ノートの片隅

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73Nasrullah ◆5x4/.B59t.

さぁ 語って聞かせて アナタの 言霊の声
まるで 蝋燭のように しどけなく身を横たえる 蜜蝋の叫び
私には 見えない でも 見える ワタシはいつだって
そう 毎日 あの日だって 見ていた
まるで 二重惑星 互いが 互いを止められない
慣性恒温性のヒダリムネで居たい
永遠の炎 蜜蝋の和音 海馬の遠吠え 久遠の蜜月
目を潰したのは 見る為の手段 盲目のダンサー もう迷わない
ほら また 金褐色 マグネシウムの燐粉
踊れないのは 踊りたくなかったから 気が付いた 大切なヤクソク



「私には言えます 踊る為に生まれて来たコト
いつも どんな世も 過去も 未来も ワタシは踊り続ける
いつか または 時間が無い場所でさえも」




「一瞬を極めなさい 一瞬でも 極めなさい
いつか または 時間の無い場所でも
飛ぶ為に 全てを売りなさい
愛が無ければ 世界はやがて 全ての結合を 損なうだろう」




「その蜜蝋を 見つめなさい いつも 常に 見つめなさい
いつか 炎の洗礼を受けるだろう
いつか または 時間が無い場所で
それがアナタの代価
信じなさい その 曲がり角を
ずっとアナタを待っていた その場所の為にも」



戻らないで アナタには眩しい ほら さながら 秋の空の中で
いつか見た 景色 または繋がった世界
行かないで さぁ 目を開いて 踊れないダンサー
希望は要らない
これだけは 誓って言える

咲き乱れる ほら また 銀の月