氷化する地平線

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29 ◆KeroF.Iy86
自分はまず投稿者に合わせる、という視点から考えてみたいと思います。
考える上で、様々な投稿者の傾向を、レベル別に3タイプに分けてみます。
個人を型に嵌めるようなやり方は詩の特性上歓迎される物ではありませんが、ちょっと学者ぶって見ます。
技法や実力、表現といった言葉の定義はちょっと苦手。その辺はルーズに見てもらえると助かります。

★1(初心者タイプ)
実力不足により作品として普遍性、妥当性のある詩を作れない。
セン五スレでの評価は大抵Dで、一芸入試的にC〜Bを貰える事もある。
自分が何を書こうとしたかに拘ったり、
主題をきちんと消化することより、技巧的な表現を多用して詩に厚みを持たせようとする人が多いのもこのタイプ。

★2(中級者タイプ)
主題をある程度まとまった形でまとめることが出来る。
セン五スレでC〜B評価を安定して出すことが出来るが、
その内容が絶賛されるかと言えばそうでもない。
また少し複雑で技巧的な物を書いたり、個性を出そうと冒険した場合は、
主題を書ききる事ができないので、評価が落ちることが多い。
ポエム大会・梁山泊で点を取ることはほとんど出来ない。

★3(上級者タイプ)
主題を高水準にまとめるだけの技巧力と、
他人に受け入れられるだけの個性を確立、表現できる人。
セン五スレには余り顔を出さない。
と言うより、セン五スレの現状の評価水準では雲の上の人扱いでちゃんと取り扱ってもらえない。
安定した作品を書こうとするよりは、
瞬間最大風速的で良い作品を目指すタイプ。
ポエ大、梁山泊常連のコテは大抵このレベル。

★2と★3の間には大きな壁がありますが、
★1タイプの人と★2タイプの人の間にある実力の違いはそう大差はないと思います。
ここではセン五で受ける評価の違いと個人的な判断により初心者中級者の優劣をつけましたが、
良い詩を書くか、というよりは詩に対する考え方の違いが★1と★2を分ける原因なのかもしれません。