1 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :
2 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 02:00:12 ID:ASBsX/cm
揺ぎ無い愛を誓う男は弱気になり
女の顔をもう一度見つめる
彼女は目を瞑り
僕を抱きしめる その細い腕で 何度でも
「はじめまして」は時間と一緒にうねり
目には見えない愛を作るよ
僕はその前でなんて無力でなんて情熱的なんだろう
これを目にする貴方がもし矛盾を感じるならば
その帽子を深く被って貰いたい
もう一度だけ話をしたその後で
3 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 02:03:50 ID:ASBsX/cm
風が吹いている
木々を揺らし 僕の服をはためかせる
空は突き抜けていて
ちぎれた雲がいとおしい
人が誰もいない午前1時
忘れる為の夢なら見るべきだぜ
旅立たなくてもいい
この町で眠ればそれでいい
風の音を聴きながら眠れ
この町に抱かれて眠れ
今までもそうしてきたんだから大丈夫だよ
4 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 02:11:52 ID:ASBsX/cm
彼女は歌っていた
高架下 フォークギター一本 夜の街
絶え間なくそっと流れる涙の音を
貯めて作る今宵のブルース
優しい歌声はどこか悲しく
誰かの足を止めるんだ
その声は響いているよ
やがて消えてゆくんだぜ
彼女もお客も
この街のどこかに住んでいる
僕の胸にも君の言葉が優しく揺れてるんだぜ
静かに眠る 君の歌
5 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 02:16:51 ID:ASBsX/cm
向き合ってゆくことにホトホト疲れてる
もうウンザリだ
お前の顔など見たくない
消えてくれ
なにもかも抱えて 消えてくれ
ただ、この胸に正直に生きたいだけなんだ
誰に止められる権利がある?
強い衝動は形を変え
色とりどりの竜に変わる
自分に正直 そんな生き方をすればするほど
人が疎ましく思ってしまう
自分ひとりでは生きてゆけない 無力すぎる程
駄目な時も働いて稼がなきゃいけない 大抵
俺はこの目を何度でも開けよう
誰かにこの口を何度でも開こう
酷い言葉じゃなくて自分の気持ちを伝えよう
6 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 16:12:52 ID:zZFi1bzG
お前は3人だと話しずらいからと言う
確かにそれもわかる
だけど、本心はソコじゃないだろ?
あの子を独り占めしたいだけ
そして、お前には切り札がある
自覚はしてるかしてないか
お前には確固たる切り札がある
あの子は「友達だから」という
でも、自分からは連絡取らないという
遠慮してしまうからという
求められることに幸せを持った時は過ぎて
疲れてしまっているのに
僕は極端な程に自分を否定されるのを嫌がる
そして、人の気持ちばかり欲しくなる
苦しい言葉を吐き終えた僕は
朦朧としながら君の帰りを待っている
数え切れないくらい嘘をつきました
でもその中には本心も混ざっていました
嘘であり、真実でもありました
そうしているうちの真実と嘘の区別が分からなくなりました
人を好きになりました
そして気持ちを伝えようとしました
結ばれたい、という想いが募りました
だけど冷めてしまいました
想う気持ちはもうなかったのです
またこの気持ちは真実だったのか嘘だったのか分からなくなりました
あれだけ好きだったのに今ではもうどうでもよくなりました
あの想いは虚像だったのか?そう感じました
何故冷めてしまったのでしょうか
私にはそれが分かりませんでした
自分自身のことなのに、何もかも分からなくなりました
もう死にたいと思ったことはありますか?
まだ生きたいと思ったことはありますか?
もう死にたいなんて言える人は強いです
1度しかない人生を投げ出すことを望んでいるのですから
まだ生きたいなんて言える人はもっと強いです
もうすぐ死ぬことを感じているのですから
終わらせてしまいたい。呆気なく
まだ生きたい。されどそれは許されない
苦汁をなめるような想い
もし貴方はあと2日の命ですと言われたらどうしますか?
待ちきれないもう死にたいと言いますか?嫌だまだ生きたいと言いますか?
9 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 17:00:54 ID:zZFi1bzG
>>7 矛盾は誰の心にもあるものだよ。
その矛盾とどう上手く付き合ってゆくかが大切だよね。
>>8 死にたいと思ったことも
生きたいと思ったこともありますよ。
後者で言えば、脈が無くなりかけていて、ホント、やばかった!
今は平気なんだけどね。
どう生きてゆきたいかが大切なんじゃないかな?
10 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 17:04:48 ID:zZFi1bzG
夕方の曲がかかってる
外はまだ明るくて
日がのびたんだなーと僕は思う
テレビの上にはビデオデッキが置いてあり
その上にカッパが座布団に座る小さな人形が置いてある
カッパと夕日
コタツと僕
僕は夕日に目を細めて
この詩を書いています
誰かに○×もらうわけでもなく
自分の好きな言葉を綴るんです
詩が好きなんです
11 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 17:07:42 ID:zZFi1bzG
詩が好きなんです
そこに屁理屈はいらないんです
好きだから書くんです
どんどんどんどん書くんです
僕は僕も
僕の彼女も
僕の友達も詩に出てきます
そこに出てくるみんなが笑ってる詩が書けなくて残念に思います
とても、残念だから今度会った時は笑顔で会いたい
12 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 17:11:30 ID:zZFi1bzG
詩が好きなんです
自然も好きなんです
でも、僕の住む練馬には自然が殆どありません
実家の千葉に戻る気はありませんが、明日の土曜
僕と彼女と友達で千葉に行きます
友達のライブを観に千葉に行きます
そうして、夜は実家で彼女と過ごすのです
正月ぶりの実家
黒犬が一匹 陽気なお母さんと無口なオヤジがいるんです
そして、自然が広がって
この季節ならその彩りも少し綺麗な緑
僕は明日を待ってる
ドキドキしながら待っている
13 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/03/17(金) 17:14:02 ID:zZFi1bzG
FFを買ったよ
映画仕立ての在り方に「これはゲームじゃないな」と思ったり
オマケについてきたのはアイチューンのカードだったり
物はあまり要りません
あえて言うなら素敵な音楽が欲しい
この胸を楽しませてくれるようなミュージック
そんなミュージック教えてください
そんなミュージック一緒に歌おう
>>9 レスどうもありがとうございます。
矛盾は誰にでもあるかもしれませんが、その後で激しく後悔するんですw
どう生きていくというのもやはり人それぞれですよね。
私はまだ生きていたいと思ってます。まだやりたいことも色々あるので。
やはり、「死」という言葉は軽々しく言えることじゃないな〜と。。。
のぶゆき様の詞が好きだということ、とても深く伝わってきました。
これからもたくさん書いてくださいね。
「ローソク」
誰かが
しゅ、とマッチを擦って
灯してくれるんです
だから
オレンジ色に
ひかっているんです
風におびえて
ゆれているんです
まっくらな中でも
ぼんやりと
燃えているんです
>>14 そうそう、矛盾をしてその矛盾に気づく度に後悔はあるね。
でも、その後悔も含めて上手に付き合って行きたいんだよ。
例えば、タイミングが悪かったりするわけでしょ。
それに人はなかなか『これだ!』ってものじゃなくて多面性があるのですよ。
>>15 >しゅ、とマッチを擦って
灯してくれるんです
いいですね。絵が浮かびます。
商店街から外れた住宅街
俺はジーンズ
歩いてゆくよ
日陰荘の隙間から見えた日差しに目を細め
誰もいない春の小道
もうちょっと行くと『あおぞら』というコインランドリーがあり
古ぼけていて人もいなくて薄汚れてる
誰かを待っているようないないような
ランドリー
屋根の上には広がる青空
大きく広がる春の大空
変態的な漫画を借りた
キツイ 思うより
潔い
なんて自分の性欲に正直で真っ直ぐだ
だからといって俺は主人公を庇護しない
でも、彼の気持ちもわからんではない
男は大抵、すけべなもので
俺も勿論、すけべなわけで
だから、どーしたといわれてもすけべなわけで
だからといって俺は主人公を庇護しない
腹へって 作るカップ麺 なんとかウドン 沸かす湯 かかる湯 右手に湯
冷やす手 冷たい水 冷たくなる手 流れる水の音 しばし
男は台所に立ち 深夜作るのはカップ麺 誰にも邪魔させん 理性は食欲に負けてゆく
泣く赤子をあやす 若い母には気づかないカップ麺
酒と言葉で 女をだます男には気づかないカップ麺
道路工事 汗で濡れたシャツを替える男には気づかないカップ麺
うさぎの夢をみて 眠る少女には気づかないカップ麺
ホテルのフロント 欠伸を殺す女には気づかないカップ麺
すする音 少しづつ 湯気 白い麺 口に運び 口を動かし 目はPCだったりTV
右や左 上や下 そんなにぐるぐる動いてない きっと多分 食べ尽くすカップ麺
好きだよなんていいながら
とても君を傷つけてた
泣いてたなんて知らなかった
言われて気づいた
悪いというより納得してしまったんだよ
ありがとう
繋ぐ手からなんの物質も流入しない
本当の気持ちだってわからない時もある
自分自身が恨めしい
ごめんねぇ。。。なんて甘えない
そんな甘えはズルイから
好きだよなんていいながら
君を傷つけていた
僕はもう一度変わろうと決めたんだ
>>17 ありがとうございます。もうちょっと分量増やしてみたくなりました。
23 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/04(火) 20:57:24 ID:EIc82EKT
ゆっくりと歩いてごらんよ
コンクリートの上
日差しがべっとり頬につく
この先に見えるのはビルと汚れた川にかかる橋と
僕と同じ人間
遠い過去
いつか乗っていた白い自転車を思い出した
あれに乗れる人は何人いるんだろう?
そんなことより僕はゆっくり歩く
どこかに必ず繋がる
いいわけをしながら
にやけながら
眉間に皺を寄せながら
ゆっくりとコンクリートの上を
君も歩いてみるといい
24 :
ベリー♪:2006/04/04(火) 21:00:15 ID:efZ33jCl
些細なことが力になる。あなたが笑ってくれたら、僕の力になる。
25 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/04(火) 21:02:38 ID:EIc82EKT
外は暗い だけど僕にはわからない
夜は始まっているのか
疑問を投げる人はいない 胸が妙に静かになる なんとなく林檎が食べたい
車が右から 左から静かに走る音が聞こえる
きっと今頃を思う 塾を終えた子供等は家に帰るだろう
ゲームの話をしながら 犬は飼っていない
誰も
手を振って友達と別れて お母さんに文句を漏らす
遅い夕飯を食べる頃、 お父さんが帰ってきたから
自室に走る 嫌いなんだ 苦手なんだ
これじゃ、まるで昔の僕のようじゃないか
今の僕といったら夜が始まってるかさえわからない
26 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/04(火) 21:06:26 ID:EIc82EKT
眠い
笑いながら眠りたい
阿呆面で
眠りたい
昼間見たのは葉桜で
その下を紺のスーツ着た女が歩いていた
僕は一寸、目をやって
小さい雑居ビル 薄暗い方へと潜り込む
君は云う きっと本心なのだろう
1人がいい。
僕は1人が苦手だ。
でも、こんな眠い日は1人がよく似合うぜ
1人というバッチをつけて眠りたい
ただ ただ 眠る
27 :
ぱる:2006/04/04(火) 22:46:27 ID:92zPuNP3
砂漠に一人
取り残された ゎたしは
血も 涙も 乾ききって
そして 砂漠の一部の
砂と化する。
風に含まれて
風と化する。
あなたという
一滴の
水を求めて…
28 :
やさしいあくま:2006/04/04(火) 22:57:41 ID:UpcaG211
「ため息」
吐き出したため息が 黒くて重い
足元にドライアイスみたいなモヤモヤ
だんだん増えて溜まってく しかも冷たい
ため息は止まらない
どんどん どんどん 口から漏れて
僕の肩まで浸かってる
そのうち 口が隠れて 目が隠れて
トプン 沈んだ 先が見えない黒い霧
ため息だけで呼吸してる
あぁ… なんてことしちゃったんだろな・・・
あぁ…
あぁ…
あぁ…
29 :
名前はいらない:2006/04/05(水) 02:06:48 ID:f7/Eafhy
人間が求めているもの
それは玄人の技でなく
人の命を奪う力でなく
一粒の純粋な愛なのだ
そしてその中に眠るは
いわゆる愛だけでなく
もっと広い世界の上の
もっと広い愛情の中の
「愛」なのだ
包み込まれたものを幸福にする
心の真底から相手を愛しく思う
相手が誰でさえも幸福があれば
「愛」なのだ
一瞬の出会いの中の
小さな愛しさの中の
一つの幸福でさえも
「愛」なのだ
そしていま
世界中に「愛」があることを
幸福に思い 愛しく思う
それはすなわち
僕らが「愛」を愛し「愛」に愛されていることを示しているのだ!
こんなにも率直な微笑のように
30 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/07(金) 00:44:38 ID:Q+Mr/wLt
したり顔で話を進めるアイツの横顔
指に挟んだカンボジア製の煙草
僕はそっと外に目を向けた
スーパーのビニールをぶら下げる女性
3人で笑いながら歩く学生
人も物も通り過ぎるこのファミレス
打ち合わせなら昼を過ぎ
もうすぐ夕飯時
したり顔と僕
続く話は生ぬるく長い
ああ、早く家に帰りたいよ
シャワーを浴びて食事を作ったら
TVと一緒に食べるんだ
静かな静かな僕のアパートで
31 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/07(金) 00:48:59 ID:Q+Mr/wLt
傷つけたり怒らせたり
原因はこの僕です
黙っている君の心
ただただ気まずい雰囲気
ひっくり返したいけど
上手い言葉もやり方もわからない
僕等は「僕」と「君」と「彼・彼女」のやり取りで生きている
この関係をどれも上手にやってゆく
でも、問題はそこじゃないんだ
目の前の彼女
怒ってる黙ってる
だから僕
心に重く太い柱が打つ
32 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/07(金) 00:57:41 ID:Q+Mr/wLt
暖かい風に手をひかれ
やってきたこの場所
きっと君も喜んでくれるだろ
4月の空に誘われて
近い休日に動物園に行こう
暖かい日差しの中で猿でも見よう
体と体を擦り付けるのも好きだけど
空の大きく見える場所で
ゆっくりしているのも好きなんだよ
そりゃ、もう頭の中でリフレイン
僕の妄想なら現実となり
君を驚かせるだろう
僕の素直さなら言葉となり
君を悲しませるだろう
僕の気持ちなら君と手を繋ぎ
君を喜ばせるだろう
ずっとずっと
33 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/07(金) 22:14:52 ID:OEL2FWP2
大きい扉にずっと
背中もたれてたんだ
だれか大人の人が来るのを待ってる夕暮れ時
空の色はどんどん
うすぐらになってしまうんだ
カラスだってもう鳴いてやいやしない
お腹も空いたし
ノブに手を伸ばし
やっぱりもう少し
34 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/11(火) 22:11:17 ID:4CTYbJ0a
知らない人に笑われたり
目の前の人に怒られたり
痛くても泣けない自分がここにいて
さめざめ泣ければどんなにいいかと思ってしまう
外は夜で
誰かが生きている夜
僕はふと幸せについて考え出すから
夜道を歩く君が
僕の部屋に向かって手を振ってくれれば嬉しいぜ
朝がくれば出かけてしまうから
手を振ってくれれば嬉しいぜ
例え、繋ぐことの無い手だとしてもだ
手を振ってくれれば嬉しいぜ
35 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/20(木) 23:17:28 ID:9T3NpxMP
公園 座って 缶ジュース
月を見れば 明日の天気を予想して
エレベーターに乗ってあの子は帰ってく
俺も帰る
帰ってもだらだらと寝ない
明日の 後悔 わかってる
わかってるつもりで全然わかってない
昼間は眠い
愛しい布団
36 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/04/20(木) 23:23:19 ID:9T3NpxMP
こんな夜に気づく
いつも貴方に会いたいの
話すことも無いけれど
街頭の明かりが小さな2人を大きく見せて
この道を歩いてゆけば
どこかにつくのだから
そして、手を離して貴方がいなくなれば
また会いたいの
1人と1人なのにね
一人ぼっちの頃はなんともなかったのに
貴方の存在が僕を生かすよ
砂漠の水のように
そんな女々しい自分を蹴飛ばして
明日の朝、一日に続く地下鉄へ歩いてゆくよ
明日の朝
37 :
サユ:2006/04/22(土) 15:12:37 ID:rWZAYfHe
すごい!!うまいですね!!気に入っちゃいました!!
38 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/08(月) 11:33:29 ID:75I675U4
>>37 ありがとうございます。
でも、自分的にはまだまだ納得いくのかけないですよ〜。
39 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/08(月) 11:38:45 ID:75I675U4
ハワイから君が帰ってきた
日本は小雨で
僕は風邪をひいて
月曜日が来た
遅い連休がはじまって
そろそろ池袋に行こうと思う
ニールヤングのDVDを買いに
明日の朝
続くぞまだまだ僕の連休
普段と変わらぬ商店街
そういう感じが好きなのです
40 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/08(月) 11:48:16 ID:75I675U4
存在が試されてるのか
無視されてるのかわからない時代だ
僕はただ
この心のままに生きていたい
金がいらないとは言わない
それより歌い笑い君といたい
だから金という麦粒腫が付いて回って邪魔臭い
誰も彼も汗を書く
夢も描く
存在が試されてるのか
無視されてるのかわからない時代だ
41 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/09(火) 14:50:40 ID:E2tF0+Az
女はサルビアを摘んで南へ向かう列車に乗る
子供達が手を振って
女の旅立ちを祝福してる
いつまでも席に座れず
ただ、広い空をみていた
片手には赤いサルビア
なにを思うのだろう
僕は水を一口飲んで広い空を見上げた
どこまでも続きそうなこの空を
42 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/09(火) 14:57:48 ID:E2tF0+Az
なんども繰り返しているのに
ちっとも慣れないこと
貴方にもあるだろう
何度も繰り返して
少しはわかったつもりで
また振り出しで
貴方も僕も何者でもなくて
ただただ、心のままに穏やかに暮らしたい
現実を見ろよとカラスが笑う
いいじゃないか 好きにさせろよ
と、僕は云う
カラスはまだベランダにとまってる
僕は黙ってセブンスターに火をつける
どうせそのうち腹が減ったら巣に戻ってゆくんだろ
わかってるじゃないか
カラスが笑う
その翼を広げ
43 :
蜂之典 ◆HclQnY/Hnw :2006/05/10(水) 00:00:27 ID:Q+ZFBuQV
ぼくは生まれる前まで蝸牛だった
メタリックな輝きを放ちながら
アイデンティティの渦を巻く
雨は太陽を含んでいて
恐ろしく美しかった
虹の足跡を刻みながら
海に恋をして生きていた
あの頃まだ地球は球状じゃなかったから
今みたいに酔うこともなかった
水滴が弾けて
ぼくの殻を濡らす
千匹の仲間たちと
桃源郷を探していた
無限の切れ端を弄びながら
限られた世界を愛していた
死んで
また生まれてきた
ぼくの悲しみを
きみに想像できるか
不安定な地面に這いつくばって
奇跡の思い出を嘔吐しつづけるしかない
水に濡れることにすら
嫌悪感を覚えるようになってしまった
次に目が覚めたときには
海に沈む貝になっていたい
しっかり口を閉ざしたまま
静かに世界を眺めていたい
44 :
名前はいらない:2006/05/10(水) 17:07:45 ID:FnBOYMej
傷つけられた…
目に見えるモノじゃ無い言葉に…
彼等を恨んだ…
殺したい程に…
でも…
本当に殺したい程に恨まなくてはならないのは、誰かを恨む事しか出来ない、ちっぽけな自分自身の存在。
鏡の中の僕に問う。
「それでもまだ恨むのか?」
返答は…「 」
『インコの懇意』
弟の誕生日に オカメインコを買ってきて
言葉を教えました
私には弟なんて居ないけれど
毎晩23時から 日付が変わるまで
生物辞典を読んで聞かせました
「デオキシリボース!」
「バソプレシン!」
うるさくってなかなか寝付けなくて
絞め殺したくなりました
誰かに嫌われた日は
決まって鳥かごを開けてやりました
「プロゲステロン!」
「クラインフェルター症候群!」
可笑しくなってなかなか泣けなくて
絞め殺したくなりました
何度窓を開けても逃げないオカメインコに
名前はつけずにおきます
私がみじめに見えるもの
46 :
名前はいらない:2006/05/14(日) 15:55:30 ID:Bzvy9L+a
在日の暮らし
・生活保護優遇
(一世帯あたり年600万円が無償で支給。在日朝鮮人64万人中46万人が無職。
なお仕事を持っていても給付対象から外されることはない)
国民年金全額免除(“掛け金無し”で年金『受給』が可能)
保険診療内の医療費は全額タダ(通院費も全額支給)
都営交通無料乗車券給与。
仮名口座可(脱税の温床)
上下水道基本料金免除。
JRの定期券割引。
NHK全額免除。
・特別永住資格(外国籍のまま子々孫々とも日本に永住できる)
・公文書への通名使用可(在日隠蔽権獲得)
・公務員就職の一般職制限撤廃。
・永住資格所有者の優先帰化。
・外国籍のまま公務員就職。
・犯罪防止指紋捺印廃止。
・朝鮮学校、韓国学校の保護者への年間数十万円の補助金援助(所得に関係なく全額補助)
・大学センター試験へ韓国語の導入(朝鮮語受験者への異常な優遇)
・民族学校卒業者の無審査公私高校受験資格付与。
・競争率の低い帰国子女枠で有利に進学可能。
・朝鮮大学校卒業者の司法試験1次試験免除。
・民族学校卒業者の大検免除。
47 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/16(火) 02:21:14 ID:NB4MMhUD
夜は夜
俺は夜
長すぎる言葉の数々
降りしきる空からの雨粒
笑う女が隣の部屋で
夜を使って始めよう
明日がいらないなら躊躇はいらない
夜を使って始めよう
登る朝日が好きになるよう
48 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/16(火) 02:27:04 ID:NB4MMhUD
この人体実験が成功すれば
私達は幸せになれるそうだ
そう、世界は幸せになり
誰もが安心して暮らせる世界への幕が開く
望むべき世界
僕はタオルケットに包まって
そんなニュースを見ていた
中国茶をひとくち
煙草は高すぎて買えないから
代用品ばかり吸っている
ケムリのでないコレはいつまでたっても慣れないや
夜は静かで
そもそも一般人はこの星にはいない
ちょっとだけ眠ろう
明りを落として
ちょっとだけ
49 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/16(火) 02:30:04 ID:NB4MMhUD
愛する人よ
君よ
君はどんな夢を見るの
一緒に飲んだ缶ジュースが僕のテーブルに置いてある
夢の最中で
僕は夢中になっていた
50 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/16(火) 02:34:33 ID:NB4MMhUD
人生の豊かさ
やがて
人生を堂々と巡り
宇宙に想いを馳せていた頃とは違った自分に会える
惰性なる騎士は
ただ、俯き
錆びたその剣をもう一度振るだろう
そう何度でも
みんなでいつまでもと少年はふと思う
僕ならそうは思わない
訣別は好まないが
別れなら繰り返す
人生の豊かさ
この人生をなぞってみる
答えはこの人生にある
51 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/19(金) 00:35:03 ID:gnQ28ab3
出来損ないの空を見る
TVの中では誰かと誰かが抱き合って
僕には関係ない
コンクリートが打ちっ放し
朝から隣の空き地で工事
聞きたくもないウルサイが聞こえるので
僕は電話を掴み狂い
怒りと不安で何かがずれて
ずれが更にずれてゆく
この街のどこかで貴方ならなにを思う
なにをする?
52 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/05/19(金) 00:39:46 ID:gnQ28ab3
鉄槌
深く
鉄槌
レンタルビデオ屋の光
映画など大してみたくもないけど
吸い寄せられる若い人
ケビンベーコンの新作を借りて
コンビニへと足を変えるんだろう
無口がよく似合う風景の中
僕はなにも借りず帰ってく
コーラを買って帰ってく
53 :
名前はいらない:2006/05/27(土) 22:56:09 ID:2WEjmg+b
怒り爆発寸前のひと☆★??正常ぢゃない人ッ????!!
いませんかーーー??
怒ってるやつはみんな闘えッ☆★!!!!!!!!!!
おねがいッ!!!!!!! 人の気持ちの真実と☆事実が理解されなきゃいけないのッ!!!!!!!!!!!!☆
人の無意識に一方的に毒を混入してはいけません。
人の無意識に一方的に釘をブッ刺してはいけません。
人の無意識に一方的に悪魔のささやきを吹き込んではいけません。
その結果人の無意識に悪魔を製造してはいけません。
吸収力の良いタイプを狙ってはいけません。
54 :
名前はいらない:2006/05/27(土) 23:41:30 ID:2WEjmg+b
一度ジブンが決めたなら弱気になってはいけません。
55 :
名前はいらない:2006/05/29(月) 01:07:46 ID:/ceGMf6Y
うう苦しい
どこに居るの?
あなたは苦しくないの?
先の事を考えたら死にたくなった
あなたの優しいことば思い出したら落ち着いた
56 :
名前はいらない:2006/05/29(月) 01:10:58 ID:ryTryPXo
世界で独りぼっちのトキ
はやくだれか助けてって
だれかあたしを必要としてって
わざと待ってばかりでいて
もし
誰かが携帯の着うた鳴らしてくれても
絶対玄関のチャイム鳴らしてくれることはないんだって
わかってるから
結局
あたしは自分で入った孤独から抜けられない
57 :
孤独な詩人:2006/05/30(火) 16:19:54 ID:ljmXDhqJ
私はいつも孤独。
でも、1人になりたくない。
だから、いつも人のいる所にいる。
私はいつも思う。
この世で私を必要としてくれる人はいるか
とか、
私を愛してくれる人はいるか
3年たった今も、答えはまだみつからない。
もしかしたら、今いる私は
必要としてくれている人がいると言う
メッセージなのかもしれない。
けれど、生きていてももう2度と、
あの綺麗な空を、私にはただの空にしか見えない時しかないだろう。
58 :
ラスタ:2006/05/30(火) 16:49:27 ID:HLSiAbxU
澄んだ空 朝日は今日を向かえ
そして私は 夜空の星を見上げながらー…
遠く離れた 君 想う
悲しい笑顔の向こうには
何があるかなんて
思いつきもしなかった
だって君は
私の友達だったのでしょう
だけど
私は出会った日からずっと
君を見ていたんだよー…
59 :
名前はいらない:2006/05/30(火) 22:38:26 ID:/7scX9xB
46 どこに記載されてるんだ?事実か?
きいたことがない
60 :
名前はいらない:2006/05/31(水) 00:36:37 ID:+96zce0S
精神の問題だ
黒く澄んだ青には永遠を感じないか?
わかるだろ
定義と公理
公理を感じる
全ては感覚
3つ目の目に写る世界
言葉がない世界なのに
言葉を求める
言葉は美しいもののはずだ
偉大な詩人たちは聖人だ
わかるだろ?
61 :
名前はいらない:2006/06/03(土) 10:39:36 ID:uItQWcou
そのまま立ち枯れるつもりですか?
欲しがれば欲しがるほど足りなくなるでしょう
指の間からこぼれる滑稽な涙
62 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/06/15(木) 16:50:03 ID:47JAf8cG
雨がザーザー降り続く
目が疲れた
俺は雨を見ている
地球はなにも見ることなくただ弱っている
雨がザーザー降っている
また感情の渦に自分を置いてみる
吐き気すらするけど
耐えてみる
雨がザーザー降っている
半径何キロメートルかわからないけど雨が降っている
63 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/06/15(木) 16:55:38 ID:47JAf8cG
やはり雨がザーザー降っている
映る映画は人を殺している
ニュースも人を殺している
目をつむってみる
雨音と車の音が聞こえてくる
こんなときは自分のつまらなさを吐き出してしまいたい
吐き気すらする渦の中
雨が降っている
傘を差して歩く人達
64 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/06/15(木) 17:04:46 ID:47JAf8cG
SAKUMAdropsを一粒なめて
終わりにする
やがて始まるのだから
65 :
地獄の木漏れ日:2006/06/15(木) 17:27:25 ID:rZ9h2EEx
俺は快楽を求めていた
ほんの僅かな刺激を探していた
そして俺は冷蔵庫に入っていた
ソーセージを取り出し
歯でそれは巧みにペニスの形に削った
ベッドの上でズボンとパンツだけを脱ぎ
両足を大きく開き そのペニス形のソーセージを
己のケツの穴に突っ込んだ
冷たくて気持ち良くてMの興奮に目覚めた
ゆっくり時に激しくそのソーセージを出し入れした
抜き取ればそのソーセージにはうんこが付いていた
だけどそれでは勃起した俺のペニスを満足させる事は出来ない
俺は冷蔵庫の中でコンニャクを探したでもコンニャクは冷蔵庫の中には入って無かった
そうしてる内に俺の勃起したペニスはチューリップの様に萎んでいった
静かな沈黙の中で時計の針だけが響いていた ベッドの上にはうんこの付いたソーセージが転がっている
急に冷めた俺は足が寒くなりパンツとズボンを履いた
カーテンの隙間からは朝のまだ弱い陽射しが差し込んでいた「朝か・・」俺は小さく呟いた
そして俺は布団に包まり ツバメの泣き声を聞きながら眠った
66 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/06/23(金) 01:52:37 ID:8PAf5zof
青いウサギはぢっと見ている
狭くて薄暗いゲージの中だけれど
ぢっと見ている
食べ残しや水のゆれるて出来る波紋を見つめながら
欠伸なんかをしてみる
お母さん
お母さんは、クリームコロッケが好きだよね
本当に子供だった頃の私は
クリームコロッケの美味しさが分からなかった
けれど、最近になって久しぶりに食べてみたら
美味しいと思えるようになっていました
味覚というのは、歳を重ねる事に変わるのだと
しみじみと噛みしめました
食の幅が広まった喜びと共に
昔は大好きだったじゅんさいが
あまり美味しいと感じなくなったことに
悲しみに似た、淋しさを感じました
68 :
名前はいらない:2006/08/02(水) 20:07:55 ID:cISs33wJ
死にかけたあなたを横目に
悔しくなって
寂しくなって
切なかった
ドクロ色のあなたの顔は
あたしの目に溜まった涙と重なって
さらにぼやける
叫びたいのに
言葉がまだ見つかんないよ
暮れかけた空の色は
深い青
あなたとの最初思い出す
あなたを見る最後の夜に
69 :
名前はいらない:2006/09/17(日) 21:35:49 ID:EggNZU5s
平和、未来、夢、愛、希望、優しさについてのべたべたな詩を
70 :
名前はいらない:2006/10/15(日) 01:41:39 ID:GAQX28we
叫ぶことも歌うこともしなくなったこの声は
すっかり小さくなってしまいました
それでもまだ何か伝えたいことがあり
もじもじしている
71 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/10/15(日) 01:44:18 ID:GAQX28we
片目の潰れた牛が南へと向かってく 見渡す限りの草原を横切って 南を目指す
どこまでも歩いてゆく 疲れたなんていわない 風が吹き 雨が降り
そうして
片目の潰れた牛は歩く
歩いてゆく いつまでも 歩いてゆく
雲に追い越されて 太陽に追いつけなくて
何を見てるんだい 何を見てるんだい 分からないけれど その目は輝いてる
前へ進む
怒りや哀しみを 瞳の奥に 見え隠れしている
もうをどこにも行かない
月日が流れ流れて 力尽きた 力が尽きた
南へたどりついた
僕らもどこかへ たどりつくまで一生懸命歩こう
そこへつかないかもしれない でも 歩いてゆこう その地を目指して
いつか
考えてる 僕は思ってる
たまに片目の潰れた牛のことを思い出して
72 :
名前はいらない:2006/11/02(木) 15:58:49 ID:8ajwuYs0
進め かめの行進だ
ゆっくりマイペース
どんなに急いでもHeyこの早さ
73 :
名前はいらない:2006/11/02(木) 15:59:48 ID:8ajwuYs0
進め かめの行進だ
ゆっくりマイペース
どんなに急いでもHeyタクシーこの早ささ
もどかしいなら他あたりな
74 :
名前はいらない:2006/11/02(木) 19:06:13 ID:3sb8Holr
萌えー萌えええっトゥットゥトゥルッルルー
らりらるらーらりらるらうわんるるるるーるるオぃェヤぁー!
「二回休み」
谷間に埋める顔
頭も目もむしろ回って目を瞑れば眠れるだろう
カシャカシャ薄灯りに浮かぶ瓶は空
まるでイタリアのアル中部屋
今日だけ今だけの雨宿り
「ビッグバン」
フラッシュを溜めて辺りは暗く太陽ができた
私の口にやわらかい肉が探り焦り見えない
手はどこにあるの?
あなたの金色の髪を瞼から感じるの
風が抜けてゆく
なで肩になる
あなたはまた散ってゆくのでしょう?
眠って待ってるから
私の厚い瞼を照らして
また
検討もつかない遠い先で会いましょう
「身投げ」
地表の名残を身体に纏わせ
徐々にあがる泡
擦れ合う涙に心の音を聴いた
ホワイトホールに砂でできた身体は吸われ
収束した光は僕を貫き兆の星になる
髪が揺れ泥が舞った
「水面」
白やわな肌を露が滑り
映す水面は薄れ
後ろばかりに気を取られる
喉を摘む鳥が鳴く
79 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/11/23(木) 02:00:20 ID:MC4zmvNp
はしゃぐマイクが耳障り
部屋の隅に座り
じっとやり過ごす
それでも九官鳥が語りかけてくるのを待っている
自意識が死に物狂いで戦って
わざと遠くを見つめたり
笑ってみたり
80 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/11/23(木) 02:06:17 ID:MC4zmvNp
お金があっても幸せとは限らないとアイツは言う
確かにそうかも知れないけれど
お金の無い俺は「お金があっても幸せとは限らない」状態がわからない。
お金があれば怒られないかもしれない
お金があればだらけられるぜ
お金があれば必死に働く彼女を自由にしてあげられる
お金があれば
兎に角可能性は沢山ある
貧乏だけど幸せなんて所詮、貧乏人のブルースかもわからない
こんな夜は無茶を言いたくなる
俺に無茶を言わせろ
81 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/11/23(木) 02:32:04 ID:MC4zmvNp
散々な「今」を生きているのだけど
きちんと繋がっていた
君に会った
神様なんて信じないけど
1つ位はいいことを僕に置いといてくれたらしい
隣の窓からは違う景色が見えたんだ
君の言葉
体温
1つ1つ思い浮かべることは無理だけど
君の存在を心に今日も生きている
電話越しのしゃべり方もなんだか似てきて
なんだか勿体無い
82 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/11/23(木) 03:03:04 ID:MC4zmvNp
窓は真っ黒
君は朝になれば見舞いに行く
僕は寝ていよう
帰ってくるのを待ってるそぶりなど見せずに
TVは真っ黒
真っ黒に僕の部屋が写されても
ちっとも賑やかではない
今頃、どこかで事件も起きるだろうけど
知らなくていい
そんなこと
83 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/11/23(木) 03:08:22 ID:MC4zmvNp
コートを抱えて地下鉄に乗る
ネクタイをした男が小さなゲーム画面に目を落としてる
降りてしまえば寒いけど
乗っていれば家には着かない
レールの音が響いて
次へ次へと駅がめくられてゆく
84 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/11/24(金) 22:28:54 ID:IZtRbL4a
とはいえ、こんな夜だ
指を組んで頭に回す
外はとても寒くて
さっきベランダに出たから知ってる
横になる天使は塩水舐めて
猫を飼う相談ばかりもちかける
別に聞きたくもないや
なにも聞きたくないや
季節はずれの蚊が旋回
85 :
のぶゆき ◆oDJdjNu4EY :2006/11/24(金) 22:32:22 ID:IZtRbL4a
始発から電車に乗る人は意外と多いらしい
人の隙間に入って
人差し指立てて
面長の人が次の駅を教えてくれるから
空がどんどんどんどん白くなって
景色も白に塗りつぶされて
僕の胸の辺りも白くなって
いつしか薄茶色の目的駅につくのだ
86 :
のぶゆき ◆864fRH2jyw :2007/03/26(月) 09:13:26 ID:uYzP7/F0
ドア
払いのける指が僕を邪魔する
スーパーのレジに並べば裏目にでるビニール袋
さよならと言った言葉でまた会いたくなり
家に帰って夕飯を作り君に電話する
やがて眠りにつく前に
思うことの数知れず
僕が僕である意味を教えて
明日は特売日
豚肉が安いとまた君に電話を入れる
無邪気に喜んでくれるその顔を思い浮かべ
空を見る
もう少し、もう少しだけこのままでいよう
確かに握った手は暖かいのだから
誰かが言ってた
「よその国ではご飯がままならない」と
誰かが言う
「戦争反対」
また、別の誰かが言う
「増税の真意とは」
そして、誰かがいう
「都内某所で事件が起きました!」
みたくなけりゃみなけりゃいいよ
知りたくなけりゃしらなきゃいいよ
知りたくなくても聞こえてくるよ
誰かの声に耳を瞑れ
全ては僕と君とその周り
回る地球儀を掃除した
87 :
のぶゆき ◆864fRH2jyw :2007/03/26(月) 09:14:15 ID:uYzP7/F0
白い 透明 透明な白さ
紫 優しい 揺れ方の行く末
空 今日は 鉛色
僕は炬燵に潜って
様子を伺う亀のよう
水の中なら任せとけ
すいすい泳ぐよ
88 :
のぶゆき ◆864fRH2jyw :2007/03/26(月) 09:14:46 ID:uYzP7/F0
強引を通して
強引を聞かない
錆だらけの鎧を纏
剣は商人に売ってきた
倒すぞモンスター
いないぞスライム
倒すぞモンスター
いないぞスライム
89 :
のぶゆき ◆XjwqdpdhZc :2007/05/12(土) 03:57:19 ID:RMeS0BFA
それがどうした
その次どうした
だからどうした
理屈と利害で自分を守り
損すること
恥じすることを捨てて生きる男
平凡GUY
あこがれちまうぜ
わらっちまうぜ
それでもいいさ
平凡GUY
90 :
のぶゆき ◆XjwqdpdhZc :2007/05/12(土) 04:00:17 ID:RMeS0BFA
思えばこんな夜だった
車の音が国道から
すっかり眠っているから
僕はベランダで朝を待っている
そうやって繰り返してゆくことを
怖がったり
時に開き直ったり
君の笑顔が思い出せない夜は
靴を磨いていよう
91 :
のぶゆき ◆XjwqdpdhZc :2007/05/13(日) 03:25:16 ID:ES0tOYym
悲しみの果てに何があるか
俺は知らない
朝日を背にまた不幸ごっこをして
繰り返してしまう
君は僕が思うより強い人だ
大丈夫
オールオッケー
92 :
祐希:2007/05/13(日) 22:44:52 ID:CSSdN2vT
真っ白な異境の地
今も混沌の中に居る
何もないこの地に
俺は何を求めている?
自問自答の繰り返し
俺はやがて壊れゆく
求め続けた物を
見つけられないままに
93 :
名前はいらない:2007/05/14(月) 17:21:55 ID:z1rZc9zo
めらんこりー
パキシル、プロザック、トフラニール
アナフラニール、MAOI,SSRI,SNRI
テトラミド、イミプラミン、
バルビタール、イソミタール、
インスミン、コントミン、
ウインタミン、アタラックス
ヒドロキシジン、リチウム
睡眠薬を2錠飲んで寝た
94 :
名前はいらない:2007/05/14(月) 21:36:08 ID:pGM1UhnE
100持つ者に1しか持たぬ者が何を言おうが無駄
−1にも出来てしまう
95 :
祐希:2007/05/22(火) 23:39:07 ID:Y3vS8wel
昨日よりも壊したい
抑えきれぬ破壊衝動
気持ち悪いくらいに
捻曲げてしまいたい
引き裂いてしまいたい
吊してしまいたい
塗れた赤に微笑みと
些細な癒しが訪れる
例えそれが
愛しい貴方だとしても…
96 :
祐希:2007/05/25(金) 23:15:56 ID:A7TyUHqg
母の色を残した君
アノヒトと重なり
膨れ上がる愛情
脈打つ衝動にかられ
君を深く愛した
怖がらなくていいよ
いつまでも二人でいよう
君は僕の最愛のヒト
縛りつけるのは
離れる事がないように
いつまでも傍に
流す涙もその叫びも
僕の愛情を超えられない
いつまでもいつまでも
僕の傍で
永い永い時の果て
最愛は自らを終わらせた
其処に愛は無かったと知り私は鋭利なソレで
私の幕を降ろした…
97 :
名前はいらない:2007/05/26(土) 00:47:29 ID:YkZv8L1O
愛知のキモオタババァ(住所不定・無職30)
キチガイ下品変態卑怯者デブス鬱病ゴキブリ
ネラー粘着ストーカー顔デカ出っ歯糸目貧乏訛り田舎者
おのぼり底能低学歴悪趣味意味不明
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねもっともっともがき苦しんで死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
98 :
名前はいらない:2007/05/26(土) 00:48:35 ID:YkZv8L1O
愛知のキモオタババァ(住所不定・無職30)
キチガイ下品変態卑怯者デブス鬱病ゴキブリ
ネラー粘着ストーカー顔デカ出っ歯糸目貧乏訛り田舎者
おのぼり底能低学歴悪趣味意味不明
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねもっともっともがき苦しんで死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
99 :
名前はいらない:2007/05/26(土) 00:52:16 ID:YkZv8L1O
愛知のキモオタババァ(住所不定・無職30)
キチガイ下品変態卑怯者デブス鬱病ゴキブリ
ネラー粘着ストーカー顔デカ出っ歯糸目貧乏訛り田舎者
おのぼり底能低学歴悪趣味意味不明
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねもっともっともがき苦しんで死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
100 :
名前はいらない:2007/05/26(土) 05:39:13 ID:g69M4YnM
昇天
101 :
イグアナ:2007/05/26(土) 08:36:00 ID:QkW4KXup
99>>
98>>
97>>
しね
102 :
祐希:2007/05/27(日) 03:36:50 ID:y7pHc3nE
ヒトは記憶に生きる生物
身体はいつか朽ち果てる
残るモノは記憶だけ
思い出が楽しければ
楽しいだけ涙に変わる
記憶の中に残る存在
俺はそう在りたい
どうせ死んじゃうんだろ?
105 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2007/11/06(火) 22:57:28 ID:dPcDVu5s
詫びても詫びてもまだ足らず
地下鉄の中
落ちている新聞にさえ
頭を下げたくなる
我が道は・・・
考えたところで歯を食いしばる
女学生の笑い声がやけに耳障りだ
きっと疲れているからだ
疲れてしまっているんだ
この俺は
嫌なことは忘れちゃえよと
映る自分に無言のため息
106 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2007/11/06(火) 23:03:04 ID:dPcDVu5s
起きると下の部屋に走るように階段を下った
雨戸がしまっているので暗闇の中、しんと静まり返っている
テレビも冷蔵庫も炬燵も「眠っているようだ」と彼は思った
雨戸をあけさえすれば、日曜日の眩しい光がいっぱい差し込んでくる
だけども、彼はそんな暗がりのしんとした空気が好きだった
そしてまた、上の部屋に走るように向かい
両親の寝室に滑り込んだ
「起きて。起きて、ねぇってばなんで起きないの?」
自分1人の時間をもてあましてしまうそんな年なのだ
そこで、リビングに戻り雨戸を思い切り開けてみた
眩しい白い光が飛び込む
じんわりと暖かな空気が流れた
気持ち良いと彼は手をばたつかせた
107 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2007/11/07(水) 21:19:10 ID:z8yc5zkR
ぶん殴れ
お前の嫌いな奴を1人残らず
殺して終らないようにぶん殴れ
紐にぶら下がってる人形みたいにブラブラ動くぜ
ぶん殴れ
抵抗されてもそれがいい
ぶん殴れ
思いっきりぶん殴れ
ぶん殴れ
108 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2007/11/07(水) 21:23:27 ID:z8yc5zkR
君の頭の上には最近
宮殿が乗っており
僕は時折、それを触って確認する
愛とはなんだとか
わがままな奴だとか
1人勝手に苦しくなるけど
自分だって怠け者だし
「人はみんな我が侭だ」だなんてあの歌手のように考えられない
差別化するものがそこにあるとすれば
特には無い
109 :
愛美:2007/11/07(水) 23:18:01 ID:/gLn0e45
僕の庭には大好きな木がある。
僕の庭は、ほんとは僕の庭じゃないけど、
いつかほんとの僕の庭になったらいいなぁって思ってた。
そんな大好きだった木もだんだん大好きじゃなくなっちゃった。
この庭には足りないものがあったから。
大好きな僕の庭を一緒に見てくれる人がいない。
もうすぐ、この庭ともお別れだから、もう見せてあげれないね。
もうすぐ僕の庭じゃなくなっちゃうから。
この庭だけが、僕が頑張ったご褒美だったんだよ。
110 :
名前はいらない:2007/11/08(木) 00:33:34 ID:vQXHe73C
本音はね
形容しがたい
本意でね
日記見開き
知らんぷり
挙げ句の果てにゃ悪態唾吐き暴力振るい
痛みがなけりゃ生きやすいだろうと
神経切れるまで殴り続け
じゃ殴らなきゃいいんじゃないかって
111 :
名前はいらない:2007/11/08(木) 00:43:04 ID:vQXHe73C
酔ってナイフを振り回し
私の腕が切れたわよ
そのままセックスしようなんて
殺す気か
112 :
名前はいらない:2007/11/12(月) 00:17:09 ID:Mw6jxNEJ
「かわいがり」
まさかりかついだ金太郎 熊に殴られ 相撲をやめる
113 :
名前はいらない:2007/11/16(金) 02:11:09 ID:bxDRhUty
タバコがない。
外はもう明るい。
明日から 明日から
と、先延ばしの毎日。
季節は変わっていくのに、
わたしはいつまでも変われない。
変わらない。
また、今日も朝からタバコを買いに歩くだけ。
それだけ。
114 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2007/11/19(月) 00:53:52 ID:5SxFEbrs
やはり、君の頭の上には宮殿があり
それを僕にかぶせてくれたんだ
よく似合ってるねって言われた
鏡がないから僕はそうかって思って
悪い気はしなかった
2人は歩く
夜の商店街を家方面に歩く
クリスマスのイルミネーションが綺麗だって話したり
共通の友人にプレゼントを贈ろうって話したり
115 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2007/11/19(月) 00:57:38 ID:5SxFEbrs
彼は笑っていた
僕もまた
2人で写ってる写真は携帯の中
再開を約束したが
いつになるかわからない
願わくば
今年中に遊びに行ければいいな
ぼんやり考える
116 :
11/:2007/11/19(月) 01:41:23 ID:TaMDqABq
gannganngann
頭の上の青の空
ましろい雲であすふぁるとが汚れた
このブタヤロウ
118 :
名前はいらない:2007/11/19(月) 03:00:02 ID:QcpwV1LR
輝きは何処へ
ユメは忘れて明日起きる
119 :
名前はいらない:2007/11/19(月) 04:20:47 ID:gjiiza/C
又来たよ来るとうるさい書き込みだけど
来なけりゃ寂しい一人寝の夜
だいじょぶだ〜!猫が居るもん♪
ブラックジョ〜苦♪(笑)
『雲の蜂、正義のために敬礼す』
って句を知人から聞いたのですが…‥意味が分からない…‥解説出来る方いましたら、お願いします。
昼間から散歩して帰って昼寝する
起きたらまた散歩する
帰って本を読む
この一月そうやって過ごした
天才は凡庸に
あまりに簡単に
あんなにゴミみたいだった言葉まともにしか聞こえない
真実は現実にしかなかったなんて、あまりに泣けてくるよね
そんな世界に住んでたのかな
天才と一般人は
美しいコントラスト
君には何があるんだろうね
今の君が差し出せるもの
あるのかな
目が覚めるような綺麗なメロディー
混沌とした場所では酷く疲れてしまうけど
きっと何処かで見つけられる
僕は知っている
そんな事知ってるよと君は笑う
124 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2008/02/22(金) 01:02:45 ID:/GhjT9vI
果て続けながら
僕はドアを開けて
この地球の上を歩く
今日も昨日も明日もきっと
疲れて嫌になって
それでも希望はあって
この地球の上を歩く
29年前の誰かと同じさ
そんな感情に心が揺れ
1億通りの自分の存在
10パターンの行動
目の前には君が待っていた
アコギのソロは
普遍的に
美しい
ホイップクリーム
あまさず 悲しみを 絞り出して
127 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2008/03/06(木) 01:06:58 ID:3xHCtvGH
魚を洗濯機で回し
海苔を口に運ぶ
何色かわからない
光が私の部屋に行ったり来たり
外の風景も
行ったり来たり
何もできない私の頭も動いている
時々、片目のつぶれた牛を思い出しながら
明日は釣りに行こうと考えた
空には黄砂が飛んでいる
128 :
かず:2008/03/06(木) 01:53:24 ID:5Bxx6Am2
129 :
アンチ六白金星:2008/03/06(木) 02:02:08 ID:FOrFdmIA
順番
あの人は、順番が早かっただけ
次はそこの隣の人が行く
いろいろ楽しんだ後だから、それほど連れて行かれるのは怖くないみたい
でも私は怖い
まだ死にたくない
怖い
そういって悩んで苦しんでいたけど
ある人は結局連れて行かれて
帰ってこなくなった
130 :
名前はいらない:2008/03/06(木) 21:30:18 ID:i2yheyG+
DEAR.MY.エリカ
いつから人を蔑むことが許されなくなったのか
いつから人に意見することが許されなくなったのか
数え上げればキリがないのだけれど
この無力感は何ですか
あなたの彼は辛気臭い
あいつは空気の読めないやつだ 男が言う
なんかいつもぼーとしてるよね 女が言う
朝の4時の地下鉄の中
空気なんて読みたくないという人たちの中で
この二人だけはいまだ空気を読めずにいる
「お願いだ空気を読んでくれ」
132 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2008/03/10(月) 01:26:59 ID:koofAc45
君は泣いていた
僕の部屋
小さな体 涙を拭きながら
どうしていいかわからない僕は
ただ見つめていた
泣かせたのは僕で
スマンほんとに適当につくった。
「シンプル」
単純に記号化した
表現が
シンプルでかわいい
なんて
みんな思ってんのか
カラフルなジェリービーンズの雨をジェラートに溶かして
サイダーにシュワリ消えていく音を
手の平に隠して
スイーツなんてただ甘いだけよって顔してる
その過程
過程なんて君にとっては無価値
思ったことの半分しか
君に伝えられず
シンプルが好きなの
意味わかんない
たしかにグチャグチャドロドロしたのはいらないし
言い訳するくらいなら
最初からすんなって思うし
単純に
別れた
くらいで終わる方が
スッキリするよりモヤッとすると思う
あとあと踏ん切りつかなくて
爪の形は丸く細長くなくてはなりません
しかしあまり長すぎるのも下品というものです
ヒールは5cm程度がよろしいでしょう
あまり細すぎるのも美しくありません
れんめんと続くはずの日々のうち
ただ春が来たというだけの
背をしゃんと張って
唇はきゅうとむすんで
伸ばした爪と高いかかとで
からだを精一杯長く大きく見せて
れんめんと続くはずの日々のうち
ただ春が来たというだけで
くるしくなったらさくら色に塗った
爪をなでてごらんなさい
あなたはもう子供じゃあない
あなたはもう子供じゃあない
たすけて!を言いそびれたそのままに
ただ春が来たというだけで!
喉のあたりに詰まった声が
ときどきむずがってうめくのだ
それでも もはや春は来ているのだから!
さくら色に塗りたくられて
からだを精一杯大きく見せて
このまま雪みたく消えるのか
ほんとうに?
135 :
名前はいらない:2008/10/14(火) 09:58:27 ID:xwG4+oHz
冷たい足なら僕が暖めてあげる
セブンスターを飲みながら
君はつまらなそうな顔をしている
ほんとうに?
136 :
名前はいらない:2008/10/14(火) 12:37:22 ID:V1JJ80/4
開いた口が ふさがった
唖然としたのに
目を丸くしたのに
開いた口が ふさがった
政治家の論争を武器を持たない戦争と例えてみても
平和とは程遠い武装論でしかないという空しさ
サラリーマン残業と残りわずかな人生を天秤に掛けたら
どちらも選べずに立ち尽くすしかない
私達の姿は生き急ぐ戦士に見えなくも無いという現実
時間が残されているようで残されていないことに
本当は気付いているが見て見ぬフリをしたい衝動にかられる
ああ鳥になって大空を飛び回ってみたい
秋が深まっていく
ちょっとそこまででもいいから今すぐ
今すぐにでもここから抜け出したい
玄関横の4つの目
いつまで縛られていればいい
踏み越える
だってここはいつまで経っても閉鎖的でしかない
8つの目
忘れさせてくれ
139 :
名前はいらない:2008/11/08(土) 16:20:09 ID:jlBRWTAS
空を見る。
青いTシャツ着たわたし。
私の心は青じゃない。
でも。
やっぱり空を感じたい。
140 :
名前はいらない:2008/11/08(土) 16:36:18 ID:X1ZwdPXi
気がつかなきゃいけないのは
気がついていないこと。
気がついたのは
気がつけないこと。
141 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2008/11/24(月) 03:06:47 ID:udU2QogZ
環七沿いの古ぼけたアパートに蟻が群がり
シャワーと称して子供らが水をかけたら流れていった
「ありー」
俺はそれをベランダから首を落とし見ていた
季節で言えば冬以外
日差しが乾かすものを無くし
風がかすかに目にしみる
俺は子供らの戯れをずっとみていた
肉眼じゃ蟻などみえなくとも
あの時、咄嗟についた嘘が現実のものとなろうとも
右足の痛みがずっと消えなくても
今在るものとみえないものを比べてはため息をつこうとも
俺はずっと見ていた
そう、季節は冬以外
自分でも何故だかわからないけれど
声をあげて笑ったら景色が消えていった
ただ覚えているのは
そう、冬以外の季節
なんとなくあの人の優しさがリフレイン
142 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2008/11/24(月) 03:15:29 ID:udU2QogZ
理不尽な言葉で傷つく
そんなことはよくあること
俺は病院のベッドで横たわる老人を見つめるような視線で
この廊下をみつめていた
長くもあり短くもある
ドアがいくつもあり、その存在を気にしなければ気づきもしない
廊下を見つめ
諦める怒りを口の中に咥えていた
そして夜が来て朝が来る
起きるといつもの朝
グッドモーニングと四角い電気が通った箱に挨拶された
なにも答えず
ただ、パンを食べ靴下を履いた
俺の朝は死ぬまで続き
昨日の感情は忘れるまで続く
涙に濡れる赤い心臓が動いている
止まる事を望みはしないが
歩む廊下も好きになれない
君の問いに
僕は答える
「あまり意味などないよ」
143 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2008/11/24(月) 03:19:33 ID:udU2QogZ
>>134 良い詩ですね。
女性特有の匂いが伝わってくる。
144 :
のぶゆき ◆hZWoan05RU :2008/11/24(月) 03:25:28 ID:udU2QogZ
ペットボトルを噛み砕いてあの子は死んだ
北の街ではねずみが大繁殖だと聞いた
昨日、勝った金はもう無い
林檎ゼリーが好きだったあの子はもう居ない
汚い部屋にずっといると
人間駄目になると大好きだったおばあちゃんが言ってた
朝日が昇れば俺は北を目指して
軍隊の頃の面持ちで目指して
さぁ、寝よう
145 :
名前はいらない:2008/11/24(月) 11:26:46 ID:53d2GywB
べつに黙ってたら、お金は増えていくんだから
お前が居たっていいよ
*
詩は生まれません。
いじわるな天使から君への伝言です。
旅する車輪 旅する車輪 あてもなくさまよい続ける哀れな車輪 地上には 何の目印も無い 何の希望も無い
塔を建てよう 旅する車輪達の目印になるように 塔を建てよう 旅する私達の希望になるように
地上のあらゆるものより素晴らしく 荘厳で頑丈
地上のあらゆるところから見えるように 高く高く
どこの樹よりも高く どこの山よりも高く どこの雲よりも高く ・・・星のように高く
ああ ゴールを見つけた 私達はもう迷わない あれを目指せばいいんだ
あそこにたどりつきさえすれば 私達の旅は終わり もうどこへも行かなくていい
あの塔ほど素晴らしい場所は他に無いから あれ以上の場所は無いから
あそこにたどりつきさえすれば 私達は回転させなくていい 動かさなくていい
体を 頭を 心を 意志を 自分を
あそこにたどり着きさえすれば 私達は旅を終えて 哀れな車輪でいることをやめられるんだ
ハッピーエンドが欲しくて 数え切れない車輪達が 塔のもとへ集まった
何百年 ずっと塔はびくともしなかった 荘厳で頑丈
何百年 ずっと車輪はびくともしなかった もう回り方忘れた
何百年に一度の巨大な嵐が 塔の建つ場所に発生した 暴風雨が塔の上から下まで吹きつけて 塔が揺れた!
何百年に一度の巨大な雷が 塔の建つ場所に発生した 稲妻が塔の上から下まで貫いて 塔が倒れた!!
倒れた塔 倒れた塔 横倒しになってしまえば塔とは呼べない 地上には 何の目印も無い
動けぬ車輪 動けぬ車輪 回り方を忘れた哀れな車輪 地上には 何の希望も無い 車輪には 何の希望も無い
全て無駄 全て無駄 どんなにさまよっても希望がないから ハッピーエンドが欲しかった
さめざめ泣く数え切れない車輪の元へ 魔術師がやって来た
魔術師は言った
過去を無駄にすることはない 過去が無駄じゃ無いなら 今は無駄じゃない 今が無駄じゃないなら 未来は無駄じゃない
魔術師は魔法をかけた
倒れた塔は 数え切れない車輪をくっつけ 列車になった
列車はヘルメスの速さで 雷の鳴る混乱と葛藤の暴風域を抜け 悲しみの降雨域を抜け 無気力の曇天を抜け 満天の星空が広がる平原へ
車輪は回り方を思い出し 車体が分解してもなお回る
地上には何の目印も無い 空の数え切れない星が 地上の数え切れない車輪達の目印 車輪達の希望 車輪達が希望
魔術師は言った
私がしてやれるのはここまでだ あとはあなた達と、あなた達の星が知っている
定められたレールも 星を遮る塔も無い
旅する車輪 旅する車輪 地上には 何の目印も無い 何の希望も無い
旅する車輪 旅する車輪 空には目印がある 胸は希望を知っている
149 :
名前はいらない:2008/12/28(日) 12:21:18 ID:WT0g+O4e
タオルケットが太陽に照らされ
揺れていた
濡れたまんまで揺れていた
1日経てばカラッカラに乾くよ
電話越しの声が言う
体のだるさを抜くことができないまま
僕は眩しくて空すらみれなかった
もう一度、コタツの毛布を引き寄せて
君の事を歌ってみる
小さい声で歌ってみる
僕の矛盾は胸の中
君の名前を呟いてみる
心の中で呟いてみる
君への愛を推し量る
手を伸ばすとバラバラに転がる
ガラクタをそのままに
僕は生きている
君も
見たことの無い貴方も生きている
こんな気持の悪い詩を書きながら
君を想っている
今日もどこかでガッチャマン
150 :
のぶゆき ◆m2Mg6T2EuM :2008/12/29(月) 12:43:08 ID:rmmNnFNH
排気ガスが満ちている
あの子は目を擦って
男は一寸、モノモライにならないか心配
2人は国道沿いを歩いてた
あてなどないけれど、歩いてた
鳴っている道路の上を
151 :
名前はいらない:2008/12/29(月) 13:53:12 ID:I5f+R5NO
歳月人を待たず
待ってもらおうなんて考えてないさ
ただ、なぜ人間は過去という大荷物を
背負わなければならないのか
そんなコトを決めた神様ってやつに悪態をつきたかったのさ
そう、待ってもらおうなんて考えてないさ
人間は
どうしてこんなに悲しいのだろう
どうしてこんなにも愚かなのだろう
贖い藻がくことしか出来ない
私達は非力だ
152 :
名前はいらない:2008/12/29(月) 20:04:50 ID:7SHNQr/D
信じあおうという約束
何時間で崩壊する
おかしい
おかしい
前の日にそうしたらよかった
っていったのに
信じるってもっと
お互いもっと長い単位で
信じあって来た事を
おもいだして
153 :
名前はいらない:2008/12/30(火) 12:20:20 ID:B2ZmIADu
ここは大丈夫
ここも大丈夫
ここは、、
あっ うまくいった
こんどは
ここに刺してみよう
ぼーーーーん
またやりなおし
154 :
名前はいらない:2008/12/30(火) 17:11:05 ID:2iBb45G/
むりしてみたけど
ほんとうは
こちらもあなたと
おなじぐらい
もともとげんき
がなかったよ
わるかったね
またきてみるけど
おそいかな
155 :
名前はいらない:2008/12/30(火) 19:57:53 ID:b7Q/D0mm
あきらめようとすると
亡霊のように浮かんでくる
あの面影
これが消えるまで
きっと何も終わらない
[とてもさびしいので]
とてもさびしいので
涙という文字を百回書きました
とてもさびしいので
流れる雲の数を数えて眠りました
とてもさびしいので
小鳥になって夢の中で飛んでいました
とてもさびしいので
めざめるとつめたいあおぞらがひかっていました
ぼくは
時間よりも深く青い空の色の
ひとみを持ち
ひとりの深みにはまっている
誰もいない
朝
梢の花もあざやかな青です
花びらの感触。
水の音の夕陽。
接吻ようにかえってゆく香り。
やわらかな
あなた。
誕生
野原のまんなかで
天体の運行を司る君は
酔っ払いのミューズ
君が奏でる音楽にあわせ
純粋物質の植物から星々が生まれる
ああかつて遠く旅した星々の記憶が
鮮やかに甦る
160 :
のぶゆき ◆m2Mg6T2EuM :2009/01/06(火) 00:04:59 ID:DBnXfxfS
どんかっか
どんかどんか
どんかっかどんか
どんかどんかどん
どんどんどかどん
どんどかどん
どんどんどっかっか
どんどんかこう
162 :
名前はいらない:2009/01/30(金) 04:56:00 ID:vqwWbjXf
163 :
名前はいらない:2009/01/30(金) 08:02:12 ID:DuVXF4Cx
必要以上にどれだけ得をするつもりなんだ
まさか人の弱みに付け込んでいないとは思うが
164 :
名前はいらない:2009/02/01(日) 23:38:09 ID:hCw+z61Y
僕が死ぬ時の状況
考えたくない。
そんなこと考えるの辞めちまいなよ。
友達が言っていた
あの時、死んでもそれはそれで・・・。
俺は信じているんだけどな。
素晴らしい世界を。
悲しいのなら泣けばいい
楽しいなら笑えばいい
腹がたつなら怒ればいい
僕はそれができなくて
自分で自分を隠して
それがかっこいいと思い初めて
知らず知らずに自分を忘れて
気づいたら自分なんていなくて
でも別に困らなくて
結局自分なんて最初からいなくて
人間に成り下がった
166 :
のぶゆき ◆kIt9olCStE :2009/02/11(水) 09:03:49 ID:Drm5EBO6
暗闇の中を歩く
今まで培った知恵と勇気で僕は歩く
一切、先が見えなくても歩く
貴方はそばにいる
手は繋がないかも知れない
言葉も交わさないかも知れない
それでも歩いて目指すのは
同じ目標の違う場所
寝ても起きても
同じ目標の違う場所
167 :
piko:2009/02/11(水) 16:42:41 ID:x/0OvydA
繰り返す過ちを
どれだけ身体に刻んだら
気が済むんだろう
自分の感情がコントロールできない
苦しみを与えてしまった
幾千夜 後悔の嵐
思いを馳せても
もう手にすることはできない
泣くことは卑怯だ
自分への懺悔だ
壊した世界は
過去にも飛べない
168 :
名前はいらない:2009/02/17(火) 16:20:25 ID:t96Yb1Lc
私は悪い奴です
でも許してほしいです
全て私が悪いんです
でも止めてくれない
あなたも悪いです
全てが憎いです
許さない社会が憎いです
先の見えない
未来が憎いです
苦しいです
ええ
私が悪いんです
吐きそうです
脱出口が見えないです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
問題が解決できなくて
全てが憎いです
169 :
1 no:2009/02/20(金) 22:55:25 ID:fLf9us7z
こちらの 砂の大地に チューリップが
ひっそりと 咲きました
カラスはチューリップ目掛けて飛び掛り
花びらをすべて散らしてしまいました
あちらの 砂の大地に サルビアが
たくさんたくさん 咲きました
鳩はそのサルビアの美しさに見とれて
しまいました
もっとたくさんたくさん咲くように
周りの石ころをどけてあげようと
思いました
どれぐらいの石ころを運んだだろうか
日は傾き空は薄っすら紫色に変化して
来た頃 三羽のカラスが鳩に向かって
襲い掛かり 遠くへとおくへ
持ち去ってしまいました
乾いた風がサルビアの花をそっと揺らしました
我々と、われわれと、我々じゃない奴と
どこそこ狂ってるあいつらと
どこそこだという我々と
われらの世代と次代を背負う有望さといわれた過去と
ここと
あそことそれからあいつらの階段と
そこへ行く過程と
それらのものを見せられた時の衝撃に
ああ、お慕い申しておりました・・・
尼寺へ行け!
どこそこ違う、理解すぎる体験の集積の果てに
だから違うんだと、そう叫ぶ者らもいるにはいる。
若い枝には瑞々しい葉が生えて
青い空気を噛み締めて
高く高く伸びてゆく
遠く遠く何処までも
172 :
のぶゆき:2009/12/25(金) 19:46:10 ID:l5Jggf1z
歌の中探して
ルンルンすること
背中のライン
選んでて
反応すること
元気ですか?
気持ち切り替えて
求め過ぎてしまう
頂戴頂戴
わかった教えて
ルートを右へ
痛い辛いきっと辛い
死んだら悲しい
悲しい気持ち
悔しい思い
悩みました
173 :
のぶゆき:2010/04/28(水) 20:42:33 ID:MqO4Ii85
空飛ぶジェットが噴射する
心に勇気を詰め込んでフライアウエイ
積乱雲だって
ドードー鳥にだって負けないぜ
君の背中のラインなぞりたい
青い空と太陽の子供
重ねるビートが響けば
ほら大地を揺らす
チグハグな呼吸で笑え
それこそが本当のハッピー
君の尻を舐め尽くしたい
諦める事に飽きてたら
あの空この空飛んでみよう
自分を信じてフライアウエイ
キスインザスカイ
あの日解けた靴ひもをいつまでも気にしちゃ駄目だ
お手頃な下り坂をみつけた
春にはじまるわけもなく春におわるだけだった
秋がきっかけで冬にはいる 夏は敵
いつのまにか四面楚歌
コーヒーはとっくに冷めてしまった
君はまだ言いたいことがあるはずだ
肝心なことが言えてないはずだ
そうであってくれないと
この時間が終わってしまうから
ずっと言わないでくれればいい