【瞬間】いま思い付いた事を書く3【即興】

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820 ◆HDMUcC9vFA
貴方を愛していた だから私個人の全てを捧げようとしたさ
だけど貴方は そんなバカな私を利用して私の家族も神も奪おうとした
そしてタバコの吸殻のように私を踏みつけ 物質の中に私の愛するもの達を閉じ込めようとした
何がしたかったんだ? 体から全てを抜かれコンクリートを流し込まれる恐怖を知ってるか?
愛する子供が目の前で壊れて冷たくなってゆく悲しみを知ってるか?
壁やゴミや物質に向かって 手首を合わせてキスをする 私の滑稽な必死さがわかるか?
娘が居なくなってしまったらどうしようと 為す術もわからず 娘のうんこまで口にした私の苦しみがわかるか?
泣き笑いしながら 何も考えずに 自分を喰うかのように食事する 私の胸中がわかるか?
貴方がどんなに美しい美貌と美しい夢を織る才能を持っていようが 
他人の痛みのわからない人間は嫌い 人を利用しようとする人間は嫌い
これ以上卑怯なやり方をするなら この手が貴方の顔を掴み 私達の白目の生首が 貴方の顔を喰うだけだ
ねえ 今でも貴方がそんな奴だとは思えない 悪魔か何かに貴方の世界を捧げてしまったから
こんなことが起きたのか?何がしたかったの?
821 ◆HDMUcC9vFA :2011/05/20(金) 17:30:05.35 ID:hziPf1NY
有ると思えば有るし無いと思えば無い
きっと 私なんてそんなもの 
名前に有香と付けてしまった母に感謝する

落雷と豪雨の後 私と娘は 今 となり同士生きて笑っている 日が差している あたたかい 

ベランダに 分別をしなかったため 戻されたゴミ袋がふたつある 私は先週 ゴミ袋に詰められた カミキレだった
蟻がたくさん たかっていたので 黒いものに喰われ続けていた私は嫌悪を感じてついリステリンをかけてしまった
ごめんね 私は蟻であったこともあるかもしれないのに 小さなものを殺すのは趣味じゃない
そう思い 水もかけた 日が差している 蟻達はまた 動きだした ふと あの日の雨を思い出す 考えるのはやめよう 世界は広い
ケージの中でハムスターが震えていた 何故だろう? なんとなく ひまわりの種を少しよけ 手を入れてみた 水を新しく替える
今度ひまわりの種を植えよう そして 母に贈るんだ 幼い頃の母の写真は ひまわりのような笑顔だったから

何故だか私達は生きている 自我を繋ぎとめた 体と顔にも感謝する
娘が学校から帰ってきた 大丈夫 ちゃんと居る 生きててくれてありがとう ずっと愛してる