933 :
名前はいらない:04/12/28 22:20:43 ID:wLitBzhW
中也の詩は意外と好き嫌いが別れたりする。
汚い言葉を簡単に使ってしまうからね。
本を投げ出してしまう人もいるだろう。
934 :
名前はいらない:04/12/28 22:22:02 ID:wLitBzhW
中原中也の生きていた時代にまともな詩人て言ったら彼ぐらいしかいないだろう?
最近また詩集を読み返した。
「曇った秋」が好きです。
そんなあたしも山口っ子。年明けにでも湯田に行って来ようかな
936 :
名前はいらない:04/12/30 19:38:38 ID:j3hj8iPi
曇った秋、ステキだね。
いちじくの葉のように風に吹かれて
―――冷たい午後だった
しょんぼりとして犬のように捨てられていたと・・・
937 :
名前はいらない:05/01/02 21:25:54 ID:qGWiAZMu
このスレで検索すると、全集の話題がよく出てるけど、
何年ごろの全集がお勧め?
一番新しいのは古本でもないし、高い。。。
70年代の角川のものが多いみたいだけど、誰か教えてくれー
角川旧版。
大岡昇平がやってるんだから、もっと前。1970年代か。
あれが一番いいのかな。読んだことないんだよね。
近所の図書館とかでも。古本でも一番見つけやすいから、まあいいか
942 :
名前はいらない:05/01/08 14:26:05 ID:IXsyP6+b
スレ300くらいから
ここに居るけど、もう終盤。
恋人よ、その哀しげな歌をやめてよ、
おまへの魂がいらいらするので、
そんな歌をうたひだすのだ。
しかもおまへはわがままに
親しい人だと歌つてきかせる。
ああ、それは不可(いけ)ないことだ!
降り来る悲しみを少しもうけとめないで、
安易で架空な有頂天を幸福と感じなし
自分を売る店を探して走り廻るとは、
なんと悲しく悲しいことだ……
どういう意味でしょうか
次スレ立ててほしいです。良スレなので。
まだ早いよ
次スレ990くらいでも余裕で間に合いそうだな
947 :
名前はいらない:05/01/10 00:34:24 ID:kqhX4niG
僕らも思えば遠くへ来たもんだね
948 :
名前はいらない:05/01/10 20:28:02 ID:750ONVEL
このスレいつでも見れるようにしてください。
良スレだから。
>>943 人間どもの配慮から
世間共通(ならし)の逆上(のぼせ)から
お前はさっさと手を切って
飛んでゆくべし・・・
この翻訳にヒントがある!
949 :
名前はいらない:05/01/10 21:36:44 ID:OY1EFkfT
そうですね、ここの板はあまり荒らされることがないようなので、
あげておいてもよさそう。
test
951 :
名前はいらない:05/01/11 20:26:44 ID:mOYqH9Oo
952 :
名前はいらない:05/01/16 14:11:30 ID:wpy7dH4+
このスレもついにもうそろそろ1000ですか。感傷深いものがありますね
感傷深いといえば「子守唄よ」が大好きです。優しくて切なくて、胸が締め付けられる。
母親はひと晩ぢう、子守唄をうたふ
母親はひと晩ぢう、子守唄をうたふ
然しその声は、どうなるのだらう?
たしかにその声は、海越えてゆくだらう?
暗い海を、船もゐる夜の海を
そして、その声を聴届けるのは誰だらう?
それは誰か、ゐるにはゐると思ふけれど
しかしその声は、途中で消えはしないだらうか?
たとえ浪は荒くはなくともたとえ風はひどくはなくとも
その声は、途中で消えはしないだらうか?
母親はひと晩ぢう、子守唄をうたふ
母親はひと晩ぢう、子守唄をうたふ
淋しい人の世の中に、それを聴くのは誰だらう?
淋しい人の世の中に、それを聴くのは誰だらう?
残念ながら私の持ってる詩集には収録されてないので印刷して読んでます。
今度全作品収録されてるのを買おうと思います。中也のためなら何冊だって買ってやるさ('∀`)
在りし日の歌にある、「幻影」の解釈がうまくできません。
私の頭の中には、いつの頃からか、
薄命そうなピエロがひとり棲んでゐて、
それは、紗の服かなにかを着込んで、
そして、月光を浴びてゐるのでした。
この詩に出てくるピエロというのは、中原本人なのでしょうか?
悲しい記憶を持った中原のように感じられるのですが、
後半に、「眼付ばかりはどこまでも、やさしさうなのでした。」
と出てきたので、見守る存在的な母親や恋人のことかもしれないとも思って。
詩のとらえ方は人それぞれですが、アドバイスいただけたら嬉しいです。
954 :
O:05/01/17 13:15:51 ID:L9BQk0E+
>>953 自分も中也本人だと思う。
伝えたいことが伝わらないもどかしさとかなしみが表されているね。
そういう感じもするけど、何も意味を限定しなくてもよい気も
956 :
名前はいらない:05/01/18 20:34:23 ID:fjL5wKIN
「幻影」のピエロは、この世の人ではないそうです。
957 :
名前はいらない:05/01/18 20:43:14 ID:uIQMgS4V
「幻影」と「言葉なき歌」はどちらもあの世を連想させますね。
958 :
名前はいらない:05/01/18 20:48:47 ID:b+yT2moh
現代詩読本って70年代の発行であるらしいけど、
今思潮社から出てて、お店に出てる現代読本のシリーズみたいな感じ?
953です。
>>954 伝えたいことが伝わらないもどかしさとかなしみ、っていうところ、
すごくヒントになりました!そういうことなら、このあとに続く
詩の意味も理解できます。
>>956 ピエロはこの世の人ではないんですか?
いろんな解釈があって興味深いですね。
ヤフオクにすごい代物が出てるな。
中也が出版したランボオ詩集のオリジナル。
まあ本文は当然読めるけど、あの装丁といい欲しくなる。。。
961 :
名前はいらない:05/01/19 22:10:31 ID:J3wc+xSx
962 :
名前はいらない:05/01/22 07:55:21 ID:Ne8Jj+1l
細かいな
964 :
名前はいらない:05/01/22 21:58:59 ID:0TSEbzeO
新1000円か5000円札が
中原中也になることを密かに期待していたのだが・・・
中也が先に札になったら…
鴎外は泣くね。藤村も泣くかも…
現実的には北原白秋、萩原朔太郎、高村光太郎が先。
石川啄木、若山牧水がさらにその前。
967 :
名前はいらない:05/01/23 10:27:41 ID:pGlmcjJh
啄木とお札はあまりにもミスマッチだなあ
968 :
名前はいらない:05/01/23 13:55:06 ID:uobLktPj
教科書に載ってた。。
感動しますた
969 :
名前はいらない:05/01/23 19:24:09 ID:eGTBGV37
もし中也がお札になったら
裏面は「一つのメルヘン」か「帰郷」だな。
さすがに「汚れつちまつた悲しみに」はダメだなw
970 :
名前はいらない:05/01/24 12:37:31 ID:/Vm9zQ3T
最近、『早春散歩』が頭のなかから離れない
971 :
名前はいらない:05/01/27 23:53:09 ID:kPoWrUxF
今宵星降る東京の夜、
ビールのコップを傾けて、
月の光を見てあれば、
972 :
名前はいらない:05/01/28 01:20:22 ID:4kOjIVQO
たしか
いやあん、いやよ、いやいやよ
という詩があったな
「また来ん春・・・」が最近のお気に入り
春が来たって何になろ・・・
角によつぽど惹かれてか
975 :
名前はいらない:05/02/07 20:39:16 ID:3N3OK0l4
にゃあだった
泰子さんの旦那サンて、中也賞をつくってお金出してたんだよね?
数回のことだったとおもうけど…。
で、しげきさんて生きてるのかなぁ??
まったりと
中也スレ
(゚д゚)ウマー
あ?
-はんぺん
。
次スレは?
たてるんなら(あるなら)誘導するまで埋めるなよ