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名前はいらない:
あたまのわるいひとは、同じように頭できのよくない気持ちの悪い
言葉しか吐けないような歪んだ人間との社交を好まないのでしょうか。
それ自体を目印に興味をもつことはないのでしょうか。
でもわたしはそうではないのでこの考えは否定されました。
それともわたし特殊馬鹿?
優れた人にばかり惹かれるこの知性という構造に組み込まれ
その流れに逆らう気持ちないでしょうか
怨恨根性の裏返しの向上心はないでしょうか。
向上心のないやつは馬鹿だ と誰かいってましたが、馬鹿で結構です。
それらが相反するというならわたしは向下心を選びます。
くだりながら生ぬるいダムに溜まる汚水の数ミリリットルになるのです。
空の上の澄んだ空気に飄々と浮かぶ雲のようにはなれないし、
無関心なゴキブリの喉を潤す台所周りの水滴にもなりたくない
馬鹿な人、わたしに話しかけなくてもいいから、 思いつきで脈絡も形式も
こだわらなくてもいいから、なにか残していってください。
そちらの意図が見えないのにこちらから話かけるような暴力は振るいません。
このスレはいま今年の夏のダムのように枯れています。
このスレは無秩序を尊びなにを否定すること自体も否定しないし
秩序も受け入れます。水の集まるところに一度名前がつけられればそこは
どれだけけがれても形式という魂を失うことはないのです。海は穢れても海で
ダムは枯れてもダムです。わたしはいったい誰ですか。
なにも言いたいことはないのに、言葉の断片だけは浮かび上がります。
どれだけこの部屋が散らかっていてもわたしが選び持ち帰らなかったなにものもここに
はありません。そんな脳味噌です。それだけにいらだつし途方もない。
生理整頓の秘訣は棄てることだそうで、すべては器であり器には許容量というものがあるそうです
わたしの許容量が知能という基準においてとても狭いのなら
雑然としたまま穢れたまま、溜め込んでしまいましょう。
わたしは
捨て猫を養うあてもなく、際限もなく、拾い集める、ゴミ屋敷の主人です。