同性戀愛詩抄

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274宮坂純 続く
「いと高きところにホザナ」


某作曲家のミサ曲をなんともなしに聴いていたら
まぁいつものように なんていっても曲がいいから
劣情とか法悦とかに近い感覚を催した
そのことをあなたに言うと 止まったCDをかけなおして

キュルル あ 冒頭

あなたは某ミサをかけたまま 私を抱こうとする

宗教曲聴いて愉悦に浸る背徳
そのような事を囁かれた

よしてくれ 集中できない
ミサ曲で感情が昂ったのは背徳感からじゃない
集中できないから やめて とめて 指かCDを 集中
ただ良い音楽に気が昂っただけ
275宮坂純 終わる:2006/05/21(日) 18:29:54 ID:GUObAxo/
(続き)
背徳だっていいたいのか あなたは
私とあなたを背徳という油膜で包もうとしている

集中できないから

ミサ曲じゃなくても
音楽が流れてたら集中できないんだよ

オ ザンナ までは とても無理だ 気が萎えて

しっかりとあなたの体を見据える
すこし高揚を取り戻す
けれどあなたは低く流れるクレド唱に
私の頬が赤らんだと思い込んでいる

また 体温が下がり出した