1 :
名前はいらない:
初めての人もベテランも
まじめに短歌をやってみませんか
雑誌や新聞の短歌についてから
作品の投稿批評
短歌の創作鑑賞についてならなんでもどうぞ
2 :
名前はいらない:2007/10/22(月) 18:51:30 ID:G5SQxWC/
立てたのに
誰も来ないと寂しいぞ
せめて2ゲット
してみる秋の日
3 :
名前はいらない:2007/10/22(月) 20:13:46 ID:z0EBpo7E
型どおり動けぬ人の集まりの詩板に建てた
>>1が愚かだ
>>3 詩は書かないけれど、この板の中で多くのお友達と馴れ合いたいよ!!
しん ◆SIN4100n5U
まちぼうけ ◆xGRQOYRrYA 他多数
→ 雑談スレへ
詩に自信はないけれど、仲の良いお友達に点数を上げあって大会で優勝したいよ!!
リーフレイン
葉土 ◆Rain/1Ex.w 他数名
→ 梁山泊スレへ
安心しろ、型通りに物事が進んでいる
>>1 575板でやれ痴呆 死ね
5 :
修正:2007/10/22(月) 21:00:31 ID:z0EBpo7E
お約束馴れ合う人の集まりの死板に建てた
>>1が愚かだ
6 :
名前はいらない:2007/10/23(火) 08:47:17 ID:adr/+oCJ
うつせみの
詩板さむざむ
人絶えて
越すも越さぬも
大阪の駅
8 :
名前はいらない:2007/10/24(水) 16:17:11 ID:ghQIOUPt
開店イベント
目玉になんと
叶姉妹
押すな押すなの
ラーメン店前
9 :
名前はいらない:2007/10/24(水) 16:19:35 ID:ghQIOUPt
秋深し
鮟鱇並ぶ
魚屋の
正肉ばかりで
コラーゲンなし
10 :
名前はいらない:2007/10/25(木) 23:48:41 ID:KfRiI4JY
短歌スレ
立てろというから
立てたのに
>>1はトンズラ
秋萎れおり
11 :
名前はいらない:2007/10/25(木) 23:58:53 ID:KfRiI4JY
我と来て
遊べや居場所の
ない名無し
越すも越さぬも
おおシャンゼリゼ
新聞とかに投稿してみたいのだが
どこがお勧め?
秋雨で空は霞みて
ぼんやりと窓をのぞけば時の空白
13 :
みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ :2007/10/27(土) 09:31:52 ID:goT7/qeP
地図帳を広げて指でその道をたどって歩く秋の計画
>>12 毎日新聞。お勧めってか、そこしか知らないw
行きしなの景色捜して帰りしな こんなものとも こんなにもとも
普段読んでる新聞社に送った
緊急したよ
16 :
名前はいらない:2007/10/28(日) 14:27:17 ID:3fJvLcq/
緊張だ
17 :
みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ :2007/10/28(日) 16:18:21 ID:3Hp16MC4 BE:177573492-2BP(392)
age
18 :
名前はいらない:2007/10/28(日) 16:22:13 ID:SjBdfOU7
19 :
朧:2007/10/29(月) 03:00:21 ID:JTOQn84H
漣の ように沸き立つ 我が心 来世とのまた 交叉するよに
20 :
名前はいらない:2007/10/30(火) 07:40:26 ID:H+ZbUuUM
混み合った通勤列車
中吊りのごとく揺れるゆらりゆらりと
21 :
朧:2007/10/30(火) 08:07:30 ID:vwZzPqbO
追い剥ぎか 生き馬目抜く 都会でも 稀に触れ合う 優しさに泣く
22 :
名前はいらない:2007/10/30(火) 11:15:30 ID:87zvxGse
枯葉一枚肩に舞い降りとどまりて貧乏な襟にも秋はやさし
23 :
名前はいらない:2007/10/30(火) 15:16:44 ID:H+ZbUuUM
NHKでやってる
短歌番組ってどうよ
短歌番組なら衛星放送で見れる
詩の番組が見てみたい
25 :
tokumei:2007/10/30(火) 18:16:45 ID:JMepaZOy
もう疲れた
もうあきらめて なんもかんもなげだして
どこかへ行きたい
どこへ?
でもどこにも行けない気がする
どうしたら立ち上がれるのかな
さびしいのかな、今
だれかといっしょにいたくて
でもひとりでいたくて
いろんな気持ちまぜこぜ
人は見えてる部分だけ見ようとする
でもそれは氷山の一角
人はみんなグレーだ
しろとか、くろとかそんなかんたんにきめられるもんじゃない
私はだから歩き出す
何色、とかそんなこと、いいんだ、もう
今生きてればそれだけでいいんだ
いつもきれいではいられなくって
でも心が喜ぶうれしいときも必ずあって
私はそういうものを信じて生きていく
26 :
名前はいらない:2007/10/30(火) 18:57:33 ID:H+ZbUuUM
考えて重ねるほどにとどめなく
鼓動がはやい17の冬
27 :
名前はいらない:2007/10/30(火) 20:03:16 ID:5wqDCq1a
28 :
みたらし ◆aglqL.ViKQ :2007/10/30(火) 20:06:07 ID:H+ZbUuUM
29 :
名前はいらない:2007/10/31(水) 08:08:13 ID:6/sczFHG
あげ
30 :
名前はいらない:2007/10/31(水) 16:07:17 ID:49xLA8Zg
大根菜炊きこみ輝く秋の飯粕汁添えれば言うこともなし
おさまったおなかの痛さ
はっとして
呼吸は深くゆっくりなでる
32 :
名前はいらない:2007/11/02(金) 06:51:35 ID:EgtTtqoR
保守
33 :
みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ :2007/11/03(土) 07:42:47 ID:fiTAkxkR BE:266360393-2BP(392)
寝室を茶色い猫がのっそりと
突然駆けて何かが落ちた
34 :
名前はいらない:2007/11/04(日) 07:55:46 ID:ANc9IrWO
道の先 見えぬ景色は将来の 可能性だと自分を諭す
35 :
名前はいらない:2007/11/04(日) 12:00:41 ID:I0bLlXrb
膝に唾をつける
恥ずかしいのは
転んだ事より
傘を持っていない事
36 :
名前はいらない:2007/11/07(水) 15:18:07 ID:cjuQVGak
のんびりと帰路の鈍行
ゆらゆらと
うたた寝のように揺れる西日
37 :
名前はいらない:2007/11/07(水) 21:20:57 ID:HNctKxEJ
はぐれ犬秋なり鈴なりちりちりと鎖引きずり原の虫
38 :
名前はいらない:2007/11/08(木) 21:54:25 ID:Lq5RKQ2h
お勧めの短歌の雑誌はありますか
39 :
名前はいらない:2007/11/10(土) 17:33:06 ID:Iwxf0RD5
それにつけても金のほしさよ
40 :
名前はいらない:2007/11/11(日) 17:36:27 ID:/nMyM5pU
あげ
41 :
名前はいらない:2007/11/12(月) 04:04:47 ID:Pr4pw57X
待合の席に置き去る
時刻表
鉛筆の跡が
遠くを目指す
単線の下り列車に葉が落ちて
無人の駅に
停まるタクシー
ロータリー
掠れた観光案内板
雨垂れの線
爪跡のよう
砂利道に
農夫の軍手が敷かれてる
薄氷みたいに
きゅっと踏む
山向こう
灯台の灯が
ひらひらと
まるで声みたい
呼び声みたい
42 :
名前はいらない:2007/11/12(月) 08:49:47 ID:Wru2nsWK
高校生専用短歌スレ
43 :
みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ :2007/11/12(月) 20:21:58 ID:j1nAJvfV BE:157843182-2BP(392)
44 :
名前はいらない:2007/11/16(金) 23:32:21 ID:2esiBon7
半月が怪しく光る橙に
ニヤリと遅い仮装なのかと
45 :
名前はいらない:2007/11/17(土) 21:52:10 ID:7Ww0bOJ/
age
46 :
名前はいらない:2007/11/19(月) 20:42:23 ID:OtytlybH
『雲の蜂、正義のために敬礼す』
って句を知人から聞いたのですが…‥意味が分からない…‥解説出来る方いましたら、お願いします。
47 :
名前はいらない:2007/11/26(月) 23:15:57 ID:ZkydDP+F
48 :
名前はいらない:2007/12/02(日) 20:43:41 ID:9+hzT3Nf
激しく同意
49 :
みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ :2007/12/05(水) 21:22:12 ID:fw86EpdZ BE:197304454-2BP(392)
ため息をひとつ吐いては水曜日
黒い革靴ずっしり重い
50 :
名前はいらない:2007/12/05(水) 21:30:01 ID:MQGsvZ+3
だから「雲の峰」だと何度言ったら(ry
白い息
見上るダイヤ
手をかざす
君の指にも
輝きひとつ
53 :
やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2007/12/05(水) 23:03:10 ID:YO7ewllK
短歌いいかも!
54 :
名前はいらない:2007/12/06(木) 00:33:19 ID:aG8wjQWg
青丹よし
奈良の都の
おん祭り
静男(せいのお)の舞浄衣(じょうい)の白
55 :
名前はいらない:2007/12/06(木) 00:38:21 ID:aG8wjQWg
知恩院にて
友禅の
庭におわせし
観世音
紅葉のごとき
衆生の生
56 :
名前はいらない:2007/12/17(月) 12:12:24 ID:KhSb9/DU
小さい子
大きな声でしゃべりだし
電車のドアが負けずに叫ぶ
57 :
名前はいらない:2007/12/17(月) 20:56:22 ID:4ZzIqGRF
あざやかな
銀杏の葉にぞ霜降りて
寂しき道は染まりけり
58 :
名前はいらない:2007/12/17(月) 22:04:09 ID:4ZzIqGRF
↑訂正
→黄に染まりけり
59 :
みたらし ◆aglqL.ViKQ :2007/12/18(火) 19:21:21 ID:yORcJVNr
また新聞社に送ってみた
今度は一緒に俳句も送ったので
掲載されるといいな
突然に入道ずしり冬の空 ただ威張れども何も怒らず
61 :
白帆:2008/05/11(日) 08:30:49 ID:hpEpeAsb
雨足の滲んで濡らす石畳蛇の目で受ける古都の雫よ
62 :
白帆:2008/05/12(月) 10:10:01 ID:XUfapOco
満月の水に写りしむなし影眼にはみゆれど物の無きま
63 :
白帆:2008/05/12(月) 10:15:06 ID:XUfapOco
満月の水に写りしむなし影眼にはみゆれど物の無きまま
と訂正します。 今日はみんなあがるんですか?
64 :
名前はいらない:2008/05/12(月) 11:00:43 ID:PIqs/Zgb
わースレ荒すな
65 :
白帆:2008/05/12(月) 11:55:46 ID:XUfapOco
↑?? 意味不明 分かりやすく説明して下さい。
あぼーん
67 :
名前はいらない:2008/05/12(月) 17:42:01 ID:h0U2D5Uy
却説。
>>65樣
身の程を御辨へになつたらと曰ふ言です。
貴方は
貴方の思うてゐらつしやる程上手でせうか。
さうなれば勿論
文句は御座ゐませんが。
収斂の修錬が足らぬ。
68 :
白帆:2008/05/12(月) 18:38:30 ID:XUfapOco
>>67様 レスありがとう御座います。
読んで頂いてありがとう御座います。
>>64様とはIDが違うようですが、多分同じ方なのでしょうね。
未熟な物をお目にかけて居るのは申し訳ありませんが。
荒らしてはいません。
身の程を弁えて書き込みを辞退せよとの事でしょうか?
勉強のつもりで書いておりますので、寛大なお心で見守って下さい。
よろしくお願いいたします。
(とは申しましても、その内私の都合で書き込みを止めるかも知れませんが)
>収斂の修錬が足らぬ。
一生懸命精進したいとおもいます。
69 :
名前はいらない:2008/05/12(月) 21:39:46 ID:m0jKRvdk
花の実の自然に解るる間には街の眺めにも夏来ればこそ
70 :
名前はいらない:2008/05/12(月) 21:49:16 ID:m0jKRvdk
夏来れば秋来る かような不安は愚かであろうか
71 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2008/05/13(火) 08:54:52 ID:Of3u1qFK BE:414339067-2BP(400)
静けさよ夏の嵐はまだ遠く ただどんよりと雲がいるなり
72 :
白帆:2008/05/13(火) 09:44:25 ID:4gbyk8GB
風情ある四季折々の巡る様秋に飽き来る物とは限らず
五月雨をのせて漂うあの雲の時折運ぶ夏の荒か
明るさに浮き立つ心雨上がりコ−ヒ−豆も軽やかに笑む
73 :
白帆:2008/05/13(火) 10:17:25 ID:4gbyk8GB
五月雨を乗せて漂うあの雲の時折運ぶ夏の嵐か
と訂正します。ごめんなさい。タイプミスです。
74 :
名前はいらない:2008/05/13(火) 16:28:04 ID:YR4Dnv77
なにー!?
75 :
白帆:2008/05/14(水) 10:54:09 ID:mlyHt6FC
うたた寝の木々に囁く五月雨のシャワ−を浴びて緑醒め行く
76 :
白帆:2008/05/15(木) 09:58:09 ID:RQgxd9LF
芍薬の笑顔ほころぶ庭の隅陽射し眩しき初夏の誘惑
77 :
白帆:2008/05/16(金) 09:34:58 ID:CA1Kn4Lp
語りましょ三十一文字に思い込め日々の暮らしを四季折々を
78 :
白帆:2008/05/17(土) 10:04:02 ID:uOgFuSyh
鶯の声の響きに山の朝霞を破り日の昇り行く
79 :
白帆:2008/05/18(日) 10:19:24 ID:017s7wf2
蒲公英の綿毛のように軽やかに飛んで行けたら君のみ胸に
80 :
白帆:2008/05/19(月) 13:49:51 ID:L5CO69tb
紫陽花の薄紫が雨の中浮かぶが如く空に微笑む
81 :
白帆:2008/05/20(火) 10:29:19 ID:Fbd8Q5vk
この星の未来を握るは人類か?これが大きな考え違いか?
82 :
白帆:2008/05/21(水) 10:35:17 ID:tLTf5sm+
緑降る明るさが降る雨も降る五月の空の心虹色
83 :
白帆:2008/05/22(木) 11:05:00 ID:GkO02bM7
赤い月見下ろす下界大地震残る妖気を映す鏡か
84 :
白帆:2008/05/23(金) 10:57:41 ID:K+4O9edt
鶯の声に惹かれて山に来て姿手繰れど木々のまにまに
85 :
白帆:2008/05/24(土) 10:57:07 ID:cvoRQMtC
つま弾けば乱れし糸の忍び泣き夜の静寂に響く琴の音
86 :
名前はいらない:2008/05/24(土) 22:09:51 ID:keVmaYFn
たわわなる 実りを見ずや 外つ国に 征きて戻らぬ 柱なる君
87 :
名前はいらない:2008/05/24(土) 22:27:37 ID:keVmaYFn
もみじこそ いまはむかしの 姿なれ そまやままさる 冬蒼き峰
88 :
名前はいらない:2008/05/24(土) 22:47:35 ID:keVmaYFn
おりふしの 風そよぎ立つ みなもなれば おつるなみだを たれか見分けむ
89 :
名前はいらない:2008/05/24(土) 22:52:21 ID:keVmaYFn
ともすれば とわにあらむと 人は希ふ そはかなわじと こころへてなほ
90 :
名前はいらない:2008/05/24(土) 23:04:50 ID:keVmaYFn
夢に見し 君の姿は 春霞 遠くたなびき はなれゆくごと
91 :
白帆:2008/05/25(日) 11:09:10 ID:4XuRsHUe
「四季のあいうえお」
秋のもと意欲燃やして運動会笑顔こぼれる応援席も
哀しげに綺麗な響き草の中喧噪静め蟋蟀のなく
五月雨に白き芍薬少しずつ背丈延ばして楚々たる姿
七夕に誓いし恋は辛くして手紙も徐々に途絶えがちなり
菜の花の匂いに酔いてぬくぬくと眠るちょうちょの長閑なりしか
遥かより光輝き不可思議に部屋の中まで星の溢るる
満月とみれば欠けたる昔よりめぐる定めとものの哀れと
山里の何処に聞こえゆかしくて叡山臨み酔わす鴬
ラメ入りのリボン飾りにルビ−の環レディ−今宵はロ−ドショ−にて
若松を生け永久願う現人(ウツセミ)の栄枯の巡りをわりを告げん
92 :
名前はいらない:2008/05/25(日) 15:32:47 ID:jO/AzVXf
↑ なかなかよろしいかと
>86-90 の詠み手です。このレスからコテハンにします。
たまにしか来れません。次は来月十日くらいでしょう。
>>90 ちょうちょ(てふてふ)の一首は可愛いと思いました。
第八首目も優れもの。最後の若松のもいいと思いました。
人の世に 絶へて久しと 思ひしか 否ここにあり まことなる道
夏草の 生ひ茂りゆく 奥山の 君が庵指し 小径往きけり
93 :
楽浪:2008/05/25(日) 15:37:52 ID:jO/AzVXf
↑ >92 コテハンにしようとして入れそこないました。
楽浪と言います。お見知りおきを。
多作派ではないのであまり投稿できないかも。
94 :
白帆:2008/05/26(月) 09:14:39 ID:x23VuBQM
>>92 楽浪さん(何とお読みするのでしょう?)レスありがとう御座います。
褒めて頂いて、有り難うございます。(なんだか恥ずかしいです。)
>>86-
>>90のお作拝見した時 どれか一つにレス入れさせて戴こうと思った
のですが、内容から遠慮致しました。(寂しく 哀しいものですから)
お忙しいそうですが出来るだけちょこちょこUPして下さいね。
楽しみにしています。
人の世に優しさ花の咲く夕べ君の笑顔のほころぶ如く
こちらこそどうぞ宜しくです。白帆
95 :
白帆:2008/05/26(月) 09:16:42 ID:x23VuBQM
ふわふわの綿菓子一杯ほおばって空よお前は幸せな奴
96 :
白帆:2008/05/27(火) 09:35:44 ID:08z0FEyI
夏の陽に蜘蛛の巣ひかる雨上がり木々にお洒落な首飾りのよう
97 :
白帆:2008/05/28(水) 10:10:04 ID:nuygTVw1
晴天に尻尾振り振りすり寄ってボ−ル遊びをねだる愛犬
98 :
白帆:2008/05/29(木) 10:21:08 ID:3FQgX49K
梔の白き柔肌濡らす雨甘き香りの立ち込める朝
99 :
白帆:2008/05/30(金) 09:49:03 ID:HAls/UFz
様々な音響きおりビル作りひかる鉄骨空にそびえて
100 :
白帆:2008/05/31(土) 10:15:43 ID:uK0bujOJ
満月に小舟を出して漕ぎ行かん琵琶湖の水の心求めて
101 :
白帆:2008/06/01(日) 18:24:29 ID:eakL4dFY
ピアノ弾く友の額に玉の汗日々の修行の光るひととき
のんびりと音も立てずにすらりかと帆も櫂もなく古びた運河
ぽうぽうと白い雪毛のたんぽぽがその掌を天に広げて
103 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2008/06/04(水) 20:26:04 ID:R415rpom
上体が伸びてくように滑らかに風と溶け込むくだり坂道
あぼーん
あいたさにささをみつめてあおぐそらつゆあけまぢかきょうはたなばた
106 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2008/07/08(火) 23:15:22 ID:7bghj9/y
自転車が消えたとたんに僕はただ羽がない鳥になった気がした
ひまわりのにゅうどうぐものせみのなつきみのえがおにみせられてなつ
108 :
名前はいらない:2008/07/25(金) 08:33:13 ID:9yFQE9Kc BE:138113827-2BP(1006)
あげ
長月のかかりに暇出来るはず今はただただ頑張りの時
110 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2008/08/18(月) 16:40:27 ID:6ppm5rc0
あげ
111 :
せっちゃん:2008/08/18(月) 19:58:15 ID:C9GvEJXH
人もまた荷物一つを蝸牛辿り行くなへ日は照りまさる
112 :
せっちゃん:2008/08/18(月) 20:15:57 ID:C9GvEJXH
早稲を刈る越しみちのくに別け入らむ村から村へ雨降りながら
113 :
せっちゃん:2008/08/22(金) 19:57:20 ID:GNpnClpQ
日は上り月は廻らへみちのくの埴輪の眉の空しゅうもありて
114 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2008/08/27(水) 10:54:54 ID:o9vBei0z
自転車で雨に降られた帰り道 魚になったような気がした
液体化感覚を奪う森の闇 まわる車輪灯りもけして
116 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2008/08/28(木) 12:19:12 ID:w/ZuF12g
そういえば、短歌のコンテストってあまり聞かないのですが
そういうのの募集ご存じな方はいらっしゃいますか
>>117 陛下にお会いできるだけでも光栄ですね
ええな
119 :
せっちゃん:2008/08/30(土) 13:32:43 ID:EXdjpqhe
身も消えて心も消えてわたる世は剣の辺もさはらざりけり
至道無難
120 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2008/09/01(月) 11:59:16 ID:1TP+PpZQ
今サラダ記念日を読んでいます
結構はっとするところがあるし、共感しやすいかな
今もまだ記憶の隅に宿るなら・・・風よ伝えよ君の便りを
122 :
ほかけぶね:2008/09/06(土) 19:57:19 ID:TEN5M3GT
風止んで暑さが戻る熱帯夜シャワ−の飛沫浴びて冷呼ぶ
夏枯れの庭を彩る百日紅控えた紅のいじらしきかな
ギンギラの太陽一つ蹴散らして雲の布団で昼寝愉しむ
123 :
ほかけぶね:2008/09/07(日) 21:54:11 ID:ggTsvqHP
夕闇を泳いで渡るメロディ−よ愁いの滲むギタ−の響き
ブランコに哀しみだけを乗せてきて今日はひとまずさよならの場所
124 :
ほかけぶね:2008/09/08(月) 16:39:58 ID:HLhk12B4
柔らかな陽射しに映える水面には心を包む労りの色
125 :
ほかけぶね:2008/09/10(水) 08:15:35 ID:8d0J7Qtu
吹き荒れる嵐の中で立ちつくす心も身をも夏風邪の中
おごそかに眉剃るきみよ 蒼醒めた三日月砥ぐや濁点の音
127 :
ほかけぶね:2008/09/12(金) 08:54:25 ID:7dnyUPMq
恥ずかしや童の如く涙して・・・笑顔の君は百薬の長
128 :
せっちゃん:2008/09/13(土) 08:48:32 ID:mNIkr4Iq
ふりちんで泳いだら帆掛け舟だとさ、あやつも今は五十男。
129 :
ほかけぶね:2008/09/13(土) 11:53:58 ID:hn2MBzSM
たけばぬれたけねばながしいもがかみこのごろみぬにかきれつらんか
ひとみなはいまはながしとたけといえどきみがみしかみみだれたりとも
万葉集より
130 :
せっちゃん:2008/09/13(土) 20:20:07 ID:mNIkr4Iq
オホーツクかつて辿りし丸瀬布様変りせむ雪の春辺は
131 :
ほかけぶね:2008/09/14(日) 08:05:42 ID:dEjk518R
この雨が流して行くよ幻を君との出会い泡沫の夢
移りゆく季節と共に心にもけじめをつけてリセットボタン
132 :
せっちゃん:2008/09/14(日) 12:26:12 ID:fKXKebWF
クラークの胸像を見し北大の何を捜さむさるのこしかけ
133 :
阿霞:2008/09/15(月) 04:03:21 ID:ti5dV2nf
繰り返す
歌は永久に
繰り返す
重ねる時間
繰り返すがごとく
134 :
せっちゃん:2008/09/15(月) 08:37:59 ID:wN2DVUEu
親しくもつましくありて栗鼠や鹿こはさひはての紅葉まにまに
優秀な写真家の撮った絵葉書があって〜
135 :
みたらしさん ◆NPntL0c/ps :2008/09/16(火) 11:02:11 ID:c8rVo4g1 BE:414338876-2BP(1006)
歌会始の応募用の歌が思いつかないorz
出そうと考えてる住人はいるかな
136 :
ほかけぶね:2008/09/18(木) 08:57:56 ID:/gBgZwBd
墓参り彼岸の寺に集う人僧の説教「生死の悟り」
墓参り清めの水に流れゆくこの半年の積もる埃が
夏と秋乗せて天秤揺れている微妙に変わる風の色合い
137 :
ムダに57577:2008/09/20(土) 18:57:12 ID:2Re+d10B
歌会の詩作五分で筆買って清書に半日 字は諦めた
138 :
ほかけぶね:2008/09/21(日) 15:40:30 ID:baChYJhr
何事も投げず見捨てず諦めず初心貫徹頑張りましょう (ウタカイガンバッテクダサイ)
139 :
ほかけぶね:2008/09/27(土) 09:40:16 ID:yF1RKzxw
赤とんぼすいっと飛び行く空は青光の粒子舞って弾けて
140 :
ほかけぶね:2008/09/28(日) 10:13:09 ID:XvHuiIdU
秋立ちて肌を撫で行く風の手のちょっと冷たい魅惑の握手
141 :
ほかけぶね:2008/09/29(月) 08:36:13 ID:24Qwl8cE
雨の中秋の装い急いでる風も陽射しも草花たちも
126:改訂しますよ AcH66Wxx [´・ω・]
おごそかに眉剃るおんな蒼醒めた三日月砥ぐや濁点の音
噛み砕け凍結巨峰ごしごしと 枯れ葉ばかりが詰まりし咽喉に
144 :
ほかけぶね:2008/09/30(火) 09:24:43 ID:7YHNAjH1
冴え渡る月の光や啼く虫の声聴く時ぞ秋は切なき
145 :
ほかけぶね:2008/10/01(水) 12:14:35 ID:l57Vf6TD
鰯雲泳ぐ美空の水の色命の重みひしと支えて
146 :
ほかけぶね:2008/10/02(木) 15:18:39 ID:hW9DZ61W
行く雲も愁いを運ぶ秋の空心の襞に宿る哀しみ
147 :
ほかけぶね:2008/10/03(金) 15:04:26 ID:sAwxxuxU
運動会子供も大人も大はしゃぎ秋も笑顔で応援してる
148 :
ほかけぶね:2008/10/04(土) 13:55:38 ID:kKoE2koH
空高く舞い立つ鳥の羽の音静けき山の朝を告げ行く
149 :
ほかけぶね:2008/10/05(日) 12:00:41 ID:mJjwHRFO
深み行く秋の思いや何処にと問いかけてみる空の青さに
150 :
ほかけぶね:2008/10/06(月) 12:04:11 ID:QKnl+MxN
雨上がり葉先に光る玉雫虹の衣を贈る陽射しよ
151 :
ほかけぶね:2008/10/07(火) 14:42:33 ID:WJXk9hq0
茜射す水面に秋の風渡り闇を征して昇る日輪
152 :
ほかけぶね:2008/10/08(水) 10:51:36 ID:xId6mVeB
降り注ぐ陽射しに揺れて金木犀甘い香りのヴェ−ルなびかせ
153 :
ほかけぶね:2008/10/09(木) 10:00:36 ID:wUH7cD5T
金いろの小枝を撫でて秋の風香りの海に浮かぶ木犀
154 :
ほかけぶね:2008/10/10(金) 10:29:42 ID:srE++hPY
星々と月の散歩を見届けて大海原に日は昇り行く
155 :
ほかけぶね:2008/10/12(日) 14:20:29 ID:GFcYIhxf
この夏に付いた贅肉落とすのかメタボの植木秋の散髪
156 :
ほかけぶね:2008/10/13(月) 12:19:32 ID:QbZFFXIs
おはようと朝陽に向けて呼びかける昨日は雨で逢えなかったよ
157 :
ほかけぶね:2008/10/14(火) 12:02:30 ID:K92wpmnE
金銀の小さき星を落とし行く無情の雨に濡れて木犀
158 :
ほかけぶね:2008/10/15(水) 15:14:56 ID:kGmQ74er
鮮やかな輪郭見せて山の端を引き立てるのか秋の美空や
159 :
ほかけぶね:2008/10/16(木) 14:22:07 ID:BYfChQxa
明るさに哀しみ一つ溶けて行く明日にな〜れ 明日になれば
160 :
ほかけぶね:2008/10/17(金) 13:06:58 ID:5aI4OPPy
100均で「頭の体操」買ってきてバラシ1分組み立て不能?
161 :
ほかけぶね:2008/10/18(土) 11:55:14 ID:0uGwSq7x
その道は多分間違いあの角を曲がったことがいけなかったよ
162 :
ほかけぶね:2008/10/19(日) 11:04:31 ID:8qNHjBir
この星に恵を降らすあの陽射し虫も草木も命育む
163 :
ほかけぶね:2008/10/20(月) 13:23:16 ID:bb/pPDTK
明るさに目立つガラスの汚れ拭く微笑む陽射し返すウインク
164 :
ほかけぶね:2008/10/21(火) 13:44:16 ID:wV8cEO5m
雲海を渡って行かん君のもと夢路に遊ぶ童の如く
165 :
ほかけぶね:2008/10/22(水) 13:52:16 ID:PaBxWY+N
晴れた日の空に浮かぶやシャボン玉虹膨らませ楽しき散歩
166 :
ほかけぶね:2008/10/23(木) 11:56:50 ID:HlpbKpWq
帯締めの紅に覗くは捨て難き女心を宿す華やぎ
167 :
ほかけぶね:2008/10/24(金) 12:56:09 ID:uMUXRP2s
ガラス越し陽射しと語る縁側の特等席は犬の所有地
168 :
ほかけぶね:2008/10/25(土) 12:58:07 ID:yoqrffVq
意味もくなかき混ぜてみるくるくるとカップの底に沈んだ言葉
169 :
ほかけぶね:2008/10/25(土) 15:08:14 ID:yoqrffVq
>>168 タイプミスです。
意味もなくかき混ぜてみるくるくるとカップの底に沈んだ言葉
170 :
ほかけぶね:2008/10/26(日) 13:30:25 ID:7ZK/frVf
やわらかき影の長さよ秋の陽の真綿の温み背に羽織りつつ
171 :
ほかけぶね:2008/10/27(月) 16:02:57 ID:8YOhJQ+S
パチパチと音やわらかに運ぶ暖炭火に揺れる湯気のやさしさ
172 :
ほかけぶね:2008/10/28(火) 11:14:16 ID:KWdPZSnq
この星に夢をもたらすあの雫月と星との協奏曲よ
173 :
ほかけぶね:2008/10/29(水) 17:04:39 ID:QVr4srE6
朝陽射す波のまにまに咲く花や汐の香香り輝く白さ
174 :
ほかけぶね:2008/10/30(木) 11:14:52 ID:Ueu4Q29E
平城の都大路の伸びやかさ残して注ぐ奈良の陽射しよ
175 :
ほかけぶね:2008/10/31(金) 11:05:49 ID:ZqMHVOoh
カサカサと乾いた音を立てながら枯葉の言葉愛を囁く
176 :
ほかけぶね:2008/11/01(土) 10:30:29 ID:z6v0wiKF
秋の陽の釣瓶落としの夕闇にそぞろ歩きの枯葉の散歩
177 :
ほかけぶね:2008/11/02(日) 15:56:52 ID:15kN5kCx
弾く糸心照らすか澄む音色濁る音色と頷く如く
178 :
ほかけぶね:2008/11/03(月) 16:09:42 ID:Ht5fU3e+
ひんごとに木の葉を落とす街路樹の強かなるや越冬の知恵
179 :
ほかけぶね:2008/11/07(金) 09:24:52 ID:sWrjChQI
細々とコオロギの哭く夜も更けて灯火落とす月の光りに
p.s.どうやら解除のようですね。11月4日から、規制で書けなかった。
180 :
ほかけぶね:2008/11/08(土) 11:15:26 ID:KQvjhi51
夕暮れの五重塔を包む頃古き良き日の夢に酔う鹿
181 :
ほかけぶね:2008/11/09(日) 13:09:47 ID:ccU4m/fu
蝶の舞う霜月見たり春の日を連れてきたのか暖冬の風
182 :
ほかけぶね:2008/11/10(月) 13:02:42 ID:Fw7VMiSA
君影に伝う涙の一滴月も今宵は見ぬふりをする
183 :
ほかけぶね:2008/11/11(火) 14:44:49 ID:ZTVmfSA+
本屋とは立ち読む吾の胸を刺す言葉の刃乱れ飛ぶ場所
184 :
ほかけぶね:2008/11/12(水) 12:24:41 ID:jCS7QM64
天を突く塔を見上げる薬師寺に茜衣を着せ掛ける空
185 :
せっちゃん:2008/11/13(木) 09:33:57 ID:lz/mpX1+
あかねさし月は今宵も渡らへど雪を待つらく軒辺淋しも
186 :
ほかけぶね:2008/11/13(木) 14:05:08 ID:c79ovjdp
ゆらゆらと戸惑い乗せて散る銀杏陽射しにキラリ輝きながら
187 :
せっちゃん:2008/11/13(木) 20:24:04 ID:lz/mpX1+
こしみちに我も住まへれ初しぐれ雲井の月に追はれてぞ来し
188 :
せっちゃん:2008/11/14(金) 08:46:30 ID:/zL3mVfq
北国に我も住まへれ初時雨千々の小草に夕かぎろへる
189 :
ほかけぶね:2008/11/14(金) 14:53:08 ID:ZwTQYZ/q
柿の実を揺らす木枯らし里の秋訪ねて一人大和路を行く
190 :
せっちゃん:2008/11/14(金) 15:52:53 ID:/zL3mVfq
湯の煙雪の嶺いゆもみじ葉の平家の郷と人問へるらく
191 :
せっちゃん:2008/11/14(金) 20:43:43 ID:/zL3mVfq
村の名を弥平四郎と飯豊なむ山は閉ざして吹き散る落ち葉
ほの灯り
宮に入れば
陽は落ちて
心臓びゅるると
鳴る太鼓
193 :
ほかけぶね:2008/11/15(土) 10:02:03 ID:7EreA5Sm
冬間近重ねる衣身を包み心の奥に温める恋
194 :
せっちゃん:2008/11/15(土) 14:21:27 ID:4xEdIap/
村の名を弥平四郎と飯豊なむ山は閉ざして舞ひ散る雪も
195 :
ほかけぶね:2008/11/16(日) 14:22:18 ID:7X/Ps2SF
枯葉舞う胸に仕舞ったこの想いワインレッドの溜息の中
196 :
ほかけぶね:2008/11/17(月) 12:14:48 ID:nMUlnKMW
オリ−ブ油ニンニク効かせシャンピニオン炒めておつな箸休めかな
197 :
ほかけぶね:2008/11/19(水) 16:10:20 ID:1owcNBc9
世の中は晴れて曇って又晴れて天気の如く変わり行くもの
198 :
ほかけぶね:2008/11/20(木) 12:10:25 ID:+EV9Ha1x
ワイン漬け桜の葉っぱ千鳥足そぞろ歩きのアスファルトかな
199 :
ほかけぶね:2008/11/21(金) 12:27:11 ID:MxU+8/a0
満月に眠る堅田の浮御堂琵琶が囁き夢を誘ひて
風に舞う比良のもみじ葉琵琶の音(ネ)に過ぎゆく秋の哀しみを聞く
風を吐く比叡の山に雪を見てざわめき振るう琵琶の調べや
200 :
ほかけぶね:2008/11/23(日) 08:49:58 ID:8h/mTGsN
北風に背を丸くして昼寝する日溜まり犬の夢温めて
p.s.11月22日からまたまた規制で書けなかった。
(今後は私が書かなかったら規制だと思ってもらってもいいほど。笑)
201 :
ほかけぶね:2008/11/24(月) 11:41:37 ID:MDZSrFFu
紅玉の香り懐かし丸かじり酸味と甘味程々の味
202 :
ほかけぶね:2008/11/25(火) 13:04:54 ID:DkEcQ97e
来る春を信じて眠るチュ−リップ見守る土の母なる願い
203 :
ほかけぶね:2008/11/26(水) 12:08:29 ID:sTkIVgdY
寒風に肌をさらして南天の健気な赤の可愛らしさよ
204 :
ほかけぶね:2008/11/27(木) 13:05:52 ID:yEC9GBTW
おでん煮る外は木枯らし飴色の大根一つ味わいながら
205 :
ほかけぶね:2008/11/28(金) 13:12:23 ID:qFfe7Njy
ひらひらと金の蝶舞う車道にも銀杏並木の大判振る舞い
206 :
名前はいらない:2008/11/29(土) 09:00:03 ID:DYIM3bWP
あげ
207 :
ほかけぶね:2008/11/29(土) 11:59:43 ID:lwQ3jzbw
鈍色(ニピイロ)の雲覆いたる晩秋に彩り一つ柿の揺るや
208 :
ほかけぶね:2008/11/30(日) 12:03:37 ID:FquYqmki
風邪ひきて眼頭重い気だるさに思考回路も渋滞を見せ
209 :
ほかけぶね:2008/12/01(月) 12:27:27 ID:j61kSR4d
冬咲きの花は紅山茶花に問いかけてみる幸か不幸か
210 :
ほかけぶね:2008/12/02(火) 16:47:56 ID:ww31y2BU
古都の風頬をかすめて木漏れ日の温もり一つ置いて行く秋
211 :
ほかけぶね:2008/12/03(水) 14:07:41 ID:/PL7ht42
くるくると組玉揺れて絡み合い紐組む人の心も絡む
212 :
ほかけぶね:2008/12/04(木) 13:56:04 ID:/cshIIOy
流れ行く雲の思いや誰ぞ知るいつか逢えるとひたすら信じて
213 :
ほかけぶね:2008/12/05(金) 11:10:27 ID:tlxTVO2R
針を持つ手先に布のやさしさが母の温もり伝える夜更け
214 :
ほかけぶね:2008/12/06(土) 11:05:35 ID:ii1QXzqj
柔らかな毛糸の玉の転がりて床の日向で鬼ごっこする
215 :
ほかけぶね:2008/12/07(日) 14:11:00 ID:VvYDOxIZ
ふかふかの湯気の中から銀シャリが顔覗かせて夕餉に招く
216 :
ほかけぶね:2008/12/08(月) 12:08:16 ID:21tqGWwV
澄み渡る蒼の輝く空の懐(ナカ)眠る星々何を夢見る
217 :
ほかけぶね:2008/12/09(火) 13:03:56 ID:tt9bfNoN
人も又荷物とばかり詰め込んでそれでも息はしている車内
218 :
ほかけぶね:2008/12/10(水) 12:10:41 ID:WOYat+bb
人の世の埃も積もる午後の季節(トキ)洗うが如く霧雨の降る
219 :
ほかけぶね:2008/12/11(木) 13:15:50 ID:6Nh+ZhF4
誰を呼ぶ夕べを告げる教会の鐘の響きの持つおおらかさ
220 :
ほかけぶね:2008/12/12(金) 12:33:39 ID:FuC9SKwm
日本語と英語を足して2で割れば「バリむずい語」の超若者語
221 :
ほかけぶね:2008/12/13(土) 12:10:21 ID:j+JiK84Y
満月の何故か優しい微笑みに問いかけてみる君の近況
222 :
ほかけぶね:2008/12/14(日) 11:37:34 ID:FQne8EHc
シクラメンピンクの笑顔振りまいて師走の街に潤いを撒く
223 :
ほかけぶね:2008/12/15(月) 13:02:45 ID:nVrW1eT3
信号待ちバックミラ−で化粧して朝食を取るキャリアウ−マン
224 :
ほかけぶね:2008/12/16(火) 13:25:37 ID:Zxnv5r7u
廃(スタ)れゆく日本文化が愛惜しく母のお下がり身に纏う日々
225 :
ほかけぶね:2008/12/17(水) 11:05:25 ID:zDiH3j4G
モノトーン何故か寂しい冬空にサンタクロース幸せを呼ぶ
226 :
ほかけぶね:2008/12/18(木) 13:05:09 ID:obb7UxnU
太陽の振る舞い酒によった空約束してる明日も晴ると
227 :
ほかけぶね:2008/12/19(金) 12:37:29 ID:VaUJuuxT
野に揺れるススキ見たくて来た丘に建築中の立て札を見る
228 :
ほかけぶね:2008/12/23(火) 09:36:00 ID:f+gOl9P5
吹雪く夜の忍びなくのか山の精街の明かりも煮凝りのよう
p.s. 12月20からまたもや規制で書けなかった。
229 :
名前はいらない:2008/12/23(火) 22:12:31 ID:Kc7M6XGo
コテハンの占有スレはルール違反
230 :
ほかけぶね:2008/12/24(水) 13:32:45 ID:Q3J4d1wq
風の色シルバーグレイに光る街裸の梢小刻みに揺れ
231 :
名前はいらない:2008/12/25(木) 18:50:52 ID:MaZG/TgW
歌会の選に漏れたる敗因は拙き筆と吾が歌惜しむ
232 :
通称だまし舟という折り紙を知っているかな?:2008/12/25(木) 18:55:46 ID:MaZG/TgW
船頭をつかみ眼をつむれよと 子にだまされてみる帆掛け舟
233 :
ほかけぶね:2008/12/28(日) 09:22:55 ID:xUl5Jy8+
君の歌ここで読ませてくれないか歌会ならば来年もある
折り紙に遊ぶ親子のほほえまし小さなウソを舟に折り込み
斑鳩の里の陽射しの柔らかさ遠き昔に誘(イザナ)うごとく
p.s.どやら解除のようですね。12月25日から規制でした。
年末年始暫くROMします。皆様どうかよいお年をお迎えください。
234 :
ほかけぶね:2009/01/02(金) 09:40:54 ID:LE/zeCVi
木枯らしをものともせずに跳ね返す蕾強か寒椿かな
初夢に願い漕ぎ出し帆かけ舟だまされてのる夜は全て良し
236 :
ほかけぶね:2009/01/03(土) 09:40:54 ID:IF052SfX
だまし舟?だまされ舟?か 荒海(アラウミ)の波に漂う潮の花びら
237 :
ほかけぶね:2009/01/04(日) 09:12:42 ID:n7cAJDOV
露の玉硝子に滑り凍てる朝促す時計睨む寝床で
子らと搗き孫と重ねた鏡餅一人片づけ過ぎるめでたさ
239 :
ほかけぶね:2009/01/05(月) 12:41:19 ID:QyNM5jKr
同窓会久しい友の顔と顔白髪の奥に童が踊る
240 :
みたらしひかる ◆NPntL0c/ps :2009/01/05(月) 18:21:14 ID:smiHxrX4
>>229 占有になってないかな、名無しさんもちょくちょく書いてるし
まあ力抜いて
241 :
名前はいらない:2009/01/06(火) 00:20:28 ID:lDt+gWRR
こうも書く人が少ないとしょうがない部分もあるやなしや
242 :
ほかけぶね:2009/01/06(火) 08:48:31 ID:BIUFGRz8
墨を磨る香り仄かに揺れる部屋心沈めて筆運ぶ時
抜け切らぬおとそ気分の残る日の仕事始めに掛かる半月
年の瀬に 子からもらった 長芋を 二.三回すり またしまう朝
245 :
ほかけぶね:2009/01/07(水) 09:31:48 ID:jIZzbLoU
文楽の人形使い見事なり生身の女性(ニョショウ)勝てぬ色香よ
浄瑠璃の寂びれた喉に情が乗る恋の道ゆき涙を誘い
三味線の音色に浮かぶ恋の綾日本芸術肌理(キメ)の細かさ
師走より走るお店のお正月 商品在庫も颯の如く
ニンジンをネギとゴボウの彩りに我が家の味はなくて七草
248 :
ほかけぶね:2009/01/08(木) 09:28:52 ID:ylGJlco9
雲間よりこぼるる朝日いや眩し注ぐ温もり冷えしガラスに
249 :
ほかけぶね:2009/01/09(金) 10:56:46 ID:Fkmxe5Sf
やわらかな太陽包むサンル−ム気温上がらぬ外は風の子
寒々と降り続く雨 久方の慰めと受け止める 風邪の夜
251 :
ほかけぶね:2009/01/10(土) 09:44:43 ID:oBDo9Hzs
>>250 お大事に。
寒に入り風邪の便りもちらほらと熱いうどんと睡眠がよし
冬空にふっくら望むおぼろ月 明日の用意に大根を買う
253 :
ほかけぶね:2009/01/11(日) 09:54:02 ID:hWDqVM2K
玉砂利に運ぶ草履の裾さばき楚々たる姿ギャルも晴れ着で
割り切れずまして断ち切る意地もなく焼き餅一つ胸につかえて
割り切れず鏡開いて焼き餅の煮詰まる椀にむせても一人
化粧なれ酒なれ世なれ親ばなれはしゃぐ娘に残るおさなさ
257 :
ほかけぶね:2009/01/12(月) 10:27:10 ID:I+TsEXG8
成人式女心可愛さか朝から美容室おおわらわ
258 :
ほかけぶね:2009/01/13(火) 11:44:12 ID:U5/Fk3+k
凍てついた空気を破り歩を進むパキパキ音が聞こえるようで
浮き橋に椋鳥寄り添いほかけぶね仏壇返しに菊一文字
260 :
ほかけぶね:2009/01/14(水) 10:37:04 ID:0Aih0qWg
雪の朝犬の足跡そこここに庭に広がる可愛さの渦
261 :
ほかけぶね:2009/01/15(木) 12:51:37 ID:06zzLjFI
太陽がかけてる雲のサングラス透して覗くやさしき瞳
262 :
ほかけぶね:2009/01/16(金) 13:33:21 ID:FLdwRaC2
鈍色(ニピイロ)の街並み揺れて風寒く足早に行く襟合わせつつ
クロッカス背丈競って霜柱今朝は勝ったね春遠からず
264 :
ほかけぶね:2009/01/17(土) 10:26:20 ID:NWCK4plh
あら嬉し春の足音すぐそこに伸びた背丈の愛(ウ)いクロッカス
265 :
ほかけぶね:2009/01/18(日) 10:27:04 ID:5J0yGsi9
空高くきりりと光る満月を仰ぎ今宵は燗酒がよし
花待ちの月も知らずに咲くツツジしかと輝け老女の夏に
267 :
ほかけぶね:2009/01/19(月) 17:07:10 ID:VNahqvzs
キ−を打つ指がもつれて戯れて画面に走るRのリレ−
268 :
ほかけぶね:2009/01/20(火) 13:36:09 ID:lN7a/6Lb
山を染めあばよと言った太陽に明日(アシタ)もここで待っていますと
269 :
ほかけぶね:2009/01/21(水) 11:02:52 ID:9beg8U+V
星冴える凍てし夜空の高くして風のうなりに寒月の啼く
道行かば
小石つまずき
野菊の微笑(え)みて
路草の
草の草鞋に
つまずけば
野菊の微笑(え)みて
秋の夕暮れ
寒空の花の名残の囁きの影に包まれ若葉芽ぶきぬ
273 :
ほかけぶね:2009/01/22(木) 12:08:56 ID:jKcj8npT
スーパーの前に置かれた黄水仙一足早く春の呼び込み
274 :
ほかけぶね:2009/01/23(金) 10:30:59 ID:Clo4MXgt
哀しみは月に預けて眠りましょ星から貰う君の夢見て
太閣の
臨終際に
蝶ひらり
ねねと暮らした
大坂の夢
276 :
ほかけぶね:2009/01/24(土) 11:12:32 ID:OdU6aYHU
爽やかなシャボンと水のおしゃべりに耳傾けて髪濯いをり
277 :
ほかけぶね:2009/01/25(日) 10:55:48 ID:BxVgCQZt
沖を行く船を導く燈台の授ける光預かる命
278 :
京都空:2009/01/26(月) 02:09:02 ID:FAsL5iLg
家路へと
向かうホームに
あの人の
ベレーと覚しき
声かけられず
初投稿です。
よろしく。
いろいろ教えてください!
279 :
ほかけぶね:2009/01/26(月) 11:48:24 ID:H7IyOIit
>>278さん
私は毎日のように書いていますが、全くの我流で、正式に短歌や詩の書き方を習った経験もありませんので、
ここ詩板は。色んなスレッドにいろんなことが書かれていていい勉強になりますよ。
280 :
ほかけぶね:2009/01/26(月) 11:50:35 ID:H7IyOIit
行く川の流れを時に重ねつつ水の心を知るや知らずや
281 :
京都空:2009/01/26(月) 13:40:16 ID:FAsL5iLg
逢えぬ日々
募る想いは空回り
来はせぬ返事を
待ち焦がれたり
凍てつけば通う余地なし魚心春を夢見て沈む水底
283 :
ほかけぶね:2009/01/27(火) 11:19:49 ID:Pyk0CYiw
戯れ事と決めて引きたるおみくじの開く手先が微妙に揺れて
284 :
ほかけぶね:2009/01/28(水) 11:03:58 ID:GrxykKkT
舞い落ちる雪よりもなお花の香に動きて揺れる春の兆しが
285 :
京都空:2009/01/29(木) 08:41:42 ID:3h+siB/H
朝電車
扉にふうと息吐けば
白く曇りて
冬の残り香
286 :
ほかけぶね:2009/01/29(木) 09:48:51 ID:Y9nYt08n
陽射しとはありがたきもの春の部屋ガラス一枚外は木枯らし
287 :
ほかけぶね:2009/01/30(金) 12:04:59 ID:HdMiXm+7
ぬばたまの海に漂う白き波分けてくぐりて浮かぶ満月
288 :
ほかけぶね:2009/01/31(土) 10:26:40 ID:GvMnJLUU
弁当のおかず交換する如く気軽にバイオテクノロジ−か
289 :
ほかけぶね:2009/02/01(日) 10:03:43 ID:qaJ6OKFf
幻と雅の交差笙の舞い古代の心音に託して
290 :
京都空:2009/02/02(月) 08:46:31 ID:7mo4OBTW
今日もまた
打楽器ふたつコツコツと
朝のホームは
大演奏会
291 :
ほかけぶね:2009/02/02(月) 09:35:57 ID:500yc1x7
鼓打つ乾いた音の奥行きに日本古来のゆかしさを聞く
292 :
ほかけぶね:2009/02/03(火) 11:09:02 ID:IwTYlP/d
冬の海水面を走る風に乗りきらり輝く立春の顔
293 :
名前はいらない:2009/02/03(火) 19:36:10 ID:VVao28TA
太巻きを恵方えぃほぅっ一気食い出来る幸せ幾年までも
高齢の団地暮らしの冬空に節分の声絶えて恋しく
なんとなし重ねた歳の福豆を分け合う鬼も吾が夜にはなく
294 :
京都空:2009/02/04(水) 09:28:38 ID:hygk4bCn
目覚めれば
いつもとおなじ空の色
月影だけが
淡く消えてゆき
295 :
ほかけぶね:2009/02/04(水) 09:54:41 ID:0ChL6BgH
商人(アキンド)の織りなす活気庶民性浪速の街は根性の街
296 :
ほかけぶね:2009/02/05(木) 11:15:02 ID:QkzM42gh
追いかけて追いかけられて鬼ごっこ時計の針の仕事は優雅
クロッカスはにかむ笑顔ほころんで凍てつく風もゆるむいとしさ
吾が父の肩を揉むとき昔より見える頭皮に悲しくなりて
職安に通う親父の声を聞き 理由はないが明るい兆し
きのこ缶みてグラタン?と言う父に 母は呟く 親子だねとか
299 :
ほかけぶね:2009/02/06(金) 11:31:11 ID:HMl1Y0RP
風受けて波止場飛び交う海猫のせつなき声とドラの響きと
300 :
ほかけぶね:2009/02/07(土) 11:50:02 ID:BxkslbA4
髪をすく指に絡まる風優し開けた窓辺に雀のぞきて
301 :
ほかけぶね:2009/02/08(日) 10:38:18 ID:N5xF3pQl
誰を呼ぶ夕べを告げる教会の鐘の響きに安らぎを聞く
302 :
京都空:2009/02/08(日) 13:19:30 ID:BFUxs867
京都路や
叶わぬ恋文したためて
想い流れよ
いとし鴨川
303 :
名前はいらない:2009/02/08(日) 16:00:23 ID:GXaZP9hY
第57回左千夫短歌大会の結果が発表されたそうですが、
その高校生の部で市長賞に輝いた作品に、思わずわが耳を疑ってしまいました。
「朴ゴリラ 右保保威右っ保 右っ保保右っ保 右保保保保ー威」
何ということでしょう。「朴」という在日韓国人の方を、
人間ではなく類人猿のゴリラと呼んで馬鹿にし、さらに
保守化、右傾化を声高に叫んでいるのです!!
このような短歌が公の賞を贈られる、日本の将来が非常に心配です。
この国はどこへ進んでいくのでしょうか。
59歳 主婦
すいません。
上げてしまったばかりに、変なのを呼んでしまいました…
さよならと
別れを告げる恋文に
口づけをして
封をするなり
亡き人を想いて歌を募れども誉れし歌になくばかりなり
307 :
京都空:2009/02/08(日) 23:55:39 ID:tC/vCdMI
見つけても
見つけられるの嬉しくて
眺めるあさって
待ち合わせ場所
308 :
名前はいらない:2009/02/09(月) 00:12:11 ID:Q0OUfj2/
ノイマン型イエス投身イエス式エルサレムインスタント飛行機博覧會
内燃機關エリダノスに冰浸の人頭鷲首抱へ神の辭口にす白鳥の莖
多頭蛇の血無花果木僭越のつみほろぼしシディムの谷の虐殺
瀝青柱串刺の五十人の四本足
飾金聖堂鋳形鐵格子血抜霰櫂船食宍
沈船の嚢穹を掻き枉る指救ひたまへ救ひたまへ天堂の夢より
309 :
ほかけぶね:2009/02/09(月) 12:14:05 ID:xuiwbcdD
晴れ空に冷えた大気の溜息かふわりふわりと風花の舞う
310 :
ほかけぶね:2009/02/10(火) 11:26:06 ID:kc4aMMUM
要らぬ物買って帰って損をする判っていてもついついバ−ゲン
競争心あおる活気に絡む欲巧みについた商人(あきんど)の知恵
霙ちるお洒落な街も春を呼び暦はすでに如月の歌
311 :
ほかけぶね:2009/02/11(水) 10:37:13 ID:0uqQGTl9
風が呼ぶ春をあなたを明るさを陽射しに遊ぶ雲の微笑み
312 :
名前はいらない:2009/02/11(水) 12:43:50 ID:qX68R3Oy
意味エロス
芥子咲乱れる埜に自慰の美徳訥々と説かるるてふ経験の 意味/
蝶に蝶留まりながら飛ぶそれを追ふ半裸のギリシアびと
すさまじきモーセのアガペ怒濤割る
月に着床それを抱き合ひよろこべるNASAプロジェクトチーム をとこ豆腐/
313 :
名前はいらない:2009/02/11(水) 12:48:51 ID:qX68R3Oy
闘争の20世紀〜なつかしのめめんと共和国〜
おやおやや無数のNational製品の走馬灯
炊飯器側面にうす型液晶炊きながら回転しかし米櫃収配率ランダム
箪笥全鋭角にかつお節削り器ありて断指それに微笑み爆発する箪笥
庖丁に5重のダイアモンドカッター持ち手切り刻むも微笑み爆発
履くだけで一歩5000,000pc移動両足もぎとれるのロボ
目が三つに見える3Dめがね大電力で原子炉溶融
大豆大携帯端末水素反応炉搭載2669年動くもいつまでもきえない正露丸のにおい
大爆発すNational本社脱出に一歩5000,000pc移動両足もぎとれるのロボが
最近のこの荒れようったら
ごめんなし
ガラテイアの子彫像切羽根の腕掲ぐ血黒耀楔
水時計偶然万華鏡の果樹園
象牙塔壁を叩きて叩きて叩きて叩きて叩きて泡噴く指先のなゐをとこ
神なき舞踏病の白犠牲牛精果つるまでいのちある屍を掻きつ
おあなんかげろしてるけどげんきのすしんぱいはせっとーと byわけのほろ
7HtAxiAXさん。
ここ短歌部ですよ?
板違いではないでしょうか。
318 :
はかけぶね:2009/02/12(木) 11:05:00 ID:7B3FmGAM
貝殻を一つ拾って掌にのせた可愛い海よりの使者
319 :
ほかけぶね:2009/02/12(木) 11:18:15 ID:7B3FmGAM
いやー 自分の名前間違えて……
なんだか年齢をばらしてしまったみたい。(悲しい)
ど^しょうー ドジなこと。
ということで上の書き込みはほかけぶねです。
320 :
京都空:2009/02/12(木) 13:30:45 ID:zl0rVnMC
手をつなぎ
横断歩道の白だけを
ふみふみわたる
春の陽のした
321 :
ほかけぶね:2009/02/13(金) 10:22:13 ID:iHpJRfZG
コーヒーの香りが遊ぶキッチンの窓を訪ねる早春の風
知らぬ間に先祖返りの旧暦か春一番に背筋ざわめく
虫たちも叩き出されて眠かろう早起き風に寝床さらわれ
この春は低血圧か荒れ模様寝起きの悪さ吾がことのよう
323 :
ほかけぶね:2009/02/14(土) 09:56:07 ID:ksb/at8B
逢えそうなそんな気のする朝が来て見上げる空に春の微笑み
324 :
ほかけぶね:2009/02/15(日) 09:48:39 ID:5zd+0V30
朝焼けに翼広げて飛ぶ鳥の雲の彼方にあの街の笑み
325 :
ほかけぶね:2009/02/16(月) 11:41:31 ID:Rvm1nGr+
白梅(シラウメ)の香り仄かに漂いて光る大気に凛々しさを撒く
326 :
京都空:2009/02/17(火) 12:31:56 ID:i3YRw9Lx
大一番
挑む老将冬乃山
のこった春嵐(はるかぜ)
三寒四温
327 :
ほかけぶね:2009/02/17(火) 12:52:38 ID:JSNTHHKq
冬戻り三寒四温繰り返しやって来るのは確実な春
328 :
ほかけぶね:2009/02/18(水) 13:15:19 ID:5uNxsriV
粉雪の華麗な舞に誘われて星も今宵は雪見の宴
329 :
ほかけぶね:2009/02/19(木) 10:17:13 ID:fdq1g3B6
悴んだ心解して春の風淡いすみれの香りを乗せて
330 :
ほかけぶね:2009/02/20(金) 11:05:02 ID:L2DtfxeS
加茂の川緩やかなるやその流れ都大路の移ろいの中
331 :
ほかけぶね:2009/02/21(土) 10:33:41 ID:hdegqNEc
吹き荒れて冬を蹴散らす春一番分厚い雲の鎧綻び
332 :
ほかけぶね:2009/02/22(日) 11:14:45 ID:BAVfGuCg
斑鳩の不思議な笑みに魅せられて足げく通う尼寺の道
333 :
ほかけぶね:2009/02/23(月) 10:16:29 ID:Ykx3krKB
雲一つ行きつ戻りつ思案顔右に行こうかそれとも左
早褪せる梅の散りゆく春寒に拙く詠う吾と鴬
335 :
ほかけぶね:2009/02/24(火) 11:14:30 ID:+jbX6E+N
異星人電車の中にたむろして超キショイ語で馬鹿笑いする
336 :
ほかけぶね:2009/02/25(水) 10:27:55 ID:nrXhBuYg
東風を乗せブランコ遊ぶ公園に童は未だ時にあらずや
337 :
京都空:2009/02/26(木) 08:40:34 ID:otiCrjDK
少しだけ
ひんやり空気は残れども
空の青さは
春のみずいろ
338 :
ほかけぶね:2009/02/26(木) 09:32:20 ID:W2eM1rWJ
ガラス戸をくぐり抜け来る光達春の陽気を手土産にして
339 :
ほかけぶね:2009/02/27(金) 09:09:21 ID:zHeWSpHA
しもたやの陰に潜んだもののふの意地が育てし加賀の文化よ
340 :
ほかけぶね:2009/02/28(土) 09:59:39 ID:BoHB02J1
巡り来る命不思議や人の世も川の流れも絶ゆることなく
341 :
ほかけぶね:2009/03/01(日) 11:16:37 ID:dWp9OuI7
明るさに躊躇いながら行く風の頬に冷たき冬の名残が
342 :
ほかけぶね:2009/03/02(月) 13:48:37 ID:Ke6FJGmi
しんみりと語りかけるや春雨の冬を見送る労いの唄
343 :
京都空:2009/03/06(金) 12:04:51 ID:8P0SnCF+
目覚めると
しとしと滴る雨の音と
触れる空気は
どこかあたたか
ひとり来て磨く墓石の朱の文字に祈る幸せ母の回復 (ゴメン、フィクション)
345 :
ほかけぶね:2009/03/22(日) 09:30:22 ID:SZ+MEbBO
明るさに揺れて木蓮白き肌ほんのり染める春の陽ざしに
p.s やっと解除のようですね。3月3日から今日まで規制で書き込み不可でした。
とはいえ このところ不調なので、さあ どれだけ書けるかな??
346 :
ほかけぶね:2009/03/23(月) 12:08:16 ID:9P/iZUh/
潮騒の呟きだけが聴こえ来る波打ち際の貝のララバイ
347 :
ほかけぶね:2009/03/24(火) 14:48:48 ID:0gpuCVGr
星の砂集めたような愛らしさ香り豊かに咲く沈丁花
348 :
ほかけぶね:2009/03/25(水) 12:03:44 ID:VjOXOonY
いにしえの風に誘われ訪ね来て都も春と鴨川の声
349 :
名前はいらない:2009/03/25(水) 12:26:51 ID:/SiIoVwV
隣人の傘から湿る壁際の欠けたコップにフミオトシの真似
350 :
名前はいらない:2009/03/25(水) 12:33:23 ID:/SiIoVwV
立ち回る蛙に驚く我が子の手にはまだ土を知らぬ葉桜の稚児
351 :
ほかけぶね:2009/03/26(木) 09:52:25 ID:r5bnfhD8
線路脇しかと咲きたるたんぽぽの気取らぬ笑みに励ましを見る
352 :
名前はいらない:2009/03/27(金) 00:41:07 ID:N2Hn2FVs
あざやかを声に出して伝えても相変わらずだなさあ 春だ、春だ
353 :
ほかけぶね:2009/03/27(金) 13:03:47 ID:HR7/NXHb
移ろうてさまよいながら探すのか生死の不思議解く手がかりを
354 :
ほかけぶね:2009/03/28(土) 10:41:38 ID:NGKq6LgA
くゆらせてそっと置いてくあたたかさブル−マウンテンの甘い微笑み
355 :
名前はいらない:2009/03/29(日) 00:38:19 ID:7x2qNXDf
露混じり笹の葉かき分け指を切る昨日の一つに血は流れてく
356 :
ほかけぶね:2009/03/29(日) 12:21:15 ID:pJmobY1p
旅立ちの朝の陽射しの柔らかさ弥生の桜微笑む中で
357 :
名前はいらない:2009/03/31(火) 22:34:27 ID:yvsjZ0ft
コピー機のトナーの音に紛れるは彼女の吐息その色は紺
掛けてないメガネを触る指は眉間にこつん 街はラディカルホリデー
359 :
名前はいらない:2009/04/05(日) 22:48:55 ID:5nwiP6wH
「突き指を隠してはいけない」帰り際治りかけの小指で契る
明くる日が何れ来るよと言われても夜更けを着込んだ訳でもないのに
日焼けた皮膚の肌を流れるその汗は水洗いしたトマト果汁とは混ざらず
夢うつつ夢うつつ夢うつつはあ三度書いても我は目覚めず
363 :
名前はいらない:2009/04/15(水) 00:57:43 ID:gd2h852J
桜の花を棄ててから掃除始めるハウトゥーをそうかウグイス(きみ)は知っているのか
夜を踏む振り返っても奴はいないが烏よ朝を啄むのはやめろ
ゆく姿明日の緞帳着飾って飛べPENTAXパシャコンと鳴き
知らず知らずはまっていくなコーラの炭酸泥濘強かな君だぜ
ピアノの音四弦の音シンバルがしゃーんビックバンドに君が居なくても踊るよ
力道山もう居ませんか探してます僕のリビドー酸化していく
「近頃さ、なんかやる気が出ないというか」「アルフレッドに改名したら?」
一抹の不安と揶揄する君がいないので朝から晩までパジャマでおじゃま
誘蛾灯頼りに帰る人たちの足元には蝶々ガーガーガー
372 :
名前はいらない:2009/04/28(火) 23:37:35 ID:HZ7eCG3J
教育テレビつけっぱなしの部屋で子作りしようぜ殴り合おうぜ
花魁とぼろ納屋の中論議してついえた後に気づく天かな
よごれた顔でこんにちわ 呟いて 星一つ増える雨上がりの夜
375 :
名前はいらない:2009/05/16(土) 10:20:55 ID:hpd7hrQx
信号機無視して走る人の足元は僕の心と同色
飴玉が爆ぜて消えてく陽炎に追いつきたくてペダルを漕いだ
野良猫に流れる音は風鈴でそれを踏み越えゆくコンバース
それでいて昼も夜もあるかいな一日もいずれ一世となるから
379 :
名前はいらない:2009/06/07(日) 12:12:00 ID:3+VeYVTD
朝から唇ばかりがくっついてやがて離れて月を吐き出す
380 :
名前はいらない:2009/06/12(金) 20:59:20 ID:9EGjf/BC
当然のごとくあなたは年をとるドライペットのような顔して
381 :
名前はいらない:2009/06/14(日) 15:28:57 ID:lXxCT72e
しめましてろくでもございません コジコジきみがみせてくれるゆめ
ひっそりと嘘と呼ばれる恋愛が紙ヒコーキにされた六月
ニューヨークチーズケーキが焼きあがるスターバックス君ばかり居ず
古のエイトメロディーズ鳴り止んでエンドロールの永い暗闇
豆球の灯りの下に甘えては君におててをはたかれている
386 :
名前はいらない:2009/06/16(火) 02:20:31 ID:Hfdt2cZm
ライフイズビューティフル見終わった吾の心はかくまで遠し
387 :
名前はいらない:2009/06/16(火) 13:57:26 ID:Hfdt2cZm
恐るべき愛の力と言うべきかショーペンハウアー殺人事件
388 :
名前はいらない:2009/06/24(水) 10:21:49 ID:9fBtKP0C
電灯の灯る御前の池之端CABINさながら誘蛾灯のよう
星屑の銀河を孕んだ服を着て君は昨日から2センチも浮く
いうまいとあなたがいつも自制するなのに右手は大腿の上
朝ぼらけ 私が好きな言葉です 朝ぼらけ 僕、君が好きです
夕暮れを愛しつくしたような手であなたは絞りかすを私に
1970年代のヘロデ王昨日も十分闘えていた
ワンちゃんの落とし物だよ飼い主のポストはせましよじったナイロン
395 :
名前はいらない:2009/06/25(木) 11:43:32 ID:/5BEyuQt
勝ち鬨のバナナフルーチェその口に押しつけてやる押し当ててやる
396 :
名前はいらない:2009/06/25(木) 11:52:34 ID:n4YvNc47
Lにでもなったつもりか?
はやくくたばれ きち○い
午前二時占い門で待ち合わせ真っ赤な顔が今は目印
398 :
名前はいらない:2009/06/29(月) 21:23:24 ID:p3K94yB0
足跡を辿っていくのが辛いから駆け足跳びで君までジャンプ
後ろから
付いて行くのがやっとです
ネットに潜った
あなたの心
不確かな
あなたをみつけ
ほくそ笑む
妄想の世に
さまよう私
頭から
足の先まで
あなた彩(色)
夢の世界は
ふたりだけ
重い鎖を引きづって
いざゆかん
虚像の城の
天守のもとへ
わが背中オズワルドなり吹聴すあなたの右手の硝煙の香
茶を点て
無心になったはずなのに
無邪気に微笑む
タヒチのあなた
まどろっこい恋がやたらと降り積もりできた関東ローム層なり
抜け出せぬ
恋の病に身も細る心の中は
まるまるふっくらプリプリしてる
本当に
紙飛行機は届いたのあなたの心の
門の中
架けられた
魔法がとけぬ
魔法架けて
くださいな
延々と
あなたを夢みて
終われます
消えてなお僕らが紡ぐ言葉は何「件名:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題」
架けられた
違う魔法に
架けられた
心が大きく広がった
許容範囲が
宇宙なみ
クリムトに
接吻された時間
(とき)
短パンマンに
邪魔されて…
短パンマンに
邪魔されて…
感動してたら
忘れ物…
ロッカーの
鍵も余韻に
加わって
神様が
明日も行けと
知らてせる?
短パンマンに
邪魔されて…
あなたに心が
届かない
短パンマンに邪魔されて…
邪魔されて…
邪魔されて…
413 :
名前はいらない:2009/07/04(土) 10:00:30 ID:Ot5sdmEi
乗客はすべてカササギ生粋の鳥です僕もとりあえず君も
唇を
必死に噛んで
観てました
160キロ
スピード出し過ぎ80キロで
(ノ-"-)ノ~┻━┻を
初めて返した
掲示板。
うそつきとは金輪際お別れです最後の言葉「また会いましょう」
>>415 うらやましい〜。
始まらない
片思いなの
わたしのは!
417 :
名前はいらない:2009/07/06(月) 20:51:24 ID:8DyYlTw7
繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し泣く花
あすの道いまだ見えずと騒ぎ立て周りにあたる青き横顔
夕暮れに包まれる頃僕達は学生となり肩組み唄う
明日からは二人一人になるわけもわからず僕ら手をつないだ
春の蝶 ひとたび舞えば もう二度と 蛹の夢に 戻るすべなし
春の蝶 空の深みに 沈みいく 蛹の夢は 風の波紋か
黄昏に
咲散り急ぐ
花一輪
悲しき性(さが)の紅牡丹かな
死して尚
未練残りし
現世に
我が花びらは
君に届かぬ
我が心
鎖で縛り
門を閉め
鍵をかけたら
生きる屍
みつけたの
黄昏時に
見る夢が
こんな素敵な
夢とは知らず
後ろを
向いて歩いてた
望まない
他には何も
入りません
夢だけみさせて
くださいましな
梅雨明けて
心も開けて
窓も開け
あなたの風を
感じていたい
あこがれは
視覚聴覚
つながって
日々膨らんだ
白昼夢かな
我が心
天に向かいて
登り行く
変幻自在の
龍のごとく
がらんどうの空を据えてふつふつとポップコーン屋台は賑わう
432 :
名前はいらない:2009/07/17(金) 23:32:13 ID:0ewz862W
ピロシキを分け入るナイフ手捌きが綺麗な君の十文字切り
どこえでも
おいきなさいな
ゆっくりと
心をやすめ
戻って来てね
どこへでも
おいきなさいな
ゆっくりと
心をやすめ
骨休めてね
さらぱ!
訂正さらば×
またね◎
ゲリラ雨
封印したが
我が心
雨にはがされ
流でる女(ひと)
流れ出る
女(ひと)封じ込め
たんたんと
日々は過ぎ行く
気がつけばまた
会える日を
心待ちにし
日々暮らす
我は母なり
いや 女なり
夕霧よ朝霧よそのままで今駆けてゆくから彼女隠して
日暮らしの
切なき声を
耳にせし
夕焼け空が
終わりを告げる
茜空
町行く人に
笑顔あり
夜空に花火
ひとときの舞
ひゃくじゅうまんひゃくじゅう番の数列を吊革握る代わりに覚える
うるさくてとぎれた願いをこの僕に教えておくれ耳をかじって
「先輩」と二度と呼べなくなる夏にいる二人だけのクロニクル
眠るベムはやく人間になりたいと呟く日焼けマシンの中で
振り向いて
己を知った
あまりにも
小さなことに
夢は遠のく
ばかりなり
惑わされ
虚像の世界
さまよいて
戻るすべなく
ただ泣き濡れて
意味も無く
二年後に枝を折られる桜木の下に吾が子を宿す妻あり
446 :
名前はいらない:2009/08/14(金) 18:29:15 ID:z6QPUbQ5
傍らに
あなたがいない河川敷
空を焦がせよ
満開の花
447 :
名前はいらない:2009/08/16(日) 00:16:30 ID:7hZ6Enow
かたつむり
はだしでふんだあずまやの
ふるいベンチはもうなくて
あめやふる
どこまでいってもやぶばかり
どぶがわごうごう
こせるかな
さかみちは
やまのちょうじょう、おしろまで
まるできぼうのようにのぼる
いつまでも
ここがこきょうとおもえずに
さっていきます
そつぎょうします
そのむかし
ばくおんとどろくこのはまで
ぼくのそふぼは
ここにうまれた
ぼくのことなどしらないままに
448 :
名前はいらない:2009/08/17(月) 11:35:59 ID:ECT5iEOB
東京の風はまとわりつくようで汚らわしくてでも愛おしい
秋の夜に
切なき悲しく
鳴く虫に
添えぬ人との
思い巡らす
笑顔で
優しくキャッチ
大丈夫
そばにいるから
命尽きるまで
しつこくて
うざったいかも
ベタベタと
はらってもおちぬ海の砂だわ
海の砂
それは私です
汚らわしい
それも私です
まとわりつく
全部私です。
自己嫌悪の
深ーい穴から当分出られない。
蓋を締めときます。
「夕暮れ」の発音をまだ知らぬ君 そのためにある海への畦道
事態急変
蓋など締めてられません
これからが
頑張りどころ
節約して復活!
スーパーサイヤジンになるからね!!
456 :
名前はいらない:2009/09/01(火) 03:02:16 ID:5EGBXFKq
母なれど
恋にあけくれ
逃避行
泣く我が子の手
振り払う鬼
デイトリッパー僕たちの体では短歌は二度死ぬいまかいまかと
僕たちのダンスを止める事なかれ 短歌はこうして三度目も死ぬ
初めての短歌を亡くした夜なのに今はとにかく君に会いたい
参列者 父、母、おまえ、ジャンガリアンハムスターたち 僕はいらない
明日からは三十一文字の定型に嘘をはめ込む 人にあらずや
魔の力
心がよどみ
いつわる言葉
とどかない
不確かな
あなたを信じ
心開け
言葉縫っても
するりほどいて
しまう人
恋は美薬
麻薬ではない
止められる
始めなければ
終わらないかも
栄養補給完了しました。
明日からも
謙虚姿勢て゛
たんたんと
暮らします
また会う日を
楽しみに
素敵なひと時を
ありがとうございます。
つま先を揃えて突っ立つ詰まらなさ
そっぽを向いて半歩はぐらかす
鵺を観て
鏡獅子の君の
決めポーズ
やはりあなたが
いちばん素敵!
君の声
幻聴かなと
耳を疑う
君を感じた
確かにそこに
硝子ごしたたずむ君の姿を感じた
幻覚かなと
目を疑うが
確かに君を感じた心が踊る
嬉しい頬が赤くなる。
僕は壊れて逝く。
そしてまた君に逢いたくなる。
繰り返し繰り返し君に逢いたくなる。
頭の中は君の事でいっぱいになる。僕が、壊れて逝く。
だけれど、忙しくしていよう。
僕が、生きていくために。
ぬかどこが上手にできたうれしいなおいしいねってあなたにあーん
静かには
身を引きません
あの人が
全部まとめて
大好きだから
負けません
戦いますよ
気がつけば
心にずっと
深く住む人
私の心が踊る時
前向きなあなた。希望を持つあなた挑戦するあなた
迷いながらも光を見つけ出すあなた。
あなたの心が輝いている時。
私の心が笑顔で踊る時は、そんな時なのです。
おしなべてしまえばそれは単純な愛の言葉で挨拶すらも
交わせずにひたすら思い募らせて恋じにするか影のみぞ知る
秋深き人や鹿やとあしびきの山紅葉狩り天女降り来てにぎわえど
夜露着てひとりわびしく湯に浸かり天女おもいて床に夢魅し
夜の空東に戻る夢路には思いのみこそ突き動かすかも
越えられぬ
大きな河に
阻まれて
我が道をつい
振り返るとき
そこに居ぬ
ふたつの影が
越えられぬ
老いた姿を
あざけり笑う
枕河
夢路の中で
逢瀬をば
重ねし夢の
ふたつの影か
夜の厚み積もる天井苛立ってくちびるに挟むタブレット涼しー
480 :
ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu :2009/10/26(月) 07:42:59 ID:H6CyaZBw
カーテンの洩れ入る光目に鈍くハッキリしろよ朝か夜かと
481 :
ボルカ ◆6kB1JyG4Xo :2009/10/26(月) 12:34:05 ID:nElpPWHG
降る雨が流す間もないジサクジエン
自意識カジョウ、これも秋だね
482 :
名前はいらない:2009/10/26(月) 14:32:48 ID:8Y5MmQJ2
483 :
名前はいらない:2009/10/26(月) 15:52:04 ID:8Y5MmQJ2
最近、あらゆる面、粗雑な仕草多くなって来たため、夢二の絵を見ました。
484 :
名前はいらない:2009/10/29(木) 02:41:44 ID:5BUoJbMU
僕たちの心ちぬちぬ降る雪の積もる重さと少し似ていた
雪と墨優しく包む白い腕きっちり黒く線ひくあなた
いけず〜〜〜。
それぞれの
思い出がまた
よみがえり
慰霊碑みつめ
涙する冬
腰痛が
教えてくれる
天気予報
雪が降るかも
いや雪になる
ホカロンを
貼って薄着に
なれしとも
就寝中は
カチカチ山に
ひびわれに
ぬかがしみいり
顔ゆがめ
水に流せば
いつもの食卓
食べられる
隠しておいた
棚の中
ポテトチップは
愛児の胃袋
銀杏を
食べ過ぎました
中毒に
なるかと思い
ググって安心
最近は
辞書も使わず
検索し
ググって安心
ウィキペディア
中毒の
毒抜き作業
まる1ヶ月
一切合切
切れるのか知らん
1ヶ月
たった頃にまた
虹がまつ
毒抜き効果
あるのか知らん
大丈夫
自分を信じ
平常心
禁断症状
あるのか知らん
待ちわびてぁぁ待ちわびて待ちわびてただひたすらにああ君を待つ
君を待つ訳もわからず君を待つ待っていたとて逢うわけでなく
気を紛らわせ
君を待つ
君を待つかたわら生きる待ちわびて百歳になる嘘こまちかな
嘘×純粋◎
492 :
名前はいらない:2010/02/03(水) 02:52:46 ID:RHGHNA1b
畦道をたどれば遠き陽の中にアゼルバイジャンあればいいじゃん
493 :
名前はいらない:2010/02/03(水) 15:25:47 ID:JvFU8USS
空を越え
あなたに届け
おめでとう
心伝える
喜びの声
おちついた 心がとても おちついた
おだやかになり しなやかになる
朝起きて 今日の作業を 再確認 出かけるはずが 出鼻くじかれorz-----orz
肥えて行く どんどんどんと こえてゆく やまこえたにこえ われ肥える春
星空見つめ あえるひまでを かぞえたら たりなくなった 数える指が
ねーかして 夜空を見つめて 想う事 たくさんあって 指がたりない
背を向けて 別れも言わぬ わたくしを 冷たい人だと 思うでしょうね
背を向ける 君がなんにも 言わぬのを 泣いていたのを 知っていたのに
花散らし 満開の時 ひらひらと 桜模様が 道を埋めつつ
500 :
名前はいらない:2010/04/20(火) 22:25:47 ID:ZUWk2cH1
蝶舞ふをキネマ終はりてから気付く(笑)
これ、カルトだよカルト
501 :
名前はいらない:2010/04/20(火) 23:27:09 ID:vroxy0ZE
カルト?
今もなお
面影残る
残月ゆえに
余韻肴に
ひとり酔いしれ
訂正
残月ゆえに×
残月に◎
504 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 20:03:37 ID:7IVX2U4b
鯨を壁に塗り込んだからって気のせいになると思いましたか
舞台裏 通りすがりの 舞台裏 緊張感と 高鳴る鼓動
黒世界 通りすがりの 舞台裏 天井高く 見慣れぬ機材
下手から ちらりと見えた 客席に 遠きあの日の 朝礼台が
そうねそう
しもはらくんが 委員長で 私は毎回福委員長
そうねそう
委員長よりも マイクを握らされていた。
いやって言っても うまく丸めこまれてた気がする。
あっ!だから
しもはらくんが委員長 私は毎回福委員長。
そうねそう
蝉が鳴く 土曜の朝の 静けさに 我先急ぐ 短き命
青空に 新月残る 白い線 梅雨明けまじか 爽やかな朝
梅雨明けて 幼児ばかりの 水の事故 心が痛み 頬つたう雨
夕顔が 貴方だったら いいのにと 各駅停車の 窓におもう
夕暮れに
秋の風吹く
東京に
あなたがいない
またひとりごと