見上げた空
少しだけ漂う雲
汚れた街を見守る
タクシーから見た夕日
小学生の頃に
見つけたそれとは違ってた
影落とす月
世界の終わりを感じるほど
美しくて残酷な
何やってんだろ
一日中
人を傷つけ笑ってた
いいことがあった
でもそれを伝える人はいない
胸の中でそっと膨らませてみる
もしも弾けそうになったら
手帳にだけは話そうか
キミはもう来ないだろ
本当は来ると思ってるんだけど
でもたぶん来ないだろ
そう思うことにする
いいことがあった
本当に久しぶりに
病まない今日を噛みしめる
あっちむいてほい
負けてもずっと下だけを見る
それでいい