2 :
名前はいらない:2011/06/17(金) 07:59:03.11 ID:2PLVyyY3
vol.96
>>698ヤタロクさんの「朝に溶ける」の評価やり直し。
あれだけ ものを美しく見れる人がどうしてこんな中途半端な詩しか書けないんだ。
ザ・未完成!
結局何度も読み返してるから表現として成功しているといわざるをえない。
作者が見ている景色と同じものを僕も見ていると思う。
ただ、詩としては未完成といった印象。
しまりがない。もっとケツの穴を絞めて!
評価C
朝に溶ける、というのは表現として成立しているのかということをずっと考えていた。
朝に溶ける…溶けるというのは水に溶けるなどの液体の性質にいえることである。
作者は液体じゃないから溶けない。
この詩では意識が神さまの居る水溜まりのはじに溶けるといっている。
意識はかたちのないものであるからして溶けるというのは疑問である。
それで作者は光を受けて自分の体も意識も朝に溶けるといっている。
この「私は朝に溶ける」を朝の景色のなかに自分も風景の一部として溶け込んでいると考えたら、この表現も成立するのではと考えた。
こんなことを考えながら結局何度も読み返してるんで、
朝の景色も、美しい景色が伝わるんで、
認めざるをえないなと思ったわけ。
ただ、表現のひとつを採ってみても中途半端。
詩の全体を見渡すと未完成という印象を受ける。
なんていうかしまりがない
――おわり。
3 :
名前はいらない:2011/06/17(金) 08:01:06.60 ID:2PLVyyY3
>1
新しいスレッドを立てていただき、ありがとうございます。
4 :
名前はいらない:2011/06/17(金) 11:37:53.23 ID:5Ol0ZsTl
乙
5 :
名前はいらない:2011/06/17(金) 12:06:00.43 ID:tdZK8h6W
『ハム』
今日の朝食
そのハムは
遠くブラジル生まれの
ポーク君だった
彼は小さい頃から運動が苦手で
いつも友達からからかわれていた
しかし食うことは食う
そのためだろう
みるみる太って一番に出荷されたのさ
そのハムは締りが無く
お世辞にも旨いとはいえない
ポーク君の人生
最後まで良いとこ無しだ
6 :
ちーちゃん:2011/06/17(金) 12:45:07.66 ID:z5Oix2sM
>>5 運動が苦手→一番に出荷の流れは綺麗にまとまっている。でも、それだけ。
肉が不味くて良いところなしでTHE ENDには残念な気持ちも沸き上がるが、
そもそも肉が美味かったらポーク君が浮かばれるのか疑問。
言うなれば本人不在の場で悪口を言う者と、それを聞かされた第三者の感情しか見せておらず、
この物語には核となるべき物がすっぽりと抜け落ちているような感想を持った。
何が言いたいのかはっきりとしない語り口が畜肉業者への配慮を欠いている事からも、
とても良詩とは言えないだろう
D−
7 :
名前はいらない:2011/06/17(金) 14:47:17.20 ID:tdZK8h6W
>>6 早速の評価ありがとうございます。
核が抜けているという指摘は、そうかもしれません。
が、「畜肉業者への配慮を欠いている」という点が理解納得できません。
ここのところを説明してもらえませんでしょうか?
納得できなかった場合は再評価依頼させていただきます。
8 :
ちーちゃん:2011/06/17(金) 18:39:33.53 ID:z5Oix2sM
>7
朝食にクソ不味いハムを食った人物の思考の旅を描いたのだろうが、これでは「ハムとは締まり無く不味い物だ」と言う印象を消費者に与えかねない。
ここで描かれたハムが特殊である事が伝わったとして、これを読んだ後に上質なハムが食卓に並んだ時に、
読者はそのハムを「美味そうだ」と思えるだろうか。
主婦ならその日はスーパーのハムの棚に手を伸ばす事も無くなるかもしれない。
と言うより評文の肉よりも繋ぎや添加物により食い付く時点で、詩人としてのセンスは低い。
否、それは私の思い違いで、貴殿は賢い主婦の様な物なのだろうか。兎に角、
我が社は貴詩への提供を全て取り下げ、スポンサーを降りさせて頂くので、
再評価依頼でも水とんの術でも何でも好きにするが良い。
ハムハム(^o^)rn'
9 :
名前はいらない:2011/06/17(金) 20:15:40.40 ID:hgK/xshq
「パール水兵」
蛇をマシーンに入れる
ソイツは怒りながら操作する
準備完了。
出発進行。
マシーンの中で蛇は
怒り狂いながら道を解く
情緒は完全否定
嫉妬するからだ
不思議も絶対否定
思惑するからだ
10分後、眠くなる
人喰い鬼と化したマシーン
パニック起こすな
オメェとヤレ
舌巻いて逃げるな
オメェと生きろ。。
10 :
名前はいらない:2011/06/17(金) 21:20:57.90 ID:tdZK8h6W
11 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/17(金) 22:48:05.79 ID:3wqzShln
>>5 再評価させていただきます。
朝食にハムを食べる、これは誰しも経験することです。
そのハムが何でできているか、これは、一割ほどの人が考えることでしょう。
その原料である豚のポーク君にまで考えを巡らせる人は、さらにその一%ほどの人でしょう。
ポーク君は、悲しく、しかも意味の無かった人生を送っています。この擬人化において、
一個の豚であったポーク君は、人間の中の共感者を発見することになります。
味について述べている所など、気配りが行き届いていて、はっとさせられる箇所ではありますが、
題材を最大限に生かしているところは、素晴らしいのですが、それ以上の物はない。
個人的には、こういう詩もあって良いと思いますが、競い合いになった場合など、
野球で言えば八番バッターくらいの所に並べられてしまうようで、強さはないです。
出だしの四行ほどの言葉の使い方が、世界を決めていて、またそれは悪くないのですが、
以上に述べたように、最大限に力を発揮しても、程度は限られていて、評価よりも、
鑑賞において楽しめるような、娯楽作といっていいのではないでしょうか。
またその綺麗な日本語で作られた詩を、読ませていただけますか。
D
12 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/17(金) 22:57:09.58 ID:3wqzShln
>>9 パール水兵という題がイカス。
蛇のイメージと、マシーンのイメージが、一体になって、何か動き出しそうな予感がする。
道を解く、という言葉が難解ですが、迷路を進むといった意味で良いでしょうか。
全体に言えることで、言葉の選択が非常にパワフルです。このセンスは買いだと思います。
気持ちいいです。こんな快感は久しぶり。鑑賞者の一人として、拍手を送りたいです。C+
13 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 20:47:59.78 ID:OEcp4Pg2
>>5 どの立ち位置から語っているのか謎
食ってる本人から豚の過去がどーとかの流れが飛躍しすぎ
「締りが無い=太るのが早かったから」なんて
こんなん全て聴き手側のイメージに依存する
作者が示した根拠ではない
俺から見たら「締りってなんなん?」と思う
硬くてガチガチになっている肉が美味いとかそれこそイメージ
空想 ご都合主義 ありふれた発想で辟易する
豚くんなんだから「人生」じゃないだろ っていう野暮な突っ込みはともかく
過去の出来事もただ見た出来ごとの説明「あーなってこーなってました」おわり
実にくだらない 「ブラジル生まれ」の設定を生かす主張なりなんでも書けたはずだ
ただ面倒だからと怠る甘え 姿勢からしてなってない 詩を作る資格がない シネ E
14 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 20:58:23.81 ID:OEcp4Pg2
>>12 お前は何を言ってんだ 評価になってないだろ
右手で文を撫でて「硬かった ゴツゴツしてた」で終わらすな
この詩に針を刺して分解するようにしてでも内容を見たれ
お前は胸を張ってコレを詠めるのか?
誰になら出来るんだよなにがC+甘えんな
まずは15分くらい自分自信を評価しろ
>>9 意味が分からねんだよこういうネット限定の作品はほんとイライラする
ヘビからしてそう設定した流れや責任が見れないわ 再評価不可 E
あとちーちゃん あなたこのスレで投稿しても前スレにまだ残ってるから
連投扱いで全てカットですからね 気を付けてくださいね
>>1 レベル10とかすごいね コッチ全然lvたまらないんですけどぉ
15 :
ちーちゃん:2011/06/18(土) 21:15:17.01 ID:jw0JJ16t
やる前から言ってんじゃねえよ!全ての2ちゃんスレを過疎らせるぞ!?(#^^)
16 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/18(土) 21:15:42.14 ID:oJWn7+/P
>>14 じゃあお前のイライラっていう評価は文を撫でる以上の評価になってるのかよ。
煽るだけ煽って、Eまき散らして、なんか意味あんの?
過疎りに対して、改善の意図とかを持ってやっているなら、やり方が甘すぎる。
荒らしとかいう自己認識なら死ね。
17 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 21:26:01.20 ID:OEcp4Pg2
>>15 俺は女の人にモテるしまぁ心優しいからね
バッチィお猿さんが損をしないようにとの
高貴なる博愛主義が成せる配慮だよ
>>16 お前は恥知らずだからジジババや親相手でも
>>9を詠んで
自動的に満足できるんだろうが こんなネット限定のクソ詩に需要ねんだよデブ
このセン5は雰囲気で高評価与えるほど落ちぶれたスレじゃねんだよ
過疎だかなに関係無い話題出してんの? ハァ?
バカなの? テメェが死ね出来損ない
18 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 21:40:43.60 ID:X0KvrY94
どうしてそう怒っているのかな ちょっとびっくりしました笑
19 :
まるちいず:2011/06/18(土) 22:04:49.90 ID:jw0JJ16t
>>17 おいおい、あんまり調子くれてっと俺ぁ雑草さんと組むぞ?君センスレ神!!
俺が雑草さんと組んだらどうなるか分かってんのか?あん?
20 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/18(土) 22:11:55.64 ID:oJWn7+/P
>>17 ヨコレス→モテるとかなに関係ない話だしてんの?博愛主義?キモすぎだろwwww。ハンゴ?プギャー!!!!
恥知るとどういうスレに変るんだここは。大人の世界?面白すぎるだろお前www
(でも、ほんとはね、君みたいな人がセン五に対する矜持を持っていることに対して、誇れることだと
思って居るんだよ。歴史を築き上げてきた先人(あなた)に対しては尊敬の気持ちを持っているよ。)
21 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 22:22:17.30 ID:OEcp4Pg2
>>18 文章の交換作業に怒るとかないよ
腕に止まっているやぶ蚊を弾くような些細な事だよ
>>19 知りません 役には立つけど能力無いから得に俺からはないな
>>20 お前は自分の吐いた発言にも責任とれないのかよww
レスは返さず関連ない事ばかり並べて逃げ回る凡夫は見飽きてんだよ無能が
本気になれずただ遊び感覚で詩に携わっている程度か くだらない活動だな
22 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 22:25:15.99 ID:tqEQVs+m
四畳半 埃を吸えば ダニの声
23 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 22:38:30.45 ID:zUYaIsqk
>>13 >>14 >>17 おい名無しさんよ、スレを汚さないでくれ。
辛口レビューをして反応を楽しもうって感じかな?
あるいは日ごろのストレスの解消かな?
君の評価を幾つか読んできたが、あれは辛口にすらなってない。
言語能力や批評能力に乏しいのを、煽り口調で誤魔化しているだけ。
君のようなタイプの人って定期的にでてくるから分かるんだよ。
君の書き込みで、セン五のレベルが上がるとは思えないね。むしろ下がっちゃうよ。
迷惑だから書き込まないで欲しい。
24 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 22:40:53.62 ID:OEcp4Pg2
布団を叩いた後に出るホコリの8〜9割くらいがダニの死骸だったっけ?
干した後の「良い匂いだわぁ〜」って言う主婦とかいるけど正体はダニの死臭なんだよね
>>22は正しいね 四季うんぬんほっといても良作の部類じゃないのw
俳句の世界なんて正直知らないけどダニさんの元気っぷりが感じられる美しい(?)詩
「ダニちゃんの声」言うてるけど外の騒音とか無視して感じられるのはこの美しい(?)環境だけ
俺は良い表現だと思うし納得できるC
この「四畳半」って表し方が良いんだろうな まず畳を連想させるから繋がりがあるし
>>23 能力無い雄には興味ないんヨ 名無しにも一々相手してたら時間足りないねん
君なぁ〜んにも出来無い分際で命令しちゃってんの? 女の子なら可愛いと思うよ 男なら利用価値ないな
25 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 22:54:28.15 ID:UcFnT0iJ
Summer snow twinkled against clear blue sky of Yuliage Port,
seagull trills , roaring of the sea.
rhythm of firework.
we were silent.
「名取夏祭り 閖上港 海上花火大会」
"our town". (Thornton Wilder’s play she really loved)
「夢みたいな青い月の夜。
君の笑顔ながれて落ちる。」
has been devastated by 20110311 tidal wave
「しゃぼん玉飛んだ。屋根まで飛んだ。
屋根まで飛んで。壊れて消えた。」
march is the cruellest month
26 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 22:56:29.91 ID:zUYaIsqk
>>24 その自信というか優越感は何処から来るのか・・・
迷惑だという自覚は無いの?
27 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 23:04:16.78 ID:OEcp4Pg2
コッチは必死でも発音とかでプークスクスされても英語なんて知らんけん
ヤダわー トラウマだわ きっとこんなん雑草さんがやってくれるはずやけ
ねるかー
>>26 書くだけなら自由 居酒屋のおっちゃんでも皮膚科医でも誰にでも出来る
暇な時間があるんだったら根拠を示しておけ 甘えてはいけない
俺がノーヒントで800ピース前後もある興味の無いジグソーパズルを完成させる事は無理だ
この世の中を動かしたければ自分から動け その分野もそんなもんだよ
28 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 23:10:08.12 ID:jw0JJ16t
こんな800ピース程度の興味の無い世の中じゃ…
29 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 23:14:44.44 ID:zUYaIsqk
>>27 そうやって自己満足の書き込みで誤魔化して逃げてるうちは、単なる荒らし。
いくら詩の評価をしても相手にされないと思うよ。
30 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/18(土) 23:26:14.98 ID:oJWn7+/P
>>25 夏、今の時期か、あるいは未来の想像か。名取市の壊滅的打撃について、広がりのある意味空間を
開いています。誰もが見ることのできる想像であり、この詩は開かれています。視点で言えば、
20mほど上空から眺めたような映像を浮かばせられました。
ポエジーが、心地良い感情が、うすい悲しみと共に、何とも言えない静かな空間を作っています。
文の並べ方が、描き方が、大変洗練されています。こういった詩作行為は、誰もが望む物であり、
やさしい気持ちになれるのです。B-
31 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 23:48:06.69 ID:jw0JJ16t
しかし、クライマックスをよそから借りてくるのはどうかな…
32 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 00:13:28.14 ID:Qy7Uf9yK
>>28 800って相当じゃね??
>>29 お前みたいになに1つも行動を起こせない非生産的な人間ばっかりで
辟易している俺の身にもなってよ お前らホントに才能ないんだなぁw
>>31 なんだパクリか 未だにこのスレにはゴミ詩しかねーな
33 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 00:17:45.91 ID:p712O5y4
ちょっと、レスをちゃんと読まないで返事するのやめてくれる?
前に物凄い高等テクだと思って無駄な分析を続けた事があるから。
ww(^o^)rxww雑草マルチー連合より。
34 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 00:24:35.26 ID:Qy7Uf9yK
名無しだし誰に言ってるかワカンネーしもう少し意味のある書き込みをしろ
厨二病の患者に良くある症状ですね なんだかんだ言っても結局の所
周りと同じ土俵で勝負できず自分の世界に入り込んでしまう奴らはすぐ切り捨てられるよ
35 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 00:37:29.34 ID:ByD9e42d
多勢に無勢じゃねーか
落ちぶれたスレじゃないとか何を基準に言ってるのかもようわからんし
何か高等な詩人(笑)でも来るのを待っているんでしょうか…
とりあえず今このスレの利用者の大半がID:Qy7Uf9yKを有害とみなしているので
それはきっとセン五というスレ自体がID:Qy7Uf9yKを有害とみなしていることにさえなるので
セン五のためにもID:Qy7Uf9yKは蝉のように速やかに死んでくれればいいと僕は思いました。
36 :
ちーちゃん:2011/06/19(日) 00:43:43.26 ID:eVAljfUr
>ハヤト
アンダーバー?
37 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 01:22:27.90 ID:qYA38JyZ
最初
>>34はQy7Uf9yKに対する発言だと思ったわ。
オレのQy7Uf9yKに対する印象がまさにそれ。
・意味のある書き込みをしろ
・厨二病の典型例
・自分の世界に逃げるなよ
すごく適切な表現。
加えて言えば、どこの板にも必ず居る2ちゃん特有の人種だな。
ネットの中で攻撃的な人は社会に適応できずにストレスを抱えている人が多いって、
NHKの番組かか何かで言ってたよ。
38 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 01:36:02.11 ID:Es7zHSwZ
「セン五」
セン五はとっくに死んでいる。
心臓マッサージをしても無駄さ。
セン五はとっくに死んでいる。
生きてるふりさせたられても。セン五はとっくに死んでいる。
39 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 01:48:52.03 ID:EfIzKc5M
お見舞いに 来てたあの娘が 出てこない
皆さん、おはようございます。
スレ立てたものです。
普段は詩と小説をよく読んでいます。
今回も辛口で評価します。
なお、再評価されたい方はそのようにいってください。
>>38 シニカルに書かれたようですが、少し断定しすぎなのでEと
させていただきました。
>>39 俳句ですね。こちらもEという評価で。
あと、言葉がきついかもしれませんが関係のないレスは
資源の無駄遣いですので、お引取りを。
純粋に作品を書いてこられる方にだけ内容を評価します。
必ずひとつのレスにまとめるように。
>>5 なかなかうまい表現ですね。
ただブラジル産にする必要はないでしょう。
あと、最後までダメでしたという終わり方は
よくあるパターンです。
辛口ですがD−とします。
>>9 内容そのものはわりと普通ですね。
ただ表現の仕方が上手なことと
言葉を狙っていないところが好感が
もてました。
辛口ですがE+とさせてください。
>>858 なかなか味わいのある作品ですね
それぞれの持っている作品に対する
敬意を感じました
この感性をあなた個人のオリジナルとして
まとめていくと更に面白い詩が書けると
信じております
将来性を買って辛口ですがD+ということで。
>>873>>874 実にていねいに書かれた作品ですね
ただピエロを題材にした作品では
「二面性」がモチーフにされることが
多いと思います
ここにひとつアイディアを加えてみると
今まで既存のイメージであったものに
詩が彩りを与えてくれるでしょう
辛口ですがD+ということで
>>875 こちらは作品の質もさることながら
物語を語らせる言葉の選び方が
非常に好感が持てました
詩のレベルというのはまずどの文体で
書くのかということも頭におくと
また変わってくると思います
今の時代をうまくとらえていますね
辛口ですがこちらはD+とさせてもらいます
前スレでの未評価作品を評価いたしました。
43 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 08:36:09.63 ID:Qy7Uf9yK
>>35 いやいやいやこんなんに勝ち負けは関係無いw 考えが幼稚やで
お前ら雑魚が多数決(笑)で決めて満足し合っても俺には関係無いよ
何も生み出せない才能の無い雄が死ぬのが建設的だし世の道理なんだよ雑魚
>>37 部分的に切り取ってそのままオウム返しにして何を得られるん?
都合の良い特殊ルールを発動して俺だけに該当させて悦に入るのは許してやるが
この俺を巻き込むんじゃない! 能力も才能も無い凡夫に対して敬語を使えと? 本気?
ってか今更かよw お前らどこまで甘えてるんだよw
>>38 俺も詩に興味あったから同じ中高生の集まるブログとか見ていた期間があったが
闇だ天使だ笑顔だの連発で素敵な詩だとコメントを残すその繰り返し
そんなくだらない場所等が嫌いでこのスレがこのスレが出来上がっていったんだよ
低能共の慣れ合いで延命させるくらいなら潔く消滅させてやれよアホが E
>>39 言っておくけど板違いだよw 前から結構いた
http://yuzuru.2ch.net/tanka/ 俳句には字数制限があるからね ピンからキリまで表すのは厳しいと言うか無理に近いです
俳句は「あれとこれで〜 後はお前が考えろ!」が許される詩の形態であると考えています
その事を考慮してもコレは断片的すぎて繋がりを感じないよ やる気あるなら季語使いなさい!
前のダニのやつは他の場所に持って行っても微妙に評価されると思うけどコレは無理 E
>>40 まともな一般常識と社交性のある奴は大体俳句から入るもんだろ 目を覚ましなさい
俳句だからとEで切り捨てるとか創作家あるまじき姿勢ではないのかね
【連絡事項です】
他の方はどうされるのかわからないですが
このスレッドでは「詩」の評価を行ってます。
俳句や短歌は別の掲示板にあると思うので
そちらへ投稿してください。
45 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 09:09:30.48 ID:Qy7Uf9yK
>>44 そもそもお前が自分でテンプレを載せ忘れたのが原因だろwww
なにが【連絡事項です】だ 新参が勘違いして何様なんだよw
自分のミスくらい取り返す努力もしないで
出来るのは都合のよい要求だけか
お前ホント楽な生き方をしているなぁ
これが俺とのお前との違いだな
46 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 11:05:50.99 ID:4iLKyE0I
忍法帖のスレ主にきくけどさ、俳句だから評価Eってのはどこから来るの?
詩が詩である規定があって、一方でそれ以外がそうでない明らかな論証があるの?
それにあれはむしろ川柳でしょ?
そのへんうやむやで決済者ぶるのは滑稽だよ。
あ、作者ではないです。
47 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 11:21:54.45 ID:BFR3JZLX
これが詩でこれが詩じゃないってほんとナンセンスだよなってか単純に勉強不足なんじゃない?
48 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 11:50:43.12 ID:p712O5y4
空回る暖簾と言うより
コイツはパンチングボール
叩き続け無ければ顔に当たる
パンチラのボーイ
泣きながらボールを叩く
春を過ぎ夏を越え
パンチラボーイは
ハンチングハットの青年に
華麗な手首捌きで更に年月は空回り
パンチラのボーイは
ハンチングハットを脱ぎ捨てて
パンチングパーマの中年に
パンチングボールは繰り返す
トンチングカンな問答を
人生は儚い
ズボンは履かない
俺に墓は無い
ナイチンゲール
ピュアチンコ
>>48 なかなか面白い作品ですね
しかし最後のほうでドンズマリおこして
しまった感覚があります
辛口ですがE−ということで
【作品を総括してみて】
おはようございます。辛口で採点させていただいてます。
詩の中ではキラリと光る言葉があります。
皆さんの中にもおそらくその「原石」があるように
思われます。
ただこうした掲示板ですのですべての作品を
どのように評価するのかは人それぞれだと思います。
厳しい意見もあるでしょうし、そうした中から
新たな世界が生まれていくのが詩の醍醐味だと
感じております。
質問や意見は基本的に受けつけませんが
リライトした作品は今後も評価していきたいと
思っております。辛口ですが、よろしくです。
俳句や川柳、短歌は別スレです。
意見などは雑談スレでお願いします。
このスレッドは作詩に対して評価するスレです。
51 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:10:44.68 ID:p712O5y4
原石のが強いんじゃ〜
52 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:21:28.66 ID:ByD9e42d
才能が無いのはお互い様じゃね
あるんなら証明して欲しいね
と言ってもどうせまた、カスに読ませる俺の詩じゃねwwwとか、先にお前の読ませろカスwww
なんて言いだすんだろうな笑。w
いやほんと、笑。ww
53 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:21:30.54 ID:j1mKKtAn
辛口にんにん!
54 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:37:07.96 ID:4iLKyE0I
50
当初から前スレにいたるまで、評価にまつわる議論については概ね肯定的なスレだったハズです。ましてや、スレ主さんが自治的に主張された事柄に対して、当投げかけはスレの発展的共有を妨げるものではないハズです。
スレ主さんが仰るように、評価のあり方はひとそれぞれです。絶対的な評価など不可能でしょう。一方で俳句と川柳の区別もつかない評価者が、不確かな形式判断から評価を投げるようであれば、それこそ評価スレとしての機能は信用に足らないものとなるでしょう。
“辛口”ですが、ごっこ遊びにも程度というものがあります。
最低限、対話に応え互いの認識を修正しあおうという建築的意識をお持ちになれるよう、心よりお祈り申し上げます。
55 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:37:32.36 ID:Qy7Uf9yK
>>52 安価つけろ 発想力なんてのは全てが先天性の能力だ 無ければ無いままだ
>>50 お前の世界ではただの感想にも辛口とかあるのかw 本当にお前は楽だな
ここのスレで良いんだよ 無能者の分際で勝手に暴走ですか
レスは返さず 意見感想は受け付けません お前はなに1つも責任とれないんだなぁ
>>46-47 アンタ達は正しいよ セン5のテンプレに書いてあった事が1つ
その決済者ぶってるのが定型詩と自由詩の違いを理解できていない事が2つ
俺の方のリアル世界でも問題なく定型詩として扱われているから
56 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:40:06.78 ID:Qy7Uf9yK
この愚者は自分の思い通りに事が進まないと
セン5のルールを変えてでも進めようとする根性が低俗だわな
>>50は妄言なんで気にしないで良いよ
57 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:40:33.30 ID:p712O5y4
お、パンチングボールが出てきたぞ!(^o^)rx
58 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:42:04.16 ID:Qy7Uf9yK
レスあったと更新してみたらハズレか
>>57 今からラーメンでも食いに行くわ お前も来るか?
59 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 12:57:36.35 ID:p712O5y4
いやだそんなホントに酉キーなくしたっぽいマヌケとからみたくない。ラーメンがのびる。
60 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 15:25:57.41 ID:/y5qaPvd
雲路
蝶々、
別れわかれて
ひこうき雲を連れていった
61 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 16:31:39.58 ID:AUHLFzFh
太陽の季節
写真を作る人の様に自分以外を愛したい
社会を歩む人の様に自分以外を守りたい
道端の野花達の様に自分以外を眺めたい
夢見を迷う僕の様に自分以外を思えない
きっと大丈夫だと去っていく風の声が囁き掛ける
今日、俯いて濁った瞳をした君へ
希望が降り注ぐ季節はもうすぐ其処へ来る
明日、仰いで光った瞳をする君は、昨日までの沈んだ気持ちすら大切に出来る
きっと大丈夫だと乾いていく雨の跡が歌い掛ける
輝く太陽の季節には笑顔が似合うから、鮮やかな色で着飾って
枯れそうな時代にも笑顔が必要だから、健やかなメロディーで癒して
可愛らしい彼女には笑顔が似合うから、緩やかでまろやかな笑顔を聴かせて
きっとそんな素敵な夢から醒めた朝はこう思える
眩しい夏の陽射しを返し煌めく汗の香りが、悲しい核の放射さえ返して行けるだろう、と
62 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 16:49:16.35 ID:AUHLFzFh
>>61最後のところミスりましたorz
本当はこう描きたかったんです。
眩しい夏の陽射しを反し煌めく汗の香りが、悲しい核の放射さえ還して行けるだろう、と
申し訳ありません。
>>60 短い作品ですがきれいにまとまってますね。
この調子で長い作品も書けるようになると
本物だといえるかもしれません。D−
>>61 非常に美しい詩ですね。
読ませ方も心得ていてうまいなと感じました。
最後の文章もなかなか味わい深いです。
僕の主観ですけど、C−ということで。
64 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 19:04:46.55 ID:2Xj73H9N
歌詞もここに投下していいですか?
65 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 23:11:05.34 ID:AUHLFzFh
>>63 どうもありがとうございます。
いい評価で嬉しいです。
多分、気付かれてるとおもいますが、日本語が不自然な箇所が沢山あり、そこがどうしても気になったので、自分の中で気付けた箇所を投稿後に修正しました。
見てもらいたいので、載せます。
希望の香り
写真を作る人の様に自分以外を愛したい
社会を歩む人の様に自分以外を守りたい
道端の野花達の様に自分以外を眺めたい
夢見を迷う僕の様に自分以外を思えない
きっと大丈夫だと、去っていく風の声が囁き掛ける
今日の俯いて濁った瞳をした君に、希望が降り注ぐ季節からの手紙が来ているよ
明日の仰いで光った瞳をする君は、昨日までの沈んだ気持ちすら大切に出来ると
きっと大丈夫だと、乾いていく雨の跡が歌い掛ける
輝く太陽の季節には笑顔が似合うから、鮮やかな色彩で着飾って
枯れそうな時代にも笑顔が必要だから、健やかな繁栄で包み込んで
可愛らしい彼女には笑顔が似合うから、緩やかな純粋で笑みを贈って
その内に陽炎の奥から夏の香りが流れてくるのを感じて…
きっとそんな夢から醒めた朝はこんな風に思える
眩しい夏の陽射しを反して煌めいている汗の滴が、悲しい核の放射さえも自然に還してあげられるに違いない
66 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 00:11:52.32 ID:jQNZRbu5
>>63さん
批評ありがとうございます。長いのかけるようにがんばります。
67 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 02:28:57.13 ID:U/dLun1+
「柴犬」
辛口のライスに
甘口のルー
ファンシーな福神漬けは今日はいつもよりルンルン
真っ赤な鮮血の色に染まり
甘口ルーの薄茶色にさえ
焦げ茶のマーブルを描く
貴様、貴様
これは痔を患った患者の家のボットン便所
夥しい蠅の死骸が貼り付く
蠅取り紙が絡め取るは
蛆殺しを撒く家人の額
塩水に放られた個体は
絶対零度の冷気にて時計の針を止め
らっきょうは凍り付く
巨大な蛆の如く横たわる冷凍のらっきょう
その出で立ちに暫し見とれて
僕は柴犬
68 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 06:17:41.37 ID:pqqZQG+y
いつ見ても君は美しい。
アアとても美しい。
たとえ君に心がなくとも何かを何かを
伝えたがっているのは分かっている。
たとえ君が変哲も無いコーヒーカップでとしても
君を見つけて買ったのは僕だから
>>64 どーぞ。歌詞も評価しますね。
>>65 完成度がどんどん上がっていきそうです。
自分の型を持っている方なんですね。
これからも頑張ってください。
>>67 リアリティとファンタジーが一緒になった
作品ですね。
言葉の選び方を覚えていくと上達しそうです。
最後の連はなかなかいいですよ。D−
>>68 とても詩人さんらしい内容ですね。
心がなくとも、という点がいいです。
思いを託しているところもいいですね。
これから長い詩も挑戦してください。D
>>65 リライトされていて読みやすくなりましたね。
評価ひとつあげたいと思います。Cです。
ここから更にグレードあげていけば
あなたは詩人として充分な資質を持ってますよ。
71 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 08:12:47.78 ID:U/dLun1+
上達?ハン。じじいになるだけさハン(^o^)rx
72 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 09:01:00.08 ID:I9plV5fo
『分かれ道』
人は孤独を嘆いた 共に歩める道を模索して
時に胸に突き刺さる 誰かの言葉が痛かった
どこまで行っても 何をしても
あの影に追いつけなくて
「待ってくれ」と叫んでも
どうやら届かないみたいだ
引き離されていく距離にあせって
速度を上げてみても足に絡まる
うまく歩けない
足元で蠢くのは 踏みつけてきた人たちの呪いの言葉で
許しを請う神も見当たらない
時に人は道を振り返る
思い描いた自分になれているだろうか
約束とか誓いとか
ごめん よく分からない
昨日まで隣にいた友は何処にいってしまった
置いてきた? おいていかれた?
それとも踏み台にしてしまったのか・・・
交わした言葉は時に流れていく
目に焼きついた背中は消えないのに
共に見た空や海はでてくるのに
声も顔も思い出せない
振り向いても誰もいないのに 何度も立ち止まった
耳に残るのは空耳のような叫び声で
お願いします
73 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 10:18:51.35 ID:U/dLun1+
74 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 19:22:54.17 ID:pIjmNZja
何かこう、もっと世にも不気味な読み物を作れないでごわすか? 皆さん。
言うなら入沢の牛の首のある三十の情景みたいな詩ですか? 不気味といったらですねえ。
わたくし評価も時々はしとりますが、殆どここの読者であります。
わたくしに限らず、夏といったら怪談! 詩!! 怪談詩!!! とまで行かなくとも…
心の奥の室につめた〜い不気味なポエジー吹かせる業を、わたくし一読者は皆さんに期待しておりますですす!!
75 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/20(月) 20:35:48.39 ID:MLxhEZ4E
「ルート88」
永遠に輝き続けるようだ星空の真ん下で
あたりは煙たなびき
うつくしいりんごの木
どこまでも見渡す限りキからホシ
奉公人が暗殺の相談をしていたことを思い出すので
むなしく口に泡立つ
はじける音が空に飽和したようだ
ほしにかたろう
眠った
浅い希望ときめきの瞬
貝をひろっていけばいいんだ
腕と足の裏を
眺めていたっけ
車がやっと通りかかった
立てた親指
肉のピンク
止まるタイヤが叫ぶ
76 :
名前はいらない:2011/06/21(火) 01:19:56.32 ID:KZw8/8D+
歌詞です
「Real World」
ねえ 教えてよ
暗がりでニヤついてる君
遥かなる安らぎは見つけられたかい
ねえ 教えてよ
リアルがいっぱいのクレヨンで
なぜ頭のなかの未来を塗りつぶすの
すべての矛盾を引き受けて 朽ち果てるまで苦しむのかい
静かに溜息を飲み込んで いつわりの強さをつかむのかい
Real World
誤魔化すための説明はいらない
僕らは単純に 流れて消える
ねえ 教えてよ
ありのままから目を背けて
フェイクの世界で何を手にするの
リアルな未来 フェイクの現在 狭間で揺れてるその存在
どちらで生きるかはっきりしない その矛盾と向き合っていない
Ideal World
ホントは自由な世界のなかで
僕らは鎖に 繋がっている
Real World
誤魔化すための説明はいらない
僕らは単純に 流れて消える
La La La...
>>1氏スレ建て乙です
>>74 選者指定ポエ大スレが長いこと止まって放置されているみたいだから
>>74が選者として、そのお題で仕切り直しをしてみたら?
前例からも、盛り上がれば色々と面白いものが読めるかもです
それから前スレで評価させて頂いたカクッた煙〜の作者さん
多忙等にて大変遅れましたが、評価への返信有難うございました
しっかりした評価、について自分はよくわからないのですが、参考になる部分があったのならよかった
個人的には
最低限、読むことで作品と向き合って書かれた評文、感想には
どれも何かしら得るものがあるように思います
そういう見方の方が、参加していて愉しめたり、有意義と感じる気付きみたいなものが増える、かもしれないなぁ、と
意図的な作為、作為のみ(見、魅)せ方の加減については本当に難しいですね
当該評価にも書きましたが、あの作品はその点のバランスもよく取れているように自分は感じました
当方も、必ずしも何もかもを読み手に伝わり易くすることがよい作品の絶対条件とは思えず
難しいところです。
遅ればせながら、これからも作者さま共々、愉しんで詩作が出来ますように。
>>72 非常に推敲された作品だと思います
言葉の選び方もそうですが。
これを即興で書いたのならばぜひ
プロの詩人を目指すべきでしょう
人生における迷いを時とともに
感じさせる力作ですね D+
>>75 言葉の選び方もそうですが
詩の形をうまく利用した作品ですね
場面場面がフラッシュバックさせていく
展開はうまいなと思いました
タイトルもいいですね
もともと地力があるタイプだと思います
もっと詩を具現化させつつラストの
一行で唸らせるものを書けそうですね D+
>>76 うまい歌詞ですねえ
はっきりいうとこの対比をどこまで
狙って書けるのかは作者の腕次第といえそうです
自分の中の言葉をうまく吟味させて
使っているなと思いました
力作ですし、すばらしいです C+
81 :
75:2011/06/21(火) 06:00:22.74 ID:zO7A9ew0
>>79 評価ありがとうございます。分かりやすい指摘とアドバイスが、とても嬉しかったです。
82 :
かさ:2011/06/21(火) 16:39:35.13 ID:+Kp4XSBN
「物語」
まだ見えません
あなたが語ってくれた
物語の舞台の景色
バスはゆっくりと私を揺らします
窓の外には青い空
雲が流れ過ぎていく様を、私はぼんやりと眺めています
あなたが語った小さな猫は
畑の道をのんびり歩いて
麦わら帽子の少女の腕まで
寄り道しながら向かっていました
バスはタイヤを軋ませ停車して
錆びたドアを開け放ちました
バスから降り立つ私の額に
一筋の汗が流れていきます
錨の形の雲を見つめて
私は坂道を登っていきます
蝉の鳴き声背中に受けて
息を切らして歩いていきます
頬をなぞった風の温度を
忘れぬようにと噛みしめました
あなたが語った小さな猫は
石楠花の花と戯れた後に
畑の道から逸れたと気づいて
周りを見渡し少女を探した
麦わら帽子のほつれた姿を
少女は気にするそぶりも無いまま
ぼんやり佇み猫を探した
川のせせらぎ遠くに聞いて
私は柳の木の葉を両手でむしった
鳥の鳴き声一層増したら
夏を描いたあなたの話を
あなたの話を声に出します
錆びた栞が挟まれた話
あなたが語った物語
あなたが語った物語
83 :
とめ子:2011/06/21(火) 18:15:30.92 ID:Yuj/ZiJV
恥じらい
補助輪を鳴らし
鳴らしてゆく子の逞しく
その音の未だ聞こえず
我が遠い日の恥じらいと
知らず求めたバランスと
推進力と
擦り傷の−−
今は無き補助輪の
かんらかんらと
懐かしく
かんらかんらと
疎ましく
補助輪を鳴らしてゆく子の
その音の未だ聞こえず
84 :
名前はいらない:2011/06/21(火) 18:58:52.54 ID:bUdW4/XB
No.97になって何故アンダバが必要悪だったか激しく理解した。
85 :
名前はいらない:2011/06/21(火) 20:39:02.20 ID:yMTJfTFq
必要悪も糞もないだろ ここは詩を投下する人と詩を評価する人だけで成立ってるんだから
だれか特定の役人の力がなきゃ成立たない、そんな大それたスレでもない
86 :
サブリナ:2011/06/21(火) 23:02:35.32 ID:KjowRhk2
[青林檎]
田畑に囲まれたとこの娘は
男と言うモノを知らないのです
その時は少しばかり
蕾が顔を覗かせて居た頃
まだ若い身体は青林檎さと
自身を喩えていましたが
青林檎はそれで出来上がっていて
赤くは決してならないのです
収穫の時期に娘は男を知りました
それと同時に女との違いを知りました
哀しみに帰らなくなった
近所の手入れのされて無い空き家で
あの木は出来損ないばかり実を付ける
娘は付き添いの男にそう言った
素肌が違うだけで此所まで違うのかと
ある林檎は青褪めたのだった
87 :
名前はいらない:2011/06/21(火) 23:50:14.99 ID:bUdW4/XB
>>85 そうとも言えるが前スレ末期から今に到るまでの忍法帖独り舞台が嫌なんだ。
なんか投稿しても、どうなるのかドキドキしない。もう連投規制とペアにして連評規制が欲しいくらい。
当たり障りの無さが蔓延するよりも、ウザったかった狂コテがいたころの方が刺激があった。
今の雰囲気は妙だよ。
評価なんか殆ど行われてない。感想ですらない。フォーマルで、そのくせちぐはぐで最悪だ。
まあいいのよ。
正解はひとつだけでやすから。
“嫌なら俺が見なけりゃいい”
つまんない正解だね。
さいなら
88 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 02:20:05.50 ID:yuEc2pug
ここのスレッドだけが成長した理由は“この個所がこうだから悪い”と
ハッキリ指摘するだけの頭の良い奴と、それを期待してる賢い奴がいたから。
今の現状はどの投稿作にも通用する評価内容だけしか返って来ないし、
それを有り難がる向上意欲の欠片も無い作者だけ。
評価文なんて素人すぎるし、そもそもこの人には知識が無さ過ぎるよ。
俳句等は評価対象ではないと今も信じ込んでいるから投稿しても消されるだけ。
どうしたら良いんだよ?
89 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 04:10:54.52 ID:oL43dgrq
ダッシュ
ほとばしる汗を撒き散らしながら
地面を大地を叩きながら
迎え撃つ敵を倒しながら
迷路のように長い道を噛み締めながら
女性の色気に少し誘われながら
走る意味を心で感じながら
ぼくは走るんだ
>>82 うまく作中作というんですけど
物語の中をていねいに整えてつくってますね
「猫」と「錨」という言葉をわけて
書かれているのも面白いセンスです
ダ・カーポの曲のような詩ですねC−
>>86 「青林檎」というテーマを使って
熟していないわけではないという
逆説的な話を詩にしたのでしょうね
読みながら少しテーマにそったものから
それて違う話になっている感じがしました
題材は面白いので今後も頑張ってください D
>>83 最初に読んだときのイメージだと
子供が補助輪つけて走っている姿に
自分の過去を投影しているのかな?
と思いましたけど、声に出して読み直すと
また違った味わいが出ていいですね D
>>89 こちらは青春漫画のような作品ですね
言いたいことが明確なので
詩というより言葉が先に走っている
感じです
個人的にはもう少し長めのものが
いいんじゃないかなと思いましたが
ストレートに書いてくる詩も少ないので
これはこれでアリかと D−
【再評価について】
いろいろ詩を読んでいますけど評価が低いと
いっている方は別の方にお願いするというのも
ひとつの手ですよ
あと自分ならもっと高度な批評ができると思う
人は同一の作品でもどんどん批評していくと
いいんじゃないかなと思います。
なかなか評価があがらないかもしれませんが
いいものはどんどん褒めていきたいと思うので
あまり気になさらないでくださいね。
93 :
ちーちゃん:2011/06/22(水) 10:06:00.40 ID:YxY0TEFe
>>87 おまえみたいに屁だけこいて去っていく奴があと五人くらい欲しいな
94 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 11:04:41.37 ID:ztJoEuwJ
戦後にはちょいちょいこういう自治キャラが来んだよねー
95 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 17:39:14.87 ID:dbuJv8Ws
ウザったかった狂コテがいたころの方が刺激があった。
96 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 17:49:48.05 ID:dbuJv8Ws
誤送すまn
>>87 ウザったかった狂コテのランキングでいったら暗打馬なんてものっそい下位の方だろ
97 :
とめ子:2011/06/22(水) 20:04:46.38 ID:gF7+N3Ry
98 :
クリス:2011/06/22(水) 20:56:13.44 ID:qb0HA28v
「監獄作りの天才」
このまま牢獄の中で屍になるなら
蝋燭の火が消えるまでに この足元に描いた地図で
この場所で"未来"を作り出し
世界に届けたい
そう思うよ
僕の音をこのボイスレコーダーに録音し
僕のメッセージをこの青いリボンのついた便箋に包み
大切な人に届けたい
届いたなら 君と輝くような空の元願うのさ
永遠の砂の海の中 君と一緒に同じ船に乗って 肩を抱き寄せながら
君と笑いながら 眼を瞑って
この真っ暗な視界の中 僕は死んでしまったか
いまは何時だろう いつから僕はここに浮いているのだろう
それは無重力に浮かぶ豚のように 僕の網膜に穴を開けた
ねぇ最後に一つだけ約束するよ
この夜が終わる時 君の姿がなくなった時は
僕が描いたこの世界の一部に 君の魂が存在できるようにしてあげる
99 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 23:46:28.48 ID:o6wGuXgF
スレ違いというか完全にルール違反なのは承知です。
評価が確立して詩集が出てる詩人の詩ですが、どう思います?
有名な詩でも賛否、好き嫌いは(Aの場合もEの場合も)ありますよね。
自分はかなり好き(B+)です。「戦慄は去った」がしびれます。
富永太郎 「秋の悲嘆」
私は透明な秋の薄暮の中に墜ちる。
戦慄は去つた。
道路のあらゆる直線が甦る。
あれらのこんもりとした貪婪な樹々さへも闇を招いてはゐない。
私はただ微かに煙を挙げる私のパイプによつてのみ生きる。
あのほつそりした白陶土製のかの女の頸に、私は千の静かな接吻をも惜しみはしない。
今はあの銅色の空を蓋ふ公孫樹の葉の、光沢のない非道な存在をも赦さう。
オールドローズのおかつぱさんは埃も立てずに土塀に沿つて行くのだが、
もうそんな後姿も要りはしない。
風よ、街上に光るあの白痰を掻き乱してくれるな。
私は炊煙の立ち騰る都会を夢みはしない―
―土瀝青色の疲れた空に炊煙の立ち騰る都会などを。
今年はみんな松茸を食つたかしら、私は知らない。
多分柿ぐらゐは食へたのだらうか、それも知らない。
黒猫と共に残る残虐が常に私の習ひであつた……
夕暮、私は立ち去つたかの女の残像と友である。
天の方に立ち騰るかの女の胸の襞を、
夢のやうに萎れたかの女の肩の襞を、
私は昔のやうにいとほしむ。
だが、かの女の髪の中に挿し入つた私の指は昔私の心の支へであつた。
あの全能の暗黒の粘状体に触れることがない。
私たちは煙になつてしまつたのだらうか?
私はあまりに硬い、あまりに透明な秋の空気を憎まうか?
繁みの中に坐らう。
枝々の鋭角の黒みから生れ出る、かの「虚無」の性相をさへ点検しないで済む怖ろしい怠惰が、今私には許されてある。
今は降り行くべき時だ―
―金属や蜘蛛の巣や瞳孔の栄える、あらゆる悲惨の市にまで、私には舵は要らない。
街燈に薄光るあの枯芝生の堅い斜面に身を委せよう。それと
いつも変わらぬ角度を保つ錫箔のやうな池の水面を愛しよう……
私は私自身を救助しよう。
100 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 23:55:18.89 ID:o6wGuXgF
スレ違いというか完全にルール違反なのは承知です。
評価が確立して詩集が出てる詩人の詩ですが、どう思います?
有名な詩でも賛否、好き嫌いは(Aの場合もEの場合も)ありますよね。
自分はかなり好き(B+)です。「戦慄は去った」がしびれます。
富永太郎 「秋の悲嘆」
私は透明な秋の薄暮の中に墜ちる。
戦慄は去つた。
道路のあらゆる直線が甦る。
あれらのこんもりとした貪婪な樹々さへも闇を招いてはゐない。
私はただ微かに煙を挙げる私のパイプによつてのみ生きる。
あのほつそりした白陶土製のかの女の頸に、私は千の静かな接吻をも惜しみはしない。
今はあの銅色の空を蓋ふ公孫樹の葉の、光沢のない非道な存在をも赦さう。
オールドローズのおかつぱさんは埃も立てずに土塀に沿つて行くのだが、
もうそんな後姿も要りはしない。
風よ、街上に光るあの白痰を掻き乱してくれるな。
私は炊煙の立ち騰る都会を夢みはしない―
―土瀝青色の疲れた空に炊煙の立ち騰る都会などを。
今年はみんな松茸を食つたかしら、私は知らない。
多分柿ぐらゐは食へたのだらうか、それも知らない。
黒猫と共に残る残虐が常に私の習ひであつた……
夕暮、私は立ち去つたかの女の残像と友である。
天の方に立ち騰るかの女の胸の襞を、
夢のやうに萎れたかの女の肩の襞を、
私は昔のやうにいとほしむ。
だが、かの女の髪の中に挿し入つた私の指は昔私の心の支へであつた。
あの全能の暗黒の粘状体に触れることがない。
私たちは煙になつてしまつたのだらうか?
私はあまりに硬い、あまりに透明な秋の空気を憎まうか?
繁みの中に坐らう。
枝々の鋭角の黒みから生れ出る、かの「虚無」の性相をさへ点検しないで済む怖ろしい怠惰が、今私には許されてある。
今は降り行くべき時だ―
―金属や蜘蛛の巣や瞳孔の栄える、あらゆる悲惨の市にまで、私には舵は要らない。
街燈に薄光るあの枯芝生の堅い斜面に身を委せよう。それと
いつも変わらぬ角度を保つ錫箔のやうな池の水面を愛しよう……
私は私自身を救助しよう。
101 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 23:58:35.37 ID:7xZpBAP+
ぬるいまずい
今 溶けるアイスクリーム
安物のエグいピンクをした
ト・ト・溶け 溶け どろり 溶ける
アイスクリーム
マニキュアの色を呑み込んで
白い手首に絡んで 混ざって
あー あ・ あん
舐める舌も何もかもがピンク ピンク ピンク
ピ・ピ・ピ びた びた 滴る、腋から肘。
あなたにシビれて
あなたにとろけさせてよ! ねぇ。
三角コーンなんて 砂のお城!
ピンクの私に呑まれるの
爪 指 肘
ストロベリフェーバーの水たまり
102 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 00:25:04.93 ID:OqGt7KiM
>>99 >>100 連投だから、
あとこんなとこで自分の好きな詩を評価してもらおうっていう素敵なセンスにE!!
103 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 00:37:58.01 ID:eRF+6OPw
>>78 評価ありがとうございます!
推敲はしてないですよ 今読み返すと同じ語尾が続いちゃってて恥ずかしいです
なんか書いたらまた投稿しますのでよろしくお願いします
>>98 タイトルでまずいいものを感じました
内容は最初の頃の「君への願い」が先に
あって、それから「見えなくなる」僕の
世界が続いていますね
できれば「何故みえなくなったのか」を
挟んでほしかったです
個人的には好きですね D
>>103 ぜひ投稿をお願いしますね
>>101 アイスクリームからイメージをとった
作品ですね
言葉を音のように変えていくのは
わりかし上手な気がします
できればオチというかラストで
「む?!」というものを書いてもらえると
よかったですかね
タイトルもできれば、ということで D−
106 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 13:58:34.60 ID:kweV9Np0
なんかな
評価がつまらない。
107 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 14:17:04.87 ID:/JYGj2bu
この人はなにも拾わないからな。
>>98の人は評価済みでこれでさようならだから不憫だ。
>>105なんてアイスクリームのイメージだ、
音にように変えるのは上手だ、
面白いオチがあれば良かったで終わってるからなw
108 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 20:23:13.86 ID:1XMCyDRy
「風の歌を聴け」
それは確かにある
何者にも触れられず
何者にも視覚されない
しかし誰もがそれを知っている
だから僕は言ったんだ
足を止めて
耳を澄ましてごらんってさ
それでも彼女は歩くことをやめなかった
僕は彼女に言った
あっちにはおいしいパウンドケーキがあるよ
ほら、あのビルのうえに
僕らは長い螺旋階段をゆっくり歩いた
彼女は嬉しそうな顔をして
ゆっくりと歩いた
ビルの屋上に着いたとき
彼女は僕に「どこ?」と聞いた
彼女の腰まである長い髪が、大きく揺れている
僕は彼女に言った
あの柵の向こう側にケーキはあるよ
彼女は静かに笑いながら
柵を越えていった
それは確かにある
何者にも触れられず
何者にも視覚されない
しかし誰もがそれを知っている
だから僕は言ったんだ
足を止めて
耳を澄ましてごらんってさ
僕は悲しくなって少し泣いた
耳のなかで、僕の泣き声が響いていた
109 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 20:33:48.74 ID:Yub/uW/l
Endless your knight遠く離れて暮らしていく運命だった
綺麗なドレスに 身を包んでいる君の姿
陽射を浴びる協会の窓に映りこむ僕の心
僕の体と同じように動いてくれない
でも僕は弱いからもうひとりの僕を
心の奥深くに閉ざしていく
協会の中で伸びていく君の影
すでに入り込む隙間がないのに
君との追いかけっこが蘇る
でもこれからはひとり
都会の片隅で生きていく
時が君に 今までの僕を見えなくしても
時が僕から 君の総てを遠ざけても
君がしあわせであるなら
今夜はひとり 都会の片隅で踊り明かそうか
110 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 20:37:44.22 ID:Yub/uW/l
間違って途中で送信してしまいました
「Endless your knight」
遠く離れて暮らしていく運命だった
綺麗なドレスに 身を包んでいる君の姿
陽射を浴びる協会の窓に映りこむ僕の心
僕の体と同じように動いてくれない
でも僕は弱いからもうひとりの僕を
心の奥深くに閉ざしていく
協会の中で伸びていく君の影
すでに入り込む隙間がないのに
君との追いかけっこが蘇る
でもこれからはひとり
都会の片隅で生きていく
時が君に 今までの僕を見えなくしても
時が僕から 君の総てを遠ざけても
君がしあわせであるなら
今夜はひとり 都会の片隅で踊り明かそうか
>>108 面白い作品ですね
タイトルは村上春樹さんを意識したのでしょうか?
ケーキが何なのか? という解釈を
多重性のある言葉で読者に任せている部分が
いいと思いました
もう少し具体性があるとなおいいです D+
>>110 完成度の高い作品ですね
なかなかこういう形で終わらせるのは
むずかしいと思いますね
プロの詩人でも結末にどんな言葉を
持ってくるのか悩むそうです
僕の中にある弱い僕をしっかりと
とらえていますよね
これは良作だなと思います Cです
>>110 あと、協会ではなくて教会だと思うのですが
いかがでしょう? それでも評価は
変わりませんね
この調子で頑張ってください
114 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 07:44:15.74 ID:6HjmUbc2
>>112 良作ってんならさ、なんでcなの?
なんでaじゃないの?
どこが悪くてcになったのさ
教えてよ
115 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 09:15:32.34 ID:6DsdtCUI
批評も詩作も同じだよね
このスレでセンスが評価されるのは
とは言うものの、
やる気ない批評をもらうってことは、まだまだってことかね。
116 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 09:18:20.51 ID:XyMIjBPQ
うーん・・・別に素人がいくら評価しても許されるとは思うけどさ、
冒頭は悩む事はないとか、意味も無くプロを語って欲しくはなかったですね。
117 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 09:21:58.05 ID:7dhKtKWt
評価がC以上のが投稿されると
毎度荒れるな。常連で評価D常連名無しの嫉妬か?
118 :
ヤタロク:2011/06/24(金) 13:27:59.28 ID:StkMDNtN
前回の詞を評価してくださった方々、ありがとうございます。
「行方」
回転ベッドの向かう先、どこに行くの、と聞いたなら、イヤなジョークと笑われて、行きたいんだろと笑われた。
実はわたしは魔法少女でアバダケタブラひとことであなたを殺せてしまうけど、嫌われたならイヤなので、今日もあなたに殺される
教室で、縮こまり。消しゴムを投げられて。ノートに落書きしてたのはわたしの姿の別の人。
スーパーマンとかセーラームーンが助けてくれるのを待つまえに、わたしはプリキュアみたいになった。
嫌いな人はずっとずっと、ずっと嫌いなままだけど。
回転ベッドの向かう先、スパークするのは魔法の光。眩しいのは照明かもね。プリングルスのあなたとわたし。打ちつけられて天井を見る。彼方の影が被さって。
どこに行くのと聞いたけど、今度は答えてくれなくて。
「武良前で、しか」
あなたの通る場所に
ふと見上げた場所に、
白い花が咲いていたら
あなたは微笑んで会釈し
そして通り過ぎるだろう
許されるなら、
花を咲かせて欲しい
暮れる教室で出会い
肩越しのムラサキを浴びて
さよならをした
こめかみに流れた涙を
重くなった袖口を
野守は、知るだろうか
もうすぐ茜色を拾う
カマキリだ
あぁカマキリだ
カマキリだ
121 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 16:04:00.81 ID:Zga/FE4H
何でオマエラ詩書いてんの?ねぇなんで
122 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 16:55:49.43 ID:d2xaaYz6
俺は表現したいことがあるからかな
>>118 面白い作風ですね。音読したときに
独特のリズムがあって楽しいです。
僕はあまりアニメに詳しくないですが
ファンタジックな世界観が好きですね。
普通にいいものを書く人だなと思いました。
とりあえず Dということで。
>>119 冒頭の語り口から引き込まれますね
色彩感覚が鋭いなと思いました
物語のように語られていながら
どことなく冷めた視点がすばらしいです
この調子で頑張ってください D+
125 :
ちーちゃん:2011/06/24(金) 18:10:59.26 ID:oUgwXdv+
とりあえずDとはなんだ!中生か!!
126 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 18:54:52.81 ID:3hTC2anU
[青空]
青すぎる空 白い雲
広い空に君の顔が浮かんだ
いまでも君は笑ってるかな
元気に冗談言っているかな
連絡はとれないけど
青く広い空を見ればいつも君の透き通った笑顔を思い描く
遠い空の下からいつも君の事応援してる
同じ空の下に生まれた事を感謝しながら私も精一杯頑張ってる
君も同じ空の下で頑張ってるだろうね
空を見て感動した日 雨雲に支配されてどんよりした日 いつもいつも君と空を見てきたね
空を見て 上を見て 君に近づけるように頑張ってきた
下を見る事や後ろを見ない事 君が教えてくれた事
大事な大事な君だから 今も大事にされてるはずだよね
近い過去が遥か遠い昔に思えるのは君が偉大すぎた証
君と青空 いつまでも綺麗すぎる思い出
思い出を抱えたまま私は旅立つ
>>120 面白い作風ですね。音読したときに
独特のリズムがあって楽しいです。
僕はあまりカマキリに詳しくないですが
カマキリな世界観が好きですね。
普通にカマキリ を書く人だなと思いました。
とりあえず Dということで。
128 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 22:33:17.32 ID:6kJbHnTx
>>126 >空に君の顔が浮かんだ
>いまでも君は笑ってるかな
>元気に冗談言っているかな
>連絡はとれないけど
>私も精一杯頑張ってる
>いつまでも綺麗すぎる思い出
>思い出を抱えたまま私は旅立つ
この情報だけで作品の趣旨が簡単に取れてしまう。というより最早そのままだべ。
この作品には、詩に欠かせない独自の発見や閃き等が何1つ盛り込まれていない。
それだけに思い付いたことを羅列していってるだけの、ちょっとませた落書きみたいに(ry
詩作に関してわぁがアドバイスできることは少ないけど、強いて言えば上記の趣旨を
より鮮烈に読者にイメージさせてあげられるような、単語や行の組み合わせ、
平凡な単語や行の意外な組み合わせ、死語かもしれないけど、化学反応ならぬ語学反応みたいな感じかな。
けっきょく詩作というものを突き詰めていくと、そんな単純なとこに帰結してしまうんだね。
評価はD−で!
129 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 22:46:05.31 ID:0SzXY7CN
・選んだ道の先に
人を追って 夢を失って
夜に一人取り残されてる
寂しさを紛らわせるために
走り回って 他人にすがる
奪われていた 気持ちの欠片を
いくら集めてみても戻らなくて
君は何をしたかったのかな
僕は何をしたかったのかな
同じ時間を どれくらい過ごしたかなんて
この世界では なんの意味も持たないのかもしれない
手を握りあって 名前を呼びあった過去さえ
流れ流されくすんでいくのだから
時に追われて 現実だけが
世に一人置いていかれる
自分の不幸を何度も嘆いて
真実を見失ってしまう
何を手に入れ 何を失ったかなんて
記憶の隅にすら残ってないのに
「過去」がなんだか懐かしく感じて
帰りたくなっても何もできない
あの時間違えないように慎重に道を選んだはずなのに
後悔ばかり降り積もった道の先に君の影さえ見えない
何を守って 何を手放すべきかを
今さら選び直すことはできなくて
よろしくお願いします
>>129 取り残される不安も新たな道を踏み出せないで居る事も、
安易に否定される事で改善できる物ではないのだがこの詩についてはどうだ。
人とは誰なのか、夢とはなんであったのか、不幸とはどの現状を指すのか、
文章との会話、その最初の過程で読者の頭に浮かぶのは質問ばかりになるのではないか。
いかに匿名掲示板への投稿であろうとも作品こそが読者への問いになるべきだと思う。
その返答としての感想文を送ろうにも、設問になんらかの感想文が連ねられているばかりでは
答えの出しようが無い。D
>>124 評価ありがとうございます。
題材をとった短歌を考えるなら、最終連が失敗だったかな、と
後で思ったのですが、色合いを褒めていただけてうれしいです。
ありがとうございました。
132 :
名前はいらない:2011/06/24(金) 23:51:30.48 ID:NOm3jcyU
『扉』
あなたがかつてそこにいたこと
わたしが今ここにいること
扉を開ければそんな隔たりは問題ではなくて
話したこともないはずのあなたの顔がよく見える
覗き込んだあなたの目に映っているわたしの顔は
きっとあなたの表情をなぞったように
取り繕ったものなのかもしれない
それでも今はあなたを身近に感じることを嬉しく思う
ほんの半日だけあなたと共にいて
扉を閉じればさよならだ
手触りのよい 古ぼけた表紙を眺め 棚に戻す
その中にほんの少しだけ
わたしも入り込んでいればいいのに
>>132 語り出しから静かだが強い口調に引き込まれる。
古くからファンで居る著名人への想いを唄った詩だろうか。
「扉」のタイトルも効いている。
美しく流れる文章は読み手に心地良い間を与え、
扉の向こうへの焦がれを誘い出す。
早レス失礼。C
134 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 00:19:31.26 ID:Fc3np5ds
>>129 1、2連目、分かる分かる、こんな感覚。たぶん人類の半分ぐらいが一度は味わってる感覚だと思う。
といっても、やっぱり詩文としては大味だよね。まだまだ詩情としては浅いところにいると思うし、
ここまでは一般人にもよく触れられるような潜思の地点ではないかと。
全体的に、哀しみを薄皮一枚だけ剥がしたばかりで提供している感じなんだけど、それがいけないのかも。
例え話でいうと、有名どころで中原中也の汚れっちまった悲しみ。これは中也が中也にそなわってる悲しみを
たった一言で表した詩句なんだけど、これを生み出すにもプロセスはあったと思うんだね。
「この悲しみは一体なんなのだ、ただの悲しみではない」
「この悲しみは、かれこれ、こういうことがあっての悲しみだ」
「かれこれ、こういうこととは、かれこれ、あういうことがあっての、こういうことだ」
「あういうこととは、私自身がもたらした汚らわしい事情があっての、あういうことだ」
「どんなに時が経とうが、洗い流され綺麗になることはないだろう、この悲しみ」
「そうこれは、汚れっちまった悲しみだ」
こんな感じに、何枚も悲しみを剥がし剥がしてたどり着いたのが(ry
何だか自分でも混乱してきたけど、とにかくわぁが言いたいのは、正直に書いたら
そのあとにもっと正直に推考して、それからもっともっと正直に推考していったら、
きっと思いもしなかった文章が出来上がってくるんじゃないかと、
それが言うところの「詩」なんじゃないかと思うんだね。
評価はDで!
135 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 00:25:45.20 ID:2FgvqNy2
>>133 ありがとうございます このスレ初めて来たけどがつんがつん議論してるみたいでいいですね
小説書くスレにいたけど過疎ちゃってるし空気みたいなのが出来上がってる
投稿と感想の回転が速くていいスレですね
酉は任意ですかね?あと自分も感想自由につけていいんですかね?
136 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 00:27:27.65 ID:HRiF9f6l
>>128 評価Thanksです
その通り落書きです
空を見て感じた事を書いただけ
詩ではなかったですねm(__)m
『MIND JAIL』
落下していく
血に溶けるような
地面に染まっていくような
拡散して空しく消えていくような
上へ
君と二人で
泳いでいるような
不可思議な・・・
赤と黒が混じり合う異世界
君の嘘が僕の体を閉じ込める
まだ幼い僕は自らが犯した過ちに気づかずに・・・
母を父を兄を妹を傷つけてしまった
気づかぬ内に
心配かけてごめんなさい 今まで何度不安を与えただろう
もうすぐそこに行くよ もう鍵ははずれかかっいる
いったい何年の月日を無駄にしてきただろう
贖罪する勇気もない
光に包まれて 僕はまたこの未知なる世界に導かれていく
>>126 うまく作品を構築している感じがあります
ただ詩の内容はわりかし淡白な印象を受けます
「扉」という言葉を軸にしてそれぞれの
立場の人間を対照的に書くとまた面白いのでは
ないかなという気がしました D+
>>138 >>132です。訂正しておきます
>>137 不思議な浮遊感のある作品ですね
「贖罪」がキーワードなのかな?
ただ赤と黒という色彩感覚は
どこから生まれてくるのかという
印象も受けました
内容自体は内省的ですが読ませる力があるので C−
>>126 「青空」というテーマって多くの詩人が
書いていますよね
ただそこにあるイメージをどこまで膨らませるのかが
勝負というか、詩人の技巧が試されます
今回の詩だとわりと応援する形で
言葉を引用していて、詩としての力が弱かったのかな?
というイメージです。(あくまでもイメージ)
まじめに書いていらっしゃるようなので
期待を込めて D+でどうでしょう
>>129 内容を読んだ限りですと「選んだ道の先」という
題名を読んで本編に入るとずっと連を跨いで
苦悩している印象ですよね
どちらかというと詩においては起承転結で
結んでいったほうが無難かなと
自分自身の迷いをふりきれるような作品を
期待していますし、文章力だけなら充分
書けそうですよね、ということで D+
【詩を書くときのヒントについて】
よくプロの詩人は「しっかりとまとめて書いてこい」
という意見を持つことがあります
実際に投稿して採用された作品もありましたが
自分が思ったことを一度、整理しなおして
書くと全然違った作品になりますよね
思ったことを「自分らしく」表現するのは
むずかしいかもしれませんが、書いていく内に
頭の中で次の連へのイメージも膨らんで
いくと思います。
あと、ダメモトでもいいので思い切った言葉で
書いてみてください
あとで反省したとしてもその言葉は記憶に
なって残ります
すばらしい作品を読ませてもらっているので
今後も皆さんのあつい作品を待ってます。
143 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 06:59:26.13 ID:/RHB1qGN
ヒントだとう?このやろう(;n;)rn'とりあえず選択肢からはずしてやる!
144 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 07:34:05.22 ID:JziYEMQr
ことばが思い切っているか、よりその中の気持ちが伝わったか、がぼくは知りたいんだがなあ
145 :
ちーちゃん:2011/06/25(土) 12:21:00.45 ID:/RHB1qGN
忍法帖が成長していくさまを見せつけられるのも憎たらしい一因だ!
146 :
しぐれ ◆7/Nzi/vIro :2011/06/25(土) 12:41:58.90 ID:/RHB1qGN
>>135 評価の評価の評価の評価まで自由。
コテ酉は複数仕様可。繋ぎ変えによるID変更に制限無し。
複数回線によるIDの使い分けは家計と相談して計画的に。
と、聞いております。
147 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 14:17:17.64 ID:QJC2M9qE
>>145 毎日2chやってられる環境に居るんだったら
テメェも毎日レベル上げておけよ!! 使えねぇ下僕だな
>>146 家計は関係無いね 携帯電話からも書き込めばええし
モデム再起動してIP変えればIDなんて変わるんですよ
>>59 無くしてないよ あの酉猛禽ちゃんがくれた大切な酉やねん
148 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 14:23:08.29 ID:QJC2M9qE
しぐれ ◆7/Nzi/vIro
誰だっけこの人? 懐かしい気があんまりしない不思議
149 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 16:56:40.87 ID:yj/fNDyl
「幸」
幾度もなく遠い果てへ
流れ落ちてゆくように
僕はここで息をした
君の跡を握り締めて
碧い水の跳ねた夜も
今日できっと終わるだろう
流星に腕を伸ばすように
さようならを紡ぐんだ
君が眠る海の底
沈んでいったその先が
どうか静かでありますように
淡い闇でありますように
僕が生きた群青の丘
君と息した空の下
散らばる想いを掻き集めて
君の幸せを星に願う
よろしくお願いします。
150 :
りんりん:2011/06/25(土) 17:58:17.96 ID:9f/yZvEQ
かんどぉしたぉ。
感動することは、生きている証。だね?
>>149 良作ですね。本当にフレーズをていねいに
書いている感じがしました
言葉を生かすも殺すも作者次第だと
思うけどひとつの完成した作品に
仕上げるためには努力が必須です
これ、あえて評価しませんが
プロの詩人に読んでもらってください。
>>149 一応、ぼくの個人的採点をつけますね、やっぱり
B+です、おめでとうございます!
153 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 18:29:38.17 ID:0UWL7clM
きたない女がひとり泣いている
ぼやけた肌
息をしない髪
不調和な身体が震えるたび
かさかさ かさかさ 音が鳴る
嗤いながら理由を訊ねた
指差された女の足元には ばらばらのパズル
なんねんもなんねんもこの場所で
食入るように見つめた 凹と凸
ピースは噛み合わず 虚無は虚無のまま
いつしか指先は冷え切り 今はもう何も 感じない感じない感じない
女はいつまでも泣き続けた
私はいつまでも嗤い続けた
かさかさ かさかさ
哀しい音は いつしか二重に
154 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 20:41:35.53 ID:iLbwq4Ob
>>149 君というのがイマイチ
何を指すのかがわからない
耳障りのよさそうなオサレな言葉を紡いだだけの
中身があまりない詩と感じる。
D
155 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 22:03:18.38 ID:4GHXP12J
156 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 22:50:57.20 ID:SdhxjQ8A
>>153 冒頭から読ませてくれますね
ただなぜ私がそのきたない女と一緒にいるのか
そこが空洞なので読んでいて
物足りないと感じました
作品そのものを別の角度から書いてみると
また違うんじゃないでしょうか
たとえば「きたない女」からとかね Dです
158 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 08:03:55.34 ID:buX37JhF
159 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 08:04:05.58 ID:buX37JhF
をお願いします
160 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 09:43:01.00 ID:YI3T0/3f
>>101 主題不明 詩で何を伝えたいのか
D−
>>108 なぜ彼女を屋上から落とさなくてはいけないのか
悲しくてもそれを実行にうつさなくてはいけない経緯がわからない
D
>>118 >>スーパーマンとか・・・ の下りが意味不明
限定的な人には分かってもらえるかもしれないけど
詩っていうのはいつの時代に読んでも何らかのメッセージを受け取れる普遍性が必要なのでは
D
161 :
ヤタロク:2011/06/26(日) 10:08:25.37 ID:lZ/SfbmA
162 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 10:19:51.33 ID:UD+fDtb2
「願えばこの手に」
握った両手が脈を打つ
遠方の見知らぬ誰がために
私は純粋人みたいに願った
私の力は銀河系の小さな星にも遠く及ばぬ微弱なもの
それで救えというならば
私は神にもなれるだろう
しかし、願うのは 命だ! 鼓動だ! 振動だ!
重ねた両手は脈を打つ
不思議な生命力をたぎらせて
願えばこの手に命が宿る
163 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 11:52:33.65 ID:qU55CNVE
>>162 なぜ願えばそうなるのかがまったくもって意味不明
銀河系の小さな星といっても相当で会よね
一般人と比べると突出したなにかをもってるの?
起承転結のかけらもない独り言でしかない
D-
164 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 13:10:39.57 ID:UD+fDtb2
>>163 評価ありがとうございます。
詩は難しいです。
165 :
101:2011/06/26(日) 13:44:12.74 ID:buX37JhF
>>160 エロい表現の練習したかった。
センス磨きたいわけなのよ。
表現のセンス。
ピンクのアイスクリームはBattles"Icecream"のPVに感動した余りに。
166 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 13:56:35.42 ID:uIVL+LJO
167 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 14:43:28.44 ID:CRejGdya
「ウェットな関係」
得意気に切り刻んでは
時間を止めて共有したがる
結局ドット絵でしかない
小さな点がたくさん集まっているだけの、愛のかたち
それがキミ、のちのボク
表情が様々で飽きないからさ
ずっと一緒にいたいと思った
セカイが鈍色に染まろうとも
ずっと一緒にいたいと思った
奥行きのあり過ぎる心の
そのずっと深いところに隠すナイフで
お互いを確かめ合う
そこからじんわり温かい泡沫が溢れると
お互いを慰め合う
そんな夜が好きだった
同じキズアトが欲しかったんだよ
けれどもキミもボクも
誰でもよかったんだと思う
168 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 15:05:36.43 ID:70bKrtGm
「スマイリー、スマイリー」
心、浮游
掴み損ねてフィルムケースの蓋を開けた
たった二粒が見せる世界が私のすべてだ
というより、現実なのだろうが
私は言われた通りに飲んでいるだけ
言ってしまえば、夢から醒めなくてもいいと私は思っている
知らず知らずのうちに増えた左手首の傷も、徐々に深みを増してきているから
いずれ突発的に飛び降りたりするのだろうが
私は思ったままに行動しているだけであるし
世間体を異常な程に気にする母が、私を馴染みの医者へと連れて行く
何で私を生んだの、と訊いた時思い切り泣かれたから私は素直にしている
言われた通りにしていれば、とりあえずは母は泣かない
狭いな、視界が
どっちが現実なのだろう
左目がそうで、右目が夢だったら分かり易いのに
夢心地なんだ、ごめんねお母さん
あたし包丁持ってる、お母さん
血だらけだけど、面白い
笑いが止まらないよ
フィルムケースはベランダから投げ捨てたよ
夢から醒めたくない
笑っていたいの、ずっと
169 :
ちーちゃん:2011/06/26(日) 15:26:39.52 ID:ovMzvL4S
プロの詩人によんでもらえとはなんだ!そんなコネクションがあったらコッチこないだろ!(;n;)rn'
真夜中、君とあの子が問答中
私、に永遠を誓った唇で、今夜はあの子の肉体を奪う
君の黒いピアスから、漏れる、しゅーしゅーと、「愛は終わらない物語だ」
行き場のないこどくな物語、をあなたが終わらせてくれた、と
あなたに会って欲がうまれた、と
言葉、だけはきっとその瞬間だけは偽物もなにもなくて
君なりの本物だったのかもしれない
ただ、君は知らなかった
縛らなかった私、は
彼女の存在を既に知っていて、つまり
君の永遠は断続的に発生すると
気付きはじめていたこと
『3月に見た星の革命と 失われゆく列車の中で君が見せてくれた秘密』
ここに来るまでになんども傷つけた もう戻れない
明日この列車が崖から落ちても もう失った時は戻らない
せめてもう一度あの時に あの瞬間に
君はもうこの森の中にはいない 何度も彷徨ったけど
君がくれた時計に もう君を示す記憶は存在しない
まだ夢の中海の中で僕は閉じ込められている 何億年もの
この世界が生まれて 死んで 何度も時を繰り返して
また生まれていく記憶は受け継がれ また僕をここに呼び覚ます
君が受け継いだこの証は時代を超え また眠っていた僕を呼び起こす
何度も呼びかけながら 雨に打たれ 灰になり その記憶は積み重なりながら積み上げられていく
いくつもの微生物が形を変え 脳みそを変形させ その最後にたどり着くまで
我ら何度も戦い続け 何度も人を殺め 何度も学び続けていく
この幾銭もの心の変化は 塵が降り注ぎ 罪をこの箱に閉じ込めることに成功した
我が誕生する 長い間眠り続けてきた 長い間光に照らされてきた 生命の鼓動を聞きながら
今受ける風に 大地の息吹を感じ この欠片を君に変えそう 母なる地球へ・・・
それは10年ほど眠っていた記憶 それが呼び覚ました夢
誰かが僕に見せた夢 まだこの現実におびえている僕に
172 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 17:45:04.57 ID:BzQAckMO
ぱちん ぱちん
しゃぼんだま われた
世界がわれて 世界とひとつになった
かけらがきらきら おちていく
ぱちん ぱちん
しゃぼんだま のぞいた
ちいさな世界
しゃぼんだま ふれた
世界がこわれた
おおきな世界がひらけた
でもそんな世界いらないの
ほしいのはちいさないろのない世界
ぱちん ぱちん
また世界が こわれた
あっちでこわれて こっちでひとつになった
173 :
トニーマカパイン:2011/06/26(日) 23:23:29.26 ID:7OZ3gZlQ
>>171 数年かの時計の記憶から何億年かの間の地球の記憶に飛躍し、
DNAに刻まれた記憶は十年ぶりに目を覚ます。
列車を蹴り飛ばしてナイナイした後に地球の表層に軽く積もった
生命の進化を写す地層をチラ見せするが、
色気を忘れたそれはおっさんのブリーフのように味気ない。
イカしたタイトルが勿体無くねえか?題に忠実に書いた方がよかったんでねえべか。D
>>170 なかなか読ませてくれますね
お互いの関係に対して普通の詩だと
「こちらからも愛を」みたいな流れに
なるものだけど、あえて客観的に
書くことで奥行きを出してますね
できれば「、」はなしで書いた方が
いいと思いました キラリーン☆ C−
>>167 面白い作風ですね
心理学用語で「共依存」という言葉があるけど
お互いに傷を与え合うことで離れられない
という視点はいいと思います
ただ最後の二行は蛇足だと思う
お互いの関係性だけで終わらせておくと
読んでいる人は「これからどうなるの?」
という期待感もあると思います キラリ☆ C−
>>168 冒頭の入り方がいいですね
ただ全体のトーンが低いことで読む人が
同情するような作風にはしないほうが
いいと思います
題名はけっこうセンスあるなと思いました
世間体を気にする〜のラインは削除しても
いいと思います
現実と夢の間をうつろっていく部分は
実際に書いている詩人もいると思うけど
そこで「なぜ現実と夢」の両方に
あればいいのか?
ここを書くと深みがましますよ。 Dです
>>172 わりと普通に書いていますよね
ひらがなにしていいものとそうでないものが
あると思うけどこの作品はいいほうだと思う
子供が読んでもわかりやすいし
世界というものが実はあっけなくこわれたり
くっついたりするという視点はうまい
大人が書いた子供も読める詩です キラリ☆ C
>>169 そういう意味ではなくてプロの詩人に
読んでもらえるように詩集を書いて
詩の出版社に持っていってもらえばいいよ
ということ
怠惰で2ちゃんやってるんじゃねえよ
まともに仕事しているの、君?
うっとうしいから雑談スレにでもいってなさい
179 :
孕蜜:2011/06/27(月) 09:08:54.98 ID:1eppHeSz
人が生きる意味ってなぁに
毎日壊れたマリオネットの様に
手足動かしてるだけ
所詮神サマの道楽
人間一人の価値ってなぁに
そもそも人に価値などないのさ
キミは決められるか?
人間の価値を
所詮ドングリの背比べ
精一杯背伸びしたって
生きとし生けるもの
限界ってモンがあるのさ
星に手は届かないだろ?
ほら この想いもキミに届きゃあしない
所詮私の歪愛
されど愛には変わらず
180 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 10:08:32.29 ID:+qGp7FgK
>>178 出版社には詩人はいない、と思う
それに、センスどうすかww つって詩集作り上げても、ねえ。
その前に詩の投稿を雑誌にするなり、ネットでそういうサイトにするなりした方が・・・。
181 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 10:18:50.27 ID:f6yqnErE
「残酷な黒色魔獣のテーゼ」
近い友達が部屋のドアを叩いても
私だけをただ見つめて引き攣ってるあなた
そっと踏み入れ足場探しに夢中で
ゴキブリさえまだ知らない いたいけな瞳
だけどいつか気付くでしょうその汚部屋には
綺麗な部屋 めざすための道具無い事
清潔な部屋に憧れ ただ時を過ごしていく
ほとばしるやる気のなさで ご近所を裏切るなら
この部屋を業者に託す青年よ 神話になれ
ずっと散らかってる 私の愛の揺りかご
あなたたちを オレの部屋に呼べない日が続く
黒いゴキブリを月あかりが映してる
世界中の時を止めて閉じこめたいけど
もしもふたり逢えたときに部屋が綺麗なら
私はそう自由を得るためにコロコロ
清潔な部屋を求めて戦争がそしてはじまる
抱きしめた理想のかたちその部屋で目覚めたとき
誰よりも光を放つ青年よ 神話になれ
人は部屋を片しながら歴史をつくる
ゴミ屋敷になんてなれないまま 私は生きる
清潔な部屋を求めて 窓辺からやがて始めた
ほとばしる箒チリトリ 蜘蛛の巣取り除いて
この部屋を磨く輝け 青年よ 神話になれ
182 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 10:25:52.10 ID:n7XNy61/
>>178 お、やっと喰い付いたなセクシーにんにんくの一w
それなら評価Aだなテンプレ鬼嫁!!
出来る男はなあ、雑談スレにもいってるんだよ!(^o^)rn'
183 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/27(月) 10:39:21.78 ID:n7XNy61/
えいっ
184 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/27(月) 10:48:48.67 ID:n7XNy61/
>>172 わりと普通に書いていますよね
かえうたにしていい歌詞とそうでない歌詞が
あると思うけどこの替歌はいいほうだと思う
子供が読んでもわかりやすいし
部屋というものが実はあっけなくかたづいたり
よごれたりするという視点はうまい
汚部屋を書いた小部屋でも読める替歌です ふう ありがと ペコリッ
☆ C
185 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/27(月) 10:57:02.06 ID:n7XNy61/
>>184 冒頭から読ませてくれますね。本当にフレーズをていねいに
書いている感じがしました
言葉を生かすも殺すも作者次第だと
思うけどひとつの完成した作品に
仕上げるためには努力が必須です
これ、あえて評価しませんが
安価は
>>181にしてください。
>>180 本気で書いているものだったら紹介してもらえるよ
あとはブログに書いている詩を
仲良くなった詩人に読んでもらう方法もある
まじめにやりたいんであればそうやってくださいということ
>>179 わりと平凡な作品ですね
書けるのであればもっと練習してください E+
>>181 完全な替え歌ですね、これ
まあ楽しければいいんじゃないですか? E
188 :
ちーちゃん:2011/06/27(月) 12:16:57.43 ID:n7XNy61/
>>186 ほう。なかなかのスルースキル。上忍ねらーに敬意を表して追い討ちを捧げよう!
まじめにやりたいんだったら出版社に就職してくれる?
?(^o^)rz
189 :
孕蜜:2011/06/27(月) 12:53:26.31 ID:1eppHeSz
187> 評価有難う御座います。
そうですね、もっと上手くなるよう尽力します。
190 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 23:24:56.79 ID:MTE+xeEr
本当に好きなものなんですか。
そうなんですか。
古い新聞紙、一面に、
野暮ったい、反戦記事
平和、って。本当に、
あなたの好きなものですか。
分からないなあ。
なんもかも。バイク、暴走族。
分かって、たまるもんか。
ホーネット、着陸。夕日。
あなたを殺したなら、さ、
私たちは、優しい、心を、持つかも、よ。
戦争で、あなたを。
平和はなんですか。
あなたの、平和ですか。
私の、平和ですか、それとも。
平和の、平和の為の、
平和、ですか。
分からないなあ。
分かってたまるもんか、
って私はいうけど、
191 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 23:40:54.97 ID:Gvlt8NkJ
>>190 平和の対を戦争で片づけるのか
戦争の対は会談ではないか
平和の対は混乱ではないか
混乱を戦争にカテゴライズするのか
大事なところがあやふやではないか
あやふやなところが大事ではないか
192 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 23:47:15.99 ID:487W0D4A
疑心暗鬼に疲れました
全てが妄想だったらいい
私は生きてる?
改めて考えると何が真実かわからなくなる
何を信じたらいいのかすぐ戸惑う
期待しては落ち込んで
立ち上がっては躓いて
私は毎日を繰り返す
息を吸って、吐いて、
物を食べて、吐いて、
私は毎日を繰り返す
私は生きてる?
私が呼吸を止めても明日は来る
私の知らない誰かが死んでも。
193 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 23:49:52.25 ID:MTE+xeEr
>>191 うわ、嬉しい!
僕は、小学生が書いたある詩を読んで、
平和、ってそんな素晴らしいかぁ?
という気まぐれ、で即席で書いたもの、
なんですが。
平和⇆戦争で片付けようとしてました、ね。
情けない。
マスメディアで平和と対にされがちな戦争、に僕はすっかりはまってるのですね。
はあ。まだまだ、です。
194 :
名前はいらない:2011/06/27(月) 23:58:40.01 ID:alirtbiS
「窓際で刺繍」
ひとはり ひとはり
祝福を刺すのです
糸がよれないように
綺麗に揃えて
サムシングブルー
わたしの涙では
たぶんいけないのでしょう
リングを留めるリボンに、みずいろを選んで
祝福を 続けるのです
195 :
名前はいらない:2011/06/28(火) 00:10:42.27 ID:z/BJuKcU
混乱の対は整然ですよ
平和の対は…タンヤオ?
>>190 戦争に対する「反戦論」というのが議論掲示板
などで盛んになっています
その中で人をなぜ殺してはいけないのか?
という質問が必ずあるようです。
戦争の中にある「個対個」をもう一度見直す
べきだろうと思いましたね
詩としてはレベル高くないけど志はよし D
>>192 こちらは個人レベルでの話ですよね
自分が生きていると実感しているのは
家から帰って奥さんと料理つくって
ビール飲んでいるというつまらないもの。
日常という名の世界をどこまで掘り下げて
書くべきなのか、も大事なポイントです
E
>>194 刺繍からラストまでの言葉の選び方が
うまいなと思います
詩人タイプですね、完全に
サムシングブルーのように英語で
書くのもいいけど、日本語を使って
別の表現をしてみるといいです
今日読んだ中では味わいがありますね
D
199 :
ちーちゃん:2011/06/28(火) 08:28:26.49 ID:z/BJuKcU
>>196 なんだその投げっぱなしの気になる話し言い掛けは!
読者様の気持ちになって文章を紡げ!!
200 :
名前はいらない:2011/06/28(火) 13:41:52.51 ID:0e2b0Gun
「むすびめむすめ 〜けだま〜」
かみのけどうしが からまっている
ほどけないぐらいに からまっている
いっしょに ねむったせいだ
おまえのせいだと わたしがいう
かみのけどうしが からまっている
むりやりちぎれば ひさんだろう
ともだちいじょうに なったせいだ
わたしのせいだと おまえがいう
こうなったら くちびるも
したも うえも
こころも からだも
おとめの はちみつも
とうとう あやふやになって
ますます からみあって
わたしたちは さいごのほうには
けだまのような かたまりになってしまったのだ
201 :
名前はいらない:2011/06/28(火) 15:24:22.97 ID:MBm8svOa
「太陽の午後」
何もいらないさ
何もいらない
あの子いつも眠ったように
太陽はずっと燃え続けて
僕も目を閉じてたった一度のまぶしい夢を見る
きっと永遠だけが真っ赤にゆれていた
夜がこぼれ落ちて二人手を離した
やさしさが静かに通り過ぎて行ったよ
たぶん星の歌だけが聞こえているんだろうね
何もいらないさ
うそじゃない
もう何もいらないんだ
202 :
名前はいらない:2011/06/28(火) 18:04:02.01 ID:lOq4Lhlb
「今日もまた」
明日が部屋を飛び出した
逃げるように飛び出した
僕はそれを見送った
窓からそれを見送った
背中越しに昨日が笑った
何か言った気がしたけど
僕はそれを無視した
明日のことなんてどうでもよかったけど
窓はあえて開けたままにしておいた
203 :
孕蜜 ◆owoLx2lxEI :2011/06/28(火) 23:02:01.54 ID:2vcboW2Z
「最期の戀」
逃れよう 逃れよう
苦しい運命から
求めよう 求めよう
至高の快楽
欲さなくても明日は来る 願わなくても死は迫る
今この瞬間 燃やせ焦がせ灰になるまで
もう少し もう少し
未だ明けぬ夜
立ち向かえ 立ち向かえ!
命はなんの為に
欲していても過去はない 欲していても君は亡い
今この瞬間 燃やせ焦がせ灰になっても
>>174 ありがとうございます。
なんとなくアクセントが欲しいな、と思って頼りすぎてしまいました。
よい表現ができるように努力します。
>>200 ひらがなで書くと逆にセンスのハードルが高く
なるものだけど、これは大人が読んでも
「ふーむ」と思える作品ですね
絡まりあうお互いの関係を的確に表現していて
けっこう凄いなと思います C−
>>201 短い作品ですけどロマンチックでいいですね
「星」という単語に「音」を当ててきたのは
面白いなと思いました
自分もこういう作品に触発されそうです D
>>202 冒頭の部分が最高にうまいですね
「明日」が「逃げた」という表現
時間をこういう形で書けるのは
作者のスタイルからだと思う
昨日を対にして書くことで作風に幅が広がり
読んでいる人の想像力を刺激する
まだまだいい詩が書けそうです D
>>203 言葉の反復で強調させつつ
視点は冷静なところがいいですね
読んでいて声に出してみると
「この人、上手だな」と思います
ラストの結びは切ないですね
でも書いていくうちに想像力で
読者を誘発させるものが生まれてきそう
「欲する」ものと「喪失するもの」の
対比もうまいです C
207 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 05:19:28.00 ID:zLxZcTu1
つまびく指先に、
吸い付くように
震え 鳴る
聴こえない左耳にわざと
「あいしてる」と呟いた
あなたの低い声が
少しくすぐったくて 身をよじる
肌が共鳴し
ただ やわらかい明日を
信じたくなる
だから今だけ
もう少しだけ 帰らないでいたい
>>207 味わいのある作品ですね
冒頭の3行はいいですよ、これ
愛の詩というのは時として饒舌に
なりがちなのですが
これくらいに短くまとめると
逆にひとつひとつの言葉が生きてきます
もう少し長い詩も書けたらお願いします C−
209 :
ちーちゃん:2011/06/29(水) 12:19:47.33 ID:Pfz0XJkF
ふん。今日の評文はあんまり突っ込み所がないみたいやな!
210 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 12:22:17.50 ID:vCCrcDiJ
うざ(笑)
211 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 12:31:09.55 ID:YN/lNbw1
ランク評価って意味あるん?
しょうゆラーメンと味噌ラーメンととんこつらーめんと冷やし中華と
きつねうどんとたぬきそばを食べ比べしてランク付けしてどうするの?って感じ
212 :
かさ:2011/06/29(水) 13:26:32.68 ID:7WzhQxa+
「青空」
私はこの世界に生きる
薄れた傷跡眺めながら
失った物は二度と帰らず
過ぎた過去は変えられず
悔いて泣く日、幾度あれど
陽はまた登り、繰り返す
亡き人想い、泣く夜あれど
灯した光、道筋のように闇を照らす
傷ついたことにさえ、気づかないまま
夢中に生きて、時間を貪る
影踏み、けいどろ、鬼ごっこ
子供遊びはいつからやめた?
笑顔無くして今に気づく
あの頃夢見た遠い未来
未来の私は笑っているか?
飾り飾った今の私に
子供の私は後ろ指をさす
影踏み、けいどろ、かくれんぼ
夕日の記憶に何を想う
飾り飾った今の私
悲しき事に、俯いたまま
思い出をしまって
顔を上げた先には
青空
213 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 14:52:24.95 ID:xe5DGdO1
「蝸牛」
雨が降ったって
やんだって
這いつくばるしかないんだ
長い雨
私は紫陽花の葉に
しがみつき這いつくばって
とりあえずは生きている
殻を背負って
生に依存して
無に怯えつつ
死を口にして
私は愚かな蝸牛だ
214 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 16:32:59.80 ID:9Vegbds1
「疑いの卵」
貴方が放った弾は
私の体を掠りもしない
慣れたからって
辛くないわけじゃない
電波を侵した代わりに
貴方に卵をあげる
卵の中身を知りながら
拳を握らせ、振り下ろすの
貴方は
息を吸いながら死んでいく
選択肢は充分与えていたのに
期待はずれだわ
私は迷い無く
疑いの卵を踏み潰した
215 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 20:55:09.16 ID:1NrZ/IXA
空は広く延びるも
色は鈍色
私の脚は短く
背に羽もなく
止まりも木なく
すいすいと
曇天六月燕低く飛ぶ
216 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 21:11:14.90 ID:1NrZ/IXA
すみません
>>215 です
もっともっと推敲すべきでした投稿したあとで後悔がのこります
訂正するのでもしよろしければこちらをお願いしたいのですが
空は広く延びるも
色は鈍色
私の脚は短く
背に羽もなく
止まりも木なく
すいすいと
曇天六月燕は低く飛んでいる
ちょっとしか変えてませんが最後の部分がどうしてもしっくりいかなかったので変えました
217 :
孕蜜 ◆owoLx2lxEI :2011/06/29(水) 21:36:09.51 ID:ztLgxkSR
評価有難う御座いました。
これからも上手に詩がかけるよう精進します。
218 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 23:59:40.44 ID:zLxZcTu1
>>208 評価ありがとうございます。
長い詩は苦手なのですがつくってみたいと思います
>>212 昔の自分の頃を思い出しながら
今の自分の飾りつけたところを意識されて
書かれていたのでしょうね
大人になるにつれて子供の頃のように
振る舞えないという詩情は伝わってきます
できれば連をあまり増やさないほうが
読んでいる人には感情が伝わると思う C−
>>213 内容がまず「生に依存して」という部分にひかれました
物事を客観的に捉えたときにそう思うのかな、と
ぼくの作詞ではないけどピロウズの曲の中に
「ねじれた鎧を脱いで 旅に出た蝸牛」という
フレーズがあります
次は蝸牛であるけれどそれを肯定した作品を
期待してます 内容はいいですよ D+
>>214 むずかしい作品ですね
簡単にいうと「電波を侵した」という内容が
伝わるといいんですけどね
人間誰しもが不信感を抱いて生きてます
その中で迷わずに生きていくことの難しさを
詩にこめるとまた良いものが生まれそうですね D
>>216 なるほど、わかりました。
詩の内容は簡潔でありながらその詩の
精度をあげたという感じですね
ぼくも推敲したあとのほうが好きです
ここは一考してほしかったんだけど
「六月燕」というのが自分のことなのか
それとも燕は飛んでいるのに、という部分を
入れるとまた明確になったと思う
表現自体は凄くていねいでいいです
過剰に長くすればいいというわけではない C−
ちょっと長文になって申し訳ない
221 :
名前はいらない:2011/06/30(木) 09:44:06.69 ID:wu0iW6TQ
>>220 評価ありがとうございます
燕のことは意識が及んでいませんでした
のではっと気づかされました
ご指摘感謝いたします
燕が低く飛ぶと雨がふるという迷信をつかって曇り空とかけてみたかったんですが、そこにばかり意識がいってしまいました
ありがとうございます、これからもがんばっていこうと思います
222 :
ちーちゃん:2011/06/30(木) 10:15:05.99 ID:fPesQs7p
「曇天六月燕低く飛ぶ」
広く延びるも
空は鈍色
脚は短く
背に羽もなく
止まり木もなく
すいすいと
223 :
ちーちゃん:2011/06/30(木) 10:22:37.22 ID:fPesQs7p
…これはいいですな。参考にします。
224 :
名前はいらない:2011/06/30(木) 12:38:47.61 ID:emp2/wAn
ちーちゃん何人いんだよ…
225 :
名前はいらない:2011/06/30(木) 12:53:43.59 ID:y2tL8aHI
「午後32時」
太陽の無い午後の燦々、森の中動く走る一つの人影
守るもの無く身軽な身体、心、失った人追い
突き刺さる感情意識確かに
向かいます、最終列車
黒く黒く黒く黒く
赤く赤く赤く赤く
様々、模様混沌叫び、声色が木々揺らして空も逃げる
真っ二つに千切れ行く少年息絶え絶え片方は肯いた!
破滅の始り、悪夢が永遠に繰り返される
終わりのない世界、染まった色は限りなく無色
神父は祈り、狂い、人を貪る
女は子供は男は老人は凡てが凡てが酔い宴、重なり
畜生は踊り銃殺、生肉のパレード
ピアノ弾きが叩く第一番のワルツに乗って首が跳ねる跳ねる
紫の月に乾杯
少年の思い描いた
夢は、夢のまま
いつもどおりです。
226 :
名前はいらない:2011/06/30(木) 13:53:30.18 ID:xFTKraQ8
>>220 評価有難うございました。
電波を侵した、は携帯をいじったという事です
浮気の証拠が卵で、中身はその相手です
壊れた瞬間に、愛していた彼は死んでしまいました
なんだか面倒な書き方しちゃいましたね
もっと頑張ります。
227 :
名前はいらない:2011/06/30(木) 15:09:41.61 ID:/l3r7jI7
俳句作った。
着信音放置して夏休み来る
228 :
名前はいらない:2011/06/30(木) 23:53:26.82 ID:f59OMzr6
「蝶々」
僕は今日も閉め切った箱の中で踊る
紋白の羽をヒラリヒラリとさせながら
いつまでも触角を揺らし踊る 白い蝶々
ふわり ふわり ふわり
頭が揺らいで気持ち悪くなる
見ているだけのあなたに言ってもわからないだろう
僕は右も左も限られたところで
まるであなたを知らないように踊る 白い蝶々
ふわり ふわり ふわり
透き通りガサついたプラスチックの中では
あなたの目と僕の姿の醜さに
吐きたくなって こんなに青白くなって
踊っているのです
ふわり ふわり ふわり
細長く足の生えた芋虫の中には
褪せた黄緑のフンが所狭しとつめられて
しきりに数ミリの悲しさを捻り出し
この枯れかかった葉になすりつけながら
踊るのです
ふわり ふわり ふわり
ああもう嫌だと嘆くことで
どうにかこのままでいられるのです
僕を愛しているという言葉が本当ならば
この箱を持ち去って
ビルの屋上から放り投げてください
ふわり ふわり ふわり
ふわり ふわり ふわり
僕は今日も閉め切った箱の中で踊る
白い蝶々
「針」
「産まなきゃよかった」と
吐き捨ててこちらを見遣る瞳
すぐに逸らされて
寝室に入っていく彼女に
気付かれないように
教科書を抱えて下唇を噛んだ
いまさらどうでもいいよ、なんて思ってみるけど
誕生日に渡そうとしていた
手縫いのエプロンは
もう渡せそうにないや
爪の間刺された針が痛い
階段から落とされてから手首が痛い
煙草を押し付けられた背中が痛い
全部気のせいで、
明日起きたら
ママが笑ってたらいいな
なんてまだ思ってる
馬鹿みたい
『八つ裂きにされた夢と 成すがままのマゾな僕』
ここには何もない ただ嘘と馬鹿な俺が横たわるだけ
回転した視界の中のぼやけて見える風景
いったい俺の記憶はどこに置き忘れたのか
記憶の中にらせん状に配置されたもの
何度もめぐり俺の脳を破壊する
「せめていい夢を」僕はいつまでも願っている
離れていく 離れていく 子供の記憶 友達 映像
俺は誰にも見つめられることなく 古代のお城という場所で在る透明と
全ての無の宇宙の中
「死のう」 そんな答えなど遥か微塵の塵となりえて
鎖に掛けられた地下深くの牢獄
瞑想にふける
あの鮮やかな記憶を このどこまで続く深くに閉じ込めて
君がぶれてきた 記憶もあいまいだ
どこまで求めれば完全に消滅するのだろう 君はまだおびえているね
僕はまだ狂い足りないのか 夢からもっと僕は攻撃を受けるべきなのだろうか
甘えてるのか この惨めで無残で哀れで無慈悲で凄惨で残酷な僕は
それすら幻覚で分からない もう僕が何を発しているのかさえ分からない
231 :
名前はいらない:2011/07/01(金) 02:21:56.81 ID:8V5PHdx2
「道」
全てが日常へと戻った
これが僕の選んだ道だった
日常からはみ出すことの喜びと不安
わずかな傾斜でも重力に負けてしまうのだ
僕は平坦な道を選んだ
そしてこれからも ずっと
いつか振り返ったとき
まっすぐに伸びた道の向こうで
地平線は何を思うだろうか?
232 :
231:2011/07/01(金) 02:34:07.78 ID:8V5PHdx2
ごめんなさい、やっぱ無しで。スレ汚し失礼しました
>>225 まず凄いなと思ったのは太陽がなくても燦々としている
世界の上で繰り広げる宴の中身ですね
ぼくのイメージは百鬼夜行ですね
イメージ優先なのかなと思いましたが
最後のシメをしっかりしているということは
この方は意外と論理派なのかなと思いました
もう少し要点を抜き出して連にわけると
味わいの深いものになりますよ D
>>226 面白い作風だなと思いました
自分を蝶にたとえる詩はたしかプロの詩人も
書いていたなと記憶しています
しかし表現に関していうとこちらの方の
ダイナミックな印象が強いですね
途中で芋虫が出てきましたがこれも
ひとつの比喩としてありなんだなと
思いました しっかりまとめてきましたね C
>>229 こちらは実際にあったことなんですかね
「針」という言葉をそのまま自分に
向けられたものとしてダブル・ミーニングの
手法を使っている作品ですね
ラストの前にもう少し感情をこめた
文章を入れるとまた味わいが深くなります
作品の質自体はとてもいい C
>>230 タイトルが凄いですね
読んだときに「記憶」はどこへ向かうのか
気になりました
次第にあいまいになっていく理由が
いまいちわからないんだけど
その間に挟まれている表現がリアルですね
リアルというには不明確な部分もあるけど
どこか「白昼夢」を見せられている気が
しました これの続編を読んでみたいね D+
>>230 あと、読んでいて気になったんですが
「俺」と「僕」は同一人物なのでしょうか?
もしも違うのであればそれも表現なのかな
と思いましたが同じであればどちらかに
統一したほうがいいのではないかなと思います
>>233 >>225 ラストのアドバイスはやはりそのままでいいです
他の作品と混ざってしまったので訂正します
連をわけていらしたので
失礼しました
238 :
名前はいらない:2011/07/01(金) 19:51:16.83 ID:2Afn47Io
俺の過去最高傑作のポエム
僕の歯が痛んでいるよ
君の歯がとても綺麗で
僕の歯はヤニがついてるけど
とってもいいやつ
抜けそうになんてならないから
虫歯ももちろんないから
俺の歯よりもいいやつの
君の歯とごっつんこ
心配、キスをすると虫歯がうつる
それはとても恐ろしいこと
そんなこと知ってる誰も訊いてない
そんな昔の話
俺の歯よりもいいやつの
君の歯とごっつんこ
歯とごっつんこ
239 :
名前はいらない:2011/07/01(金) 19:59:56.86 ID:nwL+eHv3
>>238 何て言うか売れないシンガーソングライターの売れない歌詞みたい
>>234 ありがとうございます。事実かどうかについては想像にお任せします。
詩の〆かたがいまいちわからず、時間制限をつけないとひたすら長く
なってしまいます。後半浅すぎたかな、と反省しています。
ありがとうございました
241 :
名前はいらない:2011/07/02(土) 03:43:25.58 ID:QD0g9mXc
「無題」
何か言葉を話すと、ひとつ、またひとつ…と
何かこぼれるように
自分の中から何か消える気がする
ひとつ、またひとつ…とこぼれて失っていく。
ひとつ、またひとつ…と…
何故か酷く落ち込んでゆく…。
ああ、まただ。まただ、この感じ。
頭がズキズキして何も考えられない
考えたくない。
なのに頭は数字の羅列のように
色んなものが折り重なって
考えることをやめさせてくれない。
人に何か求めてるの…?
求めてるから落胆するんでしょ…?
…そんな声がどこからか、
するようなしないような、
私の中に流れてくるそんな疑問。
242 :
名前はいらない:2011/07/02(土) 03:44:44.46 ID:eu597ls4
ひんがしの立つ 炉にかぎろひの 立つ見えて
かえり見すれば 国傾きぬ
東北の小磯の浜の黒雲に
我泣き濡れて 核とたはむる
たはむれに 核を背負いてそのあまり
重きに泣きて 三機救えず
早期収束祈願かきこ
>>241 読んでいて「なるほどな」と思わせる作品ですよね
だから自分の言葉を持っている人間特有の
「言うと何かが抜け落ちていく」という感覚は
他の人も持っているのかなと思う
要するに「普遍性」があるかどうかだと思う
詩のまとめかたはきれいなのでこの感覚を
忘れずに創作していってみては? C−
>>238 自分で最高傑作だと思われている作品ですね
まあ、あなたの中ではAランクなのかなと
思いますが、個人的なことを書くと
歯が当たるという感覚って実際にキスしないと
わからないですよね
なかなかユーモアもあるし面白いなと
感じました
歯がきれいか汚いかというよりその詩が
面白いかどうかという点ではアリですね D+
245 :
名前はいらない:2011/07/02(土) 12:56:58.32 ID:UcqZMxPU
>>234 レス番違うけど自分のだね、ありがとう
足の生えた芋虫ってのはただ蝶々の本体のことだよ
そんな形してるからさ
小学生の頃の紋白蝶を飼ってたときを思い出しながらの詩でした
>>245 レス番違いでしたね、申し訳ない
読んだときに「ん?」と思わせる表現をしていたので
深読みしてました
評価人が適当に評価するのは失礼な気がしたので
また評価のある作品があればよろしくです
247 :
名前はいらない:2011/07/02(土) 20:58:52.96 ID:QD0g9mXc
>>243 評価ありがとうございます。
そうですか…。これから物書きとして取り組めれば、と
思っていた所なので嬉しかったです。
248 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 00:01:30.87 ID:b7IxARNk
「2人」
出来ぞこないの
家の中
奇声をあげ
罵倒を浴び
海を赤く
空を深く
一人が2人
2人で一人
追いかけあって
追い詰めあって
空を飛んで
灰になって
海に堕ちて
沈んでいく
249 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 01:57:39.95 ID:0cqi382v
「赤階段の上から」
県営住宅の隅の隅
草木が茂り虫がざわめく田舎の階段
いつか誰かが呼んだ、赤階段
君の家への近道を見つけたよ
県営住宅の僕の家
近所の公園は狭すぎるから
赤階段を降りて、君の家に行こう
この近道をひっそりと教えてあげた
二人しかいないこの道で笑おう
駆け降りる君の背中は早くて遠くて
僕も息を切らして駆け降りる
百足なんて踏み潰してしまえ
ある一日の暮れ
君と赤階段の上で別れた夕方
バイバイ、うん、じゃあね、また明日
多分気づいてないだろうけど
タンタンと駆け降りてく君が遠くなって
聞こえないくらいの声で呟いたんだよ
ずっとこのままで
正気にかえって この階段よりも赤いかもしれない
何言ってんだ、馬鹿、恥ずかしい
多分この綺麗すぎる夕焼けのせいだ
淡々とした君の足音も消えて
赤階段の上から、変わらない明日を願った
ずっとこのままでいれたらなあ
鈴虫に笑われて 早足で家に帰ったとさ
250 :
クリス:2011/07/03(日) 03:08:22.25 ID:iZKF0HU3
『.』
誰もいない殺風景な草原で
今 鮮やかに扉が解き放たれようとしている
一人の男が扉に押し入り一枚の写真を手に取る
花瓶の花がひらりと舞い落ちる
テレビは何も映らない
その家は運命に導かれるように崩れ去った
神は僕に啓示を与えた
神の光は僕達に光の道を与えた
いったい何人母が子供を殺しただろう
いったい何人もの神父が神を語り信者を見殺しにしただろう
この墓標に刺さる十字架一つ一つに敬意を示せ 血の涙を流しながら
全ての光が闇に飲まれる
この体が徐々に灰となって散ってゆく
全ての建物が焼き払われて空に昇って行く
この部屋に何一つ残らない
251 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 03:22:51.98 ID:ZWRMxPrr
決心の果てに
振り向かず
世界の果てに 踏み出し
落ちていく
上も下も
前も後ろも
わからなくなる
ただ
世界からはぐれ時をとめた
忘れ物をとりにいくだけ
背負ったリュックには
白のまだ多い地図
覚悟だけもってきた
見つかるまで探そう、と
>>248 題名を読んだときに恋愛の作品かなと
思ったのですが実際に読むとけっこうシリアスですね
なんというかお互いに共感しあっての行動
なのだろうけど理由がほしいなと思いました
あと、漢数字「一人」アラビア数字「2人」の
どちらかに統一したほうがいいと思う D+
>>249 面白い作風ですね
ラストの「とさ」って昔話のようなニュアンスで
こういう長い作品を書くときはどこかで連を
わけて書いた方がいいですね
あと、比喩がわりとストレートなので
言葉の中にある「面白さ」を引き出すために
いろいろとムリそうなものを比喩になぞらえて
書くとレベルアップしますよ C−
>>250 一読したときに最後は「何も残らない」で
終わるのかな? と思ったらそうだったので
おどろきました
非常に繊細ですけど言葉遣いが巧みですよね
こういう独自の作風は評価する人によって
異なると思うので他の人にもきいてみては?
個人的には面白いなと思いました C
>>251 詩という形を上手に書いてきたなと思う
作品ですね 読んでいてわかりやすいし
たとえば子供の方が読んでも
意味を考えられる点ではいいと思います
表現の幅を広げるためには語彙もそうだし
伝え方も考えないといけません
読んでいて気持いいんだけどここから
新しい作品が生まれそうな気がしました C
>>251 あと、自分がこれから地図に色をぬっていく
というところと「さあ行こう」という
前向きな気持が自然に伝わってきたので
評価をCにさせてもらいました
255 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 11:30:30.15 ID:ZWRMxPrr
>>253-254 ありがとうございます。
語彙、重なってましたね。推敲してみることにします。
256 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 13:10:44.82 ID:Yn+cXlwg
『はるちゃん』
はるちゃんの笑顔はひまわりだ
にっこり笑うと かわいい前歯は真っ黄色
ひまわりみたいに黄色いね
ちっちゃなあたまを なでられるのが大好きで
気持ちよさそうに目をつむる
キミの髪に指をすべらせるたび
粉雪のように舞いおちる
はらりはらりと 白いフケ
雪の上で くるくる踊るのは 毛ジラミかい?
ギュッと抱きしめて キスしたら
キミの匂いは 魚の臭い
ぼくはくらくらしちゃうんだ
さあ はるちゃん 家に帰ろう
ふたりならんで 手をつないで
キミの手のひら べっとべと
257 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 23:14:49.03 ID:NxJb6yZx
>>256 はるちゃんとの関係がイマイチぼやけてしかみえない
というのもあるんだけど
>かわいい前歯は真っ黄色
>はらりはらりと 白いフケ
>キミの匂いは 魚の臭い
>キミの手のひら べっとべと
一通り似ているというかこれは同等のアイロニーを述べている
だけのようで、改行する必要は詩的にあったべがな?
>さあ はるちゃん 家に帰ろう
>ふたりならんで 手をつないで
これもどういうことだべが? わぁがらすると
「汚いはるちゃん、けれど可愛いはるちゃん」
このわかるでもない不条理を野放図に読者にパスしただけのような
そんな気分がぐいぐいと引かさる詩だったんだな
詩として読者にパスしてもいいとはおもうんだけど
そこには読者にとって盲点だった、物事の奥に潜んであった悲喜な事実を
表現によって含ませてうえで、読者に提供しなければならなかったんだね
>ひまわりみたいに黄色いね
>粉雪のように舞いおちる
>キミの匂いは 魚の臭い
この表現に読者はハッとしたり心から感傷によって沁みたりはするだろうか?
もう一歩、きみとはるちゃんとの関係に肉薄してから書いてみるといいべな
評価はDちょっと+で!
258 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 00:02:57.57 ID:+nmvSbep
「駅前」
首筋に触れる指先 に
髪の毛が逆立つ
アタマんなか 何がつまってんの?
あなたの知るあたしのプロフィールは1ミリも現実に触れてないわ
だって必要ない
駅前で声をかけて
喫茶店でお話しよう なんて
振り払っても振り払っても掴まれる右手
いい加減投げるよ
259 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 01:13:20.11 ID:n6uxF2jk
初夏の風
初夏の風、止まず
扇風機、回転り
熱が乾く
風のまにまに
風が吹く
寝汗の染みた
シーツの上で
蜂の羽音が乾いている
260 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 02:57:01.36 ID:UusDrb09
「納涼」
肌に夏
真綿の暑さが押し寄せる
耳にセミ
畳は冷えて、いい気持ち
ふうりんの音、ひびく
一昨日の夏、じいやが居なくなって
錆びたふうりん、からりから
ソーダの泡、はじける
爽やかな湿気、頭がい骨の中に
舌をつければ、チリチリピンッ
陽、くれる
オレンジ色が縁側に照って
つま先だけ濡らす
261 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 03:44:17.40 ID:nzhF3MpS
「タイトル無し辛口よろ」
誰かのために生きたいんじゃなく
私のために生きたい
苦しみがあるままに
私は生き続ける
苦しい (そんな) 思いがある世なら
私は生き続ける
理不尽な (ことが) ある世なら
私は全身全霊で悲しもう
生きて誰かのために 死を選べる日がきたなら
生きることでできる糧を
私は(胸に)抱き続けよう
人よ謳歌せよ 生きるままに
私は認め続ける
悲しいよ世よ 最果てを見つめて
私はそこに生まれ落ちよう
「生きて」と願う私(我)は
とても貧弱で
葛藤がある私は 苦しく涙出そうなときも
この愛しい世界に癒されるのです
悲しみが 続く時は 手の届かない 仏様にお願いをする
苦しみを創ったものでも 素晴らしい方をこの世界で 見ると
いつの間にか 十字を切っている
私はこの世がとても愛おしいのです
>>258 短い作品ですけど印象に残りましたね
自分の本来の姿になど近づけない男を
あしらっている部分がいいですね
強気な姿勢でこれからも書いてみては? D
>>259 こちらも短い作品ですが言葉を巧みに
挿入して全体をきれいにまとめた感じがしました
特に「風のまにまに 風が吹く」というのは
粋な表現だなと思いましたね
短いのに上手な作品を書く方だなと思いました C−
>>260 句読点をつける作品においては
リズミカルに詩をつなぐ効果があって
そこをうまく表現しているなと思います
連の頭を同じ音で踏んでさわやかな
景色を演出することに成功してますね
個人的にいいもの読ませてもらったなと思います C−
>>261 全体的なフォルムが完成されている作品ですね
一読して感じたのは人生に対する「覚悟」です
冒頭の連が強い印象を与えながらも
そのあとに続く言葉がやわらかく入ってきて
最後のしめかたも堂に入っているなと感じます
人生を突き詰めて生きる人もいれば
気楽に生きている人もいますね
詩人は言葉を紡ぐことでそうした気持を
表現しているのかな、と思いました
何度も音読して読んだけどいい詩です B
>>261 「人よ謳歌せよ」のくだりと
ラストの一行は特に感動しましたね
括弧は使わなくてもいいかなと
思いましたけどね すばらしいです
266 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 10:45:02.89 ID:nzhF3MpS
>>264-265 thanks
Bっすか。C行けばいいかと思ってたですよ
はい
悩み苦しむ人はいれど、その人らを助ける人も思う人も、機会すらもなかなかないように思われ
なおかつ苦しみ、悩む姿、人と違う考え、個性達が私には邪見されているように思える所がありこれ作りました
これ頑張る人、悩める人限定の応援詩なんですえ
他をいじめるものは私が絶対的に許さないというようなシビアな意味も隠れているです
「全ては現象」ってことを根本にして「人の素晴らしさあるいは生きるものの美しさ」を課題に、自分の道を半ば無意識に書きました
「謳歌」は利己的、自己満足的に生きる事ではなく、言わば人生における事象の中「ただ生きる」こと
その人それぞれの処理法で生きるその事象こそをススメる詩でもあります
ほ〜れ調子に乗ったwwwwwwwありがとうございましたメシウマ
267 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 11:03:19.44 ID:HjiFle32
評価はありでもいいけど、ランク付けはいい加減やめないかw?
ランク付けは詩という文化を否定するようなもんだろ
268 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 17:05:11.44 ID:AXZMWw4N
どうしてランク付けが詩の否定になんの?
ていうか詩の否定ってなーに
269 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 17:28:57.92 ID:aCbxGsV0
ランク付けをしてもここでは人それぞれの全く違う感想や評価が殺されているわけではない
むしろそういった評価が分かりやすく見て取れる
270 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 18:45:41.27 ID:AXZMWw4N
>>261 文末の未然形を正したり丁寧口調を正したり
改行しないでちゃんと接続詞を入れたりすると
いかに詩じゃない詩だってのが分かる似非詩だなー
271 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 22:17:39.61 ID:I5xJJ2G1
「無音世界」
グラスが欲しいんだ
ぼくはずっと前から、ね
そのグラスはね
一等澄んだ水をそそいでなお
しん、とすましたグラスなんだ
そしてぼくが
これはちびた銀の小匙でね
グラスのへりにそっとそうっと触れると、さ
272 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 22:20:38.16 ID:qaE3J3Oc
「視線」
今
町が
川が
石が
森が
空気が
見ている
273 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 22:50:13.24 ID:AXZMWw4N
一発芸ならぬ一発詩が多発してるようだが
そんなんで自分らのセンスが測れるかってんだよ
274 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 22:53:53.07 ID:gws3kBlM
ある風の吹く晩 すっかり澄みきったロウソクの火の元を揺らす 扉を叩く音
旅の者と佇む男 褪せた身なりに不相応 瞳の奥黒光り
まあ御上がんなさい 訳は訊かず 盃を交わす
今宵 せせらぎのからかいで漂おうとも
互い沁みた胸の内が乾くまで 戒めの傷口が疼く雨
密な時を過ごし 深く絡め 幾重にも結ばれた ほどき様の無い絆
別れは断ち切らねば 傷口を夕焼けにたなびかせ 金色の稲穂を朱に染めるアキアカネ
凛と舞 一輪の愛 夜明けまで壊れかけのオルゴールに鞭を入れる
ヒビが走り 波紋広げ 均衡を破り ついに瓦解
燃え尽き際 眩い閃光が焼き付く
275 :
名前はいらない:2011/07/05(火) 00:34:21.75 ID:2tYFBdNW
光へ手をのばす
「もう少しで届きそう」
期待をした瞬間、
空を切る 手のひら
すり抜けていく光
音もたてずに
絶望の海へ沈んで行く
泡が排出され
私は酸素を求めて息を吸う
「誰か私に酸素を与えて」
口を開こうとも声は出ない
目の前を通っている船にも
私の存在は伝わらない
呼吸を繰り返す体が冷えて行く
頭の隅に少しの期待を抱いて。
276 :
名前はいらない:2011/07/05(火) 01:54:27.15 ID:6Z+amIWN
過去も変えられない
人だから
せめて過去に
笑みとありがとうを
一人になって
なくしたかわりに
今日は違う
生き方をしたい
燃える炎
それでも
雨が降れば
消える
雨もやめば
新しい命を
この心にも
時代があり
巡りくる太陽
待ちながら一緒に
話をしたね
静かな街の
月のした
そうだね
どれだけ頑張っても
転げて下るだけの
日々があったね
昔の話だよ
傷を抱えて
痛みを超えて
今こうして
朝日を背にして
向かい風も心地いい
僕はやっと
そしてもういちど
立ち上がる
>>271 短い作品ですね
普通にこれくらいでも面白い作品あるけど
「無音世界」というのが何かいまいち不明確
透明感のある詩だということはわかりますけどね D−
>>272 「視線」に対する作品ですね
これはよくいろいろな人から見られることを
おそれる「視線恐怖症」のようなものかなと
思っていたんですが読むとそんな感じでも
ないですね 似たような作風の人知ってますけど
「視点」を変えることで読み人に何を伝えられるか
だと思いますね、もう少し長めのものを D−
>>274 物語風の作品ですね
できればレイアウトのときに改行してもらえると
助かります 全体的に童話の味わいがあって
これをそのまま小説にしたら面白いのでは?
と思いました ひとつのエピソードとしては
いいんですけどね D
>>275 ファンタジーかなと思って読んでいくと
次第にその絶望感のようなものが読者に
伝えられていくという話ですね
こういう詩によくあるんですけど「希望」「愛」
「絶望」という言葉って使い勝手がいいので
そこに付随するリアルな言葉をあてたりすると
詩の世界に奥行きが出ていいですよ
作風がもう少し固まると面白いと思います D
>>276 わりときれいなまとめ方だと思います
ブログなんかで見られる「自己完結型」の作品ですね
読んだときに「雨」「太陽」という言葉を
いかにして使うのか興味があって読みました
内容そのものはスタンダードですが
作品の場面転換をくっきりさせていくと
より詩の内容が濃くなりますよ
モノローグの使い方はなかなかの出来 D+
280 :
エロい!忍法帖 ◆ECHixXpeuk :2011/07/05(火) 19:25:22.80 ID:9FycsHQj
「雑草の世界」
路傍の草の名を
一日ひとつずつ覚えれば
そのうち世界は書物になって
私は世界をことばで読むことができるようになる
そう信じて生き続けていたら
ずっと前に覚えた草の名前を
私は今日忘れてしまった
どこかにメモした筈なのに
メモした日付がわからない
その雑草の名前は
遠く靄がかった野原に
確かに個として揺れているが
見渡せば地平線霞む野原のすべてが
ことばにならない白いかたまりとなって
音もなく
揺れている
281 :
名前はいらない:2011/07/05(火) 21:54:44.50 ID:GuUoq1KB
「迷惑」
あなたはどこへ行ってしまった
まだ雨に濡れた身体を拭えていないでしょう
あなたはどこへ消えてしまった
山の中でも海の中でもないでしょう
あなたはもう耳を捨てたのか
静かな主張も聞き入れてくれない
あなたは大きな瞳を放棄したのか
文字面の気持ちも伝えられない
空はどこに
雲はもう
話を聞いてくれない
282 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/05(火) 21:56:06.30 ID:4jnX5JMM
「The shield of a silver button」
入ってきた光、輝くんだ日が
おちとおちと寝てられないぜ
愛があるから、頑張れる
ほら、見えるだろ?海が、きらきらと
上着のボタンをなくした
よいものを見つくろって、付けてみた
なんて素敵な銀色!
なくした物の代わりに素晴らしい物が見つかった
あきらめない男達の挽歌
283 :
名前はいらない:2011/07/05(火) 23:46:28.13 ID:4eo1cpoz
きみは生きている
なぜってきみには熱があるからだ
きみは冒険家
「お誕生」までにまだ十日もあるというのに
もう戦いをはじめたわけか
母性愛でも父性愛でもない愛があるとしたら
もし愛があるとしたら
夏のおわり
秋のはじめの
あの稲妻の色
熱性の
暗い感覚の王国へ入って行く
きみの
最初の旅だ
284 :
名前はいらない:2011/07/06(水) 02:48:34.01 ID:fv25XlBu
『deny』
青年は傷を癒すためその薬で眠りにつく
女は自らを神だと錯覚しその命を空に散らす
子供達はまだ笑いながらベッド残り少ない命をまっとうする
人々は笑いながらこの航空機から空の下へ落ちていくだろう
俺はまだその決心がつかない
俺はまだこの何もない美しい空を眺めている
この可憐な 花達に抱かれて
ゆりかごにゆられ 本を読みながら眠りに誘われ
全ての苦痛を押し込めて 全ての薬をこの身に打たれ
何千もの虫たちがこの体をはいずり廻り 全ての器官が麻痺しても
それでも俺は何事もなかったかのようなに海で泳いでいる
青年は借金まみれで金が回らなくなり薬でその生涯を閉じた 俺には関係ないね
女は自らの裏切った男に逆襲されスキャンダルをばら撒かれ ビルから飛び降りた
子供は何十人もの臓器提供者を犠牲にして親が自らの判断で命の管を外し眠りについた
俺には関係ない 心痛める感情も 同情する努力も持ち合わせてない
俺はただ傍観するだけだ ただ日常を生きるだけだ ただ情報に目を通すだけだ
無意味な感情をむき出して否定もしない 馬鹿みたいマスコミに向かってネガキャンもしない
ただ無常なだけだ 俺が俺でしかない 他の誰かでもない
何のために生きるか他人になどは分からない 俺にすらわからない
285 :
名前はいらない:2011/07/06(水) 03:48:19.84 ID:1338T25O
あの人は僕らの涙になったのかな
僕らの涙はあの人なのかな
こぼれ落ちた涙は緑の絨毯となりそこに花が咲いた
陽に照らされた花は色鮮やかに輝き新しい春を知らせる
僕らは笑った
「真昼の最も深いところ」
溺れる不安のない海を
漂うぼくは眼を閉じる
くらげのような花火なのか
花火のようなくらげなのか
判別の
つかないキレイなものが見える
まっすぐに
キレイだなあ、と思うこと
ぼくは生きているのだから
ぼくは生きているのだから
ともすれば目を閉じるだけで
恐怖を感じることもある
上下左右の方角が
柔和に狂いだすことも
突然体の記憶がなくなり
歩んだ歴史を想い出す
学んだ歴史はもういらない
黙考するまでもなく
やっぱりぼくは動いてる
透けた魚が世紀を越えて
夕の食卓に並ぶ時
意味をなくしたぼくがいて
目を開ける
手元は真っ暗
見えない体
なおも臓腑の熱量だけを
感じることがせつなくて
今すぐ吐きたい吐くための
ものが欲しい
と嘆くのも
またせつない
みうちを流れ続ける血と年月
においがないから過去のない
この海で
キレイだなあ、とぼくが思う
しずかなしずかな
動く闇
永遠の
か黒い真昼
>>280 雑草の名前を覚えていけるという最初の連のところが
わりと入りやすいですね
そのあとの連ではそうした気持を伝えているという
シンプルですけど面白い作品です 読みやすさも○ D+
>>281 題名の「迷惑」という意味と詩の内容があまり
かみあっていない気がしました
そもそも「あなた」という存在は実際にいる存在なのか
それとも何かのメタファーなのか?
ちょっとわかりにくかったです D−
>>282 「おちとおちと」というのは「おちおちと」の
ことでしょうかね
雑草さんはたまに文体変えてワイルドな一面を
見せてくださいますけど今回も少し凝ってるなと
思いました
内容はストレートですけど(僕が読んだ上では)
読者に対して訴える言葉をはさむといいのかな
という気がしました 個人的には好きですね D+
>>283 子供が最初にお母さんのおなかの中にいるとき
どういう戦いをしているのかという作品ですね
まずその視点(詩の捉え方)のセンスがいいです
普通の人が当たり前だと思うことに言葉のメスを
入れていくのが詩人のやることだと思うので
それと稲妻という表現がシンプルだけど読んでいて
わかりやすく気持いい(語彙の組み方)です D+
>>284 長い作品ですね 社会批判かな、これは?
実際に読んでいるとまず言葉のわりに
攻撃性が弱いですね 批判するというより
傍観している自分を鏡でみているようなイメージです
今の世の中に対して無常観を持つことは
悪いことではないけどそうした世界観の中で
葛藤している自分を前に出すよりはそうした
世界観をまた否定していきながら詩を書くという
ことのほうが大事な気がしました
6連あるんですけど言葉のバランスを考慮して
もう一度連と言葉の組み方を考えるべきでしょう D
>>285 短い作品ですけどいっていることはシンプルでいいですね
ただ詩の構造を考えるとなんとなく物足りないので
この考えを軸にして少し長めのものにトライしてみては? D−
>>286>>287 詩の内容そのものは非常にシュールですね
冒頭の「溺れない海」からはじまっているので
その先にどこへ向かうのか読者に意識させて
いるところはいいですよ
ただ目を開けたときの「ぼく」が何を感じて
戻ってきたのか? それが軸になるべき言葉と
して現れていないのが少し残念でした
詩人としての言葉遣いが繊細なだけに
その前の話との接点がみえない部分は直す
必要ありかな? と個人的に思いますね D−
>>286>>287 伊藤さん、できればひとつのレスに収まるくらいの
作品をお願いいたします
書こうと思えば長く書けるのが詩のいいところだけど
読みやすさも考慮していただけると助かります
連投は基本的にNGですので
293 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/06(水) 05:45:35.19 ID:fGhuWkMH
>>289 ありがとうございます。訴える言葉を挟む、そうか、それは意外な考えでした。次回は考えるようにしてみたいです。
>
>>292 評価ありがとう
「せつない」や「吐きたい」とかの言葉を使ってるけど、それでも不十分でしたか。
あと、連投って二つ以上の作品を投稿した場合を言うんじゃなかったの?
それとも来ないうちにルールが変わったのかしら?
なにぶん約一年半ぶりに詩を書いたもので、他の方の評価も聞きたいから、
再評価お願いしますぅ。
>>286-287
>>288 評価ありがとうございます。
ただ、「そんな気持ちを伝えている」というのがどんな気持ちなのかがわかりにくかったです。
私としては、作者が何かの気持ちを伝えようとしているようには見えないので、不思議でした。
わかりやすいとのことですが、D評価の意味は「わかりやすいものはそのぶん奥が浅い」ということでしょうか。
すみませんよくわかりませんでした。
×わかりやすい
○読みやすい
失礼。
>>295 そうした気持→後半の連の書かれていること=作者の気持と認識
D評価→表現力、語彙力など総合的評価です
作品としてリライトできる可能性があるものだという評価
「わかりやすい」=そのまま読者にも読ませたいという感想
マイナスではないので、その辺ですかね
298 :
名前はいらない:2011/07/06(水) 19:38:29.29 ID:pmnFYLGU
『風に吹かれて』
灰色の空から ぽつりぽつりと降りはじめた
ひとつぶ ふたつぶ
私の顔に ぱらぱらと
頬をつたって 口のなかへとすべり落ちる
チャーハンだった
素朴で なんだかなつかしい味がした
彼女はくるりとふりむいて嬉しそうに微笑う
「ピラフだね」
あどけない笑顔がいとおしくて 彼女にそっとキスをした
ふたりの間を 風がやさしく吹きぬける
私のカツラは飛んでいく
遠く遠く イスカンダルへ
299 :
名前はいらない:2011/07/06(水) 23:26:48.42 ID:5gcknYue
積み木崩しに日が暮れて
帰る旅路の陽が揺らぎ
四角い町内まだまだ無限
帰り来たりてカレーのかほり
300 :
283:2011/07/06(水) 23:36:48.14 ID:CC3ZX5b1
>>289 早速の評価ありがとうございました。
Eを覚悟していたのにうれしいです。Aをとれるよう頑張ります。
ある日
ぼくは海が欲しかった
バケツを持って買いに行ったが
どこにも売っていなかった
ニューヨークのマンハッタンの
五十七番街で
ぼくはとんでもない
かなしみを思い出した
「小さな世界」
しゃぼんだまの記憶の中では
誰もかれも
ぎゅっと あの小さな球形に
濃縮されているのです
さよならの瞬間も
震えていた肩も
仲直りも花火も林檎のかけらも
みんな おぼえているのです
ある日寄る辺ないこどもが 助けをもとめた
うさぎは必死に飼い主をなぐさめ
しゃぼんだまを吹いたのです
忘れるまで
>>298 これ、面白いと思いましたね
灰色の空から何が降ってきたの→雨?
いやいや、チャーハンですって件
そのあと彼女が出てきて「ピラフ」です
そのあとなぜかカツラ飛んでいき
イスカンダルに向かうという不条理なギャグ全開ですね D
>>299 日常のひとこまって感じですね
短く簡潔だけどムラがないように
リズミカルに書いていていいなと
思いました
これを4連やってもらえると個人的に嬉しいです
次の作品に期待してます、頑張ってね D+
>>300 短い作品ですけど無駄な言葉を一切
使わずに冒頭から読ませてくれますね
井上陽水さんの「傘がない」という曲
あるんですけど雰囲気が近いなと思う(前の連)
後半はむしろ内省的な感情が前に出て
自分の無力さを嘆いているようにもとれます
この場合はなぜ「かなしみ」に至ったのか
一行でも言葉入れるといいですよ D
>>301 タイトルと詩の内容の世界がはまってますね
僕もタイトルつけるなら似たような題名にするかも
読んでいて思ったのは林檎やウサギという言葉から
イメージを膨らませているのが上手だなと思った
この詩の場合は論理で読むというより感覚で
味わう作品だと思うので評価はわかれるでしょうけど
好きな人は好きな作品だと思います
無理難題をいうようで申し訳ないけど一度でいいので
「自分が書くには恥ずかしい作品」を書いてきて
ください、そこにむしろ隠れた才能が眠ってます D+
>>303 おはようございます。評価ありがとうございます。
ここに出す詩は10分の枠をとって、その中で自動筆記的に書いたものが多いです。
時間がきたら、とにかく〆る。〆かたがわからないので日々悩み中です。
あと既存の歌詞に引っ張られたり書きすぎると没にしてます。
「自分が書くには恥ずかしい作品」を、とのことですが、いわゆる自分の殻をつきやぶれ!
て事でしょうか。ごめんなさい、あまりわからなかったです……。
>>304 そうですね、自分の殻を破るためにも詩は有効だと
思うし、ありえない言葉と言葉をつなげるという意味で
楽しい創作行為だと思います。
自分は小説書いている人間なんですけど
詩を書いていらっしゃる皆さんの言葉から
インスパイアされることが多いんですよ。
なので、今までと違った作風に挑戦してみるのも
いいのかな、と思う。
あと、即興で書いてもらっても全然OKですよ。
まじめに評価させていただいてますので、今後も機会が
あればよろしくです。
306 :
名前はいらない:2011/07/07(木) 21:16:04.07 ID:ssVSOuB6
なんかもっと具体的な内容の詩が読みたい
雰囲気とかイメージじゃなくて生活観のするやつ お願いします
307 :
名前はいらない:2011/07/07(木) 21:52:08.65 ID:Jej4Hemg
『平和』
朝はパン派かご飯派か
言い争いは避けられない
何故なら同じ食卓囲む者
昼まで食事はできないからだ
姉はご飯で攻める
食べ盛りに男女はなかった
父はパンを譲らない
歪んだビジネスマン像がそうさせる
俺は間を取り持つ役目
母は完全スルーで茶を啜る
朝から平和な家族であった
「夕立」
洗剤で小指がひどくひび割れているので
ビニール手袋をして
じゃがいもを擦る
しゃりしゃりと音を立てて
じゃがいもが削れていく
じゃがいもの根っこの悲鳴がえんえんと聞こえる。
けれど 食べなければならない
冷蔵庫に残っていた
キムチと
粉のだし
大匙一杯の小麦粉を入れて
ゆるゆると菜箸で混ぜながら
土鍋のごはんの艶の具合をみる
父はもう帰り道についただろうか
炎天下の日差しのなか 労働をして
行きと帰りにはすし詰めの汽車にのり
月に一度は家族の食べるための給金を持って帰る
みな 食べなければならない
じゃがいもを混ぜたたねを
油をしいたフライパンに流し込む
じゅー、と 鳴って
いま いきものを殺しているのだと知る
豆腐を切る手元は
罪悪感を繰り返し
食べるためには殺さなくてはならないのだと
言い聞かせる
ついこのあいだ 女の仲間入りをしたわたしには
それでもこの
殺す作業がせつなくてならないのだ
窓を叩く雨音に 顔をあげ
そういえばみな 傘を持っていただろうかと
考えた ところで
フライパンの中身をひっくりかえした
すみません、訂正です。
×フライパンの中身をひっくりかえした
○フライパンの中で死んでいる わたしたちの糧をひっくりかえした
>>307 それぞれの食卓でのこだわりが淡々と
書かれいてる内容ですね
ほのぼのとしていていいんじゃないですか
なんかアクセントのある言葉や
一行だけ家族の誰かが呟いたりすると
また面白くなりそうなそんな詩だと思います D−
>>308 面白い作品がさっそく上がってきましたね
こちらも日常を描いてますけど表現がうまい
うまいというかなんだろうな、あえて「違和感」を
抱かせる表現をしてきたなと思います
食べものは人間にとって罪悪なのか? という
テーマの詩を読むことが多いけど
ラストの訂正した部分ですか
ひとつ捻りをきかせた終わり方もいいですよ
それと時代設定をしてきたところがいいね
飽食の時代ではないところがまた味わい深い C−
>>308 時代設定的にはこれ、現代ではない気がしました
「汽車」という表現などからひと昔前だと
思って読ませてもらいました
もし違っていたらいってください、補足でした
312 :
名前はいらない:2011/07/08(金) 05:07:33.92 ID:rCyqWzG0
「24歳」
枕元に置いた太田胃散。
冷蔵庫にある眠眠打破。
飲みかけのヌルくなった麦酒。
青々と光続けるディスプレイ。
「あぁ、だれか俺を此処から出してくれ」
>>310-
>>311 おはようございます。評価ありがとうございます。
今回は少女が女という役割を背負いはじめたあたりの責任とか心情を
食べ物を使ってあらわそうとしてみました。
思い切って1940年くらいの雰囲気を出そうか、
まだ知ってる2000年くらいの雰囲気を出そうか迷い
経験不足から後者に転んだようなのですが、
「汽車」「土鍋ごはん」などは北海道の田舎では健在で、じゃがいももよく食べます。
今回はメニューにじゃがいものチヂミを取り入れたので顆粒だしが出てきましたが
このへんが「違和感」のもとでしょうか。
それとも表現上の問題かしら。
なるべく具体的に具体的にと書いていったので、
設定がおかしくなってるのかもしれません。
>>312 ラストの一行がシンプルな気持を吐露してますね
愚痴のような作品でも構わないので
今度は長編に挑戦してみてください D−
>>313 了解です。
「違和感」は詩によって共感できるかどうかなので
あまり気になさらずに。
他の方がAのケースもありますからね。
315 :
名前はいらない:2011/07/08(金) 21:35:18.03 ID:8b9LHJzL
>>307 食卓という戦場とそれを一歩引いて見ている視点
ほのぼのとしました
D
>>308 情景が眼に浮かびます
女の仲間入りをしたとはどういうことなのか なぜ家事をしているのか
それらから語らずとも背景が滲んで見えてきますね
食べるためには殺さなくてはならないのだ この辺りが少し引っかかる
だってベジタリアンでさえ野菜は食うじゃない だからちょっと大げさに見えてしまう
D
316 :
名前はいらない:2011/07/08(金) 23:20:24.14 ID:ZRXUq8R8
クソ暑い陽射し、ふと前方に目をやると、でかい芋虫が道路を横切ってる
全身グレーで毛が生えてる、多分、餓の幼虫だな
動きがどうも変だ
くねるように前進してる
しょうがねぇ芋虫だな
そんな目立つ動きじゃ、すぐにカラス見つかって喰われるぞ
オレは空腹だったんでいつものラーメン屋へ急いだ
味噌ラーメンを喰いながら、ふと、思いついた
舗装路面が熱くなってたんだな、強烈な日差しで・・・
それで、悶えるような動きをしてたんだ
帰り道、芋虫を探してみた
葉っぱをひっくり返したり、車に潰された痕跡など・・・
だが、何も無かった
317 :
アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/07/09(土) 05:15:55.11 ID:on9lwfwi
初夏
成層圏を突っ切った空
降り注ぐ蝉時雨
蛇口が弾けて喉が跳ねる
それらは夏が来るスピードで
僕らはそれを青春と呼んだ
318 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 05:34:10.55 ID:kB7bTw2X
「羽根」
脆弱な人々の界隈を通る 今日も
冷たい孤独がおれを彷徨うだけさ
痛みなどおそれはしないと
誓ったあの小さな箱庭
悲しみなど吹き散らして
今は君の影の下にとどまる
束縛されたくないのなら
ここで月の下 キスをしよう
守られた子供の頃は
誰もがやわらかい羽根を持ち
いつしか大人になって
それを引きちぎるのさ
雨が降っている 恍惚の町で
君の名前を呼ぶよ いつか
手の届く白い世界 抱きしめて
今はもう消え去った この羽根で
愛を誓いあうのさ
許された世界にとどまり続けよう
319 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 08:30:16.97 ID:AsUYytAa
「崇拝したマリア像」
私の中にはいつも神がいる
女神だったりする
助けて助けてと神様にお祈りするんだけれど
所詮私の想像
の私が移った
私自身である他ならず
初体験の男の子は言ったのさ
「むしろ自分が神だと思いますよ」
ってね
誰しも誰かの神になることはあって
それが恋というものなのだろうか
私は神の救いを求めて
恋をする
ただ相手は人間であって
なかなか神様のように
許してくれなくて気づいてくれなくて
私は神に見捨てられたと
絶望するんだ
私の中にはいつも神がいる
ただ所詮神なんて
私私私の産物
私私私がいる限り
私の中に神は生き続けてる
見捨てられても
神を信じて
私を信じて
>>286-287 自己の意味を欲しがるけれど、実感を掴めない悲しみに共感しました
幻想的で夢想的な浮遊感や孤独が、溺れない海を介して
片や肉体的な実感と、それ以上の意味を見出せない喪失感が闇ン中から感じられました。
最後の
>しずかなしずかな
>動く闇
静けさに説得力をさらにもたせたらいいんでしょうか。ここだけ物足りなかった。
D+
>>291-292 詩作の出来は長短や読みやすさだけで決まるものではないと僕は思います。
冗長だったり説明不十分、それか説得力ゼロでないなら。
決して長くなくて読みやすいと思うのですが。
それと、シュール。これはあまりに曖昧なニュアンスを含む言葉なので、抽象的であったりもする詩作を、この言葉で評論するのはどうなんかなー、と思います。D−
ソネットの猿真似です
(笑う機械音)
俺はクズ、シラス台地から桃太郎
ニコニコ笑うことの真似が
全く違う意味に変わり・krufuru farafara
ご覧、切ない中都市の道化師
理想が熱となり、闇となり
黒い砂鉄を吸っていく俺と
孤独な読書大会・krufuru farafara
ページが上手くめくれない
「仕方なく・・・」死なない
街が赤く黒く青く木っ端微塵になれ
下水道にある涙を取り戻せるはずだ
夜、横浜市西区の道路の脇
俺は悲しい歌を知ってる気がする
頭の中の、見映えの悪い機械が疾走する
季節は変わり 桜が散り また僕の眼に幼きあなたが蘇る
二人抱きしめあったあの夜に 約束したあの場所で
二人手を重ねて 鐘のなるあの春の道を
未来を見つめて歩いてきた
僕のすぐ後ろを恥ずかしそうに歩く君
僕は静かに君を真似して歩調を合わせて寄り添ったあの学校の帰り道
同じあてのない毎日 何気なく過ぎていく 日常の雑踏の中で
君が隠していたその何気ないない真実に まだその頃は気づいていなかったんだ
毎日ベッドの中でやり取りしたメールも途切れ
朝の通学時間自転車に乗った君も見当たらない
帰りの電車の中一人空しい風景が過ぎていく
寒空の下 夕日が無常に沈んでいく
二人もう一度あの桜の下で出会えたなら
大人になった君に僕はありのままの姿でふるまえたかな
街散る花びらの並木の下でふと足を止めると
あの日の君の後ろ姿が見えた気がしたんだ
>>320-322までが僕です、
>>323は別人なので気にしないでください。
トリップつけんの面倒だから
ハンドルネームパクるなよ、ばか。
325 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 20:00:56.04 ID:xeT/9r4d
なんのための酉だよ
326 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 20:51:25.70 ID:BVQl7dBe
「責任転嫁」
ひらひらと崩れおちた彼女の身体
夕日で照らされたそれは静かに死んだように眠っていた
死んだのかと思った
でも目が覚めたから死んでなかった
彼女の感情が空間を包む
「ここどこ あんただれ」
「うるさい」
果物ナイフをちらつかせる
「やだよ まともな恋愛したいよ」
と言ったから俺はセックスしてやった
元々してやるつもりだったし
彼女は何も感じていなかった 汗だけかいていた
湿った首に手をかけると瞳が俺を見つめた
「死にたくない 死にたくないって 言ってたって 言っといて」
そうして本当に死んだ
327 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 21:48:22.16 ID:/O5STFqZ
328 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 21:54:07.18 ID:7onIwyn2
>>270 >>261です
実はこれか改編前はもっとリーズブナルな詩でした
あとで編集したので変わったものです
もとの詩はこちらです
「merci」
誰かのために生きたいんじゃなく
私のために生きたい
苦しみがあるままに
私は生き続ける
苦しい (そんな) 思いがある世なら
私は生き続ける
理不尽な (ことが) ある世なら
私は全身全霊で悲しもう
生きて誰かのために 死を選べる日がきたなら
生きることでできる糧を
私は(胸に)抱き続けよう
人よ謳歌せよ 生きるままに
私は認め続ける
悲しいよ世よ 最果てを見つめて
私はそこに生まれ落ちよう
「生きて」と願う私(我)は
とても貧弱で
あなたを愛する私は
この世がとても愛おしいのです
329 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 22:01:24.71 ID:7onIwyn2
>>270 こちらの詩はいかがでしょうか?
評価お願いします
>>329 >葛藤がある私は 苦しく涙出そうなときも
>この愛しい世界に癒されるのです
>悲しみが 続く時は 手の届かない 仏様にお願いをする
>苦しみを創ったものでも 素晴らしい方をこの世界で 見ると
>いつの間にか 十字を切っている
この連が加筆されただけだね
どっちにしろ評価は素人のセンスにとどまるべな
素人のわぁからみても、みがく余地はかぜんうかがえるんだべ
>私は生き続ける
>私は全身全霊で悲しもう
>私は(胸に)抱き続けよう
>私は認め続ける
>私はそこに生まれ落ちよう
こんな脳ミソの頂上になんぼでもうかんできそうな、鳥の羽根みたいな決意表明の端くれに
おおむね読者はあきれるというか、マンネリせざるをえないとおもうんだべ
なにも新しいものがいいってわけじゃないんだけどね、どこかでみたことのあるような文章と
いつかどこか心の奥底で鈍よりうずまいてたことのあるような文章ってのは、また違うものだから
それで詩はやっぱり後者の、読者のいつかのうずまきに文章で照応させてなんぼのものだから
その照応の刹那に、ひとは感動したり勇気づけられたりするんだべね
改編前の作品に対する評価はDで!
わりわり270わぁだからね
>>316 ちょっとした「気がついた」というところが
芋虫に対する感情としてまっすぐきますね
ただこれをそのまま書いていて「詩なの、これ?」
という印象は拭えないかな E
>>317 アギラさんの作品、短いけど言葉の
選び方がセンスあるなと思いますね
季節にあっているし、詩の作品としては
好きだけどね、他の人はどうかな? D
>>318 自分が読んできた中では一番いいなと思うね
「羽根」という言葉なのに空を飛んだりせずに
幻想から現実に着地していくところと
子供から大人に変わるところが重なっていてうまい
普通に「プロの詩人かな?」と思ったよ
冒頭の「脆弱」からすでに「羽根」のイメージだしね
ここんところ凡庸な作品が多いから読んで
うまいなと思う作品には高評価をつけたいね
たまには出してみますか? A+
>>319 この手の作品に多いんだけど「神は私だ」という
思想に至るまでの変遷がよくわからなかった
あとラストでダダイズムなのかな、これ
「私」の連発は余計だなと思うね
信仰している対象が心の中にあるのに
なぜ最後に「自分が神」と同じ目線に立つのか不明 E
>>322 題名の「猿真似」という表現やめたほうがいい
自分のオリジナルを書くんだという気持で
あと、ところどころ文法が間違っているし
何を伝えたいのか曖昧なのはよくないね
色を詰め込んで街を表現したり
下水道を擬人化するのはいいけど
言葉の歯車がかみあっていないなと思いました
できれば違う作品も読んでみたいね E
336 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 04:02:15.54 ID:t/KjXmKD
誰もいない夜に
私は一人でいる
空は薄く
雲は暑い
星も月も見えず
赤灯はまたたき
大楼の光は照らしづつける
灯明らかに星稀なり
ふと気やれば
星が一つ
かすかに光っている
何もない夜に
私は一人でいる
337 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 04:08:09.74 ID:t/KjXmKD
すみません書き間違えや変換ミス気に食わないところがありました
訂正します
誰もいない夜に
私は一人でいる
空は薄く
雲は厚い
星も月も見えず
赤灯はまたたき
大楼は照らしづつける
灯明らかに星稀なり
ふと気やれば
星一人
かすかに光っている
誰もいない夜に
私は一人でいる
338 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 06:35:08.26 ID:GJjIcC81
>>328です
>>330 評価ありがとうございますwwwwwwww
そうですか
実はこれ無意識にいつも口ずさんで歌っていた詩なんですよwwwww
どこかでみたことのあるような文章を書いたというより
いつかどこか心の奥底で鈍よりうずまいてたことのあるような文章だと思っていたのですがwww
表現に細工が足りなかったですかね・・・でもこれいつもこのまま口ずさんでいたんだものwwwwwwww
ありがとうございました
339 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 06:59:16.56 ID:zxT1HgqH
「初恋」
言葉になるなら伝えたかった
声になるなら叫んでいた
音になるなら歌っていたし
絵になるなら 描きたかった
だけどできなかった
君は あまりにも遠くで笑っていて
教えてくれたんだ
全部 終わっていたこと
何もできなかった僕だから
何も思っちゃいけないんだ
なのに ごめん 気付かないで
どうか君は気付かないで
どうしようもない想い
涙になったから 泣いている僕に
…初恋と言うよりは初恋人のイメージで書きました;
そのせいか全体的に拙くて幼い内容ですが…もし気が向けば評価お願いします
>>323 言葉遣いはていねいで好感が持てるなと思う
ただ「真実」って読者にはわからないので
どういう意味なのか詩の中に織り込んでほしい
全体がきれいなだけに残念だね D
>>326 これを読者に読ませてどうしたいのかわからんね
「死」という概念をぞんざいに扱いすぎだよ
相手の気持を忖度することができないなら
わざわざ「詩」として書く意味がないと思うね E
>>337 題名をつけてほしかったね
「孤独」をイメージして書いたのかな
寂しさは伝わってくるんだけど
その背景についてはどう思ってるのか
あと、口語で書くならそれで統一した
ほうが読みやすいと思うけどね D−
>>339 拙い内容でも詩として書いているのだから
これを契機にしてどんどん書いていけば
いいんじゃないかな
子供の頃から詩を書いている人は
詩を書きたいという気持だけで書いてるし
そこに感情をこめればひとつの「作品」になる
今回はストレートに書かれているし
そこから自分が読み直してリライトするのも
悪くないと思うよ
冒頭の四行はむしろプロになったら書けないかもね
大事にしまっておくといい D
>>341 ソネットもシュールも意味わかってるよ
とりあえず再評価か、新しい作品を持ってきてね
十五時 夏を走る急行
皆が眠る、僕を残して
中吊り広告がねじれる
「女子アナ驚きのS◯X事情!」
遠くに見える教会
「貴方は孤独ではない。」
長生きの無茶ぶり
「老人ホーム『ふれあい』」
ふと広げた小説の頁
「だれか、いっしょに生きてください。」
サマーチューンが鳴く
「How will I survive,survive,survive?」
皆、眠っている
オトコ オンナ 空調 時速六十kmに溶けた濁った街
僕を残して 皆眠っている
読書は羽ばたかない
ケータイの充電はない
僕を残して 皆眠っている
十五時 夏を走る急行
皆が眠る、僕を残して
ギラつく青い息を詰めて
急行が東京に向かう
345 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 08:08:44.69 ID:zxT1HgqH
>>342 早速の評価ありがとうございます。
>>339です。
内容は拙いですが実は私自身は良い年した婆ですw
高校の卒業式直後の男子校生になりきってみたつもりが表現がただ幼いだけになってしまったorz
冒頭は10代のときに親に理不尽に説教され言い返せなかった悔しさでノートに書きなぐったものを言い回し変えましたw
確かに今じゃ出ない感覚かもしれない。
また書きにきたらよろしくお願いします!
>>344 内容が陳腐というか、伝えたいことは
結局なんなのか? ということに尽きるね
2連目が特に酷くて
いろいろなものを形容しているんだけど
この連を仮に外してみても内容がそれほど
変わるとは思えないね
推敲して書き直すか再評価するか、
もしくは別の作品を持ってくるかだろうね E−
348 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 09:49:34.49 ID:GJjIcC81
似たような詩ばかりでわろた
おもしろいと思ってやてんのか?Ww
>>338 >いつかどこか心の奥底で鈍よりうずまいてたことのあるような文章だと思っていたのですがwww
ごめん書き忘れてたよ
作者にしかないうずまきを書いても、ひとはそれをオナニーなんて呼んじゃうんだべ
いや共感するひとも幾ばかりかいるだろうけど、詩人が考えなきゃいけないのは
「しかしこれは大体の読者にとっては陳腐な文章でしかないだろうな」
という、読者への気遣いと徹底した配慮なんだべ
マクロに、生きるとか死ぬとかを述べるんじゃなくて
もっとだれの生活にでも掠ってるようなことやことばから、
ひとの世や生死に潜入していったほうが、グッとくる詩ができあがるとおもうんだべ
351 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 12:46:11.61 ID:ta+n8bQ4
「ノウ.」
籐編みのゆったりした揺り椅子に揺られているのは
男性だと思う? 女性だと思う?
もし君が思い浮かべたのが僕と同じに女性なら
僕らは全く一般的な想像力の上で生きていると思うのだけど
どうだろうね。
華奢な黒猫が振り返りざま消えるのは
幸運の通り過ぎる前兆に過ぎないと思う
契機としてのみ訪れる不可思議を、
たった一つの解答に縛り付けるなんて最低だ
たった一つの解答すらないなら
それはもっと最低かも
これは矛盾した、イメージの話し
沖合いに忘れられたように打ち上げられた
小瓶の中には何が入っていると思う?
彼女が不服そうに揉み消した、煙草の銘柄は何だった?
灰色仔猫が雨の日にしか
ベランダを訪ねない理由って?
この世界に組み直しの効かない
パズルが存在すると思う?
奥の方にあるイメージを
解いて、繋いで、絡ませて
飽きるまで 納得がゆくまで 心地好くなるまで 考えておやり
飽きるまで 見て、触れて、理由を尋ねて、匂いを嗅いで
繰り返すうち、ようやく残った一欠片には
あなたが宿っているんじゃないかね?
そう自身に問い掛けながら
私は貴い傷のように
鋭利な一欠片を握りしめる
利き手の平からは
まだ生温かい血が滴っている
イメージの話し
幾多の自我の、血を流さんと 突き刺さる
全ては紙(シ)の上に。
352 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 14:16:41.21 ID:GJjIcC81
>>350 ああ、現実的な詩だね
今すっごいそれが課題だと思ってる
この詩も結構健康な言葉を使い配慮はしているが、現実味のある文はまるで書くことができてない
リアリティのある詩が一行でもいいから入れたかったが、絵空事みたいなものばかりになったのは自覚している
もうこれでまとめて表現でいいやみたいなwwwww
絵空事=表現で片づけた
大半は、いつも口ずさんでいたことなんだけれども、書くにあたって節々は固定しなければいけなくて
それが絵空事になってしまった
リアリティのある詩は書きたいと常々思っている
>>351 読者の関心を引くような書き方だね
イメージ=想像力の話でいいのかな?
連を跨いで疑問文を書いているけど
できれば一連でひとつの解を出すことだね
読んでいる人間が途中で「もういいや」と
思う作品だったら、自己満足だよ
あと、紙を「シ」というのはなんだろ?
作者にどういう気持で書いたのかきいてみたいね D
354 :
オレンジサバス:2011/07/10(日) 16:35:25.48 ID:irxb8os8
『SO WHAT』
朝 いつものように君は僕の家の前を歩いている
窓越しに僕は本を読みながらそれを感じる
隙間にたまった埃が照らされて
僕の膝元から猫から飛び降りる
そんな感覚を感じる瞬間になると
部屋に太陽の日差しが差し込んでいく
僕は一日に迎え入れられる
君は僕の家のベルを鳴らす
君は口を塞がれて脅迫のイメージ
君の声が小さく囁くように聞こえる
「私を犯して」
僕は彼女の髪をひっぱりナイフを構える強迫のイメージ
3回 2回 1回 彼女の胸元に刃物が突き刺さる
僕は読みかけの本に栞を挟む
何度も眼球を抉り取りその本に挟んだ
左手を引きちぎり本の間に圧迫した
頭蓋骨を押し付けて栞代わりにした
君を粉々にした 君の顔を焼き尽くした 君の体を分からなくなるまでバラバラにした
だがなぜ俺は裁かれない なぜテレビはいつもくだらないバラエティを流している
世間も 人々も 社会も秩序も 全て身勝手だ
本当に哀れな奴ら程 救ってやれない
俺たち人間はその罪から逃げるために何度も私利私欲のために他人を殺害する
みんな同罪の犯罪者共だ
そんな人間共の同族に扱われるなんて吐き気がする
俺は毎日そいつらとの関わりを絶つために任務を遂行する
355 :
忍法帖【Lv=19,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/10(日) 19:16:48.12 ID:iNNV8VLu
>>344 『ことば』に対する批判精神を感じる。
ただそれだけならばよくある奇を衒っただけの現代詩にすぎないが、
この作品は真ん中にぶっとい骨が入っていて、あるひとつの生きた世界として読める。
その骨は『青春』だろうか。もちろん僕にはわからないが、
しかしこの作品を通じて無意識の中に埋もれてしまった青春の記憶のようなものを僕は確かに体験した。
構成にも無駄がない。
それだけで詩になりそうなタイトルに続いて挿入される生々しいオブジェクト達が具体的に世界を形作り、
あとはただ世界はどんよりと喧く静まりかえり、その中で『僕』だけが起きている。
この表現はとても不遜なように思えるが、しかし青春における自我はこうでなくっちゃ!と僕は多いにリアリティを感じて頷く。
『読書ははばたかない』はいい表現。
この詩はいわば『自覚のあることば』によって描かれたスケッチだが、
これがもし作中の中吊り広告のような『社会に埋没した、自覚のないことば(僕はこういうのを「オバケになったことば」と呼んでいる)』
で書かれていたなら、たぶんしょーもない青臭いだけの作品にしかならなかっただろう。
ことばが作品を作っている、ことばは詩の内容に生命すら与える、ということを
改めて意識させてもらった。
センスは間違いなくある。ないわけがない。が、ことばに対する自覚のない読者をグッと引き込む力というか、
読者に鮮烈な体験を与えるような力は、ないようだ。その意味では結局は狭い部屋に閉じ篭ったよくある現代詩でしかない。
もう少し『キャッチーに面白く』なることを必要とされているように思う。
表現力には目を見張るものがある。が、面白くはないのだ。【C+】
>>355 批評を読んで爆笑しました。
これ、プロの詩人に持っていってどう思うかな?
それとも自作自演なのかい?
電車の中吊り広告のように「キャッチーに面白く」することが
この人に問われていることなの?
むしろ文法と日本語を勉強しろといいたいね。
でも、あなたの批評は面白いですね(笑)
>>355 こいつ、別のスレッドで詩とポエムの違いが
わからないとかいってるわ。
まじめに批評するつもりないなら、ここには
来ないほうがいいと思うけどね。
なめてるのかい、ポエムを?
>>354 全体のまとまりがよくないですね。
なぜかというと最初に書いているものと
正反対のグロテスクな表現が衝突してるから
「なぜなのか?」という問いかけを読者に
求めるのは安易だと思う
サイコパスのような作品だけど最後の連で
社会に訴える部分だけはよかった
ただ正直、読後感はよくないね E
>>349 まじめに書くつもりないなら、やめたら?
このスレッドの中に書いてある批評を
読んだあとで「本気で詩を書いてみよう」
というスレッドで力作を書いてこいや。
そのあとで批評を改めてするから。
>>359 忍法帖を除いて読めばいいですね、了解です。
しかしまあ・えばってますね。
2スレ前からここにいるけど、批評する人がこんなに少ないと酷いことになるね。
そっちこそ、批評に力入れろよ、と。
以前ここにあった、批評によって拓かれてたはずの感動が枯れちゃってるよ、どーにかしてくれよ。
あとハンドルネームだけで年下と思ってる?
そりゃあ若い方だけどさ。
361 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 21:54:52.79 ID:Jm6T/hSn
ここに書き込んだ詩作品の著作権は、
全部2ちゃんねる管理人の者になりますので、
書き込んだ時点でその詩は管理人に譲渡したものと思ってください。
>>315 レス亀でごめんなさい。
批評ありがとうございます。
ん、確かに野菜を殺す、っていうのはあんまり意識にのぼらない感じかもしれないです。
朝とれた卵を割る、とか魚を捌く、とかのが臨場感と説得力があったかもしれませんね。
難しいなぁ…
363 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/10(日) 22:56:44.22 ID:929/3Kea
LVが低いので、二レスに分割します。
「監獄」
僕は渡り鳥だ
空を駆け何マイルも旅する
青さと陽光の光のもとで
風を切って渡る
光と風の解け合った空
夜になると部屋に閉じこもる
ドアを開けて部屋から部屋へと何を求めてやらか
闇の天井、電気の薄明かりを通して見通す
そして眠りにつく
朝だ、今日も暑い
木々は唄い空気は美味しい
僕は死ぬまで監獄の中
美しくても時に残酷な世界の中
泰然自若と草木は語らない
内側の光景が黒と白の間を反転して
時は表情を変えてしまう
監獄から脱獄しろ
心のドアを蹴破れ
364 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/10(日) 22:57:00.39 ID:929/3Kea
目に映る物だけが真実でないのだから
ガラスが地を打って砕け散る瞬間の快楽を見、聞いて、カタルシス
ああ、すべてが面倒だったけど僕の体は僕の意志に従うようになった
それ以上何を求めるのか
至上の瞬間、意味、答えもむなしい
だらだらと、生きていく
皆優しい、同じ時間を生きている
>356 >357
客観的に見てあなたより>355のほうが真摯に詩に向きあっているよ。
>344の詩も真面目にポエジーを表現しようとしているし。
批評を一生懸命やっているのには頭が下がるけど、他の人の意見を切り捨てるのはよくないと思う。
ちなみに>283は田村隆一、>300は寺山修司の詩だと思う。
>>363 一連目の僕は渡り鳥という箇所から
監獄につながるイメージは連想できないね
もしくはそれが理想なのかもしれないが
監獄の中にいる自分を客観的に捉えている点はいいね
雑草さんの後半の部分は意図的に書いたのかな
「至上の瞬間」という辺りから自分の戒めを
ゆっくり解いている感じだね
読んでいて好感が持てましたね D
>>365 全然そうは思わない
どの辺がポエジーなんだろ、
>>344の詩に対して
そのあとで
>>360で批評のせいにしている
傲慢な態度といい、書きたければ書けばいい
でも、こいつの書いてきた作品はどっちも E
新人ナイフさんの
>>344のどの辺が
ポエジーなのか知りたいね
まるで中学生くらいの子が適当に
書いてきたような作品だと思ったから
評価できる能力あるのならぜひとも評価してあげて
>>360 君は批評されてランクが低いと納得できないのでは?
普通に数行の批評もらっても
僕なら感謝こそすれ、他人のせいにはしないよ
というか、そういう詩人さんはいないと思うね
逆に自分の作品の読みどころを教えてくれよ
そんなに自信があるのならば。
「薬指の関係」
白い檻の中
いくつもの管
遠くなる耳
うめき声
意識が途切れても
赤い毛布で包みあった記憶だけは剥がれない
君が来る なら
何時間かけても
眉を描いて紅をさすよ
>>369 短くまとまっているけど非常にていねい
「意識が途切れても〜剥がれない」は美しい描写だね
女性の気持を端的に描いていて佳作だと思う
冒頭の3行はこれ以上短くしたらイメージが
しづらくなるかもね、一応どういう意味かきいてみたい D+
>>370 >一応どういう意味かきいてみたい
個人的にこれがあり得ない
書く側が先回りして先回りして書いた表現に追いつけているのか分からないじゃん、
評者がさらに先回りしていることが分かっていて、その上でボロクソ書いてくれるなら俺は本当に嬉しいけど。
さっき「本気で詩を書いてみよう」見たけど
>>130がすっごいねえ笑 こんなとこ行ってどーすんの?
372 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 07:30:30.76 ID:WE6pBamX
先っていうか照らし合わせたいんじゃないの
373 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 07:33:14.13 ID:zXAdBFsl
>>353 >>351です
早速の評価を有難うございます。自分の書いたものにすぐレスポンスを頂ける、有難いことです。
読者の関心を引くような書き方、ということですが、私にとっては大きな誤算でした。
紙に、詩に、死に、私に、苦心や悦び、痛みを伴いながら、自らの血を流し命を与えんと足掻く行為は
ある側面で大変に孤独なことだと思われないでしょうか。
私はこの詩と瞬間でも向き合ってくれるであろう、
創作すること、書くこと、又そうして書かれたものに思い入れを持ちながら向かう人に
正しく問い掛け、共有をしようとこれに向かった所存でした。
自己満足と言われればそれまで、返す言葉は浮かびません。
が、最終的に書かんとするひとつに向かい
互い集束するための問いに対し、一連でひとつの解を
私が詩中で提示することは、この詩においてよい意味のあることだと思えませんでした。
紙の読みは、シ、でなくてはなりませんでした。
私は、《かみ》の上の虚構に虚しい血を流したいわけでなく、後は前文により理由を感じて頂ければ幸いです。
今作では、書に向かうことそのもの、それに対する思いを書くに当たり、必然的に“イメージ”というものと多面から向き合うことになりました。
=想像力か、と言われますと、YesともNoとも言えると思います。
イメージ、という語が、読んだ際明確に対象を想起、把握しにくいという点で
書きたいものに対し、弱かったかもしれません。
続きます。
374 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 08:03:53.30 ID:zXAdBFsl
一、ニ連では、前提イメージについて書いています。
一連について
三人家族の少年が、家族の絵を描く際に、父、母の間に必ず三人目の大人を描く、という有名な怪談をご存知ないでしょうか。
この怪談の真に恐ろしいところは、話中で語られないにも関わらず、三人目の大人について
聞いた者が男性をイメージしてしまう、という
奇妙なイメージの一致にあります。
不完全ながら“籐編みのゆったりした揺り椅子に揺られている人物”として
思い浮かぶのは大抵が老婆ではないかと考えました。
私は、イメージというものの怪奇めいた不可思議さから、この話しを始めたかったのです。(他割愛)
二連、例えば、黒猫=不吉のような、前提的イメージに反発を覚えたり違った真実を見出だすことは
作品に自我を与える一つの出発点になると考えます。
書くべきもの、読むべきものに出会うことは、契機、切欠に過ぎず
それと向き合う時、私たちは如何様にもそれに対して血肉を与えうると考えます。(他割愛)
ただ、先入観により数多の可能性に触れもしないことに嘆き、怒りを訴えながら、
たった一つを求めて向き合うのでは、というもう一方の思いも、強く同時発生いたします。
三連、自分の心を強く動かすものを書かんと向かう時
その、痛みを感じるような大切なものに対し
せめて誠実でありたいと、知るための問い掛けを繰り返しませんか。
私はその大切なものが、自分のみが持ちうるものだとはどうしても思えません。(以下割愛)
此処から最終迄は、語る必要はないと考えます。
375 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/11(月) 08:18:28.29 ID:Ux5livVX
>>366 評価ありがとうございます
>もしくはそれが理想
そうなんです、反対のイメージを提示することで、逆に新しい発見と、ギャップによるカタルシスを感じさせようと思って
書いたところです
戒め、と言うところは、何に対する戒めか、自分を否定的にとらえてしまうと言う思考上の慣習にたいするものなのか、
と思ったのですが、セルフイメージは非常にこのところ変ってきている物なので、フォームレスセルフを考えていた
私としては、そういう風に言われるのは悲しいことです。
詩の窓を通してうつる景色を、その窓の外の世界まで人を惹きつける様な力をもたらすことによって、人を感動させたい
という私の理想を現在は持っているのですが、客観視、という武器を磨くことによって、さらなる向上を図りたいな
などと。
376 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 08:29:21.40 ID:zXAdBFsl
以上、大変長くなりましたが、
>>351で書いて頂いた「どんな気持ちで書いたのか聞いてみたい」というお言葉を受け
書くべきところを超過して、書き連ねてみた所存です。
正直に申し上げれば、私に
>>368氏と似た気持ちがなかったかと言いますと、真っ赤な嘘になります。
私の当該詩への英数字評価に関しては、何の異存もありません。
読んで言葉を頂けたこと、有難く、嬉しく感じています。
ただ、自分の作品に対し自らべらべらと解説をするということは
私含め、作品等に対し興ざめかつ無粋であると感じる書き手さんも多いのではないかと思い
勝手ながら筆をとらせて頂きました。
私の当該作品に対し、「もういいや」と思わせてしまう完成度であったこと、力量不足と反省します。
改めて評価して頂き有難うございました。
377 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 08:38:14.95 ID:zXAdBFsl
レス番間違い過ぎ&sage忘れました・・・すみません
正しくは
〇
>>353で書いて頂いた、
〇
>>371氏と似たような、
です
4レスもの消費、大変失礼いたしました。
多々ある読みづらい点、どうかご容赦下さい。
読んで頂き、有難うございました
>>371 君、古参だからといって調子にのってるんじゃないの?
語れないなら、書くな。君とは以上。
>>375 了解です。雑草さんは過去の作品読んだけど
詩に対して真摯ですよね。今後も精進を。
>>376 了解しました。今後も批評しようと思うのでぜひ
挑戦してみてください。素直に評価します。
長文ちゃんと読んでますよ。ご安心を。
>>375 雑草さんにアドバイスしたいことがあって。
過去スレで「違和感がある」という
指摘があったと思うんです。
過去作品を読むとどれも熱意が伝わってきます。
それを一度、アナログ式に文章で書いてみて
「ちょっと手直しするかな」というくらいの
感じでリライトしてみては?
センス自体に関しては以前、僕がいったんだけど
「地力のある人」だという評価です。
あなたのような人にプロの詩人になってほしいです。
長文、失礼しました。
「濁光」
濁った光の中で
馬が踊り狂っている
私は油汗を拭って凝視する
狂った馬はなぜ狂った
悪夢に発情しているのか
私は腐臭によって孤独を解除す
目を瞑れ馬よ!
お前には苦しむ理由もない
盲目に走るのだ!
この濁光を切り裂く風に
お前はなるのだ
>>380 どの連にも、これでなければ!という表現が躍る、迫力のある詩だったと思います。
馬は、抑圧された人間の闘争心や本能を感じさせる。映像的で、しかも、
>私は腐臭によって孤独を解除す
この表現が嗅覚にまで訴えてくる。
汗臭さがどしりと来る。
五感に訴えられる詩は強いと思います。
>この濁光を切り裂く風に
>お前はなるのだ
照りつける太陽から逃れ、エアコンの風に浸っている場合ではないですね。
外を歩けば、汗が肌をいじめる夏に、良い詩を読ませていただきました。
Bで。
このクオリティが(またはこれ以上で)続けばAです。
ありがとうございました。
>>372 言われてみたらその通りだ、パズルみたいなものなのかな?
書き手が出した問を評者は分析して、読み解く。お互い尊重した上で良いコミュニケーションを取れたら、僕としては最高です。
>>378 ここまでずっと喧嘩腰だったけど、そろそろ僕が謝罪するなりしとくべきですね。ごめんなさい。
どうしても譲れない部分が多く、ついイライラしていました。お互い理解できないこともある、ということを忘れていました。
それでは、この辺で。
383 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/11(月) 18:35:02.76 ID:Ux5livVX
>>379 ありがとう。
過去作のリライトは、地道にやってみます。
この板の出身でプロになった人もきっといるでしょうね。
>>344 >365でこの詩に僕はポエジーを感じると書いたが、そもそもポエジーは伝達機能としての
言葉には還元しきれない残余部分だと思うので、そういう言語化できない対象について語る
批評という行為にどんな意味があるのかよくわからない。
また言葉が発する伝達機能から零れ落ちる残余部分も、何度も接すれば擦り切れてなくなってしまうので、
各人の言語体験の違いで何にポエジーを感じるかはぜんぜん変わってくるはずだ。
だから昨日みた夢についてぼそぼそと語るみたいにしか、僕個人の頭のなかにある
ポエジーという現象は語ることが出来ない。またそれは作者の頭のなかとも違って当然だと思う。
そしてこの詩については、大体>355さんと同意見だけど、僕がいいなあと思った点をあげると。
(最初の2行はタイトルとする)
第一連で話者の視覚聴覚に外部から進入してくる原色の響き(そして話者の斜に構えた自意識過剰さ)から一転して
第二連では有機物も無機物もすべてが灰色(に感じられる)のどんよりとしたまどろみ(=他者?社会?)から
一人疎外された話者が描かれる、その対比。
(続き)
第四連では
>ギラつく青い息
は話者のものとも、急行のものともどちらにもとれるが、もし前者なら話者もひとつの青い獣のようであるし、
後者なら話者も含めた急行がひとつの生き物となる。そういう精神をビジュアル化したようなうつくしさ。
>急行が東京に向かう
で非日常を孕んだ日常が遠景となってパンして終わる。
>十五時 夏を走る急行
は一見「十五歳夏を走る」に見えるが内容はそんなさわやかさとは縁遠い疎外感に満ちた、
けどどこか感傷的な風景をもった詩だと思う。
もったいないなあと思う点を三つ。
1.タイトルが詩の要約みたいでせっかくの詩に既視感をもたせてしまう。
2.第一連は意図はわかるような気がするが行ごとのベクトルがそろっていないというか荒削りすぎる。
3.第三連がぼくには沈んで見える。ここだけ詩ではなく説明になっていると思う。他の連は色があるんだけどここはそうでない。
第二連と第四連のつなぎとして必要なんだけどどう変えたらいいかわからないけどなんかもったいない。
ということで僕としてはC+です。
386 :
チンポイ君:2011/07/12(火) 00:37:10.67 ID:+oLhrCju
>>380 濁光ってなんですか?
脱肛?
誰か先人の詩人が使った言葉ですか?
それならいいのですが、不勉強ですみません。
387 :
チンポイ君:2011/07/12(火) 00:49:14.02 ID:+oLhrCju
自分なら
題名を「光」にでもして、
最後を
>この濁った光を切り裂く
>お前は風になるのだ
とでもしますね
造語は文豪にしか許されません。
もし濁光が造語でなければごめんなさい!
>>361 それは困りましたな…2ちゃんの利用規約は六法よりも優先されますから
389 :
北のアギラ:2011/07/12(火) 02:23:48.56 ID:MTO5vQTz
ポエムなめなめしてるのかい!?
>>380 濁光って、造語なのかな?
濁度ならわかるけどね
3連で構成されているけど馬についての
描写はていねいで力強いと思ったね
目を瞑れ→盲目の馬という表現はまあままかな
馬の疾走している感じが伝わってきていいなと思う
表現としてはわりとオーソドックすだね D+かな
他の作品も読んでみたいね
>>390 オーソドックスに訂正です
なんでスがひらがなになるのかは不明
新人ナイフさん
>そもそもポエジーは伝達機能としての
>言葉には還元しきれない残余部分だと思う
なるほどね。了解です。
393 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 06:51:09.47 ID:387jT6Wt
ちんちんナイフさん
あなたの詩的アンテナはズレとります
あなたは手作りの主観のお皿で
この世のポエジーではないものを受信して
それを自分のポエジーだと唄っている
そんなものはどうだっていい己にしまっとけ
ポエジーというのは十中八九普遍なのだよ
コップに入った水をみて
人はみな
透明と思うものなのだよ
プロの詩人は
その透明をうみだせる術を得ているから
ひとに支持され
プロの詩人になれているのだよ
【批評スタイルについて】
僕の批評はできるだけ短く要点だけ
まとめてつけるようにしてます
読んでいる人にもわかりやすく
書いているつもりです
今後も軽めにできるだけ的確に評価
したいと思ってますのでよろしく
なお、作者として伝えたいと思った人は
コメントしてくれても結構です
「了解しました」と読了のコメつけますので
>>394 横から失礼だけど
もう少し具体的にしたほうが伝わりやすくなると思うよ。
たとえば「陳腐」という一言で片付けられたとしても作者にはどう読まれたのかがさっぱりわからない。
具体的にどこがどう、どういう価値観に基づいて陳腐なのかを書かないと。
正直わかりにくい。
>>393 ポエジーは外側にあるのか内側にあるのか、
あるいは集合無意識は存在するのかしないのかみたいなキリのない話だね(笑)。
まぁそういった話をセン5スレについーてスレ(だっけ)でしよう。
397 :
北のアギラ:2011/07/12(火) 07:51:02.15 ID:BTkYRdAN
なめなめしてるのかい!?
>>395 陳腐に具体的な説明はないでしょ、普通。
駄目なものは駄目なんだよ。
むしろ批評精神(以下略)で書いているものって
中学生くらいだと理解できるのかもしれないが
「ゴミみたいな作品ですね」ならわかりやすいじゃない。
それと、批評は一行でも批評だよ。
「駄目ですね」で終わる批評なんてたくさんある。
具体例)笠井潔の蘇部建一に対する評価
「はっきりいってゴミである」で終わり。
その程度の作品に費やす時間があるのなら
創作行為(小説執筆)のほうがずっと有効。
君たちの専門的詩論は
>>396でやればいい。
あと、粘着系は斬り捨てるからよろしく。
399 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 13:47:25.36 ID:BTkYRdAN
398:忍法帖【Lv=35,xxxPT】 :2011/07/12(火) 13:14:32.87 ID:pmnSXJ1s [sage]
>>395 伊藤しげるに具体的な説明はないでしょ、普通。
伊藤なものは伊藤なんだよ。
むしろ批評精神(以下略)で書いているものって
中学生くらいだと理解できるのかもしれないが
「伊藤みたいな作品ですね」ならわかりやすいじゃない。
それと、批評は一行でも批評だよ。
「伊藤ですね」で終わる批評なんてたくさんある。
具体例)笠井潔の蘇部建一に対する評価
「はっきりいって伊藤である」で終わり。
その程度の作品に費やす時間があるのなら
創作行為(小説執筆)のほうがずっと有効。
君たちの専門的詩論は
>>396でやればいい。
あと、粘着系は斬り捨てるからよろしく。
400 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 14:34:32.24 ID:bwwTdvXl
401 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 16:21:47.25 ID:BTkYRdAN
>>399 どこからのコピペだ?ここまで酷い誹謗抽象は久しぶりだな。
402 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 16:42:40.01 ID:387jT6Wt
>>398 とりあえずねーもうちょっと骨を折って評価してほしいな、できるでしょ、君なら
何か渾身の指摘でも洒落でもいいからさ
べつに未評価は溜まってもいいんだよ
だれか一声二声かければ自然とみんなで消化活動に入っていくのがここの流れだから
未評価は溜まってもいいから、濃い評価を期待してるんだよみんな(多分…)
だって、そっちの方が楽しいし有意義でもあるもんね
>>401 伊藤さんはゴミじゃないだろw
お前はゴミかもしれないけど
あと、誹謗中傷くらいちゃんと書けよ、ニートww
>>402 じゃ、一週間くらい放置してみるかな
雑草さん、アギラさんなど優秀な評価人も
いることだし、とりあえず執筆活動するわ
合間合間に様子を見にくるけど
未評価されているポエム可哀相だなと思ってね
405 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 17:22:21.77 ID:387jT6Wt
>>404 とりあえず執筆って詩のことだよね?
とりあえずじゃないな、表現を磨きたいからここにきたんだもんね
ならやはり批評より、実際に詩作した方がはかどるしね
書き下ろしたら投稿よろしくね!
(ここじゃ勿体無いとか言いませんように!)
406 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 17:40:05.52 ID:2zO9QXez
>>398 『君の批評は具体的じゃないからわかりにくい』と書いたら
あくまでたとえで出した『陳腐』という語にばっかり囚われるんだな。
じゃあ君の批評は『よかった』『普通』『陳腐』のみにすればいいよね。
具体がいらないならそのぐらいシンプルなほうがいいんじゃない?
しかし『はっきり言ってゴミである』だけの批評を君がよしとする理由は何なの?
作者はどのへんがゴミなのかを知りたいんじゃないの?
偉そうなプロのゴミ批評家ならそれでヨイショされるかもしれないが、
そんな傲慢な批評はこのスレではうざがられるだけだよ。
作者と批評人は対等。
批評と作品はどちらも創作作品。
伊藤しげるとまるちーず(しぐれ)はどちらも2ちゃんねらー。
それぐらいはわかって批評するべきだ。
407 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 17:48:17.23 ID:2zO9QXez
>>398 とりあえずバカなプロの批評家に悪い影響受けたらダメだよ。
自分の狭い規範に合わないものを『ゴミ』と一言で片付けるなんて、
実は誰にでも出来ることなんだから。
特に中二病を発症したての中学生とかがよくやることなんだから。
『○○○ってバンドいいよね』
『あぁ、あれはゴミだよ』
『なんで?流行に捕われない独創性のある音を作ってると思うけど』
『ゴミだよ』
『確かにハイトーンすぎるボーカルが好き嫌いわかれそうだけど』
『そういうことじゃなくてゴミなんだよ』
『でもあれだけ尖ってて計算された狂気みたいなものを孕んだあの音にはあのボーカルが』
『ミスチルみたいじゃないからゴミなんだよ!!』
408 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 18:06:48.76 ID:387jT6Wt
ID:2zO9QXezが馬鹿なのはわかった
だからもうだまれよ馬鹿…
409 :
アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/07/12(火) 18:13:47.24 ID:1ty2RkT7
語るスレに誘導しようかと思ったが本スレが良い意味で賑わうなら良い気もしてきた
仲良くケンカしなされ
410 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 18:22:08.21 ID:2zO9QXez
>>408 黙れ文盲。
そんなに白痴まるだしでよく恥ずかしくないもんだな。
411 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 18:44:38.42 ID:387jT6Wt
>自分の狭い規範に合わないものを『ゴミ』と一言で片付けるなんて
ID:pmnSXJ1sがそうだっていうのか?
てかじゃあ何を規範に評価すりゃいいんだ?
あたりまえ、現代詩の価値観でだろ?
ID:pmnSXJ1sはそれを行っていないっていうのか?
何を根拠にだよ?
お前がこそイチバン手前勝手な主観でさばいてんじゃねーのか
412 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 19:25:41.17 ID:2zO9QXez
>>411 なんで君はそんなに文盲なんだ?
誰がそんな話をしてるんだ?
自分の狭い規範に合わないものを『「ゴミ」の一言で片付ける』その傲慢さを問題にしているのに
どうして『何を根拠に批評すればいいんだ』なんて話になるんだ。
大体それにしたって『自分の大きな規範(たとえば小林秀雄ぐらい)』を根拠に批評すればいいんだし、
それが無理でも『自分の狭い規範』を自覚していればいいだけだ。
自覚があれば『ゴミ』の一言で片付けるなんて出来ないはずだ。
『同じような作品は世にいくつもありますよね。
J-POPの歌詞を恣意的に取り出して読めば似たような印象を易々と得られると思います。
どうかあなたならではのものを見つけ出してください。
そこへ至る道は人の数ほどあるとも思えるので、自力でそこは頑張ってください』
↑
このテンプレをコピーして『ゴミ』の代わりにペーストしろ。
とにかく君、他人の文章の要点をいちいち見逃すのをやめろ。目ん玉ついてんのか?
それから相手が喧嘩を買った途端に暴言吐くのをやめるな。金玉ついてんのか?
413 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 19:39:08.15 ID:2zO9QXez
>>411 あと、
>あたりまえ、現代詩の価値観でだろ?
↑
これはまじでさっぱり意味がわからなかった。
現代詩の価値観ってなんだ。ポストモダニズムか。それとも唯我独尊主義か。はたまた老人クラブ的権威主義か。
で、それをもって批評するのが『あたりまえ』なのか。誰が決めたんだそれ。たとえば個人個人の印象で批評したらいかんのか。それじゃあたりまえじゃないからいかんのか。
よくわからなかったので小学1年生に読み聞かせるようなやさしさをもって書け。
414 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 19:51:18.30 ID:387jT6Wt
>>412 だから狭い広いじゃなくて自分の規範でランク付けすること自体ナンセンスなんだよわかんねーかなそんぐらい
戦後詩から現在までの詩誌なんでもいい詩手帳でも詩人会議でも10冊読まないで把握できるだろ現代詩人の現代詩に対する広く定着している普遍的価値観ぐらい。
てかそれで
だれが自分の狭い規範に合わないものを「ゴミ」の一言で片付けてるって?
だれがそれの影響を受けてるって?
狭い規範?
だから何を根拠に「狭い」なんていってんの?
傲慢?「ゴミ」っていうのが?
ミスチル厨の吐いてる「ゴミ」と重ねんなよ
まるで違うゴミの扱いだろうが馬鹿…
415 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 19:54:17.68 ID:387jT6Wt
>で、それをもって批評するのが『あたりまえ』なのか。
ぜんぶ評価BやAでも問題ないならべつに笑?
416 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 20:03:21.24 ID:FZfS7IoA
流れをよまずに投下してみる
前にも後ろにもいけずに袋小路
いらないものがゴミとなって捨てられる時代
もともとゴミなんてないのにね
誰かに必要とされた瞬間ゴミが生まれてゴミになった
焼却炉ではゴミが火となって死んでゆく
前にも後ろにもいけずに袋小路
道の真ん中で立ち止まった
灯りはとうの昔にどこかに無くしてしまって
勝手に道しるべにしていたウサギはどこかへ消えた
真っ暗な不思議の国で途方にくれている
前にも後ろにもいけずに袋小路
灰となったゴミは昔はなんだったんだろう
灰となったゴミはこれからどこへゆくのだろう
真っ暗な道の真ん中でしゃがみこんで
私は昔はなんだったんだろう
これからどこへゆけるのだろう
前にも後ろにもいけずに袋小路
不思議の国は怖い
けれど、これが現実なんだ
417 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 20:07:18.11 ID:2zO9QXez
>>414 あぁ。つまり、客観的な批評基準いうものがあると思ってる立場なのね、君は。
ちとメシ行ってくるけど逃げんじゃねーぞグラァ!!
418 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 20:21:08.03 ID:387jT6Wt
>>417 あるからセン五じゃ課せられるランクにみんな納得していた時期もあったんだ
それはそのときの評価者がみんなそれを心得ていたからこその安定期だったんだよ
それでここが荒れるときってのはその評価に対する投稿者の不満よりも
ランク基準が縦にずれとる評価者が一人でもあらわれたというときに多いんだよ
ていうか語るスレに移行だな
419 :
アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/07/12(火) 20:21:34.73 ID:1ty2RkT7
畳に埃が舞うからもうちょっと声ちっさくして
420 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 20:33:23.01 ID:BTkYRdAN
>>416 小鳥の囀りレスの整列の中なかなか見事な挟まれっぷり。
ただ少々サビが弱いですな。
「前にも後ろにもいけず」ではあまりイマジネーションを掻き立てられない。
加えて袋小路にも進入経路はあったわけで後ろには確実に行ける。
「へへーん実はこの袋小路には垣根を越えて入ったんですう。」とあなたは言うかもしれない。
しかしそれは庭だ。袋小路ではない。
これでは「一体この人は何を言っているのだろう」になってしまう。
これはマズイ。テーマとして掲げたリフがせっかくの風刺を殺してしまっている。
信用に値する友と呼べる詩に仕上げるにはもう少しの工夫が必要だろう。
もっとも出来上がった頃には喧嘩は終わってしまっているだろうが。D
421 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 20:36:17.09 ID:2zO9QXez
>>414 >自分の規範でランク付けすること自体ナンセンスなんだよわかんねーかなそんぐらい
って誰が決めたのそれ?
>戦後詩から現在までの詩誌なんでもいい詩手帳でも詩人会議でも10冊読まないで把握できるだろ現代詩人の現代詩に対する広く定着している普遍的価値観ぐらい。
10冊読まないでわかるなんて相当底が浅いんだねそれ。
>だれが自分の狭い規範に合わないものを「ゴミ」の一言で片付けてるって?
>>398 >陳腐に具体的な説明はないでしょ、普通。
>駄目なものは駄目なんだよ。 (中略)
>「ゴミみたいな作品ですね」ならわかりやすいじゃない。
>それと、批評は一行でも批評だよ。
>「駄目ですね」で終わる批評なんてたくさんある。
実際に当人がこのスレで『ゴミ』の一言批評を使ったことがあるかどうかは別として、
そういう批評を肯定しているのは明らかですよね。ですだろ?カッ!
>だれがそれの影響を受けてるって?
>>398 >具体例)笠井潔の蘇部建一に対する評価
>「はっきりいってゴミである」で終わり。
>その程度の作品に費やす時間があるのなら
>創作行為(小説執筆)のほうがずっと有効。
以上、ゴミ笠井のカス蘇部に対する批評を権威として盲信していますよね。いますだろ。ケッ!
>狭い規範?
>だから何を根拠に「狭い」なんていってんの?
だから何を根拠に狭くないなんて思ってんの?
>傲慢?「ゴミ」っていうのが?
うん。『ゴミ』って一言批評で切り捨てるのをよしとする態度が。
>ミスチル厨の吐いてる「ゴミ」と重ねんなよ
>まるで違うゴミの扱いだろうが馬鹿…
どこが?君の印象的にまるで違うから?
具体的に言ってくんないから他人の僕にはさっぱりわかんない。
せめて一行でいいから具体的にどう違うのか説明してくんない?
たとえば『神がゴミっていうのと中学生がゴミっていうのとぐらい違う』とかでもいいからさ。
422 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 20:47:24.83 ID:2zO9QXez
>>418 ふーん。そんな客観的批評基準なんて神の教えみたいなものがあるなら
批評人いらないんじゃない?
コンピューターにやらせとけばいいと思う。
そのほうが早いしへんな雑念が入らなくてよさそう。
あと
作者いらないんじゃない?
客観的批評基準に添った作品をコンピューターに作らせればいいと思う。
そのほうが早いし楽だしいい作品が間違いなく出来るだろうし
何よりゴミが出なくてよさそう。
>>419 ごめ。っていうかどんだけ畳に埃積もってんだよ!てめぇの掃除機は何ワットだ!!!??
423 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/12(火) 20:56:54.97 ID:2zO9QXez
>>418 >語るスレに移行だな
移動といわずに移行と書くそのセンスに多少興味はそそられましたが、
すみませんあなたが気持ちの悪い類いの宗教を信仰されてらっしゃるということが判明しましたので
私はここで退散致します。
しっぽを巻いて逃げやがったとか思っていただいてもいいです。ではさようなら。
あぁ恐ろしいものを見た。
この時代に未だ客観的批評基準教を信仰している連中がいるとは……。
世界征服でも企んでやがるのか……?
424 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 21:21:10.91 ID:sTA/Cx6g
>コンピューターにやらせとけばいいと思う。
マジあったら便利だろ
>この時代に未だ客観的批評基準教を信仰している連中がいるとは……。
このスレではポピュラーなことだけどな
勘違いすんなよ外界の詩壇なんかじゃないんだよ素人の評価スレってのは
425 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 21:23:30.67 ID:FZfS7IoA
>>420 評価ありがとう
ちなみに今のスレの喧嘩とは何の関係もないんだ、未熟な腕ですまん
袋小路は道の途中で真っ暗になってしまった状態のつもりだったんだ
道自体はあるけれど真っ暗で何も見えないからないも同じな状態
人生お先真っ暗、のつもりだった
精進します…
426 :
アギラ ◆nucQuP5m3Y :2011/07/12(火) 21:41:59.29 ID:1ty2RkT7
世界征服とか一回はしてみてぇよなぁ。クソつまらない見栄や外見、能力とか地位とか、そーゆーくだらないものにこだわる自分から解放されてぇよな
>>424 どこから現れた方かは存じませんが、
一応レスいただいたのでこちらもレスを。
>>コンピューターにやらせとけばいいと思う。
>マジあったら便利だろ
客観的批評基準が世に存在するならば可能なように思いますが。
>>この時代に未だ客観的批評基準教を信仰している連中がいるとは……。
>このスレではポピュラーなことだけどな
そうなんですか。つまりここはそういった何か特殊な宗教のような場所だ、と。
大変だ!そんなことは知らずに作品を投下してらっしゃる方は多そうだ。多いに違いない!
にーーーげーーーてーーー!!!
>勘違いすんなよ外界の詩壇なんかじゃないんだよ素人の評価スレってのは
>>411の気持ち悪い方が「現代詩の客観的批評基準を元に評価はされるべき」みたいなこと書いてらっしゃいますが?
外界の詩壇関係ないならあの方のおっしゃる現代詩って何なのですか?
『10冊も読まずにわかる』なんて『私は炎の上を歩ける』的な奇蹟を声高に語ってらっしゃいましたが。
あの方の頭がやっぱりおかしかったのでしょうか?
何はともあれ、みんなにーーーげーーーてーーー!!!
>>426 自分で思いのままに征服するならそりゃ一回はやってみたいですよ。
でもポエム教の一員となってするのはなんか恥ずかしいので嫌です。
すみません皆様、お騒がせ致しました。退散します。
429 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 22:03:35.85 ID:sTA/Cx6g
>>427 >気持ち悪い方が「現代詩の客観的批評基準を元に評価はされるべき」みたいなこと書いてらっしゃいますが?
外界での批評の談議でその基準を絶対的にすることは間違いだが、基本的にその基準は外界もここも一緒だろ
ここではその基準をある程度外界より固定化することが必要になってくるんだよわかれよもう
430 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 22:43:55.57 ID:zhNqYJtz
犬の縫いぐるみ
私は私で、私は一人
だから暖かいのは季節の吐息のお陰
細やかな風が頬を撫でる
眠れない夜が本を綴じる
枕元の退屈が、欠伸を浮かべて居るのに
ふと隣を見ると、君がちょこんと座ってた
見つめて居ると、あの頃の記憶が甦って来た
お母さんが作ってくれた犬のぬいぐるみ
寂しがり屋さんに出来た初めてのお友達
小さくてとても可愛らしい女の子は、口が無いから一つも話せなかったけど、私も殆どお喋り出来なかったから同じだったんだ
そんな下手くそなコミュニケーションでも、こんなに上手く君にデコレーション出来た
君に最初の贈り物を渡すと、君は凄く嬉しがった
君の名前は二人だけの秘密
見つめ合うとお互い照れてくのを感じた
私はそれが好き
君のプラスチックの目に私が映ると解る
君は私が大好き
私のロマンチックな手の中に抱かれてる、私が大好きな君
ずっとずっとそうだって約束したあの頃、君の声が確かに聴こえた
温かい夢の日々を泳ぐ君は
犬なのに尻尾が無いけど、ちっとも気にならないままに、沢山の冒険に毎日出掛けてた
君のパンチが悪者を倒すと、私は凄く嬉しかった
あの物語は二人だけの秘密
見つめ合うとお互い通じ合うのを感じた
私はそれが解る
君の事を一番に知ってるのは私だって思う?
君は私が解るの?
私のロマンチックな手の中に抱かれてる、私が大好きな君
ずっとずっと一緒だって約束したあの頃、君の声が確かに聴こえた
431 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 22:44:26.83 ID:zhNqYJtz
続き
甘く蕩けるお菓子みたいな
君と居ると、いつも青空に雲の飴が浮かんでて、いつも夜空に星の雨が流れて良い気分
今も同じで、大きな鼻にくっきりと出来たキスの跡にまたしっかりとキスをしたい気分
お母さんが作ってくれた犬のぬいぐるみ
飾り気が無いけど丈夫に見える出で立ち
ちょっとづつ綻びて行った縫い目を、繰り返し繰り返し治して来た理由には、私の誇らしげな君への気持ちが込もっているんだ
何も言わずに側に座ってくれていた君は、気付けばいつの間にかボロボロになってた
君を抱いて、名前を呼ぶと、君は凄く嬉しがった
今夜はみんなにも贈りたい
見つめ合うとお互い照れてくのを感じる
今もそれが好き
君のプラスチックの目に私が映ると解る
君は私が大好き
私のロマンチックな手の中に抱かれてる、私の大好きな君
大きな鼻に優しく素敵なキスをしたら、また君の声が微かに聴こえた
おやすみなさい、大好きな
君は私で、私は一人
だけど暖かいのは君の温もりのお陰
穏やかな時が頬を過ぎる
眠れない夜が瞼を閉じる
枕元で大切な、明日が微笑んで居るから
ふと隣を見ると、君がちょこんと座ってる
見つめて居ると、あの頃の記憶が甦って来る
>>370 批評ありがとうございます。
そうですね、今回は削れるだけ削って、解釈を読者の方に大分委ねてみました。
第一連では、話者は病院にいて、容態があまりよくない、ということを読み取って頂ければ幸いです。
433 :
ポエマー:2011/07/13(水) 05:21:12.69 ID:uDewoyiF
PCよエロ動画を出しておくれ。
こんな心境じゃポエムなんてかけやしない。
ハローワークに行く気がしない。
多分明日も行かないだろう。
いつか、満たされる日が来るまで、私は眠ろう。
時の声が聞こえるまで。
静けさが、聞こえてくるまで。
>>432 了解です。
あと、批評する人は簡潔に批評したほうが
僕は「親切だよな」と思ってます。
詩と小説書いてますけど、僕は最初から
プロ志向なんでここには書かないです
わざわざ力作を投じる価値がないと思うので
権利が管理人にいくのも納得できないしね
詩は心の宝物なんで簡単に見せやしませんぜ
>忍法帖【Lv=20,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk
僕への意見は了解しました。
435 :
ちーちゃん:2011/07/13(水) 07:32:39.11 ID:mgeTifE0
うん。君の自作の詩はもったいないから自分だけで読んでなさい。
436 :
ちーちゃん:2011/07/13(水) 07:33:58.15 ID:mgeTifE0
出版なんてもってのほか。宝ですから。
437 :
北アギラ:2011/07/13(水) 07:42:12.00 ID:mgeTifE0
>>434 権利が管理人に行くという文句は2ちゃん規約上の文面なので、法的な効力としては微妙でしょうね。
しかし、産廃をサイトに押し付けまいとする心構え、立派です。
>>434 私、何かお気に障るようなことしでかしましたか…?
439 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 11:07:25.57 ID:xrR4K1u2
このクラスの車は生活家電といっしょ。
440 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 12:25:14.73 ID:Gjsnx9V4
441 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 14:49:05.22 ID:undEzx6U
自分の身の丈にあった詩を作れ
そうでないなら小説でやれ
442 :
エンボス ◆1myaV0f3T2 :2011/07/13(水) 15:09:35.89 ID:mgeTifE0
お前も身の程をわきまえたレスをしろよ
443 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 15:13:26.78 ID:undEzx6U
カチッカチッ
「ほとけさま」
ほとけさま二人 黄色いススキの小高い丘で 星の入ったお弁当もってきた
仲良し ほとけさま ふたりで お弁当たべた
ふたりの おもいで星 きらきら おもいで星
ゆっくりたべて それから わらった(6時間)
もうひとりの ほとけさま いそがしくて これなかった
ざんねん ざんねんだけど とおいところから みてるよ ぼくたち おとこの ほとけさま
今日 とおるみちに ほかの ほとけさま いなかった
行き先は ちがうけど きのうは たまたま ふたりで 雨やどり
いつか 歩いていたら みんなで のみあい かたりあい 酒好き ほとけさま
みんなに 迷惑かけた あの世でも この世でも
いつまでたっても繰り返す また この世でも 迷惑かけた
445 :
名前はいらない:2011/07/14(木) 00:12:49.27 ID:4rup/7L+
私はどこにいるのかな
他人と話せば話すほど深い闇の中に落ちる
堕ちている自覚のあるときほど、自分のことがよくわかってる?
私はどこにいるのかな
暗い宇宙、私だけの世界なら落ち着いていられるから
だったら他に誰もいらないでしょう。
息を吐けば吐くほど人から遠く遠く
ひどく遠いところまで飛んできてしまった
こうではなかった
こうではなかった?
両手を並べてもくっつけても、つないでいる手のひらの温かさにはほど遠く
私はひとりでかじかんで冷えていくばかり、でもそれが幸福なんだ
誰にも邪魔されずひとりの世界で
冷たい息を吐きながら、温かい安堵の中にある
どこ、どこ、今はどこ
真っ黒な空に、輝く星を見つけて
明日は誰とおしゃべりするのかな。
>>438 いえいえ、気になさらないでください。
「読了しました」という意味です。
あとの付け足しはご質問があった方がいたので
一緒に書かせていただきました。
また力作を投稿されるのであればよろしくです。
447 :
名前はいらない:2011/07/14(木) 15:22:20.50 ID:FG5uNZmh
「ゆうれい」
きみは ゆうれい
ぼく いきてる
だから みえない
さわれない
きみは いるの?
ぼく いるよ
だから みえる
さわれないけれど
ぼくは いるんだ
だから からだをよこせ
448 :
名前はいらない:2011/07/15(金) 08:40:03.21 ID:kFBkatsi
野良猫の雑念
雨が街灯に透かされる
街灯は一つしかないが
猫は睨みつけるように
強い気持ちで抵抗する
蓄えた雨粒が漆のように粘る
引っ掻くような銀色の細い雨は
淡々と彼の目に投影されるが
そこに光は留まらず
やがて彼等が下水に墜ちる覚悟を決めた時
大抵は錆びたマンホールの辺りだが
暗い道端の中で異様な光を放つ
光が逃げるのは
自分の毛色のせいだと信じているが
留まる場所もなく
諦めたように放つ色彩を見ているうちに
猫は猫なりの悔しさで苦しくなる
>>430>>431 力作ですなー。小学生が読むには最適の内容ですね
大人が描いた童話のような作品ですね D+
>>444 「ほとけさま」というタイトルに相応しい内容
読んでいると癒されるし極楽ですわい D
>>445 「自分探し・宇宙編」といったところでしょうか?
内容が浅いですね
「どこにいるのかわからない」ではなくて
読者に「ああ、ここにいるんだね」という説得力がほしい
氷河期の就職浪人が書いたような作品ですね
「仕事、どこどこ?」みたいな
かじかんだままでいないで次の一歩を見つけてください D
>>447 ひらがなでかいているいみがよくわかりません E
>>448 お、これはうまいですね
詩の良さをわかっているなという感じです
猫の印象と雨の情景がちゃんとみえますよ
言葉遣いも巧みだし、心理描写も的確に読めます
今回の作品群の中ではイチオシですね
ごちそうさまです、おいしい作品でした C
>>416 これもあった、見逃してました
わりと素直な作品ですね
こういうところにのせてくる人は変化球多いと
思うのでうまいなというより、ていねいに書いたな
という感じです
「ゴミ、灰」といった語彙にファンタジーの世界を
のっけてみたらこんな感じですよね、佳作ということで D+
452 :
すみいちろう:2011/07/16(土) 18:55:44.58 ID:cDjSHuPG
夜の不安は 答えてくれない
井戸の暗がりに 石を投げ入れたように
夜の不安は 答えてくれない
真夜中にみる 鏡の中の自分を みるように
夜の不安は 答えてくれない
夢から覚めたあとの 泪のあとのように
そして
その後に
ひろがる
静かな
夜の沈黙
453 :
すみいちろう:2011/07/16(土) 19:07:15.54 ID:cDjSHuPG
タイトルは、「夜の不安」でお願いします。
447の ゆうれいの詩は ゆうれいが、からだを欲しがるのは 連想できる為 誰も連想できないような
あっと驚かせる フレーズを 期待します。
454 :
すみいちろう:2011/07/16(土) 19:30:31.62 ID:cOR6oKx2
ゆうれいの詩 評価Dとしたいです。 名前はいらないさんのエネルギーすごいですね。パワフルにたくさんの詩を生み出しておられるので、詩人を目指す私には驚きです。(尊敬と敬意をもって)
455 :
すみいちろう:2011/07/16(土) 20:24:43.11 ID:cOR6oKx2
「母 子 愛の たまご」
子どもは 愛の たまご
やさしい 母親の
乳房と 両の手で
そっと 割れぬよう
抱きしめられる
子どもは 愛の たまご
知らずのうちに そっと あたためられる
その 母親の 腹の内に ひろがる
赤い 血脈で
子は
母の血で できている
あますことなく
母の血で できている
子は
母自身を うけつぐ
あますことなく
母自身を うけつぐ
母なるものすべては
子となるものすべてに
その身を 分ける
父なるものを その 影に 孕ませて
457 :
名前はいらない:2011/07/17(日) 00:30:38.25 ID:tM8dJtcH
>>453 【夜の不安】
消える輪郭 癒える人格
判らぬ色彩 鳴らぬ携帯
そこにいる独り ここにいる自分
どこにある自分 個々にある気分
底にある心は 他所にある処さ
夜のファンは 至る闇
寄るも思案に 浸る時
458 :
457:2011/07/17(日) 00:54:45.14 ID:tM8dJtcH
>>453 【ゆうれい】
君が 言う例
良く 聞いている
話が 見えない
わからない
君は ここにいるの?
よく いるよ…
朝から 萎える
笑えないけれど
なんで いるんだここに?
そう言われたある日 からだを窓の外に放り出した
ぼくは ゆうれい
459 :
457:2011/07/17(日) 01:32:33.35 ID:tM8dJtcH
>>449 >>445を改造してみますた。
わたしが ここにいるとは
他人と話す 心を放す
堕ち逝く自覚 あるほどの自己は事故
わたしは どこにもいない
冥冥の空中に 銘銘の世界は 落着く心か堕ち逝くのみか
誰が知る? そんなことは
一息 一息 一息 遼々と綿々と
やはりわたしは ここにいる
こうだった
そうだった
手をならべ触れ合う 繋ぐ手のひらの温もりは
否定しがたい この身体 ただそこにある 身体
誰も邪魔はしない 独りでも そこにある
冷たい息を吐く 温かい息を吐く
ただ ただ それだけの現象
漆黒の空中 煌々の星 目に光の粒子が飛び込む
明日も わたしは ここにいるだろう ほかならぬその時に
460 :
457:2011/07/17(日) 02:53:35.71 ID:tM8dJtcH
テキトーになんか作ってみよう
【机の上】
モニター上の光点 人々の指の運動の痕跡から目を移す
机の上に三点 マグカップ 鯖の空缶 ビニールテープ
円筒状の三点 私の手の運動の痕跡に目が留まる
それぞれなんの関連もなく ただそこにある
机上という因 わたしという縁 それで三角をなす
ふと感じて 天井を見上げる 木の板がそこにある
つと外に出て 天上を仰ぐ 夏の星空が目に入る
多くの星々がなにか言うように 夜空に散らばる
やがて気がついた 机上のあの三点の繋がりを
マグカップ 鯖の空缶 ビニールテープは
ベガ アルタイル デネブ
それら夏の大三角形 大宇宙の物真似をしていた
やつらの壮大な意図に感服した わたしは
人々の指の運動の痕跡を忘れて 眠ることにした
・連投は禁止されています、
一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。
とりあえず
>>1に書いてあるので。
>>452 比喩はうまいなと思う
ただ安直に「夜」の言葉を連発しているのは
どうかな? ラストのしめで使って
あとは情景や心理描写で書いていくほうが
読んだときの読後感が違うと思うよ D
>>455 こっちはむしろラストがうまい
ただ母とのつながりをていねいに書いていて
好感が持てるけどリライトすれば
たぶんそんなに言葉を費やさなくても詩は
書けると思う 子と母の間に父がいると
いう終わり方は説得力がある
父=影というイメージはうまいから
その上になぜ「影」なんか一言そえるとよくなるぜ D+
オリジナルの作品だけ評価しようと思う
あとの作品は他の人のものだから
評価するかしないかは他の人の判断に委ねます
あと、連投は禁止ね
>>460 テキトーにしてはうまいな
特に2連目のリズミカルな部分はセンスある
現実でのリアルな三点を星空にたとえる
あたりは詩人として目のつけどころあるよ
ラストの「やつらの」という点が少しひっかかる
神なのか、誰なのか明瞭にすべし
読んでいて詩情は伝わってくるね D+
463 :
名前はいらない:2011/07/17(日) 10:33:50.32 ID:vTkf+Tp8
「ぼうれい」
おれは ぼうれい
しんでいる
ああ
おまえを うらむ
ああ
おれは いる!
おまえの ちかくに
みえぬも さわらぬも
おれには つうじぬ
おれのからだを かえせ
おれのからだを!
>>463 これ、「ゆうれい」を書いた人のリライトみたいな
ものと思っていいのかね?
読んで評価したい
言っていることはわかるんだけど
「理由」がないんだよな
なぜ「おまえ」を恨んでいるのか?
ここが抜けているから
「気持悪さ」は通じるけれども(要するに怨念はわかる)
説得力がない感じだね
「ゆうれい」より少しレベルアップしたかな E+
465 :
辛口:2011/07/17(日) 14:10:49.06 ID:oJJG7cJh
名前なんかつけたほうがわかりやすいかな
今後は評価人「辛口」で書きます
厳しいこというかもしれないけど
悪意ゼロなんでよろしくです
466 :
名前はいらない:2011/07/17(日) 18:51:14.18 ID:XEkxgEoN
「君を時空の弾丸にして攻撃するよ」
まず俺は君の体に触れる
そうすることによって君は時空となり僕が自由に操れるようになる
それで敵を攻撃する
敵は必ず死ぬ
この攻撃をくらった奴は必ず死ぬ
467 :
名前はいらない:2011/07/18(月) 02:54:57.21 ID:oLYClmEr
>>466 タイトルは良い、インパクトある
本編は、ぶっちゃけその辺の釣りカキコのほうが凝ってる
起の部分はその半分で、結の部分においては全くいらないw2回も言わんでいい
で転にあたる部分がないから何も引っかかることなく終焉を迎える
あと、「弾丸」を「自由に操る」っていうのがちょっと想像しづらい
「弾丸」の用途なんて一つなんだから動詞自体この詩にはいらないかも
で「必ず死ぬ」に情念が込められているかもしれない
必ず倒せる武器って物理的には難しいけど
抽象的に言えば心を攻撃するもの、なら有りだと思う
「君」が時間と空間に変換され敵を覆う
そこでどんな「攻撃」を放ち、敵は「必ず死ぬ」のか
ナイーブな過去に踏み込むのか未来を奪うのか、そこには残酷さが見え隠れもする
それをチラっと見せてほしかった
D−
468 :
名前はいらない:2011/07/18(月) 03:11:40.14 ID:wVZvrDce
>「弾丸」の用途なんて一つなんだから動詞自体この詩にはいらないかも
さすがにそれは共感できない
弾丸はすべらかに曲って
それから風船のように知らない
だれかの元へと流れていった
こんなふうに幾らでもかけるじゃん弾丸なんて
469 :
名前はいらない:2011/07/18(月) 05:56:51.64 ID:1+t2E2qG
(ジャム)
パターンか
ビーチの
人影に
ドロリ
赤い
ジャムジャムジャム
470 :
辛口:2011/07/18(月) 06:32:44.37 ID:lzY/HvoK
>>466 詩の中で「俺」と「僕」が混ざっているけど
なんか意味でもあるのかな?
なかったら統一したほうがいい
あと、題名に「するよ」と書いてるけど
自己満足でつけているなら「する」でいい
あと、弾丸→撃つ→死ぬはわりとイメージ
しやすい言葉だから詩の中で使うときは
別の解釈を持ってきたほうがインパクトがあると思うぜ E
>>469 ビーチの人影にドロリ? なんだろね、盗撮魔?
赤いのあとにジャム三連発は不要だと思う
短い詩だけにイメージしにくいな
もう少し具体的にお願いします E
471 :
甘口:2011/07/18(月) 07:39:31.61 ID:TKIqoWJF
>>467 たけし軍団のなかでも幹部クラスだからなダンガンは
472 :
中辛:2011/07/18(月) 07:42:25.56 ID:TKIqoWJF
>>469 オカルト板からきたのか?パターンかって、発作かー!!!
473 :
激辛:2011/07/18(月) 07:46:22.91 ID:TKIqoWJF
み、水くださーい!
474 :
名前はいらない:2011/07/18(月) 13:54:45.56 ID:wVZvrDce
いいから書くなら1レスにまとめろよ
475 :
ほろにが:2011/07/18(月) 15:09:23.48 ID:TKIqoWJF
>474
きみのせいで通算5レスになっちゃっただよ(^o^)ry
476 :
名前はいらない:2011/07/19(火) 02:17:45.04 ID:j+PT318n
「虫」
それは人間の中にある
シャープペンシルの芯のように
黒くて細くてポキリポキリとすぐ折れる
嫉妬
それを心臓の生肉に
シャープペンシルの芯に似た
鼓動するたびボキリボキリと小さく折れる
生きる鼓動
お前の肉は汚い
細く長い嫉妬の針が折れて刻まれ
黒くざらざら滲み込む
汚い肉が汚い言葉で動く生きる
まだ生きる
一度汚れたら一万年
綺麗にするなら手がかかる
今日も地を這うお前が毒虫
477 :
名前はいらない:2011/07/19(火) 05:57:46.45 ID:1wsg0FSq
>>476 嫉妬がテーマなんですかね
嫉妬の形容として使っている言葉だけど
違和感あるな、ちょっと
人間の汚い部分を積極的に書いているのは
いいんだけどラストの一度汚れたら一万年
ってところ引っかかるね
それくらいで浄化されるのか? あるいは
人間が生きている内は汚いままなのか?
ラストの毒虫ってちょっと比喩が多いので
もう少し比喩を削ったほうがいいかもな D
478 :
辛口:2011/07/19(火) 06:13:17.63 ID:1wsg0FSq
>>476 ラストの一行「お前が毒虫」ということは
自分は含まれていないのかな?
という部分が気になったね
ここで「お前も毒虫」なら「ああ、自分もそうか」
という内省が入って納得できるんだけど
日本語って本当にむずかしいよね
479 :
名前はいらない:2011/07/19(火) 13:18:55.27 ID:j+PT318n
オペル山から主が訪れる時
私は私の中心を蠍の毒に打たれるのだ
毒は体をめぐり、私の全てがラストに堕ちる
私は少しだけ抗うのだが
それは私の真意ではなく
その偽りはまた
ただただアスモデウスを喜ばせるのだ
知識の実が与えた分別は
自他の境界とそして羞恥心だったはず
なのに
今私は境界を越えたいと感じるのだ
そうして羞恥心がまた
罪と罰という苦いものを
甘い褒美に変えて行くのだ
私の魂はいつまでも
この狭い楽園に居たいのだろう
慈悲深い運命が私を連れ戻す時まで
だけど私は知っている
運命が私の魂を救い出す時それは
とても無慈悲な愛なのだと
私は知っている
480 :
クリス・IP:2011/07/19(火) 22:30:26.09 ID:HYhiWBiX
『border』
60億の同じ色をしたカメレオンがこの狂った木に張り付いている
薄気味悪いドス黒い目でできる限りの同じ種を見ようとしている
顔を近づけてみろ
魂を受け渡せ 我々と同化しろ
言葉を話すな 我々と同じ文化言語能力を擬態しろ
食事は床に落ちたものだけを舐めろ
我々に指図するな 聖書に書いてある通りのことだけ覚えればいい
この箱舟に乗るためには同じ服を着ていなけばならない
同じ靴で同じ人間の顔の絵を踏まなければならない
機械は混乱を招かない 我々はただ命令に従えばいいのだ
ならば神よ 俺の一つの願いを聞いてくれ
神よ あのオレンジの体をした生物が俺は尊敬するように仕向けてくれ
全ての生物が俺を支持するようにしてくれ
あの狂った木の下で生かされている奴らの注目をオレンジの体をした俺に向けさせてくれ
奴らが大好きな灰色の存在で俺を染め上げてくれ
481 :
すみいちろう:2011/07/19(火) 22:53:52.81 ID:n0efvoPD
「朝」
太陽は地平より顔をのぞかせる
うつろな僕の影は黒く結晶した
降り注ぐ光の塵は たよりない僕を
太陽と同じ橙色に装飾した
にわかに勇気づけられ
朝一番の風に 思い切って声をかけた
「この世界で 僕と 二人きりになろう」
何を唐突に? 勘違い?
赤面しているのが
朝焼けのせいだと思いたかった
その瞬間 風は僕自身を 僕の中から
すくいだした
あっという間に上空へつれていかれた
そこは 青の世界
まだ光を知らぬ 幼き空気の層は
今日という日を まだ知らぬこの世界の 輪郭を
はっきりと 覆っているのが
眼下の 水平線にみてとれた
とんでもないところに来てしまったと、あせる僕は
ただちにもとの身体へと 還された
風を 愛してはいけない
朝
482 :
すみいちろう:2011/07/19(火) 23:05:42.62 ID:n0efvoPD
以前、評価していただき、ありがとうございました。
あと、連投して、すみませんでした。
評価C以上を目指して頑張ります。
表現の場を与えて頂き評価までして頂けることに
深く感謝します。
483 :
ちーちゃん:2011/07/19(火) 23:19:17.71 ID:4TXoRcgV
484 :
名前はいらない:2011/07/20(水) 00:02:07.93 ID:OWciP0T5
詩を初めて書いてみた
自分から出してるのに気付けないシグナル
君に気付かされるよ いつも そういつも
そして君の魅力が押し寄せるんだ
浮遊感すら感じる心地よい言葉遊び
君の風が遊びを乗せて転覆させにくる
もう舵がきかない 飲まれよう
君って海に飲まれてしばらくして目が慣れてきた
きらきら光ってたのは水面だけだったの?
パレットから取り出したような澄んだ青を期待していたのに
不純物が混ざってるよこりゃ
なんか魚もグロテスクだし エンゼルフィッシュとかいないの?
もっとキレイにしないの?くすんでるよ?
あーあ いいやもう 私は船まで戻るわじゃあね
485 :
ちーちゃん:2011/07/20(水) 00:43:13.59 ID:2d0eK54T
森の盛り盛りもりもりウンコ
そらそら空にさらさらウンコ
からりからから干からびた
古今東西粉と散る
やるせなやハンバーグの中に
口惜しや水道水の中に
散り散りウンコは寂しけれ
涙に暮れて泣き濡れて
今夜の夕食彩りて
人の体に取り込まれ
胃液の酸に耐え抜けば
夕食ウンコに変身し
賑やかウンコの宴なり
翌朝見慣れぬ水洗便器
もりもりウンコのこんにちは
486 :
辛口:2011/07/20(水) 04:01:15.96 ID:2YXuRwqS
>>479 こういう詩に多いんだけど
モチーフを神話や宗教からとるときは
むしろわかりやすく読ませたほうがいいよ
たとえば蠍→毒のくだりから知識の実に
つなぐ話もわかりにくいからね
主が「主」に対して悪魔には名前があり
そこで感情が揺れているのは伝わってくるけど
ラストの「知っている」は蛇足かな
あと、強調の「〜のだ」を使いすぎだね D
>>480 これも同じ傾向の作品だね
最後の「神よ〜」という連からオレンジの某、灰色の某
と続いていくけどここが一番わかりやすく
伝えないといけない
その前の伏線を回収するべきなんだよね
訴えていることが読者に伝わらないとこの詩は
「自己満足」の域を出ないよね
どんなに緻密に設計図を描いても実際に
読ませるときはその表層で勝負しないといけない
これが以前にいわれていた「普遍性」だと思うね
あと、「俺は尊敬」じゃなくて「俺を尊敬」だろ E+
487 :
辛口:2011/07/20(水) 04:10:48.57 ID:2YXuRwqS
>>481 お、いい作品書いてきたね
「朝」のモチーフで作品を書くなら
ここまで書けますよという自信を感じるね
朝一番の風に声をかけるなんて
一般人はまずしないだろうからね
詩人なればこそ自然を形容し愛するものだし
上のふたつの作品に目指してほしいのは
要するにこういう作品の良さを知ってほしいのね
別にむずかしいこと考えて書かなくても
詩として通じるための感性のアンテナ
今日読んだ中では一番いい作品だよ C
>>484 一連目はわりといいなと思ったけど二連目から
半分ギャグの世界になったね
「あーあ、やっちまったな」というか
長所をあげるとすると人間ってこんなものなの?
という感情が出ているところはいいかもな
ただそこに「エンゼルフィッシュとかいないの?」
なんて言葉で片づけようとしてるところが
安直というか安易だね
ここをまとめていく編集能力が必要
要するに推敲してみたら? ということかな
はじめてにしてはよく書けてるんじゃない? E
>>485 評価なし
488 :
辛口:2011/07/20(水) 04:16:59.51 ID:2YXuRwqS
>>481 他の評価人はわからんけど
ラストの「風を愛してはいけない」は蛇足
終わり方を他の作品を読みながら
勉強するといいですよ
489 :
すみいちろう:2011/07/20(水) 04:58:40.51 ID:ynoqCrR1
早速の評価、ありがとうございます!
終わり方、難しいですね。
詩人なればこそ自然を形容し愛するもの…
風を愛してはいけないは、表現がマズいですね。
自然への畏敬の念を上手く表現できれば良かったと思います。
490 :
すみいちろう:2011/07/20(水) 05:21:33.49 ID:ynoqCrR1
あと、ちーちゃんさんにも褒めて頂き、とても嬉しかったです。
自分の詩に希望が持てた気がしました。
491 :
辛口:2011/07/20(水) 07:49:32.12 ID:2YXuRwqS
>>489 表現に関してはというより、一行空けてまで
言うほどの言葉なのかな? と思ったんですよ
「風を愛してはいけない」って含羞の感情でしょ?
その感情自体は別に悪くないと思う
最後を飾るに相応しいのはやっぱり「朝」に対する
作者の気持なんじゃないかなと思ってね
492 :
ちーちゃん:2011/07/20(水) 09:03:46.10 ID:2d0eK54T
>>484 女ってヤツはこれだから苦手だぜ仔猫ちゃん。と、おもいました。(^o^)rz
493 :
名前はいらない:2011/07/20(水) 10:50:52.09 ID:8XJaUYyx
>>486 評価されてたんだ
どうもどうも
>>479は単に色欲の詩だよ
最近は検索で詩を読む奴が多いからキーワード外しに
ベオルをオペルにしたりLUSTをラストにしてるだけで
神話とか全然関係ないよ
溺れちゃいけないのは解っているけど
そいつの毒でクリトリスが疼いて羞恥プレイに堕ちていく
いや解っちゃ居るけどやめられない つーね
494 :
辛口:2011/07/20(水) 16:07:40.33 ID:2YXuRwqS
>>493 ふーん。なるほどね。
でも、検索を気にして書く人はそんなにいないし
普通に詩が好きな人にならどういう読み方されても
気にしないもんだぜ。
改めて色欲の作品として読んだけどやっぱり
ちょっと回りくどいな。羞恥心を持っている人間が
書いたんだってことは理解できるぜ。
問題は相手に対してどういう感情で接したいと
思っているのかということだ。
それをストレートな言葉で表現してみるのも
ひとつの手だと思うぜ。
今度は検索気にせずに書いてこいよ。待ってます。
495 :
名前はいらない:2011/07/20(水) 18:04:33.76 ID:8XJaUYyx
>>494 人間得意不得意があるから無理しなくていいよ
詩というのは文学に対する造詣が深くなると、そのまま読み方も理解も変わってくる
色々な作品を読んでみたり、文学史を紐解いてみるといい
詩は百人居れば百通りの読み方があるけど
白百合と読んで花と理解する人間には、まず「私の白百合」は理解できないしね
まあでも、人が読んでどう受け取るかを知ることは、読み手のレベルがどうであれ書
き手にとって貴重だと思うから、今後も評価がんばって
書いてなかったけどそいつのタイトルは「倫外」まーどうでもいいか
「無題」
皆から遠いところで
皆の目の届かない場所で
膝を抱いて
一人ぽっち
これが多分、本当のはなし
一生懸命に打ち解けた友人も
一生懸命に好めた人ゝも
楽しくて笑ってた昨日とか
遠く 遠く 昔ゝ
三層の 一番奥の 大事に守った本当のところが
傷んでる
こんな棘々が意地悪く乱れる夜は
昨日あった頭の中の宇宙のことなんか
少しも思い出せない
私が囲ったのだろう、と
想像する
私が隔離し
私が切り離したのだろうと
>>496 透明の壁ゝが語りだす
遠くの向こうで交わされる
内緒ばなしや約束ごとの
中身が気にならないように
没頭すれば宜しい
一人ぽっちの至福や多幸に
浸ってみれば宜しい
そう想像する
体温に触れたい手は冷たくペンを握り
薄く開くだけの唇には
四角い空気だけが出入りする
軌道修正の余力は胸になく
そもそものズレはこれ以上ないほど根本的なもの
何より私は疲れていて
外では雨が降っている
>>497 しと、しと、しと
だけれど本当は
雨は何者も遮ってはいないのだと
そう想像する
世界を拒絶するような天邪鬼な孤独
それでも何より切実だった筈のそれは
段々ぼんやりやわらいで
私は眠りにおちるだろう
しと、しと、しと
陽の注がずに雨の降る
あなたの隣の 世界の端
膝を抱いて
一人
何故かまたlv1に戻った為1レスに纏められずすみません。
宜しくお願いします。
499 :
ちーちゃん:2011/07/20(水) 23:34:24.80 ID:2d0eK54T
>>494 おいおい黙ってていいのか?百万回SEXしても童貞みたいなヤツに煽られてるぞ!?おまえのクソ評価が!
500 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 00:54:34.65 ID:+bBi98s7
背景に迫る極限の
天体から来る斑鳩が
爺さんの死を告げに来た
有り体に朽ちた納屋を見るなり
苦々しそうに目を逸らしたが
言伝だけはしっかりやった
納屋は黙ったままで
それどころか
腐れた藁に住む蜘蛛の
機嫌を酷く心配した
蜘蛛は糸を吐く滋養も尽き
記憶も曖昧なので
幾たびも同じような事を納屋に愚痴ったが
納屋は面白がった
川岸を離れた爺さんは
泥濘に滑り足元が怪しくなったが
杖は最後まで使わなかった
そんな話を何度も言った
斑鳩は納屋を哀れんだが
納屋は納屋で
蜘蛛の事ばかり気にかけた
501 :
467:2011/07/21(木) 02:43:33.24 ID:F6NBn/s6
>>468 いや小説じゃないんだからさ
弾丸が本来の持つ用途以外の使われ方をしてるならいいけどそうじゃないじゃんこの詩は
タイトルでストレートに攻撃するってかいてるのに本編でまたかくって無駄と思わないか?
もし思わないなら君は感性が鈍いということになると思うよ
502 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 03:06:17.23 ID:F6NBn/s6
>>500 謎めいているけど何かすごく言いたいことがあるっていうのが伝わってくる
擬人法が面白い。せっかくなら逆に爺さんの描写から人間らしさを剥ぎ取ったらもっと面白かったかも
最初の天体から人間、昆虫と小さなものに移っていくのは綺麗なラインだけど賛否わかれると思う
僕の印象だと尻つぼみ感というか、ちとがっかりしたかな、宇宙期待しちゃった
斑鳩、納屋、蜘蛛の三角関係の余韻が読後に残るのは実力だと思います
C+
503 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 03:23:20.66 ID:F6NBn/s6
>>496-498 孤独は非常にチョイスされるテーマなので少々厳しく見ます
まず「無題」 ということだけどこれは何か題があったほうが良いと思う
「ゝ」は今はあまり使われないと思うけど何か狙いがあったのだろうか?
言葉選びにセンスを感じる。一句一句丁寧に考えてるのが伝わります
もしかしたらだけど、雨以降はないほうが良いかもしれない
それまでのエヴァのシンジのようなヒリヒリした内面世界が
「外では雨が降っている」から一気に現実に引き戻された印象
そこから新しいことを言うのなら有りだけど結局言ってることは前半と同じだから
前半の感じを大事にしたほうが、もしかしたら良いかもしれない
C
504 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 05:31:16.84 ID:+nZSV+hN
>>496-498 長いわりに読ませる作品だなと思った
リフレインさせている部分が目立つけどそれでも
読者にはちゃんと届いていると感じるね
もともと「孤独」って重いものだという
イメージがあるんだけど読んでみると意外と
そうでもないところがいいな
結末から最初に持ってきて過去の自分を
間に挟んで最後に雨を効果的に使っているね
長文なのに冗長ではなくいい作品だな D+
505 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 05:35:41.16 ID:+nZSV+hN
>>500 面白い作品を書いてきたな
小説に使いたいくらい内容があっていいね
斑鳩、爺さん、蜘蛛の関係を丹念に
書いていていいですね
こういう長文を書ける人は詩人にもいるけど
物語を愛する人間からすれば小説でも
書いたらいいのになと思う
言葉の選び方もいいし、実力派だね
題名、あとなんかつけろよ C
506 :
辛口:2011/07/21(木) 05:39:53.86 ID:+nZSV+hN
>>500 あと、連にあえて分けずに一気に一筆書きのように
書いてみたのも効果があるな
作者にどういうイメージで書いたのか
きいてみたいね、久しぶりにおいしいもの
食わせてもらったわ
こういう詩を書けるやつっていいなと
おもいました
507 :
辛口:2011/07/21(木) 06:42:09.73 ID:+nZSV+hN
>>499 相手の意見をきくのも評価のひとつだろ
それとお前の作品まだ未評価だから
次の作品のせるなよ
連投禁止なんだから
508 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 13:37:36.11 ID:a3B764P1
初登校です お願いします
ある一定数の致死量
一定数の溶解度
一定数の含有量
一定数の魔法を信じている
子供達
509 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 13:39:42.26 ID:a3B764P1
>>508 ある面での嫉妬感
から出てくる嫌悪
ある面での優越感
から出てくる余裕
ある面から垣間見る物事の
完全性と危険性
沈みかけた船のような危うさ
510 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 13:42:01.63 ID:a3B764P1
>>509 ある種での緑
種での紫
ある種での緑
種での赤
ある種での魔法を信じている
赤毛の女の子
511 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 13:44:02.87 ID:a3B764P1
>>510 くりかえしてもう一度
まきもどしてもう一度
その姿を確認するために
特種ガラス 特別レンズ
どれも素晴らしい
紫と緑が混じったような赤
512 :
はまじ:2011/07/21(木) 13:50:07.12 ID:PUzUMWJn
黒ずんだ想いに、水をやったって
もう遅いって気づいてよ
逃げ込むことなんて できやしないさ
君が嫌うそれを待つことになる
誰かを探して、辿る歩道橋
目もくれず、通り越す人
交差点でやっと掴んだ手
その想いに、ただ、すがって
生きて行くのは間違ってない
淋しさを競い合った
日々よ、さよなら
513 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 16:49:36.56 ID:o92O9Dgt
>>501 >タイトルでストレートに攻撃するってかいてるのに本編でまたかくって無駄と思わないか?
べつにぃ〜無駄とまではぁ〜思わないけどぉ〜
そんな書き方でもぉ〜よい詩はぁ〜ありえるとぉ〜思うけどぉ〜うおぉ〜
514 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 19:11:14.81 ID:a3B764P1
>>511 ある種での緑
ある種での紫
ある種での輪廻に
ある種での修羅
底の見える現実
逃げる事のできない輪廻に
見た事のある紫
一定数での致死量
落ちていくための穴
星になるためのあな
515 :
辛口:2011/07/21(木) 19:20:23.36 ID:+nZSV+hN
>>512 シンプルな作品だな
一連目の黒ずんだ想いってのは
自分に語りかけているわけかい?
「君が嫌うそれ」とはなんぞや?
出だしでつまづいたまま二連目、三連目と
つないでいるから読んだときに「腑に落ちない」。
三連目の「想い」というのは黒ずんでいない
想いのことかな?
何故すがることが間違いじゃないのか謎だね。
はっきりいうと、ロジックに欠陥がある。
だからリライトして自分で声に出して読んでみるべき E
516 :
辛口:2011/07/21(木) 19:28:47.49 ID:+nZSV+hN
>>514 初投稿の方、長編を書いているようだけど
まだ続くんですか?
終わりなら、これで終わりですといってね
517 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 19:35:48.16 ID:a3B764P1
518 :
辛口:2011/07/21(木) 19:44:49.80 ID:+nZSV+hN
>>517 了解です。じゃ、評価をしましょうか。
まず最初の連なんだけど、「ある一定数」を連続で
使うことに意味が感じられない
冗長になっている気がしてこれ、二連目以降もそうだけど
読者が「面白いな」と思わせるにはリーダビリティが
必要だと自分は考えている
>>510の中だと色彩をイメージさせる部分があるけど
焦点をしぼりきれてないね、女の子=子供だとは
わかるんだけどさ、むしろこの子を主役にして
詩を構築したほうがいいものができそう
>>511の中では紫と緑を足すときれいな色になるかな?
というのが疑問点としてあげられる
>>514は起承転結の「結」なんだろうけど
なぜそうした伏線をはったのか理解できない
急に「現実」という言葉が出てきて、自分はこれは
一種の「幻想」なのかな? と思っていた
ま、読んだ人の感性にもよるよね
ラストの「穴」と「あな」はどちらかに統一したほうがいいよ
全体的に長い作品を書くときは言葉のどこかに
印象を残すフレーズを挟んでいくという技法がある
それを読ませることによって読者に深く印象づけさせる
あなたの場合はそれを「リフレイン」と「色彩」に
頼ったんだな、と思ったね
それと「修羅」「輪廻」この辺の言葉は使うのが
むずかしいから最初はわかりやすい言葉で組み立てたほうが
無難だと思うぜ 期待をこめまして D
519 :
辛口:2011/07/21(木) 19:50:19.14 ID:+nZSV+hN
補足)
ひとつのレスを「連」として読ませて
もらいました
次作よかったらまた持ってきてください
520 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 20:08:47.37 ID:a3B764P1
>>519 評価ありがとうございます
次回もよろしくお願いいたします
521 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 20:43:55.55 ID:NR0dyvhY
>>502 >>506 評価ありがとうございます。
湧いて来たらまた書きに来ようと思いますので、宜しくお願いします。
522 :
484:2011/07/21(木) 21:29:56.91 ID:wE/UGK+u
>>487 評価ありがとうございます
1連と2連で落差をつけたかったのですが
それが裏目に出てしまったみたいですね
推敲をしたことがありませんが、頑張ってみたいと思います
次に書き込むまで、色々考えてみます
523 :
484:2011/07/21(木) 21:34:05.82 ID:wE/UGK+u
>>492 感想ありがとうございます
やはり感想をいただけると嬉しいものですね
524 :
はまじ:2011/07/21(木) 22:13:39.48 ID:PUzUMWJn
>515
ありがとうございます。
無理矢理すぎたので、もっと考えます。
525 :
クリス・IP:2011/07/21(木) 23:50:28.86 ID:eYV/zE4e
『ナチュラル・ボーン・インサニティ』
両脇に携えられた地獄魔象 第六へ招く誘い
床下に魔界の穴が空く
俺に3つの人格があるとした全員その穴に迎え入られたい
そこには全ている
ゴシックの魔法使い 黒騎士 白魔道士 はては映画評論家 大物ハリウッドスターやセレブリティ達など
全て同じく生み出され 全ての人種が俺を地獄へと招き入れる
俺は聖剣を構え その穴の入り口に狙いを定める
しかし突然俺の聖剣が暴走を始める 俺は自分を制御できなりコントロールを失う
そこには正体を現した魔界の蛇が穴の入り口で俺を誘惑する
その聖剣は彼女の口元へと近づく
俺はの3つの人格の一つは既に彼女と共に魔界の入り口へ下っただろう
しかし俺は既にそいつの人格を失っている
俺に残っている"6"の人格だけだ
彼女達は魔界へ引き上げる 羽が舞い落ちる天国の世界
ここは終焉の場所
俺たち何の因果も 法則も 計算も 未来予知も 必要ない突然変異で生まれてきた
キチガイ達の革命の場所
この世に天才がいるのなら その才能も努力も能力が果てしなく0が続く脳髄を持ったもの
6が作り出す完全不滅の世界
ここは死から始まる部屋
526 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 00:40:07.81 ID:epLX/z37
『針』
かちかちと君は廻っていく
僕よりも遥かに速く
比べて僕はのろのろと
君の過ぎた跡を追いかける
数字に彩られた世界の中
ぐるぐると繰り返す世界の中
かちかちと君は廻っていく
比べて僕はのろのろと
廻っているかも解らない速さで
どんなに急いだって
どんなに願ったって
僕は君に追い付けない
だから僕はのろのろと
君の帰りを待っている
この区切られた世界の上で
527 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 03:02:57.71 ID:QRz5LCUy
死を忘れ日々をむさぼる空しさかな
528 :
辛口:2011/07/22(金) 05:45:34.85 ID:F3JUrezF
>>526 地味だけどいい作品だなと思った
時間ってなんでこんなに速度(あくまでも主観)が
速いのだろうか? と考えたことあるよね
でも実際に生きている一秒一秒には
確かに自分たちは追いつけないでいる
それを素直に表現すると
こういう形になるのかな、と思った
ある意味時間への「無常観」だよね D+
529 :
辛口:2011/07/22(金) 08:27:20.17 ID:F3JUrezF
>>525 一言でいうと「雑」だよね
この詩を何度か読み返すと物語をつくっている
人間がなぜ苦しんでつくるのかがわかる気がする
最初に出てきた「3つの人格」は仮定なのか
それとも実際に有するものなのか説明されてない
それから唐突に映画評論家など持ち出して
くるところも正直意味がわからなかった
途中の連はすでに破綻している世界として
読ませてもらったんだけど何かどの言葉で
読者に訴えたいのかが不明瞭だね
最後の連で「キチガイ云々」と書いているけど
読者からすると「何、いってんだろね」と
逆に突っ込みいれられると思うよ
ファンタジーは嫌いじゃないがもう少し丁寧にいこう E
530 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 15:10:06.95 ID:K5jbTxps
シェウォールよ・・
死者の魂が住まう地下深く
闇と沈黙の世界よ
私は ただ子供のように 一匹の蝶を追ってここまで降り来た
永久の苦痛 けして逃れられぬ絶望が 一呼吸ごとに忍び込む
もし懐かしい父、母に出逢えたところで 何と声を掛けられよう
久しく地上を駆け巡り 普く集めた東西幾千万の知識
悪魔の頭脳 そてさえ到達を許さぬ究極の公式
その詮 私は求めた 全ての者が従うことの出来る単純な回答を
幸福 生きる幸福 色褪せることの無い完全なる人間の幸福
だが不確定な蝶の羽の振動数は 無限に自性を発生させる
生命の理は人の英知を嘲笑い 寄付けぬまま蜉蝣する
いかなる詮を得ようとも けして貧困は消えることなく
人間は互いに喰い合い 病を患い 泣き叫び 死に至る
あぁ・・シェウォール 無慈悲な冥界の神 死の姿よ
私の声を聞きたまえ 嘆く子供の悲しい息を聞きたまえ
あなたが捕らえた蝶の屍骸が たとえ青ざめ破れようとも
その鱗粉の一遍を求め 命を賭してもがく者がここに居る
見よ 猛々しい虫けらが 再び高き天空に舞い昇る様を
潰えんとする夢を 沈む夕日の残滓さえ 眩い輝きに変換して
ホコリノクチニルス 颯爽と羽を広げよ 飛べ 絶望の蝶よ
531 :
辛口:2011/07/22(金) 19:45:11.09 ID:F3JUrezF
>>530 これ、どこかの掲示板にあったやつをコピペしただろ?
しかもオカルト板に云々と書いていたからな
だから評価はなし
532 :
辛口:2011/07/22(金) 20:11:27.52 ID:F3JUrezF
25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/21(木) 16:38:57.60 ID:QZVmG2nM0
シェオールよ・・
死者の魂が住まう地下ふかく
闇と沈黙の世界よ
私は ただ子供のように 一匹の蝶を追ってここまで下り来た
永久の苦痛 けして逃れられぬ絶望が 一呼吸ごとに忍び込む
もし懐かしい父母に出逢えたところで 何と声を掛けられよ
久しく地上を駆け巡り 普く集めた東西幾千万の知識
悪魔の頭脳 そてさえ到達を許さぬ究極の公式
その詮 私は求めた 全ての者が従うことの出来る単純な回答を
幸福 生きる幸福 色褪せることの無い完全なる人間の幸福
だが不確定な蝶の羽の振動数は 無限に自性を発生させる
生命の理は人の英知を嘲笑い 寄付けぬまま蜉蝣する
いかなる詮を得ようとも けして貧困は消えることなく
人間は互いに喰い合い 病を患い 泣き叫び 死に至る
あぁ・・シェオール 無慈悲な冥界の神 死の姿よ
私の声を聞きたまえ 嘆く子供の悲しい息を聞きたまえ
あなたが捕らえた蝶の屍骸が たとえ青ざめ破れようとも
その鱗粉の一遍を求め 命を賭して?く者がここに居る
見よ 猛々しい虫けらが 再び高き天空に舞い昇る態を
潰えんとする夢を 沈む夕日の残滓さえ 眩い輝きに変換して
ホコリノクチニルス 颯爽と羽を広げよ 飛べ 絶望の蝶よ
まじめに評価するところだったわ。
今度からは気をつけたまえよ。
533 :
辛口:2011/07/22(金) 20:13:48.15 ID:F3JUrezF
29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/21(木) 19:50:02.73 ID:QZVmG2nM0
誤爆スマソ
>>25 ヲカルト板に投下しようとしてミスったw
>>27 ?のとこは「もがく」なんだけど漢字でカキコすると?になるな
音訓は良いと思うけど誤字が数箇所あったw
指摘ありがとう
534 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 21:11:12.53 ID:K5jbTxps
誤爆スマソ
>>530 長文スレ汚しスマソ
>>531-533 ID:QZVmG2nM0 は私のレスで御座います。
マウス中ボタン投下設定は止めよう・・
535 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 22:02:50.65 ID:T6cU4bEC
「あける」
これまでを振り切りたくて
自分自身のチャプター5を再生しながら
外の世界を閉じ込めている扉を開け
今日もまた月を追いかけに行く
閉じ込められていた世界の中
存在を知らせるように一歩踏み出す
溶け込んでしまう足音
心臓と共に静けさを伝える
追いかけているはずのぼやけた月
何時までたっても無関係を装う距離
私が嫌いなの?
目を凝らせば広大
光に負けた星たちが笑っている
ふいに鳴る車のクラクション
フィルターが壊れる
見上げれば境界線が
じりじりと世界を押し上げている
さあ 受け入れようか
536 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 03:21:44.27 ID:tTjTzzLV
>>535 シャープな感性を持っていそうですね、鋭い夜の情景が浮かんでくる
ただ最後まで読んだ時に、言葉の世界や物語を味わい尽くせたかというとちと消化不良感あり
ある種の曖昧さっていうものを作品に出す時に注意すべきなのは
読む人にちゃんと謎解きに必要なだけのものを提示しきることだと思う
「解ききれないけど浸ってるだけで気持ち良いしいいや」と思わせるくらいが理想
そういう意味で、少しおしいかな、という感じです
CとBの間くらいで
537 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 05:25:07.91 ID:OKNJL64I
a
538 :
すみいちろう:2011/07/23(土) 12:06:44.57 ID:gkbRkouu
「山道」
夕暮れ 太陽が沈む前に 下山せねばならぬ
木々の葉は光を遮り 闇を落とす
眼前の道の暗がりから 何者かが走りくることを
恐れながら その先へ身を投じる 急がねばならぬ
木陰から道祖神が わらっている
「汝、何処ヘ?ソノ身朽チルマデ」
瞬間 地を這い岩をつかみ滑り転び落ちて 逃げた
まっ昼間から酒を飲んで山に登ったのがいけなかった
「あの世ってのは、どんなところだ?」
そんなことを思いながら…
死ねば この辺の人は皆 あの山へ行く
あの苔生した冷たい岩の下を 通らねばならぬ
あの祠の奥へ 道祖神に導かれて とこしえの道を
その晩の夢 山道に松明が焚かれ 私を呼ぶ声が聞こえた
運命を果たしたものたちと
これから生まれようとするものたちの声が まじりあう
539 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 13:13:59.33 ID:HScuKe2V
「赤ちゃんの指」
意味など問わなくても
話し合えることが
子供の頃は多かった気がする
錯覚でも信じていられた幻
大人になって
妻を迎え入れて
時には無邪気になって
この世界を情愛で埋め尽くした
君の隣に休む
蝉の声が静かな世界を破る
ぼくらは幸せだよね
呟いた声が広がった
赤ちゃんの手の平に
ぼくの人さし指をのせた
何かにしがみつくように
赤ちゃんはぼくの指を握った
まるですべてのものから
守り通そうとでもいうように
ぼくは赤ちゃんの顔を見た
笑顔の賢者がそこにいた
540 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 16:07:13.96 ID:tTjTzzLV
>>538 所々散文的になってる
文体がまだ定まってないかな
無駄が多いのでもっと言葉を削るべき
D
541 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 16:38:52.45 ID:tTjTzzLV
>>539 タイトル良いです
「笑顔の賢者」、締めもバッチリ決まってると思う
愛情ではなく「情愛」という言葉を選んだということは
一歩引いた所から相手を想っているということかな
「この世界を情愛で埋め尽くした」はキリストを思い出した。「賢者」ってあるしね
けど「すべてのものから守り通そう」と比べて違和感を覚えた
つまり「この世界を情愛で埋め尽くした」の部分で
書き手の愛の対象がどこに向いているかがぼやけてしまった
セミが出てくることで季節が限定されるけれどそこは狙っていたのかな?
だとするとちょっとその意図が読み取れなかった
D+
542 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 17:17:47.74 ID:YURO46Id
>>535がCB…
>>539 1連目と2連目はまとめて1連にできる。
3連目はこの詩に必要ない。というよりももっと別のことを記述するべき。
4連目はいい。(赤ちゃんが)何かにしがみつくようにと
一介の直喩にしてもみすごせない何かがある。多少なりとも詩情がある。
最終連に行く前に、もういちど最初の連にもどって惟みてもよかった。
笑顔の賢者はどこか空転しているようにも感じる。
評価D+
543 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 18:47:33.06 ID:57AgRNYj
企みが一つ
考え出された
現実性は低かったが
夢のような話だった
企みが一つ
考え出された
実行は難しいものの
保留にはならなかった
小さな町で
企みが一つ
住人達の心を踊らせ
夢を持たせた
544 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 18:50:22.95 ID:57AgRNYj
>>543 小さな町で
ヒーローはいなかったが
企みが一つ
みんなの希望だった
小さな町で
私は子供だった
私も皆と同じように
一つの企みを心待ちにしていた
私が子供だった頃
みんなが幸せだった
みんなが幸せだった
みんなが幸せだった
545 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 18:53:59.12 ID:57AgRNYj
>>508 これを書いた者です
評価よろしくお願いいたします
>>503 >>504 遅くなりましたが評価を有難うございました
久しぶりの複数評価な上、お二方とも丁寧に読んで頂き、大変嬉しく拝見しました
ゝ、に関しましては々、が三つ入るよりは読む際の
視覚的によくない引っ掛かりが軽減されるのではと考えたのと
殆ど人ゝにかかっているのですが、人々(ひとびと)=全体でなく
(ひとひと)=個に寄った意味合いにしたくゝを使いました。
>>546 こう言うと淋しい奴だと思われそうですが、私にとって孤独は割合身近な存在で
私の孤独に対する印象が、そのまま作品の印象に結び付いているのかも、と知れたことは嬉しい発見でした
何となくぼやきを作品にするような後ろめたさ?があり無題にしてしまいましたが
確かに何か題をつけた方がよかったかもしれません
お褒め頂けたところ、アドバイス等々、次作に活かしたいと思います
お二方とも、改めて評価を有難うございました
548 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 19:56:37.48 ID:BNYD2qxW
「夜の間に」
夜の蒼さが俺を突き通す
幾千もの刃になって俺をぶった切る
The blue night
しばらく経って
夢を置き忘れた罪を責める
君を忘れ去った俺を責める
こんな事望んでなかったのに
夜は頭に染み込む
上弦の月の
閃く光が
暗い気持ちをたたき出す
Blue
It is a bible of the sky
酔っぱらった天使舌を出してるぜ
羽で空に浮かびタップを踏んでるぜ
キューピーさんよ
549 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 21:04:41.61 ID:ar6f+Hl7
「かぞえうた」
ひとつ ひかげの 彼岸花
ふたつ ふたりの 花飾り
みっつ みそかに 水ながれ
よっつ 宵まで あかあかと
いつつ いそいで 橋くぐり
むっつ むかえの 灯がとぼる
ななつ ながれて 七つまち
やっつ 八重だち 塔をつむ
ここのつ 今宵 恋焦がれ
とおで とおとお かれはてた
550 :
名前はいらない:2011/07/23(土) 22:08:33.13 ID:YURO46Id
551 :
辛口:2011/07/24(日) 00:12:20.59 ID:qZf9WJmk
>>539 久しぶりに起承転結の作品を読ませてもらったな
これまでの作品には伝えたい言葉があまり
感じられなかったから新鮮だぜ こういうのは
一連目、二連目を一緒にしたほうがいいという
意見があったけど、あえて二連にしたことで
主人公の心理描写が的確に伝えられている
三連目は「外部」の世界を「蝉」にたとえて
いるのかもしらんな、音楽的にいうと「間奏」。
そこから四連目の細部の描写がすばらしいね。
こういう言葉を書くためには観察を日頃して
いないとまずムリだよ
幻想や現実を超えた力をその「握る」という
行為に感じたのだろうね
そして評価の中には出てこなかったラストの連で
守ろうとしている存在=「赤ちゃん」が
逆に自分たちを守ろうとする存在「賢者」になって
いるところがうまいし、よくできてるよ
おそらく、他の評価の人のようにラストの一文を
持ってくるために書かれた作品だね
はっきりいって、素人じゃまず書けない作品だわ
くれてやるよ、久々に A+
552 :
辛口:2011/07/24(日) 00:17:27.80 ID:qZf9WJmk
>>543>>544 まず、企みの一つというのが具体的に
どういうものなのかはっきりしないな
これをしっかりと言葉にすることで
リアリズムが生まれる気がするんだがな
大まかな部分でしかわからないけど
その企みはきっと人々にとっては希望だったのだろう
それは読んでいて感じるが正直、冗長だね
ラストの連呼も選挙のアピールみたいでくどいね D
553 :
辛口:2011/07/24(日) 00:21:38.54 ID:qZf9WJmk
>>535 文章の疾走感は良く出ていて気持いいな
月に対して語りかけるところは
映画のワンシーンみたいでいいと思う
だけど最初の連の「チャプター5」とか
その他の連で書かれている内容が
どこか空虚なのは拭えないな
言葉は走っているんだけど意味が追いついていない
そのためにはある程度の説明も必須だ
未完成の作品にしては上出来だが再考の余地はあるな D
554 :
辛口:2011/07/24(日) 00:27:54.44 ID:qZf9WJmk
>>538 題材は少し違うが芥川龍之介の作品に「トロッコ」って
あるんだけど、雰囲気が似ているな
ただ下山する途中ですっ転んだ理由が酒のせいだと
いうのは安直すぎるんじゃないか?
途中の道祖神の言葉もなんか説得力がないし
他の評者の方もいっていたけど文体がまだ未完成だね
「赤ちゃんの指」に高い評価をつけたのは
文体の淀みがまったくないからだ
実はそれが一番詩人にとっては試されているんだよね
詩情を醸し出すためにはむしろ自分のスキルを磨いて
慎重に書いていくべきだという話ですよ D
555 :
名前はいらない:2011/07/24(日) 01:22:17.96 ID:9/sqXI/W
「仮想という名の羊膜」
彼らの欲するものが、
わたしの中に巣食っていて、
わたしの命までも食い散らかしている。
彼らの手口は実に巧妙だ。
彼らは自分たちを「わたしの命」であるかのように思わせる。
そうやって、わたしを食いものにすることが、
むしろ、わたしの命であるかのように思わせるのだ。
現にわたしは日々食いものにされている。
そのことに時々気づいたりもするが、
食いものにされることで、
逆に安心だと彼らはわたしに思わせてしまうのだ。
わたしは、わたしの内にひそむ彼らの錯覚に対して
わたしの仮想をぶつけてやるのだ。
彼らは断末魔の叫びをあげて、
めいめい好き勝手なことを言い始める。
彼らは白状したのである。
自分の仮想に殉ずる者の命など食いものにならないと。
彼らは干上がり、窒息して消失した。
彼らの消失と同時にわたしの生気が仮想の中でよみがえった。
そして、わたしが確かな手ごたえを感じたとき、
仮想という名の羊膜が吸収されていた。
556 :
辛口:2011/07/24(日) 09:34:54.11 ID:qZf9WJmk
>>555 うーん。はっきりいって、読みにくい。
なぜかというと、あなたの心の中の闘いが
リアルに反映されていないから。
「断末魔の叫び」というのは相手が完全に息絶えた
ことを表現するためのもので、そのあと
好き勝手なことを言い始めるのは矛盾だね。
白状という言葉もこの詩の中で使うと違和感を覚える。
あなたの心の世界のひとつの終止符を打ちたいと
感じた作品なのかもしれないが、「羊膜」という
言葉を使うからにはしっかりとした意味を貼付する
べきだと自分は思う。簡単にいうと「羊膜」の
イメージを十全に生かしきれてないということ。
ただ、作者の「型」はわかった。
あとは丁寧に描写を心がけつつ、きっちりと作品を
昇華させるべきだと思う。次作も期待してるよ D−
557 :
辛口:2011/07/24(日) 09:40:37.78 ID:qZf9WJmk
>>548 どこかのらりくらりとした詩だね
読んでいて気がつくのは詩人が言葉に酩酊すると
途端にだらしない作品になるということかな
「責める」と書いているのにリアリティがなく
呼びかけるキューピーさんにも説得力がない
作者はどんな気持で書いているのか知らないが
読んでしらける作品は饒舌なだけで見苦しいね E
558 :
名前はいらない:2011/07/24(日) 11:03:53.94 ID:UIQkQ4lZ
「波止場から」
僕の言いたかったことは
幸せを望む
健康を欲する
人の中で生きる
と
いろいろな言葉で風に放っていた
むなしく散った
僕の放った葉っぱはあちこちに落ちたんだろう
それはもう、種保護のためならば、自分を主張したりしないよ
言葉が舞う
色んな色や形の
その肌触りが楽しませてくれる
個々の言葉に罪はない
さみしいときや
苦しいとき
意識が覚めたため段々上ってくる
嗚咽と共に吐く
吐かなければどうなっていたんだ
苦しくて死のにおいをかぐけど
目覚めているから
波止場からまなざしを送る
O.K.って生まれて初めて言った
559 :
くろー:2011/07/24(日) 11:37:03.81 ID:98fkaEHX
「雷オン」
轟く雷音。
君にも聞こえただろう
腹の底をも震わすような
奴らの雄叫びを。
轟くライオン。
君には聞こえないだろう
腹を空かせ獲物を探る
奴らの沈黙を。
そら来た。
『Angelic sea』
鍵で閉ざされた秘密
古代人達のガーディニングパーティ
半獣が目覚める世界
Angelic sea 眼を覚まさないで
鼻筋をそっとなでる
君が胸の中に入ってくる
君が望んだ世界が眼の前に広がる
君と歩いて行こうその先へ
君が落ちていく僕は掴めない
君の夢が奈落へ 僕はいつか落とした砂をかき集める
僕の体が砂のように落ちていく 世界を保てないのか
砂嵐に消えていった手紙はもう届かない
風にかき消されその文字は幻影に消える
天使は体を失っていく 海は広がっていく
記憶は船で渡っていく 文明が空に昇って行く
糞野郎 カス共は月の廻りで踊らされる
支配者は全てを支配する 支配者は全てを支配する 支配者は全てを支配する
私は砂になり 脳は塵になり 空に運ばれる
私はあなたを見送る あなたの眼が遠くなる 約束が狭くなる
光景が閉じてくる やがて全て終わった
561 :
名前はいらない:2011/07/25(月) 03:37:56.42 ID:oZrko3Zc
『役目を終えた鉄塔』
俺の名前は『○○線13号』
たまたま13日の金曜日に生まれた
――不吉だな
曇天の朝
電車に乗り遅れないよう早歩きする会社員たち
虚しくない?
時間に追われながら生きるのってさ
5年前
○○線は廃線となった
もう俺の仕事は無い
同時に12号と14号の連絡は絶えた
今12号と14号は他の鉄塔と楽しそうに会話している
俺はただ街のさまを見ているだけ
3年前
俺の傍に建っていた古い団地は壊された
俺はただフェンスに囲まれて立ってるだけ
怖ろしくない?
いろいろ無くしながら生きるのってさ
嗚呼 馬鹿馬鹿しくてたまらない
嗚呼 羨ましくてたまらない
夕暮れ時
橙の空をカラスが群れをなして飛ぶ
誰かが俺を下から見上げている
黒いランドセルを背負った男子小学生だ
彼は毎日俺のところにやってきて
「鉄塔○○線13号、今日もお疲れ様です!」
と叫び 敬礼する―――
562 :
辛口:2011/07/25(月) 05:42:35.27 ID:RVXlvZiq
>>558 最初の連で思いの丈を放ち自分自身を
客観視して、次の連では言葉そのものに
詩情をのせて、次の連へと続く流れはうまい
ただ、自分の言葉に無常を感じるのは
余程多くの詩を書いてみたりした結果論で
しかないんじゃないかなと思う
「個々の言葉に罪はない」は良いフレーズ
もう少し詩を熟成させるためにどういう
言葉なら相手に届くか考えてみようじゃないか D
>>559 評価なし
>>560 最初の連がなくてもいきなり二連目からでも
充分に詩情を感じさせる内容だったな
ただ英語のタイトルをつけたわりには
それほど言葉の持っている効果がなかったような
気がするけどね
あと、「は」という接続詞でつなげた連は
できれば全ての言葉に「は」で統一するほうが
気持ちよく残る作品になると思う
「一握の砂」を髣髴とさせる作品だな D
563 :
辛口:2011/07/25(月) 05:47:12.06 ID:RVXlvZiq
>>561 小説「鉄塔 武蔵野線」を連想させる作品だな
鉄塔の立場になって言葉を語らせるという
アイディア自体は悪くないけど13日の金曜日が
不吉だなといわせるのはどうかな
鉄塔なんだからもっと俯瞰した作品になるはずで
サラリーマンなどの描写をもっと雄大にすることも
できたはず それだけに小さくまとまったのは残念
ラストの連で子供が出てくるんだけど
役目を終えた鉄塔に言葉を伝えておしまいです
というのは少し物足りなかったな
アイディア自体はいいなと思ったので今後に期待 D+
564 :
名前はいらない:2011/07/25(月) 09:51:44.98 ID:oZrko3Zc
>>563 >>561です
>ラストの連で子供が出てくるんだけど
>役目を終えた鉄塔に言葉を伝えておしまいです
子供が「○○線が廃線になった」ということを知らずに毎日来る無邪気さに対する
「尊敬される筋合いはない」
「お前にはまだ未来がある。羨ましいよ・・・」
という鉄塔の心の小さな「痛み」を描写したつもりなんですが・・・
『嗚呼 馬鹿馬鹿しくてたまらない
嗚呼 羨ましくてたまらない』
の部分を最後に持ってった方が良かったですかね?
565 :
名前はいらない:2011/07/25(月) 17:47:13.75 ID:drbfe8bq
「バベルの河原」
僕は僕を積み上げる
君も君を積み上げる
誰もが自身を積み上げる
果てることなき天蓋目指し
不感の巨大な揺れに
崩れ去るのは誰かの塔
いつしか君も放棄する
いつしか僕も蜂起する
僕は散らかる瓦礫に紛れた
君の破片も積み上げる
僕も崩れ去るまで積み上げる
ここはバベルか賽の河原か
誰も彼もがホウキする
566 :
辛口:2011/07/25(月) 18:52:27.48 ID:RVXlvZiq
>>564 ふーん。なるほどね。
僕の「鉄塔」に対するイメージとは違うね。
とりあえず自分があなたなら「鉄塔」の
画像をみたり実際にいけるところまでいって
その「歴史」だったり「風景」をていねいに
描写することからはじめるかもな。
このスレッドは97まであるんだけど過去の
名作もあるし、今ならプロの詩人の作品も
鑑賞できるからそれもひとつの参考にするといいよ
567 :
辛口:2011/07/25(月) 20:52:03.60 ID:RVXlvZiq
>>565 短い作品だけど意味が通っているね
積み上げていく自分自身が結局は元に戻るという
意味合いで使ったんだろうね
ただそこで諦めるのかどうかという点で
考えると「ホウキ」という
二種類の意味(ダブル・ミーニング)を使ったのは
うまいとは思うけどいまいち言葉のニュアンスから
外れている気がする(蜂起の方ね)
言葉の組み方は上手だからこのスタイルで
別の作品も読んでみたいな D+
568 :
名前はいらない:2011/07/25(月) 21:15:48.51 ID:drbfe8bq
>567
ありがとうございます。
調べてみると確かに"蜂起"と言う言葉は
個人の決起的な心情を表すにはそこまで相応しい言葉ではないのですね。
これではなんかミスったな感じだ。
韻文好きな分、丁寧に言葉を選ばねばね。
569 :
名前はいらない:2011/07/25(月) 23:17:25.21 ID:52anAPqL
>>568 とりあえず、プロの韻文はこれほど凄い
春の尾を引いて、春の緒を転がす、覆す、靴返す、鼻緒、花の緒を結んで、春
の薄墨の闇夜に引きずって消える獣の尾、引きずって消える星の尾、振る、降
る、ほうき星の、屑のこのごな。緒を結んで、Oを盗んで、eauを盗んで、
逃げ去る春の夢の獣の尾が、水にひたる、喉を震わせ、鼻の緒を結び、孤独な
夜の一角に鼻づらを押しあて花びらがこぼれ、ぶるぶる、暗いままの春の水が
夢の端に滲みて
凄まじく洗練された文章、参考にどうぞ。
570 :
ゲッパリラ王:2011/07/25(月) 23:35:08.83 ID:mkx1MGkR
『愛と時間の別離』
死に意味があるのなら
空の青さの秘密など
誰も暴くことは無かった
生に意味があるのなら
火の温もりを忘れて
傷を負う者は無かった
愛を知る人々の群れは
時間の流れを離れ
今は言葉の草原で
安らかに腐敗する星空を
ただ静かに見詰めている
571 :
妄想少女:2011/07/26(火) 00:17:21.63 ID:EcI/FqMk
「自己陶酔」
冷たい無機質なナイフを手にとって
幾度も刻んだ傷を数えて
視界が揺らぎ
硝子玉は暗い輝きをたたえ
赤い薔薇を咲かせて
その薔薇に抱かれたまま
王子様を待ち焦がれ
夢に溺れる
572 :
すみいちろう:2011/07/26(火) 02:37:43.24 ID:Y5oO8XGQ
「火葬」
骨が真っ白に焼けた
赤い火をチロチロと
中でくすぶらせ
綺麗な髑髏姿で
皆に拝まれる
両の目に
花でも活けて
そのまま土に
埋めてやってくれませんか
私の最期の未練
573 :
すみいちろう:2011/07/26(火) 02:49:01.82 ID:Y5oO8XGQ
すみません。タイトル「花葬」に変更でお願いします。
574 :
無題:2011/07/26(火) 03:26:06.63 ID:QsTgmRh0
積まれた本は
いつ読まれるのでしょうか――
鉄塔になってしまいますよ
575 :
辛口:2011/07/26(火) 07:25:09.98 ID:f+6qjeHu
>>570 「死と生」をテーマにした作品は多いけど
この作品はわりと洗練されていて
言葉の選び方には問題ないと思います
ただ連をしめくくる言葉の中に「腐敗した」
という言葉で絡めるからにはその前の段階で
伏線をはったほうが味わいが出ると思います D
>>571 これはリスカの詩ですかね
書いていて痛々しさを感じたのかなと
いうくらい冷静に書いていますね
「王子様」への願望は伝わってきますが
もう少しその間に主人公の心情を
はさんだりするとまた違ったんじゃないかな? D
>>572 死者の祈りのような作品ですよね
ただ僕がイメージすると火葬にされた骨が
原型を留めていることはまずないと思う
しかも頭蓋骨の両目の部分に花をさす
というのは、詩情を損ねている気がしました E
>>574 評価なし
576 :
辛口:2011/07/26(火) 07:38:38.53 ID:f+6qjeHu
>>571 主人公の心情というのは自傷行為をする前段から
そこまでに至る経緯を読んでみたいということです
人間の中にあるグロテスクな部分と対照的な
耽美的な詩情は伝わってくるので次回に期待しますね
577 :
名前はいらない:2011/07/26(火) 12:52:18.14 ID:dY28JGbb
「自由」
しわくちゃになった君が白いところに横たわって僕の手を握る
お別れの夢
それは嘘のことでも 僕は言い訳
かわいそうな歯車は最初に少しだけ軸がずれていて
回る度に身が削れてる
うまく行かない僕と君の事を
大きな歯車は回る 僕らを気にしない風に
君が笑うから 僕はわざとアンバランス
僕はかっこいいと思ったけど
本当は君が
でも君は僕を 責めない
問題は沢山あって 順番はどれでも
導火線がきっと追いついてきて
このからくりはドキドキしても結局 最初からだめなんだ
縁日を一緒に歩いた浴衣の君が 話した夢
僕は小さい夢と笑ったけど
知らない間にスタートラインはあんなに遠く
僕はまだ 上手に回れない
578 :
◆YAPoo/LC/g :2011/07/26(火) 14:46:32.23 ID:tlyEebrR
テスト
579 :
ヤタロク:2011/07/26(火) 17:09:04.09 ID:WnnePvXo
「排水溝の眼」
万物は流転する
排水溝に捨てた指輪もそうだ
静かに磨耗する渦に揺られながら、あきらめたように優雅にそれは、
指輪は流転する、
のだった
電車の座席で見た夢は過去で、
少しの架空を加えたカレーライスで、
じゃがいもはドロドロに溶けていて、
強くかき混ぜる腕は母で、
抱かれるカレーが羨ましいと思った
でもそれは
ひどく辛くて食べられなかった
怒られるのが嫌で、それも流してしまった
水に薄まった薄茶色
カレーライスは流転する
転じて
胸に沈殿した寂しさは濁り固まった灰汁
排水溝の栓を抜くようにはいかなくて
せめてもと笊に濾してみるけれど
大事なものが流れてしまいそう
でもそれは特別かって言われても
はっきりと否定はできなくて
指輪やカレーと同じだよ
……
……
でも、それでも
流転するなら私はどこに行けばいいの
手をかざしても透けない
排水溝は渦を巻く
流れているんだ、ほんとうは
その匂いがするはずだ
指輪とカレーが行った先
流転する。流転する。流転する。
街が見下ろされている
580 :
辛口:2011/07/27(水) 06:34:09.48 ID:hwEgcA+5
>>577 わりとストレートで読みやすいな
ただ「歯車」としてうまくかみ合っていないのを
「気にしない風に」というのはやり過ぎかもね
「歯車」をメインにした作品なら別だけど
三連目の「僕は君が」のあとは何? 「好きなんだ」とか?
ここら辺の微妙な心理描写はむしろ書いたほうがいいね
四連目の「問題がたくさんあって」「駄目なんだ」と
書いているけど具体性がないね、単純に主人公が一歩を
踏み出せないまま気持だけが空回りしている感じがする
ラストの連は「スタートライン」にさえ立っていないと
いう終わり方だけど一連目と比べると全然、印象が
変わってますな、もう少し煮詰めてから書いた方がいいね D−
581 :
辛口:2011/07/27(水) 06:43:24.14 ID:hwEgcA+5
>>579 冒頭の一行目から「やっちまったな」という印象
哲学の言葉を借りてそこから「流転」という言葉で
書いていくという姿勢はどうなんだろね?
詩人なら詩人の言葉で書いていくべきだと思う
二連目の夢とカレーライスに何のつながりがあるのかな?
カレーライスにフォーカス当てるなら最初に
指輪を持ち出すよりも前に出すべきだと思ったね
「転じて」のあとの連も「せめて笊に濾す」という
表現も読者からすると「なんでですの?」と思うね
ラストの連で「流転」を最後に持っていくけど
それまでの流れがチグハグだから言葉に「流転」を
使っているけど、説得力に欠けるね E−
582 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 07:19:57.48 ID:TWxNhG1e
形式に囚われ過ぎじゃね。どういう観点で評価してんだ?
もっと節々の表現力にも勘案を及ばせた方がいいよ
>>572も
>>579も少なからずは
正しい筋肉を運動させて喩えられているし
さすがにどちらもEは無いと思うよ
天邪鬼気質もほどほどに。
ちなみに私は、572はDで579はC-で評価したい。
583 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 08:34:25.67 ID:2DJpQHY5
作者乙w
辛口さんは素直でストレートな詩がグッと来るタイプだから
ひねくれた詩は評価されづらいよ
辛口さんの読みもちとあれだけど
>>579の二連目に関してはカレーライスの夢を見たのだと思う
わかりづらいけど
評価に文句あるなら再評価しろよ
584 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 09:13:53.93 ID:1kgRq44j
辛口の評価はそんなもんだ。詩と情景描写を履き違えてるから、説明くさい詩しか理解できない。
>>569みたいな詩は、辛口にはまったく理解できないだろうが、それでも今は評価人が辛口しかいないから仕方が無い。
辛口が評価するようになって今みたいなメモスレになったが、昔の評価人はまじめに読んでたから、書く側も割りと力入っていた。
ただその分、常に未評価作品が溜まった状態だった。
未評価が溜まるのが良いのか、頓珍漢な評価人がさっさと流すのがいいのか、考えるのも面倒な話だから、昔から見てる人間
はとっくに割り切ってる。
585 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 09:43:02.93 ID:bCFlm7MV
幾百、幾万、幾億の星よ
何故、光るだけなのか、語る力を示せ
今なら、俺でも振り返らずに、飛び立つ心
星の数だけ命を蓄えれば
銀河の群よ光を変えて魅せよ
この手に光る、幾百の重さになる
まだ見えないよ、宇宙の道しるべは
この手に触れ、光一千万年
586 :
辛口:2011/07/27(水) 14:10:38.87 ID:hwEgcA+5
>
>>569みたいな詩は、辛口にはまったく理解できないだろうが、
>それでも今は評価人が辛口しかいないから仕方が無い。
評価人がいないから、仕方がないという論理は
おかしいんじゃないかな
それなら、お前がやれよという話じゃない
あと、過去の未作品評価は雑草さん、アンダーバーさんが
やってくれていたから消費できたはず
そんなに自分の方が高度な評価できるんなら
自分でやれば?
詩人になり損ねたやつがいうんだよな、よく
「俺のポエジーを理解できないやつは無知」だとか。
自分はプロの詩人に評価されてるから
全然気にしないけどね、玄人さん評価どうぞ♪
587 :
辛口:2011/07/27(水) 14:18:35.38 ID:hwEgcA+5
未作品評価→未評価作品
それと、過去スレ読んだけど一部の人間の批評が
すばらしいから未評価たまっていたというのは
真っ赤な嘘だと思うよ
単純に評価人が不足していたからだと思うね
評価人のせいにしている詩人はどんなに優秀な
作品つくっても人間として尊敬されんよ
588 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 14:31:03.26 ID:WKrd81Zp
辛口の評価はそんなもんだ。詩と情景描写を履き違えてるから、説明くさい詩しか理解できない。
>>569みたいな詩は、辛口にはまったく理解できないだろうが、それでも今は評価人が辛口しかいないから仕方が無い。
辛口が評価するようになって今みたいなメモスレになったが、昔の評価人はまじめに読んでたから、書く側も割りと力入っていた。
ただその分、常に未評価作品が溜まった状態だった。
未評価が溜まるのが良いのか、頓珍漢な評価人がさっさと流すのがいいのか、考えるのも面倒な話だから、昔から見てる人間
はとっくに割り切ってる。
589 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 14:44:11.24 ID:ylrnffHy
辛口的に、最果タヒの詩ってどう思う?
辛口はこういうの苦手そう
590 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 15:58:03.65 ID:TWxNhG1e
>>583 >辛口さんは素直でストレートな詩がグッと来るタイプだから
んじゃ何、基本は辛口評価だけど、ライトバースな詩以外の詩には激辛でいきまーす!
みたいなスタンスなわけ? 詩の類によって分け隔てるみたいな?
それと作者。きっと当の作者はキミをみて笑ってるはず(笑)
591 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 16:52:46.01 ID:1kgRq44j
>>586 あああ実に面倒だ。
> 詩人になり損ねたやつがいうんだよな、よく
> 「俺のポエジーを理解できないやつは無知」だとか。
当たり前だろ。無知なやつにでも理解できる詩、無知には理解できない詩、それぞれあって当然。詩の種類と、作家が詩人に
なり損ねたやつかどうかは別な話だ。混同するな。馬鹿か。
> 自分はプロの詩人に評価されてるから
> 全然気にしないけどね、玄人さん評価どうぞ♪
お前を評価したプロの視点ではそうなんだろ。いつまでもそのプロとやらにすがっていれば良い。
お前には、詩に人それぞれの視点がある―という大前提が理解できていない。だからダメだ。
お前が何処のプロに評価されていようが、そんなこと俺たちの知ったこっちゃ無い。知ったこっちゃ無いが、ダメはダメだ。
ダメだがお前が一番暇なんだからごちゃごちゃ言わずに評価しとけばいいんだ。
んなことみんな解ってROMってんだから変な文章で反論してくんな。
592 :
辛口:2011/07/27(水) 18:41:04.85 ID:hwEgcA+5
>お前を評価したプロの視点ではそうなんだろ。
>いつまでもそのプロとやらにすがっていれば良い。
>お前には、詩に人それぞれの視点がある―
>という大前提が理解できていない。だからダメだ。
>お前が何処のプロに評価されていようが、
>そんなこと俺たちの知ったこっちゃ無い。知ったこっちゃ無いが、ダメはダメだ。
バカだろ、お前。
プロに認められないやつが偉そうに逆ギレ
していても、駄目なやつは駄目なの。
お前は都合の悪くなったときだけ、「みんな」を
持ち出しているようだが、それなら何でポエム
書いているんだ?
しかも、素人同然の人間にランクつけてもらって。
それで評価できないからお前がやれってか?
図々しいにも程があるな。
一生、オナニーやってろよ、屑が。
お前らがどれだけ頑張ってもプロに認められない詩を
書いても駄目なものは駄目なんだよ(笑)
悔しかったら、プロになって見返してみれば?
それができないからここでお茶を濁してるんだろ。
言い訳ばかりの無能君。
そろそろ仕事に戻るわ。
戻ってくるまでは無能君が評価しな。
何ひとつろくにできない無能君が吠えてるところ見届けてやるよ。
593 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 19:06:12.83 ID:LE4C4VXZ
プロ プロ プロロ
ご苦労 ご苦労様
プロロ プロペラ プロロ プール
プププロ ご苦労 ゴクロー
sun
沈む いつも どーにも どーでもいい
どーも どーも 余計なお世話ー。
お世話ー。
ご苦労様ー。
プロロ プロ プロロ
プロってなんすかーなんなんすかー
評価するだけアホですなあ
嫉妬というよりゃ 疑問符ですなー
プロプロ ププロ プロ
プロロ ププロロ プロロ プロー。
594 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 19:34:37.29 ID:bCFlm7MV
一つめの太鼓、トクンとなって
たった一つの命始まった
やがて、何かを求めて、小さな手のひらを広げ
君は、直に見つけたね。
君じゃない、誰かを
・・・
幾つもの出会い、幾つもの別れ
幻のような、思い出も、少し
・・
歩き続けて、何処まで行こうか
風と一緒に、また、歩き出そう
大地踏みしめ、何処までも行こう
目指したあの夢を、掴むまで。
595 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 19:48:07.22 ID:/2capCQ9
自分じゃ善し悪しを決めれないように見えるからプロ崇拝はヤメロww
596 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 19:59:53.89 ID:bCFlm7MV
詩人にプロとかあるんですか?
金で詩を書くような輩に良い詩は書けないと思うんですが。
少なくとも、どんなに難しい言葉で巧みに書いていようとも、
心に語りかける詩には敵わないでしょうね。
597 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 20:02:28.54 ID:1kgRq44j
>>592 うぜえ。誰もお前なんかに評価してもらってないんだが?何妄想炸裂させてるんだよ。ボケ。しかも下手な長文で。
俺はお前がダメだといってるだけだ。いいか、俺はお前がダメだといってるんだ。お前はダメなんだ。
ダメだと言われて逆上するなら下手な文章をさらすなよ。アホー。プロがどうとか知ったこっちゃネーの。わかるか?
お前がダメなんだよ、辛口。お前が自身がダメなんだ。
お前はダメだが誰も文句を言ってないだろ。ただお前の評価がダメなんだ。お前は全然ダメだ。
そもそもプロの評価とやらに頼って縋って泣き付いてるところがダメ。もう完全にダメ。
ダメだがそれはお前の評価だ。ダメだから、どうしろこうしろと言われたか?誰も言ってないよな。
お前はダメでダメはお前なんだ。俺は逆上するならやめろと言うが、ダメだからやめろとは言ってない。
お前は限られたものしか読めないダメな評価人だと言ってるんだ。
あとな、おれが「みんな」というのはお前をダメだと思ってるが、やめろだの、努力しろだの言わずにROMってる奴の事を言ってるわけだ。
わかるか?お前は「みんな」って言葉に過剰反応しすぎだなわけだ。本当にダメだなお前は。
お前は暇だからここでずっとダメな評価し照ればいいだろ?大体なんでお前なんかに素人認定されなきゃナンネー訳?
んな妄想認定する暇があるなら、ちょっとお前のブサイクな長文を読み直して恥じ入れよ。ダメ人間。
598 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 20:14:25.50 ID:TWxNhG1e
>>596 >金で詩を書くような輩に良い詩は書けないと思うんですが。
べつに書けると思うよ。
書いてるときは金のことなんて考えずに書いてる人だって
きっといてると思うよ。
この流れになると「はいはい投稿者の報復プレー乙」
みたいに勝手に割切りだしちゃう人っているけど
そんなことせずに素直に省察してほしいものだよね
本気でズレてる様だから皆々意見しているわけなんだし。
599 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 20:17:23.69 ID:LE4C4VXZ
>>596 >>598に同じく。
谷川俊太郎のが保険かなんかのCMに使われたことあったけど、素敵だなあと思ったよ。
600 :
ちーちゃん:2011/07/27(水) 21:19:27.97 ID:/2capCQ9
>>579 コイツの美しい所は、指輪が何かに転じる様を見せる訳でなく、
指輪が指輪のまま流れ転がる様を描いている所にある。
それにより目線はまさに「排水溝の眼」となり、
もっと言えば排水溝とそれを見詰める人物のイメージとなった。
すなわち、万物は流転するが、流れ行く指輪が何に転じるのかを排水溝は知らない訳だ。
だから、ただ流れ行く様を見詰めている所にリアリティーがある。
視界から消えた後でも語り手の心の中では何時までも指輪は指輪であり、
後ろめたいカレーは何時までもカレーなのだ。
それは己の胸中に転じた後も一貫している。
流れ出ても「私」なのだ。
そしてラスト「街が見下ろされている」。
ぶっきらぼうに投げ出された言葉が強引に上空からの映像を描かせる。
loveです。 D+
601 :
ちーちゃん:2011/07/27(水) 21:46:07.62 ID:/2capCQ9
いや、寧ろラストは空を見上げている筆者が浮かぶかな。
後ろからおっぱいを鷲掴みにしたくなるような。
602 :
ちーちゃん:2011/07/27(水) 22:23:55.06 ID:/2capCQ9
寧ろはやく揉ませろ
603 :
すみいちろう:2011/07/28(木) 00:08:32.09 ID:SlTwm0lF
「舞踏」
天井からの
円錐の美しいこの光は
熱くまぶしいこの世界に
僕と君だけを残して
無限小の闇の侵入さえ拒んだ
腕の中に
転がり込んでは
こぼれ落ちる君
けれど
口づけは交わされることなく
ついに
音は止んだ
突如として襲う
土砂降りの闇の静寂
僕のこころは冷え
足は地に固まった
長い時間の沈黙は
孤独な宇宙の彼方へと
僕を放り出した
僕と君のこころ
引き合う何億光年もの彼方
それまで浮かぶ
宇宙の片隅で
僕一人のこころ
流れ星のあいつが
時々様子をみにくる
ほうき星のあいつにまたがって
地球へ戻れば
君がいる
星々の衝突は
巨大な爆発を生み
その強い輝きは
地球へと届くと言う
君との舞踏
引き合う二つの星
まじりあう時の輝きは
君へも届くだろうか…
604 :
名前はいらない:2011/07/28(木) 01:38:16.08 ID:HA9vdL7g
「母が誘う」
われ落下さる
腐葉土へ
おお黄昏の走馬灯
薄白の乳が優しく諭す
還れわが子よ肉ひだへ
デンドロフィリア
巨大な地球の体温が迫り
咲く夏には体ごと呑まれたる
血も赤し
うめぼしの謎
>>595-599 雑談はやめような。
>>604「母が誘う」
センスない。文章も中途半端で雰囲気作りはしたけど細部に気をくばってないので、梅干しとかデンドロフィリアとか、半端に目立つ言葉をおいてとりあえず的な印象です。
「われ落下さる」もおかしいよね。
母とは大地のことでしょう。デンドロフィリア、はじめて聞いた言葉だったので調べましたが、(〜フィリアついてるから性的な事だろうなとはおもった)樹木にたいする性的嗜好ということでしたが、こういった語句を使うだけで作品が良くなるかといったらそれは違う。
言葉をポンおきせずに使いこなそう。評価は普通です。D
投稿確認ですみいちろうさんへの批評が消えた
>>603「舞踏」すみいちろうさん
美しい舞台に美しい二人の設定。
美しすぎて設定臭さを感じました。
この作品の中には離れた二人の距離という物語がありますが、物語をつくるときは物語をセッティング
するための設定であって、設定のために作られる物語ではないのでこの作品のように重点を
まちがえると途端に嘘臭くなってしまいます。
流れや心情にも気をくばってみるといいかもね。
設定や表現など普通でした。作品としてまとまるといいでしょう。D
608 :
名前はいらない:2011/07/28(木) 17:24:33.98 ID:oIHtsCHx
これまた拙劣なヒヒョウだこと…
ま、辛口の代役と思えばしゃーないか
609 :
名前はいらない:2011/07/28(木) 19:20:26.20 ID:PWQx/jLt
辛口が評価することに比べたら誰であれマシだ
だがまああれだな
610 :
名前はいらない:2011/07/28(木) 20:22:27.20 ID:5jm2Ud2r
「路端で寝転がって生きる」
見なかったことにしてしまえ
見なかったことにしよう
明日からはもう僕らは浄化された子供たち
夢なのだ 絶対そうだから
夢だから こうやって覚めた
忘れよう 捨てられた過去 茶色い遊具たち
破れた臭うスニーカー 拭えない思い出
さようなら さようなら 小さな古城
611 :
名前はいらない:2011/07/28(木) 22:24:58.16 ID:bk5QRp8W
「 桃」
そっと胸に、手を当て、心の声を聞いて
悪い人は、誰でもない、悪の波長のせいだわ。
この世界には、防げない、辛い事もあるけど、
同じときを生きて行くの、今日もあなたと二人。
子供の頃、夢見た、お茶目なヒロインはね、
時に厳しく、時に優しく大事な者を護るの。
正義が何か、見失い迷うこともあるけど、
微笑みは、忘れないよ、あなたに教わったから。
612 :
すみいちろう:2011/07/29(金) 00:05:22.61 ID:PghnP6Vl
「願い」
言葉の海に漂流し
岸への方角 知るすべ無く
ここ数日は
何処とも知らぬ
この海を
ただたださまようばかりである
今日までは
誰かの声を手がかりに
広大無辺の この海を
揉まれ流され泳いだが
只今は
見当つかず 浮かぶだけ
今日も天から聞こえたが
まだまだ霧濃く 見渡せず
陸見える日は 浅からず
いよいよ死をも 覚悟する
どうか去らずに その声を
さまよう私に とどけてほしい
空より生ずる様々な
声聞きおさめたい 身勝手な
私の願い 許してほしい
どうかもとにもどるよう
願いを夜空に 託しつつ
明日の日の出を 待つばかり
言葉の海に 誰も迷わないように
照らしてほしい この海を…
613 :
かさ:2011/07/29(金) 01:56:17.74 ID:69VTm8w8
「夜の天井」
一人ぼっち、私はいつも声を出します
人前に出せない、秘密の声を
タバコの煙を吐き出しながら、見上げる天井は冷たい色です
温もりをください
あなたの温もり
愛しいのです
あなたの熱も、匂いも
剥きだしの本能
あなたが見てください
私の鞭を受けるあなたを、微笑みながら眺めます
頬をなぞれば笑うあなたを、私は今日も鳴かせるのです
>>608-609 なんだこいつら。相変わらず掃き溜めなんだなここ。
批評させていただきます。よろしく。
>>610「道端で寝転がって生きてる」
こ・れ・は…!?ストーリーの背景や設定が全く見えない。
作者は一体この作品を通して何を伝えたかったのか。この作品の面白さはどこにあるのか。
「見なかったこと〜」「捨てられた過去」これを具体的に書き出さず抽象的に話のさわりだけ書いている。
作者の中でのみ自己完結していて中身が面に表出していない。無念D-
>>611「桃」
なんでタイトルが桃なんだろうな。内容に桃を思わせるものが一つもないんだが。
正義なんて出てくるから戦隊物のピンクかなぁと飛躍 してみたり。
作品は、やさしい語り口で正義を諭す。特に面白い主張はなく、普通の言葉で普通の事を書いてます。
なんだかなぁ。D
>>612「願い」/すみいちろうさん
スランプを表した作品でしょうか。言葉の海に漂流し、岸のみえない不安と戻りたい、空からの声で照らしてほしいという願いが描かれています。。
7・5調でリズムよくかかれていますが、ラストは説明的でリズムが乱れます。
みんなの海を照らす人はどんな人なんでしょうね。D
「檻」
皮膚に纏わり付くよるの指先
寝苦しいのはこのわずかな熱のせいか
いどの底へ潜れば、少しは楽になれると
知りながら、建前を駆使している
ぬるくなった窓の桟
いっそはさみで壁をくり抜けば
風が入ってくるかな
よなかの嘘に、ゆうがた嘘を重ねて
がんじがらめになって
それでも真っ白な嘘で
あの子を見送った
あなたが泣きながらかけた暗示がとけるのを
黙ってみてはいられず
わたしは手を染める
616 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 06:30:12.71 ID:2Ae7dPit
これまた拙劣なヒヒョウだこと…
ま、辛口の代役と思えばしゃーないか
辛口が評価することに比べたら誰であれマシだし
だがまああれだな
617 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 08:07:41.65 ID:BCTbOXDW
まあ、C以上の評価を書くと、自分が負けた気分になるんだろw
初めてスレ見たけど、どれも的外れな批評ばっかりだな。
618 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 09:00:49.75 ID:3Mq6zNFI
まあ、桃はワンダーモモイの歌詞の一部だけどな
619 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 09:01:54.56 ID:TDjYBXtM
なんか急に単発名無しが増えたような…
620 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 10:09:57.80 ID:rVGS/ig0
まあ、賑やかな人が一人居るのは良いことだ
621 :
文極詩人ちーちゃん:2011/07/29(金) 10:21:19.48 ID:rVGS/ig0
「桃」の歌は知らんけど、それだけ読んだら確かに「なんだかなあ」だな。
なんだかなあ感が売りなんだろなあ。
622 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 12:28:24.59 ID:rVGS/ig0
と言うより無断転載のボケの編集と言うか切り取りかたがわるいんだろな。
とっても迷惑してるとおもいますよ?桃太郎は。
623 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 13:56:41.83 ID:ZoWVNFp5
あなたはヒマワリ
わたしはコスモス
あなたは夏
わたしは秋
あなたは空
わたしは海
いつも違うけど
それでいいよね
624 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 14:23:42.59 ID:3Mq6zNFI
>>622詩ね。脱糞野郎。
最高のサビだけ切り取ったんだが。
ケツの穴が小せえ野郎だ
625 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 15:09:15.69 ID:rVGS/ig0
ホントにもっとセンスのいい荒しがくればいいのになっ(^o^)rx
626 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 15:25:03.17 ID:3Mq6zNFI
>>625の日記
今日は、自分の気持ちを確かめにいったのだ。
あの小学生の時、便意に耐え切れずしてしまった
野糞したときの快楽、その真偽についてである。
やはり、最高だ。
見つかりやしないかとヒヤヒヤしてスリルがあり、しかし、
妙に感じる視線にものすごく羞恥心を感じるのだが、たまらなく快感である。
どうやら、病み付きになりそうだ。
おっと、この歓喜を詩として保存しておくことも悪くない。
「野糞」
脱糞と羞恥は一体として始めて歓喜と化す。
糞を野外にて、放出するときこそが、最高の至福であろう。
あぁ、これこそが最大の幸福だ。
この幸福には愛さえも敵わぬ。理性と本能という最大の命題を超えた
神を超越する極限に幸福を追求する事こそが、野外脱糞に等しいのだ。
私は今、哲学の問題にあたる、観察者によって左右される幸福について、
普遍の至福、すべての人に与えられた、天賦の幸を明かしたのであろう。
これは、普遍且絶対的であるから、真理と言えよう。
あぁ、糞よ、永久に。
by
>>625 きもすぎわろたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
スカトロ信者が詩なんて評価してんじゃねーよカス。
詩ね
627 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 15:29:44.70 ID:uzGLjk6e
自分が満足できたらそれでよくね?
まあ他人から高評価頂いたらもっと嬉しいがww
628 :
すみいちろう:2011/07/29(金) 17:27:52.82 ID:hw1XOGla
「本」
夕暮れどき ブラブラ歩いていたら
太陽が真っ赤な口を開けて
私の命を吸い取ろうとしたので
夜の海へもぐってしまうまで
私は近くの本屋で避難した
コテコテの化粧顔の本も
のっぺらぼうの本も
皆一様に一点をみつめ
買われるのを静かに待っていた
声なき声が聞こえた
だれかの詩を朗読しているようだった
詩集だった
彼を手に取ると 快く身体を広げ
彼の中に眠る言葉たちを 歌わせた
それから言葉たちは 人の姿になり
そっと私の手をとって
胸にやさしくあててくれた
ああ聞こえる
ああ透明の
マーメイドたちの夢みる歌声
それから私はその本を買い
その本と一緒に布団に入り
ぐっすりと眠った
629 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 17:37:35.40 ID:eGGmOQih
>>615 よるのけだるい感じが良く出ている。いど、というのは極端でしょう。建前というのは、何か頑張っているということ
だろうか。窓の桟のところは、全体をかえて、別様にあつく、涼しくなりたいという思いを描き直した方が良いように思う。
なぜなら、ぬるくなったという語句が生きていないように思えるから。よなかの次にゆうがたが出てくるところも、時間の
流れに無理があるように思う。真っ白な嘘、というところは、白にとらわれないで、言いたいことをきちんと伝えるべきだと
考える。泣きながらの暗示というのは、唐突すぎて、締めにはふさわしくない。
全体的に、内容はしっかりとあるものの、まだまだ表現を変えてよく描き出す余地が残されていると思った。D
630 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 17:46:54.68 ID:eGGmOQih
>>623 最初の6行の説明が、最後の2行。ストレートな物言いだが、この二つのパートが同じことを言っているため、
言いえたことが限られてしまう。もっとイメージ豊かに描くとか、もっと思いの丈をぶつけるとかしたほうが
いい詩になると思う。頭の使い方が、うまく表現に表れていない。料理や掃除をするように自然に、頭を使ったという努力の
形を表せるようになることが必要なのじゃないか。
631 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 17:48:13.94 ID:eGGmOQih
632 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 18:05:16.20 ID:eGGmOQih
>>628 夕暮れどきという時間設定は第一連で、良くされている。化粧顔の本、のっぺらぼうの本など、擬人化された
言いようもおもしろい。そして、第三連の詩集におけるイメージが、書きたいことをうまく流れの中でとらえている
てんは、良く書かれていると思う。構成が巧みだ。短いながらもきっちりとした描写がなかなかだと思う。
さらに上を目指されると良いと思う。D+
633 :
文極詩人ちーちゃん:2011/07/29(金) 18:35:55.57 ID:rVGS/ig0
>>626 小学生の時の回想から「どうやらやみつきになりそうだ」って…
コイツはいまいくつなんだよ!?
とっくに病み付きになっているのが正解じゃないのか!?
それとも「小学生のころ」とか言いながらついさっきの事なのか?実は今も小学生で!
なるほど、この文を読む限りソレくらいのアホは抜かしそうな雰囲気はうかがえる。
内容の方はと言うと、うんこの度に訪れる恍惚。うんここそが真理。
大変だな毎日。アホか。
と思ったけど書いたのは私か。
それならば仕方がない。D
634 :
すみいちろう:2011/07/29(金) 21:02:12.02 ID:927vY4UY
「公園」
私は静かに ブランコに ゆられている
目の前には 小石たち 木の葉たち 小虫たち
私は砂場で ひざかかえ座る 子ども
忘れられた 小さなシャベル バケツ …とネコの糞
誰かのボール 土の上 丸い影
蹴りとばす あてもなく みぞにはまる
カラスが鳴く すべり台の 上
風が吹く 地球儀の そばを
私は一人 コンクリート製の ウサギにまたがり…
…目をとじて
青い月を シーツの上に 滑らせて
なめらかな 彼女の肢体の 陰影を ながめていた…
目をひらくと
ブロンズ像の 少女の手から
鳩が 飛び立とうと していた
太陽の光を 一点に 背負い
わずか 数秒の うちに
彼女のもとへ 飛び立って しまった
誰もいない 公園に
私一人 残して
635 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 21:31:27.68 ID:ZoWVNFp5
>>630 評価ありがとうございます。
そうですね、たしかに同じ事を言っていました。
もっと豊かな表現ができるように頑張ります。
>>629 評価ありがとうございます。
なくてはならないと配置した表現に、殆ど、よくないと指摘を受けたので戸惑っています。
精進します。
637 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 00:52:11.18 ID:zvf5EXLZ
「照明」
行き先の闇を
照らしてくれ
足元に影をつくるのは
やめてくれ
なぜうつむいている?
こっちを見るな
あっちを向いてくれよ
虫を寄せては殺す
背の高いつぼみ
光と熱の甘い罠
それがお前なのだとして
お前は俺に
闇へ走れと教えているのか
638 :
妄想少女:2011/07/30(土) 01:03:11.15 ID:Hu9mKaY8
「Look at me 」
うさぎさんはね、寂しがり屋さんなの。
だからね、大好きなおおかみさんに甘えるの。
おおかみさんもうさぎさんのこと心配してて、ふたりは仲良しなの。
うさぎさんはおおかみさんがいないと寂しいの。
おおかみさんがいないと寂しくて、寂しくて、寂しくて…
うさぎさんはおおかみさんを想い続けるの。
おおかみさんの代わりになれない、
ひとりぼっちな緑色の瞳の猫さんの気持ちも知らずに。
639 :
逆行息子:2011/07/30(土) 20:22:27.45 ID:HhOwgZhH
「don't look at da man」
うさぎさんはね、ほんとうに寂しがり屋さんよ
だからね、ひとりでいるとパニックになってしまうから
いつも誰かがとなりにいるの
いけない?
いけなくないわ
だって寂しいんですもん
でもね、それじゃ恰好がつかないので、
たまにおおかみさんのマネをしてみるの
でもやっぱりだめ
ヨワッチイ
640 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 22:08:36.82 ID:rEH7vSYW
「書き物」
さっきから灯火の下で書き物をしている
走るペンで文をつづる
文面に表された時間と記憶の圧縮は
エントロピーを呼び込んだ
悲しい生きることの中に栄光も美も存在するはずだ
つっとさらさらと自分にとって意味を最優先して
人に見せるために書いているわけじゃない
一人より二人、更に大勢が同じ目的に向かって進んでいくことは
良いことなのか疑問符を突きつける
世の中の趨勢に従う人間も孤立した人間も同じ程度に生きている
文が終わってしまった
終わる事なき物語をつづっていたかった、永遠に届く物語を
いつか終わりが来るという想起された人生と著作に関するアナロジー
I LOVE YOU BABY
殺し合いはたくさん
いがみ合いにも飽きた
だから僕は物語を書こうとする
641 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 22:28:40.42 ID:rEH7vSYW
>>637 照明を擬人化してとらえるのが面白い。異性のアナロジーとしても受け取れる。虫を殺す照明、だからあっちを向いて欲しい
、そして照明のメッセージは、闇へ走れと。非常にユニークな視点だが、もっと焦点を絞って、照明と俺の関係を
紡いでいってこの終わり方の先の方まで、詩を展開して欲しいと思った。D+
>>638 うさぎさんが寂しがり屋になったきっかけや、おおかみさんとのなれそめを知りたいと思った。それを知ることができれば、
想像がもっと広がると思うから。猫さんというのは、もう一人の大事な人なんだろうが、おおかみさんにないどんな面を
もっているかなど、知りたいと思った。D
642 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 22:29:03.32 ID:rEH7vSYW
>>639 >>638との関連はどうなんでしょうか。寂しがりの様子が、パニックと言う言葉を効果的に使って、表されている。
うさぎさんとしての私について、擬人法にこだわらず、説明が欲しかったところ。D
『So Why!!!!』
法律を破ったのはどっちだ 俺かお前か?
お前が殺したのはダレダ? 俺の足元に流れているの血だまりはなんだ?
俺がお前らに集団でリンチにあった
お前らの一人が俺に嘘をついた
お前らの一人が俺の夢を奪った
お前らの一人が俺の大切なものを殺した
そんなに天国に行きたいか? そんなに地獄に落ちるのが嫌か?
そんなに神に愛されたいか? そんなに自分が嫌いか?
お前らはまだ子供の脳みそのくせに俺たちを押さえつけようとしている
まだお前らはおもちゃの国で遊んでいればいいんだ
まだお前らはこの国の本当の暗号を解読できるレベルにまで脳が達してない
お前らの一部の人間に自由を拘束されてるんだ
俺の手首にはめられた手錠には何の変わりもない
俺が少年院で過ごしている間も自ら無意識に自分で自分を心の檻の中に閉じ込めていたのさ
平和に日常を過ごしているお前らも違う意味で犯罪者なのさ
だから俺を差別するな
俺の監獄で過ごした時間はお前らのシャバで過ごした時間と同等の価値がある
だから俺のやったことは誰にも咎めらる筋合いはねぇ!!!
644 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 23:57:59.23 ID:oX333Zc4
身体に欠陥が見付かったとかで
あたしはちょっと電源を切る
ちょっとの間眠っているの
寝ている間にあたしは歩く
狭い狭い頭の中で
大きなお城に登ったり
大好きな人とキスをする
夜は来ない
昼も来ない
朝と夕焼けを繰り返す
ある時泣きたくなって探したの
優しい優しいポエムを
みんなが笑顔になれるような
そんな素敵な優しいポエム
だけどね 忘れてきちゃった
頭の外に置いてきちゃった
がっかりして
だからね
泣いたの
頭の中にも雨は降る
狭い狭い頭の中はすぐに溢れそうになる
だけどそんなのお構いなしなの
だってあたしは夢の中
狭い狭い頭の中で
どこへだって行けるもの
欠陥は
だから直らない方がいい
このまま電源を切ったまま
ずっと夜の来ないまま
645 :
すみいちろう:2011/07/31(日) 00:05:58.79 ID:okS2p2Cl
「雪」
重く塞ぎ込んだ不機嫌な空の扉を開けに
子どもの手を離れた天使が空へ
のぼってゆく
天使が鍵をさしこみ左へ回す
ゴウン…ゴウン… 重々しい音
空が ひらかれてゆく
中から想像を絶する生まれたての結晶
雪… 雪… 雪…
私の手のひらにも
ひとひらの結晶
それは すぐにとけて
あの時の君の 頬を伝い 流れ 落ちた…
青い月を背に 君は 静かな夜の風に吹かれて
雪よりもとけて…
地面に落ちた雪は
とけたからだを 空にゆだね
ふたたび空へと あがってゆく
僕はその様子をみつめ 足早にその場を立ち去った
天使が空を のぼってゆく
あ…れ?
半分切ってるのに未評価一覧が一個もない。マジ?
連投による逮捕者(は評価人の判断におまかせします。
>>634>>645
評価人さん乙です。
>>613「夜の天井」/かささん
この作品で変わってると言えば性的趣向くらいですが、言ってしまえばそれだけで後は工夫がない。
作品としては部分的で完成されていないため、読後物足りなく思う。
なぜひとりぼっちなのか、別れた人を思う詩であるのか。
ひとりぼっちというところから始まり、5連は回想に見えるが、回想か妄想(願望)かの区別がつきづらい。
D
648 :
すみいちろう:2011/07/31(日) 07:29:19.51 ID:IY1Bzvuw
逮捕まじですか?すみませんでした。
とばされたので、評価なしかと勘違いしてしまいました…。
評価をきちんと待ってから投稿します。
本当に、すみませんでした。ごめんなさい。
649 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 12:59:43.24 ID:zH5HoXcm
「残業」
時の歩みが鈍くなる
いつもより時計を気にしてる
たった二時間の束縛が
僕の体力気力奪ってく
時間が経つまで出られない
定時以降の残業プリズン
650 :
辛口:2011/07/31(日) 15:59:32.35 ID:FGOuLi+b
お久しぶりです。
とりあえず僕の作品が書籍化されることになりました。
発売は年内を予定しています。
今後の批評はできなくなりますが
皆さんの努力に敬意を表して、ここをあとにします。
すみいちろうさん、雑草さん、頑張ってくださいね。
651 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 16:52:13.96 ID:cS8PkVb1
書籍化も何も一度もあなたの実作を拝見拝読していない私たちは一体何をどう反応したらよいものか
まるであなたのことがわからなさ過ぎる私たちだけにいい加減におめでとうとしかいえないけれど
とにかくおめでとう
652 :
すみいちろう:2011/07/31(日) 17:34:20.58 ID:IY1Bzvuw
うおお!まじですか!おめでとうございます!辛口さん!
お名前やタイトルが分からないので詳しく拝見できず
残念ですが、すげーうれしいです!ほんと、頑張ってくださいね。
いやあ、なんだか、とても嬉しいです。何か身近な人が、世に出て
これから、歩んで行かれることに感激です。
そして、たくさん評価して頂きありがとうございました。
毎回、辛口な批評を楽しみにしていました。
653 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/31(日) 18:19:04.43 ID:yUfn6s7v
>>650 おめでとうございます
この快挙に続きたいです
654 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 18:40:41.22 ID:Yqg6lJ1N
655 :
ちーちゃん:2011/07/31(日) 19:20:46.75 ID:Yqg6lJ1N
>>649 何回時計を見ても全然針が進んでいない時ってありますなあ。
もっとも何回も見るから進んでいないのですが。
「まだ二分しか経っていないよー」
…二分前も時計見たからじゃボケ。
ええと、詩の方は、
非常に丁寧、シンプルに纏まっております。
まるで深夜ラジオ番組のナレーションのようでもあります。
はたまた、詩の終わりに爽快な炸裂音をプシュッと挿入し、
ビールの宣伝にもいいかもしれませんトクトクトク。
ゴクゴクうーん、しかし僕のようなドシロウトを相手にするなら、
もうひとアイテムの冒険がほしかったかなあ。
ただ、これはこれで完成されているから、蛇足にならぬ様な語句の選定や、
言葉の流れや密度を整える為の労力に見あった効果が表れるかどうか、
これは難しいので責任は持てませぬが。
法的には軟禁にも満たない仕事での残業を「プリズン」とする所は、
説明をせずとも「ああ、なるほど」と頷かせる力をうかがわせます。まるで新聞の読者投稿の様であります。
しかし私からは何回も時計を見るからじゃーで締めさせていただきたい。D
656 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 21:48:23.77 ID:PuIMHeV6
音が聞こえて何も見えない
柔らかな酩酊
ざらついた音に巻き込まれる
暖かい雪の降る街で寄り添い拒絶し合う
僕たちの部屋
そこには何もかもがありどこか物足りない
青白い少年少女
砕かれた思念の中でぎこちなく笑う
レールの上を狂ったように進む得体の知れない何か
その上でその中でその側面で
心のどこかが吸い付いて離れることはないだろう
誰かは待っていて誰かは待っていない
何かを待っていて何もわからない
657 :
すみいちろう:2011/08/01(月) 00:26:04.28 ID:pD8Ajj0G
「雲」
僕たちはずっと人生という名のレールを歩いてきた
ポクポク・・・ポクポク・・・ガタン
目の前に踏み切りの遮断機が下りる
夏の太陽が僕の瞼にそそぐ
こういうのもいいか
8月まだあの季節には遠い
先を行く彼女があの人の面影と重なる
こっちにおいでよ
ぼくのなまえはすみいちろうだ!!!
遮断機があがる
僕は彼女の後をついて歩く
あとどれくらいだろうか
あとどれくらいの時間を歩けば彼女に会えるだろうか
神社に立ち寄った
ねこが眠そうに石畳のあいだをころがっている
今日も空は雲が漂っている
658 :
すみいちろう:2011/08/01(月) 01:10:13.20 ID:3evXxC5j
う、うまいっすねえ。すみいちろうさん!
同じ名前なので、ドキドキしました。
ぼくは、評価まだされてないんで、新しい詩は書き込めませんが
「すみいちろう」の名に、びっくりです。
659 :
すみいちろう:2011/08/01(月) 01:33:37.31 ID:pD8Ajj0G
いわせんな恥ずかしい
660 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 02:17:07.84 ID:keSPjmSk
>>657 「雲」
視点の切り替え方、描写の置き方
某オワコン作家の継ぎ接ぎにしか見えない
E
661 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 11:24:47.06 ID:9/Kj94P7
>634「公園」
「私は砂場で ひざかかえ座る 子ども」――は?
ブランコに乗ってたんじゃないの?
「忘れられた 小さなシャベル バケツ …とネコの糞」
ネコの糞は忘れ物じゃないと思います。(でも面白い)
5,6行目 ボールが転がってみぞにはまるという動きがある。
8行目、地球儀?公園の遊具のことでしょうか?地球儀の形をした。
「地球儀」だけでは唐突なので地球儀がたのかいせんとう、のような言い方をするべき。
ほら、なんかあったじゃん、まるい形した回転する遊び鉄遊具。「かいせんとう」っていうんじゃなかったっけ?
「私は一人 コンクリート製の ウサギにまたがり…」ここでは「コンクリート製のウサギ」といっているので、こういう言い方をしてほしかった。
「…目をとじて
青い月を シーツの上に 滑らせて」ちょっとまってくださいよ、さっきまで公園にいたのに
青い月ってなんなんですか。そして、影が出るくらいなんだからお昼だったんでしょ?
月がでたら急に夜になっちゃったよ。
その上シーツまででてきて、ここはどこだったの?公園じゃなかったの?
急にベッドの上にきちゃったよ。
突然裸体の彼女登場、もうなにがなんだか……。
「目をひらくと」とあるので、公園の中でそういうことを想像していたんだな、ということがわかる。
もう、想像の世界をあっちへこっちへふりまわされてガチャガチャです。
もうかんべんしてください。
あたまが痛いです。
「目をひらくと」以降を一応読んだけど相変わらずあっちへこっちへピントが移動して目がまわる。
連と連につながりがない。
脳みそもみくちゃにされた気分、二度と読みたくない。
五段階評価もつけられない。
出直し。
>645
こちらは連投なのでまた次回投稿してください。
662 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 11:25:59.29 ID:9/Kj94P7
>656 >649 >644 >643 >640
未評価
663 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 11:48:23.30 ID:Xjw0QrqM
青と白の世界を見上げて あんなふうに飛べたらなんて思いながら
真っ白な景色を眺めて 好きだった少しの青を探してた
憧れは無力を知らせ 音は響くこともできず
抱きかかえていた 夢を残したまま
世界は浮き上がる
見える景色は灰色に染まってく
目覚めた哀は僕を置き去りにして行く 真っ白な世界を見上げて立ち尽くす
目覚めた哀と共に無くした物たちは きっと僕には大切な綺麗な白だったんだ
歌詞のつもりで書きました
センスが無いのは分かっているつもりですので厳しい評価をお願いします
664 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 12:07:06.22 ID:JxF5B5Lg
詩を投稿すれば未評価のまま流され…
詩を評価すれば無効としてスルーされ…
頼り無き
言葉便りも
他より無く
ーまるちーちゃん。
665 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 12:23:12.06 ID:JxF5B5Lg
>>664 哀愁が素晴らしい。
出版社に持って行って、
二度と帰って来ないで下さい。
A
666 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 15:50:43.23 ID:9/Kj94P7
>656
なんだこりゃ
「酩酊」めいてい、ひどく酒に酔うこと。
1連目は説明でおわってますね。
作者の感動をあらわす言葉につながるんであれば、
この説明も効果を持つんですが
無いんで。説明どまり。
「その上でその中でその側面で」この言葉がエロい。
エロい小説に使えそう。
まあ、それはおいといて、
2連はなにがいいたいんでしょう?
酔っぱらった状態で見る列車がこういうふうに見える心理描写と解釈しますが、
意味のないことですよ。
列車が走ってるだけなら「列車が走る」でいいのです。
この詩のテーまにもよりますが、酒で酔った状態でしか見えないものを描写して、
その見えたものに感動した詩なのであれば大いに意味のあることなのですが
この詩のテーまはちがうでしょ?
思春期の青臭いイメージがします。
何かに期待はしているけれどなにをしていいかわからない、何を期待しているのかもわからない
そんな青臭い心持ちを表現したのではと思います。
667 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 15:51:34.78 ID:9/Kj94P7
見える、見えない。
聞こえる、聞こえない。
わかる、わからない。
と、いわれてるような気がする。
なんにも表現されていない。
作者が感動を覚えていなければ詩は生まれないのだということを覚えておいてほしい。
詩を自分の足で探して目で見つけて耳でも覚えて、
表現しがたくも感動したものをつかんでください。
それを自分が得意とする表現方法をとって表現し、
人に同じ感動を与えることができるようになるまで奮闘する、それが努力。
感動のない詩なんて味のしないスイカだ。
味のしないオレンジだ。味のしない食べ物だ。
作者が感動してそれをほかの人にもどんなにすばらしいものかを知ってもらいたいから表現する。
表現ってそういうところからきてるんじゃないのかな。
まずは感動をする、それが作品を作る大前提です。
>656この詩のどこに作者の感動が現れていますか?
人に伝えたいもの、なにももってないのに伝えようとしているってことだよ。
それじゃあ、どんなに言葉ひねり出しても詩なんか生まれるはずがない。
無駄無駄無駄ぁ
まずは自分の体で外へ出ていろんな体験をして感動を見つけてください。
以上です。
五段階評価など、この感想の前では意味をなさないからつけないよ。
668 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 16:59:38.16 ID:470D+cYE
669 :
◆OOcyOf/h8E :2011/08/01(月) 20:47:47.22 ID:jr47cnNM
「細長い塔の申告」
おっと、それがキミの詩だ
と
きいて私は立ちどまる
水平線にリボンを細長く
結んでいた
しかし
敷石のようなことばの列が
急にみだれだし
波うつと
いや 波うっているのは
この私の
耳だ
目だ
口だ
いや
水底の角に沈んでいった
折り紙たちの寂寞なる想起だ
などと
思っ
て
いた
ほら、ごらん
ゴムの焼けたにおいがする
それか
手の硬くなった外皮の
焼け焦げたにおい
って
そんなの
見るものではないし
まして
においは常に消臭するタチだけど
670 :
◆OOcyOf/h8E :2011/08/01(月) 20:48:17.47 ID:jr47cnNM
どうして、詩人になりたいの
私はつよくなりたい
安易にだれかに
問うことをためらう
けど
つよいって
いったい何のことだろうって
詩人なら
わかるだろうか
って
そんなことより
散かった机のうえにある
ぎざぎざの詩集の
うえにある細い眼鏡の
眩む反射も
その詩人のしわざと
いえるだろうか
って
知らないこととは
罪、積み、摘み、詰み。
できあがった
秘めやかな
細長い搭の調べを
きれいに結んだら
万遍なく
弁なく
泣く
孔
。
671 :
◆OOcyOf/h8E :2011/08/01(月) 20:48:48.74 ID:jr47cnNM
ひゅるひゅるひゅる、と
私はごまかしていた。私はごねかしていた。
私は、ひとより多少、宇宙人だった。グレイ色の宇宙人だった。
私は、ひとより多少、宇宙人ではなかった。グレイ色の宇宙人ではなかった。
細長い塔の窓の奥に、私は突っ立っていた。私は突っ立っていた。
制服の裾が、ぐんぐんと伸びていった。ぐんぐんと伸びて
先生がそろそろ、鋏を持ってきた。そろそろ、鋏を持ってきた。
私は塔の窓から、水平線を眺めていた。水平線を眺めていた。
地球の丸みが、私の膜を破った。みていたでしょう。私の膜を破った。
細長い塔のしなりが、水平線の彼方をみるみる遡及していった。みるみる遡及していった。
私は帰りたかった。私だけじゃない、帰りたかった。帰りたくなった。
頭書
佚書
俗書
俳書
偽書
受書
寄書
寸書
尊書
希書
悪書
懇書
曝書
末書
処
処
処
672 :
◆OOcyOf/h8E :2011/08/01(月) 20:49:21.64 ID:jr47cnNM
小指と小指をくっ付けて、
小指と小指をくっ付けて、
空をあおいでいた。ね、空をあおいでいた。
日本の端から、日本の端へと
日本の端から、日本の端へと
細長い塔はしなって
細長い塔はしなって
私は
私は
私は
私は
私
私
私
私
〆
私
私
私
私
私は
ここまで
私
。
673 :
名前はいらない:2011/08/02(火) 16:46:39.63 ID:gSUHgIms
「しつれんふてね」
はーとさん まっぷたつ
それはたぶん なみだのかたち
ところが わたしのしんぞうは
それほどかんたんな
かたちではない
きずがついても ふくざつにさいせいする
こころのほうは たしかにつかれましたが
からだのほうは まだまだ
げんきまるだしでございます
からだにたよって ふつうにねむろう
からだにたよって ふつうにわらおう
そうさあしたは ほーむらん
やつのきんたま ほーむらん
674 :
名前はいらない:2011/08/02(火) 17:48:32.10 ID:qzu8H4wm
「夏休み」
迫る課題に悶え打つ
揺れる心臓は涙色
夕立にうたれたクマゼミが僕の様子を覗いては
いつか飛ぼうとくすぶり続けてる
羽が濡れてさえいなければ
蜘蛛の巣さえ張っていなければ
どうでも良いことを考えているうち
僕達の夏は終わるのだろう
675 :
名前はいらない:2011/08/02(火) 22:33:29.96 ID:r7a++8k3
「兄弟」
豆を煮て持して羹(あつもの)を作る
しを漉して以て汁となす
豆は釜の下に在って燃え
豆は釜の中に在って泣く
本是同根より生ず
相煎る何ぞ太(はなはし)く急なる
676 :
名前はいらない:2011/08/03(水) 01:24:32.96 ID:qPQTlNfF
歌の似合わないまち
乾いた土人形
ゴミをあさる老人
からすの狡猾な羽ばたき
不快なまどろみを煙草でこじ開けて
歩いていく
笑わない銀の月が僕を見送る
怠惰な徒歩は夢の残り香
言葉にできない破片がまぶたに刺さってる
変われない
終われない
走ることも立ち止まることもない
ただ歩いて行く
暗闇の底まで
677 :
名前はいらない:2011/08/03(水) 15:30:50.15 ID:2/CIP2y4
まだらの猫は走ります
回転をつなぐその稜に直行で
おこここ
ピンクの雲には跳ねるます
つまり
ほー
いるのかいないのか
綺麗なながい脚のp
いるのかいないのか
イヤァ
いい風だね
テン ブレイクス
ほー
こねこちゃん
678 :
名前はいらない:2011/08/03(水) 16:45:40.31 ID:lHLSFA+b
「夏」
蝉の声が聞こえる
木々の葉が太陽で煌めく
川はさらさらと流れ続ける
こんなに素敵な季節なのに
僕の世界はもうすぐ終わる
暗い暗い闇の中
ずっとずっと眠っていた
だけどある日
光が見えた
あまりに綺麗で 追いかけて
僕は君に出会えた
僕の気持ちを伝えたくて
力の限り叫んだ
君は気付かなかったけど
力の叫び続けた
だけどもうすぐ僕は終わる
君に伝えてられないまま
僕の世界は幕を閉じる
最後にまた叫ぼうか
君を愛していると
蝉の声が聞こえる
木々の葉が太陽で煌めく
川はさらさらと流れ続ける
僕は鳴くのを止めた
679 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 14:09:49.45 ID:15vKO7QI
『受刑者は未だ眠りの中』
錆びついた 空の下で
灰色の太陽を浴びなら 青色の砂漠と化していく
牢獄は壁画に飾られる
もうこんなに心は死んだのか 俺はここにいるのか
鳩は砂漠の上空を太陽を描き旋回する 牢獄かここは
砂時計は牢獄を永遠に閉じ込める 鍵は掛けられた
水滴が時に落ちる 世界を波紋と共に揺れ始める
船が海を飛び立つ
砂時計を叩き割った おさらばだ 宇宙よ
680 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 16:23:06.32 ID:oiEGWfxO
「チンポエム」
君は好きかい、チンポ。
え?すきだって?
じゃあ、しゃぶりな。俺のをな。
681 :
ヤタロク:2011/08/04(木) 19:04:41.14 ID:oMNuEkSw
「隙間だよ」
はまって。
いいよね。
とっとこ、狭いよ隙間だよ。
くらりと、するような場所だよ。
高層ビルの間だよ。
テレビのCMの間だよ。
ぼくらは生きている。
淋しい、とつぶやくぼくだよ。
それは狭い壁にはじける。
とびちる、破片がキラキラと燃えたぎる、流星みたいで
それは宇宙を旅する感情。
月のうさぎが呼んでいる、耳をそばだてて。
知らない視点から見えるよ、あちらこちら、に散りばめられたもの。
すべては隙間に落ちる。
はまって。
なくした消しゴム。机の下にあるよ。
チケットも、悲しみも
なくしたと思ったものは隙間に、集まってる。
はまって、体育座りで。
ほっぺたをこすって。
間に、いることが、安心する。窮屈の、すきま風、どこまで吹いていくのでしょう。宇宙の風が行く。息を止めないで、そこから連れてく。
682 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 19:08:09.14 ID:rZFDzQ33
>>679 受刑者の罪状って何だろう。おそらく大したことじゃないね。
日々、平坦な日常への疑いや憤り、すえたわだかまりの実のようなものに
青ざめている作者の、生活に対する意識の罪ではないかな。わかんないけど
まず第一連は牢獄を表してるよね。白い陽光が照射している牢獄、けれど
そんなもの受刑者からすれば灰色の邪魔くさい光芒以外の何ものではなく、それこそ
受刑者は青ざめながら、茫漠とした砂漠を歩いてるような感覚に陥るというね。わかんないけど
で、そんなイメージが湧いてきた直後に、>牢獄は壁画に飾られる
である。これはつまり自分で自分を観察しているような感覚の表しだろうけど、
なかなか良い。しかしどこかもの足りない。壁画という引き出しには感心したけど、
比喩のパイプというか滑走路がみじかすぎるために、その間にある意味が乏しすぎ
て、読者は満腹になれない。ということなのかもしれない。わかんないけど。でも良いよ
>鳩は砂漠の上空を太陽を描き旋回する/牢獄かここは
そのままでいいのかな。平和や希望の代名詞である鳩が、受刑者のすぐ上空で太陽を描き旋回している。
手を伸ばしても決してつかめない鳩と太陽。外はすぐそこにあるというのに、ここは牢獄。
んー、鳩と太陽と前向きなものを一行に二つ置くってどうなんだろう。この場合、
特にポエジーが実る行いだとは思えないね。わかんないけど
(続く)
683 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 19:08:40.55 ID:rZFDzQ33
(続き)
>砂時計は牢獄を永遠に閉じ込める/鍵は掛けられた
砂漠と砂時計は意図としてるのかな。まったく気が付かなかったけど。
砂時計って単に時間の概念しかないんだけど、時間が牢獄に鍵を掛けたってことでいいのかな。
それにしてもごめん、あまり伝わってくるものがないや。
>水滴が時に落ちる/世界を波紋と共に揺れ始める/船が海を飛び立つ
ここで水滴という作者にとっても読者にとっても身近なものをもってくるのは、
良いことだと思う。何かさっぱりとしてさらに作品の説得力にも水分が補給されていくよ。
ただ、時に落ちるってどうなんだろう。美しいイメージはあるけど、作品のスケールを考えたら
もうちょっと生活面に則したもの(時もたしかにそうなんだけど)を扱ってた方が良かったかも。
世界や船や海も、大きすぎるよ。ぜんぶ台所にあるもので済ませちゃったりした方が逆に
おもしろかったりしてね。わかんないけど
>砂時計を叩き割った/おさらばだ/宇宙よ
作者一人が宇宙に吠えたって、読者はあきれるだけだよ。宇宙が何かの喩えだとしてもね。
時計を割ったというのも、意味を汲むとかじゃなくて普通にふつうすぎる。
割ったなんて、そのまんまじゃん。もっと工夫できたと思うよ。わかんないけど
全体的にこのままじゃ大した作者の竦みようもないのに、仰々しい言葉のオンパレードでこっちが
ある意味で竦んでしまう、そんな恥ずかしい作品でした。内容に対する扱う言葉の斤量を弁えることですね。
評価D
684 :
紅き名:2011/08/04(木) 19:13:13.98 ID:26oddllO
わたしは壁であるからに
花の様にやさしく気の利いた
そんな言葉など持ち合わせていない
その声は我が身に響けども
鳥の様に流暢に
なぐさめてやれるわけも無い
例えばわたしが月ならば
足元に広がる絶望から
その目を逸らすこともできるだろう
けれど残念、わたしはただの
色気も何も無いつまらない壁
せめてその身が倒れてしまわぬように
わたしはここで あなたのそばで
逃げず、追えず、否定せず
時にくたびれた背中を預かり
投げつけられたボール、もしくは
気の利かない相槌を打ち返す
わたしはここで あなたは目の前で
面白くもないだろうに
さも楽しそうにさえずる
今通り過ぎたような可愛い娘なら
あなたもきっと、楽しかろう
わたしは壁であるからに
ずっと聞いていたいその声を
ひそかにこの胸響かせる。
685 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 20:55:50.60 ID:wJ0BDLpF
女が死んだ。ひとりで死んだ。誰にも知られず。朝が来て。
手を差し伸べる奴は偽善者だ。
誰かが言った。哀れなやつだ。
誰かが言った。まったくだ。ところで昼は何を食う?
みんなが言った。この街の善意は死んだのか。
誰かが言った。そんなもの鼻からありはしない。
みんなが言った。どんなに、都市が積みあがっても、
どんなに、人が、明日から逃れられるようになったとしても、
どんなに、近づいたとしても、
未来が現実だといえたとしても。
誰一人、システムは個人を救えないのかと。
みんなが嘆いた。
みんな訳知り顔で。
そしてみんな、喜んで奴隷になる。
荷馬車にゆられて、押し合いへしあい。
顔にへばりついた、能面ぶら下げて。
あほ面して。不特定多数の誰かになれて安心する。
おれは思った。
みんな死んでいる。
みんな一人で死んでいる。
おれは言った。
みんな死んじまえ。
みんな死んじまえ。
686 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 22:06:57.68 ID:rZFDzQ33
>>681 うーん。沢山書いてきた人っぽいよ。与えられた改行が生きてる。
第一連、とっとこ可愛いよとっとこ。だよ、だよのキャラ語尾も可愛いよ。
高層ビルは猿っぽいけど、テレビのCMは上手いよ。ポエジーが咲いてるよ。
>ぼくらは生きている。ここは削るか置換するべきだったと思います。
第二連、どうしても、淋しいと吐きたかったんですかね。作者ならもっと、別の言葉でも淋しさを伝えれたと思います。
>狭い壁にはじける/破片/キラキラ/燃えたぎる/流星/宇宙/旅。 語彙が玉結びされることなくするりと紡がれています。
>耳をそばだてて。こういった部分も何気ない流暢さとして効いてるのだと思います。作品に適している気品のあることばです。
>知らない視点から見えるよ。ここはもうちょっと頑張るべきところでした。ここだけことばが独立していません。
>あちらこちら、に散りばめられたもの。何がだろう、うん、良いと思う。色々な読者の色々な散りばめられたものが
この詩句に対して呼応していることだと思います。
>すべては隙間に落ちる。前後の改行がほんとうに隙間に見えてしまいます。
そんなギミックを行使したつもりはないにしろ、この一行一連の詩句は奉公してると思います。
(続く)
687 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 22:07:25.35 ID:rZFDzQ33
(続き)
第四連、詩情の鈴なりです。
>なくした消しゴム/机の下にあるよ/チケットも、悲しみも/なくしたと思ったものは隙間に、集まってる。
読んでいくうちに、情緒は沈んでいくのに詩情は高揚していくという。実はここが作品のハイライトだったりします。
第五連、>はまって、体育座りで。体育座り可愛いよ。何かその姿勢が作品を物語っているよ。
>ほっぺたをこすって。もう最後の最後まで可愛いよ。もしかしたら隙間って可愛いのかも?なんて思っちゃうぐらい。
最終行、長い。もしかして改行できなかったのかな。>間に、いることが、安心する。率直すぎる記述だと思います。
あとは、>吹いていくのでしょう。までは良いけど、最後の宇宙の風はどうなんだろう。何かを指しているようで、
実は何も指していない。そんな感じがしました。
なかなかできたライトバース詩でした。こういう詩は意外と作るの難しいんですよね。でも、ちゃんとできていたと思います。
評価C+
688 :
名前はいらない:2011/08/04(木) 23:26:10.66 ID:p1widYo3
>>682 評価乙
行き当たりばったりで書いたけど意外に伝わってて驚いた
最後は自分のこんな精神状態でもあきらめようと言った感じで自分視点から自虐的に書きました
689 :
名前はいらない:2011/08/05(金) 01:30:02.92 ID:pkynUl2r
上から目線の評価でごめんねー。でも、私より全然うまいと思うよ。
これからも自信持って書いていいと思うよ。
690 :
エッチな 忍法帖【Lv=26,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/08/05(金) 12:36:34.69 ID:79E8uZ8s
>>640 書き物への述懐。
物語を書くことにおける悲しみとそれゆえの愛をぶっちゃける。
灯火の下でペンを走らせるとか、全体主義を匂わせる人間の記述とか、古風ではある。
が、それがかえってこの詩のテーマが普遍のものだということを浮き立たせる。
『I LOVE YOU BABY』の軽薄なフレーズが古風な中に現代的な軽さを与えて効いている。
『エントロピー』は流行した言葉だけに、もろに使っちゃうと単に古風なだけであり、陳腐。
締めが説明的で質量的に軽く、余韻を残さないのが残念。
ラストのせいで全体的にマンガのような嘘っぽさを身に纏ってしまっている。評価C
691 :
エッチな 忍法帖【Lv=26,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/08/05(金) 12:46:00.26 ID:79E8uZ8s
>>643 『俺がお前らに集団でリンチにあった』はひどい悪文。
全体的にも質の悪い訳文を読まされているような落ち着きの悪さを感じる。
内容的には大切なものを悪ガキ共に壊された『俺』が復讐して悪ガキを殺したか何かで逮捕され…みたいな感じか。
単なる自己弁護に終始しているので『一意見』『狭い視点からの一方的な記述』としてしか読めない。
しかも省略が多い形式にされては面白くもなんともなかった。評価D-
692 :
エッチな 忍法帖【Lv=26,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/08/05(金) 13:09:41.60 ID:79E8uZ8s
>>644 いいかな?と思いながら読み進めたが、どうにも世界がぐらついていて興味を削がれる。
狭い狭い頭の中に閉じこもるのがいいことか悪いことかなんてことは言わないが、
閉じこもった先も単純に楽しいことばっかりじゃなくて色々あるんだなぁとは思った。
しかしその色々なことを文章が表現しきれていない。
頭の外に優しいポエムを置き忘れてきてしまってがっかりするのに『どこへだって行ける』とか言われても
一体嬉しいのか悲しいのか読み解くのに疲れる。
そして読み解くための材料が作中に充分に用意されていないので、読み解くのを諦める。
『がっかりして』『だからね/泣いたの』←こういうのは手抜きだ。
泣いたという説明しかされていないのでその実情は作者にしかわからない。
評価D+
693 :
名前はいらない:2011/08/05(金) 15:12:41.83 ID:3eqjruwU
人は高低差を気にして生きるが
花にとっては皆同じ
ゆっくり生きたい
そう思った
>>1 書いたことがないからわからないけど、こういうのでもいいの?
694 :
名前はいらない:2011/08/05(金) 17:13:42.00 ID:JjYbBj9K
>>690 評価ありがとうございます。的確な批評と、思っていた以上の高評価をいただけて、とても嬉しかったです。
ぁあ、いいってことよ。
頑張りな、ベイベ
696 :
名前はいらない:2011/08/05(金) 19:11:07.05 ID:dJkBi17s
エッチな忍法長さん
コテ真似してすいませんでした。
許してください
697 :
名前はいらない:2011/08/05(金) 20:15:50.26 ID:JjYbBj9K
「透明な誓い」
涙や、朝露のように透き通っており、微かに香る
空間の配置や時間の記憶、私の中では透明で薪する炎のように
熱や光も記憶の中では透き通っており、
困ったときの記憶は打ち破られるために存在して
あなたの肌のように透き通る白さを見たことがない
たとえるなら、バラの黒き深紅
あなたの心のように深さを含んだ渓谷
木々のように黙然としてすがすがしい性格その言葉
あなたとの誓いは破られない透明
瓶の中の貝殻みたいに
698 :
みやこ ◆rMWW5A9lLM :2011/08/05(金) 22:30:52.63 ID:HkUEj05H
「不精の鉢」
咲いている花を植える
最低の砂は消える
空いている僕のとなり
愛し得る僕の永久に
剥き出しの泥は未だ毒に
引き出しのドアのずっと奥に
炊き出しの歌は何れ何処に
突き出しの器砂まみれに
夜通し
愛は指に
咲いているひやしんすの
根のあたりを吸い
699 :
名前はいらない:2011/08/05(金) 23:49:44.24 ID:4rWoLI96
街灯のない砂利道を自転車で駆け抜けて
ふと見上げると、夜空から星が消えている
僕が家を出たときの輝きをどこにも残さず
いつもの丘から見上げる空はおとなしいままだ
夜露に濡れた芝の上へ段ボールを敷いて
それが湿るのも構わずに寝転がる
温い風が草を揺らす音を聞きながら目を閉じた
曇った夜空なんかより、瞼の裏のほうがよっぽど綺麗だ
目を閉じて、開いて、また閉じる
そのうちだんだん、開いているのか閉じているのか分からなくなる
そして開いても閉じても同じ景色が見えてくる
数え切れない星の瞬き
弱く儚く、でも確かに輝く空の黒に僕は吸い込まれた
やがてまた風が雲を運んできて
僕は濡れた段ボールを持って立ち上がる
辛口評価お願いします
700 :
名前はいらない:2011/08/06(土) 12:18:34.43 ID:lBVYthzU
「天才」
家族団欒の輪の中で頭を抱えていると
母さんに「向こう行ってなさいよ」なんて言われる
わたしが歩み寄ると
「潔癖症なんでしょ。」と1メートルも距離を開けられる
もはや嫌われるのも才能かなあって思えてきて
わたしはすごい能力があるんだとポジティブになってみる
一人ぼっちの才能は人間に排他的にならないように
自然へ目を向けろという意味を含んでるのだろうと
お布団を蹴って 外へ出かける
鹿せんべいを買って 鹿と触れ合いに行くけれど
彼らさえ逃げてしまった
本当にわたしは嫌われる天才だ
701 :
名前はいらない:2011/08/06(土) 21:19:05.60 ID:mJBRIj7v
「チンポM」
チンポMはサイズじゃない。
チンポエムと読む。
702 :
名前はいらない:2011/08/06(土) 22:10:43.50 ID:lBVYthzU
>>701 なんかいいですね。和みます。
もうちょい続きが欲しいです。
C-
703 :
名前はいらない:2011/08/08(月) 01:44:36.83 ID:/ZU7fKoH
「リハーサル」
君の言葉が胸に突き刺さる
僕が言っていることは悲しい程君に伝わらないね
「僕の傍にいて温めてほしい」
こんなに近くにいるのに心は井戸の底のように深く
閉じ込められて 凍りついた故郷への道を
季節はめくられていき モノクロは君の瞳に焼き付けられていき
僕はふとあの場所へと舞い戻る
僕の体が幼くなり 氷になって時の突き刺さる
灼熱のごとく君の心を解放する
僕の心は光の矢となってやっと君の心をこじあける
僕は君からもらった鍵で君の言葉を釈放する
「まだ温かいね」
二人は神に反逆した 二人の記憶は裁きによりバラバラに砕けちった
彼女は記憶を失った 僕は彼女の脳がまるで氷のように割れたわずかな一片に住み
彼女の記憶の海を彷徨った
「good bye」僕は彼女の頭をピストルで撃ちぬく
「二人の未来に幸福を」僕はまた海へ飛び込んだ
704 :
名前はいらない:2011/08/08(月) 09:05:16.95 ID:pamhBYdI
初恋の人
病院の待合室
町内会の短歌の会
君が
いるだけで
僕は幸せ
こんど
湿布薬をふたりで買いにいこうね
年金でたら
te
706 :
名前はいらない:2011/08/09(火) 00:59:33.32 ID:/Yet9Z+e
未評価
>649 >663 >669-672 >673 >674
>675 >676 >677 >678 >680
>684 >685 >693 >697 >698
>699 >700 >703 >704
707 :
名前はいらない:2011/08/09(火) 02:39:16.04 ID:/Yet9Z+e
>>684 第一連、わたしは壁だという。壁は良いんですがやさしく気の利いた言葉を持ち合
わせていないとか、なぐさめてやれないとかの叙述はこれといって面白くもなんともありません。
>鳥の様に流暢に。はまだ良いとして、>花の様にやさしく。は如何せん素人の域だなと感じました。
第二連、>わたしが月ならば/絶望から/その目を逸らすこともできるだろう。がまずピンときません。
月が目を逸らす自体がわかりにくいというのもあるんですが、一連目もそうでしたが「その」や「そんな」と
いった必要のない指示形容詞が表現の足をひっぱっているのかもしれません。
(続く)
708 :
名前はいらない:2011/08/09(火) 02:42:26.17 ID:/Yet9Z+e
(続き)
>色気も何も無いつまらない壁。かたちのない色気という主観語で表していますが、ここは物に則した
もので、有形的なもので形容したほうが良かったかもしれません。例えば壁ならばポスターや落書き云々とかです。
>あなたのそばで/逃げず、追えず、否定せず/時にくたびれた背中を預かり。「あなた」はこの作品には不合
なものだと思えます。「あなた」は遣い方によっては切なさを作品にもたらしてくれますがこの作品の場合、
「あなた」の存在の大きさに表現力が追い付いていません。実は「あなた」は熟手こそ応用する代物だったりします。
ただ、「くたびれた背中を預かり」の云い回しは上手だなと一つ思いました。
>気の利かない相槌を打ち返す。この連での特に不出来な箇所ともいえます。
(続く)
709 :
名前はいらない:2011/08/09(火) 04:24:22.76 ID:gtn6nwIA
(続き)
第三連、あまりにもストレート。そこら辺の女子高生の書くブログ内容となんら変りありません。第三連
に関してはそれだけです。
散文の行分け詩を書くにしても、学校で作文を書くときのように所々で気を抜いて記述してしまうような
ことだけは、詩作では絶対に避けなくてはいけないと思っています。
おしなべて推敲の量を増やすことをお勧めします。
評価D
710 :
名前はいらない:2011/08/09(火) 04:32:01.27 ID:gtn6nwIA
未評価(訂正)
>663 >669-672 >673 >674 >675
>676 >677 >678 >680 >685
>693 >697 >698 >699 >700
>703 >704
711 :
名前はいらない:2011/08/09(火) 19:39:13.57 ID:AFRB8bvl
まほうのカメラ
僕のカメラは魔法のカメラ
どんな人でも良く写る
例えば昭和のおばさんも
カラーで美人に写るんだ
そんなカメラにも秘密があるの
化粧と衣装の下準備
角度と光の微調整
カメラが写す真実の姿
偽りパチモノなんかじゃない
僕のカメラは魔法のカメラ
スクープ映像どんとこい
例えば大きなビル火災
アングルばっちり写るんだ
そんなカメラにも秘密があるの
アリバイ放火の下準備
立ち位置と時間の微調整
カメラが写す真実の姿
ちょっとやりすぎちゃったかな
カメラの魔法がとけるとき
僕の人生終わるとき
おしまい
712 :
名前はいらない:2011/08/10(水) 00:40:25.88 ID:8lMXtCgL
はじめさんが亡くなったってホントですか?
>>703「リハーサル」
抽象的で話が嘘臭いっていうのが本音。
後半なんかとくに設定だけでストーリーを書き綴ってるから描写に丁寧さがないし、話だけ進めて急ぎ足でおわりってなっていませんか。
具体性がないと類似品はいくらでも生まれる。
「 季節はめくられていき モノクロは君の瞳に焼き付けられていき 」がゴロが悪いと思いました。D
714 :
名前はいらない:2011/08/10(水) 17:47:23.53 ID:jMgQ9KmW
>>674 >迫る課題に悶え打つ
学校の長期休暇の課題の辛苦さをただ悶え打つとだけさけんでも、夏休み後半の途方に暮れてる感はそれほど伝わらないでしょう。D‐
>揺れる心臓は涙色
心臓は心を表しているんでしょうが如何せん安易に感じられます。「涙色」も特に心臓に嵌ってるとはいえないでしょう。D‐
>夕立にうたれたクマゼミが僕の様子を覗いては/いつか飛ぼうとくすぶり続けてる
蝉の種類はべつになんでもいいんですが、蝉といったらやはり限定された短命です。そしてそのうちに世界に飛ぼうとくすぶってる、
そこに作者にとってもの限定されている夏休みのうちの期待とが、どことなく照応し共鳴してはメランコリックな詩情がうまれようと
しています。ただ、「僕の様子を覗いては」の修飾はいらなかったでしょう。ここに人を出してしまうと蝉のせかいが萎んでしまうのです。
それでなくとも、作者と蝉のかんけいは夏休みというせかいで接続されているのですから、敢えて「僕」を記す必要はなかったのです。D
(続く)
715 :
名前はいらない:2011/08/10(水) 17:49:14.21 ID:jMgQ9KmW
(続き)
>羽が濡れてさえいなければ
夕立のことでしょうか。それならば、作者の夕立とは一体何だったのでしょうか。このままでは蝉と作者の羽は重なりません。D‐
>蜘蛛の巣さえ張っていなければ
上記と同じことがいえます。D‐
>どうでも良いことを考えているうち/僕達の夏は終わるだろう
確かにそうなんですが、そんなサジを投げたような結末に対してどこの読者の夏休みのわだかまりが浄化されることでしょう。D‐
評価D‐
716 :
名前はいらない:2011/08/10(水) 18:49:24.22 ID:jMgQ9KmW
>>704 >病院の待合室
良いと思います。しかし何かもの足りない。一行なりにもっと鋭く。待合室では想像のふくれに限度があります。
>町内会の短歌の会
良いですね。ここはくっきりとしています。なぜでしょうか。病院の待合室よりもくっきりとしているんです。
>君が/いるだけで/僕は幸せ
何も伝わってきません。
>こんど/湿布薬をふたりで買いにいこうね
「湿布薬」が半死しています。ここはもっと作品に適したものを買いにいけたと思います。
>年金でたら
良いですね。町内会の短歌の会のようにくっきりと何か(…)が表れています。
年金とは自身の積み上げてきた最後の報酬ですが、末尾にそのことばをおくことによってその哀楽が表れたんだと思います。
評価Dちょっと+
717 :
名前はいらない:2011/08/10(水) 18:53:32.72 ID:jMgQ9KmW
718 :
名前はいらない:2011/08/12(金) 00:34:53.21 ID:9OJNyBV7
「赤い坂のサンシャイン」
夢を見て陣中 世の中の甲羅でご臨終
紅の意味を問い 合流地点へ誘い死ぬ
荒ぶる虎の如く 反逆のニーチェを遠吠える
流離いの魂を掛けて生きる 半端な感情の黙示録
糾いの今宵 風呂敷の中に入っているのは使い古したカセットプレーヤー
甘いストリングに引っかかる遥かなる電波
色物の雰囲気 飾らない望遠鏡 飛び出すストリート
かき鳴らすビートルズ 消え去るアキンドの金・土・日
張りつめた圧力 労力のサンドイッチ 唇へ運ぶ乱闘のイビキ
不動の地位 くろがねの模様 白熊の脱糞
カナリアの鳴き声が聞こえる
アスファルトで焼かれたスニーカー
イナズマで落ちるブレーカー
赤い坂のサンシャイン
719 :
名前はいらない:2011/08/12(金) 04:24:50.89 ID:DgJ+5d4s
>649 「残業」
散文です。
残業している時のつらさや「残業プリズン」と言ってるほどの拘束感はない。
どんなことをやっているのか、
どんなふうにつらいのか、
どんな感じに体力気力をうばっているのか、
比ゆでも使って表現してもらわないとわからない。
ただの作文だな。それしか伝わってこない。
D-
「いつもより時計を気にしてる」なんで気にしているのか、その理由がない。
早く抜け出したい理由があるのか?
その理由によっては書くことであせりを表現できたと思います。
この文面をみると、そんなにいやじゃないんじゃないかと思いますよ。
作者の心境としては残業でいやだなぁ二時間しばりつけられなきゃいけないのかぁ
あぁここはしばしの監獄に入れられたようなつらさだなぁ
というよりは、
ああ残業か、でもこれをのりきればみんなのためにもなるし
こんなにみんなのためにがんばっている自分がかっこいいというような
気持ちのほうが前にでてると思う。
720 :
名前はいらない:2011/08/12(金) 04:27:45.19 ID:DgJ+5d4s
だから
「束縛」とか「プリズン」(刑務所・監獄)という言葉の使い方は安易
とても安易といわざるをえない。
プリズンという言葉がどこかポップですもん。
残業が終わったあとの開放の喜びを表現するほうにテーまを路線変更したほうが
素直な気持ちや飛び出したくなるようなうれしい気持ちを表現したほうが、作品らしい形におちついたんじゃないかと思います。
だから、この文面を残しておいて、これ以降に体験したことをさらにつづればよかったんじゃないかと思います。
もしくは「これがおわったら酒飲むぞ」とか、なにか自分が楽しみにしていたことができる喜びの声を
最後の一行に付け足すとか。
本当に残業のつらさや過酷さをテーまに表現したというなら、
もっとドロドロした感じになると思う。ネガティブな言葉を選ぶと思う。
本当は嫌でやっているんならもっと愚痴みたいなねちねちした言葉を選ぶと思う。
作者は絶対
束縛とか監獄に入れられてるという(縛られてる)感覚ではないと思いますよ。
これがおわったらあれやろう、これやろうという開放された時の自由な時間の楽しみ方をどう楽しむかのほうに向いてると思いますよ。
721 :
ちー:2011/08/12(金) 07:45:46.38 ID:H5DN8ulT
まただ…また私の評価がスルーされている…こんな過疎板なのに…!
722 :
名前はいらない:2011/08/12(金) 07:46:26.81 ID:H5DN8ulT
いじめられている…!?
723 :
名前はいらない:2011/08/12(金) 21:00:41.61 ID:zpKKDdIq
焦燥は鬱屈したルサンチマンに変わる
踏みしめるペダルと汗に濡れた背中
地図と西の空は色を失い途方に暮れる
鼓動する心臓と律動する心電図
錆びたチェーンが軋み道は続く
誰に問いかけるでもなく
何処から現れるでもなく
ただ轍と言葉は其処に在る
誰も知らない
意味を求めるでもなく与えられ
暖かい布団で眠っている
両足に心地良い疲労を感じながら
日が昇りタイヤが回るのを待っている
724 :
名前はいらない:2011/08/13(土) 01:33:59.76 ID:Q32a7FDC
高校生でバンドくんでるんだけど
やっぱオリジナル曲の詩のクオリティが俺程度じゃクズ以下で
評価もだけど改善点教えてくれると嬉しい
因みにジャンルロックです
曲名(仮)「ディストーション」
君の叫びで
僕は音楽を奏でる
サディスティックな感情だけを
圧縮して君に押し込める
揺れる景色
いつの間にか出来上がった妄想
それらが産む一瞬にさえおびえながら
唯一ひざまづいた過去だけを頼りに
君に金切り声を上げさせる
限りなく歪ませた叫びは
きっと誰にも理解はされないんだろう?
誰かに伝えたい
きっと君だってそのはず
でも今更クリーントーンじゃ
誰も聞いてくれやしない
それは余りに悲しすぎるからさ
僕はまた君の中に溶けるんだ
作成途中なんで半分くらいですがこんな感じです
在り来たりかもしれないしいいとこないかもしれませんが
悪いとこでいいんでドンドン言ってください
できるだけよくしたいんで
725 :
ちーちゃん:2011/08/13(土) 10:13:23.76 ID:qH0qCZ2D
>724
どこがどうとか説明が不要な程ストレートでいい歌詞だが、ここからふくらませるのが腕のいるところだなあ。
よってセンスが問われるのはこれから書く部分だろうねえ。未完成ではD。
726 :
名前はいらない:2011/08/13(土) 17:59:52.35 ID:llS7K2W0
>>669-672 すごい疲れる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
解釈しようとするとすごい疲れる・・・・・・・・・・・・・・・
たぶん作者自身自己中心的な性格でしょう。
他人のために自己を犠牲にするということをしない人でしょう。
ここにあらわされている言葉のすべてが、作者自身にしか働きかけていないから。
ここにあらわされていることは、いったんは読者へ、念のようなものがきて
作者の感じている粘性のねばねばべとべとの粘液のような意識が
読者に来て、も、それは読者に何の役にもたたない疲労感とエロい喚起を起こさせるけど
また作者に帰ってゆく。
作者の生み出した意識が読者にきて(普通ならここで読者は詩人の教えてくれた感動を覚えるはずだけど、
この意識はエロと疲労感だけをあたえて読者に吸収されない)ゆえにまた作者に返すしかない。
作者のなかにある粘性の意識の粘液の意識を見せられている気がする。。。。
意識の粘膜とでもいいましょうか。
意識や思いという、かたちのないものを言葉にのせ表現するという表現方法としては長けていると思いますが
いかんせん疲れる。
エロい気になるのは
人に見せたら恥ずかしい、普通は人に見せない部分の粘膜(つまり体の内側の粘膜で覆われてるような恥ずかしい部分を)見れた
気になるからでしょう。
727 :
名前はいらない:2011/08/13(土) 18:04:18.17 ID:llS7K2W0
つまり、露出狂のようなコートをいきなりがばっと脱いで
自分の体の中のピンク色の部分を人前でさらすようなことをいきなりやられたような気になったりはしないけど
とにかくいきなり脳みそか、どこぞの粘膜を見せられたような気分で
普通の人ならグロテスクに感じるところでしょう。
とにかく普通は人に見せないような意識の粘性を見せてくるので、
とても疲れます。
そんなもん人に見せて何になりましょうかね?
エロの喚起と疲労感あたえるだけです。
もう一度、詩とはどういうものであるかを考え直すべきじゃないでしょうか。
D
この詩は食えねぇ。(解釈しようとすると疲れるから解釈したくない)
がまんすれば食えるけど、(耐えて解釈しとうとすれば、できないこともないけど)
そこまで好きくない。この詩は。
解釈という部分では踏み込めない、嫌気がしたから。
728 :
名前はいらない:2011/08/13(土) 18:41:04.66 ID:nPySHdEO
>>726-727 うはwww評価ありがとう!
これ、一度も推敲しないで投稿したんだ粘粘。
改めて読むと私でも解釈できんなこれ……(クソ詩)
追々投稿してくのでよろしくお願いします。
評価もちゃんとしますので。
729 :
724:2011/08/13(土) 18:49:36.53 ID:Q32a7FDC
>>725評価感謝
続き投下
あいつは笑った
僕等の歪んだ叫びを
その蔑みすら少し嬉しかったんだ
僕の存在がやっと始まった気がしたから
なぁ、ホントのところさ
僕だって夢や希望なんか持っちゃってさ
それらが産む一瞬を愛しながら
生きて行きたい
だけど怖いんだ
きっと僕は君に触れられなくなる
あぁ、いつの間にか自分にさえ
理解できなくなってしまった叫びを抱いて
君を掻き鳴らす
さぁ、みんな「俺」を見ろよ
せいぜいかっこつけてやるさ
揺れる景色の中
妄想の陰で
今まで生きてきた過去なんてくだらない
だから叫びに意味なんてあるわけないじゃないか
今ならそう思いこめるから
今しかそう思いこめそうにもないから
悲しみなんて感じる権利はいらない
僕と君はただ歪んで形を失うだけさ
改善点よろしくお願いします
730 :
名前はいらない:2011/08/13(土) 21:12:56.97 ID:q0bw87BX
731 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 00:05:33.85 ID:viGY2Vrd
「あの子の中に入りたい」
誰かの中の「君」になりたい
誰かの中の「夢」になりたい
誰かの中で「恋」になりたい
それが常々頭にあって
言語化してみるとみんな
誰かって曖昧だと言う
うん
僕は大好きなあの子の詩の中で
君と言われてる存在になりたいのだ
人々 色々 友だち なんて嫌だと
思いながらあの子が注文したコーヒーを
毎日席へ運んでいる
732 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 01:51:34.57 ID:qyfufZu3
「つるみの塔」
みんなつるんでつるんでつるみまくって 仲間の意識をみんなで確かめ合って
何をするのも何をしたのも常に誰かと一緒で どこへ行くにも常に誰かと一緒で
恐れるものなんて今は全くないのさ みんなといつも一緒に常につるんでるうちは
あれもこれもなんでもかんでもやりたいほうだい 人のことも言いたいほうだい
気のせいかいつのまにか自分が違ってみえる なぜかとてもとても強く見える
みんなでやれば何も怖くない みんなでやれば怖いものなし
集団が不安を消してくれる かたまりが俺を安心させる
集団が不安を消してくれる つるみの塔に属してるうちは
みんなこそこそごぞって企みあって 仲間のカベを崩しまくって
昨日までの親友は今日の敵に 今日までの親友は明日の敵に
自然と入ってくる噂・陰口 みんなといつも一緒に常につるんでるうちは
あいつの意見には合わせたくないけどみんなといつも一緒に常につるんでるうちは
気のせいか思いのほか自分が逢ってみえる なぜかとてもとても弱く見える
集団が俺を不安にさせる 黒いかたまりが俺をつぶす
集団が俺を不安にさせる つるみの塔に属してるうちは
733 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 05:43:55.81 ID:2nYThw4v
>>673 ひらがなで書くことの意味がない。
漢字で書いてもひらがなで書いてもおんなじように意味が伝わる。どっちで書いても感じ方は一緒。
なら漢字で書きましょ
「失恋不貞寝」
はーとさん 真っ二つ
それはたぶん 涙のかたち
ところが わたしの心臓は
それほど簡単な
かたちではない
きずがついても 複雑に再生する
心のほうは たしかに疲れましたが、
体のほうは まだまだ
元気まる出しでございます。
からだにたよって ふつうにねむろう
からだにたよって ふつうにわらおう
そうさ明日は ほーむらん
やつのきんたま ほーむらん
734 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 05:45:26.76 ID:2nYThw4v
「はーと」は、ひらがなで書くことで心臓の臓器の柔らかな感触を伝えるのに効いている。
心臓を真っ二つにされるくらい失恋はつらいものであるといっている、というよりは
単にハートまークをまん中から割ったという形をあらわしたかったのでしょう。
ただそれだけの意味ならカタカナで書いたほうが適していたでしょう。
ハートを二つに割れたら涙の(しずくの)形になりますものね。
「はーとさん」と「心臓」は同じ意味合いにとれますが、
「心」だけちがう意味合いを持ってますね。
「はーとさん 真っ二つ
それはたぶん 涙のかたち 」ここだけ単なる記号まークをあらわしている。
「ところが わたしの心臓は
それほど簡単な
かたちではない
きずがついても 複雑に再生する」ここは生身の心臓のことをいっている。
「心のほうは たしかに疲れましたが、」ここ、ここです、ここだけ精神のエネルギーのことをいっている。
生(なま)のほうは再生するけど、心(精神)のほうは一向に再生なんかしないし疲れたままだ。といっているのですね。
こんなに回りくどい言い方しなくても、もっとスパパンと通じる表現があったんではないかと思います。
735 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 05:46:47.09 ID:2nYThw4v
「はーとさん 真っ二つ
はーとさんは心臓です。
はーとさんは傷がついても再生するけど
心は疲れたまま……
でも 体のほうはまだ元気だから
からだにたよって ふつうにねむろう
からだにたよって ふつうにわらおう」これでよかったんではないかと思います。
「からだにたよって ふつうにねむろう
からだにたよって ふつうにわらおう」ここだけ共感した。これはひらがなで書いてあったから共感した。
漢字で書いたところは漢字で書いても差し支えないと思いました。
あまり効果がないのにひらがなで書くことはないでしょう。
「からだにたよって ふつうにねむろう
からだにたよって ふつうにわらおう」ここだけひらがなで書くことで、うたってる感じがよく出てる。
「そうさ明日は ほーむらん
やつのきんたま ほーむらん」は、よくわからない。
まぁ、何か楽しげな遊びをしてそうに感じますが、
「ほーむらん」って、なにをあらわしているのかわからない。
最後でふざけちゃったね。
失恋したただの腹いせの文句ですね。
失恋して心臓が張り裂けそうなくらい苦しいよう、というよりは、
失恋して不貞寝している自分がかわいいんでしょうね。
D
そんなにショック受けてるようにはみえない、
そんなに苦しがってるようにはみえない。
736 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 08:31:19.28 ID:4WzU5W9Y
「かなで」
遠ざかる雲の背中にしがみついた
君のことはもうとっくの昔に忘れていた
今は誰かの杖になれないだろう
そしてその杖を支える力さえないだろう
忘却はいつも残酷だね
誰にもいえないことがあったはずなのに
それを口に出せずにいる
きっと未来は琥珀の月のように映るでしょう
ひとりよがりで生きていても
孤独からは逃れやしないだろう
誰の心の中にあって
人々は記憶をたぐりよせて生きている
風が吹いたらでかけようか
どこへでもぼくらなら歩いていける
しらしらと濡れた月がかなでている
ぼくらには聴こえない遠くの空で
737 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 08:34:39.79 ID:2nYThw4v
前回>710
未評価
>663 >675 >676 >677 >678
>685 >693 >697 >698 >699
>700 >711 >723 [>724,>729]
>731 >732
738 :
名前はいらない:2011/08/14(日) 13:30:26.53 ID:K9LKQ+df
諭諭敗燹 橙謌芍揃
豁憫蘢袖 待隊宅辿
歎壇池秩 衷喋徴佃
吊庭訂泥 迭伝渡鳶
739 :
おくむら:2011/08/14(日) 22:00:21.13 ID:UPaJn/fv
お待たせ
立つ場所をなくした僕
微熱をゆっくり剥いていって
最後に現れる
顔を隠した坊や
二重、三重にラップして
東京湾に流してあげる
百キロも漂流れてる間に
人間じゃなくなって
場所も地球じゃなくなって
天国か地獄か、やっぱり佐藤だったのか
ああ、お隣さん?
こんにちは、とか言われたりして
結局、家のベッドで目を覚ます
居間でテレビがついていて
その女、
疑惑あり
獰猛につき取り扱いその他...
とか電波してるが、
僕はやっぱり
放射能にはお気をつけな
と頭を掻きながら言うしかない
ため息。
740 :
おくむら:2011/08/14(日) 22:18:37.91 ID:UPaJn/fv
スペースインベーダー
憧れの殺されキャラ
君の勇姿と、去り際の音に魅了され、
恋して一年が過ぎました
いかがお過ごしですか
これから長々と心境を書き連ねようと
心から今まで思ってたんですが
やめました
とりあえず死ね!
741 :
おくむら:2011/08/14(日) 22:34:06.25 ID:UPaJn/fv
目が留まったものに、一言づつコメントさせてもらいます。
評価必要ならいってください。
>>430 繊細な語り口が綺麗でした。
そのままでロマンチックなので、
あえてロマンチックといわなくても
いいのではないかなと。
742 :
おくむら:2011/08/14(日) 22:39:02.82 ID:UPaJn/fv
>>444 時間軸を重ねていて、
むむっと考えさせられました
死んだ人が生きていたり
不思議な世界
ちょっと混乱したけど(笑
743 :
おくむら:2011/08/14(日) 22:45:18.06 ID:UPaJn/fv
>>559 単純だし、安直な気もするけど
シンプルで好きです
らいおんがおー!
もう少し違うニュアンスが、はいってても
面白かったかもですね。
らいおんがおー!にゃ、みたいな
744 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 01:38:37.58 ID:pmgrADRA
「火の鳥」
時の香りが生み出す
赤い糸に包まれた胎児
蓮の花を池に浮かべた
白き極楽から咲いた奇跡
輪廻の模様をそのお腹に宿し
信託に母に迎えられたその御体を捧げ
お口に六道の数珠をねじこめば
禍々しき額に邪気の文字が浮かぶ
地獄の鳥居が姿を現す
母鳥は天皇に飼われていた 黒と炎の循環
朝と夜の浄土 神託に飾られる不死の心臓
天皇との永遠の契約 皇后との不合の契
大地を枯れさせ赤子を娶り蓮の花に蕾を託して
極楽浄土の孔雀色の羽根を広げ力衰えた砂獏から飛び立ち
空で逝くことを最期の願いとした神は
子供達に最後の心を預け 母は最期の言葉を我が子の翼に尽くす
炎は扉をこじ開ける
涙は悲しみの滴と化して大地に降り注ぐ あなたがまだ巡る夢をその胸に宿し
何度も何度も時の川を廻る
745 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 02:40:18.28 ID:tlrhckmO
>>736 遠ざかる雲、は「君」のことでしょうか。
しがみついた、は「君」との思い出にということでしょうか。
違うにしても解釈依然にどう読んでも魅力は感じられません。
作品全体にいえることなのですが何かと、所感、所存、所論が
たいしたことでもないのに誇張されて綴られているような調子で見うけられます。
(続く)
746 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 02:43:32.08 ID:tlrhckmO
(続き)
同じことが題名にもいえます。これは心情の色と「かなで」という語感を軽率
にリンクさせただけのように思えるのですが、まず失敗しているでしょう。スカスカです。
同じく、雲/月/風/空、のキーワード達の語意もスカスカに死んじゃっています。
ただ、
>誰の心の中にあって/人々は記憶をたぐりよせて生きている
ここはちゃんと推敲すれば立派な詩句になりえるところだと一つ感じました。
評価D
747 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 03:28:45.09 ID:tlrhckmO
>>732 心の一番表の皮一枚を剥いで貼っただけのような、判読すら必要のない安い披瀝です。
ことばが作者のなかに滞在している闇をくぐってきていない、そのように感じられます。
これを草稿として、もっと推敲してみてください。
評価D‐
748 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 07:48:59.48 ID:+ITThB/5
>>736 幻想的でいい作品だなと感じます
ただ最初のところがわかりにくい点と君への
思いが淡い感情になっているところでしょうか
風や月といった言葉のセンスは非常によいと思うので
これを足がかりに頑張ってみては?
期待をこめまして A
749 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 08:26:45.70 ID:+ITThB/5
>>732 つるんでいることを塔になぞらえたのは
けっこういいなと思いました
ただそこから先にどんな世界を描くのか?
これが詩人には不可欠だと思うんです
つるんでいる自分が闇ならばそのあとの光を
描くこともできますよね
それが詩人にとって大事なことなのかな?
と思いました
喩え自体は悪くないので短くコンパクトに
読者に響く作品をつくってみてはどうでしょう?
D+
750 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 09:23:07.91 ID:8yMRfNFU
>663
よくわからない。
広い意味で採れる感じが確かに歌詞っぽいけど
これといって迫力もないし伝わってくるものはなにもありません。
「青と白の世界を見上げて」ここは「空を見上げて」でいいじゃないですか。
「青と白」というんであれば、その続きに「青と白」がどう関係してくるかを書かないと
なんの意味もない。
たとえば、「ぼくはドラえもんが好きで絵をかくから 青と白の絵の具のチューブだけがまっさきに減るよ」とか。
これは単に空を見上げてるだけだから「青と白」という必要がないんです。言うんであれば「青と白」でなければならない理由が必要です。
この詩にはそれがないので、「空を見上げて」でよかったんです。
直した「空を見上げて あんなふうに飛べたらなんて思いながら」そう思うと、
「真っ白な景色を眺めて 好きだった少しの青を探してた」これ、なんのこっちゃわからないねぇ
「真っ白な景色を眺めて」どこの景色のことをいっているのか?読者にたったこれだけで何が伝わるのか?
「好きだった少しの青を探してた」なんで青い色が好きなのか?なんで少しなのか?読者にはなんのこっちゃわからない。
「憧れは無力を知らせ」空を飛びたいという憧れはあるけど飛べないから無力だ、というのはわかるけど
「音は響くこともできず」は、なんのこっちゃわからない。「音」ってなにさ 急に出てきた単語だよ
焦点をひとつに絞って書かないと「音」のほうに注意がいっちゃうよ
751 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 09:24:11.50 ID:8yMRfNFU
「抱きかかえていた 夢を残したまま」これはわざわざ言わなくても伝えることができそう。
強く空を飛びたいんだ、という思いを読者に伝えて、でも飛べないんだという現実をいえば暗示してもらえる。ちゃんとした理由が必要ですが。
そう思うと、「音は響くこともできず」は飛行機のプロペラの音でしょうか?
なら、「プロペラは回わることもできず」にしたほうが読者により、伝わるんじゃないでしょうか。(空を飛びたいんだけれど飛べないということ)
「音」っていってもいっぱいあるからね 空を飛びたいというのがテーまならもっと言葉を限定しなくちゃ
それが焦点をひとつに絞るということ。
「世界は浮き上がる」こういうことを夢みているけど結局飛べず、立ちくらみでもするような目のまえがまっ暗になる感じ
で、「見える景色は灰色に染まってく」あたまのなかがふらふらするってことですね。
「目覚めた哀は僕を置き去りにして行く 真っ白な世界を見上げて立ち尽くす」またわけのわからないこと言い出しましたね。
「哀」これは「あい」と読むんでしょうか?
目覚めた哀?非常に自分勝手な言葉だと思います。
悲しい感情が芽生えて、声に出して泣いたから哀?その哀だけが言霊とともにどっかに飛んでったってことでしょうか?
「哀」という感情をとばして立ちすくんでいる?ならこんなかっこつけた言い方せずに普通に言ってちょ。
「目覚めた哀は僕を置き去りにして行く」かっこつけていってるだけ 飛べないという現実をまえにして悲しみの感情を全身から放出しているということを
かっこつけていってるだけ。
もっと素直に。
752 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 09:25:20.59 ID:8yMRfNFU
「目覚めた哀と共に無くした物たちは きっと僕には大切な綺麗な白だったんだ」
目覚めた哀と共に無くした物って? 大切な綺麗な白って?
哀はなくならないでしょ、悲しい出来事があるたび悲しい感情はおきるでしょ
ああーわかった 泣いて泣いて泣きはらしてすっきりした気持ちのことを表したかったんでしょ?これもかっこつけていってるだけ
君は普通のことを言うのに虚飾していうところがあるなぁ
まずはありのままの気持ちを素直に言う練習をしてはいかがだろう
言葉に飾りをつけないで素直に。
まずは日本語の勉強をの意味でE
753 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 09:48:04.87 ID:/s5PQw8d
>>750-752 評価ありがとうございます
自分が段々と落ちぶれていくような事を書いたつもりだったけど確かにこれじゃ何も伝わりませんね
もっと素直になってみます
754 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 13:14:54.22 ID:gLFsCna2
前回>737
未評価
>675 >676 >677 >678
>685 >693 >697 >698 >699
>700 >711 >723 >718 [>724,>729]
>731 >738 [>739,>740]
755 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 17:57:13.22 ID:YkTAS9I2
タイトル 月夜に舞う桜
feel とだえかけた
桜はまた見えない
あるけますか?
そう呟く 君は
(RAP)桜まう 月夜の夜に
桜まう 月夜の夜に
桜まう 月夜の夜に
桜まう 月夜の夜に
ここの桜は綺麗なの?
桜は咲くのでしょう?
言葉さえ のみこまれた
私の桜は まだ輝いて
君をのみこめるの?
桜は散っていく
756 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 18:40:30.23 ID:rBOnW14t
We all came out to Montreux
On the Lake Geneva shoreline
To make records with a mobile
We didn't have much time
Frank Zappa and the Mothers
Were at the best place around
But some stupid with a flare gun
Burned the place to the ground
Smoke on the water, fire in the sky
They burned down the gambling house
It died with an awful sound
Funky & Claude was running in and out
Pulling kids out the ground
When it all was over
We had to find another place
But Swiss time was running out
It seemed that we would lose the race
Smoke on the water, fire in the sky
We ended up at the Grand Hotel
It was empty, cold and bare
But with the Rolling truck Stones thing just outside
Making our music there
With a few red lights and a few old beds
We made a place to sweat
No matter what we get out of this
I know we'll never forget
Smoke on the water, fire in the sky
757 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 19:58:43.43 ID:tlrhckmO
>>675 転載ですね。
>>676 第一連、町?街に対する戯画なんですが、露骨なだけにちょっと引きますね。
読者が納得できる理屈が提示されないまま、作者の一方的な貶しの趣きに嘔気を催すという。
修辞的には
>乾いた土人形
>からすの狡猾な
はまだ良しですが、それ以外は拙劣な表現に違いない。
(続く)
758 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 20:09:42.76 ID:tlrhckmO
続き)
第二連、>不快なまどろみ……こんなのでは不快さは伝わりません。
>煙草でこじ開けて……安いハードボイルドにしかすぎません。
>笑わない銀の月……月でなければいけなかったのでしょうか、ほんとうに見送ってるのは家々の窓
であり屋根でありそれに草や石やポストや電光の掲示板などではなかったでしょうか。わかりませんが。
>まぶたに刺さってる……まぶたでなければいけなかったのでしょうか。わかりませんが。
(続く)
759 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 20:14:07.32 ID:yuxFdQsR
>>755 なぜ桜がとだえかけたのか、説明がないと想像不可能。あるけますか?と聞く君にしても、一緒に歩いている
という状況説明がないので、いまいち盛り上がりに欠けるきらいがある。桜まう 月夜の夜に、というさびの
リフレインが、唐突に現れるので、今までいた君や自分がどこかへ消えてしまう。三連の疑問形は、
結構楽しめる。四連ののみこめる、という言葉遣いが、不気味な感じで全体にそぐわない。D-
760 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 20:18:08.46 ID:tlrhckmO
(続き)
第三連、内容がスカスカです。歩いて行くとはそれはただ生きていくということなのでしょうか。
>ただ歩いて行く/暗闇の底まで……けっきょく云いたかったのはそれなのでしょう。
作中の殆どに推敲の余地が見うけられます。
色んな詩誌や詩集を熟読してから改めて加筆を施すのをお勧めします。
評価D
761 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 20:35:35.86 ID:yuxFdQsR
>>755 とはいえ、初心者らしさが抜けないことを思えば、全体のレベルアップは、割とできそうで、可能性は感じさせられる。
細かい言葉遣いに、センスらしきものが、感じられないでもない。少なくとも、月夜の夜と、夜を二回書いて、どんな想像を
読者にさせるつもりか、と言ったレベルで、ブラッシュアップが必要である。それを、楽しんでできれば文句ない。
762 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 20:44:57.13 ID:yuxFdQsR
>>731 言語化することが、主題になっているのが面白い。展開も、あの子の詩の中での自己という
持って回った欲望が、面白い。あの子との関係がもっと分かりやすく書いて欲しかった。
コーヒーを持ち出す必然性が、感じられないので、単なる思いつきか、と思ってしまう。D+
763 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 20:55:49.69 ID:yuxFdQsR
>>718 前半のたるさが何とかならないか。意味があるようで無いようで、焦点がはっきりしない。
だから鬱陶しい。後半のイメージが面白い。これが全編にわたっていれば、そうとう
面白い詩になったのに。赤い坂のサンシャインという決めぜりふがきまっている。D+
764 :
名前はいらない:2011/08/15(月) 21:11:25.37 ID:yuxFdQsR
>>723 面白い詩を書こうとする努力は認められる。あとは、その結果だけだ。これがなかなかいいと思う。
自転車に乗って一生懸命進むという、単純なことを、微分的にしっかりと描いてある。焦点の
あった詩というのは、読んでいて嬉しい。C-
765 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 03:46:10.75 ID:CWD/T279
堪えた涙が気化し
いつか 愛しい頬にも降り注ぐだろう
雨音を始めた街 伸び髪と過去を削いでゆく
人肌の烈火を求めさ迷った旅
そんなもの 在るはずないと知りながら
"若気"か"馬鹿"かと呼ぶなんて
誰も決められないのよ 君は微笑んだ
そっと離れて泣いた日は 少しでしかなかった 多くを僕に与えてくれたから
だから 全ての思い出までもが 胸を詰まらせる
朝に晒せない惜別は置いて生けと
枕に流す涙を拭う夜風が笑う
泣き縋る音が止むまで ずっと傍にいる
言ってくれた君の ずっと隣にいたかった
766 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 07:38:45.93 ID:EeVL1Tgu
前回>754
未評価
>677 >678
>685 >693 >697 >698 >699
>700 >711 [>724,>729]
>738 [>739,>740] >756 >765
767 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 08:18:40.73 ID:EeVL1Tgu
>>677 一読しておもいました。
なにいってんの?!
>回転をつなぐその稜(かど)に直行で
どういうことでしょう?情景がみえない
猛烈に走っていって角をまがろうとしている猫を描写したんでしょうか?
「回転をつなぐ」ってなんでしょう?どこが回転しているの?なにが回転しているの?
しっぽ?チーターがカーブをまがるように?
解釈をどう捕らえていいのかわからない。
「おこここ」? ???なんですかそれは?をこ烏滸?此処?
どう捕らえていいのかわからない。
>ピンクの雲には跳ねるます
「ピンクの雲」?わからない
>綺麗なながい脚のp
pって誰だよっ
>テン ブレイクス
ブレークスルー?困難や障害を突破すること。また、その突破口。
ブレーク、ボクシングで、クリンチの体勢となったとき、レフェリーが選手に離れるように命じる語。
・テニスで、レシーブ側が相手のサービスゲームに勝つこと。
・停止。休憩。「ティー―」
どう捕らえていいのかわからない。
とても自己中な書き方を
反省してもらいたい。
五段階評価もつけられない
身勝手な態度を反省してもらいたい
猫じゃあるまいし
768 :
エッチな 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/08/16(火) 09:51:54.96 ID:yjYM14Os
>>677 意味不明っぷりもややテキトー。作品になっていない落書きとさえ言える。
だからといってこれを元に詩に磨きあげていったとしてもぱっと見て面白くなさそう。
内容にも構成にも筋が通っていない。フニャフニャな筋すら通っていない。
0から練り直しを。評価E
>>678 主体をぼかすレトリックがいい感じで全体に効いている。
蝉っぽい主体なんだけど人間で、蝉の声は外で響いている。
死の匂いと夏のきらめく空気とのハーモニーが素晴らしい。
ただ、書き方があまりに独自のものがなく、ぱっと見た印象はよくある金太郎飴。
同じような作品が多い中で抜き出るためには自分ならではの表現をしてみるべき。
べつに奇をてらった表現をしろということではなく、単に具体的にするだけでいい。
「こんなに素敵な季節」→直前の連だけではそんなにも素敵な季節だとは思わない。
「素敵」という言葉は便利な言葉で、既に社会的にさまざまなイメージが着せられていて、
そのままでもなんとなく詩的に聞こえる「オバケになっている言葉」なので、なるべくは使わないほうがいい。
「光」→どんな光?
「綺麗」→どんな光かわからないものを単に「綺麗」と言われても困る。どんな「綺麗」なんだか。
「君」→読者の自由なイメージで読んでいいのはわかるが、独自性を失う元にもなるこれも便利な言葉。
どんな「君」なのかを一点でもいいので描いたほうがぐっと独自性は増す。
タイトルが「夏」なのは主体をぼかす意味でとてもいい。
しかしありふれきった言葉のみで書かれていることがすべてを台なしにしている。
そのせいで「実感」を感じられないのだ。
結局この詩は既存のイメージに頼っている。評価D+
769 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 09:57:34.29 ID:NGe0bIso
うつろう花に 誘われゆく なが身のはかなさ
母は涙乾く事無く 祈ると知らずや
770 :
エッチな 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/08/16(火) 10:11:26.79 ID:yjYM14Os
>>685 この類いの作品はどんな時代になっても書かれ続けるんだろうなぁ。
それだけ人間性と人間社会の関係ってものは不条理を孕んだものでというかなんというか。
とりあえず既視感は甚だしい。いくらでも類似したものはある作品だ。
が、こういう作品は常に書かれていなければならないものとして価値はある。
テーゼが現実の人間社会だとすれば、常にアンチテーゼは叫ばれていなければならないのだ。
それは「みんな死んじまえ」でも「ぱんつ脱いで歩きましょう」でも何でもいいのだが。
とりあえず善良な小市民が嫌がることで真実を含むことなら何でもいい。
その際、めんどくさい自己批判とかはべつにいらない。若さに任せて叫びまくるとかのほうがパワーがあっていい。
でも出来ることなら読んで面白いほうがいい。
説教臭いものとか、ヤケになって後半投げ出してるものとかは、やはり面白くはない。
そしてこの作品はそれっぽく見える。
中盤くらいまでの重厚さはなんとなくサイバーSFっぽい色を感じて楽しめた。
「鼻から」は「端から」の間違い。評価D+
771 :
エッチな 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/08/16(火) 10:37:33.78 ID:yjYM14Os
>>693 もちろんそういうのでいいが、初心者だからといって容赦はされない。
これじゃ思ったことをただ書いただけで、普遍性がない。ただのひとりごとだ。
私はあいだみつをやTOKIO城島のアレを詩だと思わないが、
それでも他人に語りかけているぶんまだあっちのほうが価値があるといえる。
内容もどっかのSMAPで見たような内容でしかもスローライフという言葉が大嫌いな私にはまずすぎて箸を動かす気も起こらない。
人間的にレベルの低いひとが自分を正当化するために呟いたひとりごとかなぁと
それだけ思った。評価D
>>697 比喩が多すぎてややこしい。
3行連続で「記憶」という言葉が出て来るが、繋がりがよくわからない。
連想に流されない文章どうしの唐突な結び付きは好みで、
シュールレアリスムかとも思ったけどそれにしてはなんだか一通りのストーリーも感じてしまう。
「透き通る白さ」→「バラの黒き深紅」→「深さを含んだ峡谷」とたとえていく手腕は見事だが、
他にも比喩が多すぎるせいかここの見事さがわかりにくい。
最後の比喩も静謐な水の中のような空気感が絶妙なのに立ってこない。
比喩のみで一遍の詩を書こうとした試みだとすれば実験的意欲は買うが、
はっきりいって失敗作だ。E+
772 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 10:59:46.23 ID:w54czozT
773 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 13:54:36.98 ID:UYOlET1T
「植物」
たゆまぬ風の流れに身をゆだね、僕は生きる。
この場所から出られる事はなく暮らす街、人々が行き交う匂い。雰囲気に抱かれたまま日々を生きる。
774 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 14:23:20.95 ID:UYOlET1T
>>700つじあやのさんのようなセンスを感じる。氷菓A
>>711保田圭さんのようなセンスを感じる氷菓A
>>724評価Eクリアーな透明感がある詩だけど、何も残らない間感覚にさらされる。
本当に高校生なのであれば、数年後にこの詩を元にした詩を書くといいです。レベルアップします。
775 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 14:38:24.06 ID:UYOlET1T
>>738読めなかった。文字の印象から、爽健美茶。
中共なのか中華なのかわからない。
中共なのであれば、怠惰なビルの〜は分かるけど貧困との対比は強烈。
表現方法を考えたほうが広く伝えられる。テクニックや技法に対して偏見があるのかもしれないが、
読んで不快感を持つ文章は一般大衆向けではないと思います。
中華なのであれば、これは大学生の頃に天安門事件に触発された人が書いた文章と言う印象を受ける。
評価B
776 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 14:45:41.06 ID:UYOlET1T
>>756セシルコルベルのようなセンスを感じる。僕が読めない英語のなかからも、自然の風景をイメージした。「千の風になって」のような情緒も感じた。評価A
777 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 20:32:49.28 ID:ShxQ3anS
お前らはレベルの高い詩に評価はしないんだな。
778 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 23:17:20.87 ID:JJVVorHy
ポエム作った
評価よろ
何で王様は王様なの
なんで王様の家臣は悪巧みするの
なんで権力もって多くの人を支配しようとするの
何でそんなことを思いついたのお前らも単なる人じゃん
おっさんおばさんじじいばばあ糞メスがきちんぼこどもじゃん
なんで支配したがる
何で肌の色にこだわる何で虹彩の可視光線の反射の種類で差別するの
何で鼻の高さで差別するのなんで自分たちだけが特別最高の価値ある存在だと思い上がるの
君たちはアキメクラなんだよ王様どもよ
779 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 23:38:59.55 ID:ShxQ3anS
虹彩の可視光線の反射w
お前なにもんだよ。
780 :
名前はいらない:2011/08/16(火) 23:43:21.44 ID:lkCeUBxW
ていうかsageてる奴の気がしれないね
>>778 ぼく何才?
781 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 00:06:49.99 ID:SUOo6A07
ぼく何才?
少なくとも虹彩の可視光線の反射って言ってる地点で
物理学に携わってる事は間違いないよ。
俺にはとても
>>778の作品は素晴らしく思えたがな。
782 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 00:10:49.24 ID:VmLs9d5P
きれいな砂を空に照らしてみれば
乾いた星が瞳にまたたく
錆びた時が私の中で廻れば
君が僕の腕から遠ざかっていく
情景 静かにファンタジーを流れる
涙が少しの砂のに落ちていって
光と影が静かに交わる
まだオルゴールの中の銀河の藻屑は
僕は現実に目覚めた 僕の名を読んでいる 二人戯れたあの時を君が眠っている夢の中で
ねぇ永遠の時の中へ連れってくれる
静かに二人は描かれる 銀色のスプレー
ゆらめくように 重なっていくように
交わっていくように 君にこの星を預けるように
生死は重なるように 肉体は同化し 感覚は接触する
人間の体を破り捨てて 君の心に『耳』を与えよう
君の鼓膜は全ての音を拾うだろう 僕のこの指先にはめたものが見えるかい
君に預けようよう 全ての安らぎが集まるこの場所で
光の墓を 全ての光が中心に集まる
二人で見守ろう この光の樹を
783 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 00:32:34.44 ID:GBiJKLn8
>>781 倫理とかで「リヴァイアサン」とか知ってそうなものだけど。
784 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 00:44:05.71 ID:FcX4h9au
>>781 受け売りだろwww
高調させていく大事な一節で
他人の言葉を遣うってのは低能のやることだよ
785 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 00:48:46.34 ID:SUOo6A07
「ケツ・ホリエシャイン」
あぁ、シラーよ。
太陽が輝くかぎり、希望もまた輝く。
希望は私たちと共に。
何時の日か
私たちは夜を迎え、
全くの暗闇に私たちは絶望するだろう。
しかし、平伏すな。
明けない夜はないのだから。
闇に刺す一筋の光は、どんなにも逞しく、
希望はまた、私たちを輝かすのだ。
786 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 01:47:41.57 ID:Ji82Yx5M
タイトル 恋のTIMER(≧ω≦)
好き! 好き! 好きになっちゃう
好き! 好き! あいしてっよー
好き! 好き! 魔法かけちゃえ
恋のTIMER 時間だよ!(ハイ!)
放課後の図書室 君がいるの
君をみてるの 胸がドキドキ
君はなにも しらないけれど
私は君のこと 大好きなの!
(ウーイェイ!)
この気持ちをつたえたいよ
でも君からじゃなきゃいやなの
だから君からつたえてよ
好きっていってほしいな☆
好き! 好き! 好きになってよ
好き! 好き! あいしてください
好き! 好き! 魔法かけちゃう
恋のTIMER はやおきよ(ハイ!)
787 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 02:00:13.47 ID:Kv2MJVNW
むふふなテスト
788 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 02:03:48.16 ID:FcX4h9au
>>786 これvipで見た気がする
ドキドキはdoki☆dokiのが良いよみたいな
789 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 16:37:39.49 ID:trlbuY5q
前回>766
未評価
>698 >699
[>739,>740] >765
>769 >773 >778 >782 >785
>786
790 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 17:03:07.82 ID:trlbuY5q
>698
>咲いている花を植える
花を植え替えるでは?
>最低の砂は消える
鉢の底の砂は消えるでは?
>突き出しの器砂まみれに
突き出しの器 砂まみれに
こうしたほうがよいのでは?
結局よくわかりませんでした。
韻を踏みたがってるだけの作品にみえる
不精の鉢というと、なにか期待するんだけど、(おいしいものたべさせてくれるのかなと思うんだけど、)
解釈できず。
解釈できないから評価もつけれず
791 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 17:41:44.40 ID:trlbuY5q
>>699 うーんおもしろいなぁ
>曇った夜空なんかより、瞼の裏のほうがよっぽど綺麗だ
うそばっかりw
ここまで前半とても丁寧で好感が持てる。
それ以降説得力に欠ける。
家出してきた一時的ホームレスですね。
で?
ただそれだけなんですね
詩を感じないんですね
丁寧な作文なんですね、
「でも確かに輝く空の黒に僕は吸い込まれた」ここかな?詩を伝えたかったところのは。
>曇った夜空なんかより、瞼の裏のほうがよっぽど綺麗だ
ここまでが詩で
その先が余計なもんがついていて全体を作文にしてしまっている。
ここまででよかったんじゃないですか?
不要じゃないですか?
その先。
「街灯のない砂利道を自転車で駆け抜けて
ふと見上げると、夜空から星が消えている
僕が家を出たときの輝きをどこにも残さず
いつもの丘から見上げる空はおとなしいままだ
夜露に濡れた芝の上へ段ボールを敷いて
それが湿るのも構わずに寝転がる
温い風が草を揺らす音を聞きながら目を閉じた
曇った夜空なんかより、瞼の裏のほうがよっぽど綺麗だ 」ここまではとてもおもしろい。
ここから先はつまらない
「でも確かに輝く空の黒に僕は吸い込まれた」
こんなこと普通に言われてもつまらない。
センスは感じます。
C
でも、ぼくとしては作り直してほしい。
792 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 17:52:10.19 ID:trlbuY5q
>>739-740 自己中心的な書き方ですね。
疲れますね、解釈。
解釈したところでこの文章は読者になにもあたえてくれないと思った。
解釈の価値なしと判断します。
E
793 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 18:09:55.31 ID:nBf48JbE
答えが見つからない もどかしさでいつからか
空回りしていた 違う誰かのところに行く君を責められるはずもない
なんとなく気づいていた 君の迷い
夢であるように 何度も願ったよ 俯いたまま
囁いた言葉 悲しく繰り返す
激しい雨に僕の弱い心は
強く打たれ全ての罪を流して欲しかった
794 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 19:01:43.60 ID:jvOPvyob
>>792 ずいぶんと上から眺めてるんですね
足元滑らせて、落ちてしまえばいいのにw
>>793 フィールドオブビューだかディーンだかにつき無効
796 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 20:39:49.70 ID:nBf48JbE
今でもふと思うの
もしあの日、扉開けてなければ
僕は何をしてたろう?
胸にくすぶる、炎を抱えて
797 :
名前はいらない:2011/08/17(水) 21:57:16.77 ID:4rMkxO/q
>>791 さん
評価ありがとうございます
後半は確かに唸りながら書いたものです
詩じゃなくて作文になってしまったのはそれがよくなかったのかなー('_')
使う頭が違ったというか
センスは感じる、と言われてウハウハで作り直したいのは山々なのですが
これ以上悩んで作ったらもっと酷いものが出来てしまいそうなので
今回の反省を生かして次を頑張りたいです
798 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 09:13:21.26 ID:jKWEbh6k
「微笑みデブ」
赤 白 黒 赤 白 黒 白 黒 白 黒 赤 赤 赤 赤
ザッピングするその色は
虚しさ 苦しさ 切なさ 気だるさ 時折 不安
遅滞した僕の世界の中では
深夜のTV番組だけが滞りなく進んでいく
chを変えても退屈はまぎれない
深夜の寝静まった中で息づく不安
僕の中でまた少し大きくなった
星々が音も無く降り注げば
街々は火よりも早く死に包まれる
または誰よりも早くこの身だけが滅べばいいのに
濃縮した僕の人生を絞りだしたら何色のジュースが出来るんだろうか
真っ黒にざわめく画面にふと映る自分が
時折そっとほほ笑めば
何かがくしゃりと歪んでる
四角い縁に彩られた僕のまっ黒な世界の中で
799 :
792:2011/08/18(木) 10:21:30.73 ID:Pfkj2Bgg
>>739-740 独善的に書き上げたただの日記です。
あなたは無職ですね。
>立つ場所をなくした僕
働き口をなくした僕?
働かないで生活していたら
微熱も出たし治ったらなにか(心象風景で)顔のようなものが出てきて
その顔を東京湾に流したら天国か地獄かどこか別の場所へ行ってしまって
(この顔はいわば自分から出てきたものだから自分の分身とも呼べるものだから
どこへいくのかと案じている。)
「やっぱり佐藤だったのか
ああ、お隣さん?
こんにちは、とか言われたりして」これはなんの意味があるんですか?
ちゃんといわないと伝わりませんよ?もしかしてこの"顔"の正体は佐藤だったといっているのでしょうか?
その佐藤に触発されて記憶の世界はお隣さんにこんにちはと言われたところまで話と景色が飛ぶ。
で、「結局、家のベッドで目を覚ます」ということでしょうか?独善的ですね。
800 :
792:2011/08/18(木) 10:22:37.12 ID:Pfkj2Bgg
「居間でテレビがついていて
その女、 (女って誰?
疑惑あり (何の疑惑?
獰猛につき取り扱いその他...
とか電波してるが、
僕はやっぱり
放射能にはお気をつけな (被災地で暮らしてる人?だから何なの?それをいう必要性は何?
と頭を掻きながら言うしかない
ため息。」これはこの詩のなかでどういう効果を果たしているんですか?
日記にしかみえません。解説お願いします。
>スペースインベーダー
>憧れの殺されキャラ
唐突ですよ。いきなりなんの話をはじめたのかと思いますよ。
>君の勇姿と、去り際の音に魅了され、
なんのことなんだかわかりゃしない
こんな書き方を独善的といわずになんといいましょう。
「とりあえず死ね!」も、誰にむかって言ってるんだか……
「お待たせ」も浮いてます。何の意味があるんだか。
801 :
792:2011/08/18(木) 10:23:27.90 ID:Pfkj2Bgg
ちゃんと自分で言いたいこと言わなきゃ伝わりませんよ。
これだけで相手に理解してもらおうというのは
甘えじゃありませんか?
伝えたいこと言いたいことがあるのはあなたなんだから
きちんといわなきゃならないのはあなたです。
何でもかんでも相手が察してくれると思うのは
甘えです。
だからそんなぐちゃぐちゃな言葉づかいになるんですよ。
こんなもんで相手がわかってくれるだろうと思って書くから、きちんとした言葉づかいにならない。
>>794の言葉が誰であっても、
なんと嘆かわしいことでしょう。
この根暗っ
802 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 12:49:40.36 ID:dSBFFOYC
その後の日
心のタワーに届く電波
雑音まみれで聞こえルは
天国のチャンネル
流行歌を詠え
永遠を肯定せよ
目を閉じれば小さく照る星
子供等の駆けてく姿
803 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 12:52:59.53 ID:dSBFFOYC
あっち側に行ってしまった
カワイコチャンの肖像画
花を愛でる
ゴールデンレトリバーの庭
銀色の水たまりには
拡散する青春像
ちょっと待ってて
広い宇宙の一瞬だから
804 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 12:58:48.01 ID:dSBFFOYC
冷たい
夢
さめた
クーラー
効く
部屋
つまらない
テレビ
見てた
つまらない
戦争
映画
英雄に殺された兵士の魂、何処へ行く?
朱色の乞食は醜い乞食を覆う、何度でも
花束
捧げ
祈れ
然し
涙
流れず
805 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 13:33:01.42 ID:dSBFFOYC
ユートピアの正体は病み
ポートピアの犯人はヤス
認めてしまえ
遠い未来と遠い過去
戸惑わないことさ
煩いヤツラの戯言だ
サヨウナラ悪魔
来る冬の為にコートを
806 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 13:38:03.20 ID:dSBFFOYC
幼い日
空を見れば
全ての雲は
切り絵の怪獣
いつの日も
空を見れば
全ての雲は
形を変えゆく
モンスター・フォーエバー
807 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 15:17:35.89 ID:dhc912X4
「ほしいものだけ手に入らない」
そうだ
手に入らないんだ
それを手に入れるためにあらゆるものを手に入れる
そういうふうにしてきた
なぜか
ほしいものだけ手に入らない
よしんば
手に入ったとして
それはもうつまらないものになっている
俺達は
まぼろしにだまされたのだ
こんどからもう手に入れようとがんばるのはやめよう
と思ったあたりから
もう何も手に入らなくなったのだ
ああー
808 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 17:51:43.44 ID:dSBFFOYC
809 :
724:2011/08/18(木) 19:02:01.45 ID:Bskd9+re
空は酸の雨を降らせ
溶かした鉄の色で自らを染めていく
彼らは無邪気に声をあげる
神様は今に人を拒絶すると
海は涸れ
地上は濁流に飲まれ
灼熱の大地に立つ彼
凍てつき
やがて塩の柱になるらしい
まるで悲劇を観測する老人みたいに
彼らの目はいたく幸せそうなんだ
裁かれるのを望んでいるの?
残念でした
神様はお前等なんて見ていないよ
もし見えていたとすればとっくに裁かれているはずじゃないか
わかってんだろ?
人を拒絶する度胸なんてどうせ神様には無いってこと
人が消えれば彼らも消えてしまう
神様の神様は人間
つまり俺
人間しか俺を裁けない
人間は俺を裁ける
つまりはそういうこと
だから毎日人間におびえながら祈るんだ
神様、どうか裁かれませんようにって
810 :
おくむら:2011/08/18(木) 20:59:17.81 ID:K1ZskZE8
>>792 解釈とか、理解とか、説明とか、
そういうのは詩に必ずしも必要なものかな?
もちろん頭で把握するということが
ちゃんとできて、
楽しめる詩があるのは分かるのですけど。
僕が好きになる詩は、
大概、頭で考えると、
一通りの解釈を拒まれ悩まされ、
でも作者の呼吸を感じて、
何故か理解できないけど惹かれる
そんなのが多い。
言語世界に囚われてない領野を、
あえて言語化したいのだとか、大仰なことを
いうつもりはないけれど、
こういう詩が好きな人もいるくらいは
分かって欲しいと思いました。
そんなに解釈できることは、重要なんですかね。。
ちなみに、そういう喧嘩越しに話されると、
こちらが返す前に色々な理由から
萎えてしまいます。
もっと自分は詩のどういう点が好きなのか、
とか、ざっくばらんに話しませんか?
あることないこと想像して他人をこき下ろす
のがあなたのスタンスなのです?
そこは直して欲しいです。
811 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 21:09:30.25 ID:8NZP9BrJ
>>108 と合わせて評価をお願い致します。
「誰がために風は歌う」
ふんわりとした優しい感触
木目の細かいオレンジ
舌のうえで溶けた個体
口のなかを泳ぐ甘み
それが私は好きなの
だから私は彼に言ったわ
食べてみればわかるのよって
それでも彼は食べてみようともしなかった
でも彼が言ったの
「あっちにはおいしいパウンドケーキがあるよ
ほら、あのビルのうえに」
彼と食べるパウンドケーキは美味しいってわかってたから
私は階段を昇った。
ビルのうえにケーキはなく、ただ大きな風が揺れていた。
私は彼にケーキはどこか尋ねたら、彼は柵の向こう側を指差した。
大きく風が揺れている。
私は飛んだの
あなたが私に見せたいもののために。
なくなる五感
留まる時間と満ちた静寂
色は意味を失い
恍惚の光だけが広がる
すべてが私を包んでいた
これが彼の世界
ずっとまえから、知ってたわ
たまに聴こえる歌の存在を。
ずっとまえから、私のなかにいるのを知ってたわ。
それでも私は彼に言うわ
ふんわりとした優しい感触
木目の細かいオレンジ
舌のうえで溶けた個体
口のなかを泳ぐ甘み
それが私は好きなの
食べてみればわかるのよって
812 :
名前はいらない:2011/08/18(木) 21:11:31.24 ID:8NZP9BrJ
813 :
おくむら:2011/08/18(木) 22:43:36.56 ID:K1ZskZE8
>>811 面白かったから、
ついコメントしちゃいます。
そうですね、これは108と二つで一つですね。
ぱっと深みが増して、彼と彼女の間に
いくつもの交差点を感じました。
みんなにこの二つは読み比べてもらいたいです。
パウンドケーキは彼女をつるための
方便だったのかな。彼はよく彼女を
理解していたということか。。
彼女が、ただ風にあたるんじゃなくて、
飛び降りる所も人柄を感じられていいですね。
僕のは評価じゃないので、
どなたか代わりにお願いします。
814 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 00:13:02.36 ID:qi+S3Qz9
>>765 平易な用語の使用が如実に平易感を生じさせています。但し稚拙な平易をです。
作品が男女関係かは分かりかねますが、ラブソングを綴るときの留意点と言えば
なべて消臭することではないでしょうか。この作品ではそれが皆目なされていないようです。
>雨音を始めた街/朝に晒せない惜別は置いて生けと
や型式面など、頑張って書いてるのは所々に見うけられるのですが
>堪えた涙/愛しい頬/君は微笑んだ/涙を拭う夜風/ずっと傍にいる/
このような大味な表現のオンパレードに作者は気付いているのでしょうか。
評価をするにあたり、そこが重要となってくるのですが、私はあくまでも作品を尊重したいと思います。
評価Dちょっと+
815 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 00:21:06.49 ID:qi+S3Qz9
816 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 00:41:46.50 ID:qi+S3Qz9
>>773 短詩なのですから、一つ一つの文節にもっと精気を注いでください。
私にはポジティブを説かせるための言葉をただ連ねて書いただけのようにしか思えませんでした。
評価D-
817 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 01:12:42.94 ID:skX7dO1R
多分酷評でしょうが初投稿
「記憶」
ムササビの太陽神
来春の出席簿
空気 神
太古からの如何わしい波間 波間サヨウナラ
ヤクザ
ばったもんのヤクザ
幼少期のヤクザ
幼少期のライオンの出席簿
草
花
818 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 02:03:40.64 ID:brYSrKoU
「氷の下」
ここは暗くて冷たい
気づいた時にはここにいた
なにも見えない
どこかわからない
白いレースのカーテンが
ここを照らす
空と駆け回るたくさんの
足の裏が見えた
見ることしかできない
どうしたらいいかわからない
ここは明るくて冷たい
『MASTER〜ascension,2011』
天皇はその体からmasterを生み出した
足元の広がる エイリアンチャイルドは増殖する
流血の滝 卵の中から現れるサタンの子供
光の螺旋から現れたのは新世界の後光に包まれた次の支配者
"天皇の手のひらに浮かぶ黒き球体は全ての物質を影にする
明治 大正 昭和 平成全ての力を現世に解き放つ
それは4つの楯となり4の季節を奏でる場所に封印された
天皇は地獄から呼び出したクロノスの剣で世界を両断する
封印された4つの楯が共鳴する
大正天皇から生み出た6匹の悪魔は空に黒き太陽を作り出す
4つの楯が光で結ばれてカウントダウンが始まった""
業火が降り注ぐメギトの地で平成天皇明仁は封印が施された棺につく
棺は静かに閉じられる 固定は復活への拍動
いくら力を手にれた所で老衰には勝てない
時が立てばこのパワーも衰えていく
ならば全て神に委ねよう
この棺の中で天皇継宮明仁は人間としての役目を終えよう
アセンションの果てに新の支配者は誕生する
この世の全ての生物の進化を受け継いだ神
その肉体は人間でありながら何年物眠りでから目覚めたそのパワーが
人間の遺伝子と結びついたかつてない新生物
何年物昔一人の人間が宿した宇宙人のDNAを何百年もの間転生させて発現させた
天皇を母体するその未知の遺伝子
やがて全ての人類は彼に導かれるだろう その記憶を伴って
820 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 06:59:54.78 ID:xXgSlw4R
「ぼくの命とPS3(改)」
何処から不安がやってくるのか知りたいから旅に出たよ
迷宮の奥 黒曜石の欠片 散らばる広場の中央に 死んだ鶏の頭 模した
扉の奥で
蜥蜴の皮をかぶって
電子の研究に 打ち込む 悪魔の片耳につる下がった君の干し首
何処から不条理がやってくるのか知りたいから旅に出たよ
自動販売機の真下に開く 異界の入口 漏れて染み出た誰かの魂
僕を乗っ取って不幸にする
神様はにこやかに僕に選択を迫るんだ
天秤にかける君の命と太平洋
神様はにこやかに君に選択を迫るんだ
天秤にかける僕の命とPS3
神様はにこやかに僕に選択を迫るんだ
天秤にかける君の命と太陽系
神様はにこやかに君に選択を迫るんだ
天秤にかける僕の命と6300円
悪魔は二人の価値を見比べる
天秤にかける僕の命と君の命
何時だって釣り合わないのは価値と価値
821 :
20110819:2011/08/19(金) 09:08:45.54 ID:/CJtZwt2
>>810 解釈とか理解とか説明が欲しくないならここに書き込まなくていいでしょう。
具体的な指摘じゃなくてただよかったとか凡庸だとかの意思表示が欲しいなら
現代詩フォーラムにでも書いたらいかがでしょうか。
匿名だからこそ貰える厳しい批評もありますし、使い分けてください。
不毛なほど辛らつな感想も覚悟のうえでお願いします。
>>108及び
>>811 ものすごく普通だと思います。
意味ありげなふうに意味のないことを書いてあるだけだし、
ほんとうは何も示唆していないということが滲み出ています。
あなたはこの詩を書く必要がなかったので、この詩には血が通っていません。
言葉の羅列です。
あと、「視覚する」というのに違和感。視覚は感覚のなまえです。
「知覚する」のつもりだったのではないでしょうか。D
>>817 詩以前のらくがきです。
詩は自由な言葉でなければなりませんが、
それは何も考えずに適当に書いたものとも違います。
適当な言葉はそのへんの石ころみたいなものです。
そのやり方なら10個書いて1〜2個がものになるくらいが妥当だと思います。
D
822 :
20110819:2011/08/19(金) 09:25:48.80 ID:/CJtZwt2
>>818 書き方と構造に関してはちゃんとできてると思います
ただ二段目の「レース」の不用意な使い方が気になります
「カーテン」と比喩されたひかりが「レース」である必要性を感じません
カーテンのような光が自分のいるところを照らして、それで
空とか足が見えるというのも変な感じがします
真下からじゃカーテンはカーテンに見えないし
自分が照らされたら見えるようになるのは自分ですから
あと「空と駆け回るたくさんの」はゴチャゴチャっとしてるので
改行を増やすか二文に分けたらどうでしょうか
C
>>819 こまかい文章の手抜きや誤字が多すぎて読む気が失せます
自分の中に確固たる感覚がなくて見切り発車ですごい速度で
書いたんでしょうが、それがそのまま完成度の低さに繋がってます
適当に書くのと本能的に書くのは違うというのがよく分かりました
横尾忠則の言葉を引用しておきます
「よく絵はアイデアで描けると思っている。
とんでもない絵はアイデアではない。実感だ。
油断できない。肉体をぶっつけたところから生まれる。」
ごめんなさい、
>>822における私の
>>819の評価はDです。
>>820 これは非常に面倒くさいですね
冒頭〜「僕を乗っ取って不幸にする」までは
言葉と言葉の繋がりがグチャグチャで夢の話をされてるような
厄介な気分にされます
んで神様はにこやかに〜から始まる部分で対比された
色んなものが出てきます、ここで急にストーリー性を帯びる
感覚的に読むものかと思ったら急にそうなるので読み返してみるが、
最初の夢の話みたいな部分で「君」は干し首なのに
真ん中の部分では神に「僕」と取るに足らないものを天秤にかけさせられてる
死んでる人の命と太陽系やなんやの比較をさせられる「僕」がかわいそうです
この一連を読んで「価値基準は人それぞれだね」みたいな凡庸な詩かと思ったら
最後の一行が突如の七五調(意識的か無意識かは知りませんが)
詩の最後が七五調になると「歌丸です」と付け加えたくなるので気をつけましょう
詩を書くならリズムにも敏感であったほうがよいです
総評としてこの詩はバラバラのフランケンシュタインです
D
絵は健全な人だったら誰でも描ける
825 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 13:41:17.83 ID:4tvfVYjD
「風について」
見たこともない映像を脳裏がよぎる
確かな言語が空を舞う
冷たい手がその夢から抱き起こし
ぼくは静かに彼女の唇を塞いだ
いつかは故郷に帰らねばならない
ただし彼女を選ぶのか
それとも絶縁を逃れるのか
迷う心はいつも乱れてやまない
雨が降り続いている
空からの褒美のようにも思えるが
今は懺悔をきいている気分だ
微笑の裏側の慟哭など知らぬ内に
ぼくは情婦として抱いた記憶を
この打ち付ける雨に投影した
しかし濡れたままの君の体は
美しくそれがあまりに魅了するのだろう
この雨もいつかは静まるのだろうか
流れた雫が頬を濡らし今日という日に
邂逅と無常を同時に知らしめる
きっと明日は晴れるのだろうが
826 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 13:42:19.55 ID:4tvfVYjD
題名「雨について」に訂正します
827 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 13:55:27.35 ID:raPBZQVZ
>>825 D
テーマとしては面白いけど、表現力がイマイチ。
思いついた面白そうな言葉を適当に羅列している印象を受けます。
だから、読んでいて、アレ?と思う部分が多数
また、多少日本語が怪しい部分もあります。
タイトルの訂正もそうだけど、一度書いたあと、最低一晩置いて読み返して
おかしいなと思う部分をかえてみたり、他の表現を探してみたりしてみてはどうでしょう?
828 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 18:29:05.11 ID:qi+S3Qz9
>>821 おくむらが言いたいのは解釈の末に生まれるポエジーだけを評価対象にするのは如何なものか、ということでしょ。
829 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 19:06:41.51 ID:qi+S3Qz9
>>778 イロニー(風刺表現)に富んだ文言なのですが、これでは粗野で破廉恥なチラ裏にしか受け取れません。
何となく富んでるにしてもその一つ一つが錆びてたり腐ってたりしてるという、残念な詩モドキみたいな。
もっと「可視光線の反射」で表したように読者が「そうだ、確かにそうだ!」と思えるような文句を多用していきましょう。
評価D-
830 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 20:28:50.71 ID:RGOXvZCA
約束しよう
ぼくらはいつまでも 仲のいい友達でいると
新しい風に吹かれて
心なびくとき きっと君を思い出すよ
時は流れて
ぼくらは別々の人生を 歩んでいくけれど
いつかどこかで 偶然出会ったなら
心の底から語り合おう
変わらない何かを
確かめ合って生きたい
いくつもの思いを
素直に伝えたい
そんな仲間でいてほしい
いくつ年をとっても
君は君でいてほしい
変わらない何かを
確かめ合って生きたい
いくつもの思いを
素直に伝えたい
そんな仲間でいてほしい
いくつ年をとっても
君は君でいてほしい
831 :
名前はいらない:2011/08/19(金) 21:32:54.11 ID:Kbcchz4g
>>816評価ありがとうございます。僕は確かに精気を注いで詩を書いてませんでした。その中で僕の詩にD-の評価はありがたいです。。
832 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 01:03:50.77 ID:dHWOLfE8
>>782 君と僕の歌が多い中、またきたこれ。
とりあえず読んでも、基本的に作者だけが親しく感知できるような貧しい表現ばかりが目につきます。
イメージの源泉となるものをドリーミーチックに装飾するにしても、そこに真実味が投影されていないなら
それはただの世俗あるいは世俗にも認められないファンタスティック(笑)な自慰な作品でしかありません。
私には作者自身が酔いしれながらこの作品を手掛けていたようにも感られじました。
詰まる所、眩しすぎて現実のすきまがえませんでした。
評価D
833 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 01:11:22.59 ID:dHWOLfE8
ごめん眠くて文章が拙い
834 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 03:23:55.29 ID:YJ+Pr/Wv
>>828 ボロクソに書かれてイライラしてるだけだろ。
835 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 03:30:11.49 ID:YJ+Pr/Wv
あと、一回読んでなんの魅力も見受けられなかったものについて
言葉の示唆するものについて深読みしたりするわけで、
ようは直感的なポエジーがないから仕方なく深読み
して貰ってるということに気付くべき。
その人は知らないけど私はそう読むし、深読みして
何もなかったらほんとにがっかりするよ。
真剣に読んでくれる人がいるんだから、単にちやほや
してほしいならSNSにでも書いておこうね。
>おくむらが言いたいのは解釈の末に生まれる
>ポエジーだけを評価対象にするのは
>如何なものか、ということでしょ。
836 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 04:17:14.61 ID:S/NDQK0w
>>825 美しい作品ですね
言葉と言葉の間にあるリアリズムとそれを補う「雨」という
語句をファンタジーのように織り成していて魅力があります
言葉の選び方が大人だと思いますしこうした「相克」を
詩の中で読めることは殆どありませんね
自覚したうえで言葉を選んでいる印象を受けました
夢から覚めたあとの「彼女」への想いとそれから
「故郷」へ戻らなければならないという葛藤が
しっかり刻まれていますね ストーリーが読める作品
最近、自己中心的な詩が多いので客観視して書かれた
作品には高評価をしたいと思います
「雨」に相応しい美しい詩情を感じさせる作品でした 評価A
837 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 04:24:36.74 ID:S/NDQK0w
>>782 僕と君の世界の中で綴られたファンタジーですね
他の評価の方はわからないですけど
ひとつひとつの言葉に力をこめた作品は
しっかりと読み取るべきなのかなと思います
ただこの作品の中では君への感情が過多になっていて
情緒に流れすぎではないかなと思いました
表現自体はいいものを持っていますが
それを「詩」として構成するためにはある程度の
客観視は必要だと思います
内容が充実しているようでいていまいち物足りない
理由はそこにあると思います 評価D
838 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 04:26:28.30 ID:S/NDQK0w
>>782 一連目と三連目の表現はこの作者ならではの
味わいがあふれていると感じました
今後もめげずにいい作品をつくれるように
頑張っていってくださいね
839 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 07:42:26.24 ID:dHWOLfE8
>>835 直感的なポエジーがない時点でそれはもう、低センスを証明してることになるんだけど
とりあえずそれを含めてもセンスの評価に解釈はあまり関係ないかもね。
所謂、直感的なポエジーの解析になぜセンスのランクが左右されなきゃいけないのよと。
未だに解析が不十分な大詩人の詩を、今に解析できたとして
その解析の具合によっては小詩人や似非詩人にもなりえるのかというと、そんなことはない。
巧いものは巧い、拙いものは拙い、素直に読んで良いものは良い、素直に読んで悪いものは悪い。
いくら判読してもその事実は変わらないし、まして芸術がそういうものではないとしたら幻滅もいいとこだよ。
ただ、拙劣な個所を指摘して解説するのは作者に評価文にとっても有意義なことだと思うよ。
840 :
伊東先生:2011/08/20(土) 10:06:22.23 ID:NGKJuZdk
『世界最大のヤヌス』
もちろんそれは世界最大だったさ
とにかく大きかった
ダゾンが言った(いやそれは世界最大ではないのでは?)
しかし僕は思う
ダゾンの負け惜しみは世界最小のチンミだ
やけに味わいがある
緑色の豚が幸せを運んできた
薄暗い村のショボイ井戸の脇で
その豚を口にした
微妙な表情が空一面に広がった
ニッポッ〜ル
そしてヤヌスは世界最大となった
世界最大のヤヌスが生まれた
(自分でもびっくりしたさぁ〜)
(一瞬で確信したよ)
(世界最大だとね)
(私に嫉妬する人が出てくるかもしれない)
(悲しいことだがある意味当然だ)
(彼らは瞬間的に気付くだろう)
(私が世界最大のヤヌスに相応しい最大の存在であること)
(彼らがとるに足らないチンミであること)
輸送船の窓の外には赤い空がのっぺりと広がっていた
まるでダゾンの陰鬱さが漏れ出したようで
胸くそが悪い
ダゾンの頭は世界最大のヤヌスでいっぱいなのだろう
ドゥ〜
貨物放出口からダゾンを放り投げた後
改めて考える
やはりあれは世界最大のヤヌスだった
僕の人生は彼のヤヌスから抜け出せるのだろうか
(私は世界最大の存在感)
(見よ!このヤヌスを)
(お前はチンミ、お前もチンミ)
僕のヤヌスはここで終わりなのだろうか
あるいは…
窓の外、緑色の雲が物凄いスピードで通りすぎていった
841 :
ちーちゃんではない:2011/08/20(土) 10:12:45.06 ID:bV4FUztI
「ブロークンハートルネッサンス。」
白粉お城に色白く
おかめひょっとこ舞い狂う
ひょっとこ曰く
「なに、おまいら。その頭。」
おかめ曰く
「音楽室の肖像画ワロス。」
さて、舞踏会の貴族たちは
非常に心を傷めてしまった
耐性なさすぎw
842 :
ちーちゃんではない:2011/08/20(土) 10:19:40.22 ID:bV4FUztI
>>840 おい、俺が一生懸命考えてる間にあんまり面白いのを書くな。
843 :
伊東先生:2011/08/20(土) 10:22:48.44 ID:NGKJuZdk
>>841 私は貴方がちーちゃんだという確信を持った。
844 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 11:54:38.57 ID:U26W0VXP
「→ポップンミュージック」
汚い部屋にいて、虫がたかるペットボトル眺めている。
生態系ができているね、まるでひとつの惑星だね
どこに着地するでもなく、どこに行くでなく、ゆらゆらしてる酩酊人間
男らしくもなく女らしくもなりたい、お金が欲しいと言うのはだめですか
十六茶がぼくを露骨に締め上げる
インターネットが白い壁だと気づく
生きているものさえいないよ窓の外に
古いアニメを追いかけてる日々
空を見上げる少女の瞳に映る世界は、どこにあるのかな
ドアをノックするのは誰
いやだ出さないでよ グロイ花が咲くこの世界の上 ぼくは部屋の中で体育座りでイミのないブログいつまでも続け
すべてがないんだって時間はたぶん連続的なものじゃなくてきっと全部が飛び石のようなデジタルでさ
結果が原因を決める
という逆行する時間を遡ることができるはずだリズムにのって。
区切られるのは嫌いだ。括られるのは嫌いだ。
ここから出してよ脱出ゲームにはまって――皮肉な陽に照らされて。
タイトル未定の完結しない発売日。ぼくは。
リズムにのれない。
845 :
おくむら:2011/08/20(土) 22:19:22.49 ID:HePkyJme
>>835 言ってることがどんどん変わってない?
最初は稚拙な詩観をいってるだけだったのに、
今度は他人の概念を持ち出して違うことを言う。
大丈夫なの?と疑問に感じる。
評価のスタンスがすごくあやふやなんじゃ。
面白くない面白いは、単純に
解釈できるできないという理由ではなくて、
もっとプリミティブなものなんじゃないかな。
なぜ面白くないのか、面白いのかは、
読む人が、自分自身に問い詰めないといけない。
深読みしてやってるとか、誰も望んでない
上から目線は是非ともやめて欲しい。
そもそも、簡単な比喩だけで成立するものでもないのだし。
まあ、僕の詩が面白くないのが原因なのだけど笑
でも僕が求める詩は、オールオアナッシングなんだよね。
846 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 23:01:17.22 ID:F04b6hd9
今の世の中では、強い、速い、偉いことはいいことだ、と言われます。
多くの人が、より強くなること、より速くできること、より偉くお金持ちになることを求めます。
しかし、そうではない人、そうできない人はどうなるのでしょうか。
強いもの、大きいもの、できるものを中心にする社会は、いつか滅びに向かいます。
弱いもの、小さいもの、できないものがどんどんと切り捨てられ、隅っこにおいやられていく世の中は、
今日真ん中にいた人が隅っこにおいやられていく世の中でもあります。
反対に、弱いもの、小さいものを中心にする社会は、一見効率が悪そうに見えますが、長続きし、
より多くの人が、後ろめたさを感じることも、偉そうにふるまうこともなく、
他にかけがえのないひとりとして、喜びをもって生きることのできる社会です。
畑を刈りつくさないこと、作物を困っている人のために残しておくことは、
私たちの生活に置きかえると、どんなことを指すのでしょうか。
ぜひ、考えてみていただきたいと思います。
あなたが気づき、行うことを、神様は期待して待っていて下さいます。
847 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 23:16:51.70 ID:F04b6hd9
近頃、巷では、共存や寛容や助け合いを重んじる価値観から、
排除・不寛容・自己責任という価値観への移り変わりが目立ちます。
自分の利益や権利は主張しても、他者のそれを尊重することをせず、
むしろ、他者を踏み台にする風潮が、はびころうとしています。
しかし、そのようにして得た玉座は、地位や安定や繁栄は、
どこかすわり心地のわるい椅子のようではないでしょうか。
自分自身もその座からいつ滑り落ちるかわからない、常に足を踏ん張って、
席を奪われないように目を見張って、座る玉座に何の意味があるでしょうか。
848 :
名前はいらない:2011/08/20(土) 23:54:31.85 ID:kiccl8ZA
高校でやる漢文みたいだな。
歴史は繰り返す()
849 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 00:10:02.19 ID:dkFzzl+M
自分の信じるものなんてどうせ
他人のものさし借りて自分の器量をはかる
間違っていないか、劣ってないか
いつも自分の首に手をかけている
褒められるたびに首を絞める
失敗や否定を何度も経験して
糧にできるような自分だったら
だったら何なんだろ
他人のものさしでは正しく量れない
ありのままであったはずの自分を
切り捨てる、切り捨てる、切り捨てる
まるで自身がなくなってしまう
ここにあるのになんにもない
さびしいこころ
埋まらない傷は見つからない
泣いている幼い迷子は
切り捨てた自身は誰だったか
850 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 00:26:46.64 ID:AaPH4Dy7
>>846-847 これはねえ、曖昧な集まりの曖昧な現状に対する不満が書いてあるだけで、
正直あんまりグッと来ないね。
で、「強いもの」と言う人も、最後まで読めば弱者だと言う事がばれてしまうし、
じゃあ、弱者なんだからいままで通りでいいじゃん!と、言えば神様の期待する変化は訪れない!
と、言うか「今の世の中では」って、今まで強い速い偉いは悪の根源だって言われた事があるか?
最初の行から都合よく他人を操作しようと言う意図がプンプンしている。(ように見える。)
出来ない方が優遇されるならみんなで出来ない振りをすればいいさ。
他人の分まで責任を被り頭を悩ませる人間もストレスで全滅しもう「偉そう」と罵られる事も無くハッピー。
家庭なんかはそうあるべきだよな。子供を大事にするべきだろうな。知らんけど。
しかし何時までもこんな安宗教パンフレットに頼って子供のままで居させちゃ親失格だ。D
851 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 01:06:57.21 ID:OSAdsntu
「ばら色の月」
ばらいろの
ばらいろの月の夜
ほろほろと心はもえる
あゝこんな夜は
そっと口笛吹きながら
月の光にぬれながら
肩を並べて歩いてみたいな
ばら色の月の夜
ばらいろの
ばらいろの月の夜
ほろほろと流れるピアノ
あゝ甘い声で
いつか夢みたしあわせを
ともに描いたしあわせを
二人しずかに話してみたいな
ばら色の月の夜
ばらいろの
ばらいろの月の夜
ほろほろと二人の吐息
あゝ花はゆれて
匂う夢ならさめぬまに
夢の花なら散らぬまに
あまいくちづけ交してみたいな
ばら色の月の夜
852 :
1/2:2011/08/21(日) 01:20:47.07 ID:eXgV62/k
寒い。抱きしめてくれ。
強い酒を口移しで飲ませてくれ。
背伸びしてヘトヘトになるまで。
滅茶苦茶なコード進行と狂ったドラム。
違法賭博。身包み剥がされて飲まず食わず。
ハイウェイをぶっ飛ばす。サイコロを転がす。
明日へ向かって。引き金を引く。
痩せこけ寄り添い合う野良犬を蹴飛ばす。
見えない明日へ疾走する。
充血した眼球に伸びた舌。
生ハムのサンドイッチ。
バスケットに詰まった札束。
アタッシュケースに入ったサンドイッチ。
どうしてこうチグハグなんだ。
バラバラになる。
寒い。抱きしめてくれ。
見えない明日に向かって。
未来はやって来ない。
走れ。突っ走り。
弾丸をぶっ放す。
君は大口径のマグナムを持ち恍惚としている。
壁に穴が開く。声を失い目を丸くしている人々。
それを見て君は笑ってる。
君にとっては無邪気なイタズラなんだ。
853 :
2/2:2011/08/21(日) 01:21:40.74 ID:eXgV62/k
昔のレースゲームみたいに同じ道が続いて居て。
俺も君も死にたくなっていた。
視線が無意識に寝心地の良さそうな路地や空き地を探してた。
厳重な警戒網。消耗戦。コールドゲーム。
全力投球ばかりして肩が壊れた投手。
砂時計をひっくり返してくれ。
そこのアンタ!砂時計をひっくり返してくれ。
焼け跡のアンティーク人形みたいに眠っている。
君の寝顔が或る時を思い出させた。
退屈な学校。ギター。アルコールの酩酊。
焼け付くような日差し。トンネル、砂埃。
ダイヤモンドダスト。並々のグラス。夢。
まだ夢の中。掠れたラジオ。スローナンバー。
検問所が見えてきたあたりで銃声がした。
声を上げようとしたが全て手遅れだった。
派手な飾り付けをした車がハゲタカみたいに現れる。
同じ服を着た奴らが熱いのシャワーを浴びせてくる。
幕引きの瞬間が、予感すら無く。
俺は君に「おやすみ」を言ってないのを思い出した。
854 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 01:24:55.12 ID:AaPH4Dy7
俺は人を殺さずに居られないそんな病人で
クラスのみんなみたいに楽しくは遊べない
授業の間中も休み時間のドッヂボールでも
下を向いて堪えて居たから殺さずに済んで居た
夏休みの気が狂いそうな陽射し
テレビの中に飛び込んで消えた人殺しの俺は
二時間もの間
刑事たちの目を欺き続けた
八月の土曜日の
火曜ドラマのやり直し
俺が手錠を掛けられてフレームアウトした後の
美人女優の日常も全部演技さ
だから俺はチャンネルの向こうで下手糞なヨーデル歌手になって
ミリオンセラーを出した時の練習
だけど
下手糞な歌が売れる理由が
下手だからじゃ嫌なのさ
そう言う夢を
夏休みの気が狂いそうな陽射しの下
コンクリの床を突付きながら
汗だくのヒマワリ見てえに
種ばら蒔いて
855 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 01:57:07.72 ID:FM3U6fyQ
タイトルがないなら無題と表記してください。
コピペみたいに唐突に言葉を並べてハードルを
下げるような根性なしの詩は誰も読みたくないですよ。
856 :
unders:2011/08/21(日) 03:41:46.01 ID:XRDgTeLA
「タイムボガー」
俺はそれへ銃口を構え
血が大量に大量に飛び散った
その血は結晶となりもう一つの自分の記憶を結成する
俺は銃を置いて手を上げる
「おぉぉお神よ!!!!今日も幸せな奴を一人やりました」
俺は永遠にあなたのために笑うだろう
どんなことでもやりとおす 恐喝 殺人 詐欺
どんな罪で背負い どんな犯罪でも躊躇なく行う
俺の中指から放たれる銃弾は全ての幸せを貫通させる
そして溢れる血の不幸からは光の傘という存在が俺を守る
俺は神の時間軸の中にいる 俺は神のシールドによって守られている
俺は全ての行いをリセットすることができる 俺の銃弾は何による影響も受けない
俺はスイッチを押す 神になるのだ 誰にも到達することのできない領域へたどり着くんだ
神よ!!!この弾丸を受け取れ 神よ私の手を取るのだ
奇跡のその手の平に置こう!!!!!
ふわふわふわふわふわふわふわふわふわふわふわふわ
時間消滅!!!
857 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 08:16:11.93 ID:nnz+2kPc
>>855 無題と表記しなければタイトルが無い事に気付かないヤツは表記があっても気付かないだろ
858 :
アンダーバーではない:2011/08/21(日) 08:35:08.76 ID:nnz+2kPc
>>855 あと、唐突に「ハードルを下げる」とか「根性なし」など非常に読み気をそそられる文章ですな
859 :
特ナ:2011/08/21(日) 11:21:36.21 ID:U6uFvs41
247m 47階 ミッドランドスクエア★
245m 51階 JRセントラルタワーズ(オフィス棟)★ 226m 53階 JRセントラルタワーズ(ホテル棟)★
220m 46階 (仮称)名古屋駅新ビル★
200m 41階 (新)中央郵便局★ ←202m?
180m 40階 名古屋ルーセントタワー★
180m 38階 (新)大名古屋ビル★
170m 37階 (仮称)グローバルゲートWESTタワー★ ←174m?
170m 36階 モード学園スパイラルタワーズ★
161m 47階 ザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワー
160m 45階 ザ・シーン城北
152m 42階 グランドメゾン池下 ザ・タワー
134m 31階 金山南ビル
117m 33階 アクアタウン納屋橋★
115m 25階 (新)第二豊田ビル★
115m 25階 アルペン丸の内タワー
110m 28階 ヒルトン名古屋(アムナットタワー)
108m 31階 アクシオス千種 108m 23階 ナディアパーク(ビジネスセンタービル)
106m 29階 ブリリアタワー名古屋グランスイート★
106m 23階 名古屋プライムセントラルタワー★
103m 29階 名古屋センタータワー
102m 26階 住友生命名古屋ビル★
102m 26階 名古屋国際センタービル★
101m 22階 NTTドコモ名古屋ビル(アンテナ含まず) 101m 30階 グランスイート千種タワー
100m 22階 アーバンネット名古屋ビル
100m 20階 愛知大学本館★
860 :
特ナww:2011/08/21(日) 11:28:28.60 ID:U6uFvs41
でた嫉妬ド田舎にゃごや人www
100m以上のビルの数
新宿39 梅田52 横浜市41 川崎市19 丸の内41 カッペ名古屋市19
爆笑wwwさすが田舎っぺ大将にゃごやwwwwwwwwwwwww
梅田が伊丹で高さ制限されてるの知らないにゃごやww
w200m以上が大阪より少ないにゃごやwwwww
しかも200mの計画ないのにウソつくにゃごやwwww
しかも3つしかないというド田舎低 層にゃごやwwwwww
100m以上の高さのビルの数を横浜博多神戸川崎に負けるにゃごやwwwwwwww
ド田舎低層にゃごや wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
正式な高さ
大阪 阿倍野橋ターミナルビル300m
大阪府咲洲庁舎 256m
北浜タワー 209m
クロスタワー 200m
オーク1番街 200m
名古屋 ミッドランドスクエア 247m
JRセントラルタワーズ 245m
JRセントラルタワーズ 226m
正式な計画含む ソ―ス高さ200〜220mの高層ビル写真集で検索 100m以上の高さのビル
東京420棟(新宿39 、丸の内41)
大阪110棟(梅田52)
横浜41棟
名古屋1 9 棟www
ソース 県別100m以上の高さのビルの数
世界都市別高層化ランキング
9位 大阪(梅田・中之島)日本一
12位 東京(新宿)
横浜名古屋該当なしwww ソース世界都市別高層化ランキング
※日本一の地下街大阪
※ 嘘だとか見苦しいこと言わないでねwww
ソース検索したらいいだけだからwww
とりえの毛が三本ビルでも大阪に負けるど田舎にゃごやさんwww
100mを横浜神戸博多に負けるど田舎にゃごやさんwww
861 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 14:37:40.96 ID:ky982NTQ
「ことばあそび」
らっきょのら
とうきょうのと
パチンコの玉
めざめの目
めざしの目
めだまのお
ららりる=ささしす
ささしす=かかきく
かかきく=\x82\xa9\x82\xa9\x82\xab\x82\xad
2\xa9\x8\x82\xad\x82\xa9=ららりる
82\xa9\x8 \xad\x82 2\xa9\x82
ア2\xa9\x8\x82\xad
862 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 17:21:40.07 ID:h06T67rl
>>821 評価ありがとうございます。
>
>>108及び
>>811 >意味ありげなふうに意味のないことを書いてあるだけだし、
>ほんとうは何も示唆していないということが滲み出ています。
このように読まれたことは大変残念ですが、その事実は重く受け止めさせていただきます。
この詩はイデアと現実について書いたものです。このテーマはまったく伝わらないでしょうか?
>「知覚する」のつもりだったのではないでしょうか。
いえ、「視覚する」で正しいです。
863 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 17:41:27.01 ID:FM3U6fyQ
>>857-858 気付く気付かないじゃなくて詩として評価して貰う
気があるのかないかの意思表示は中途半端であっては
ダメっていう当たり前のことを書いてるんですけど
分からないですか?
864 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 17:46:07.46 ID:FM3U6fyQ
>>862 どの辞書調べても視覚には「感覚のひとつ」としての意味しか
載ってないんだけど何を根拠に正しいと言い張ってるの?
Googleで調べても「視覚する」なんて言ってる人
一人もいなくて「もしかして:知覚する」とか出て
興味が湧いたんだけど。
865 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 18:03:46.16 ID:h06T67rl
>>864 そうですね、すみません…
言葉の用法としては間違っていますね…
「何者にも触れられず 何者にも視覚されない」
としたのは、触覚や視覚といった諸々の感覚では知覚できないことを強調したつもりでした。。
「何者にも触れられず 何者にも見ることのできない」
とするのが適切ですね。。
866 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 19:10:08.69 ID:nbZhze8a
どうでもよくねそんなこと
評価する際にでも軽く忠告しておけばいい程度のことじゃん。
867 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 19:18:17.50 ID:ZAQt+Sp5
詩だからなあ。
言葉にはうるさくしてもいいんじゃない。
868 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 20:13:33.28 ID:nbZhze8a
わけわかんないとこでうるさいから気持ちわるがられて詩板が過疎るんじゃない。
タイトルが無題がなんちゃら、なんて1レスかけて窘めることでもないでしょ。
869 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 20:37:13.34 ID:ZAQt+Sp5
そこはそうかもね。
870 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 20:43:57.22 ID:CZEXKCKf
871 :
アギラかもしれない:2011/08/21(日) 21:11:02.59 ID:nnz+2kPc
>>863 題の無いものには「無題」と題を付けなさいとか…ポエジーなさすぎ。真面目に評価する気あんの?
872 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 23:03:40.01 ID:XRDgTeLA
あんまり客観視して詩を考えると離人症になるけん
873 :
キムさん:2011/08/21(日) 23:07:26.36 ID:CZEXKCKf
よし!乗った。
>>863は正真正銘のバカだ。
こいつを徹底的につついてやろう。
下手なポエムを読むよりずっと楽しめそうだ。
874 :
名前はいらない:2011/08/21(日) 23:25:34.73 ID:YzJWm/6Q
>>863 題名を書かないのと「無題」と書くのとの違いが本当に分からないの?
だとしたら言葉に対する感受性が相当低いね。
あなたの作品もその程度だということだ。おそらく、あなたの作品は一生低いレベルから抜け出せない。
感受性の問題だからあなたには一生分からないかもしれないけどね。
評価も控えた方がいいよ。感受性の無い人に評価されて嬉しい人は居ないから。
875 :
おくむら:2011/08/21(日) 23:32:17.76 ID:s6l5EX76
目が止まったものに、コメントしていきます。
>>819 コンセプトはおもしろい笑
もっと惹きつける世界観で表現してたら
絶賛してたかも。
>>825 うーん。これを美化されると共感できないなぁ。
まだ、暗喩で表現上でも隠してたり
するなら、共感の余地はあるけど。。
悲しいのはわかるけど、美しくはない。
と思う。
>>840 うん、面白い。でも何かのコピペで似たのみたな。
発想の間借りだよ!
あるいは、オリジナルから飛び出た何かが欲しい。
>>841 耐性なさすぎとかうっさいわー。
>>844 生々しい言葉ですごく良いんだけど、
想像力を掻き立てられないのはなぜだろう。
一つ一つの言葉の使い方の問題なのか。。
ごくごく一般的な作詩法にのっとって
書き直して見るのはどうだろう?
876 :
おくむら:2011/08/21(日) 23:51:02.20 ID:s6l5EX76
そもそも詩におけるタイトルの意義を
改めて考えてみるべきなんじゃない?
昔考えたことあるけど、結局結論でなかったな。
タイトルあった方が後々引用その他で
扱いやすいというのはあるだろうけど、
紙面とか投稿サイトの話でしょう。
正味な話、詩によってはあった方がいい
と感じるものもあるし(そこに情緒を織り込ませたり)、
なくてもいいというのもある。
書き始めの人はつけた方が練習になるから
つけた方がいいと思うけど。
877 :
おくむら:2011/08/21(日) 23:55:14.25 ID:s6l5EX76
>>862 あの対比がわからないというのは、
ちょっと酷すぎるから、さすがに無視して
いいんじゃない。。
878 :
伊東先生:2011/08/22(月) 00:29:44.34 ID:mX1Sm0Va
>>875 おくむらさん感想乙。
>>840の作者だけども、そのコピペとかオリジナルとかいうものが非常に気になる。
是非読んでみたい。単純に。もしありかを知っていたら教えてくれ。
879 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 01:24:58.14 ID:QXhfrlZD
>>840 E 論ずるに値しないゴミ。クソをただのせただけ。
>>841 E これもクソ。きたねえもん出すな、ハゲ。
>>844 D 言葉に対するリズムはあるけど中身がともなってない。
>>849 E ゴミだな。きたねえだけの凡百以下の劣化詩。
>>851 D 言葉のリフレインがくどすぎる。並みの作品。
>>852>>853 E ゴミもいいところ。長いだけでつまんない。
>>854 E ヘタクソもいいところ。現代詩読め、カス。
>>856 E バカじゃねーの? チラシの裏だ、クズ。
880 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 01:26:56.90 ID:QXhfrlZD
>>861 E くだらねえゴミもってきてんじゃねえ。
サクサク評価しろ、ゴミども。
まともなもんひとつもねえだろうが、タコ。
881 :
ちーちゃん:2011/08/22(月) 01:57:46.52 ID:MqxuAmEO
>>880 うわあ…ネラーって言うの?この人…
あの名前欄はおろかメールを書く欄まで実装しているのに匿名掲示板とか言い張ってる、サイトの?こわい
882 :
真面目な伊東先生:2011/08/22(月) 09:29:48.81 ID:mX1Sm0Va
どうせ評価に含まれないんだから相手にする必要は無いと思うけれど、
罵倒するにしてももう少しアイデアとバリエーションが欲しいですね。
QXhfrlZDさんの評価には彼のストレス発散以上の意味は無いように感じます。
883 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 13:28:33.78 ID:QXhfrlZD
>>882 ムダなこといってねえで、詩人なら創作しろ、カス。
お前の作品がダメだと「評価されて」いるんだろ?
評価されたってゴミなんだから思い上がるな、クズ。
>>881 お前は詩のセンスない古参だろ。
きもい感想書いてないで、新作もってこいや。
どーも、勘違いしているバカ(おくむらも含めて)がいるようだな。
作品の質が劣っているなら、直せよ。他人のせいにするな。
評価してやってるだけでもありがたいと思え。トーシロ。
884 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 14:06:46.81 ID:AnovmDSP
>>883 詩人だいせんせぇのポエムがみたいどぇすぅ
885 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 15:47:27.79 ID:iD0uk62o
もしかして
>>883と
>>863って同じ人?
そうだとしたらほんと勘弁
ただファビョってる中2じゃんか
886 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 15:49:35.64 ID:Q/d/qHzw
>>883 うわあ…ねらーって言うの?こう言う人
匿名だからって好きなことバンバン言って…
リアルでもDQNなんだろうね
887 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 18:23:16.79 ID:eugzWpxA
でも、評価を見て笑・・・・
えっへん。
少し罵倒は控えたまえ。
評価された人の中に傷ついた人だっているに違いない。
888 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 18:34:42.69 ID:no1dOcdD
べつに傷はついてもいいでしょ。
未評価 (
>>789)
>785 >786
889 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 20:14:58.59 ID:/6dbupWV
未評価(
>>789)
>698 >699
[>739,>740] >765
>769 >773 >778 >782 >785 >786
890 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 20:20:02.71 ID:/6dbupWV
何度も指摘されてきたことですが、一行評価は評価としては認められません。
891 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 20:28:08.24 ID:/6dbupWV
未評価(
>>789)
>698 >699
[>739,>740] >765
>769 >773 >778 >782 >785 >786
>840 >842 >844 >849 >851 >852
>853 >854 >856 >861
892 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 20:29:24.83 ID:/6dbupWV
893 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 20:32:57.35 ID:LixtXBS3
>>698 これぞ日本の韻の踏み方。イメージも美しく能弁。もっと良くなると思うのは、最後のあたり。
視点が定まっていなくて、少しわかりにくい。イメージの統一を心がけるべきだと思ったけど。C-
>>699 ついでだから比較すれば、
>>698の詩とは対照的な散文詩。これもいいですねー。
情景描写で凝縮された時間の言い表し。ほっとするような、健全さが感じられて好きです。C-
894 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 20:37:51.12 ID:LixtXBS3
>>765 出だしからかっこいい。最高の昇華を涙についてさせている、愛のフレーズです。街の描写に映るあたりも、
うまいです。君の登場、待ちわびていました。確たるメッセージを含んだ詩なんだとわかって、
その舞台となっているのが前半なのか。もう、全体が躍動してて、何度も繰り返し読んでしまう。
B-
895 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 20:48:19.95 ID:LixtXBS3
>>699 辛口評価希望されていたので、文だけやり直します。
まず、ひどいのは、出だし。いきなり夜の場面を登場させても、おい、ついてこいよ
と言われているようで、知るかよそんなの勝手にやってろと、思う人がいないでもないでしょう。
端的に言って、文に対する起伏が足りない。誰にだってかけるような、題材でしかない。
それをつかうなら、もう一工夫いるでしょう。感情のだだもれであって、個人の中の
感慨を分け合えるような、言葉の工夫がない。時間感覚の確かさのみで、特徴がない。
もっとハードルを上げないと、東方あたりに、「えー、イージーモードが許されるのは
小学生までだよねー」とか言われますよ。
896 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 21:29:34.63 ID:LixtXBS3
>>769 この短い中に、描かれているのは花に誘われる我が身と、母への祈り。それが、全体として訴えかけてくることが
あればいいのですが、やはり焦点が合っていないのか、よく分からないけど、個人的メッセージの域を出ていないように
しか思われない。D
>>773 題名と内容の関係がなぞめいていて、そこに詩情を醸し出す何かがある。こういうのも悪くないけど、短詩を書くなら、
キラーフレーズとかほしいな、と思ってしまう、私は。工夫する点は、生きる、の二回の使用を、ほかの語に結びつける
ように、変えてみてはどうか、とか。D+
897 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 21:30:42.69 ID:QDNUTszx
>>890 べつにいいんだけど
一行評価された作品を未評価に組むかどうかは未評価のまとめ人に委ねられていることだから
決定事項ではないよ。私としては未評価に取入れないことで作者の任意で再評価の希望を期待していますが。
898 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 21:42:41.17 ID:/6dbupWV
あーあー
>>891も間違ってるわ。
もう、俺混乱してるから無理。
だれかまとめやって。
>>897 まあ決定事項ではないのは、そうだな。
でも、アンダバとかいうやつは昔からそうしてたよ確か。
で、一行評価人が意地を張っているところに大人の評価人が現れて評価してくれるのがいつものパターン。
899 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 21:44:59.81 ID:kNmb3R5k
900 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 21:46:22.31 ID:QDNUTszx
>>891 しかも既評価の作品や転載あつかいにされた作品も含まれてるし…
901 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 21:58:54.23 ID:LixtXBS3
>>778 拝読
評価でおま
反権力のメッセージとして、一定の標準は超えている。何をdissして何をrespectするのかということが肝心だけど、
この詩はそれだけじゃない、ポエムとして、王様という語の雰囲気をとらえている。言葉に対する懐疑がある。
いっぽう、権力という語はそれほどの非難の対象とはされていない、そのあたりでこの評価。D+
902 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 22:08:45.89 ID:LixtXBS3
>>782 非常に綺麗にまとまっていますね。一連、君と私はどちらかで統一した方が良いでしょう。
読み手によけいな負担をかけることになるので。言葉に対する感性は、+の方にはあるでしょう。
だから、この詩の世界は閉じていて、綺麗。一方-の方に対して表現すれば、悲劇になります。
砂というキラーフレーズを、効果的に使って欲しいとか、望むことはたくさんあります。C-
903 :
まるちーちゃん:2011/08/22(月) 22:16:35.30 ID:mAHaKwT+
ケンイチロウは言った
「北東真拳は一子相伝にあらず」
ケンジロウが言った
「でも、ケンザブロウは駄目だな」
ケンザブロウ
「なんでだよう」
ケンジロウ
「だってお前、DSもってないもん」
ケンザブロウ
「だって…」
ケンザブロウは持っていた
血のように紅い紅蓮の炎のDSを
しかし、ケンザブロウはSONYの工作員
DSで遊んでいる事を組織に知られたならば
死の制裁が待っている
「北東真拳なんて、もういい!」
そして北東真拳の掟もまた鉄の掟である
泣きながら家を飛び出したケンザブロウの背中を
無言のまま横目で見送る
師、ゲイツであった
904 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 22:44:11.61 ID:LixtXBS3
905 :
まるちーちゃん:2011/08/22(月) 22:53:31.31 ID:mAHaKwT+
(つづき)
家を飛び出したケンザブロウはいつの間にか南東西拳のテリトリーに立ち入ってしまっていた
無理もない、南、東、西、…北以外の全ての方角が南東西拳の領域に繋がっているのだから
星座の知識も無く普段からコンパスをあまり持ち歩かないケンザブロウが
南東西拳のシマに立ち入る可能性は実に四分の一
これは運転免許更新時の視力検査で当てずっぽうが当たる確率と同じ
それを「良く見て」と聞き返される事無く一発で当てなければならないのだから如何に大変な事かお分かりだろう
(おわり)
906 :
まるちーちゃん:2011/08/22(月) 22:57:30.74 ID:mAHaKwT+
>立ち入る可能性は四分の一
四分の三ですね。立ち入らない可能性のほうが四分の一でした。
しかし、原文ままでの評価をよろしくお願いします。
907 :
名前はいらない:2011/08/22(月) 23:06:36.69 ID:eWB2crSJ
かぼちゃは
煮すぎては
いけないな
908 :
キムチん:2011/08/22(月) 23:49:57.54 ID:LYbB/u9R
で、結局はファビョった
>>861が暴れてるってことでOKなの?
OKOK。バカなりに知恵を絞れよ。
909 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 00:47:09.71 ID:NBon+Dj7
>>785 尻・堀江社員?
それともドイツ語?
まあどっちでも良いけどあんまり印象は良くないな
シラーってマイナーですね
だから何ってわけじゃないけど、なぜこのチョイス?
一時の満足のために詩を書くのは、排尿するようなものだと最近思うのです
希望に向けた詩で、闇の中に光が来るという意味合いで、その対照具合によって、
詩情をかもしださんとする意図があるように思えますが、あまり上手ではないですね。D
910 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 00:58:14.30 ID:NBon+Dj7
>>786 恋の詩(歌詞)ですが、はっきり言って怖いですね。そのテンション具合が。なんか
呪いをかけられているような気分です。おそらく、時間と恋は相性が良くないんでしょう。
焦りとか感じられるし、空虚さも感じられるし、赤ん坊の目を覗き込んだような空漠を感じます。D
>>840 いや、面白い面白い。世界最大とかって、面白すぎるだろ。個性が溢れてて、緑の豚とかどんなんや
っていいたくなる。設定とかも結構適当にしては凝っててハマッている。最高。B
911 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 01:06:23.04 ID:Ja3Rx5HU
「戯曲」
輪廻するよな 晩秋の候
唾にまみれた橋の袂で
俺は女を漁る貪る
暁に萌える尻の穴
欄干貪婪千手観音
阿呆女をせせら嗤う
溺れた女が俺を掴む
結晶一粒入れてと仰る
巫山戯た女の陰毛引き契り
善がる女を観て愉しむ
赤錆みたいなメンスの跡
付けた女は壊れて消えた
擦り切れた皮を撫で撫で
女は而二不二
912 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 01:09:14.89 ID:NBon+Dj7
>>844 発想が最高。ちょっと四連とかわかりにくいけど、そこも味わい。人生が良い風に行けば
いいねって、共感と励ましが浮かんでくる。現代のポップミュージックというよりは、ゲームの方か。C+
>>849 他人のものさしについての言及がわりと新しいっぽい発想じゃないか。否定的な主題に負けない
強い思考と言葉をもっている。言葉の選択がセンスを感じさせる。C+
913 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 01:21:45.70 ID:NBon+Dj7
>>851 おお、スゲエ。濡れた詩情を感じさせる言葉のマジック。ばらいろの月ってだけで十分な個性、
そこにもってきて十分な詩情の展開。北原白秋といわれても信じるよ。A-
>>852-853 あまり詳しくないけど、ハードボイルド小説ってこんな感じなんだろうかと思う。それにしても面白いな。
ハードボイルド詩っていう新しいジャンルを切り開いているね。いちいち説明するのは面倒なので
、全体に対する完成度とか、展開のうまさとかを指摘しておきます。砂時計のところがお気に入りです。B
914 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 08:08:09.78 ID:AJ7QKeNY
ID:NBon+Dj7
こいつの評価、全然当てにならんなw
気軽にAとか℃とかやってるし
素人の中でもレベルの低い評価人なんだろうなw
915 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 08:10:04.02 ID:AJ7QKeNY
>>903 本気で詩人だと思うならやめたほうがいいよ E
お前、毎回くだらない詩をもってくるな
いい年こいたおっさんが書くもんじゃねえよw
916 :
他人のような人:2011/08/23(火) 08:48:35.89 ID:NBon+Dj7
>>914 私と一緒でまだ本当に誰も愛したことがないのね。
いや、僕はおかまじゃありませんよ
デストロイ・ヴィシャス観たいなーってわけで
917 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 09:45:43.62 ID:eaARNDop
NYさんテンション高過ぎ("⌒∇⌒")
918 :
ちーちゃん:2011/08/23(火) 10:31:21.16 ID:PyzojMF6
>>915 おまえ、俺がおっさんの振りをした女子高生だとか、考えたこと無いの?
919 :
ポエ山ポエ男 ◆AaIUHg6B0U :2011/08/23(火) 12:29:47.54 ID:PyzojMF6
まあ、大体にして五段階でふつうーDとかヘタEしか付けれないヤツのセンスも大したこと無いけどな。
そういうヤツは自分のにもDまいなすぅーとか付けるから。謙遜して。
謙遜しなくても、Eなのに。(^n^)rn'
920 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 20:04:19.48 ID:8KXGkmO0
一行詩
一枚の布で纏われた君と僕の関係
921 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 20:09:21.72 ID:OhrnbOUZ
922 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 20:10:49.42 ID:WDdysJRX
>>920 一行ならもっと強烈なポエジーが欲しい
D
923 :
名前はいらない:2011/08/23(火) 22:12:39.59 ID:xquL8qhr
『チンポエム・ダブルエル』
チンポがエムサイズかって?っざけんな、俺はLLサイズだ。
924 :
まるちーちゃん:2011/08/23(火) 22:54:24.09 ID:7KPyfCYO
「処理場へのダイヴ」
夜が俺の為に歌うのなら風にだって吹かれて居よう
雨が俺の為に泣くのなら傘なんて捨てて行こう
ほら、ずぶ濡れだ
詰まらない物を持ってくるなと叱られて
真面目の振りをして書いた原稿が
マジ降りでズブ
徹夜の六万字は黒い大河となり流れ落ちる
ああ、俺も連れて行ってくれないか
アスファルトの海へ流れ落ちる滴よ
お前の現代的航海の詩情へ
マンホールの滝壺へのダイブ
下水道を抜けて処理場で浄化され
浄水となって大海へ乗り出す
…のは徹夜の六万字が溶け込んだ水だけ
俺は僕に変わり沈殿
※下水処理の技術とは凄まじい物で近所の処理場から流れ出す川に大量のザリガニが棲んでいたりします。
925 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 00:42:04.47 ID:Q3pletvN
徹夜っぽさを全く感じなくて吹いたわ
夜の風に吹かれる&徹夜で仕上げたと言う事は午前3時頃か?
>詰まらない物を持ってくるなと叱られて
いやいやそういう問題じゃないだろw 常識を優先させろ
歌うも泣くも根拠が無く芸術性が無い
どうせなら原稿が風に飛ばされるくらいすれば良いのに(?
傘の破棄を優先するとは所詮その程度の原稿なんだろう
「原稿」とは言うけど表現されるのは「6万字」くらい
航海も何ももうなんでも許される様な手抜き感が酷過ぎる
最低だねコレ ホント無駄だわ E
926 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/08/24(水) 00:57:21.50 ID:Q3pletvN
>>921 カラーラインって言うんだっけ? なんなんだよコレw コレだけで伝わるのか?
地域の環境や機種によっても変わるのでないんですか? 知らんけど
虚しさ苦しさだの並べれば完成とか随分甘えた立場で作詩しているんですね
「滅ぶ」も何も虚しさ苦しさ等を自分だけの言葉で表現してこその詩
「時々不安があるよ」と言っておいて「不安がずっと息衝いてるよ」とあり違和感
星は昼間でも降っている こいつはこの時に窓から外を見たんだ 書こうよ
火より早く〜は全く意味が分からない それに今日だけの事では無いだろう
なんでココでジュースが出てきたのか理解できない
「何色」の色をかけるべき冒頭の赤〜白〜黒〜に価値を見いだせないから表現が生きない
「映る自分」で表現を終わらす浅ましさよ 表現が下手すぎる
少し無駄な事が多いんじゃないのか? 終盤の行間も意図が掴めないよ
>>925 ゴミ E
>>798 ゴミ E
927 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 01:05:49.43 ID:Q3pletvN
なんかレベル10貯まってんだけど
折角だからすぐにスレ立てようか
>>914 創作の才能は完全に先天性
ダメな奴は何をやってもダメなまま死ぬ
今は誰も未評価一覧作ってないの?
こんなん無効で文句で無いでしょ
>>898 1行評価が許されているのは俺だけだよ
「誰に?」じゃない これは特例なんだよ
ぶっちゃけテンプレが曖昧故に起ってんのよね
正直ミスの1つだよね 誰も悪くない 申し訳ない
「1行はダメ!!」ってしちゃうと
2行にされて終わる話でもあるし未だに曖昧のママなんだよね
まぁ
>>879なんてのは無視が正解なんだけど
928 :
まるちーちゃん:2011/08/24(水) 01:07:56.65 ID:Co5Q08ID
>>925 いやはや…そこまでお見通しの上でEとは。世間にはテレビ塔の様に志の高い御仁が居る物だ。
929 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 01:15:45.24 ID:BjA76EJU
>>924 無駄が多いね
書いた後はとにかく削がないと
これくらい削いで詩になる
本当はここからが難しいんだ
「処理場」
ずぶ濡れだ
真面目の振りして書いたつもりが
マジ降りでズブ
徹夜の六万字は流れ落ちる
連れて行ってくれないか
下水道を抜けて処理場へ
やがて大海へ乗り出す
俺はここで沈殿
930 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 01:16:45.45 ID:BjA76EJU
評価忘れた
C-
>>925 2ちゃんには初めて来たがこの評価は酷いwちょwおまww根拠とかwwwうpもしないチキンが能書きですかwプギャーm9(^Д^)
932 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 01:24:16.23 ID:Q3pletvN
>>930 高すぎる 俺はコイツの事を2年くらい見てきたがそうやって甘やかしちゃダメだよ
>>928 せっかく書き込むならもっと有益な事をかけよ
暇なら未評価まとめろ 俺は今からアニメ見るから忙しいんだ
933 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 01:26:04.53 ID:Co5Q08ID
>>929 ちょっとそれ文学極道というサイトに行って言ってやってくれよ。みんなに。
934 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 01:28:42.49 ID:Q3pletvN
>>931 >>933 何度もコテ変えて書き込んでんじゃねーよ無能者の出涸らしが
だったらURL貼れよ
ちーちゃん本人だけ一度だけ許してやる
935 :
O.K.:2011/08/24(水) 01:35:51.46 ID:Co5Q08ID
wktk://ggrks.teinou.com
936 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 01:40:13.22 ID:Q3pletvN
あくまで一度だけだったからな お前はこれで権利喪失だ
937 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 09:37:59.19 ID:Tk2tKKnn
「大人」
分娩室で取り上げられた泣き声 その時からかなりの時間がたったらしい
その声は太くなり いつのまにか僕は成長していた
だけど今はまだ大人になって失った物の代わりを見つけられるほどの大人でもない
子供の頃 ちいさな手で握り締めていた幸せはどこで手放したんだろう?
今も固く握っている不器用になった手を見ても 少し濡れているだけで答えは見つからない
突然背中を押されたような気がして振り返った
遠くには懐かしい思い出が霞んで見えるだけ 目を閉じて幼い頃の自分を思い出した
新しいおもちゃを貰った時のワクワク感は無駄な事にたくさんの時間を費やせた
いつもの通学路は毎日違ってみえた あの頃は意味も無く楽しかった
一日一日を全力で生きていた それだけの思いが常にあった
そして僕は理解した
ずっと握っていたから その時の気持ちはきっと氷のように溶けてしまったんだろう
今も握り続けているこの手を一度 開かないといけないんだ
まぶたを開ければもう子供じゃない あの頃と比べて体は随分と大きくなった
僕はまぶたと手をゆっくりと開いて前を見る
幸せはまだ遠くて届かない
今の僕じゃ背伸びをしたって掴めそうにない
それでも少しだけ近づけたような気がしたから
僕は背中を押されて少しずつ歩いていく
938 :
チョンム:2011/08/24(水) 10:45:24.38 ID:eDDfjC1c
で、例のバカは何処に逃げたの?
939 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 21:31:26.56 ID:lCNdugxA
一行詩
積まれた世界で霧吹かす掠めとりの抱擁
940 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 21:51:39.54 ID:lh/jMv8K
千里眼を手に入れた
世界を知れ!
心を開け!
千里眼を手に入れた
わからないことなど
なにもない!
心は閉じた
誰かこの眼を…
941 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 22:02:26.70 ID:Q9xeKyg0
一行詩
忍者潜入失敗ボッコボコ反省
942 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 22:08:14.36 ID:QI/2pC+m
>>937 詩的でないの一言に尽きる
極めて普通の人生を歩む
君の私情に過ぎない
詩とは何だい
書き殴るくらいなら
フられた女子高生でも出来るさ
D
943 :
名前はいらない:2011/08/24(水) 22:47:19.86 ID:PMeDzrFj
>>940 千里眼などという言葉で表現してしまっていいのか?
原始的な感情を表現する力が足らないね
感情の深い所は言葉じゃない
君の堆積物であるイメージにまみれてる
そこに有るのが詩の材料だ
はまり込んでそれ自体を表現しないと
いい詩なんて書けっこない
D+
944 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 01:16:07.28 ID:GmQ8qJ8l
「思い出に背中を押されていく」の根拠が2連目なんだけど表現が酷いよ
別に誰にでも簡単に書ける表現に人はそう容易く感情移入できないよ
「違って見えたよ!」とか言うだけなら誰でも出来るんだ
「自分自身が〇〇と変わって〜」とかなんでも着色して表現するのが詩
なんで失ったり溶けていったのか理解できない 俺はそう思った事がないよ
「みんな失って行くのが当たり前だと思うから省略しました^^」は問題外
「幸せ」とか「新しいおもちゃ」とか知らん
「手が濡れる」で聴き手に疑問を抱えさせる事になる
3行目に書かれてる「大人」の連発は宜しくないんじゃないの? 知らんけど
あくまで詩人を気取るなら写真家でなく絵描きにならないといけない
「あの頃」も「今」も表現できてない 無駄な文字が多いかな E
「身体がかなり大きくなったよ!」→「今の僕じゃ背伸びしても届かないよ!」
とか表現同士で相殺し合っているとは思いません? 色々考えていこ
>>939 なぞなぞちゃうんで 言うても意味成してないだろ E
>>940 >>941 意味が分からない E
945 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 01:19:25.72 ID:GmQ8qJ8l
>>895 エロ漫画と同人の複合ネタとか冷めるんで止めてもらえませんかね?
>>898 俺はお前を信じたよ
>>905 30分後で続きを載せるな しかもレス番飛んでるだろシネ
>>906 拒否
>>907 それはそれで別の食べ方があるんじゃないの E
>>912-913 頭から句読点打つの見てて恥ずかしいんで止めてもらえませんかね?
感想扱いとして採用 文句あるなら議論スレにおいで
>>922 あるある
>>739-740はどうなってるのか良く分からないんで残し ずっと残るようなら消し
未評価(
>>891)
>739-740 >842 >844 >849 >851
>852 >853 >854 >856 >861
>903 >911
946 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 01:22:44.43 ID:4Ty6eE3o
>>944 お前の評価にE-だな
お前は評価しなくていいよサヨナラ
947 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 01:28:16.93 ID:GmQ8qJ8l
この俺は能力の無い人間に誉れの言葉を用意するほどの
ボランティア精神は持ち合わせていないんだ
ダメな奴はダメなままだから自分をずっと慰めていれば幸福を得られるよ
948 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 01:32:12.42 ID:4Ty6eE3o
>>947 誉れがどうとかでなく
お前は他人を評価できるほど
詩人じゃない
949 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 02:08:21.41 ID:m7o0xzxF
そうやって。
こないだまでの、忍法帖が独占するようなだっさいスレになるんだから罵り合いやめようぜ。
950 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 03:05:18.08 ID:BMJVy394
島田伸介のあだ名
暴力と暴力と私
951 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 05:32:23.40 ID:+2qvLXPx
暴力と恫喝とワシ
愛するオマエのため
綺麗にみがいていたいねん
952 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 11:22:08.15 ID:2KmgjMdK
乱れる照準は悲しみの証
一瞬で世界は色を変える
死に満ちたこの場所に優しい風は吹き込まない
憎しみの言葉を浴びせる君の声を
あざ笑うかのように爆発音は私達の思いをさえぎる
私が君の大切な人にそうしたように、引き金は赤い色を待ち望んでいた
私の覚悟はできている、君は今からその覚悟をするだろう
乱れる照準は悲しみの証
一瞬で世界は色を変える
953 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 13:42:25.84 ID:iPGXXXxA
>>937 読みやすく、内容もまとまっていると思いますが
比喩や表現方法等が無く小説を読んでいるみたいに思えます
全体を通してみるとまとまっていますが、特化して見入る部分が無く
淡々と読み進めてしまえるため
印象を薄く感じてしまいます、もっと練りこんだ語を使った方がよいですね
ずっと握っていたから その時の気持ちはきっと氷のように溶けてしまったんだろう
↓
長く閉ざした掌は熱を宿し 氷のように気化した感情は 拳の隙間から溢れ、消えてしまったのだろう
直接的に書くとこんな感じでしょうか
説得力があり詩の内容に応じての言葉選び等ができ+センスがあって
Cだと個人的には思います
凝縮するとこんな感じでしょうか?
握る拳から漏れ出す幼子 「 」の石塔は歳と共に重なり
空に浮かぶ言葉の欠片を手繰る器を探す旅へと
溢るる思ひでが前へ 前へと僕を負ふように
・・・まぁいいか、こんな感じで、言葉選びや表現に個人差はありますが
書き方によって 力強くも見え 美しくも見え 儚くもみえる(陳腐にも見える)
↑の部分だけ抜粋すると、どういう風にもとらえられます
詩人ならばやはり詩の思想や深さ又は方向性を重視して欲しいです
あと主観的詩を魅せるには個人的には散文詩よりも相当な力が必要だと思う(陳腐に見えやすい)
D
954 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 13:43:52.28 ID:iPGXXXxA
>>939 一行詩の評価は必然的に低くなります
1行に全てを集約し、それを彷彿とさせるセンス、力量、技術全てが必要
掠めとりの抱擁という言葉からセンスは感じられますが
積まれた世界で霧吹かす これではそれ以上の事を感じられないため
言葉を悪くすると、自己満足になってしまいます
個人的に一行詩にこそ題は必須であると思う
D−
>>940 言葉が薄く内容がないよう・・・・・何でもない
情景が盛り込まれていない
全てを知ってしまったために、意味を失ってしまった
その過程が感じられません、感じさせる過程や語が必要
詩に深さがあまり感じられません
その過程を表す感性や思想を練りこんだ語を使った方が映えて見えます
D−
955 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 15:17:36.69 ID:efdB/Zd4
>>952 銃なら軽薄で味のない詩だし
銃に例えたのなら何も表現できてない
捻りの足りないだらしないフレーズが多いね
リズムも均せていない
これは君自身の言葉と表現手法の乏しさを意味する
>乱れる照準は悲しみの証
>一瞬で世界は色を変える
乱れ
照準
悲しみ
証
一瞬
世界
色
面白味の無い言葉の羅列
すべて分解して類語をあたり
そして柔軟に捻る
言葉と、言葉を繋ぐ様々な表現手法を学ぶ事が大事
あと同じフレーズを2回使うのは
まず間違いなく巧くいかない
D
956 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 16:16:15.46 ID:IxJz+6NL
ダンス・ウィズ・パスト・ドリーム
夢想の時間がおわりを告げて
俗物の世界に飛び込んでいる
福沢諭吉が乱舞して
ベンジャミン・フランクリンが乱舞する
紙吹雪のなかで自分を見失っていく
でもときどき聞こえる
スピッツのCDから音が聞こえる
ラジオのステレオから聞こえる
それは
腕にへばり付いた漱石を剥がして
運転する車は国道を外れてケモノ道へ
森深くへ
音が湧き出す泉の方へ
今宵はかつての夢と踊る
相変わらずのリズムとぎこちないステップと
でも今ならビールだって飲んで盛り上がれるんだ
かつての夢で喉を潤したら
紙吹雪の幻想へ帰っていく
でも今度は見失ったりしないはずさ
957 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 17:51:14.62 ID:iPGXXXxA
>>956 自分の言葉と他人の言葉が入り混じってませんか?
自分の方向性、魅せるべき物を昇華していく
それも詩を作る上での技術の一つだと思います
つまり詩全体に一貫性が無く、ぶれて見えます
又「俗物」等は宗教観念を詠ったものに多く含まれると思いますが
これはそういった詩なのでしょうか?
お金(都心や都会)に対する感情の動き又は過ちを詠んだ詩なのかと個人的には感じましたが
ピントがぼやけていてうまく伝わってきませんでした
D
評価は辛口ですが
個人の方向性や主観がぶれていない詩は、個人的には好きです。
958 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 18:24:33.85 ID:iPGXXXxA
>>849 そこはかとなく儚さを感じる詩で
全体的にまとまりもあり
方向性もぶれてなく
個人的にはいいのではないかと思いますが
埋まらない傷は見つからない
傷が見つからないというよりは癒す術が無いという
詠ませ方の方が説得力がある気がします
個人の経験が活きている詩だと思いますが
もっと切実とした想いを伝える手法があると感じました
D++
>>851 とにかく綺麗の一言に尽きる
俺にはこういった物は書けないので
うらやましく思います
全体を通して見るとまとまりがあり、かなり綺麗なのですが
単体としてみると強烈な個性が薄く感じるため
Cでお願いします
959 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 21:02:45.63 ID:GmQ8qJ8l
>>948 生き方に楽を選びすぎ 毎回凡人の主張には色が無い 少しは悩んで書いていけ
>>949 誰だって役に立っていればソレで良いじゃないか
アイツはテンプレの掲載をミスったり無知だっただけだろ 博愛の精神で許せ
>>950 島田から恐喝受けてた東京03?? ってグループが仕事与えられたとか
ヤクザの関連団体から妨害を受けててヤクザに助けを借りたんだろアレ
警察じゃなくヤクザを支持してソレを10数年間続けてた真性のクズやな
長谷川 公彦って本名のままじゃ売れなかったのだろうか E
>>951 それって素敵やん その最初の2つをどこに向けていたのか気になるよ E
960 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 21:05:30.39 ID:GmQ8qJ8l
961 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 22:23:23.06 ID:u2BFPjqU
>>835 たぶん謎解きで詰まってる
全員戦ってる途中で逃げちゃうんだよね
後10時間位やってみて答えがわかんなかったら悔しいど攻略サイト見てみるわ
962 :
名前はいらない:2011/08/25(木) 22:32:56.69 ID:u2BFPjqU
誤爆です…
963 :
名前はいらない:2011/08/26(金) 13:46:52.58 ID:2bo//wvn
てめえは今日から名前欄に”誤爆野朗”って入れろ
964 :
名前はいらない:2011/08/26(金) 15:52:36.90 ID:nezOE9TH
965 :
名前はいらない:2011/08/26(金) 16:56:38.57 ID:+qXfRGq+
>>798 共感を求めるような詩はやめた方がいい
無様だ
滞りなく進むのはTVじゃない
そもそも何も進んではいない
こうなればいい、ああなればいいなどとのたまうな
詩的なものは感じなくもないので
命題を変えてくれないか
詩の評価は自己啓発セミナーじゃない
D
966 :
名前はいらない:2011/08/26(金) 17:58:00.97 ID:qLCWZkAE
”しょうもない人たちが喜びそうなこと”
俺はお前たちに色をつけた。965はドブ色、964は緑、963は青、961は緑
965の長文の下の空白
あの人が言うように、やはり悪臭が跳び回る。
やっぱりあいつも言うように、蠅がたかってる
964は微笑みデブ
963はネット弁慶
961は誤爆
967 :
名前はいらない:2011/08/26(金) 18:32:40.67 ID:nezOE9TH
>>966 レトリックはまあまあだが表現が十分とは言えない。
レトリックと表現を工夫する必要があるだろう。
D。
968 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 03:42:44.30 ID:QId1IYa8
「beatiful dream」
花は夢を見せるように
君は僕を窓の上から見ている
僕がそっと見上げれば
一匹の鳥が飛び立った
君の姿が夢で遮られる
不完全な僕の世界がゆらめく
全ての音が暴走している
なんで君には聞こえないのだろう
あの君に出会えた朝の時間の庭で
風が君への手紙を運べば
もう僕と君は一つになれる気がしたんだ
一緒に落としたその靴で君はこの庭を出て行く時に
ああ全ての祝福を外にふりまいて
窓を開かれた さぁそこから早く
その摩天楼の上空から
光は徐々に狭まってくる
まるでその光は鏡のように
静かに水中へ潜っていく
全ての光景が水中の中を無数の鏡に囲まれた世界のように景色を映す
その手からあふれる血は水の色を美しく染め上げていく
全ての幻想は氷のように鮮明に色づいて行く
悲しく 切なくて 想い 巡っていくんだ
ナイフを突き立て内側を抉っても 傷跡はわずかな破片を残すだけ
時に閉じ込められていく 十字架と共に・・・
969 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 04:49:03.86 ID:+2gSQ61L
>>739-740 第一連、夢の叙述のようですが、それにしてもつまらないですね。
言わんとしてることは退廃的な行間などから観取できるんですが
如何せん語意が言わんとしてることに対して適切ではない気がしてなりません。
>立つ場所をなくした僕/顔を隠した坊や/ラップ/地球/天国/地獄
恐らく、これらの語意に言わんとしてることは掠ってはいるんです。
ただ、掠っているだけのものをイージーに扱っているところに、作者の
センスの低さをうかがってしまいますね。
第二連、テレビから流れている内容がよくわかりません。獰猛?取扱い?ペット?
そんなことより、とにかくつまりません。>お気をつけな/頭を掻きながら/ため息
が無駄に寒気を起こさせます。ポエジーに対してではない単なる寒気がです。
第三連、なのかどうかはわかりませんが、これもまたつまりません。
全体を通してつまらなかったので、もしかして縦読み?
と思ってさがしてみたんですが、それも見つかりませんでした。残念です。
評価D
970 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 05:38:24.69 ID:+2gSQ61L
>>844 きれいな文体ですね。
とりあえず良かった個所をピックアップしていきたいと思います。
>汚い部屋にいて、虫がたかるペットボトル眺めている。
>十六茶がぼくを露骨に締め上げる
>時間はたぶん連続的なものじゃなくてきっと全部が飛び石のようなデジタルでさ
>結果が原因を決める
>という逆行する時間を遡ることができるはずだリズムにのって。
一つ目と二つ目はどうかな、ぎりぎり許されるとは思うんですが、もっと頑張れる気もします。
あとの三つも、見るかぎりでは推敲の余地が残されてはいるんですが、幾分内容がよろしい。
二連目と最終連は捨ててもいいと思います。あとその他諸々削るところは削って冗長さを克服しましょう。
削ったことによりあいてしまった穴が内容に及ぶほどの大穴だったなら、適切に埋めなおしてあげましょう。
読みやすさと捨てがたい詩句が幾つかあったので、Dの垣根は越えていると思われました。
評価C-
971 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 10:32:17.35 ID:uVPS2wyB
「恋」
胸の太陽は熱く焦がれる 透明な陽射しの中に確信をみつけた
思考を急かしている 鼓動はスピードを上げる
いてもたってもいられない
この気持ちに気づいた瞬間 深い空に溺れるの
熱は海を消してしまうかもしれないのに
ごまかしの雲をかけても隠せない 想いがあった
だから素直になって太陽を爆発させよう
雲を突き抜けて君のもとへ降りていく
肌をなでる風が気持ち良い
純白に照らされた海に飛び込んで この気持ち受け止めて欲しい
972 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 20:26:03.45 ID:+2gSQ61L
>>852-853 なにか尾崎豊を彷彿とさせるハードボイルドですが、詩としてはどうでしょう。
>滅茶苦茶なコード進行と狂ったドラム
>痩せこけ寄り添い合う野良犬を蹴飛ばす。
>君にとっては無邪気なイタズラなんだ。
>俺も君も死にたくなっていた。
>派手な飾り付けをした車がハゲタカみたいに現れる。
>俺は君に「おやすみ」を言ってないのを思い出した。
このような稚拙な言い回しが目につきます。それに「君」が埋もれてしまっています。
ギター、サンドイッチ、人形、トンネル、アルコール、ラジオ、銃、などの語が寂びたセピア色をかもしだしています。
然し、たぶん作為だと思われますが、これだけでは表現遊びの程度で括られてしまうでしょう。
もっと「俺」と「君」に対するこれらの語の接続性を高めるようにしたてあげる、ということをアドバイスしておきます。
評価D
973 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 21:30:44.25 ID:+2gSQ61L
>>854 意味だけを汲むと恐ろしい?ですが、身辺や夏の日射しに対する
わだかまりが表現しきれていないため、文章単位での戦慄は乏しいですね。
テレビ番組を揶揄する作品をよくみかけますが、どうも真摯にうけとめられないまま非力に
扱っている傾向がそれぞれにうかがえます。身近なものをぞんざいに扱うほど詩はそこから
遠のいていく、と私は考えているんですがどうでしょう。
評価D
974 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 21:52:09.23 ID:+2gSQ61L
>>856 悲劇のうらにある喜劇、のうらにある真の悲劇、なんてものはなく、結局何もなく。
あり余る感嘆符の意義がよくわかりません。あきらかに(ry
あり余るふわふわの意義がよくわかりません。あきらかに(ry
やはり奇をてらったのでしょうか。然しあきらかに(ry
評価D-
975 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 22:06:48.77 ID:+2gSQ61L
>>861 つまらないあそびですね。もはや色々とツッコむことすら嘆かわしいという。
これを息抜きに頑張ってくださいとしか言えません。
評価D-
976 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 22:45:53.55 ID:gMaC6oXg
「冬服」
やべ…ぇ、やっちまった・・・。
衣替えをせずに夏を過ごしちまったぜ。どうする?このまま冬来たら凍え死んじゃう。
昨日は駅通りのベンチに寝たけど、冬来たらどうしたらいいのかな?
頭のいい人どうか教えて下さい。僕はどうしたら、
いいですか?
竹の塚駅前公園新参30代匿名希望。
977 :
名前はいらない:2011/08/27(土) 22:48:41.12 ID:+2gSQ61L
>>911 読みにくいですね。仏教用語を使用しているのは雰囲気づくりのためでしょうか。
これといってつまらないのは、情景描写に徹しすぎての内容の欠落が原因だと思われます。
そしてその情景に何かが含まれ、あるいは何かが指示されているのかというと
そうでもない、というか何もない。不要な漢字が目まぐるしいだけで含蓄がないんです。
題名の「戯曲」もどこか恰好をつけている感がぬぐえなくて親しめません。
評価D
978 :
名前はいらない:2011/08/28(日) 01:53:24.27 ID:Udm6NK2P
「Japanese Korean from pain」
今 この国に目に見えぬ有刺鉄線が引かれようとしている
法律を先に破ったのは誰だ
お前らにはこの看板に書かれている『DEAD END』の文字が見えないのか
この川もこの山もこの土も全て法律によって形成されている
おまえらのその衣類もその髪もその歯型も全て法律によって作られている
そこらへんを飛んでいる虫でさせ自分の縄張りを守って飛行している
階級があるのさ やっていいことと悪いことがこの国ではピラミッドのように存在する
これに反抗するものは必ず彷徨って野たれ死ぬ
頼る相手がいないからだ この国の奴らは必ずルールを守る
逆らったら処刑されるからだ 目に見えない氷の刃が胸に刺さっているのさ
奴らの王の命令には必ず服従するようそうプログラムされている
だから馬鹿な真似はよせ 隣の国に亡命したい
いや違う
無駄だ
奴らの耳にはそうにしか聞こえない
一歩でもその有刺鉄線から出ると銃声がなるぞ
早まるな その手を上げろ
その足元に旗を立ててやる 赤と白の境界性を
ここが半分のラインだ この線から一歩でも踏み込えてみろ
”ならば貴様を最高の日本人にしてやる"
反逆者の真っ赤な銃弾はその彼の真っ白な忠誠心に灼熱の太陽を刻み付けた
もう戻れない その手に触れた有刺鉄線の血は旗のこっち側の部分を赤く染めていく
まるで有名な美術館のように 真っ白な壁に絵具で書きなぐったようにそれは飾られていた
979 :
名前はいらない:2011/08/28(日) 06:42:49.90 ID:0KIjAEx+
そもそも評価してる人間に評価する能力があるかどうかが甚だ疑問のスレがあると聞いて飛んできました
980 :
名前はいらない:2011/08/28(日) 09:55:26.58 ID:Nl7E8vRe
>>979 言い回しに工夫が感じられない。
言葉に対する感性が相当低いようだ。
がんばりましょう。
D
981 :
名前はいらない:2011/08/28(日) 10:31:27.80 ID:OPPJZAb5
>>968 「僕」と「君」が計11回も使用されています。
ただこの場合数が問題なのではなく、私にそれを数えさせてしまうぐらい
「君」と「僕」が作品に違和感を生じさせているという事実が問題だと思います。
>不完全、世界がゆらめく、暴走、祝福、幻想、ナイフ、十字架、
心情の上昇していく気味と下降していく気味を上記のような語句で表していますが、目にみえて大味でしょう。
鮮明に切なさや狂おしさを伝達させるためにも、やはりことばの選りすぐりにはより気を遣うべきです。
評価D
982 :
名前はいらない:2011/08/28(日) 11:09:57.44 ID:OPPJZAb5
>>971 このなかで何かを指示している言葉は幾つあるでしょう。
太陽、空、海、雲、風、ぐらいでしょうか。
素人にありがちなのが、これらの自然を安易に使用しているというか
そのものの上皮をはがせていないところにあると思います。
>太陽は熱く焦がれる、熱く焦がれるだけでかたづけられることのなのでしょうか。
>深い空に溺れるの、溺れるだけでかたづけられる(ry
>熱は海を消して、消してしまうだけで(ry
>雲を突き抜けて、突き抜けて(ry
>風が気持ち良い、(ry
まだまだ頑張れます。
評価D
983 :
名前はいらない:2011/08/28(日) 11:33:20.34 ID:OPPJZAb5
>>976 冬が訪れる前に頑張って衣をさがしてください。
この場合のアンサーは「布だけにかぎらない衣」みたいな感じでしょうか。
評価D-
984 :
名前はいらない:2011/08/28(日) 15:22:01.03 ID:Alq0578u
>>983評価ありがとうございます。
「空白」
。
985 :
味沼さん:2011/08/28(日) 19:51:40.35 ID:PGH8+TzG
986 :
名前はいらない:2011/08/29(月) 12:47:11.54 ID:qjKedtiV
揚げ
987 :
名前はいらない:2011/08/30(火) 12:40:31.51 ID:3c6W2knR
>>985ありがとうございます。
「孤独な花火」
遠くから見る花火に涙が出た。別れの季節に花火を見送る。夏が終わると出会いの秋、新しい環境に身を置いての希望感。別れの夏。
988 :
名前はいらない:2011/08/30(火) 18:45:55.49 ID:OGbdrhZL
『END OF 夏休み』
夏休みは明日で終わり。
携帯からココを見ている奴の事なんか知らん 空白埋め
>>979 具体的に 臆病者ほど曖昧に提議するのさ
ココは誰でも参加可能だから君でも出来る
流石に問題ありすぎるなら受け付けんけど
>>987 お前は近くから見たら涙せんのか
「夏は別れの季節だぁぁ!」言うても知らんよ
なんかの漫画に影響されたの? 確実にゴミ E
>>988 こんな板を見ていて未練を残すなよw E
未評価(
>>945)
>978
もうココ終わり 封印
_
/ヾ;. `ヽ
ゝ ● ノノ⌒//⌒//⌒ヽ
(_・ヽ___/_ヽ// .. // .... )
〃〃〃^^u^u^u^u^^'∪ )) モソモソ
あっ 恒例の可愛いAA用意して無かった
お前らはもう書き込むなよ!!!
,,. -‐─-- 、.,_ ,'⌒ヽ
,..:.'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:....、 | ⌒ヽ
., ':.:.:.:.:.:,. -‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ !___.ノ
_,.ィ':.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:ヽ.
∠/:.:.:.:.:./:.:.:.:.:/__:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.`フ´
,.:':.:.:./)r|:.:.:.:/ァテ‐、!/|:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:Y:.:ハ´
ノ:.// ./-‐'、:.;八|;;;;;rリヽ !:.:.:./ |:.:.:.:|:.:.:.| このスレッドは終わりだよ
⌒):.:. ! ヽしノノ-、 ゝ‐' |/,、`ソ:.:.:.:.!:.:/
ノイ_,| ) ノ'´|"" //,ハ':.:.:./レ' だからもう書き込む事が出来ないの
.,ィ"7 ,イ :.:.:.| 、 __´ `',.,∧/
/ '、`ー―イ:.|:;:.:./!\ ノ:.:.:/ みんな次のスレッドを利用してね
,. '´ `ー‐イ__」ノへ. `コTこ!´|:.:./
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ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.ハ. `>、
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