6 :
名前はいらない:
喧騒に紛れて手を握り合う
ぼくは時々、思うんだ
雪ははかなく美しい
けれど、あのとき雪が降っていたということは誰にも消せない事実なんだ
7 :
名前はいらない:2007/02/10(土) 08:28:23 ID:sL3pErYq
あの日、雨が降らなかったら
僕は彼女に出会うこともなかっただろう
雨やどりには、誰でも、ひそやかな思い出があるようね
雨の中でキスをするのが好きなの?
不思議ね。こんなこと、あるのね。あなたのせいよ
8 :
名前はいらない:2007/02/10(土) 08:42:34 ID:sL3pErYq
ぼくは、あなたを傷つけているの?
あ、くもの巣がある
夜に似合うね
9 :
名前はいらない:2007/02/10(土) 15:44:54 ID:sL3pErYq
私たちに
夢物語以外の
いったい何が必要だって言うの?
10 :
名前はいらない:2007/02/10(土) 15:46:22 ID:sL3pErYq
互いに自分自身をだましながら
ここまでやって来られたのに。
11 :
名前はいらない:2007/02/10(土) 15:49:21 ID:sL3pErYq
あの人に首ったけにならないという矜持のようなもの
それなのに
どうして私の心を削り取るのだろう