君のセンスを5段階で評価するよ!カスタム3[指名制]

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329やさしいあくまさんお願いします
『逆転』

私の心は波打ち際に立たされたようで
感情の波が押し引きを繰り返し
乾く暇もなく次の一波
その混沌とした無責任で無作為な冷たさが
私の奥底まで湿らせてしまった

しかしそれは希望なのだ
空になってもまだ湿り気を残す井戸は
またいつか眠っていた水が湧き出し
その身に溢れんばかりに湛えられる

表裏の区別も危うい世界だ
これくらいの逆転、許してくれ
下水路を彷徨った果てに
見上げるものは
青空



可能性1
(そして天地の逆転、大気圏突入時に消滅…)