116 :
名前はいらない:
そしてそのとき、焼け付くような胸の痛みとともに
私は自分たちの恋を妨げていたものが実に無意味な
とるに足らないものだったこと、
こけおどしにすぎないものだったことを悟ったのです。
117 :
名前はいらない:2007/04/02(月) 20:36:57 ID:4Tu2mDr1
恋をする以上は
その恋について考える場合に
ありきたりの意味での幸福とか不幸とか
罪とか美徳とか
そういったものよりはもっと高い
もっと重要なことから出発すべきだ。
それがいやなら
むしろぜんぜん何も考えないほうがいい。
118 :
名前はいらない:2007/04/02(月) 20:39:16 ID:4Tu2mDr1
私が悟ったのはそのことだったのです。
チェーホフ「恋について」