1 :
名前はいらない:
詩人って種類の人間は嫌いだ
おまえのことだよ
君のことさ
全てを晒したと言い張っては
核心をはぐらかし続けている
言の葉とやらを振り回しては
自らの不幸ゴッコに酔うナルシスト達よ
僕は詩人を断罪する
あえてここで断罪する
容疑は詩人未遂
そいつとても罪深い
2 :
名前はいらない:2006/12/08(金) 17:55:59 ID:bOcq2Py0
3 :
名前はいらない:2006/12/08(金) 22:22:43 ID:VayddLQZ
1000!
1000!!
1000!!!
カリフラワーボーイ
詩人 ×
妄想家 ○
この板には詩人は一人も実在しない 寝ぼけるな
>>1
5 :
名前はいらない:2006/12/09(土) 23:44:16 ID:8hoaLvud
別に自己満足だっていい
どう言われようと俺は俺の心の隙間を生めるために詩を書く
6 :
ボトルやん*゚Д゚) ◆necK/fzEYA :2006/12/09(土) 23:58:08 ID:FPOxj/cE
>>1 ワラビーって動物いるでしょ?
アレを生きたまま粉末にして固めたのがワラビモチ
昨日テレビでテツコがおいしそうに食ってた
7 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/10(日) 00:20:49 ID:MQcmBUTe
食いつきが悪いね
上げとくか
反応に気取った詩臭さえ感じないのは
悲しむべきことなのか、或は
不特定二人称単数の
君に問いただしているのだよ
言葉を捨てるか
否か
仮面を捨てるか
否か
君は今試されている
ひ弱な横顔に
お情けの唾を吐いてあげよう
飛び切りの使い古しで
噛み付いてみなよ
真実を語るなら
電話で話す
文字で書くなら小説を
映像ありなら映画を
描くさ
詩人は
あえて短く書く事で
誤解するのを
待ってるのさ
9 :
名前はいらない:2006/12/10(日) 14:55:27 ID:zpB3ahiI
嘘は少なめに
真実は少なめに
沈黙は多めに
嫌いな人は少ない
好きな人は少ない
苦手な人は多い
真実誠実事実既出脱出
あーつまんねーあーあーつまんねー
我思うゆえに我ありだ
嘘つきは詩人のはじまり
嘘つきは詩人のはじまり
想うことは嘘つきのはじまり
願うことは真実のはじまり
我思うゆえに我ありだ
我願うゆえに嘘つくだ
みなさん どうか
沢山のことを内包したまま
沢山の可能性を抱えたまま
そのまま費えないまま
どうか どうか
言葉を縛られないで
息をするように嘘をついて
囀るような素敵な嘘を
11 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/11(月) 00:19:18 ID:iOXdV1bI
君の脳髄から零れ落ちた記号としての文字列が 人類にとってのトドメとなり得るのか 改行するから嫌らしくなる
死刑台の前で どんな愛を語ればいい? 糞尿にまみれて 指先の美学に酔おうとも ゼロとしての君に無限大を掛け合わせてしまう魔法をかけてみせる ほら、呪文は間違っちゃいない 君があまりにゼロだから なんにも起きやしないのさ おアイニク様
左目には汚物が詰まっている
革命はもう終わってしまった
12 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 03:26:17 ID:9MZRM3NF
「ないがいふわ」
みすていくにつぐみすていく
なんとかのりきってきた
ひらがなのいみはない
ちりがつもってやまになる
そんなのないって
ふこうなんてもちあわせちゃいない
ねぇそうだろ
きっときみとてをつなぐためにうまれてきた
13 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 03:48:40 ID:9MZRM3NF
保守的なのは何かを失ってしまうのが怖いから
面倒から逃げるのは得意なのにな
片方の羽がないって誰がいったんだ
ひとつの翼じゃ誰が飛べないって決めたんだ
理屈っぽいけど
機体を中心に持ってくるんだ
きっと誰よりも強く飛べる
14 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 03:49:51 ID:kGSBwYIK
15 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 03:51:06 ID:kGSBwYIK
16 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 03:54:15 ID:kGSBwYIK
>>6の我思う故に我ありというデカルトの言葉ははスピノザを読んでから引用した方が少しは恥ずかしくなくなる
17 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 04:04:22 ID:9MZRM3NF
どうすればいい
この先道が無い
着の身着のままやってきたら岸壁だ
街では僕を謳ってる
片方の翼が生えぬまま飛び降りるか
地面までは120メートルはありそうだ
地面にぶち当たるまでのミラクルを期待している
18 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 04:07:13 ID:9MZRM3NF
嘘ってタイトルなんて楽だ
責任がまったく無い
嘘という羽を生やそう
彼女にはわからないように
19 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 04:19:47 ID:I2THAPsC
20 :
嘘に隠れる:2006/12/11(月) 04:40:36 ID:9MZRM3NF
病むことを期待している
現実から落ちてしまおう
僕と同じくらいの大きさのその球体に寄りかかる
徐徐にだがめり込む
そのうちその世界に入り込むだろう
世界と同化する
行き先は誰かが決めてくれる
不思議な世界を見せておくれ
パラレルワールドは持ち合わせているから
21 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 05:22:59 ID:9MZRM3NF
嘘を真実で包む
常人には出来ないこと
パラレルワールド
22 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 05:31:51 ID:9MZRM3NF
僕の好きな嘘
23 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 07:19:08 ID:9MZRM3NF
現実ではなにが起こっているのか。
現実が厳しい愛情を僕に注ぐ
グラスが割れないようにゆっくり注いで
グラスいっぱいまで注ぐとチェリーが浮かぶ
詩人でもポコチンは嘘つかないよ
だから君と同じさ
よかったね
25 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 08:04:56 ID:oLrYiL5b
どっちかっつうと、嘘つきは詩人の終わりだろ
そうかも
詩人のはじまりは妄想だよな
27 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/12(火) 07:45:22 ID:z5Obk8L1
言い尽くす前に消えていきたい
28 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/12(火) 23:27:26 ID:z5Obk8L1
バレない嘘を人は真実とか呼ぶ
ところで君は真実を語ったことがあるのか
え?聞こえないぜ
沈黙は嘘ではないとでもいうつもりかい?
29 :
チャゲ&ネック*゚Д゚) ◆necK/fzEYA :2006/12/13(水) 01:26:26 ID:Ev82rrfc
♪僕はこの〜目で〜嘘〜を〜つ〜く〜
30 :
名前はいらない:2006/12/13(水) 12:24:18 ID:uWSgLvfj
どうせ嘘をつくのなら、死ぬまで騙して欲しかった。ってな
>>28お前の望み通り、そいつが正直に語ったらどうすんだよ?苦痛だと思うよ。お前が。
31 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/13(水) 20:29:51 ID:94QJ0xRV
恐らく君も僕も
最後の嘘は暴けない
自分へのね
それを肝に銘じるべきなんだ
絞り出すように狂気と死の境界線ギリギリを
ぽつりと
もう一度聞く
君は一体詩人といえるのか
32 :
名前はいらない:2006/12/14(木) 13:58:58 ID:7K5cjfjO
うっせーなー。わかった!じゃあ、詩人はあきらめてディズニーのクリスマスDVDを買おう!
33 :
名前はいらない:2006/12/14(木) 15:10:30 ID:F1SVEXkN
34 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/15(金) 20:34:00 ID:DizWPe3w
背負ってしまった呪縛。それが詩人を詩人たらしめているのかもしれない。
35 :
名前はいらない:2006/12/16(土) 14:43:39 ID:fk+G1rxQ
>>4 こうやって自分だけの論理振り回して結果
>>1で言われていることを実践してしまっていることに気付かない妄想家っているよね。
36 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/20(水) 23:55:21 ID:7HJDf6RZ
甘やかされて育った僕の下半身が 今夜もまたわがままを云う。 欲しいのは全てだ。 1mgの残骸も許さないと。
そしてまたどこかでお情けの肌にむしゃぶりつきながら、 流れない涙を内側に染み込ませる。
僕はそのゲロに似た嗚咽を、君の中心に流し込もうと発狂する。
甘やかされて育った君の下半身が唾液のように垂れ流したのは、一体誰の絶望なのか。一体誰の。
37 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/21(木) 23:22:12 ID:rV0FhVgd
評論家や批評家は寄生虫だ
そんなヤツに限って、ろくでもない猿真似しか産み落とせないと相場は決まっている
感じたら反応すればいい
感じなければ無視すればいい
論理的思考や分析が何を産む?
退化した感覚を隠蔽する鎧に成り下がっているだけじゃないか
自称詩人には、異常に他者の評価を気にする輩と
そいつらにエサをやりたがるおせっかいな輩が多い
孤高などとは程遠いぬかるみだな
純粋ぶって気取った仮面の下の
腐敗して悪臭を放っている君の本質が
おままごとの言葉の源泉だよ
少しは血を流せよ
命を削る覚悟でな
38 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/24(日) 08:01:20 ID:99p7skCY
誰かの幸せには誰かの悲しみが不可欠なんだ
39 :
19 ◆gwnULb/9mw :2006/12/24(日) 08:15:37 ID:llMpMBZs
居心地が悪い
40 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/24(日) 21:57:26 ID:99p7skCY
意識するから汚くなる
文句垂れんな
42 :
名前はいらない:2006/12/24(日) 23:02:49 ID:/lYm1ysR
サイキッカーなんかじゃない
超能力っていうのかな
推理力w
43 :
19 ◆gwnULb/9mw :2006/12/24(日) 23:03:46 ID:0Ywc3ATI
妄想だろ
44 :
名前はいらない:2006/12/24(日) 23:08:54 ID:/lYm1ysR
お前は絶対に「ゆうじ」に違いない!
うるさいし迷惑なので
46 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/24(日) 23:48:38 ID:99p7skCY
対話するつもりはない
反応ならする
反応に値する魂にはね
憎しみはもうない
聖夜とかいう新しい風習にはあまり祝福は受けたことがないが
小さな幸せを見つめなよ
今夜くらいは
出しゃばるな
48 :
しゅんしゅん ◆SHIN46tkbs :2006/12/25(月) 00:01:02 ID:59F/Hnow
49 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/25(月) 00:10:01 ID:OUfZi6EH
恐らくは
見抜ける人ならばとうの昔に見抜いている筈で
僕はあえてこのスタイルを晒している
極僅かな興味深い精神の持ち主は確認した
そして多くの平凡をも感じ取った
執着する理由はなんなのか感じてみるがいい
それを認められない時点で
な
意味はあっても価値はないのか
価値はあっても意味はないのか
50 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/25(月) 00:14:10 ID:OUfZi6EH
読めなければ書けない
感じ得ない指先は無意識に触れられない
51 :
名前など忘れた 或は1:2006/12/28(木) 22:26:42 ID:jH2cOS8Y
人ごとの日々が
静かに夜の向こうに横たわっている
透明度を増した黒が
光りながら静寂をまとっている
浮かぶように暮らす僕は
無音とは別の安住に堕落してしまった
滑るように平凡の水面にダイブするんだ
肩書きを捨てなければ
肌に染み込んだ本性は浮かび上がらない
言葉は創られない
書く前に存在している
建前と本音の間の沈黙辺りに
魂も創られない
ただ生まれる前に約束されていたはずだった
神以前の暗黙の畔辺りで
もう少しで落ちていける
もうじきだよ きっとさ
52 :
名前など忘れた 或は1:2007/01/03(水) 08:03:23 ID:r+FbuiYy
嘘がそこにあったとして
それが綺麗なだけの嘘だとして
でも嘘はそれだけでは存在し得ない
ただそれだけのことだったんだ
嘘に欲情し求愛し交尾する
それを愛し抱きしめ墓場に引きずり込む
殺意は我にあり
今ここにたったひとつ
53 :
名前など忘れた 或は1:2007/01/06(土) 00:25:44 ID:A1BDZSIw
舞い降りたのは静寂でも熟成でもなかった
それはただ狂おしく振動する激情だった
振り向くとそこには目を覆いたくなるような惨状があった
ピンポイントで突き刺さった言葉が
決して呟いてはいけない言葉が、血まみれでそこら中に散乱していた
途切れ途切れの記憶と逆上した心の余韻がここにある
僕は悪魔に魅せられてしまった
禁断が欲しくて欲しくて、もっと欲しくて
この指の振動は止むことを知らない
結果なのではない
これはただの枝分かれした可能性の枝の末端なのだ
選んだのではない
迷い込んだのだ
僕は、僕はただ...
断末魔の突端で通り魔にかすめ取られた韻としての殺意
まるで赤ら様に浮ついたプライドが静かに溶解していく
意思はどこにも見つからない
いや、はじめからなかったのかもしれない
三日目に夢に見たのも、四日目にくり貫いた眼球にこびり付いていたのも
まったくもって同じ結末であったのだ
行方不明の冷静を探しながら深く息をした
カーテン越しの薄明かりは、のんきなぬるま湯に浮かんでいる
いっそのことひと思いにと、いやそれはまだだと
この期に及んで些細を気に病む奇妙な僕は
金縛りのような直立不動のままで、致命的な優柔不断を自らの前に晒していた
安全装置は作動しなかった
それは社会という世界という共同責任ではあっても
このまだドクドクと脈を打っている心臓には罪はないのだ
罪などないのだ
むしろこれは僕という存在としての罰なのだ
業なのだ
54 :
名前はいらない:2007/01/10(水) 01:48:43 ID:njhryqH0
嘘つきの公園では、本当の事が嘘と言われてしまいます
嘘っぽく語るとそれが真実といいます
訳が解りません
55 :
名前はいらない:2007/01/10(水) 01:56:19 ID:njhryqH0
疑う人には疑いの疑いの疑いが…
ぐるぐるですね。
「嘘のはじまり」
疑う心が嘘をつかせる
吐いた嘘が強がりみせる
みせた強がり 後には引けぬ
後には引けぬと 意地が張る
意地を張れば また嘘をつく
疑われぬよう 嘘をつく
自分も騙せと嘘をつく
嘘をつきつつ その心
いつまでたっても 怯えは消えぬ
怯える心が 疑いの主
57 :
名前はいらない:2007/01/10(水) 02:08:35 ID:njhryqH0
だから、信じた方が良いですよ?
3連投稿ごめんなさい。
58 :
名前はいらない:2007/01/10(水) 02:16:36 ID:njhryqH0
やはり、言っておくべきですね
俺はいい人ではありません
怒りもしますし、好き嫌いもあります。いい人ぶりたいとも思いますよ
はやしたてる周りが嫌でした。
なんて事は無い、普通のことなのに大げさに騒がないで下さい
何でこんなに盛り上がったのかが不思議でしょうがありません
夢から覚めてください
60 :
名前はいらない:2007/01/11(木) 10:31:43 ID:WkT7ebuc
うらはらから流れるもの すなわち
61 :
名前はいらない:2007/01/11(木) 15:14:03 ID:PRJzCwSL
キッザニア
将来ウルトラマンになりたい
将来お嫁さんになりたい
なんてアウトローな奴なんだ
62 :
1:2007/01/11(木) 21:38:38 ID:WkT7ebuc
量ではなく衝撃だ
時間軸は流れない
ただ存在しているだけだ
君とは、いつか対峙するつもりだ
僕の気紛れが震えだした小さな未来の隅っこでね
63 :
名前など忘れた 或は1:2007/01/13(土) 11:03:03 ID:jAiH7Qxk
無意識がぽつりと
「壷」
クラインの壷
割ったこの子に感謝する
過去に決別を
大きい壷へ感謝を
最後のお仕事ですかね。
65 :
名前など忘れた 或は1:2007/01/13(土) 23:45:52 ID:jAiH7Qxk
決別の朝を待ち焦がれても
最期には巡り逢えはしないさ
踊らされた後の困ぱいと落胆と
執着した嫌悪のしっぽが見えるだけでね
たいそうな肩書きを捨てられたら
平凡な夜は優しく誘惑してくれるだろう
根元としての劣情に
ほら
溺れればいいんだよ
66 :
名前など忘れた 或は1:2007/01/16(火) 22:14:03 ID:xLjQP0dm
死とは本能だ
生とは煩悩だ
恋とは反応だ
愛とはOh Noだ!
新しいは古いの後ろ姿さ
言葉に頼る限り詩人には辿り着けない
劣情に落ちてしまうように闇に抱かれる
目覚めを保証された死を謳歌するように
肌の境界線を隠して
淫美な月と星と僕らの競演した今夜を少しだけ潤ませながら
自覚のない綺麗事は汚物だ
朝方の鈍い頭痛が午後の集約と増幅を経て、妙な汗と瀕死の苦痛に収束した
額に浮かんだ冷たい汗を拭うハンケチが
左横のちゃぶ台に存在していることは知っているのに手が動かせない
頭の傍の電話の子機で内線SOSを発信するのにどのくらいの苦悶と格闘しただろう
頭痛は火照りと悪寒と弱い吐き気を呼び起こして僕を脅迫した
欲しがった愛と苦痛からの解放のいずれかを選び取れと悪魔がに足下を見たように囁く
僕は迷わず解放を抱きしめた
踏みにじった君のイデアの上で射精よりも愛おしい平凡に肛門を捧げた
吐き気をこらえてバナナを半分とナロンエースを一錠、命のような水で流し込む
与えられたごわごわのタオルで
不愉快な冷たい汗を僕の存在もろとも拭き取ろうと力任せに何度も擦り付けた
解放は静かな微睡みの後に舞い降りた
世界はまた暗闇に沈んでしまっていた
夜の罪深さの一端はやはり僕に責任があるんだろう
今君に僕は懺悔しなければならない
そして僕は神様にも悪魔にも背いて、平凡な愛を呟くだろう
飽きもしないでね
ティッシュペーパーに絡めとった欲望
まだ生暖かいままで捨て去られる
想いを遂げられぬままの呪いがひとつ
至近距離で眺めた毛穴と
上辺のクチビル
快楽と苦悶の間の曖昧なうめき声に
聞き耳を立てる
弛緩と収縮を繰り返す真実への扉は
僕を逝かすことも殺すことも拒んだ
距離感は安定した遥か彼方のままで
僕らは白けたジョークで愛撫し合う
もういいよと言えぬまま
もういいよが云えぬまま
73 :
名前など忘れた 或は1:2007/02/09(金) 07:58:46 ID:d62+kmxa
怨念という至上の愛
思想は滲み出さなければ意味をなさない
75 :
名前など忘れた 或は1:2007/02/12(月) 12:53:06 ID:Q8UVwhnO
ラブダンス
ラブダンス 言葉なき世界で
ラブダンス 光なき未来へ
ラブダンス デカダンス
ラブダンス デカダンス
優しい疲弊の後で
死のような平安を貪ろう
祈り求め まばたきしてマボロシに食らいつけば
ラブダンス 生まれたままの世界へ
ラブダンス 命なき未来から
ラブダンス デカダンス
ラブダンス デカダンス
魔性が探すお前の深淵
何番目の真実に濡れたのか
下唇は答えるだろうか
昨日よりもっと卑猥な嘲りで
ラブダンス 言葉なき世界で
ラブダンス 光なき未来へ
ラブダンス デカダンス
ラブダンス デリヘルス
76 :
名前など忘れた 或は1:2007/02/12(月) 23:57:30 ID:Q8UVwhnO
あんたは世界を救えない
ただ黙するのみだ
存在と無に差などないのだ
超越でも零でもない
奇跡は偶然の産み落とした奇形児だ
生は呪縛ではない
僕は生け贄ではない
反応してみせろよ
持ち合わせた飛び切りのニヒリズムで
あんたは世界を救えない
あんたには世界は救えない
あんたは世界を救わない
77 :
名前など忘れた 或は1:2007/02/14(水) 00:10:10 ID:PD9MXCg0
ドリトル先生に会いたいな
知性とユーモアと不思議が詰まった先生にまた会いたい
航海記を読んだ少年は確かに夢心地の海に揺られていたっけ
今はもうこんなに薄汚れて
輝く未来への想像力なんて
欠片も残っていないけど
先生おやすみ
今夜もいい子にはなれませんでした
明日は少しいい子になれるかもしれません
もしかしたらね
先生おやすみね
またいつか
生まれ直す前に
必ず ですよ
禁欲、禁断、緊張、緊縮。均衡、緊迫、金満、勤労。
最期の奇跡を願うより、最初の悲劇を笑ってしまう方が幸せさ
愛に目が眩んだ
何の為に生きるのか
と問いただす君に問いただしてみる
なぜ発情するのかと
君の為に翻訳すると
なぜ恋するのか
だがね
え?
聞こえないよ
言葉には体臭が混ざる
どんな名無しの言の葉とやらにも
君の本性
きれいな夕暮れと優しい夜
不足無く微睡みを待つばかりの僕は
最後の欠乏を君と呼ぶのだろうかと
ふと手のひらを見つめた
幸せ未満の晩年にどんな夕暮れを楽しめるのだろう
でも静かに夜は更けてしまうだけで
僕の欠落が君ならば
僕は生涯君を追い求めることになる
存在は永遠でも決して抱きしめられない
知らん顔をしても消えず
口づけは闇に溶けてしまう
君は僕で僕は君だったのだ
なんという残酷だろう
もう慣れたけども
今更、魔性の種を明かされても
ね
僕の一部の君へ
君の影としての僕から
究極の自己愛を少し超えた辺りの憧憬を
ひとつあげよう
いつの日か息の絶える頃
きれいな夕暮れの淵で待っていておくれよ
手を取り合って空に帰ろうじゃないか
手を取り合って僕に帰ろうじゃないか
空気だって透明ではない
空気だって透明ではない
透き通って見えても
光は真実を語らない
輝いていたとしてもね
控えめな妄想の沈殿を夢と呼ぶんだよ
そして夢は多くの人々の不幸とため息を生産し続けてきた
歴史の教科書には載ってはいないよ
そんな数多の人々は
文字通り時代の海の底に沈んでしまっているのだから
君はさっき使った夢という単語の重さを知っているのかい?
もし知っているのなら
そいつは重罪だね
でももし知らないのなら...
それは無知で無責任なテロリズムなんだよ
空気だって透明ではない
今を削り出したら小ぶりな未来にはなる
そう、残念ながら
どんどん、どんどん、小さくなるんだ
一番最後に核心を掘り当てたら
はじめて僕らの生き様が夢だったと
言えるのかもしれないね
詩情を持たぬコトバ使い
さみしいをサミシイと描く君のモノクロ
サイドブレーキを引いたまま暴走を夢見ている
天使はいつか天使ではいられなくなる
天使はいつか
***
天使はいつか天使じゃなくなる
天使はいつか天使ではいられなくなる
魔法を解くのは呪文じゃなくて
そう、ため息だったんだね
急に消えた君を呪うように愛した
醜いだけの念を月に反射させた
そして奇跡は起こらなかった
堕落した天使はむしられた翼の痕跡に今も命令している
貝殻骨の浮き上がる辺りには
だから誰にでも見えない憂愁がばたついているんだ
落ちた羽根を踏みにじって
天を駈ける夢を見ている
もう天使だった記憶さえ
定かではないだろ?
ねえ
堕落なんて
堕落なんてさ
最初から
存在しなかったんだよ
存在しなかったんだ
僕らはいつか僕らじゃなくなる
僕らもいつか僕らじゃいられなくなるんだね
あちこちに名無しのまま書き込むが
僕が吐露した途端にスレが止まる
口ほどにも無い奴め
反応も出来ないのか
つまんね
でもageない
前々から目を付けていたハードオフのパールのドラムセット(ジルジャン付き)が売れていた。
もちろん、買えないし置けないし叩けないし(無理すれば買えるけど音はさすがに出せない)
でも、そのセットの前でニヤニヤ妄想するのが好きだった。宝くじが当たったらスタジオ建てて...etc.
そんな風に妄想と遊んだ午後は何でも出来そうな気がしてきてニヤニヤが続く。
だから売れしまったのを目の当たりにしてポカリとくるものがあった
狭い僕の部屋にはギターやらベースやらエレドラやら三線やらバイオリンやらキーボードやら
これでもかっていうくらい溢れている。押し入れにもベーアン2台とギターアンプ1台、キーボードの下にはJCの70W。
愛が足りない僕は隙間をメロディーと言葉とモノで埋めていた。
楽器に埋もれて老いさらばえていくのもいいかなって ね。
欲しいモノはすべては手に入らない。お金で買えるモノも限られている。
少し足りないくらいが丁度いい。妄想を遊ばせるにはね
いかれたジジイがいい歳こいて
閉め切った真夏の部屋で
カマチみたいにエレクトリックギターで感電死とかカッコいいなと
まあこれも妄想だが
心は夜の前で平等だ
言葉狩りだ
世間には言葉狩りが充満している
ジョークも下ネタも禁句も世界には必要不可欠だ
教科書の中の世界が全てだったら気が狂っちまう
言葉狩りだ
それは言葉狩りだ
真実は18禁だ
核心は夜行性なんである
現世が悪夢なのか
指先は凶器にもなる
読みもせず書き散らかすばかりで
眼中には自分と自分の言葉の評価だけしかない
いいかダメかの明確な残酷では
九割が後者に含まれる
ゴミばかり見せられると
宝は埋もれてしまう
でもゴミは生命力ばかり強い
自負ばかりは高貴だ
ダラダラと長く
凡庸に小利口で
詭弁に溢れ
繊細に疎い
まあ全て自分に当てはまるところが
不愉快の根本なのだがね
認めない君よりも
1mgくらいは
ましだろうと
自家発電する日々
君とは逆の道筋で
永遠の夜を探している
死とは深い眠りなのかもしれない
産声を上げて目覚めるまでの
とても深い眠りなのかもしれない
そんな幸せな夜には
夢の中で君を探すのだろう
記憶も肩書きも失っても
なお
僕はまだ君を探すだろう
永遠の夜は命のすぐ傍に寄り添って
息を潜めているさ
今はただとろけるような
眠りに発情しているよ
侮辱されたと思ったらご機嫌な皮肉たっぷりの優しさで返すのが礼儀ってもんだ
愚図ね
詩集「死臭」
詩臭
詩衆
感じてしまう君が僕の痛みになる
夜は僕を独り舞台の主人公に祭り上げた
衝動だけで歯車は回らないのさ
生身の恋がそろそろ恋しいんだ
存在が詩的なのか
詩的な存在なのか
無垢とは零れ落ちる無意識の中にしかなく
意識したとたん色褪せる特別
散発的に弾ける核心が
装飾音符としての
枕詞としての
時間稼ぎを求めているだけで
ひとことで言えぬなら
終わらぬリフレインは
惨たらしいだけの滑稽になる
アカペラでも伝わるさ
むしろアカペラの方が伝わる
裸が美しい必要などなかったのだ
生きるという言い訳を僕らは嘘の中に見つける
だけど
詐欺師がペテン師を非難したって物笑いの種にしかなない
ホルモンのアンバランスが女という不安定に神秘の薫りを植え付けた
僕らは発情しながらも優しい雄を演じ続ける
異質な愚かさの絶対値を比べてみたいのかい?
愛してるは脅迫でもある
小瀬の桜の樹の下には
ミスと集中力の欠如。後半早々に呆気なく3点目入れられた時、僕の中でプチって音がした。
手拍子もチャント※も止めてひっそりと湧き上がる怒りを表現した。2点のビハインドかと
第三者の目で試合を見つめてしまうさめた僕。ゴール裏のボリュームが気のせいか上がって
いるような気がしたけれど僕は思った、1点返したくらいじゃ声援なんて再開しないぞと。
信じているとか諦めるなとか甘っちょろい。健闘したっていうのは慰みで侮辱の言葉なのだ。
そんな言葉はいらない。今日はチャンスかもしれないという慢心は毎度のように小瀬の魔物を
眠らせた。何度も見てきた屈辱に満ちた過去を僕らはまだ繰り返す愚か者なのだろうか。
このスタジアムに満ちあふれたお気楽な集合的無意識が今日の敗因なのだろう。勝ちの目は
恐らく一割に満たない。前に焦る意識が幾度かの危機の再来を産み落とす。運命のイタズラが
断末魔をもてあそぶように最後通告を送らせていた。茂原の渾身のゴールを横目に僕は厠に立った。
さっき誓った決心が甘い期待に浸食されるのが怖かったのだ。最悪なのは中途半端な敗退だ。
2杯目のビールがもたらした言い訳の種を便器に流し込みながら、まだ許せない許さないと、
目覚めそうな もしや の期待を打ち消す為の呪文を呟く。 酔いは時間の感覚をも狂わせる。
後半の時計は瞬きしている間に終了時刻めがけて加速していった。再び席に戻ると怒りというのでは
なく中立という目で試合が見えてくる。しかし奴らはどう見ても渾身そのものだった。そしてこの
スタジアムはまた、あの不思議な狂気に包まれはじめていた。プレーに反応し、競技場全体がヒトツの
生命体になるようなあの感覚だ。たまたまこの土地に生まれたから来ているのではない。
ただ愛しているからここにいるのだと。スタジアムは呼吸している。奴らが火を付け、そして奴らに
火を付ける。約束の禁断を超えさせる同点ゴールがネットを揺らしていた。魔物は完全に目覚めたのだ。
僕は懺悔する義務さえ忘れて僕ら自身に同化していた。出来過ぎた結末のシナリオも現実の世界では
美学を汚すことはなかった。
スタジアムを出ると我慢出来ない桜の花びら達がはらはらと舞いはじめていた。桜の樹の下には死体は
埋ってやしない。少なくとも小瀬の桜の樹の下には。ここには魔物が眠っているのさなんてほくそ笑む
僕がいた。花散しの雨が落ちはじめていた。
(※チャントとは「詠唱」って意味、 サッカーにおいてはサポーターの応援のことらしいです。)
偽物はひと目でわかる
君は偽物だよね
九年前あることで
あれが
変わった
そこからの戦歴
負け
負け
負け
負け
負け
負け
不戦敗
負け
不戦敗
不戦敗
負け
反則勝利
引き分け
反則勝利
負け
不戦敗
負け
負け
不戦敗
休場
〜
ゴリラ
人間
ゴリラ
人間
スワン
ゴリラ
肥溜め
痰
唾
ゲロ
エーテルに埋め尽くされた月
涙ぐむ夜
嫌悪も詭弁も
取るにたらない宇宙のひと雫だ
さっき聞こえた声が
なんて囁いていたかなんて
探すのは敗北だろ?
こんこんと流れ出るから
腐らずに死ねるんだよ
欲張らない愛なんてさ
ある訳ないじゃない
程々の夢なんて
妄想にさえ劣るよ
不愉快なのはさ
あの国で数十人の悲劇が
センセーショナルに報道された翌日の
アッチの国の数百人の惨劇が
あまりにも軽んじられていることなんだ
コッチの方がよほど狂っている
僕も君もいかれてるってことさ
真夜中に挨拶は少し不自然だよね
「こんばんは」なんてさ
意味のない枕詞に過ぎないんだよね
脈絡もなく君は選ばれたんだよ
今夜の僕の二人称にね
何か用?とか聞かないでおくれよ
苦し紛れが絞り出した用事なんて
幼稚な語呂合わせにしかならない運命だからさ
だから僕はいつも突然ドアを開けるんだよ
お取り込み中だったらさ
艶のある平手打ちでもかまわないさ
でも空白だったら
僕の空白もオマケであげるよ
ちょこっとだけだけどもね
真夜中のノックはね
どんなに誠実でも迷惑なものさ
だから僕は優しい土足で上がり込むんだよ
ソファーが空いてなけりゃ床だって平気さ
スッピンなんて気にしなくていいよ
むしろ不自然な眉が嫌いな方なんだよね
真夜中の僕はさ
覗かないよ 絶対
見たって 触らないよ
触ったって まさぐらないよ
愛撫なんてさ
撫でる前に愛を造らなきゃいけないんだぜ
間に合う訳がないじゃないか
愛だなんて気取るには
ちょっとだけ熟成っていう言い訳が必要なんだよ
まだ 僕らにはね
真夜中の挨拶はいつも少し不自然だよね
でも真夜中に置いた僕は
一番自然ってヤツに近いんだぜ
少しだけは 多分ホントさ
弾き語りばったり
救おうとした指先で沢山殺してきた
112 :
名前など忘れた 或は1:2007/07/20(金) 21:06:38 ID:pI3rKw+3
恋は少し発情です
あんたの嘘は好きだよ
114 :
名前など忘れた 或は1:2007/07/26(木) 21:03:49 ID:vfmHuEC8
自由は僕らにはない
あるのはそういう名前のおとぎ話だけだ
アロンαの歴史は
アロンαの容器の進化の歴史でしかない
116 :
◆gwnULb/9mw :2007/07/27(金) 04:01:53 ID:avYKIefN
ゴミしかない
吉野家では牛丼しか食べないと決めてたのに
気分を変えて『うな重弁当490円』とかに手を出した時点で
なんとなく『せっかく復活した牛丼に申し訳ないな』
と牛に罪の意識を感じるのは俺が詩人だからゆえ
こういう時に詩人って嫌だなぁと思う
箸が付いてこないのも何でかなぁと思う
118 :
名前はいらない:2007/07/27(金) 07:56:09 ID:lfFrLOyF
絶望のように希望を絶てば
君の欲望が叶うように
悪夢のようにすべてをすれば
君がしてることは 最早 自己満足だよ 自覚してるよね
119 :
名前はいらない:2007/07/27(金) 08:06:16 ID:lfFrLOyF
いっそ これは人殺し計画だ くらい言えよ
計画は途中で変更された くらい言えよ
どうせ死ぬ奴に 君のためだよ なんて安心させる言葉を言う意味ないよ
コレは最悪な結果を期待した最悪な行いだと な〜
120 :
名前はいらない:2007/07/27(金) 08:18:54 ID:lfFrLOyF
すべてが敵で
阿久井が友達
反応は罪じゃない
断罪出来もしない己への
小さな恥辱さ
考察と余談は詩命への侮辱だろ
全てが詩であるべきだ
詩的とかではない
123 :
名前など忘れた 或は1:2007/08/10(金) 23:08:15 ID:UPkh1NoE
月は二人称で見つめた
こいつらの頭を胡麻擂りの棒でカチワって
脳ミソぶちまけろ
ただ見てるだけで意味不明も教育もないだろ
賛否両論でるかもしれないとか思ってんの下ネタに
生放送かよまじ池沼
俺が一桁連チャンフィーバーだったのに対し
パチスロットの隣はメンチきってきやがった
あんなやつはじめてみた
てるあきくらいのヤラセやと思うけどどう?
ああ それはまるで中身を入れ替えたようだたね
それでも目隠しをされたママでも見つけ果てた
何かはわからないけど
埋めつくすものが
絶望とか拙さとか
そんなものじゃなかったらいいな
人格の入れ替えを図ったんだ
はは なんと大それたことを
つまるところの目的は 結局わからずじまいだったけど
ただ取りかえてしまいたかった なんて
泣けるぜ
呪いなんて考えてられるうちはまだ良かった
一種の不幸思想を通り越した感じ
超現実は妄想にも似た類いで
夢ばっかり見てる訳でもなく
妄想を含んだ現実も現実じゃないって
言い切れない
誰かが妄想してることも現実であって妄想を妄想と言い切ることは出来なくて
空想ならまだマシしか
不幸思想も虚無では無くて
はち切れた感性はぜーんぶ受け入れちゃうってこと。
メルトダウンした君の脳味噌が
視線の隅に感じたとても小さな
さて超越したら狂気にも免罪符がもらえるらしいが
はて狂気は超越の証になり得るのか
乱反射した連想ゲームは
無意識を意識出来ぬ者には冷たい
放し飼いの美学という
ひとつのマスターベーションかい?
ご苦労様なこったね
科学的幸せ
幸福理論
加速する欲求の二次曲線は
すぐに特異点に辿り着いてしまう
掟を捨てて好きの為に生きる
飽きたら捨てる
それだけのことさ
不確定性未来
確率としての僕という存在
仮説としての愛
帰納法で証明出来る頃には
僕らの存在確率はだけど無限小さ
今夜は夢幻ショーさ
--------------------
心地よい清楚な淫美。僕に固着した君の亡霊と暫しの会話を投げ合う。答え合わせになんてなるはずがない。僕の言つぶては夜の足下に散乱するばかりだから。次に生まれるまでには沢山の面白可笑しいお話を用意しておいてあげようと、僕は白紙の原稿用紙に君を下書きしている。
ヴェルベットを走る指先の曲線が
円弧の半径を少しずつ狭めている
待ちぼうけが高揚と演技の間で熟し過ぎてしまった頃
僕はようやく君の出口に辿り着いた
滴り流れた透明は
受動的肯定を鵜呑みにしていた
どんな風に恥辱してやろうかと
裏腹を抱擁する時
南半球のむせ返る熱気が
理性を軽やかに浸食してしまっていた
子宮よりももっと奥から
求めたのは
睾丸よりも野蛮で単純な
粘膜の会話だった
それは野蛮で単純な
美しい粘膜の会話だったのだ
もっと嘘を突いて
飽きもせず毎日プールに通った
だんだん黒くなって学校に行く頃には
真っ黒な男の子になれるだろうと思っていた
楽しいけど半分意地みたいにもなって褐色の肌を楽しんでいた
「黒くなったね」とか「真っ黒じゃん」とか言われるのが嬉しかった
夏の終わりは宿題の山との格闘で幕を閉じ
僕は久しぶりの教室に浮かぶことになる
そしてやっつけ仕事の宿題の顛末よりも
一番黒くはなれなかったという現実に打ちのめされ続けていた
持って生まれた地黒という才能には
どんなに戦っても勝てやしない
何度でも訪れると思っていた子供のままの夏休みを
そんな絶望を確かめながら過ごした
固着した願望は今も僕の中で生きていて
もっと黒くなれば、クラスで一番黒くなれば
許されるような気がして太陽を追いかけている
背泳ぎ計画はもう今年で3年目だ
生きている間に蝶々夫人に辿り着けるか疑わしいけれど
ほんの少しの進歩を感じなら、雲の変化を見つめている
空の造形は季節を残酷に先取りしていた
真っ黒になった満面を見つめて欲しかった僕は
どこかで君が見つめてくれているような気がして今年も肌を焦がしている
この肌の痛みにはそんな泣き出しそうな願望が混じっているんだよ
興味ないだろうけどさ
嘘のつけない嘘つきは恋人のはじまり
吐露したところで
目撃者は皆無さ
隠したところで
掘り起こされることもないだろう
勧めもしないが止めもしない
デッドエンドへようこそ
せめて鬼気迫る魂であれと願うばかりさ
弁膜の苦しみを僕らは知らない
自由と孤独は分離し得ない
魂の自由? 肉体の自由? たとえ嘘でも
羅列してどうなる
問いただしてどうなる
ゼロという自由しか僕は知らないよ
文字列から加齢臭
つД`)
完成するころ腐敗がはじまる
僕はまだ生きたいと思った
知らないことを吸い取り
誰かを感じたいと思った
知り尽くすことも
書き尽くすことも
感じ切ることも
愛し切ることも
全て果たせないのは知っているけれど
幸せ未満にはすぐに耐性が付く
幸せ以上にも勿論
さて未完のまま消え行く魂が
ここに存在している
そこにもいることを
僕は知っている
感じるんだ
存在したということは
感じたってことなんだろうね
そして
僕はまだ生きたいと思っているよ
・地上数センチのセンチメンタル
地上数センチのセンチメンタル
痴情スレスレのファンダメンタル
浮かんでいるとしても
放電もできやしない
もがいても
進むでもなく
流れ出せば
止めるものもない
滑るような恍惚は
ギリギリの恐怖を連れて
垣間みる地面の肌の
ロココの鎖骨辺りが
反吐が出るほど
愛おしくて仕方がない
地上数センチのセンチメンタル
痴情スレスレのファンダメンタル
私情をはらんだ下腹部辺りが
至上の恋へのヴィブラートに汚れている
あるものは絶対的にあり
ないものは絶対的にない
アダムの肋骨から嘘
オール・オア・ナッシングという嘘
オール オア ナンセンス
ポール モア イノセンス
ビール フォア デカダンス
ヒール プア プレゼンズ
愛してるは懺悔の言葉だった
正義同士が戦うので
大概は血なまぐざいだけのコメディーが出来上がる
ハロー、CQCQ
ハードディスクのささやきを聴くだけの夜
静寂の前にも耳鳴りが横たわっているだけだった
目を瞑っても世界は消えないで僕らを包む
喜怒哀楽とは別の次元で
ただ揺るぎない存在として
くじ引きで選ばれた未来は祝福されるだろうか
迷っても手をあげてしまった方がよかったのかもしれない
歩いているフリの足踏みは退屈な疲労しかくれなかった
このまま何もしないで眠くなるなんて耐えられない
耐えられないんだよ
ささくれ立った心壁が乾いて硬化しちまう前に
不感症になった官能基を君で
君で埋め尽くしてしまおう
振動は音になり
やがて声に変わるかもしれない
ハロー、CQCQ
聞こえますか
ハロー、CQCQ
感じますか
余韻の中に毒を一滴
一行で殺してから千行の鎮魂の詩を垂れ流す
睾丸に溜まったアンバランス
それを愛だと言いくるめたら
何かが変わるだろうか
凶暴なんだよ
日々増大する化け物なんだ
枯れてからじゃなんとでも言えるだろ?
今言わなきゃ意味がないんだ
糞、まだ言えそうにない
暴走への抑圧を解いたとたん
暴走は力を失う
だけどそれからが大変なんだ
巧妙に自分を騙すことに集中する
欲望と肉棒に火を付ける為に
ダラダラとヨダレは垂れはじめるけど
充血未満はひ弱な猫のように
甘ったれた衰弱をもてあそんでいる
いらついた別の体温が
愛に見せかけた荒々しさで
感情さえも萎えさせてくれると
ようやく僕は安心できて
情けない夜を受け入れるのさ
156 :
名前はいらない:2007/10/16(火) 13:29:14 ID:O6etkoiW
あのランク付けってのが苦手でね
実は一度だけチクリとやったことがある
少しカチンときてさ
後味はよくなかった
しかし、なにゆえに上げるのだろうね
ひっそりと恥をかかせてくれろ
疾走感も狂おしい暴走もない
暗闇というぬるいスープを
自我の柄杓でかき混ぜるだけだね
模様は違っても味は毎日同じ
わかってるんだ自分でも
今更の言葉をえぐり出す指
言葉はむしろ 想いを隠す
ゴミの中の石ころはゴミみたいな夢を見る
人肌の
* * * *
人肌の宵
甘き薫りほのかに
沈黙の体温が伝う言葉以上
甘美な微睡みの後
ささやくような息と息との
重なり合う満たされし虚空なる調べあり
永遠の闇の中で寝息が指を絡めあう
たとえ二度と朝は来なくとも
畏れはすでにここになく
ひとつの完結に辿り着きし世界の片隅
人肌の夜更け
鏡の中の優しい僕は
そんな悲しい物語を爪弾いていた
シトシトと星の降る
何もない夜を
独り占めして生きていく
何もない
何もないね
やっぱり
真実ばかり欲しがるから世界が嘘つきに見えるんだ
僕は素敵な嘘を採集しては、醗酵させてみるんだよ
沈殿したヘドロの中に微かに光るアレを見つけては
全てを飲み干す夢ばかりみている
言葉は醜い嘘
詩は美しい嘘
抱擁の先には、いまだ求愛しか見つかっていない
大切なもの
忘れてきた
自分を失い
すべてを失った
きのうまでの
自分
今日からの
自分
生死の硲で
生きる意味を探した
諦めたら試合終了ですよ
価値あるものに
なろうとも
万人のために
なろうとも
己の生き様を
反省すること
小さな芽を
つぶすのは
己自身なんだから
ただ存在している
価値も意味もない
ただ存在している
それを許されている
今のところはね
ないものを見つけたとでも言うのかい?
あるものを見えないと言い張るみたいにさ
神様はいない
でも星は瞬く
そして花は咲き乱れる
えぐられた左目も
血まみれの指先も
宇宙の一部に過ぎない
ただ存在している
価値も意味もない
ただ存在している
それを許されている
1mm先の未来にもね
文字列に体温を与えるということ
肌でしか癒せない場所がある
恋と歌声のある風景
突然、歌声が聞こえたんだ
仕事場の裏の細いあぜ道あたりでね
恥じらいもなく張り上げた声だったから
小学生なのかなとか、一瞬思ったけれども
歌のサビのフレーズがスピッツのヒット曲だったんで
不可解に思ったんだよ
見ると女子高生とおぼしき姿が
夕暮れ過ぎのものうげな薄暗がりを自転車で切り裂いていった
そして僕は不覚にも一緒に歌いたい衝動を覚えてしまい
実際にハモって歌ってしまっている光景を
妄想の中に見つけていた
甘酸っぱい歌詞が脳裏に浮かび
そして声さえ出してしまった彼女は
きっと少女らしい恋をしているのだろうなとか
自分勝手に想像して
驚きとニヤニヤで少し立ち止まってしまった
歌い出したい、踊り出したい
そんな衝動をコントロールしながら僕らは大人になった
僕の野性は今ではせいぜい窓を閉め切った車の中でしか
解放されないほど落ちぶれてしまっている
軽やかに羞恥を超えてしまった魂が羨ましくて
さっきの妄想の余韻とまだ少しだけ戯れているのさ
恋したら、みな詩人になる
当たり前の摂理だ
溢れて溢れて止まらなくなるのさ
幼稚な恋は隠蔽をあまり知らないから
そんなにも美しいのだろうか
いじわるな僕は彼女の恋が成就しないようにと願ってみる
口にさえ出せないまま終わる最初の切なさの記憶は
きっと墓場まで連れていける
かけがえのない財産なのだろうからね
善は急がず、果報は寝過ごす
愛情物質
* * * * *
計画して蓄積した愛情物質を抱え込んで
予定通りに自然発火しない様を
予期した通りに持て余している
恐れのない解放だったんだね
僕らが求めていたモノはさ
おっかなびっくりに心を脱いでも
幸せには辿り着けないんだよね
涙は有料のオプションです
架空の声が僕を脅している
僕はいつも声を無視して
真心まで届く毒を
キスで流し込もうとしてみるんだ
君の中の永遠は絶望のように優しくて
辿り着くこともない人生を
切り上げることも出来やしないんだ
嘘よりも優しさの方が罪深いんだってさ
昨日の晩、夜風がこっそり教えてくれたよ
計画して蓄積した愛情物質を抱え込んで
今日も生きるという無意味に
合理性をトッピングしてみようと思うんだ
ねえ、そんな滑稽をさ
ねえ、いっしょに笑ってくれるかい?
ねえってば!
呼んだ?
優しさには
癒やされるのに
優しさという言葉には
苦しみがともなう
いつでも歌うよ
踊るよ
笑うよ
泣くよ
誰かの素敵な嘘に合わせて
伝わった時 言葉は完成する(謝辞は下手なんだよ)
発光しない幸福は光を求めてばかりで闇を消せない
月葬
月の影に吹く風
屍も眠る暗闇
浮かばれない恋を葬る
儀式が静かに始まる
目を閉じてうずくまる
無惨な恋の屍体達には
言葉を掛けてはいけない
世界中の夢枕に
僕はある呪いを囁いてみるのさ
願望にとどめを刺す祈りは
夜の涙だけがしっている
大地の裏側で今
月の裏腹がお日様に灼かれている
真空に飛散した光の粒は
暗黒の世界を果てしもなく
彷徨いながらやがて波動となった
月想の調べ
月葬の黒い炎
無常の花を一輪
真の暗闇を僕らはまだ知らない
お笑いコンビ「右脳左脳」
春よ恋
181 :
名前はいらない:2008/04/03(木) 12:13:49 ID:7OfX8W3B
永遠はさっき終わったんだ
卑怯者だから詩人なんだよ
184 :
名前はいらない:2008/05/02(金) 22:43:56 ID:WU4+uIQi
沢山の嘘 沢山の涙
刺激的な赤い舌で
悪いことを言う いけないことをする
騙されようか お仕置きしようか
楽しい選択
とっちにしても僕は彼女にキスをする
銀のボルボ 砂色のシート
西日がやけに眩しくて
汗をかく 眼を閉じる
誘惑されたい されてしまおう
昨日のように 一時間前にも 三十秒ごと
そう思う だけど
夜という海 流れる色々の星
欲望に燻りつつ
もったいぶった美食家然と
おあづけ喰らった犬のように
溺れそうだ きっとそうだ
期待はいつも裏切りで終わり
女も愛も金で買える
彼女の沢山の嘘
バスタブ一杯の涙
もの憂く唇を重ね
怠惰に指を這わせ
永遠に続くように緩慢な儀式の後も
晴れ間の無い空に天使は飛ばず
僕は恋をあきらめる
一筆書きの言葉で
一筆書きのこころで
か弱い振動を言葉に隠した
独立した同時達が共鳴してしまう
孤独だから敏感肌のただれで
感じてしまうだけで
投げ捨てるように書く
吐き捨てるように歌う
一筆書きの言葉で
一筆書きのこころで
滑らかな夜です 少しは疲れもあります
永遠は 永遠の一部は
あの頃だったり 今だったり サムデイの方のいつかだったりするんだなって
さっき思ったんです 唐突にね
今夜も永遠の一部ですね
そう 粉々に砕いた永遠の一片
なくしたらダメですよ
永遠の連続性がなくなってしまいますからね
消しゴムでも修正液でも消えませんけどね
それにしても滑らかな夜です
この刹那も永遠の瞬きです
僕はこっそり君のことを考えてビールを飲みます
ねえ それくらいの密やか自由は 許してくれますよね
187 :
詩神:2008/05/31(土) 05:23:45 ID:BRn4OWvH
許す
星だって みんな孤独なんだよ
189 :
名前はいらない:2008/06/29(日) 15:52:55 ID:hs10FJlg
死にてこそ 喜ばるる 変態の
長谷川隆喜 生ける 甲斐無し
長谷川櫂という異常者が藤沢近辺を徘徊して居るという噂を耳に挟んだ。
この長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)は稀代の低能で、幼年期から性格劣悪、
知能劣弱、外見醜悪無比にして、万人嫌悪の的だったらしい。
なにしろ熊本県下の朝鮮人部落の癩病筋の下賤な家筋に生まれ、誰からも相手に
されずに育った「下の下」の存在でしかないからだ。蛆虫以下と言ってもイイだろう。
癩患者の中でもイヤらしく、おぞましい性質の故に唾棄す可き変態として嫌悪されていたとのこと。
当然ながら、女には一切洟も引っかけられず、隠れては幼児に猥褻行為を働くようになったとか。
賤奴の分際で、かかる性的悪戯を犯した悪質な俳句詠みの長谷川は存在価値絶無であろう。
たとえ劣等感のかたまりの如き陰険卑劣な山出しである点を考慮したにせよ。
「生まれなかったほうが良かったのに」という言葉が当てはまるのは、
まさしく此のド変態の長谷川の事だろうな。
今は藤沢市辺りに住んで居るらしい。
近隣の皆さん方、よくよく御注意されたし!
聞くところによると、この北鮮人・長谷川隆喜は、口を開けば愚鈍さと痴呆さ
の限りをさらけ出して恥じない低劣無比な田舎者のクズ、下の下の存在でしかないという。
こんな阿呆で下賤な蛆虫に劣る存在を容認して来た讀賣、朝日新聞社に「社会の木鐸」たる資格はナイ!
角川書店などは出版社ですら無い芸人風情を相手にする低俗プロだから、化け物を見せ物代わりに使ってみたんだろう。
東海大学もコヤツを早く放逐しなければ、「最底辺の学校」という汚名を永久に雪げなくなるだろう。
去勢豚の長谷川チョンめ!さっさと鬱で自殺しろーっ!!!
分かったナ!
汚物
汚物を見た
他者を恥辱することでしか
自我の安定を得られない汚物を
刄の矛先が
匿名希望のひ弱さが
生まれに執着する醜さが
最も嫌悪するに値するのは
一体誰なのか
投稿の後悔の中で
噛み締められていることを
僕は静かに願う
貴賤上下
魑魅魍魎
憎悪の根源がどこに存在するのか
君には生涯わかるまい
逆に言えば
わかったら生きてはいけないという
小さな笑い話だと
恐らくほとんどdat落ちのない詩板の
さえないこの場所に
生涯恥は晒され続ける
目を背けるな
見続けろよ
191 :
名前はいらない:2008/06/29(日) 19:24:49 ID:MAzEErWy
ハダスイは893
破水したダイスに
約3の円周率を捧げる
パラダイスの薬味は
お毒味の化粧水
化粧師の小指は見えない
---
もっと書きやすいお題求む
193 :
名前はいらない:2008/07/01(火) 15:54:57 ID:838MC5nk
長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)という者が陰険卑劣で臆病無比な田舎者であることは
万人周知に属することがらであろう。
こやつは劣等感のカタマリであるため、自分より優秀な人物に対して唾棄すべき嫉妬心で
陰に陽に下劣な嫌がらせをつづけ、しかも自分では怖くて何も出来ない小心者なので、
他人に誹謗中傷を吹き込んで何とか有能で勝れた秀才を陥れてやまなかったのも厳然たる事実だ!
こんなおぞましい低劣な山出しを雇っていた讀賣新聞社の良識を疑う次第である。
一方的に話題にされてきた私は一体なんなんだろう
私の言葉は誰にも聞こえていない
聞こえないのかもしれないし
聞こえているのかもしれない
聞こえても感じないのか
感じても隠しているのかは
僕は知らない
伝えようなんて傲慢だよ
ただ伝わってしまうだけだ
愛から一番遠い場所で
君を想う
もう君も彼も彼らも誰も
僕と同じ石ころみたいにしか感知できない
憎悪さえ愛の一部だったんだね
196 :
名前はいらない:2008/07/04(金) 13:16:32 ID:4R7j3MuI
長谷川は「女の腐った奴よりもヒドイ人間のくず、下の下、
陰険卑劣極まり無い性格異常者だ」と言ってよいだろう。
口を開けば無知無学・無教養、愚鈍蒙昧の限りを徹底的にさらけ出し、
しかも人々の憫笑を買っていることにさえ気付かぬ低能で恥知らずな田舎者だ。
無類の臆病者なので記者として全く使いものにならないため、
整理部で雑役係をやらされて居たというのは本当の話に違いない。
能力は半人前以下なので例の中傷誹謗作戦を駆使して、優秀な人物を陥れ
かろうじて解雇されずに済んだという過去も事実だったようだ。
こんな出来損ないの山出し、反省も謝罪も全く出来ない人非人風情を
使用人として置いていた讀賣新聞など購読する価値ゼロと云えるだろう!
今は解雇されて、東海大とかいう最底辺の学校で教員をやらせて貰っているとか。
また君か
批判はいいとしてだ
言葉に責任を持つ為に名乗った方がよい
でだ
無関係のこの場所に汚い言葉を書き散らかすことの
美意識という観点から見た君自身の評価はいかばかりなのか
僕はぜひ聞いてみたい
そのなんとか氏の存在と君の醜さを秤にかけてみようじゃないか
結構面白いと思うぜ
執着してうずくまる魂はよく見かけるが
その魂の浄化の為に一肌脱ごうとは思わない
自分で感じなければ何も始まらないのだから
殺すのは究極の一言で足りる
君は一体詩人なのか 魂なのか
ふっ
いつもいつも
誘惑といつも戦っている
愛情をいつも求めている
恋文をいつも綴っている
劣情をいつも歌っている
定型をいつも嫌っている
外見をいつも恥じている
執着をいつも隠してる
純情をいつも殺している
いつもいつも
いつもいつも
メロディーをいつも感じている
キャンディーをいつも欲しがってる
お情けにはいつも嫌悪してる
グルーブをいつも宿している
はらんだのは
いつもいつも
隠したのは
いつもいつもの
予感だけではない
本質だけではない
簡単過ぎてはいけない
難し過ぎては耐えられない
満たしてなお
明日に未知を求めたいと思うナニカ
言い得て妙を
少しずつ磨き続けるような
言い尽くされた愛情を
退屈でも平凡でもない
小さなヒトイキに集約するということ
染み込んだ肉の底から湧き上がる
日々新しい感情を
一筆書きのように
直感に近い洞察で
くすぐるように
鷲掴みするように
優しいだけではいけない
強いだけでもいけない
痛くても気持ちいい
そんなのが そんなのがいいよね
もうゆるしてあげたら。
残念ながら
僕はまだ
最上級の嘘を
探している
のさ
202 :
名前など忘れた 或は1:2008/08/27(水) 20:07:04 ID:gDj7htLQ
祝福の朝
明け方の夢に添い寝しても
潜り込めない誰かの胸元
まさぐることも出来ない行儀のいい指先が
知らない肌を自由に撫で回す未来が見えた気がした
三度目のキスは痛みになり
四度目の肌は日常に落ちぶれた
夢中を演技しながら
冷淡をも装う
そんなバランスの重心に
僕はため息をひとつ隠した
粘膜の窒息を待てば
ようやく僕の暗闇は眠りにつけるのさ
ようやく静かな絶望が
世界に祝福を送りはじめるんだ
おはよう世界
おやすみ世界
おはよう世界
さよなら世界
203 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/08/28(木) 02:43:50 ID:Eo1F3ZFB
ワークショップとブラッシュアウト
が詩作に置いては重要です。
皆さんの混乱した頭も整理されます。
日本にワークショップはまだ根付いていませんが、
「詩 ワークショップ ホリスティック 世界観 ets...」
検索で簡単に場は探せます。
書を捨てて街に出よう、と偉大な詩人はおっしゃいましたが、
ネットや、詩の雑誌への投稿ではなく、
詩作のためのコミュニティー
(例えば同人誌を編纂するという行為を含めた同人誌上)
詩本来の息づく場を探しましょう!
パンチのあるパンチラ
---------------
推敲など邪道だ
反射神経で口走れない言葉に
一体 力があるのか
と
アカペラで感じないメロディーが
手の込んだオーケストレーションで
生き返るとでも思ってるのかい?
明け方の夢に添い寝しても
潜り込めない誰かの胸元
まさぐることも出来ない行儀のいい指先が
知らない肌を自由に撫で回す未来が見えた気がした
三度目のキスは痛みになり
四度目の肌は日常に落ちぶれた
夢中を演技しながら
冷淡をも装う
そんなバランスの重心に
僕はため息をひとつ隠した
粘膜の窒息を待てば
ようやく僕の暗闇は眠りにつけるのさ
ようやく静かな絶望が
世界に祝福を送りはじめるんだ
おはよう世界
おやすみ世界
おはよう世界
さよなら世界
あ、ミスった...orz
静寂が虫の音に埋もれている
開き直れば
不遇もお気楽に名前を変えるのだと
さっき夜が呟いていた
聞いちまったものは仕方ない
邪悪なのか精霊の類いかは
僕の責任の外にあるのだし
君は聞こえてるのだろうか
聞こえなきゃ
そんな表札は隠した方がいい
ケガが絶えないだけのこころが
泣きを入れてくる前にさ
静寂はこころに埋もれて
聞く耳を持たない僕らは
ただの雑踏を追いかけて年を取るのさ
それも それもまた素敵じゃない?
地上
5cmまで大人しかった魂が
3cmで騒ぎ出して
1cmに暴発した
抱擁だけでは済まない純情を解き放って
そしてまた抱擁の前へと
僕らは集合する
恐る恐るの力加減に気を使って
トキメキよりも真実を探る心臓の鼓動
僕にとっては
愛は畏れなのさ
この期に及んでもね
個の尊厳
思う存分の引力
拒絶と忍耐を検出するその刹那まで
ひとつの肉体に融合できるかもしれないと
僕の腕は君の背中の侵略を試みていた
魂の整合性
受容体としてのこころのくぼみ
曖昧な共存を許さない僕の馬鹿正直が
デリバリーな小鳥を
ドアの外に解放して
そしてひとり言の愛をささやき出す
灰色の黄昏と
下半身の直訴状が
僕をいつも不安定にしてくれやがる
有り難過ぎて
痺れちまうんだ
泣きたいくらいにね
名前は 代名詞 で しかない
「嘘とテープ」
耳に残る その声で
私を許さず
憎んでくれればいい
紅葉の葉っぱの下で
坂を上る帰り道
私を詰った 楽屋裏で
その声を 再生する
耳に残る その声を
何度でも
再生する
すると何故だか私は
冷たくなつた 頬を
床にあてたまま
ぐつすりと 眠れるのです
記憶と記述の間で
陪審員の票は霧散した
容疑は詩人未遂
終身の生を背負って
嘘なくして真実は暴かれるのか
夜の判決はいつも 静寂だった
援交相辞任 自民議員から怒り ! ???
ニュースサイトの小さなフォントに
僕の眼球は幻惑された
え?あのジジイ そんなことまで...
いやまて もしかしたら別の誰かか?
わずか数秒間の混乱と妄想の後
含み笑いとイタズラな露出狂の心が交差した
老眼の美少年
睾丸の脊髄反射
欲求未満の無意識の断罪
国交相辞任 自民議員から怒り
嘘が付けない反射神経に
オイラは怒り そして和んだ
のではある
わ〜い
自己愛という無常(改)
不自然な自意識が
超越を夢見ている
無を恐れ
愚に貶め
実現も叶わぬ刹那に
暴発の予感を捏造している
客観と夢中の混濁に
人は苦悩し
苦渋の嗚咽を垂らす
その時はじめて
深淵が飛び散るのだ
賛美が欲しければくれてやろう
見え透いた嘘の持つ
あの優しさで
世界中が孤独だ
ひとつ残らず孤独だ
孤高なくして
何が詩人か
何が人間か
声
今生に暮らす泡沫を僕らはただすれ違うね
奇跡とか偶然とかは
意味を願うか否かの異差に過ぎないのかもね
世界を救うなんて出来ないよ
だって幸せは心の中のボタンを
自分でかけ直すことなんだから
ないものだから与えたい
欲しいものだから捧げたい
僕らはそんな生きものなのかもね
だからできることなんて
ホントはほとんどないんだよ
生の重なってしまった
ほんの小さな時間に
一滴の優しい陶酔を垂らそうか
それくらいなら
もしかしたら
できるかもしれないじゃない?
声でも 言葉でも
想いでも 微笑みだって
ほら、いま 君は
ものすごい力を見つけたはずさ
奇跡に溢れた世界は
見つけられるよ
きっとね
淡い予感の微かなる
秘かな雨の
秋の朝なり
そのつま先の寒さゆえ
ほんのささいな君を灯して
夢踏み
未知を食い尽くしたいと
有限の時の前で祈る
でも果たして
全能はしあわせだろうか
知ればなおその先に未知は繋がり
不毛な世界の秩序は
欲望のカオスの当然の帰着に隠された
夢を隠す強さで
今、僕らの未来を貶めてみる
踏みにじられた希望達の
野性を信じながら
朽ち去るほどの意志なら
痛まぬうちに眠ればいい
影のない夜には
夢踏みに耽るこころがいい
柔らかいと優しいの間の
虚数解の無意味さえ
判りあえるかもしれないじゃないか
冬の発見者
また曇り空の上に
淡月の気配が
今夜の雲は急ぎ足で泳いでいたよ
その先はきっと冬なんだろうね
僕はふと
冬を見つけてやろうと思ったんだ
今年こそはとね
春にトキメキ
夏には熱病
秋にも感傷
だけど冬には
最初の冬には
何が見つかるだろうって
あきらめでもなく痛みでもない
希望でも夢でもない
それは甘くない神聖
飼い馴らされた野性の静かな反抗
あんまり上手くは言えないけれど
でも冬の朝の透明が好きだ
厳しさの向こうに光の春を感じるのが好きだ
僕は冬の発見者になる
誰にも賛美を受けないだろう冬を見つけた心になる
なりたい
俺の詩は狩野英考の歌と同じ
ウッディーな片想い
書き取れないこころを
書き留めてみたい
見えないモノ達を
スケッチするみたいに
寂しいのに
少し幸せな
そんな風景は何色で描いたらいいのだろう
善でも悪でもない無為の
奈落を前にした奇妙な平穏のような
すれ違った
すれ違ってしまった些細な優しさにさえ
荒唐無稽な妄想を重ねられる僕だから
どうか触れないで欲しいんだ
微かな残り香と
微笑みだったような柔らかな頬の曲線だけで
それだけで今はいい
君が欲しいが言えない弱さが
また新しい楽器を欲しがる指先に
逃げ惑ってしまうんだよ
今度はウッドベースに片想いなのかな
愛しているより嘘の少ない
上ずった愛撫のようなヴィブラートで
君に寄り添って踊りたいんだ
優し過ぎるから届かないんじゃない
届き過ぎるんだよね
言い尽くしても伝わらないから
喉元に詰まった言い残しを
また心に戻してしまおう
余韻の中にしか僕らは存在し得ないのだから
柔らかな狂気
優しいだけの狂気でありたい
柔らかいだけで
なんの取り柄もない
誰も傷つけず
ただ理解不能なだけの
そんな狂気であれたら
月の魔法を信じなくてもいいよ
でも今夜に限って
面白いヴァイブレーションが
僕に少なくとも4つの
4つのニヤニヤをさ
意味不明にうずくまれば
言い訳で取り繕う無様からは逃れられる
少なくとも嘘ではない何かを探して
僕らは沈黙しか見つけられないけれど
でもね
優しいだけの狂気でありたい
ただ柔らかいだけの狂気でありたいんだ
寂しさが引力なら
雲に窒息しそうな君を
ひと月も待ち焦がれた君を
いつになく平穏なこころが見つめていた
ほんの短い散歩道の空耳が
今夜も少し落ちてきて
僕を奇妙な魂にしてしまうんだ
自分が誰かも知らぬまま
自分を演じ続けるしか出来ない僕らを
君と曇天に映して
僕の今日は幕を閉じようとしているよ
ねえ 寂しさが引力なら
なぜ君は落ちてこないんだい?
今夜も君はウインクさえ落としてくれないんだね
いいさ
僕らは夜に堕落する生きものだもの
知らぬ間に眠り
知らぬ間に永遠のゼロに帰るのかな
最期の眠りは君の傍がいいな
やっぱりね
君の傍がいいんだ
ごめんね
火曜日の逢い引き
嘘つきの僕らは
少しだけかなしい
半分の月
明け方の淡き夢
想いより静かな
空白がやけに優しい
僕が半分を見せる時
君は半分を闇に隠す
相殺された生と死が
静寂の中でバランスを失わない
朝にかすむのは
昨日だろうか
僕らだろうか
歓びを苦しみ
苦しみを悦びながら
朝の中に闇を残そうか
夜の中で光を失わない為にね
解脱など容易い
僕ぁ三日に一度は悟りを開いている
(あ"〜!
裸にならない詩人ほど 汚いものはない
227 :
名前はいらない:2009/02/24(火) 02:37:45 ID:qVk4bEVh
それ名言
228 :
名前はいらない:2009/02/24(火) 19:30:25 ID:4vR9Kmkh
忘れられない
恥ずかしそうに笑ってる
あなたの写真見る度に
幸せだった頃に戻れるの
あなたを好きになって
自分を大切にするようになれた
あなたが薦めてくれた本は宝物
今も今も思ってるあなたのこと
幸せになってるのかな?
もう会えないよね
そんなことわかってるけど
心が追いつかない
切なさも しあわせの一部さ
夜は子宮に似ている
222良かった
君という詩集の
最後を汚す
優しい棘でありたい
美学は逃げ場だ
・使い捨ての呪文を・
共有したという錯覚で
また今日も生き延びた
鼓動と呼吸の無秩序なハーモニーが
複雑なポリリズムを
命という単純に
ただ結びつけている
想う時
少し想われている
たぶん少し
そのスコシが指し示すアンニュイを
嘘と呼べるのなら
真実だと叫べるなら
どちらも有罪なんだろうと
そんな風に
僕は今日も呪文を編み出している
一度しか使えない卑怯な呪文をね
明け方の夢
接吻の代わりにハイライトを燃やす日々
抱擁の代わりに微睡みに埋もれている
明け方に出会った君は 過去形ではなくて
まるでよく出来たホームドラマの中の
よどみない普段着の優しさをまとい微笑む
僕は夢中で寂しかった日々を
まるで今という豊潤な予感の為の
静かな助走だったかのように
楽し気に それはもう楽し気に話した
買い込んで置き場所がないドラムや琴を
トイレに押し込んだことや
今はヴァイオリンを触って ウッドベースも欲しくて
実はいつかセロにも辿り着きたいことや
そんな歯止めが利かない夢の中の夢物語を
些細な笑い話の中で流れるだろう
僕らという時間の胎動を噛み締めながら
目覚めて微笑んで そして呆れる
キスが欲しくてタバコに火を付ける
認められなかった感情を
少しだけ受け入れて
僕はまた二度寝の誘惑に押し倒された
もう夢に紛れ込まなくていいよ
ちゃんと感じてあげたからね
おはよう
そして
さよなら
失禁未来
禁断を削り出す
触れずに
寸前までの
強く押し固められた汚泥を
岩と化した堆積物を
汗だくになって
砂でこすれただけで破裂しそうな
言わぬが華の貧弱を
絶望のように見つめる
そんな永劫のリフレインのような徒労を
軽やかに超えてみせる一瞬の響き
それが
失禁未来
気取った美学は
汚物にまみれ
露骨が日焼けした肌を
覗かせて笑う
そんな
失禁未来
中途半端な創造を
拒んだ
僕らだけの
失禁未来
ようこそハニー
汚れることは
もう痛みじゃない
238 :
名前はいらない:2009/10/10(土) 22:52:42 ID:2Ygptgno
嘘
239 :
ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu :2009/10/11(日) 08:10:45 ID:9VyMmt2h
詩人に限らず文筆家は嘘つきだと思う
240 :
名前はいらない:2009/10/11(日) 11:19:40 ID:IPneKhCz
特に小説は、内容や結論が自分の思ってることと違うことも多々ある。
全てが自分の思ってることばかりだとワンパターンになってしまうから。
自分が考えてないことも、いかにリアルに見せるかが腕の見せどころ。
以前、結構シビアな作品を、実話ですかと聞かれて困ったことがある。
本文よりも時に行間に真実が隠されてたりするのかも知れない。
嘘のないのは
君の背中だけだよ
雨は それだけで物語なんだ
きっと 青春病なんだよ 僕らは
「想う」には願望が少し混じっちゃうから
無欲で無心な「祈り」がいい
濁りのない透明に辿り着きたいな
いつか
そう 消える前にね
眠る前に想う誰かよりも
目覚めて最初に探す
そんな魂で
僕はありたい
・朝の解法
朝は開け放たれた希有なスイッチだ
まるで野原の中に一粒だけ隠された
名も知らぬ宝石を見つけるくらいの
愛らしい可能性だ
真剣に探すなら苦悩と絶望だけをもたらすけれど
あると信じるだけなら
短編小説にのめり込んだようなあの恍惚を味わえる
はらわたに宿したままの違和感の前で
思考停止を遊びながら
呆気なく霞んでしまうあの感覚を楽しもうじゃないか
何処かに潜んだスイッチレバーを
例え間違いで触れてしまっただけでもいい
すべては流れ始めるさ
洗面台の真ん中に
不思議な渦を描きながら
順番待ちのイラツキも
重力と粘性係数という神になだめられて
すべては調和しながら
解放に向かってく
朝は 眩しい朝は
ある意味でしあわせの解なのだ
すぐに忘れ去られ
記述するには複雑過ぎる
その断面の解なのだ
・狂おしき魂の
楽屋では寡黙で 人見知り だけど無理した威圧感など 微塵も持たぬ彼らの
ステージの上で豹変する様を 驚きと喜びで見つめる
すべてを懸けて躍動する肉体 乱れる髪の毛 汗と絶叫
怒りなのか 悲しみなのか
焦燥なのか 渇望なのか
恐らくそのどれでもなく そのすべてを含んだ振動
かつて僕が望み 演技した場所に 彼らはいた
地味も オチャラケも 雄弁も ギラギラも
大音量という陶酔の海に 融解して
真摯な音への愛 伝えたいという衝動 言葉でも音でもない何かが
確かに痛いほど伝わってくる
バスドラの あの作り込まれていやらしい低音が
愛撫より素直な 愛して欲しいを 囁いている
もう飛んだり跳ねたりできる歳じゃない それでも精一杯の僕を
さっきステージに捨ててきた
奇妙なフリの装飾は 僕なりのアイシテルだ いつものアイシテルだ
だけどさ
若さという特権を前に 眩しくて嬉しくて
昨日のように思える若造の頃の感覚が蘇るんだ
彼らの中のどれくらいが 信じたまま僕の歳を超えられるだろう
才能 努力 クチビルを噛み締めた数 星の巡り合わせ 青臭い夢の青の純度
一瞬だけ光る魂なら でも掃いて捨てるほどいる
何が足りないのかわからないから 僕らはもがくのだろう
狂おしき魂の 大人びて色褪せていく美しさも またいいもんさ
その上で
ツ タ エ ナ ク テ ハ イ キ テ イ ケ ナ イ
そんな哀しみだけが 歌い続けるという呪いを手に入れる
一握りの選ばれし魂なんかじゃないだ
満たされることのないアイシテクダサイを背負った彷徨い人だ
それはもはや美しく限りなく遠い
そんな光でさえないのさ
そんな風に 僕はまた
爆音の中を ニヤニヤしながら
頭の中の誰かに囁いていた
そんな
そんな
素敵な夜 だったよ
月を望むことは
星を殺すことだったんだ
願いなんてない
紙に書いたり
思ったり
そんなこと
出来っこない
それぐらい壊れやすい
深く隠した
いや
あるのかさえ
探れないものだから
意識に浮かべれば
僕が壊れる
そんな
さあ
多分そんな
二番目に大切なモノで
今日を喰い繋ごう
明け方には
ろまんてぃっくは
もう息をしていないさ
言わないのは
言えないからじゃない
嘘にしたくないからなんだ
きっと
この魂の落としどころの正体は
墓場まで道連れにするさ
それが僕の最後の美学だ
トランス
変性意識
時として憑依のように
自己でありながら
意識領域を外れた場所から
聞こえる
或いは
感じる
神秘主義とも少し違う
希薄な理性の
僅かな関与はある
時々危うい全能感も伴うけれど
自分へは隠しているつもりでいる
禁句を巧みにすり替えては
お皿を落とす瞬間の
あの快感を
内部に再構築するような感触
隣り合った異次元へ
命綱をして潜り込むような
小さな冒険ごっこ
失神の手前のお花畑
入り口は知らないけれど
巨大な加速装置なしでも
感じることは可能だ
懇願混じりの青信号が
黄色のため息を零して
こころがブレーキを受け入れるまでの
柔らかい絶望があって
一分先に見える景色と
タバコのような吐息に
火を付けている今の間の
淡い相関関係の中に
僕らの朝は存在する
詩人を眠らせて生きなきゃ
今日に辿り着けないね
でも黙らせたままの
見ず知らずの気怠い背中に
透明な
お は よ う
なんか振りまいて
世界が詩人語で繋がる夢なんて見ようか
また今夜の畔でさ
睦言の 空耳楽し 秋枕
悲劇は笑え
喜劇は痛め
手のひらの中に
君を探し
握り潰し
そして
瞳を閉じた
強く
固く
睦言の 空耳楽し 秋枕
睦言の 空耳恋し 秋枕
睦言の 空耳哀し 秋枕
ただあいしてください
しずかにあいしてください
やさしくあいしてください
ホントウをひとつください
ざわめきだしたこころが
ささくれだったこころが
ふやけてこしぬけになるまで
とろけてきえてしまうまで
ただあいしてください
しずかにあいしてください
やさしくあいしてください
ホントウをひとつください
・追い越し禁止
こころよりさきに
言葉は流れて
感情がなぞるように
僕を追いかけていく
真空が呼び起こす
僕の中の影の気配
こころよりさきに
指先が踊る
僕は置いてき堀に
エサのない釣り竿を垂らしたまま
ここが一体どこにあたるのか
理解を拒み
想いを瞑る
また言葉がひとつ
僕を追い越していった
言葉をなくせた時
しあわせは完結するんだと思う
255 :
名前はいらない:2010/02/18(木) 15:44:45 ID:9fyRlulE
たにんをだまし
のりでほらふき
うそをたださず
えりもたださず
あやまることなく
やくそくをやぶり
こそこそかげぐちをたたき
ゆすりにもにたげんどうで
うつ病におとしめ
きちがいをそだてるひとたちは
たすけをもとめるこえにも
かすみみをもたずに
のけものをつくって
まちがいをほうちする
いじめっこしゅうだん
くちさきだけの
だらしない粘液が
らちのあかない
なきまねに溺れている
いのちを憐れもうか
257 :
名前はいらない:2010/02/23(火) 14:58:25 ID:99mjPRX8
折句ブームきたる。
肩から首筋にかけた痛みが
うつむいて歩く男の姿を
実感として僕に教えていた
だけど
この背中のブルースは僕だけに寡黙なんだ
いつもね
陶酔が悪臭を放っているか否か
哀愁が熟し切っちまう
その前に
キミの背中のリリックに
口笛が寄り添いたくなるのは
なぜだろう?
ねえ
隠した素直は
隠し過ぎたから
背中ににじんじまうんだ
だから愛しいのさ
だからね
自己愛が僕らのブルースを溶かして
背中から逃げようと
明日に
前のめりな明日に逃げ込もうとしている
愛なんて問わなくていい
抱きしめてしまえれば
259 :
ネロ:2010/02/26(金) 23:36:30 ID:TIcQ05sg
尋常でない渇きを
真っ白な瞬きにのせれば
異常な脈動を
清潔な声にのせてしまえば
皆
一瞬のわたしだけのものになる
書き留め切れない
流れるように
脳裏に振ってくる
光のような
透明のような
すでに完成したまま
掬い取るだけで
美しい涙として
輝き始めるもの
書き留め切れない
いつもあまりにも突然で
流れた
流れ去ったのだと
微かな痕跡を指でなぞって
無様なニセモノにしがみつく
思い出せるのは
感触だけで
似たような言葉を並べても
あの奇跡の再構築には
いつも素直が足りないんだ
・コロイドの見た夢
目覚めてすぐの純情が
インスタントコーヒーで
少し濁ってしまった朝
僕はあわててこころを探した
詩人なんて信用しちゃいけない
背中を隠すから
不用心な横顔で
人を惑わすからさ
この褐色に濁った液体が
透明を取り戻すまでの刹那に
僕らは人生を浪費してしまうのだろう
明日から振り向いたら
僕はボクを許すだろうか
冷めた泥水に白濁とままよを隠して
飲み干してしまう
今日も
命も
微睡む前の沈殿のクチビルが
サイレントでサミシイをなぞってしまうのは
もう血のような透明だよと
抱きしめてくれるだろう?
ところでキミはだれ?
夜?
眠り?
終末?
それとも...
目覚める前から混濁さ
大丈夫
安心しなよ
262 :
ネロ:2010/02/27(土) 23:04:26 ID:6ILOsioU
僕は唯一
君だけに
霞を注ぐ
263 :
名前はいらない:2010/02/28(日) 17:52:26 ID:1qKqwOhG
たった一言話せたら
それで別れられたのにな
夢をありがとう
全てが嘘みたいで
君が居る真実
全てが好きだ
・名無しの言葉で
名無しの言葉でいいよ
名無しの言葉で
僕の命がいつか尽きて
それでもどこかに
生きた時に零した痛みが
流れていたとしたら
十年、二十年
いや もっともっと
その時にはネットとかあるのかな
テキストという存在があるのかな
みんなテレパシーで会話してるかも
だけどさ
まかり間違って物好きの人が
僕の痛みにつまずいたりしたら
面白いよね
チクリとやれたら
ニヤニヤしちゃう
その時はもう僕は名無しでさ
正体不明のまま
疼きと痛みと空白だけが
置いてあるんだぜ
名前なんて感覚の邪魔にしかならないんだ
言葉も名前も捨てて
骨壺の中のリン酸カルシウムは夢を見る
名無しの痛みだから届く場所があるって
ニヤニヤしながらね
名無しの言葉でいいよ
名無しの言葉でさ
266 :
非番計缶と計札系迷探偵家族:2010/03/28(日) 14:20:45 ID:+zOsyA5h
下っ端 裏金なしじゃ生きれない。
おれたちどうせ 下っ端。
上の患部の 操り人形。
さからうなんてゆるされない。
できない。こわい。 いじめられる。
おれたちは どうせ 下っ端
裏金つくりに協力しないと出世無理
おれたちは どうせ 下っ端
裏金なしじゃ 生きれない。ワン、ワン、ワン、ワゥーーーーン
心の詩。
なあ
どうせなら
飛び切りの嘘を目指そうじゃないか
自分さえ騙せるような上物をさ
268 :
名前はいらない:2010/04/06(火) 11:41:26 ID:CyFRXC3H
田上綾子心理狂の方々は詩人だったんですね。
269 :
名前はいらない:2010/04/06(火) 16:10:48 ID:FOAwmkQn
鍵穴埋めるな(笑)
270 :
名前はいらない:2010/04/06(火) 16:12:48 ID:FOAwmkQn
地獄に首からダイブ
上等な恥辱には
それなりの敬意をもって対峙しよう
名乗ったから詩人って訳じゃない
純粋を気取れもしない陳腐な幼稚が
書き逃げの痛みを背負えるとは思わない
落書きは せめて血で書け 便所虫
272 :
名前など忘れた 或は1:2010/04/23(金) 14:26:29 ID:hWNg+Lzl
前略 キミヘ
お元気ですか?
雨ですね
こんな日は無性に手紙が書きたくなるのだけど
なぜか僕は
まだ誰なのか知らないキミへ
言葉を紡いでいます
手紙は出せませんね
住所も名前も 存在か否かも
知らないのですから
ただキミ宛に書きたいと そんな欲求がね
きっとわかりたくもない何かの代用品として
無意識と超自我の痛み分けた折衷案として...
自前の闇の深読みは もっと元気な時にしましょうかね
キミはもしかしたら夜なのか
言葉というインクを吸い取る便箋なのか
僕にはわかりません
でも 雨がくれた柔らかなアンニュイが
少し痛くて気持ちいいですね
始まることのない物語が 見つめ合う永遠を信じますか?
僕のささやきは雨の中を泳いで 凍えて溺れて消えていくんです
これまでも これからも
取り留めもない感傷を鼻歌のように歌って 独りで相づちを打ったりしながらね
僕の難解な言葉を 或いは わかりやすい隠蔽を
感じて 静かに頷いてくれる魂をね
探していました 恥じらいながらもね
悲しいとか 寂しいとかとは 少し違うような気がします
でも上手く言えなくて 歯痒くて イタ気持ちいいですね
え? 気持ち悪いですか? 変態なのかなぁ
やっぱり黙っていましょうかね
雨ですね
伝えたいことがなんなのか じゃなくて
伝えたい人は誰なのか なんですよね
そうでしょ ねぇ
また書きますね
この前のは 届いていますか
キミが誰かに伝えたがったナニカが
僕の送った手紙 なんですよ
この言葉 凶暴につき
過去に何をしたかではなく
今 何ができるかだ
書き貯めたものを垂れ流して
なんになる
詩人もどきが詩人になるのに
永遠という時間が必要なのを
理解するのに一生かけるのもいい
だが しかし
だが しかしだ
くすんでいる
書き捨てる覚悟がないから濁る
全てが
殺せる力もない言葉が
自分を救えると
誰かに届くと
ホントに思っているのか
違和感と執着がここにあって
ただ 見つめてしまう
今 垂れ流した血だけで書け
話はそれからだ
夢と絶望は双子だよ
どっちも未来と想像から生まれるんだから
その夢を殺せない君に
次を夢見る権利はない
すべては月のせいにしてしまおう
夏の記憶を肌に刻み付ける
深く どこまでも深く
日焼けの痕跡が
色でなく意識から消えた時
はじめて夏は終わりを告げるのかもしれない
どんな風に飛びたいの?と彼女は聞いてきた
手のひら? 海? 宇宙?
そいつはとんだ愚問だ
君という小宇宙のこころという領域へ
そう 許可もなく侵入して
そこで爆死する
ソレ以外 望むものなどある訳がない
叶うはずのない願いを口走るほど
もう若くはない
黙って殺してくれと
天井に念じてみた
震えてみせたのは
決して演技なんかじゃなかったんだ
結局 どんな夢を望んだのか
究極の優しく美しい夢が
一番粘膜を痛めつけるなんて
すべては月のせいにしてしまおう
僕は夜の片隅で笑ってみた
その背中の翼をむしらない限り
人の痛みを見つけられないってこと
教えてあげない残酷を
僕と月は選んだんだ