「おかしな日曜日」
さんりんしゃをこいでる
ぼくのうしろで おーい って きみがよんでる
ふりかえりながら ぼくはてをふって
そしたら でんしんばしらに ずどん
ころんでころんで のたうちまわる
ほおにきりきず
すこしだけあたまもいたい
しゃりんはのろのろとまわりつづけてる
こ このぐらいかすりきずだよ ってくちはうごくけど
じつは めをつむりたくなるぐらい
とってもひりひりして いたかった
いえにかえって ばんそうこうをさがす
ひきだしにゆびをはさんで
あいたあ とわめくぼくのすがたを
きみが へんなめでみつめていた
あのときも いまも あしたも あさっても
ぼくは ぼくがなにをしたいのか
まるでおもいつかなかったんだ