1 :
ちーちゃん:
どうでしょう
カコ略
2 :
ハヤト:2010/09/09(木) 23:44:47 ID:0PcoQJxn BE:316311034-2BP(2456)
どうしたんだ?俺のスレは2GET!
3 :
名前はいらない:2010/09/09(木) 23:52:31 ID:irayv3n2
カモメが飛んだよ
墜ちたよ
でも墜ちてないよ
そう
もう飛んではいない
帰って来たのさ
僕らの想い出も
喧嘩の続きも
落として
復帰後スレ立て一番乗りGet(^o^)rn'
次はセンゴかブンゴクか!?
こばえりか?←ハヤトヨロ
4 :
少年A ◆lDWSbsWJ/k :2010/09/10(金) 00:01:17 ID:LPkgYPTR
これは泣いた
セン五立てといたけど語るスレ立てれんかった。
携帯で未評価サルベージまでは厳しいから、やる気あるやついればよろしく。
PC規制されてなきゃやるンだけど。
6 :
名前はいらない:2010/09/10(金) 01:20:04 ID:sx9qeB2m
8 :
ちーちゃん:2010/09/10(金) 08:10:43 ID:pDi5odZL
新スレが立った後にログがでてきたらまたややこしくなりそうだなあwww
yu-kiさん乙です
9 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/10(金) 11:44:02 ID:A1B41gyc
死んだスレが復活することもあるってことなのかえ?
10 :
名前はいらない:2010/09/10(金) 17:42:22 ID:EFe+0Ljt
606 :動け動けウゴウゴ2ちゃんねる:2010/09/09(木) 23:24:12 ID:f94Eyq8g0
とりあえず、これからの流れは、
1.板は順次まっさらな状態で復帰
2.今輸送中のドライブのデータがあれば、現役扱いで復帰。保持数を倍にする。
3.各板の住民に任せる。で、作業終わった翌日ぐらいに元に戻すと。
11 :
まるちーちゃん:2010/09/10(金) 18:40:26 ID:ijM6D0di
>>9 まだわからんらしいけど「ポエムダン」が復活する可能性もあるらしいぜ!
そうなるとポエ子さんこれから忙しくなりますな(^o^)rx
12 :
名前はいらない:2010/09/10(金) 21:33:53 ID:ijM6D0di
飾り窓叩いて
今日の命を永らえば
酔いどれの街は
無邪気に不浄の金を積む
電車まで歩いて
今日の終わりの旅を行けば
ガラスに血塗れの俺と
隣の男の文庫本の表紙
生きるだけで済まぬ想いは
夜汽車の窓に溶けて
追えば踏切の
音が遠ざかり
リズムを刻む車輪が踏んで
顔を上げれば中吊りの
水着の写真
飾り窓叩いて
出逢った人がいつの日か
今日を彩る詩になり
13 :
ハヤト:2010/09/10(金) 22:23:42 ID:FlKGozjm
俺のコピペスレがぁ〜(グニャグニャ〜
14 :
がすぬき ◆kzPIspiSxY :2010/09/10(金) 22:23:45 ID:BzoNAGYk
めもりぃ
夏だったけど 思い出せない
若かったけど 思い出せない
あの日は確か
きみが泣いていた
重い扉を開けようとして
諦めかけた あの夏の日
きみが泣いていた
ぼくはただ
気になって仕方なく
「明日」と書いたハンカチ貸した
もう 涙は忘れたかい?
もう ぼくを忘れたかい?
甘かったけど 思い出せない
苦かったけど 思い出
15 :
ちーちゃん:2010/09/10(金) 22:32:51 ID:ijM6D0di
うむ、流石まるいやつが始めたスレだ。人気あるな。
16 :
名前はいらない:2010/09/11(土) 01:59:26 ID:Qnqn4XEd
何でスレがなくなったんですか?
前のを読むことはできますか?
18 :
◆/BY/LOLITA :2010/09/11(土) 05:17:21 ID:FvRzt2eC
俺が思うに、詩は、
その情景を知らないか、あるいは見落としていた人に、
こんなに心地よい情景があるんだよと教えてあげる詩が、良い詩だと思う
詩に使われる言葉よりも、その詩の作者がどういう感触を言っているのか、それが重要だと思う。
外国の詩や小説を翻訳したものでも、一向にかまわない。
言葉の韻とかの流れよりも、みんなが気付いていない感触を日々の生活で探り出して、
それを表現できるかどうか。
それが重要。
19 :
名前はいらない:2010/09/11(土) 12:39:39 ID:HYbRaSqS
やはり普段見落としている様な事を如何に見つけられるか、アンテナを張り巡らせる事が上達の早道なんでしょうなあ。
しかし、詩において言葉こそが情景そのものなのだから、そちらも疎かには出来ないでしょう。
その発言にそのトリップ…そこに情緒があるように、又、あらゆるスープには各々にそれに合った麺があるように…
私共も内容と技巧が絶妙に絡み合った究極の一杯を
目指して行きたいものでありますなあ。
20 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/11(土) 12:47:47 ID:1YiAPiN1
何いってんの。
詩なんて何書いたっていいんだよ。
そうやって自分の世界を狭めることを破壊することから始まるんやん。
まぁそういう力をもたないひとやひよこちゃんが一点集中専門バカになることを否定はしないけど。
21 :
どはち:2010/09/11(土) 13:42:38 ID:YRmjpVL3
そうかな?俺はこの人達は、何気なく金言と呼べる言葉をさらっと吐いてみせた、人達だと思うけど。
ポエム田さんという方に一つ聞きたいんだが、詩に真実でない事を書いたりして、人を欺いたりしても良いんだろうか。
不快な言葉を並べて、人を不快な気持ちにさせても良いんだろうか。
そうした言葉を吐けば、他人を不快にする以上に、何よりも自分自身の心を汚してしまって、自分のためにならない。
そうした目には見えないが、大切な掟があることを知らずに、自分に害がある事を自ら進んでやる人を、俺は賢いとは思わないけれど。
何を書いても構わない事は確かだが、全てが益になるとは限らないと思うし、そうした無責任な発言を繰り返す人がいたとすれば、結果的に誰からも信用されなくなってしまって、その人は自らにとって有害な事をしているという事にはなりはしないだろうか。
一見天才の皮をめくって見れば、その人はただの狂言回しだったという事はよくありはしないだろうか。
天才と狂言回しは似ているようで、見ている物が違うと俺は思う。
22 :
どはち:2010/09/11(土) 13:47:50 ID:YRmjpVL3
まぁ、こんな事言っておいてなんだが、ポエム田さんにはポエム田さんの考えがあるのだから、俺にそれを変える事はできないよ。
23 :
名前はいらない:2010/09/11(土) 13:49:45 ID:EwDjLGR0
何か言っているようで、その実何も言っていないような詩が一番すごい。
何も言わんでおこうと思っても、欲が出て結局何か言ってしまう。
25 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/11(土) 14:03:28 ID:1YiAPiN1
>>23 あー。それはかなり同感。
一番かもしれない。確かに。
楽しめる無意味。何にも肩入れしないのにパワフル。
>>21 ふーん。じゃあその掟とやらに従って狭い自室でいつの間にか死んどけば?
間違っても私に死体は見せないでね。きたないから。
26 :
どはち:2010/09/11(土) 15:07:33 ID:YRmjpVL3
それぐらいしか、返す言葉がないのか…。
27 :
ちーちゃん:2010/09/11(土) 18:03:36 ID:HYbRaSqS
流石まるいやつが考えたスレ。詩板を統合する勢いだ。
28 :
しぐれ ◆WonderSYdA :2010/09/11(土) 20:28:40 ID:MkxtzQdp
「あおぞら」
空に青空 海に海
そよ風 そわそわ
よそよそしいぜ
29 :
しぐれ ◆WonderSYdA :2010/09/11(土) 20:37:41 ID:MkxtzQdp
「あまやどり」
傘が飛んでいって
泣いている美女の胸で雨宿り
30 :
しぐれ ◆WonderSYdA :2010/09/11(土) 20:45:10 ID:MkxtzQdp
「コメント欄」
なんとなくポチッたブログに
自分の書いた詩を見かけ
リンク辿れば出会い系
31 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/11(土) 22:04:25 ID:1YiAPiN1
「返す言葉」
言葉は帰すもので
返すのは痴話喧嘩
でも返さないと人間は成り立たなくて
しょーがなくて私は荒川の土手に立つ
金八先生が贈る言葉を贈ったその土手は
多摩川だったかもしれないし
私は荒川など行ったことも調べたこともないのだが
とりあえず私は荒川の土手に立ったつもりで
ムキになったつもりで
それでいて優しい目をして
サリバン先生かなんかになったつもりで
どいはっちゃんに言葉を返した
あなたはあなたで正しいの
でも水は本当は水とはいわないのよ
ウァーラでもないの
だから私は
といいかけてドカーンと私は飛び散った
この詩に一切嘘はない
32 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/11(土) 22:06:06 ID:1YiAPiN1
「スレの趣旨に添って」
眠りとは
うんこのための
大往生
33 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/11(土) 22:09:10 ID:1YiAPiN1
「核大賛成」
ロックから
あのわざとらしいメロディアスを
奪い取るための原子爆弾なのだ
34 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/11(土) 22:10:49 ID:1YiAPiN1
>>28 あ。しぐれさん久しぶり。
Wonderトリップかわいいね。
35 :
しぐれ:2010/09/11(土) 22:31:43 ID:HYbRaSqS
粘着し
男を追った顛末は
ディズニーランドで
耳つけて
ポエ…、はて?、どちら様でしたかのう
36 :
まるちーちゃん:2010/09/11(土) 22:49:55 ID:HYbRaSqS
黄昏た
荒川静かで
イナバウアー
37 :
名前はいらない:2010/09/12(日) 00:03:30 ID:hTGU8Arh
「BLACK ANJEL」
バックシート 寝かせた大木
アクセル全快 透明高速
火を噴くぜ バックファイア
止まらないぜ ヘルまで!
「天使が到着だ…カマしてやれ」
血まみれの エンジェル
太陽抱いて B・A・D
綺麗だぜ スイートベイベ
明日は仕事だぜ 朝まで!
38 :
名前はいらない:2010/09/12(日) 03:43:04 ID:2MUniEB1
>>37 エンジェルってANJELじゃなくてANGELじゃないか?
わざとだったらごめん
奇跡のマジレスが舞い降りた今夜
そこにこそ僕は本物の天使を見たような気がふわぁあ…zzz...
40 :
名前はいらない:2010/09/12(日) 04:57:19 ID:OWsze0cJ
「スーパーノヴァ」
ペダンティックな響きだけれど
嫌味は感じないよ
指示語が嫌いなの?
いいえ春です
春になるとお婆ちゃんのこと思い出す
二月になるとシナプスが咲くの
俺は同級生の女が野ションのことをお花摘みって言ってたのを思い出すよ
ここから出してにゃん
助けてにゃんにゃん
ゴリラです
43 :
しぐれ:2010/09/12(日) 07:12:56 ID:QJ0QKQuD
アカウント
改ざんされた
その日から
アダルトジャンルに
気を遣い
44 :
名前はいらない:2010/09/12(日) 07:31:45 ID:2MUniEB1
「朝」
塩化銅に染まった空と
騒がしい烏の呟きが
僕に朝の訪れを告げる
僕の目に映るものは
何処にでもあるような
電柱と電線に包まれた空で
それこそごくありふれた光景だけど
何故だかそれが掛け替えの無いほど美しくて
少し視界が霞みそう
今僕には何もないけれど
一つ確かなことがある
僕はとても幸せだ
...ここもマジレス厳禁?
45 :
スレ主代理:2010/09/12(日) 07:34:47 ID:QJ0QKQuD
いや、ここではネタも釣りも煽りも真剣でよろ
46 :
名前はいらない:2010/09/12(日) 07:41:48 ID:2MUniEB1
ありがとう
新参者で勝手が効かなくて
余談だがID凄いな
47 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/12(日) 07:49:13 ID:Rqctpkqd
この世からマジレスが消えたらカオスだよ
この世からネタレスが消えたら監獄だよ
マジレスとネタレス
どっちも必要でどっちもいい
……あ、作品です。評価お願いします。
>>43 今日のスレ主にはIDにさえ神が舞い降りた。元々神なのに。
48 :
名前はいらない:2010/09/12(日) 17:12:07 ID:QJ0QKQuD
満天のプラネットアリウムに
少し気分が悪くなった正午過ぎ
ドーム状のスクリーンが
夜空を真似している間
目を閉じたまま草むらに寝転ぶ
流れ星の効果音が聴こえた
シンセサイザーの音色
スクリーンの継ぎ目から飛び出しそうな
青白い光が消えたよ
膝の上で眠る猫を撫でる様な
彼女の手を掴んだ時
山の上の丘
星空は白く消えて
お帰りの合図
皮ジャンって非常食。
50 :
名前はいらない:2010/09/12(日) 17:29:14 ID:J+fFhQJg
桜に埋もれて夢を見たんだ
蝉の声を聞きながら
君は笑っていたよ
僕は泣いていたよ
とても哀しい夢だったよ
紅葉の上を歩きながら
雪を一口食べてみたら美味しくなかった
君に逢おうと思ったけれど
苦しかったので止めたよ
51 :
ちーちゃん:2010/09/12(日) 19:29:08 ID:gfoUeKN0
「牛革を食うと呟く決意の目」
ハーレイ・デイビッドソンのTシャツなら買える
V-ツイン・エンジンの口真似なら出来る
時速80qのスピードはハイカロリーズのCDがくれる
ミンクオイルの匂いは嫌いじゃないが
ビーフの旨味を引き出すには少しスパイスが足りないと
グルメ評論を気取るお前はもういいから特大鍋の中に入っていろよ
革ジャンは一着しか無い、だからお前のだ
俺は調味料を調達してくるよ
ベルボトムのポケットの中の小銭をはたき
スーパーマーケットで塩と胡椒の混じった調味料を買って家に帰ると
調理場からご機嫌な鼻歌が聴こえる
「それ、何て曲だい?」「ボーン・トゥ・ビー・ワイルドさ」
調理場の食器棚の取っ手に
ハンガーに丁寧に掛けられた革ジャンのピンクのバッジ
黒文字で「PUNX・NOT・DEAD」
馬鹿は死んでも治らない
奴の背中に大きく彫られたANJELの「J」
食器用洗剤で幾ら擦っても消えることはなかったが
奴も優しく俺の背中を流してくれた
52 :
ボルカ ◆6kB1JyG4Xo :2010/09/12(日) 19:48:47 ID:I8rdOaFb
「イナバウアーっていいな」
イナバウアーって素敵だな
そってるところが
ひらいてるところも
ビューティフル、イナバウアアアア!
って、僕もどこかで叫んでみたい
コスモスの花とかに
53 :
ちーちゃん:2010/09/12(日) 19:56:50 ID:gfoUeKN0
>>37 リアシートには大木よりも木人を乗せたほうがスリリングだと思ったのだが…まあ、好みの問題かな
54 :
名前はいらない:2010/09/13(月) 01:00:25 ID:2QRRT0+s
緩いカーブでしくじったのは
あんたを思い出したから
安物のラバーソール 俺は好きだった
磨り減ったかかと えらく丸くなっていたよな
どこに行くにも場違いだった はずかしくってしょうがなかったけど
俺はついて回った
ビールは温くなっちまって 吐き気しかしない
あんたは俺にラムネをすすめる
ビー玉が向こうの街を透かして
俺はそこからの眺めがお気に入りだった
55 :
名前はいらない:2010/09/13(月) 09:21:31 ID:8YSeUWqe
ニュースサイトのコメント欄は
現代社会の貝塚で
ここには国境も人種の壁も人間の卑しさも
すべて詰まっているんです
産業廃棄物をあなたが捨てる
誰かのカルマ
誰かの欲情
誰かの怒り
そのゴミの山に人間が埋まって
怪物になっていくのです
私は有機体
つまるところただの有機体
そう ただの有機体
ただの有機生命体
私が生まれるずっと前に
一杯のスープから誕生した ただの有機体
あるいは肉塊
有機物
有機物
有機物
有機物
有機物
有機物
57 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/13(月) 12:33:46 ID:2kQ9rhj7
「レバー交換しましょ」
脇腹自ら突き破って
向かい合ったあなたの前でいきなり突き破って
取り出した私のレバー
あれっ
こんなにちっちゃいんだ
沈黙の臓器とかいうくせに
ひとりで結構ぴくんぴくんと動いているよ
どうぞ
これが私のレバーです
心をこめた血だらけのレバーです
これをあげるから
あなたのもください
あなたが救急車を呼んだので
私の心は台なしです
信じてたのに
信じてたのに!
58 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/13(月) 12:41:40 ID:2kQ9rhj7
じっと手の甲を見つめれば
見つめるほどに斑点だらけ
青と赤と紫の
叢に走る蚯蚓のパイプライン
何を運んでいるの
生命?
記憶?
宇宙人のプログラム?
腐り行くたまご?
無意味な物質?
鳥肌に隠された斑点に
押されて顎を上げれば秋の街路樹
今日の弁当はきのこハンバーグ
急いで平らげた
59 :
まるちーちゃん:2010/09/13(月) 18:00:24 ID:CWGwzd7h
「豚ばらとワイン」
霜降りの牛肉
寒さに震えているのでしょうか
赤ワインで心
温めて
ぶす色の赤身に
冷凍庫の真白き霜降りて
ワインを浴びて
消えて行く白
トレイに溜まる
ワインの赤に
浸った肉のおかずにと
優しい豚ばら肉を厚切りに
時は夕暮れ
60 :
ちーちゃん:2010/09/13(月) 21:04:23 ID:rq70toiE
61 :
ちーちゃん:2010/09/13(月) 21:15:13 ID:rq70toiE
あれ…後半こわれてる!上のナシでそしてようつべうpできなくなったアク禁か
62 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 01:20:58 ID:epALQjgi
おいどんはyu-kiたい
つまるところただのyu-kiたい
そう ただのyu-kiたい
ただのyu-ki生命たい
おいどんが生まれるずっと前に
一杯の芋焼酎から誕生した ただのyu-kiたい
あるいは肉たい
yu-kiです
yu-kiです
yu-kiです
yu-kiです
標準語たい
63 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 01:23:34 ID:epALQjgi
65 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/14(火) 06:22:56 ID:Nst2PCGh
あぁ。石油かー。
それなら辻妻が合う。
66 :
どはち:2010/09/14(火) 06:53:18 ID:CUqUwS2Z
今日はノーリーであのギャップを飛ぶぜ。
ノーリーは飛距離を出すのが難しい。
しっかり板を前に弾いて、板を前に飛ばす事。体に板が遅れないようにする。
着地では自分を信じて、板をちゃんと地面に叩きつける事。
障害物があっても、いつも通りのノーリーをする事。
67 :
どはち:2010/09/14(火) 07:11:28 ID:CUqUwS2Z
と、思ったら雨か…。
休日が。
仕方ない。雨についてまたつまらん詩でも書いてみるか。
68 :
いわしみそスナック:2010/09/14(火) 08:11:32 ID:GPdw+z55
【死に損ない危ない】
昨日
この広い世界に降りて来た
誰もが彼を待っていた
一人うつむく教室で
何かがいると信じていた
何かが起こると信じていた
期待はハズれるものだけど
確信があって涙に変わり
ただ見えないものが見たかった
まだ隣にいると思いたかった
いつか二人で歩いた道は
二度と通れないハズの道
思い出す事すら無意味な夜に
教室には一人きり
足音さえ聞こえないなら
もう立ち上がるしか無いのだろうか
とっくに彼は死んだのだろう
いつかの虹が綺麗すぎて
彼と被ってしまったまま
周りの電気が消えて行く
この世界に大した価値は無く
信じる事は実に容易い
あと一つだけ乗り越えたら
もう何も見なくて済むよ
さよならじゃなくて
ありがとう
69 :
量産型どはち:2010/09/14(火) 08:54:22 ID:CUqUwS2Z
雨がこの街に降り注ぎ
風を清めた
不安な一夜を過ごしたはずの子猫は
何事も無かったかのように
朝の路地裏に丸まっている
君は昨日の悲しみを今日に引きずっていないんだね。
でももしそうだとしたら
君の心はどこにあるのだろう。
私の心には
今も止まない雨が降り続いている
70 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 09:10:58 ID:epALQjgi
「レバー交換してください」
折れちゃったので交換してください
ビッグ中ですか?じゃあだめです
そんな、ワタシ、初めてなんです
ビギナーズ・ラックですね
はい
でもそんなの長くは続きませんよ
そうですかね
そうですよ
……。
少し言い過ぎたかもしれません
いいんです、でも…、
何ですか
いえ…、いいんです
おっしゃって下さい、気になります
レバー交換してください
ビッグ中ですか?
71 :
どはち:2010/09/14(火) 09:19:23 ID:CUqUwS2Z
スモール中です。
72 :
いわしみそステーキ:2010/09/14(火) 10:23:25 ID:GPdw+z55
【スーパースモール中】
二人で帰る家までの道
交差点でバイバイをして
また明日ねってメールを入れる
今日は
キミが何も言わないから
斜め下から覗き込む
一体何を考えてるの?
気になって夜も眠れない
キミは
何も考えてないよって笑うけど
大丈夫だよって
手を繋ぐけど
寂しくなって
不安になって
もう一度だけ質問をした...
>>70 めぞん一刻です
レギュラーでした
すぐに終わりました
ARTありませんでした
引き戻しもありませんでした
510G過ぎました
800Gハマりました
レギュラーでした
300G越えたところで目がくらくらしてきました
500Gでビッグ引きました
ARTありませんでした
台交換してもらっていいですか
半分だけでいいのでお金も返してください
それがダメなら遠隔ですか
店の裏に新聞紙とガソリン持っていってもいいですか
74 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/14(火) 13:08:04 ID:Nst2PCGh
「今思い付いた事」
人間を作ったのは
宇宙人かもしれない
宇宙人を作ったのは
人間かもしれない
75 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/14(火) 13:11:16 ID:Nst2PCGh
「という言葉」
言葉で世界を認識できるのは人間だけだから
言葉に意味がないことを知っている動物に
人間を殴る資格はないのだった
76 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/14(火) 13:19:56 ID:Nst2PCGh
「食物の秋」
ざくろの実が
ちっちゃく茂みのなかに
隠れて生っているよ
いたい いたい
黒い墨をつけた
恥ずかしがりの女の子みたいな
実の下に百円玉をみつけたよ
いたい いたい
茨の刺に苛まれて
逃げ場もなく
植物に抱き抱えられていく
裸のおっさん
見て見ぬふりをして通り過ぎた日
太陽が
だいぶん優しくなったよ
ざくろの影が惑星みたいに
荒れたアスファルトの上に点在している
77 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/14(火) 13:36:19 ID:Nst2PCGh
「弁当箱はプラスチックの塵芥」
待合室の長机に放置された
この偽漆塗りのお椀を
誰が洗えというのだろう
私は目で背中に追いやった
次にやってきた井本のおじちゃんは
堂々とそれを前に机に着き
堂々とそれを払いのけてスポーツ新聞を広げた
後からやってきたお局が
だぁれが置きっぱなしなのこれ
という言葉を飲み込んだのは
今日は専務が留守だったからだ
お椀の底にちょびっと残った味噌汁は
犯人がねぎがあまり好きでないことを示していたが
みんな正直どうでもよかった
他人の好き嫌いには普段から関心がないのだ
犯人が勝手に片付けるだろうと放置して
結局終業時間に私が洗うのだ
誰に命令されたわけでもなく
私が洗わなければ
これは何年もの間置きっぱなしで
埃を被るマスコットと化すだろう
金田さんが10年前にTDL土産に買ってきたミッキーマウスと同じだ
お局はリアルタイムでしか動かないし
井本のおじちゃんは自分のものしか片付けない
専務は散らかすことしかできないし
私は自分のものだけ片付けない
つまりはそうなのだ
ねぎがあまり好きではないのは私
>>74 人間も宇宙人の一員じゃないか…何言ってるの?
79 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 17:29:29 ID:epALQjgi
>リアルタイムめぞん一刻世代さん
やられた。店員呼んで台交換しろかあ…。
店員「客、交換しますね。(^o^)rx」
80 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 17:49:23 ID:epALQjgi
>>75 これは複雑なパズルだっちゃ
要約すると「真実を知る者には資格が無い」
難しいな
例えば夫婦喧嘩か?
負けちゃったけど「私は格闘技を封印しているのだ!」と言う女房
81 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 18:03:23 ID:epALQjgi
82 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 18:07:56 ID:epALQjgi
>>72 うーん、これもたまらん
しかしこれを僕が名作と呼ぶには一つ条件がある
その条件とは作者が中年男性である事
83 :
名前はいらない:2010/09/14(火) 18:33:17 ID:uWZJKr9H
>>66は
>>67とあわせて完成か?
スレタイに合わせた作品なら本物の狂人である
84 :
スレ主代行:2010/09/14(火) 19:52:09 ID:epALQjgi
はて、どこかでとてもリラックスしたボルカ様を見た気がしたのだが…気のせいか
85 :
いわしみそステキ:2010/09/15(水) 00:02:51 ID:nF4UjBRI
【大工の源ちゃん】
キミに降り続ける雨が
いつまでも止まないのはさぁ
今でも
キミの心が泣いてるから
って訳じゃないよね
雨は優しくキミを守るけど
時に嵐に変わるけど
哀しいのは
愛した証拠
寂しいのは
自分をいたわる優しさの代償
痛みはやがて希望へ変わる
簡単な事じゃないけれど
この突き刺さる痛みを経験出来た者だけが
乗り越えた時
失った物と引き換えに
言葉を操り
他人を救う
降り掛かる恐怖は言葉で刻み
未熟な言葉で他人を傷つけても
完全な言葉で相手の息の根を止めるような人間よりは
まだ可愛い
ちなみに彼に聞いたセリフのつづき
「今何を考えてるの?」
答えはきっと
「ホントにお前を愛してるけど
一緒にいられないって考えてた」
女は恋愛によって成長し
仕事も遊びも日常も輝くけれど
男は恋愛と仕事の両立が出来ない
それなら
どれくらいスキだって
去る者を追ってる時間はない
なにしろ
この世界は魅力に溢れている
長文ですまぬ
私は性別は男ですけど
14才です♪
86 :
名前はいらない:2010/09/15(水) 00:38:02 ID:fcH4cdGF
「本質、実体」
生きることを
放棄した人間は美しい
魂は宿主を失って
簡単に消えていく
それなら何のために
先程までここにいたのか
何かを訴えるために
吐き出すために
生きて、生きて、生きて、
最後には
ひっそりと
生を閉ざす。
87 :
名前はいらない:2010/09/15(水) 01:11:20 ID:1Q8GS6aP
>>85 大工の源ってお前…36〜38才だろ…ホラ、真剣な詩をはさんじゃったじゃないか!
88 :
名前はいらない:2010/09/15(水) 01:13:47 ID:1Q8GS6aP
36才と62才、二点賭けで
89 :
いわしみそステキ:2010/09/15(水) 02:04:32 ID:3GEzMMQE
>87
知ってるあなたも35才なのか
90 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 02:42:01 ID:3GEzMMQE
【神と人間の間に】
宇宙とは人間の思考そのものであり
永き時間を費やして
多くの命を犠牲にし
多くの命に悩みを与え
そこに発生する感情を学び
全ての情報を糧にして
存在理由を探し求める者
彼にとって人間とは
自分が自分を知る為の
手段と入れ物にしかすぎない
彼の一部である自分達は
もう一つの自分である人間の
純粋さと透明さを知るにつれ
身体と思考が離れる現象
死がお互いを分かつまで
せめて幸せに笑顔で生きて欲しいとの自分への願いが
欲望という表現で規制されたに過ぎない
あぁ切ない。
91 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 02:50:26 ID:3GEzMMQE
【神と人間の間に】
我ながら名作である
深いだろう...
タイトルに間がふたつある時点で鞭打ちたくなる。
あと寝起きで凄まじく眠たいので洗脳されかけた。
アーリー・イン・ザ・モーニングコーヒー飲もうよ。
ごめん。目覚ましに書き込みしたかっただけ。
93 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 05:33:33 ID:3GEzMMQE
ポエム田ポエ子さん
洗脳とは失礼な褒め言葉
近くにCoffee Shop が出来たから
是非一杯奢りたいと思うけど
ご一緒にどうですか?
脳内で
94 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/15(水) 10:47:01 ID:7gnDsG5y
>>78 じゃあ太陽から見たら地動説も正しいってことになるじゃんか。何いってんの?
>>93 いいっすね〜♪
自分よりおいしいコーヒーをいれる人間は滅多にいないので、
たまにはコーヒーマイスターの仕事を堪能したいものです。
あ、でも出てきたものがお粗末でもテーブルひっくり返したりしないので安心してくださいね。
ちょっと不機嫌になるだけですから。では連れていってください。
94間違った!
×地動説
○天動説
ね。
おばかさん。
96 :
名前はいらない:2010/09/15(水) 11:43:42 ID:1Q8GS6aP
(太陽も自転していますよ…。)
97 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/15(水) 14:15:10 ID:7gnDsG5y
(そうたいせいりろんって知ってる…?)
98 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 14:18:59 ID:nF4UjBRI
( せかい5ふんまえかせつ面白いぜよ... )
99 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/15(水) 14:44:38 ID:7gnDsG5y
(この話の流れからそれ持ち出してくるいわしみそカツって賢い…)
100 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/15(水) 14:47:17 ID:7gnDsG5y
(でもあれ5分って絞り方があまりに説得力がありすぎるのがかえって宇宙人のマインドコントロールっぽい)
101 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/15(水) 14:50:39 ID:7gnDsG5y
(結局は視点をどこに置くかで話が変わってくるということ自体が私達を永遠の夫婦喧嘩に持ち込むわけなのよ…)
102 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 14:57:28 ID:nF4UjBRI
【いつかの誰か】
直線上に列ぶ影に
オレンジ色の夕日が落ちる
お互いに背を向け
せーので走り出したっきり...
103 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 15:46:38 ID:nF4UjBRI
( 空気嫁内こうどうすまそ )
104 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 15:50:41 ID:nF4UjBRI
( 書きながら寝てたよ小雪... )
105 :
名前はいらない:2010/09/15(水) 16:03:49 ID:HpSKCu7n
te
106 :
遅レス太郎:2010/09/15(水) 16:05:13 ID:HpSKCu7n
’(書き込めたよ)
107 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 17:01:09 ID:3GEzMMQE
( この世界は五分前に出来たんだよ... )
108 :
いわみそステキ:2010/09/15(水) 19:16:05 ID:3GEzMMQE
( あげあげ )
「ループ」
目指した訳でも無い山の頂への
道を必死に歩いている
その日終わればさよならの
日々を懲りずに繰り返しながら
下を見つめて
ゆっくりと過ぎていく足下を
燃える思いは灰になり
俺の命に纏わり付いた
イヤイヤする心臓が
呼吸をしたいと悶えている
頂上はもうすぐ
環状の道を歩いて歩き続けて
布団の中に吐き出して
もうすぐ
そして頂上の地面
転がる石ころを蹴飛ばせば
何も無い世界
誰かの足は見えない
歩きたくも無い下り坂を
環状の下り坂を
静かに部屋を片付ければ
もう秋
「幸せ」
幸せですかってきかれたら
はいそうですよって答えるんだ
何が幸せなのか分からないから
めでたいって人は言うだろう
どんな時も涙を溜めています
俺はどんな俺にもなりたくはないから
人が歌う声を探しています
すると時には涙がこぼれます
迷い道を行くのがなれているので
散歩は一人で歩きます
「恋文」
いろんな言葉を考え抜いて
埋め尽くされた便箋
真っ黒の紙に消しゴムで
大きく好きだと
書き殴る
112 :
いわみそステキ:2010/09/17(金) 00:18:37 ID:L2qZLaRe
【例えば】
今向かうところが望んだところと違っても
今隣で笑う彼より逢いたい人がいたとしても
今日の誤解を解く事が難しくても
生きる目的を見失っても
ベストな方法と自分の意志が違っても
それでも意味はありますか?
113 :
いわみそステキ:2010/09/17(金) 00:27:28 ID:L2qZLaRe
【怒り】
怒りの感情をどうしようか
お前が嘘をつく度に
笑っているのは表面だけだ
許せないものなら
溶かしてあぶり出してやろう
お前に仕返す時間と労力
自分のリスクを考えたら
次の朝には笑っていられる
そして今日も雨は降る
お前の笑顔は思い出せない
114 :
どはち:2010/09/17(金) 22:46:38 ID:tZii6n+x
何も信じない賢い人であるよりは
何かを信じている愚かな人でありたい。 俺はあなたを信じて待っている。
だから、あなたも俺を信じてここに来て欲しい。
俺はあなた達を信じている。
だからあなた達も俺を信じて欲しい。
115 :
いわみそステキ:2010/09/18(土) 06:40:54 ID:re14PYtN
【また一歩】
また一歩
キミに近づけたような気がする今日この頃
キミは何一つ変わらないまま
只僕らが来るのを待っているのか...
僕らはまだ
ほんの少しの失敗に悔しいと泣き
あいつがティッシュにくるんで捨てた悪意を許せないと問いかける
僕は自分に嫌気が差して
感情の薄れた心臓に何かを突き刺す刺激を求める
その繰り返しは自分の神経を研ぎすますけど
自分の感情はズタボロになる
まぁそんな事すら通り過ぎて
無感情のまま部屋に戻るとパソコンを開き仕事を初め
何かに気づいた
そうそう
全ての事は正しい事
人間の良心や正義感
正しいようで難しい
罪悪感や罪の意識
正しいようで必要ない
全てを通過した後はそうで有っても良いのだろう
未熟だからそうならないだけの話しであり
そんな事を考えている自分は今
不安すらなく恐怖すらなく迷いもなく
キミに一歩近づいた事を
頭のどこか片隅で
音楽を再生するかのように
悟っていた
116 :
名前はいらない:2010/09/18(土) 07:56:55 ID:uQ8yHlXb
117 :
まるちーちゃん:2010/09/18(土) 10:04:24 ID:dbQq+8G/
背鰭も尾鰭も岩や水流のせいでもうぼろぼろ
流れに逆らい上流を目指せば身体中の赤身が
激しい筋肉痛で挫けてしまいそうだってな
カラフトマスのジョニーは大したもんさ
身体中の傷から旨そうな赤身を覗かせながら
連れ合いのシンディーとののろけ話に夢中
シンディーは息を切らせながら先に行ったぜ
どっかの海で引っ掛けて来た自慢の彼女なんだろ
こんな金魚のペースに合わせる事は無い
早く行ってやりな
シンディーは川底の砂利を尾鰭で激しく巻き上げ
そこに出来た窪みにおびただしい数の卵をぶちまけた
ジョニーはそいつらに命を吹き込む
例の白いヤツでさ
そして川底に沈むロミオとジュリエット
俺は静かに放っちゃれって呟く
今、奴らは放っちゃれって名前さ
118 :
まるちーちゃん:2010/09/18(土) 17:37:03 ID:dbQq+8G/
「夏祭り」
ハワイってこんな味なのかな…
人工着色料にまみれた青いトロピカルドリンク
人工ってダケで身体に悪いような気もするが
自然の着色料って言ったって
あまり身体に良さそうな物は思い付かない
ブルーなハワイだからね
ナチュラルなハワイとは少し違うのかも
脳裏に浮かぶのはサンセットビーチ
明日からを夢に抱かれるような
オレンジのハワイ
今、懐かしい感じがする
頭の中でいつの日か辿り着いた安らぎの空間
その記憶の中に君の分身を連れて再び立ち尽くして
ねぇ
波音に弾かれる様に耳に飛び込んできた君の声
僕はハッとして小さな眠りから目をさます
ああ
綿あめを食べる君のうなじの辺りの匂いを感じながら
僕はほんの少しだけ君の先を歩いた
119 :
いわみそステキ:2010/09/18(土) 18:55:23 ID:re14PYtN
【トラブルメーカー】
トラブルの原因
トラブルを作る人
トラブルの中心人物
時々言われる言葉の意味を調べたら
自分が想い描く未来とは
逆の言葉で埋め尽くされた
「お前は何もわかってない」
の意味をひさびさに考える
自分が悪いという事を
自分が理解していないという意味か...
そりゃそーだよな
自分がトラブルの原因だなんて考えた事もなかったから
ちなみに自分が何かしたんだろうか...
全く思い当たる節がない毎日
巻き込まれる人生じゃなくて
自分が巻き込んでいるのだろうか
自分の存在が面倒くさいな...
120 :
いわみそステキ:2010/09/19(日) 01:16:17 ID:y6FGEe8l
【このガラガラ感】
たまらないっすね♪
ポエムなんて書こうと想う人間はそういないのだろう
新参者も居られるくらいに空いてる車内は
大江戸線の前から三両目
携帯片手に考えを巡らし
只終電まで人に押されて過ごすのも
変態じみてて逆に面白いかもね...
他の車両や他の電車に
乗り込む勇気がない自分には
自分の空気に合ったところで
ひっそり詩を書くのがなんか癒されるなぁ...なんて
自分の職場で書かないのは
上司なんかの目があって言い訳が出来なく成るから
とか
書きたいだけの欲望で
汚れるページがウザイから
とか...
( いちを全部ここの他の人間への返信でもあるんで
お好きなように
捉えてください♪)
121 :
ちーちゃん:2010/09/19(日) 03:53:02 ID:yVBP0jKW
お前達など所詮は落第生なのだから恋人は駱駝が相応しい
駱駝、異性
何だと先公、メタボリック症候群
デブの梯子登り降り軍隊
そして意外とセクシーなジャージ
休み時間
教室のスピーカーから
ジャージなフレーバーの
給食のコロッケ
トライアングルトニックで書かれた名曲のレシピを
嬉しそうに話す給食おばさんの胸元が眩しい
122 :
いわみそステキ:2010/09/19(日) 07:37:25 ID:y6FGEe8l
【暗い朝】
もう直ぐ夜が明けるのに
私のこころは真っ暗なまま
太陽さえ見えなくて
一人でずっと迷ったまま
123 :
ち:2010/09/19(日) 08:00:02 ID:yVBP0jKW
雨が吸われている
地面は雨を吸い寄せて
寄せて上げて寄せて上げて
背中のお肉までバストになってしまったかの様
雨上がり
潤んだ茶色い土の地面は
何時もよりセクシー
服を脱いで飛び込むんだ
俺から行くよ?
いや、俺からだよ
…わかったよ、譲るよ
君が先に飛べばいい
さあ、助走を付けて思い切り飛び込むがいい
ああ、なんて美しい
全裸の君の肉体が
雲の隙間から射し込む光に包まれて
スローモーションで淫靡な泥濘に飲み込まれて行く
こんなに素敵な日は
とっとと家に帰ってゲームでもやろう
124 :
いわみそステキ:2010/09/19(日) 14:54:24 ID:y6FGEe8l
【ありがとう】
極限まで薄く削いだオーダーメイドのステンドグラス
太陽の日差しを受けて吸収
繊細な粒子として協会へ光を導く
選ばれし彼等が守る聖地
あの日雨と共に稲妻が鳴り
世界の怒りを響かせて去り
まるで意思の塊のようなエネルギーだけ
置き忘れてしまったようだ
無知が故に残酷なエネルギーは空へと還り
過ぎ去った痕跡には目を覆う様な傷後が深く刻み付く
彼等は恐怖を感じただろうか
破壊されると恐れただろうか
繊細なステンドグラスは変わらず光を魅せてくれた
去り際に静かに刺す静かな言霊
轟音を多少なりとも受け入れてくれた彼等へ
謝罪よりも感謝を残す
125 :
どはち:2010/09/19(日) 16:41:58 ID:kKq6i9mI
そろそろ私を休ませてください。
お願いします。
126 :
いわみそステキ:2010/09/19(日) 16:56:02 ID:y6FGEe8l
やっぱり私が書く詩じゃなにも伝えられないか...
【ありがとうの詩の解説】
2chポエム詩の皆様へ
あなた達をステンドグラスの彼等に
煩く感情丸出しで場違いなエネルギーを私に
置き換えて読んでくれたら伝わるかなぁ...
おじゃましました。
本当にありがとうございました。
さようなら。
127 :
名前はいらない:2010/09/19(日) 17:45:07 ID:yVBP0jKW
えー、
128 :
名前はいらない:2010/09/19(日) 19:11:37 ID:yVBP0jKW
せっかく聖地の歌を「協会」の一文字でうさんくさくする大技にときめいていたのに〜
129 :
名前はいらない:2010/09/19(日) 19:27:21 ID:yVBP0jKW
>>125 おう、休んだほうがいいぞ休ませてくださいとちゃんとお願いして
我慢しないで一呼吸置いた方が精も出るってもんだ
何の事だかはわからないけど、間違いない(^o^)rn'
130 :
いわみそステキ:2010/09/20(月) 01:39:23 ID:l7gURjXX
>>126の
さようならを撤回したい。
だって書きたいだけなんだもの。
ルールがあるなら守るから。
私はそこまで問題児じゃないから。
たまに書き込みに来てもいいですか?
夕方めし食いすぎたから明日一日何も食わなくて大丈夫そうかな、
132 :
名前はいらない:2010/09/20(月) 02:03:20 ID:etlFdW7a
いまって言うか、いつも思うけど書き込みや読んでいる時に、下に出てる絵がうざい。
133 :
ちーちゃん:2010/09/20(月) 03:17:44 ID:rd7pDtqO
>>130 ここはとにかく思い付いた事を書くとこだから、思い付いたら何時でもおいで(^o^)rn'
134 :
ステキ:2010/09/20(月) 06:46:59 ID:l7gURjXX
135 :
どはち大往生:2010/09/20(月) 09:45:44 ID:Cl2/vu/r
俺、スケートボードの雑誌の出版社で仕事してみようと思うのだけど、いけると思いますか?
どうしても、言葉を紡いでいくということからも、スケートボードからも離れる事が出来ないらしい。
本を沢山読み、世界から学び、感性の高い言葉でスケートボードの雑誌を埋め尽くしたい。
詩を書く事は、恐らくその言葉の感性を磨く事の準備段階だ。
だからこれを疎かにしてもいけない。
しかし今は詩が生まれる事を待つ段階だ。
リルケは、若き詩人への手紙において、「月満ちるまで待ち、そして生む、それが芸術家と呼ばれる者の生の在り方です。私達に課せられているのは、第一に忍耐を持って待つ事なのです。」と述べている。俺もこの板に来る事はしばらく控えます。
それでもいつかは戻ってきます。
136 :
名前はいらない:2010/09/20(月) 09:56:12 ID:Cl2/vu/r
スケートは遊びじゃない。
崇高な物を持っている何かだ。
それは人間の持っている気違いじみた勇気と、忍耐と、感性と、流される血が生み出している何かだ。今日もどこかでスケートボードのために血が流されている。
その崇高さをこの世から失わせてはならない。
俺はマジで言っている。
137 :
まるちーちゃん:2010/09/20(月) 10:43:39 ID:rd7pDtqO
>>135 いんじゃね?準備期間なんて言ってないで潜り込めるなら飛びこんじまえば?
詩を持って事を成すより
実践する事によって詩を産み出した方が
リアルでエクストリームな世界を表現できると思うぜ?
まあ、僕はワンちゃんです!とか言って2ちゃんに入り浸っているオッサンの話で申し訳ないが
(皆様の悩み、相談を受け付けております)
138 :
名前はいらない:2010/09/20(月) 12:23:49 ID:XWnBM2tO
言葉と世界
書きたい事は沢山あった
言いたい事も沢山あった
叫びたい事も沢山あった
美しい詩になるであろう言葉も沢山あった
だがそれらは言葉にすると熱を失う
どうしようもなく、熱を失う
我が胸の中で燃え尽きることなく
私の世界から這い出ても燃え続ける言葉は 一体いくつあるだろう
熱を失わずに、私の言葉はどこまで届くだろう
139 :
名前はいらない:2010/09/20(月) 14:40:08 ID:rd7pDtqO
あんたの言葉は
あんたから離れると
泣いちまうんだ
何故って
あんたの為の言葉だからさ
寂しげな泣き顔が
ミンクのコートを羽織り
ゴテゴテと宝石を散りばめて
あんたを探しているよ
140 :
名前はいらない:2010/09/20(月) 15:42:44 ID:VD3DT9W6
頑張ってみます
「アモネア」
真っ白い世界あどけない少年は
ドアの向こう聞き耳を立てていた
楽しげに笑う大人達に紛れて出掛けた
少女の声を雑音の中に探してた
ひやりと冷たいコンクリートの壁に
白い蛍光灯の光だけが映る
この部屋は永遠に夜の中にあるよ
少年の夢は河川敷の空に堕ちる
少女は草で編んだ王冠を川に流して
大人達の目を離れて行くんだ
オオカミの吠える夜が近付く
闇に色を奪われたアモネア
板張りの床
夢の中で少年がヒーローに変わっても
アモネア
静かに風に揺れて
伸ばした指先の側で眠りについて行く
揺り起こす花の花びらひとつ落ちて
少女は慌てて手を引っ込めた
薄暗い朝の世界の中に飛び込みために
少年が消した照明の音がする頃
少年は河川敷を海の方へ走った
大人達が何時までも見つけられない
少女の元へと辿り着いたら
夢と違う色をしたアモネア
陽だまりの世界
夜を抜けて少年がヒーローに変わっても
アモネア
静かに風に揺れて
伸ばした指先の側で眠りについて行く
142 :
ステキ:2010/09/21(火) 01:27:04 ID:Mm6WjwvR
【禁断症状】
日が落ちて常識の影が揺らぐ頃
扉を開けて走り出す
少し高い位置にある郵便ポスト
背伸びして手を伸ばす
手紙の宛名はとにかく無視
差出人も誰でも良い
読みたいだけ
書きたいだけ
忙し過ぎる仕事の電話
サイレントにする着信音
メールをくれたら返すのに
文章依存の禁断症状
手離して
常にわたしだけは綺麗でいたい
整えられた世界に
誰も踏み込まないでほしい
だから離れる
だから離して
理由は話さない
理解はいらない
わたしの世界が乱れて汚れないように
話して
あとは、やるだけだ
「想い出」
便箋に貼られたシールの下には「好きです」の文字
相思相愛を透視した僕の胸の高まり
「ハエ」
ハエが顔にとまる
これ、死んでるかなぁって
ぼくは顔を叩く
ハエはしゅっと逃げる
高い知能を持った一匹の蛆虫が
台所のビニール袋の中をよじ登る
腐った生ゴミのスープの中で
同じような仲間と
同じものを食い
一生を終える事に嫌気が差したから
蛆はサナギになった
天高く舞い上がろう
「わたしの不幸」
148 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/22(水) 13:37:02 ID:8SmAsO2f
夜の南側の壁の上のほうにいつもゴキがいる
逞しく黒く重そうな肉体を白い壁紙にぴったりと静止させて
触角を動かすこともせずにそこにいる
気がつくたびに暫く私はゴキと見つめ合う
何をしてるんだろう?
あんなところで寝ているんだろうか?
それとも私を観察してる?
私を恐れているのか、私を嗤っているのか
何を考えているんだろう?
知る術もなく、私はすぐに明日の仕事のための準備に戻る
弁当のおかずが冷めたことを確認してから布巾代わりのティッシュを被せ
あとは水と氷を加えてクーラーボトルに流し込めばアイスコーヒーが出来上がるその原液を調合しておく
洗い物を終えてふと目をやればゴキはもうそこにいない
ソファーの後ろに
流し台の横に
用意してある彼のためのねばねば家には
今日も小物のゴキしか侵入していなかった
夜のゴキ
夢の中で私を攻める
毛むくじゃらの手脚で私を組み敷いて
世界から隔絶した世界で
ただ眠っていたい
ハンモックに揺られて
誰もいないわたしだけの幸せが
ほしい
誰かは不穏の始まり
始まりは常に終わり
わたしの幸せは手に入るだろうか
150 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/23(木) 07:31:46 ID:++o5PSoe
わちき便器の中心に
茶色の絵の具を山盛りにした
なんて温かそうで柔らかそうで
なんて優しい見た目だろう
味は知らない
てっぺんにさくらんぼを乗せて
三分ぐらい眺めてから躊躇いなくレバーを引いた
写メも撮らなかった
砂絵みたいに消えた優しさのあとに
わちき便器がおかわりを待って口を開けてた
間違えた出勤日
スピードが大事
雨は段々と痛みを増してきた
151 :
名前はいらない:2010/09/23(木) 09:19:26 ID:81TsKCgY
うん、活字っていいよな
実写にしたらクルクルパーだぞ
秋空に白い三日月
寝ぼけ眼擦り公園まで
クシャクシャの煙草の箱握って
歌なんかを考えている
当て所ない旋律紡ぎ
少しずつ開ける道は不恰好でも
粘土細工は心を少し見せた
冷たい風が瞼を掠めて
水色のベンチが
初めて色を見せたら
聴いたことも無い
メロディーが俺を包んだけど
思い出せないから
調子外れの笑いで
何時も通りの歌を踊って
モコと皆がワイワイ ガヤガヤ言いながら
心のそこから楽しめる場所が必要ですよネ!☆
「栗原あゆみの ウンコ 食べたいよ」といつも言ってるモコは・・*
別にヘンタイではありません。
モコは ただ 栗原あゆみの体臭を嗅ぎたいだけなのです。
栗原あゆみのウンコには 栗原あゆみの体臭が
ギョギョっと凝縮(ぎょうしゅく)されているのです。
だから モコは 栗原あゆみのウンコの匂いを嗅いでみたいだけなのです*
*砂にまみれるビーチの妖精☆浮世亭モコ*
ねぇ言って☆ ちゃんと言って* モコに聞こえるように ☆
大きな声で もうモコが泣かないでいいように 目の前でモコは
やさしく笑ってみせるけど 動けないのは モコだけじゃない*
だから抱いて ちゃんと抱いて この体に残るように 強い力で☆
もう泣かないでいいように どこまでも モコは行けるような気がしてた *
モコは側に居るのよ 抱いて ちゃんと抱いて !*
このモコの体に残るように
強い力で もう泣かないでいいように どこまでも
行けるような気がしてた でも寒くて とても寒くて歩けない ☆
仏法って自分自身の命の仕組み命の流れを
再三に渡り説いている*
生々流転のこの世の流れにあって
如何に生きて如何に価値在る人生を送るかを
此れでもか此れでもかと
しつこい位に言葉を変えて例えを変えて
仏説、経典、故事等で今のこの世を如何に
此の瞬間をより良く生きるノウハウを
教えてくれている*
154 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/24(金) 12:31:48 ID:0vHM69nw
毎日うんこが出るひとの
気持ちはとっても明るいだろうか
半月うんこが出てない私の
身体イメージ糞袋
あぁ糞袋 糞袋
コブクロとあんまり違いはないのに
誰も私の音には耳をなど傾けないし
私もなるべく黒い服を着て見られないようにする
透き通ってない糞袋だから
透き通った時の多幸感は三日以上続くんだ
その時まで
その時を待つだけの
糞袋なんですぅ
パパヤパヤ パヤ パヤ
パパン パパン パパン パ
155 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/24(金) 12:50:42 ID:0vHM69nw
「北海道のひとへ」
はんかくさいあなたに
はんかくさいの意味を聞きたい
生きたことばで
うさんくささを吹き飛ばしたい
札幌ラーメンも函館ラーメンも
九州で食すこれは別物のような気がします
あまりに缶詰の味がするんです
でもやっぱり縮れ麺も味噌もコーンも蟹も嫌いだから
北海道でも長浜ラーメン食べられますか
唇ずるむけになるほどの濃厚さはありますか
北海道にも少年ジャンプありますか
「少年疾駆」の連載はもう終わりましたか
北海道にもパチスロ「南国育ち」ありますか
ちゃんとキュインと鳴いてねーちゃんはビキニですか
北海道にも吉野家ありますか
もしもあるのなら
なんかこっちと変わんないね
一体何が違うんですか
人間はどこの街でもはんかくさい
吉野家で食事を済ませて金を払うほどにです
食い逃げなんてしなくていいから
金を払わずに吉野家を出る私を見習いなさい
店を出て雨が降ってても
急がずゆっくり歩きなさい
店員が追っかけてきたら意味がわからないという顔をして
「北海道は遠いですたい」
と一言呟けば
それで戻ってくる
現実は 戻ってくる
北海道にも
信じたい
同じようなことをするひとがいると
156 :
名前はいらない:2010/09/24(金) 17:30:01 ID:F232fqmN
理由 とか 後から ついて来る と 思う から、
君 が 好き だ という 理由 は、
後から で いい べ ?
私の恋の成功率は
関西人がさっぽろラーメンを食べて
激怒する割合
私の今日の生存率は
関西人に美味いたこ焼き屋をたずねて
連れて行ってくれる割合
大きな街に吉野家がある確率は
私が今日かわいいねって
言われる割合
158 :
ちーちー:2010/09/24(金) 17:44:53 ID:IOKeL2wn
>>153 うお!カリスマがお越しでいらっしゃる!ふむふむ、ほう、ほんとどうしようもねえwww
159 :
まるちーちゃん:2010/09/25(土) 21:25:37 ID:r9aNkyvz
詩人は優しい
激怒していても優しい
この心臓にナイフを突き付けられても
彼の哀しみはきっと優しい
DTM板で凄まれて
本当にそう思う
(;o;)rz
160 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 08:43:21 ID:dvHetYLG
「ハック高はし」
ハックハックハック高はし
ハックハックツバを吐く
キーボード打つ指先から
ディスプレイ見るメガネから
郵政行政たばこ税
吉牛牛丼タダで食う
ハックヒーロー高はし
違法ダウンの監視屋から
情報ゲットだ高はし
ゲットゲット芸当がスゴいぞ高はし
161 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 08:49:00 ID:dvHetYLG
「デビルアイ」
デビルアイで見る夢は
エンジェルリップで口づけ
162 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/26(日) 09:46:23 ID:BMgFH77h
「秋田のひとへ」
秋田県に住む顔をよく知らない知り合いから小包が届いた
秋田せんべいは本土?のせんべいとは全く違うというので
かじりつきたいと興味を示した私に送ってくれたのだ
厳重なゲートルのような小包を開けるとまずそのせんべいが入っていた
大きめの平らな袋に歌舞伎っぽい絵がプリントされており
中にはでっかい五百円玉みたいな形のせんべいがいくつか入っていた
がっしりしているように見えて実は繊細で壊れやすいやつら
所々大きく或いは小さく欠けたせんべいの「耳」がそう物語っている
あれでもなんかこれ見たことあるな
炭酸せんべいの分厚いやつというか
鹿せんべいというか
なんというか
うん
小袋から出してみた
これはごまがふってあるやつ
他にもプレーンのやつとか胡桃の入ったやつとかあるようだ
さて言うまでもなく最初のひとかじりが1番楽しみな瞬間だ
外見からするにそいつが初めにたてる音はぱりっだとみた
チョコを内蔵したもなかの皮を壊す時のあの溌剌とした音に似たぱりっだ
小包を開けはなしたままの冷蔵庫の前の床の冷たさを風に感じながら
私はそいつとファースト・キッスをした
ぉたくっという音がした
乾いた音だった
ブラウスの袋に入っている厚紙を噛んだ時のようなぉたくっ
そこから先はせんべいについては特に書くことがない
残りのせんべいはそのうち味噌汁の具にしてもらう約束を私にされながら
冷蔵庫の中で野菜をしまう苛々した手にいつもちょっとずつ壊されている
一緒に小包に入っていたきりたんぽも
自分が作るニョッキの失敗作のほうがぎりぎりまだ美味しいと思うし
塩辛すぎる塩秋刀魚の塩漬物も
自分で天然に腐らせかけたフランクフルト…は最高にうまかった!
フランクフルトは青カビが少し産まれたぐらいの頃が最高にうまいから試してみてよ
秋田のひとへ
私はインドへ行くように
秋田に行ってみたいです
今度あなたに
フランクフルトを送ります
163 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/26(日) 09:53:20 ID:BMgFH77h
やるべきことが多すぎる月末の日曜日には
昼間から赤ワインを飲みたい
急性多幸症になった私がネットサーフィン
おつまみはお前ら
きゃっきゃと今日をハイスピードで流して
きっと明日は自己嫌悪
164 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 10:45:36 ID:pkw2mzn1
こんなに涼しくなったら女子高生が冬服になっちゃうじゃないか!
165 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/09/26(日) 12:27:19 ID:BMgFH77h
大丈夫だよ。まだ冬服には早いしそれに2万円くれたらまた夏服になってあげるから。
「星を抱いて」
想えば空は遠くて 思い出す程でも無い
傾けばもたれる距離だけど
空越しに伝う言葉
目を開けば白い世界
うれしそうに君は笑う
これは灰色に濁る世界だよ
きっと君はどうかしている
深い沼のようなフィルターの向こう
心配そうに覗く君の両目が
乾いた音を立てて
パチパチとまばたき
朝もやに月が
忘れられた月が
やさぐれた光で
あきらめ笑い
それでも月は遠い 僕は手を伸ばさない
君もそのままで居て 僕は耐えきれずに
息を飲んで君の手をかかげて
触れられた月はくすぐられ笑い
クレーターの一つから大きな岩を落とす
僕はその岩を避けた拍子に
見ていた景色を全部ぶちまけた
黒い星だねと君が呟く
赤い空だねと君が笑った
綺麗な沼だねと小さく言って
素敵な私と
目も鼻も口も散り散りになった僕
抱き締められるのを待っているんだ
つけっぱなしの耳だけが
君がしくしくとすすり泣くのを
聴いていた
想えば空は遠くて 確かめた訳じゃ無いけど
あんなに遠くに見える空が
君にぴたり寄り添っている
想えば 想えば 想えば
想う程に分からなくなるんだ
俺は何処に居るのか
君はそこに居るのか
月は何処へ行くのか
でも考えるのを止めた時 僕は僕の所在を知るだろう
なぜって
散らばった僕の目や口や鼻を
君の両足が踏んでいるから
白い月が消えた
白い?
君が疑いの目を向けて
じゃあ君にはどんな?
…白い月
素敵な君が困った顔
素敵な?
君に抱き締められるのを待っているんだ
けど
待ち切れないから僕は君を抱くんだ
遠くに居るままで
遠い空の下の星を
抱いて
何を?
168 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 16:14:35 ID:X6pySbCh
すまんな。
俺はあなたのような繊細な感受性を持ってない。
申し訳ない。
謎かけなら他でやってくれ。
それからあなたの詩に一つ間違いを見つけた。
世界は白だよ。
恋人でも死ねば、その意味が解るさ。
169 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 16:29:24 ID:dvHetYLG
スレ主にむかってひどいです(;o;)rzあと、世界は黒です黒い世界です
170 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 16:33:25 ID:X6pySbCh
安心しろ。
俺は大切な人が死んで、色々知ったんだ。
きっかけは違うかもしれないが、君にもいつか解る時がくる。
171 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 16:38:55 ID:dvHetYLG
安心しました(^o^)rn'
ではセン五スレに書いたあなたへの煽りも許してくれますね?
172 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 16:41:04 ID:X6pySbCh
いや、もうセン5に書きましたよ。
安心して下さい。
少し寒くなりかけて
背中の細いタンクトップと一緒に
楽しい思い出もタンスにしまってしまった
鋲だらけの革のベストも
スパイダーのリストバンドも
ボスのSD-1もしまって
メサブギーのマークVは
楽器屋に売り飛ばして
何をするかと言えば何も無いから
モーリスのW-18
今はデタラメに爪弾いてる
俺は音痴で有名だった
甲高い間抜けな声で
だからそいつを何とかしたくて
三つめのバンドじゃ歌も歌った
俺のバンドは最高だったぜ
五分のオリジナルを二分で仕上げて
思い付いたらパンクのカバー・ライブ
アルバム全曲曲順通り
それでもスタジオ合わせは
月二時間で十分だった
たまたま居た奴引き摺り込んでは
ギター弾かせたり歌わせたり
爆音じゃ負けなかったから
PAエンジニアの苦笑いが
時間を超えて
俺に移るよ
そろそろ新しい服を揃えるんだ
着古した作業着の隣に新しいスーツを
カビの生えた革のベストを部屋に干して
私は木偶の坊です
人は私を「面倒臭い」と言います
わたしは木偶の坊です
あなたはわたしを「ムズカシイ」と言ってくれました
わたしはデクノボウです
わたしを操るあなたは傀儡師です
ぼくはでくのぼうです 唯、これはよくある話だそうです。
175 :
名前はいらない:2010/09/26(日) 23:44:23 ID:QNHNJH9O
目が痛いのにこうして
スレに書きこむために画面に向かっている
おろかだけれど
目薬をさして
カキカキしている
わたしの痛む目は「休みたいよ」と言っている
あァ分かっている、でもあと少し
そしてしつこく書き続けている
ジエンドな話なんて聞きたくもない
ジエンドにしてしまった感想も必要ない
それよりしてしまった過程をきかせてよ
俺はとても醜い好奇心をギラギラさせてしまうだろう
それでもいいなら
それが嫌なら
なんだかなあ
まだまだどうしようもない人間失格者
慎んで申し上げます
きりたんぽというものは
鍋に入れて煮た時のぐすぐず感で嫌われがちですが
ほど好く焼いて味噌などをつけて食すと
なかなかどうして乙なものなのです
煎餅の存在は知りませんでしたが
かじった時の擬音がトラウマになりそうなので
食さぬことに決めました
あの辺りは蜜入り林檎も旨いので
林檎もしくは林檎の加工品を食すと
少し幸せになれます
米系の酒も
外れはないでしょう
慎んで申し上げます
分かり易くまとめると
ニョッキ食べたい
秋田生まれの通りすがりより
178 :
名前はいらない:2010/09/28(火) 12:30:29 ID:hzYvQ1hx
「縁の下のマリー」
マリーは風に吹かれて
縁の下
丸いお腹が梁食べる
家はマリーが支えてて
ゴムのマリーはへこんでる
猫がそうっと入った
縁の下
知らずに柱を噛むネズミ
猫はがぶっと噛みついて
白いお腹がふくらんだ
ふくらむお腹が押っつけた
ゴムのマリーは押し出され
家はふうっと息を吐く
ゴムのマリーを手に入れた
静かな紅葉の縁側で
子供がふたり遊んでる
179 :
名前はいらない:2010/09/28(火) 12:43:34 ID:hzYvQ1hx
「マウンテン・ビーチ」
夏には山に登って
望遠鏡で海を見ているのさ
冬には海で震えながら
山を見ていたから
ビーチ・ビーチじゃ連行されるよ
双眼鏡
マウンテン・ビーチで最高のバカンス
後ろを振り向きゃ広大なマウンテン・マウンテン
enjoy マウンテン・ビーチ
Let's enjoy マウンテン・マウンテン
180 :
名前はいらない:2010/09/28(火) 12:57:01 ID:hzYvQ1hx
「まぬけロッカー」
観客の顔にはお前が映ってる
すべからく観客はお前の様な顔してる
すべすべの肌で
きらきらのオデコで
観てる
一番上の角にはピストルが入っている
その隣の上の近くでは赤ん坊が泣いている
ぬらぬらの頭で
さらさらのオメメで
まぬけロッカー
五百円玉が戻らない
チケットノルマが払えない
まぬけロッカー
>>177 わ。嬉しい!
もう手元に一本も残っていないきりたんぽの美味しい食べ方を今さら教えてもらって…う、悔しい。
ちなみに私が作るのは「ニョッキ」ではなくて、
「ニョッキの失敗作」です。そこまで括ってひとつの料理名です。わかりにくくてごめん。
いつでも同じ味ではないけど、いつでも必ず失敗作なんですよ〜。
あなたの凛として潔く美しいほどに簡潔な文章に北国生まれのひとのアレを見たような気がしました。
よーしもう一度顔を知らない知り合いにきりたんぽを頼もう。
ちなみにせんべいは南部せんべいのことですよ。正直自分の口には合わなかった。
パンみたいにしてマーガリンつけたらいけたけどパンのほうがいいし。
182 :
名前はいらない:2010/09/28(火) 13:12:22 ID:hzYvQ1hx
なんだタイプの男か?ヤケにしおらしいじゃないか!?
>>181 一本も残ってないのかー、残念
もしまた手に入ったら是非試してみて
南部煎餅にマーガリンは新しいねw
これはこちらが試してみよう
ニョッキの失敗作が作れるなんて凄いっす
私は作り方も材料もわからんw
思いがけず褒めて貰えて嬉しいです
きりたんぽ美味しいと思って貰えたらいいなー
>>182 男かどうかはさておいて、ポエ子さんが好みの女の子だったらどうしようw
いつも元気で可愛いよね
184 :
名前はいらない:2010/09/29(水) 00:40:13 ID:l336kvEl
今がすごい早さで今に辿り着いた
あなたに会って分かったの
この気持ちはスキとかアイシテルという普遍的なものでなく、もっと特別な、母親が産み落とした自らの子に触れた時のような、そんな感覚なのだ
185 :
名前はいらない:2010/09/29(水) 08:27:17 ID:q5s5Lf4O
「世界王の宮殿」
宮殿の最上階から世界を見下ろす
今度の王は歴代一の無能
もっとも
幾ら無能とは言っても
お前らよりは数千倍上だが
世界王の宮殿は二階建て
閉めきったブロンズのアルミサッシの窓から
「暑い…」
世界王の呟きが聴こえた様な気がした
そんな訳はない
あの建物は世界王の宮殿なのだ
エアコンが入っていないなどと言うことは
有り得ない
しかし私には
その時沸き上がった疑念を
ぬぐい去る事が出来なかった
その大罪は瞬く間に世界の歴史帳に刻まれ
世界王の書斎に収まる事となるだろう
世界王の右手がアルミサッシの錠前に掛かる
私の罪は裁かれるのだ
遂には世界王自らの手で宮殿の窓が開け放たれ
威厳の有る低音の肉声が
全世界に響き渡った
「ああ…、涼しい」
186 :
名前はいらない:2010/09/29(水) 09:08:48 ID:q5s5Lf4O
「メアリー・イズ・ズー」
メアリー、ヒッピームーヴメントはもう終わったんだぜ?
そう言い掛けて私は愕然とした
今回ばかりは本当だった
象は?象は居ないんだな
「エレファント・イズ・ロスト」
怪しい英語だったがアメリカ人が言うので
多分合っているのだろう
小動物館の照明が消えた
リスを見ている間に
メアリーが寝てしまった
187 :
名前はいらない:2010/09/29(水) 12:35:38 ID:q5s5Lf4O
(186つづき)
かも
三日三晩泣き続けても
彼女は全部持っていってしまうよ
透明な器を膝に抱えて
君がハンカチを絞り終わるのを
待っているんだ
彼女
涙に濡れて視界はぼろぼろだろう
車で話した世間話だって
君の事を泣かせてしまうのだろう
雨が降っているのもお構い無しで流し続けた涙も
ひとつひとつ拾い集めて
涙渇れるのを待っているんだ
彼女
涙で霞んで
見えない彼女の顔は
きっと笑ってサヨナラ出来るのを
待っているんだ
生きてきた記憶を
君の中に
残して
189 :
名前はいらない:2010/09/29(水) 19:04:50 ID:kgmc65yS
あ。
190 :
名前はいらない:2010/09/29(水) 19:21:28 ID:q5s5Lf4O
ジェットコースターが飛び回るのは偽物の星空だって聞いたけれど
隣の座席に座る君にしがみつくには丁度よい口実だと思ったから
走り出したコースターで僕は目をつぶってバーを握って
夢をくれると思った歌を
君は飾るのかな
未来迄刺さる槍で
僕の心の苦しみを消してしまいたい
誰かの為に差し伸べた右手が
僕の為に槍を持っている
彼は槍の先に怯えて
僕は鬼の形相で
銀河の渦に
巻かれそうな
独りの夜に
願いがひとつ
叶うのなら
ボブと夜空の
星に腰掛けて
明日の行方を
眺めて居たい
ビルの隙間に咲いて居た薄いピンクの花
いつも薄暗いその場所でくびを少しもたげ
壁から離れて僅に射し込む日射しの傍に
花の優しき血色は人の心を魅了し
人は葉に光を与えようと
その場所からもぎ取った
陽のあたる庭でくびをもたげて
花は泣いている
花弁の色を薄く映した涙は
ジョウロの水に流されて消えた
人は優しき眼で
花は寂しげに俯いて
悲しくて地面だけを見つめて
終わるかに見えたその日々も
少しずつ太陽に吸い取られ
庭を見渡せる頃に花は揺れて居た
地面だけを見つめて
散るように見えたその花弁
少しずつ太陽が引き寄せて
庭を見渡す頃に揺れて
ワードイズペンダント
言葉は頸からぶら下げた飾り
僕は処理場に転がる玩具
貴女は特売のチラシを見る仔猫
ここは廃プラで閉ざされた穴蔵の遊具
悪臭は色に溶けて
七色の世界を造り出しているが
目に見える色とりどりのインクの腐敗を
証明する手立ては尋ねられない
水曜日の玉子の値段は嘘
ペンダントは知っている
スライドショーの様に移動する僕の世界が
暗転する瞬間だけいつも
貴女は化粧を落とすのだろうか
ここは廃油だらけの海
言葉の首飾り
壮大な大自然じゃ日本円は取れない
アメリカンダラーだって無理だ
入り口や棚や売店が必要だコンクリートで固めてしまえ
そんな事を考えている間にも
一秒毎に時間が過ぎて行く
二分後の俺には言ってやりたい
お前の下らない作戦の書の前に門を築き
自販機を設置しろと
歩道にはインターロッキングが敷かれ
何も見えなくなっていい眺め
「サンチェス」
スカイダイビングの免許を取った二週間後の船内
自慢気にライセンスを振り回す足鰭を鳴らしウェットスーツを着込み酸素ボンベを背負うサンチェスに向かって
特徴的な白顎髭を長く伸ばした哺乳動物「山羊」が衝撃の一言を放つ
「それは空を飛ぶための免許じゃ」
吐いて、吐いて、吐いて、吐いて
その一言にサンチェスは言葉を失い黒目は裏返り吸って吐くの呼吸すらままならない
吐くことしか思い付かない
(地中海の海に潜る)
五歳の時に天恵の如く胸に刻まれたサンチェスの夢
それからこの半年間血の滲む思いでレッスンに通い
やっと手の届き掛けた夢が寸での所で崩れ去っていく
このまま海に飛び込んで泳いで帰りたい
この海水全て私の涙と嘯き
鮫に襲われたら眉間を棒で…しかし鮫に眉などあるのだろうか…
サンチェスは絶望の深淵で長い長い問いを続けた
そして閃く
(地中海の海を飛ぶ)
やはりこの世は捨てる神ばかりではなかった
思わぬハプニングに夢を失ったサンチェスであったが
その三分後にはまた新たな夢への道を歩む事となった
ところが辿り着いた地中海は土だらけ文字通り地中海
「ダイビングは無理でもタイピングなら出来るかも知れない」
サンチェスは慌てなかった
幾多の試練を乗り越えて成長したサンチェス
ゆっくりと吸って吐いてバッグからノートパソコンを
取り出すとモニターだけを見詰めてキーボードを叩く
すると思ったのとは違う文字列もとい数字ばかりがディスプレイに出現
それが極限にまで引き上げられた小川町役場の改修工事の見積もり金額とピタリ合致し
サンチェスは小川町役場談合事件の容疑者として埼玉地検に書類送検された
それが今回の事件である
199 :
はち:2010/10/05(火) 16:03:41 ID:hgE4eCNu
ふと煙草の紫煙を目で追った。
それは空中に不可思議な紋様を描いて、やがて空に消えていった。
風は、こんなにも起伏に富んでいたのか。
ふとあの子の心の事を思う。
あの言葉や表情の向こう側に
どんな思いが渦を巻いていたのだろう。
風とは目には見えぬものだ。
人の心も目には見えない。
それは共に計り知れぬ物だ。
私は世界の表層を見ているに過ぎなかった。
出来る事ならば
その透明なものを少しでも素直に感じてみたい
全てにおいて盲目の
私達が手探りで探していたのが
愛だったのかもしれぬ。
お盆に墓前で般若心境を唱える叔父
無いものに無いと言う
言い聞かす
誰にだろうか
その答えもまた宙に浮く
201 :
ち:2010/10/06(水) 01:28:09 ID:/nqlybHJ
「兎の詩」
群れがあるから生きていける
その言葉に隠された鍵を
開かずに
アナタハアナタデ
ワタシハワタシ
ソレダケノコト
ウマレカワッテモ
ナニモカワラナイ
ナニモオコラナイ
ナガイカタオモイ
オワラセナキャネ…
理由は?
へし折られるの「へし」って何だろう
オトナナンダカラ
イツデモドコデモ
コイセルデショ
カタオモイノコクハク
キミノコトガ
スキダッタ
ナンデカコケイナンダョ
コッチハ ドウカセンモ カヤクモ マダヨウイシテナイノニ
カッテニモリアガッテ アワルナョ
ナンテ イッテミタイ
206 :
しぐ:2010/10/09(土) 23:30:42 ID:qEh9Uh1v
「雨降り」
たまには雨に濡れていたい
買ったばかりの黄色いカッパを来てさ
青い長靴が雨を弾くのを
心の隅で
密かに想いながら
君の家まで迎えに行くのに
幾つもの水溜まりの深さを赤い傘で
確かめながら長靴を踏み入れて
水の重さに
心を揺らされながら
だけど今日も
同じような雨降りで
心に描いた
準備もない土砂降りのバンビ
泥だらけの道に尻餅をついたまま
誰も居ないドレインの排水の下で
傍に来ないで欲しいと
泣いてる
べいびー キスがしたい
僕の為に
お前をびしょ濡れにしたい
プールを落とした様に
僕の選んだピンクのカッパを着せて
207 :
名前はいらない:2010/10/11(月) 20:24:26 ID:qTyZVfka
みにくい化け物も
夢の中では
ふつうにともだち
昼下がりの
だれもいない通りで
ふつうに遊ぶ
心を傾けて
何かを慈しむことを
わたしはまだしらない
「羽音」
朽ち果てた森も偉大な文明国も
同じ空の星を代わりばんこに見ている
僕たちが見てる黄色いあの月は
昨日は誰と誰に見られていたのだろう
露出狂の雲が寄り添う無色の影
誰かが塗り潰した星と星の間
ぼやけた輪を映す僕の草臥れたレンズ
小さな石を噛んだ右目の下
夜が押されて見えなくなる
月が光に隠されていく
全ての花が踊りだしてしまう
綺麗な女の人に僕は見られてしまう
落武者が睨んだ花畑
彼が最後に見た景色の中で
腐りかけた野原も心の中の君も
殺し合いの果てに程良い命を受けた
君たちに告げる黄色いあの月は
今日も誰かに愛の歌を歌っているのだと
外で裸の男の肩に口付けをした
とても小さな虫の羽音を聞いた
潤んだ目のままで僕は待ち続けている
右の目を充血させたままの夜の後
笑顔怖いよね
なんで歪んでんの?
その口元の皺は何なの?
馬鹿なの?死ぬの?
鼻の穴コッチ向いてんだよ
お前だよお前
鏡に向かって何回目の突込みだよ
何これ?
これで笑ってるつもりなの?
何で片方の頬ばかり吊り上げんの?
ニヒルの演出なの?
不細工なのに?
馬鹿なのに?
営業スマイルの練習してたんじゃないの?
違うの?
違わないの?
違わないの
そう
じゃあ何それ?
不気味と言うか不吉だよそれ
相手のSUN値削ってるよそれ
良いの?
客先の運気をゴリゴリ削って
別れたその日に事故のニュースが入るよ?
良いの?
死んじゃうの?
そうなの?
笑顔作れない程度で死んじゃうの?
そう
まぁ良いんじゃない?
え?
止めないかって?
どうぞどうぞ
「ベツリ」
変わって生けたら そう思ったとき
私はあなたの手を 離したの
さよならもう一人の私
もうあなたとはいられない
地に付いたのは私 空に放たれるのはあなた
悲しいのならそこでまってて
私は今より強く大きくなって
いつか
抱きしめてあげるから
両足を地面につけて立たないといけないと思ってた
下手したらその地面に膝まで埋めこむくらいに
違うんだって
片足だけでも大丈夫みたい
ううん
もしかしたら両足を離しても
ほら
浮かんでいられる
芯があれば 地面から 自由
飛んでも バランスは 崩れない
地面に投げキス
それじゃ バイバイ
213 :
名前はいらない:2010/10/13(水) 16:55:22 ID:3DsYlNut
214 :
はち:2010/10/13(水) 17:08:55 ID:34owQoly
ボートが海に浮かんでいるのを、あなたは見ています。
海はどの位の波で、ボートを揺らしていますか?
この海の状態で、あなたの性欲がわかるらしいよ。
上の書き込みをした人は、相当激しく波打ってるようだね。
215 :
ちー:2010/10/13(水) 23:43:18 ID:hzYW0qWl
>>214 ずっと海を見てるけど、ボートは居ないなあ…
なんだかそのうえのひとはご苦労さんだねえ…
216 :
名前はいらない:2010/10/13(水) 23:54:25 ID:hzYW0qWl
>>213セキュリティー作動!ウイルス危険かもww
217 :
名前はいらない:2010/10/14(木) 00:04:08 ID:1s+hX4JM
そのまえに見たエロサイトのせいかもしれないが…一応注意だ!
218 :
名前はいらない:2010/10/14(木) 10:20:43 ID:1s+hX4JM
いや、もしかしたらその前にDLした違法ファイルが原因かも
219 :
名前はいらない:2010/10/14(木) 10:22:09 ID:1s+hX4JM
しかしファイルをアップロードしたのは自分なのでその可能性は低い
END
220 :
名前はいらない:2010/10/14(木) 12:40:39 ID:1s+hX4JM
通報しますた
「今思い出した事を書く」
あ、そうだ。
たまご
「今感じてる事を書く」
レスもスレも放置されてる…
223 :
ちーちゃん:2010/10/14(木) 22:17:10 ID:1s+hX4JM
たまご、おいちイテッ舌噛んじゃイテッ
224 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/10/14(木) 22:30:37 ID:+VRDtpvq
「頭がポンです」
頭がポンです
身体は休んでます
A10爆撃機たちがたちまちな速さで
連なって飛んで行きます
忙しいんだねピ〜ヒャララ
一日早すぎニャンパララ
お風呂に入る気分じゃないから
顔と肛門だけ洗って寝ます
とにかく頭がポンで
ポンだっていう頭のことしか書けないんです
せめてドカンと地面へこますことばを書きつけたいのに
A10爆撃機たちは何も落とさずに素通りして行くんです
こういう時にはふざけるしかないのかな
私にもあるはずのセンス(笑)を発揮して
忙しかったのピ〜ヒャララ
ひまつぶしに疲れたのニャンパララ
よし
よく頑張った
ふんっ!
同情はいらねーよ!
オヤスミ…
226 :
◆maltese.Zk :2010/10/14(木) 22:51:50 ID:SRuVae7j
みなし子のフリをしてお前のブーツを脱がした部屋は
むせ返る温泉卵 硫黄の匂いならまだかわいい
フルフェイスを脱いだお前の髪から
押尾学のシャンプーの匂いがした
野良仕事をさぼってトライアンフに跨る火曜の朝
不貞腐れるお前にナイフなんて持たせられない
するべきか悩む今夜の予定なんてさ
微塵切りにしろと俺を蹴飛ばすから
その足から広がるアロマが俺を獣に変えるけど
強い獣には到底敵わない
お前の猛獣みたいな足には
だから今夜も舐めるのだろう
ブーツから解き放たれたオオカミを
俺の仕事はそれでいい
227 :
名前はいらない:2010/10/14(木) 22:55:58 ID:A/R1UyQE
ネットやめろ
ワロタ
何が真実?何が嘘?
そもそも、真実とはなんだ。
嘘とはなんだ。
「何か」を信じればそれは「真実」となる。
「何か」を疑えばそれは「嘘」となる。
知らない方が幸せなのかもしれない...
230 :
名前はいらない:2010/10/15(金) 09:30:31 ID:MdrezM0K
信疑を問われるのが会い
231 :
◆maltese.Zk :2010/10/16(土) 01:30:16 ID:39hmZGeK
十月の雨降りの中濡れたスウェットパーカーの胸に
小さなジャンガリアンハムスターのような
ときめきを手に抱きしめて眠るビルの壁にもたれて
夕暮れ好きを薄暗い空はとても不安な気持ちにさせる
ずぶ濡れのジーンズのクシャクシャの煙草は
残念な希望を髣髴とさせるずっとポケットの中で
君に会いたい 君に会いたい
僕のハムスター君のとつがいにしたい
雨は止まない 僕はまだ帰らない
週末が何時からか嫌いになっていた大人になってから
小さく震えるハムスターと同じに
僕もずっと震えて居るんじゃないかって思い出してしまうから
君に触れたい 君に触れたい
君がびっくりしないか確かめたい
ずぶ濡れのスウェットパーカーの胸に大事に
濡れないように抱えていた
小さく震えるジャンガリアンハムスター
君の手のひらに
動けない君の手の甲に
そっと僕の手のひらを合わせて
僕は震えていたけど
君もきっと震えていたんだろう
君はそれを手のひらに
僕の手は君の手を包んで
やさしく握れば僕らの不安な気持ちは
きっと消えるよ
小刻みに揺れ動いてる景色に
会いたい
触れたい
ひつまぶし
ひまつぶし
違いは僅か
いつだって違いなんてほんの少しなのに
その違いを越えられなくていつも寂しい
233 :
◆maltese.Zk :2010/10/16(土) 23:17:29 ID:OvrI+mli
彼女に付きまとわれたい
彼女ってのは絶世の美女で
名前はナターシャ
カトリオーネでもいい
彼女は俺がトイレの個室に鍵を掛けるのを
何時も嫌がるんだ
何故って
彼女は俺が
本当にそこで大便をしているのか
疑っているから
証拠を見せても
俺を嫌いにならないって
誓える?
誓えるさ
返事をするのは
俺だから
手放すのは恐い 手放したことがきっとないから
それがどんなにすばらしいことでも 美しいことでも 幸せなことでも
いつでも戸惑ってしまうのは きっと
235 :
名前はいらない:2010/10/17(日) 19:20:14 ID:YaljqjRh
君は僕の名前を付けて、僕は君の目を描いた。
青い碧い目を描いて、君の目のなか覗いてみた。
海と空と涙と、僕の顔色も見えてきて、
僕の名前が滲んで消えた。
雨が上がったから 外へ出た日
自転車に乗って 君は僕と遠くまで行く
そそのかされて 水溜りに飛び込んでみたら
靴の中は濡れてしまったよ 散々な気分だ!
なにが可笑しいのかなんて
わからないのに可笑しくって
アスファルトがオレンジ色に反射して にじんだ
まぶしくって思わず閉じた まぶたの裏に見えるものはなに?
日が暮れて
スーパーマーケットに忍び込んだら
好きなものを食べよう
ここは好きなものが手に入るし
誰の信仰も及ばない場所だから
君が飴玉ほうばって 嬉しそうにするもんだから
僕はくすねたギネスを空けるたび この日のことを思い出すのさ
それなりの恋をして
それなりの痛みを知って
スタンダールの恋愛論を読んだりなんかした
恋というものはきらきら凝り固まって
暗闇の中の宝石のように私を引き付けた
光る色が散りばめられた魅惑の暗室
時が経ち若さを失った今
私は夢を見る
遠い思い出の中の
暗闇の中の宝石をもう一度 心に閉じ込める
心の中に
二度と入れないかつての輝く暗室を
暗闇の宝石を閉じ込めて
日常を生きていく
238 :
名前はいらない:2010/10/19(火) 20:24:27 ID:yMEe/UXA
なんでかな・・・・
税肉は よぶんなトコに 附いている
細い茎の 柔らかい花を 抱え切れないほど この腕に
その芳香に 目を眇めて 口唇は緩んで 目は烟る
しなやかな しっとりとした しゃらしゃらとゆれる
この花束を
無私の <崇敬を 侮りを 期待を 欲情を> 共に 捧げ
花も 切り取られても また 大地に 好きなだけ
砂漠に惹かれる理由は
その静謐さにある
心を乱されても
砂は風で吹き飛び形を残さない
横たわり体を埋めてみても
骨を痛めることなく受け止めてくれる
不毛
それはある意味とても居心地が良い
生まれ変わったら
私を見てくれるかな
笑い合えるかな
飛び去らせて!
美しい旋律に狂う夜がこれからも続く位なら
私を躯から飛び去らせて!
243 :
名前はいらない:2010/10/22(金) 23:34:13 ID:5g3Sl9Xs
「胸」
俺には胸が無いのか
手を当てる場所が無いのか
散歩道頭を掻いて
もぐらの穴に唾を吐いた
時には笑いもするさ
からからに乾いた声で
羽根の無い蝿が歩いて
排水口に
巻かれて消えたから
消えて行くのなら
消えて行けばいいさ
流れる水に巻かれて見てる
景色は笑いを
教えてくれるか
添い遂げるように蟻も流れて
蝶が飛んだよ
見とれた隙に
汚水が流れた
流れた水に僕の臓器が溶け出した
今日は
消えた虫たちの命日でもあるから
やはり
良い一日には数えない
詰まったままの汚物を
流してしまえと
人は言うのさ
でも
目を閉じていりゃあ
耳を塞いでいりゃあ
汚物は好きだよ
鼻が詰まっているから
本当さ
だからもう
朝日は見えない
何も聞こえない
帰ろうかな 帰ろうかな
何処へ 何処へ
さまよえば
悲しい人がいる
悲しい
朝日が昇るのに
そして胸だらけ
胸だらけで 胸だらけが
嫌で投げ捨てりゃ
私の胸はどこですかと
冬眠のかえるを
また起こし
深夜2時 空き瓶はラッキースター
無意識に籠に放り込んで 同じ顔したサイコロの目
「いったいあんたは いつまでそうしているんだい?」
誰か知ってるなら
なぜこんなひどい仕打ちを?
毎日正しく生きていた 母は朝食を作り
父は同じ時間に出かけていった
毎朝君に会った 帰るときも同じようにさようならと言って
素直な気持ちで ブランコがゆれているのを
眺めていた
全て正しいことだった
245 :
美しい和:2010/10/23(土) 16:14:38 ID:nZOE3rzS
あなたの指はつながっている 私のクリにダイレクトに
爆発音が暗いヴァギナに響きだす
やりまんじゃないと証したいために
硬く閉じたオマタの裏に 手を差し延べるあなた
気持ちよさに少し慣れた頃 そしてただの(いやらしい)私になる
舟を出そう(挿入しよう) 生まれ変わってもきっと
覚えてる(だってこんなに気持ちいいんだもん) 生理の日まで
246 :
名前はいらない:2010/10/25(月) 00:00:39 ID:ZEHUbwqK
「爆発音」
内腿に感覚があるって事
教えてやるんだ
だからベイビー
引き摺り込むなよ
俺は思い通りに
お前を
だけど爆発音
明日、明後日明々後日
このお金を払いきり
あの日に待った大社へ行こう
そしてこの目で神様に会おう
何もかも払いきれば軽く死のう
どこで死のうか楽しみだ
恐らく神様は会ってはくれまいが
いっぱいいるのだ一人くらい見てくれるだろうよ
そんな事を考えつつ覚悟を決めた日常はとても穏やかになった
あらゆる事が些細な事になった
寂しく不安な人いれば話しかけ話しかけ少しでも笑ってくれるならと
人は死ぬ前には優しくなるというね
なるほど
今日はもう寝ようか
明日はこのまま死んでいられたらどんなに楽かなとね、ね。
248 :
ち:2010/10/26(火) 23:58:00 ID:oiO/ZlnR
「葬式」
葬式に着ていく服は
幾つか揃ったけど
葬式で歌う歌なら
僕は未だ知らない
今朝起きたボウズが
袈裟を着た僧侶の
子守唄に眠る頃に
霊は今
何処かへ
それは誰かの胸なのか
尋ねると数人が手を挙げた様な気がした
だからもう一度
今故人は
ばらばらになってしまったのかと
聞いてみりゃ
盛り上がり出した坊さんの唸りに消されて
何も聴こえない
坊さんの不可思議な
音階を追うごとに
俺のいびきが
現世を離れて行くのが
聴こえて
東京で拾ってきた畳の
新宿で拾った布団の
湿った優しさみたいな
メジャースケールのどれかが
ポロリこぼれれば
死んだはずの誰かがそっと拾い
渡すので
怖くなった僕は
声を上げて泣くんだ
会える時に会わなかった
友の死に
怖くなった僕は
声を上げて泣くんだ
女A「あなたもう恋を語るには歳をとりすぎていませんこと?」
女B「歳をとりました、ですから私の語る恋は、全て過去のものですわ」
え?
251 :
名前はいらない:2010/10/27(水) 19:34:33 ID:is/gcuMK
キスのとき、興奮しすぎてやりすぎて自爆。
うれしくて相手を叩くと、怪我させて泣かれる。
生命力あるくせに持久力ゼロ
魚屋のように威勢よく吼えたいと体がうずく
全裸でドラッグスターにのって地元を制覇したい
ビビリのくせに鈍感で自爆
上下関係という言葉が理解できない
女なのにケンシロウになれると思っている
この間はガンダムにはなれたと思っていた
悔しいと足と手の爪が伸びて吼えたくなる
恥ずかしいと周りにいるヤツを皆窓から放り出して自分も飛び込みたくなる
恥ずかしいと本当に布団をかぶって震えている。
穴があったら入りたい、ではなく、
穴があったら入って陥没したい
252 :
名前はいらない:2010/10/27(水) 20:09:46 ID:NdWsT6pv
私は新聞と鋏と糊、それに白紙を一枚用意する。あとは、分かるだろ?
まずは新聞をバラバラに切り裂いて、そこから適当に拾い上げる。
そいつを適当な順番で紙の上に貼り付けていく。
目隠ししてやれば、なおグッドだ。
逆さに貼ってしまっても、べつにそのまま提出していいだろう。
どうせ誰もまともに読みやしないんだから。
詩なんてその程度のものだ。
トイレットペーパーの代用品にもなりやしない。
今の私は太陽を持たない
いつのまにか沈んでしまった
ゆっくりと沈んでいったから
気付かずに夜を迎えて
何を太陽と歌えば救われるのだろう
触れられもしないものを
どうやって愛せばいいのだろう
何を代わりにしても それはむなしいだけで
私はとりあえず 陽の光が
静かに消え去った理由を想っている
254 :
名前はいらない:2010/10/28(木) 16:44:24 ID:st5to+lE
キモキモキーモ
こちらも舐められたもんだ
釣り合わないよ君とは
キモキモキモ男はあっちへ
私を見ないでください
255 :
名前はいらない:2010/10/28(木) 17:33:11 ID:qiiiGDv3
え、俺!?
256 :
ちーちゃん:2010/10/29(金) 00:15:00 ID:yT18vdac
「ちんぽいじり男」
バーボン グラスの氷がからりと音を立てて
静寂のこの部屋に楽しさを添えた夜
風呂上り窓を開け放って
腰に巻いたタオルがはらりと落ちる
不意の開放感に
寂しくなった左手の遊戯
右手のバーボン 飲み干して
両手で掴んだ僕のゴールドバーは
星空見上げて
少し泣いていた
257 :
名前はいらない:2010/10/29(金) 00:44:00 ID:icJBqlZy
夕日落ちる前に
今日の想い出を隠したい
太陽が沈んだら
街は電気に包まれて
人は酔って
忘れてしまうから
千鳥足に踏まれかけて
ケチが付きそうな
僕の足跡
上手く避けたふらふらを
追い掛けて
僕の寝言に突き当たれば
夜明け
公園へ向かい 吐いた煙がスピリッツ
息が白かった 友達のことを考えた
ずいぶん長くこうしている
朝 おまえの母さんに起こされたこと
もう帰る時間だって 追い出すみたいにさ
おまえは散々な顔してたな 酔いつぶれてたから
公園へ向かって歩いた することも無いから
息が白かった 皆どこかへ向かっている
メンソール味の不味いやつをお前からくすねて
代わりに入れたラッキーストライク
また騙されたと舌打ちが聞こえた
いつものことだろ?まだ大丈夫さ
ファストファスト
みんな早歩きで疲れない?
別に急いでないんでしょう?
でも赤信号は渡るんだ
舌打ちと打ち切りは驚くほどのスピードで
平気で自分以外を傷つける
追いつけないわたしはおかしいかな
世界はたくさんあるのに
一人一人の世界は狭い
マナー
思想
伝統
理想
狭い世界から押し出されたものは大事なことばかり
そう思うのはわたしだけなのかな
260 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2010/10/31(日) 13:08:21 ID:9+fhzWnc
国会議事堂で粋なファッションきめながらジェノサイドしたい
261 :
名前はいらない:2010/10/31(日) 13:22:46 ID:eV1De7N4
黒字に水色の水玉のワンピースに銀のふぐブローチが吉
262 :
通りすがりX:2010/10/31(日) 13:48:15 ID:tWiYYrs/
【シンプル】
簡単でいい
難しくなくていい
かんじばっかで
いがいにださい
賢いふりより
気ままにフリー
で生きてきたい
263 :
名前はいらない:2010/10/31(日) 21:36:58 ID:SUBicc5H
華 舞うと散らす小さな ひらひら
風 踊ると靡く切ない はらはら
森 動くときしむ気勢な からから
海 揺れると広がる清い きらきら
雪 散ると閃く可憐な さらさら
恋 咲くと刹那の儚い ゆらゆら
264 :
ちゃん:2010/11/01(月) 00:30:12 ID:aLHCWyu4
「理由」
起きがけの喉の調子みたいに
イガイガの殻から弾けた栗
僕はリースの脚立を担いで
公園の木から盗みに出掛けた
怪しまれない様に
市の委託の業者みたいな格好
徹夜で書いた手書きの腕章
仕事が終わったら部屋に飾ろう
九尺のアルミ脚立に昇った眺め
少しだけカラスになったみたいだけど
脚立の天板作業は厳禁さ
栗とリースの脚立から墜ちていく僕の身体
もうすぐ地面に叩きつけられる
だから歯をくいしばるのかも
知れない
そんな話を
君の○○○○○を見ながら
した
で
アルコール代わりの冷たいブルー・マウンテン
まだ俺は考えてる おまえのことを
どうすべきか?
いつもあのこをはぐらかす おまえが憎たらしいよ
「そろそろ正直になるべきじゃないか?」
俺はいつもそう言っているよな
てんで聞いちゃいない 今も上の空だ
みんなお前に言う
「とても優しいね」なんて よくそんなひどい事を
決まっていつも不機嫌になるよな
俺の前でゴミ箱やらベンチやら蹴飛ばすのは
ひどくみっともないことだよ
でもそろそろ正直にならなくちゃいけない
人生をやり直すキッカケを見失う前に
266 :
はち:2010/11/01(月) 00:57:17 ID:GtzRJ1tO
>>265さん
ちょっとお聞きしたいのですが、あなたはNの関係者ですか?
関係無いと思います
僕が忘れいるだけかもしれませんが
268 :
はち:2010/11/01(月) 01:08:16 ID:GtzRJ1tO
ありがとうございます。
昔、この掲示板には秘密のネットワークがありました。
東西冷戦時代のドイツみたいに。
俺はその残り火を探しています。
いつも願ってる
ブルー・ムーン
謎々の答えが見っかんない
ないないばっかでわっかんない
ハクビシンのように白く
ハクビシンのように隆々と
ハクビシンのようにしなやかに
ハクビシンのように駆けてゆく
もし 明日の朝 私がハクビシンになっていたら
世界が変わるかもしんない
ほんとに変わるのかもしんない
大きくって小っさくて
知らないだらけを全部知ってる
だから私は神様で
あなたもあの子も彼も彼女も
みいんな違(たが)わず神様なのに
夜を高速で駆けぬけていたら 思い出した
神様たちは知らないんだ、それ
全然わかっちゃいない ない
だから私は今だって木々たちを蹴って
ハクビシンのように白く
ハクビシンのように隆々と
ハクビシンのようにしなやかに
翔けるに決まってる
羽だって生えてる
理由は後からついてくんだ
だってもう持ってんだから
持ち合わせを全部背負(しょ)って
ハクビシンのように駆ける
駆けてゆく足
翔けるに決まってる、絶対
「妄想童話」
カナリヤが唄う夜明け
なんて素敵なんでしょう
という妄想
滑らかなシーツを手繰り寄せ
擦り切れた汚れたうさぎちゃん
お嬢育ちのコがかわいくないといったから
あんな大切にしていたのに引きずって歩いて
ウサギちゃんはボロボロ
しっぽがとれて泣きながら縫い付けた
あのときの私
うそつきだったごめんね。
あれから私、正直な夢をみるようになったの
湖はいつも花びらがながれて
鳥が運ぶ船には卵が乗っていてひよこが生まれ
宝物は土砂にうまり
両親と離れ離れになって
わたしにはうさぎちゃんが残った
あなたはわたしの一番の友達
うそをつかないし
わたしの妄想の通り
かけたティーカップで優雅なお茶会
クリームのたっぷりのったシフォンケーキ
おなかすいたね
今日は足を叩かれて歩けないの
手も動かないの
だから私に口づけして一緒に眠ろうね
世界で一番美しい宝物
美しくない私の願いでは宝物は見つからないだろうか
早く暗い気持ちを手放したい
自分をこれ以上は嫌いになりたくない
そのためにこの先が少しでも平らかであればといつも祈っている
どうかお見守りください
273 :
ちーちゃん:2010/11/04(木) 01:05:29 ID:eGhGXCXZ
>>270 ハクビシンのように白く…うん、凄いな。いろいろな事をカンガルーさせられる。
虹虫
裸電球の下で
美少女好きのおいらがせっせと
ミシンでセーラー服を縫っていると
部屋のすみっこに虹虫がまぎれこんできた
虹虫は身長1センチくらいの小さな虫だが
この虫が雨あがりになると虹を作りだすのだ
人工繁殖にはまだ成功していないので
マニアには相当高値で売れるらしい
そこでおいらは砂糖水でしめらした脱脂綿で
なんとか虫籠までおびき寄せようとしたのだが
すんでのところで取り逃がしそうになり
思わず手で押さえたら虹虫の奴
あたりかまわず虹をひりだしやがった
おかげで部屋はすっかり虹びたしになっちまって
夜になったってまぶしくてとてもじゃないが寝られやしない
しまいにゃ布団だとか服に虹がしみこんでとれなくなった
おかけでいまでは両手を軽く前につきだしただけで
ちいさな虹を出せるようになったよ
>ちーちゃん
ハクビシンって白イタチみたいなもんだと思ってた
ぐぐってみたら、灰色と黒っぽい縦縞と、鼻んとこの白ラインが超キュートだった
形は思ってた感じと一緒だった
思いついてすぐ書いちゃったんす
あと寝てなかったから変な焦燥感MAXでして
確かにこーゆーとこいい加減かもしらん
恥ずかしいとこ見せてすまなかったっす
てか私知らん間に君になんかした(ToT)!?
虹虫の詩、いいすね
よく出来たショートショートみたい
夢があってほんわかしました
「寒い日のうた」
ひんやり空気がしばれたら
ポタージュで手指を暖める
毎冬の日課
こんなに寒くなったのに
君ってば、夏に似合う炭酸ばかりで喉を鳴らして
変に感心すると同時に
背筋がぶるっと震えちゃった
高体温の君になら 寒い冬にコーラ
美味しいのかもしんない
君も僕も好きなもんは変わんない
周りにどう見えたって
それだけはお互い分かってる
こんな日にマフラーが
要るだとか要らないだとか
それだけの違い
冷たい風が歯痒さを装って間に吹くから
次は君と同なじのを飲もうかな
そう思って
綿菓子と光々を見つめてた
ガードレールに凭れてた君が
コーラを飲みきって、煙草を揉み消して
右手を泳がせたところで笑っちゃって
夜に迷子にならないように
手を繋いで帰った
キスよりも抱擁よりも 暖まった手指
今年は雪が降るだろうか
綿菓子は二人ぶん
ひんやり空気がしばれたら
互いの手指を暖める
毎冬の日課
改行しすぎって出て減らしたからめちゃ読みにくいかも
スレの利用者さんすみません。
「真夜中の時間泥棒」
ゆめをみた
頭文字が同じアルファベットの しらない女の人たちが
これまたしらない男の人たちと一緒に 良質の白イタチを選り分けているゆめ
寝ぼけた私の左手は 白イタチの温もりを求めてさ迷って
そんな様子を大人のひとたちは
揃って被った白いフードの下から 冷たく睨んでた
「すみません、迷い込んでしまって。出口はどこでしょう」
怖くなってごもごもやっと口にしたら 胸に一番立派なバッチをつけた男の人が
威圧的な渋い声で言った
「納豆はいらんかね」
「は?」
私の頭の中は
ぽやぽやしたまあるい疑問符で一杯だった
「納豆は好きかと聞いている」
「はぁ……まぁよく食べますね、朝とか」
答えた刹那 何人かの女の人たちの顔がぱっと明るくなり
やっぱり朝は納豆よね、とか何とか
嬉しそうに囁きあっていた
「辛子、葱、卵は入れるの」
ずっと怖い顔をしていた女の人が怖い顔のまま呟くと
温かかった空気が一瞬にして凍りついた
辺りに走るどぎつい緊張感 辺り構わず飛び交う敵意の篭った視線
取り残された私は震えながら思うのだった
素直にNって何か聞けばよかったと
彼らの手から逃げおおせた白イタチの群れが
良質なのもそうでないのもみんな
テーブルの下でやれやれと首を振っている
一番毛がツヤツヤのやつが
私の脚のまわりをくるくる回るのをやめて 大きな溜息をついて
そしたら私はベッドの中で
いつも通り下頬を濡らしてた
余り頭にきたから納豆は暫く食べないことにして
二度寝と決め込んだ
さようなら秘密組織 それから納豆とイタチ
私の朝ご飯のレパートリーが ひとつ減っただけの物語
真夜中の時間泥棒が 此処に一人うまれた話
277 :
ちーちゃん:2010/11/05(金) 23:53:37 ID:F2lR9CKK
>>275 「ハクビシンを知らなかった」
最もオッズの低いとこで来やがったなこの野郎!
>てか私知らん間に君になんかした(ToT)!?
てか、なんかした覚えがあるのか!?おちんちんの事か!?
>>275 アリガト
再びまみえるはずのない色。
海岸のイメージ。
なみだ。
雨の日のなみだ。
あおぞらのなみだ。
太陽のなみだ。
小鳥の透明さ。
世界は稲妻だ。
太陽のような小石。
ことばのような沈黙。
風の夕陽。
夜明けにこぼれてゆく影。
青白いランプ。
星の数え方。
春の夜。
破れた手紙。
ひとりぼっちの季節。
心に沁みるよな、いいなぁって詩が全然書けません
『栗ノ木まろんの鬣(たて_がみ)』
毎度馴染みのコロンを叩いて
露出好きのニーストッキング脚に這わせ
ん、とリップを合わせたら
稽古通りのデートルックほぼ完成
ー番星に似た控えめピアス
昨日買ったばかしのショートパンツ
タイト目にしたの失敗だったけど
ベージュと藍のチュニックでカバー
卵にしては上出来の
市原隼人似(髪型が)は
!マークのソファにて 今宵彼女の夢を見る
行きはよいよい帰りは怖い
巻き髪彼女のおねだりで
すっかんぴんの彼の財布は
ぐうたら親父の髪の毛の 一本分より軽かった
>>277 オッズって何ぞやと思ってウィキペさんに聞いたら、ギャンブル用語なのね。
最もオッズが低い=最安牌って感じかなと自己解決
おちんなんてどーでもいいもんになんかした覚えはないw
セン5でのぶなりの詩に、ど誤読しつつE評価つけたくらい……?
その際は誤読すまなかったです(ToT)
>>278 こちらこそ!
280 :
のりのり ◆biq69huaMc :2010/11/06(土) 11:13:02 ID:U7D/W70M
どうも〜っ! のりのりでぇ〜す!(パチパチパチピチ
好きなパスタはペペロンチーノでぇっす!
ペペロン! ペペロン!
のりのり「大変なことを今思いついてしまった!」
ぷりぷり「えっ! なになに!?」
のりのり「いや…。ていうかあんた誰やねん」
ぷりぷり「え。のりのりの相方のぷりぷりだけど?」
のりのり「急に出て来てお客さんびっくりするやないの」
ぷりぷり「え! お客さん? お客さんて!?」
のりのり「そんなもんどこにおるんよー!!」
ぷりぷり「あんたが言うたんやろがい! で、大変なことて何よ?」
のりのり「あ、そうそう! 無駄話したから忘れてもうたんやけど」
ぷりぷり「忘れたんかい!」
のりのり「もしかしたら騙されてるのは私達日本人のほうかもしれないって話なの」
ぷりぷり「覚えとるやないかい!」
のりのり「尖閣諸島ってあるやん?」
ぷりぷり「あるやん?やないがな。今、ニュースとかで有名なアレな」
のりのり「はーい。ざんねん。正解は尖角諸島でした」
ぷりぷり「いや間違ってないし! 尖閣で合うてるやろ!」
のりのり「大体お客さんは音で聞いてるから誤字なんかわからんしな」
ぷりぷり「だからお客さんなんておらんやろ! あたしら休憩時間中の理科室で漫才遊び中なんやから!?」
のりのり「なんであれが尖角諸島という名前なのか? ということについて」
ぷりぷり「尖閣や!」
のりのり「あたしは凄いことを思いついてしまった」
ぷりぷり「目覚ませ。あんた前提から間違えてるから」
のりのり「とがったかど、という意味ですよね? 尖角とは」
ぷりぷり「はいはい」
のりのり「今朝、Youtubeで」
ぷりぷり「あぁ。船の衝動映像流出してたね」
のりのり「豆腐の角に実際に頭をぶつける実験してる投稿動画を見て」
ぷりぷり「なんやそれ!!」
のりのり「そのぐちゃぐちゃに潰れた豆腐の映像と尖角諸島の名前とが今、私の頭の中で結びつきました」
のりのり「つまり、尖った角だからといって、怖いとは限らないんだ!」
のりのり「あれっ? ぷりぷり? どこ行ったん? あっ、どうもありがとうござ…。あ!
「ぷりぷり! なんでいつの間に屋上の手摺りの上歩いとん? 待ってぇ〜! あたしも行く〜!」(退場)
281 :
ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 15:13:59 ID:oIroe2j3
ある村に伝わっていた民謡の一部。
ワンダバワンダバ ワンダバワンダバ
ワオー ワオー
ワンダバワンダバ ワンダバワンダバ
ワオー ワオー
おいらの村によってきな
まあるい月夜の晩にはよ
たぬきと一緒におどるのさ
ハア
おどるのさ
ワンダバワンダバ ワンダバワンダバ
ワオー ワオー
ワンダバワンダバ ワンダバワンダバ
ワオー ワオー
ほうれ酒のめ肉くえ酒をのめ
おなごを抱いたらまた酒のんで
寝込んだあとにはさようなら
ハア
さようなら
(ワンダバの繰り返し)
282 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/11/07(日) 00:21:56 ID:ZuBQsDWI
「ゆうひ」
いつの間にか目を閉じて
歩く事に慣れた
日々の優しさの中で
君の笑顔今日も
かわらずそっと寄り添う
ある日
その笑顔が
どうして浮かばなくて
そっと目を開ければ
猫がないてた
僕は小鳥の姿で
猫は尻をもぞもぞ
慣れない羽をばたばた
空へ逃れた夕暮れ
目にはちぢれ涙
くちばしに黄色い毛虫
鳥になって
想う
君のすがた
夕日がまた夕日が
過ぎ去るひとを送って
今日もまたひとつ
悲しい思い出
くれる
283 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/11/07(日) 00:41:03 ID:ZuBQsDWI
ワンダー ワンダー ワンダバダー
眼鏡の奥の垂れ気味の目尻は
二本の指に隠れて幼女追う
リュックサックに仕込まれた
子供騙しの手品ネタ
書下ろしのポエムとコンボ技
騙される輩などいやしない
それは大人の甘い認識
騙されて喰らいつく
何故 何故 そんな子供だましに
何故なら奴等は子供だからです
なる なる なるほど
それじゃ仕方ないね
ワンダー ワンダー ワンダバダー
子供はもやし男の手品に夢中
訳わからんポエム
聞き流しながら
ここまでは割といい話
変態も役に立つんだぞ
しかしアイツはやっぱりワンダバダー
慕われどや顔
ダバダバドゥー
ワンダー ワンダー ワンダバダー
284 :
ちーちゃん:2010/11/07(日) 08:19:29 ID:+OTZtdLP
夕日
ひと送って
またひとつ
おもいで
くれる
285 :
ちーちゃん:2010/11/07(日) 08:29:37 ID:+OTZtdLP
ゆうひあさひ
うとうとさり
ひかりなりに
あみ
ささつて
ひ ひ
おとなとは
自分はおとなとわざわざ知らせないんだってさ
おとなとは
他人をこどもにわざわざ仕立てないんだってさ
見てみぬ振りして
安全地帯から
けんぶつけんぶつ
がんみがんみ
ころあいみはからって
くちだしくちだし
ジェらしい
こどもたちに囲まれる若者はめがねをかけていた
紺のリュックを脇に置き、そこから一冊の本を取り出し
読んでいた
離れたベンチからそれを老人は見ていた
老人は本が読めなかった
いつまで
いつから
ようやく
虎視眈々
燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや
終わりが
待たれる
描いては
望んでは
自殺者が
幽霊へと
移りゆく
ニュース
誰が
死ぬ
手筈
289 :
ちーちゃん:2010/11/08(月) 01:00:37 ID:9PLvpwmG
一人きりで街のベンチ
誰とでもキスする女のコ
携帯の明かりが
頬を照らす
今日はキリストの
産まれた日で
通りは恋人たちの
楽しい話
何度も送った
幾つもの宛先からの
返事を待っている
白いブーツを揺らして
290 :
名前はいらない:2010/11/08(月) 04:34:57 ID:pkSL4FUn
君は今
どんな夢を見ているのだろうか?
その夢の中に僕はいるのだろうか?
そんなことばかり考える
少し気持ち悪いかもしれない
だって君が可愛いから
なんて言ったら君は
照れて顔を伏せたりするのだろう
僕はそんな君が___
いや、ここで言うことでもないな
自分の気持ちは安いものにしたくないから
291 :
名前はいらない:2010/11/08(月) 13:57:57 ID:G1fPbcGK
天は人の上に人をつくらず人の下に人をつくらず。誰かが言った。
しかしながら、世の中はこれにあらず。と諭吉が嘆いた。
人の人生は生まれた境遇でほとんど決まる。
努力しろよとか努力が足らないとか、明確な答えがない事を周りは言う。
10年後、まだ努力が足らないですか?
50年後、まだ努力が足らないですか?
努力が足る前に人生終わっちゃうよ。
努力して報われるかは、宝くじの特等確率より厳しいかもしれない。
生と死は表と裏。
頼んでないのに生んでくれた。
頼まれてないけど殺してあげたい。
もう そんな負担など
些細なことでも 少しずつでいい
肩の荷をおろせ
穴の開いたマカロニアンで どこまで歩けるか
そんな日々が続いた だれと競っているわけじゃないが
雨が身体を冷やした
誰もそばには居なかった
さみしくはなかった
俺はラムネのビー玉がほしくって
なんども瓶をのぞいた
水色の明かりが いっぱいにひろがって
君の話なんて聞いちゃいなかった
いつのまにか 君は不機嫌になっちまうし
だけど それだけで一日を過ごせた
「サザエさん」/作者不明の替え歌
戦争しようと街まで 出かけたら
戦車を忘れて 三輪車で突撃
あっちはマシンガン〜
こっちは水鉄砲〜
ルールルルッルー♪
何気に勝っちゃったー
294 :
名前はいらない:2010/11/12(金) 23:09:57 ID:7ttNW052
寝転んでこのまま
カサカサに乾いて飛んで行けたら
そして薔薇のポプリのように
紅く色付いた抜け殻になれたら
夜の唄にのって踊りましょう
じっとしてはいられないでしょう?
297 :
ちーちー:2010/11/16(火) 01:19:28 ID:MY4VWGix
夜
カナヅチの俺の心臓が
お前の胸に沈み込む様さ
俺の体に仕込まれた時計の
ゼンマイやネジが
お前の酸にやられて
溶けて
ドロドロの意識を
包み込むのは
また
先に溶け出した
お前の
部品の
欠片
メランコリックなアスファルトの熱は
二人の足を捕らえて放さない
困った形の唇
だから
パズルを合わせるみたいに
薄目を開いて
目を合わせた
ふたり
298 :
名前はいらない:2010/11/16(火) 02:51:47 ID:Ja6Yq/tr
マままんこ
選挙負けたら死ぬぜよ
300ゲト
301 :
ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/17(水) 23:41:07 ID:6hq7K4ti
301ゲッッッツ!!!
302 :
名前はいらない:2010/11/18(木) 00:25:35 ID:fpmV4ank
僕は手に入れても
満足できない男の子
どんなに素敵な車も
目の眩む様な美女との夜も
退屈な毎日を
埋められない事
知っているから
夕方には仕事が終わって
疲れた目をこすって居たのに
何もなかったと
思いながらも
手に触れられない
工作を
空へと飛ばしたい
今すぐ聞きたい答えは
理想の本に載って居たけど
信じられなくて
信じたくなくて
ただ目をそらして見る
彼方へ
もっと遠くへ
なぁ あんた
思ってるほど たいしたことじゃない
穴のあいたポケットから 大事な小銭が落ちそうさ
俺は何も言わないね
そんなもの なくなってしまえばいいと思ってる
なぁ もういいんじゃないか
どれくらい繰り返してるんだ?
言葉はいつも過去から来るんだ
思ったことは いつもそこで終わってる
空っぽの未来 いつも解らないことしかないんだ
なぁ あいつらの言葉
もうあんたには聞こえていないんじゃないか?
そろそろ自由を受け入れるべきなんじゃないかって
俺は思う
くたびれたおもちゃ細工 くだらない種明かしをして
また俺をはぐらかしてくれよ
あんたがまた うれしそうにしてくれるなら
それ以上うれしいことはないよ
ひどく寒かった まだ時間はあるから
一本くらいは吸えるな
葉先はちりちりと音をたてて ゆっくりこっちへ向かってくる
落ち着くな いつもそうだ
吐いた煙が消えるたび
いつのまに 君のことを思い出す
なぁ 気分はどうだ?
時間がないときにかぎって 君はいつもそこにいるな
もうどうにかなっちまいそうだ
そんなときに限って 君はそこにいるよな
なぁ どんなだ?そこからの眺めは
俺が見えるといいな きっとひどい顔をしてるんだろうけど
なぁ どんな気分だったんだ?
二丁目公園のブランコ ずっとゆれていたころ
同じ気持ちだったよな ずっと
誰も迎えに来ないから 君も俺も
自分の足で帰った
ちゃんと帰らなきゃ 少し寂しいけど
同じ歩幅で帰った そんなこと
俺は気づきもしなかった
305 :
名前はいらない:2010/11/20(土) 01:04:02 ID:85AXh830
俺は灰
小さな灰
色もなく 名前もなく 顔もない
鼓舞する事も 音を奏でる事もない
ただの灰
大きな風が 一つ吹けば
それは流され散ってゆく
そこには未練も夢も希望も快楽さえも
持ち合わせてはおりません
昔は愛を求めてた
求める人はみな こちらは向いていない
たえず誰かに笑顔を振りまいて
こちらには知らん顔
いや こっちが知らん顔
ただの灰
この空気をさ迷って
どのくらい経つだろう
ただあれから何も残らない
残したくはない
ただ安らかな
アレを求めてる
ただの灰
306 :
名前はいらない:2010/11/21(日) 10:06:32 ID:5Bsk9GXt
無気力
何をやっても駄目な俺
ミルクをきらしたコーヒーブラックの苦さまんまの人生
しょうがないかあ またでなおすかあ
しばしのそれでも憩いの一日
ぬくもりが 俺をみたす トーストをかじる
バターもなにもつけない それだけの食卓
まあ いいさあ 俺だから こんなものさあ
犬のほえる声 大家の奴 散歩をちゃんとさせているのか
今日は日曜 何も無い日曜 何も無い俺 欠かした心
出直すかあ なあポチ
嬉しそうに尻尾をふる大家の家のムク犬
くよくよして 2ちゃんのぞいていてもなあ しょうもないよな
何か晴れやがって 俺の気持ちのしらねえで
でもはれるのは悪くない
そうさ そのうちきっと一発あててやる
帰ってきたと思おうや 俺の不出来だけど 懸命に仕上げた投稿作品
[すんごい、すんごい、すんごい]
クレヨンの「水色」、から
白色を呈する素材のおよそ全てを除いたもので塗りつぶした
そんな快晴だったので
君だったらこの空を何と名づけるかと
思案する事に夢中になる
―――叶うなら
君の言葉を主食に生きたい
―――もっと言うなら
君の文字をO2代わりに
呼吸したり過呼吸したりしたい
きっと君は神様だ
でないのなら僕がダンゴムシなのだ
君の後ろ髪に引っ付いて
発言をずっと筆記していたい
君が口をつぐんで眠る間
壁や、塀や、道路や、あぜ道や、
校庭や、外車や、海峡や、オベリスクや、グランドキャニオンや、
とにかくありとあらゆる物に
君の名言を転記しまくり
少し疲れてはまた
君の話を聞きに帰りたい
君の文章に触れた時
学校へ行って良かったと思った
本当に甲斐があったと思った
今更だけどありがとう先生
良かった、僕が日本人で。
良かった、君が日本人で。
そして君はまだ生きていて、
重畳、僕もまだ生きていて、
ありがたいことに多分明日も滞りなく巡り、
君はまず間違いなくすずめより饒舌に囀り、
僕は峡谷の鉱石よりも澄ましてそれを聴く
世界とはなんて贅沢にできているのだろう ―――――― それはもうそら恐ろしいくらい。
空は依然飄として
僕の止め処無い思考は解答に辿り着くべくもなく
いつまでたっても埒はあかない
空と僕とは役に立たない
――――――どうしようもなく、
僕らには君が必要です。
308 :
名前はいらない:2010/11/21(日) 23:48:30 ID:nXyZRHup
こうかい
友よ君はどうしても
君以外には成れないものと
めかし込んだブーツを見て
気恥ずかしくあの日
思った
去年の便りは少し
シャレにならないサプライズ
君はもうあの空の星に
なってヘラヘラと
してる
何故か夜には星が見える18の空
あの日の俺が恥ずかしくって
墓参りなんて行けない
だから何も知らないガキのフリ
右手の望遠鏡覗く
今更ながらのストーリー
B5ノートに書いただけ
[ 神様、 ]
神様、おれの願いを叶えて
大それたお願いじゃないんだ
うちの猫だって望めるくらいの
だからお願い、何とか叶えて
おれには切実な事案なんだ
布団で寝たい
布団で寝たい
布団で寝たい
キーボードのデコボコに
整形されて朝を迎えたくない
課長のデスクに水溜まった
涎を拭くのはもう沢山なんだ
布団で寝たい
布団で寝たい
段ボールは確かにあったかいけど
布団で寝たい
布団で寝たい
ドアに挟まれて痛い目を見たくない
へやには質素だけどベッドがある
カビ臭いけど布団ものってる
低反発の枕だってある
抜けがらのタオルケットと毛布
でもどうしても帰れない100m
布団で寝たい
肩が痛い
布団で寝たい
腰が痛い
まっすぐに立つことができないし
足が痺れて ていうか立てないし
回転椅子には別れを告げたい
備品のコートは寝袋じゃあない
布団で
布団で
神様お願い
今年のお賽銭ははずむから
布団で寝たい
布団で寝たい
布団で
寝たい
[大事なこと]
3日顔を洗わずにいたら
肌がエラいことになった
岩砂漠と間違えたキャラバンが
パッカンボッコン横断するし
月面だと判断したアポロが
旗を立てにやってくる
爆撃の跡と早合点して
追悼の歌をゴスペルするグループ
仲間と間違えついてくるオニオコゼ
3日顔を洗わずにいたら
おれがエラいことになった
4日顔を洗わずにいたら
どうなってしまうんだろうか
洗顔は大事
かあちゃんも言ってた
洗顔は大事、
命より大事
311 :
朝飯前の懐石料理 ◆jyzt2EAQl2 :2010/11/22(月) 00:28:08 ID:WZyezB3J
「ハンバーガーと会話する男」
マック、調子はどうだい?
…ああ、悪かったよダブル・チーズ・バーガーだったな
そんなに怖い顔で睨むなよ(笑)
ところで聞いてくれよ、今日課長の野郎がさ、
せっかく俺が取って来た大口の契約を
自分の手柄にしちまったんだぜ?
あんなに売れること無いのに…単色の錦鯉
まあ、相手は課長だから仕方が無いか
俺が社長なんだけどな
あ、ゴメン
こんな話、つまらなかったよね(笑)
ああ…いつも思うけど
君ってなんて魅力的なフォルムをしているんだろう
四角いチーズの角が堪らなくセクシーさ
え?ポテト
ポテトとはただの遊びさ
それより…
キスしていいかい?
好きだよ、ダブル・チーズ・バーガー
愛してる、バンズ
そして100%のビーフ
ああ、もう我慢でき…イテッ
ジッパーが!ジッパーが!
店員さ〜ん!!
312 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/11/23(火) 01:13:55 ID:plfxYZoo
「バースデイ」
僕の恋を
味噌汁に入れてみた
あっついから
豆腐の中に隠れてしまった
裏の川で捕まえた
小さなうなぎみたい
(今日はちーちゃんの誕生日!)
(イタズラLoveメール受付中!!)
誕生日おめでとう!
314 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/11/23(火) 06:59:10 ID:HHp2D/j8
>>313 ありあとーー(^o^)rn'
ちーちゃんの誕生日はね、勤労感謝の日で祝日なんだけど、
なんと今日は社会人になってからはじめて誕生日に仕事休みなんだ!
いやー、だから思う存分ちんちんがいじれるよ
オカズは君ね!!(^O^)rx
315 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/11/23(火) 22:28:33 ID:OkJ9kjjL
さすがに.このお手紙に返事を出す人は居ないようだな
大人になるってきっとこういう事に気付いたりの
繰り返しだとおもうの
316 :
名前はいらない:2010/11/25(木) 08:40:57 ID:1tZUMOcD
なことねえぜ 出そうと思ったんだ 俺はね
トイレにしゃーっと流す 紙
鼻水すすって鼻ふくテッシュ
産まれたと 思や 直ぐ死んでいくかげろう
腹に卵いっぱいかかえてさ 吐き出して死んでいく
拵えている奴 トイレの紙にしたって結構たいへんだろうなって
溶けて流れて あわくずひとつのこさねえで消えていく 今日と明日の境目 冥土の三丁目
ちーちゃん 後れたけれど 俺からも誕生日おめでとう
>>314 自分の誕生日にお仕事休みだとかなり嬉しいよね
ちゃんと羽伸ばしてケーキ食べたかい
改めておめでとう ノシ
ちんの話は聞かなかったことにしようね
/⌒\
<丶゜ (\
7 ̄\ ̄丶
うん。 / | |
__| / |
\メ・)| | / |
/ 丶| || |
|||| L/ ノ
|丶) \ |(
>-イノ_)丶ノ \
 ̄ ̄  ̄Zz_ノ ̄ ̄
HAPPY BIRTHDAY ちーちゃん
318 :
名前はいらない:2010/11/26(金) 00:52:26 ID:ttsgD0/Z
>>314 おめでとう(*´д`*)
さて
美しくもなく、
誰とも違わないあの子が
私の頭から離れなくて。
一体どうしたことでしょうか。
たった一度、ほんの些細な微笑みのために。
319 :
名前はいらない:2010/11/26(金) 09:09:17 ID:X+sqUkPk
>>314 316に一行つけくわえ
さえなさすぎている俺の小説
お前のことでないから そうかあ勘違いされたかなとか
ちなみに俺の前レスは306
地に口づけを捧ぐ
この胸の火を移すには
空は軽すぎて
水は無慈悲に過ぎる
思い出そう 大切なものしかないから
もう すこしづつでいい 忘れよう
いつのまにか 憂鬱の種が目を出している
ひとつづつでいい 丁寧にとりのぞこう
だれかがまた 矛盾の種をまこうとしている
地球の裏側から 俺たちへ
まるで神様みたいに気取ってさ
君は とても悲しいことだと思っているのかな
思い出す すこしづつ
忘れた分だけ 思い出す
繰り返していく 大切なものしかないから
322 :
ちーちゃん:2010/11/27(土) 00:51:17 ID:0iEttnM5
>>316 ありあとー(^O^)rz
>>317 きもちいいお(´;ω;`)
>>318 恋ですな
>>319 確かにお誕生日プレゼントだとおもって読んだらビックリだな
冥土の三丁目とか!
みんなありがとう!
みんなも自分のお誕生日の時は教えてね!(^o^)rn'
僕の拙い歌のなかに
わずかでも神の御業のありますように
324 :
ちーちゃん:2010/11/27(土) 23:47:35 ID:ZePh4XWu
何時も寂しい歌が流れる
流行らないレストランのご主人
まるで仏様のよに
壁にもたれて僕を見ている
今日はそんな何時も通りの風景が
少し長く感じたから
驚いて
携帯電話を取り出して
救急車を呼んだ後
レジのあたりの電話帳
片っ端から電話して
葬儀の手配も済んだ頃
一部始終を見つめてた
主人がぼそりと呟いた
「私ゃまだまだ生きてるが
あんたの苦労も無駄には出来ぬ
ぜーんぶまあるくおさめる為に
ひそりと天に帰ろうか」
しかし自分で済ますには
少し勇気がいる事でしょう
それならいっそこの僕が
一息に済ませましょうか
「いやいや前途ある若者よ
つまらぬ事で汚しちゃならぬ
その気になれさえすれば
何でも掴める綺麗なその手を
ラーメンを作ろう
君と私の分を
これがきっと私の
最後の食事になるんだ」
涙こぼれて
塩気がすぎた塩ラーメンの
湯気が
もやもやにさせてしまった世界に
突然響き渡るのは
「まあ、いいじゃねえか」と
僕を呼び戻す声
駆けつけた人たちの呆れ声と
僕をかばう店主の声
325 :
名前はいらない:2010/11/30(火) 00:52:37 ID:68WFe8JP
とある街角 腹へった俺はのれんをくぐってラーメンを頼んだ
出てきたのは なんとラーメンマン
かっこよすぎの正義のヒーロー… ではなく丼がからっぽの痩せラーメンマン
中にラーメンを入れて欲しい 俺のなけなしの財布をあてにする 嘘だろう
結局 頼んだラーメンは金だけ払って食えず しょうもなくハンバーガー店に入った
登場 ジャジャーン ハンバーガーキッド 子供たちの味方です
というわり、バンズだけ 中身のハンバーグを寄付しろ またかよ!
夜空のスバルの光が冷たい
ポプラ並木からふきつける風にこごえる
帰るかあ 俺を待ってくれているのは 大家のところのムク犬だけ
これでも待ってくれている奴がいないより いいとするかあ
インスタントラーメンが残っていたかなあ さすがにでてきてくれるなよ
インスタントラーメンマンなんて…
何も分からずに置かれたその場所に
君は泣いているのかもしれない
君の涙は僕を切る刃
手を尽くし君を僕の家に連れ戻すまで
僕の夜は苦く昼は気がはやる
手を尽くしても叶わないのなら
……
ああ、僕も世の中を少しは知っている
君の涙の刃を受けながら
その刃が欠けてゆくように
僕自身もこの心を削ろう
君の幸せが保たれる限り
僕はこの苦行を甘んじて受けよう
だから心から祈る
君をせめてこの目で見つめていられますようにと
君に心安らかに笑う時間を与えられますようにと
327 :
◆maltese.Zk :2010/12/01(水) 00:26:20 ID:m/oc1xmW
君を降らせて雨宿り
夜は悲しさに包まれて
抱きしめる理由に
むせぶ空
領土なくして、国はなし。
国なくして、国益なし。
国益なくして、国民なし。
国民なくして、政治なし。
政治なくして、政治家はなし。
日本人が日本人らしく、この国で暮らしていたい。
私たちはただ、穏やかに生きたいのです。
家族を守るため。皆を守るため。
駄目なのでしょうか。
私たちの未来に想いを馳せては。
叶わぬことでしょうか。
子供たちの夢に希望を抱いては。
独りでは抱えきれません。
ましては、放りなげることもできません。
お願いですから返してください。
一憶三千万の命と明日を。
私たちに見届けさせてください。
日本という国の行く末を。
329 :
◆maltese.Zk :2010/12/02(木) 22:37:16 ID:xL0+1u+4
入学式に踊場の鏡が聴いた
「何処へ行くお前の昨日」
鏡に映る一瞬前の自分が遠ざかる
僕は時間に取り残された
過去と未来は遠く離れて
交互に前と
後ろを振り返る僕は
狭間の花を踏みそうになる
二分前の僕はタンポポと言った
五秒前の僕の目の前には
薔薇が咲いているのに
僕は笑って言い直せるかな
330 :
名前はいらない:2010/12/02(木) 22:54:33 ID:xL0+1u+4
331 :
名前はいらない:2010/12/04(土) 04:06:02 ID:5QLIDMT2
「チョコレート」
写真も撮らず
栞も挟まず
垂れ流したまま
雲を笑う
やがて溶ける
チョコレート
アーモンドを
置き去りにして
逃げることも
追うことも
しなくていい
理不尽に
甘みが滲む
逃げることも
追うことも
待つことも
美しい
平等に皆
死を手に入れる
あのときの 苦しみは
体の中で腐った
今も ここにあり
動かない
声を出して泣くことのできなかった後悔と
誰かへの 誰かへの怒りと
さびて 固まった扉を どうすれば 溶かして洗える?
ああ 止まったままの心で 流れていく体
私は本当の意味でいきていない
腕をのばす事も叶わない今 ひたすらに できることは
ほんの少し 残った熱で
自らを 凍えないように まもることだけ !!
「嗚呼、ぼっちぼっち」
雨降りの滑走路から雲を突き抜ける
隠れ場のない太陽に照らされた雲の絨毯
その上で輝く翼を見つめて
座席のプレイヤーから流れるポップスに
うとうとするうちに
雲の切れ間から地図が見えてきた
緩やかな旋回に
期待と不安の胸押され
そして地図帳の上に降り立つ僕の足
うきうきとスキップするのは見られたくないけど
君も同じ気持ちであって欲しいなんて
鏡を見て笑う
334 :
おぼーん:2010/12/04(土) 23:07:03 ID:ThiSRyNq
おぼーん
335 :
名前はいらない:2010/12/05(日) 00:01:24 ID:J8VRF6Il
阿片の香りとはこういうものだろうかと香油を混ぜる
楽園の偽物のさらにその影を求めて
香りから香りへとさ迷い人生にいささかの疑いをもつ
336 :
名前はいらない:2010/12/05(日) 00:36:12 ID:RHAn02UY
ベイビー
主要達が集う特別な部屋じゃ
俺は早すぎる流れについて行けない
でも今夜は呟いたぜ?
美人過ぎて恋人の出来ない
女の子のふりさ
今夜のビールには
醤油を混ぜなくて済みそうだ
何でって?
いつも
混ぜないからな
337 :
名前はいらない:2010/12/05(日) 13:29:56 ID:j4YkYjsu
プスプス 煮えた 煮え立った
お鍋の中に ぷちっとあっつあつ
焦げろ 焦げろ 天井焦げろ
あの世の血の池地獄までとどかせろ
焦がせ焦がせ 空を焦がせ 山を端から真っ赤に焦がせ
コンチクショウのろくでなし
バカヤロウのうすのろトンカチ
かき混ぜたお鍋の火をとめます
少しずつ山の端に白い雲と青いお空が戻ってきます
「やめちゃうの もちょっと焦がさない?」
お鍋さんが聞いてきます
いいえ いつまでも焦がすのはやめましょう
そっと心の奥にしまい込みましょう
今日の夕食の献立お豆の入ったお野菜盛り沢山のトマトシチューです
338 :
名前はいらない:2010/12/05(日) 22:50:48 ID:J8VRF6Il
経典に学び
私はこの世ならぬ世界の秘跡でなく
現世に起こりうる奇跡を、
人が生み出す奇跡を求めるようになった
しなやかな乙女が天命を信じるかのように己を高め
誠実な目の青年が遥かな高みからの声に導かれるように挑み続け
見よ
この崇高な奇跡は稚拙な黒魔術のひと吹きなど燃やしつくす
魔術にめしいた目はこの数々の奇跡のひらめきすら、
頑固に閉じたまなこでもって報いようとする
身を屈めて繰り言ばかりの朽木は炭焼小屋の裏の陰に放っておけ
この目の前に
無数の偉大な魂がその偉大さを存分に示す奇跡
そう、私は奇跡の目撃者でありたかった
ただ一人の人間が己を超え、
天の声に導かれるように生きる様を、
今この生においてみることを許された目撃者となったのだ
この喜びを謹んで
師と経典に申し上げる
340 :
名前はいらない:2010/12/06(月) 00:14:15 ID:8N6FeQVt
このスレ、感想を入れてもいいんですか、
326さんの作品が大好きです 感動…
341 :
名前はいらない:2010/12/06(月) 00:17:48 ID:8N6FeQVt
すいません 皆さん上手くてられるのですが327さん、素晴らしいのひとことです
詩人初心者、皆様の後塵を拝して頑張ります!
342 :
名前はいらない:2010/12/06(月) 00:24:49 ID:EKnlKGCN
悲しくて誰かの胸を借りたあの暑い八月
その人は俺の何かを使って
飴玉を頬張る時の様な
遅く流れる
ぼんやりとした時を散らばせた
きょとんとしながら
その空気をゆっくりと ゆっくりと
舌で転がしながら
泣き止んで宙を見つめたんだ
その肌が窓から差し込む陽に映えた夕暮れ
その胸の凹凸は強調されて
貸してくれと頼んで見た
その人はただ笑って
飴玉をくれたような気がした
悲しくて誰かの胸を借りたあの暑い八月の日
思い出の中でただ飴の甘さだけ口に残る
魔法の種は君の涙と笑われた
悲しくて誰かの胸を借りた八月
眠いのに眠れないんだ
誰かに瞼を押し上げられている感じがするよ
物凄くスースーする
でも今から寝るよ
無理やり目を閉じてさ
明日は仕事があるからね
今日だけどね
起きたらコーヒー飲むことにする
じゃね^^
毎日の繰り返しに疲れ
ぽとりと涙を絞り出す
345 :
名前はいらない:2010/12/07(火) 21:49:20 ID:kjCTq46e
じゅーりーあーん
346 :
名前はいらない:2010/12/07(火) 23:11:13 ID:WksYIA/r
ボストンバッグに衣類をつめました
赤いジャケット 黒いスニーカー 小花模様のブラウスにみとれます
あなたが可愛いと褒めてくれたから めったに褒めないあなたの一言がうれしくて
もどしましょう 箪笥にひとつひとつ仕舞いなおします
風がまわります 凍てつたように止まった風がほっとしたように部屋をかけぬけて窓から逃げていきました
もうちょっとがんばりましょう 今日の献立を考えます
お鍋はどうでしょう 牡蠣がふくふくと魚屋の店先でおいしそうでした
息をひとつすいこみます 怒った絵本のページは閉じて優しいあなたの笑顔のページをめくります
携帯がなりました
「今日の晩飯は家で食うから」
ほかに台詞はないのですか 牡蠣鍋と せいいっぱい明るく答えます
午後のひととき いつもの時間がしっかりとあたりを流れていきます
347 :
ち:2010/12/08(水) 03:45:52 ID:BVyA6f9c
「雇われ神」
ガキの頃に夢に見たよな
誰一人虐げられぬ世界を
創ろうと腰を上げれば
虐げなきゃならぬ
人ばかりさ
武器を担げば邪魔をするだろう
この世の為の法律が
粛清された獣の言葉を
無垢な子供が泣いて探してる
雨降りばかりじゃ
くだらない事ばかり
君に聞かせる事になる
けれども
君は俺に
私の神になれと
川原の畦道に停めた車の中
優しさを持って
命じた
秋の夜空
人の笑顔は見ない様にして
同じ様な顔を見分けていた
探して居たのは俺を映す鏡
叩き割る鏡を
探していた
雇われの神の昔話
人に堕ちた後の笑い話
流星が燃え尽きて消えた
秋の夜空
今も見て居る
348 :
名前はいらない:2010/12/08(水) 04:02:29 ID:efN52hZ/
熱病にうなされるがごとき青春の日々と
疾風怒涛の自尊心
いまだ冷めず
表皮だけ冷めた蝋のように固まる
349 :
名前はいらない:2010/12/09(木) 11:46:04 ID:gchH352E
焦げ付きかけている鍋の中
このまま 流しにぶちばけようか
気分がすっきりさわやか
そう思ってもまだひっくりかえさずにいる 諦めの悪さよ
冬空晴れて干からびて死に損なっている布団を干す
ふかふかしてくれるといいな 冬の日差し
我慢我慢のお嫁さま 荷が面白くてすずめはチュンと今日も鳴く
昨日 今日 明日 かわらず干さる風にただよう洗濯物
さえてないなあ
ほんとにさえてないなあ
まったくさえていないなあ
ぽとぽとたたれる水道の蛇口
ひとしずく ひとしずく 泣いてこぼれるしょうもない私の心
つらいことは多いね
外を眺めるのは自由になれる夜
窓の外に鉢植えのビオラが揺れて
たっぷり焚いた白檀が甘く香る
花のつぼみは何日もかけてほころびるのだけど
つい、花びらのひらく時は夜であるべしと思ってしまう
351 :
名前はいらない:2010/12/10(金) 03:01:15 ID:hQ6aTfCR
助けて
胃の内容物が
ドロドロに溶け出して
しまう
その女は
罪の意識に
苛まれていて
私に
食した食物を
吸い出すように
懇願する
私は
彼女の口から
彼女の内蔵までをも
吸い出す様に
唇を重ねた
塞がれた彼女の口から
吐息が漏れて
私は愛に敗れたのだから
あなたは思うさま幸せを享受すればいい
私は心に浮かぶあなたの姿を踏みにじれば充分
あなたは思うさま幸せを享受すればいい
私は悲しみに対処する術を知りながら
いまだこの惨めさに耐える術を知らない
353 :
名前はいらない:2010/12/11(土) 01:15:08 ID:2L7oMl6e
一度きりでいい
一度だけがいい
弱虫な僕を見られる前に
触れなくてもいい
触れられなくてもいい
僕がこの部屋に
鍵を掛ける前に
君に退屈が訪れる前に
君は呆れ顔を
僕に向けるだろう
そんな事ばかり
考える僕に
だから会えなくてもいい
話さなくていい
君を後ろから抱き締めて
口元を手繰り寄せ
頬を軽く撫でて
キスをしなくてもいい
ブラウスのボタンを
外さなくていい
354 :
名前はいらない:2010/12/11(土) 12:26:53 ID:Xiq+8SIp
支笏湖の遊覧船は沈没し
三井グリーンランドのジェットコースターは地獄絵図
お前は神なのに家に閉じこもり
ひとりブツブツ言うばかり
お前が腰を上げない為に
一体何人の命が失われる?
さあ出かけよう
お前は支笏湖のチケット売り場を破壊して
船着場を閉鎖するんだ
俺が三井グリーンランドの警備の奴等を
片っ端から気絶させ
客の入場を入り口で徹底的に阻んでいた所に
奴からの連絡が入る
「支笏湖への行き方、わかんねんだけど」
その隙に客達は俺を踏みつけて雪崩のように入場し
ジェットコースター発車のベルの音が
鳴り響く
地獄絵図の始まり
到着までずっと聞こえていた女たちの悲鳴に
俺は自分の無力さを呪った
355 :
名前はいらない:2010/12/12(日) 03:07:37 ID:1yM4gdTq
「依存」
怖いから
しがみつく
君の根元にも
新しく
しがみつく
アルコール
煙草
ジェイゾロフト
デパス
コカ・コーラ
裸で歌う歌手
んなもの
この腕みたいに
切ってやった
一番断てない人の
正直な反応に
依存している
断てど
断てど
しがみつく
また離されて
しがみつく
356 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/12(日) 05:33:17 ID:La5QheWL
「根性者」
奴はコンビニで買ったビンを見つめながら
こう言ったんだ
日焼け止めなんていらねえ
俺はあの太陽をぶっ壊してやる
へえ、大した大口だねえと
誰もが言う
しかし奴を刺激してはいけない
奴は昼の間中ジャンプし続ける
届かねえ…
それでも力学的な検証をしながら
キラキラと輝く瞳で挑戦を続けている
俺たちは重力を呪った
重力さえ無ければ
ぴょんぴょんと五月蝿いあのクルクルパーは
どっかに飛んでいってしまうのに
その後で太陽をぶっ壊してしまったとしても
それまでの間は静かになるぜ
でもよう、重力無かったら俺たちみんな
飛んでっちまうんじゃ無えのか
ばか野郎、重力はあるんだよ
それに重力無かったら俺たち存在して無えっつの
まあでも、もうすぐ陽が落ちてくるからな
そうすりゃアイツも跳び蹴りでなんとかイケるんじゃ無えの
357 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/12(日) 05:34:38 ID:La5QheWL
おお、それもそうだな
俺、なんだか楽しみになってきたよ
奴が太陽を壊すトコを見るのが
だよな
そしたら暗くなっちゃうかもしれないけど
俺、応援するよ
俺も
俺も
そして夕暮れ
遠くの海にプカリと浮かぶ夕陽に向かい
奴は走り出した
と思いきや
引き返して来てとても重要な事を
俺たちに話したんだ
でもよう、せっかく日焼け止めを買ったんだから
太陽壊しちゃ、無駄じゃね?
それもそうだな、お前、頭いいな
バンザーイ バンザーイ
358 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/12(日) 21:38:25 ID:rVstWdQS
携帯で2ちゃんを開いた
そこにある広告をヒントに
わたしは新たなダイエット法を思い付いた
その名も
「ウンコダイエット」だ!
これはとにかく食べた量以上に
ウンコをすると言う
ダイエット法だ!
なに?君は便秘?
大丈夫
そのままでも
とても可愛いよ
(^o^)rn'
明日の朝になれば
葱を刻んで豆腐を入れたお味噌汁を作れる
ご飯があったかく炊き上がって
ゆうべの残りのおかずも一緒に
テーブルを賑やかにするんだ
夜更かししても早起きするおまじない
食いしん坊の私にかけておこう
[ 負け犬 ]
街頭で流れたビートルズ
それは隕石のように落ちてきて
交通事故のようにガキを撥ねた
打たれて立ち尽くしていたガキは
9歳なりのお年玉を前借りして
4年分のお年玉を前借りして
ストラトキャスターを買った、それが次の日。
走れる間に走れ少年
その脚はすぐに老いぼれる
金しか見えない近眼になり
お辞儀の形に背骨は曲がる
お前はよその世界の話って顔をするけど
お前の明日の話だよ
お前の、
ほんの明日の話なんだ
棺桶に後悔と入りたくなかったら
過去なんか踏み越えてしまえ
未来なんて食いつぶせ
そんなお荷物を後生大事に抱えた結果は
俺を見てれば分かるだろ
俺は何度生まれ変わっても同じ俺になるだろう
俺は何度やり直しても同じ道を選ぶんだ
そして何度でも後悔する
すんごいダサイ生き方だけど
俺はちょっと気に入ってる
どっかの9歳のガキは俺を絶対許さないだろうけど
俺はそれでもいいかって思ってる
そういう風に、なったんだ
362 :
(1/3) ◆gCx3qPfymyIC :2010/12/13(月) 05:59:42 ID:RJK7fMUN
[ひとつください]
今日のニュースがすぐ分かるんだ
町のから世界のまで
沢山の絵だって見られるし
いろんな人と話もできちゃう
すごいだろ
すごいよな
おれ、買いにいったよ
いんたーねっと
電気屋さんにお財布持って
いんたーねっとひとつください
おっちゃんが言うんだ
回線見てみますね、用紙に記入をお願いします
おれ書いたよ
正直に書いた
郵便番号思い出せなくて
あわあわ手帳出してみたりで
なのに
おっちゃんが言うんだ
すみませんが、ご住所、地図にないですね
363 :
(2/3) ◆gCx3qPfymyIC :2010/12/13(月) 06:00:46 ID:RJK7fMUN
…
知らないよ
知ったこっちゃないよ
地図が古いんじゃないのか
おれはそこに住んでるよ
おっちゃんがさらに抵抗するんだ
ゴルフ場ってなってますね
これは回線引けませんね
…
いいんだよ回線は
おれはいんたーねっとが欲しいの
いんたーねっとをひとつください
ふたつとか贅沢いってないよ
ひとつでいいからいんたーねっとを
…
おっちゃんは売ってくれる気がない
いんたーねっとを持っていないのか?
おれが金なさそうに見えるのか?
郵便番号が違ってたのか?
どうしてもだめなのか、いんたーねっと?
364 :
(3/3) ◆gCx3qPfymyIC :2010/12/13(月) 06:01:42 ID:RJK7fMUN
いまやみんなが持っているんだ
辞書にも使えてとっても便利
本は読み放題
いろんな音楽だって聴けちゃう
すごいな
すごいよな
ほしいんだけどな、いんたーねっと
おれすっごくほしいんだけどな、いんたーねっと
いんたーねっと、ひとつください。
お味噌汁の声。
お汁が先になくなると具だけ残るから、いつもよく混ぜつつ飲む
どうしてスプーンを使わないのと聞こえたが、身体が無視した
ちいさな悩み事ですねと聞こえる前に、すべて飲み干した。
食卓に朝日
誰かと向かい合ってお味噌汁をすすれたら
前に誰もいないと明るすぎるんだ
窓際の観葉植物が笑ってるよ
この明るさにほのかな影を落とす人を募集中
お返しは、細かく具を刻んで葱を浮かべた白味噌汁。
誰にも気づかせないほどかすかに、自分のウィットを飲み干せる方、
さらっと味わってみませんか?
〜〜〜味噌汁三題w〜〜〜
前の方のイメージ拝借いたしました…悪ふざけが過ぎてたら申し訳ありません(´・ω・`)
人がよろめくのは爛れた空気の中だけでなく
むしろ
明るく風の吹く町の
きらきらと笑う仲良しのあの子の前
足元のすくむような戸惑いを感じたら、ぎこちなく振る舞いたまえ
優しいワルツのようなぎこちなさは、
きっとその一瞬の美しい絵を織り成すだろう
>>366 (笑)
まるまるテカテカ、あずきの黒と餅の白
ほのかに昇る甘い湯気が、2月14日の空気に溶けだした、
チョコがダメな僕に作ってくれた汁粉餅。
そうだよな
このまま老いていくんだなって
だれが言うことも 通り過ぎていくなら
どんな慰めも 過ぎていくなら
まんまるな地球で
みんな滑り落ちてくだけなら
なぁ どれだけ待ってたか
わかるかい
どこからどこへ結ぶのか
わかっていたかい
君の話をきこう すこし眠いけれど
君に話をしよう きよしこのよるで
忘れてしまったことばかりさ
空けてしまった ハートランドの奥のほう
滞らないよう
そんなふうに過ごせたら
こんなふうに
過ぎていくなら
だれかのイカサマだった
地球の裏側から ペテンにかけられて
悪い種が芽を出すたび おまえは悲しかっただろうな
ずいぶん難儀だったろう
あいつら 必死でだれかの言葉を借りていた
気づきもしないんだろう
そんなことを繰り返したって おまえは思う
俺だって そうだって
とうせんぼ
手のなる方は 阻むものばかり
どうしようもなく 空を見上げるばかり
そんな仕草 繰り返すばかり
優しいと知っていたから
あなたに罵られて
耐えられなかった
キミの側にボクは居てはいけないと思った
コンクリートの壁に伸びる対角線のコントラスト
音が消えてゆくのを見計らって、ボクはキミを突き放した
殻から抜け出たような、人ではなくなってしまったようなそんな気がした。
キミを見捨てた事実は、忘れる事は出来ないと思う。
373 :
名前はいらない:2010/12/15(水) 23:31:36 ID:Z6ks7HAZ
死にたくって空を見た 空はなんて青いんだろう 俺を驚かせやがる
死にたくって目でおならをした プスプスかわいくころがって銀の鈴になって空の雲になってしまいやがった
死にたくって空気を吸った なんてしょうもなく孤独なんだろう 寂しい寂しいと泣いてやがる
死にたくって大の字になった 大地はお袋みたいにあったかくって赤んぼうに俺をしてしまいやがる
死にたくって手をのばした ひんやりとうめいで 友達になろうってかまってきやがる
ほっとけ 今さら俺のことなんて
空って大地って風って そうか こんなだったんだ バカだな
あきれかえって 俺はくだっていねえな
何も今の今 気が付くってさあ
アホくさ 俺って
374 :
名前はいらない:2010/12/15(水) 23:53:07 ID:E/KpLYVl
かなしいとつぶやいて
君は寝転んでたね
私の知ってるかなしみと
君のかなしみがおなじで
一瞬で分かりあえるとしたら
それは出来すぎた奇跡
分からない
分からないの
やみくもに近づいても
言葉と笑顔を捧げても
あなたはきっとひとり
私は空を舞う鳥
けして気づかれない
誰も聴かないアリアを唄う
主も知れないアリアを
かなしみへのアリアを
あたたかな声を
かなしみはけして癒えない
かなしみへのアリアを
忘却の声を
私は人知れず空を舞う鳥
375 :
名前はいらない:2010/12/16(木) 04:30:11 ID:xhGGd36m
「遮断」
ヘッドフォンで遮断する
頭上に曇り空
手の皮膚にまとう冬
隠れ部屋
君と2人
脱ぎ捨てたい
隠れ部屋
君と2人
とろけたい
急ぎ足で遮断する
頭上に曇り空
首の皮膚に貼り付く冬
隠れ部屋
僕は一人
終わらせたい
隠れ部屋
僕は一人
逃げ出したい
[ 三毛猫のオスの毛玉 ]
白いベッドにうつ伏せて
無防備にマグロになった
パステルのイージーリスニングが気持ち良いな
俺は早くも睡眠モード
「特に辛いところはどこですか」
上から降ってくる声は
たぶんさっきのちびマッチョ
術着っていうのかな、白衣の腰から
青地に白の水玉のトランクスが
透けて見えていた若先生
「肩こりが酷いので、お願いします」
何とか言いきって、俺の任務は完了
後は寝てても先生が頑張ってくれるだろう
指の圧力が首から腰へ
背骨のラインを下っていく
本格的に意識を落としかけた俺の
ケツを
先生の手がガッチリと掴んだ
え?
いや、肩がね…?
無言で訝る俺に構わず、ちびマッチョはケツを揉みしだく
ケツ、ケツ、
腿の際どいラインを降りて
また上がってきてケツ、ケツ
いや、肩がね…?
俺の心中は穏やかじゃない
末端の方からほぐして患部に近づいてくってやつだよな
って信じたいけど尋常じゃない
先生?
…先生?
俺肩って言ったよ先生
ケツはこってる気がしないよちっとも
マッサージは全然上がってこない
下りてったままずっと下半身
先生?
…先生?
信じていいんですよね先生?
俺の肩こりは治りますよね?
大丈夫ですよね、先生?
俺は無事に帰れますよね?
うろたえた俺の左手が
屈み込んで作業中の先生の一部に触れた
柔らかくって
マシュマロみたいな
ふと、
数年前に見たビックリ映像が思い起こされた
『超稀少な突然変異種! XYでもXXでもなくXXYの遺伝子を持つ猫 三毛猫のオスを大公開!!』
飼い主の女性が抱えてみせた猫は
白いフワフワの腹をびよーんと伸ばしてお茶の間に登場
女性レポーターが無遠慮に腹を撫でて
オスの証拠を露にする
テレビ画面いっぱいに映し出された
ちっちゃくて
おまけみたいな
白いモフモフの
毛玉
糸切り鋏でチョキンとできそうな
先生、
おたくの毛玉、ここにいますよ
先生、
俺にも考えがありますよ
俺、肩が痛いんですよ
揉んで欲しいのは肩なんですよ
いつまでもケツにこだわるなら
毛玉も無事じゃ済ませませんよ
40分後
俺の肩こりはちょっとだけ治った
二度と来るか、毛玉野郎
{ネットカフェジャッカー}
風力発電の翼が回る下
湾岸線の直線を
オープンカーで疾走するような
ペプシコーラみたいな曲
ドラムプレイも
焚きつけてくるベースも最高
ギターは言うに及ばず
全員でのコーラスがもう、とんでもなく快晴クール
強炭酸がパチパチバチバチうるさいそんな曲を
俺は超ノリノリで聞いていた
朝の3時に
ネットカフェで
周囲の個室には靴が並び
どうやら皆寝静まっている
小さい空間で俺は一人
受け止めきれず飽和して溢れそう
このヘッドホンの端子を抜いて
大音量で聞かせてやりたい
隣のドアから蹴り開けて
一人残らず叩き起こしたい
寝てる場合じゃねぇんだおっさん
これを聞かずして朝は来ねえよ
俺がまだ何もしてないのに
前と右の個室から咳払い
ああ、そういや足はドンドンやってたかもな
もしかしたら歌ってたかもな、しかも若干でかい声で
それとも何だ、
俺がひっきりなしに打ちまくっているこのキーボードが気になるのか?
何だ、何だ、起きてんじゃねえか
じゃあみんな俺と一曲聴こうぜ
高揚バーサース常識
うきうきバーサース理性
うんうんわかるぜ、眠いんだよな
人間だもんな、そりゃ眠いよな
明日もきっと仕事なんだろ
でも俺だって6時からだぜ
へっへ、あんたにゃ負けてやらねえ
ああ分かったよ、このカチカチを止めてやる
丁度俺も止めたいと思ってたとこ
さあ、お前ら音楽の時間だぜ
夢よりステキな曲を流してやる
これからたっぷり2時間半
これからたっぷり
朝が来るまで
[ ファン ]
あんたには想像もできないだろうけど
世界より、自分より、
全てがあんたって奴がいくらでもいるんだぜ
そいつらは普段
自分が人生の主役だと思ってふんぞり返って暮らしてる
貧乏だって、弱くたって、矜持を胸に生きている
でも駄目だ
ひとたびあんたの歌が流れれば
そいつらの時間は止まっちまう
食いかけの飯はもう食えない
書きかけの詩は続けられない
絵なんか書いてる場合じゃないし
トイレになんて篭ってられない
彼女の顔よりあんたが見たい
抱き合ってるより飛び跳ね始める
あんたにはきっと分かんねえよ
あんたはあんたの世界の中の一人ぼっちの王様だろ
俺らは俺らの世界の王様だけど
あんたっていう神様がいるんだ
あんたの声が聞こえると
今までどんなに叫んでいたって慌てて口をつぐんじまう
自分なんかの糞みたいな声であんたの歌を消したくないんだ
腕にはぶわっと鳥肌が立ち
握り締めた指はしかし震える
ぜんぜん悲しい詞じゃないのに涙がぼろぼろ落ちてくるんだ
あんたが3日歌い続けたら
俺らはみんな死んじまうよ
トイレにもいけず飯も食えずに
黙って、泣いて、死んじまうよ
間奏が終わったら
あんたの声がまた始まったら
俺はこの糞みたいな文をすっかり放り投げて
あんたでいっぱいになっちまうんだ
はじめないでくれ
否、
ずっとずっと、終わらないでくれ
381 :
◆maltese.Zk :2010/12/19(日) 22:36:52 ID:31l1DpeT
「食卓」
願い忘れた鳥が
地面を見るのでは無く
そこに何かあるから
下を見つめている
空を飛ぶ夢を見ている
青虫が葉を食べてる
ついばんで
飛び去る鳥は
ヒナの待つ巣へと向かう
木漏れ日の静けさに
木々をすり抜けて太陽に消える
短い詩を響かせて
揃ったばかりの羽根を
ぱたぱたと
させるヒナの見る空は
青虫が
もぞもぞと見ていた世界
静かな時に
蝶々が列を成して
上空へ舞えば
標本の様にとまりまるで
それはいつかの虫取り網に掛かった
白い雲の迷路の印
[疲労]
笑みを長時間貼り付けているとその畳み方を忘れてしまう
収納できなくなった笑顔はそのまま頭部に居座り
そんな欠陥品に客は対価を払っていく
ちゃりちゃりじゃらんと
報酬としての小銭が眼前で落ちては床を転がるビジョン
安い金で
こんな紛い物で
お手軽に幸せになっていく奴等に
憤りは募り続ける
反面、それが完全に八つ当たりであることを理解している自分も存在する
喚き散らしたい
泣きじゃくりたい
笑顔はへばり付いて離れない
口からは謝辞が滔々と流れ指は滞りなく作業を進める
乖離している感情だけが内からだんだんと敲くが
肉はそれを黙殺し
事情を感知することなく安穏とした客共から
マニュアル通りの笑顔に
労いと賞賛の拍手は降る
383 :
ちーちゃん:2010/12/22(水) 12:44:18 ID:2lRbPVvF
「リスト」
リストが誕生した日の前日
イルミネーションの灯りに
群がる恋人達
彼等は除外されているのだ
西暦元年の去る日
神々の意思に従い
遠くエルサレムの地に
神聖なる産声を轟かせた
そのリストから…
(家好きリスト)
[ 喜雨 ]
行かなくちゃいけないと思った
今すぐ
砂漠に
ゴビでもサハラでもアリゾナでもどこでも
乾いているなら乾いているほどいい
そこに生きてるトカゲでも、草でも、ヘビでも、人でも、
全ての生命に喜雨ってやつを教えてやりたい
そんなふうに思わずにはいられない
心臓に水飛沫を億もつくるようなナンバーに会った
砂漠で大音量でかけたら
雨の幻が辺りを包んで
きっと花は一斉に開く
化石水が噴出する
降りしきるベースのビートを踏みつけてバシリスクは無防備に走り出す
朧月のように柔らかなギターにサボテンは刺を無くしてしまう
シンバルが抑え気味に鳴る度星色の水滴がざんざか落下し
自然死よりも優しい声に
みんな死後の世界に来たものと勘違いしてひれ伏してしまう
テレビやラジオがこの曲じゃなくてくだらないワイドショーを映しているのは
世界の平和のためなんだろう
これを広くに流そうものなら
小さな、大きな、若い、老いた、沢山の沢山のバカたちが
コンコルドやH2ロケットあたりをハイジャックして一挙に砂漠を目指しかねない
空気感染する第一級危険物
破壊力は大陸3つを海に沈めるくらい
こんなことをしてる場合じゃないんだ
行かないと、溺死してしまう前に
行かないと、発電機とコンポを持って
今すぐ、すぐだ
砂漠に行かないと
385 :
ちーちゃん:2010/12/22(水) 15:01:58 ID:2lRbPVvF
しまった、家好きリスト生誕の地はベツレヘムだったな(;o;)rzテストで間違えないように
>385
おお、その家好きリストさんの生誕の前日って自分誕生日なんですけど
何くれるんでしょうか。スルメとかじゃないのが良いんですけど。
387 :
ちーちゃん:2010/12/22(水) 16:31:52 ID:2lRbPVvF
うんとね、ちんこ
まるっと1体貰えたらバラせば有用かなって思ってたんですが
まさかパーツでくるとは想定外。
それの有効活用法を考えてみたけどどうにも駄目だった
返 品 で 。
389 :
ちーちゃん:2010/12/22(水) 22:36:39 ID:2lRbPVvF
「クリスマス 1」
じゃあねえ、僕はねえ、スマート本がほしいなあサンタさん
それはねえ、すごくスマートな本なんだ
ーサンタさんへ
僕は五本ゆびの靴下に
そのようなお願いを英語で書いた手紙を入れて
二段ベッドの下のほうの布団にもぐり込みました
いっしょうけんめいに英語の事典をみながら手紙を書いたのは
サンタさんは外人なので
きっと日本語が読めないからです
僕がニヤニヤしながら布団でうとうととしていると
窓の外から
ごごごごごごご、と
大きな音が聴こえて来ました
(つづく)
390 :
◆gCx3qPfymyIC :2010/12/22(水) 23:17:31 ID:lm4yPlDF
[HOTでRight Nowな気持ち]
12時間が同料金のネットカフェを30分で切り上げた
潰れろ
更地になっちまえ
ここに犬の糞でもあれば
後ろ足で受け付けに蹴りあげてやるのに
俺の
>>387 イラネ
のレスはアク禁によって阻まれた
これがケチの付き始めで
じゃあ動画見るかと開くエクスプローラーのジジジジジジジジ強制終了
何なんだ、何の嫌がらせなんだ
試みること3回目にしてようやくお目当ての画像に到達
「画像の質ちょっと上げてみました」
のメッセージの上ではヘドバンの途中で石化しているベース
狂ったように跳ねてる筈のフィギュアが静止している不気味にこちらもフリーズ
何とか流れ始めた音源はノイズばかりで薄くて不味い
端子ををいじると少しは良い…のか?
昔のファミコンだってもっと根性あっただろうが
それ以上に音が左からしか出てこないのは何故なんだ
コントロールパネルを操作しても異常はない
壊れてんのか、壊れてんのか、壊してえのか俺の左耳
無音の右耳&ハードコアパンクな左耳
どうにかなるぜ平衡感覚
どうかしてるだろ呪いのブース
どうせ他もアク禁なんだろ
どうせ他もフリーズなんだろ
どこもかしこも壊れてんだろ糞ヘッドホン
潰れろこんな店
潰れろこんなビル
俺がショベルカーだったらきれいにしてやったのに!
俺が浅間山荘の鉄球だったら何度でもヒットしてやったのに!
ひっかけてやるションベン分の
ドリンクも飲んでくりゃよかった糞、糞
391 :
名前はいらない:2010/12/23(木) 16:37:07 ID:AmCN5xEg
test
392 :
ボルカ ◆6kB1JyG4Xo :2010/12/23(木) 16:47:08 ID:AmCN5xEg
2009年4月23日、ある人気タレントがこう言った
「裸になって何が悪い」
その発言を受けて、彼を地デジ大使に任命した時の総務大臣
鳩山氏は、「最低の人間だ」と言ったのだった
もっくんダンスについて
我々は何を語るべきだったのか
考えている間に
時は過ぎ去り
今はもう
そのダンスを覚えているものも少ない
風化するまえに、語らねばならない
あのタレントの発言の
正しさについて
と、しばらくぶりに思い出して、書いている
どうせまもなく
忘れるに違いないのだが
もう その手を離してやれ
留まる理由を 引き止める理由を
そんなもの 初めからなかったんだってことを
いっちょうまえに モノ言うやつらに
おまえから言ってやれることなどないさ
なぁ 楽しみだよな
そっからどこへいくんだ?
野生のトナカイは去ってしまって
飲んだくれたサンタクロース
あんた毎年持ってくるモノといえば
REDのハーフ 溶けたキャンディー
ポルノ雑誌にナチュラルハーブ
どれもろくでもないものばかりだったな
もう俺らにはそんなもの
必要ないんだから
なぁ あんたは
その冷たい手を誰に差し出すんだい?
身を起こすも自分 身を崩すも自分
他人に起因するものなど何もない
全ては己の中に在る
395 :
ち:2010/12/24(金) 10:12:44 ID:sKZMN4ow
手が冷たいから
人の手を握るとあったかくて
気持ちいいんだよな
で、
握られたほうも
「冷たいね」って言って
ギュッと握ってくれるんだよ
風俗だけどな
396 :
ちーちゃん:2010/12/24(金) 18:53:44 ID:sKZMN4ow
「クリスマス 2」
(おい、何の音だよ)
二段ベッドの二階から小さな声が聞こえました
二階に寝ているのは僕のお兄ちゃんです
窓の外から聴こえるその音がだんだん大きくなったので
心配になったのでしょう
(きっとサンタクロースだよ、僕が手紙を書いたのでプレゼントを持ってきてくれたんだ)
(手紙ってお前、サンタさん、外人だぞ?お前、英語が書けるのかよ?)
(書けるよ、だからホラ、サンタさんが僕の所に来てくれたんだよ)
(ホントかなあ…)
ごごごごごごご
窓の外からはまだ大きな低い地鳴りの様な音が聴こえています
そしてその音にまじって
バサッ、バサッ、バサッ
大きな鳥が羽根をばたつかせる様な音が
聴こえて来ました
(つづく)
397 :
ちーちゃん:2010/12/25(土) 12:35:36 ID:7ovO37n4
>>370 おめでとう
47回目のBirthday!(^^)
398 :
ちーちゃん:2010/12/25(土) 12:38:00 ID:7ovO37n4
>>380 そしておめでとう
36回目のBirthday!
>>398 何でそんな微妙な所にアンカーつけてるのか理解に苦しんだけど
ありがとうね^^ そして何そのビミョーな数字、、、、
400 :
ちーちゃん:2010/12/26(日) 01:04:01 ID:Wl07T6sD
「クリスマス 3」
バサッ、バサッ、バサッ
ごごごごごごごと言う大きな地鳴りの音はやみましたが
鳥が羽根をばたばたさせている音はまだ鳴りやみません
それどころかその翼の音はだんだんお家に近づいて来ている様に感じられました
(ほら、サンタさんが鳥に乗ってプレゼントを届けにきてくれたんだよ)
(バカ、サンタの乗り物はトナカイのソリだよ、鳥じゃないよ。ちょっとお前カーテンの隙間から覗いてみろよ)
(え〜、絶対サンタさんだよ)
僕は二段ベッドの下から起き上がり、カーテンの隙間から窓の外を覗いてみました
(つづく)
世界の始まりも終わりもなく
日々はただ続いている
わたしたちは勝手に始めて勝手に終わる
時間には限りなどなく
ついていけるかどうか
振り切れば音を気にせずにいられるかもしれない
そして穏やかに
いつかは静寂に
ただただ漂って
消えてなくなる
それが世界
402 :
ちーちゃん:2010/12/27(月) 19:37:09 ID:TuomL6fy
「クリスマス 4」
窓の外にはまだ明るいうちにビニールテープで飾りつけをしたもみの木があります
もみの木の左側にはクリーム色のスチール製の物置がありますが
特に変わった様子はありません
そして
バサッ、バサッ、バサッ
その音はもみの木の右側の方から聴こえてきました
バサッ、バサッ、バサッ
(あれ…?)
バサッ、バサッ
(鳥がいる)
バサッ、
(とても大きな、黒い鳥が)
バサッ、バサッ、バサッ
(三羽…)
(つづく)
「どんつー教の信者」
あのすみません、あなた東方系の方ですよね?
白のカローラアクシオで毎日毎日、大音量でCDを聞きながら煽り入れてるのはあなたですか?
地元ではかなりの有名でニコニコやユーチューブにも煽り動画が掲載されてましたよね?
確か逮捕歴のあるおっさんと聞きましたが・・・。
一番最初の動画があの「盗んでいきましたシリーズ」のあれです。
「わらにんぎょうに わらにんぎょうに ごっすん ごっすん ごっすんくぎ〜」です。
思い出しましたか?
あのすみませんが、伊勢湾岸自動車道でハザード出したまま追い越し車線ずっと走らないでもらえますか?
どういうおつもりかは知りませんが、メーター読みで190km/h近いスピードで追い越し車線を我が物顔で走行しているとの情報も知っています。
大変申し訳無いですが、ここはサウジアラビアではありません。
404 :
ちーちゃん:2010/12/29(水) 00:11:59 ID:/I62lcxT
「クリスマス 5」
(お兄ちゃん、サンタじゃないよ…とても大きな黒い鳥が三羽…)
カー、カー!!
窓の外からけたたましい鳥の鳴き声が聴こえてきました
(大きな鳥ってお前、ただのカラスじゃないか…)
(でも、大きいよ?お父さんより、ずっと大きな鳥だよ?)
(そんなカラスがいる物かよ)
お兄ちゃんはにやにやと笑いながらむくっと体を起こして
ゆっくりと二段ベッドのはしごを降りてきました
(どれどれ…ひゃあっ!!!)
窓の外を見て
お兄ちゃんは腰を抜かしてへたり込んでしまいました
(あわわわわ)
それもそのはず
人間の大人よりも大きなカラス達が
窓のすぐそばまで近づいて来ていたのです
(つづく)
「クリスマス 6」
お兄ちゃんはへたり込んだまま
お尻をもぞもぞと動かしてカーテンを掴むと
ほんの少し開いた隙間をぴしゃりと閉めました
するとカラス達は
コンコン、コンコンとくちばしで窓をつつき始めました
(あああ、何だよ、あの鳥たちは、窓が破られちゃうよ)
お兄ちゃんはカーテンの裾をつかんだまま舌打ちをしてこうも言いました
(棒か何かで追い払ってやろうか)
コンコン、コンコンと窓をつつく音はまだ止みません
でも僕はカラスたちが、ガラスが割れないように窓を叩いている様に思えたので
お兄ちゃんにこう話しました
(これ、ノックだよ、お兄ちゃん、僕、やっぱりあのカラス達はサンタさんの遣いだと思うんだ)
(遣いって、サンタの遣いのカラスなんて聞いたことがないよ!)
(それにお前、サンタさんへの手紙に何て書いたんだよ?ちゃんと英語で書けたのか?)
(か、書けたと思うけど…)
僕は五本ゆびの靴下から手紙を取り出して
お兄ちゃんに読んでもらう事にしました
(つづく)
メス猫のような恋人が欲しいなあ…
しなやかな毛並みで
トラ模様ならなお良い
すれ違うその瞬間に緊張が走る
あなたがいるわけはないのに
このような事象は脳の何という部位が管理しているのでしょう
条件反射的にその顔と姿を密かに確認し
他人だと安心して
そんな自分に失望する
このような私を統べているのは本当に私の脳なのでしょうか
流れる涙は玉ねぎによるものなのか
感傷に浸るヒロイズムによるものなのか
答えが分かれば私は前に進めるのでしょうか
夢を
見た
久しぶりに見るあなたはとても動揺していた
その隣にいる私も同様に気まずそうにしていた
それでも意味を調べてしまう私を止められず
そんな私を私が忌み嫌う
何年も前から変われないこのスタンス
夢を
見ていたのだ
今、私は目覚められているだろうか
どうすれば目を覚ますことができるだろうか
忌々しくも懐かしい
帰りたい場所から
409 :
ちーちゃん:2010/12/31(金) 00:57:30 ID:+wjsaAPZ
「クリスマス 7」
(どれどれ…きたない字だなぁ…)
(だって、しょうがないんだもん、僕は英語のお手紙なんて書いた事がないんだから)
一生懸命書いた手紙をばかにされて僕は少しムッとしましたが、今はそれどころではありません
(いいから、早く読んでよ)
(よし、読むぞ…はいけい、サンタさま…出だしは日本語なんだな…)
(うん、僕は日本語のスマート本が欲しいんだから、僕が日本人だって事を匂わせておかなくちゃ)
(へぇ…アイ、ウオント、スマート、ブック…なんだ、ちゃんと英語らしいじゃないか)
僕はとても誇らしい気持ちになりましたが声には出さず
心の中で(へへん…)と言いました
(ディア…サンタ…)
ここまで言いかけると、お兄ちゃんはとつぜんだまりこんでしまいました
(…)
(…)
(つづく)
410 :
まるちーちゃん:2010/12/31(金) 01:04:03 ID:+wjsaAPZ
でも…
トラ模様がいいなんて言っている所を
ブチ模様の彼女に聴かれたらどうする?
そんなものはまるで
井上和歌の待受画像が設定された携帯の画面を
貧乳の彼女に
見られる様なものだ…
411 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/01/02(日) 22:07:32 ID:R5AefnW6
「クリスマス 8」
(お前…)
(え?)
(サンタクロースのスペル、間違ってるな)
(本当?)
(うん、サタン…クローズに、なっているな)
(でも、そのくらいの間違いなら、サンタさんの事だって分かるだろ?)
(うん、そんな気もするけどなあ、でもサタンクローズって言う言葉も英語には、あるんだよな…)
(え?…どんな意味?)
(悪魔の…カラス達だよ…)
(ええええええ!!??)
(つづく)
412 :
◆maltese.Zk :2011/01/02(日) 22:11:14 ID:R5AefnW6
そう、それはとても肌理細やかで
小振りな乳房だった
カップの底にプッチンの付いていない
上品なプリンの様な
僕の乳房
413 :
ちーちゃん:2011/01/10(月) 02:15:35 ID:vvuGQfBL
「クリスマス 9」
(じゃあ…もしかして僕が、あの大きな鳥たちを、呼んじゃったのかな…)
(ああ、きっとそうだよ。でもどうするんだよ?あんな大きなカラスを呼んじゃって…)
カー、カー、カー
(しかも…)
バサッ、バサッ、バサッ
(悪魔の…)
コンコン、コンコンコン
(カラスだぞ!!!!)
ガシャーン!!!
(うわあぁぁぁ!!)
(うわあぁぁぁ!!)
(つづく)
414 :
名前はいらない:2011/01/10(月) 02:34:07 ID:vvuGQfBL
他人の家の壁に下手くそな落書きをする
芸術家としての己を探究し
その筆で、スプレー缶で
脳内のイメージを正確に描き出す
又は自らの脳を超越したミスタッチで
壁を切り刻む
数人は落書きにサインを残すだろう
それは犬、猫のマーキングだ
だから他人の家より
時に尊い
415 :
名前はいらない:2011/01/10(月) 02:38:29 ID:vvuGQfBL
観客は少ない方がいい
握手の長さは
ファンの数に反比例する
ファンが一人なら一日中
一人も居なければ
揉み手だが
かけらの上に やぐらを組もう
かの人が組み合わせた そのかけら それこそが我らが大地!
やぐらを 建てまし 建てまし 華やかなる壮麗なる… 我らの宮殿!
幻想を愛せ腕に抱え込めしかるに翼広げ…
かの人はかけらを崩してしまった?崩壊する幻想 閉ざされた黄金郷
甘い信頼は全て箱の中
だが見よ 我らの宮を
未だ揺るがず その崩壊さえ飲み込み 枝を張る
もはや既に 大地の支えさえいらぬ
これぞ 我らの …
417 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/01/14(金) 02:45:04 ID:Vf6VXbmY
「クリスマス 10」
ついにくちばしのノックで窓ガラスが割れてしまうと
バサバサッ、バサッ
カラスたちはおどろいたようにいっせいに窓から離れました
それはカラスたちがわざとにガラスを割ったのではなく
間違えて割ってしまったと言うようなかんじでした
(うわあぁぁぁぁ!!)
(うわあぁぁぁぁ!!)
そして僕たちがカラスがあまりにも大きいのと
ガラスが割れてしまった事にびっくりしてさけんでいると
カラスたちはゆっくりと窓の方に近づいて
首をかしげていました
トントン、トントン
(ちょっと、何の音?開けるわよ)
お母さんの声です
(つづく)
子供が産めない私にとって
貴方のデキ婚の知らせはかなりキツかった
よりにもよって「できちゃった」って???????(ノ´▽`)ノ ⌒(呪)
あーあ
もう完全に無理じゃん
たとえ私が離婚して一人になったってもう行くとこなくなった
もし不倫することになっても相手は絶対貴方だけ!って一人心に決めてたけど
今となってはいったい何の決心だったのか…
相手が子持ちでW不倫じゃシャレになりませんわ〜
もう笑うしかないってw
幸せは願ってるけど
貴方ってやっぱ最低
せめて笑ってよ
口が裂けるほど心から幸せそうに微笑んで
本当は結婚したくなかったなんて口が裂けても言わないで
私のことは忘れてよ
受け取ったものは全部土に埋めて埋葬するの
そうして私のお葬式を
そういう儀式は実際に心理的効果があるんだから
あんた
あんたがどんなに付き合うの大変か私はよく分かってるし
お嫁さんのこれからの試練も想像つくんだよね
ショックはショックだけど羨ましいかというとまた微妙なわけで
ましてお嫁さんを傷つける側に回ろうとは思わない
貴方が一番私に言われたくなかった言葉は「バカ」
違う?
けどはっきり言ってやる
自分で自分の夢も希望も潰して
あんた本当バカだわ
「一生結婚しない」なんて初めから無理だろうと思ってた
だってそんなに精神的に弱いのに一人で死ぬまでいられるわけないって
もうちょっとしっかりしてるならともかく
吹けば飛ぶよな思想と観念じゃ遅かれ早かれ世界観ごと崩れるなって
まぁたまたま順番が変わっただけだよね
いずれ結婚してただろうしそのうち子供もできたろうし
何かの拍子で順番が変わっただけなんだと思っとくよ
それに私は
「世界」を終わらせる存在にはならずに済んだわけだしさ
今日も寒くて青空
あおぞら
死んだらいいのに
死んだらいいのに
死んだらいいのに
私がね
翼なんかなくたって空は飛べる
重力の法則で何秒間かは飛べるでしょ
けど膝に乗った子猫が大きくなりすぎて重くて
すっかりくつろいでまったりとさっきからお休み中なわけ
ちょっと起きては寝ぼけ眼でふらふらと立ち上がって
何もせずにまた座り込んで寝てる
ちょっと髪の毛が動いただけで一大事かのごとく目を覚まして
本気で髪の毛に飛び掛る
このおバカな子猫が私の顔を見上げながら大あくびをして
もしかしてママは空を飛べるかもなんて思ってもいないの
そんな寝方じゃ苦しいだろうに
なんでべったりくっついてくるんだろって
この子が来てから私ちょっと元気になった
だからさ
大丈夫
423 :
maltese ◆Puppy/.mvc :2011/01/15(土) 00:21:27 ID:bhQ83dvI
「クリスマス 11」
(きゃぁぁぁぁ!!)
窓ガラスの割れたところから顔をだしているカラスをみて
お母さんはものすごい悲鳴をあげて居間の方へ戻って行きました
(お父さん、お父さん、ちょっと、ちょっと来て!)
(なんだよ、うるさいなあ、今テレビ、いい所なんだよ…)
(いいから、早く来て!カラスが、大きくて、窓が…!)
(お前も、ちょっと落ち着いて…まったく、どれどれ)
ギィィ…
(うおっ!!な、なんだ!この、カラス!大きくて!!窓が!)
そう言うとお父さんは後ずさりしたまま固まってしまいました
カー、カー、バサッ、バサッ
カラスはガラスの割れた所から出した顔をくいっと横に向けて
クチバシで
カチャン…
窓の鍵を開けてしまいました
(もうっ、こ、このイタズラカラス!あっちへ行きなさい!!)
お母さんは僕の勉強机の蛍光スタンドを振りあげて
カラスを追い払おうとしました
ガラガラガラガラ
カーッ!バサッ、バサッ
(つづく)
424 :
◆maltese.Zk :2011/01/15(土) 00:35:16 ID:bhQ83dvI
愛って、何だろうな…
例えばロイズの生チョコみたいに
口溶けが柔らかく、スウィートな物だろうか
それとも俺が今舌で転がしているコニャックみたいに
味わい深く、ほろ苦い物なのだろうか
いやいや、それは塩辛みたいに
塩っ辛くて、生臭くて、癖になる味なのだと
鏡に映ったガウンからはみ出るキンタマから
教えてもらったって
謎は深まるばかりさ
「罪悪」
他人の展覧会に無断で自作のだまし絵を飾る
青空を舞う羽衣の天女の絵に
業火に焼かれる地獄の住人達を隠した油絵
白いワンピースにピンクのリボンの帽子の少女が
俺の絵の前で立ち止まり指を指す
ママ…地獄だよ
まあ、本当地獄だね
母親は優しい笑顔のまま娘の手をひいて次の絵へ
誰もが地獄と呟いて平静な顔のまま素通りして行った
俺は青空を舞う天女に詫びて
会場から逃げ出した
[ エフェクト ]
邪魔。
超邪魔。
詩作に歌はおそろしく邪魔。
せめてインストゥルメンタルだったら気分の上下だけで済むのに
歌が入ると鮮烈に駄目。
この単語どうしようかなって考えているところに
余計なセンテンスをどんどん入れてくる
要らない、要らない、そんな単語
要らない、要らない、そんなフレーズ
もう、邪魔すんなよ! って停めてやると
静寂とファンの音が苛々しい
仕方ないので、小さく流す
え、何て?
聴き逃したフレーズが気になってボリュームを上げてもう一回聴く
1曲じゃ足りなくなって、口ずさんで30分が経過
文章は遅々として進まない
無駄にラフに仕上がった
無駄に可愛く出来上がった
無駄にミサイル搭載型だ
無駄にハッピーエンドになった
無駄に三枚目テイストだ
君の歌というエフェクターにかかって
僕という原型を留めない文書
そこには君の残像が踊って
だからこそ僕は
たまらなく好き
427 :
名前はいらない:2011/01/17(月) 21:06:23 ID:eMx9+dw4
風
ある夏の事・・・
風がひとすじふいている
ヒュルルルルルル・・と
静かにふいている
僕もこの風の様にどこかに行ってしまうのだろうか・・・
フッとそんな思いが頭をよぎった
そうだろう・・・いつか誰しもこの風の様にフッとどこかに行ってしまうのだ・・・
・・・ある夏の事だ風がヒュルルルルルルとふいている・・・
「どこ行ったんや」
なんでやねん、おれマジメに留守番してたやんけ
お前が「ツワリでしんどい」言うから、「ほんなら実家帰りぃや」って言うたら
「実家は居心地悪いからあんたの実家に世話になるわ」って
「ほなそうしたらええやん」って言うたよ。
それは事実やし、それでええやんけ。
ほんでウチの実家で一週間ほどはのんびり上げ膳据え膳やったんちゃうんけ?
生まれて2年経っとる上の子(おれらのカワイイ娘)も一緒やから
ノー天気なおれのオヤジやオカンは大歓迎ムードやったんちゃうんけ?
なんでやねんな。
おれ、お前らおらん間、独身の時みたいに自分の弁当詰めたり
あんまりカネ使わんように晩飯はスーパーの割引シール貼っとる弁当を
嬉しそうにレジのおばちゃんに持っていってたんやで?
おれはおれなりに我慢とか気ぃ使ったりとか、いろいろ考えとったんやで?
せやのになんやお前、やっと帰ってきたと思たら
「なんで保冷剤出したんや、これは使うから冷凍庫に入れとんやで?あんたわからんかったんか?」
って。。。。
おれマジで「え〜〜っ?」って感じで、そりゃ声も荒げたりしちゃうわな
「お前なぁ、冷凍庫が一杯で、これ出さんと弁当の冷凍食品入らんかったんやからしゃーないやろが!
おれがひとりでこの一週間やってきたんやから、文句言うなや!」
言うたよ。おれはオトコのコやからな。
言う時はわりかしガチコン言うたるねん。
「文句あるんやったらおれに家事させんようにするか、お前がどっかいけや!」
結構キマッタよ。これ。おれ余韻でのぼせそうになったもんな。
でもおれ普段はそんなにでかい声出すタイプちゃうし、それ言うてすぐ自分の部屋に入ってしもてんな。
あ、おれ音楽とかやってるし、自分の部屋あるねん。ほんで昨日はちょっとした大きいライブがあってんな。
臆面もなくはっきり言うけど、おれ、褒めて欲しかったんや。
「ワタシがしんどくておらへん間にいろいろやってくれて、そのうえライブもちゃんやっててえらいな〜〜〜〜」←って!
言うて欲しかったんや!
それがなんや、がっかりするわ「保冷剤出さんといて」って・・・・
話変わるけど、おれ明日会社の休みとってるから、今持ってるデジタル一眼レフ売って違うの買いたいねんけど
ちょっと機材掃除するんに、シュポシュポが見あたらへんねん。おれの記憶では娘が遊んでた気がするんやけど、
なんちゅぅタイミング悪いんや。こんな時にきかれへんやろ?
「おい?シュポシュポどこ行ったんや?」って
絶対ムリやでこのタイミングでは「ショポシュポ」って単語がそもそもあかんわ
夫婦喧嘩してる時に「ショポシュポ」って言うたら絶対負けやわ。
せやから、おれ、探してんねん。本気のマジやで。軽い気持ちちゃうで。
どこ行ったんや?おれのシュポシュポ。出てこ〜い!シュポシュポ〜〜〜
430 :
名前はいらない:2011/01/18(火) 02:15:56 ID:CPILuIC/
「解決策」
デジタル一眼レフ売ったお金をたしに
自分の貯金崩して新しい冷蔵庫を買う
これで夫婦円満間違いなし
431 :
名前はいらない:2011/01/18(火) 02:27:54 ID:CPILuIC/
「教授、日付が昭和です」
冷凍室がすぐ一杯になる家ってよほど冷蔵庫が小さいか(シングル用)
中身が整理できてなくていつもぐちゃぐちゃなんだろう
うちではそんなこと起こった試しがない
保冷剤が入らないってどんだけ
432 :
名前はいらない:2011/01/18(火) 02:56:54 ID:CPILuIC/
「距離」
ファン
私
その他関係者の皆様
貴方
433 :
(^o^)rn':2011/01/19(水) 01:44:54 ID:ofFktx0f
「クリスマス 12」
バサッ、バサッ、
お母さんの振り回す蛍光スタンドを避けながら
ついにカラスが一羽、窓をくちばしで開けて部屋の中へと入ってきてしまいました
カー
(はあ、はあ、もう、何てすばしっこいカラスなの)
お母さんの背丈よりもっと大きなカラスですが、
すばしっこくて蛍光スタンドはかすりもしません
そして
ガシャン
お母さんの振り回す蛍光スタンドが机にぶつかって壊れた時
カー
もう一羽のカラスが部屋の中に入ってきてお母さんの服の襟をくちばしではさむと
バサッ、バサッ、バサッ
(きゃあ)
カラスはお母さんをくわえたまま遠くのポプラの木のところまで飛んでいって
高いところの枝にお母さんの服の襟をひっかけてしまいました
(こ、こら!おまえたち!俺の嫁に、何を…ププッ、プップププ…!!)
木の枝に引っかかったお母さんの姿を見て
そのあいだじゅうずっとニヤニヤとしていたお父さんの笑いが
止まらなくなってしまいました
これはきっとカラスの魔法のせいに違いありません
(つづく)
前へ
前へ
前へ!
私は変わり続けるけれど
桜に桜が咲くように
私は私であるのでしょう
薄れて消えるその日まで
私は私でいるのでしょう
死なんとすれば生き
生きんとすれば死す
信長だか秀吉だか家康だかがそう言ったらしいだが
確かに死ぬ気で闘っているときのほうが人は強いらしい
逃した魚はでかい
が
逃げた魚はまた捕まる可能性もある
どっかで生きてればね
おそらくその世界は官僚化してる
そして埋蔵金ならぬ埋蔵借金があるんだろう
外部の人間に見せられないものがあるからプロを雇わない
現状把握ができないまま再建も何もあったもんじゃないのに
上の人間がプロを嫌がるのはつまりそういう理由があるから
本当にどうにかする気があればどうにかなってたはず
知識や能力がないのに内々で何とかしようとした結果対処が遅れ崩壊したんだろう
そういう意味では誰かさんはまるで
官僚の下で働く公務員
自分の力を過信している上司ほど怖いものはない
周りの誰も信じてくれなかった
君が私を好きだってことをじゃない
君が私を「知ってる」ってことを
無理もない
自称○○はいくらでもいる
周りからしたら私は頭がおかしくなってしまった可哀想な子で
親しい人にさえ哀れみの目で見られるのが辛かった
「前はこんな子じゃなかったのに…こんなふうになってしまって…」
私の頭の中には確信があっても
ただそれだけで証拠は何も無い
おまけに君にどこにも行かないでと言われて
私はもう壊れそうだった
私は「誰」なの?
私は本当に「存在する」の?
本当にただの妄想ならまだ辛くなかったかもしれない
でも妄想じゃないことは
誰も信じてくれなくても私は知ってる
結婚どころか何もかもが不確かで
最後に君が吐いた嘘が
残された最後の希望さえ壊してしまった
私はとても愚かで
自分でも愚かだということがよく分かっていた
いっそ本当に気が狂ってしまっていたら楽だったろうに
でも気は確かだったから
よけい辛かった
いくらでも笑っていい
君以上に私が私を笑ってる
お風呂の湯気で曇った窓に
メッセージを探す寒い夜
「なにしてんねん→おれ」
なんで肝心なオチの所で「ショポシュポ」とか打ち間違えてんねん。
しかも2回も・・。あほかおれは?え?あほかおれは?え?
「シュポシュポ」やろが。ど〜考えても「シュポシュポ」や。
そりゃわかるで。相当酔ってたわいな。
久しぶりに家族が揃て、ほな焼肉行こか?ってなるやんなぁ、ふつう。
ほんで、まぁ、おれらなんか社会の底辺で半分潰れてるような身分やから
喰い放題、飲み放題コースや。
ヨメは身重やから飲み放題ちゃうんは当たり前田のラッシャー木村や。
おれは調子に乗って生ビール4杯と「生まっこり」2杯や。
「もっこり」ちゃうで、「まっこり」や。下品な飲みもんちゃうからな。
ほんでええ感じで喰って飲んで、狭くて汚いけれど楽しい我が家に帰ってきたらあれや。
保冷剤事件勃発や。
しゃーないやんか、なぁ。人間なんか完璧ちゃうねんから
あんな事件があったら誰だって喉が渇くっちゅーか、脳味噌の細胞がアルコール的な刺激を欲するもんなんや。
おれは痛む心に消毒液を流し込む勢いで日本酒をぐぐ〜と、飲んどったわけや。
ほんでやり場のない思いをくしゃくしゃに丸めて捨てられるように
こうやってポエムなんか書いたんや。
せやのになんや「ショポシュポ」って。
打・ち・間・違・え・と・る・や・な・い・か〜〜〜
なんちゅうか、恥ずかしゅうて、情けのうて・・・おれ
生きる価値ナッシングぅ〜やんけ〜
いやちゃうわ。あかん、あかん。マイナス思考は病気になるから
嫌でもプラスに考えんとな。
ほなこれで終わることにしよか
えっと・・あ〜 そうそうこれこれ → 「まっこり」飲んだら「もっこり」元気!!エヘヘ〜
冬の公園は人もまばら
まるはだかの木をすり抜けて
無臭の風が吹いてくる
小さな手を握って歩けば
ごらん
土の上に誰かが描いた地上絵
足跡でサクサク葉っぱを描いて
ささやかな仕上げをしよう
君の背はずいぶん低いから
君に合わせて歩くのは大変だ
ただ君が私より大きくなったら
一緒に歩くことはない
拙い地上絵の上の
小さな君は冬の球根
冷たい風にふれて歩き
私を外に連れ出して
無臭の風にかすかに緑のにおいを混ぜ
暖かなほっぺを見せてくれる
441 :
(^o^)rn':2011/01/22(土) 23:41:29 ID:7N63D5kz
「クリスマス 13」
(どうしよう…!お母さんが、お母さんが木の枝に引っかけられちゃった…!)
(お父さん、お父さん、何とかしてよ…!!)
お父さんは木の枝に引っかけられたお母さんの方を指差しながら
笑いをこらえるのに精一杯です
カラスの魔法はそれほど強力なのでした
今はお父さんに頼る事は出来なそうです
(お兄ちゃん、お兄ちゃん…)
バサッ、バサッ、バサッ
お母さんをくわえて飛んでいったカラスが帰ってきて
ついに三羽のカラスが皆、部屋の中に入ってきてしまいました
お兄ちゃんはカラス達の前に立ちはだかってこう言いました
(だ、大丈夫…お兄ちゃんが何とかして見せる)
僕はお兄ちゃんの背中にしゅっと隠れました
(つづく)
一ヶ月に一日くらいは女でもしたくなる日がある
でも一年間で12日だけだと思うと、男と女って全然違う
困ったことにその一日の中でも波があって
お風呂から上がった頃にはもうどうでも良くなってたりする
タイミングが合うって難しい
443 :
名前はいらない:2011/01/23(日) 08:26:08 ID:iEiQtGII
あまりにも酷いので国連に通報しました
仕方ないよ
女は好きな相手に対してじゃないと性欲なんて湧かないんだから
性欲だけが別になるのはせいぜい一年に12日程度
信用できないとか浮気したかもしれないとか一瞬でも思ってしまったらもう冷める
365日相手は女なら誰でもいいなんて男のほうが頭が異常
でも子孫残せなそうな人に限って性欲が強い気がする
本能的なものなんだろうけど
ガツガツした男が嫌われるのは女にとってDNAレベルで好ましくないからだろう
距離を置いて関わるまいとするのは本能的に身を守ってるんだと思う
[ ショッピングモール ]
ショッピングモールの一角で
突っ立ったまま動けないでいる
一緒に来た誰が呼びに来ても
ラバのように断固動かない
だってそこのスピーカーが
流しているのを聴いてみろよ
この店の服はぱっとしない
隣の雑貨もどうでもいい
けど
この曲は最後まで聴いていきたい
そんな頭の可哀相なのが俺
“みんな”はホトホトあきれ果てる
“みんな”は赤札の数字や、流行りの形や、連れてきたガキの挙動に関心がある
通路のピアノも向かいのレゲエもよそのPOPも聞こえちゃいない
ずいぶんでかい音でかかっているパンクロックのシンプルな詞が
騒音とすらも認識されない
平和で日和見、平穏、安穏
休日のショッピングモール
ちっぽけな俺は一人レジスタンス
ショッピングモールの一角で
突っ立ったまま動けないでいる俺
を呼びに来てミイラ取りがミイラ
一緒にそこから動けないでいる
そんな頭の可哀想なのが友達
ショッピングモールの一角で
突っ立ったまま動けないでいる
俺より先にソコにハマってて
俺に気付いて激しく手招き
そんな重度に可哀想なのが相棒
ショッピングモールのゴキブリホイホイ
バカが並んで張り付いている
447 :
ちーちゃん:2011/01/23(日) 16:21:59 ID:x+fm2lZC
「レジスタンス・レジスター」
能無しの屑レジスターはデカイばかり
スターみたいに威張っちゃいるが
店員のあの娘が世話しなきゃ
何も出来やしない
スターはあの娘さ
紺色のエプロンがイカしてる
今日も馬鹿のレジスター
あの娘の指で弾かれては
ピピッなんて
間抜けな声で鳴いてやがる
俺の初恋の障害はレジスター
俺の恋心への抵抗分子
レジスター
仕事みてえに弾かれては
口を開いて金を出す
そんなヤツさ
レジスター
448 :
名前はいらない:2011/01/23(日) 16:28:46 ID:x+fm2lZC
やりたくねえ時に
やる気のねえ女とやる事程
ショボイモンは
ねえのさ
449 :
名前はいらない:2011/01/23(日) 22:30:01 ID:x+fm2lZC
だからまずはやる気を出させて
やらなくちゃならねえって事かよ
ああ…お前の胞子を飛ばしたいなら先ずは奉仕だな
でも…、彼女Mだぜ?
知らねえよ
450 :
名前はいらない:2011/01/23(日) 22:35:10 ID:x+fm2lZC
知らねえだと?さも知ったげな事を抜かしやがってこの女も居ない俺
うるせえな別に女なんか要らねえんだよとっとと田舎へ帰りやがれ
ひどいです(泣)
いつか観たショートドラマ
男は静寂を求め終には自身の鼓動を止めた
自分だけしか存在しない部屋で
彼は完全を手に入れた
彼は微笑んでいた
いつか見たショートストーリー
少年は自分以外の全てを殺した
自分しか存在しない世界で
彼は平安を手に入れた
彼はとても穏やかだった
私の完全は
私の平安は
手に入れられるだろうか
誰もいらない
介入なんてしなくていい
漂うに穏やかに眠りたい
あなたを思う時に浮かぶもの、
今朝話したときの声?
さほど美しくも醜くもない顔?
中肉中背の体つき?
いいえ、
あなたを思うとき
私は暖かい空気を思い出します
私のわがままはともかく、
私の未熟な善意をためらわず受け入れる
そんな気安さを
この根無し草に与えてくれる
そんなあなたの空気を思い出すのです
453 :
名前はいらない:2011/01/24(月) 12:21:06 ID:dtasq87M
なぜ、市議候補の多田よしふみは、
学歴を隠すのだろう?
中卒だからか?
なぜ、市議候補のただよしふみは、
産まれたての子供を選挙運動に連れまわすのだろうか?
前の奥さんにDVした噂を消すためか?
454 :
(^o^)rn':2011/01/24(月) 18:52:35 ID:uWsmirAl
いや〜、うちの旦那のIEEE1394がさあ…え?DV?何それ
それより何故にセン五とここにポスティング?
これらのスレは荒らしても問題ナッシング?
あんなくそスレと一緒にするな!
プンスカー
ごめん
セン五スレは糞や無かったね
アンダーバーが
糞なんや…
最近居ないけど
寂しいなぁ
(^o^)rn'
456 :
名前はいらない:2011/01/25(火) 00:57:02 ID:ePuF8X4U
そう、
こうやって書いとけばなぁ、
余計に
出づらくなるんや
そろそろ年表を作らないといつ何があったのか記憶がごちゃごちゃになってきた
年表ってどんだけ
[ 勤務表作成 ]
勤務表を作らなくちゃならねえ
月に2度も、作らなくちゃならねえ
この『なくちゃならねえ』ってのが心底嫌だ
気分を変えようと試みる、けど
『たいな』ってならねえ
なるわけがねえ
『勤務表作りたいな』なんてな
お前出勤、
お前も出勤、
どいつもこいつもずっと出勤。
みんなの休みを根こそぎ奪って
俺だけ毎日休みにしてえな
希望休とか。
死ねばいいのに。
予定が沢山で宜しゅうございました。
全部おじゃんで残念だな、ハ
お前出勤、休憩はナシ。
お前も出勤、休憩はナシ。
朝から晩までずっと勤務
月から日までずっと勤務
俺だけずっと休憩してたい
俺だけ毎日休みにしてえよ
ボス、
ボス、
ボス、ボス、ボス、ボス、
あんたの眼鏡は度が合ってねえ
昇進させる奴を間違えた
尾てい骨に右腕はムリだ
他の手先が泣いてんぜ
尾てい骨は尾骶骨らしく
クソ見てるのがお似合いだろうぜ
白いマスが埋まっていかない
希望休とか。
死ねばいいのに。
事務のねえちゃんがイライラ待ってる
アノ日が近いのか? いつもより悪い
休みナシでいいんじゃねえのか?
こいつら結構頑張る方だぜ?
白いマスが埋まっていかない
ボスの眼鏡は度が合っていない
尾てい骨は現実逃避
白いマスは埋まっていかない
事務のねえちゃんがイライラ待ってる
事務のねえちゃんがイライラ待ってる
どいつもこいつも
死ねばいいのに
朝から晩まで、
月から日まで、
毎日毎秒、
働いて死ね
(2/2)
事務のねえちゃんがおっぱいを押し当てる
牛乳を飲んでいるのか?いつもより大きい
下着も外していいんじゃねえのか?
俺って結構良い仕事する方だぜ?
白いマスかいたら出る液体
ボスの空き缶に上手く入らない
尾てい骨は俺の性感帯
白いマスかいたら出る液体
事務のねえちゃんがおっぱいを押し当てる
事務のねえちゃんがおっぱいを押し当てる
パンティもブラも
脱げばいいのに
朝から晩まで
月から日まで
オイラ一人で
そんな妄想
2レスあったのか…うめぇな
勝手に続編作ってんじゃねえよ(w
自分は大抵、頭にタイトルつけとくタイプです^^
「ネコが死んどった」
おれがチャリンコで通勤しとる途中でアレや
ネコが死んどった
おれ毎朝がホンマ死闘の連続やから
横目でチラっとしか見れんかったけど
アレは間違いなくネコやった
白ネコや
四車線あるうるさいロード沿いの
汚い植え込みのちょっとしたスペースに
アレはドロンと倒れとった
おれはホンマ朝は死闘やから
一瞬たりとも気を抜いたらアカンねんな
ま、平たく言うたら
社会の信用に関わるわけや
ええ大人が「出勤時間遅れました〜スンマセ〜ン」とか言える訳ないやろ?
おれはもう大人やねん。な
ほんで、その死んだネコはそんな全速力なおれを一瞬
「ネコ死んでますワールド」に連れ込んでくれたんや
チラッと見ただけやけどすぐに分かったで
内臓出とったもんな。紐みたいなんが。
あれは「ネコ死んでますワールド」でも結構強烈なシチュエーションや
おれ、無意識にペダル漕ぐ力弱まってもて、絶対アカン考えを脳みその浮かべてしもうたんや
アレや。「飼い猫やったんかなぁ?」←これや
これ思うたら、もうおしまいや。ホンマのオトコやったら、そんな事どうでもええのに、おれはアカンねや
飼い主が心配しとるんとちゃうか、とか、こんな姿を見つけた時に飼い主はめっちゃ心痛むんやろな、とか
どうやって連れて帰るんやろか、とか、カラスが喰ってしまうんとちゃうやろか、とか・・
なんか嫌な気分になってな、出勤途中やけどコンビニ寄ってビールでも勝って飲んだろか、みたいな気分になったんやけど
さすがにおれ、社会人やから、職場のトイレでオナニーだけしてスッキリしたんやな。
ま、嘘やけど、ホンマみたいな話やから勘弁してや。
え〜っとアレや、そうそう。これこれ →オナニー万歳!!エヘヘ♪
464 :
名前はいらない:2011/01/27(木) 15:32:47 ID:o8NvlgHr
広島カープ
>>463 優しい文章やな
場の空気が沈まんようにも心がけとる
しかし、関西人って怖いな
ワシ、一回だけ大阪に行った事あんねんけど
親父二人が喧嘩してるみたいに話してんねん
で、ワシが「あれ、やばいんちゃう?」ってツレに聞いたら
「ああ、関西じゃあれが普通や」やて
へぇ、なんちゅう乱暴な日常会話やなんて思うとったら
そのオッサンらエキサイトしだしはって、チャリンコ振り回しての大喧嘩や
で、ワシが「あれ、やばいんちゃう?」ってツレに聞いたら
「ああ、関西じゃあれが普通や」やて
なるほど五分後にはその親父ども肩組んで帰って行ったもの
怖いわぁ…関西
466 :
まるちーちゃん:2011/01/29(土) 10:17:13 ID:UmsbOtf3
しかしホンマに人おれへん板やなあ。おかげでのびのびくつろげるわあ。ふう…。
467 :
名前はいらない:2011/01/29(土) 10:19:39 ID:UmsbOtf3
と、そこへviperの襲撃が…!!
来ない
468 :
名前はいらない:2011/01/29(土) 10:22:17 ID:UmsbOtf3
>467
スペルまちがえとるで。VIPPERや。
469 :
467:2011/01/29(土) 10:23:36 ID:UmsbOtf3
わざとやもん。
470 :
名前はいらない:2011/01/29(土) 15:25:13 ID:UmsbOtf3
↑言い訳ワロスw顔もIDも真っ赤だぞwww
471 :
名前はいらない:2011/01/29(土) 15:26:24 ID:UmsbOtf3
オマエモナー
472 :
名前はいらない:2011/01/29(土) 18:43:02 ID:4V3E0vQ0
ひどい自演を見たあ
473 :
名前はいらない:2011/01/29(土) 19:30:05 ID:RfAtnX5O
てすとむ
476 :
ちーちゃん:2011/01/29(土) 23:18:29 ID:kmRIyGCu
「クリスマス 14」
お兄ちゃんは僕をかばう様にカラスたちの前に立ちはだかりました
そして三羽のカラスを順番ににらみつけました
お兄ちゃんの正面の左側のカラスも右側のカラスも
そして後ろに控えた一回り大きなカラスも
じっとお兄ちゃんの顔を見つめています
(お兄ちゃん、お兄ちゃん…)
お兄ちゃんは返事をしません
とても張り詰めた空気に時間を忘れそうになったその時
びゅおおおおぉぉぉううぅ!!
割れた窓ガラスから突風が吹き込んできました
(いまだ!!!とう!!)
お兄ちゃんは正面の二羽のカラスに両拳を突き出しました
(ダブルパンチだ!!!)
パクッ、パクッ
完璧なタイミングで繰り出したパンチでした
しかし、カラスのほうが一枚も二枚も上手でした
お兄ちゃんの右手は右のカラスのくちばしに
左手は左のカラスのくちばしにくわえられてしまったのです
(うわあ!痛い、はなせえ!!)
(あああ、どうしよう…)
(つづく)
477 :
名前はいらない:2011/01/30(日) 16:05:05 ID:Lfieq4pQ
>>472 君も是非新しい自演スタイルを提唱していってくれ!
「虫食い」
おれには子どもが一匹と
あとヨメの腹ん中で熟成しとるやつと
あわせて二匹おるんやけど
なんちゅうか、自分の考えにドッキリする瞬間があるんは確かやわ
世の中には恵まれへん子どももおって
ニュースで流れる度にほんま嫌な気分になって
メシがまずなるからチャンネル変えるんやけど
まだ小さい子どもへの虐待なんか
体じゅうの毛っちゅう毛が逆立つくらい嫌や
子どもなんかは何が何でも守らなあかん存在やろが!
それを何しとるんや!って、いつもよりビールを一本多く飲みとうなるんや
ほんまいっその事テレビなんか壊したろか、と思うくらい知りとうない情報なわけや
ほんでもな、時々やけど、ほんま一瞬やけど
おれも忙しいのに、やりたい仕事とかまだ残っとるのに
わがままばっかり言うてヨメさん困らせて
おれの一番大事なヨメがしんどそうにしてるんとか見ると
イラってくるんや
言葉でなんぼ言うても理解なんかせえへんのは仕方ないのに
ほんま叩いてでも言う事聞かせようとか思う瞬間があるねんな
子どもなんか叩きとうないし、今まで叩いた事もないけど
こんなにヨメを困らせて、おれの仕事を遅らせて
罰を与えても当然なんちゃうやろか?とか思うなんな
いや、そんな理論的やのうて
もっと感情に近い部分で「床に叩きつけたろか」とか思う瞬間があるねんな
この瞬間が一番怖いねん
おれの中にそんな悪魔みたいな感情が棲んどるんか?って自分でびっくりすんねん
せやからあれや、虐待のニュースはもしかしたらあれはおれの身代わりなんちゃうか、って
おれにもその可能性があるのに、ニュースに出とるヤツはたまたま運が悪かっただけなんとちゃうやろか、って
おれ、なんで偽善者ぶっとたんやろか?って
あれがおれの姿やから、あんだけ拒絶してたんか、って
怖いねん。おれ。子どもには絶対手を上げたり
ニュースのあれみたいに痛みを知らんような人間やないけど
咄嗟になんかスイッチが入ってしもて間違った事をするんやないか、って
たぶん、どっかおれの心臓とか肺とか、生きるんに欠かせへん部分に虫食いがあるんやろな
せやから、そこからなんか知らんけどボロボロこぼれ落ちてるんやろな
ひとを頼るんは大人やないけど
どうしたらこの虫食いが埋まるんか、誰に聞いたらええんやろか?
誰か繕うてくれる人がおるんやろか?
そんな人が堂々と胸張っておってくれたら
誰の目にもわかる所におってくれたら
おれだけやのうて、こんな悲しくて嫌なニュース観んと済むんちゃうやろか
なぁ、お前。そういう存在になってくれや
おれからのお願いや
頼む
480 :
名前はいらない:2011/01/31(月) 20:25:36 ID:fLcrhZeo
神様なんて何処に居るのか知らないが
この物語の中に神性を探すとしたら
特に手をやかせる子供の中多く存在するのではないか
全知全能の神が実在したと仮定して…
世界を創造した神はこの世界を誰もが幸せになれる様には創らなかった
それは何故か
それは不平等こそがこの世界の根源だからだ
全ての現象が欲する事を望まなければ
大が小に流れ出る事もせず
時が未来に進む必要も無かった
だから神が行なった行為とは完全なる静に波風を立てて波紋を作り
抵抗や摩擦を産み出しその中に我々が物質と認識する現象や喜怒哀楽の感情を産み出した事ではないか
喜が楽を産み怒が哀を産み、又は楽が怒りを産み、その全ての組み合わせが存在するが
その全ては単独では存在し得ない
これらは全て神の意思だ
その子が多くあなたに与えた怒りは他の現象より多くの神の波紋だ
押し戻せば更に大きな力となってあなたに押し寄せるだろう
我々が静から紡ぎ出された波紋をその余韻まで全うする為には
その力を抗う事なく受け流し高い水位から低い水位まで誘導する事だ
神から与えられた知恵を駆使して神の意思を慈しむ事だ
と、まあここまで考えて見たが腹立つモンは腹立つよな
わたしはとても果報者だ
善良な世界
暖色の会話
わたしはいつも守られて
わたしはいつも逃げている
頭の片隅にいつも存在する罪悪感を拭う方法は存在しない
それこそが与えられた罰
それこそがあなたの証明
わたしが渡る世間に鬼はなく
ただ一人
わたしだけが鬼だ
それでも許されるのならばあなたに会いたい
482 :
名前はいらない:2011/02/01(火) 00:43:24 ID:Ke2EFa0v
ある人は上を向いて歩いたら落とし穴に落ちた
またある人は下を向いて歩いたら上から花瓶が落ちてきた
そうだ、前を見ろ
483 :
名前はいらない:2011/02/01(火) 12:58:01 ID:2lRbPVvF
アカンもんはアカンとおしえてやらなやけどな
けど怒りのパンチはアカンやろな
なんでって言うたら
子供に「なんでそれしたらアカンの?」って聞いたら
「お父ちゃんに怒られるからや」ってなるやろ?
「お父ちゃんこわい?」って聞いたら「うん」って言うはずや
て事はあんたの一歳児の息子がもの凄い怪力で
あんたより喧嘩が強かったら、あんたの言うことなんか聞かんでええ言うことになるやろ
そしたらオトンの方がエーンと泣けばええのや
[風邪っぴきとギター]
喉が痛い
頭が痛い
おなかがすかない
ギターを弾いてる
喉が痛い
声が出ない
ひとりで鳴くギターは悲しい
その声にまた恋をする
喉が痛い
熱がある
医者に行けと叱られる
待合室よりギターといたい
喉が痛い
脳もフェイズシフト
ピックが余計な弦に当たる
ギターもボーっと濁ってしまう
ちょっと太ったんじゃないかレディ
お前のお尻が重たいぜ
どんどん音が外れていって
勝手に宇宙遊泳を開始
"Lucy in the Sky with Diamonds"?
逃げろ
天の川に取り込まれるな
フレットをずれすぎて音がびびる
一小節戻ってもう一度
何なら頭からもう一回
寝込む前にあと少しだけ
喉が痛い
心細い
寝像がよければ一緒に寝られるかな
ストラップつけて仰向けだったら
喉が痛い
蒲団が寒い
ちょっと太ったんじゃないか、レディ?
ちょっと、太った、ん、じゃない、の、か? レディー…
「なるほど集団インフル」
一週間は寝てないと治らないよー
お粥くらいなら電線で送れたらいいのにな
あの黒い紐にお鍋引っ掛けといたら明日着くとか
食べられなくても水分補給を
水かぬるま湯にひとつまみ塩を入れて飲むだけでも
体力の回復は早まる
それも無理なら即点滴です
保菌だか保ウイルスだかの疑いがある体調で
社会のど真ん中に突っ立ってるのは
アレかな、やっぱ
テロかな(・∀・)
488 :
名前はいらない:2011/02/01(火) 23:22:13 ID:W1ABXbFS
君がお腹の中に来たとき
わたしは病んでいて
君がお腹にいると知るや
病は消えて歌でも歌いたいような気分になった
今もふと思う
君はわたしを助けに来てくれたのかと
日々は思うようにいかないことだらけ
天使の君に声を荒げる日もあり そして忘恩の行いに恥ずかしくなる
君との日々を過ごしたある夜
わたしはこんなまぼろしを見た
君が神様に懇願した
「あの人は僕が助けてあげないといけないんだ」
「いいのか?つらいぞ?」
「うん、早いけど僕行ってくる」
わたしは何度も泣いたけれど、このまぼろしが愛おしく、
愛おしく、
いじらしくてたまらない
そして明日もも君と共に行こうと眠りにつく
489 :
名前はいらない:2011/02/02(水) 00:52:22 ID:N4PPMh5v
転校した日の想いで
平均台を持ち上げて
片付けようとしたら
知らない内に乗っていた
女の子に
「力持ちだね」
と言われて
とてもびっくりした事
女の子は華奢で
透き通っているように
みえた
でも顔は思い出せない
[所有格の”の”]
後ろからにして
前はやだ
頭の上、つむじのへん
大きな動物の息が降ってくる
デリカシーが欠落している
机にぎりぎり爪を立てて
若干仰け反り顔を見上げる
女の名前を彫ってるんなら
シャツは着たままでいなさいよ
あったまくるなぁ、もう
ぎん、と包丁くらい睨んでやるけど
目を閉じて気持ち良さそうにしている
こうして机と宜しくやってなかったら
横っ面を張り飛ばしてやるのに
私じゃない誰かの腕
私じゃない誰かの胸
私じゃない誰かの体温
私じゃない誰かの息
私じゃない誰かのキス
シャツの胸にすりすりした時は
私のだと思ったのに
あったまくるなぁ、もう
やっぱ止め
着て
やり直し
私のだったところから
私のだったところまで
もうとっくに答えは出ていた
ただいつも足掻いていた
必死に無駄なことを繰り返して
もうやめた
ばかばかしい
時間の無駄
わたしは自分で幸せを見つける
敵を欺くにはまず味方から
とは言うが
自分について自分自身にまで嘘をついてはいけない
自分は騙せても相手は
騙されてくれる人たちとは限らない
嘘ついてないという嘘
すべて本気だったという嘘
利用したつもりはないという嘘…
495 :
名前はいらない:2011/02/03(木) 12:18:23 ID:bvdUZK7a
フェラ得意
今日の方角
南南東
496 :
名前はいらない:2011/02/03(木) 14:21:07 ID:bvdUZK7a
ウンコしてる時に宅配便が来る
明日も明後日もきっと
497 :
名前はいらない:2011/02/03(木) 15:01:13 ID:SNxUCqjk
日光の良く差し込む白い大きな家
少女は行方不明のままで誰もそのことを口にしない
彼女の両親と友人たちが家中に貼りつけられたセロテープを黙々と剥がす
最後のテープを剥がしたところに彼女はいた
テープは劣化して粘着もなく黄ばみ、触れるとさらさらと粉になった
いつもは寄らない喫茶店に寄っている
一人では決して寄らない喫茶店
喫茶店が好きな母は言う
ここは落ち着かないと
喫茶店が好きな母は選ぶ
ここはゆっくりできないと
一人で寄った私は言わない
ここはとても落ち着いている
一人で寄った私は選ばない
ここはとてもゆっくりできる
私を知る人がいない喫茶店は私の個室
一人で考える時間をくれる喫茶店は私の部屋
家の部屋にひきこもって考えると
気が狂いそうになって眠れない
家の部屋にひきこもって何かしていても
ふと我に返って涙が零れてくる
一人だと寄らない喫茶店
たまには寄ってみたい喫茶店
499 :
名前はいらない:2011/02/04(金) 18:03:49 ID:gkjknoGY
500 :
ネット戦士くすのき:2011/02/04(金) 20:33:23 ID:pT/qWEfc
サンダーフォース信者はロリペドのキチガイ
501 :
ちーちゃん:2011/02/07(月) 12:43:16 ID:iaMh9Ctu
「超人」
人は昇華すると人ではなくなるのだろうか
ニーチェのツァラなんとかも文句ばっかり言って
「さあ、どっか行こう」で終わっちゃったし
神は死んだ
神はどうやら居たらしい
すすんでなった乞食は
ネイティブなナチュラルボーン乞食より偉いらしい
いばってるの?
となりどうしならんでも
少し背筋がのびているのだろうか
あんまり貰えなそうだな。
502 :
名前はいらない:2011/02/07(月) 20:35:04 ID:iaMh9Ctu
「床」
愛しい屋根の下は
お前の胸の膨らみの様で
うずくまると言うか
押し付ける様に
床に寝転ぶ
抱いているつもりが
いつの間にか涙溢れて
この部屋に抱かれて
空を飛ぶ夢の続き
フライパンも枕も
お前の足音を聴かせる
テレビのチャンネルも
お前の好きなドラマの時間には
いつもの
ガラス窓の向こうには
ガラス越しの新しい彼女
愛しい部屋のお前に知られぬ様に
カーテンを閉めたのさ
十月の雨は冷たく
外の彼女を濡らしていたよ
俺はストーブの側で
うずくまると言うか
押し付ける様に
床に寝転ぶ
503 :
名前はいらない:2011/02/07(月) 21:01:42 ID:iaMh9Ctu
「科学の力で僕を変えてほしい」
科学の力で僕を変えてほしい
公園の遊具で上手く遊べる様に
年長の子は格好よく
ジャングルジムで遊べるから
下のほうでうろうろする
僕はきっとジャマをするから
病院に行って直してもらいたい
そうして僕は病院に来ました
大きな待ち合い室で座っている時
診察室の方から
女の子の声が聞こえてきたよ
いったい私はどこへいくの
新しい私がきたら
どこか帰る場所があるのかしら
新しい僕が来たら僕はきっとうれしいけど
シャム猫みたいな女の子の言葉を誰もが忘れたら
女の子の居場所さえわからなくなってしまうだろう
診察室に忍び込んでガラスびんを割って叫んだ
らしい
古い僕の
記憶
女の子は少しずつ幸せになるらしい
ラララ…
504 :
名前はいらない:2011/02/07(月) 21:17:45 ID:iaMh9Ctu
「安堵」
わからない言葉ばかり
わからない感情ばかり
言葉にすりゃ安くなると
違う事を考えている
くだらない世界だとか
つまらない日常だとか
楽しそうな奴を見ると
特にそんな風に思う
見えてる物がみんな嘘で
パントマイムを続けているのさ
だからもう考えなくていい
お前はそんな風に彼女を抱いて
俺をガッカリさせるセリフで
好きになるからオンナが出来る
そうも言っていられない
夜がありそうさ
「正気」
走り出す記憶
とどまることのない闇
この身体から抜いてしまえたなら
血が血を呪う
垂乳根の母の嘔吐物
使い古した焼却炉
腐り果てた耳に聞こえる甲高い悲鳴
あれは
紛れもなくあの子の声
怒れよ
嘆けよ
目の前には荒地しかない
戻る道もない
嫌いなんだすべて
嫌いなんだ
赦せるはずもない
贖うはずもない
血を呪う
嘔吐物が残した傷
お前は明らかに狂っている
生まれる前から狂っている
遺伝子が狂っている
この細胞が核が
呪われている
506 :
名前はいらない:2011/02/07(月) 21:52:26 ID:iaMh9Ctu
茶柱ね 茶柱ね
聞いているのだよ
茶柱ね
ああ、茶柱
それは何処
私はね、聞いているのだよ
「笑止」
抜けた毒が流れ着いて蛇口から出てきた
朝一番に飲み干す
どす黒い水
今日も明日も明後日も
救われない報われない
犯罪者を親に持てば
子も罰せられるのか
親の罪を背負うのか
未来永劫に続くのか
何もしていなくても?
同じ血が流れてるから?
命の終わりに始まるものは何もない
呪っても呪ってもついてくる影は
にやにや笑って私の後をつけてくる
悪意に満ちた血
黒い水を掬う
顔を浸す
この目よもう何も見るな
508 :
名前はいらない:2011/02/07(月) 22:01:21 ID:iaMh9Ctu
茶葉知らね 茶葉知らね
茶葉なら新しいのが戸棚に
あった、飲むかい
ああ、ありがとう
「割愛」
愛を割って割愛
省略するという意味
どういう意味??
寂しさが二人を繋いだ
他に共通点なんて本当は
何もなかったかもしれないのに
悲しい事実
でもそれで良かったのかもしれない
諦めていた多分初めから
理解されることなんて望んでなかった
だって大切な人にこんなどうにもならない苦しみを
自分と共有してほしいなんて
心から望んだりできるわけない
私は独りで良かった
独りでいたかった
生まれくる前の親の業などを私が背負わなきゃいけない理由は
ないはずなのに
へらへら笑って人を傷つけ続ける親の代わりに
懺悔の道を生きているような
自分の身体が憎いんだ
汚いんだ
「被害妄想」
犯人は見つからなかった
今でもふと思う
幼き日
私の友達を殺したのは
父ではないかと
たとえそうでも私は今さら驚かない
不思議はない
511 :
名前はいらない:2011/02/07(月) 22:41:21 ID:iaMh9Ctu
あんたが汚いのか?
あんたは偉いんじゃないのか?
親の代わりに懺悔するなんて
2つ年上の可愛い女の子だった
いつもにこにこして近所でも評判の
遺体が見つかったのは空き家の屋根裏で
父に笑えと言われても私は決して笑わなくなった
写真撮るときも
どんな気持ちで
育ってきたか想像できる?
その子の名前を私は
決して忘れない
「蓮華畑」
蓮華よ蓮華
ピンクに色づいた最後の笑顔の写真
まだ何も知らなかった幼き日
満面の笑み
蓮華よ蓮華
もう燃やして
どんなに大きく引き伸ばしても
部屋に飾っても
もう慰霊だから
その子の笑顔は二度と返らない
もう二度と
514 :
名前はいらない:2011/02/07(月) 23:17:06 ID:iaMh9Ctu
ああ君の
心の在処を探る度
柔らかい乳房に触れる時
僕が伸ばした指先は
時々だけど上手に撫でるのさ
君が痛めた胸の中の傷を
唇と唇が磁石の作用で
瞳と瞳とを近付けて
互いの心に潜り込む準備に
柔らかい目蓋が
視界を隠す
泥の沼の中に落ちる君を
追い掛けると
閉じた目蓋の裏に
君の声が滑り込んで
指を絡めた右手と左手を
離さぬ様に
左手で抱き締めた身体を
強く抱いて
君の奥に もっと奥に
君の全てのイメージに
僕の形を合わせたい
抱き合って
慰霊ってなによ私
遺影でしょ
いっそ捕まったら良かったのに
あの時捕まってたら今の父の地位は絶対になかった
あんな人が社会的な力を持ってはいけない
あの人は人間じゃない
人間じゃないんだよ
でも犯人として捕まったワケではないんだろ?
人を疑うのはいい事とは思えないが
自分にとっても
私は女だから分かるんだよ
私自身被害者だから
もうこの話はしたくない
ごめん
あ、ごめん悪かった
カモメの舞う空 青い海の歌
飛び魚舞う海面を追い越して遠くまで
ゆらゆら揺られて 長い船旅も
終わりに近付いて見馴れぬ海岸線の景色へ
悲しみを求めて出掛ける旅が無いように
君の今日が良い日である事を望む
終わりまでの旅に
無限の終点が幾つも
その度に嬉しい日々があるだろう
立ち止まる時には
悲しい日もあるけど
それは新たな旅路の始まりの駅
「ちーちゃんさんへ」
意味は解りかねましたがどこか温かい詩ありがとう
あなたには悪気がなく
多少おかしいけれども性根が腐っているわけではないのは判ります
age続けなかったらもっと良かった
私の周りは子供の頃からおかしな大人ばかりだったのです
こういう人たちにはなりたくないという意志の積み重ねが私という形に結実し
それで真逆の性格に
忙しい母にはほとんど会うこともなく過ごした幼少期
面倒をみてくれていた父の裏切りは
とてつもない衝撃でした
私には帰る家がない
懐かしい家がない
帰りたいとも思わない根なし草なのです
でも他の人には本当に、帰りたい場所があるのですね
目に映る汚れた世界耳に聞こえる慟哭
腐海の底のように
すべて綺麗な白い砂に変えてしまえたらいいのに
黒い煙を吸い澱んだ水を飲んでも
吐く息が綺麗だったら
流す涙ももし澄んでいたら
私の身体がそんな装置になれたらきっと素敵なのに
先ほど飲み込んだ泥団子を吐き出すべく
眠剤と安定剤を少し
今回は少し辛すぎる帰郷となりましたが
再び床に伏すことにならないようにと
父の贖罪の代理はもう諦めているのです
私が償っても償ってもどんどん次の罪を犯していく父に
これは際限が無いと感じ
もうこれは明らかに脳の病気だという結論に達しました
祖父はもっと大変な人だったということを聞き
私が参列した葬儀で誰も悲しんでいるふうでなかった違和感を思い出し
おそらく父の葬儀も同じようになるのだろうと
Y染色体に異常な欠陥があるのでしょう
でも遺伝だとしてもそれは私の代で絶やします
汚いものばかり見すぎて
美しいもの可愛らしいものをいつも無意識に捜し求めていました
そんな時間が一番幸せで
小さな、でも汚れていない自分になれる気がしたのです
どうも綺麗な心の人だと思われてしまうらしいけれど
すぐ隣の悪意と無関係で生きてくることはできなかった
それでも私を左腕に抱きたいと
お思いですか
真っ白なウサギじゃない
薄汚れて元気がなく人に懐きにくい野良猫を
人が帰るのは安らぎなんじゃないかな
出掛けっぱなしの旅でも
その時々は安らぎに帰れる場所がある
523 :
名前はいらない:2011/02/08(火) 23:09:20 ID:wg0Qurv4
人生の節々に心に小さな嘘をつきつづける
女が居てだからなんだ
俺らは一度も笑った事の無い弱者のぬりかべ
羽田空港
厳重
ボディチェック
アフター
思想チェック
女の名前を聞かれたぜ
俺の女の名は
「ベニヤ」
咄嗟に思い付いたにしては上出来だろう?
俺は思わず彼女についての
スレッド式掲示板を作成した
「ベニヤ板」
ベニヤ板のトップはいつも同じ質問スレ
2つ目の書き込みは
「合板です」
薬が効いてきて眠くなる
暖かいので よく眠れそう
休日の午後は 思いのほか安らかだ
「誰かに届いいたらええのになー、て思てゴミ箱にほる手紙」
拝啓
元気かいな?
おれは相変わらず酒ばっか飲んどるわ。
元気っちゅーこっちゃ。元気な証拠や。
なんちゅうか、あれや。特にたいした話もないんや。ほんまはな。
ほんでもなんか気になって、な。それだけや。
風のウワサっちゅーか、聞いたんやけど、お前、あれしとんるか?
あれや、あれ。なんちゅーか、心の水ボーソーみたいなヤツ。
あ。ちゃうわ。心のおたふく風邪やな。←おいおい。これもちゃうわ。
心の風邪ひきさんやな。
どうしたんや。元気ないんか?なんかあったんか?
おれ知っとるで、こういう時に「頑張りや〜」とか言うたらアカンのやろ?
逆にプレッシャーになってしもうて、自殺とかしてまう可能性があるんやろ?
あれやなぁ、そんなん。おれ迂闊に人励まされヘンやんなぁ。
まぁ、ええねんけど。
おれも昔、そういう女のコをウチに泊めとった時があってんな。
デパスとかミンザイとか障害者手帳とかパチンコで負けたとか、いろいろうるさいコやったんやけど
あれは上手かったで。あっちのテクニックはすごかったわ。
おれ思たもん。
ニンゲン誰しも何かしら特技っちゅーか、トリエとかあるんやなーって。
ま、何度も救急車呼んだし、今はもうここにはおらんねんけど
あ。いやいや。まだ生きとるで。どっかで。
きっとあの頃と変わらず、あの頃のまんま、まだでクスリとかなんとか言うて暮らしてるんやろなーって
思い出しただけや。
せやからあれや。お前はお前でもっと頑張らなあかんで。
あ。ちゃうわ。言うたらあかんのやった。
せやから、お前は頑張らんと生きていったらええんや。な。
薄汚れた兎みたいな顔せんと、ほんまは単なるカエルですわ、ってな顔で生きたらええんやで。
ま、なんかおっちゃん昔を思い出しとったら下半身のあっちのほうがムズムズしだしたから
ちょっと黙らせてくるから、まぁ元気でやりや〜
ほなまたな〜
>>526 なんやろな〜
所々、ウチ間違いあるなー
おれのクセやな。大目に見てや。
いくら捨てるとは言え、手紙で誤字はご法度や。
訂正するわ↓
あれしとんるか?→あれしとるんか?
まだでクスリとか→まだクスリとか
あかちゃんが にこにこと わらっています
おかあさんを みて わらっています
もみじの ような ちいさなおてて
おまんじゅうの ような やわらかい ほっぺ
あたたかいおひさま きょうも いいてんき
「切るとか切られるとか」
腐敗した人間関係の中で
それでもそのほうが楽しいってことなのか
慣れてしまったのか
親は選べないが大人になってから付き合う人は選べるのに
機会があってもいつもフイにして
もとの底無し沼に帰る
それはもう運命でも何でもなく
帰巣本能とでもいうべきものか
文句言いつつも居心地が良いってことなんだろうね
生まれくる赤ちゃんを待ちながら
夫婦で楽しいバレンタインを
やっぱりどう考えても無理
無理
終わるしかない
流し目だってお嫁さんに向けてでしょ
そうじゃなかったらむしろ軽蔑する
531 :
まるちーちゃん:2011/02/13(日) 01:19:34 ID:f8Zm0pJ2
「新聞紙の上のメカ工場」
火のない煙草をくわえて畳をみる
畳の隙間からメカが這い出る
点かないライターごろごろしてる
メカのボディは銀色に光る
畳を這うメカ
にょろりと動く無数の節目がある
少しくすんだ銀色に光る
ぴたりと止まったメカを見つめる
視界の端にはもう一台の
ぼんやり光るメカ
畳を剥がしてメカの工場見学
火のない煙草がポロリと落ちる 無数のメカがにょろにょろしてる
そこにライターひとつ見つけて
煙草拾って火を点ける
「無為」
天に召されよ我が魂
浮雲千切れて牡丹雪
所在不明の亡骸震う
茶番八百長疑惑当惑
謎掛け専門はソチラ
幾等考えど判らぬ物は判らぬ
推測は所詮推測の域を出ず
諦めた上での冒険活劇
百花繚乱諸刃の剣
懺悔でも功徳でも如何でも
味気ないことに変わりない
ささめ雪ざらめ雪からめ雪
指繋ぐことが許されるなら
必要なのは軽率さと
思い切りと思い遣りと
水曜日の奇跡と
ほんの少しの邪心かな
「デトックス」
体調は昨日よりはマシ
気分は一昨日よりはマシ
思考は一昨昨日よりはマシ
想像は一昨昨昨日よりはマシ
現実は一昨昨昨昨日よりはマシ
534 :
ちーちゃん:2011/02/13(日) 09:04:05 ID:f8Zm0pJ2
世界中の人たちが
疎開中の夕暮れは
あの赤い空の上
無数の星が輝いて
星は宙に浮いていて
街は宙で満たされた
とめどなく溢れる雲
風がひゅっと押していく
僕の雨
僕の溜め池が
違う街に降り注ぐ時
一粒の僕の池の水が
大気圏を越えて
星に弾かれたような
そんな蒸気の中で
ただ眠りたい
会いたいな
せめて今年は
でもいつどこへ行ったらいいの
どうしたら会える
送ったほうがいいのかな
それとも持っておくほうがいいのかな
送るなら明日には送らなきゃ
537 :
ちーちゃん:2011/02/14(月) 00:42:52 ID:EfPyQZWx
ベイビー
あの雲に乗って行こう
雲の上は何時も青空
空中に雲の絨毯を敷き詰めよう
俺たちの行くところ
雲の下は何時も雨降り
砂漠にオアシスを作った後は
新しい傘を買ってもらった
小学生のあの子の家へ
太陽が向こうの雲に落ちたら
夜には満天の星空
一晩中キスをする俺たちの視界から
星たちを遮る物は何もない
でもこの雲の上の暮らしの中で
ただ一つ淋しい事は
雨が降らない事さ
朝日が昇ったら二人
湖を泳ごう
地球を一周回った太陽も
そろそろ下着を欲しがる頃だから
538 :
名前はいらない:2011/02/14(月) 02:54:19 ID:EfPyQZWx
リア充のリアルに
アリを充填
ファッキン・バレンタイン
世界中の恋人達に
ハッピーを
恵まれない大人達に
義理チョコを
(^o^)rn'
「テレフォン」
そうか
明日はできるだけ自宅待機か
多少は出掛ける用事あるけどできるだけ
電話の前で正座か
送るなら既製品しか無理だな…
せっかく綺麗に作っても届いたときには壊れてぐちゃぐちゃだろうし
せっかくの腕が見せられなくて残念
材料はあるのにね
水が呼んでいるようだ
僕の酸素を奪おうと
泡の中で僕は
魚になった夢を見る
エラ呼吸の自分に
くすっと笑う
溺れているのを忘れて
げらげら笑う
酸素が消えて笑いが来た
酸素が消えて笑いが来たんだよ
あいじゃすとこーるどつせーい
しーたーかーんーだー
どかーんばこーん
ばーんこーんのふーふー
だーいこーんでつーふー
それが彼女の最初の言葉だったんです
544 :
maltese ◆Puppy/.mvc :2011/02/14(月) 23:02:46 ID:RjuxSyQl
545 :
maltese ◆Puppy/.mvc :2011/02/14(月) 23:17:45 ID:RjuxSyQl
「クリスマス 15」
(はなせよう!!)
お兄ちゃんは手をばたばたさせようともがいているのですが
カラスたちのくちばしの力が強くて手を動かすことも出来ません
(うわーぁぁんんっ!!)
お兄ちゃんはとうとう泣き出してしまいました
(どうしよう…)
でも、お母さんは遠くの木の枝にひっかけられていて
お父さんはカラスの魔法でお母さんの方を見て笑い転げていて
お兄ちゃんを助けるには僕がなんとかするしかありません
(でも、どうしたら…)
(そうだ…!)
僕はカラスが何時も生ごみを散らかして食べているのを思い出しました
台所から生ごみを持って来てカラスにあげれば
生ごみを食べるためにカラスはくちばしからお兄ちゃんの手を離すに違いありません
(ようし…)
(お兄ちゃん、待ってて!)
僕は台所に一目散に走り出しました
(つづく)
「髪を振り乱した目つきの悪い不潔そうなデブの男」
手帳や本や文房具
デスクをすっきり片付けパソコンの電源を切ったら
長居は無用
新しい場所へ
期待してはがっかりさせられ
繰り返し繰り返し何の進展もなく
また今回も同じなのか
社長、私もう疲れたんです
空回りはもううんざりなんです
次のバスが来たらそれに乗ろう
利権だの金銭欲だの
そんなものすべて蹴散らしてバスは雪の闇の中を走るだろう
夜が明けたらその停留所で降りて
持ってきていたパンをかじりつつ
雪の反射の眩しさにますます不細工になりながら
泊まる場所でも探す
そんな生活のほうが
永遠の闇よりはまだだいぶマシ
私の新しい門出を祝って
「朝食」
口笛を吹きながら
私のために台所に立ってる
迷惑極まりない
明日も休む気だろうか
三連休といい
自由がない
うわぁショック…。俺、泣いちゃう…。(;o;)rz
磨り減ったスニーカー
どこへいくのやら
だまったままのあの子放って
あんたはどこへ
おもちゃの手品箱 ポケットに隠している
ほんとうはとても単純だったけど
あんたは笑っていうよな
「もうわかってるんだろ?」って
ほんとうは みんな分かってしまった
でもそれは いいことだよ
隠そうとするあいつらが ひどく滑稽に見えるくらいにね
目の前にさしだしたら あのこどんな顔するだろうな
うれしそうに くすくす笑うあんたが
俺は好きだった
ようやく自由さ!
さみしそうなペテン師
もういかなくちゃならないね
みんな生活ってものに戻っていくよ
あんたを覚えてるやつなんていやしないさ
それは本当に必要なのですか?
それで何かができるのですか?
それにお金をかけるのですか?
それとこれとは違うのですか?
それさえあれば僕でいられるのですか?
彼にはゴディバのチョコ
君には手作りの怪しげなチョコ
食べられるとは思うけど届いたらすぐ食べてね
保冷剤たくさん入れたけどもしお腹こわしたらごめんね
っていうかありえないのは
窓口で断られたこと
明日送ります…賞味期限が持ちますように
二週おきに水曜授業があるから彼は帰りが遅くて
今年は願ったり叶ったりの10年に一度もないようなラッキーイヤーだった
のに何もなかったこの
無念さ
笑って笑って笑って
ビールでも飲んで12時まで帰ってこない彼を待ち
いや別に待つわけでもなく
先にお夕飯いただきます
ねえ結婚とか冗談でしょ?
嘘だって言ってよ
ははは
「神童」
眩しくて寂しい
舞台にひとり
立たされた
初夏のシベリア
眠りからさめたばかりの
あふれる水は
惜しみのない拍手
555 :
名前はいらない:2011/02/21(月) 00:01:20.15 ID:CGdJPNVl
何一つないから
もう全部捨てる
入り込めない
手放した
約束は反古に
記憶は淡く
裏切る
忘れる
いつか穏やかな死が
556 :
ちーちゃん:2011/02/22(火) 02:28:19.33 ID:SrXtp53h
遥か遠い朝の窓に
繋いで欲しい
昨日の夜の夢
目覚めたら
いつもそこにあるように
気付いたら
傍にいるように
雨模様の窓に飾る
ピンクの小さな
花のように
557 :
名前はいらない:2011/02/22(火) 04:36:42.96 ID:66m0HVg9
「サクラメント」
諸刃の剣の切っ先に
柔らかいハートが引っかかっている
それは見事な音付きオブジェ
薄紅の鼓動が木霊する
風が吹いたら壊れそうな作品タイトルは『三つ巴』
飲みたくもないのに飲む冬のビールは
決して美味しいものではないのですね
味気なく子猫さえもケージの中で眠る
558 :
名前はいらない:2011/02/22(火) 12:48:05.31 ID:SrXtp53h
冬の木にまだ
青りんご
風にゆらゆら
おされて落ちた
559 :
sage:2011/02/22(火) 12:49:57.32 ID:SrXtp53h
まるちーちゃん
560 :
まるちーちゃん:2011/02/22(火) 20:48:31.21 ID:SrXtp53h
「カモメだったら」
後戻り深雪の穴ぼこに
踵で足跡の爪先を踏みながら
遠くに見えた船の
大きさをまた見るために
カモメだったら
何処までも追えるのに
僕は寒いのが嫌だから
人のまま居る癖に
そしてポケットに
手をいれたままの
真冬の陸地で
何を見ている
何を待っている
冬の海寂しい口笛が
ひゅるりと乾いた風に散らばって
キラキラと輝くこの息を
吸い込めば鼻がひりつく
いつの間にか船は
見失っていた
穏やかな波に
カモメがゆられてる
寒くねえのかな
ポケットに手をいれて
震えながら
カモメがゆらゆら
寒くは
無いの
かな
561 :
まるちーちゃん:2011/02/22(火) 21:15:03.30 ID:SrXtp53h
「味噌汁飲んだら」
昨日の晩ごはんまでなら
具も覚えているさ
だけどそんな遠い日の
味噌の種類までは知らないよ
お前と初めて一緒に
過ごした夜の事さ
味噌汁以外はどんな事も
見過ごさずに記憶したんだぜ
ミステイクだけどソーリー
下着の色なら写真の様に
髪のカールの具合も
絵心さえあればその通り描けるのに
oh〜wooo♪
味噌汁飲んだら出ていくお前に
かける言葉は知らないけれど
俺の作ったシジミ汁から
染み出る気持ちおまえの肝臓に届け
562 :
名前はいらない:2011/02/23(水) 05:26:18.78 ID:5UcoyQwY
胸を掻き毟るようなこの感情
半身が冷えていくようなこの感情
流れる血は燃えるよう
取り出した心は赤い色
捧げて全て貴方のもとに
しあわせ
563 :
名前はいらない:2011/02/23(水) 13:30:07.39 ID:XHuHAIS9
サヨナラ
564 :
名前はいらない:2011/02/23(水) 13:41:19.17 ID:XHuHAIS9
何も分からないまま
すべて土に
すべて灰に
さあこれでやっと
君は自由
[お前でできてる]
美術館で
高名でもない画家の列に
素敵な絵を見つけて悦に入る
そんな風に
ここの文字列に懸想する
気持ちが良くて
くすりと笑えて
傷が鋭利で
攻撃的なフォルム
後でよくよくサインを見ると
同一人物でがっくり
またお前か
これもお前か
またお前なのか
そんでお前なのか
「ダヴィンチって実はワシじゃ」って爺さんに言われたみたいだ
「モナリザのモデルは私よ」って母さんに言われたみたいだ
どうせアレだろ
マックのスマイル姉ちゃんもお前で
コンビニのレジのお姉様もお前で
次のヤンジャンの表紙もお前なんだろ、糞ったれ
俺がもっと暇になったら
定年にでもなって
趣味もなくなって
どうしようもなく呆けちまったら
俺の人生からお前を排除することに
命を懸けてみてやんぜ
[ 真価 ]
ギンヤンマの翅をむしれば
長細いだけの惨めな生物は
ぶるぶると体を震わせて
やがてゆっくりと死んでしまう
翅があった場所に
ザリガニのはさみが伸びては来ない
スケーリーフットの鱗は生えない
それがお前とギンヤンマの違い
ギンヤンマはかっこいい
ギンヤンマは完成形
ギンヤンマは死んでしまう
お前なら別の何かになる
星なんかなくなればいい
太陽なんか堕ちればいい
空はいつも暗黒で
世界はお前に冷酷悪辣
お前の大地が枯れ果てて
最後の花も塵と散れば
お前はきっと恐竜にもなる
地獄の釜で咆哮するお前の声を聴いていたい
潰えてしまえ 幸せ全て
奪われてしまえ 笑顔なんて
割ったビール瓶の殺傷力
煙草の火以上の高温
全てに歯を剥くお前の文字に
指先を真っ赤に焦がしたい
567 :
しぐれ:2011/02/24(木) 20:15:51.36 ID:QmYcafrl
アシナガグモのよう
長い足をよう
どっかの薄汚いガキがよう
ぶちぶちと全部もいでよう
動けなくなったのを指差して
「これは星です」
なんて言ってたら
無邪気で残酷で薄汚いそのクソガキを
無邪気だと思う大人と
残酷だと思う大人と
薄汚いと思う大人がいるだろう
俺がアシナガグモだったら
同じ目にあわせてやりたい
動けなくなった
アシナガグモだったら
でもよう
そのガキは
俺なんだ
568 :
名前はいらない:2011/02/24(木) 23:17:11.91 ID:kkj6Sy6w
あの窓に別れを告げて
ボクはもう振り返らない
晴れの窓にも
雨の窓にも
オレの影は映らない
窓を開けて
思い出の景色を見回そう
569 :
名前はいらない:2011/02/25(金) 16:45:25.03 ID:TWBntsd8
いつも くだらない
思いだけが 交錯しては
繰り返される
夢の残骸 朽ちてく 理想
そんな風な世界が
もどかしく思う やるせない
570 :
名前はいらない:2011/02/25(金) 18:17:14.57 ID:1XzWXtAn
「交換」
私とあなた
性別が逆なら話はもう少し早かったろう
できれば一糸纏わぬ姿で
互いを愛撫して
理想の世界に浸かりきってみたかったな
堪えきれなくなって出すあなたの声も
聞いてみたかった
571 :
名前はいらない:2011/02/26(土) 00:36:47.20 ID:Oj/rmRf4
570
572 :
名前はいらない:2011/02/28(月) 05:17:28.54 ID:Z8ZyObad
「二月雨」
雨漏り
憂鬱なハッピーデイ
頭痛と不眠
屋根も傘も役立ちはしない
誰かラベンダーの香りを
私に夜を
573 :
名前はいらない:2011/02/28(月) 13:56:44.52 ID:fgopD8Zo
「夜が明ける」
涙で隠すのは容易い事だと
言えない夜のお前が笑えば
確かにプカリと笑いの吐息が
薄暗い部屋で輪になり流れる
次々と輪を吐く唇が少しずつ
輪を吐く合間に俺を引き寄せる
けれどよ夜はもう明けそうだぜ
ハンカチを握り締めた俺の手は
行き場もなく手持ちぶさたで
照れ隠しのついで俺の涙を拭う
574 :
名前はいらない:2011/03/08(火) 22:47:36.81 ID:baDfBnld
あの場所にたどり着いた頃に
レールの上を振り返るとボクは笑えているだろうか?
あの時間に目を覚ます頃に
窓を開けるとボクは朝の光を見れるのだろうか?
575 :
名前はいらない:2011/03/08(火) 23:53:27.51 ID:F/v6xgDO
僕が悩みを打ち明ける相手は
星でもなければ月でもなく
空でもなければビルの群れでもない
僕の心には裁きの杭が突き立てられているんだ
怠惰と自負と
正しい道を歩んで来たという勘違いに対して
僕の弁解は届かない
届いてはいけない
この世の上だか下だかどこにいるのかも分からないものに
僕は裁かれている
そしてそれは正しいんだ
その正しさが僕を震え上がらせる
僕の悩みを聞いてくれるのは夜
目を閉じた静謐な暗闇
または
極彩色の洪水の盛り場
流されるような官能の陶酔
576 :
名前はいらない:2011/03/09(水) 13:38:31.84 ID:n15BvZww
「期待させられるだけの痛みのループ」
2月それは美しい季節
いろいろ期待させられた挙句
結局彼はいつも通りなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんにもしなかった
貰うもの貰って喜んだだけ
2月それは美しい季節だったろう
私にとっては努力と痛み、失望しかなかった季節
3月?どうせまた同じでしょ?
2月と何が違うの?
4月?5月?6月?7月?8月?
どうせまた何もなく1年経って終わりでしょ?
何かするつもりだったような素振りだけで実際は何もしない
悩める心でまた新しく美しい詩でも書いてみる?
そうやって私の存在を妄想のネタにしてるだけでしょ
お金もかからないし付き合いのめんどくささもなくて安上がりで便利な存在だよね
君の常套手段
もう今度という今度は冷めた
ここまでくると勇気がないでは済まない、人を平気で傷つけ続ける君は性格が悪い
責任持った行動を何一つ起こす気がなかったなら
なぜもう一度呼んだ?
「別に呼んでない、俺が呼んだのは君じゃないし」って言うの?
そうだよねwwwwww「勘違い馬鹿女が自意識過剰になって騒いでるだけ」wwwwwwww
そう言っていくらでも君は言い逃れできるよ
相手は何人もいるんだろうし、私一人っていう証拠は何も何も無い
笑える
どれだけ人を馬鹿にすれば気が済むの?
もう心底ウンザリ
577 :
名前はいらない:2011/03/09(水) 13:53:53.71 ID:n15BvZww
「提言」
「君は俺にとってただのダッチワイフです
人間の心があるとも思ってません
どんなに傷つけても構わないと思ってます
もともとタダで拾ってきたガラクタ同然だしそれで儲かったら最高じゃないですか
俺は俺のために君を利用して飽きたら捨てて別のを探します」
もうそれでいいよ
私はダッチワイフじゃないし人間だし
だからこそ自分の足で好きなところへ行く
578 :
ちーちゃん:2011/03/09(水) 15:04:49.66 ID:hHnkrE1W
うむ、誰に言ってんのかさっぱりわからないのに物凄く怒られた気分になれる詩だ。本当に申し訳ない。
579 :
名前はいらない:2011/03/09(水) 16:58:24.65 ID:n15BvZww
「斜陽」
垣間見える優しさのなさ
少年のような純粋さではなく単なる幼稚さ
相手の立場や気持ちを考える想像力のなさ
自分の痛みだけを敏感に感じ反面他人の痛みには並外れて鈍感な自己中心性
どれも好きではなかった
こんな晴れた日に顔を上げれば
よく頑張った、もういいよ、と空が言っているようだ
もういいよ
もういいよ
580 :
地平線上の中上:2011/03/11(金) 00:24:12.92 ID:CIYrKDjr
『宝石泥棒』
俺の生まれた町は、ゴミ溜と呼ばれてた
子供らは皆俺の兄弟で、いつでも裸で震えてる
だから俺は、世界中のダイアモンドを盗み出した
そいつの一番の使い道を、着飾った豚共に教えてやるのさ
故郷のゴミ溜に帰る
震える子供らの前に、沢山のダイアモンドを積み上げる
そいつに火を点けると、見たこともない明るい炎が、暖かく燃え始めた
これでもう誰も震えずにすむ
そんな事考えていたのに、ふと見れば、一人、二人、子供らがダイアモンドの火に飛び込んでいく
誰もが、誰よりも大きなダイアモンドを手に入れようとしていた
高い所へ、高い所へ
子供らはどこまでも登っていく
山は、黒い煙を吐き、それが雲を作って、太陽を遮ってしまう
そして何もかも燃えてしまった
俺はいつまでも立ち尽くす
厚い雲が雨を降らし、
消えた火の後に残る灰ばかり見ている
雨の中、俺はいつまでも立ち尽くしている
581 :
ちーちゃん:2011/03/11(金) 21:40:05.30 ID:imKb5iB8
手相
手のひらを
僕の手のひらを
じっと見ていてほしい
ねえ
君の言葉を
かなしい僕の未来を
告げる君の美しい唇に
ずっと
見とれている事に
きっと
気付いている
マスカラの
奥の
瞳
どんなに
胸の奥の想い
告げようとしても
手のひらに刻まれた運命はもう
戻れない日々を
君の声を
君の声を借りて
告げるだろう
だけど僕は
触れたい
今も
君に
582 :
ちーちゃん:2011/03/13(日) 21:36:26.13 ID:yGJHlriS
あかり
うつむくきみがてらすから
ぼくはあしをすすめてみた
きみがみるじめんをずっと
おいかけてあしをすすめた
ふかくけわしいみちのりが
きゅうにくらやみにかわった
ぼくがふりかえるときみは
だまってそらをてらしてた
だからぼくもあしをとめて
きみがてらすそらをみると
ふいにきみがみつめるので
ぼくはまぶしくてめをほそめた
583 :
名前はいらない:2011/03/15(火) 23:08:33.31 ID:A1TdD6KQ
text
584 :
名前はいらない:2011/03/15(火) 23:09:06.49 ID:pwSlO3HV
散々凪いだ
方々に散らばった
何なのかも わからないものを
かき集めている なんのために?
きみはは北北西に 小さな星を見つける
俺には なんなのか分からなかった
こんなときに なんでうれしそうなんだって
だだ怪訝な顔していた俺に なにも言わず
ただうれしそうで
それが全部だった
指差すほうへ 手のなるほうへ
神様ってのは多分
きちんと 導いてくれているんだと
思った
方々へ散らばった
想うことだけを残して
去っていった星を 今でも憶えている
585 :
名前はいらない:2011/03/15(火) 23:13:40.68 ID:pwSlO3HV
手を繋ごう
明日のことは解らないから
手を繋ごう
きみはなにを想っているんだろうな
手を繋ごう
何もすることはないから
手を繋ごう
残ってるものは他にないから
手を繋ごう
少しだけでも触れていたいから
手を繋ごう
きみがいるから
586 :
ちーちゃん:2011/03/16(水) 18:45:14.21 ID:0t0voqVJ
美人って知ってるかい?
それは心が美しいひとさ
美人は万国共通
でもほんんとは誰もが美乳
を持っていて
ふとした瞬間ブラウスのボタンを
弾き飛ばすのさ
ほら
587 :
ちーちゃん:2011/03/16(水) 18:48:11.52 ID:0t0voqVJ
抱きしめたい
バスタブの中で
お湯の中を泳ぐ産毛に
触れるか触れないかの距離に
腕を組んで
588 :
ちーちゃん:2011/03/16(水) 19:56:17.44 ID:EEQcdmKE
僕らは映画の中で出会った
二人並んで座った客席から見つめる
スクリーンの中で
589 :
ちーちゃん:2011/03/20(日) 08:25:59.75 ID:iMCjHbrp
「白馬の王子」
白馬の王子が貴女を迎えに参りました
ヒヒーン!!
590 :
ちーちゃん:2011/03/20(日) 08:30:16.62 ID:iMCjHbrp
…以上!王子のお言葉でした!!
王国一番の美女は行く
王子の背に跨がって!
パカラッパカラ
591 :
名前はいらない:2011/03/20(日) 10:13:31.94 ID:Kp9HnfMY
遠方の羊 小さけれど
遠方の木 また小さけれ
我が側の木のみ 大きう見ゆる
並ぶれば 変わらぬなぞと知るよしもなし
悲しかな 気付かぬ羊
悲しかな 悲しかな
「気持ちいいかい」
眠そうな君の額をなでる
一番気持ちいいとこ
柔らかな栗色の猫毛
嬉しそうに首をかしげ まん丸の目を閉じ
甘えた声 僕に身を任せる
どこをさわってほしいとか
言わなくても知ってる
顎の下を撫でると 首を伸ばす
僕はいつも通りに額に鼻をスリ寄せ
くしゃくしゃにキス
後はいつも
鼻下は猫毛だらけ
593 :
ちーちゃん:2011/03/20(日) 23:14:51.50 ID:iMCjHbrp
お前ん家の庭程の猫の額に
ダイブする!!
594 :
名前はいらない:2011/03/21(月) 02:05:40.24 ID:mUo0ovR0
余りにゆっくりと腐っていくから
気づくことができなかった
わたしの世界は
止まっているのではなく
堕ちているのでもなく
ただ腐敗していた
遠い昔に
いつか再びなどない
もう追い縋ったりしない
わたしはもう答えを見つけている
595 :
名前はいらない:2011/03/21(月) 02:58:11.61 ID:3V8BzNm2
踊れ踊れ!
夜はお前だけのもの
酔いどれて
愛することも忘れて
天の声に吊されて踊れ
お前は美しい
お前は粗野で
お前は神聖だ
泥土の中から蘇る火のように
踊れ
踊れ!
お前を私は待ち続けている!
596 :
名前はいらない:2011/03/21(月) 03:04:19.68 ID:3V8BzNm2
愛している
貪欲な性も愚かな優しさも含めて
597 :
まるちーちゃん:2011/03/21(月) 22:19:01.98 ID:sHgI0Arn
楽しみが終わったら
静けさが付き物だってさ
誰も居なくなる
野っ原にゴミだけ残して
湿気た面をして
ビールの空き缶を蹴飛ばす
上手く入ったぜ
掃除をしてる奴の袋に
清掃員はキレ気味で
弁当殻を集めてる
俺は構わず缶を蹴り続けた
綺麗なアーチで
ごみ袋に入り続ける空き缶
ついに袋が満タンになった時
ソイツは全部投げ捨てた
逆さまにした袋から
ガラガラと全部ぶちまけて
叫ぶ
分別してんじゃねえかよ
分別してんだこのガキ
ああ、成る程そうかこの親父
俺にも仕事分けてくれ
一体いくら貰えるの
一体いくら貰えるの
金の為にやるもんかよ
金を払って働けよ
一体いくら貰えるの
一体いくら貰えるの
598 :
名前はいらない:2011/03/22(火) 01:37:52.33 ID:1lkkqGdh
ダメならダメで いいじゃないか
最低な野郎で いいじゃないか
不謹慎と思われようが
そう思ってしまっている僕が現にそこに居るのだから
それはどうしようも無いじゃないか
止められないし もうそんな道徳みたいなことは
絶対でないことに気づいてしまったんだ
だから まぁ、誰にも言わないから
そっとしといてくれよ
599 :
名前はいらない:2011/03/22(火) 02:51:40.95 ID:KgkxzCn1
愛しています
愛しています
愛していると言っているではありませんか
答えてくださいませ
いいえと一言
言ってくだされば覚悟できるのです
ああ 深夜に書く恋文は
朝見ればただの酔うた塵芥
600 :
名前はいらない:2011/03/22(火) 09:05:29.88 ID:1iXQShqb
「透ける棘」
9回のコール
私は気付かず
棘に触れる
真っ赤な空に
烏が飛んでいた
会えない痛みは
多分美しい
浮かれたり
自惚れたり
もうしなくていいから
601 :
名前はいらない:2011/03/22(火) 14:14:32.25 ID:QpJNOecm
「真っ暗闇」
過去の私は未来の私に願いを放り投げます
今の私はそれを受け取る事無く未来へ進み
未来の私は今の私を脱ぎ捨てながら生きているのです。
602 :
名前はいらない:2011/03/22(火) 15:42:47.56 ID:Bur4DtPw
遺伝子を紐解く
あるのは自らを産みだしてくれた命の連鎖
遺伝子を紐解く
目の前には因果を重ねる己の敵
さあ 思い出せ
暖かな遺伝子の優しい記憶たち
さあ 思い出せ
炎のようにたぎる命の鎖に繋がれた敵を
日は沈まない
遺伝子を信じ進め
603 :
名前はいらない:2011/03/23(水) 00:44:25.15 ID:P2UJznvI
きらきら光る小石を集めて眺める男を
にやりと笑い無価値な夜と罵る男
朝になったぜ
無邪気なままじゃ居られぬ朝に
宝石箱を閉じた男は戦場に立った
夜が明けて
本を閉じた笑顔は
価値ある物を
夢に求めてる
そしてあなたが
どちらが男か見失うのは
当然の事で
どちらも男で
どちらも今日を
生きてる
604 :
小人:2011/03/23(水) 23:39:11.03 ID:aSlGPGXV
笑い泣き喜び怒り悩み走り止まり食べ歩き、、
今日も昼が瞬く間に去っていった
(どこへ?)
言葉通り瞬間(またたくま)に生は移りゆく
目を閉じ開けるたび世界は色を変え脈打つ
なんと儚い!
光速など及びもしない速さで疾走する世界
今宵の夜も刻一刻生成消滅し変化の流れの只中でまぎれもなく生命は脈打つ
ぼくを殺そうとする人よ
彼らがぼくを攻撃するたび
ぼくはますます強くなりいよいよ生命は充実していく
僕は夜を信じている
それにしてもああ、神さま!
神秘の夜もまたどこかへ去ってゆき慌しい朝がやってくるのでしょう!
つかの間の昼陽炎のような夜
夢のように儚い生!
ああ、もっと生を強く握りしめておくことはできないものでしょうか?
ぼくらの見るもの 見えるものはことごとく夢の夢に過ぎないのでしょうか?
605 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 00:18:55.18 ID:PU7iIc4R
雨が降った
煙突は もうもうと煙をあげている
俺たちは 見つからないように
いつも路地の裏で遊んだ
誰もこない 邪魔されないような場所
見つけちまうのが 得意だった
君が指差す方
煙突は相変わらず もうもうと煙る
行き先は天国 会えないきみを
少し思い出す
すすだらけの靴
誰がいちばん遠くまで 飛ばせるかな
いいや そこのあんたね
そんな顔しているけどもね
ぼくらにはとても大切なことだったんだぜ
606 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 00:29:34.67 ID:PU7iIc4R
そんで そんなふうに
なにごともなかったように
日々くりかえし なかったように
ただただ遠くに流れて
俺は きみに会いたかった
少しでも近くにいたかった
それだけは 憶えているけれど
ひまわりを植えた
誰もかれも 無駄なんだと言って
通り過ぎて行くけど
わかってねえな 俺たちはこれでいいんだ
今朝 大人たちはここを出て行くらしい
もうすぐそこまで 悪いひとたちが来ているから
俺はきみに会いたかった
少しでも憶えていたかった
それだけでも 憶えていたかった
607 :
マルチーズ:2011/03/24(木) 00:38:54.82 ID:oh6fLN8q
「ローブレインストームの挫折感はパリのレディの嫉妬の様に」
パリ、パリ、パリ…
テレフォンオペレーターの試験に合格したならしたで
どっちを向いてもおそるおそる煎餅をかじる老人ばかりだ
アッチのじいさんは前歯が折れて悲鳴
そっちのじいさんは歯茎と入れ歯の隙間に煎餅が挟まって号泣
ちょっとした泣いてるジジイに囲まれるアトラクションさ
しかも無料
その時である!
ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ
私の耳に飛び込んで来た何とも官能的な響き
そのまるでお婆さんが入れ歯を忘れて
仕方がないので唾液でふやかしながら煎餅を食うような音に
うっとりとした私は思わず
一体どんな方法でその音を出しているのか
煎餅を食っているお婆さんに無意識の内に尋ねていた
「入れ歯を忘れましてなあ、こうしてふやかして食べていますのや」
そう、このお婆さんの台詞ははっきり言って推測!
返って来た答えは「フガフガフガ」
なにしろ入れ歯が無いんだから
でも、はっきり言って着信音には良いかもしれないね
とても柔らかくて
とても温かな
カリフォルニアレディのチンチン
そしてローブレインストームはパリのレディにグンナイ
608 :
アギラ:2011/03/24(木) 01:21:16.55 ID:oh6fLN8q
三年付き合って
たった今フラれたオンナに
頑張れよと励まされた
一体、何を?
人生?
オンナは別の道を行くのやから
アタシャ知らんけど
達者でなと言うことか
大きなお世話じゃ
お前に言われんでも
立派に大きな…
チンチンを握っていた
これでもかと握りしめていた
すると呆れたような笑い顔で
チンチンは俺にこう言ったんや
恋人って別れたら
友達には戻れへんのかな
彼女、
きっと親友みたいな気持ちで
頑張れって言うたんと、
ちゃうんかな
チンチンは大人やった
でもそんなんもうどうでもええんや
ワシ、チンチンがええんや
さよか、
それやったら好きなだけいじればええ
ワシ、平気やから
オンナがなんぼのもんじゃ
ワシにはチンチンがある
固くて、熱くて、
それでいて繊細で敏感な
チンチンがあるんや
609 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 03:21:36.17 ID:d+nVosX+
↑モコの作者?まさか
610 :
アギラ:2011/03/24(木) 09:39:52.23 ID:oh6fLN8q
いやだなあ(笑)。名前欄に書いてあるじゃないですか。
「君のセンス五段階で評価」スレのカリスマコテ、アギラですよ。
確かにモコさんとは一発ハメたいですね。
611 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 11:04:07.46 ID:d+nVosX+
頑張って
612 :
アギラ:2011/03/24(木) 20:34:18.59 ID:oh6fLN8q
>>611 おや、もしかして君もこのアギラに抱かれたかったのかい?
まだチャンスはあるよ?アギラめるのはまだ早い、なんちて、アギラだけに!
ね!?面白いでしょう?=^ェ^=
やっぱり僕が2ちゃんイチのセンスコテで決まりっ♪
613 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 20:37:46.29 ID:d+nVosX+
すぐ下ネタに行くモコの作者をどうにかしたい。あいつのポエムは酷過ぎる。
614 :
まるちーちゃん:2011/03/24(木) 20:39:44.47 ID:oh6fLN8q
ほう、君はなかなかの強者のようだな…
615 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 21:15:48.20 ID:d+nVosX+
しかし、あの子も出てこないね。まさか、実家に帰ったとか?
安否は大丈夫?
616 :
アギラ:2011/03/24(木) 21:51:38.65 ID:oh6fLN8q
ヤツなら自粛ムード冷めやらぬうちからウンコだのテカテカと妖しく光る○○○だの書きまくってるよ。
心配するだけムダってもんさ。
ところでアンタの○○○も、妖しく光るのかい?
617 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 22:13:14.59 ID:d+nVosX+
あの子って女の子だよ。
少し気になった
元気だと良いね
618 :
ちーちゃん:2011/03/24(木) 23:24:26.39 ID:oh6fLN8q
女の子…女の「子」?
詩板に女の子なんて居たっけ!?ポエム田は論外として…、
デラシネさんを女の子と呼ぶには少々セクシー過ぎる
女はいつまでも「女の子」って事なのかな…
しかしそれだとあのメグミとか言うオッサンも入ってしまう
それなら俺だって女の子だ
ポエム田は論外として
まるいやつはキンタマの大きそうなヤングガイだったし…
俺が思い付くのは「たま」かな
彼女は詩人だった
悩める言葉の中に芯の強い母性を隠し
麦わら帽子の少女が綿帽子を吹き飛ばすように
俺たちの詩板に愛を振り撒いて行った
彼女は確かに女の子だった
…とか、言って
しかし彼女が来なくなったのは随分前だしな…
うーん
(ちょっと、なにちーちゃん、私のコト忘れてるの〜ムカツク〜とか言うのもまってますよ(^o^)rn')
619 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 23:44:42.61 ID:oh6fLN8q
ハッ…!実家に帰った!?
…なるほどぉ、なんとなくわかったようなわからないような
しかし2ちゃんで見掛けないのと住んでる家はありまり関係ないだろ
620 :
名前はいらない:2011/03/24(木) 23:47:10.91 ID:oh6fLN8q
× ありまり
○ あんまり
621 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 00:54:44.47 ID:QSm+Hvr8
俺は人を誉める事ができない
誉められるべきは先ず自分
だから隣にいる奴も俺なのだと分かった時
道理でこの世に誉め言葉が見当たらない筈だと頷いたよ
君は人を誉めずにはいられない
いつかは自分が誉められる時が来ると信じてる
それは決して悪い事じゃないが、君ときたら
期日はもうとっくに過ぎているのだと、利子を付けて取り立てに来た
622 :
しぐま:2011/03/25(金) 09:51:15.41 ID:5LLoqEA/
俺の持論では
誉めるってのは嫌がる仔猫を
無理矢理舐め回すと同義だ
猫を舐め回しているあやしいさくまが欲するのは
猫からの誉め言葉か?
違うな…
賛辞の言葉は衝動から出るんだ
猫ちゃんの可愛さにきゅんきゅんしちゃってるんだよあやしいさくまは
嫌がる猫に更に萌え〜だよ
オヤジのくせに!キモッ
でもさくまがでっかい猫に舐め回されたい願望を持っている可能性も
否定は出来ない
さくまだから
ちょっとカワイイ
623 :
ちーちゃん:2011/03/25(金) 09:57:18.50 ID:5LLoqEA/
しかし
>>592を読み返してみると、さくまは猫が嫌がっている事にも気付いて居ない様子だ
624 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 11:50:57.69 ID:S8heiLIN
嫌気がさす
土足で踏み込み
賎しく下品で厚顔無知な人間
根拠もなく偉そうに
周りを不愉快にして
煙たがられ嫌われ者
人を陰で賎しめる
なぜだろうか?
人間に対する悪意に満ちている
ルサンチマン?
子供の頃不当な差別にあった?
ああいう人間にはなりたくない
近づきたくない
625 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 12:08:59.30 ID:S8heiLIN
厄払い
厄介払い
厄落とし
禊ぎ
清める
排除する
垢落とし
棄てる
洗う
再生
新調
新しい
新進
新星
新鮮
自捨新生
626 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 12:15:14.82 ID:S8heiLIN
モコって一体誰なの?
627 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 12:20:06.83 ID:S8heiLIN
絵を描くように
生きる
水のように
生きる
風のように
生きる
火のように
生きる
そして
いつか土になる
628 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 19:52:41.58 ID:VaRhqZ7Y
延命処置にはうんざりだ。
テレビも政府も東電も。
いままでテレビニュースをみていたが、
原発3号機がプルサーマルであることを
言ってるテレビは一つもない。
629 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 20:27:01.99 ID:S8heiLIN
貝
塩水につけられ
泥を吐く
全ての泥を吐き終えて
また海に帰ります
630 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 20:36:44.35 ID:S8heiLIN
原子炉も揺れたくないのに揺らされて
津波をかけられ
濡らされて
嫌な事ばかりだから
爆発したいのかしら
水をかけて
鎮火させて
堪えに堪えても
爆発する時は
爆発する
631 :
名前はいらない:2011/03/25(金) 23:02:25.05 ID:tKnMg1IL
「フザケンナ」
小さな手
小さな指
こんなお天気の
こんな暖かな
とろける笑顔と
三輪車
風が吹いた
雨に溶けた
フザケンナ
フザケンナ
フザケンナ
フザケンナ
水と風は
汚されて
遊び場も奪われて
開店前のスーパーに
年寄りの行列
フザケンナ
フザケンナ
フザケンナ
フザケンナ
632 :
名前はいらない:2011/03/26(土) 01:33:10.51 ID:y93vrOJQ
夢をみた
荒れ果てた地に咲く赤紫の花と
踏まれた花に命吹き込む蜜蜂たちの夢を
燃え尽き消えては現われて
優しく土を甦らせる
『おかえりなさい』
そう呟き涙を拭った
633 :
小人:2011/03/26(土) 02:11:41.55 ID:RlhM9lTF
樹が
刻一刻と生成消滅し変化する様よ
葉を洗う雨、樹を照らす月と太陽、根を支え全体を育む土、枝を揺らす風
樹を樹たらしめている生の全体性に驚く
宇宙の全てのひとつひとつはその樹が樹であることに一役買っているのだ
何かひとつでも欠けたらたぶん世界はなくなる
一羽の胡蝶の羽根が
かすかに震える
微細な空気の振動が
地球の裏側の国に嵐を巻き起こすのだ
超膨大なる怪物的に微細な関係性の網の目の中で生命は奇跡的に息づいている
ああ、不思議さよ!神秘の中の神秘よ!
霊感の息吹きはいつでもぼくの目の前で沸き上がっては消えていく
沈黙の声をただひたすら感受するのだ
声を聞いたときぼくは涙を流し
ただただ存在の畏敬に震える
634 :
名前はいらない:2011/03/26(土) 17:35:15.53 ID:uGaLRmue
それでもう、どうすんだ
結局、それでどうなんだ
そしてアンタどうすんだ
なんもできねぇ
なんもできない
審判待って殺されましょう
黙って祈ってバッサリと
アウシュヴィッツでさえ救えない
神様なんて頼まれてウンザリ
「うちはピザ屋じゃありませんよ!」
なんもできねぇ
なんもできねぇな
祈るしかねぇ
カミサマ神様・・・
「だからうちはピザ屋じゃねぇよ!」
635 :
ちーちゃん:2011/03/26(土) 22:12:33.32 ID:5kun1h/5
ピザも出して貰えねえのか…
酷い時代だぜ
636 :
ちーちゃん:2011/03/26(土) 22:20:23.64 ID:5kun1h/5
貴様たちはなかなか詩が上手いな。まるで詩人のようだ。
637 :
名前はいらない:2011/03/27(日) 05:58:19.80 ID:5OoO9F3e
『詩が書けない』
詩が書けない
詩が書けないと、俺には何の価値もない
自分に何の価値認められなくては、俺は生きてはいられない
生きていられないから死ねるのかと言うと、そんな思い切りの良さも切実さも無い
思い切りの良さも切実さも無いのに、頭も体も手足もましてや時間まである
俺みたいな奴に頭も体も手足も時間もあるのに、一方で死んでしまった者達が大勢いる
死んでしまった者達が大勢いる中で、詩しか書けない俺は弔いの言葉一つ紡ぐ事が出来ないのか
いや、違う
この輪の中でどこかが違う筈だ
やがて朝が来る
朝日の光に、言い訳でない行動を行う者達が照らしだされる
その中で、俺は自分の五体と時間の使い方とを学ぶ
詩から解放された魂が、人間を取り戻して立ち上がる
638 :
名前はいらない:2011/03/27(日) 07:34:29.82 ID:rplNmtsM
生きているだけ
大したものよ
こんな時代なんだから
頑張って
生きる価値は自分で作れるよ
639 :
名前はいらない:2011/03/27(日) 13:13:29.98 ID:rplNmtsM
悪縁
この世には確かに悪縁はある
本当ならば避けられたはず
相手の魂胆や性格見抜けなかった愚かな自分もいる
普通ではない異常人格は確かに存在する
誰でも信用してはならない事は分かっていたはず
これも人生勉強かな
640 :
名前はいらない:2011/03/27(日) 20:03:06.67 ID:rplNmtsM
幸せな子供時代を送ると人を疑わない
私は肝心な所で誰もがやらない凡ミスをする
おっとり育つとある意味マヌケなのでしょう
皆が避ける人間にひっかかる
反対に辛い子供時代を過ごした者は人を騙す
道徳もなく、良心もなく
イジメられ白い眼に晒された過去からくるものなのか
人を羨み、恨み、妬む
裏に周り、相手をおとしめる
そして居場所を失う
煙たがられる
どちらも愚かだ
騙すも騙されるも
人間とは複雑
来る者選び 去る者追わず
早く眼の前から消えて下さい
641 :
名前はいらない:2011/03/27(日) 23:05:23.26 ID:9lKvnQod
欺くつもりで失敗ばかりしている私は
本当は綺麗な心の持ち主ということ?
642 :
名前はいらない:2011/03/27(日) 23:21:07.27 ID:9lKvnQod
「あの人に心はない」
言われた彼女は悲しんだ
心がないんじゃなくて良心がないんだ
いや良心もある ただほんの少しだけ
あの子より少ないだけだったんだ
ほんの少しだけよ ほんとうよ
どうして信じてくれないの?
私はあなたの気持ちも分かるわ
どうして好きになってくれないの?
彼女には心がない
643 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 00:10:08.87 ID:k7qVK4JF
人のメールを盗み読み
裏で噂を流す
良心ある人は私に伝える
あの人から離れた方が良い
貴女を食い荒らすから
人の善意を踏みにじる
644 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 00:12:04.26 ID:k7qVK4JF
早く気がついて良かった
土足で踏み荒らされ
利用され
皆があの子を心から警戒してる
645 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 00:29:04.90 ID:k7qVK4JF
皆は見ている
彼女がどんな人物か
なぜならリアルな現実だから
いくら誤解と言ってごまかそうが
神は見ている
きれい事や理想論で飾られた裏の姿
彼女の話に皆耳を貸さない
貸したら最後
いつも彼女は
何処でも同じ間違いを犯す
学ばないのだ
話した事は筒抜け状態
恐ろしいと
皆はますます警戒してる
646 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 01:31:53.27 ID:5qR+KoXS
『レギオン』
ある詩人は食うものに困って、身の回りの売れる物を探した。
彼は何一つ持ってやしなかったので、唯一手に握りしめていた孤独を売り払った。
孤独を売った金で食える飯は量ばかり多く、彼の体はみるみる内に豚へと変わっていった。
始めは嘆いた彼だったが、やがて自分の身が豚であっても、さして醜い訳ではないと気付く。
彼はその豚の目で、本当に醜い者達を見たのだ。
それは、孤独を売り払っても尚、人の姿でいようとする詩人達だった。
彼らは孤独から解放されたのを良いことに徒党を組んだ。
気に入らない者を、自分達で取り決めた正義の下に、罵る、罵る。
彼らは皆、自分の事を「オレタチ」と呼んだ。
あるいは彼女らは、井戸端で会議をする。
輪の外から来た生意気な者が断りもなく釣瓶を下げれば、好きなだけ飲むがいいと、突き落とす。
それが彼女らの次の議題になる。
井戸端の会議は誰も居なくなるまで続く。
彼らは、彼女らは、それを詩だと呼んだ。留まり、爛れた、自分の澱を詩だと呼んだ。
豚になった男は見つめている。彼らは心が豚になってしまったのだ、と。
やがてイエス様が来た時、彼らに言うだろう。「悪霊よ、その豚の中に入る事を許す」と。
私を指差して。
私は人の心で微かに反論する。
あなたが許すからではない。
私だけが彼らを受け入れてやれるのだ、と。
私だけが。
そして許された者達は、いつか海へと飛び込んでいく。
647 :
まるちーちゃん:2011/03/28(月) 01:33:41.11 ID:gu1ZqNK8
神様に出会ったのさ
僕の綺麗な心は
全部筒抜け
648 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 01:40:27.75 ID:gu1ZqNK8
「夕日」
夕日に悪口
言う前から顔真っ赤
蛍光灯 蛍光灯
白くて割った
朝日
ご苦労さん
傘
お休み
夕方から
曇り
649 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 02:27:59.81 ID:gu1ZqNK8
僕の言葉が
石ころみたいに
凍るなら
詩板のメデューサ
僕を見詰めて
650 :
しぐれ:2011/03/28(月) 02:30:29.80 ID:gu1ZqNK8
風呂上がり
睾丸に咲く
陰毛の
白髪数えて
未だ君想う
651 :
アギラ:2011/03/28(月) 02:32:05.02 ID:gu1ZqNK8
連投ですかと
聞かれる前に
名を変えて
652 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 02:32:56.19 ID:gu1ZqNK8
てすつ
653 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 02:49:26.55 ID:gu1ZqNK8
「ビーチク平穏なビーチ見詰め」
ビーチサイドで
携帯を見ている
振りをしながら
ビーチクを撮ってた
夢を見ていた
海で溺れた
俺を目掛けて
必死で泳ぐ
胸板
ああ監視員
待ちくたびれた
メガホンの
黄色が眩しく
DQNを捜してる
ビーチクが
彼の胸で静かに
平穏なビーチ見てた
夏の日
需要は無いかも知れない
でも僕は
タイトルに悩ながら
ようつべうpの
最中
654 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 05:22:05.74 ID:k7qVK4JF
皆が不信がる
皆が眉をひそめる
皆が白眼視する
ご町内の瓦番
655 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 16:53:35.63 ID:SdJrqLbg
夕方明るい午後5時前
家の前でカラスが鳴いた
こいつが鳴けば人が死ぬ
そういう迷信あったような
なにがそんなに可笑しいか
かぁかぁかぁと、のたまう鳥は
私のために鳴いているかもしれず
そういや町中ひっきりなし
かぁかぁかぁと、のたまう鳥よ
全員分は鳴いたのか
なにがそんなに可笑しいか
お前が知ってる良くないことを
そっと私に教えておくれ
656 :
名前はいらない:2011/03/28(月) 18:29:26.34 ID:k0ERU634
あの帰り道
夕焼け5:00
君の手が茜色に染まってた
歩いて帰ろう
それぞれの家路へ
657 :
名前はいらない:2011/03/29(火) 18:15:18.50 ID:SbyrRZLF
この瞬間 世界は私のためにある
658 :
しぐれ:2011/03/30(水) 01:43:31.45 ID:cruLJrJf
「亡霊」
闇の中を行けば確かに脚は見えた
心の中で地面捕らえる二の脚を踏みしめて居た
宛無き路はまるで無重力の宇宙の中
俺の真下五十センチ真画の
板切れの様な日常を越え
辿り着くのか
誰かの待つ世界へ
俺は間違いの最中
目を閉じて歩く夜明け
動き出した朝は背を向けて過ぎ去る
固く閉じた目蓋の裏側に俺の血の色を描き出したまま
さ迷う街は過ぎ去る電車の音を立てて
ふわふわと空中浮揚の亡霊
俺の現在を映し出す
辿り着くのか
座り込める世界へ
脚の感覚を無くし
目を閉じて歩く亡霊
659 :
名前はいらない:2011/03/30(水) 02:09:06.07 ID:cruLJrJf
フードコートで溜め息を呑み込んで
無理矢理笑顔でクレープを食う事が
俺の今夜の目標だったので
どうか
哀しい別れを告げるのは
後にしてくれと
閉じたままの携帯電話を
置いたテーブルも見ないようにしてる
ピンクのストラップを
眺めながら携帯を開いてる
退屈そうな女の子の横では
楽しげに笑う男子学生のグループ
スーツの中年サラリーマン
無表情でラーメンを啜る
俺の食い掛けのクレープ越しに
世界は回りながら
静かに滲んで溢れて落ちる
660 :
名前はいらない:2011/03/30(水) 02:47:46.74 ID:cruLJrJf
「雨の日」
傘触れぬ様に
行き交う人の波は
心通わせながら
灰色の空の下で
雨を凌ぐ
傘を忘れた君は
雨に降られぱなしで
濡れ鼠
だから皆避けて歩く
涙も雨に溶け込んで
誰も気付かない
駅の改札口で
凍える手で開いた
財布の中の小銭
上手く掴めなくて
ばら蒔いたら
恥ずかしくて顔が
真っ赤になったままで
しゃがみこみ
人混みの足下探る
そしたら何人かの人が
拾ってくれた
661 :
ちーちゃん:2011/03/31(木) 01:19:34.96 ID:FhEdY2k3
余りリスの鼻を触らないように
その言いつけはずっと守っている
すばしこくて触れないから
〜アマリリスの花へ
662 :
ちーちゃん:2011/03/31(木) 01:38:14.21 ID:FhEdY2k3
小島
すすめ すすめ
藪からは熊蜂に驚いて逃げる熊
追え 赤に変わるまで
鉄塔は前脚でそびえ立ち
太陽は目を離すまで動かない
熊は僕の視界から消えて
安全に停止できる状態で黄色
横断歩道を渡らず戻る
眼前にはまた信号機
そら
蜂が来た
663 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/31(木) 01:42:31.65 ID:39pOPt5z
すごいね
あの詩
明治生まれだって
あの詩
こだま
664 :
名前はいらない:2011/03/31(木) 02:25:23.43 ID:LchAtuWh
感情の塊を体から排出したいが、体から出て行く気配がない。
いっそのこと、このまま土に溶けて、養分にでもなって、コスモスにでも吸い上げられたい。
665 :
名前はいらない:2011/03/31(木) 14:47:25.48 ID:tPseR5Ap
注いだ時間に見返り求めて
苦しくなると君が言う
手塩かけて育てたそれを
こんなんじゃない!と否定する
私は報われないんだと
しまいにゃ地面に伏して泣きわめく
永遠にやってて
私には明日の天気のほうが大事だから
666 :
ちーちゃん:2011/03/31(木) 20:46:15.19 ID:wJnxjUTn
ダミアン
667 :
名前はいらない:2011/03/31(木) 22:28:35.42 ID:FKBOuxyi
幸せ未満 テレビから彼女のとうめいな歌声が ながれてきます
あったね お兄ちゃん ちょっとさくらんぼうひとつぶくらいの 未来への夢を描いて
神田川 聞いていたね お兄ちゃん レコードプレーヤーが 宝物
大人になって 社会人になって 奥さん 子供 人生の荒海にどっぷりつかって
わたしも お兄ちゃんをかまえない じぶんの親すらかまえない
交通事故で怪我 その知らせをもらって スープだってさめない距離のはずだった
どれほどいけた いけやしない あの人の親をつい選んだ
でも 恨み言 愚痴 何も言われなかったよ うまくやっている どうしている
いつもかけてもらう この言葉
お兄ちゃんが 死んだって聞いた
わたし 亭主も なんもかんも 放り出して お兄ちゃんと暮らしてあげよう
そう おもっていた ほんとだから
そんな いやだった つらかった たいへんだもんね 人生って 社会って
父さん母さんみんなで暮らしているころは よかったね
お兄ちゃんの 好きだった太田博美の歌が ながれていた
わたしが いたのにさ ばかだね 兄ちゃん 連絡くれていたって
後 後 気がついた ごめんね 電話に出れなくって
もどろうね なかよくしようね わたしがいるよ
天と地にわかれているけどさ
まかせてよ 妹がいるからさ まっていてね
お兄ちゃんへ
668 :
名前はいらない:2011/03/31(木) 23:53:09.94 ID:FKBOuxyi
忍法帖さん ちょっとすれ違う 風を かんじました
ああ ああ えへへ えへへ いたあ
うれしいかな あたりにレンゲの花が 咲きました
一面の レンゲ畑 いっぱい いっぱいの れんげ畑
思わぬところ 思わぬ出会い ふれあう やさしさ 春うらら
⊂(ё)⊃
669 :
ちーちゃん:2011/04/01(金) 01:04:38.19 ID:3gWPyV4B
>>668 >>667を読んで不覚にもマジ泣きしちまったんだが…次に投稿されたコレは…
アンタ、スゲェな。
670 :
名前はいらない:2011/04/01(金) 03:03:53.03 ID:Emsr0f6e
『圧痛』
おはよう
外に出かけよう
感覚はマヒして盲目
何をやってもダメだった
飽きるほど飲みほすが故に
ランドセルを壊し
空き地で世界は破滅した
血まみれの地平をなぞる
バルツアは明日、緑に濡れた大地の高揚を告発する
何も見えない真っ暗な闇の中で
サソリの奇形が身体の内側をよじのぼる
おはよう
からまわりした思索の果てに
一歩も動かないで情交した架空の女の肢体を夢想する
それはまるで終止閉まりきったトビラの向こう側のよう
あまりに開けられなかったために
すっかり色褪せてしまった
恋する噴水
虹色の亀裂
愉快な雑踏
汚れた花園
最後のあかりが消えるまで
破れた余白から
冷気にさらされた太陽さえ墜落する
おはよう
おはよう
おはよう
おは う
671 :
名前はいらない:2011/04/01(金) 08:44:06.82 ID:pKE3uhTi
ちーちゃん ちーちゃん
ふと かけてもらう 言葉のうれしさ
洗濯機が からから まわっています
ひさしぶり晴れた お外は いい天気
大変 今日は 空き缶 ごみの日
朝の活動中も そのひとことに こころに 虹がかかったから
ひとこと お礼をどうしても いわずにいれなかったから
よんでくださって ありがとう ございました!
672 :
名前はいらない:2011/04/01(金) 15:04:40.75 ID:3gWPyV4B
「天寿ハッピーエンド」
かわいい女の子を見ると
胸がドキドキするよ
寝ても覚めても
クラクラするね
入れ歯ガタガタ
ときめきレクイエム
673 :
まるちーちゃん:2011/04/01(金) 15:19:47.90 ID:3gWPyV4B
「シャープの消しゴム」
カッチカッチ
お尻を押したら芯が
出てくる魔法の鉛筆
うっとりしちゃうメカニズム
書かれたノートもビックリ
お尻を押したら口から
真っ黒ウンコが出てきて
純白の肌を汚された
ジャポニカ学習ノートは
耐え難き怒りに震えていたが
優しい消ゴムが撫でて慰めた
ありがとう、でも、
シャープの消しゴム
お前硬すぎだ
ウンコがびょーんと
伸びただけじゃないか
それに汚ねえカスを撒き散らしやがって
とっととてめえの糞を
ゴミ箱に片付けろ
これには流石に消しゴムのカスも
激怒した
肉眼では確認出来ない位
真っ赤になって
誰がカスやねん
ララララーラーラーラー
ララララーラーラーラー
ララララーラーラーラーラー
ラララーララララ
674 :
【東電 87.9 %】 :2011/04/01(金) 20:17:14.96 ID:klLhG1b/
たまねぎみじん切り
ロースト!ロースト!ロースト!30分!
じゃがいもお肉エリンギぶつ切り
しょうがとワインで
ロースト!ロースト!ロースト!5分!
おなべに入れて水入れて
ボイル!ボイル!ボイル!15分!
火を止めルー入れ
とかす!とかす!とかす!2分
そして
ボイル!ボイル!ボイル!5分!
一晩寝かして
ボイル!ボイル!ボイル!適当!そして食え!
にんじん忘れた・・・
675 :
まるちーちゃん:2011/04/02(土) 01:40:32.48 ID:BSpdBEnd
真昼のダンスホール
外は朝の光 通勤ラッシュの喧騒
俺は夜勤疲れ 家路へと帰る途中
レンガ通りの目地をなぞりながら
鉄条網の空き地へと戻る途中
バスは嫌いだから 徒歩で歩む街は
すれ違いざまに肘うちを入れる
あと三十分程早く起きれやと
思う人の波は僕をどつき回し
不思議なダンスを踊らせ続けた
そうしてラッシュが終わった後も
惰性で踊る僕を横目でちらちらと
見ているレディはサボリの生保レディ
くるくると回りながらレディの前へ
颯爽と滑り込み
跪き、手の甲にキスをして
お暇なら一緒にダンスをお一ついかが
らららら、ららららら
らららら、らーららら
弊社の保険に入ってくれるのならね
らららら、ららららら
らららら、らーららら
オッケイ、ベイビー
らららら、ららららら
らららら、らーららら
幾つもの保険と
素敵な君をゲッチュー
るーるーるるるー…
fin
676 :
名前はいらない:2011/04/02(土) 16:36:23.94 ID:pthev7/v
鎮魂歌
まだおまえは何も知らない
しかし歩いた方が良い
父は右 母は左
この夜のために保険をかける
真っ黒い祝福がばさりと落ちる
青い服を来て街に出る
もう来なくても済むよう魔法を掛けるために
少し前の空には金色の太陽が怒り
猫が何かの破片を舐めている
かがみこんでそれを拾い上げたところで
世界に星が輝く
677 :
ちーちゃん:2011/04/02(土) 23:23:26.29 ID:K19JIkrh
きれいなおべべの幼虫さん
あなたのおめめは要注意
うっかり目と目をあわせたら
たちまちloveにホールインワン
おやおやあなたのくちびるが
わたしをもとめているようね
ラララわたしは瞳をそうっと閉じて
受け入れ準備は万端なの少佐
トゥルントゥルントゥルン
ムシャムシャムシャムシャム〜シャ
ムシャムシャムシャムシャム〜シャ
あらやだそういえば
わたしはうら若きキャベツの葉っぱ
彼氏はわたしのボディー
イーティング
おなかいっぱいお食べなさいな
ちいさなわたしのダディー
トゥリャトゥリャリャ トゥリャトゥリャリャ
トゥ〜リャトゥリャトゥリャリャ〜
678 :
名前はいらない:2011/04/02(土) 23:26:57.02 ID:JVR6WfB6
お茶とかジュースとか、とりあえずはラベルに所在地しか貼ってないから
東京になってると怖くて買えないわ
大手はほとんど万が一のこと考えると買えない
牛乳のように製造工場まで記号で表示してあれば地元の工場生産だから安心して買っている
早くわかりやすく表示してほしい
店頭でみてわざわざ携帯で一個一個、調べるのも面倒だわ
他の食品も一緒
所在地が東京や関東、東北のものは一切、怖くて買えない
679 :
名前はいらない:2011/04/03(日) 00:12:03.97 ID:ITL9cBUK
>>678 ララララ キッチン キッチン
奏でる コンサート
「ミルク いやなのだって 僕の仲間が 怖くって買えないのだって」
ミルククンは 決めました 出て行きます こんな家 一日だっていたくありません
「出て行こう ぼくも行くから ぼくのおじいちゃんが いやなのだって
大地はひとつ つながっているもの 風が おじいちゃんの愛を はこんでくるの」
ほうれん草くんもミルククンに ついていこうとおもいます
「食べてもらえなくって かなしいよね 泣いているね」
「ぼくたちみんな 生きている まして おじいちゃんたちは 困っている」
そろって食材たちは 家出を決意しました
あなたの 食卓に もう ミルクは やさしさを なくしています
野菜も 果物も お肉も 玉子も あなたを 嫌います
なぜですか あなたが 愛のない人だから
じぶん勝手な人だから
ミルクを手にしたら 思ってください あなたは 嫌われています
野菜サラダを口にしようとしたら 思ってください あなたのことを 怒っています
大地は ひとつです 地球はひとつ まして その小さな日本人同士 助け合いましょう
わたしは そうおもいます
このままでは 愛が すべて あなたのまわりから 逃げていきます
ほんとうです 聞いてみてください
あなたのキッチンの食材たちの声に 心を かたむけてください
チロチロ ヒソヒソ お話をしています
あなたのことを うわさしています
わたしの話が うそとおもいますか いいえ ほんとうですから
680 :
ちーちゃん:2011/04/03(日) 00:39:49.80 ID:bM/OAYlw
「ワルツハイムアローン」
焼肉ルルル〜ルル
豆乳ラララ〜ラ〜ラ
大福パラリ〜ラ〜ラリ〜ラ〜
総長!朝ですぜ?
「うむ、早朝だな。卵、産む。」
産まれましたなあ…
ああ、産まれました
「ふう…。こんな爽やかな朝は、産まれて初めてだぜ。」
(流石は総長の朝一番卵。見事な第一声である。)
「かめはめ波〜!!!!!」
「かめはめ波〜!!!!!」
ウ〜青空
ブル〜マウンテン
わ〜たしの朝
ブル〜マウンテン
キリマン マンマン ジャ〜ロ
演歌のニューヒーロー
納豆ファ〜ファ〜
あくび顔
ロンドン パリ 大根
681 :
名前はいらない:2011/04/03(日) 02:16:44.09 ID:bM/OAYlw
「真白き星空を遮る赤いカーテンをくれ」
幸せの中で人も羨む悩み
生まれ星は故郷
故郷には青空
白海は蒼深く懐に抱き
透明を忘れて
青空は真白く
その花は黄色
足元の黄色にうだうだと説明はしたくねえ
真白き星空を遮る赤いカーテンをくれ
大気圏内だけ、青空
今は裏側だけ
ここは夜中
682 :
名前はいらない:2011/04/03(日) 18:54:09.00 ID:NzRbz89N
りゅうのくに うまれしもの
りゅうのたまを もちしもの
あしきりゅうの
ひをもちて
やりをもちても
うちやぶれぬ
かなしかなし
あわれあわれ
まるまるまる
あしきくに
かへりける かへりける
683 :
ちーちゃん:2011/04/04(月) 03:45:23.74 ID:z1MvU/r0
法華経
うぐいすは広告員
CAR
からすはカーマニア
ONE
犬は個人主義
にあ
猫は近く
メー
羊は兄弟の娘
もー
牛は怒りんぼ
バン
ピストルは商用車
愛している
俺は嘘吐き
私も
女も嘘吐き
パンパン
後背位は殺し屋の銃弾
684 :
ちーちゃん:2011/04/04(月) 04:13:38.95 ID:z1MvU/r0
歯に挟まった食いカスをほじれる位
尖ってなけりゃ歯車にすらなれねえ
用事を思い出して席を外す時も
白い便器を睨み付けていたい
手のひらを返す奴らの指を逆に捻り上げ
ほらどっちも手のひらみたいだねと
言える位に憂鬱で嫌な気分の日も
手品セットをポケットに忍ばせて
ポンと飛び出す鳩の行方を追ってる顔を確認したら
しゅっと素早く紛れ込むのさ
尖ったギアをビンビン立てて
なんて言っても高楊枝でも
大事な用事を忘れてるから
からくりネジにきりきり巻かれ
捻れて落ちてまた澄まし顔
685 :
名前はいらない:2011/04/04(月) 12:32:10.55 ID:fVkxrX7n
安芸の宮島
美しく朱色に染まる鳥居と浮かぶ神社
訪れる多くの人の顔にも笑顔が浮かぶ
ふと目を転じた先に座り込んで動かない生き物の姿を見る
観光の目玉であり、神の使いとされてきた哀れな生き物のなれの果てがそこにある
数が増えたからと人間たちの勝手な都合で餓死させられる運命を彼らはどう受け止めているのだろう
686 :
名前はいらない:2011/04/04(月) 16:18:08.28 ID:zhI1PHrT
687 :
名前はいらない:2011/04/04(月) 22:19:55.65 ID:lfLgBAKO
例えば、そこにそびえた黄色いラベルのペットボトル。
そのペットボトルの周りを、回って、踊って。
すぐそばに横たわる折り畳み傘は、あたしに気づくのかしら?
踊るあたしを見てくれるだろうか?
例えばCDプレーヤーの中。
踊る埃は、その上で眠るあたしに気づくのかしら?
あたしは踊る埃に気づけるのかしら?
とてつもない声で星はまわる。
あたしには聞こえないけれど。
黄色い帯を見つけた夜に、あたしの自転車は消えた。
どこか遠く、黄色い帯を辿って消えた。
きっともう会えないんだなって思うと、泣けてきちゃった。
泣くのはあたしの癖みたいなものだけど、その日は本当に堪らなかった。
あたしの自転車には意思があってね、ときどき川沿いの遊歩道をお喋りしながら走ったりしてね。
恋の話しとか自転車屋さんの話、産まれる前の話、秘密の話。
声は聞こえないけれど、お喋りをたくさんした。
自分の意思で消えちゃったのか、誰かが乗って行っちゃったのかはわからないけど、黄色い帯を辿って消えた。
あたしも帯の上に立ってはいたの。
だけど、怖いんだよね。
あの帯の向こうは。
堪らなかった。
もう空へは帰れない。
必ずしもあたしが宇宙の一部だとは言いきれない。
宇宙を構成する一部だとは言いきれない。
もしも神様がいるなら、別の部屋で待ってるんだよ。
この宇宙とは別の場所。
黄色い帯の向こう側に。
688 :
名前はいらない:2011/04/05(火) 00:33:55.57 ID:Tm9uMBih
「再生歌」
さぁ、再生歌を歌おう
終わることのない
尽きることもない希望の歌を
何度でも繰り返そう
結局、こうするより仕方ないという諦めの歌を
気付いちゃダメ
気付いちゃダメ
そんなこと言わなくていい
いいから黙って歌っててくれ
希望は素晴らしいものらしいから
さぁ、再生歌を歌おう
終わることのない
尽きることもない希望の歌を
何度でも繰り返そう
終わることのない
尽きることもない希望の歌を
何度でも繰り返そう
繰り返そう・・・
もう吐きそう
689 :
ちーちゃん:2011/04/05(火) 01:36:33.61 ID:VLBRGt//
リサイクルソング シング アローン
みんなうんざり ルック ライク 地蔵
実際苦しんでいる 寝具 あぼーん
赤い前掛け グレーのボディーに マッチ
ラララ 元気いっぱいの居酒屋ビジネスマン
昼間はパチスロでぼろ負け
上司のご機嫌取り おりこうさんね
そんな強い君が好き
明日はきっとラッキー 幸運アイテムは札束
王様になれる秘訣は起業
成功の秘訣 それはなに?ねえ
ラララ 元気いっぱいの居酒屋国王さん
昼間はパチスロでぼろ負け
大国のご機嫌取り おりこうさんね
自分で決めたことだもん、ネ?
リサイクルマン シング アローン
みんなうんざり してるのが好き
うるさいゲルマン人 カム イット ヒア
明るいあいだに クレー射撃の 鳥目
カム・バック・ヒア カム・バック・ヒア
彼らお冷ガッコと呼ぶ秋田県民
たしか
カム・バック・ニア カム・バック・ニア
漬物ガッコと呼ぶ青森県民
(これもたしか)
690 :
名前はいらない:2011/04/05(火) 02:19:52.53 ID:VLBRGt//
くずかごの門番は年端もいかぬ小娘
俺の捨てるごみをいいいち盗み見るのさ
何時もは透明なくずかごの脇で
透明な姿を前に向けて見ぬ振りの彼女
ある日何時もの寄り道に
宝石を放り投げたこの腕を掴む
何も言わずにただ無表情で
俺の動きを止める娘
振り解こうとすると
しがみ付くままの両手に
理由をたずねると彼女は
ゆっくり口を開いた
失くした物は胸に穴を開けるよ
いや、要らないんだ
俺は捨てるのさ
それは捨てても消えない物
離れ離れになるだけ
だけども
俺は仕方なしに宝石を胸のポケットに
だから俺の胸では宝石が今もこそばゆく
恩人の女の子を探せとつつく
691 :
名前はいらない:2011/04/07(木) 20:13:00.31 ID:CABShiLe
「懐かぬ虱」
血の池地獄に呑まれる虱
嬉々と生臭きを飲乾すと思えば
吸えぬ苦しみにもがく姿は
乳呑児の愛しさに似て
虱の笑いに飢えるたび
慈愛の手から突き落とす
吸わずとも
胸を充たす血液の池に
虱は吸うを仕舞い込む
胸一杯に血を溜めて
溢れた池に浮かびつつ
絡まる糸を夢想する
そうら毛が垂れた
うっとりとした笑みの指
這い登る先に指紋光らす
毛穴を求め吸い付く虱
隣の指に弾かれてまた池の中
虱は夢中で吸い込んで
充たされた後の脱力に
ぷかり浮かんで手を嫌う
692 :
名前はいらない:2011/04/07(木) 20:48:52.39 ID:CABShiLe
「起き抜けのグッドバイ」
夜に破れた恋の話を
朝に真顔で話すのは嫌だからと
お前は朝の洗面所で別れを告げた
溢れる歯磨き粉を必死で堪えながら
声にならない返事をする俺の
便所のタイミングもお見通しだね
完敗さwowエンジェル
仕方無いからバスに揺られて
欠伸する振りして出勤したぜ
仕事の出来る俺だから
だけどベイビー
アフターファイブのバーじゃ
俺はどうすりゃいいんだい
独りの夜は男を涙もろくさせる
静かな店は駄目さ
そうして選んだファミレスなのに客は
俺の他に男一人しか居なくて
男の手元のルービックキューブが
何時までも二面までしか出来て居なくて俺をイライラとさせるんだ!!
俺は五分あれば六面でも完成させられるのに!!!!
そう言えば彼女は一流のキュービストだった
彼女は…
693 :
名前はいらない:2011/04/07(木) 21:10:03.97 ID:CABShiLe
ルービックスマヌーバーの名手で…
ルービック教授の書籍を違法ダウンロードしてて…
キューブの色は白が一番好きで
本物のルービックキューブを持っていたのさ
三つも
でも君がねだっても分けちゃくれないよ?
一つは競技用の回りやすい個体で
もう一つは練習用の手に馴染んだ奴で
最後のは教授の直筆サイン入りのやつだからさ
本当さ
みんな大事な宝物だったのさ
彼女は教授の直筆サイン入りのルービックキューブを持っていたのさ
彼女は教授の直筆サイン入りのルービックキューブを持っていたのさ
彼女は教授の直筆サイン入りのルービックキューブを持っていたのさ
なあ、あんたのくすんだ色の
そんな偽物なんかじゃなくてさ
彼女は教授の直筆サイン入りのルービックキューブを持っていたのさ
彼女は教授の直筆サイン入りのルービックキューブを持っていたのさ
彼女は教授の直筆サイン入りのルービックキューブを持っていたのさ
694 :
名前はいらない:2011/04/07(木) 21:45:24.52 ID:CABShiLe
そして俺はそいつにひとあわ吹かせてやろうと
手元のルービックキューブを奪い取った
薄汚い茶色を上にして
あっと言う間に一面を完成させた
そして裏面のコーナーキューブの
位置を合わせようとはするが
キューブのガタツキが邪魔するのさ
偽物ならではの小うるさいキューブノイズが!
深緑キューブがじっと見てやがる
黄土色キューブがせせら笑う
紺色キューブはシカトしてる
橙キューブが憐憫の目を向ける
安い光沢の白がせかしつける
茶色は正面に居座ったままあきれる
キューブを静かに見つめながら
俺はテーブルの呼びボタンを中指で連射した
ガイドは…と問う俺に
フライドポテトを勧める学生バイト
気の回らねえマニュアル接客に
俺は拳を丸めて…吼えた!!!
ここには誰でも簡単に出来るルービックキューブマニュアル完全版も置いてないのか!!
ここには誰でも簡単に出来るルービックキューブマニュアル完全版も置いてないのか!!
ここには誰でも簡単に出来るルービックキューブマニュアル完全版も置いてないのか!!
ここには誰でも簡単に出来るルービックキューブマニュアル完全版も置いてないのか!!
695 :
名前はいらない:2011/04/07(木) 22:10:48.43 ID:CABShiLe
学生バイトのフリッカーは思いの他トリッキーだったぜ
上段回し蹴りのキレは空手の下地を連想させた
でも、何よりも俺の戦意を刈り取ってしまったのは
あの三面すら出来ねえクソ野郎がドサクサ紛れに入れた
靴底の長渕キックだった
放り出された歩道を行き交う群れは俺に見向きもしない
顔を埋めた花壇の花もずっと空を見てやがる
何の気なしに花の見つめる先を睨む
そこには満天の星空が有る様な気がした
オレンジの街の光の上の白いキューブ
(そして)
真ん中のロゴにTMの文字が
ラララララーララ ララララーララ
ララララーララ ララララララ
ラララララーララ ララララーララ
ララララーララ ララララララ
696 :
名前はいらない:2011/04/08(金) 01:54:51.38 ID:aeQ9w5GM
よぉ、見せ掛けののアナーキキストポエマー
辞書で調べたてのワードで塗り固められた
ロクに見たこともねえ景色の継ぎ接ぎにはもうウンザリだ
そう言や何処の世界でも同じだった
権威の飼い犬にはなれねえお前が居て
お前の描いた世界の王様になれねえお前が居て
現実に求めないお前をなじる奴等は何時だって物乞いだった
奴等はお前の欲しそうな顔を期待して宝石を散りばめる
奴等はお前に投げ掛ける罵声と引き換えに自分にとって必要な物を頂戴して行ったぜ
奴のポエムは物乞いのポエム
俺のポケットからテメエの自尊心を擽る飴玉を奪い取ろうと懸命
それは鏡の前の俺自身だって?
その通り鏡の前の俺とお前だ
半開きの三面鏡の無限の中に
俺とお前が居続ける永遠
お前はお前が奪われた飴玉の欠片を拾う様を
最後尾が塵にも満たない大きさの大行列に見張られて居た
何が見える
鏡か
眼を逸らす事は簡単なんだ
逸らすの文字が俺の邪魔をするだけ
言い訳
訳を話す言葉を遮るのか
聞かないでくれ
話さないでくれ
逸らさないでくれ
697 :
名前はいらない:2011/04/08(金) 16:09:31.92 ID:LlSTBK4i
力強い安心を求めては
その足元にはいくつもの犠牲
そこからいつも
私たちは恩恵を受けている
698 :
【東電 78.9 %】 :2011/04/08(金) 23:28:09.21 ID:3wEk4hP1
震えるがいい
己が望むままに
大地よ
699 :
名前はいらない:2011/04/09(土) 01:35:31.02 ID:62+ES1oV
ちいさなしあわせ
春の風
ふるえた夜を
わすれさせ
暑くて眠れぬ
夏の夜
思い出の中に
わすれかけたころ
指揮棒ふるう
軌道は今も
同じリズムで
回っている
耳を澄ませば
川あそび
白銀を滑り降りる音
レコードの針
歌う春の日
700 :
名前はいらない:2011/04/09(土) 02:00:46.46 ID:Ak3ZLWOB
無い知恵しぼって
にいちえなんか読んでも
「さあ行こう」で
とまとちゃん
信じてねえのに
しんじまった神様にゃ
困った時しか様はないです
超人だけは見えました
家庭を持てない仲として
どうやら平凡な人生とやらが
超人の諸行
さあ、旅に出よう
さっき選んだ
道のほう
「にいちえ顔真っ赤」
701 :
名前はいらない:2011/04/09(土) 09:52:22.56 ID:GWvf9joj
たたかう
あの日から全てが変わり
私は全てを失いあなたを憎んだ
私はたたかう
あなたに負けても
静かにたたかう
見えないあなたに
負けても
普通に今日をすごす
それが私のたたかい方
702 :
名前はいらない:2011/04/09(土) 16:57:45.78 ID:t9GCehfJ
703 :
名前はいらない:2011/04/09(土) 17:50:55.15 ID:vxEGZyW2
test
704 :
ちーちゃん:2011/04/10(日) 00:50:29.12 ID:SUk7BFfR
「折角桜を見に来たのに、雨降りなんて。神様ってホント意地悪。」
桜馬路満開公園の駐車場。到着と同時に降り出した雨に美代子は神様に悪態をつく。
ショッキングピンクのエナメルのポシェットから取り出したメンソイラムライトに火を点けると
同時に取り出したミクロンSDランチャースティックを助手席ランチャーコンポのメディアソケットに差し込んだ。
大音量で流れ出した曲はザ・ハウリング・パピーズの「ワンワン・スパイラル」。
俺は不機嫌な顔でランチャーコンポのボリュームを落とし美代子にこう言った。
「やめてくれないか…。俺の名前がアーティストロイドの開発プロジェクトから外れたのが
コイツのせいだって事忘れたワケじゃないだろう?」
美代子はランチャーコンポのボリュームを少しだけ上げてこう答えた。
「でも、私この曲好き。それにこのファイルにwwウイルスは仕込まれていないわ。」
「ああ。確かにマルチーズが最初にアップロードした「ハウリング・パピーズ」にはwwウイルスは仕込まれて居なかった。
しかし…。君だって見ただろう?マルチーズが「ツーチャット」のバー速nyuppuチャット住民を操って
自分の曲に仕込んだウイルスを拡散していくやりとりを…。アイツのせいで開発中の…。」
「隼人…。」
美代子は俺の話を遮ってこう続けた。
705 :
ちーちゃん:2011/04/10(日) 00:52:12.13 ID:SUk7BFfR
「あの…、マルチーズよ?」
「だって、おかしいだろう美代子!?あの騒動の後、マルチーズはぷっつりと消息を絶った!きっと捕まるのが怖くて…!!」
そう言いながらも俺は美代子の言いたいことはしっかりと理解していた。
マルチーズがバー速住民を操るなんて、そんな事が出来る訳が無い。
それまではアイツがバー速でNYUPPERから返信を貰ったのを見たことが無かったのだから。
行方をくらませたのだってきっと、ただびっくりして隠れてしまっただけなんだろう…。
「美代子…。俺はきっと自分のミスを、誰かのせいにしたかっただけなのかも知れないな…。」
「隼人…。」
「俺、セキュリティーソフト、入れるよ…。」
「うん。」
回しっぱなしのエアロスクリューワイパー。いつの間にか窓の外の空は晴れ。
桜馬路満開公園の駐車場。ランチャーコンポのウインドモールサラウンドスピーカーからは
ザ・ハウリング・パピーズの「ワンワン・スパイラル」が流れ続けていた。
わん、わん、わおーん
おわり
706 :
名前はいらない:2011/04/10(日) 01:24:28.04 ID:AbUu/Z+V
ヽ(.◕ฺˇд ˇ◕ฺ;)ノ
707 :
ちーちゃん:2011/04/10(日) 02:02:03.32 ID:SUk7BFfR
>>704-705 ビー速にしたほうがプライマリーだったかな…あとウイルスを拡散したマルチーズが騙りだったと言う台詞も必要か。
まあ、わたしたちにとっては、どうでも良い事なのかも、知れませんが…。
708 :
名前はいらない:2011/04/10(日) 07:40:21.19 ID:vmmOz2O6
夜の夜中に2チャン遊びはやめたまえ
もし この忠告を聞かないと どうなる?
恐怖が忍び寄る これが現実だったのか
思い知らされる 福島原発の嘘か真か定かならぬ話が 死刑台のエレベーターに
あなたを乗っける
ベッドが揺れる 地震で揺れている錯覚
それでも朝の空気が美味しい ひと息吸う心地よさ
これが 死の灰に変わる そう思えば なおのこと 尊く感じられるだろう
ひたひた ひたひた 音もなく それでも 悪魔はしっかり あなたをとらえて
見えない魔の手で いつしか すっぽり 包み込むであろう
時は せまれり そう ささやきながら…
709 :
名前はいらない:2011/04/10(日) 08:31:18.55 ID:vmmOz2O6
本来ともに あなたはそこに 天下るべきではなかった
経費削減で 減価償却期間を終わった後も ゆえに 使い続けて この体たらく
官僚とは 国民の安全 幸せを追求するべき職責を持っていたはず
いつしか じぶんの利益優先 保身 それが 取り返しのつかない事態を引き起こした
それでも まだ 己が身が大事 処理を必死にやっっているのは 理系出身
本来ともに 彼らこそが トップにくるべきであった
浅草浅草寺から外国人観光客が消えた 箱根 日光閑散として 静かになる
ねずみは 予兆を予知して逃げるという
福島の人はほうれん草 お米 買っている牛の乳を出荷するのもままならぬ
ひとえに 経費削減で じぶんたちのレジャー施設には湯水のごとく金を使ってもらいまくった退職金
返すべきと 思うのは ひとり 私だけか
710 :
ちーちゃん:2011/04/11(月) 00:15:42.54 ID:N+wa3PFj
髪が邪魔くさい。畏まって人前に出る事の少ない仕事のせいで暫く散髪をおろそかにしていたが、
この春、新たな出会いを密かに期待する私は久々に床屋へと出向いた。
「いらっしゃいませ。どういった髪型がお望みで?」
「それが恥ずかしい事に、この歳になっても私にとってどのような髪型が似合うのか分からないんだよ。
どうか、私に似合うような髪形を見繕って、やっては頂けないだろうか。」
床屋は私の顔や体型、頭の形などをぐるりと見回した後、自信満々にこう答えた。
「あなたはなかなかワイルドな雰囲気をお持ちでいらっしゃる。鋭い瞳はまるで野生の鷹のようだ。
動物園に居るのじゃ、なくて。きっちりとした髪型は似合わないでしょう。伸ばしっぱなしが丁度良い。」
流石はプロの意見だった。説得力が有る。
すっかり感心した私は伸び放題の髭の始末についての床屋の意見も尋ねてみた。
「とても良くお似合いです。」
成る程どうやらこの男に任せておけば心配は無いようだ。私が口を出す必要は無いのだろう。
「それではこちらにお掛け下さい。」
さあ、私は散髪の間、安心して寛ぎの一時を堪能しよう。
そう思った矢先、私は眼前の鏡を見て驚愕する。
「こ、これは…。」
椅子に座った瞬間、すでに床屋が先程語ったイメージが完成されていたのだ。
なんと言う仕事の早さ…。プロ中のプロの脅威の手際である。
「三千八百円になります。」
自転車で帰る帰り道、上質な散髪職人と、私のワイルドさを発見し、
高らかに口笛吹く夕暮れ、
…でした。
711 :
名前はいらない:2011/04/11(月) 02:03:45.50 ID:N+wa3PFj
自作自演
誉めたら必ずつく付くレスに
「ああ、誉められた事が無いのだろう」
憐れむあなたは罠の内
彼らは来る
高らかに笛の音を響かせて
ひらひらと赤いマフラーを靡かせて
もっこりパンツは飴色に
自作自演と認定厨
ネタにマジレス厳禁厨
fusianaしてもわからない
インターネッツの節の穴
野暮…野暮だよ。アンタ。
え、私ですか?
712 :
名前はいらない:2011/04/11(月) 03:17:49.35 ID:wOexenoF
明日のお題は
「ポエムDEナンパ」
奮ってご応募下さい。
あらやだもうこんな時間。
6時起き…。
713 :
名前はいらない:2011/04/11(月) 19:22:30.58 ID:HR9/qgs8
どんな短文でも こころをこめて
すべて順位 判定 それが…
おもわず ためらって
こころのった時 いい文章 じぶんなり 納得いく作品書けたとおもう
でも それを 評価してもらう気にならないかな
好きに 書いていきたいような
「娘よ」
あなたが できた そうおもいました
お腹に手をあてた 躍動
そのそこで どれほどの母としての実感があったか なかった気がします
それでも 決めました あなたのたましいと一緒 あなたが死ぬのなら わたしも死ぬ
勝手な決め事でした こころの中で 神さまに あのとき あそこで 祈りました
にくまれ口きくほど 大きくなったあなた
夢に実は見ているのですよ
そのそこで まだ幼いあなた おかしいですね 昔の写真なんてついぞ 開きません
それでも こころに あるのです あなたのアルバムが
このここで はたまた 勝手にひそかに 賭けています
どこまでも あなたの母です 母たります
それは わたしの 勝手すぎた 秘め事 神さまへのお願い
あそこで お腹に手を当てて 決めました
なんの 変わりもしていません
桜花びらが 満開に こころに咲きます
今はもう 家が建って 影も形もないのですが まだ たしかに 咲き誇ります
ときは うつろいます しずかに さからいようもなく うつろいます
わたしの こころは かわりません わたしは いついつまでも あなたの 母親です
というか このスレが ちいちゃんが好きなのかな
なにせ 下手だから 技巧がないような よろしくお願いします
ここだけなのよね わたしの文章を乗っけているスレって
714 :
ちーちゃん:2011/04/11(月) 21:26:45.14 ID:2R8o9n0X
>>713 命を共にって愛だけどこれね
多分娘さんの方がしっかりしてる親子
せっかくなので甘えましょう
(^o^)rn'
715 :
ちーちゃん:2011/04/11(月) 21:32:46.86 ID:2R8o9n0X
娘が好き…というよりは私が好き!?
ははーん。まだ何か隠してますね?
716 :
ちーちゃん:2011/04/11(月) 22:10:25.29 ID:IebTv8+U
でも娘さんは母親の色んな所を一緒くたに呑み込んで「母親」と認識するのでしょうなあ…
すこし僕には難しい詩なのかもしれない
717 :
名前はいらない:2011/04/11(月) 23:38:57.41 ID:HR9/qgs8
ありがとうを ひと言
ちーちゃんに ひと言
読んでくださって うれしくって
ひとひら ふたひら みひら ひらひら
言葉の 花びらを もらいました
なにくれなき つまらぬ わたしが まよいこんだここはどこ
全山染まりつくすは 薄紅色の桜花びら満開の 峠の茶屋
ちょうだいしました 甘酒いっぱい
こころいっぱい 舞うは 花ふぶき 桜ふぶき
まごころの風に やさしさの風に のって
いましも こころは 桜の花まっさかり 今が見ごろです
718 :
名前はいらない:2011/04/12(火) 02:49:35.81 ID:g88lQgLa
暖
暖かい火を
小さな優しい炎を
哀しい涙に
灯して欲しい
719 :
名前はいらない:2011/04/13(水) 01:30:46.30 ID:ve51Up/0
1939年に、満州国(現在の中国東北部)・モンゴル国境のノモンハンで、日本の関東軍と旧ソ連軍が戦った。
双方とも2万余の死傷者を出して停戦になったが、ソ連軍指揮官のジューコフ将軍は敵の日本軍について
「下士官兵は優秀、下級将校は普通、上級幹部は愚劣」と評した。
70年たっても何もかわらんなぁ
720 :
名前はいらない:2011/04/13(水) 21:36:56.65 ID:apSJmpqQ
人をバカにする言葉しか知らないで
小さな部屋に閉じ籠ったきり
家族としか口もきけない
日がな一日壁とにらめっこ
そんな生活が30余年
両親はすっかり年をとった
父が入院した事が引き金になったに違いない
漠然とした焦りが確実なものになった
家をひっくり返して金を探し
自分の母親を脅して通帳を奪おうとさえする
もうそんな生活はたくさん
出ていくから
そう告げたら知っている限りの罵詈雑言を浴びせてくる
いかに自分は頭が良いか
いかに周りの人間が愚かであるか
故に全員自分の言うことを聞かねばならない
自分の意見は絶対
逆らう奴はみんなバカだ
そうか、その良い頭で考えた最良の人生が働きもせず親の財産食い潰して生きていく事なんだね
そんなに頭がいいなら知っているよね
自宅が差し押さえられている事、貯金はじきに全額支払いで消える事も
そう言ったら今度は俺を餓死させる気かと泣きながらすがってきた
まるで山椒魚だね
だが何と言おうと今更聞く義理もない
母と祖母を連れて私は今日家を出る
行く先も告げず遠く遠くへ
私は蛙にはならない
721 :
名前はいらない:2011/04/14(木) 08:41:12.52 ID:4fCpo8Ub
海は誰のもの?
空は誰のもの?
陸は誰のもの?
誰のものでもないんだ
ご飯は誰のため?
仕事は誰のため?
生きるのは誰のため?
誰のためでもないんだ
こんな簡単な問題が
永遠と解けないなんて
おかしな世界だ
こんな簡単な問題を
永遠と見えなくしてたなんて
おかしな世界だ
そろそろ解こうよ
みんな答えは知っている
722 :
名前はいらない:2011/04/14(木) 19:31:54.35 ID:tXF8V4en
ずいぶん前から知っていた
逃げられないこと 避けられないこと
行くも地獄 退くも地獄
まったく まったく
後ろに道はあるわけなく 前にあるのは茨の林
素手でかき分け血を流せ
無数の傷を受けてこそ
その先何がとか 愚問なんです
行くも地獄 退くも地獄
まったく まったく
あーちくしょう
723 :
名前はいらない:2011/04/15(金) 00:19:40.65 ID:u09ZGxlV
偶然は夜の2泊便を再生したり、喫煙をやめる
あなたはこの忠言に耳を傾ける場合はどうなりますか?
私は徐々に非常恐があり、これは本物だ
衝撃的な話得杷桗死亡不明正しいか間違っては福島のことを思い出したように
あなたは旅行をする
地震は気持ちに杷促音笯の手を振る
空気のおいしい息が快適な朝でした、まだ煙
あなたは今すぐに行く必要がありますこの変更の余波を感じることができる
しかし悪魔は健全な会社なしに逮捕されたことを日田日田
侵入されません快適にたたく傘
私がささやくと...
724 :
名前はいらない:2011/04/15(金) 04:41:43.11 ID:5PF1drRg
ミロクの彗星 間に合うかな
725 :
トシ ◆9B5/lNKmggbo :2011/04/15(金) 05:20:02.71 ID:UtQpB+C3
君がいなけりゃ 愛の意味さえ分からなかった俺
726 :
名前はいらない:2011/04/15(金) 21:30:15.16 ID:gDHew27I
そしてそれは 分かったつもりなだけだった俺
727 :
名前はいらない:2011/04/16(土) 00:44:45.04 ID:VRpZ4ZBN
ひねりが無いよ石屋
ハリウッドの俳優呼んだ方がいいんじゃない?
そこまで民衆バカじゃないよ
バカだけどw
728 :
ちーちゃん:2011/04/16(土) 01:18:09.68 ID:a6ZHBl+R
え〜今回はA地区B地区における新製品の販売戦略についてだが、
A地区が大型店舗密集型なのに対して、
B地区にはあまり大きな建物は見受けられず…
「B地区…たってます」
ん、なんだね夏子くん
「専務、わたしのB地区…舐めてるんですか?」
ああ、すまない
夏子くんの住まいはB地区だったな
でも、私は別に君のB地区を舐めてる訳じゃ…
「舐めてください」
え?
「わたしのB地区、舐めてください」
何を言ってるんだ夏子くん
ああ、芳枝くんは確かA地区の在住だったな…
ちょっと夏子くんのB地区の印象を聞かせてくれないか?
「A地区ビシッとしてます」
え?
「いえ、綺麗な乳首だと思いまして。羨ましいです」
729 :
名前はいらない:2011/04/16(土) 01:50:42.12 ID:a6ZHBl+R
例えばアンタが空気の様に漂ってたなら
俺は吸い込んで吐くだろう
だからエチケットには
気を付けるのさ
730 :
名前はいらない:2011/04/16(土) 01:54:56.42 ID:a6ZHBl+R
逆に俺の方が吸い込まれて
中が臭かったら
その時の事は気分次第さ
お前の匂いが誇れる時は
中指を立てて歩こう
731 :
名前はいらない:2011/04/16(土) 12:16:30.61 ID:2wUwsQb0
前々から気にはなっていた
手入れもしてない古い自転車
最早骨董品
部品はあちこち錆びだらけ
ゴムは割れて変色している
そんなものに乗って大丈夫なのだろうか
いつも思っていた
現場は普通の交差点
誰かが信号無視したわけでもなく
ただブレーキが効かなかった
おまけにワイヤーまで切れたらしい
銀行からの出てきた所だったと聞いた
局員の悲鳴を掻き消す様なブレーキ音
舞い上がる壱万円札
立ち尽くす警察官
巻き込まれたドライバーには心から同情する
732 :
maltese ◆Puppy/.mvc :2011/04/18(月) 23:49:57.56 ID:8BDPRnpd
ベルベットのソファーで寝転んでる
セクシーな赤いドレス
タキシードでコニャックを空けるのは
背伸びしたマルチーズ犬
洋服屋で破産したから
シルクハットの素材は紙
BGMは特に好きでもないワルツで
レディーの胸元にはパール
よそ見して足元がぐらつくのさ
酔いどれのマルチーズ・ドッグ
落とした帽子を踏んづけてから
レディーと相性チェック
笑顔でスマイル 彼女はベイビー
情熱のキスの行方は さてはて
よっこらしょ
733 :
名前はいらない:2011/04/19(火) 00:28:07.38 ID:2E96lg/+
ハァーーイ?
734 :
名前はいらない:2011/04/19(火) 00:30:33.60 ID:2E96lg/+
ゴ、ゴゴゴゴ…!?
735 :
maltese ◆qH4Orp6pIA :2011/04/19(火) 00:40:16.88 ID:2E96lg/+
アローハー!!
「ありゃりゃ、どっこらしょ…。帽子が、くしゃくしゃに、なってしまいましたなあ。」
赤いドレスのレディーはピアスの所在を確かめるように
右手で左頬に掛かる紙を掻き上げる
(君もやってみるといい。自然と左肩が上がるのだ!)
「このお帽子…あなたの手作り?」
斜めにかしがったセクシーなレディーの顔
マルチーズ・ドッグはそのベビーフェイスに鋭い眼光をニヤリと向け
こう言い放った
「そうじゃ…」
つづく
736 :
ちーちゃん:2011/04/19(火) 17:20:30.11 ID:2E96lg/+
見つめ会う一人と一匹
先程までのスローワルツの音楽が終わり
つのだ☆ヒロのメリージェーンを奏で出す
据え置き型の2サイクルミクロンSDランチャーコンポ
ビデオデッキのモニターには
長島☆雄一郎☆自演乙の大晦日ダイナマイト
黒くて丸い瞳を潤ませたマルチーズドッグが
溜め息をついてレディを讃えた
「綺麗な髪だね…」
赤いドレスのレディ
気だるさに嬉しさを滲ませて
「これ、…紙なの」
「ホワッツ?」
737 :
ちーちゃん:2011/04/19(火) 17:49:08.51 ID:2E96lg/+
お気付きだろうか
そう…
全てが
少しずつ
間違っていたのだ
最初の間違いは
マルチーズドッグが
タキシードの胸に飾った
八粒のジャポニカ米
738 :
ちーちゃん:2011/04/19(火) 18:23:38.48 ID:2E96lg/+
レディとマルチーズの出逢いは一軒のクラブから始まった
セブンライスクラブは
ミュンヘン大橋の半径50km以内に在る
石造りの洒落た
小さな店だ
ミュンヘン大橋から
こってりラードの豚骨スープの匂いの方角に暫く歩き
何処からともなく漂ってくるナポリタンの匂いとの対比が七対三
さらに二パーセント程カレーの匂いが合わさった位置
まさにその場所で電話を掛けると
「あー、そっちは違いますね。駅前のほうです」
と、教えてくれる会員制クラブだ
マルチーズドッグがセブンライスクラブに辿り着くと
胸に六つの米粒を飾った赤いドレスのレディが黒服と口論をしていた
739 :
花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 21:39:57.13 ID:dKdWK4Id
「ゆーわくさせて いただきます」
開けたり
閉めたり
するんだ
股を
パラパラ
漫画みたいに
奇跡のような
股を
白く
えげつなく
鶏モモのごとく
うごく
一対のきみょーなモノのあいだから
星が
うまれる
オギャー
元気な
一億の子です
どんどん
どんどん
うめうめ
ふやせよ
彼の愛を絡めとって
星をうむ
黄色と黒のクモ
森と森の
あいだに
740 :
花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 22:04:59.64 ID:dKdWK4Id
「マイ・フレンド& ←?」
スワロフスキーちりばめた
ミッキーもどき笑う腕時計
3,980円
あの子がつけてるといいものにみえる
2,000円の黒ジーンズも
私が作ってあげた黒ストールも
裸そのものみたいなあの子
50円のハイヒール従えて
百均のラメ顔で光らせて
軽いカールだけで風をうむ
ハイ
マイ・フレンド
私達お似合い
貧乏性キラキラ同士
ハイ
マイ・フレンド
胸を下ろせば尻が出る
あなたの横で私
マンガ描くよ
うーんうーん続きが出てこん
741 :
花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 22:12:28.55 ID:dKdWK4Id
「アクマわーるど」
うんことか言ってはいけない国で
わたしはうまれてしまって
とてもかなしいめに遭っておるのです
あぁ王子
あなたのちんちんは
そこにおりますか
どうぞそれをわたしめの
ネタに使わせてください
アクマたちが周囲をかため
睨みおろしておるのです
ちんちんも
うんこも
お前が使うと冗談でなくなると
威嚇し監視しておるのです
あぁ王子
せめて涙を拭かせてください
あなたのはなくそで
はな毛を草原の風になびかせて
わたしは泣いておるのです
742 :
名前はいらない:2011/04/19(火) 22:16:17.93 ID:GqIvQKWp
ああ、うんこがしたくなった
そして俺はポンジュースを口に含んだ
ああ、おいしい
倦怠と便意の狭間で俺は生きている
743 :
花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/19(火) 22:24:00.09 ID:dKdWK4Id
「キャラ」
むしろわたしは作っておるのです
みんなの笑顔が凍りつかないように
はな毛を隠すマスクをかぶり
現実のリアルとやらを凌いでおるのです
真摯な人間だと思われているのはマスクなのです
真剣な目と綺麗事をいう口とを描いたマスクなのです
それでもみんなをびっくりさせたいので
マスクの隙間からたまにはな毛を放って贈るのです
びっくりとともに爆笑してほしい
そんな願いも虚しく
パーティーは日常の範囲内で正しくお開きとなるのです
きっとみんなが
己のキャラを保ったまま
744 :
名前はいらない:2011/04/19(火) 22:40:41.54 ID:/n6uE+Bw
僕はただ
煙草の吸い口にひとつ
口付けを落として
それから火を付ける
それに何の意味も無いよ
745 :
ちーちゃん:2011/04/19(火) 22:42:57.14 ID:2E96lg/+
リッチーブラックモアが脱退した後の
ディープ・パープルが店内から聴こえてくる
セブンライスクラブの入口
恰幅の良いサングラスの黒服と
眉間にシワを寄せた赤いドレスのレディ
黒服は胸ぐらを掴み上げるレディの両手を諌める様に押さえ付けてこう繰り返す
「ですから、決まりなのですよ」
困り果てた黒服にレディは畳み掛ける
「だって、あとたったの一粒よ?それ位大目に見て頂けてもよろしくなくて?」
「ですから、特例を許しますと客質の低下に…」
「ちょっとあなた、それどう言う意味?私が質の低い客だとでも?」
「いや、それは…」
「この、チンカス!」
「…」
「黒づくめのチンカスなんて、相当ね」
ほんの少しの沈黙の後
レディは塞がれた店の入口に困惑する
マルチーズドッグの姿に気が付いた
746 :
名前はいらない:2011/04/19(火) 22:46:28.72 ID:2E96lg/+
うんこと言えば某ポ子ちんにシカトされたままだ!!(^o^)rz
747 :
名前はいらない:2011/04/19(火) 22:58:12.89 ID:2E96lg/+
わたしの官能的な文章が娘の子供に読まれてしまったのだろうか…心配だ。孫の受験…。
748 :
ちーちゃん:2011/04/19(火) 22:59:40.48 ID:2E96lg/+
>>743 おや?嫉妬かい?ハハハ…ただの友達さ(笑)
749 :
ちーちゃん:2011/04/20(水) 00:22:10.18 ID:iGDqeoUZ
「通っても…宜しいかな」
マルチーズドッグが気まずそうに会釈をし睨み合う二人の間を通り抜けようとしたその時
赤いドレスのレディはマルチーズドッグのタキシードの胸に光る八粒のジャポニカ米に気が付いた
マルチーズドッグがそのレディの視線に気が付いた瞬間から
もう、一人と一匹の間に言葉は必要無かった
マルチーズドッグが胸の一粒を白い毛に覆われた指で不器用につまみ取り
レディにそっと差し出すと
レディは神妙な面持ちで一粒のジャポニカ米を受け取り
赤いドレスの胸の米粒の列に加えた
暫くの間見つめ合う一人と一匹
レディは口元に笑みを称えて黒服に視線を送る
黒服は気まずそうにこう答えた
「申し訳ありませんが…当店ではジャポニカとインディカのブレンドは…」
「はあ?」
「無理です」
「ちょっとぉ…!?」
750 :
花井ルゥ ◆oJMNrtO1rs :2011/04/20(水) 00:31:32.42 ID:RyyFCaE0
へんなひとだ
751 :
ちーちゃん:2011/04/20(水) 00:40:08.94 ID:iGDqeoUZ
「もう、いいわ。誰が入ってやるものか!この薄汚い豚小屋!」
取り乱したレディは困り顔のマルチーズドッグにも悪態を付いた
「何を見ているのよこの全身毛むくじゃらの犬!さっさと店に入りなさいよ!
アンタは胸にちゃあんと七粒のクズ米を並べているんだから!」
レディの暴言は止まらない
黙りこんだマルチーズドッグに更に畳み掛ける
「さあ、中でヒーロー不在のディープ・パープルでも聴いて来ればいいのよ!この、この…」
レディはマルチーズドッグに暴言を吐いているうち
マルチーズドッグの純真な瞳が悲しく潤んで来たことに気付き
ふと正気を取り戻した
「ごめんなさい…トミー・ボーリンの悪口なんて言って。それに、パープルのヒーローはリッチーだけじゃ、ないものね…」
マルチーズドッグがレディにハンカチを差し出すと
レディはマルチーズドッグのタキシードの胸に飛び込んで、声を上げて泣いた。
んなはー!!!!
753 :
ちーちゃん:2011/04/21(木) 00:30:50.26 ID:v0h5ygK6
レディの肩を優しくぽんぽんと叩いていたマルチーズドッグ
レディのしゃっくりがおさまるのを待ってこう切り出した
「そうじゃ…わしと一緒に違う店で飲まんか?」
「え?」
レディから受け取ったハンカチをポケットにしまおうとするマルチーズドッグの手に
ポケットの中の棒状の物があたる
(八ッ!ちんちん!?)
しかしそれはちんちんではなかった
マルチーズドッグは思い出す
タキシードを買った洋服屋で財産を使い果たした事を
なけなしの小銭をはたいた文房具屋で
画用紙と共に購入した
ポケットに忍ばせたままの
黒マジックに触れて
754 :
名前はいらない:2011/04/21(木) 00:34:51.70 ID:v0h5ygK6
pocochin!(^O^)rn'
755 :
名前はいらない:2011/04/21(木) 00:53:56.31 ID:d6SDKdDZ
ほら電車が走ってるよ!
「ちんちんちんちん・・・
あ・・ちんぽ・・・」
君が言うんだ
756 :
予言者:2011/04/21(木) 21:28:39.41 ID:hCArjg6J
大阪の
西方向が
揺れるのを
誰も気づけぬ
情けなさ
757 :
ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM :2011/04/21(木) 23:04:04.90 ID:V3G+pshG
バカどもが電池も懐中電灯も携行缶も買い占めて大迷惑なんやけど
あのバカどもを優越感に浸らすようなことがもし起きるなら
土佐犬に変身してマルチーズの群を襲い回ってやりたい
758 :
maltese ◆Puppy/.mvc :2011/04/22(金) 23:49:34.43 ID:jEaUYACg
マルチーズドッグは海沿いのタキシード屋に居た
タキシードがズラリと並ぶ黒一色のハンガーラック
お気に入りの一品になりそうな一着を選んでいるうち
マルチーズドッグは大まかに分けて
二通りの価格設定がなされている事に気付く
「いらっしゃいませ、どういったタキシードをお探しで?」
店員が声を掛けてきた
「実はわしは今日、セブンライスクラブと言う店に行こうと思いましてな」
「ああ、あの会員制の…それでしたらこちらの襟元が濃いグレーのタキシードなどが
お洒落な感じで宜しいのではと。ボタンもチャコールのマーブルで可愛いですし」
「ふむふむ。ところであちらの方のタキシードはより高い値段になっておるようじゃが、
一体、どこがちがうんかのう」
「はい、それは…」
759 :
maltese ◆Puppy/.mvc :2011/04/22(金) 23:52:34.73 ID:jEaUYACg
店員の説明によれば多くのタキシードは黒く染めたシルク糸で織られた生地を使っているが
この店の値段の高いタキシードは初めから黒い糸で作られているらしい
マルチーズドッグは店員の説明を聞くうちにその特別なタキシードの
靭やかなカラス羽の輝きの虜になっていた
「うむ、決めた。あちらの黒い糸のタキシードをいただこうかのう…」
「はい、毎度あり!それではタキシードコールを、させていただきます…カモンッ!!」
店員の掛け声を合図に店の奥から十人程の若いタキシードボーイズが走りだしてきた
「タキシー!!」パンパンパン!「タキシー」パンパンパン!
そして一際美男子の店員が自動車のハンドルを握る真似をする
「えっ?そんな近く?それじゃワンメーターだよ」
「それはタクシー!!」パンパンパン!!「それはタクシー!!」パンパンパン!!
「ハイヤー!!お客様、お買い上げ、ありがとうございます!!」
北海道のタキシード屋では当たり前の光景だったが
上質なタキシードを手に入れたマルチーズドッグはその演出に非常に感激し
上機嫌で店を後にした
体中のポケットから取り出した六千万の現金を支払い
レジ係りに二千円のチップも乗せて
760 :
名前はいらない:2011/04/23(土) 00:21:49.69 ID:isSaMdwQ
ええか新見、神様にいくら拝んでもって銭貰えへん。
銭を貰う方が神なんや。
761 :
名前はいらない:2011/04/23(土) 00:23:35.36 ID:isSaMdwQ
ええか新見、わしら宗教家は神様売ってなんぼの商売や。
神様、決して安売りしたらあけへんど。
762 :
名前はいらない:2011/04/23(土) 07:47:34.71 ID:xzYHGNPz
オッスおらゴクー
763 :
名前はいらない:2011/04/23(土) 07:54:47.12 ID:a8/qJ+qc
このスレを開いて
でいだらぼっち
なんで思いついた?
検索しようかな
しても何の得にもならない
放射能入りの雨が僕の毛根を刺激して、とてもいい影響を与えん
われなんじなり
とても難しい問題だ
764 :
名前はいらない:2011/04/24(日) 00:52:51.97 ID:LJV+9pf0
ららららららららららららっら
ららららーららららっつあ
ららーららーちゃらららららら
ふっふー♪
765 :
名前はいらない:2011/04/25(月) 11:54:17.64 ID:ApCdY6g+
どんなに 苦しくったって
どんなに 虚しく心がうつろに なったって
ひとつずつ ほんとに ひとつずつ咲かせるしかないから
ひと花 ひと花 心こめて たんせいこめて
じぶん以上にくるしんでいる
みなが みんなが
花壇のなかで 畑の中で いっぱいにひろがる大空の中で
もだえている 身をよじって 生きている
わたしは かたりべ ほんに かたりべ
766 :
名前はいらない:2011/04/25(月) 22:43:40.51 ID:mmI1tjRS
壊れたよ 壊れたよ
何もかも壊れたよ
作り直そ 作り直そ
前よりもっと素敵になるように
泣いてたよ 泣いてたよ
小汚い僕が泣いてたよ
そりゃそうだ そりゃそうだ
自分の事しか頭にないからね
もうねるよ もうねるよ
今度は雑草に生まれたいな
767 :
名前はいらない:2011/04/25(月) 23:29:21.90 ID:kwGydFhi
焼きそばをおかずに焼きそばパンを食べる
なんと幸せな人生であることか
768 :
名前はいらない:2011/04/26(火) 00:08:41.81 ID:TlLKZfx2
ふわふわ 宙を漂っているかと思ったら
ぽろり何かが頬を伝って落ちていったと思ったら
地面には何も落ちていないんだ
ねぇ君
一体僕の何が落ちてしまったんだと思う
769 :
ちーちゃん:2011/04/27(水) 01:39:51.91 ID:ICmS/BjX
高らかにステッキの音響かせ石畳の国道36号線を闊歩する
上質なタキシードを腕に抱えたマルチーズドッグ
帰る途中の商店のガラス窓に映る自分の頭を見て
大事な事を忘れている事に気づいた
(作者:大事な事。これは事の重複になり間違えた日本語に当たるのだろうか…?)
「そうじゃ…帽子を買うのを忘れておった」
所持金を確かめる為に体中のポケットを探るマルチーズドッグ
「ありゃりゃ、さっきの六千万でお金を使い果たしてしまったんじゃろうか」
あと四千万は残っていると思っていたマルチーズドッグ
これでは三日後の株主配当まで一文無しである
「仕方ないな…」
マルチーズドッグはおもむろにしゃがみ込むと
目の前にあったジュースの自販機の下を覗き込んだ
自販機の下には小銭
百円玉が二枚と十円玉が一枚。二百十円
さすがはマルチーズドッグ。生まれ付いた星が違う。なんと言う幸運なワンちゃん。
「さて、このお金で画用紙が買えるじゃろう。帽子はそれで作るとするかのう」
拾得物横領ではあるが物語の都合上少々目を瞑って頂きたい
被害届けは提出されているのか?
大体それが自分の金だと証明出来る奴が居るのか!?
金は天下の回り物。もしかしたらそれはいつかマルチーズドッグの財布からこぼれた金かも知れないだろう
無茶苦茶な理屈とお怒りかも知れんが、僕じゃないんで。横領したのは
兎に角、マルチーズドッグは帽子の材料の画用紙を購入すべく
文房具屋へと向かった
770 :
名前はいらない:2011/04/27(水) 02:03:00.14 ID:bWEi0QDM
人の見る目が無かったと恥じる
自分に反省
771 :
九州男:2011/04/27(水) 13:42:02.14 ID:8w0ae1jF
腹ペコ
773 :
名前はいらない:2011/04/27(水) 22:59:24.09 ID:bWEi0QDM
この想いとどけ!!!!
774 :
名前はいらない:2011/04/28(木) 01:08:28.85 ID:MvgARJFC
775 :
名前はいらない:2011/04/28(木) 15:28:20.79 ID:7Ug1bz2o
まっすぐ
竹のように…
776 :
名前はいらない:2011/04/28(木) 18:01:49.33 ID:gefK/xQh
うんこ うんこ
子供はみんなうんこ好き
棒でつついたやわらかうんこ
も少し待たねば振り回せぬ
臭いは…?oh…bad
そしてもう一度…uun…bad
鼻先をかすめるうんこ
なんと言うスリル!!
これは猫のうんこ?
犬のうんこ?
ああ、思い出したよジェニファー
これは僕のうんこだった
さあ、コイツを片付けて集金に戻らねば
そう言えば八百屋の親父が
大穴取ったんだってな
どれぐらい大きな
穴なんだろう…
777 :
パル:2011/04/28(木) 21:38:37.16 ID:CaoV3PPw
御手洗団子がイヤだから御手洗い団子をつくってたらいつの間にか御手洗い団子しかつくれなくなってた
778 :
名前はいらない:2011/04/30(土) 17:04:23.85 ID:IVTqfL8Z
君の声はこの世界にない
779 :
名前はいらない:2011/04/30(土) 23:10:54.40 ID:XiHfFVzO
君は今頃何してるんだろう
ギュッと腕を抱きしめうつむく
暗闇の中の孤独と闘いながら
そっと頬に掌かざし頬寄せた
そっと撫で喜ぶ顔が見える
見上げるあどけない笑顔
ハートに響いたよ
その笑顔が
知らない間にほほえんでたよ
780 :
名前はいらない:2011/04/30(土) 23:34:26.63 ID:+Risc6V1
neva子love
781 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/05/01(日) 02:58:11.75 ID:noxo8n3s
ALCの外壁一面に描かれた鉛筆、ノート、消しゴム、コンパス
店長の娘が描いたデッサンの狂ったど下手くそな壁画が
札幌唯一の文房具屋「文具☆極道」の目印だ
ペンキで描かれているのは分かっては居るが
「何故定規を描くときに定規を使用しないのか」と
お客様の苦情箱にいくら苦情が寄せられていても改善しないのは
店長の子煩悩と市場の独占から来る驕りからなのだろう
紫のバックの色に深緑色の鉛筆の縁が捻れて滲み
消しゴムは下水道館のマスコットの死体のように横たわり
鋼鉄の質感で描かれたノートは途中でめんどくさくなったのか
くちゃくちゃの太線に変わり
そのくちゃくちゃから誕生した三本足のコンパスが
意思を持ったベアリングプーラーの様に見る者の心臓を引き抜こうとする
文房具をここまで地獄絵図に仕上げる画家はなかなか居ない
噂によれば描いた本人は容姿の整ったなかなかの美人とか言う話だが
店長の話によれば外国に留学中だと言うので確かめる術はない
店長に頼めば写真を見せてくれるだろうがそれもまたおかしな話だろう
782 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/05/01(日) 02:58:45.54 ID:noxo8n3s
マルチーズドッグはいつもの様に壁画をひとしきり眺めた後
札幌唯一の文房具屋「文具☆極道」の引き戸をくぐり
一目散にレジカウンターに向かい店員に声を掛けた
「白い画用紙と、黒マジックが欲しいのじゃが」
「はい、少々お待ちください」
店員が画用紙とマジックを持って戻って来る
「おいくらかのう…」
「二百十円になります」
ビンゴだった
マルチーズドッグは代金を支払うと成るべく余計な事を聞かないように店を後にした
何故なら「初めから黒い画用紙」の説明をもしも聞いたとしたら
きっと欲しくなってしまうに違いないから
マルチーズドッグの所持金は二百十円しか無かったのだから!
783 :
名前はいらない:2011/05/01(日) 04:28:39.38 ID:GJ2WToqg
パンツ一丁でも暑いんだ
脱いでも着ていても変わらないだろう
全裸だけは御免だ
さあ、諸君。頑張って眠気を造っておくれ。
784 :
名前はいらない:2011/05/01(日) 04:45:14.14 ID:q+Ljll25
大戦末期、既に勝ちが確定していたアメリカが何故核を持ち出したか
このとき大まかに3つの意見が議論された
1.軍部
核による直接攻撃
= ソ連に対する示威行動(殺戮大好き)
2.科学者
プレート境界に設置し地震&津波を起こす
= 災害のデータ取り(へたれ根性)
3.財界
核は出さない
= 家畜は大切に
このとき2が選ばれていたら今回の被害はまた違ったものになったであろう
そもそも今の時点ではプレート破壊は起きなかったと思われる
但し1を選んだことにより、ソ連により強力な核を開発させ
MADに持ち込んだと言う功績もある
現時点でいえば3が選ばれなかったのは僥倖と言わざるを得まい
785 :
名前はいらない:2011/05/02(月) 02:28:43.97 ID:PJz6Ed4Q
誰にも知られないことばが
ずっと眠っているんだ
ねえ母さん
ぼくはこのままでいいの
誰にも知られないことば
786 :
名前はいらない:2011/05/02(月) 23:50:52.07 ID:9yPRZipB
= 「かーちゃんはらへったー」
787 :
名前はいらない:2011/05/05(木) 10:12:24.97 ID:OsUVDIi+
或の鉛筆は外壁の片側に、記録、消し護謨に描かれた、筋派簾
下手など狂気の少女で魔偌を描いた壁画を描く
札幌の文具店は、それが目印です"暴徒のひな形は、☆"
塗料は、描かれている既知のある
"陸羅を描画するために定規を使用しない場合はなぜ"と
簿促音楠には、苦情のいくつかの苦情がされた場合でさえ、改善
どのような魔偌と寛大に由来する傲慢さから市場の独占
縋簾跿の色に戻って、鉛筆の端をぼかし濃い緑、紫
死体のような消し護謨は、下水道博物館の益子促音{菫食斗}を築く
記録には、鋼の手楠茶に描かれた、または途中で怠惰になる
矩茶促音區に太字の変更
三本足の筋派簾は矩茶促音區から生まれた
人の心は、邊阿{戔侖}具のように意図して引き出して
推論佸手簾停仕上げは、これまで存在文具那珂那珂です
噂によると、非常によく、いわゆる美しさは次のように言って自分自身を描いている
私は芸術には約魔偌によると外国で勉強すると言う参照してくださいされていない
あなたは魔偌に依頼する場合にも、私たちの写真を表示する面白いだろう
788 :
◆PRINCESSuc :2011/05/08(日) 09:35:46.17 ID:j03x4cZ/
何がやりたいのか自分でわからないよ
789 :
名前はいらない:2011/05/08(日) 10:24:16.02 ID:R/aFC/2/
お姫様じゃね?
790 :
ちーちゃん:2011/05/10(火) 11:56:18.77 ID:EVNQBZ22
All you can eat crab.
791 :
◆PRINCESSuc :2011/05/10(火) 19:31:13.88 ID:+14+fk9j
あれから私がどうしてたとか
あなたがどうしてたとか何もわからないし
何をしようと責める事も出来ないよねお互い
792 :
名前はいらない:2011/05/10(火) 22:40:03.15 ID:gqqGlYhj
人生に時間の止まる瞬間がある
それは死の少し前かもしれないし、
それは二十代で訪れるのかも、人により様々だ
時の止まった者は回廊に囚われる
回廊は賑やかなようにみえても、とても静かなままだ
793 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/05/11(水) 00:20:57.53 ID:NLVaVxGR
雲一つ無いビッグストリートパーク七丁目のベンチ
遠くに豆粒のように見えるティーブイタワーの
電光時計下部から飛び出した電動ハトが
2:00PMのクルッポーを告げる
ベンチの前には数羽の本物のハトが
ベンチの先客が撒いたパンくずを啄んでいる
ベンチの真ん中には画用紙を構えてハトを写生するマルチーズドッグが
神妙な面持ちでちょこんと乗っかっていた
「クルッポー」
地面のパンくずをすっかり食べ尽くしたハトたちが
マルチーズドッグの足元でエサをねだる
マルチーズドッグは体中のポケットを捜してもパンくずが出て来ないので
一羽ずつ順番に黒マジックの臭いを嗅がせた
794 :
ちーちゃん ◆maltese.Zk :2011/05/11(水) 00:23:18.42 ID:NLVaVxGR
バサバサバサ
全てのハトが大空に飛び去って行いったその先の途中
電線にとまるカラスの群れ
マルチーズドッグは画用紙のハトを黒く塗りつぶしカラスの絵に変えた
バサッバサッ
一羽のカラスが降り立った地面の先
複数の子どもの歓声が聞こえて来るのは
マルチーズドッグの視界の正面に鎮座する
芸術家イサム・ノグチ作の滑り台
ブラックロックシューターじゃなくて
ブラックスライドマントラ
マルチーズドッグが画用紙いっぱいにブラックスライドマントラを写生すると
ようやく上質なシルクハットの生地が完成した
795 :
ちーちゃん:2011/05/11(水) 11:56:25.81 ID:Ic9Zv4T7
beef in the boiling hot water pot!
796 :
名前はいらない:2011/05/11(水) 21:23:52.65 ID:poWbPjrM
僕は頑張りたいんだ。
病気を追い出すには頭をフルに使わなくては。
気合いを入れて。
恐ろしい悪魔を退治するんだ。
人の目を気にしてばかりの馬鹿げた生き方に、
終止符を打って。
もしかしたらかっこわるいかもしれないけど。
このまま死んだら何一つ残らない。
誰の目にもとまらない。
というわけで、僕は全力を傾けることにする。
797 :
ちーちゃん:2011/05/12(木) 00:45:45.55 ID:/O0fk7r8
いたずらな闇の中に
やはり闇のカーテンがかかり
僕は煙草ふかして
その色を夢想する
峠道の五合目の
パーキングに車を停めて
縁石に座り込み
星の無い場所に
思いつくだけの色
当てはめ
ほら朝が来た
薄暗い青の空
薄暗い青色のカーテンを
たずさえ
798 :
わかん:2011/05/12(木) 12:09:57.63 ID:TrOPCbWq
多孔質の石でフィルターを作り
汚染された水の海への流出を食い止めるのだ
799 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 15:21:44.39 ID:tHH57aso
今日の二度寝も最悪の気分で起きた。
統合失調症の次は鬱病です。
誰にも恥ずかしくて言えないよう。
世界や生きていることは怖いことばかり。
文学の世界に浸っているときだけが安心できる。
5分と持たないです。
人を感動させられるような想像が降りてこないかな。
ネガティブな思いの分だけ重い鎖をぶんまわすように。
言葉だけじゃ足りない。思いがないと。
希望とごはんのような、時間の中の思い。
蝶々や鳥が飛ぶように気持ちも飛んでいけ!
800 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 16:38:51.26 ID:tHH57aso
重く沈んでいたのが嘘のようだ
頭が軽くなって、ふぁーと飛んでいきそう
打ち上がった数々の風船
赤や白や黄色の
こんなに軽いもの、いつも夢見ていた空
そこに到達する、夢じゃなく現実
僕の進む道は長くても一歩一歩
801 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 16:52:51.02 ID:tHH57aso
恋も夢も、楽しいこと何一つ知らなかった、子供時代
それで時が過ぎていって暗闇の中に踏み込んだ
そこはとても暗かった
手探りの探索が続いた
いつも何か不安だった
それはたぶん何かがおかしかったから
そして恋を知った
闇の中でもそこだけは光っていた
甘くて方法が無くて自分がいなくてどうしようもなかった
でも、僕は人の善意や、運命の美しさを信じてみたい
例えば恋が愛に通じていることとか
802 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 17:10:02.86 ID:tHH57aso
電話が距離を縮める
電話の距離だ
いつかけてもあなたはいない
引っかかりをもとめていた僕
嘘のような話
声も顔も考えもすっかり変わってしまっているのさ昔とは
だからそんな自分を知って欲しい、その上で判断して欲しいという思い
たぶん自己勝手な言い分
もう10年も会ってない
あなたの優しさをしっているから僕に向けた厳しい言葉を信じられない
あなたはいつも人のことを考えていたと後ろ姿を見かけたから
ぼくの頭の中で、それだけを信じていたそれだけのこと
あなたはどうしていないの僕の近くに
君のいいところを想像するだけで、話もろくにしちゃいない
少しだけ甘えさせて
803 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 18:45:03.57 ID:PJV8K+ZA
卒業式、誕生日、結婚記念日・・
だけぢぁなくて
君が生きる毎日が大切な大切な記念日やで。
804 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 18:47:29.21 ID:tHH57aso
あなたに求めることの多いおれ
あなたに何をしてあげられる
別れることかい
そいつはヘビーだな
おれにだって聞きたくない言葉くらいある
でもそれが真実なら、ねじまげる事なんてできやしないって分かってる
おれはおれで、きみはきみで生きるってことか
おれはさみしいよそんなこと
きみは幸せに、せめて
おれも幸せに、せめて
ふたりって数えることも無くなるんだな
805 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 21:46:11.42 ID:4smYTB7t
命与える地球にて
王と自惚れ破壊するは人類の罪
自らの罪を認めよ
罪深き人 子を成すは大罪なり
目の前に在りし命を慈しめ
それは種族を越える愛
そのためにぞ 知恵は在る
そのためにぞ 人は在る
806 :
名前はいらない:2011/05/12(木) 22:12:18.87 ID:C1bKSK62
腹の炎の熱に
膨れ上がる風船
火の粉の一つから
這い出でし塵は
内面に塵を包み
少しだけ熱を持ち
流れゆき移り変わる
だだ一瞬に輝く
807 :
わかん:2011/05/13(金) 00:55:45.90 ID:CL2N3mKE
プルトニウムにはガリウムを
ウランにはインジウムやハフニウムを混ぜて安定させ
タンタルも加えてゼリー状に固めたらいい
汚染水は富士山から多孔質の石を運びフィルターを作りなるべく浄化したらいい
808 :
わかん:2011/05/13(金) 01:07:42.92 ID:CL2N3mKE
放射線を水と磁場で遮蔽せよ
809 :
わかん:2011/05/13(金) 01:23:59.93 ID:CL2N3mKE
危険地域に住む人は
放射線を通さないものを混ぜたクリームを塗ったらいい
防護服にも放射線を通さないものでメッキを施し強化せよ
810 :
ちーちゃん:2011/05/13(金) 10:12:16.25 ID:LUZcmBm+
まさに夢のクリーム!
放射能は何でも通り抜けるらしいからな
しかし何か通信販売業者の雑誌広告みたいだな
九千八百円くらいか?
811 :
名前はいらない:2011/05/14(土) 05:52:32.91 ID:fykm4bBp
いつから 人間の命が一番重くなった?
誰が そう教えたんだい?
なぜ 自分には心があるのに
なぜ 動物にはないと思うんだ?
同じ地球に生まれた
同じ命なのに
同じ地球で
同じように生きているよ
お願いだよ
お願いだ
自分の命と同じように
同じ命の声を聞いてくれ
812 :
名前はいらない:2011/05/15(日) 03:38:37.42 ID:41Bdbwwc
人間には
人間の尺度でしか物事を図れないよ
動物の嬉しいことや悲しいこと
わかったとしてもそれはエゴになる
だからってダメだって言ってるんじゃない
それが人間たちの関わり方だからさ。
地球を尊重するならきっと人類は進歩してないだろう
そもそも人間が作り出した概念と
一致するかもしれないし、しないかもしれない
だれも真実に決定打をだせない
心優しい君が、癒されて幸せを感じて救われるならそれでいい
そうやって言ってばっちゃは笑ってたよ
813 :
名前はいらない:2011/05/15(日) 06:20:18.41 ID:pxdH3um6
そっと隣に座り
君を見つめる
僕は猫
僕はこの翡翠のような瞳で
この青い星に生きる命の声を伝えているよ
聞こえないかい?君の耳には
映らないかい?君の心には
僕らは全てと繋がり
全てを伝える星の神
海の声も山の声も教えてあげるよ
なのに君は
聞こえない振り
見えない振り
だから孤独で泣いているんだろう?
だから争い血を流すんだろう?
ほら 一緒に歌おう
地球の歌を
命の歌を
涙も血も 全て
暖かいメロディに変わるから
814 :
芦雪:2011/05/18(水) 01:35:34.77 ID:5LBSJ6j7
吸い込まれるような暗い夜の闇に
手探りで君を思い出してみる
かすかに湿った感触と頬を掠める君の吐息
…離さないよ
…離せないよ
手を伸ばしても触れることさえ出来ないのに
ほらこんなに、僕は熱くなってしまってる
815 :
名前はいらない:2011/05/18(水) 15:42:57.38 ID:JBr6fqSW
暴れれば暴れるほど周りは結束し あなたは異端になる
あなたの醜態が人を怯えさせ同時に安心させる
あなたは何の為に
816 :
名前はいらない:2011/05/18(水) 15:49:10.79 ID:JBr6fqSW
「好きな人を怖がらせるのは悪い事だ」
悪い事だ
悪い事だ
わるい こと だ
寂しさを利用して寄り添うけど
罪悪感から離れる
私じゃなくても出来る事だって私がしちゃいけない訳じゃない
817 :
名前はいらない:2011/05/18(水) 15:54:31.77 ID:JBr6fqSW
願望を全て汲み取って
掌の中のそれを
潰したってかまわない
人目に触れるよう逃がしてやってもいい
あなたの手を離れたそれの行く末は見届けられないのだから
818 :
名前はいらない:2011/05/18(水) 16:01:34.17 ID:JBr6fqSW
あの人を救いたくてかけた言葉が誰かを傷つけた
傷ついた人に気が付いたあの人は私の言葉を受け入れなかった
傷ついた誰かさん
身を削る以外に優しくする方法を知らない
819 :
名前はいらない:2011/05/18(水) 16:14:13.95 ID:JBr6fqSW
見なくても良いものを見続けてしまったのかもしれない
なきものにされてきたものたち
可哀相に、と思うのは自己憐憫で
卑しいことなのかもしれない
私には関係のないものが多い筈なのに誰かの大切なものだったりするから
その誰かを愛せば大切なものを理解しなくちゃならないから
鉄道模型は勝手に捨てちゃいけないし
だけど君の事を分かりたいって言う
貴方を愛していた だから私個人の全てを捧げようとしたさ
だけど貴方は そんなバカな私を利用して私の家族も神も奪おうとした
そしてタバコの吸殻のように私を踏みつけ 物質の中に私の愛するもの達を閉じ込めようとした
何がしたかったんだ? 体から全てを抜かれコンクリートを流し込まれる恐怖を知ってるか?
愛する子供が目の前で壊れて冷たくなってゆく悲しみを知ってるか?
壁やゴミや物質に向かって 手首を合わせてキスをする 私の滑稽な必死さがわかるか?
娘が居なくなってしまったらどうしようと 為す術もわからず 娘のうんこまで口にした私の苦しみがわかるか?
泣き笑いしながら 何も考えずに 自分を喰うかのように食事する 私の胸中がわかるか?
貴方がどんなに美しい美貌と美しい夢を織る才能を持っていようが
他人の痛みのわからない人間は嫌い 人を利用しようとする人間は嫌い
これ以上卑怯なやり方をするなら この手が貴方の顔を掴み 私達の白目の生首が 貴方の顔を喰うだけだ
ねえ 今でも貴方がそんな奴だとは思えない 悪魔か何かに貴方の世界を捧げてしまったから
こんなことが起きたのか?何がしたかったの?
有ると思えば有るし無いと思えば無い
きっと 私なんてそんなもの
名前に有香と付けてしまった母に感謝する
落雷と豪雨の後 私と娘は 今 となり同士生きて笑っている 日が差している あたたかい
ベランダに 分別をしなかったため 戻されたゴミ袋がふたつある 私は先週 ゴミ袋に詰められた カミキレだった
蟻がたくさん たかっていたので 黒いものに喰われ続けていた私は嫌悪を感じてついリステリンをかけてしまった
ごめんね 私は蟻であったこともあるかもしれないのに 小さなものを殺すのは趣味じゃない
そう思い 水もかけた 日が差している 蟻達はまた 動きだした ふと あの日の雨を思い出す 考えるのはやめよう 世界は広い
ケージの中でハムスターが震えていた 何故だろう? なんとなく ひまわりの種を少しよけ 手を入れてみた 水を新しく替える
今度ひまわりの種を植えよう そして 母に贈るんだ 幼い頃の母の写真は ひまわりのような笑顔だったから
何故だか私達は生きている 自我を繋ぎとめた 体と顔にも感謝する
娘が学校から帰ってきた 大丈夫 ちゃんと居る 生きててくれてありがとう ずっと愛してる
822 :
まる:2011/05/21(土) 03:03:42.42 ID:jmWU9iPo
ベイビー、ベイビー
朝方は夜の続き
ベイビー
その前に少し眠ろう
ベイブ
朝
始まり
朝日を浴びながら
昨日の朝も思い出してさ
夜になったら
朝日のアルバムをめくろう
落とした照明の部屋で
遠くで
ベイビー
823 :
名前はいらない:2011/05/21(土) 05:45:15.73 ID:UcCcySzJ
赤い花が咲いていた
見知らぬ道、いつかの記憶
つぼみの季節、キミの声
ドコカのダレカ、ボクはダレ
見知らぬ道、歩いていく
気づけば遠く、声聞こえない
声を探す、あの日の声、キミの声
赤い花、見失ったまま
見知らぬ道、いつまでも続く
探していた、キミの声、赤い花
歩いていた、どこまでも続く道
キミを探し、歩いていく、どこまでも
824 :
名前はいらない:2011/05/22(日) 02:02:51.23 ID:d3pKze7W
「鉢植え」
私は貴方の元へと歩いて来た
私は貴方を求めてこの部屋に咲いた
貴方が言葉をしたためて居る間も
ノートを見詰めて居る横顔の方へ
私の枝を強く伸ばしたあの日
私は貴方の元へと歩いて来た
そして貴方は今夜この場所から消えた
貴方を求めて歩いて来た筈なのに
足元を見れば根を張る鉢植えの茎に
どうしてここまで来たのか思い出せなくて
花は哀しくて花びらを閉じた
溢れそうな涙を隠すように
誰か水をあげないのかな
鉢植えの花が
抱えた涙を落とせるように
いつの日か鉢植えの花が
訪ねてくれたあの日
太陽の温もりを浴びた地面
優しい歌を歌えるように
貴方へ
ごめん。他の何かに魂抜かれて、わからなくなってた。
今、少し、自分らしきものが戻ってきた。
本当のところは、今もわからないけど、疑って、申し訳ない。
826 :
名前はいらない:2011/05/23(月) 20:01:51.99 ID:/RTgWmV/
灰色の雲の隙間
一時の晴れ間を見せた後は
風が吹いて
雨が降って
私の傘を飛ばして行くよ
前屈みで車の列の
横をすまして通り過ぎれば
食いしばる歯の
噛合わなさに
嘆く二の足
また絡まって
出会いは今日もまた
雨宿り
おんぼろ傘は日差しを
浴びながら
寝床になる
827 :
名前はいらない:2011/05/23(月) 20:11:50.14 ID:/RTgWmV/
髪を靡かせ通り過ぎてく
知らない人の靴音が響く
夜が去って
朝がまた来て
私の横を急いで行くよ
傘を開いたままで立ち上がり
人に紛れて歩き出せば
晴れの人並みに
赤い傘踊り
何食わぬ世界が
また始まって
両手は今日もまた
雨宿り
おんぼろ傘は重みを
増しながら
圧し掛かる
828 :
名前はいらない:2011/05/23(月) 20:48:38.95 ID:/RTgWmV/
二度と来ない世界が
何度も在ったかのように
二度と来ない世界が
今も目の前に口を開いて
私の澄ました耳が見えないかのように
世界はひだを伸ばしたままで
飲み込むように
吐き出すように
私の今を包んでしまった
だから唇がただ求めてる
眼の裏側で光るような景色を
白昼の絵画に溢れた街並みの
その裏で蠢く闇の世界の言葉を
意味の無い音
意味の無い連続音
私はそれを繰り返すたび
私の意味を紡いでいく
包まれた世界
閉じられた夜の中を
少しだけ拡げて歩く
私の存在の意味を言葉で
829 :
名前はいらない:2011/05/24(火) 01:58:35.49 ID:ryyq5C3j
流儀の中で
拾われていく私
アスファルトを汚さない様に
誰もが仕事に遅れない様に
私の命の灯火が消えて
路上の骸となった時に
他人の心の中には
何を残すのだろうか
あの骸は私自信だ
険悪と好奇の目に晒された
私自身の死だ
すると一人の男が新聞紙で死体を隠す
人々が何も言わずに新聞を読むのを確認した頃
私は私が何者であるのか
分からなくなるのだろう
830 :
名前はいらない:2011/05/24(火) 14:08:35.67 ID:Dgc1rLvk
831 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/24(火) 21:26:52.49 ID:kDlg6FuZ
「死からの生還」
有か無か
その問いは死の幻想
月の光に照らし出された蝶々
留まる花は青く
832 :
名前はいらない:2011/05/25(水) 16:51:30.41 ID:7GoEjsNx
みんないつまで
死んだ希望を胸に抱いて
頑張ろうだなんて
世迷言を言ってるんでしょうか
本当のことを言えば
全てが廻らなくなってしまうから
知らぬが仏で、言わぬが華で
見せかけの平和とりつくろって
みんなでニコニコしながら緩やかに死んでいきましょうよ
いつもと変わらない景色を眺めながら
いつもと変わらないと
いつも通りをバカみたいに信じながら
幸せというのは、多分そういうこと
833 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/25(水) 19:39:05.18 ID:QIX66uU0
「餅」
思考餅、できあがり。
おいしいね、白色も黒色も。
思い出の中の君を裏切らないよ。
でも現実の君が大事なんだ。
一緒にお餅を食べて生きていこうよ。
君のと僕のと。
834 :
名前はいらない:2011/05/26(木) 01:24:47.60 ID:EURdl2Nu
あれから 俺は馴染んだ
ガスくさい 煮えきったエンジンを
飽きさせないようにふかして
きみを退屈させないように ふざけた
あんたがしてくれたことと 同じようにさ
キリがない生活 ペプシの空き瓶
ノン・アルコール 今朝は快調
少し早起き カゴメ・ヤサイジュース
あくまで笑顔 よろしくどうぞ
まともさ 問題ない
おかしくなっちまうくらいに
835 :
名前はいらない:2011/05/26(木) 01:45:08.37 ID:EURdl2Nu
夢みたいだった
プランターの苗に水をやり
ミルクを飲み ネクタイを締める
ありえなかったことだ
笑っとけっていったあんたを
つまんねーことなら尚更だと
俺は笑うけど
やっぱりちっとも楽しくないよ
始発でゲロをのみこんだ
糞の味がした
あんたが隣にいたら 殴ってでも
俺を吐かせるんだろうな
モルティマーのシャツにゲロの染みが付いて
きっと俺はたいそう落ち込むんだろうぜ
でも やっぱ笑えるよって
836 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/05/27(金) 20:48:18.48 ID:BpRAlp94
世界には69億人の人が住んでいる
その中のたった一人
他人との境界が崩れれば、69億人分の苦しみが襲ってくる
私は一人でさみしくない
私はたった一人でも、さみしくない
69億人に無視されても、さみしくない
おかしくしたあたまが苦しみを与える
何の縁か因果か、はてなき希望の明かりを灯す
ひとりぼっちでも希望の明かりを灯す
837 :
名前はいらない:2011/05/28(土) 07:57:17.56 ID:M0gJWH0q
このメロディー本当に
素晴らしいんだよ!?
ん?って聴いてなさそで
聴いてくださる方ってそうはいなくて
それがあなただったんだけど
何億光年さきまで届けばいいんだけど
838 :
名前はいらない:2011/05/28(土) 09:07:19.25 ID:j/D9MrA0
夢を記録しなさい
それが多くを教えてくれる
839 :
名前はいらない:2011/05/29(日) 01:23:41.09 ID:qJZRfolF
さようなら ブランコがまだ揺れている
いつのまにか みんな手を振って
きみの母さんにお別れを 俺は端から見送って
それは風景のひとつだった
ずっと見送っていたこと
だれも知らない
垂れた落ちたアイスクリーム 白いハンカチで拭い
べたべたな手のひら ひどく甘い
一日中 ひみつの話で夢中になった
かげろうでみえない向こう側 誰も知らない
さようなら ずっとブランコが揺れている
みんなにお迎えが来たら 帰ろう
いつも最後は ふたりでここを歩いて
靴のかかとはぺしゃんこで
そんなこと だれも知らないままで
840 :
名前はいらない:2011/05/29(日) 06:11:33.42 ID:8qORytIc
犬吠埼は注意かな
841 :
名前はいらない:2011/05/30(月) 20:12:46.05 ID:D8nDfa5d
偽善の仮面被りし鳥 全ての企み泡沫に帰し 汚れた羽振りまきつつ 天より落つる
それが理 地球の理 これが命の歌よ
842 :
名前はいらない:2011/05/30(月) 21:13:49.34 ID:WJPFnYpB
目から兎が産まれた
私は無表情で君をぱくりと食べる
今度は首から産まれておいで
私の体をあげるから
843 :
名前はいらない:2011/05/30(月) 22:15:19.84 ID:+wYboVBB
ネスト 巣 レスト スーパーマーケット
カセット レット イット セット アップ
何でもいいから韻を踏ませて
844 :
名前はいらない:2011/05/31(火) 05:52:00.94 ID:w0QdeFVO
腹に仕込んだバクテリア 知らぬお前は 涎垂らしパクりと食らう
旨かったかい?喰らわれたとも知らずに笑うがいいさ
845 :
名前はいらない:2011/05/31(火) 06:33:30.87 ID:Dn4EacHP
うるさいぞシャバ僧
846 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/01(水) 00:39:04.59 ID:BLDl4U1w
「囲まれて」
空っぽの自動車が外に止まっている
数人の黒服がすでに向かってきたあとで
バタバタバタって音がして
窓硝子が銃声と共に砕ける
僕は逃げた 必死に逃げた
転んで すりむいた
これで終わりか……
さっさと片付けてくれればいいと思った
黒服は僕を縛り上げた
グラスをはずすと口の端をゆがめた
まだ終わりじゃないと直感した僕は
「まだ生きたい、命は助けてくれ」と告げた
僕はまだ生きたいと告白した
話やご飯やお風呂やあれこれと
したいことが頭に浮かんだ
実に数年ぶりのことであった
847 :
名前はいらない:2011/06/01(水) 01:59:14.92 ID:I/6uKx47
もう帰ろう 夜はすこし寒いから
擦り切れた裾 蹴り上げたアルミ缶
撒き散るビール 酔ってもいないくせに
もうよせよ
俺はだんまりだ どうしようもないさ
「彼女はいつもパンを焼いてくれるんだ
俺のためにね 毎朝だぜ」
みじめったらしいおまえが
俺は好きだった
なにひとつ 手に入っちゃいないのに
まるででっかいのひとつ手に入れたみたいに
笑うんだ 俺はそれで十分だと思った
848 :
名前はいらない:2011/06/01(水) 12:51:37.75 ID:bdLyoSF1
海の亀の子と河の亀の子 たくさんたくさん産まれたけども 海の水に河の水 暮らせなくて困ってる 番犬おいてよ 心配だ 海の亀に河の亀 その両親が嘆いてる
849 :
名前はいらない:2011/06/01(水) 21:10:28.24 ID:FzphjTM0
なめらかな髪作りトリートメントが
どれもこれも石油系でチリチリ
日本の市販ヘアケア商品は自分には合わない粗悪な商品ばかり
850 :
名前はいらない:2011/06/01(水) 21:12:59.06 ID:FzphjTM0
エタノール・アルコール・グリセリン
どれもこれもガンガン入れ過ぎ
皮膚には、総合的に2%でいいんだよ。
851 :
名前はいらない:2011/06/02(木) 10:33:05.91 ID:fSGkLFJo
qqq
852 :
名前はいらない:2011/06/02(木) 17:42:38.90 ID:WQiWyuUA
芋虫
853 :
名前はいらない:2011/06/03(金) 06:20:57.74 ID:fHjmcFJ2
あたちのこつこつ積み立ててきた
こづかいがこづかいがぁあああああああ゛!!
詩歌なんかのんきによんでられるかぁあああああ゛!!!
一句は詠んでみた真剣に
854 :
名前はいらない:2011/06/03(金) 14:10:20.63 ID:rcXbfvKS
すいとんされたチックショウ
855 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/03(金) 21:15:58.48 ID:OHsswbNN
てすとむ
856 :
名前はいらない:2011/06/04(土) 05:30:31.17 ID:Dsk/Uxir
人には長所と短所があって
得意・苦手があると思うんだ
苦手だけど真面目にやってる
なのに、教師は頑張ってるのに怒ってくる
いやんなっちゃうわ
性格も色んな性格がある
僕の性格が偶然社会に不適合だっただけ
でも一応、決まりがあって
その決まりを破ったらたとえ善人でも裁かれる
仕方ないって思ったら変えられない
変えてやる
そのために努力しようっと
857 :
名前はいらない:2011/06/04(土) 06:06:20.45 ID:PpDlkEHu
孤独をタバコで紛らわせる
煙が夜の静寂に溶けて 私はひとり
858 :
名前はいらない:2011/06/04(土) 23:54:42.27 ID:aJgWI/N4
知れば知る程
私の見た光は業まみれ
失望と呼ぶの?そんな裏切り私が私に許さない
それは体ごと持ってかれそうな光の奔流で
「抗えない」強さに久しぶりに触れて
さあ債務発生
その業を見たことを忘れたい
忘れたいけど許されない、と、ね
859 :
名前はいらない:2011/06/05(日) 01:45:29.64 ID:9XPJtBpb
ベイビー ベイビー グンナイ ベイビー
860 :
名前はいらない:2011/06/05(日) 01:47:05.62 ID:9XPJtBpb
債務発生!?
861 :
名前はいらない:2011/06/06(月) 01:55:35.13 ID:TSxwbi1o
すぐに夏が来るから
君は待っていてね
忙しい日々に呑まれて居ても
その日だけはこの俺だけを
待ち続けた振りをしてくれ
ごちゃごちゃした雑踏の中で
机に座る易者みたいに
俺の手のひらのシワを
ルーペで覗いてくれ
出掛けた俺の期待とは裏腹に
残念な俺の手のひらの模様は
その日の内に初恋にサヨナラを告げるとしても
ラララ街の明かりが夜の
訪れを告げる頃には
二人は丸い影に変わるなんて
都合の良い妄想だと思っているだろ
迫り来る特別な日を前に
風呂場で口ずさむ水色の恋のメロディ
夏が来るすぐに
それぞれの空を辿って
862 :
名前はいらない:2011/06/07(火) 01:36:08.48 ID:a4bCNnWv
結局 俺はもとのまま
きみをすこし足がかりにして
すこしだけ マシでいれた気になった
アルコールがのどを通り抜け
大体のことを曖昧にした
「だれかの息づかいをきいたかい?
ひそひそ話してる 俺たちじゃ理解できない言葉さ
彼らはきっと お互いが地球の裏がわにいたって
通じているんだ きっとね」
誰かがかけた魔法
毎朝同じ気分で目覚める
同じことを繰り返し どうせなら
きみがいればいい
レコードが擦り切れ おなじようにまた
きみが出て行く 何度も繰り返した
今日も同じように また
863 :
名前はいらない:2011/06/07(火) 22:38:28.20 ID:bUkZE3e5
年をとったあなたの背中に
ちょっぴり納得したわたし
回数重ねた×××に
気が付かないなら、その娘はforget it
気品と色気の服の内側に
ちょっぴり頭が桃吹雪
届きません とても あなたには
気が付かないほど淑女じゃないです
何なんでしょね?遠いと知ってて
目覚めりゃあなたを探してる
見てる 閉じた部屋の
小っちゃな無力な恋の夢
探して見つけて夢心地
後の淋しさは知らなくて
ナミダ 流す時は
情けない恋にへたっては
迷って戻って行き止まり
清らになったと気付かずに
安心したい 忘れたい
繰り返してたら透き通るのにね
864 :
名前はいらない:2011/06/09(木) 21:39:31.53 ID:kFC1ur88
今 思い出したんだけど忘れた
私のグラビア撮ってくれようとしてたの、思い出したんだっけ
誰からも顧みられない私に
醜い私に
そんな そんな日もあったっけ
何だか嬉しくなって、忘れて、得した気分
865 :
名前はいらない:2011/06/12(日) 00:40:37.80 ID:zvKnvXNq
誰の目にもとまらなかった
スピードは下り坂でとまったまま
同じふり幅でゆれている 今も
雨が降った こんな日に限って
ふてくされて眠ったきみが
目が覚めて 喉が渇いたからと
外へ出れば もう雨は上がっている
きみを歓迎しているのは
俺だけじゃない きっと彼らだって
うれしくって目を細めているのさ
日は暮れ あいまいなものはよりくっきりと
こっちを向いて 俺ときみを見ている
なんてことはないよ いつもこんなとき
きみは暗がりを指でなぞった 俺はなにも知らなかったから
なんだってみることができた
指先から星の肌をなぞって
ひとまわし ここへもどってくる
こんなに素敵だと想ったことはなかった
866 :
名前はいらない:2011/06/12(日) 01:00:20.78 ID:zvKnvXNq
そんなとき
俺はいつもきみがどこにいるのか
わからなくなる
だれなのか どこからきて
俺のそばにいるのか いないのか
俺はきみの傍にいるのか いないのかを
あした ここで目を覚ますのは
俺だけじゃないのか?
はじめからそんな気になって 滅入った
もうずいぶんと大人になっていた
どこへいっても ここへは戻れなかった
いつのまにか おっきい地球の裏側に
零れ落ちたまま
867 :
名前はいらない:2011/06/15(水) 16:21:37.88 ID:eeVa6q2b
昨日あなたに
868 :
名前はいらない:2011/06/16(木) 01:11:05.84 ID:M+OoGmyo
二千円貸した
869 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/17(金) 23:28:56.02 ID:3wqzShln
コウモリ、スゲェ
超音波とか、マジ不思議。
空に釣り竿を投げたら食いつくかしらって授業で習ったよ。
夜しか行動しないとか、シャイな所も可愛い。
870 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/06/17(金) 23:58:30.20 ID:3wqzShln
「春の野」
春の野に、吹かれるためにタンポポ、
世間知らずな蝶ヒラヒラ。
怪しげな、道の奥にさそう花粉、
春霞がうらうら。
871 :
名前はいらない:2011/06/18(土) 13:19:21.07 ID:4SAXjEro
ひとひら ひとひら 泉に落として 心
わたしは 役者
近付いて 想像して
どんな思いで 生をつむいでいた あの時 あの瞬間
ああ まだちょっと 心の台本が ぼんやり 霞のように 淡く泉に映って
すこしずつ すこしずつ 入り込むの
前の芝居の面影を引きずって でもそのうち離れるわ
後少し もうちょっと
輪郭が 水にゆらいで たゆたって
うっとりうっつら 雨の午後 昼下がり
ハーブテイに小指をくゆらせながら
夢の森を まどろむ
872 :
名前はいらない:2011/06/19(日) 11:12:18.39 ID:SY65lJjR
音楽はいりません ただ虫と動物たちの歌声を聞かせてください 本も絵もいりません 野の花と大きな木を植えてください 子供もいりません だってそれら全てが子供ですから
873 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 01:10:06.88 ID:EJqlcEcH
雨の向こうで誰かが叫んでる
駅から徒歩5分の場末の酒場で
ドンと車の戸を閉める
上へ参ります
ドクダミの花を根ごと摘み取って
煎じて湯槽に浮かべる
夜毎誘いを断るのはそのせい
ちまちまちま
携帯電話を弄って
子供の方が子供らしい
色んな大人に振り回されて
そんな現代
コンクリートコンプレックス
874 :
名前はいらない:2011/06/20(月) 06:19:47.49 ID:pqqZQG+y
明朝体。君は僕の恋人だ。
875 :
名前はいらない:2011/06/22(水) 20:04:57.28 ID:iXBcf4Sh
愛してる
多分
876 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 00:31:43.81 ID:DEYefP00
色は匂えど 散りぬるぽ
我が世 誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見し 酔いもせず ん
877 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 00:35:22.89 ID:PQha5LVb
水の中にじゃぽん!
スイスイスイスイーっとな
光が揺れて
反射してきらきらきら
ゆらゆらゆら
グラスに冷えたビール
きゅうりをパリッとかじって
幸せなじかん
ああ いいな
ああ いいな
逃避行
878 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 00:38:13.49 ID:DEYefP00
「相手は星の数ほどいるよ」なんて言うけどさ。
東京で星なんて見えないじゃんかさ。
「見えなくても、そこに星はあるんだよ」って言うけどさ。
やっぱり夜空に輝く星を掴みたいじゃんね。
879 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 00:40:52.77 ID:DEYefP00
夜空の星なんてやっぱり手が届かないわけでさ。
やっぱりボクはいつも独りなんじゃんね。
880 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 20:43:03.22 ID:mcPu6ek+
こんがらがっていた糸がするするとほどけ始めた時
羞恥という言葉がぼくの私の血管を走り回り
羞恥の言葉が心臓に到達しその糸は融資鉄線に変わり
羞恥の沼へと深く沈んでいく
目を閉じて体を委ねてみたがこのまま息をしないわけにもいかず
ふぅっとまずは息を吐いてみた
コポコポコポコポっと丸い透明感のある真珠のような空気の固まりのなかに羞恥とか愚かさだとかいう言葉も混じって
沼の水面に消え去った
だから生きて日々笑っています
笑われているのも知らずに
881 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 21:20:56.30 ID:wUap17gd
笑っているのは
もちろん あなたがた
882 :
名前はいらない:2011/06/23(木) 21:21:35.10 ID:wUap17gd
笑っているのは
もちろん あなたがた
883 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 01:01:35.71 ID:/RHB1qGN
抱き締めて欲しいとせがむ君は
出来るだけ多くを僕から奪って欲しい
君にあげる分を集める為に
僕は街に出るから
884 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 02:55:57.44 ID:qBChlUQv
僕の欠片をどうぞ。君に差し上げられるのは残りわずかだけど構わないからちぎってお行きなさい。撰ぶほど残ってはいないから君はがっかりするかな。残酷にちぎっておいき。必要な時、
僕がどこにいるか、わかっているなら。何時でも僕の欠片をどうぞ。
885 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 03:41:40.55 ID:8gzjtDDO
知らぬよ知らぬ
可能性という夢物語はね
聞かぬよ聞かぬ
醒めては困る夢物語はね
長針と短針のごとく
刹那にすれ違いと果てなく追いかけっこ
あきらめようかあきようか
さびつく心に問いかけて
すすめよすすめ
夢物語はいずれさめるから
886 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 07:02:05.02 ID:/RHB1qGN
アンパンマンの古い顔にスポットをあてたような詩だな
887 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 10:49:08.15 ID:NbtVp5KJ
888 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 12:29:01.63 ID:/RHB1qGN
空っぽのお前には
ガラクタをびっちりと詰め込んでやるぜ
889 :
名前はいらない:2011/06/25(土) 15:08:37.91 ID:/RHB1qGN
まずはね、じゃがいも
890 :
りんりん:2011/06/25(土) 18:03:19.20 ID:9f/yZvEQ
じゃがいもぉ?し、、しりとりだね。も、、、ももだよ。
891 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 01:53:09.41 ID:Wvlk/1uz
ももかい?じゃあつぎは膝のあたりかな…
892 :
名前はいらない:2011/06/26(日) 04:30:53.21 ID:xfTHyAK4
鴉が鳴いてるよ
夜が明けてるよ
煙草を吸ってるよ
寝るタイミングを失った僕
893 :
名前はいらない:2011/06/28(火) 01:02:58.20 ID:4ROuGNvA
『或る惑星』
指先で怯え揺れる雫 悲しみ響かせ砕けぬよう 澄んだ星空 両手広ぐ
青いビードロの玉 変わらぬ眠りに誘われ
青いビードロの玉 闇夜に染まる
生きる者と死ぬ者の変わらぬ慾を棘にして 聖者と愚者は変わらぬ鋼を研ぎ続く
青いビードロの玉 青いビードロの中 闇の最中に
指先で怯え揺れる雫 悲しみ響かせ砕けぬよう 澄んだ星空 両手広ぐ
青いビードロの玉 青いビードロの中 病みの最中
894 :
名前はいらない:2011/06/28(火) 23:02:19.06 ID:XlIDewVc
私の中のロゴスは馬鹿正直だから、
とりあえずこれは捨てちゃうね
読む気が失せる手紙
何枚もの便箋が1つの封筒の中に
可哀相、これが生き物ならばなおさらで
あなたの心ってそんな感じだったかしら
銀のナイフ
GUCCIの財布
素敵なワイフ
沸き上がる畏怖
あなたはいつからそんな女に
895 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 18:03:46.20 ID:9Vegbds1
パンチ1つで木端微塵
またもやレベルアップ
前へ前へと進む程
遠退く私の好きなもの
これが私の夢なのか
戸惑い躊躇い飲み込んで
確かなのはこの肉体だけ
パンチ1つで骨折さ
人生何があるかわからない
896 :
名前はいらない:2011/06/29(水) 19:28:15.99 ID:CjU391/7
遠く遠く果てしなく遠く遠く遠く遠くの世界に住んでいる
なのにサヨナラはすぐにわかる
そうきめたのならそれで
897 :
名前はいらない:2011/07/02(土) 20:27:06.74 ID:wOqiv+qm
出勤までの中途半端なこの時間、雨音しとしと
胃に物がない時間は、血液がとられないから、妙にしんと頭が冴える
はらぺこの感覚、案外好き
|ω・)……演じるって、楽しいのかな?
|ω・)……騙るのも、楽しいのかな?
|ω・)……残念ながら、僕にその楽しさは理解しきれなかった
|ω・)……姿が見えない人に、脅えることも、僕にはできなかった
|ω・)……だって、僕にとって大切な人じゃないから
|ω・)……何を言われても、傷つくことなんて、できやしない
|ω・)……もう少し、繊細だったら良かったのだけれど
|ω・)……僕は、僕の大切な人から言われたことでしか喜べないし、傷つくこともできない
|ω・)……せっかく、頑張ってくれたのに、ごめんなさいね
898 :
名前はいらない:2011/07/02(土) 22:10:59.10 ID:1aAHcX2E
(ー_ー)!!ちぇっ
899 :
クリス:2011/07/03(日) 03:31:32.18 ID:iZKF0HU3
大事なのは終わるという意思
900 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 05:51:14.91 ID:VUAzi3+R
>>897 顔文字部分の詩見たことある。わざとだと思うけど。元詩には顔文字なかったけど。
セン5現行スレ
>>108もそうだし、わりと定期的に過去見たのと同じ詩が投稿される現象は何か狙いがあるんかい。
セン5でも、同詩を過去投稿したが推敲、みたいなことも書いていないし
最初に書いた本人かどうかも判断しようがないしで
気付くと非常にもやもやする。
だからどうというわけでもないんだけど。
書いた本人の投稿ならまだ
思い入れの深い作品で、覚えている人もいないだろうと思った、とか無理矢理想像のしようもあるけども
他人の作品間借りして何かの意図でやってるなら
余程、創作に思い入れもプライドもない人物っていうか
だとしても自分の言葉でやればって感じ。
恥ずかしい。
そういうわけで仕事で疲れたんで寝ます
スレ汚し失敬。
901 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 13:15:55.77 ID:5OuCCyku
いちおう表現スタイルとして認知されているみたいだからなコピペは
902 :
名前はいらない:2011/07/03(日) 16:46:33.40 ID:fHT7rZOc
なんだサル真似でしたか
903 :
名前はいらない:2011/07/04(月) 00:43:50.37 ID:mL6NRrgJ
カチカチと音の鳴る中に何を見る
扇風機の羽音が繰り返される
真夜中の 携帯の 明かり
隣家を気にしてくぐもる
いつも心は何かに支配されて
どこから降ってくるのかわからない
電波は脳をあやつる
不安になって飛び起きて
鏡の前に正座すれば
目の奥が笑っていない
この目玉の筒の奥にはなにがあるのかな
お下げのぱっつん前髪の
やんちゃな女の子を連想する
鼓動を確かめるために胸に手を当てて
今もずっと刻んでいる自分の音を聞いて
明日も明後日もしあさっても…
腹部を綺麗に切開して
鏡の前で内臓を確認したら
不安は消えるだろうか。
ぐちゃぐちゃになった自分を
天から見つめて
「もうあれはわたしじゃない」と呟き眠る
どうして朝っていうのは味気ないんだろう
904 :
名前はいらない:2011/07/05(火) 01:07:13.24 ID:zX8CJsJs
日が落ちて止まった
ビー玉透かして むこうまで明かりがとどいた
踊り場で誰かが言い争ってる
俺たちには関係ないんだから
それよりはやく きのうの話の続きをしよう
ステンレスのキッチン ウィスキーが置かれている
父はいつものように 母に話している
母は眠そうに頷いている
俺はいつも眠たそうに それを見ていた
空港にはひとが大勢いた まるでパレードだった
俺はきみを見送った 背景のひとつになったような気分でね
そこから見えるなら 手を振って
俺だけにわかるようにさ
湿った空気 頬を湿らして
つかのまのシラフ
俺はもう彼らの言葉を聴けないのかもしれない
すこし 寂しかった
905 :
名前はいらない:2011/07/05(火) 01:42:05.40 ID:8rRH2FF2
とろとろ。なにか、煮込んだ。
紙を煮込んだ。
煮詰めてどろどろ。
それを胃の中に流し込み、その後僕は
梯子を渡って雲の上に登った。
まるでジャックと豆の木みたいな世界。
ドラえもんなら来れるかもしれない。
だけど現実にドラちゃんは居なくて
僕はたった1人で雲の上から
虹を眺める。
寝転んで、陽を浴びながら雲の上でプカプカ暇を潰す。
夜になると大気が冷えるからまた梯子で降りてきて
また朝になると屋根裏部屋から梯子を使って雲まで登っていく。
それを毎日毎日繰り返す。
いつの間にか地上のたくさんの人の顔を覚えた。
遊びにいこう。
906 :
エロい 忍法帖【Lv=15,xxxPT】 ◆ECHixXpeuk :2011/07/05(火) 18:54:25.52 ID:9FycsHQj
「てんとうむし」
ワックスをかけたばかりの
つるんつるんの車の尻に
てんとうむしがとまっている
しっかりとつるんつるんを掴んでいる
葉を散らす風が吹いても飛んでいかない
その毛だらけの脚に
粘液をたっぷりと染ませてくっついているのだ
べとべとしたものはつよい
おれももっとべとべとするべきだな
手が軽くすべっただけで
急斜面の滑り台をのぼりきるのを諦める
おれはもっとべとべとするべきだ
今日からしばらく手を洗わずにおこう
そう考えながら
小さなそいつを指ではらった
たやすくそいつはおれを越えて
おれを越えて飛んで行ったのだった
おれを越えて
907 :
名前はいらない:2011/07/07(木) 21:42:05.31 ID:NbKLIyoh
過敏性大腸炎がなくなった
奴隷生活からの解放
うわーーーーい
908 :
名前はいらない:2011/07/08(金) 01:41:47.61 ID:bQY1omeM
日頃
フルーツ酸
クエン酸
ビフィズス菌
温かい料理
温かいお茶
。
ナムル飼ってきて、ビビンバ作ろうと思った。
イラネェな・おこげ作るのにあれは、石の器は。
韓人に教えてやらねば。
あれはフライパンでも出来るよ、と。
910 :
名前はいらない:2011/07/08(金) 21:25:56.60 ID:XLaSJ5B/
ビュン!ビュン! 肩で風切って歩く
ふと振り返ったら 切られた風が
かまいたちに 薬塗ってもらってた
911 :
名前はいらない:2011/07/08(金) 21:35:01.58 ID:XLaSJ5B/
イヤリングが 耳元で揺れる 乙女心なら
股間で揺れる コイツは 下心
912 :
名前はいらない:2011/07/09(土) 20:59:01.56 ID:VMVA7CvQ
乳酸菌が育たない
ただしお辛いだけ
ビフィズス菌を入れたら失敗
化学薬品のにおいがした
残りはビールか納豆だ
913 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 00:02:37.79 ID:2lNEf0cu
きみにあいにいくよ
ただ明るいだけのひると
いくつものよるをこえて
きみのこと忘れても
ただまるくなってねむるだけ
914 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 00:51:33.90 ID:O9OVWFuH
千切りのソーセージは丸く反ってしまったから
輪切りにすればよかったんだ
オリーブオイルと玉ねぎとピーマンと輪切りのソーセージ
パスタとケチャップと塩コショウ
マッシュルームは除けられるから入れない
隠し味か・・・・愛を少々
915 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 11:42:40.69 ID:ifCux1My
そういえば梅雨明けしたんだ
まだ蝉の泣き声を聞いていない
鶯やメジロがとっても上手に唄ってる
ぬけるような青空キャンデーブルー
スカイブルー雲一つない
そうだ
捨て野菜してみよう
916 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 12:49:42.57 ID:yRVlMHm/
大きな鹿に山の鹿
鹿は暴れるよ
鳥と風は知っている
917 :
名前はいらない:2011/07/10(日) 14:40:55.09 ID:YyWnbNjm
無職の親父の魂の叫びが駅にこだましている
918 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 01:21:29.71 ID:2OVFtD6C
俺は街の片隅でうずくまっている
この世界にはうんざりした
いったいどれくらいの人間が本当に他人を思っているのだ
いったい何人の人間が愛について考えている
いったい何人の人間そんな奴らに本当の視線を向けている
いったい誰がそんなうわついた心で俺から愛を奪った?
919 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 03:16:54.87 ID:JYlNY6+1
寝そびれました
そういえば映画のエンディングのように
帰り道に曲をえらんで
とっておきの出逢いを楽しんで記憶に残しました
クールダウンするにはbossa nova
だからやっはり車がいいのに…
もう
すいかの大を三こかいました
920 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 11:16:39.69 ID:8fBweWY0
すなおに見なよ 世界はでっかい 太陽なんてちっぽけだ
921 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 12:12:42.09 ID:iuykZcJm
どうして生かされてるのか
922 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 19:49:10.02 ID:JYlNY6+1
いやだわ
エンディングロールじゃない
幻覚を見てるように楽しかった
Jazzもあうのよね
幻覚と錯覚の世界楽しんだ
923 :
名前はいらない:2011/07/11(月) 23:34:10.06 ID:8fBweWY0
網戸のむこうに見える月は、ドット絵みたいに単純だ
お月さんもそんなふうにオレを見てるんだろな
924 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 00:13:44.19 ID:zOcfXnzf
できれば笑ってみたいんだけど
過ぎれば過去と笑っていたいんだけど
上手く笑えないから
掃除終わんないから
ごめん 先行ってて
目を伏せてちりとりを探すけど見つかんない
ぼんやりとした頭で描いた妄想は
「終わるまで待ってるから」ってあなたの声
できればあなたと笑っていたい
だからわたしは掃除中
ちりとり一体どこ行った?
925 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 00:57:25.86 ID:Oxq8+jbM
赤い糸巻くの疲れてきた どこまで長いんだよ
926 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 11:16:45.08 ID:Oxq8+jbM
発見した! 笑顔は無限のエネルギーだよ
927 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 13:22:08.84 ID:NmZG8njo
私もそう思う!!
笑顔は感染します笑顔は繋がります笑顔で元気になります
笑顔は人間の特権です
だから
あなたの笑顔が大好きで恋しくなって欲しくなる
無表情の中に垣間見る笑顔も最高です
928 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 23:09:21.74 ID:qdeFFaTc
『7月15日、汽仙沼原発跡地にて』
「来たか」
松本龍は溜めた左足のバネを使って小沢に蹴りかかる
ッツ!!
松本の蹴りは空しく空を切る
松本は振り返ろうとする瞬間、ものすごい形相の顔が松本の視覚から浮かび上がる
松本の右腕ガードのガードも間に合わず小沢の蹴りが松本の腹に入る
一瞬の間、二人は再び向き合う
「らちがあかんな」
小沢はおもむろにスーツと下に着てきていたTシャツを脱ぎだす。
「フン!!」
小沢一朗から放たれたオーラががれきを吹き飛ばす。
日本民主党取締役代表、その肩書きが示すように堂々とした筋肉が目の前に立ち尽くす
廻りの建物が崩壊していく。
松本龍に破損した建物の屋根や瓦礫が降り注いでくる。
松本前復興省の廻りの空気がどんどん破壊されていく
狂気と混沌 渦巻く空間の中で松本龍
勃起していた。
ズギューーーン!!!
「やっぱり、いいよ。あなたは」
「ここまで舞台をお膳立てしてきたかいがった。必ずあなたはこの僕がやる」
松本龍は奇妙な面持を浮かべた表情で小沢を迎え撃つ。
今二人の大地を揺るがす死闘が幕を開く
929 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 23:14:49.23 ID:qdeFFaTc
『時の憂鬱』
なにもない
それが真実だ
930 :
名前はいらない:2011/07/12(火) 23:24:02.79 ID:qdeFFaTc
「ナチュラルボーンサニティ」
積み重なるものは何もない
ジェンガのように
一定量積み重なるたびに壊れるだけ
せめてもの願いなら性器でさえもその積み重なりに加えたい
そしてあなたに声を届けたい
931 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 01:39:57.09 ID:P+3unAUX
青い稲たちは 風にときおり撫でられながら 太陽にむかって伸びをする
932 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 09:14:11.48 ID:jO2QJPfo
思ったことを言っただけでキチガイなのか
933 :
ちーちゃん:2011/07/13(水) 10:28:32.27 ID:mgeTifE0
キチガイでもいんじゃね?それともキチガイいやなの?差別してんの?
934 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 20:29:32.19 ID:FPDKIFBi
お茶漬けたべたい
お茶漬けあげない
こだまでしょうか?
935 :
名前はいらない:2011/07/13(水) 23:49:36.12 ID:jO2QJPfo
差別してはないよ〜
キチガイかわいやん
差別する奴は低能っしょ(顔文字
936 :
名前はいらない:2011/07/14(木) 15:17:12.95 ID:EYkHhZ4A
いま一番がんばってるのは冷蔵庫 中のジュース飲ませて休ませたい位
937 :
名前はいらない:2011/07/16(土) 11:54:24.08 ID:9ZWtIUfw
要は水が必要だったってこと
大成功
ミネラルもアップビタミンBもアップ
やっぱりおばあちゃんの知恵袋
すいか四個め買いました
夏の赤い野菜は医者いらず
938 :
名前はいらない:2011/07/19(火) 13:42:07.96 ID:Fze88PCb
とりあえずネコ用の箱舟をつくった
939 :
名前はいらない:2011/07/19(火) 16:04:23.43 ID:Fze88PCb
泣くことをやめてカナリア色の服を着る 背すじをのばして風の中を歩く
940 :
名前はいらない:2011/07/19(火) 19:28:03.92 ID:Z59dkBrP
要は、マヤ文明の予言の日は、2012年12月23日ってこと
941 :
ちーちゃん:2011/07/19(火) 22:31:34.46 ID:4TXoRcgV
眠れる街の街灯の光は
首をもたげて足元を照らす
カラスは山へ帰らずに
羽根を広げて地面に
眠る
夜のアスファルトの
ざらついた冷たさ
左の頬に広がる
遠い車の音
心の芯まで黒い冷気伝われば
動かぬカラスの腹に
温もりを求めて伸ばす
右手は指を長く
くるくると夜がまわる
るるるる るる
街灯の上から
螺旋
942 :
ちーちゃん:2011/07/19(火) 22:34:37.56 ID:4TXoRcgV
私の泥舟に乗ればいい。泥んこになれるだろう。
943 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/07/19(火) 23:41:43.59 ID:akanQ2Ta
>>941 いいっすね。
カラスがかっこよく静かに描いてある。
アスファルトに耳を付けるときの感触が伝わってくるようにできている。
まわる夜という発想も思いつきだけでなく、きちんと想像可能なものである(音楽的だ)。
944 :
名前はいらない:2011/07/20(水) 07:10:45.15 ID:gYXg0e/X
要はかちかち山のうさぎってこと要は要するにの略式で何かにつけて要は要はって連呼しても要点をまとめて教えて下さいなんて言ってないので軽く迷惑してますしかもずれてるし当たってないので
945 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 23:40:16.92 ID:GUvosvWD
アプローチなんてしてませんが
946 :
名前はいらない:2011/07/21(木) 23:46:24.65 ID:+bBi98s7
待つように行くなり
走るように渋るなりは
彼の得意とする所で
皆は殊更に妙技だと心得て
寝ている姿も嘘くさいと讃えた
始めは只の道化であったが
皆口を揃えて褒めるうち
後ろ姿に威厳が付いた
町の偉いのも彼を褒め
嫁を勧める婆ァも現れる始末
其の様な下世話を働かれては
技が鈍ってしまうわいと
満更な事を言った
947 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 00:34:31.94 ID:wPDtNRYU
そこは3日ヘリの乗った救急隊が発見した
日本前総理大臣鳩山由紀夫の遺体が体に巻き付いた蛇と共に発見された
まるで中世欧風のような街並み
奇怪なデザインで街を取り囲むようにそびえ立つビルらしき建物
その周りをブンブン飛ぶ256色のハエ
青白いうす分かりを浮かべる石畳上の道路
街には色とりどりの寒色色した木にリンゴがなっている
眼を引くのは街の中心かららせん状に続く空へ続く階段
そして両脇に立っている白い翼を携えた2体の彫像
力天使小沢一朗像(黒)(白)。
鳩山由紀夫がふいに眼を覚ます。
「時はきた、今ここにこの都市は復活したのだ!!!!」
鳩山は落ちた、風が歴史が予言の到来を示唆しようとしている
948 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 00:39:07.87 ID:wPDtNRYU
悠久都市『シャンバラ』
949 :
ちーちゃん:2011/07/22(金) 01:52:19.68 ID:gKK1y4Qy
つんとすました仔猫ちゃん
950 :
ちーちゃん:2011/07/22(金) 01:52:53.16 ID:gKK1y4Qy
つんとすました仔猫ちゃん
951 :
ちーちゃん:2011/07/22(金) 01:56:24.99 ID:gKK1y4Qy
にゃんにゃんにゃおーん。
952 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 15:34:07.89 ID:Tx3LBbPP
青い空を映して 波が静かにそよぐ
約束された30年ぶりの海開き
半減期の祝典を抜けだして
波うち際をゆっくりと歩く
潮風に紛れ込ませるように
忘れかけたサザンの曲を口ずさむ
何組かの親子連れが
ぎこちなく潮干狩りをしている
砂浜に散らばる除染草の切れ端
母はそれを頑なにワカメと呼んだ
きょうから自分もそう呼んで
思い出の続きから 未来を始めよう
953 :
名前はいらない:2011/07/22(金) 19:55:58.25 ID:JuEauaQk
人の子の未来を考えよ
己はこの世に何をみた
我が子に先の苦をしいり 産むは我欲
我が子に尊き命食らわせ 罪を与えるは愚
人の子に 未来託すも現世破壊す己
負の楔を断ち切る
子は産まぬが愛 目前にある多様な命を慈しめ
954 :
名前はいらない:2011/07/24(日) 05:41:59.79 ID:7HtI3mkP
詩人達
地震のサインが
出てますよ
955 :
名前はいらない:2011/07/24(日) 11:18:52.45 ID:dnOJverC
この揺れを
止めてあげてと
泣くミニラ
プレートを
押さえきれずに
ゴジラ消ゆ
ひび割れを
ふさぐミニラに
汚染水
大地震
巨大ミニラが
波止める
956 :
名前はいらない:2011/07/24(日) 13:26:50.18 ID:IXHrueUy
名を呼ばれ
振り向く先には
死者の君
こっちにおいでと
手招きす
嗚咽の私に
呆れる君
早く忘れろよと
優しく笑う
957 :
名前はいらない:2011/07/25(月) 01:25:06.83 ID:OSohFvnb
俺は今ナイフで自分の胸をひたすら付き続けている
どうでもいいが
強迫が来たな
958 :
名前はいらない:2011/07/26(火) 14:03:32.94 ID:ZjGCaCMo
いまぼくは客船のデッキで
ゴロ寝しながら
ゆっくりと海を渡るんだ……。
959 :
名前はいらない:2011/07/26(火) 14:21:04.57 ID:k6iJ7dTU
雨あがりの空を ねこが見上げるのは
ひとには見えない 淡い虹がでているから
960 :
名前はいらない:2011/07/26(火) 16:49:53.96 ID:rt6dpd+N
961 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 02:32:46.11 ID:4YbqTvxQ
うんざり
あきあき
もうたくさん
もう35回も
季節はめぐった
このさき
劣化していくハンデを背負って
40数回も
めぐる地獄の4季を
あじわいたくなんかねえんだよ
ああ
まっぴらごめんだよ
だから
おまえ
殺してくれよ
息の根をとめてくれよ
安らかな寝息を立てて
眠っているおいらを
おこさないように
息の根を止めてくれよ
やさしく
おこさないように
夢の中で殺してくれよ
962 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 07:40:01.27 ID:/2capCQ9
目が閉じれないように
アロンアルファで固定して
鼻のあなにフォーク刺したら
冬コミはまだまだ先ですよ?
ーまるちーちゃん
963 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 14:44:21.52 ID:WKrd81Zp
俺は詩なんか興味ないのさ
俺はダレダ?
964 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 15:20:40.82 ID:/2capCQ9
もうちょっとお前に興味が持てるように書けよ
965 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 17:58:15.59 ID:Icpk31XL
ただいま
おかえり
いただきます
お先でした
おやすみ
おはよ
966 :
名前はいらない:2011/07/27(水) 18:03:50.73 ID:Icpk31XL
そよ風
朝焼け
夕焼け
飛行機雲
紙飛行機
鈴虫の声
セミの声
夜風
月明かり
星空
967 :
名前はいらない:2011/07/28(木) 00:07:19.26 ID:t6CoaAXk
ま、座りなさい
とにかく話して
嫌なら寝よう
一緒に寝よう
将来も結果も気にしなくていいから
ただ目の前の問題だけ聞かせて
君はどうしたい?
逃げるんじゃないよ
休むだけさ
ま、寝ようか
今だけでも良い夢を
君はどうしたい?
968 :
名前はいらない:2011/07/28(木) 00:21:43.86 ID:Xcy5MzLC
こんなにも涼しい夜は ペンギンになって ツ〜〜っとアスファルトを滑りたい
コンビニの手前で立って ヨチヨチと小魚チップを買って 再びツ〜〜っと滑りたい
天皇爆弾!!! 天皇爆弾!!! 天皇爆弾!!!
崇拝しろ大衆共 あの家を崇拝しろ 神の住む家を
天皇様!!! 神様!!! 皇后様!!!!
管バズーカ!!!小沢ナパーム 鳩山ミサイル!!!!
あの天皇の家を焼き尽くせ 節電しろ 黒コゲにしろ
神なれ 神と化せ 神を名乗れ この国を破壊しろ
正解を出せるのはお前だけだ 太陽に選ばれたのはお前だ
天皇復活!!!! 天皇再生!!!天皇降臨
犯せ 犯しつくせ お前の家の墓にションベンをかけてやれ!!!
マスターべ―ション 大衆共目を覚ませ!!!
お前らの腐った卵のような脳みそでもわかるだろ!!!
お前らが崇拝してるものなどただの糞だ
おい 大衆共お前らのそのハエが死んだような眼でよく眺めてみろ
この国の未来などはっきりいってなんの価値もない
精神世界に生きる死神に愛された俺のほうがよっぽど裕福に映るよ
お前らはいつ自分の未来を決定した
俺はお前らが光を浴びる年齢に達した時に悪魔になった
俺は孤独の世界と共に何かを掴んだ
貴様らは毎日いろんな色の顔の人間共とFUCKしているというのに
はっきりいってその教え共が邪道だというのだ
貴様らが聖書を読んでいる間にも俺はお前らの立ち入れない世界を形成したつもりだ
俺は今も俺自身で絶望を増幅させ続けている
そうでもしないとこの世界にいられないからだ
人間共お前らは非常に無価値に思える
悪も正義も勝利も敗北もない 存在が0にしか思えない
0が0を叩いて何が楽しい 幸福 絶望 信仰だれが造った
そのハエが死んだような眼でよく眺めてみろ
その椅子に座った死にかけのジジイではないはずだ
覚醒しろ 自分を見失ったのか
俺はまだしばらくこの世界で眠り続けるつもりだ
まだ俺はハエにはなれないらしい
貴様らの天皇と一緒におれは自分のゾンビ達と共に生きるさ
971 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 12:06:55.63 ID:rVGS/ig0
>>968 いいですな。ファンタジーですな。実際にやったら煮えたぎるアスファルトに擦れた皮膚がボロボロですけどな。
なぜかコイツには清涼感がある。魔法が効いていてgoo。(o^-’)b
972 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 12:24:57.25 ID:rVGS/ig0
失礼、涼しい夜とありましたな。いま非常に暑くて死にそうだったのでつい…。
しかし一服の清涼感、いただきましたごちそうさん。
973 :
名前はいらない:2011/07/29(金) 23:43:51.56 ID:VpST1Die
狂おしく愛にて
溺れるが蜜月
渇けば欲っせと
貪る孤独
酔いをさませば
鯣も笑う
974 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 00:13:34.33 ID:Em5r7ofB
カップ麺を否定することは人類の歴史を否定すること
975 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 07:16:28.69 ID:oH7J7Nyb
お月様
赤いか青いか黄色いか
正解はオレンジ
まっくろけっけに酸化した
銀の聖杯にみたされた
酸っぱくなった血色のワインを
飲み干して
オーロラの絨毯は
灼熱のカキ氷の
染み
で
びちゃびちゃに
干からびて
十五夜まんじゅう
食べたのだぁれ
犯人ははつかねずみ
振り返ると
キリンの首骨折
ねこが
山頂から
田んぼまで
猛スピードで
泳いでる
その後ろから
象がヘリコプターで
ヒルクライム
大きな
大きな
ドラム缶で
丹波哲郎が
ジャグリング
凍りついた溶岩が
おいらのうなじを抉る
おいらの背中に突き刺さったのは
妹のフォーク
976 :
名前はいらない:2011/07/30(土) 22:19:00.58 ID:B7H+kyp7
くるみパンを 口いっぱいにほおばって "どんぐりウミャ〜!"
全てがミニマムのゴキブリに見える
「くそったれ!!でくの坊」俺はクールに罵った
全てが白紙だ 神が造った紙
神よお前が殺したのは俺かあいつか?
ライターに火を付けて灯してくれ
俺の人生を
978 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 17:04:16.11 ID:npG5tM0P
チッと舌打ちするのをやめて チュッといってごらんよ モテモテだぞ蝉くん
979 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 18:22:15.67 ID:Yqg6lJ1N
アタイ、そんな尻軽にはなりたくないわ
980 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 19:03:33.57 ID:dayHL1aW
ありがとう
今あること全部ありがとう
そしてごめんね
お母さんへ
空気よめなくてごめんね
素直すぎてバカでごめんね
でもこれでもちゃんとしたい、って少しは思ってるんだよ
弱くてごめん
私も一人で立てるようになりたいよ
がんばるから、ごめんね
ありがとうって気持ち大切にしたいよ
いつもありがとう。
お父さんへ
軽蔑してごめんなさい
反発してごめんなさい
拒絶してごめんなさい
いつもありがとう
本当に本当にありがとう
強要してごめんなさい
見下してごめんなさい
物を大切にできなくてごめんなさい
これでも、自分なりに物を大切にしようって思っています。
自分も、物も。
自分以外の人も。
みんなが楽しくなるような幸せになるようなことができたらなって
いつも考えているんだけど
不器用でごめんね。
いつもありがとう。
981 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 19:40:53.34 ID:Yqg6lJ1N
とりあえずお父さんが酷い扱いなのは伝わった。
982 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 20:26:01.65 ID:ApA7P/0q
兄蹶竍畆繰
炉汲誼気顔
簡勧叶角害
快茄温応乾
983 :
名前はいらない:2011/07/31(日) 20:54:56.89 ID:pKpJ8RWk
それ、わっ〜しょい♪
わっ〜しょい♪
ハロワわっしょいwwwwwwww
ハロワわっしょいwwwwwwww
ハロワわっしょいwwwwwwww
ハロワわっしょいwwwwwwww
984 :
名前はいらない:2011/08/01(月) 01:28:06.84 ID:pD8Ajj0G
「或る男の某掲示板での叫び」
"くそったれ FUCK YOU ASS野郎"
ニコニコ掲示板を開く
今日も分けわかんねぇ実況プレイやmad動画が俺の検索を邪魔をする
おれが順番にランキング上位の草加叩き動画韓国非難動画をいじっている時に
画面が真っ赤になった
おおうおれの嫁が何人ものむさい男達にキムチを食べさせられている
なんだこれはウィルスか
パソコンはぶっ壊れた
それと共にネトウヨのパソコンに一通のメールが届いた
「はじめまて私はこの国の天皇です、
今日今からこの国を第二大韓民国と改名し、国家に対しテロ攻撃をした
あなた達第一級国家反逆者とみなしネット上で逮捕することを国家の総意とみなし
あなた達にメールを通知申し上げました」
さて今夜深夜ネトウヨ共の公開処刑をニコニコ生放送上で公開することが決まりました
さてニコ厨の皆様いつも通り同じ色で同じコメントで同じ時間にお願いします
「天皇万歳!!!」
985 :
名前はいらない:
それ、わっ〜しょい♪
わっ〜しょい♪
ハロワわっしょいwwwwwwww
ハロワわっしょいwwwwwwww
ハロワわっしょいwwwwwwww
ハロワわっしょいwwwwwwww