君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.79]

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720名前はいらない:2009/02/20(金) 23:05:43 ID:SLI0+Z2m
「ある興奮幸福論理信者の興奮」

ときめきドリンク飲み放題
愛が 愛があるだけどうぞ
ぐびりごくりとごっくんしたなら
きらりひらりにやりがぐわり
あなたは笑うか怒るでしょう

不安な土台が揺れたら泣きます
だけども隣の女性もそうなら
少しは構わないとも思います

ああ なんというかな かんとかな
意味合いならば 勝手に付くさ
そんな崇高な数行がすぐソコにあってたまるかい
ああ 喜怒哀楽楽 ゆられてねむろう

固執して 固執して 固執して
いくら君がそれぶっても
いくら僕がそれぶっても
ソクラテスのいるテラスに
座ることは出来ないさ
他人を絶対づけられるほど
素晴らしい人間なんていないよ

いやそうであってくれないかな
721雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/20(金) 23:22:38 ID:DnGcWV/L
>>718
評価ありがとうございます。つたなさは、表現力の不足は自覚してます。そこを乗り越えるのに、
貴重なアドバイスをありがとうございました。

以下の評価をお願いします

  逢魔が時

般若の舞
心の欠損と感情の横溢
言葉にはならない物を、感じる
横からライトで照らされた闇の中でよりいっそう存在感を、
客席に向かって放射している
私は次第に般若と一体となるように感じるようになり
心中にわだかまっていた思いを発して
叫び声無く叫ぶ
死んで、生の中では満たされ無かった思いをしのび
生きながらの怨霊となるよう自分の身を重ねる
過ちゆえかな恋する人との別れ、我が身と彼の身を想う
逢魔が時
722名前はいらない:2009/02/21(土) 00:01:58 ID:ypsSFkLq
雑草さんは自分の書いた詩を
全て集めて読み直してみるといい
一定のパターンの縛られていると
分からないかな
それからこのスレを読み返してみて
あなたの詩にはないリズム・創意工夫の
ある詩を捜してみて
自分の詩のパターンを使わずに
他人の良い点をまねてみるといい
他の人にも言えることだけど
手癖のついた詩は自己評価が甘くなる
意識して全く違う作風も書かないと
うまくはなれないよ
723雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/21(土) 00:19:34 ID:32wfw4po
>>722
確かに発想のパターンが一定で、テーマも似たような言葉を繰り返しキーポイントに使っているので、
全体としてのメッセージが同じような物ばかりになっているでしょうか。これは僕の気の小ささが
関係しているかもしれない。一応ノートを作って、詩は書きためてあるのですが、傑作らしい物が
一つもなくて悲しいです。他人の詩を何とか取り入れて、壁を破る努力をしてみます。
724名前はいらない:2009/02/21(土) 00:19:55 ID:LDrBSAc3
「虫」

今、私の首筋には一匹の「虫」が止まっている
デスクの前なので、不自然に体を動かす訳にもいかない
他の誰にも「虫」の存在は見えないのだ
首筋に「虫」の感触がある
背骨を伝って足の指先まで悪寒が走る
15対の足がぞろぞろ動き、私は背中を反らせて吐き気を飲み込む
「虫」を掴もうにも気味がわるい
触角で手を撫でられると思っただけでぞおっとする
周りに気づかれぬように微かに体をゆらすと、首筋から「虫」が落ちたのが分かった

「虫」の夢をみた
自分が「虫」になっている夢である
激痛に似た冷たさで足先が痺れて、片時もじっとしていられない
温かいところを探さねば、温かいところ探さねば
私は落ち着かない足先で暗闇を必死に歩き回る
やっと落ち着ける場所にたどりついた
柔らかくて温かいその場所からは、私のデスクが見える

今、私の首筋には一匹の「虫」が止まっている
私はゆっくり静かに後ろに手を回し、出来る限り優しく「虫」包みこんだ
そのまま手を握り閉めると、懐かしい誰かの悲鳴が聞こえた
725  ◆UnderDv67M :2009/02/21(土) 00:25:46 ID:YFJI4Yq5
 PCの環境変わったからAAのズレ具合を
   チェックするんだってさ
              ∧_∧    ∧_∧
             < `∀´>   < `∀´> 迷惑な話だ
          ((( ┯⊂╋⊂))   ((つ┯╋つ┯ )))
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|__________________________________||
||         |  |   |   |       |  |  |            |           ||
||         |  |   |   |       |  |  |            |           ||
||         |  |   |   |       |  |  |            |           ||
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||        / ε ⌒ヘ⌒ヽフ    (・ω・ )  )          \           ||
||      /  (   (  ・ω・)     しー し─J   ヽ・゚・ 。・゚/    \      ||
||     /     しー し─J ____∧_____  ̄ ̄  ヘ⌒ヽフ. \     ||
||   /               でも殺す予定だったって     ( ・ω・ )   \    ||
||  /         ___)\___________   o(u_ u)っ     \  ||
||/           >>626のポエムは素晴らしいと思う                \||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄| ||
726名前はいらない:2009/02/21(土) 00:42:48 ID:R5FonTu2
「少女」

少女
ふたり笑い合いながら歩く薄紅のワンピース
輝き放つものの反射
それは幸せの振る舞うように
ひらひら
花模様のレースからはそっと
春風が曖昧に覗いてみせては
消え

少女
僕には内緒で
眠れず持て余した小羊達を
夜な夜な
華奢な指先でゆっくりと引き裂いている
その甘い繊維で
編み上げるレース
一目一目滑らぬ針は
まるで闇を探るが
如く

少女
纏う美しさは果てなき憂い
沈黙を含んだ頬は恐ろしい程潔白であるのに
ほつれた笑みからはジワリ
滴り落ちる黒い赤
同じ管を巡り
迷い続けるその液体を
しかと見せられて
僕は

少女
春はまだ私には寒いと呟き
かたくなに薄紅を覆ってみせる
雪間から目覚めたばかりの風が
ゆらゆら
未だ溶けぬその胸に
僕は
君の名が知りたい
72735℃:2009/02/21(土) 01:18:21 ID:W0fkTXHX
はじまりはいつだって何かとの出逢いから


(あたりまえのことだけどね!)

そういって笑えたら勝ちだとおもう
728名前はいらない:2009/02/21(土) 01:59:24 ID:YVAqbXSd
【傷】 

詠みたくない詩がある
歌いたくない唄がある

積み重なり傷ついたものがある 

大切な事は忘れ去り
大事な者を捨て去り

過ぎ去る過去
過ぎ去った過去
現在とゆう名なの一瞬
来るであろう未来とゆう連続性に生き
死とゆう無に向かう過程の螺旋を思う

希望と絶望
その儚く脆い道筋で大小様々な傷がつく
その傷を隠す為に泣き、怯え、時に笑う

いつか必ず来るであろう無に向かい傷は増え、沈み、そして拡がる

                                
729名前はいらない:2009/02/21(土) 03:54:42 ID:S31lPiHq
・とじる

言ってしまったのは逃げたかったから
振り返ればすべてが元通りになると思った
笑わない目は俺を突き刺すけれど
どうかよそ見はしないでおくれ
わかってるなら初めから見ないでくれよ
それがどういう事なのかはわかるはずだ
振り返ればすべてが元通りになるとでも思ったのか
関わってしまったんだ
素通りする事もできたのに目をとじる事はなかった
確かにその目たちは俺を見た
今さら知らないふりをしても遅い
わからないままでいれたらどれほどよかっただろう
一足先に心をとじていた俺はこの後にくる予定の台風には巻き込まれない
わからないふりをしても遅い
言ってくれたのは逃げないと宣言したのと同じだろ
730名前はいらない:2009/02/21(土) 06:35:38 ID:5hqrj8dO
ノウレッジ

便利な辞書片手の君と水掛け論
あら探しに飽きたら
急いで出すは無理くりの結論
返すと構われたがり扱いの
言いたいことは一割五分の会話で
なにを悪口叩かれてんだか
なにが話したかったんだか

嫌みの旨さが悲しいとは思わないの
もうよそうか
ひけらかした知識は君の脳にあったの
もういいよね

水準はいつもその
便利な辞書やどこかで読んだ切れ端
なにが君なんだか

頭に気をつけ上から見下ろされてる
もういいよ
もうよそうよ

電波って便利でいて つたないね
731名前はいらない:2009/02/21(土) 07:04:00 ID:1+hPmRr0
『宇宙旅行』

宇宙旅行の夢を見た
目が覚めると泣いていた

窓から月を眺めてた
望めば叶うと思っていた

昨日が積み重なって
いつの間にか今日が来た

夢が夢だと気付いた時
僕は大人になっていた


1人両の手を動かして
鳥の真似をする

どうすれば
どうすれば
あの頃に戻れる?
腕時計を壊して
血を流すけど
先に落ちたのは涙でした


誰かに背中を押された
それは人ではなかった

這いつくばった地面に
居場所なんてなかった


1人両の目で見据えた
星と空と僕の距離


どうすれば
どうすれば
ここから飛び立てる?
息を止め目をつむり
空を掻くけど
直ぐに落ちたのは僕でした

あの日見た夢の続き
今でもまだ覚えている


鳥になって月を越え
宇宙旅行で星を巡る
732雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/21(土) 07:22:28 ID:32wfw4po
>>638
繰り返しが多いね。効果的ではある。悲惨さを強調している。バランスの問題。単調になってしまうと言う
欠点もある。輪廻を描くにはもう少し踏み込んでほしかったが、方向は間違っておらず、入り口を
描けている。D+

>>640
景色の描写が、実際の物を見て書いたのかと思うほど、臨場感が出ている。し、現実のやさしさ
のようなものが感じられる。ほんとにこんな冬にお酒を飲んだら楽しそう。C-

>>644
すねてますね、世の中に。と断定してしまうのはよくない。1連で、正常さ、健康さへの志向
を述べて、2連でもそれを受けたエピソード。人は社会的動物、という考えを受け入れるのが、
青春的で私は共感しました。D+
733雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/21(土) 08:05:02 ID:32wfw4po
>>650
認知症について描く、というのはかなりの覚悟を強いるはずですよね。地下鉄の広告のところは
言っている意味がよく分からなかった。2連は赤裸々に老人の様子を描いて思わず目を背けたくなる。
3連は、さらに思考を進めているんですよね。おそらく、暴力と認知症のつながりについて書いている
のだと推測しました。D+

>>667
いきなりで申し訳ないですが、ノイズというのは、着地の水音で良いのでしょうか。
不吉の存在を否定する、というのが、テーマを表している。否定しなければならない不吉さの存在
が、詩全体に漂っている。全体の言葉の有機的つながりがあってとてもうまいと思いました。鴉
が世界に閉じこめられていくような様子が非常に効果的な言葉で説明されています。C

>>672
描いてらっしゃる空の表情が、常識的な感じを受ける物ばかりだったので、少しがっかり。空の
表情が多彩であるように、笑顔にもいつかはなれる、と言う主張は、果たして正しいのでしょうか。
自然の一面しか見ていないような印象を受けました。応援歌という感じ。D
734名前はいらない:2009/02/21(土) 08:47:50 ID:urgDbkos
かささんの詩はそんなに良いかなあと思う。
詩の裏に隠された心根がどうもイマイチだと思ってしまう。
言葉だけでカッコをつけてる感じを受ける。 つまりそれほど中身がないよ。
735かさ:2009/02/21(土) 08:48:11 ID:0GdLF/BR
667 です。
他の人の感想も聞きたいので、申し訳ありませんが再評価をお願いします。
736雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/21(土) 08:54:05 ID:32wfw4po
>>679
発想が安易であるし、そこに持って行くための表現も強引になっているのが惜しい。ホラー的な詩として考えて
読めば、少し楽しめる。D-

>>683
全体が、循環した構造になっており、雨の日の気分と考えの巡りをそっくりうつしたような、優れた
詩であると思った。その内容は、雨が何かを伝えているようにどうしても思えるという、陰鬱さを考察
したものである。2行目、4行目など、雨の属性をうまく利用した優れた比喩。5行目の擬音の独特さ。


>>688
更新されていく一定の速度感で読める。余分な言葉や気分に陥ることなく、ひりひりするような
感情の雰囲気で、特に良いのが唾を吐くところ。自分だけの唾であり、誰とも違う、雨とも違う、と
いう、世界の中で自分とあなたへの思いの独自性を確かに確かめている。C
737名前はいらない:2009/02/21(土) 08:54:07 ID:urgDbkos
雑草さんの評価は妙な深読みをしすぎだと思う。
もっと詩から感じ取れる直感を大事にして、それを言葉にしていく努力をして欲しいと思った。詩は理屈以上にストレートな感覚に訴える物だと自分は思う。
738ロエン君:2009/02/21(土) 09:16:17 ID:C+zWMSRp
無限

音楽は無限だと信じている
俺のピアノで衰え行く祖母の運命すら変えてやる
命の音を一つ一つ紡いでいくんだよ
ほら、感じるだろ、俺の鼓動を
もっと、深くまで差し込みたい、俺のメロディーを
あなたの、運命を変えるんだ、この一音で
いつかは本当のわかれがくるかもしれないけど
俺のメロディーで最後の最後まで
あなたを抱きとめてやるんだよ。
そうさ、僕は今日、この瞬間のために
ピアノに出会ったのかもしれない。
がんばって、ばあちゃん。
希望を、いつも心に希望を。
枯れないように、いつも心に希望を

http://roenkun.web.fc2.com/
739雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/21(土) 09:32:18 ID:32wfw4po
>>734
いや、かささんはスタイルの似た詩が多いから派手さはないけど、言葉の使い方はとてもうまいし、
細部もいいし、よく読めばなんともいえない叙情性があると、僕は思いましたよ。
740名前はいらない:2009/02/21(土) 09:56:19 ID:BjIv6RJM
>>732
蚊に生まれ変わったことに気付かず、
飛び込んだ救いの光が殺虫機だったっていうオチだったんですが、
確かにもう少し踏み込むべきでした。
ありがとうございました。
741名前はいらない:2009/02/21(土) 11:08:18 ID:gNpu2NFU
折れたペンではもう書けない
欠けたガラスは窓にはなれない
穴の開いたバケツはそこにある価値がない
ならば私に価値はあるの?
あなたに抱かれるのが楽しみだった
手がないのなら作ってくれればいいのに
あなたはわたしを捨てちゃった
最後の希望をもってあなたを待ったけれど
あなたは着てくれなかった
そこに君が現れた
君はわたしを直してくれた
わたしの価値が見つかった
君はわたしを捨てないよね?きっと
742名前はいらない:2009/02/21(土) 11:11:02 ID:gNpu2NFU
タイトル忘れた
 「価値」 で
743名前はいらない:2009/02/21(土) 11:22:18 ID:urgDbkos
最後の希望を持って待ったのは俺も同じだろ?(笑)
744雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/21(土) 11:39:21 ID:32wfw4po
未評価(>>698

>637 >670 >689-690 >697 >703
>707 >709 >710 >712 >715

>717 >720 >724 >726 >727
>728 >729 >730 >731 >738

>741

再評価

>667
745名前はいらない:2009/02/21(土) 11:39:43 ID:M2JM9r0z
『意味など無い』

昼休み
毎日トイレでご飯を胃に入れた
時折降ってくる汚水に反する言葉は無く
ドアを開ける数時間
便器に顔を押し付けた

机の上に花が咲いていた
古典的だなと負け惜しんでそのまま教室を出た
ささやかな抵抗だった
今頃笑っているだろう

何もかも許されず
落ち零れ蔑まれ
朽ち果てる事を望まれ
ただひたすら奪われた

このまま卒業を迎えれば
誰もいない世界に行けると思ってたのに
十年経っても絡み付いて
粘ついてこびり付いて
染み付いて
割れない

カッターで切った私の手首が
青春そのものだったと

私をこれ以上邪魔する者があれば
それは手負いの一匹の豚
あまりにも醜い容貌で
触れたら膿が出る肌全てが
鏡像だとしたら 嗚呼

私は距離を間違えた
ただそれだけのこと
私は首輪を拒んだ
ただそれだけのこと

瀬戸際で願ったよ
ありふれた恋の一つでもしたかったと

けれど幸せでした
私は幸せでした
誰も傷付けずに済んだ

そろそろ行くかな
殺されたんじゃないよ
これは自分の意志なんだ


最期に想いを残しておこう唇を切って指で描いた
人生が集約された言葉
流せば落ちる短い言葉

See you
746名前はいらない:2009/02/21(土) 13:55:18 ID:qEUE+TCP
>>667
読む価値なしE
747名前はいらない:2009/02/21(土) 14:16:34 ID:p/SbbPus
休日だから?


今日は朝からお父さんがいます。
別に話すことないけど
嫌いではないけど
朝からお父さんがいます。
困ったなぁ。
彼氏が遊びに来るのにぃ…。
恥ずかしいなぁ。

お父さんずっと仕事に行ってればいいのにな。



お母さん。
748 ◆77r3yrtC9I :2009/02/21(土) 14:36:17 ID:l06gnoDs
>>41 円星さん
評価ありがとうございます。
>>90 雑草さん
感想ありがとうございます。お詫びだなんてとんでもないことです。いつも評価、まとめ、お疲れ様です。
>>289 >>290 みち草さん
評価、多くのご指摘ありがとうございます。

少しだけ詩の、各連で伝えたかったことを説明します。
第一連では他愛ない幸せの描写、特に「ゆっくりと聞えた時計の針の音」では穏やかな時間が流れている幸せを。
第二連では一年前さえ思い出せないということを。
第三連では、「ゆっくりと聞こえた時計の針の音」から「時計の音が聞こえた」に変化、
つまり幸せ(ゆっくり)がなくなってしまう、今現在感じている幸せ(コタツと猫の温もり、ミカンの味、笑い声、談笑の内容、笑顔を見せてくれた嬉しさ、といった他愛ないもの)もいつか忘れてしまうということを。
第四連ではそのことが恐怖(湿った、震える手)であるということを。
それぞれのことを伝えたかったです。

お三方それぞれ真剣に読んでくれたように思います。嬉しいです。
その上でそれぞれの解釈が微妙に異なっていて、そして私自身が表したかった事とも異なっている。
それは、みち草さんの仰る通り言葉が足りなかった、ひいては私の表現力が足りなかった事が理由なのだろうと思います。
自分にしか分からない一人よがりな詩を書いてしまったと反省しています。精進します。

遅くなりました。
申し訳ないです。
749名前はいらない:2009/02/21(土) 14:38:22 ID:5XOk9xw8
>>745
最初は面白いかなと思ったのに、後半の構ってちゃん流れにうんざり
Eに近いD
750Dの嘱託:2009/02/21(土) 14:51:25 ID:d6JFbjKf
>>745 D
まず順当に評価してみよう。
いじめの詩だな。1節末の「押し付ける」がよくわからない。
上蓋、中蓋(U型、O型)、便器本体、どこに当てるかで変わるしな。
また十年経ってやっと自殺する。それに起因するきっかけもなし。
極めて主観的、いじめっ子はその姿さえ現れない。
では次は穿ちながら立ち入って評価する。
全体的に臭い。キザ臭い。いわゆる構ってチャンの詩である(とともに死であるw)。
わりと表現が実直(短絡)で、大したひねりなどはない。
また「嗚呼」や「See you」など随所にきもいと思わせるような酔った表現。
この詩はここにある多くの詩がそうであるように(むしろそれ以上に)
自己顕示としての「見てほしい」という欲を感じる。
11,12節がなによりもそれを如実に語っている。
無視されつつも見てほしいと思い、殺されながらも自殺と豪語する。
矛盾というか、迷いの詩ですね。感情は理解できますが、平なり。

>>667 D-
汚水というタイトルだが、まさにただの汚いだけの水。
汚い液体なんてヘドロ、おりもの、糞尿、精液、まだまだあるのに。
つまり世界の汚いものからすれば、度合いが低い。ドラクエのLv.10。
あと誤字だが、致命的だな。真っ当な詩だったとしてもだいなしになる。
モナリザの鼻から鼻糞がそよいでるようなもんだ。100円スタートの競売。
まあこの詩にモナリザほどの価値なんて鼻糞ほどもないが。
751名前はいらない:2009/02/21(土) 14:57:37 ID:kZzBKJMH
「帰り道」


ビルの群れの中で
生臭いものを見つけた
懐かしい香りだ

公衆便所のトイレットペーパーは
尻を拭くためにあるんじゃなくて
カラスにぶつけるためのものとしてあるのだ

駅のホームでポイ捨てを注意したのが
だいたい三十分前のことで
夕日がきれいだったのは
僕が腐敗する前だったように思う

僕ら
生きてることを
教えたくないだけ
752748 ◆77r3yrtC9I :2009/02/21(土) 15:42:03 ID:l06gnoDs
訂正
289、290ではなく
>>288>>289
753名前はいらない:2009/02/21(土) 15:45:37 ID:/uBajVEM
>>744

未評価に >>699>>700 を追加で
754雑草 ◆je5cNlouiI :2009/02/21(土) 15:56:20 ID:32wfw4po
>>753さんご指摘ありがとう。全く申し訳ありませんでした。



>>744 未評価 追加

>699 >700
755かさ:2009/02/21(土) 16:46:34 ID:0GdLF/BR
「虚」

ゴトリと音をたてて
心が落ちた
人の目は色を失って

晴れた空が皮肉に笑っている

暗い目は遠くを見ていた
何かを求めるように
枯れた花が千切れていく

グルリグルリ回る世界で
何も言えず黙る自分です
ガタリグダリぶつかる心に
崩れていく自分の心です
触れ合う人との心に
耐えきれない弱い自分です

消えて下さい
泣くことさえない日々に叫びます
756名前はいらない:2009/02/21(土) 16:56:44 ID:I+pk2S8Q
「架線の下」

アーガイルにニットキャップで嘘泣き顔を作る人
吊革握りのアルレッキーノ
晴れた日はインバータの五線譜
雨なら睡蓮の城

残念な事にわたしの電車はいつもこんな具合

ホテルが黒くて町工場が隠れんぼ
横切る遮断機といつもの車輪

床に重なる振動が爪先から踝を抜け
ダンサーにでもされそうだ

ぐねぐねと入ったホームから再び滑り出す話

そんな土曜日の朝
757名前はいらない:2009/02/21(土) 18:02:41 ID:Gwy7llTL
「ヒューマン・キメラ」
1
無性に無常な賛美歌吹いてる
牧場のアキバな色物バンド
シュールに飽きたらポールに行くのさ
ワイフがいなくて寂しいジャンルへ
牢屋の今夜は小麦色の酒
ビールじゃないよ それでもいいね

閻魔のペンチも マリアの涙も
どんでもいんだべ 半裸の祭り
チンギスハーンが遺伝子ぶちまけ
世界でロックな戦の昔

パラシュートで飛び イキソウな俺
成り行きなんて浮気のようさ
世界の地図はザブウェイ特急
ブラックジョークがお似合いバラック

キメラ・ガメラ・砂漠コブラ
砂嵐を真面目にキャラバン
しているのはなにを隠そう俺だよヒューマン・キメラ

2
ほっつき歩いて探したポニーに
またがりお稽古お元気なオレ

悪魔と契約 競馬で儲けて
時計の沈んだモナコへ行こう

旅客機乗ったら神様見えた
この指 天にファックサイン贈る

三つの女を六つのコルクで
自在に操る曲芸師だぜ

ボクのポークがピークを迎える
絡めた蜘蛛糸 ボインを締める

ベッドに隠してたエロ本どもよ
オレのマッチを擦ってくれたね
ソーセージ最盛期 ガス欠寸前
バーベキューソースはドラキュラ・エキス

キメラ・ガメラ・バニラ冷めた
情事はいつでもタイタニック
ゴクローソーロー魔王は目覚めたエンペル・ヒューマン・キメラ
758名前はいらない:2009/02/21(土) 18:33:10 ID:urgDbkos
かささん、卑怯じゃないのかい?
詩は何かに利用するためのもんじゃない。
詩は詩として書こうぜ。
759名前はいらない:2009/02/21(土) 18:53:39 ID:AzXi2477
「ストローク」
 
届かない 届かない
あなた すき
わたしは一般人

狂おしい 愛
 愛してる 愛してるの
あなた

お家に着いたわ
  ガラス叩き割って
 
あなたを殴る がつん がつん
 金属バット 悲鳴
 
幸せ 幸せ
あなたはわたしの
 わたしのモノ
 
夢心地のまま
刑務所でさようなら
760かさ:2009/02/21(土) 19:06:01 ID:0GdLF/BR
自分は詩を詩として書いています。
それ以外の意図はありません。
761名前はいらない:2009/02/21(土) 19:49:12 ID:TduCSOSc
>>736
評価ありがとうございます。
まだ荒削りという事ですか。
削り過ぎぬようもすこし頑張ってみようと思います。
希望が持てました。
ありがとうございます。
762名前はいらない:2009/02/21(土) 20:05:56 ID:M2JM9r0z
>>749->>750
評価ありがとうございます。
「こんなんやろなぁ」と書いてるうちに自分の中で何か盛り上がってしまいました。
確かに気持ち悪いですね。
精進します。
763名前はいらない:2009/02/22(日) 00:13:41 ID:F4CdCMVh
「芥の如く」

見知らぬ男の唾液は臭い

私の唾液は美味しいの?
だからお金になるの?
こんなの吐き捨てる程出てくるのに

ふらり、ふら、街角歩いて
私は今日も汁を売る
べちゃべちゃな顔を見せないで
あなたは何かに感染してるから

今宵は満月
右心室では少女と蛇苺
左心室では雨蛙と老婆
交わらないのが救い
しみるわ

そうだ
人気の無いところに移り住もう
疲れてしまったから
私は疲れてしまったから

けれど私は頭が悪いから
血の巡りの悪い君に訊いてみた
いい場所があるよ、と薄ら笑いを浮かべて
新月の晩に一緒に行く事になった

そこは涅槃という所みたい
近所付き合いは大丈夫かな何だか心配だわ
764名前はいらない:2009/02/22(日) 01:15:13 ID:UgR8tYPk
「電車」

時間のすみに引っ張って
誰かの腕を引っ張って
立ちぼうけ 庇護欲
足の上 よろける
鏡の向こうに見える街
私の背中にかかる息
くもり空 始まり
動いたら お仕舞い
吊られ男の戯れ言か
男の首はこの手中
速すぎる 律動
甘く射る 密猟
765名前はいらない:2009/02/22(日) 04:49:59 ID:a62qNJt5
ラピュタは滅びんよ

何度でも甦るさ。

それが人々の夢だからだ
766名前はいらない:2009/02/22(日) 07:24:21 ID:cgdN5dxH
フイタw
767よろしくお願いします:2009/02/22(日) 07:25:05 ID:cgdN5dxH
「生傷」

傷跡はかさぶたになるころにえぐってね
そうするとまた血が噴き出すでしょ

平気
なんて言っちゃ駄目でしょ
よくみなさいよ
切れた肉の隙間を
切断された血の管を
痛いでしょ
痛いでしょ?
傷口は痛いよ
かさぶたを剥がせば
皮膚の穴から容赦なくばい菌が穴を埋めるでしょう

あなたを苦しめに群がるでしょう

それでもあなたは気づきませんか?

傷口に
私が付ける傷口に

気づいてください
傷ついてください
無視をしないで
私の傷跡に

あなたがつけた傷跡に
私と同じだけの傷を
私以上に傷ついて苦しんで
だから
治しちゃだめなんだよ
あなたが私に気づくまで
同じだけ傷つかなくちゃ
それまで、やめないからね、えぐるの。
768名前はいらない:2009/02/22(日) 10:32:27 ID:J1d7GaDA
他で書いたのをリライトしてみたので、評価ください。

▼△▼△ 休憩雑談 80 △▼△▼
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1225541505/830


「沈む夜空に浮かぶ時」

時おり心が荒れ果てて
時おり未来がざわめく夜は
転げる思いをかき集めて
空にどぼんと投げ下ろす

見えない波紋の行く末は
止まない潮騒に浚わせて
ただ静かに今日をおろして
ただ静かに揺らぐままに

この航海に流されないように
沈む星を捕まえて
離さないでと
願いつつ

錨を風に洗わせて
朝日に上げるその時まで

眠りを抱きたい時もあるから
769名前はいらない
未評価(>>744

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なし