紅茶猫

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1まる
蛍光燈をながめてた猫と
ゴミバコの中の手紙はきっといっしょ

猫はたぶん、これから僕の部屋をでて
知らない猫になる

僕は言葉をまとめきれなくて
途中で投げ出して紅茶

紅茶を見るといつも思う
「この紅茶、紅茶色だな」って

猫は紅茶が好きなのかな紅茶

多分好き紅茶


きっと紅茶には猫成分がはいってる

だから僕はいまっちょっと猫

カップもちゃんとあたためたから
あたためたカップもちょっと猫

これを飲んだら手紙を書き直すから
もうちょっと紅茶をながめている紅茶