1 :
名前はいらない:
ここには居場所がない
ここでは人になれない
ここでしか狂気を現せない
2 :
名前はいらない:2006/10/27(金) 00:57:52 ID:7knc3UHd
3 :
名前はいらない:2006/10/27(金) 01:08:05 ID:7knc3UHd
背中合わせに愛を叫んだとしても
所詮は自己愛の延長線上を
くるくると螺旋状に動いているだけ
それよりは
公園にいる鯉にでも餌をあげようか
指一本につき鯉の目玉二つ
エラは無尽蔵の酸素なんて吸えない
床にこぼした牛乳のように軽く拭き取れればいい
すえた臭いと寂しい思いなんてくだらない
自分の中も同じ臭いの物でいっぱいだから
くるくるくるくる頭から爪先に向かって何かが落ちていく
4 :
名前はいらない:2006/10/27(金) 19:35:43 ID:h8eO0+3k
こんなにも痛みを伴うのは何でなんだろう
ただぽよぽよと生きていきたかっただけなのに
私の中の中に潜んでいた赤茶けた暗い欲望が全てを台無しにする
心配の一粒一粒が私のこころをえぐりながら笑い転げている
「手斧」
ぎっしり詰まった
ヒトヒトヒト
俺の居場所は何処にある
手斧をもっていざ進め
ばん
どん
ざくざくざく
血路開くに躊躇はいらぬ
痛いと思うが
居たいと思うが俺の場所
6 :
名前はいらない:2006/10/28(土) 12:24:37 ID:uV4u2njw
うるさい
できることとできないことの差を
なぜ今更知らなければならないのだ
いいから俺の中に入れ
俺の空洞の中に入れ
どす黒く渦巻く俺の隙間を満たせ
地下深くに暗く輝く杯を満たせ
お前の悲しむ姿は俺の力にならない
お前の苦悶そのものが俺の力になるのだ
7 :
名前はいらない:2006/10/28(土) 14:22:15 ID:cvoEYkvq
きみはまだわかる
でもわからないのだ
打たれすぎた過去のこと
8 :
名前はいらない:2006/10/28(土) 14:26:58 ID:cvoEYkvq
アイロニーね
まじ興味なし
9 :
名前はいらない:2006/10/28(土) 16:07:31 ID:c3h7AE2f
高いビルの上から見る風景は格別で
下を歩く人や自動車は私の存在に気も払わない
生ぬるく吹き上げる風も本当に心地いい
あと一歩の生と死の狭間で明日のご飯を考える
私が食べるご飯はなんだろう
本能が拒絶する状態から抜け出すために
私は明日何をしているんだろう
本当に何をしているんだろう
10 :
名前はいらない:2006/10/28(土) 19:51:18 ID:cvoEYkvq
はたして彼のお金をむしり取る権限など存在するのだろうか
目を閉じると彼があいつの首を閉めているリアルが見えた
詩は河馬の群れ
河馬の群れが俺に向かって
同情しろと言っている
12 :
名前はいらない:2006/10/28(土) 22:49:59 ID:gD4PIkH3
私の部屋に続く螺旋階段は緑色だ…輝いて堕ちるのは嫉妬の色である…堕ちる、降りる、堕ちる、降りる、オチルオチルオチルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオお
13 :
名前はいらない:2006/10/29(日) 01:17:26 ID:m5Vsvve0
狂気
いくつもの基準が異常を作り出す。
スプーンの持ち方から、恋愛遍歴まで。
テレビでアナウンスし、あるものは見えないように。
あるものはクローズアップし、そこに優先順位はない。
犯罪者の雇用問題をとりあげ、生活保護を切り捨て、
湯水のように税金を使う。
しかし、人々は生活の中の異常をとりあげ、大きな狂気は
見ようとしない。ニートを蔑視し、童貞を見下し、基準をクリア
しようとする。青春をクリアし、社会人というものになり、味わうのでは
なく、何もかもこなし、形を追い求める。
経験も無駄になり、うすっぺらなものを分厚く語っても、言葉は
質量を失い、ただの音になる。
形だけ。言葉に縛られ、狂気にきづかず、理にかなわないことをする。
それを大人だと言う。
歪んでも、受け入れ、自分より歪んだものを叩く。
異常者をつくり、悦に浸る。
走り出したら、とめられない世論と風潮。
見えない誰かの基準に恐怖し、苦痛を味わい、非難され、
生きる喜びを奪われる。
人々は狂気を愛している。
狂気にきづけないという一番の狂気に。
その言葉にどれほど真実が含まれるのか。
テレビで語る人間の形だけの言葉に。
人々が使いたがる言葉、概念は怪しい。
そして、正常に対しての狂気を作る。
どっちが狂気だ。
14 :
名前はいらない:2006/10/29(日) 12:34:11 ID:vs71wDDp
虫さえ鳴かなくなったこんな夜は
狂おしく柔軟運動をしよう
関節のあげる悲鳴のように
私の体は血を流しては脳の指令に反逆し
この空気の様に何も通さない鎧を重ね着する
何を探しているの?
ここには錆びた時間と浸食された金属の餌しかないのに
15 :
名前はいらない:2006/10/29(日) 12:57:47 ID:zVBDe/Hs
人ごみの中を一人で歩く
二人で歩く
三人で歩く
みんなで歩く
いいよいいよ
ゆっくり歩こう
水溜りがあっても問題ない
走っていく人には手を振ろう
止まっている人は置き去りに
邪魔をされたらけり倒し
穴があったらそのまま落ちよう
何処までだってきっと行けるよ
道端に倒れるまでなら
16 :
名前はいらない:2006/10/30(月) 11:19:28 ID:OslMrXPh
天気のいい日に 亀が死んだ
17 :
名前はいらない:2006/10/30(月) 20:23:05 ID:/diUkIpG
恐怖の人食い大観音。
それは、天保の飢饉に喘ぐ貧村に突如として現れた。
カラーン!カラーン!乾いた鐘の音と共に、
身の丈、三十丈はあろうか、ゆっくりと歩む青銅の観音。
おお!有り難い事じゃ!観音様が現れなさった!
おおーい!村の者、広場に出るのじゃあ!
ざわざわ・・、おお、観音様じゃ!観音様がこっちにいらしゃるぞ!どうかわしらを救って下され!
手に印を結び、どこか狂おしい笑みをたたえた大観音が、ゆっくりと地面を滑るように村人に接近する。
カラーン!カラーン!とうとう、村人の所までやってきた。
ありがたや、南無〜。地にひれ伏す村人達。
ぎぎぎっ、観音は身をかがめると、フフゥ〜とやさしく村人達に息を吹きかけた。
グエ、グフッ!たちまち強烈な腐臭と死臭があたりにたちこめる。
動転する村人、その瞬間、観音の巨大な手が目にも止まらぬ速さで、村人を掴む!
ブチッ!ブチッ!ギャッ、ギャーッ!次々と手にかかりその狂った笑みをたたえた口で、思い切り貪り食う。
あたりは、血と飛び散った臓器の海、悲鳴と絶叫がこだました。
とうとう一人残さず食べ尽くすと、鐘の音と共に観音はいず方へと去って行った
18 :
名前はいらない:2006/10/31(火) 13:52:17 ID:ix/GTfjc
【日陰】
日陰の中から跳びだした
そこにあるのは一見平凡な光景
胡散臭そうに眺める人達が足も止めずに流れていく
私がしたのはただの物理的運動
単純に私が動いてそれに私の影が動いて地球の上に影の面積が増えただけ
一つとして異常な所はない
故に私は悲しいほどに正常に機能しているはずです
19 :
ディアブル:2006/10/31(火) 15:27:23 ID:2qObvWIz
僕は気づいたんだ。
すべての鍵はキミ自身の中にある。
僕はわかったんだ。
すべての答は人間の中にあるって。
僕は初めて知った。
すべての答は僕自身の中にあることを。
頭の皮をはぎ取って、脳味噌をさらけ出せ。
太股の赤い肉を食いちぎれ。
白い脂身の腹を掻きむしれ。
絶命したお前の体から抜けだした魂が、
きっと語りかけてくれるだろう、真実を。
そうだ、これが本当のことだって。
人間なんて幻だ、生きるに値しない屑も屑。
爆弾のスイッチを押してすべてをチャラにしろ。
壁にへばりついた肉片の焼けた匂いにお腹が鳴って、
お前と昔行ったあの焼肉屋のことを俺は思いだしたよ。
そういえば、お前はminoが嫌いだったっけ。
minoって何?と訊かれて俺は答えられなかった。
minoってなーにと、こっちが訊きたい。
いらんこと言わずに食ってみろ、
俺だってminoは嫌いだ。カルビだけでいい。
豚の腹の肉にむしゃぶりつくお前と俺。
焼肉屋の屋根が吹っ飛んで台風の夜に野ざらしになり、
激しい雨が七輪に叩きつけてじゅうじゅうと言った。
水浸しのカルビを銜えて俺達は微笑む。
20 :
名前はいらない:2006/10/31(火) 18:19:47 ID:M1mg4eu0
日々胃の中は破裂しそうな想いです。まじでなんもしてないのに疲れて
疲れて本当に仕様がない。わたしがこんな責め苦にずっとあわなきゃいけないのは、
いったい私の何がいけなかったのですか??????????????????
わたしは汚い存在で生きててはならんの??????????????????
ほんとに胃の中が張り裂けそうで苦しくてしょうがないのですが、
あの日というかある日というか以来ずっとずっとナイフが刺さってとれない
何しても楽しくない。頑張って抜こうとしてても全然抜けない
ほんとに誰かがわたしを殺そうとしてんの???????????????
なんで??????????????????????????????????
21 :
名前はいらない:2006/10/31(火) 18:40:41 ID:LC+YB6Py
↑こーゆーのはステレオタイプの社会不適応が
これまたステレオタイプなオナニー詩をしただけなので別にいらん。
狂うか狂わないか、
理性と狂気の狭間を綱渡りしながら
危なげに歩いていたのが
一気に凄まじい狂気の奈落に落ちていく、
そんなカタストロフィをうまく表現しつつ
なにかを感じさせる詩を読みたい。または書きたい。
22 :
名前はいらない:2006/10/31(火) 18:45:39 ID:M1mg4eu0
誰かわからんですが決めつけがおかしいよね????????
狂ってますよね?????????????????????
つか事実を書いただけだけど???????????????
23 :
名前はいらない:2006/10/31(火) 18:47:47 ID:LC+YB6Py
あ すまんどうやら詩じゃなかったようだ
24 :
名前はいらない:2006/11/01(水) 18:35:51 ID:84j4Ly4j
また、一人殺された
死体にメッセージが刻みこまれている
「僕は君よりもずっと暗い所を好む。
血にまみれたナイフの質感だけが僕を許してくれるから。」
25 :
名前はいらない:2006/11/01(水) 19:43:20 ID:ELOm4fvn
【目】
夕暮れはもはや過ぎ行き
薄暗い空は大きな目玉で地面を眺める
寒さで凍えた虫の視線は刺すばかりで
私のかかとをむずむずさせる
踊ることもできず
歌うこともできず
くるくる回りながら私はただ周囲を見ている
26 :
名前はいらない:2006/11/02(木) 18:21:54 ID:ZJSXjITg
「コウヨウ」
紅葉が始まりました
ラジオがいう
また目の前が真っ赤に染まる季節がやってくる
美しい枯れかけた季節がやってくる
背中に空を背負っているような
背中に地球がのし掛かっているような
赤く重い季節の始まりです
「針」
すっきりしない時は
どうぞ
針です
さしわたし30センチほど
ぐすっと
もう一本
もう一本
ワルイ血でますでしょうか
どうです
すっきりしたでしょう
すっきりしたよな
すっきりしたっていえよ
「天才」
ここに天才あらわる!
それはわたしです
わたーしは
わたーしは
天才です天才です天才天才天才!
a[1!
天才は
天才をしるという
よし
あなたはわたし見込まれたのです
誉めなさい
いいですかわたしを認めれば
あなたも捨てたもんじゃないのですよ
誉めなさい
わたしをわたしをわたしをわたしを
わたしをわたしをわたしをわたしを
ああ
勿体無いことです
わたしだけが
天才だなんて
29 :
名前はいらない:2006/11/03(金) 00:37:06 ID:OSyP4lCT
「30%」
ニヤニヤ笑うハンバーガー屋の店員
その笑顔の奥には嘲りがあるのではないかという
疑念をぬぐいきれないが
実際嘲りが混入していました
30%
この数値の根拠は?
適当な数値を言って笑いをとろうという根性は
馬鹿の証
30 :
名前はいらない:2006/11/03(金) 00:38:21 ID:OSyP4lCT
「たわけ虫」
たわけた人間は虫になるんだよ、という
長老の言葉を無視してたわけた所業を続ける若者たち
馬鹿だと思う
すごく馬鹿だと思う
でも許す
許す権限があるかどうか不明だが
多分無い
31 :
名前はいらない:2006/11/03(金) 00:40:31 ID:OSyP4lCT
「エルブリンスク バッチェスタ」
すっかりひどくなった世の中を
少しでもよくするためにバスの中で座らず立ち続ける成年
エルブリンスク・バッチェスタ(旧東独出身)
だけど周囲の人間は
その善行に気づかないのであって
それは冷たいんじゃないのか
と思うけど指摘しない
殴られるから
32 :
名前はいらない:2006/11/03(金) 00:45:33 ID:OSyP4lCT
「燃えなかった犬」
あいつを殺してくれる虫はどこにいるのかと
砂の壁に向かって問えば
三点リーダが答えるだけ
「…」
33 :
名前はいらない:2006/11/03(金) 00:50:28 ID:OSyP4lCT
「パザモ・クラリチーナ」
緑色の葉物十三枚挿し
窓際の花瓶
ハンマーで叩き割れば
滴り落ちる水
洗練されてない人間は弱い
洗練されるとはどういうことか
悪い性質のみを残して
よい性質をそぎ落とすのも洗練の一種
いっそ洗練されたほうが
死ぬよりましだ
「首ちょんぱ」
飛んでくる首は笑っていますか
笑ってくれなくては申し訳ありません
わたくしは
首ちょんぱされる人々が
少しでも楽しく死んでいけるように
最期に
ああ、いままで生きていて
この瞬間が在ってよかったなあって
思って下さるように
全身全霊を込めて
滑稽を演じているのでございます
35 :
名前はいらない:2006/11/04(土) 22:20:56 ID:+0jQHuFL
「舌が肥えてますな」
ワインゼリーの味を見破る
真人に精一杯の皮肉を
「舌が肥えてますな」
駄目だ皮肉じゃ駄目
皮肉じゃ奴の分厚い脂肪は貫けないから
だからといって他に手が?
ないけど
すっかり広がった彼我の格差は当然の理の賜物
当然の理がいつも虐げの原理
虐げるとしいたけは似ている
だが そんなことはどうでもよかった
36 :
名前はいらない:2006/11/04(土) 22:28:01 ID:+0jQHuFL
「サトクリフ」
トライアスロンで人が死ぬ
トライアスロンでなくても死ぬ
別に死ななくてもよいところに
焦燥感で死期を早めた
そんなおきてが 支配する
間違った世の中 滅びろと
狼鳴けば ウサギ死ぬ
何の意味もないのに生きていて
何の意味もないのに死なない
いつ死んでもいいのは
がんばったからではなくて
面倒だから
37 :
名前はいらない:2006/11/05(日) 11:23:09 ID:SUHoQ7jy
「いつものこと」
日常茶飯事に私の周りでおきる出来事は
いつだって私に決断を迫る
そして私はいつだって決断を回避するのです
私は意識の上では常に逃亡者なのです
それも誰からも賛同されない逃亡者です
みじめに砂を噛みながら
夢中でほふく前進するのです
「死体」
ぐるぐる巻きの包帯
赤黒いまだらの肌が覗く
半開きの瞼の向こうの白くにごった玉
腕も足も下にくっついたままで
体液は溜まり沈む
肉が重さに耐えかねて潰れてゆく
細胞のひとつひとつが呼吸をやめ
命の光がひとうひとつきえてゆき
自ら温まることもなく
融けてゆく
人間だった
人間の死体
そろそろ喰わせろ
虫の声が響く
39 :
名前はいらない:2006/11/05(日) 19:23:40 ID:SUHoQ7jy
「まわる」
目玉が坂を転がれば
私の目もくるくる回る
世界も君もなにもかも
40 :
名前はいらない:2006/11/05(日) 20:16:36 ID:IAcNiHyn
ウォルポールは露を降らせつつ
いろいろと死んでいくのだ
波を蹴立てて進め!
そうしなければ印度は終わる
ゆっくりとして
頭を振りながらゆすぶられる犬よ
それがどうした
私は生きているぞ
41 :
名前はいらない:2006/11/05(日) 20:19:05 ID:IAcNiHyn
「ディエス」
猿にとっては
犬が豚だと
気づかなかった
それが罪か
罪だろう
推定は覆らず
ある程度予測どおりに日々は怠惰で
二枚目が理不尽な善意を施し
犬が老婆を支配する毎日
42 :
名前はいらない:2006/11/07(火) 12:37:28 ID:+jk6Pn5y
影の中から滲み出し
電球の中に吸い込まれていく不確かな存在に心惹かれ
瞬く間にうつろいゆく影をぼんやりと眺める
夜の闇は全てを含有した胎内となり
善も悪も混ざり合って私に語りかける
私の枯れた心は何を言われているかも理解せず
いつしか私を離れて蛾のように光を求めて走り出す
何だか判らないものために
判らないまま努力をし続けるのはもううんざりだ
43 :
名前はいらない:2006/11/10(金) 08:23:03 ID:NYPjFERO
日が低く 鳩の子堕ちる
44 :
名前はいらない:2006/11/12(日) 03:21:33 ID:4Qh46qwB
「歩み」
君から貰った小さな想い出は今では私の大きな墓標になっている
君から貰った大きな想い出は今では私の小さな歩みとなっている
私は墓を背負って人の間を目的地もなくそぞろ歩く
生ける死体は人の間をすり抜けてそぞろ歩く
難しい問題は私には解くことはできない
ただ何故みんな気が狂ったまま生きているのかどうしても知りたいだけ
いつの日か私はそれを知りたいだけ
45 :
sage:2006/11/12(日) 16:42:40 ID:W4x18qBX
そんな陳腐な単語並べるより、愛してるって台詞の方がよっぽどサイコだぜ?
46 :
名前はいらない:2006/11/12(日) 20:00:20 ID:KaA4Qxax
お前のベルトに鎖をつけた 酸素を吹き込もうか 地面に下ろそうか
日に三度を殴りつけることは確定だ
お前の死にたい顔が見たい
47 :
名前はいらない:2006/11/13(月) 01:46:49 ID:8UO+4pd+
「ムダイ」
何故だか判らないけど何故そんなに夢中になるのか判らないのです
ただ何となく楽しそうだなぐらいの感情ぐらいしかないのです
何がそんなに心を捕らえるのでしょう
願わくばその楽しみと悲しみと辛さを味わえますように
その悦楽が味わえますように
48 :
名前はいらない:2006/11/13(月) 21:54:19 ID:9UCCu049
澄み切った空に叫んでいた
何もいらないから、明日を消してくれ
いやなどとは言わない 全ては自分のせいなのだから
来る日もくる日も明日は来る
気に入らなければ 何も受け付けず
知人が旅行先の伊勢から、おみあげ(なぜか変換不可)を
俺のために・・なのに
なのに
おしりがとれた
49 :
名前はいらない:2006/11/14(火) 01:27:38 ID:Om/n2DoL
【食指】
真新しい
兵器の艶のような夜に
木の実みたいに腫れた
女の腹の中で
生まれ損ねた赤子が
白けて笑っている
女は寝ぼけて泣き
医師は透視をしている
冬枯れた表通りで
浮浪者が血を吐いた
病院のゴミ箱は漁るな
それは食い物にはならない
ビニールに包まれた
柔らかな感触を確かめてはならない
夜を行け
朝が来るまでに
膨らんだポケットの
中身を隠してしまわなければ
50 :
名前はいらない:2006/11/14(火) 01:44:09 ID:gYWPkTRY
そろそろ夜も真ん中の一番いい頃になるね
無理にはしゃぐこともないけど
外を誰にも見られずに歩き回ろうか
横に歩いたら後ろに二歩
そのまま一回ターン
腕を左右に振りながらスキップしよう
無理にはしゃぐことはないけど
このまま
夜のまま踊りながら誰もいない月の下歩き回ろうか
51 :
名前はいらない:2006/11/15(水) 20:24:47 ID:BVvLfQ0n
21
今日から社会人
高校を卒業する時に刺青を入れた
誰にもいえない
手首の刺青
痛みはなく 間もなく心が病んだ
コンビニのレジに見られた
袖口から覗く私の手首には
一生口ずさむ言葉を選んだ
「リーブ21」
52 :
名前はいらない:2006/11/15(水) 21:14:26 ID:Yn6zsxrk
「人形」
首をもいで
手足をはずして
ころころと
転がす
私にそっくりな
人間の形をしている
53 :
名前はいらない:2006/11/15(水) 21:57:26 ID:Yn6zsxrk
「光線」
光線
ステキ光線
だれにも見えない
けれど
私だけを
照らしている
54 :
名前はいらない:2006/11/16(木) 07:37:30 ID:eKB5l7Xa
振るチンはサイコだよ。
55 :
名前はいらない:2006/11/16(木) 08:53:37 ID:fUFxSPm0
つまさきを食べられて立てなくなった
くちづけされて話せなくなった
ドアの隙間から覗いている
足元には穴があいたまま
鏡は割れて散らばったまま
56 :
名前はいらない:2006/11/17(金) 17:49:12 ID:fxH9gbeI
散々 殴って 散々 刺して
感じる ふりを する
57 :
偏愛:2006/11/18(土) 19:51:16 ID:A6Lyss0/
暮れなずむ町の光り トカゲの胎内
愛するあなたへ「死んでください」
「オリジナル文字」
かな
漢字
ローマ字
才能を潰すだけ
どれもこれも
乱筆だとよ
こさえてやったぞ
俺文字だ
ほれぼれするほど
美しい
59 :
名前はいらない:2006/11/19(日) 02:23:49 ID:G9ty3/Vh
「ずるめら」
恨みが形をとった時
どういう音を立てるかといえば
ずるめら
に違いない
根拠は無いが
そう思う
60 :
名前はいらない:2006/11/19(日) 02:27:03 ID:G9ty3/Vh
「不思議生物」
ノートに書きなぐった
不思議生物
それが友達
ベレロフォン
そのくちばしは多面体
名状しがたいフルート吹きの
移り行くありさま
61 :
名前はいらない:2006/11/19(日) 02:31:54 ID:G9ty3/Vh
「名前」
僕の名前はキケロスカエウォラ
あいつの名前もキケロスカエウォラ
62 :
名前はいらない:2006/11/21(火) 01:09:21 ID:Hfu6O9YI
「ワッセナー」
真夜中
山奥で結ぶ
意図の中に
訝しさ含めた
12音調律の
歪んだ犬
63 :
名前はいらない:2006/11/22(水) 19:10:11 ID:k1T+JsFN
みんながみんな自分に都合の良い事を祈るから
みんながみんな苦しくてつらい思いをする
でも私は辛くて苦しくても自分が好きなんだ
私は私の都合の良いことを祈る
自分とせいぜい自分の周りの人の幸せを祈る
だから私は私を憎む
私は私が大嫌いだ
「目玉釣り」
割り箸を
ざくっと突き刺す
先端に目玉の手ごたえ
ふるふると震えるたびに
手元に響く
割り箸を
じわっと引き上げて
掌にまあるい
目玉を乗せる
65 :
名前はいらない:2006/11/27(月) 01:01:43 ID:YSg07CEs
「隠し事」
目の前をいろいろな色たちが横切る
小さな点や大きな丸
ふにゃふにゃした変な形
右から左に色を変えながらくるくる回る
私は手を精一杯伸ばして捕まえようとするけど
すべて手を突き抜けてしまう
穴だらけになった手と腕は誰にも見つからないうちに捨ててしまおう
私の背中に埋めてしまおう
「調律」
この人、調律が合ってなーい
らー、と大声でさん、はい
らー
もいちど
らー
駄目駄目駄目ー
調律が調律が全然んんんん
一寸この人家で預からせてもらえますか
体のアチコチがてんでオカシイです
しっかり調律させていただきます
覚悟はよろしくって
67 :
名前はいらない:2006/11/30(木) 02:10:05 ID:sYdSGZaT
「渇き」
どうやら全ては遅すぎるようだ
何をしても液体のように流れ出てしまう
貪欲な大地は飽きることなく食べ続ける
期待も犠牲も諦めも苦痛も高揚ももうここにはなにもない
「5センチ」
愛しいあなたは
5センチ刻みでいいですか
69 :
名前はいらない:2006/12/11(月) 00:23:08 ID:1xcrFIUM
プリンターには指
缶コーヒーに鼻
白ワインには目玉
ナイフとフォークで肝脂肪をいただきましょう
「キメラ」
キメラになってみませんか
お好きなお鼻
お好きなお口
お好きな手足を
くっつけて
キメラ
キメラ
素敵なキメラ
綺麗なキメラ
キメラになってみませんか
「鉄串」
嫉妬に狂った僕は
鉄串を手に
走り出しました
恋人たちはクシーザシー
一緒に並んでクシーザシー
クシーザシー
ぎゃあ
クシーザシー
イエス
クシーザシー
72 :
名前はいらない:2006/12/27(水) 02:16:40 ID:aZmhFEg+
「最高の…」
最高です
最高です
真っ暗の中雷が素敵です
最高です
脳細胞が壊れていきます
沸騰しています
73 :
名前はいらない:2007/01/06(土) 23:43:17 ID:OD9V8TxQ
「かけられた呪い」
あなたはきっと今頃苦しんでいるでしょう
私はくつろいで苦しんでいる
甘美な苦しみの中で一緒に苦しみましょう
どうせ一時の呪いだから楽しみましょう
「通りぬける」
ここら辺に
たしかにあったのです
うっとおしくて
はれぼったい
空気のカーテンみたいなものが
いつも
通り抜けようとすると
ねばついて
邪魔をして
其のうちにめんどうくさくなってしまいます
今日わたしは
体の力をぬいて
さっと
通り抜けました
明るくて軽くて
透明な世界と
わたし
やった
やったぞ
もう戻るもんか
「光」
追い回す
逃げても逃げても
ぴったりと狙い定めて光がわたしを焼き殺す
助けて下さい!!
何回も何回もわたしを焼き殺す
助けて下さい!!
何回も何回もわたしを焼き殺す
助けて下さい!!
何回も何回もわたしを焼き殺す
助けて下さい!!
何回も何回もわたしを焼き殺す
76 :
名前はいらない:2007/01/07(日) 20:29:49 ID:9hcTi4pq
「ソブレメンヌイ」
犬のような肉片ならば
明日すら処理しきれず
殺生の戒厳令が布かれても
毎日串刺しにすると宣言する体制が
詰問する少女に飴玉を渡して
笑顔で丸く収めようとする
届かないままに諦念をせねばならぬのは
諦念を思念に転換して
既成のものにした上で諦念を消し
害も引き受けるため
日々使い散らしながら生きる
不始末の弥縫策を誰がするかと
そこらの心霊に問えば
三点リーダが聞こえるだけ
「…」
77 :
名前はいらない:2007/01/07(日) 20:36:39 ID:9hcTi4pq
「スプールアンス」
「ヤメロ」と鳴く深海魚が
4つのヒレで歩きながら
外出を阻止しようとするが
それを無視して外出
悪意に満ちた世の中を渡りきるために
猫を購入
かばんの中に入れて
不安定なときに揉む
すると少し安定
78 :
名前はいらない:2007/01/07(日) 20:55:08 ID:9hcTi4pq
「ウェルキンマトリクス」
時間制限の枠内で
鉛筆を駆使し
升目の中に○と×を書き続ける
単調で実りの無い日々…
面倒だけど
負けない
負けない、って
何に?
深く考えてはいけないと思いつつ
ついパーセンテージを考えるが
その度「考えすぎ」と糾弾され仕舞いになる
79 :
名前はいらない:2007/01/07(日) 21:13:33 ID:9hcTi4pq
「何でも見てやろう」
入浴がわずか十円という偽情報に踊らされ
狂態を演じる愚かしさを
遠くから見透かして笑う
一段の黒い人の塊の中に
わずかな諧謔の精神を見、
人間50年は過去の話
今は70年だから
と煎餅を齧りながら笑う君の
頭上から飛び去るカラドリウスに天意を見る
何でも見てやろうという心構えは
面倒の元
見ないほうがよかった
80 :
名前はいらない:2007/01/08(月) 03:52:27 ID:L5YKI27K
「食いたくない」
好意施したのなんて
そんなの単なる客としてだから
お前はタツノオトシゴでも食ってろ
と言われ路上に放り出される
人生不可解以前に
一知半解を恥じるべき
81 :
名前はいらない:2007/01/08(月) 17:34:24 ID:L5YKI27K
「ズデーデン」
シュレージエン地方は心臓部である
との蜚語に惑わされ
進学校行きを断念する
才能を潰すのは多分運命
善意を潰すのはおそらく無思慮な一言
曲がりながら伸びて行く道筋を
たどるナメクジですら
確固たる設計を持つのに
御託を並べる熱量を保ちつつ
指は動くからキーボードを打てる
82 :
名前はいらない:2007/01/09(火) 18:52:51 ID:DgWYVotp
「メスカリン犬うばたま2号」
昼休み 教室の隅
黒ビニールの口 緩め
まだらの子犬をとりだせば
手を噛まれる
少し切ないような気がするが
死んだはずの自分に
切ないという感情が残っていて
多少不可思議であり
はらはらと落涙する
お犬様 ありがとう
お犬様 ありがとう
それにしても歯が痛い
神経が腐敗しかけており
このままでは破局だが
目隠しすれば大丈夫
本当に大丈夫か?
世の中は嘘ばかり
83 :
名前はいらない:2007/01/09(火) 19:02:28 ID:DgWYVotp
「梵語に酷似」
じくふり・もろかい・ひけのー・みんひ
何気ない一言
その発音が
「梵語に似てる」と
冷笑交じりに指摘され
以後 全ての発言を
梵語として認識されてしまう
嘲笑と恥の中に沈む人生なら
仕方が無い
仕方が無いとはそれでいいという意味ではない
身もだえするほど不快だが
運命だということだ
84 :
名前はいらない:2007/01/14(日) 02:21:32 ID:8Rkc5fUU
「疑問」
私はおかしい?
結局のところ
おかしい所なんてまるで見つからないし
誰もそんなこと指摘できない
時々夢は見るけど誰だってそんなのは見る
それでも私のどこかがおかしい?
私のどこが?
私はおかしい?
85 :
名前はいらない:2007/01/15(月) 02:20:51 ID:e2sqodTX
「心の餞」
枯れ葉が川を流れるように
川が海へと流れるように
私の牛が流れていった
さらささらさと流れる歌が
どうにも欲しくて
吹き溜まりに牛を流したのは私
牛は流れていった
でも歌も流れていった。
86 :
名前はいらない:2007/01/19(金) 00:38:20 ID:l32MJW/J
「幸せ」
白熊を黒く染めたような茶色の空の下
愛をササヤク人達に石を投げる
そんな時亀の甲羅が地面からはみ出していたり
虫を探している鳩が間違えて蛙をつつくのを見ていると
そこはかとなく幸せ
「赤いお好み焼き」
あなたは高所から飛び降ります
地面に叩きつけられ
遠くまで飛び散る血
張り付いた死体は赤いお好み焼きのよう
あなたは美しかったのです
88 :
名前はいらない:2007/01/28(日) 23:40:06 ID:fSX+r2wY
「磨滅」
柿の種をぽりぽりかじる
柿の種はぽりぽりかじられる
柿の種がぽりぽりかじられている
私の骨もぽりぽりとかじられている
私は支柱を失ったくだらないアメーバに成り下がった
89 :
名前はいらない:2007/02/03(土) 23:27:44 ID:kgHdzhg1
有頂天になってる時に神様は
色々とかまってきてくれる
一人一人に神様は一柱づつ
よそ見をしてるうちに私は悪さをする
そんな時でも神様は私を見守っている
神様だけは私を見ていてくれる
90 :
名前はいらない:2007/02/10(土) 23:28:17 ID:e5ul1hgW
心が凍死した
あまりに寒くて色々着込んだけど
先に心が死んでしまった
何もないこの閉鎖空間で
気持ちだけがうろついていた
心だけが寒さに耐えきれなくなって死んでしまった
91 :
名前はいらない:2007/02/12(月) 14:09:24 ID:1xKLIiKk
「ポチ」
なんとなくボタンを押してみたくなった
何のボタンかは分からないけど
どんな結果になるか判らないけど
押すことによってどうなるかは判ってる
もうみんな死んじゃえばいいんだ
大好きで大嫌いな人達を殺すのは忍びないから
私はこのボタンを押したい
92 :
名前はいらない:2007/02/14(水) 22:35:27 ID:M7PJI498
「共有」
煮込んで食べようか
刻んで食べようか
君と一体になるためには
君を食べるしかないと思うんだ
君は私にどう食べられたい?
君は私が食べるんだ
君と私は同じ体を共有する
93 :
名前はいらない:2007/02/19(月) 01:48:48 ID:MKLWCaNJ
「願い」
全てのことが済んで
全てが終わったら永遠に横になりましょう
君が世界を食べてしまったら
私は何処にいればいいのでしょう
私の望みは世界中の感情にもぐりこみ永遠に眠り続けること
深い深いイドの海でたゆたい続け
誰からも忘れ去られること
94 :
名前はいらない:2007/02/24(土) 09:22:09 ID:+Hsz3mvM
「絶叫」
転がる石が悲鳴をあげる
絶叫を残し影が小さくなる
まだ木霊が長く尾を引いている内に
幕を下ろそう
嫌だと尾を引いている内に
幕を降ろそう
95 :
名前はいらない:2007/02/26(月) 00:16:57 ID:IbkkJqR7
「あなたの言葉」
どこの空間からでもあなたの気配を感じる
私はそれをとても快く感じふんわりと受け止める
日のささない空の下で唯一 色を持ったあなたが
きらびやかな言葉を投げ掛けるたび
私の身体は嫉妬と喪失感と絶望に焼けただれる
私の黒一色の身体も心も今更あなたのきらびやかな色をまとえない
ただはらはらとあなたの光輝く言葉の残骸が私の周りに散っていく
96 :
名前はいらない:2007/03/04(日) 10:53:54 ID:2sqsa26Z
「欲望」
花粉が充満している部屋に
私を一人にしないでください
私はダンゴムシになって
ピンを倒してしまうから
悲しい打ち明け話を話す亀に
ドロップキック
97 :
名前はいらない:2007/03/07(水) 03:06:43 ID:f835OYQx
「虫」
目が痒い
目が痒い
目が痒い
そして
暗闇の中で
君と過ごす
毎日は
始まった
98 :
名前はいらない:2007/03/10(土) 23:07:50 ID:qyJVeLUe
「全てが無くなった日の夜」
全てが無くなった日の夜に空は大粒の涎を垂らす
全てが無くなった日の夜は鳥が一羽残らず羽をむしられる
全ては悲しみを越えた喜びの中でのたうちまわり
全ての元素は衛星軌道から太陽に墜ちていく
99 :
名前はいらない:2007/03/11(日) 22:37:11 ID:U0afhrJb
サイコってなに?
100 :
名前はいらない:2007/03/11(日) 23:03:30 ID:es/h0ByA
カルトって何?
自分なりの答えを出し、自分の中で発露させ、詩という形でこのスレに書き込んでくれたら嬉しいです。
102 :
名前はいらない:2007/03/12(月) 03:42:32 ID:TqBYe4Ei
笑ってもいいですか
泣いてもいいですか
自分に聞いてみる
その答えは自分で決める事
103 :
名前はいらない:2007/03/12(月) 16:43:05 ID:uG5gwnLB
内からせまりくるあの奇怪な何かは確実に何かを奪っていきあたしを真っ暗闇に落とし消えていく。
だが良いんじゃないだろうか。だって真っ暗なはずなのに自分がみえているんだから。
「殺人アリ」
もぞもぞ
ちくちく
あなたの片足にビッシリ
黒い小さなつぶつぶガ
もぞもぞ
ちくちく
ほら股間にあがってキマシタヨ
ほら喉元に滑り込んでキマシタヨ
もぞもぞ
ちくちく
涙をすすりたがってマス
鼻の中から探検したがってマス
もぞもぞ
ちくちく
殺人アリが
今からアナタヲコロシマス
「ドッペルゲンガー」
やっと会えたのに誰だか気付いてくれないの
ずっと潜んでいた
顔を見た途端息を飲んだ
御前は誰だ だって
判っている癖に!
髪を振り乱し逃げていく
歩いてその背を追った
付いてくるな付いてくるなってうわごとみたいに喚いたね
あまり煩いと取り憑くぞ
積み上げてきたものすべて
狂わせろ
僕の顔を刮目して眺めろ
二重に歩いていた足音を鼓膜で感じ取れ
日常に侵入してしまうぞ
絡み付いたのが誰か
名前を呼んで御覧
自分自身と同じ姿の
お化けの名前を
106 :
名前はいらない:2007/03/17(土) 09:58:49 ID:aV4GsmsI
「血の雨」
退屈な日
真っ赤な空に真っ赤な雲
薄いカーテンのように
血の雨が降る
錆くさい
ぬるぬるとした
血の雨が降る
「凍えた芯」
寒さをしのげる場所を探して
あちこち探してみたけれど
結局どこにもなかった
寒さは身体の奥底まで凍えさせ
全ての事を許すことができなくなった
凍える事で私は強くなり弱くなった
私を見てください
私を見ないでください
「アッセンブル」
羽が生えていればいい彼女は言った
継ぎ接ぎでも美しくあれば ねえ それでいいと
瞳は大きな方がいい 少しでも大きな方がいい
出目金が 浮かんだ水槽で 濁った水草が腐った 腐った
僕は失われていく自我と 生まれる虚無の淵で祈った
ああ 神様 少しでも 素晴らしい人間になれますように なんて
人間なんて 恥ずかしい 人間なんて 下らない 人間なんて
猿が笑った 馬が嘶く ネズミが僕の耳 齧った
人間なんて 人間なんて 人間なんて 人間なんて
人間の彼女は笑った それが なんだっていうのって
欲望が滲んだ はみ出して 滲んだ 滲んで 失せた
前頭葉の仕業なのって 前頭葉なんて要らないって
組み合わせて 生まれた僕は 欲望を失った 美しい生き物
欲望から生まれた 美しい生き物 ねえ その価値は?
価値なんて求められない どうだっていい なのに
彼女は価値を求める 価値を求め 押し付け どうでもいいという僕を
愛で 蹂躙し 嬲り ああ
109 :
名前はいらない:2007/03/29(木) 03:03:02 ID:SJBaTKm8
「不可視」
さっき体を無くした
ひんやりとした石の下に
埋められてしまったんだ
体は掘り返せない
土に触れられないから
貫通してしまうから
体が無いと
ここには居られないので
空きの体を探すことにした
体はみんな満員だった
ひとりも空けていない
傲慢なやつばかりだった
仕方がないから
体を奪うことにした
たくさんの体を奪って使い捨てた
僕が誰かは思い出せなくなった
かわりに他人の体の記憶を盗んだ
盗んで盗んでまた僕自身の記憶は薄れていった
「案山子」
案山子の上で
一休み
居心地良さそに
人の首
「夜の客」
仕事が終わり
風呂上り
ビール一杯良い気分
夜風に吹かれ
かちゃりと開ける
部屋の鍵
「お帰りなさい
今晩は、殺人鬼です」
112 :
名前はいらない:2007/03/31(土) 21:24:20 ID:lQugxTGd
塵糞の積み重なってできた塔の最上階に俺がいる
右手がとれたのをいいことに俺の嫁と二人の息子がせっせと夕御飯作りをはじめたのだ
俺は爪しか分けてもらえんかった
右手の大部分は嫁と二人の息子が平らげてしまい
だから文句を垂れると
あとから余った骨をしゃぶらせてくれた
こうして俺は手無しになったのだ
そして今
二人の息子が寝息をたてているお腹いっぱいになって眠りついている
俺は素敵な愛を感じた
何でまだ俺の言質に材を取って書いてんだコイツ
「」
その黒い腹んなか見せてみな
裂いてキノコのシチュー
グルグル煮え繰り返っているだろうからさ
平凡な味ではないだろうね
スパイスは口からヘドは飲み込め
フォアグラ風に詰め込んで
太っちょになったところで
ディナータイムさ
ちょうど君 気持ち良く沈んだとこだからさ
おたまでコチョコチョ
もういただくよ
からっぽになったら
石詰め込んで
きれいに縫い合わせてあげる
おはよう
と言ったら
銃で撃つから出ていきな
115 :
◆M3lkQz/kbs :2007/04/01(日) 07:03:27 ID:7PyshPnV
ほんのちょっとだけでいいのに
なんでこんなに降ってくるんだろう?
力がないよ
支えきれないよ
呪った結果はどうなった?
あの扉を開けたのは誰だ?
醜いガキに全部任せてあるから
そいつに訊いてくれよ
俺は知らない
知りたくもない
誰も責任とらないんだね
腐った物に蓋をしたいのかな?
でも蓋が
腐っているよ
呪った結果は気紛れさ
扉の管理なんかするなよ
醜いガキに全部任せてあるから
そいつに訊いてくれよ
俺は知らない
知りたくもない
あの根暗なガキは死んでしまった
悪魔に殺されたそうだ
幸せそうに
死んでいったよ
「回転する思い」
地球の回り加減にはうんざりした
君のために回っているんだと言わんばかりのしたり顔
そこに愛はあるのか
そこには地味な愛情って奴はあるのかい
ただ私の周りを自転しながら回っているだけじゃ愛情とは呼べないな
ひねもす私のそばで回っていたってそんなの愛とは呼べないな
117 :
名前はいらない:2007/04/03(火) 00:00:54 ID:KOfM8Ovd
家の裏を流れていた
あの小川どうなったの?
小川?
あそこは昔から埃っぽい道だったろ?
どじょうやカニを取ったあの小川は
突然存在しなくなった
そしてタイムマシンを失った私は
この世界から出てゆくことができない
息がくるしい!
118 :
名前はいらない:2007/04/03(火) 00:17:04 ID:kebvQWz2
お父さんの頭をなでているあなたは笑っているけど気持ち悪いです
本当に恥ずかしいのでやめてください
私の頭もなでるのですか
うわっ!こっち来た!
あなたさっきポテトを食べていたじゃないですか
弟の頭をなでた手で私の頭をなでるな!
そういうのは平等とは言いませんよ?あなたのルールです。
これはもうしょうがないことなのですか?
はぁ・・・
119 :
名前はいらない:2007/04/03(火) 00:19:14 ID:hO1eArLx
あwww電波な言葉が入ってるwww
花丸を君のおでこに書こう。
君は花丸過ぎて私の安らぎを乱そうとするから。
君のおでこは花で一杯。
私の苦しみを乱そうとするのが悪いのだ。
いつかおでこの花めがけて蜂が来るだろう。
そして君は刺されるのだ。
「がぶ」
ああ
今まさに
隙あり
がぶ
「スーパーびんた」
スーパーびんたで
首がもげ
ころころころっと
転がり回る
スーパーびんた
アンコール
「評価しなさい」
さあ評価しなさい
こんなの嫌といっても駄目なのです
嫌ぁー
嫌ぁー
嫌よ嫌よも好きのうち
さあ評価しなさい
「化け物」
思いって物は
人間自身が死んでも
残り続けるんだって
それはきっと
より汚い物の方が
長く長く残るんだって
そう教えてくれた
君の思いが
僕の背中にしがみ付く
誰かは思い出せないけど
確かなのは思いの重さを
教えてくれたこと
一度憑いた重さは
そこから動かずに
ただ在るだけということ
ねえ
重いよ
ねえ
「カスタマイズ」
お前をカスタマイズ
こうだ
こうだ
抵抗許さぬカスタマイズ
お前(改)
これで生きてゆくが良い
「魂」
ごちそうさま
おまえはもう
いらないこ
遠くへお行き
そして戻っては来ないで
白夜に泣き疲れて
血走った目玉を
濯いでおいで
どうせおまえのことだから
約束は忘れたんでしょう
あんなに深く
本当に引き千切れるほどの
指切りをしたのに
汚れた
ごちそうさま
結構なお手並みで
吐く程不味うございました
あのとき見た純粋な
おまえの魂は
どこへ行ってしまったのでしょうね
これからは
私の腸を彷徨え
これからは
私の腸を巡れ
もう
もう
おまえは
いらないこ
「私の死体が転がっていました」
道路の隅に除けられ
雨の中べっとり溶けて
地面にこびりつき
車が傍をとおり
びしゃ 降りかかる黒い水
薄暗い夕暮れ時
青白く光って
虚ろな濁った目で
寒そうな
私の死体が転がっていました
「約束」
くるくる回る輪廻の果てにある缶詰めに詰めた記憶がどうしても欲しくて
私はこの道を泣きむせびながら裸足でただてふてふと歩く。
不意にこみあがる笑いに似た表情が唯一の私の存在価値ならそんなものいらない。
道端の草の一つ一つが訳知り顔の評論家気取りで私を指差す。
そんな指に腹がたって一本一本もいで歩く。
昔指切りした事を思いだしながらもいでいたら、いつの間にか私の指が全て無くなっていた。
「あなたにすがる」
あなたにすがりたい
わたしが見つけたのは
あなただけなんです
後ろむかないで
歩いていかないで
膝 捕まえた
かかと 捕まえた
ずるる
ずるる
ひっぱっられて
傷だらけでも
いま私は幸せ
脇にあなたの足がある
あなたにすがる
すがる
どこまでも
「アイ」
おまえなんか樹の!幹の下で拾った子だよ!
きーきー騒ぐ母頬染め
裏返しあいあいあい
そこにアイはありますか?
死ねもう視界に入るな!俺の前からうせろようせろ!
ぎゃあぎゃあ騒ぐ君顔赤らめ
裏返しあいあいあい
そこにアイはありますか?
ぼくはたくさん
たーくさん
裏返さずともあいあいあい
胸にあふれる真っ赤なアイが
今も母へ君へみんなへほとばしる
あいあいあい
アイしてるよ
でもどうして喋らないの?
どうして抱き締めてくれないの?
こんなにアイしたのに
世界はなかなか裏返り、ひっくりかえって戻らなかったとさ
「イーター」
真っ黒な君のお腹にグーで印をつける
君は菜食主義者だから大丈夫でしょ?
のびきったお蕎麦みたいな君達の優しさが
私や君達自身を追いたてる
私は一抜けさせて貰うよ
もう十分心を食べさせてあげたでしょう?
「突然」
急に爆弾が降って来たらどうしよう
目の前で急に繰り広げられる阿鼻叫喚の風景
自らも血だるまになっているのに苦しんでいる人たちの前で
自分の事以外考えられるだろうか
それとも少しでも助けることができるだろうか
「空の茶碗」
空の茶碗が笑っているのです
けたけた
けたけた
ご飯をよそって黙らせました
食い終わると
空の茶碗はまた笑い出します
けたけた
けたけた
うるせぇ!!
がちゃん
投げつけて黙らせてやりました
134 :
名前はいらない:2007/05/07(月) 03:05:09 ID:MuWh7t7L
「祈り」
力がついに
抜け切りました
おいのり おいのり
目がついに
霞みました
おいのり おいのり
人よ気付けよ
祈りは恋うものではないと
135 :
ここな ◆GhEF.WgFHc :2007/05/07(月) 16:28:46 ID:vMN48wY4
なんであのひとはあたしのぬいぐるみを奪うの?
たくさんあたしをかこんでいるぬいぐるみ
テディにサリーにマリー
アリスにランにキット
たくさんのぬいぐるみといるとしあわせだったの
でもね、ひとりでもいなくなるとこわくなるんだ
みんないなきゃだめなの
みんなあたしといなきゃだめなの
なんであたしのいばしょをとるの?
あたしのいばしょをとらないでよ!
あたしからとったぬいぐるみをおなじようにならべないでよ!
みんなあたしからなにもかもとっていくんだね
あたしはからっぽになるの
ううん
あのひとがいちばんほしいのあたしという、おにんぎょうさん
もういちどなでなでしてほしいんだよね
もういちどぎゅーってしてほしいんだよね
でもあたしがあのひとにちかづいたらくるなといわれた
おまえなんかだいきらいっていわれた
でもあたしのぬいぐるみをとることはやめない
わかったこと
あたしもあのひともひとりぼっちなんだってこと
そばにいたいのにまたひとりになるのがこわくてそばにいれないこと
あたしはあのひとがいまでもだいすき
でもなんでだろう
どうしてきずつけることしかできないのかな
こわいよ
136 :
名前はいらない:2007/05/07(月) 20:24:21 ID:fgkHZp6p
ティンポって不思議だね
ティンポってかわいいね
ティンポってカコイイね
ティンポって不思議だね
硬いときもやわらかいときも
ぼくといっしょ
でっかいときもちっちゃいときも
ぼくといっしょ
こんにちはティンポくん
よろしく ティンポくん
「お化粧」
トリカブトが入ったお薬を飲んだら
顔が土色になった
あまり哀しかったので
大きな樹の下に隠れたら
桜が咲いて色をわけてくれた
うれしくて笑うと
すこしずつ顔色がよくなっていった
そんなことがあった
138 :
名前はいらない:2007/05/08(火) 03:35:10 ID:f8odj6DJ
「鬼」
誰もみな
心に鬼を飼っている
誰もみな
それにきずかない
だが…
選ばれたものは
その鬼に
気付くのだ…
好奇心と、
あるいは
怖れの心で
やつらを除き見る…
だが
注意しなければならない!
俺たちが奴らを見ているとき
奴らもまたこちらを見ているのだから…
大丈夫、なにもしない。
しあわせならあなたを祝福します。
だから過ぎたことを踏みつけるのは
もうやめて、それは残酷すぎる。
そのことにもっと気づいて。
大丈夫、なにもしないひともいますよ
しあわせならあなたを祝福します
でもね、過ぎたことを踏みつけるのはもうやめて
それは残酷すぎる
あなたはそのことにもっと気づいて
黙っておけばいいだけのこと
いつかの日曜日に聞いたニュースのようなものでしょう
それでいいから
同じことを最愛の人にしないで。
ただそれだけ。さよなら。
「鏡」
やあやあこんにちは
僕は僕さ
陽炎と共に揺らめきたゆたう
僕は僕さ
ねえ僕よ、僕が見えるかい
同じ顔同じ腕同じ脚同じ命、よくよく覗いて御覧
合わせ鏡から入れ替わるのさ世界が
表は裏に裏は表に
右は左上は下赤は青誠は嘘愛は憎正常は異常
楽しい楽しい逆さの邦
異形の邦亡霊の邦彷徨う泣き笑う逆さの邦
怖いなんて言わないで
逆さになればその気持ちも愉しみに変わるよ
みな変わるよ
やあやあこんにちは
僕は僕さ
合わせ鏡の奥の奥
いつでも待っているよ
沢山の僕が来てくれるのを
覗いてくれるのを待っているよ
合わせ鏡が増えるのを
みんなで待っているよ
もうさみしくないよ
さてぽまいらに質問
このスレに挙げられた詩の中でお気に入りのものはどれだい
「」
夜気にあたって月光浴ができれば
この世の何か大事な所に手が届く
川面に映る月が私を嘲笑って追い越させない
心地よい風だけがこの世の私の足音を遺す
せいぜい嘲笑えばいいさ
私も嘲笑うから
「君は優しいね」とあなたが言う
「やさしくないよ」と私が言う
何日かして「やっぱり君は優しいね」とあなたが言う
「全然やさしくないよ」と私が言う
私の心はドライアイスのように冷え切っているから
触った人は勘違いするんだよ
まさか自分のが入ってると思ってなかったもんだからどうしようもなく嬉しい件
このスレ大好きよ
「石」
がらんどうです
わたし石を食べます
飛んで逝きそうです
わたし石を食べます
柔らかすぎます
わたし石を食べます
「ひとりぼっち」
わたしひとりぼっち
わたしだけのもの
わたしひとりぼっち
わたしひとりじめ
153 :
名前はいらない:2007/05/16(水) 20:35:20 ID:nYjTc3Mf
「ルナマリア」
容赦無く空から差す月光を食す
だって灯りが無くなれば
もう誰も私に構わないだろう
思惑通り、私はそこらに転がる石のよう
誰からも相手にされなくなった
これこそ機であると
私は町に出た
灯りが無い町は混乱し氾濫し
皆自分の事で一杯一杯押し潰されないよう
必死に灯りを探して這う
それでいい
と私は笑む
人々の合間を縫って歩き続けると
やがて海に辿り着いた
海は暗かった
ああ
そうなのか
海っていつも月を映してたから
私は振り返り
目からあかいものを垂れ流しては
それを腕で拭い、腕で拭い
また人々の合間を縫い帰っていった
嫉ましいな
海はいつも自分だけが明るければ良かったんだ
なんて利己的な水溜まりなんだろう
そんな事を考えながら歩いていると、ぎゅうっと何か柔らかな感触が
足へ伝わる
人だった
這う事すら諦めた人々だった
縋るものを探すうちに私を目ざとく見つけたのだろうか
失態だった
彼らは際限無くまとわり憑いた
腕に足に首に
自分の体を絡めては「あかりをちょうだい」と
濁った声で言った
はなして、家に帰れないじゃない
私はそれを振り払おうとしたが
人々はどんどん増えた
気付けば私の周りには何千という人々が
いや亡者が
そして私は埋まった
亡者に埋まった
亡者は笑っていた、私の中の小さな灯りを貪って
けたけたげらげら貪欲な笑い声が
もう空っぽの私と、消えた月に響いた
ここでようやく気付いた
人々は私に構ったのではない、光を貪るためだけに
私に接触していたのだと
それを知った私は辺りのように真っ暗になった
154 :
祐希:2007/05/16(水) 22:42:34 ID:HOlgPbu0
流れていく
溶けて流れゆく
昨日の傷口は
塞いでも塞ぎきれない
知らないほうがいい事実
涙はもう無い
届いていたはずの愛が
溶けて流れて…
暁のゆめ 夢見てた
ピンク色の瞳が眠る森
そっと目配せして 御出
そっと晒して見て 御出
空は遠い色
眩しすぎる赤
仮面の天気予報ははずれ
飢えた花の色を啄む
虚ろな目の色は爪とお揃い
そっと剥いでみせて
156 :
名前はいらない:2007/05/17(木) 23:34:58 ID:ogWnNC+w
「>>A<<」
尻尾ハ既ニ遺書ダネ
とかげがしゃべった!
びっくり仰天して辺りを良く見てみると
とかげと同じ視線
くさむらが俺の遥か上まであって
むしろ俺がとかげだった
あちらさんは オウイオウイと
まったく気付く気配すらない
いや 俺はとかげじゃないから
といってみて
にわかに信じられなかったのは何でだ
俺という人間が嘘になるそのとき
俺は何になるんだろう
とかげでなく人間でなく
目の前のとかげはなおも 爬虫類の顔をしているが
もしやあいつも人間だったのだろうか
「骨」
ない。
ない。
わたしの。
わたしの。
ずるずるずるずる、かわいちまい。
さがさなきゃ。
あれがなきゃ。
あ、
ろじうらのらうめんや、ひだりうで。
あ、
がいこくさんあくせさり、てのゆび。
わたしのほねが。
あヽ、
これを『えご』というの。
『りさいくる』って、いいよね。
まあ、いいよね。
暗い部屋から青い空を見上げる
たった一平方メートルの空が私の全て
出入り口の無いこの狭い部屋には
ごちゃごちゃと雑多な物が溢れ
所狭しと私を責める
身を丸くして耐える私は
この狭く小さい世界から小さな空を見上げ
溜息一つするでもなくただただ小さくなるしかなかった。
お酒を飲んで気持ち良くなったところで今日の反省なんてする気にもならない。
単純に昨日の悪夢をかなぐり捨てて明日の絶望を拾う行為に泣けてくる。
花が咲いたようだね。赤青白黒みんな素敵な心の中の色を模写しているね。
なるようにしかならないなら、なんで今ここに私はいるんだ?
なんで私のいけていた花は枯れたまんま空高く堕ちて行くんだろう。
「鍵」
鍵は
意地悪するのです
あなたは
戸惑うでしょう
うろたえるでしょう
ふふ
楽しい
扉の前
「風」
五月の風は
匂いがする
何かが腐っている
その匂い
「いびつな賛美歌」
サイコパスにかける眼鏡はない
サイコパスにはめる補聴器もない
私達が見ている世界が
ありのままだと言えないにしても
美しくもない世界で
彼らは彼らの規律と狂おしく抱き合う
美しくもない世界で
私達は私達の規律を振りかざす
いびつな賛美歌が流れていく
「今日の味」
誰かにこりこり食べられる昨日
今日こそは私が今日を食べられるように努力しよう
いや、必ず食べてやる
これは私の獲物だ
「内緒話」
チクタクちくたく
大きな団扇であおいだら過去に戻れそうじゃない?
ちくたくチクタク
雑音がうるさくて集中できないじゃかないか!
チク…
耳元でチクチク言うのはやめろ!
私は君になんか話しかけていないんだから。
「あいのでんぱ」
ぴぴーぴぴぴー
きてきてきて
あいあいあいあい
「あいのでんぱ」
うううんんん
きませんきません
あいあいあいあい
「きみのこと」
ふみつけると
がりがりと
こわれていった
きみ
あしのうらで
おもいだす
きみのこと
うどんを見ると思い出す
君の事
私が投げたサジを使ってきように私の内蔵を食べたね
いまでもうどんは私のお腹で元気に脈打っているよ
私の空になった体はうどんで満たされている
さよならお腹がふくれるからビールは嫌いなんだ
「を認めて」
を
認めてほしくて
哀しくて哀しくて
を
認めてほしくて
どたどたと足元
みっともなくころがり回る
を
認めてほしくて
見上げると
そこに残り香が
あるだけ
ぎっしりとつまった
虫がわらわらと
あのひとはぼくをみているから
じっとみつめている
ちくちくと肌をさして
うしろからささやく
だんだんとおおきく
そんなにさけばなくても
きこえているよ
たえまなく
きみの血がみたい
みつめていたから
「幽霊」
取り憑かれるというのは痛いことじゃあないよ
気持ちの好いことだよ
等辺、僕 唐変木
その等辺から君に線引き
x、y共にゼロの点から伸びる伸びる黒い腕
ああ、きみは幽霊なんだね?そうだね痛いことじゃないのかもしれない
なんだか体も軽いしねえ
そうでしょうそうでしょう!
うん。いいよ、入っておいで
そう答えた刹那
ひやりと炎が頬を舐めた
きゃあと細い悲鳴を上げたときにはもう
僕の体は私と定義され俺ではなくなっていた
「憎しみパーティー」
向かい合って背をむけて
煮えたぎり溢れ出て体を汚し
濃厚な憎しみ持寄って
盛り上がれよ
憎しみパーティー
173 :
うえ:2007/06/24(日) 02:17:02 ID:zB1SVc52
ローヤルアイム凄い!
テレビをまさぐっていたら通販でやってたんですよ。
塗って乾かすだけで二重になるのり(?)だけど実演してる所見たら完璧二重になってたよ!
貼り付ける髪の毛の次にびっくりした!
まぁ、つかわないけどねーw
誤爆しました。すみませんでした。
,、|,、 _____
(f⌒i -{ モウダメポ
U j.|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
UJ
:
‐=‐
「はらわた」
真っ赤なはらわた
いやんいやん
黒いはらわた
いやんいやん
引っ張らないで
踏みつけないで
「償えない」
電車に乗って暗い穴に乗り込もうか
それとも貴方のためにバケツ一杯の蛙をばらまこうか
どちらにしても砂時計は私を埋めているし
諦めがちな私はどうでも良くなって足掻く気もなくなっている
私はこの手も足も出ない状況が楽しい
砂に埋もれて苦しんでいるのが嬉しい
「亀裂」
地面に大きな亀裂が走り
私は閉じ込められました
暑くて暗くて頑丈な地面
必死になって手をかざします
土のうえに蠢く爪の先は
まだ切り取らないでください
「亀裂」
地面に大きな亀裂が走り
私は閉じ込められました
暑くて暗くて頑丈な地面
必死になって手をかざします
土のうえに蠢く爪の先は
まだ切り取らないでください
179 :
名前はいらない:2007/07/07(土) 21:22:23 ID:TMr1+qkd
>>173があながち誤爆に見えない
このスレってばw
180 :
名前はいらない:2007/07/07(土) 21:49:30 ID:VGmyxdEq
数を数える男が二人 僕を見てた
居心地が悪かったからその場を離れた
何処に行こうか 何処まで行こうか
選択は無かった 一本の道がただ永遠と続いていた
変わらぬ景色に飽き飽きしだした頃だった
後ろから付いてくる足音に気づいたのは
後ろには一匹のウサギ
旅は長く果てしなく過酷なものになるだろう
非常食には丁度良い 飯がわざわざ自分の方から……
やめた やっぱり寝よう ゴールはウサギに明け渡すよ
「膨れる」
ひとつ
ひとつ
壊す
楽しい
皮フの中
膨れる
まだもっと
「目」
何故大きく真っ黒に
開いているの
何故遠くをみて
動かないままなの
181これいい
「切取線」
狂っているのは私ではなくて世界だ
私を中心に回るべくして回る世界だ
(汚いよ)
ひたひた足音を立てて付いてくる私
掻き出した嘔吐物を踏み躙って踏み躙って
足の裏がべとべとになった私が
そう誰でもない私が後を付いてくる
(今度は私のをあげる)
そんな事ってあっていいのか辛過ぎる
混乱する私を私が追い詰めてきた
こんどは目の前の私がグウと音を上げた後嘔吐した
お前の口から雪崩れてくるものの方が汚いじゃないか
私の出したものを汚いと罵る資格など私にはない
(怖いものなんてないんでしょう)
当たり前だ私は虚勢なんて張ってない
もういいから早く消えてくれ
お前の顔なんて見たくないよ辛いよ
(ならば線に沿って)
嫌だ
(ここで切り取って)
やめて
(しまいましょうね)
誰か
嫌だやめて誰か嫌だやめて誰か
どうして助けてくれないの
私を救えるのは私じゃないのに
どうして誰も私に気付いてくれないの
馬鹿ばっかりだ人の助けを求める声も聞こえない
馬鹿ばっかりだ自分さえ良ければ他なんて見ない
そうだ糞っ垂れしかいないんだこの世界なんかに
皆消えてしまえ
皆嫌いだ
皆
(さようなら)
上がる甲高い悲鳴は
私の上げた恐れを抱いた悲鳴と
もうひとつは
目の前の私の楽観に狂った悲鳴だった
だれかたすけ
「ばらんす」
ゴミ袋を漁る真っ黒なカラス
側溝の中でうごめく糸ミミズ
地面の上には行列を作る蟻
線路の上に置き去りにされた私
道端に干からびた蛙
「腐ったからだ」
腐ったからだは
痺れている
腐ったからだは
飢えている
腐ったからだは
夢をさまよう
腐ったからだは
休ませて
>181ありがとうございます
188 :
やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/07/13(金) 04:14:57 ID:KahAdR8D
「」
書きかけの油絵を
怒りに任せて
塗り潰した
炎の絵になった
筆が繊細過ぎて
指で塗り潰したら
イエロー
イエローオーカー
パーマネントオレンジ
マダーレイクレッド
混ざり合って黒い手ができあがって
白い猫を抱きしめたら
茶色になってた
189 :
名前はいらない:2007/07/13(金) 04:40:48 ID:jAKNRVhg
>188
なんでその色達の名前上げたの?
ただ知ってる名前を羅列してるように見えました。てか、それじゃ黒になんない。
繊細な筆って豚毛がですか?
????
…………。(-"-;)サイコかぁ
191 :
名前はいらない:2007/07/13(金) 11:00:58 ID:Bslkl2fR
ぼくはしたい
したいなのに
いきてるのさ
なにもできず
ただぼくはしたい
なにが?
したい?
もやして
はいのはなを
さかせればいい
>>185 うは、ありがとうございます。どちらも私だと判って貰えて嬉しいような恥ずかしいようなです
毎度長ったらしくて申し訳ありません、インスピさんが止まらないです
>>190 そういうもの!
そういうものなのさ!
>>190 そんな細かい事指摘して批評家気取りですか?
むしろ読解力の無さを露呈してます。
>なんでその色達の名前上げたの?
炎の絵
>黒になんない
書きかけの油絵
>繊細な筆って豚毛がですか?
その時の気分次第で、指ですら繊細に感じる時もあるのでは?
>サイコかぁ
>>101 なんか、楽しむためではなく粗探しをするために詩を読んでるという印象を受けます。
私はその詩で描かれてる人になったつもりでその気分を味わう、という感じで楽しんでます。
>>188 も楽しめましたよ。
そんな風に気を悪くさせちゃったなら、ごめんね
でもね。ただ、私は油絵描くからさ、あまり共感できなくって。
雰囲気で読ませるのもといいと思うよ?
けれど、私は油絵の知識(=先入観)が入っちゃって入り込めなくて。
揚げ足とってるようかもしれないけど、気になっちゃったんだよね。
別に評価人気取ってる訳ではないけど、
やっぱり詩でも雰囲気だけじゃだめなんじゃないかなぁ。
195 :
185:2007/07/13(金) 21:57:15 ID:/x+8TWje
>>192 >>153が良かったので印象に残ってたんだと思います。
>>184読んだ時に思い出しました。
これからもどんどん作って下さい。楽しみにしてます。
196 :
193:2007/07/13(金) 22:52:30 ID:/x+8TWje
>>194 雰囲気だけじゃだめかどうかは人それぞれだと思いますが、
それとは関係無く
>>190 の指摘は的外れだと思います。
なまじ知識があるためによく読まずに脊髄反射してしまった、ってところでしょうか。
まぁよくありますよね。
詩を「詩」として読めない奴に、何言っても無駄。
198 :
やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/07/14(土) 00:02:39 ID:SV2N6rFW
>>190ビビさん
ん、不快にさせてすまない。評価スレに出す作品ではないので思い付きを推敲もせず
つらつら書いただけのものです。
教養がある人には、実際のところリアルでない場面には当然違和感を覚えて、
いい加減なセッティングにしか見えないのは確かです。
同業者は同業者を嫌うというのは、そういう所なわけです。
が、解釈を垂れ流しますと、怒りに任せたときほど色選びは考えずに単純なものになる。
それが色が適当に見えた要因だと思います。
筆が繊細に思えたのは、筆をちまちま使っていられないというあらわれとして。
黒い手はもちろん作られた色そのものではなく、感情を意味していて、
白い猫を抱いた時に感情の落ち着き、実際の色が浮き出て茶色い、
というのが使用した絵の具が混ざってできる色の方です。
駄作を書いているのは分かっているので、これ以上の説明は勘弁してください。
これで絵画の知識として間違っているというなら、受け入れるのでどうぞ指摘してください。
そんなに可笑しな指摘をしてる?
私は並べられた絵の具の名前を見て「この人は実際に油絵の具を買ったことないのかなぁ」と思ったよ
油絵で詩を表現するなら、油絵のの知識を少しは知っているべきだと思うのは可笑しいのかなぁ?
勿論、あなたの言うとおり、ひとそれぞれ詩への評価はあるけど
私はね、"雰囲気だけ"の詩は外面が良くても奥行きがないように感じるよ。
あ、この詩がそうという訳ではないよ(私がまだこの詩を解釈しきれていないから)
まぁ、ひとそれぞれに考えがあるから
私の考えが認められないのも仕方ないか。ちょっと悲しいなぁ。
>>199 ウルトラマンに「物理的には飛べない、間違ってる」とゆう位
的外れでしょーもない指摘をして喜んでるとしか。
はいはい絵の知識すごいねーパチパチ、とでも言って欲しかったのか?
>あくまさん
あ、ごめんなさい。ご本人さんが来てたんだね。あ、決して文句を付けてるつもりじゃないの。
どんな状況なのか思いつかなくて、気になっちゃって口出ししたの。(文句と余り変わりないかな…;)気を悪くさせてしまっていたら、ごめんなさい。
そんな情景があったんですね。黒くなってしまったのは、キャンパスの上だと勘違いしていました。
本当はもっとお喋りしたいところだけど、余りうるさすぎるのもあれなので……。わざわざ解説を有難う御座いました。
>200
悲しいけれどわたしの意見が分かってくれてないみたいですね。
ただ、私は好きな油絵の詩があったから興味を持っただけです。
お休みなさい
203 :
やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/07/14(土) 00:59:56 ID:SV2N6rFW
204 :
◆XdPvouT9Mw :2007/07/14(土) 08:44:09 ID:c1Ko3X9x
ここの詩にはサイコな詩がない・・・ような希ガス。
205 :
嘘・戦争:2007/07/14(土) 09:33:07 ID:YCKCoPoa
加藤が今社長なのか?
206 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 10:44:22 ID:YCKCoPoa
いまわかったことがあります
人形人工知能ロボットというのは作られないことでしょう
鉄砲玉人形自爆ロボットという極悪な仕業を無感情でリスクなしで行えるようになるから
207 :
やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/07/14(土) 12:08:36 ID:SV2N6rFW
>>204 ああ!
サイコをイメージして書けなかった例が僕です。
サイコ=意味分からない詩
になってるような気もする。
サイコって難しい
ぼくの右腕は月曜日なので銀行で子供をおろします
犬が鳴いてるんです鳴くんです鳴くからかゆんです
かゆいからかくんですかいたら血が出るんです
どばどば血が出て犬小屋が小さいから象を飼います
みんな日曜日がくるのにぼくには来ないんです
アタックチャンスアタックチャンスぼくはできないんです
ぼくの日曜日はお母さんがお腹にしまって弟ができました
ええ ええ そうですカトンボです
ロックンロールはサイズが合わないので頭の上に乗せました
お薬の時間です カンガルーのお寿司はまだですか?
シーツコーカンですか?いいえチーズ高官です
くさくてえらいんです つくづくぼうしは死にました
真っ赤です そうです お母さんは元気です
チンパンジーのアイちゃんによる
口述筆記の試験場になってしまいました
211 :
◆XdPvouT9Mw :2007/07/14(土) 19:56:16 ID:c1Ko3X9x
「病室200」
血塗られた部屋
腐りかけの肉片
蝿はそれらにたかり
貪り尽くしていた
やがて、それらは数を増し
お互いを喰らいながら
ひとつの個体へと変っていく
逃げなければ・・・
部屋のドアは閉まっている
巨大な怪物は僕を凝視し
腐敗臭が思考を殺す
そして・・・
観察者A:見たまえ、この醜い姿を
居もしない幻覚に囚われた哀れな囚人だよ。
観察者B:薬物による慢性的な幻覚症状。
それが及ぼす絶望的な恐怖。
まさに生き地獄ですな。
観察者A:ああ、だがなかなか面白い観察対象だよ。
そろそろ次の実験をはじめようか・・・
212 :
◆XdPvouT9Mw :2007/07/14(土) 19:57:53 ID:c1Ko3X9x
僕のイメージするサイコな詩を書いてみた。
あんま上手くないけど一応サイコな詩だと思います。
213 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 20:00:13 ID:1Trdzr80
サイコってここでは精神のことか?サイコパスのことか?
214 :
◆XdPvouT9Mw :2007/07/14(土) 20:05:45 ID:c1Ko3X9x
>>213 よくわからんが、イカレた詩を書けってことじゃない?
かなづち
はははは
良かった良かった
かなづち貸してあげて
アスファルトに
貼りつくまで叩いてね
どう
何か残った?
足の指だけもらおうかな
216 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 21:28:54 ID:1Trdzr80
>215 なんなの?ほんと・・・
217 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 21:32:05 ID:1Trdzr80
>215 おーしまさん ほんとに消えてよ ふつうにうざい
218 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 21:33:23 ID:1Trdzr80
俺ならブラウジング出来ないとこまでするね
電話も取り次がない
黙れ
ああ!?
トサカに来たぜぇー!
黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ
黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ
お話してください
さみしいよ
220 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 21:47:46 ID:1Trdzr80
>219 ほらこれふざけてんだよ
正真正銘の嵐だよ 消えろ
221 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 21:56:18 ID:1Trdzr80
春嵐とかって結局自分のことだったんでしょ・・・
222 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 22:11:24 ID:1Trdzr80
だいたいさ、俺が構成作家の学校いこうとしたときも
自分でKちゃんやっといて
地下鉄で少年法で突き落とすだ?ハァ?って感じだろ
行きたくなくなるよ
まじで
いじめてよ
飽きちゃった
疲れちゃった
自分で自分を
いじめるの
ねえ君、僕を
いじめてよ
今晩だけ
いじめてよ
224 :
名前はいらない:2007/07/14(土) 22:15:39 ID:1Trdzr80
>223 いやだよ きもちわるい
じゃ可能性のないことすれば?
225 :
名前はいらない :2007/07/14(土) 23:58:52 ID:CKfPZ7Hb
伊藤君、本当は好きでした
毎日伊藤君をおかずに、おなってます。。
ありがとうございました。
・設問
嫁を殺せだの自分はお前の子供だの
頭がおかしいんじゃないのか
「正義の鉄槌」
あひ刑法通ず海に消ゆ
罪人凌辱し彼方に消ゆ
されど罪溢るばかりのこの世界に
罪人消えれど罪消えぬ
なれば絶やすのみ
私自ら絶やすのみ
ざくり響け刃物尖る音よ
むせび吐き散らす罪人あわれあわれ
絶景かな
次は腕よ次は足よ次は股よ次は首よ次は
あなや
壊れた
228 :
◆XdPvouT9Mw :2007/07/15(日) 12:50:15 ID:34g2M6Mk
>>227 お、僕好みの詩だぜ。
ただ、一番最初の”あひ刑法”ってなに?
229 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 15:24:23 ID:hYolrGi7
顔面踏みたい 顔面蹴りたい
「LIST・CUT」
死にたいからだろう?
周りはそう言った
手首の赤い線は癒えない
生きたいからだろう?
君だけがそう言った
心が赤い色に染まった
君の左手の傷と
僕の右手の傷
手を繋ぐだけで交われる
僕達は暗闇から抜け出せた
231 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:00:39 ID:hYolrGi7
吉野 大島未亡人とセックスしろよ
お前も同じことしただろ
232 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:13:29 ID:hYolrGi7
ねぇ未亡人 吉野の人生最大で格好良かったときとセックスさせてあげるから800億前持ってちょうだい
巨根だよ 30センチはかたいよ
好きでしょ そういうの
233 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:14:33 ID:hYolrGi7
あ くれぐれも俺にね
234 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:18:38 ID:hYolrGi7
吉野にはもちろん100円やるってw
これはドキュメントです
235 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:21:31 ID:hYolrGi7
よしのコレだったら生かしておいてやってもいいよ
236 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:25:10 ID:hYolrGi7
こういう目にあったひと完全に舐めてんだよ あんたのことも
ぶっ殺したほうがいいぜ
237 :
236:2007/07/15(日) 19:31:06 ID:VpGCEQky
こんな行為をしてる奴がまだ生かされてるのか?
また同じことを繰り返すんじゃないか?
そんなところに行きたくねー
238 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:40:11 ID:VpGCEQky
これさ、もし成功してたら、ただ吉野の功績にしかならないんだよね
しかも弱みも握られちゃうよ
まじ、ぶっ殺したほうがいいって。
239 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:45:51 ID:VpGCEQky
犯罪云々の前に
俺が吉野より上に立たないとまずいって話したら速攻撤回してでしょ?
それが何よりの証拠
自分の利益しかまじ考えてない
みんな馬鹿にしてる
240 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 19:50:55 ID:hYolrGi7
頑張ってるって多分下ネタの話だせ
それ以外考えられない
人の金使って信用信頼受けてんだからな
ヤクザもいいとこだよ
241 :
名前はいらない:2007/07/15(日) 20:02:38 ID:VpGCEQky
今許したら
また同じこと繰り返す
みんなを馬鹿にし続けるよ
>>238 "あひ"の部分、当て字でもいいので色々な漢字に変換して貰えると
判っていただけるかと思います
判らなかったら妄想保管でお願いしますっていうか
そうして貰えるのを望んで"あひ"にしてたりします(´∀`)
妄想保管は俺の特許です
「9時30分」
つまらない夜明けを見ずに済んだのは誰のおかげ?
眠気だけが私の脳を支配しているわけじゃない
くだらない毎日の繰り返しがみんなの脳を侵食している
死にたければ息を止めればいいだけ
殺したければその人の背景を考えなければいいだけ
所詮人間はどこかで繋がっている
くだらないごみみたいな掃き溜めの中に繋がれ呼吸している
本能なんてなければいいのに
あの子は帰らない
神隠しにあった
あの子はもう帰らない
柔肌のあの子は
「判らない事」
目をつむって石を投げたら牛に当たった
牛は寂しく「もー」と鳴き私が目を開いて数秒後に消えていった
私が投げた石が本当に当たったのかわからないけど
そんなに悪い事をしたのか判らなくて少し泣いた
247 :
ヤマナカ山:2007/07/20(金) 00:43:28 ID:C4Q2uVuV
心には、嘘だけ。
言葉に、嘘だけが 現れる
アラワレル
現れる
お願いだから、消えて
キえて
消エて
消えロ
本当の事を言ってミテ、
オマエガ消えろって言ってミロ。
みんな、キえろ
消エろ
消えロ
ウソ
うそ
嘘。
心には、 だけ。
蹴り飛ばした空き缶から
悲鳴が途切れなく聞こえてくる
さよなら 小さいママ
同じ場所を何度も何度も何度もかじる
同じ場所に何度も何度も何度も歯型を残す
すると何度目かにやっと
チギレテ
僕は腹を満たし叫び踊る
「嗚呼、有難う!メシを与えてくれた父よ
父様よ!」
同じ場所で何度も何度も何度モ
250 :
◆gwnULb/9mw :2007/07/23(月) 23:44:17 ID:uapRDMv1
蛆のたかった譫妄美を自覚的に発揮したら
何かが戻ってくるはずだってみんな言ってる
251 :
◆gwnULb/9mw :2007/07/23(月) 23:48:09 ID:uapRDMv1
それはでも、何かの空気に牽引されての言い草みたいで
俺限定の話なんだと思う。少なくとも俺についての今回は
252 :
◆gwnULb/9mw :2007/07/23(月) 23:50:09 ID:uapRDMv1
だったら、話が全然違ってくるよ
「翅を生やしてあげる」
とあんたが囁いた
そりゃあいい 空を飛ぶのは人類の夢だ
でもおかしいぞ、あんたの手に握られた
トンカチと太い釘
翅は工具じゃあ生えないぞ、なのに
あれえ、生えた生えた
おっきな茶色の翅が生えたあ
綺麗だったらまあ!自分だけの翅が生えたあ
おっきくて綺麗な翅があ
254 :
名前はいらない:2007/07/24(火) 07:50:40 ID:JLM21Syb
からっぽな世界
深く暗い闇
そこに私にとっての
唯一の蜘蛛の糸がある
開放
自由
もう いじめないで
255 :
名前はいらない:2007/07/24(火) 23:41:44 ID:JLM21Syb
努力もしないで
盲目的な信頼がほしいって
カス
ぼけ
お前のどこに信頼される価値があんの
人に責任なすりつけて
傲慢と身勝手の権化じゃん
お前だけは信用できない
早く私の目の前から消えて
うざいから
きもい顔を思いだすたび反吐がでる
盲目的な信頼って
ふざけんな!
世の中でいちばん信用できないもの
それはあんた
人の顔した
良心のかけらすらない
悪魔
最低の人間
256 :
名前はいらない:2007/07/24(火) 23:45:48 ID:JLM21Syb
何を着ても似合うやろって
おまえ 馬鹿?
心が醜悪な人間は
何を着ても似合わんよ
人の心を喪った
魑魅魍魎
妖怪変化
悪魔のあんたに
似合う服などどこにもない
あんたに似合う服
それは死神の装束だけ
257 :
名前はいらない:2007/07/24(火) 23:51:37 ID:JLM21Syb
あんたに会う度
思ってた
ぶんなぐってやりたいと
唾を吐きかけてやりたいと
あんたの顔見りゃリアルで頭痛
あんたの顔見てリアルで目眩
だって
あんた
人の気持ちなんかどうでもいいんでしょ
いつも
力でねじ伏せてやれ
それしか考えてないファシストじゃん
あんた
人の命なんか
どうでもいいんでしょ
患者はきまぐれに壊していい玩具なんでしょ
気に入らない患者は
適当に診察して
見殺しにするんでしょ
258 :
名前はいらない:2007/07/24(火) 23:58:26 ID:JLM21Syb
今日
偉そうにする
おまえの夢をみた
俺は夢の中で
首を吊った
おまえの顔を思いだして
リアルで吐いた
だって
おまえ
人間の顔
してないもん
気持ちわるかった
おまえの顔を思いだすたびはくんだよ
人の命を命と思わない人間が
人の死に対して
ああ 楽できる
そういう根性の人間が
医者をやってるのかと思うとさ
ふざけんな!
って言いたくなる
「瞑」
叫喚したのは僕でした
君でもあなたでもないそう僕でした
耐え切れないのは空気のせい
二酸化炭素のせい
爆発したのは僕でした
夢でもない現でもないそう僕でした
そこに本物はありません
でも偽者が誰なのかもわかりません
離脱したのは僕でした
人でも物でもないそう僕でした
もう一人の僕が見えます
遥か下で目を閉じています
最早是迄
新しいからだを探さなくてはいけません
性別も声色も音も忘れた僕は
ふらふらと不安定にそこいらを漂い続けます
260 :
名前はいらない:2007/07/25(水) 05:53:21 ID:PrVSq0uo
カス医者は
患者を殺す
カス患者は
紹介状にぼろくそ
それなのに
先生は一生懸命
救われない
リアルプシコ患者
救われない
誇大妄想患者
「?」
ここは
age進行
だったっけ
「ひとごろし」
終わりの無い長い夜
男は一人逡巡する
君とあんたと私と僕
悪いのは一体誰ですか
君は奴が死ねばいいと願った
私は奴を殺してやりたいほど憎んでいた
あんたは奴が死ぬほど嫌いだった
僕は奴を殺してしまおうと言った
人殺しは誰ですか?
長い夜は終わらない
その男には体が無い
「影踏み」
暗黙は既に染みていた
皆それが何か判っていても喋らず黙り通すそれが何を囁いても聞こえないふりをし通す
目を合わせれば最後だと必死に目を瞑る常識が暗黙と呼ばれる所以である
憂欝の午後が訪れる事を厭う事が皆出来なかったから人々はそれを見ないようにした
烏がぎゃあぎゃあと鳴く昼下がりだった
ふと気付くと部屋の三面鏡には私に微笑みかけるそれが映っていた
私の瞳のフィルターですら写そうとしないそれを鏡は現実をけしかけるように映す
やっと視てくれたね、とそれは口を聞く
鏡の中の私はそれに頭を抱かれ、後頭部へかけて指で髪を梳かし撫でられている
それは笑っていた
愛しむように優しい笑みを浮かべていた
その笑みに気付いた一瞬で背筋が凍り付いた
やっと視えたんだね、とそれは口を聞く
視えてなど、と咄嗟に私の口が動くが馬鹿だった
視えないものに対して口が聞けようか
私の肩が震え始めた時、それの唇が描く弧はゆっくり伸びていった
か、げ、ふ、み
声を出さず唇がそう動いた
私があっと声を上げる間もなく、それが鏡のなかの私を背後からどんと押した
するとこちらの私も鏡のなかの私と同じように前のめりに倒れる
しかし私の頭が鏡にぶつかる事は無く、擦り抜け、そして私は、
ここからが思い出せない
ただ判るのは今の世界が逆さに映されているということと
それ以来世界がぶれたこと
私の影が足元から消えたこと
そしてあれの名前は恐怖と称されていることだ
「暑い」
暑苦しい夜に暑苦しい人が訪ねてきた
私は暑苦しい思いを抱いて心の中で引金を引いた
しょうがない。
正やら負やらが増え過ぎて飽和状態だから色々と削除。
でも因果応報とはまた違う…。
それならどこかに飛んだ方が幾らかマシか。
どこかに埋まってれば幾らかマシか。
逃げりゃぁマシか。
「かくれんぼとおにごっこ」
お互いまだ生まれて二十に満たない小さな子ではありませんか
この儘行き着いてしまいましょう
返却出来ないなら騙し通せるフェイクをどうぞ、簡単に生み出せばいい
返却されないなら呪われてでも夜中夢枕へどうぞ、ずっと罪を囁けばいい
ねぇあなた仕方がないですよね
あなたもわたしも現実に疲労困憊しているんだから
新しい香を今日のあなたから感じとりました
それは人外の香でしょう
人らしい汚さもはかなさもその香から感じられないのです
どうか怒らないで、私はこれ以上壊れるあなたが見たい訳じゃない
尽きたときでもいい、穏やかな笑みが見たいと願っただけなのです
後ろの正面の息を感じましたから
どうにも悪い予感はしていたのですが、やはり正解でした
ねぇあなた仕方がないですよね
あなたもわたしも無邪気な亡霊に取り憑かれているのだから
「悩み」
腐っていく君と一緒に踊りながらこの坂を転げ落ちようか?
暗がりだから誰にも見られないし
どうせ見るべきものもないからさ
腐るならどこからがいいかな
耳も目も手も足もお腹も背中も
みんなバラバラだから悩むよね
私の部品はどこにいってしまったんだろう
「怪奇小説」
この道はあの世界に繋がっている
貪れば、己を忘れ、他人も見えない
走り出せばもう帰れない。変えられない。
そして着いてしまう、あの世界に
戻るには時間が掛かる
何せ途轍もなく長い下り坂だったから
そして用心しろ、アイツが来る
見た者を不快に陥れるアイツが
もう昔の彼では無いアイツが
目は見るためにある訳ではない
耳は聞くためにある訳ではない
口は食べるためにある訳ではない
手は掴むためにある訳ではない
全ては君に伝えられない事をもどかしがり
涙を流し夜更けの空に遠吠えと
ともにこの世をさまようため
君の行く先にいつも先回りして見守っているよ
君が息絶え泥と幸せにまみれるまで
270 :
名前はいらない:2007/08/18(土) 23:55:12 ID:ClVxb4Xl
「かご」
空しか見えない
夢しか知らない
かすむ眼の映す世界
ごまん転がる偽の世界
メシアを待つ少女
かすみはやがて覆う
ごまんはやがて滅ぶ
めざとく闇が少女を見付け這いよる
カードに描かれたのは肢
ゴルヴァチフの残像に少女はフラッシュバックする
のりうつす幻想
なぜる指
カードは縦に裂けてゆく
のきなみ人が並ぶ異様な光景を引き裂く
ときを越えいつしか少女がそうしたように
リリスの淡い想いが天へ天へと昇るあの日のように
はかなくはかなく、散った
愛しか食わない
類しか問わない
271 :
名前はいらない:2007/08/19(日) 01:25:16 ID:YjJcZqFS
散弾銃を手に入れた
鹿撃ち用の弾を込め
朝日が射したら、
街中に行く
後は何をヤルかは
分かるだろう?
私は『暴力教室』の主人公になれる
もう手が震えている
272 :
名前はいらない:2007/08/19(日) 10:43:11 ID:j+8UadWK
公開売春とか筒持たせとか
ほんまの地獄みたいのか
アフォか
そんなところでまとまっても鬼畜と非難されるのがオチだ
>>263「」/
小説のようで面白かったです。
>>269おさげさん
笑いました。
僕もさよならをいうとき心のなかでフォーエバーと呟くことにするw
上の269じゃなく264です。
「首」
彼女は笑っています
僕が作ってあげた笑顔で
お話してくれないし
キスしても唾を受けとめてくれない
だけど傍に居て
優しく見つめてくれています
化粧を覚えました
彼女には綺麗でいて欲しいから
僕は上手になりました
彼女は嬉しそうです
彼女を洗います
隅々まで清潔にします
丁寧に梳いて
ぉ気に入りの髪型にします
「黒板」
置いた置いたよ
あなたの枕元
黒板置いたよ
引っ掻く引っ掻くよ
爪も剥がれよと
黒板引っ掻くよ
ぎいーぎー!
ばりばりばり!
寝かさない寝かさないよ
気を失いそうになっても
黒板は寝かさないよ
「祝福」
暗がりの中で笑う君
小さく細い覗き穴にしがみついて
笑う君を密かに祝福しよう
私の周りにまとわり付く暗い文字と
君の周りにまとわり付く明るい影
全てを嘘で固められた壁に小さくあいた穴の中で
踊る踊る
輪になり二人の嘘の周りをお節介な本当が踊る
暗い文字と明るい影が小さな穴から覗く
私は細く小さな覗き穴から
光に満ちた場所で泣く君を
密かに祝福しよう
「殺したい」
殺したい
悲鳴顔失禁恐怖苦痛
手応え後悔懺悔
記憶屍カス
殺したい
優しさ理解思いやり人と人
何も残さず殺したい
消したい消したい
殺したい
お目出度うございます! 殺したい
お目出度うございます!
殺したい
「大きな釘抜きで」
アレは先っぽが重たそうで丁度良いんです
コメカミの辺りを思い切り殴り付けてやります
ぐしゃつ、とか音を立てるのでしょうね
倒れたら大きな釘抜きで顔を潰してやります
ぶん、と力込めて振り下ろします
死ね!この野郎この野郎この野郎この野郎この野郎この野郎
頬が砕けるまで打ちます
目が飛び出るまで打ちます
ぺしゃんこになるまで打ち続けます
がきーんがきーんがきーんがきーん
「閉鎖」
どなたか鍵を閉めてくださいませんか
いえわたくし手が油で汚れておりましてね、ノブを回せないもので
そこに落ちている青い鍵ですよ それを早く 早く
苛立った僕が扉を食って逃げちゃうじゃないですか
ああ行かないでくださいよ 無視だなんてひどいなあ
一人浸る余韻は無常
冷たい雨のようだ
一人浸る余韻は無情
「影」
横から
後ろから
影がじっと見つめてる
向き直ったら
影と目が合った
逃げてゆく
逃げてゆく
影と一緒に
わたしは闇に飛び込んだ
「死体」
大抵はみっともなく
死んでいる
「題名は付けられませんでした」
誰にも縛られたくなくてずっと一人でいようとして
なるべく人から距離をとって人生を歩く
ふとしたことで感じる疑問も自分には
見えないものとして
薄暗がりからこっそり周りを覗く
一人でいようとする私には
暗闇を歩く幼児ほどの意味もないだろう
幼児の方が可能性がある分上等だろう
それでも分かっていても
これからもひとりを選ぶだろう
それは私の自分で選んでいる道
思春期から進化のない
むしろ退化の螺旋を滑り落ちている心の暗がり
価値は自分では付けられないが他人には価値がない
「サイコ」
皆が隠し持つ凶器を隠すことを忘れられるなら
それは全人類の完結された幸福に考えられる
しかしその区切りを付ける境界線には羽が一枚挟まれただけで
正常と異形はこの通り隣同士肩を並べあう
まだ、まだこの目蓋の裏が青くならない内に私は
この場所でだけ膿を吐き出し抉り出し絞り出せて
裸への羽化を行い、人である事を廃棄して
凶器を現わにし、いつしか膿が無くなるまで笑う
この私を見て好奇や憤りや憐れみを感じたなら
それはおまえも私と同じ膿を自分の中にもつからなんだよ
ここには居場所がない
ここでは人になれない
ここでしか狂気を現せない
「ミサイルが落ちてくる」
僕はもう
ひとりきりで生きてゆく
その覚悟ができました
シェルターの蓋を閉めなくちゃ
手を伸ばすと
長い黒髪の青白い顔の女性が覗きこんでいて
蓋を閉めてくれました
貴女は誰ですか?
貴女は誰ですか?
そして僕は核シェルターの中
もう直ぐミサイルが落ちてくる
「脳」
一昨日、本当に素晴らしい音楽を聴いた
虜という言葉そのままに僕はその音楽に惚れ込んでいた
脳よ君はこれで満たされるだろうか
昨日、その音楽を聴き続けた
日が昇り月が昇り一日が終ろうとしたが寝る事すら忘れてそれを聴き続けた
脳よ君がこれでも満たされぬのか
今日、音楽は今日も僕を魅了してやまない
頭のなかの器官はそれで一杯だ それしか考えられない
脳よ君はこれで満たされていると考えているのか
脳よなぜ、なぜ音楽を求めるのか
空にも僕にも穴が開いた
眼球の中に取り込まれる眼鏡
レンズがレンズと合体して 世界がたくさん出来ちゃった
ああ空が落ちてくる 何故なのか分からない
僕はくるくる回ってる
心臓の中に吸い込まれる宇宙
宇宙の全てが脈動して 命があちこち染込んだ
ああ月が睨んでくる 何故なのか分からない
僕には穴が開いていた
空間に増殖するのは風穴 黒くて怖くてまん丸で
別の宇宙は胃袋で 僕を食べようとする
風穴には虫歯があった たくさん開いた口
地にも空にも口、口、口!
肋骨の中に伸ばされた手首
臓腑の温度に暖まり 中から下腹部撫で回す
僕は宇宙で宇宙は僕
僕が僕を姦すから
宇宙は僕を姦すんだ
地にも空にも、指、指、指!
僕は宇宙で宇宙は僕
僕が僕を食べるから
宇宙は僕を食べるんだ
地にも空にも口、口、口!
「罪はどこに」
口から入った一つ
鼻から出た二つ
空に飛び散った三つ
全部私が犯した罪
君が浸食したこの尾根に刻まれたのはただの幻想
そして理解不能なこの言葉
ひとつとふたつとみっつでもう充分
夜も更けて月が欠けだす
完全なんて無い
「埋めてゆく」
それほんとに喉?
何も流さない、そう、それは一滴の星屑すら垂らす事なく吹き飛ぶ
例えれば明るい朝たった二人での乾杯 例えれば七日間ココアに漬け込まれたバター
蝸牛ヘイヤホンを使い直接囁く僕の声はどんな味がするのだろう
せめてそれが糊であれば世界ごと丸い形になれたのに、残念な事に鋏は糊になれなかったんだ
君の青ざめた頬は何よりもどれよりも素敵
でも大っ嫌い
「捕らえ損なう者」
安心できる小さな世界の中で
私は光と戯れる
素敵に生ぬるく密度の濃い空気の中で
良く判らないものが私の心を横切るけど
結局何かが判らないまま捕まえ損ねる
光は私のそばを通り過ぎても
私は光を捕まえずに眺めているだけ
私の大事な脳が腐って流れ出していく
ぶよぶよとした塊がこの世界と同化しながら
私の体から拡散していく
崩れゆく私の脳
暗く冷たくなっていく私の世界
崩れていく私の脳も偽りの光の中で
太陽のように何かを消費しながら光ればいいのに
私のくだらない考えなんかいらない
ただただ腐っていく世界の中に
私は私の脳は溶け込んでいく
「大きな輪」
紅葉も盛りを過ぎ落ち葉は土を汚す
私の盛りもとうに過ぎ土を汚していくのだろう
大きな輪の中の一員として埋もれていく前に
私は何かの記憶の中にもぐりこみたい
大きな輪の中の記憶になりたい
「私を流し、とどまらせる風景」
誰もいない公園から車の列を眺めていると、時間を忘れてここに居ついてしまう。
ひっきりなしに通る車の群れはどこかに向かって走っていく。
私の意識を私から引き剥がし連れて行こうとする。
私はここにしがみつく。
お願いだからここから逃げ出さないで欲しい。
私は私の意識をこの場所に縫い付ける。
ここは天国も地獄も何もないあるがままの風景。
あるのはただ人が砂の様に流れていく風景。
「東京の落書き」
山地、湿地、住宅地
平野、さまざまなところから
車の排気ガスみたいに
ひょうひょうと立ち昇る
「みつを」の文字が揺らいでいる。
耳を塞いでも塞がなくても
興味・関心があろうとなかろうと
例えばどこかの地元から
ひょうひょうと誰かが、
高速の昼飯食い終わって一息ついて
東京まで、あとちょっと
トイレの落書きに
一つ一つ
「みつを」を書いていく。
「透けた視界」
守られた君
調和の名の元に壊される酸素の泣き声が聞こえるかい
憎むことの感慨を知る君
君の瞼が夢を映す事はもう無い、そして君自身それに気付けないから
彼らは帰って来たのさ
その肩に置かれた腕が誰のものか判るかい
白の次の色
幽霊さ
297 :
あっちゃんブリゲ:2007/12/19(水) 20:48:57 ID:L8X1/CRs
●捜さないでください●現実は失敗だらけで●芸術も失敗だらけ●ちゃんと生
きていく自身がありません●ハー●コリャコリャ●突然●自由なんだよって言
われたってねえ●恋人没収●だども●おらには●現実がいっぱいあるさ●芸術
だっていっぱいあるわさ●街じゅういたるところから●猿のおもちゃたちが●
姿を現わす●パシャン●パシャン●パシャン●パシャン●シンバルを打ち鳴ら
しながら●猿のおもちゃたちが●ぼくのほうに向かってやってくる●パシャン
●パシャン●パシャン●パシャン●脱穀の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)
の令嬢夫人たちが●足をあげて●足をさげて●オイチニ●オイチニ●黄色いス
カートをひるがえし●オイチニ●オイチニ●パシャン●パシャン●パシャン●
パシャン●脱穀の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の令嬢夫人たちの黄色い
スカートがまくれあがり●マリリン・モンローのスカートもまくれあがり●世
界じゅうの婦女子たちのスカートもまくれあがる●パシャン●パシャン●パシ
ャン●パシャン●自転車は倒れ●バイクも倒れ●立て看板も倒れ●歩行者たち
も倒れ●工事現場の建設作業員たちも倒れ●ぼくも道の上にへたり込む●パシ
ャン●パシャン●パシャン●パシャン●吹けよ●風●呼べよ●嵐●沸騰する二
酸化炭素(カーボン・ダイオクサイド)●真っ直ぐな肩よ●来い!
298 :
名前はいらない:2007/12/19(水) 21:49:37 ID:iOYZOrGz
プライバシーの侵害・自己満足・きもい・犯罪
あげ足取り・屁理屈・ガキ・脅迫
無自覚・偏屈・基地外・詐欺
ストーカー・ウザい・無意味・池沼
変態・破産・死人・増殖
君を怒らせるつもりはなかったんだ。
だけど、誰も僕の気持ちは分からない。
日記を付ける。白い日記を。
夜毎チェーンソーで僕は君に刻まれる。
グラインドコアの申し子。
血が枯れた僕の血は白い。
白く白く、肉を吐く。白い部屋に。
白過ぎて、誰も見る事も、気付く事も無い。
白過ぎる白い部屋から。
刻まれる時の断末魔を聞いたかい?
その声を聴いたかい?
如何に陳腐であろうと意味はある物だよ。
表現するなら直接吐け。
乾いた歯、溶けた歯を飲み、こぼれ落ちそうな歯を噛め。
上だけでは何なので、詩を載せて見ましたが、サイコでは無い。難しい。
ところで、俺はずっとHATE HONEYのdiaryとか、
SPEED-iDのUNHOLY3とか聴いて自分慰めてたんだけど、
此処の人達は何か聴いてますか?
それすら出来ないですか?
此処の詩を読んでると、凄く、それらの音楽を聴くより、
自分がニヤニヤと笑いながら黒くなっていくのが分かりますよ。
もし良かったらそういうスレがもう一つ詩板にあって、
被ってますが、歌にしませんか?これらを。黒い夜の慰めにしたい。
デスメタルとか、グラインドコアとか、調度死体みたいなグロ出てくるし、
作曲してるスレもある。僕は出来ませんが。
でも、これらは精神的なグロであって、またスプラッターとは違うけれど。
デスメタルもグラインドコアも、統合失調とはまた違う感じの音楽ですが。
戯れ言失礼致しました。
凄い感動しました。
「静か」
一人です
ああ一人です
求めていたようで一度入り込んでみれば罪の意識
全くもって静かです
ジンジャークッキーの夜がお勧め
僕は決して悲しい訳じゃないんですよ
302 :
名前はいらない:2008/01/06(日) 20:51:02 ID:johNC0S4
「生きる道」
道…
道なんてない
道なんて最初から用意してあるわけではない
道は自分で創るんだ
自分のまわりの真白な地面
前でも後ろでもいい
自分の自分だけの道を創ってみせろ
303 :
名前はいらない:2008/01/06(日) 21:53:55 ID:8DTQjSOC
曾祖父さんは映画を見ながらカラムーチョを食べるのが好きだったな
ヤクザ殺しなんて仕方ない運命を背負って
人並みに憧れる
Exemption life
空のグラスに残った氷
好きで音鳴らす
Vacuum heart
それをさげるウエストレスは
もっと汚なかった
ウエストレス→ウエイトレス
ウエストレスwww
ココア返してくれwww
「おめでとうございます」
と、誰かが言う
私の乾いた眼球をどうにかして欲しい
しばしばと目が乾いて仕方ないんだ
でも、新年おめでとうございます
鼠年らしいです
足の裏がむずむずするような感覚を
お年玉にプレゼントするから
私にもください
車に手を縛られたまま疾走されるような
新年おめでとう
そして新年のご挨拶に川で水浴びを。
おい、女ども/仔猫を分けてやる/メキシコ女には
尻尾を/フランス女には
首を/イタリア女には
前足を/日本女には
目んたまを
たった一匹の、俺だけの猫/首輪だけは遺してくれ/今晩、ちょっと入り用なんだ/何、独りでできるさ…
胴体だけの猫が歩く
俺の椅子の下…
俺の椅子の下…
オモイ綴り コイ焦がれ
掛けられた言葉に アノ子は泣いて
校舎の影差す場所に
赤い 紅い お花が咲いた
刺してあげる
射してあげる
挿してあげる
注してあげる
あなたを
指してあげる
310 :
名前はいらない:2008/01/28(月) 16:29:28 ID:sErRaIZL
殺そうか?
刺してあげようか?
毒殺しようか?
311 :
名前はいらない:2008/01/28(月) 23:43:06 ID:WS3cfrxm
ゆびさき 冷たいから切り落としてみたい
新型ウィルスとはわたしのことで
浸食されるまえにしてしまっていたという事実
チカチカした蛍光灯がふってきてそれはわたしだったことに気づいてキラキラしてみえたからなんだかうれしかった
日記にかいといた
そしたら明日になる
製造日:020304
No:GQ802-BE
312 :
人間はパフォーマンスで死ねるか?:2008/01/29(火) 06:31:42 ID:4Y+IX946
313 :
破亜斗:2008/02/03(日) 03:37:05 ID:3zTazC6f
その歩む道は 茨と爛れた黒き土
未来などないと知っても 僕は進むだろう
其はデカダンスを辿る人間の 行き着く先か
腐り尽きても 救えもしないこの世界を
僕は何を望んで踏みしめて行くのだろう
彷徨うこの世界は なぜ僕らを創ったのだろう
命の生まれに 滅びを歌おう
叫び散る羽に 恍惚を抱こう
終焉りゆく大地で 生まれた鳥に
空を飛ぶ術を誰が授けよう
翼を捥がれ 風に弄ばれ 止まり木に穿たれ
幼き灯火が泣こうとも 赤き血が踊るだけ
もっと強く泣いてごらんよ
それにかぶさる嘶きは ナイフとフォークを持った死神
涙の痕さえ残されず 証すらも貪られる
ああ僕は この世界に何を望む?
ほんの少しでも早い滅びかな?
314 :
名前はいらない:2008/02/03(日) 22:43:59 ID:FB+xrJQc
315 :
名前はいらない:2008/02/03(日) 23:06:16 ID:tOj7FHnG
マッスルマッスル イェアッ!!
「泣かないでいてくれたら幸いです」
君が涙ぐんだのは庭の赤いセイウチがどこかに行きそうだから
移り気なセイウチが言う
僕を愛して
そして君の頭だけ食べたい、と
バケツいっぱいのあさりとホタテの貝殻13枚
私は空き缶の中にちぢこまる
視界の端を何かが掠める。
何であるかは判らない。視線を移した瞬間奴等は消えてしまうから。
明滅を繰り返すモニターと向き合う私を嘲弄するように奴等の隊列が通り過ぎていく。
何であるかは判らない。
空虚な存在がもぞもぞと蠢いて私の世界の調和を掻き乱していくのである。
一つ残らず叩き潰してしまわなければならない。
これ以上奴等に私の世界をしんしょくさせるわけにはいかない。
一つ残らず叩き潰してしまわなければならない。
叩き潰してしまわなければわたしのせかいが侵食されてしまうから汚染されてしまうのであるせかいが。
だから目を動かしてはいけない。視界の中心に奴等が来るまで。
誘き寄せているのである。主導権は私が握っているのである。叩き潰してしまわなければならない。
そうして嗤ってやるのだ。私はわたしの世界の神であるから奴等に笑われる理由は無いのだ。
奴等を叩き潰さねばならない。わたしの私としての義務であり叩き潰さねばならないのは絶対絶対絶対義務
権利を私は主張する。蹂躙の権利を主張するのである。今日は三十七匹の秋刀魚を食べました。
奴等は不法入国者でありイレギュラーな存在であるからして削除してしまわないとならないからである。
だから叩き潰さなければいけないのである。視界を何かへんなものが掠めて、掠め取っていくから。せかいを。
お願い ころしてもいいから離れないで
一緒に煮えたぎった地獄の底で暮らしていくの
素敵でしょう?貴方は幸せそうに笑う
でも内面はずたずたのぼろぼろ
見せ掛けだけの幸福
そうゆう意味ではわたしたち似ているのかもね
「デリート」
人を欺くのは辛いこと?
自分を偽るのは辛いこと?
自分の希望は小さくて人の希望を叶えようとしていたら
みんな消えていきそうな気がするから
私が消えることにしたい。
あなた達を消す前に私が消えることにしたい。
「無への希望」
単純なことだった
単純すぎて気づかなかったけど
やっぱり心はいらない
なんでかな
考えることがなければ楽になれるに
考えることがこんなにつらいことなんて
今までになかった
単純な世界の中でいつまでも転がり続けられれば
どんなにか幸せなんだろう
もう心なんていらない
ただただ機械になり黙々と過ごしていきたい
321 :
名前はいらない:2008/04/10(木) 23:29:39 ID:yzR2F2nr
途中まで読んでエロ・グロにやられた...
「サイコ」ってこんなもんか?
とりあえず俺の思うサイコを少々・・・
[fall with the deepest hour]
おちる
落ちていく
落ちていく感覚の
鋭くとがった
狂いそうだ
狂っているのかも
そう,もう狂っている
僕は
"空虚な世界"は信じる人がいれば
"存在する"ことになる
わかり得ない事は
誰とも分かり合えない
恐れていては無味乾燥
表現は無限に有限
翼が生えれば過労死
ハハハ・・・
アハハハハハハハハ
狂いそう
狂っているのかも
そう,もう狂っている
慰めは要らない
思考を溶かして君に捧ぐ
きっと,もう長くはない
棄てるなら今しかない
このまま大切にしていたら
君も壊れていくのだから
「はこにわーるど」
僕たちゃおんなじ紺色生物
前に出ようとくねくねむにむに
だけどそれより目玉をグリグリ
見えた特別潰しに夢中
脳内は朱鷺足は釘
平気嘘泣き気持ちは太宰
廊下窓際村八分
暗い階段 足かける
転がる誰かは君の顔
転ばすお前は君だった!
僕たちゃ量産取り引き無料
世界に一つの使い捨て
ループ抜け出す勇気もなくて
つまらんね今日も大口カメラ
「欲しい物は手には入らなかったのかな」
いままで本当にやりたいことをしたことがないと気づいた
いつもやりたくないことをやりたいことと勘違いしてた
一番は諦めてたん
そんな生活も飽き飽きしてきたな
一つでいいから本当に好きなものを手に入れたい
324 :
名前はいらない:2008/04/19(土) 14:43:54 ID:dQMPm9IR
「優等生」
私は優等生
完璧な優等生
だから我慢しているのよ
だらだら無駄話ばかりが長い授業中
私の神経を逆撫でする教師のキモい口調
このポケットの鋏であの口切り裂きたいわ
声帯もぐちゃぐちゃにしてもう喋れなくしたら気持ちいいでしょうね
けれど我慢よ
だって私は優等生
未来のキャリアのためにも法律は守らなくちゃね
煩いばかりの休み時間
宿題見せてと当然のように言うブリッコのブサイクな笑顔
もう鏡を見ようなんて思わないようにボコボコに壊してしまいたい
頬骨が砕ける瞬間の感触はさぞや快感でしょうね
でも我慢よ
だって私は優等生
とっても忙しいんだもの
私がやらなくても他の暇な誰かが
きっとやってくれるでしょう
「誰でもよかった」って言いながら
「個性狂、無個性」
自分は人とは違う道
常に選ぶ個性派ですと
他人で成り立つ自分に気づかず
意思なしロボット 胸張ります
輪に入れないんです僕は違うから
遠い目しつつも選民思想
大衆軽蔑 ああ快感
そんな君はプロになろうぜ
酔いも賞とりゃ立派な作品
原稿用紙にパソコン ノート
抱えて愚民を見下げつつ
ちゃっちゃと創ろう小さな世界
326 :
名前はいらない:2008/04/21(月) 02:51:25 ID:3ogSIuUp
「罪人たちが縛られる黒い沼」
解けぬ鎖
汚れてぬるぬるした水
蝕みつづける病
澱んだ影の沼に沈む悪意
病魔の触手がうねうねと纏わりつき
皮膚を食い破り
ずるずるともぐりこむ
魂を腐らすような真っ黒な瘴気の注入
腐り爛れて滲みでる緑色の汚汁
憎悪の赤と絶望の黒が混じりあった汚らしい粘液の涙
苦悶に凍りつく硝子玉の瞳
喰い荒らされた魂は永遠に呪われる
327 :
名前はいらない:2008/04/24(木) 12:38:49 ID:88MfSSdU
ボクは 歌いながら 歩きます☆
ボクは 踊りながら お空を飛びます☆
ボクは 神聖な光線のように 歌いながら お空を飛びま〜す☆
ああっ! 蝶になれ〜☆
花になれ〜☆
飛ぶよ…*
328 :
名前はいらない:2008/04/24(木) 15:58:14 ID:EunebgDL
■■■■■■小泉改革■■■■■■
75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度で、今月15日から年金の天引きが始まった。
この制度は2006年の医療制度改革関連法案が強行採決されて決まった。
この強行採決は元総理大臣、小泉純一郎の小泉改革の一環だった。
今になって、マスコミは負担が増えると騒いでいるが、法案に反対すると当時は「抵抗勢力」扱いだった。
国民健康保険制度(国保)は80年代から問題があった。
しかし政府は根本対策をやらなかった。根本対策とは保険制度、医療制度を一元化すること。
実際、国保の保険料滞納者は今や500万世帯。保険証を取り上げられている世帯も35万を超える。
救急で病院に運ばれても、保険証がなくてどんどん人が死んでいる。
こういう人々から保険料をむしり取ろうとすれば、生活保護になるしかない。
ところが政府は生活保護から追い出す政策を続けている。
北九州で生活保護を受けられずに、男性がおにぎりを食べたいと書き残して死んだが、05年度の餓死者数は82人に上がる。
これらは、すべて小泉内閣の「骨太の方針」で決まった、社会保障費1.6兆円削減に端を発するものだった。
年金天引きで保険料を払ったところで医療も受けられない。
これも、80年代の中曽根政権が、医療費抑制政策で医師数を抑え続けたツケがきている。
医療現場は過剰なストレスで荒廃し、患者はたらい回しにさせられる。
経世済民なき政治は滅びるしかないだろう。(2008/04/23慶応大学教授 金子 勝)
329 :
名前はいらない:2008/04/24(木) 19:51:41 ID:XmChEuTL
糞豚ぶっ殺して絵
バ バ バ バ バ バーベキュー
鳩 はと ハートを振るわせ ぽっぽっぽぽー くるっくるっ
女の髪を掴んで100円ライターで火をつけろ!
チリチリチリチリチリチリチリリンッパ
豊かな黒髪がオレンジ色に支配され
毛は縮れていくよ 火が 火よ ああ 炎よ
カンカンカンカンカン
消防車
頭のからっぽな消防士
女を椅子に縛りつけろ!
灯油をぶっかけて
それ、火をつけろ
カンカンカンカンカン
消防車
報われない正義感
女はゴーゴー燃えている
大きな真っ赤な炎の中で
女のシルエットは美しい
僕は思わず女を燃す火で煙草に火をつける
炭化した女はぐったりし
鳩どもがついばみにくる
バ バ バ バ バ バーベキュー 人間バーベキュー
331 :
錆びた仮面:2008/05/05(月) 16:50:32 ID:w7VaraBS
天も地も、左右もわからず走り去り気づけば其処は見慣れた山の道。
田畑耕す人影に走る子供。焚き火の横に積み上げられた美しい人形に心奪われ立ち尽くす。
見れば顔は人形、胴は人。首から紅い糸垂らし、動かぬ口で哄笑す。
白夜のごとき妖しさの、冷たき陽に照らされておぞましき偽りの操り人形、火中に首落ち絶命す。
332 :
錆びた仮面:2008/05/05(月) 17:06:16 ID:w7VaraBS
黒き髪に白き骨、紅い血潮は蒼き盃にそそがれた。
灰色の溜め息と緋色の涙、焦土に交わる。
哀願と慟哭の中、銀の糸に絡まりながら骨と土を掻き抱く。
か細き腕に納まらず死しても逃れる想い人、嘲笑の泡を吹きながら揺らめき沈む。誰も認めぬ二人の仲は、神も魔も認めることは決して無い。
それでも愚かに来世に託し小さな刃に死を求む。
333 :
名前はいらない:2008/05/05(月) 17:27:59 ID:Y5dwTTH9
愚か者。
334 :
名前はいらない:2008/05/05(月) 17:32:39 ID:Y5dwTTH9
お前は卵子の時点で潰されていればよかった。
それかその隣の奴と代われ。
335 :
名前はいらない:2008/05/05(月) 17:35:06 ID:Y5dwTTH9
あんたは人間の進化の恥だ
336 :
名前はいらない:2008/05/05(月) 18:10:38 ID:Y5dwTTH9
錆びた仮面とやらに言ってる。
いい加減謝れ
悲しみが消えたら 追ってくる影も消えた もう空白しかない 寿命までのお遊戯 繰り返す大陽はみんなの前に平等だけど もうどういきろと言うの 無謀に気付いたときから白昼夢のとりこ
「すがすがしく感謝」
扉をあけると真っ逆さまに落ちていったらやたら浅い湖の上だった
上下感をうしなったまま起きあがると天地は逆転し
僕は遊園地で飛んでった風船みたく空へと吸い込まれた
このままどこへいくんだろう
きっとどこへでもいける
そんな妄想を信じたけれど
人生はなんにも思い通りにはならなくて
僕はいつも通り諦めモードで南無南無と神に祈りを捧げながら
きっと神様なんてのもいないんだなと
考えてるうちにボスっと雲にひっかかり
地球上を雲で旅した
ぐるりんと世界を一周しても
どこの世界にいても自分は自分なんだなと思い知らされる
こびとの島で急に力持ちになったりはしないし
巨人の島で急に可愛がられたりもしない
僕はわたあめのつもりで雲をムシャムシャ食べていたから
僕の乗っていた雲は珍しいものをみているうちどんどん小さくなっていった
気がつくと雲は重さで飛べなくなり
どんどん地面に近づいていく
このまま神様気取りもよかったのだけど
街を見下ろすと乾いた畑の作物が元気がない
僕はにゅるりと小粒の水滴となって
雨をふらせた
さわさわと地面を抱きしめると
僕は大地に染み込んでいった
土や小石に濾過されて
濁りのなくなった僕は
立ち上がって母親にありがとうといいにいくつもりだ
339 :
シロ ◆2kGDAebjUo :2008/05/14(水) 21:59:57 ID:WtSk1lxk
愛を乞う
愛し方すら知らない癖に
誰が僕をそうさせたのか?
何が僕をそう形成したのか?
アッチ側に行ってしまった
今の僕にはわからない
今の僕は ただ祈る
もう一人の『今の僕』の中で
ただ 「愛をください」「愛してください」と
孤独の水に震えながら
340 :
名前はいらない:2008/05/15(木) 13:39:48 ID:7aRKaz+Q
生きてる〜事が〜辛いなら〜♪
嫌に〜成るまで〜生きればいい〜♪
自殺洗脳CMソング♪
341 :
名前はいらない:2008/05/22(木) 09:23:07 ID:aPVqFi2u
早く早く早く
早くこの世から消えて下さい
遺書も何もいりませんから
アノ人とアノ人とアノ人とアノ人
ちゃんと順番通りにね
嫌いな訳じゃないんです
憎んでる訳でもないんです
ただ僕は
お金が欲しいだけなんです
アナタに見捨てられてから
底辺を這って生きてます
土地と権利と財産を
早く早く僕に下さい
間違っても遺書なんて書かないようにね
342 :
名前はいらない:2008/05/22(木) 09:30:37 ID:MM4CFq7O
そんな訳ねぇだろ
障害者の犯罪者って一番タチ悪いんだぞ…
343 :
名前はいらない:2008/05/25(日) 02:19:33 ID:DgxNxYJP
右行く人に恋をした 左のあの子の眼を潰す
右のおっさん喚くので 左のあの子の耳を削ぐ
右のおばさんにばれぬよう 左のあの子の口を縫う
右のドアから出られぬよう 左のあの子は足が無い
右の僕に逆らえない 左の君には手すら無い
左の塊 左の君 左の君よ
お前はそれでも生きるのか
何が欲しい 何が出来る お前は何なのだ
ああそれでも君が欲しい
344 :
名前はいらない:2008/05/25(日) 02:26:25 ID:iVJqWXxh
石橋ボケ黙れ
345 :
月乃:2008/05/26(月) 00:43:11 ID:iYHza3mO
道の真ん中に
花があって
草があって
空気がある
さようなら
また来ます
346 :
名前はいらない:2008/05/26(月) 01:06:39 ID:+COotdwF
彼女が或の季節
ホラーみたいな青空ねと
ささやいて
詠み過食していた
冷蔵庫のなかの
書籍に喰らいつく日々
草原の花畑下に
それらの思想を
毎夜 埋めながら
孕む
347 :
名前はいらない:2008/05/26(月) 01:37:59 ID:+COotdwF
幻想曲
ながれだす宇宙の樹はガラスの樹
その水脈
眺めながら
散乱した文字
幻想曲から
抜けだそう
抜けだそうと
「底の無い穴」
夜の灯りが辺りを暗く照らし私の目を脳を焼いている
クラシックな昼間の夢が私の思い出を浸食して
私の正体を隠す
この世界を食べたい
夜が私を引き伸ばしている内に
全ての夢を私という墓に沈めてしまおう
葬ってお供えをあなたにあげよう
349 :
名前はいらない:2008/05/26(月) 23:21:50 ID:+COotdwF
森は
騒めく
それは
時語る
森
砂漠の砂へ
根を張り
地へ眠るゾンビたちへ脈、養分、能ながら
復活祭
人間は一度ゾンビになるべきだ
そして
そこから蘇り
甦れ
350 :
名前はいらない:2008/05/26(月) 23:24:52 ID:+COotdwF
青春はサイコだな
351 :
名前はいらない:2008/05/26(月) 23:34:01 ID:xvghiKIr
優等生はいう
優秀だと
サイコパスしたんだよ
ああ光が光に見える
なんつってな
独りよがりですよ
そうです
人間なんていっぱいいるじゃんよ
352 :
名前はいらない:2008/05/26(月) 23:50:15 ID:+COotdwF
牛乳が体にいいとずっとアル中みたく乳牛中の牛乳依存の表現力が
ポパイのホウレン草には負けないと詩いだした
夜も嫌いだ
理由は 暗いからだ
昼間を見習え!
明るいだろう!
はっはっはっ
笑い続けろ
明るくずっと働き続け休むな夜に眠るなど
怠け者だ 明るい明るいことはいいことだ
夜は暗いから好みではないさあ今日も一日浴槽一杯のミルク風呂に入りながら、ごくごく全部飲み続けるぞ乳牛依存症だあ?
たわけ!依存症などマイナーな響き伝えるな
肺病になっちまうぞ
しかし最近、男なのに、
しっかりした
おっぱいが 発育しているのはなぜだろう?
よし明るく明るくすべて陽気に明るく
あかる‥
(白い粉 撲滅キャンペーンに出し損ねた詩です)
353 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 00:11:12 ID:RYaKNv0/
死にました
即死です
僕の嫁は正直エロいです
いままで呆れるくらい馬鹿やりました
嫁のおっぱいを吸うことで慰められる人間になりたいと思います
354 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 00:14:50 ID:RvucyxDu
恐怖だな
もと恋人の詩でないことをひたすら願う
なんてくだらない
くだらない残酷さ
ばからしいから
あした
裏切ってやろう
そんなじぶんを
きっと
たのしいかもしれない
355 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 00:25:40 ID:RYaKNv0/
嗚呼もうダメぽ…
356 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 00:34:19 ID:RYaKNv0/
最悪だ
最悪だ
自分の行いは自分に降り懸かるんだ
天に唾を吐いたらずいぶん飛んで今やっと降り懸かってきた
どれくらい濡れたら済むのかな
357 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 00:37:59 ID:RYaKNv0/
最悪だ
最悪だ
俺の幸福なんて指でつまんだくらいしかないんだ
荒木がいってたんだ
犬が嫁なんだって
皮肉だ皮肉だ
358 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 02:47:10 ID:RvucyxDu
つい先程、
人生が急転しました
リアルで一番始めに交際した相手が、
脅迫したことを話たら、
弱りきった私を叩き打ちのめすと
レスしていた本当に
当人なのか‥
誰か伝えたのか
当人なのかもしれない
不思議ではない
明日から
何が起きるか分からない
在、
とても危険な状況、状態です
どこに記し伝えたらいいのかわからないから
ここに
伝えさせてください
亡きお爺ちゃん
あなたが
父の姉にしたはっきり
赤子は昔まびきしていたからと
我が子に反対されながらもやったことが
私、私たち孫の身の上に全て、ふりかかりました
そして過酷な生
サスペンスになってしまった
お婆ちゃん
お母さんを置いて
遠方先で再婚したこと
お母さんは
兄弟も無く
頼る人も無く
頼るべき人は老衰で他界
酒依存
お母さんの近くに居てほしかった
そしたら違ったはず
私たち孫に
災難はふりかからなかったもう詩ではなく
メッセ
君へ
私はいつどうなるか分かりません
相手はあの手この手
裏、陰で使う
タイプだと知人から聞きました
虚言癖も激しいと知人はいいます。
相手はそれはこちらだと風潮できるタイプです
明日の我が身
どうなるか
分かりません
ありがとう
ありがとうね
359 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 12:44:35 ID:RvucyxDu
水色の空が
より青くなる頃
違う姿になり
360 :
名前はいらない:2008/05/27(火) 14:20:23 ID:RYaKNv0/
水水水ってあんたが持ってるのは何?
さりげなさがいい
361 :
名前はいらない:2008/05/28(水) 00:15:14 ID:UNne55a4
宝石泥棒医者を探してた青い石で支払うつもりが断られて泣き叫ぶ医者は殺された
362 :
名前はいらない:2008/05/28(水) 23:17:18 ID:EosCZNZa
どんな人間も老いと共に大からず少なからず、持病が出て来るモノです
生まれながらに持病ありきの人もいるでしょう
病の上を見ても下を見てもきりがないし比べられるモノでもない
良いとこばかりじゃなく悪いとこも、全部含めて世界に一人の自分が自分を受け入れないで、誰が自分を受け入れられるのでしょうか。
みつを
363 :
名前はいらない:2008/05/28(水) 23:22:06 ID:EosCZNZa
人間は法律があるからルールの中で共存して生きれる
どの生物より我欲が強い人間をルールの無い地帯で生存させれば本能で欲の限りを尽くす
今も昔も戦争の歴史の中で人間の残虐性は変わらない
善と悪は人間が共存する為に必要な一つ思考である
みつを
364 :
名前はいらない:2008/05/29(木) 01:35:24 ID:4tmUGYoW
これがみつをの書体で書かれていたらさぞかし圧巻だろう。
365 :
名前はいらない:2008/05/30(金) 02:58:38 ID:fqdMefmJ
腹をくくらなきゃ 3軒隣を救えと 指定されたからね 僕は下の階に指定して欲しかったのに 下の階にしてって伝えたら 君に笑われちゃったね
笑われたから 君にしたよ 笑顔が嬉しかったから ささやかな御返しだよ
君の時間は 大切に使うよ だから君の笑顔も いつかちょうだいね
366 :
名前はいらない:2008/05/30(金) 18:21:58 ID:pgNDT+GJ
切るか抜くか焼いてしまうか
ペンチハサミ熱く燃えるライターで
ベロの話さお前にゃいらねえだろ
367 :
名前はいらない:2008/05/30(金) 20:26:20 ID:Zr8ZpURv
死は私にとってものすごく大きなものとして
私は死にとりつかれている
死だ! 死だ! 死そのものだ
死はそこにあって、死のみがある
私は死である
しかし死をかかえた私は思う
この私はここにある
ここにある私は何か
死が私をここに置いているのに耐える
不思議な灰色の中で私は私に耐えている
368 :
名前はいらない:2008/05/31(土) 00:48:13 ID:sL7KU3Za
苦しみで自分壊した心
あなたを憎み
癒されない傷に悲しみ
今日も生きていく〜
あークソ野郎!My ass ! My ass !My ass !FucK me!FucK me…FucK…me…
あなたのせいだから…
369 :
名前はいらない:2008/05/31(土) 01:03:57 ID:5+c25bJc
エロイ女のことではない
井戸端で昨日やったエロ話自慢して廻る女を見かけると
そんな女が
その数年先
我が子を置いて
新しい男と再婚したことを思い出す
「贈り物」
「人形がたたずむ交差点を右に曲がると
小さな祠が見えるね」
喧騒はその後の言葉を不思議に捻じ曲げる
「蕪とピーマンは犬にやっちゃダメだ」
修正もなく空に帰る君は素敵だ
見上げた空から鼻水がたれる
371 :
名前はいらない:2008/06/01(日) 02:25:32 ID:2yG2Gg7Y
マジレスすると包茎です
372 :
名前はいらない:2008/06/01(日) 02:28:07 ID:f/CqYSTj
マジレスすると誤爆しました
マジレスするとサイコな詩ってなんだ
374 :
名前はいらない:2008/06/01(日) 02:29:56 ID:vI1K8ked
マジレスすると、彼女います
375 :
名前はいらない:2008/06/01(日) 02:30:15 ID:nzT/odvi
マジレスすると痛いのでブラウザを閉じてしまいました
376 :
名前はいらない:2008/06/01(日) 02:30:22 ID:p/3cawse
マジレスするとマンコこわいです
377 :
名前はいらない:2008/06/01(日) 02:32:23 ID:xJVpKCKT
マジレスすると扉が開き
マジレスすると闇が呼ぶ
マジレスすると抗えなくて
マジレスすると誰もいない
378 :
名前はいらない:2008/06/01(日) 02:32:32 ID:Hh3GlUGZ
マジレスすると、恋に恋い焦がれ恋に泣く
こんな夜中に
玉葱!
玉葱!
玉葱刻んでる!
玉葱!
刻んでる!
始まりは夕方
カレーを作りだしたとき
俎板の上に玉葱!
オレは刻むつもりじゃあなかった。
なのにさー
ただ
切ってただけなのにさー
泣けてきちゃってさー
玉葱切るたびに凍みて
凍みて心に凍みて
泣けてきてさ
離婚のこととか
お金のこととか
人間関係とか…。
そしてオレは泣きながら
玉葱刻み始める…!
幸福を呪って!
玉葱!玉葱!玉葱刻んでる!
こんな夜中に!
有無を言わさず!
黙々と!
このまま永遠に玉葱を刻み続けて
オレは
輝く星になりたい。
素敵な愛
塵糞の積み重なってできた塔の最上階に俺がいる
俺の右手がとれたのをいいことに
嫁と二人の息子がせっせと夕御飯作りをはじめたのだ
俺は爪しか分けてもらえんかった
俺の右手の大部分は嫁と二人の息子が平らげてしまい
だから愚痴をこぼすと
あとから余った骨をしゃぶらせてくれた
こうして俺は手無しになったのだ
そして今
二人の息子が寝息をたてているお腹いっぱいになって眠りついている
その悪魔じみた寝顔を眺めながら俺は
素敵な、素敵な愛を感じたのである
382 :
名前はいらない:2008/06/13(金) 22:51:19 ID:pvr3RpNM
自称・俳句詠みの長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)に関する
こんな書き込みを見つけた!
読売新聞社自体が秋葉原大量殺人犯に匹敵する異常者を雇っていたからな。
そいつは長谷川何某とかいう品性下劣極まりないクズだそうだ。
熊本県下の朝鮮部落出身の「長谷川隆喜」(「長谷川櫂」は偽名)なる
稀代の変態が、今でも讀賣新聞の俳句欄に記事を書かせてもらっている
という話を耳にした。
この長谷川は未成年に対する猥褻行為が発覚しそうになって讀賣新聞社を
解雇されたという札付きの変質者らしい。
捏造記事を書くのも生来の虚言癖のおかげでお手のモノだとか。
しかも無知無教養で臆病卑劣、かつ劣等感のかたまりといった出来損ないだ。
こんな異常性欲者は即刻、叩き殺されるべきだろう!!
にも関わらず、その後なぜか前科を隠して東海大学なる底辺の学校で国語か何かの教員として
お情けで雇ってもらっているらしい。
しかも、ケチで卑しい長谷川は受け取った賃金収入を申告せずに脱税をしてるという。
いずれ警察沙汰になって監獄に入れられてから、数々の旧悪の故に断罪されて果てるは必定だ!
383 :
名前はいらない:2008/06/14(土) 18:46:41 ID:YBmhVlnO
長谷川チョン(長谷川櫂は偽名)は近頃、黒癩も発症して
崩れ果てた面体が腐り爛れて猛烈な悪臭を放っているという。
あの醜悪極まりない形相を見よ。
絶対に近づいてはならない!
化け物仲間になりたく無いのなら。
『ノックはしなかった』
なにかにウンザリした日には ため息を二つ ボクにください
藍色と灰色の二人きりの共鳴を
人生は遅かれ早かれ倦みだすもので 太陽が東から昇って西にへコむ神秘すら
台所のヤカンが沸騰してる現実に比べたら 退屈きわまりない日常で
あぁ…キミはまたこんなところに下着を放り出す
赤い色っぽい下着もだいなしだなぁ…
空ろな部屋に 風が歌う 今年一番のヒットソング
興味ない顔で振り向かれても ボクにはもう応えようがないし
キミがなげだす真っすぐな瞳もなんだか変色してて
優しく見つめたりしても反応すらしないんだね
空色の空にトンビが一羽 ピーヒョロロ〜プルルルル
電話のベルが数回鳴って消えたけど
あれキミの彼氏?(どーでもいいか…)
ところでこの部屋ピンクが多いなぁ……ハァ
>>37 AA化されてるね
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1211884920/58 58 名前:水先案名無い人 [sage] 投稿日:2008/06/19(木) 00:18:19 ID:kPurNJo30 ?PLT(37333) New!!
(^o^ )
/ ヽ 日常茶飯事に私の周りでおきる出来事
| | | | いつだって私に決断を迫る
| | | | そして私はいつだって決断を回避する
|| | 私は意識の上では常に逃亡者なのです
し| i |J それも誰からも賛同されない逃亡者で
.| || みじめに砂を噛みながら
| ノ ノ 夢中でほふく前進するのです
.| .| (
/ |\.\
し'  ̄
386 :
名前はいらない:2008/06/20(金) 02:15:22 ID:rqEu3E9+
半島へ 強制送還せよ 長谷川櫂
変態の 長谷川隆喜 未だ死なぬ
長谷川は 幾らカネ積もうとも 断られ
長谷川櫂 死に損ないの 化け物さ
愚鈍なる 山出し 天下の 嗤い者
おぞましい変質者の長谷川櫂=長谷川隆喜は、
口を開いては愚鈍無比、無知無教養の限りを
さらけ出し、生き恥をかき散らしてまわって居る。
最底辺の東海大学でも皆の嘲笑と軽蔑の的に
なっているのは当然のこと、讀賣新聞社に於いても
前代未聞の醜悪卑劣な出来損ないとして悪評嘖嘖たるものだとか。
風俗街でも金銭の多寡にかかわらず一切木戸をつかれて断られる体たらくだ。
こんな熊本県下のチョン部落出身の不逞鮮人が今も日本の片隅に生きている
という事実こそ実に嘆かわしい限りではないか!
早く長谷川が汽車に轢かれてバラバラの轢死体となる日が来るように!
387 :
名前はいらない:2008/06/22(日) 15:20:07 ID:AUiWDdO/
熊本県下出身の朝鮮人、自称・俳句詠みの長谷川隆喜に関して----------
死なぬなら 叩き殺せよ 長谷川チョンを
チャンコロに 遙かに劣る 去勢ブタ
東海大の教員・長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)という下賤な田舎者は、
陰険卑劣で臆病無比なだけではない。
吝嗇で愚鈍、無知無学で徹底した野暮天、外見も中身も醜悪限りない
クズのクズ、下の下でしかない化け物だ。
トンチンカンな邪推をして人々を中傷したり、陰湿な策を弄して立派な人物を
陥れたりして来た最低最悪の山出しである。
こんな根性卑しい鮮奴を、これ以上生かしておくことこそ罪というものだ!
こんな痴呆に俳句欄を書かせている読売新聞を買うのはバカだけであろう。
この身の程知らずの賤民ズレは未だ藤沢あたりに棲息しているとか聞くぞ。
388 :
名前はいらない:2008/06/23(月) 15:11:06 ID:llSuwqd8
鬼畜の諸行というよりは
ホントにしんだやつがいるんだろう
もちろんしねといわれてしぬやつなんかいないから
しなんて自由選択だ
それを踏まえた上で…
よくわからないが…
うーん どうでしょう?
389 :
名前はいらない:2008/06/23(月) 15:31:59 ID:X7DT+OOK
吐き気がする
悪意
悪意
悪意
うらみ
憎しみ
あきらめ
嘔吐
殺意
廃棄
唾棄
殺人
街は殺害であふれ
寝不足のよだれが付着してる
ヒゲの長い老人が
垢だらけの体で徘徊する
瓶詰めの血が120円で自販機で売られていて
腐臭がアーケードを包む
やめてくれ
こっちを見るな
その笑顔
なんて恐ろしい笑顔
その顔は
もう狂っている
僕の死体もきっと
その顔で見る
圧倒的に水分がたりない
正しい飲み物がどこにもない
少しずつにごっていく
明日には肌の色が変わる
もう君じゃなくなる
都会を生きるすべての人間の骨で出来た歯車が回転し続ける
ごりごり重苦しい
石に閉じ込められて
もう眠くなる
眠るしかなくなる 眠い 眠い 眠い・・・
390 :
名前はいらない:2008/06/23(月) 15:44:07 ID:llSuwqd8
もう御前等がいなけりゃ
生きていけないよ
助けてくれよ
助けてくれよ
391 :
名前はいらない:2008/06/23(月) 16:26:48 ID:llSuwqd8
アニヲタきんもー
392 :
名前はいらない:2008/06/23(月) 21:38:21 ID:llSuwqd8
これは俺が湿った路地裏の闇になってしまったときの話だ
屋根から滴った雨に泥が混じっていやがって、吐き出した
猫が食い散らかしたパン屑が群青色に変わり始めて
俺の目の前で溜まった水にボウフラが泳ぎはじめる
臭気が自己主張をし始めて
肺の中が腐敗していく様が手にとるようによくわかる
雨がやまない
酸化が激しい
ケバい女が唾を吐いて過ぎってった
393 :
名前はいらない:2008/06/23(月) 23:16:44 ID:llSuwqd8
やみちゃん
今日は朝からずっと寝てるね
やみちゃん
おっぱい大きいね
やみちゃん
おトイレ大丈夫?また漏らさないでね
やみちゃん
今日はどこに出かけようか
394 :
名前はいらない:2008/06/23(月) 23:33:40 ID:llSuwqd8
やみちゃん
ごはんできましたよ〜
ソーセージですよ〜
マンゴーソースかけましょうね
甘いですか〜
汗かいちゃってますね〜
風邪引いちゃうから
脱ぎ脱ぎしましょうね〜
寒くないですか〜
体はあったかいですね〜
体くっつくるとあったかいですね〜
一緒にねると気持ちいいですね〜
395 :
名前はいらない:2008/06/25(水) 10:19:29 ID:IwrgVjTD
様々なシーンの中で‥
垣間見る
―ポプリな
感覚‥
それは
とってもセンシティブな体験とともに‥
396 :
名前はいらない:2008/06/26(木) 12:55:30 ID:WIMjozLS
変質者の長谷川櫂=長谷川隆喜が遂に読売新聞社の俳句欄から下ろされたとか。
先ずは当然の仕儀だと言うべきだろう!
もっと早期に叩き出されてしかるべきだったのだが。
この阿呆は簡単な辞書ひとつ調べる能力さえなく(それは何も業病で指が腐り落ちているせいではない)、
暦さえ知らぬくせして俳句詠みを自称ないし僭称して恥じない愚鈍低劣無比な山出しでしかない。
こんな品性下劣にして知能劣弱な出来損ないに欺されるようなバカも今では少ないことだろうが。
397 :
名前はいらない:2008/06/27(金) 04:16:17 ID:vup65Pi9
「妄想サノバビッチ」
末期状態 意識不明 植物状態...
末期状態 意識不明 植物状態...
僕のカワイイダッチワイフ...
僕のカワイイダッチワイフ...
無言のアナタが好きです...
無抵抗のアナタが好きです...
末期状態 意識朦朧 隔離状態...
末期状態 意識朦朧 隔離状態...
僕は妄想サノバビッチ...
僕は妄想サノバビッチ...
無垢のアナタが好きです...
無表情のアナタが好きです...
気の済むまでおかさせてください...
ベースのメロディが僕を主人公にするのさ
小走りになった足元が、ヒーローの前ぶれみたいで
興奮して声を上げた
僕に 怖いものは無いさ
軟らかくて弱い、ずっと憧れていた
それを舐め回した思う存分
そして行交うそれらを子供の頃を思い出す様に、思いのままに 絵の具をぶちまけた
>>385さん
教えてくれてありがとうございます。
誰だか判らないけど使っていただいて嬉しいです。
401 :
名前はいらない:2008/07/01(火) 15:55:39 ID:838MC5nk
長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)という者が陰険卑劣で臆病無比な田舎者であることは
万人周知に属することがらであろう。
こやつは劣等感のカタマリであるため、自分より優秀な人物に対して唾棄すべき嫉妬心で
陰に陽に下劣な嫌がらせをつづけ、しかも自分では怖くて何も出来ない小心者なので、
他人に誹謗中傷を吹き込んで何とか有能で勝れた秀才を陥れてやまなかったのも厳然たる事実だ!
こんなおぞましい低劣な山出しを雇っていた讀賣新聞社の良識を疑う次第である。
うるせぇよ 雑魚。
「いろいろ」
さらさらと指の間からこぼれ落ちる砂を止めようとするならまだ救いがある
ざあざあと目の前を流れている砂を手も伸ばさずに私はただ見つめている
ごうごうと私の足元を風と時間が吹き抜けていく
「無気力と反転する何か」
本当にほっといて欲しい
でも本当にほっとかれたら恨みます
妬みます いかに無価値かわかって落ち込みます
黒くて白い斑点は私の心に巣を張って
無意味に捕食活動をやめないのです
むしろもっともっと余計なあれが邪魔なのです
>>400こっちのほうをよく見るんですが心当たりありますか?
59 水先案名無い人 sage 2008/06/19(木) 00:23:49 ID:kPurNJo30 BE:?-PLT(37333)
(^o^ )
/ ヽ 現実は いつも私に選択を迫る
| | | | 私には それがたまらなく嫌なのだ
| | | | ならば逃げよう その先に何があろうとも
|| || その現実からも 逃げてみせよう
し| i |J 私には この生き方しかできない
.| ||
| ノ ノ
.| .| (
/ |\.\
し'  ̄
>>405 心当たりないですけどそっくりですねぇ。
どこかで見て記憶に残ってたのかなぁ?
でも、八頭身みたいなのこのあいだ初めて見たし、良く分からないですね。
もっと、精進して独創性をもてるよう頑張ってみますね。
>>406 >>385→
>>405の流れかも知れませんが、結局よく分かりませんね 自分はこの流れだと思いますが
正直あなたの詩に感銘を受けてこのスレに来ちゃいました これからも楽しみにしてるんでこれからもいい詩を書いてください
408 :
名前はいらない:2008/07/25(金) 03:57:50 ID:VhNz/1eq
うんこを食べてみた
苦いけど美味しかったうんこ
「自分なりの絶望」
何もせずに勝手に落ちていくのが楽しくて仕方がない
その時は苦しんだり悩んだり絶望もしているけど
きっとその時は満面の笑顔
心が死んでいるんじゃなくてそれが好みなんでしょう
どんなに血を流していても気持ち良くて仕方がないくせに!
無駄なあがきはやめて絶望の波に揺られながら
真っ暗な洞窟の奥で冷たくなっていければそれで本望です。
「腐乱死体の脱臭・消臭」
その看板は本当にあった
ピンクと白と黄色と
混じりあってどろどろに溶ける
腐乱死体がある腐乱死体がある
反射的にえづき涙がこみ上げる
少し甘い匂い
腐乱死体がある腐乱死体がある
人間の死体がある
物凄い 広がる 取れない
腐乱死体がある腐乱死体がある
東京には腐乱死体がある腐乱死体がある
どこかの部屋に腐乱死体がある腐乱死体がある
自殺であれ 病であれ
孤独な死体は腐ってゆく
腐乱死体がある腐乱死体がある
「贈り物若しくはストーク」
月夜の晩に心臓をえぐり取って君にあげよう
君は受け取ってくれるだろうか
片手に余る血の滴る私の心臓
心は既に暗い獣にクイチギラレテしまった
だからあげられるものは何もないんだ
月の光刺すこの橋のたもと
私のよどんだ薄汚れた血とえぐり取ったわずかな肉片を
私にはこんなものしか残されていないことを後悔をしながら
君の鞄の中に許可無く忍ばせよう
「関心」
暗闇の中で赤い点がちらちらと動いている
時々人の目を掠めるように
消えたり現れたりしているけど
そんなことはどうでもいいこと
なんでそんな明かりがふらついているか判らないけど
私の周りにあるどうでもいいことに比べても
同じぐらいのどうでもよさだ
本当にどうでもいいことが多すぎる
本当はどうでも良くないかもしれないけど
興味を引くには私の心や魂はあまりにも薄い
413 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/09/05(金) 23:13:56 ID:5QkC9+Ca
崩れてしまった砂の山
そう、砂の山
必死でかき集めたのに
その砂を踏みにじり行く
あらゆる物を壊しに
失われた物はもう戻らない
昨日も明日も過去も未来も全て壊して無に帰したい
その切なる思いを胸に今
「数少ない機会」
狂気が薄れてきたんです
だからこんな早い時間からゴムのりを塗りたくろうなんて考えてしまいました
私と世界が背中合わせにぴったりとくっつくように。
本当なんです
私は今
夜の中にしっかりと存在しているんです
あと少しで世界と私は重なり
次の瞬間に通り過ぎてしまうんです
横を向いたり目をつむってしまう前に
私はあなたを内包する世界と融合しなければなりません
あのきらきら光り
真っ黒な私の大好きな世界は私を認識していません
だから
狂気が来る前に
拒絶される前に
通り過ぎる前に
私が世界の一部になれるようにぴったりと張り付かなければならないんです
416 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/09/08(月) 21:57:20 ID:Z4q/iQX7
今からあなたと死ににいきます
それは必ず叶う正夢
今デパートの前に着きました
色々あれこれ悩んでみたけど
やはりネットで流行ったあれにします
あなたは短気ですぐ壊す人だから なるたけ早くすむように
今夕焼けの高速に乗って向かっています
雨の日も夏の夜も 互い何度この道を行きあったかしら
あなたは機嫌がいい時よく口づさんでたあの曲
なんだか哀しいメロディだけどそっと呟いています
今コンビニの傍で駐車してます
あなたの好物を買おうと思ったけれど思いだせない
あなたの好物は赤い袋に入ったザリザリした形の・・・
店員に聞いたけど知らないとかどんだけくだらねーんだこの女
似合いもしないのに金髪にしたとけろでおまえなんぞに彼氏なをかできりか
足が痛い
足が痛い痛い足が
足が痛い足が痛い足が痛い足が痛いい
今階段登っていまぁすぅ
一段一段喜びを踏みしめてまぁすぅ
寝顔が綺麗
テレビで見るよりシュッとしてる
え?よく言われるって?
ウフフ
起きなさいよいい加減
寝たふりしたってダメよ
なによその目は
なんなのよその目は
あんた誰?
綺麗な顔 天使みたい
サラサラした柔らかい髪
夢じゃない夢じゃない夢じゃない私だけのモノ
そぉうだ帰り道あのコンビニの女にも見せてやろう
あんたなんかと違って私の彼氏はこんなにこんなにこんなに美しいかおしてるんだ羨ましいかウフフ
バックに入るかしら
417 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/09/10(水) 23:21:33 ID:H+imwyYd
夏がぃっちゃう!!!
年下系で、かぁぃぃ系のきみの
はにかむよぅな笑顔が
バッキューンって!!くらぃ
しゅき☆
ぉもわずむぎゅって抱きしめたくなりゅ!!
でもぁたしはひとりだから
虹の底でぃつも誰もぃなぃから
ぁたしは透明な風ぉんななの!
夏!がきても!
冬!がきても!
秋!がきても!
この星にひとりぼっち
キラキラひかる硝子ぉんななの!
ガッシャーンって!!粉々に砕けちゃいたくなるほど
夏がぃっちゃうの!!!
テレビの女!!! ファブr−ズって叫ぶなぁ嗚アぁあ唖亞!!!!!!
「恥らう死体」
見つめる私の目の前で
彼女の死体は顔を手で覆う
腐りきった醜いすがたを恥らうように
死体なのだ死体なのだ今更あさましい真似を
生きていたときからお前はそうだったじゃないか
「恋慕」
赤い犬の鼻
高い木の上からもげて落ちた
子供達が周りに集まって輪になって踊る
生垣にからまるつる草も子供達を囲んで輪になって踊る
421 :
ローカルルール変更議論中@自治スレ:2008/09/15(月) 22:04:42 ID:OfzfVHir
黄昏のおわりの瞬きに
1
黄昏のおわりの瞬きに、大いなる怒りの光を帯びた星
雲が交差しあう天蓋にむかい、傷ついた男たちが大声で
呼びかける。その声に応じて晴れてゆく天空には、たえ
ずうつくしくしみわたる遠い霧のような花火が沈黙しつ
つ彼方へ消えていった。
2
真赤な少女たちが風のように駆けよってくる水滴に
満ちた紅い花のその名を呼べ。深い鏡を覗き込むとき
傷つくほどに満ちたあおそらにかかる金色の虹のそ
の名を呼べ。若き日において朝の世界のかわりに世界
に満ち満ちた暗黒のその名を呼べ。
3
ふるえる幻影の朝のなか、透きとおった身体をもつ妻
がうたう舟歌のつくりだす樹木や森や山ほどの喜び
の存在意味をもっているのか。砂に埋もれたままの蝉
のぬけがらほどの鈍色の存在意味をもっているのか。
4
新しいせかいにおいて地上の氷の割れる音のすぐちか
くに痩せたことばのつぼみがあり、それらをてのひら
の熱で溶かすと、ことばは水晶のうたのように蒸気化
し、朝のひかりほどのふるえる時間にかわった。
422 :
ちんぽ代理店:2008/09/15(月) 22:17:37 ID:pqM0ei0x
まんこ見せろや!ハァハァハァハァハァ(;´д`)ハァハァ
ちんぽ舐めろや!ハァハァハァハァ
まんこ見せろや!ハァハァハァハァハァ(;´д`)ハァハァ
ちんぽ舐めろや!ハァハァハァハァ
423 :
野菜生活。 ◆jWU.FEbXOc :2008/09/16(火) 01:20:44 ID:hLxP5+r7
朝、俺の指が無くなっていた。
いつもの携帯の様に布団の中に潜り込んでいるのだろうと手探りをしてみたが、
昨日の夜まで太陽の臭いがしていたシーツが鉄のように冷たくなってしまった。
見つからなかったので、一階へと降りた。
母さんはなんかもう訳がわからなくなっていて、俺は焦った。
事情を説明する前に死んでしまったので「それもそれでありか」、と苦笑いしながら台所を見た。
どうやら、そこでは俺の指がプラスチックのボールの中でおはようと言っているようにも思えた。
ただ真っ赤で、透明な朝の風がいつもより尖って俺の目の前を通り過ぎていった。
それでもいいや、と思い顔を洗った。
けれども顔は赤くなるばかりで腹が立ち、それはそれで楽しかった。
鏡は正直だ。
俺がどんなに醜くなったとしても、鏡だけはそれをなんの刹那も交えることなく冬の朝を映し出した。
赤い。赤い。
それが苦しいとか、そんな風に思うのは俺じゃないような気がした。
後ろを振り向くと明日の夜まで生きていそうな蟻が壁を張り付いたまま動けずにいた。
そんな時、緑の砂壁が砂漠に見えたのは、俺が蟻と同じだから?
あ、頭の中に浮かんできた。
たった3秒だけ時間は長くなった。
あ、もう、渦をまいた。
空を赤にそめていく。
倒れる体。
居間でマシンガンを握る父さんと目があった。
「あー、そのパターンね」
「反応」
何をしたらいいんだろう
経験のない悩みは私を困惑させる
そもそも悩んだところでどんな望みがあるというのだろう
私の望みはなんだというのだろうか
私にあるのは心に降り積もる澱と
カビのはえたパンばかり
心の中で渦を巻く黒い感情は狭い心の領域から溢れている
溢れ出る悪意と失意に乗って船出する人達の群を横見に
私は黒い何かをかき集める
私の足りないピースをそれで埋めるのだ
さあ、そろそろ集めるのをやめて無意味なドライブに出かけようか
「磨り減り苦痛だけを与える神経」
さあ、無意味な詩を書こう
とめどなく心から流れる血を紙に滴らせよう
赤い闇と赤い光で彩られた無意味な現実を
脳内にもぐりこんだ虫があなたへと撒き散らす
私の好きだった緑色は私の皮膚を彩り
無用な爪が私の脊髄を掻き乱す
私の目玉は何処までも転がっていき無くなってしまった
いらない、無用の用は無用だ
「苦痛」
苦しい
心いらない
犬よくわえてどこかにいってくれないか
「欠損した心の一部」
ありかはそこしかないと思っている
ありかはそこにしかないと思っていた
探せば埋まっているのだろうか
心のかけらが見つからない
かけらはどこかに潜り込んでしまったのか
隠しているのは誰だ
元々無かったのか
あるけど見つからないのか判らない
えぐられる痛みをこらえられないから
あなたをえぐりたい
「虚ろなもの」
お腹の中には回転するお面
目の前には鈍く光る何か
良く判らないものが背中を押す
腐った犬は何に向かって吠える?
空と地面には私の影が細長く伸びている
指がつまらなそうに足にまとわりついている
429 :
名前はいらない:2008/11/22(土) 15:29:19 ID:kmwtMMeZ
あはっ
あーはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっあーはっはっはっ
あーはっはっはっあーはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
『グルグル目玉や』
『グルグル目玉が来たでー!』
あーははっははっははっははっははっははっははっはーーー
『いかん!翔ちゃんが魅入られとる』
あははははははばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
『耳塞ぐんやない!目ェ塞ぐんや!アレ見ちゃいかん!』
『ダメや京子さん!翔ちゃんはもう手遅れや!行っちゃいかん!!』
あはぁあはははぁぁーーーぁぁぁーーーぁぁぁーーーぁぁぁ〜〜〜
『翔ちゃんこっち来なさい!翔ちゃん…』
『京子さん!翔ちゃんの目ェ見たらイカン!!あんたまで』
ぶぁあふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・・・・・・・・・ふ
『京子さん!!!』
『健吉さん…逃げて…あたしなんだか…………』
『京子さァん!!!』
あるあがらなまたあひぁぁぁぁぅぅい??
『なんだか……目が』
『目が踊ってる』
あはっ
430 :
名前はいらない:2008/11/23(日) 01:32:21 ID:pjiTR8h5
今 ここで死のう
と言ったら
君も 死んでくれますか
君は笑った
もちろん と
死のかけらもない
満面の笑みで
その言葉が真ならば
僕は迷うことなく死ぬだろう
けれど
それが嘘ならば
それでもやっぱり
死ぬだろう
答えを聞き出せぬまま
今日も 生きてしまった
今日も君の笑顔は
生きることに満ちあふれている
唾液でろでろ
カルデラみたい
きっと熱い この中も
吐き出してしまいたいと
先ほどから嘆いているけれで
ゲロを見ると君を思い出すよ
君の笑顔や仕草や性器までぐちゃぐちゃに混ざり合って一つになる
なんて汚い色、汚い女、汚い物体、
今の僕によく似合う。
唾液でろでろ
カルデラみたい
きっと熱い この中も
吐き出してしまいたいと
先ほどから嘆いているけれど
ゲロを見ると君を思い出すよ
君の笑顔や仕草や性器までぐちゃぐちゃに混ざり合って一つになる
なんて汚い色、汚い女、汚い物体、
今の僕に似合う
433 :
名前はいらない:2008/11/23(日) 19:38:33 ID:pjiTR8h5
科学薬品を顔に塗りたくり
下品な顔をさらに下品にし
ヤニにまみれた並びの悪い歯を晒し
きれいになりたいとほざく
そんな君が 大好きだ
下水道に落として監禁してやりたい
餓死寸前のところに
糞まみれのエビフライを落として
獣のように食らい付くところを観察したい
そしてそのまま襲い掛かって
二人で糞まみれになって 果てたい
ああ 僕は熱くなる
はやく放出したい
君に 放出したい この気持ちを
好きだよ
好きだよ
好きだ…
434 :
名前はいらない:2008/11/23(日) 19:49:14 ID:pjiTR8h5
僕のくちびるに
君の
使い古してぼろぼろになった雑巾のような
裂けた粘膜が押しあてられた
君に
好きだと告げた日の
出来事でした
あのとき
口に流れ込んできた
生理の生臭い血の味が
忘れられない
僕は付き合うことを許された
けれども
あれ以来何も食べられなくなった
栄養失調で死にかけだ
死ぬ前に もう一度
あのあたたかい
君の粘膜に口を付け
熱い血を すすりたい
「あきらめたもの」
病床が詰まった時間の中を裸足で歩く
青いカーテンが時間と私をしぼる
ゆがんだ思考は細く長くどこまでも伸び
柳の枝から過去が滑り落ちて私を砕く
私の存在価値は牛のヒヅメ程にもなく
病は心のはじからじわじわと蝕んでいく
既に病は快方に向かうことはないほどに進行している
436 :
名前はいらない:2008/11/26(水) 22:36:16 ID:2cRT2jEE
おい観ろよ
息出来ないぜ
ほう、これが人間かね
さあお好きにどうぞ
骨を折り砕き 釘を刺せ 刺せ
鋼鐵を流し込め
脆弱で哀れなそれは
もはや肉塊でしかないが
陽光に照らされて
紅い体液が滴る
まあなんて美しい
おい誰か、白い薔薇をここへ
染まる 染まる
生暖かい薔薇はまるで 動きだしそうな
おい観ろよ
何か喋ってるぜ
口応えをするなんて生意気だこと
腸を抉れ 抉れ 抉れ
ああ、みんな 臓物に塗れて汚い
美しい、 これが眼 これが脳 これが胃
しかしそれは美しくてはいけない
罪 罪 罪
執拗に音を立てながらそれらは引きちぎられ 蹂躙され
もはや原型すらわからぬ
愉しい楽しい さあ狂え
今宵は人間を堪能しようぞ
その哀れな視線はいつまでも僕を見ていた
「テレパスの不可逆的立証とその効用」
僕はあの子が好き
だからもう一週間も
後ろの席でずっと念じてたんだ
振り向け
振り向け
振り向け
お願い、振り向いて
お願い
お願い
振り向いて
ねえ、君
ちょっとでいいから振り向いて
お願いだから
僕に超能力なんてある訳もない
もう馬鹿らしくなって
ため息をついて、諦めた
でも何か視線を感じて顔を恐る恐る持ち上げると
そこには振り向いたあの子の顔
僕はちょっと恥ずかしくなって
頑張って口角を上げて微笑んでみた
そしたらあの子は言ったんだ
「何見てるのよ、気持ち悪りい・・・」
・・・以上が本件の動機です、裁判長!
438 :
名前はいらない:2008/11/27(木) 00:39:12 ID:IYJ2wo9J
お前 いつからだ?
この世界に不平不満を言うようになったの
お前 いつからだ?
この世界が汚れて見えたの
お前 いつからだ?
人を信じなくなったの
お前 いつからだ?
自分を嫌いになったの
おい 鏡の中の お前
密かに寝ている狸の背中を針で刺す
痛いと言っても針で刺す
やめてと言っても針で刺す
笑いながら針で刺し殺してもうた⌒ ⌒
密かに寝ているインコの子供を針で刺す
やめていやぁと言っても針で刺す
痛いやん痛いよ痛い痛いと言っても針で刺す
笑いながら針で両目潰してもうた⌒ ⌒
密かに寝ている隣家のリーマン針で刺す
なんですか?なんなんですか?と言っても針で刺す
堪忍堪忍と言わなくなるまで針で刺す
笑いながら添い寝してもうた⌒ ⌒
「包み込む闇」
闇にくるまって寝ていると
すべてが特別なことになったり
無駄なことに思えたりで
安心する
ただ一人闇にいだかれて
誰も知ることのできない空間に歩きだそう
回転」
365回の回転をしている間に変わったもの
疑念に満ちた世界
幸せな不幸
信じきれない心
そんなことどうでもいい事のようにくるくる回る
狂ったようにくるくる回る
悲鳴と
『ハード・パニック』
呼吸が苦しくなるのと同時に鼓動も激しく波打つ
視界はモノクロに変わって人々は俺を蔑む
往来の真ん中で立ちんぼ
イカれたZIPPOライターの炎は青く
マリファナの臭いに「素敵ね」なんてお前はほざく
睡眠薬がきれた夜にはレスタミンを五十錠噛み砕き
ハイネケンで乾杯したい
締りの悪い蛇口の水滴がポタポタ落ち
その音に合わせてお前はこっくりこっくり肯き
だんだんだんだん狂っていく
お前が狂えば世界が狂う
お前が嗤えば世界が俺を嗤う
「コロンビアからの上物のコカインを手に入れたわ」と
はしゃぐお前にはインディアンの呪いをかけておいた
俺は大江じゃないがバードと呼ばれたい
俺の背中には黒い羽が生えているから
豚が金属板に挟まれて空中を移動し
鋭利な刃がオートマティックに任務をこなす
そのばら肉を三百グラム買ってお葬式をしよう
ポリ公は決まって朝に来る
部屋を荒らして灰皿を調べて
とりあえず俺は留置所送りだ
お前は賢いよ
何でもかんでも手に入ったうちに
体内に吸収してしまうんだから
俺がアホに裁かれる前に
俺の肉体を食らってくれ
規則なんてまっぴらごめんだ
お前は高校の卒業式にボケジジイの校長に
水風船投げつけたろう
覚えているよ
あれは愉快だった
東条は心臓を撃ち損なったが
俺はそんなヘマはしない
口内に銃身突っ込んで
ちゃんと死ぬよ
だからお前にお願いしたい
その綺麗な細い指で拳銃を盗んできてくれ
「黒い絵」
綺麗に黒く染まった画用紙に絵の具を塗る
薄くまだらになったような気もするけど
私には判らない
黒く黒く透き通る様なきらめきは
あくまでも黒
透き通っていようが濁っていようがあまり関係ないな
私の絵はざらざらした奥のない黒に染まっているから
中途半端に丸められ空に投げ上げられた
もう私の元へは戻ることはないよ
それは地球の最後と同様の喪失感と
同等の暗がりを持って
見えない場所へと捨てられた
「見失う」
明るい空と暗い地下
笑いながら泣いている犬がゴミ箱に吠える
犬のまだらな視線に時間が沈澱する
曇り空から降る時間が辺りを埋め尽くし
私のつま先の存在を隠す
つま先はつま先はつま先は爪先は
時間の奥底にもう隠してしまった
もう見つからないよ
お前の血と引き替えにしてもね
「見失う」
明るい空と暗い地下
笑いながら泣いている犬がゴミ箱に吠える
犬のまだらな視線に時間が沈澱する
曇り空から降る時間が辺りを埋め尽くし
私のつま先の存在を隠す
つま先はつま先はつま先は爪先は
時間の奥底に隠してしまった
もう見つからないよ
お前の血と引き替えにしてもね
「水たまり」
無理なことを言うから
言わないから私は溶けていく
足下に私の水たまりが広がる
私が地面に吸い込まれていく
波紋は広がらず面積だけが広がる
水たまりに直立するのは
すすけた私の形をした疲労感です
「憎んでいる」
あいつが私を憎んでいる
きっとそう
頭の半分が痺れる
心臓が殴られる
背中に銛が刺さっている
憎しみが憎しみが
私にぶつけられ私を壊していく
私も憎む憎んでいる力いっぱい憎んでいる
あいつが憎い
あいつあいつあいつあいつあいつ
「首しめソング」
首しめだ
イエー、イエー
咳き込めよォー
イエー、イエー
じっとり真綿じっとり真綿
じっとり真綿でェー
しめ上げるゥー
首しめだ
イエー、イエー
血を吐けよォー
イエー、イエー
両手を合わせ両手を合わせ
両手を合わせて
しめ上げるゥー
「理不尽に存在するもの」
不安が雪のように降りかかる
降り積もる
だから殺してしまおう
原因が無くなれば不安はなくなりますか?
原因は何ですか?感じなくなればいいんですか?
心が邪魔なんですか?
それとも他の誰かのせいなんですか?
宗教にはしればいいんですか?
やっぱりあなたのせいなんですね。
お前はどこにいるんだ!
どこにいるんだよ・・・
「すだれ」
すだれ すだれ
張り付ないよ
浮かないよ
すだれ すだれ
落ちつかないよ
たなびくよ
すだれ すだれ
透けて見えるよ
いじらしさ
すだれ すだれ
引っ張りあげる
後ろから
お前の髪は
ここまでだ!
「私には受け入れられるのだろうか」
楽しい夜が終わり
陰鬱な夜明けがやってくる
闇と光、仮想と現実
どちらも世界の側面なら
くだらない世界なんて崩れてしまえ
現実を仮想に合わせる時が近づいている
猫一匹 風一つ 分解したその前に
彼一人 おれ濁る 高い階
最後の 一つ前 おれはやってない
目で 見る
高らかの匙 目に付いて 見えない
おれやってない くちずさんでいます
尾けられている 阻害されている 阻まれている 台無し紛いのことを
集団的犯罪のマフィア仕業を受けています
で
誰に
誰に?誰彼に。誰に
誰とは誰に?誰に
隠れ家犯罪を起こす鬼畜組織ギャングの でも誰に?
それは誰に
おれに?誰が誰におれに?
センサーの隠蔽を主に男妾仕掛けの仕組みですけど
おれに?だれに?
さんざめく つきがきれいですよ
光線が廃材の彼方で共振して燃え上がる
「スイッチ」
もう何も考えられなくなるように
思考停止のスイッチはどこかについていないでしょうか
この小さな世界を否定するために
どこかに繋がる世界を壊す罪を犯す前に
自ら壊れてしまえば結果は同じでしょう?
私のスイッチはどこかに落ちていないでしょうか
私のスイッチは何処にあるのでしょうか
「さざえ」
さざえの身
中心に串刺して
くるくるくるっと
ひっぱり出せたら
気持ちいい
「あなたの目」
あなたの目きらいな目
真ん中に串刺して
くるくるくるっと引っ張り出せたら
気持ちいい
茹でたサザエの身のように
「朽ちろ」
わからない事が多すぎて
私の頭はいつだってオーバーヒート気味なのです
NOもYESも同じだったり
始まりが終末だったりするのにももううんざりです
不可解な事象はいつでも私を困惑させ
いつでも私の判断は的を射ていないのです
もういっそのことみんな朽ちてしまえばいいのに
私の理解力不足の頭なんて朽ちてしまえばいいのに
「幸せ」
この世界は幸せに満ち溢れている
空気の中にもキラキラ幸福が光っている
人はその幸せを吸ってさらなる幸せに身を震わせるのだ
私も私の幸せが他の誰にも負けないように
力の限り息を吸い込むのだ
他の人の幸せに押しつぶされないように
私の幸せが他の人の幸せにつぶされないように
わずかな幸せに固執し
わずかな幸せに満足する私はお腹をまん丸にして
息を吸い込むけれどあなた方の一呼吸にも勝てない
なぜ
それから、鉄橋のほうを黙ってもあおs 私
りおvkの乗った飛行機が夕日に飲まれていく
朝には磁石の間にあったえぼbっfのこにと思った
それかvsvぺにd茂みからkcぢおえが出にが、どうしようかt悩んで
眼が消えて、夜になって、それkあrのことを思い出そうとsyfrtあのに
私がかえって来t、もう戻れないあksった
svゔぉや指の中に消えていった せkじゃひいダンゴムシ
人生の巻くヒk おわr 死んでいくのに
「希望」
うん、むり
そう言われたならどんなに楽だろう
みんな苦しまなくて済むのに
私の苦しみは誰にも渡さない
460 :
名前はいらない:2009/06/12(金) 20:18:43 ID:4LC9Jg5Y
「+穏やかな自殺」
クラッキングされた頭は地に這った
コンクリ地面に予感させる飛沫
飛んで着地のタブー
パイプ椅子は蹴飛ばされ
渦を巻いてたロープは迷わず直線
破裂してもぎ取られそうな首に命のパイプライン
そこをカットする勇気はなかった
死ぬほどの苦しみとはなんなの
死ぬ気になればできんの?
首輪で繋がれた僕は命に飼われてる
頭から地面に垂れる血は
念入りに干潟の模様を作ってる
乾いています
乾いています
もうすぐ
潤う
なんて嘘です
「僕はころされていない」
僕は僕はころされていないのです
父も母も僕を待っているのです
ここに体があります実体です
今までのように昨日食事して労働していました
誰が僕をころそうっていうですか
ころせやしないのですよ
僕をみてください僕をみてください
他の人と変わりはしない
僕の声が聞こえるアナタニハ分かるはずです
アナタニハアナタニハアナタニハ
いつころされてもいいように生きてきました
ですがまだころされていません
僕が握っているのはアナタノ手です
そうですこの世にぶらさがっている僕の手が
アナタノ手を握っています
ころすころすって何ですか
誰にも誰にもころされない僕を
「平和の使者」
平和の使者が私を殺すのです
となりの人が10分前に殺されました
一階の人が30分前に殺されました
外側から物凄い力で閉じ込められて
玄関も窓も開けられませんでした
「このアパートの人たちは
将来平和の為にならない事が判明いたしました。
皆様方を殺すことにします。」
私の目の前で日本刀を振り上げる平和の使者
最初に殺されるのが私だったら良かったのに
誰の悲鳴も聞きたくなかった
私は誰かに悲鳴を聞かせて死にます
平和の為に死にます
渇した僕が2人いる
薄くのびた水面へ手を伸ばす
2人を争いから分かつのは
この世でいちばん優しい鏡
微笑めど微笑めど
隠した真意も映して見せる
優しい鏡は冷厳な鏡
僕は僕の中で分かれていった
渇した僕が2人いる
薄くのびた鏡面へ顔を映す
2人を狂いから分かつのは
この世でいちばん優しい病
微笑めど微笑めど
掴んだ平和も歪んで見える
優しい病は暗鬱な病
僕は僕の中から放れていった
私は君と1人きり
酷く塞いだ暗闇に手を伸ばす
2人を絶望から離すのは
この世にあふれる優しい嘘
抱き締めても抱き締めても
睨んだ空虚を消してやれない
優しい嘘は透明な庭
君は君の中で溺れていた
私は君と1人きり
酷く塞いだ分身が顔を見せる
2人を世界に閉じ込めたのは
この世にあふれる優しい夢
抱き締めても抱き締めても
眠った本音は目を覚まさない
優しい夢は無限の現
君は君と共に渇していた
「渇望」
後悔は遅れてくるから後悔なんでしょうね
だから食べます
甘いもの三昧です
皿に盛られたら毒でも食べます
喜んで食べましょう
だからおかわりをくれませんか
私におかわりをください
「すっからかん」
何にも無い
生活の手ごたえがありません
あはと、笑ったときにお腹がからっぽです
視界が四分の一です
すっからかんではないですか
騙された!
私は騙されたのです
何が希望だ
何が暖かな未来だ
何が人と人との触れ合いだ
欺瞞
腹黒い人々と
腹黒い私
かつんと音がします
虚無の音
高らかに思い知らせてくれます
すっからかん
「ちゅぷちゅぷ」
甘いアメ 君のくちびるに運ばれるキラキラ
艶めかしいツヤを放って 芳しいフレーバーを振りまいて
甘ったるいストロベリー 安っぽいミルク 舌に乗せて
おいしいって呟く君のくち ちゅぷちゅぷ音が鳴る
ボクは煩悩の奴隷として 君という像を捕まえた
てっぺんからつま先まで ボクの頭の中に描き写して
それから…それから…
いけない事を空想して、小さくなっていくアメにまで興奮してしまう
ボクは君のアメをひったくって 口に含んだ
わざとらしく ちゅぷちゅぷ 音を出して舐めあげる
君を舐めあげる 君の体を舐めあげる
てっぺんからつま先まで興奮して快楽を舐めあげる
ちゅぷちゅぷ ちゅぷちゅぷ ちゅぷちゅぷ ちゅぷちゅぷ
ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷちゅー
ギンギンの空っぽが!
わたくしの前に降り立ちました!
そして入ってくるのです、ギンギンの空っぽが!
まるでシルバーの斑尾模様のような眺め!
美しく光を放つ砂嵐のような眺め!
その眺めがわたくしの腹部に住みつくというのです!
わたくしには既に抗う術など無く、ささやかな反骨といえば、
ギンギンの空っぽを味わい尽くし、噛み潰すことでしょうか!
なんて虚ろな感触なのでしょう!
わたくしはこれを味わい尽くします!
さ、先生!カルテの中にわたくしのお友達をお書き入れ下さいな!
カルテの秘密の鍵にも同じ名をお与え下さいまし!
ギンギンの空っぽ!
広い空の暴風をすり抜けてゆく空っぽ!
今わたくしに降るギンギンの空っぽ!
470 :
名前はいらない:2009/08/27(木) 01:57:41 ID:6MyLeQeD
過去を飲み込む度に
内臓が重さを増す
471 :
名前はいらない:2009/08/29(土) 09:57:13 ID:DxnGNF0S
皆の衆! 汝らは悪の手先なり!
堕落しきった魂の持ち主よ くだらなき欲望に使えてはならぬ
汝らの血肉を我が主へ差し出すのだ
さすれば黄金郷の扉は開かれるであろう・・・
いつなんですか
いつか って
〜ピエロ〜
今日も俺は君に会いにきた。君に会うことが日課であり仕事でもある。
君は今日も笑っている、今日は俺も笑えるかな。
君と向き合い、戯れる。
いつも君は楽しませてくれるね・・・、でも最初だけなんだ。
嘘のように今日も裏切る君、笑みをこぼし続けながら。
俺は笑えない、むしろ泣きたい、出来ることなら君から去りたい。
でも引き離してくれない君、おかしくなる俺。とっくに理性はかけてしまい
ただただ体は熱くなる熱くなる。
あまりにひどいきみの悪ふざけ。
俺は、豹変した君に幻滅、湧き出る不信感。
それでも笑っている君も君だ。
その白塗りの下は何を思う?
俺が君に何をした?喋れない君には訊いても無駄か。
でも明日も明後日も合いに来るつもり。
君に俺の全てがかかってるから。
「鉛」
叫び声のサウンド
内臓心臓引っ張り出し便器に詰め込んだ
後始末はとうでもいいと口からでた脳みそがしゃべってる
僕は勢い良くドアをバタンと閉め
ピカピカの床に寝そべり冷たい大理石の感触を撫でると
いつも都合よく入っているポケットの
ビンの中からビニールを取り出し鉛をザラザラと口に運ぶ
ガリガリと噛むことが実感へとつながるだろ
ニガいって味染み渡るだろ
水なんかでごまかしちゃいけない
遊びなんだから
実感しなくちゃ
吐き気止め飲んでさ
空っぽの胃でなきゃ
だれか俺ぶっとばして
歯を入れた袋を
鳴らしながら
老婆の大群が
廊下を行ったり
来たりしたり
乾いて彎曲した
ペンギンの干物を
山ほど積み上げたり
赤ちゃんは
ミンチをこねて作るんだと思ってましたが
赤ちゃんからミンチが出来るのが正解ですね
あ、
この魚死んでる
「遅すぎた昨日」
全部自分の行いから発しているから
誰のせいでもない
と、私にすべての罪をなすりつけて終わりにする
私という他人は罪にまみれ
後悔にまみれ
絶望にまみれ
無気力にまみれ
羨望にまみれている
すべてを背負わせてしまう私を
私はどこに埋めればいいのでしょうか
「鬼の顔」
みんな みんな 鬼の顔
やさしい顔 笑っていても
こんにちは 挨拶しても
不気味な 不気味な 不気味な鬼が
スキマの向こうに 隠れてる
「鬼の顔」
鬼、怖い 鬼、怖い
ぞろぞろ歩く 鬼の群れ
ひとりぼっちの 人間は
わたしだけ わたしだけ
「人間ども」
一面に這い回る
人間どもが疎ましや
隙間なく立っている
人間どもが疎ましや
触れる体が疎ましや
目に入る奴ら疎ましや
人間どもが疎ましや
あな、疎ましや
あな、疎ましや
人間どもが疎ましや
「天使」
羽が生えているから
一羽、二羽と数えるわけですね
ですから、喰えるのです
いっただきまーす!
もりもりぐちゃちゃ
うめえ、うめえ、手羽の所がよ
そして、元・天使よ
あなたは人間としていきるのですよ
「アイスピック」
アイシテル アイシテル
ジットシテテネ ヒザマクラ
ワタシノアイノ ヒザマクラ
アナタノミミノ オソウジヲ
ミミノオクノ オクマデヲ
アイスピックデ オソウジヲ
ジットシテテネ イツマデモ
482 :
うえ:2009/10/07(水) 23:08:14 ID:8TZiKczY
「」
卵から孵ったあなたに
大事に大事に色を塗る
この世の全ての色を塗る
そしてあなたは透明になり
もうみつからない
掴み損ねたらもうみつからない
「三人いる」
詩の中にひとり
詩を書く人がひとり
それを見ている人がひとり
三人が面白がって詩をつくる
「失望」
暗い
太陽の光が暗い
ここは暗すぎて光も灯りも
何もかもが闇夜の電灯を漉したかのように
薄ぼんやりとしている
立ちすくんでいるだけでは私も黒くなってしまうから
とぼとぼと歩き出そう
「ゴキブリの群れ」
通勤列車に詰め込まれた
脂ぎった黒い生き物
触覚をゆらめかせ
手足をばたつかせて
喘いでいる
群れをなして行軍している光景は
毎日虫唾が走る思いだ
電車ごとまとめて踏み潰してやりたい
シネシネシネ
目障りなゴキブリ
生殺与奪の権利も無い
わたし自身が疎ましい
「ケンカ」
保冷剤が私を冷やす
凍てついた指先はバラ色に裂け
足は既に地面に縫い付けられている
暖かい空気は南の奥地に閉じ込められ
問答は上っ面を駆け抜け
魂は洞窟の中を駆け回る
「幸せな部屋の中で」
隣の部屋では誰かがどんどん壁を叩いている
音は暗い部屋の中で光りの粒を撒き散らし
私の後頭部から眉毛まで突き抜ける
なんだか眉間がウジャウジャするな
隣の人は良く知っている人
私は足を吊られてくるくる回る
「血袋」
みんなみんな血袋
柔らかくて温かな
強く抱きしめたら
ぱんっと音がして
はじけてしまいした
たくさんの血だまりと
立ち尽くすわたし
「くさび」
丸い花が陽に焼かれて壊れて散った
焼けた花はあなたの視線で凍りつく
私の花びらは焼けたまま散ることも落ちることもできず
視線が外れるまではいつまでも時間が動かない