名前はいらない :2005/05/02(月) 02:30:30 ID:ubKsNN4X
クダラナイカラヤメロ
303 :
名前はいらない :2005/05/06(金) 23:13:52 ID:YO9mJdkB
304 :
名前はいらない :2005/05/10(火) 09:45:06 ID:BbXk4heT
あ め ゆ じ ゅ と て き て け ん じ ゃ
305 :
名前はいらない :2005/05/10(火) 13:31:04 ID:kr7hnvE5
ファンタジー色がもうちょい強ければね。
306 :
mayuki ◆kTbUDdAxZI :2005/05/10(火) 15:40:15 ID:EVgel4kD
エイト ガムマァ イー スィックス アルファ
307 :
名前はいらない :2005/05/15(日) 18:45:58 ID:rG3xokoj
304 [詠訣]ですね。 今授業でやってます。正しくは「あめゆきとてちてけんじゃ」です。 なんだかよくわかんなかったんですがとにかく涙が止まらず みんなに笑われメチャクチャ恥ずかしかった野球部です。
ナイス野球部。
test
>307 君、素敵…!w 周りが笑ったって気にするな!感じたことを素直に出せばいい…ww ま、そんなこと言ってる漏れも泣きましたが。
311 :
名前はいらない :2005/06/08(水) 23:40:51 ID:P46NHXeK
<子供の時に読み始めて、老年になってもずっと読みつづけることができる、そういう作家はい ま世界に十人といないんじゃないかな。日本にはさらにいないでしょう。ひとりかふたりでしょう。 私の考えでは井伏鱒二と宮沢賢治。そのふたりの作家がいる。そして私たちに富をあたえて くださっているということを私たちは忘れてはいけない。> ――大江健三郎「あいまいな日本の私」岩波新書――
watakushi mo mohaya syura ni orimasu yue dokomademo anatasama no atoni tuduku mure no ippiki ni arimasu
313 :
KAWORU :2005/06/09(木) 00:06:12 ID:aDKORZ2S
賢治の詩は造語や仏教用語などが多様されていて、物語りと違ってとっつき にくいかもしれませんね。十代の頃は「雨ニモ負ケズ」くらいしか理解出来ませんでした。 しかし、読むと言うより耳を澄ます様に賢治の言葉を聴いてみると、その言葉の 表現や持つ色に彼が秘密にしていたであろう、深い部分を見つけることができ、 そこへ静かに浸水してゆくのです。それがとても心地良くなると、理解しきって いなくとも賢治の顕微鏡の一部をほんの少しだけでも視れた気になる。
ほんとうに あらゆる悲哀や辛酸の雨に洗われ それから散らばる情報の 拾い集め 汗を拭おうと やっと空を見上げるとき せんせいの詩が また鮮明になるのでした
315 :
ぷーじん :2005/06/09(木) 09:28:16 ID:A3BamUzg
結局はどんな物でも理解できない人は必ずいますからね。
316 :
0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/09(木) 09:31:15 ID:8V7PUOFG
エイト ガムマァ イー スィックス アルファ それからもずっと経のように唱え続けるのです
317 :
名前はいらない :2005/06/10(金) 13:22:23 ID:xa8x5a4i
…わからない でもわかりたいんです
318 :
賢治トリビア :2005/06/10(金) 14:11:36 ID:kh0VHM2l
宮沢りえは・・・ 宮沢賢治の親戚の子孫
319 :
ガセビア :2005/06/12(日) 04:07:04 ID:WBfIGc2i
…というのはガセ↑
>318訳分からんが、ハゲワラ…
321 :
名前はいらない :2005/06/17(金) 13:25:34 ID:++prppOb
なんと馬鹿の多いすれだとこと
↑馬鹿もいいぞ。 ところで賢治教にのめり込んでた、ドリアン助川っていま何してんの?
323 :
山伏 :2005/06/26(日) 06:33:23 ID:emJeomCp
>>322 ドリアン助川は、TETSUYAとかいう名前になってるよ、今は。
324 :
名前はいらない :2005/06/29(水) 08:19:48 ID:D++MXKJ3
「またそれ読んでる。おぉドラゴン×2!ってやつでしょ?」 「あらドラゴン…」 「セニョリータは呼ばれてみたいかも」 「セニョリタス。 それに山だから。」 「いいけどさ〜…宮沢賢治とかシバなんとかはやめてさぁ 綿矢りさにしな?ねっ?恋愛がいいじゃん」 「ああ云うの痛いし」「あんたが読んでるやつの方がキモイじゃん」 「い〜や、マシだし」「はわぁ、何処で育てかた間違ったかねぇ…ママかなしい」 「お前に育てて貰った覚えは無いし育て方を間違えようが人は変わる。」 「でた〜、…論理君」「なにが悪い」 「あたしの弾ける愛情を受けとめてくれない」 「だからお前のは愛じゃなく執着、渇愛で渇望、砂と恋は無理」 「あんたは愛を知ってる訳?」「勿論。」 「じゃぁ愛って何?」「それをお前は自分の口から言える様になるべきだろ」 「好き」 「そりゃ違う、出直せ」 「ほら!冷血!愛を感じない!」 「父性の愛だよ」 「お父さん…愛して?」 「糞でもしろ」 「く…?! まぁいいわ…いつものこと×2」 「いま聞こえるカッコウの声がお前には他になんて聞こえる?」 「ファックオフって聞こえますけど…」 「ふぁ…?! まぁいい。出直せ」 「もういいよ。じゃぁ〜ねぇ〜またね〜おまたね〜」
325 :
名前はいらない :2005/09/15(木) 17:58:41 ID:nQoWG27x
中学の時によだかの星、なんども読んだ。 いまでも大好き、つうか全部好き。それとなあく、なんとなあくでも じゅうぶんおもしろいですよね。賢治サイコー
326 :
名前はいらない :2005/09/17(土) 22:20:37 ID:3MZo77E1
age
わからないものは、わからないでいいんだと思います。 宮沢賢治はそれが可能だと思います。 音楽を聴くように、いつか、わかるのだと思います。 でも、いつまでも、わからないのかもしれません。 でも、いつまでも、わからないからといって、 きっと、宮沢賢治はあなたを意識してないわけではないのです。 それが、宮沢賢治の作品なんです。きっと。 わからないあなたもちゃんと取り込んで作られているんです。 かわいい妹さんも、きびしい父親もいましたから。彼には。
328 :
名前はいらない :2005/10/04(火) 02:22:52 ID:RPPnNHMo
厳しい父親。 この父親への解釈によって賢治解釈が別れる。 父への批判を持ちながらも上手く言語化できない葛藤こそが賢治文学の原動力ではなかったのかなって思うんんだよね。 当時の日本ではまだ子が親を批判するというのは道徳的に許されなかった。 しかし、親とて一人の人間、間違いもある。 賢治先生ほどの人ならばその間違いにも気付いただろう、しかし、道徳の問題から(それじゃなくても道徳心の強い人だったし) それを意識することに躊躇いがあった。 その葛藤は大きかっただろうと思う。 ・・・トピの意向からはずれちゃったけれどもね。 分からないという人は、『よだかの星』や『グスコーブドリの伝記』がお勧め。 テーマが割りと一般的だから理解しやすいと思う。 モチーフが身近じゃないから難しいかな? だったら『猫の事務所』や『オッペルと象』特に猫の事務所は差別問題を分かりやすく書いてあるよ。 分からないけれど分かりたいという気持ちは凄くよく分かる(ややこしいな・笑) 私も銀貨鉄道の夜を読んで、同じ気持ちになったから。 時間がかかるよね、賢治先生を理解できるようになるには。 本を読んだり、解説書を読んだりしながら、じっくりと理解してゆくというのもまた、読書の楽しみではないかと思うのだが。
329 :
名前はいらない :2005/10/10(月) 21:55:51 ID:fN3FGL9s
はい次。
「よだかの星」はいいよね いじめられるものが救われる、そんな単純な話ではない よだがの口に偶然入る虫、それを噛み締めるときに 自分も弱いものを殺して生きていることに気付く その、あまりにも無常な自然の摂理 結局自分も「弱きと強き」の連鎖の中にいる 唯一、自分の心だけは誰からも攻められず 純粋で清らかだと思っていたのに・・・ 絶望の中で、よだかは天を目指す もはや何も考えたくない、思いたくもない 自分を無にすることが最後の救い そしてよだかは小さく僅かに煌めく星になった 仏様はよだかに哀れみの言葉を授けるのではなく ただその純粋な思いの存在を天に一点、書き残した どんなことがあっても生きることにひたむきな賢治が 殉死について肯定的なところが、また趣があって面白い
331 :
名前はいらない :2005/10/13(木) 12:19:43 ID:iXR5Hje/
330>> 殉死…よだかが殉死だとしたら、彼は誰のために死んだの? よだかについて云ってるんじゃなかったらごめんなさい。
よだかは自分の理想のために死んだようなものあるので、ある意味殉死だと思う。
賢治は本気で神様(仏様?)になろうとしてたんだと思う。
菩薩さ。 いわゆる菩薩の化身だよ。
賢治の妹=神 みたいな感じじゃない?
不軽菩薩は仏陀の前世。 仏陀や日蓮を尊敬してはいたけれども、崇拝してはいなかった。 森羅万象に神が宿ると思っていて、いや、全てが神の一部分と思っていた。 それが一番壮大で大きい考え方だから。 だから動植物達も、きょうだいと思っていたんだ。 敏子は良き理解者だよ。 いまいち、これを人に言ったらおかしいと思われがちな事も、敏なら話せた。
敏も頭よかたんだよね、
敏は、物凄く知識欲が旺盛な人だよ。 東京の学校へ行ったのも、その現れだろう。 そして飲み込みも速かった。 やっぱり頭が良いんだろうね。
339 :
名前はいらない :2005/10/27(木) 19:03:34 ID:HkfgnYhL
(トシが賢治の信仰のみちづれなんじゃなくて)賢治がトシの信仰のみちづれだって、 読める言葉が、永訣の朝だったと思うけど、書いてあった。賢治にとっては信仰の主導権は トシが握ってる事になってたんだろうか・・・。
確かに法華経を薦めたのは兄のほうだったと思うが、信仰とはそういうもんでもないからなぁ。
341 :
名前はいらない :2005/11/07(月) 16:44:08 ID:/WmBNBAn
賢治の詩を全ての単語を辞書で引いて理論的に組み合わせ彼の意図を 汲み取ろうとする読み方は、疲れてしまって苦痛 でも、単語の持つ威力だけでぶっ飛んでしまわないか? 春と修羅 序 わたくしといふ現象は 假定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です これだけで飛べる わたくしといふ現象 だけで飛べる 戀と病熱 けふはぼくのたましひは疾み 烏〔からす〕さへ正視ができない これだけで飛べる 論理的にこういう構成をしているのだと知りたければ、賢治の研究者 やら評論家やら読めば解説しているけれど、詩として読むなら 全く意味が無いだろ 慣れてくれば読めるけれど、初めは単語だけでも楽しめる 「銀河鉄道の夜」と「注文の多い料理店」は雰囲気だけでも十分楽しめる
恋と病熱の 透明薔薇の火に燃される この一行で飛べる
永訣の朝を教科書で読んでから、詩集を買ったのがはじまり。 もう十年以上読み返してる。 未だに理解できない物が多いけどね・・・
344 :
名前はいらない :2005/12/04(日) 20:53:07 ID:xdx5sm15
わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電灯の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) ここに彼の詩作の動機があるように思う。 彼のなかの化学反応である『心象』、中原でいう「(思うことの)皺」を、忠実にスケッチすることが、彼の詩作活動なのだと思う。 現代人の視点ではなく、19世紀末〜20世紀初頭の世相・思想から見ると、ずいぶんと理解が楽になる。 ようやく市民社会が成熟し、科学や産業の発達と、個としての人間性の解放と内面の捜索が始まった。 フロイトやゴッホやランボーが出たのも、彼の前後ですよね。
346 :
名前はいらない :2006/01/27(金) 00:22:15 ID:Kr4Jy7fj
保守
347 :
方城渉 :2006/01/31(火) 17:06:49 ID:gmhu+sry
348 :
名前はいらない :2006/02/09(木) 22:06:38 ID:6d1YhgKv
349 :
名前はいらない :2006/02/09(木) 22:43:21 ID:dmvYFjKM
切ねえ。
トシは凄いよな〜。いや、東北のお嬢ちゃん(金がある・ないは別にしても)東京まで行くんだから。 というか、両親は反対しなかったんかな? お父さんが商人だったから東京=犯罪とか偏見は無かっただろうし、寮だったから安心したんだろうけど。 まぁ、金のため売り払うなら話は別だがなw。 貧乏なら近くの村で奉公(夜のお相手兼ねて)、大学進学でも寮付きでもなるべく近くの田舎とかにされそう。 それよりさぁあたし(カマ)の悩みも聞いてよ!山芋の話なんだけどさぁ、皆山芋好き?国民全員好き?
351 :
名前はいらない :2006/04/15(土) 01:06:07 ID:EiAVg/Pu
Don't think!! Feeeeeeel.
永訣がわからない…図書館でもググってもしらべた。 だがわからない…。 >あめゆきと同じものを指している言葉 >20文字程度 だから17文字くらいはいるよな。 雪のひとわんら辺とは思うがどこをまるっとぬきだすんだYO!!! ・゚・(ノД`)・゚・
>>353 あー、やっぱそっちか。雪って書いてないもんな。
抜出すの文頭からじゃなくてもいいのか…でもうまくそこも抜出せねぇworz
がんがってみるノシ
355 :
名前はいらない :2006/06/27(火) 22:29:39 ID:yZWHxW5D
357 :
匿名希望 :2006/09/07(木) 01:39:36 ID:0H44qt2g
≫1 :FROM名無しさan:2001/05/21(月) 14:02 ちょっとだけ読んだけどさっぱり分からん。賢治の心を教えてくれ ますむらひろしの漫画とか、彼の書いた賢治の書評とかが解りやすくてお勧めです。 あと、アニメ版「銀河鉄道の夜」もいいですよ。
358 :
匿名希望 :2006/09/07(木) 02:05:16 ID:0H44qt2g
「銀河鉄道の夜」は、アレに乗っているのって、死んじゃった人たちなんだよね…。 (「千と千尋の神隠し」で、千尋が電車に乗ってどこかへ行くシーンがあるけど、 あれに乗ってる影法師も、実はそうなんじゃないかと思う。) 銀河鉄道ってのは、亡くなった人間の魂を、あの世まで乗せて運んでくれる鉄道なんだよね。 あの世、などと言うと御幣があるかな? うーん、なんと言うか、銘々の人間が心に描いている心象風景というか、思い出というか… そこまでを乗せて行ってくれる鉄道なのよ…。 カンパネルラとかも、水死してるんだもの。後でわかる事ですが。 「ザネリはね、一生懸命走ったけど、おいつけなかったよ。」なんて言うし、 「ああ、あすこが(去年死んだ)おっかさんのいる所だ。」なんても言うし…。 それから、途中で乗車してくる、タイタニック号の水没で亡くなったとおぼしき 男の子や女の子、家庭教師も入ってくるし…。 最終形では、セロのような声で、「オマエが一番いいと思う所に、早く行きなさい。」っても言ってることだし。 だから、ジョバンニは「ああ、どこまでも一緒に行く人はいないだろうか。」と切に願うわけですよ。 けど、これ、いないんだよね…。 カンパネルラとは一緒の所で下車してないし、女の子達とも一緒には行けないし…。 結局、カンパネルラは、たった一人で、覚悟を決めて、 「修羅のような、火の様に激しい」現実に舞い戻っちゃうんだよね…。 これを、理解しているといないとでは、賢治理解には雲泥の差があります。 賢治があんまりわからんちん、という方は、ここがあんまりわからかったんだと思います。 でも、この点さえ理解すれば、大丈夫。これがキッカケで、あとは賢治文学は全部するする解ると思う。 賢治理解のキーワードは「生と死」「人間は、死んだら、どこへ行くのか。」 「本当の幸せとはなにか?」「自己犠牲と他者理解の難しさ。」って所かな。
359 :
匿名希望 :2006/09/07(木) 02:11:23 ID:0H44qt2g
…というわけで、最初この「銀河鉄道の夜」の精巧なカラクリに気が付いた時は、 正直、「ムー」の怪談よりコワイ、と思ってしまった…。(笑) まさに、「あなたの知らない世界」もしくは「江原ひろゆきスペシャル」。 ひ〜、コワイ。けど、泣ける。
360 :
名前はいらない :2006/09/07(木) 10:41:24 ID:x+7FCyxI
カンパネルラ〜!
362 :
匿名希望 :2006/09/07(木) 16:14:09 ID:EuuilRA9
ちゃいます、20代後半の、もういい大人です。 まあ、賢治に初めて「目覚め」たのは、中1でしたが。
>>362 ひょっとして厨房レベルと思われたんじゃ...
一つ二つだけでなく賢治作品沢山読むとこれはああゆう事か!って発見がある。
あぼーん
367 :
名前はいらない :2006/09/22(金) 22:31:57 ID:o3/VRVyr
218 名前:名前はいらない :2006/09/22(金) 22:23:10 ID:xSd9nWk3 カオス化
368 :
名前はいらない :2006/09/23(土) 00:07:22 ID:UJxexl/Q
178 :名前はいらない :2006/09/23(土) 00:02:31 ID:pXViKfSU 「値上げ」 値上げは ぜんぜん考えぬ 年内 値上げは考えぬ 当分 値上げはありえない 極力 値上げはおさえたい 今のところ 値上げはみおくりたい すぐに 値上げを認めない 値上げがあるとしても今ではない なるべく値上げはさけたい 値上げせざるを得ないという声もあるが 値上げするかどうかは検討中である 値上げもさけられないかもしれないが まだまだ時期が早すぎる 値上げの時期は考えたい 値上げを認めたわけではない すぐに値上げはしたくない 値上げには消極的であるが 年内 値上げもやむを得ぬ 近く 値上げもやむを得ぬ 値上げもやむを得ぬ 値上げにふみきろう
369 :
名前はいらない :2006/09/23(土) 02:24:43 ID:UJxexl/Q
97 名前:19 ◆gwnULb/9mw :2006/09/23(土) 01:24:53 ID:UtWXlPuX お前死にたいんだろ
370 :
名前はいらない :2006/09/23(土) 02:27:42 ID:UJxexl/Q
98 名前:19 ◆gwnULb/9mw :2006/09/23(土) 01:35:43 ID:UtWXlPuX 俺は面倒見ないよ
371 :
名前はいらない :2006/09/23(土) 03:33:22 ID:UJxexl/Q
1 名前:名前はいらない 04/03/26 20:29 ID:BBY4m/tX できないこと ひとりになること できないこと あなたになれないこと できないこと うそをつかないこと できないこと しをかんせいさせること
372 :
名前はいらない :2006/10/25(水) 05:08:45 ID:kosMlX6X
屈折率に出てくるアラツデインなる単語の意味が分からないんだけど、 これって何? 物語か何かの名前ですか? それとも賢治の造語?
373 :
名前はいらない :2006/11/09(木) 10:09:27 ID:PWvCzjqx
オツベルと象の最後の一文が最大の謎
374 :
名前はいらない :2006/11/09(木) 20:32:13 ID:7t0UbDQI
『光でできた パイプオルガンを弾くが いい』 春と修羅 第二集 告別 心の支え
賢治の言葉は美しすぎて、読んでると涙がでてしまう。
376 :
名前はいらない :2006/12/08(金) 03:50:52 ID:QzM7hcEE
どんぐりと山猫が愉しすぎる
378 :
名前はいらない :2006/12/09(土) 16:04:48 ID:qINoJ6Rt
>>373 「世知辛い世に流されてはいけない」
と云うのが教科書的解釈らしいよ。
厨房のころ授業でならった。
379 :
名前はいらない :2007/01/01(月) 03:32:55 ID:qI3J22z7
初めてアニメ「銀河鉄道の夜」を見ましたが、 最後にナレーションで詩を朗読しているあれは、賢治のもの? 題名わかります?教えてください
380 :
名前はいらない :2007/01/01(月) 04:36:10 ID:DzmvlFZX
381 :
名前はいらない :2007/01/04(木) 20:09:54 ID:tj1Zbgaf
383 :
名前はいらない :2007/01/06(土) 20:31:14 ID:FL5jYpAc
小学校でクラムボンの正体について議論したんですが、
泡派、プランクトン派など様々いる中で
(自分は泡派)
突如クラムボン=賢治の妹であるという意見が出てきて、何故か皆それに納得してしまい、
先生もクラムボンは妹なのですと結論づけてしまいました。
そのときは全く理解できなかったのですが、
>>355 を見てみると
アイヌ語に置き換えるとコロボックル、小さい人を表すそうで。
それをふまえると、かぷかぷ笑っていて、殺された(病気に?)妹さんがクラムボン…?
クラムボン=○○であると決め付ける必要もないのかも知れませんが…よく分かりません。
384 :
名前はいらない :2007/01/06(土) 21:29:30 ID:CPzYCOq6
はっきりクラムボンを定義すると よく解らない所から来て、よく解らない所へ行くものです しかもカニたちとは生活上、接点がないものです それ以上でもそれ以下でもありません
子供が吹く黒い泡はやめた方がいいと思います ほんとにあの子ヘンだから・・・ まぁ僕には関係のないことなんでいいですけど。
386 :
名前はいらない :2007/01/09(火) 22:38:40 ID:5DMuvHcy
良いと思うけどなぁ〜
盛り上がりに欠けるし たぶん急に逃げたりするんじゃないかな???
下ノ畑ニ居リマセン
田舎くさいイメージがあったが むしろクールでカッコイイ
390 :
名前はいらない :2007/01/26(金) 19:29:26 ID:6fwxcUg1
>>358 バルドーだね。輪廻転生する過程で、それぞれ違う切符(カルマ)を持つ
そこで、
>>5 さんの書き込みに気付く
>本格的に理解したいなら、彼の思想の原点である「法華経」を読むのも理解の一助になるかと…
>(ただし読むだけにしたほうが無難。下手に創●学会やら立○佼成会に入信したら後の祭りである…)
391 :
名前はいらない :2007/01/28(日) 23:42:14 ID:PLKQLYgp
雨にも風にも負けた様な 健康状態で お亡くなりになったと感じるのは 自分だけかもorz
392 :
名前はいらない :2007/01/29(月) 00:03:31 ID:o1WQnTt5
俺もイーハトーブに逝きたい。
393 :
名前はいらない :2007/01/29(月) 00:37:22 ID:o1WQnTt5
あめゆじゆもてちてけんちや
394 :
名前はいらない :2007/01/31(水) 00:21:20 ID:HMK2hRFA
雨にもまけず かぜにも負けず 宮沢ケンジより長生きして ぐあんばるぞorz あの・・享年おいくつなんですか?
Cela fait des mois que l'on en parle et qu'ils sont attendus de pied ferme, he bien ca y est, la serie 100 des drivers ForceWare vient de voir le jour officiellement sous la forme de la version 100.54 beta. Pour rappel, les drivers Nvidia ForceWare 100 sont les premiers drivers a supporter simultanementles GeForce 8800, Windows Vista et l'API DirectX 10. Certes, il ne s'agit pour le moment que d'une version beta mais cela devrait suffire dans un premier temps a faire tourner quelques jeux sans trop de mal. Outre le support des GeForce 8800 GTS et des GeForce 8800 GTX, ces drivers 100.54 apportent aussi le support du mode SLI sous Windows Vista. Cela dit, Nvidia deconseille fortement d'activer le SLI dans ces drivers 100.54 et annonce que des demain, Mercredi 31 Janvier 2007, de nouveaux drivers seront publies pour Vista et les GeForce 8 afin d'ajouter un meilleur support du SLI dans de nombreux jupiterzba video Direct3D 9 et OpenGL. C'est a se demander si Nvidia n'aurait pas pu faire plus simple en ne publiant qu'un seul driver demain mais on se doute bien sur que d'un point de vue marketing, Nvidia ne pouvait pas rater la date du 30 Janvier, jour de lancement mondial de Windows Vista...
>>392 きったないドブ川を見ながらでも
天上の星々がさらさらと流れる川のことを
想像できれば、もう君にとっての
イーハトーヴは、そこに在ると思うよ。
397 :
名前はいらない :2007/02/06(火) 22:45:11 ID:CY7jlT1A
「空だってもう青くはないんだ桃色のペラペラの寒天で出来ているんだ」って文章が印象に残ってます。
398 :
名前はいらない :2007/02/11(日) 20:53:49 ID:7EJUo7O5
あめゆじゆとてちてけんじゃ
399 :
名前はいらない :2007/02/11(日) 22:21:48 ID:QgQiAbVL
グスコーブドリの伝記面白い
400 :
名前はいらない :2007/02/14(水) 22:32:29 ID:A30aOk4I
こんなにも切なく 青じろく燃えるからだを 巨きな槌でこもごも叩き まだまだ練えなければならないと さう云ってゐる誰かゞある たしかに二人巨きなやつらで かたちはどうも見えないけれども 声はつゞけて聞えてくる (モシャさんあなたのでない?) 返事がなくて ぽろんと一音ハープが鳴る これ最高にすきなんだけど、モシャさんてたれ? 教えてくだせえ
401 :
名前はいらない :2007/03/27(火) 22:57:12 ID:v1pzcQPD
賢治作品で近々映画化されるものがあったような・・・ 何だっけ?
402 :
名前はいらない :2007/03/27(火) 22:59:22 ID:6dOuvvCz
403 :
名前はいらない :2007/03/27(火) 23:01:17 ID:thYVk+Y0
>>395 ウィンドーズビスタにしないと
困ったことになるのかなぁ
あれって100万円?くらいってきいたんだけどorz
404 :
名前はいらない :2007/03/27(火) 23:56:08 ID:thYVk+Y0
(わづかの光の交錯だ)
406 :
m :2007/04/28(土) 16:09:11 ID:VjN5EiL4
クンラムボン は笑ったよ。 クラムボンはかぷかぷ笑ったよ。 って意味分かります?クラムボンって何?かぷかぷって何語ですか!?
ここは詩の板なんですけど
408 :
名前はいらない :2007/05/07(月) 05:32:05 ID:fEP9sE2Q
409 :
名前はいらない :2007/05/09(水) 17:40:04 ID:V9vIiIhS
あたし的に 宮沢ケンジ氏は 雨にまけたのではなく ご病気のウィルスに まけたんかなー?って思ってるorz
410 :
名前はいらない :2007/05/09(水) 19:19:42 ID:VVkHAyBc
バイトや日常生活で色々疲れたり悩んでて、「あすこの田はねえ」を偶然読んでたら泣けた
411 :
名前はいらない :2007/05/09(水) 19:25:17 ID:WRljs4+S
あすこの田はねえ あの品種では少し窒素が多過ぎるから もうきっぱりと水を切ってね 三番除草はやめるんだ ……車をおしながら 遠くからわたくしを見て 走って汗をふいてゐる…… それからもしもこの天候が これから五日続いたら、 あの枝垂れ葉をねえ、 斯ういふふうな枝垂れ葉をねえ むしってとってしまふんだ ……汗を拭く 青田のなかでせわしく額の汗を拭くそのこども…… それから いゝかい 今月末にあの稲が君の胸より延びたらねえ ちゃうどシャッツの上のボタンを定規にしてねえ 葉尖を刈ってしまふんだ ……泣いてゐるのか 泪を拭いてゐるのだな…… ……冬わたくしの講習に来たときは 一年はたらいたあととは云へ まだかゞやかな苹果のわらひをもってゐた 今日はもう悼ましく汗と日に焼け 幾日の養蚕の夜にやつれてゐる…… 君が自分で設計した あの田もすっかり見て来たよ 陸羽一三二号のはうね あれはずゐぶん上手に行った 肥えも少しもむらがないし 植えかたも育ち工合もほんたうにいゝ 硫安だってきみがじぶんで播いたらう みんながいろいろ云ふだらうが あっちは少しも心配がない 反当二石五斗ならもうきまったやうなものなんだ しっかりやるんだよ これからの本統の勉強はねえ テニスをしながら 商売の先生から きまった時間で習ふことではないんだよ きみのやうにさ 吹雪やわづかな仕事のひまで 泣きながら からだに刻んで行く勉強が あたらしい芽をぐんぐん噴いて どこまで延びるかわからない それがあたらしい時代の百姓全体の学問なんだ ぢゃ さようなら 雲からも風からも 透明なエネルギーが そのこどもにそゝぎくだれ
412 :
まちぼうけ ◆xGRQOYRrYA :2007/05/10(木) 02:25:54 ID:ki0f0gf8
↑・・・なんか変だ。間違ってないか? ごめん。m(_ _)m
賢治の詩のサイトからコピペしてるから 間違ってるとしたらそこが間違っている。
414 :
名前はいらない :2007/05/10(木) 11:03:47 ID:h8xUuxWC
オノマトペとか 擬音語に特に深い意味はなさそう この世にない言葉を使って なにか言葉に出来ないものや 目に見えないものに触れようとか近づこうとかしたのかもしれない 詩に意味を求めない、ノンセンスライムもあるし 詩はわけのわからない言葉の羅列であるという本来の呪文の ようなまじないのような効果もあるのでは? ランボーだってわけわからないわけだし 大江はべつの意味でよくわからんが
415 :
名前はいらない :2007/05/10(木) 11:05:40 ID:h8xUuxWC
宮沢賢治って、ドラッグでもやっていたのか 今流にいうと、オウムとかアレフっぽい なんか仏教的な苦行荒行の悟りでもかいてるのか それこそ、仏教を土台に下敷きにかかれているだろうから 相田みつをと同様にその背景から理解しないと理解できないだろう
416 :
名前はいらない :2007/05/10(木) 11:06:43 ID:h8xUuxWC
妹が好きだったっていうのは、本当なのかね?
417 :
名前はいらない :2007/05/10(木) 12:25:13 ID:l7U5pnIU
ドラッグなんかなくても 人間は自己探求することによって 宗教的恍惚を味わえる。
418 :
名前はいらない :2007/05/10(木) 12:34:53 ID:BVVk8+8Q
>>411 ありがとう!あすこの田はねえは全集見ると2バージョンあるんだね。
も一個のが読んだやつだ。泣きながらからだにきざんで〜て所でウルッとくる
419 :
名前はいらない :2007/05/10(木) 18:14:07 ID:h8xUuxWC
夢枕獏という作家が宮沢賢治を好きみたいね あと、飯野賢治というゲームクリエイターがいますが、 彼の名前は、宮沢賢治から来ているらしい 谷川俊太郎もオノマトペの詩人である 大江もたしかドラッグやってたよね? ランボーはアヘン 自分の内面に降りることで、宗教的な 霊的恍惚境に入ることだって できそうだから、賢治はそれを書いたんじゃないかな? 作家って、意識とか無意識とか、なんか心の領域に入る人いるじゃない? 筒井康隆もなんか白髪になるような経験したんでしょ?
420 :
名前はいらない :2007/05/13(日) 15:13:10 ID:uFseujtv
宮沢賢治は、妹が好きだったのだろう 春と修羅、なのである
421 :
名前はいらない :2007/05/14(月) 23:10:26 ID:7BDkZZfh
なぜ修羅なのか解ってるのか?
422 :
名前はいらない :2007/05/14(月) 23:13:34 ID:z1rZc9zo
賢治は一生童貞だったとかいう意気消沈するような話もある。 賢治は坊さんではないが、聖者でもないが、 昔の坊さんなんてそんなもんかもしれないが。 ほかに有名人で、童貞だった人っているかな? ニュートン、カント、ガウディ・・・。ホモのレオナルドや ミケランジェロとかは仕方ないが・・・
423 :
名前はいらない :2007/05/14(月) 23:24:59 ID:z1rZc9zo
学校の教科書に賢治が掲載されるのは、彼を童貞の聖者扱いしているからなのか
425 :
名前はいらない :2007/05/17(木) 13:29:14 ID:HD9+aAaf
相田みつをよりも宮沢賢治のほうが詩人としては上ではないか 語彙や表現、仏教理解の深さの点において、賢治に軍配が上がる
426 :
まちぼうけ ◆xGRQOYRrYA :2007/06/06(水) 08:14:26 ID:JqRBSIj8
最近は北上山地の春が好き。
相田みつをは賢治をパクッている感じがする。 無意識にかもしれんが
428 :
名前はいらない :2007/06/20(水) 18:14:32 ID:8zQXVTdu
眼にて云ふは最高だ!
429 :
まちぼうけ ◆xGRQOYRrYA :2007/07/05(木) 21:00:43 ID:XLXps9p/
↑古風な信仰です。
430 :
名前はいらない :2007/07/06(金) 00:07:51 ID:MY0lC4+o
カルト仏罰団体、いい加減傍迷惑だから墓場に選挙ポスター貼りかえて仏罰と戦わせとけよ
431 :
◆gwnULb/9mw :2007/07/06(金) 00:09:25 ID:mnYczSOt
マルチうざい
432 :
名前はいらない :2007/08/02(木) 22:54:33 ID:s7Gx7w1O
433 :
名前はいらない :2007/08/02(木) 23:07:36 ID:vsTp/pDh
お前らみたいな才ナシじゃ存続さえ危うい
銀河鉄道は読むのが辛かったけど
>>441 の田んぼの詩はいいね
>>427 両者の作品に「全肯定」の雰囲気が漂ってるからじゃないかな?
「俺はもうどうしようもないクソだぜ」って沈んでいくタイプと
「絶望をやぶるには肯定しかない!」ってネガポジ反転するタイプで
彼らは後者、みたいな
まぁみつをは露骨だしネガ部が詩面に表れてない印象あるから
パッパラパーな感じ受けんのかもね
みつをは大して知らんから迂闊な事言えねーけどw
438 :
電波王 ◆DD..3DyuKs :2007/12/14(金) 09:20:53 ID:WGjV9k/7
春、春は暖かい日差しに包まれて心が豊かになれる 夏、夏は陽気な気分、海水浴が気持ちいい 秋、秋はちょっと切ない気持ち、けど色様々な紅葉が励ましてくれる 冬、冬は四季の中で残酷、命を奪い春に繋ぎ止める 私たちは四季の中で何を感じてるのだろう 光が遮られる、けど君は光を僕に与えてくれた 君は太陽、だから僕に元気を与えてくれた 君がいたから、僕がいる
440 :
電脳プリオン :2008/01/03(木) 17:42:41 ID:05bd5hln BE:729735089-2BP(1635)
時空超えすぎ
442 :
名前はいらない :2008/02/01(金) 20:48:32 ID:ovWII9up
本棚の掃除をしていたら岩波文庫の銀河鉄道の夜がでてきた 懐かしいなと拾い読みをしていたら「土神ときつね」のところで ページがとまった ああ、おr
レプリカの「雨ニモマケズ手帳」 宮沢家親類経営の土産物屋で販売中 この手帳 病床の賢治を見舞いに訪れた 農学校での教え子に 生前の賢治が自ら贈ったもの 数年後に宮沢家遺族が突然 『ちょっと手帳を貸してくれ』 と教え子から借り 返さぬまま数十年経過
マルチうぜえんだよ。死ね。
訂正 レプリカの「雨ニモマケズ手帳」 宮沢家親類経営の土産物屋で販売中 この手帳 病床の賢治を見舞いに訪れた 農学校での教え子に 生前の賢治が自ら贈ったもの 数ヵ月後に宮沢家遺族が突然 『ちょっと手帳を貸してくれ』 と教え子から借り 他の遺品類と共に「宮沢賢治友の会」へ持参 1934年2月16日の東京 新宿で開催された「宮沢賢治友の会」 会の参加者により遺品のトランクから手帳が発見され 記されていた雨ニモマケズ等を朗読となります 作品は出版の運びとなり広く知られる様になり 手帳を教え子に返さぬまま今年で75年が経過
マルチうぜえんだよ。死ね。
447 :
名前はいらない :2008/04/20(日) 19:29:38 ID:wFvt+cWb
448 :
名前はいらない :2008/04/24(木) 23:03:19 ID:gbXClxgi
猫の事務所でのいじめの話があったよね。 窯猫カワイソス
樹木戦隊ジュグランダー
450 :
名前はいらない :2008/05/27(火) 19:12:39 ID:zB0VF0IA
《みんなむかしからのきやうだいなのだから けっしてひとりをいのってはいけない》 ああ わたくしはけっしてさうしませんでした
451 :
名前はいらない :2008/05/27(火) 19:33:42 ID:RYaKNv0/
ドキドキハートが止まらない〜♪
452 :
吉田司 :2008/06/24(火) 11:05:48 ID:2KzCMAkK
山口泉です。 『宮澤賢治伝説―ガス室の中の「希望」』ヨロシク
453 :
名前はいらない :2008/06/24(火) 17:06:48 ID:Jwckp0+e
賢治が大好きで大好きで・・・ 彼は純粋で本当に最高です
自分もよくわからなかったが、市原悦子さんとかの朗読を聞いて理解出来た。 賢治も凄いが市原悦子も凄い。
456 :
名前はいらない :2008/07/16(水) 20:49:16 ID:j6k/n/u9
告別はいいよなあ。
457 :
感応する石 ◆samDVnVK8k :2008/07/16(水) 22:47:38 ID:a+fz7+O3
宮沢賢治さんが生きてた時代の最新の自然科学にもとづいた、 お百姓さんのための、空想科学童話なんじゃないのかなぁ。 宗教感は、そんなに重要視してなかったんじゃないのかもしんない、 と個人的に、おもいました。
ゴーシュってあんなに動物虐待してるのになんで名作なん?
460 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ :2008/09/01(月) 20:27:33 ID:FE5URWzp
宮沢賢治の作品は読むのにエネルギー使う
銀河鉄道999 live (2005) ささきいさお
http://jp.youtube.com/watch?v=OQzTDwX2tYA&feature=related 汽車は闇を抜けて 光の海へ 夢が散らばる無限の宇宙さ 星の架け橋渡ってゆこう
人は誰でも旅人のようなもの 希望の星に巡り会うまで 歩き続けるだろう
きっといつかは 君も出逢うさ 青い小鳥に
汽車は銀河を越え 最果て目指す 星は宇宙の停車駅なんだ 君を招くよ 夢の軌道が
さすらい人の澄んだ瞳に 生命が燃えているよ 心の歌を口ずさむよに 歩き続けるだろう
泣いてるような 星の彼方に 青い小鳥が
人は誰でも旅人のようなもの 希望の星に巡り会うまで 歩き続けるだろう
きっといつかは 君も出逢うさ 青い小鳥に
幸せも探せよ・・・
463 :
名前はいらない :2009/02/20(金) 15:21:32 ID:/2KG9CSw
>>427 ぱくりっていうより同士なんだと思う
共通してるのが内面にある
初めて作品にふれたのは小学校のときの「やまなし」だな 当時はほとんど意味わかんなかった 今でも完全に理解してるとは言いがたいが
465 :
名前はいらない :2009/04/16(木) 11:05:17 ID:cctwQ594
466 :
名前はいらない :2009/05/17(日) 00:24:02 ID:pyJf0bev
法華一乗=銀河鉄道
467 :
名前はいらない :2009/05/17(日) 00:30:51 ID:pyJf0bev
宗教に関係なく全ての人の中に仏性を見ることが法華経の精神だから、それを伝えたかったのかぬ。
468 :
名前はいらない :2009/07/29(水) 20:53:52 ID:hQLCbNyL
469 :
名前はいらない :2009/08/12(水) 18:08:35 ID:9VcVEWmQ
わたくしという現象は 仮定された有機交流電灯の 一つの青い証明です (光は保ち その傾向は失われ) これらは二十二ヶ月の 過去と感ずる方角から 紙と硬質インクを連ね …人間の喜怒哀楽すべては、脳内の電気信号から発生されることが証明されたのは、この詩が書かれた80年後…
470 :
名前はいらない :2009/08/12(水) 20:50:38 ID:8gKzKDFs
夢野久作も「ドグラマグラ」で脳随を電話交換所に例えていたが なんというかあちらはものすごく低俗な感じ(いい意味でね)
読みずらかった
472 :
名前はいらない :2009/08/14(金) 15:37:49 ID:x56p1Avx
>470 あれ、読んだの? 読んだものは、かならず精神に異常をきたすと言われたあの本を? 大丈夫だった? 私は、とても読み通せなかったよ…
>>472 >あれ、読んだの?
>読んだものは、かならず精神に異常をきたすと言われたあの本を?
確かに昔からそう言われてますけど
「リング」にでてくる呪いのビデオじゃないんだからw
>私は、とても読み通せなかったよ…
事前に養老たけしの著作を読んでおくと、理解の助けになるような気がします
詩板的には「猟奇歌」もオススメ。賢治とは真逆の方向性ですけどね
474 :
名前はいらない :2009/08/17(月) 10:05:34 ID:7ICex4bm
475 :
あお :2009/08/17(月) 21:08:23 ID:lDp4sLeJ
僕も乗れるかな チケットは無いです 途中まででも良いです 食堂車で働きますから 此処に居たら僕は苦しくて辛いんです 綺麗な空に行きたいです お願いします
クラムボンがカプカプわらうのは それを見た誰かがくす、とわらう為です ぎんがてつどうが宇宙(そら)を疾るのは それにゆめを乗せるためです 私がその著者の本を余り読んだことがないのは 単なるタイミングの問題で もはやその著者の本か解りかねますが 猫に名前がないのは誰かが気に入りの名を名付ける為です 今短パンが特定スレでばかり暗躍しているのも もしかしたらあなたを傷つける書き込みがないようにかもしれない 理由や意味なんてみんな後づけです いつもの場所へ行ってみたら? あの子の家のドアは開いていたかも。 さて、クラムボンを料理しようかな …そういえば川に逃がしたんだっけ? まったく今日もやれやれだな。 銀河鉄道のしがないバイトより
477 :
あお :2009/08/17(月) 21:49:01 ID:ngkr5qda
ありがとう 僕が吐き出すために買ったサンドイッチを野良猫が懸命に食べるのを見て泣いた あなたの言葉に泣いた まだ大丈夫 まだ大丈夫です ありがとう 救われたいんだなぁ 本当にありがとう
救われた……だと…?なんのことだか我輩にはさっぱり なんてね(笑) たまには自分も美味しいものたらふく食べるといいと思います 文豪も旨いもん好きが多いようですし! 吐いちゃいかんよ!敬意をもって吸収すべし!! 旨いものに失礼である。 そういえばクラムボンて何味なんだろうね。 甘(うま)そうな気がする… ではねん
↑×救われただと 〇救われたいだと でしたん イッツイージーミス! 寝る。
480 :
あお :2009/08/18(火) 22:37:49 ID:0xCPsIGc
ゴーシュや猫や皆に怒られた 帰り道にあった料理店ではとっても美味しい御飯を食べた 家路に着く夜空に列車は見えないけれど 僕の足元には猫が寄って来た 夏が去る前に優しい場所に迷いこめた 秋は違う赤いろ黄いろで見えるかもしれない
今日は賢治の誕生日!
あれ?このロゴになったの今月二回目だよね?
484 :
名前はいらない :2009/09/05(土) 10:20:25 ID:Q9B3YVBi
ボボボーボ・ボーボボの先駆け
485 :
名前はいらない :2009/09/05(土) 23:57:33 ID:s1EYhxtB
下ノ畑ニ居リマセン
天才は天才にしか理解できない
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ぶらり途中下車の旅
あらためて「銀河鉄道の夜」を読んでみたが、ほんとザネリって野郎許しがたい小僧だな。 どこかで生きてやがるかな?殺してやりたい。 --------------------------- ・・・鉄でできた冷たいイスが、柱にくくり付けられている。 そのイスにさらにザネリがぐるぐる巻きにくくり付けられている。 男:「百害あって一利なしのクソ蛆虫がのうのうと生き延び、美しい心の持ち主カムパネルラが犠牲になった」 ザネリ:(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 男:「お前の犯した悪業は、死罪をもって遠くまどえない」 (まどう=償う) ザネリ:(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルガタガタガタガクガクブルブルガクガタガタガタ 「蛆虫め!畜生め!」 男の出刃包丁が、2回、3回、5回、10回、30回と、罪人の左胸を貫いた。 ・・・男は、ズタズタに切り裂いたザネリの死骸を荒縄でくくり、「天気輪の丘」ーつまり ジョバンニがかつて銀河鉄道に乗り込んだあの丘ーまで引きずっていった。 そこで、男は夜空に向かって「ケンタウルス、報いをふらせ!」と叫んだ。 ・・・すると、どこからともなく天のかなたからー貨物列車が、ギシギシ現れーそして停止した。 男はザネリの死骸を、その4両目の無蓋貨車に激しく投げ込んだ。 それはブタ座、ハイエナ座、シデムシ座を永遠に廻り続ける列車で、 死骸を永久に引き回され、貪り食われ続ける暗黒路線だった。 〜続・銀河鉄道の夜〜(完)〜
宮沢賢治さん名前の★を教えて下さい御願いします。 真・銀河鉄道の夜〜星の光の救世主の登場〜。 ジョバンニとカンパネルラ超究極天使ネ申神聖霊級銀河鉄道【フラッシュミラージュスターシャイニング号】に乗って∞に続くスピリチュアリズムの旅が始まるのだった。
493 :
名前はいらない :2010/06/04(金) 15:39:56 ID:DmIUE+0w
>>486 ああ、その通りだよな。
草野心平がこいつの作品は面白いと思って世間に紹介されなければ
スルーされてた可能性もあるんじゃね?
一般人向けの作品と独り言みたいな作品と差が大きい気がする。
ほとんど読んだこと無いけど
銀河鉄道の夜を勝手にわかりやすく解釈した 解釈の仕方や矛盾があっても文句は言わないで下さい。 ・天の川→三途の川 ・銀河鉄道→三途の川を渡り、天に導く列車 銀河鉄道は死にかけたり危篤状態の者のみが乗れる列車であり、 乗客が降車する瞬間が天上界に行った、すなわち、亡くなったことを表す。 ジョバンニが銀河鉄道に乗ることが出来た理由は、 ジョバンニが精神的に死んでいたから。 ジョバンニから見た日常風景は暗い雰囲気です。周囲の人々は彼に冷たく、 まるで死人を見ているかのように無関心。 ジョバンニの感情は孤独。孤立。 ジョバンニは家族以外にはだれにも心を開かず、いつも悲しさを感じています。
・鷺を狩る男 自己中心的な欲望にとりつかれた心を表します。 鷺は生き物ですが、この男は鷺を食べたり商売をしています。 これは自分の為に他を犠牲にする自己中心性を表しています。 目の前の欲望に目が眩み、引っ切りなしに飛んでくる鷺を狩ることをやめられません。 その結果、自ら天上界への道を絶っている不幸な男。 つまり、私利私欲が強いと本当の幸せには到達できない、と促しています。
・赤いりんご 家庭教師は乗客の男から一玉のりんごを貰いました。 優しい家庭教師はジョバンニにりんごを分けてくれました。 するとりんごは二つに分かれました。 ジョバンニはお礼を言って、そのりんごをカンパネルラに渡します。 するとまたりんごが分かれ、カンパネルラがカオルに渡し…。 こうしてりんごは全員が一玉ずつ貰って、皆が笑顔になりました。 これは一人一人が他人の為に親切をすると、 皆が幸せになれることを説いています。 ここでは、りんご=人間の心を象徴しています。
・トウモロコシ畑のジョバンニ カンパネルラとカオルの会話は弾み、ジョバンニは孤独感を味わう。 ジョバンニは誰もが自分に無関心で、孤立し誰にも求められない存在だと思っている。 すると車窓からトウモロコシ畑で孤独に立っているジョバンニが見える。 すると、カオルはジョバンニを見つけて「あの子を知ってる」と言います。 ここでわかることは、ジョバンニは自分が思っているほど、孤独ではないことに気づいた。 今まで見えていなかった周り(→カオル)の暖かさを知り、ジョバンニは周りの人に心を開きました。 (その後銀河鉄道の旅から戻ったジョバンニの見る景色は明るくなり、 周囲の人も親切な印象に変わっています。これはジョバンニの心の変化を表します)
・ジョバンニが持っていた「どこまでも行ける切符」の意味。 銀河鉄道は三途の川を渡る旅だとすると、 乗車している人々は亡くなる直前の危篤の人達ということになります。 目的地に降車した人達はその時点で天に召されたのだ思う。 サザンクロスで大勢の乗客が降りましたが、 カオル達と同じ船に乗り事故に遭った乗客達だと推測されます。 船が沈んだ時、大勢の乗客が一斉に溺れたわけですから死期は皆、ほぼ同時になります。 つまり、ジョバンニの切符は「どこまでも行ける」=「生命」を表します。 そして天上界が見え、死期を悟ったカンパネルラはジョバンニと一緒に 「生きて行けない」こと知って、ジョバンニに別れを告げて降りました。
まとめ ・天の川→三途の川 ・銀河鉄道→三途の川を渡り天上界へ導く列車 ・鷺をとる男→自己中心的な欲望 ・赤いりんご→愛、人間のハート ・どこまでも行ける切符→生命
あのね、欧米人の過去世のある文学者が 東北のような薄暗く貧乏で悲惨な農村に生まれると、 彼のような新しい、意味が所々把握しかねる作品ができるのだよ。 不連続、というのがキーワード。日本的なものではない。