君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.45]

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893チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 01:20:03 ID:PjnYUfWF
>>881

俺は圧力鍋持ってないから判らないなぁ。爆発するのかなぁ。
どんな規模の爆発なんだろう。。。家一軒吹っ飛ぶ規模の爆発なのかなぁ?
『崩壊と偽善』
んぅー。最初の節が『崩壊』を表すならきっと物凄い爆発なんだろうねぇ。。。
TNT火薬規模なのかなぁ。
判らないけれども、何となく雰囲気は伝わってきて面白い表現だと思う。気持ちは伝わってくる。
募金箱に金入れても当然何ら変わらない生活なのは判る。
対比だけで終わってしまう詩。俺も書いた事が有る。
こうやって読み手になってみると自分の詩の未熟な点が良く浮き上がってきて読み手は自分の為になってるんだなぁって実感が湧いてくる。
だから、何が云いたいのか。
だから、何がしたいのか。
このオチが有れば面白さがまた深まるように思います。
C‐
894チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 01:25:45 ID:PjnYUfWF
>>886

さっぱりさっぱり。
謎掛け過ぎる。
俺には無理。
暫定評価D
895名前はいらない:2006/07/23(日) 01:27:30 ID:5ErgjPpN
「乳」


「もっと噛んで下さい!」
「もっと舐めて下さい!」
「もっと擦って下さい!」

母さんごめんなさい
僕はあなたの乳を吸う事しか出来ない
無能な奇形児だったようです
896チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 01:35:45 ID:PjnYUfWF
>>890

詩として見たら青春真っ盛りの詩。青臭すぎて年寄りにゃ毒だ。
あーたのこの詩は歌詞の方には向いていると思う。
歌詞は実は大した事書いてなくても、メロディーよけりゃ何とか成るから。
ちょっと思春期に有りがちな『他人の死』を暗示するような描写とか、そりゃもう、有りがちな映画とかドラマとか漫画の主題歌にすればバクバク稼げる歌詞だと思う。
が、少なくとも俺の琴線に響いてくる物は全く無かった。
詩ならD‐‐
歌詞ならA‐
だってこんな歌詞やドラマ、今バクバク売れてるだろぅ?
897名前はいらない:2006/07/23(日) 01:36:52 ID:vgyV0BtF
「アヤマチ」
私は気づいた この恋は間違いだと
あなたを好きでいたのは昨日までの私
私は生まれ変わったの
そう、新しい私にね

また0からのスタートだけど
あなたとの間違いを今正すの
それはもう遅いかもしれないけど
私ははじめからゴールを目指すの

あなたと歩いた道に入らぬよう
今度はそれに気をつけながら
私はこの道を歩き始めよう
今度は間違わないようにー



898亜穢恵:2006/07/23(日) 01:42:09 ID:p9IxwP1R
>>893
評価ありがとうございます。
確か部屋一つが吹き飛ぶ威力です。

オチですか…頑張ってみますわ
899名前はいらない:2006/07/23(日) 02:13:57 ID:SvOrwbEa
今作りました。ほやほやです。
誰か評価plz
ヨロシクおねがいします

「時速160キロ」

ぶっこわせぶっこわせぶっこわせぶっこわせぶっこわせ
頭の中から時速160キロで叫び声が聞こえてきたらいてもたってもいられなくなって
交通事故   おこすのさ

3丁目からは叫び声
4丁目からは狂ったホースから時速160キロで水が出てきて
たまらずとびのった
キラキラ光ってんのは星じゃなくて多分塩素まみれの水滴だ
夜が更けてきた頃
おれは160キロにのって
交通事故  おこすのさ

その後俺は消えてしまった その後俺は消えてしまった その後俺は消えてしまった
その後俺は
交差点のど真ん中で星のように踊り狂った

時速160キロ

狂ってんのは    俺の中に住んでる男だ
俺は多分       狂ってないような気がする

スロットル       回すのは俺の頭の中のアナーキストだ

交通事故       起こすのは俺の頭の中のアナーキストだ
900名前はいらない:2006/07/23(日) 02:36:19 ID:SvOrwbEa
なんか今もう一個できました
だから置いていきます


「砂漠の王子」


一寸先には焦げ付いた
今日は青より黄色がにあう
一寸先には焦げ付いた
真冬の砂漠  吐く息は汗ばむ

砂漠の王子が歩いてる
ラクダに乗って 無色の丘を行く

砂漠の王子が歩いてる
ラクダの上から 力なく転げ落ちた
901名前はいらない:2006/07/23(日) 02:51:16 ID:P2QaZ3/u
「アルカイックの来た道」

砂漠の王子が歩いている。
駱駝は、とうに、沈んでしまった。
無色の丘が広がっている。――ええ、ほんじょうに。
902名前はいらない:2006/07/23(日) 03:03:44 ID:P2QaZ3/u
「ここはどこ?」

三丁目からは時速160kmの叫び声。
四丁目からは時速160kmの放水。
一丁目からは時速160kmの志村けん。
903名前はいらない:2006/07/23(日) 03:21:46 ID:5ErgjPpN
「哀歌」

枯葉が燃え上がる頃

愛する貴方と砂城の完成を目指した日々。
永遠に砂を積み上げていく事が
出来ると思っていたんです。
鮮明に錆付いた感情です。

夢中で作り笑いをしていた私。
無邪気に笑う貴方。
とても美しく見えたよ。


初夏の風が冷たく吹く頃

私は一人
笑って
脆い砂の塊を踏み潰した。
904名前はいらない:2006/07/23(日) 03:40:02 ID:5ErgjPpN
「純潔喪失」

無邪気な少女
太陽光をより美しく魅せる
硝子細工のようだ

好奇心から
汚れた無骨な手で
叩き割られた硝子細工

少女の面影は既に
太陽を見通すことすら出来ない
破片になっていた
905名前はいらない:2006/07/23(日) 04:02:53 ID:qzWkPs3T
激しく降り注ぐ雨の中虚しく空を見上げ
ふと瞼を閉じてたわいもない過去を思い出す
何も無い路の真ん中で立ち尽くしたその姿は
一人ぼっちでまるで迷子の様に
その幼さが残る黒い瞳は
見えぬ星空に大切な誰かを映し出す
伝えられなかった想い
ごめんね
ありがとう

別れの時のその笑顔
いつかまた会える
そう信じきった澄んだその瞳
心の奥深くにまだ残ってる
切なくて痛いけれど
けして嫌じゃない昔の思い出
そっと瞳を閉じると
今も聞こえてくる囁きは再会の誓い
誓いを心の中で願いに変えて
真っ暗な路の真ん中から
一歩踏み出す為の勇気に変える
雨はやみ灰色の雲の隙間が広がり
優しい光が路の先をうっすらと照らしだし
そこに向かい歩きだす
まだ雨に濡れている横顔が笑顔に変って
開かれたその瞳から
やんだはずの雨が一筋だけこぼれ落ちた

初めまして。忌憚の無い評価をお願いしますm(_ _)m
906名前はいらない:2006/07/23(日) 04:10:53 ID:Ppei8UeR
未評価:9作品

>895 >897 >899 >900 >901
>902 >903 >904 >905


再評価希望 >709−710
907名前はいらない:2006/07/23(日) 04:43:58 ID:P2QaZ3/u
「盾とピストル」

枯れ葉が燃える
愛する砂山
崩れる前に風が遮る

――「いたく錆びしピストル出でぬ」?
――今だったら、ちょっとした事件だね。
――あなた、届ける?
――さあ、また、埋めるさ。

真昼の決闘。
オレの味方はグレース・ケリー。
それだけで、もう、死んでもいい…
908名前はいらない:2006/07/23(日) 04:49:44 ID:P2QaZ3/u
「喪失」

――その少女は太陽になった。
909名前はいらない:2006/07/23(日) 05:10:51 ID:Ik752Mh+
【望郷(1/2)】


  いつも通り 何事もなく
   自動改札に吐き出されて
  雑踏に溺れていく

   「      」

 時間を気にする余裕もなく
     華やかに着色された街を
  ただ無言で歩く帰り道

   一周忌は

    仕事と託けて帰らなかった

   陸橋の下の露天商の前で
 私は珍しく立ち止まった
    老婆が形の悪い馬鈴薯を売っていた
910【望郷(2/2)】:2006/07/23(日) 05:12:08 ID:Ik752Mh+


   ああ ああ

    私はこの街で

  抗い難い快楽を知った

   添加された甘みを

    知ってしまった!


 夕刻を告げるベルが鳴り
    わたしの背中は俄に粟立つ

     雲間から差す黄昏が
    道往く子等を赤に照らしていた

 遠く山の向こうから
    母の呼ぶ声がした

  暗くなる前に帰って来い と

           私を呼んでいた
911名前はいらない:2006/07/23(日) 05:56:48 ID:Jua5Hwwk
『光』


小さな部屋 大きな窓
今日はカーテンが閉じている


インテリアは何も無い
これから揃えるから

雑誌には綺麗な服
着こなすのはスーパーモデル

未完成のパズル
散らかったピース
無くしそうなのに
気にかける様子は無いね

憧れに従ってる
目の前を信じてる
いつの間にか暗い空
きっとしばらく気付かない

希望の灯は消えないよ
また新しい夢を見よう

「可能性は無限なの」
そう言ってブラウン管の光を浴びた


小さな部屋 大きな窓
今日もカーテンは閉じている
912銀の対角線 ◆ozOtJW9BFA :2006/07/23(日) 07:58:20 ID:aQe+ZGJA
「泥酔浪漫アルコールドミノ」
ブランデーのドミノがコチラに向かって倒れてくる
逃げろと言いつつちょいとブレーキ
ええ 飲んじゃいましたよ ドミノの1部
倒れて 明日もきっと倒れるだろう
意識はストロボ水の中
何が起きても電池の凸思考
アルコール充電 炎じゃなくてゲロ吐くよ
メールが乱れて 明日後悔2度倒れる
だから倒れさせてよベッドの上に
明日にドカンってぶつかった 
明日はドッカーン
寝起きドッカーン
じゃオヤスミ
913銀の対角線 ◆ozOtJW9BFA :2006/07/23(日) 08:01:23 ID:aQe+ZGJA
飲んじゃって かなり気分悪いわ
寝るけど アタシなんやかんやあんた等気に入ってるんだからね。
まあシラフじゃあ言えないんだけど

この書き込み見て明日ドッカーンだわ きっと
914もぐもぐ名無しさん ◆notePDkbPQ :2006/07/23(日) 08:40:58 ID:/Ekql8Z2
>>895 近親相姦ですかな。禁じられた愛。自分を卑下することで、危うさをだしています。
短い中でもよくわかります。テーマは好き嫌いありますね。気になるのは、これ、本気で
書いてるかどうかです。 C−

>>901 >>902 >>908
元ネタの作者さんは良い気分ではないでしょうね。悪戯はお止めください。 D−
しかしながら、題も含めて簡潔な表現を使って、一発でイメージを湧かせています。
イメージも面白いです。 C
915やさしいあくま:2006/07/23(日) 09:02:34 ID:vCzSTTNR
おは。
つか、もう900きてんだ。早ッ 未評価残らないようにしないとな。でもこの分だと今日には次スレかな。

>>727 チャリオットさん
651影踏み鬼 の評価ありがとうございました。
 ぜいたくにも二つ評価をいただけてラッキーでした。
怒濤の勢いでの評価お疲れ様です。
916チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 10:26:53 ID:PjnYUfWF
>>913

みんなを気に入ってるなら気に入ってるなりに手間を掛けてみろ!
あんた明らかに才能あんだから。明らかに省略した評価されたり、昨日は最後なんかあっさり無視して次の作品見た俺に不満をぶつけてみろよっ!
一度でもあんた自分の詩の真意をはじめから終わりまでキッチリ説明したことがあんのか?俺は見た事無いぞ。
俺だって書いた手前、説明出来ない垂れ流しの詩だってあるよ。それだって自分で解釈してみたって良いんでないのか?
云われてその気配が無いんだったら、俺、今後はアンタの詩は無視しちまうぞ?
917チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 10:42:05 ID:PjnYUfWF
>>916

アナタが俺が評価した後に、有るならキッチリと詩の真意を説明したり、無いなら無いなりに漠然としたイメージやら何やら、手に取るように判るような解説するなら俺は執念深い旧日本軍の浮かばれない地縛霊クラスであーたに粘着してやったって良い。
餌(評価)をくれくれ言って連投するなら、逆に評価した奴に餌(詩の真意)を与えてやれ。楽をするな!
あーた明らかに才能有るんだからそのあーたの餌に食い付く奴はたくさん居るんでねーのか?
あーたがそれを出来るようになれば糞みてぇーな俺みたいな評価人じゃない、もっと上等な評価人が釣れるはずだわ。
918チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 10:49:44 ID:PjnYUfWF
【『彼女』の声】

私の名は  エノラ・ゲイ
空を飛びたかった  あなたたちの夢
あの時  誰よりも高く  私は飛べたの
セイソウケンまで行く事が出来た秘密は  マグネシウム



私の名は  エノラ・ゲイ
空を飛びたかった  あなた達の夢
「リトル」は苦痛を伴って  膜の内側で泣いていた
あの子は いつも 泣いていた
かわいそうな 独り子
でも 膜の外側に出た時に
独りからたくさんに 分裂して やがて消えてゆくの
919チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 10:51:33 ID:PjnYUfWF




「イタイ、タスケテ、イタイ。」
(彼等のお母さんは この声を理解していたのかしら?)





私の名は  エノラ・ゲイ
空を飛びたかった  あなたたちの夢
猛禽と山猫が追い掛けっこしている遥か上で
私は彼等を眺めてた
同じ時代を生きたライバルの彼等は
実は大の仲良しだったのかも知れない
海のお母さまに 猛禽が体当たりした時に
山猫は猛禽の為に涙を流していた

920チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 10:54:32 ID:PjnYUfWF





(彼等のお母さんは 山猫の流した涙に気が付いていたのかしら?)





私の名は  エノラ・ゲイ
空を飛びたかった  あなたたちの夢





私のお母さんは  あなた。

921チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 10:56:34 ID:PjnYUfWF





だから  リトルを  保護膜の内側から解放してしまったのも  あなた
純粋な  苦痛としてしか  存在出来ない
膜の内側でしか  生きられない
かわいそうな  あの子





あの子を生んだのは  あなた。



922チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 11:09:03 ID:PjnYUfWF










あの子を落としてしまったのも  あなた。










私の名は  エノラ・ゲイ
空を飛びたかった  あなたたちの夢
私は空を誰よりも高く飛びたくて、そしてそれは
お母さんの為。




923チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 11:13:19 ID:PjnYUfWF










あの子を 落としたのは お母さんが悪いのっ!
私は  お母さんの為に空を飛ぶのが好きだっただけなのっ!










私の名は  エノラ・ゲイ


924チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 11:15:42 ID:PjnYUfWF





お母さんは  あなたなの。






お母さん 何故 私は
泣いているの? 今。

お母さん 私が何処まで飛べば
何時になれば 満足するの?





遠い昔  お母さんが未だ
海のお魚で 空や陸に
憧れていた頃から
私は お母さんに 語りかけて居たの。



925チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 11:18:19 ID:PjnYUfWF







私の名は・・・・・






えーと。。。場所取ってスマン。行間、出したかったのよ。遊びいってきまぁす♪
926874:2006/07/23(日) 11:22:13 ID:fUkYRlIn
 「√3のロケット」

無限に続く数だって?
薄っぺらい紙きれに
ずっと書いてけば宇宙にも届く
本当かな
僕の世界はいつだって有限
有限、限定、限界

大人は言う
「現実を見ろ」
現実?そんなもの見てどうするんだ
僕は宇宙が見たいんだ
見えないものが見たいんだ!

限りのある言葉で綴られた
この世界は破壊する
宇宙に届く
√3のロケットで

少しはじけてみました。どうでしょうか
927名前はいらない:2006/07/23(日) 12:06:12 ID:YdMK/2WW
『・・・或る少女について。〜歪ナ心〜』

君だけのモノにして君だけが一瞬の真実どうせもう歪んでいるのだから
堕ちてしまおう限界まで奪ってそして好きなように暴いてもっと君を好
きにならせて
依存させて如何しようも無くさせてこの想いに傷を付けてそうする事で
君を忘れられなくなるからいっそのこともう鎖で繋いでずっと君と一緒
に居られるように狂わせてボロボロにさせて
歪な愛情を注いで言葉で嘘を語るより君の手で壊れさせて
時たま見せる愛情と哀情で、崩れた全てを組み立て直して。

―そうすればきっと全て忘れられる。
 そんな事を考えるじぶんは、
 酷く歪んだ人間なのだろう。

 
928名前はいらない:2006/07/23(日) 12:24:04 ID:nTEId41X
「自殺未遂」

おはよう

まだ朝焼けを見たい僕が居る

悔しいけど

おはよう
929名前はいらない:2006/07/23(日) 12:33:08 ID:3pDUS6O+
「アースジェット」

身構えた君

遠い過去からそこにあるべくして

存在してるかのような君

既に化石化している

幾度となくやってきた期待の瞬間

やつらはやってきた

僕はむやみな殺生は嫌いである

それにおける弊害も考えものだ

そして僕は君の牙を無いものとして考える

そして非日常が日常へと変わっていく
930Arpeggio ◆UfM5Clgw1I :2006/07/23(日) 15:02:09 ID:M647yYeB
「melancholic <戦役葬送>」

 滴るよ 積乱雲
 頭垂れ てるてる坊主

逆転する 天と地
 意識は 浮遊し
  童話の唱歌
    は
  浦島のアリアを促し

melancholia_
(彼は戸を叩かない)
誘拐

polyphonia_

遊星のスポンジに
充ちる潮
溜める海

 崩憶の夢幻は
機織機の中から聞こえる

忘却は既に―――
        ―平常也。
931208+:2006/07/23(日) 16:23:05 ID:o8l4TmIX
「太陽が落ちる瞬間は」

地獄を思わせるような熱線が
全てを覆いつくす

太陽が落ちる瞬間は
地球の全てのチーズが溶けてしまうのだ

全てが気化する世界の中で
とろけろチーズ!!!!
932名前はいらない:2006/07/23(日) 17:19:00 ID:SvOrwbEa
「東京」


東京つまり鉄の塊で情景深く独裁者アナーキスト野蛮人深く入り組む
東京つまり108つの物語で家畜飼いならす階段は終わりを知らない
東京つまり瞬く間に鉄の線路攻める上で情報を知らぬ物は保護したい
東京つまり常に入れ食い裂けた空間に飲み込まれぬ君は美しい

東京つまり常に隙間そこで飲酒の犬ピエロ鉄に腰掛けて笛を鳴らす
東京つまり意思の上で意思が踊り意思を食べる花が叫ぶ
東京つまり石の上で見つめ言葉絡み言葉不協和音島を揺らす
東京つまり行き場八方塞がり体当たりその振動黙殺しあう


東京つまり東京
933銀の対角線 ◆ozOtJW9BFA :2006/07/23(日) 17:31:02 ID:aQe+ZGJA
>>916
私は詩と言う形式は余り分かりませんし、詩集なんかも、プロの詩も読んだことは一切ありません。
何故か他人の詩、特にプロと言われる人達の詩に興味がありません。
私の詩は全てアドリブなので説明は余りしたくありませんでした。(アドリブで分かりやすい詩も作っているけどアレは気分転換と
ただの実験なので私の詩ではないと見てもよいです。)
何故かと言うと 心にある感情の雰囲気 あの言葉に出来ないような胸の中の
映像、脳のどの部分から映し出されているのか分からない
なんでしょうか?あの闇のような濃い青なのか赤なのか緑なのか分からない色の
混合色の渦の中の何か。 言葉に出来ないあの気持ちを詩にしたくて
あの一瞬を写真にしたくても出来なくて。そこを少しでも伝えたいため
それを磨きたいため全てアドリブで言っています。
JAZZのアドリブには説明不要のオーガニズムがあります
私の詩は未熟で才能も乏しいのでそのような事は起きないのですが
奇跡的に1つでもそういったのが生まれてくるのではないか?
ということを試し、 評価人がどういった評価をするのかと言う趣旨のこの掲示板で
チャレンジさせていただいてます。
少し私は身勝手過ぎたようです。 次回からなるべく近い意味を説明しようと思います。

934蓮夜:2006/07/23(日) 17:57:39 ID:jrlU5zNR
〜An angel's wings〜  天使の翼

      闇から
     光を見る
      光は
      闇を
     優しく照らす

      闇は
     光へ行くために 
     蝋で羽を固め
      翼を作る
     『あなた』に
      会うために ・・・
       闇は
      光に向けて  
       旅立つ

    光に近づけば近づくほど
   蝋で固めた翼は 溶ける ・・・
      闇は翼をもがれ 
       地へ落ちた
   
     永遠に届く事のない思いを
     その胸に抱えたまま・・・


935チャリオット ◆Rumble.9/U :2006/07/23(日) 18:07:43 ID:PjnYUfWF
>>933

ありがと。
あーたの連投の真意とか詩の内容とか、俺なんかが見たら『試されてる』って誤解してしまうのよ。
んでそれってそれは俺だけじゃないのかもしれないなぁって思うのよ。他の評価人もそう思ってるのかもって。
俺は短気でイライラしてくるからこの辺でキッチリさせたい問題でした。
あーたの支離滅裂な詩、嫌いじゃない人だって居るはずだと思います。
あーたの今回のこのコメントは、俺も含めてみんなにある程度はあーたのスタイル判りやすく説明できた良い機会だったと思います。
俺のわがままに付き合ってくれてありがとー。
936訂正です929:2006/07/23(日) 18:14:57 ID:f/so8TvH
「アースジェット」

身構えた君

遠い過去からそこにあるべくして

存在してるかのような君

既に化石化している

やつらはやってきた

幾度となくやってくる期待の瞬間

だがむやみな殺生は嫌いである

それにおける弊害も考えものだ

そして僕は君の牙を無いものとして考える

なにもなかったようにまた過ぎ去っていく
937スズキヒロヒサ:2006/07/23(日) 18:32:39 ID:OEW007ff
今、生きている。なんて素晴らしいことだろう。
今、私は生きている。様々なことが思い浮かび消える。
いいこともわるいことも。でも、いきてるからそうなんだ。
なんのためにというとわからなくなるけど
生きているから生きているんだと思う。
幸せだ。そう思える。そう思いこむ。
幾十億のなかの一粒。それがわたしというこの星の細胞。
表面的な細胞かもしれないけど生きている細胞。
私達のカラダのなかにいる生き物のように
私達はこの星に生かされている。様々な人が生きている。
でも私は私という一つ。
無為自然に生きていきたい。
人に人と呼ばれるように生きて行きたい。
今がある。過去がある。明日がある。
何年何十年何百年何千年何万年。
これからも続いてゆく。
もし、人が人でなくなってもこの星はきっとまだ優しくみてくれている。
生命を。育んでくれる。命を。
優しい優しいお星様。
地球。ありがとう。

どうもはじめまして。
よろしければブログやってます。
ヒマでしたらみにきてください
http://hakone-hirohisa.cocolog-nifty.com/blog/

938名前はいらない:2006/07/23(日) 19:29:24 ID:IaDrhZ+M
「紙っぺら」

この俺が握っている紙っぺら。
ムカつく男が描かれた、うすいうすい紙っぺら。

この場で焼き捨てることもできる。
簡単に破りちぎってしまうこともできる。
なのに、なのに…。

紙の中のムカつく男が語りかける。
「私を犠牲に、もっと仲間を呼ぶんだ」

もう俺は俺ではなかった。
走り出すのをとめられない。

この俺が握っている紙っぺら。
奈落へとつなぐ、うすいうすい紙っぺら。
939もぐもぐ名無しさん ◆notePDkbPQ :2006/07/23(日) 20:49:37 ID:JAFLqwtU
>>875 擬音の他にもパワフルな表現が欲しかったですかね。ちょっと悩んだのですが。
影響されすぎないかとおもいまして。石垣りんさんの「水槽」は正に憎たらしい金魚の詩です。
衝撃的です。

>>897 この詩から拾える感情は、「意地」であります。あなたを忘れはしないけど、訣別
してやる、そういう詩だと思いました。あなたとの恋路など二度と辿らない。
1、2連は、内容的に同じことを言っているところが多いので濃縮できます。
3連目は面白くていいです。 D+

>>899 表現したいのは、てんぱった感じ、イカレタ感じだと思います。アナーキストといって
いますし。それゆえ、論理的に変なところも意図的にやっているのでしょう。
こういうのは、難しいですね。頭に血が上っている感じには、まだエネルギーが
足りないかと思います。 D

>>900 転げ落ちる王子の描写が足りません。このままだと、あ、落ちた。です。
感情移入できないのです。 D

>>903 幸せな未来を信じていた。と、そんな感じですが。こんな野暮でなく、
綺麗な比喩であります。砂の城というのが、崩壊を自覚しているようでちょっとひっかります。
最後もいいです。動作に感情がこもり、最初の比喩をきっちり使いきっています。 C+
940名前はいらない:2006/07/23(日) 20:52:43 ID:jmsoBc+n
[星になって(彼と彼女の場合)]

星になって消えてしまう前に
前へと進め

埃となって消えてしまう前に
前へと進め

いなくなってしまう前に
一つ星を握りしめろ
ほのかな光に照らされて
体は軽くなるだろう
やがて光は廻りだし
夜を明るく照らすだろう

だから一人きりの夜
嗚咽を押し殺すのだけはやめよう
好きなのに好きと言えないのを隠し続けて
手の届かない場所の月を握ろうとした

降りてくる光
照らされる人
いつまでも消えない碑
「好きだよ」という言葉

響き続ける生命のうた
941名前はいらない:2006/07/23(日) 21:01:41 ID:+NfPpOBa
【或る夏の日】


からから晴れた或る夏の日でした

いつものように少年は裏山の小川に行きました

先に三人の少年が居て蟹をとつては石で潰して遊んでいました

少年は浅瀬にまだ小さなさわ蟹を見つけました

そのさわ蟹を彼らの目の届かぬ所に水を張つて隠しておきました

気がつけば木々が影を落としはじめ 小川の水が少し冷たく感じる夕刻

遊び疲れた少年は 先程のさわ蟹を川に戻すためにそれを隠した場所へと向かいました

張つた筈の水は昼の暑さで枯れ 煎餅みたいになつたさわ蟹がそこにはありました

両手で小川の冷たい水をさわ蟹にかけてやりました

そして少年は さわ蟹がまた動きだすのを いつまでも いつまでも 待つているのでした
942もぐもぐ名無しさん ◆notePDkbPQ
>>904 題もそうですが、比喩を説明しすぎています。たとえば、硝子細工とあれば、
無邪気は要らないと思うのです。読者に想像させた方がいいのではないかと思うのです。
2連もそうですね。3連目は良いです。 D

>>905 内面を描いている処があります。ここでは、内面の説明だけで、主人公の感情がない。
感情がないと変です。ストレートに表現する人も、比喩を使う人も、動作で表現する人もいます。
感情を人物に入れましょう。内容は、別れから再会を目指し立ち直る詩ですね。
丁寧に書いています。 D

>>907 あちこちから引用して、なんて言うのでしょうか、パスティーシュ?違いますね。
元ネタを楽しめる人向けですね。意味は分かりかねます。グレース・ケリーは別嬪さんですね。 D