君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.34]

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916新月てるあき ◆aglqL.ViKQ :2005/11/27(日) 08:29:24 ID:YRSWtdzU
「冬の朝X」

冬の朝には靴が欠かせない
コートを着込んで
僕を止めることをできずに

晴れた日の早朝は寒い
だからこそ鋭くて
足音もはじける

分厚く張った水溜りを
一思いに
何も怖くなかった
靴が汚れることも

917新月てるあき ◆aglqL.ViKQ :2005/11/27(日) 08:29:51 ID:YRSWtdzU
「バリっ」

冬は音の季節だ

白と茶の混じった畑の
もりあがった大地を
ゆっくりと

「ザクっ」

できた足跡をじっと眺める
親のどなる声も
聞こえないふり

何も怖くなかった
あのころは
今が楽しくて
今に精一杯だった
918ズYが2:2005/11/27(日) 09:39:06 ID:LYPkENDJ
時計は走ったりしない
時計に休息などはない
時計を逆回転させたりは出来ない
時計が僕らに嘘を吐くことはない

僕らに嫉妬した神様が
少しだけ感覚を狂わす
ただ、それだけ

あどけなく笑う
黒髪の少女の傍らに
薄く微笑んだ
長髪の女性が佇んでた

文字盤が見せた
今はもういない人
919名前はいらない:2005/11/27(日) 09:51:49 ID:EOo77/59
わたしのなかで日々変わっていくあなたへの愛の形は、時々わたし自身までも脅かすのです。
抱きしめたい切ない日。ただ傍にいたい幸福な日。会いたくもないそんな日。どうでもいいとさばれな日。
全部をまとめたら一体どれになるのか、時々判らなくなってわたしは混乱してしまいます。
全ての幸せなフィーリングが間違いだったならこの想いは全て消えてしまうのです。
泡になって、溶けだして、わたしはそれでもいいと、あなたを愛したけど、それはあなたにとってあまりに残酷で苦痛だったのでしょう。
わたしの心など失うことはあなたにとって大したことではございませんのよと、軽々しくいうわたしを誰が信じて愛してくれるでしょうか。
勿論わたしのいっとう大切に想うあなたはわたしを見てくれはしない。
わたしはいつまでもあなたを愛し続けるわと当然のように強く、真実としてあなたに囁けたなら、あなたはわたしを見てくれたでしょうか。
世の無常とかいうものは、殊更このようなときに憎きものであります。
920プーさん:2005/11/27(日) 09:55:41 ID:f0XHrdm3
同じ気持ちでいることは
ほんとはすごくむずかしいよ
僕が振り返って君をみても
君は背中をむけたまま
いつからだろうかこんなに
君の本当が見えない
あの時僕をまっすぐに
みてくれた君はもういない
                               
921名前はいらない:2005/11/27(日) 09:59:19 ID:Gsmwwplw
あなたが私をこんな風にしたの
時はもう戻らない
922名前はいらない:2005/11/27(日) 10:17:08 ID:mFMCZQ35
前髪少し切ってみた
あたし少し変わったよ
明日も少し…変わるといいな
923 ◆E.F8.wawa. :2005/11/27(日) 10:59:03 ID:8CkhSBk0
>>914 C−
箱入り娘の話かな?どこか寂しい感じを受けました。
菌対抗体という言葉の響きがいまいちなので、そこはもう一ひねり欲しかった。
動きがなくただのワンシーンで終わってしまっているので、私を部屋に閉じこめている人への抵抗を描くのもいいかも。

>>915 評価できません。
あなたは詩より小説を書いたほうがいいと思います。
ただ主人公の心情を説明しているだけ。そこをあえて隠して読者に想像させるのが詩だと思います。

>>919 D
うーん、あなたのは詩というよりも、日記。
だらだらと長いため、最後の一行にパンチ力がない。もっと短くまとめられるはず。

>>920 C−
詩から伝わってくるせつなさは好きです。
でも使っている言葉に工夫がなく、つまらないラップを聞いてるような感じを受けました。
僕も君も顔が見えないからかな?
924 ◆E.F8.wawa. :2005/11/27(日) 11:02:19 ID:8CkhSBk0
>>921 E
短すぎて何も…
ウサギかわいいねっていわれても、本当だねって思うだけです。

>>922 D
君の変わる前と変わった後が見てみたいよ。何が変わったのかな。
925 ◆E.F8.wawa. :2005/11/27(日) 11:09:40 ID:8CkhSBk0
926蜜柑:2005/11/27(日) 11:33:38 ID:fTZWMyDd
評価ありがとうございましたm(__)m
たしかに詩というより、小説っぽいですよねゝ小説は書いてるのですが詩は書いたことなかったので思い付きで書き込んでしまいました。
辛かったですけど、感想をありがとうございました。
927アツ.Y ◆AtsutSctB. :2005/11/27(日) 11:51:26 ID:3g2fLQPT
はいどうも。評価させていただきますよー。

>>864「パラフィン」 C
ことばの選び方がおもしろい。普段からいろいろ気にしてものを見てるんだろうなー。
ただ、なんか浮いて見えることばが混ざってるようにも見えます。
たとえば僕なら、1連「鎮痛剤」って響きは塾の生徒とは結びつきません。
それからタイトルも、このタイトルよりもっと象徴的なものがえらべる気がします。

>>871「ガラテア」 C−
2連まではおもしろいです。
1連「腐汁を舐めてそっと舐めて/きっと笑えるから」のキモさは秀逸。
ただ、最後にけっきょく「君」が人形であることがバレたとすると、
人形の出す毒ってなによ?というのがちょっとつかみづらい。
あと「腐」と「毒」という字が多すぎるので、これは要推敲です。

>>891「ランディング」 D
ナースの尻強力すぎ(笑)
ただ、そこの前で連を変えた方がよかったんじゃないかなぁ。
あと、せっかく「いきたい」と強調したのなら、
最終行「誰か」なんて曖昧なことばは避けた方がいいと思います。

>>896-897「石頭と勝手な無知」 B
「鞭」→「無知」→「和」という、音や文字の変化していくことば遊びと、
詩の着地のさせ方がベタながら、しっかりツボを抑えています。
若干説明くさい印象はありますが、ここまで描けてれば、ひとつのスタイルなのかな。
内容について言えば、この主人公は「曖昧」と「自己主張」の葛藤の中から
「無知」という第3の答えを出したわけですけど、
自分の意見を変えてるという意味では、他者の批判に屈してしまっています。
道徳論ならともかく、個々人の行き方のレベルの話なら
他人の言うことを聞く必要なんて全然ないと思うので、
「勝手」というよりむしろ「弱い」なという印象をもちました。
928アツ.Y ◆AtsutSctB. :2005/11/27(日) 11:55:30 ID:3g2fLQPT
未評価一覧 6

>>898 >>901 >>912 >>913 >>916-917
>>918
929名前はいらない:2005/11/27(日) 12:39:16 ID:hRvVKSXT
[悲しみ]

狂いを帯びた緑色が
真っ赤な憎悪に彩られ
先の尖った矛先が
彩る前に穴を掘れ

莟から現れた人形
彼等は自殺集合体
ぱらぱらと身を躍らせる
ぼとぼとと穴を掘る
それ以上の作業は望めまい

やがてやがて
本当に眠ってしまうだろう
その夜明け前
臭くてたまらない袋小路に
やってきたのは天使

笑い声が聞こえる
唇の赤と蒼の色彩が反転する
眠たくてしかたないのに

自殺願望が首をもたげる
930し ◆FCXRNaWgHs :2005/11/27(日) 14:07:18 ID:XU9xqZ7n
>>911
評価ありがとう
931「サイン」:2005/11/27(日) 14:29:24 ID:BuhivpqY
単純すぎるばかりに
あなたを愛してる
胸を張って誇り高く叫んだ

愛されたくて必死で
知らない間に
ぎこちなくしか笑えない
そんな自分を拾ってた
明白なはずの
二人への合図
あたしへのサイン

気付いたのは
遠く過ぎ去った
そう、今更

何を求めていいの?
平然なままに在る
独りを
どう否定しろって言うの?
あなたは教えてはくれないから
あたしは探してみるけど
いつだって解らないまま
今更の合図を大切にしてみる

何か変わるかな
ねぇ
いつかもう一度
鳴らせると信じたい

二人の合図
932847 ◆zABAZSBt06 :2005/11/27(日) 15:22:15 ID:nhS3DYe9
>>911
評価サンクスです
933名前はいらない:2005/11/27(日) 16:00:44 ID:OSztecxp
「ニート」

泣きすぎて涙も出ないとか そんな事はなく
笑いすぎて 笑顔ができないとかもなく

ただ ただ 息をするのにも疲れたのに 脳は止めてくれなくて
自分で止めるのも なんか嫌で

手をのばしてみても 壁にぶつかって
目が悪いから 周りもそんなに見えないよ

今までは普通に歩いてこれたのに
小さな石につまずいて 歩けなくなった

今までは普通になんでも見えたのに
徐々に見えなくなった

もう何も見たくない
正論なんて持ち出すな

甘えてるのはわかってる

とりあえず 何も言わないで
小さな言葉が重荷になるんだよ

お願いだから 今は何も言わないで

そうじゃないと 僕は

934922:2005/11/27(日) 16:13:36 ID:mFMCZQ35
評価ありがとうございました。
935名前はいらない:2005/11/27(日) 17:24:04 ID:DhnH8AWx
妹の
残飯を見て
世を憂いる
とくに何をする
訳でもないけど
936夢想猫 ◆1rv645IoHc :2005/11/27(日) 17:30:12 ID:nAF0Lwng
「歩いて行くよ」

意味もなく点けているテレビから声が聞こえてる
明日の天気は曇りらしい
じゃあ傘持って行ったほうがいいのかな
そんなこと考えてる
今日は日曜日

まだ眠るには早いだろう?
これから何かしようかな
無意識に握り締めていた携帯電話
なんとなく開いて
また閉じる
何がしたかったんだっけ?

どうしようもなく心に虚しさを感じて
人恋しさに息が詰まりそうで
居ても立ってもいられなかった僕は
ドアを開けて部屋から飛び出した

「今会いに行くよ」
一言電話でそう伝えた

途中コンビニで寄り道してくけど
君に会いに行くよ
「待ってるよ」って君が返してくれたから
片手につまらないモノぶら下げて僕は

歩いて行くよ
937名前はいらない:2005/11/27(日) 17:32:18 ID:UIsREOX/
クリスマスのシーズン(去年と今年)

(去年)
県長さん
また新しい玩具を与えてくれたけど
2、3度遊んだらみんな飽きてしまったんだね
まだ遊んでいるのは
瀬谷君ちの子供くらいのものです。
ありがとう。
北海道でみたあの赤煉瓦敷き詰めた絨毯を
こんな町にも。
だけど彼女の言うことには
何でお気に入りの厚底で
(僕はコマの端っこ、
小さな吹き出し口「危ないよ!」)
踊るよう
跳ねるよう
行くのに全然
サムシンエルスの
枯葉の旋律を鳴らせないの。
何処までも貪欲な彼女、つまり僕ら
何処までも潔癖な僕ら
県長さん
こんな子供騙しでは
だませっこなんかありません。
938名前はいらない:2005/11/27(日) 17:35:17 ID:UIsREOX/

(今年)
街が厚着しているなら
まだまだ冷たくなるでしょう
クリスマスのシーズンが
やっとミーの出番ネとひょうひょう軽い身のこなしで来ると
腹の上辺、きりきりしてくるでしょう
(まったくどうだいあのクリームをびちゃびちゃ塗りたくったような
 他人の幸せ!不愉快な白髭は!)
こころにざわざわ大仰な風が吹くでしょう。

どうです 
クリスマスは、
今年も満席です。
どうです 
クリスマスは、
今年も予約しないととれません。
部屋で過ごそう
下らない話でもして。
等身大の喜びが欲しくて
等身大のハリウッドスターのポスター(結局不気味ですぐ引き剥がした)
を張ってあるあの部屋へ。
クッキー
ミルクには、飽きていないけど
ここにはないねぇ
駄目県長のせい。
939夢想猫 ◆1rv645IoHc :2005/11/27(日) 17:36:16 ID:nAF0Lwng
最後の方ぐだくだになっちゃった。。。

ふと思いついて書いた詩なんで内容はかなり ベタ です。
この詩を出発点に自分の感性を少しづつ身につけていきたいと思います。

940ボトルネック( ・ω・) ◆P350za861k :2005/11/27(日) 18:25:38 ID:zCqdexND
未評価が減ったとたん怒濤のように投下されてるな。
慢性的に未評価がたまってるはずだよなこりゃ。
941名前はいらない:2005/11/27(日) 20:44:37 ID:GzbRFqok
色を失った空が 泣き出すまでに時間はかからない 2人の隠れ家 探さなきゃ

君がそうやって 僕がどこにいるのかわからない顔をするから 手を握って僕はここだよと教えるんだ

目が離せない そうすると消えそうで 心配性の僕を君は少しおもしろそうに見てる そして初めて犬を触る手つきで僕の頬に触れた

小鳥がうっかり夜中にさえずる 月の光に響く声 その不調和に君は怯えた

君がそうやって自分がどこにいるのかわからない顔をするから 抱きしめて君はここだよと教えるんだ

僕らを動かす雨 君を怯えさす小鳥 全部全部僕は憎んだ

触れる度に 触れられる度に 溶けていくような
今僕らは一つの生き物のように 静かに息をする
942新月てるあき ◆aglqL.ViKQ :2005/11/27(日) 20:49:32 ID:I215xPfX
これは僕が歌った

これテンポはやくされると無理です
943新月てるあき ◆aglqL.ViKQ :2005/11/27(日) 20:50:10 ID:I215xPfX
>>942
誤爆です
すいません
944Y.TAKEO ◆GL19takeoY :2005/11/27(日) 21:19:49 ID:0t72PJIR
942 評価E−
内容を伝える為の文章としてはシンプルな作りで
とても男性的に分かりやすいのですが『これテンポ早くされる』『これテンポは約される』
と読み違いしやすいです。
945名前はいらない:2005/11/27(日) 21:28:54 ID:QctpYd1n
「イストリゲーム」

生まれた時に ゲームは始まった
体の鼓動と共に踊って 限られた席を奪い合った
席に座れなかった人から 順々に鼓動が消えていった
席の数が減ってきた でも僕はまだ踊りたかった
必死になって席を奪う 少しでも長く踊る為に

そして 君と出会った

君は優しくて 僕の全てを包んでくれた
君は弱いから 自力で席を奪う事が出来ない
君と一緒に踊りたくて 僕は更に多くの席を奪う事になった
君といつまでも一緒に居られるならば 僕には何だって出来る

そうして席が減ってきて 気が付いたら一つになっていた

最後の席を巡って 君と踊り合う
この席を逃したら もう踊る事は出来ない
でも 僕には君を・・・

君は優しく微笑んで 席を譲ろうとした
僕は黙って 君を席に座らせた

僕は踊るのが好きだった
でも 君の踊りを見るのは もっと好きだったんだ
946 ◆E.F8.wawa. :2005/11/27(日) 21:35:41 ID:8CkhSBk0
>>927
どうもありがとう。
まさかBもらえるとは思わなかったよ。
947スプリング ◆0zNSR4UTE. :2005/11/27(日) 21:59:27 ID:x5ugf7rP
「土に還る」

歩いて
気付いて
考えて

働いて
金を貰って

結婚して
抱いて
子どもが生まれて

働いて
働いて
働いて
育てて

全て 土に還る
皆  土に還る
948Y.TAKEO ◆GL19takeoY :2005/11/27(日) 22:11:28 ID:0t72PJIR
>898 「饒舌な舌」 評価C+

 不思議な世界の展開が面白い。案内役として兎を使うところは
丁寧で親切です。 血と涙が滲むような努力の歴史という括りが
お皿に乗っている兎の舌のソテーと重なるので楽しめる。
万人に楽しめる内容では無いが、俺個人としてはどす黒い空気を軽快に
こなしてるので楽しんで読ませてもらいました。

>899 「意味」評価D−

 『日がくれる』と『途方にくれる』の重ね方はベタかもしれない。
ベタと書くと印象が悪いですがそれだけ共感しやすいテーマなので題材選び
は良いと思います。3点リーダーのあとに改行を入れると丁寧。
視点を作者だけの視点で読むと
『それだけでも価値があることを知らずに』
という所が変に感じる。作品内で『私』と書いているので 視点を『私』で読むので
『知らないって事知ってるじゃん』と俺には違和感を感じました。

>901 「巻き戻す午後」 評価D

 時間軸の逆行で 1行目〜4行目の部分が分かりやすい。表情の変化の出し方を楽しんで
書くと読んでいるでいる方も楽しめます。 嘘は消えないの 陳腐に思えたり余韻が伸ばせたりと繰り返しの終り方は好みが分かれそうです。
まぁ俺の好みの問題です。
949名前はいらない:2005/11/27(日) 22:12:57 ID:tlqckgaN
スプリングさん本物???
950Y.TAKEO ◆GL19takeoY :2005/11/27(日) 22:57:43 ID:0t72PJIR
>913 (子供おおかみの森) 評価E+

子供おおかみ一人
という擬人はイメージを揺さぶる。
奇妙な世界、何か例えなどがあるのなら俺には読み取り無かった。
ひっくり返る事で出したかったものや白黒マントで出したかったもの
誰がどのような視点で読んで欲しいのかが難しい。
舞台なら舞台。オオカミならオオカミ。マントはマント。
それぞれ、キーワードはあるのでそれを結ぶ書き方をして
読み手を奇妙な世界へ繋いであげるガイドがあると良いと思います。

>914 「赤い日記」評価D+

 『この子』の登場が突然なので『他人の日記』が売られていたという話に感じられる。
題材がホラーにもなるしメルヘンにもなる。日記という広がりのある題材ですね。
 日記の擬人化がすんなり分かる人は詩人でしょうね。一人交換日記という感じがします。
男の俺にはすぐには共感し難い。テーマとしめ方が無難なところに着陸したなと思います。

>916>917 「冬の朝X」 C

 最初、読んだ時に「冬の朝X」と「バリっ」 2作品だと思った。『』「」カッコの種類を
使いこなすのも技の一つだと思います。
 1行目の『冬の朝には靴が欠かせない』という部分から笑える。『いや、冬じゃなくても
朝じゃなくても靴は欠かせないだろ 』とツッコミを入れたくなる。
作品の冒頭は何かアクションがあると楽しめる。バリっ ザクっの擬音表現は『っ』がいい。
ちっちゃな仮名の『っ』がポイントです。『ザクッ』だと硬い微妙なところが良いです。
真っ白な雪を徐々に足跡で汚していく感じが時の経過とだぶる。
951Y.TAKEO ◆GL19takeoY :2005/11/27(日) 23:25:28 ID:0t72PJIR
>918  評価E+

 まずはタイトルが必要です。
読み手への印象なり投げかけなので大事です。
時計を書くのと少女の乗せ方がちょっと難しい
最初の4行で時計を書いてるのですが3行目の部分が
最後の『今はもういない人』にかかってくるので
3行目の部分を1行目もしくは4行目にもってくるほうがシックリくる。
最近は時計イメージがバラバラになるので、読み手のイメージを絞るために『逆回転』という
言葉がある3行目を1行目 もしくは『針』という言葉を作って持ってくるなど
ある程度イメージを限定させた方が良いと思う。

929 [悲しみ] 評価C−

 自分の墓穴を掘っている集団。これまた奇妙な世界で俺には入りやすい。
残念ながら普通の方は分かり難い不親切な作品にうつるかもしれません。
姿・形の表現が少ないので難しいかもしれません。
 降りの部分、色彩の反転、締め方 
シンプルで楽しめる。
952Y.TAKEO ◆GL19takeoY :2005/11/27(日) 23:35:21 ID:0t72PJIR
未評価 8作品
漏れ 再評価あったらいってくださいな

>931 サイン
>933 ニート
>935 無題
>936 歩いて行くよ
>937>938 クリスマスのシーズン(去年と今年)
>941 無題
>945 イストリゲーム
>947 土に還る
953名前はいらない:2005/11/27(日) 23:39:54 ID:fBHG6/No
「扇風機」

いいえの合図で風が吹く
喧嘩せずに済んだね 

去年は君と仲良く肩並べて 
変な声で遊んでた

7日の歌はうるさいけど 
扇風機が笑える音に変える


今年の夏は影二つだけ 目の前の扇風機と僕
いいえの動きもいらない 風も独り占めできる
でも全然嬉しくない
954名前はいらない:2005/11/27(日) 23:43:45 ID:ERDWQk7/
お疲れ様です。
>912 カエルと魚
>953 扇風機
未評価です。

次スレできました。
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.35]
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1133101249/
ヒヨコの僕と
カエルのおじさんは、雨ガッパ。

さようなら、二十世紀。
―あの頃の君は、ただ黙って、笑うだけ…。

そんなにヤギ座の恋人が欲しいの?

ナイフで削った
シャープペンシルは、ロイヤル珈琲…。

もろすぎた、ぎん、の、ツバサ。
956名前はいらない:2005/11/28(月) 00:06:28 ID:0iN5m4Af
『深』

つぷり、


もし闇に手を浸ければ

こんな音がするのだろう


ど、さり 

山積みになった
本が崩れた音


今宵の闇は

いつもより青味が強く
斑の無い浅瀬の海の
様にもみえる。





つ ぷん


もし、闇に足を浸せば

こんな音がするのだろう
957名前はいらない:2005/11/28(月) 00:45:17 ID:DdnW6hz0
おねがいします
----------------------------------------------
[しりとり]

緑がきつい夏に 「あの・・・」からはじまったゲーム
それがとても楽しくて、季節も立ち止まり笑っていた。

僕たちは忘れてしまっていたけれど
時だけは、無関心な顔でその仕事をしていた。

言葉も尽きかけ、口数も少なくなり
触れていた心の形を見失ったゲーム

だけど、相手は信じていると
相手を信じていないくせに・・・・・・そう信じ続けていた。

季節は去り、時だけがいた。
僕たちは、慰めあうための笑顔に疲れ
仮面が持つ大人の微笑を覚えた。

それが滑稽で、笑いがとまらなくって
疲れ果てて皮膚になったとき

「信じている」という言葉さえも、くべてしまった。

そしてその瞬間、光の残像で、互いの姿は消えた。
それでも、声だけを頼りに・・・・

ふたたび灯るかもしれないという、甘い期待と絶望に囚われ
傾きすぎたやじろべえが、台から落ちる期待と絶望に囚われ
最後の呪文を忘れた しりとりらしき行為
958dirtystar:2005/11/28(月) 00:54:16 ID:4pGUdJt6
題:太陽と月の



覚えているのは枯れた太陽と、赤い月の悲鳴
君が消えた夜に見た月は黄色い絶望だった。

腐ったエレキの箱の中
あの日なら泣けた古い映画
もしも心の中を覗くテレスコープを僕が持っていても
僕は同じ月を見ただろう
たとえ僕が、心を覗いても

目に見えるのは、一秒刻みの空想で
見えないものを探すことはしなかった

君は、先にそれを探して
僕は一秒刻みに君を探して

二人が迷い込んだのは、悲しい砂時計
二人が見たのは枯れた太陽
心の中の黄色い絶望
僕らに聞こえたのは赤いつきの悲しい悲鳴


959名前はいらない:2005/11/28(月) 00:54:27 ID:4C22ZCqw

『鳩』
ある日道路で鳩を轢き殺した
それ喰おうとして猫が轢かれた
蟻は行列を成して干からびてた
僕はその光景を立ちすくんで見ていた
今度は僕の番じゃないんだろうか


だって 羽根布団ん中の僕は下痢気味
いつもそうなんだ
これ鳩の呪いじゃないのかしら
そんな気がするんだ


社会の混沌ん中の僕は翳り気味
同僚(あいつ)も休んだ
肉布団ん中の僕は萎え気味
どうしようもないんだ
これ鳩の呪いじゃないのかしら
そんな気がするんだ
*****
これは一応歌詞として書いたものなので、歌詞として評価お願い致します。
曲調は8ビートのロックです
奥田民生をリスペクトしています
960名前はいらない:2005/11/28(月) 01:50:53 ID:cMjd6ZmH

愛よりも美しいことば



               「君」
961名前はいらない:2005/11/28(月) 01:59:54 ID:o84UUYLH
「救済」

言葉なんて簡単です。子供だましみたいなもんなんです。
約束したらどうでしょう。意味や意義を作りましょう、育てましょう。
素敵な恋をしてみましょう。きっかけなんてどうでしょう。

ここまできたのに迷走です。今に至って迷走です。
自嘲的な微笑みこぼれるよ。誰かのために尽くしたいよ。
小手先ばかりじゃ意味が無い。人を欺くのはよくないよ。

水面下で育ちました。良くない感情が育ってしまいました。
知らない間に熟してた。破滅への階段です。準備はいつでも万端です。

悪あがき。悪あがき。悪あがき。
962名前はいらない:2005/11/28(月) 20:26:26 ID:GItBOaht
評価お願いします。


サンタクロース


12月24日深夜、子供に夢を運ぶ人が来る。

知ってるかい?サンタクロースが持ってくるのは、プレゼントだけじゃない。

気づかないだろうけど、子供に夢も持ってくる。

雪の降る外に、トナカイと赤い服のおじいさん。

君は見たことがあるかい?

見えてもほんの一瞬。

雪に紛れて消えてしまう。

僕たちはそんなサンタクロースに感謝して、天に向かって「ありがとう。」
963名前はいらない:2005/11/28(月) 21:35:26 ID:DdnW6hz0
>912 >931 >933 >935 >936
>937 >938 >941 >945 >947
>953 >955 >956 >957 >958
>959 >960 >961 >962

未評価19件

次スレ
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.35]
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1133101249/

−お願い−
詩を投稿するなら、なるべく同時に評価もお願いします。
せっかく評価人さんががんばってくれても
読め読めでは最終的に誰も評価してくれなくなってしまいます。
964名前はいらない:2005/11/28(月) 21:59:19 ID:DdnW6hz0
ってわけで、評価するほどの力もないですけど評価します。
※文章の構成等はわかりません。技術をつけたい人、ごめんなさい。
 そのかわり感じたことを書かせていただきます。。

>933 C--
ありのままの気持ちをまとめた感じで読みやすかったです。
自分もこんな経験をしたときがありますが、そんな時は、自然治癒を待つしかないようです。

ちょっと難しいですけど、自分を責めるということは
自分の中で泣いている「自分を信じている純粋な自分」をなじっているだけです。
彼は、だめじゃないです。そして、彼を許して、やさしくしてあげられるのはあなただけです。

詩のほうは、心情の吐露ということで、これで良いと思います。
あなた自身も納得されているのではないでしょうか。
ただ、詩というのは見る人がいることを考えるもののようなので、その部分でこの評価にしました。


>947 C
当たり前のことが書かれているのですけど、人生はこんなものなのかな?
これを見たとき、それを承服できない自分がいるのを感じました。
もっと、楽しいこと、感動したことがあるはずなのに、という気持ちと
結局はなにも残らないという虚しさの堂々巡りになって、考え込んでしまいます。
人としてある以上、自分にとっては放棄できない命題なのかもしれませんね。
965ハルジオン ◆iZBKegNFqA
>912 D自分を蛙に例えるのはウマイと思ったが、≪サビ≫の部分が前後の文とイメージが離れすぎている気がする。

>931 D-失恋の詩は個人的に苦手なのですが、入り込みやすい詩でした。もうすこし具体的に書いてもらえるとよかったです。

>933 C-終わりが途切れるような感じで〆てあるのはいい表現だと思いました。

>935 E題名から考えて欲しいです。

>936 D個性的な恋愛観を垣間見た気がしました。語り調で優しい感じが受けられます。

とりあえずこれだけ評価して置きます。自分も未熟ですが、一生懸命評価しますのでよろしくお願いします。