詩集のためのポエリンピック

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1名前はいらない
これ以上、わたしのために、争わないで!
2名前はいらない:2007/04/09(月) 22:30:17 ID:iCjAinNI
「買い物」

首をかしげて
猫のように
丸い腰で
自転車で行く
夜には
君は
3名前はいらない:2007/04/09(月) 22:36:26 ID:NS9E93SS
「チョイス」

本当の幸運の中から悪夢だけを選ぶみたいに
本当の悪夢の中から幸運だけを選ぶ
4名前はいらない:2007/04/09(月) 22:38:34 ID:NS9E93SS
悪夢の中に住む少女は笑顔
5名前はいらない:2007/04/09(月) 22:44:04 ID:iCjAinNI
「ガマの油売り・口上」

万引きはいけないが
見せしめみたいにするのは
どうかと思う。
薬屋のオヤジなら
心の傷にも聴いて欲しい。
一枚が二枚、二枚が四枚。
そして最後は桜吹雪が舞うように。
6名前はいらない:2007/04/09(月) 23:15:13 ID:iCjAinNI
「What's new」(Helen Merrill with Clifford Brown)

何が新しいのとあなたは尋ねる。
何が新しいの?
世界があなたをどう扱うか?
世界が私を?

少しも変わらないわね、
昔と今とハンサム軍団。
そして、過去には、もう、
イエスと云ったでぇ、わいは。

だから、そう、♪Yesterdays。
もちろん、アンコールは、
♪You'd Be So Nice to Come Home To。

トランペットも、はりきって、参りましょう!
7名前はいらない:2007/04/10(火) 00:28:13 ID:t/vrQapX
「背後世界」

それでも後ろにいるだろう。
かなたではなく、
あなたを撮るために。
後ろから?
そう。裏を失うことが、一体、
表の喪失。それがニヒリズム。
8 ◆YAPoo/LC/g :2007/04/10(火) 16:42:52 ID:F60ydz/J
杜王町で運動会(ポエリンピック)開催するならよろこんで参加させていただきます

9名前はいらない:2007/04/11(水) 04:38:02 ID:F/SeFfNM
「ポエリンピック」

夢にまでみたポエリンピック
とりとめの未来は覆難し
隆起一つの眼が踊っているでやんすよ
アメーン
10名前はいらない:2007/04/11(水) 05:27:14 ID:Nn/B7qzu
「ラジオ・ポエム」

ラジオの寄席は意地悪だ。
漫談のケーシー高峰さんが、
ニュウシュ、ニュウシュと云うけれど
何のことだかわからない。どんな感じ?ああ、
黒板(あるいはホワイトボード)があればなあ。
11名前はいらない:2007/04/12(木) 07:37:55 ID:BNg98x0e
「Saving All My Love for You」(Whitney Houston)



桜色にクロスした
あなたの胸を
ぼくのボールは
転がるだろう。
タッチラインを
割らないように。



ああ、さわやかイレブン、
いい、気分。あれっ、
ニュウシュの時間?



今夜、ぼくのロス・タイムは
どんなドラマを見せるのだろうか。
勝利への脱出、同時上映は「終電車」。
12名前はいらない:2007/04/13(金) 08:36:53 ID:Ec2d0QS/
「斯くて蕭蕭としてCenter Courtに雨は降る・少しだけCello」

水色になった君を
乾かすのは難しい。

濡れたまま、
春の色に

染めていくのだろう
季節は、初めての夏まで。

(Grieg「To the Spring, Op.43-6」と)
(Bach「Cello Suite BWV1007, Praeludium」の会話)
13名前はいらない:2007/04/14(土) 07:41:39 ID:RlDd7Ca8
「へじゃかぶ・ワーオ!」

 あなたの胸を僕の胸によせかけ
 ねえ! 二人で行ってみようよ。
 葡萄酒のような陽の色を浴びて
 このすばらしい早朝の…… (ランボオ・金子光晴訳)

へじゃかぶ?
ああ。あんど、ワーオ!
ワーオ?カタカナで?

そう。その素足は最上川の春の上流に。
かつて鱒二が釣りに来て一匹も釣れなかったと云う?
県境。三十と三十を足して、還暦の鯉の居る場所さ。

難しい、薄い桜色を詩にする事は。
もう見えた?(シー・スルー?)
いや、まだ海は遠いよ、若者よ。

どうして新潟方面へ流れないの?
太平洋だって近いじゃない?

あなたはもう、言葉では、
答えてはくれない。秘境。
14名前はいらない:2007/04/16(月) 08:14:37 ID:L0DcuG3S
「草庵」

 宿の梅折取ほどになりにけり 蕪村

連休を前にしてそろそろ梅酒のことが気になり出した。
蕪村に帰り、芭蕉に帰り。日本人には帰るところがある。
曇り空の午前中ではあるが、青い梅の甘さや酸味などを思った。
15名前はいらない:2007/04/17(火) 17:33:50 ID:GQqAtP+I
「霞城公園」

五分咲きかお城の風の通り行く 鈴
16名前はいらない:2007/04/19(木) 10:56:33 ID:f5Iu7j9c
「やさしいマラルメ・詩作と感想」

春は桜の下に光は落ちて
染まった君の色は分析ではない。
直観では透明であると教えている、
白い太陽の光線は。この匂いは分子に
充たされながら、志向すること、昔のゆえに。
17名前はいらない:2007/04/22(日) 08:48:51 ID:tb+IyK0h
「反射」

揚げ雲雀
空には青の
他に無し
18名前はいらない:2007/04/26(木) 08:15:07 ID:WLpQ+k4s
「80日間」

その胸の気球は高く上がり、
海と空との色を映して、
その目蓋さえ青なのか?

「もし」も、君がアルファベットであれば、
「オオ!(O)、Bleu(ブル、ブルー)!」
「沈黙」までもが世界と使者とを旅すると云う。

さあ、今こそ砂の荷物を地上に捨てて、
結んだ胸のリボンを引く季節(とき)だ。

それでは、みなさん、よいご旅行を!
19名前はいらない:2007/05/01(火) 10:49:29 ID:fX0OXcvF
「私の山形詩紀行・桜のある城址にて」

「先生、あえて場所の名前は伏せますが」
「確かにな、君、拡声器からの琴ミュージックは無粋だな」
「賑わいを誤解しています。一体誰の発案でしょうか?」
「例年の恒例なんだろうねえ」
「誰の責任でもない無粋?」
「民主主義が増幅されたんじゃないですか?」
「うーん、多数決で決ったのか、あの拡声器は?」
「せめて、生演奏の音量であれば風の音にも聴こえるでしょうに」
「君、洒落たことを言うじゃないか、フフフ」
「でしょうでしょうでしょう?ハハハ」
「風はともかく、人の声、鳥の声、満開の桜」
「それだけで、音楽なんだね、風景が」

 散りぬるを色は残れる春に城
20名前はいらない:2007/05/03(木) 09:40:30 ID:2EC+VH7j
「読書感想文」

芭蕉はその奥州の旅の時、石巻では散々であったことを書き残しているらしい。その点について、
井伏鱒二は、芭蕉は前日、松島で句の出来なかったことや船酔いのことなどを上げて、その日は、
芭蕉は機嫌が悪かったのではなかったかと推量している。「宿からんとすれど、更に宿かす人なし」。
旅行記と云えば、司馬さんのものもそうであるが、今後、何百年にもわたって残るものでもあろう。
その他、「殺生石」などについては、いずれ触れるかもわからない。
井伏鱒二は、石巻には二泊したと書いている。
21名前はいらない:2007/05/03(木) 11:04:22 ID:2EC+VH7j
>>20「訂正」
>旅行記と云えば、司馬さんのものもそうであるが、今後、何百年にもわたって残るものでもあろう。
→旅行記と云えば、司馬さんのものもそうであるが、今後、何百年にもわたって残るものもあるだろう。
22名前はいらない:2007/05/04(金) 06:49:41 ID:UKyX9V7w
「句究」

鮒ずしや彦根が城に雲かゝる 蕪村

鮒鮓や彦根の城に雲かかる 蕪村

一般的には上記であるらしいが、朔太郎の蕪村では下記であるようだ。
ここでは、朔太郎は、蕪村の「鮒鮓」はヴィジョンであると云っている。
思えば「彦根城」と云っても、蕪村の念頭には幕末の事件などの連想は無い。
句の時間としては、武士は現実であり、その天守には殿様が生活していたわけである。
その点で、「春や昔十五万石の城下哉」とは異なるであろう情感を思い出すことは難しい。
なお、「てにをは」については、「の」の方が現代的な響きと同時に現代的な郷愁を持つと思われる。
23名前はいらない:2007/05/04(金) 10:22:36 ID:UKyX9V7w
「おお、象徴詩!」

鮒鮓(ふなずし)を作るには
いと、しめやかに具材を酢に浸けて
暫し暗所に処置されなければならないと
萩原朔太郎は云っている。そして、それこそは
他ならぬ、鮒鮓の瞑想であるとも!そこから彼は、
須らく、「蕪村の鮒鮓とは瞑想である」と結論を述べる。

記:この気分にはブラームスの第四番がふさわしい。指揮はクライバー。
24名前はいらない:2007/05/05(土) 07:38:13 ID:ypV1iIA8
「街道の風景・人格」

司馬さんは、山形ははじめてであると云っている。
しかし、最上川の記憶はあると云う。

つまりは、芭蕉の一句、「五月雨をあつめて早し最上川」によって、
最上川は、司馬さんにとっては既知であったと云うのである。私には、
ほう、ヴィジョンですか?という、須田画伯の相づちが聞こえるようであった。

 …、他ならぬ、鮒鮓のする瞑想であるとも!そこから彼は、
 蕪村の鮒鮓とは、すべからく瞑想であるとの結論を述べる。

朔太郎は、その時蕪村は実際に鮒鮓は食べていないと云うのだが、
要するに、その時朔太郎が鮒鮓を食べていないということだろう。
朔太郎は、句の中に、鮒鮓のヴィジョンを観たということだろう。

 門を出て故人に逢ひぬ秋の暮 蕪村

このあたり、「故人」というのは、実際のところ意味深いのではないか。
25名前はいらない:2007/05/06(日) 02:01:27 ID:QtuBF625
「記憶とは過去を押すようにして進むものかは・意識について」

夏河を越すうれしさや手に草履 蕪村

後ろ手に髪結わえたる初夏のかぜ 鈴

記:現前する郷愁こそは、朔太郎にとって、引き裂かれたる自分=時分でもあっただろうか。
26名前はいらない:2007/05/06(日) 06:58:57 ID:QWc796QG
お前はみんな病気にしたいのか?
27名前はいらない:2007/05/06(日) 21:51:31 ID:QtuBF625
「飛石難問」

 この秋は何で年よる雲に鳥 芭蕉

紆余曲折した私の図書館での朔太郎全集の読書は、
芭蕉よりも蕪村がいいと散々云っていた朔太郎が、
年を取ってみるとやはり芭蕉の方がよくなったという所まで来た。
その芭蕉の項で、朔太郎が最後に挙げているのが上の句である。
老境の心崖を詠んで実に達観であるの如くに云うのだが、私には、
何度読み返してもこの句の興がわからなかった。私の年齢のせいでもあるのだろうか。
いや、芭蕉のそれほどではないにしても、芭蕉は五十一歳の若さで生涯を終えている。
そこで、朔太郎の芭蕉の句は音楽的であるとの教えのとおり、この句を
再度、つぶやきつぶやき噛み締めてみたが、一向に興が入らない。
果たしてこれは季節のせいでもあるのだろうか、今日は雨とはいえ、
今は新緑の萌え出づる五月なのである、体温として、秋風に沁みる
ワビ・サビが実感されなかったとしてもおかしくはないではないか。
そうとはいうものの、一体、この句のどこがいいのだろうか、
わからない、わからないと、館内をうろうろするうちに、
絵本のような芭蕉の本を見つけた。
若い芭蕉の句を集めたものである。その中の一句、

 年は人に取らせていつまでも若夷(わかえびす)

芭蕉、二十五、六歳の作でもあるかと勝手に思いが浮かんで笑いが出た。
こんな句を詠んでいた人が、晩年、上の句を詠んでいる。
これは直観による理解というよりも引き算による起興であろう。
実は、最初、「若夷」を「若洟」と見て「青っぱな」と誤読したことによる
笑いであったが、「わかえびす」でも充分笑える歌である。図書館から帰る際、通りすがりの
若い女がまさに洟(はなみず)をズルズル言わせていたのは、不思議な縁もあるものでもあろうか。

 やまぶきの肉感もよし娘かな 鈴

記:下の句は、年は人にとらせていつも若夷(二十三歳)が正解らしい。
記:今日読んだ百關謳カの全集には、「すべからく」は、最後「べし」で締めるようにと指摘があった。
以って「瞑想すべし」。それから、百閧フ朗読では味があった北村和夫さんには、ご冥福をお祈りします。
28名前はいらない:2007/05/07(月) 18:14:02 ID:tsQJ7EZu
「前橋市・第二番」

あやしげや、六月
地方都市の田園に

哲学はありや
珈琲はありや

バルトーク氏の
いと霊妙なりし

ヴァイオリン協奏曲はありや
破れしレコードの雨は降るや
29名前はいらない:2007/05/08(火) 10:18:43 ID:BzkEDi/0
「文庫本」

人の手に読まれ
なったものでなければ
決してこんな古本にはならない?

それともそっと日陰にあった?
そうかもしれぬ。手垢ではない
この紙の匂いは。眠ってあったに違いない。

五月の濡れた季節を吸って
めくるページもなめらかに。
手に持つ重さは、音楽のように軽く。

ああ、萌黄色した
その悩ましい紙の染みでさえもが
なつかしい、印刷活字の青い記憶のようだ。
30名前はいらない:2007/05/08(火) 11:58:41 ID:avC+jV0h
君は人のことを考えたことがあるのかい?
31名前はいらない:2007/05/08(火) 12:37:43 ID:avC+jV0h
何故きみがバイト代金を貰えるんだい?
32名前はいらない:2007/05/08(火) 12:42:42 ID:avC+jV0h
こいつ完全に有り得ないことほざいてるし…まじマイナス…うちら的にはまじいらないし
33名前はいらない:2007/05/08(火) 12:48:22 ID:avC+jV0h
そういえばお前金ナンボかくすねてるよな?どうするつもりなんだよ
34名前はいらない:2007/05/08(火) 13:01:44 ID:YZkChG0M
他人のフンドシで相撲を取る浅ましさが良く出ているスレですね
35名前はいらない:2007/05/08(火) 13:40:36 ID:avC+jV0h
というよりもその事実に気がついていないという総合失調症発症候補者
3619 ◆gwnULb/9mw :2007/05/08(火) 13:47:02 ID:kMH6a0w+
>>35病院に行った方がいいよ。皆が迷惑する
37名前はいらない:2007/05/08(火) 13:55:57 ID:HYQbsgLj
>>36
詩板の皆が迷惑しているのは君。
38 ◆YAPoo/LC/g :2007/05/08(火) 14:00:44 ID:Ea7s/SDN
憂いのナイフでひとおもいに〜

3919 ◆gwnULb/9mw :2007/05/08(火) 14:04:50 ID:kMH6a0w+
知ってるけど大人しくしてようとしたら邪魔するんだよこいつが
4019 ◆gwnULb/9mw :2007/05/08(火) 14:05:32 ID:kMH6a0w+
>>38うるせえばーか
41 ◆YAPoo/LC/g :2007/05/08(火) 14:13:02 ID:Ea7s/SDN
くすくす
42名前はいらない:2007/05/08(火) 14:14:59 ID:avC+jV0h
こんなこと言われたら舜殺するね冷静に
掲示板で良かった
43名前はいらない:2007/05/08(火) 14:27:03 ID:avC+jV0h
俺が思ってそうなことを俺にいうやつは総合失調症発症候補しかも社会的悪意アリアリだし、まじでKは死んでもいいと思う
44名前はいらない:2007/05/08(火) 14:30:41 ID:avC+jV0h
っていうか中村自殺するしか無くなるんじゃない?
45名前はいらない:2007/05/08(火) 14:32:39 ID:avC+jV0h
っていうかー現実にあったらぶっ殺すしーどうせ皆逃がしてくんないだろうしー参ったね
ガキ
4619 ◆gwnULb/9mw :2007/05/08(火) 14:32:51 ID:kMH6a0w+
お前が死ねよ子豚ちゃん
4719 ◆gwnULb/9mw :2007/05/08(火) 14:36:13 ID:kMH6a0w+
大人しくしてんの飛び回ってんのどっちなの?
病原菌は君なの?俺なの?どうなの?
48名前はいらない:2007/05/08(火) 15:19:43 ID:vFR4QQNM
↑お前だよ
49 ◆gwnULb/9mw :2007/05/08(火) 15:29:37 ID:kMH6a0w+
「荒らしに生きる道を」って言われたことがある
50名前はいらない:2007/05/08(火) 15:49:50 ID:avC+jV0h
あっお前かっ?
俺が病気だとか言って自分が都合の良くなるようにメチャクチャな理論構築してるやつは
中村はKだな…
51名前はいらない:2007/05/08(火) 15:56:01 ID:avC+jV0h
っていうか
中村千萩って実在する人物じゃないだろ?

忠実に俺を模倣したシナリオと見た
52名前はいらない:2007/05/08(火) 16:17:47 ID:avC+jV0h
と言うよりも君が病気だから君の意見に乗るとこっちまで病気になるってことか…病気に共感すると病気になるってことか
53名前はいらない:2007/05/08(火) 16:30:08 ID:avC+jV0h
>>34 これ中村じゃないの?

俺宛だったら殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
54名前はいらない:2007/05/08(火) 22:26:53 ID:BzkEDi/0
「そのまんま宮崎劇場・セクハラ夜想曲(ノックターン)」

憲法9条があったから戦後六十年、戦争が無かったというのは違うだろう。
戦後六十年、日本に戦争してくる国が無かったからというのが本当だろう。
つまり、戦争というものは、相手の次第でどうにでも開始できるものである。
このことは、国内的に9条を議論することは、無駄であることを意味している。
現憲法の9条が、あろうと改正されようと、
仮にあるとされる敵国にとっては、どうでも構わない話なのである。
55 ◆YAPoo/LC/g :2007/05/08(火) 22:29:35 ID:Ea7s/SDN
憐れみのスーサイド
56名前はいらない:2007/05/08(火) 22:31:35 ID:avC+jV0h
い生きてる…
57名前はいらない:2007/05/08(火) 23:00:06 ID:BzkEDi/0
「そのまんま宮崎劇場・憲法第9条」」

それではなぜ、戦後六十年、日本に戦争してくる国が無かったか?
一つには自衛隊、一つには日米同盟、一つに国際情勢。
第二次世界大戦以後、自国の領土拡張的戦争は
容認されていないと思われる。
58 ◆YAPoo/LC/g :2007/05/08(火) 23:03:23 ID:Ea7s/SDN
廃藩治県
59名前はいらない:2007/05/08(火) 23:12:29 ID:BzkEDi/0
「そのまんま宮崎劇場・国境」

つまるところ、領土的野心のない所には、
武力による紛争解決の手段は、有り得ない
ということである。さて、誰が領土を欲するのか?
60 ◆YAPoo/LC/g :2007/05/08(火) 23:14:44 ID:Ea7s/SDN
ノサップは人情岬

61名前はいらない:2007/05/09(水) 11:50:05 ID:jbf0Hj3E
「フランスに学べ!」

2005年の移民暴動の際、
内相だったサルコジ氏は「社会のクズは放水で排除する」と言った。(読売新聞)

フランス語とは、かくも明晰・判明、かつ具体的である。日本の政治家もサル氏に学ぶべきではないか。
62名前はいらない:2007/05/09(水) 12:27:16 ID:qPblvD6M
つチラシの裏
63名前はいらない:2007/05/10(木) 10:39:43 ID:FkEcTcXJ
「耳」(コクトー)

オレの耳っちは貝殻っち
海の響きを愛するっち (時任三郎訳)
64名前はいらない:2007/05/11(金) 01:22:45 ID:H/lQcRBk
「そのまんま宮崎劇場・赤ちゃんポスト」

突き詰めて考えて見ると、
赤ちゃんポストとは、その親の、
虚栄心のような気がします。

その子供にとって、将来、どんな親であれ、
自分の親がわからないというのは、
問題になるのでは、ないでしょうか。

貧しくて、預けられたというのであれば、
その子供の人生にとっては、
プラスに作用するようにも思えるからです。

貧しさを、その親は、恥じるべきではないのでは?
65名前はいらない:2007/05/11(金) 01:34:24 ID:H/lQcRBk
「誰ともなく、そんな風潮に」

親の時間感覚と子供の時間感覚は異なるものであろう。
それを間違っている親は居るのだろうか。
愛情を濃密化出来ると言う芸能人的母よ、
ああ、鐘氏の云う、悟性の浸透による錯誤を、
あなたは犯しているようにも思います。
66名前はいらない:2007/05/11(金) 06:38:03 ID:bCn41JgW
管制塔に告ぐ、ただちに排除せよと。根拠はまだない
67猛禽:2007/05/11(金) 10:34:16 ID:Ia4MrjQZ
>>64
赤ちゃんポストは、育児放棄が貧しさだけに拠るものだなどという浅薄な判断から
発足したものではないはずですが(ФvФ)?

親の虚栄心????????????????なんだそりゃ
68名前はいらない:2007/05/12(土) 02:03:10 ID:dHZN10O6
「知的生物」

レベル、どのくらいですか?
えっ?
69名前はいらない:2007/05/12(土) 08:18:37 ID:dHZN10O6
「人を喰った話」

「ラヴェルの間違いじゃないの?」
「何?レベル?」
「食べるだよ、食べる」
「タベル?タベルねえ」
「ボレロで?タルタル?」
「アンセルメ・ヨコヨコ」
「寝ているオヤジの目蓋に。ね、いいでしょう?」
「いけない、それは危険だ!」
「子供だけがそれをする。そして、許される」
「いい話じゃないか」
「眉間には蠅」
「今、試されている・家族」
70名前はいらない:2007/05/12(土) 23:58:13 ID:dHZN10O6
「ヒュポケイメノン」

人間であるという基体の上に
男であるとか女であるとかの
役割が浮いている。だから、
いい女を演じることは、
その点においては、
間違いではないと思われる。

記:ユング的な「男性性・女性性」と、「男と女」とは違うとは思いますが。
71名前はいらない:2007/05/13(日) 08:00:25 ID:rt/nro9z
「自殺は除く・垣間見る自由について」

昔、人は死ぬために生きていると云う人に会った。
しかし、人間は生きていればやがて死ぬものである。
よって、死ぬことは目的になることは出来ないだろう。

女性は子供を産むことで
自分が生まれて来た意味を確認することが出来るが、
男性はそれが無いので、そのために生涯、思考するという人が居る。

しかし、生物とは生殖というものを自然に持って存在している。
これは子供を産もうが産むまいが、潜在的にあるものであって、
存在そのものの結果や必然ではないだろう。

よって、子供を産んだ女性と雖も、
本来的には上に云う存在論的課題からは逃れることは出来ない。
孔子は五十にして天命を知ると云ったが、同様の思想は、洋の東西を問わない。
72名前はいらない:2007/05/14(月) 10:04:02 ID:Le2J4DKO
「捨て難い発言」

>赤ちゃんポストは、育児放棄が貧しさだけに拠るものだなどという浅薄な判断から
>発足したものではないはずですが(ФvФ)?

「先生、この人はものすごいことを云っているような気がします」
「君、それが現代の日本。そして、病気かもしれない」
73名前はいらない:2007/05/14(月) 18:13:23 ID:pGM1UhnE
お前いらねーよ
74 ◆YAPoo/LC/g :2007/05/14(月) 18:46:08 ID:ZXa/trAh
>>72
意味わかんない

勘違いも花*花しい

75何かクレタ人:2007/05/16(水) 10:46:32 ID:1TeiG7Oy
「前略:暗い人へ」

ヘラクレイトスには「同じ河に二度入ることはできない」という言葉がありますが、
実際には、「本当は一度も入ることは出来ない」ということであったという伝えもあるそうです。
そして、その意味は謎のようですが、このたび、わたしには、その意図するところが見つかりました。
興味のある方は、ぜひ、考えて見て下さい。意見が一致した場合は、
正直に、一致したことをお知らせするつもりです。 草々
76名前はいらない:2007/05/16(水) 10:58:17 ID:1TeiG7Oy
「お礼の手紙・書き出し部分(草稿)」

あなたから、こんなにも大きなバカを頂きまして、身に余る光栄です。…
77名前はいらない:2007/05/25(金) 11:59:25 ID:fVumnAnB
「この世界」

クジラの背中に鳥が乗っている。
クジラは知らないのだろう。
海だけが進んで行く。

「十七歳の左利き」

 あなたとみた空
 あなたとみた海
 あなたとみた未来 (黒木瞳の詩より)

未来?山本?
そろそろ考えてみらいか、
山本の未来。

「知事もああ云ってくれているし」
「案外、冷たいのね、大将って」
「日本のお偉いさんは大体そうだなあ」

「十七歳・萬珍樓」

 あなたとみた空
 あなたとみた海
 あなたとみた未来 (黒木瞳の詩より)

みなと未来?
そろそろ考えた方が
いいのかな、有働さん。

追いかけて?
横浜には
思い出が多いからね。

ホームレスが
浮いていたのも
確かそこだった。

「NHK特集「学校とは何か」を見た?」
「見た。もう終わりだと思った」
「でも、底辺だけでしょう?」

変装することも社会性なんだな。
それをあんな風に行進しては駄目なんだ。
誰もがNo.1になりたがる、それが学校選択制の本質だからね。
78名前はいらない:2007/05/25(金) 12:01:56 ID:fVumnAnB
「Le Temps des Cerises」

サクランボの実る頃、
もしもぼくがまだ生きていたら
話す話も多いと思う。

とはいえ、それは、ぼくの言葉が
活字となって換金された結果に過ぎない。

忘れて下さい、ぼくの言葉を!
そして、忘れたら、この本を買って下さい!

燃やして下さい、ぼくの詩集を!
そして、燃やしたら、ああ、燃やしたら!

保存用に、もう一冊、読めないところに蔵書して!
79名前はいらない:2007/05/25(金) 12:04:26 ID:fVumnAnB
「理想」

「教育の理想とは何か?」
「試験でみんなが100点取ることでは?」

「しかし、それは不可能だ」
「そういう教育をしているからだよ」

「六十五点」

だったか忘れたが
平均点、テストの。

そんな試験問題が出来たら
それが教師の本懐らしい。
80名前はいらない:2007/05/25(金) 12:07:23 ID:fVumnAnB
「春を探して・デコポン」

夕方から雨になるという
土曜日の予報なので
その前に街に出掛けます。
その時、隠れていててもいいから、
あなたはそこに居て下さい。
においで見つけますから。

・・・今はもう、理由(わけ)に疲れて。袋詰め。
81 ◆gwnULb/9mw :2007/05/25(金) 15:38:44 ID:RwqlsVHO
穢い
82名前はいらない:2007/05/25(金) 18:24:50 ID:fVumnAnB
「映像」

ゆくりなく
ゆっくりくりの
綿矢りさ

生成は、一行のボオドレエルにも……
綿矢りさという響きは小説よりもロマンに溢れている。
83名前はいらない:2007/05/25(金) 18:26:11 ID:fVumnAnB
「小都市」

春の朝
小雨の中を
カラスが飛んでいる。
午後には空も晴れるだろう。
84名前はいらない:2007/05/25(金) 18:29:40 ID:fVumnAnB
「芥川タッチ・後ろから」

彼は密かに蕪村に嫉妬した。蕪村に?
そうではないと彼は知っているだろうか。

引用の偶然に、同じ才能を見つけて。
早くして見出された、才能について。

ああ、今の私にお金があれば、
遠く、鉄道の旅にでも出るものを。

 行く春を近江の人と惜しみける 芭蕉

「野行き、山行き、花見行き」

春は折れやすいから
枝には触らないで。
しかし、幹には
血行を能くする効果があるらしい。
詳しいことは、みのさんに聞いて。
85名前はいらない:2007/05/26(土) 03:09:18 ID:Xuw2HkvY
「博多屋台+ニヒリズム」

「戦後すぐはまだよかった?」
「では、何が?」
「教育?」
「政治学ではないのかね?」
「経済だ、法律だ、金融だ!」
「そう。そんな人が政治家になった」
「しかし、学問として」
「それだね、政治学の貧しさ」
「佐々木先生は?」
「だども、もう、年だべさ?」
「しかし、政治学とは一体?」
「理想に関わる学問なのでは?」
「形而上学?」
「その点で、科学とは反対なのかな?」
「それだね、社会科学」
「はたして道徳は知識となりうるのでありましょうか!」
「うん、うん、わかる、わかる」
「さあ、飲もう!」
「おお、飲むとも!」
「お勘定は?」
「そうですね!」
「で、プラスは?」
「西尾先生の出番?」
「というか、ニーチェ等の正しい知識を普及させないと」
「戦後ニヒリズム云々のことかねえ?」
「三島由紀夫ですら戦後の開放感は肯定しているはずですのに」
「大丈夫なのかなあ、新聞は」
「われわれ国民を試しているのでは?」
86名前はいらない:2007/05/26(土) 03:18:47 ID:Xuw2HkvY
「芥川龍之介曰く、」

文を作らんとするものは如何なる都会人であるにしても、
その魂の奥底には野蛮人を一人持っていなければならぬ。(侏儒の言葉)

「先生、これは本当でしょうか」
「何か問題でも?」
「しかし、綿矢りさとか」
「何、りさちゃんが!」
「先生、「綿矢りさ」の奥底にある「野蛮」とは一体何でしょう?」
「うーん」

芥川龍之介曰く、

勿論その人はその人自身烈しい性欲を持っている余り、
苟くもちゃんと知っている以上、
行わずにすませられる筈はないと確信している為であろう。(同上)
87名前はいらない:2007/05/26(土) 03:24:22 ID:Xuw2HkvY
「Strawberry Fields Forever」

アイドルがイチゴ畑で煙草を吸っているよ!
いいんじゃない、マグロじゃないんだから。

芥川龍之介曰く、

人間的な、余りに人間的なものは
大抵は確かに動物的である。(侏儒の言葉)

「先生、これは本当でしょうか?」
「何か問題でも?」
「しかし、綿矢のりさの、あんなことや、こんなこと…、あいやあ!」
「何、りさちゃんが!」

健全なる理性は命令している。
しかし健全なる本能は全然反対に命令している。(侏儒の言葉)
88名前はいらない:2007/05/26(土) 03:37:51 ID:Xuw2HkvY
「しばわんこ・月桃花」

しばわんこの歌が消えていた。
かぶりつきというあの歌だ。
ああ、しばわんこ!
どこに行った?
89 ◆gwnULb/9mw :2007/05/26(土) 03:42:37 ID:3Uc5kCRx
もっと頑張って操作してみろ
90名前はいらない:2007/05/26(土) 04:25:32 ID:Xuw2HkvY
「空海と私」

空海については、
司馬さんを通じて私は
認識を新たにする訳ではあるが、
NHK特集「空海の風景」などを見ると、
空海ファンは、現在の中国にも多く居るらしい。
歴史とは、司馬さんもそう思うと思うのだが、
そういうものだと思われる。
宗教というものも、
千年を経たくらいで、丁度いい、
信仰に価するものに熟成するものか。
何百年か端折ってみて、鎌倉仏教などは、
ぎりぎりそんな扱いなのかもわからない。
91名前はいらない:2007/05/26(土) 10:54:28 ID:Xuw2HkvY
「博多屋台・ポロン牧場の怪音」

…果たして、行きと帰りの道が同じようなものでもあるのだろうか。

「ああ、りさちゃん!」
「先生、しっかりして下さい!」
「何じゃ?」
「…端折るです、鎌倉の…」
「…間違いではなかった?」
「千年に満たないから、…短い」
「…ぎりぎりで牧場みたいです」
「うーん、夢だったのか、間違った恋をしたのは…」

 綿矢りさという響きは
 小説よりも
 ロマンに溢れる
 ポロン、ポラン、ポロン

「おじさん、この曲は何と、このピアノは?」
「へえ、あのアパートの窓」
「ほう。音大生。もう、そんな季節かな」

 山門を出れば日本ぞ茶摘み唄 (万福寺)

「先生、よかですか、そっちの端折りでも?」
「うむ。諸君、チラリ、ひらひら、初夏に風」
「うーん、自然主義。カシャカシャカシャ」
「おじさん、焼酎!」
「ミー・トゥー!」
「ところで君のふるさとは?」
「なぜか新潟です」
「ほう。信濃川だね」
「先生、四万十も負けていませんぜよ!」
「しかし、軍艦には「四万十」は無さそうだ」
「戦艦「土佐」があるきに!」
「うーん、幻のダブル空母…」
「とは云うものの、史実の「土佐」は一発も撃たなかった筝ですね」
「八八艦隊の琴かね、君?」
「蜃気楼、だったんですかなあ、デジタル写真」

 そこへ真白い犬が一匹、向うからぼんやり尾を垂れて来た。
 そのうちに僕等は門の前へ――半開きになった門の前へ来ていた。(芥川龍之介)

「いらっしゃい」
「失敬、ここはどこですか?」
「あれ、先生、有名な作家ですよ!」
「本当かね、幽霊じゃないのかねえ」

かくて、夏も近づく博多の夜は、例によって、全員一眼となって更けるのであった土佐。
92名前はいらない:2007/05/26(土) 10:57:35 ID:Xuw2HkvY
「死んだ人について」

どんな形であれ死んだ人に
恨みは無いと思うのです。
そりゃあ、死ぬ時は、痛いとか
苦しいだとかはあるでしょう。
でも、それとこれとは別なのでは?
つまりは、都合のいいように、みんなね。

「詠み人知らず」

鳥の名を知らぬが故に句が出来ず (もみじ公園にて)
93 ◆gwnULb/9mw :2007/05/26(土) 14:41:54 ID:3Uc5kCRx
あるよ
94名前はいらない:2007/05/26(土) 17:05:50 ID:Xuw2HkvY
「句究」

人間に鶯啼や山ざくら 蕪村

上の句の「人間」は「にんげん」と読むらしい。
萩原朔太郎はその唐突な漢語の使い方を高く評価している。
その際に、別の「ひとあい」と読ませる場合と比較考量している。
たとえば、意味は同じでも漢字の読みで句の響く趣きが変わるところが面白い。
あるいは、漢詩の影響があるとすれば「じんかん」と読ませることも可能だろう。
ただし、「人間至所青山あり」に思い至るとすれば、来歴的には時代錯誤であるらしい。
95名前はいらない:2007/05/27(日) 07:19:09 ID:qICZaUir
「予期」

雨雲の蔵王にかかる五月なり 鈴
96名前はいらない:2007/05/27(日) 07:21:17 ID:qICZaUir
「ヘンデルを視し舟人の五月・晴れるや!」

ロマン派あふれるこの季節、
私のノスタルジアは、もはや浅瀬を、
遠くへ旅に出たようだ。もう、帰らないのか、
その夏河を越え出た以上には、サンダル、手に持ち。
あな、うれしや!ホイホーイ!鵜や鵜や、ヤッホーイ!

 すし桶を洗へば浅き游魚かな 蕪村

 梅酒ビン洗いの済んで午後を待つ 鈴
97名前はいらない:2007/05/27(日) 07:28:08 ID:qICZaUir
「難問」

恋さまざま願の糸も白きより 蕪村

古来、この句の解釈は難問であったと云う。
朔太郎は、「糸も白き」を純潔とも説明している。
現代の感覚では、恋といえば、「赤い糸」でもあろうか。
それを対として連想の綾を手繰れば、
自ずと意味が解どけるようでもあるが、
正岡子規の口癖に云うように、月並みかもわからない。とはいえ、
朔太郎にとっての蕪村とは、あくまでも写実主義者ではないのである。
98名前はいらない:2007/05/27(日) 07:29:10 ID:qICZaUir
「驚天動地」

白牡丹カントの動天驚地かな 鈴
99名前はいらない:2007/05/27(日) 07:30:32 ID:qICZaUir
「遠雷」

六月は夏を結ぶや雲に風 鈴
100名前はいらない:2007/05/27(日) 08:17:51 ID:qICZaUir
「行春」

行く春を
季節は止めず
青の海
101 ◆YAPoo/LC/g :2007/06/28(木) 16:18:59 ID:8iiOTJyo
あげ
102名前はいらない:2007/07/09(月) 20:42:59 ID:3GCGCBSo
なにか連鎖的に腹が立って参りました
103名前はいらない:2007/07/09(月) 20:59:55 ID:Trec9fM0
スレ主は死人の回し物か。
104名前はいらない:2007/07/09(月) 21:14:07 ID:Trec9fM0
このスレ見方変えたらただの嫌がらせだぜ・・・
105名前はいらない:2007/08/22(水) 21:36:02 ID:+Xs6yhaz
106 ◆YAPoo/LC/g
めっけ