132 :
名前のある陶器 ◆HB.VSWWb7w :
「午前0時のパーティー」
あらゆる明かりの消えた
懐かしい木々の匂いのそこで
ふわふわの四角が飛びかっている
少女たちはひそひそと嬉しそうに恋の話しを
少年たちは笑いながら、
ふわふわを投げる手に力を込めた
きっと誰にもばれないように
秘密の遊びだよ?
「…やべ!先生きたぞ!」
先生たちはパーティーの途中
生中を一度投げ出して
まあるい光りを滑らせて
彼らの空寝入りを確認すると
幸せそうにそこを後にした
………………チラ……
………ゴソゴソッ…
「……ふー、危なかったな!」
ふわふわはもう飛び交わないが
今夜のパーティーはまだ続くだろう
此処は鎌倉
午前0時の宴(パーティー)
きっと誰にもばれないように
少年少女の秘密。
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