1 :
名前はいらない:
今の僕は、死んでしまいたい。
このままこの世から消えてしまいたい。
でもそれは僕の本当の意思じゃないと思う。
僕の本当の意志をしりたい。
でも知ろうとしても知ることはできない。
このまま死んでしまいたい。
このままこの世から消えてしまいたい。
でもそれは僕の本当の意思じゃないと思う。
僕の本当の意志をしりたい。
でも知ろうとしても知ることはできない。
このまま死んでしまいたい。
このままこの世から消えてしまいたい。
でもそれは僕の本当の意思じゃないと思う。
僕の本当の意志をしりたい。
でも知ろうとしても知ることはできない。
このまま死んでしまいたい。
知ろうとしても知ることのできないという意志は何か?
意志がないというのは誰か?意志があるのは何故か?
それを深く考えることはできない。
でも今の僕は、それを考えること自体をむなしく思う。
それは何故なのかを考える。やはり深く考えることはできない。
でも今、僕が僕のために言えることはある。『時間の流れ』
それだけが僕に言えることだと思う。すべて僕自身の判断だと思う。
2 :
名前はいらない:2005/10/25(火) 21:29:04 ID:836qnr8R
おお!
3 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 19:37:49 ID:Vhknberb
━死ぬ勇気があるなら生きて━
簡単に言わないで
生きる事に怯え
光から逃げ出し
闇を見つめている僕に
その言葉はないだろう
皆にとって生きること
それは僕にとっての我慢で
ただ時間を待つよりは
自分から歩み寄ろうなんて
それでも我が儘な僕だから
小さな灯り見付けたりして
夢を見たりして
甘い言葉を聞いたりして
のんびりのんびり
歩くんだろうさ
4 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 21:06:16 ID:JjszC12f BE:121482353-##
昨日の僕は死にたいと思っている。
いつもそうして死にたいと思う。
このままなら今日の僕は生きていこうと思う。
でも今の僕は生きたいと思うことを忘れている。
忘れているのは僕なのかということさえ
完全に記憶に残らせてはいけないと
そんな心の中の波。それしか逃げ場がないのかと
だから今は自分を責めることはしない。
せめてせめれば見つめられることは
今の僕には雲の上。なにか大声で、そう
「さよなら」とでも叫びたい。夕日に向かってか
あるいは青い空に、この狭い部屋の天井に向かって。
5 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 21:08:39 ID:pY/jqJsW
しねばいいじゃん。それだけのこと。
6 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 21:22:14 ID:JjszC12f BE:340150267-##
7 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 22:19:04 ID:TXFZtH3j
お。
死にたい時に死にたいと言って何が悪い。何で死にたいかと言うと生きていないからだよな。大体君は生き死にを考えるだけ余裕しゃくしゃくしてるよ。君はそんな自分を自覚したまえ。
8 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 22:24:37 ID:TXFZtH3j
お。
何で死にたいかと言うと生きていないからだよな。大体君は生き死にを考えるだけ余裕しゃくしゃくしてるわけだよ。本当は不満だらけ。だれぞに打ち明ければよいのでは。
9 :
名前はいらない:2005/10/26(水) 23:02:07 ID:h8U/ENS7
「死にたい」とは、よく聞くものの実はいまだにその気持ちが分からない
10 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 08:53:26 ID:MLhnnYXw
死とは死の向こう側
生とは脳が創り出した映像、感覚
だから死も脳が創り出す感覚
でも、死は死ぬまで経験できない
生のままでは経験できない
だからまだええんとちゃう?
全ては脳の幻想なんだから
風俗でも趣味でも何でもええから楽しんでから死んでまえや
せっかく脳がええ夢見てんねんから
11 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 09:26:50 ID:OkzKsUAw
おまえら軽はずみに「死」とか言ってるけれども、死ぬ気で生きた事ある?
12 :
ミンクちゃん ◆NupQJpV4mg :2005/10/27(木) 13:13:36 ID:OSvRd6SR
死なないほうがいい気がするよ♪
死んだら元も子もなくなっちゃう♪
それよりバーベキューしようよ♪
お肉食べようよ♪
元気つくよ♪
お肉食べると元気でるよ♪
死ぬのはそれからでも遅くない気がするよ♪
13 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 13:17:02 ID:MLhnnYXw
たんに死にたいんじゃなくて、思想的なものが絡んでくると話しはややこしくなるね。
思想はとても怖いよ。
ダルっ
14 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 13:59:11 ID:5Rb2aKbn BE:396841777-##
みんなの言ってることは
もう僕の宝ものだろう。
ありがとう
15 :
死神三世 ◆NupQJpV4mg :2005/10/27(木) 16:40:05 ID:uzKCuSLX
『死ぬとラクです』
死ぬとラクです
どんなに苦しいことがあっても、生きているよりは死んだほうがラクです
死ねば肉体は消えますし、意識も消えます
生きてラクになるのは大変ですが、死ねば一瞬でラクになれます
死ぬのはとても容易いことだと言えます
睡眠薬が一番ラクに死ねてオススメです
それじゃあみなさん、Let's 『死ヌ』...
16 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 17:45:41 ID:OkzKsUAw
>15
アホタレ!死に損なうと、胃洗浄の激痛が待ち受けているのだ。w
17 :
死神三世 ◆NupQJpV4mg :2005/10/27(木) 17:54:33 ID:/n4PtRMr
>16
死に損なうんじゃないよ、『死ぬ』んだよ。
だから胃洗浄なんてないのさ。
18 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 17:57:28 ID:OkzKsUAw
>17
アホ!メンヘル逝って1時間くらいロムって来い!
19 :
死神三世 ◆NupQJpV4mg :2005/10/27(木) 18:03:06 ID:/n4PtRMr
>18
オーケー。
君とは一生平行線だな。
20 :
名前はいらない:2005/10/27(木) 21:36:00 ID:5Rb2aKbn BE:242964465-##
睡眠のゲート
21 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 19:39:03 ID:DgNZ6tAh BE:194371946-##
サナダ虫
22 :
名前はいらない:2005/10/30(日) 22:39:15 ID:9801NIJR
校門からにゅるりと出てきたサナダムシは
俺に遺言を残した
お腹に残してきた子供を頼む
俺は次の日
虫下しをのんだ。
24 :
名前はいらない:2005/11/03(木) 14:59:25 ID:FKz57MWB BE:364446195-##
25 :
通りすがり:2005/11/03(木) 17:33:10 ID:F2oZxjPh
さなだ虫ー、さなだ虫ー、さーなだ虫ー
にじゅうぴきー
という歌が昔あったよ。
26 :
名前はいらない:2005/11/03(木) 23:10:22 ID:YMaXaD1I
まだらに汚れたタオルに包まれた胎児の夢は
遠い昔のデパートと母の手のひらと赤い風船
ひとつの暗い独楽が回る
虚空に浮かんだ記憶をからめとって
ふかいふかい眠りへと寝息をと 目を瞑る小さな赤ん坊
踏み切りに立った少年はとおりすぎる電車を眼で追う
初恋の少女はいまどこにいるのだろう
雨がぽつぽつとふりだして
薄青い暗さに眩暈が吸い付いてきて吸盤のように渦のように
倒れこんだと灰色のデコボコとしたコンクリートは冷たく痛い
熱は僕を突き放し
見上げても空は僕にきがつかない ぴったりとした母の手の温もりはもうどこにもない
少女だった仮面たちが倒れこんだぼくというネズミの死骸を苦労もなく避けて通っていく
電車サイレン 自転車のとおりすぎる車輪 足音 ノイズのように途切れた よわよわしい雨 雨 雨 うるさい静寂
27 :
名前はいらない:2005/11/03(木) 23:21:44 ID:YMaXaD1I
猫の鳴き声がとても嫌いで
世界は広過ぎて わたし達は近すぎる
ふわふわのしたにナイフを滑り込ませると
猫はにゃあにゃあ爪を立てながらもすがり付いてくる
まだわからない?馬鹿なやつ わたしを悲しませるから許さない
逃げるとこなんてどこにもないのに
28 :
名前はいらない:2005/11/03(木) 23:28:38 ID:YMaXaD1I
ほらつまらないでしょ
息を吸って 息を吐いて
誰もいないから ひとりで物語を読む
死んだメダカを網ですくってゴミ箱に捨てる
争いのない世界でわたしはゴムの人形
口のない唇を洗う
29 :
名前はいらない:2005/11/03(木) 23:36:37 ID:YMaXaD1I
液体が溢れてくるのでわたしはあわてて螺子を締めるけど
つぎからつぎへと追いつくことのできない時間が灰色のコンクリートから染み出してくる
もう諦めようかともおもえず急き立てられ 一つずつ閉めて いつの間にか溺れてしまう
30 :
名前はいらない:2005/11/03(木) 23:41:40 ID:YMaXaD1I
あなたが笑ったときにできる小さなしわがとても憎くて
その線に沿って刃物を滑らせることができたらとてもしあわせ
すこし汚れるけど 時計の針はわたしをひとり置いてはいかない
31 :
名前はいらない:2005/11/04(金) 00:02:37 ID:uLBmRw/R
いつか忘れる三丁目のゆうひ
ポケットにじゃらつかせた硬貨をとりだして
むかし通った駄菓子屋の 閉じたシャッターの傍らにたちどまり
自販機でコーヒーを
32 :
名前はいらない:2005/11/04(金) 12:31:05 ID:uLBmRw/R
きれいなままで死にたいね
道路沿いの看板の女性はそういう表情をしてる
無関心にとおりすぎる車の
舞い上げた粉塵に薄汚れながら
33 :
名前はいらない:2005/11/04(金) 16:17:54 ID:uLBmRw/R
わたしの胸には憧れが宿っています
見慣れたものばかりが私の現実を撫で退屈のあまり
すきをみて拾い集めたみずしらずの方々の
棄てられた皮膜を繕ったものです
フランケンシュタインのように人目に晒されれば
正しいものではないと目を背けられるような
わたしという熱に反応し灰汁のように薄く
わたしという器のかたちに不調和に圧しあらわれた
そんな憧れです
34 :
名前はいらない:2005/11/04(金) 16:28:47 ID:uLBmRw/R
人が思考するには0.5秒という時間が掛かるそうです
0.5秒という自己認識の距離は永遠に
わたしをおいてけぼりにします
過去と未来に挟まれて
存在しない私
という切断面は思い続けます
記憶
35 :
名前はいらない:2005/11/04(金) 16:37:29 ID:uLBmRw/R
悩みが脳髄から飛び去った夜
わたしは期待に胸を膨らませたあまり
薄い皮膚が裂けて破裂してしまいました
ごめんなさい ごめんなさい
いなくなって初めて人生の意味を知りました
臆病は罪です 答えは後からやってきてとても非情におもえます
さまざまなものが影だけ残して走り去っていきました
記憶は色を失いました どれだけの他人が私を愛しても
私はもう枯れたバケツの歪んだ金属の錆になりました
嫌悪も浮かびません 誰か私を洗ってください
まだ私は形をたもっているのですから 形だけを
36 :
名前はいらない:2005/11/04(金) 16:42:08 ID:uLBmRw/R
私の醜い肉の凹凸を思考しないでください
ハンマーで叩き割りたいのならそうしてくださっても
かまいませんが 私を記憶に留めるはもうよしてください
わたしはまだ人間です 言語は孤独に耐えるようにはできていないのですから
わたしを彼方達の及ばないところに遣ってください
わたしは孤独がおそろしい
37 :
名前はいらない:2005/11/17(木) 19:25:58 ID:kqSK8feL BE:291556894-##
死のうか・・・やめようか
38 :
やっぱこのスレか:2005/11/22(火) 21:50:04 ID:FyqLFRin BE:145779236-##
「真空」
もうこの痛みは消えないかもな だから死にたいんだろうな
ほかの事は無駄に終わる 全然意味を持たないだろう
忘れたくて 苦しくて 死ねばいいのにって自らに言ってる
口で言うのは簡単なの? おまえが言うのは簡単だろう
なぜ残さなければいけないか なんで生きなきゃいけないんだ?
全然聞きたくない音を なぜ耳元で鳴らし続けるか
見れば空が青いけど 薄くかかる雲もある やはりどうだろう
なあ・・・
39 :
名前はいらない:2005/11/22(火) 22:49:11 ID:NPU7+4MJ
拝啓親愛なる方 季節は嘘のようにくり返し
さよならとなんど交わしても 未だ冬は訪れることをやめず
わたしは出口のない扉を彷徨う処女であり
抱きしめる人形とともに 虚勢やむなく不安つのるばかりです
地獄へ落ちるマッさかさま
わたしが大衆を望むから
塩の海に赤い血を流さずに死ねるかな?
そんな危惧は無用 わたしは地獄へマッさかさま
わたしは独立したひとりの人間だ
わたしは独立したひとつのなみだだ
それなのにわたしはあなたを彷徨い虚ろになっていく
それなのにわたしはあなたを知らないふりをして崖から
叫びあげて突き落とす そんな迷い込むバーの夢がわたし
似ていてそれがわたし安らかにはさせない
そこからは雨が遠い政治のなかでねむる獅子になるから
毛布で包んで放り出してくださいこのうそ臭い罪悪の小部屋から
わたしが憎い?わたしが憎い?殺してください殺してください
卵白の繊維をほどくように
腐敗がすすむこの優しさをバラバラにしてください
あなたの住む町に雪が降るまえに
40 :
Mana魔名:2006/02/13(月) 22:16:32 ID:iqh7l27y
ありきたりな言葉に安らぎなんて感じない
代わりにその唇で棘を刺してくれたらいい
うわの空で眠る鳥の羽を掻き毟るように
消えない衝撃で一思いに犯して欲しくて
小さい頃に覗き見た秘密の小部屋へ誘おう
あの時計が鈍い音で13時を告げる瞬間
そっと手を取る君に、深紅の海を見せよう
あの人が季節ごとに咲かせた薔薇の様な・・・
41 :
万華鏡倉庫:2006/04/24(月) 09:58:29 ID:f+6C1E+D
血液も刃物もいらない
傷も泥も闇もいらない
這わない眠らない凍りつかない
生き続けもしない
死なない
否定辞を使わない
42 :
名前はいらない:2006/04/28(金) 15:16:29 ID:QlDxUQNO
く
43 :
万華鏡倉庫:2006/05/04(木) 23:56:03 ID:vYhmQbN7
あなたの頭蓋骨が好きです
44 :
万華鏡倉庫:2006/05/05(金) 02:01:27 ID:sb7HJ1IN
幽霊になってみるとすっぴんだし整形も戻っちゃってるしこれじゃ恨み晴らしにいけない
45 :
万華鏡倉庫:2006/05/06(土) 06:19:02 ID:yspMFqkw
神も敬虔であることができるのだろうか
ちぎれこぼたれた断片たるものだけが信仰心を持つことができる
神がもし敬虔さを解するならば
その方は絶望しておられる
神にとっての希望はすなわち妥協である
46 :
万華鏡倉庫:2006/05/06(土) 13:23:46 ID:AADFPqOi
近所の
大きなふたつのマンションに挟まれた空地に
鳥の骨がクレーンで組み上げられてゆく
内臓も肉も建造されるのだろうか
脳も
あと卵は産むのだろうか
暗がりで愛情に飢えている声なきものが死か
流れる気をなくした流れ星が食べ散らかした
ポップコーンの屑に
願いを
自分の脳の腐りかかったところをほじって食う
灯されることに飽き飽きした蝋燭のように
強いて微睡み続ける
欲望の表面の
細密な筋彫りを磨くための
糸のような指が疲れる
場所と季節に対する遺言
カレンダーに付けた○のような爆撃
自分の骨を掘り返すコツをつかむ
ひさしぶりに会う友人の声に
むかし自分が付けた傷が
深々と残っている
死のかんばせは俯いたまま
おのが視線の滴るを見る
薄暮の階段におおむねふた筋の
視線の軌跡を引いて
いかなるものにでも名が付くように
嵩なきもののひそやかな仕種で
辿り終えたすべてに死の刻印を
投げる
分子にて成るものにせよ境界なきものにせよ
触れるものすべての温度が
即座に二度下がる
そのような仕種でもある
遠景では朦朧とした教会が立ち並び立ち昇る
神々を送る弔いの烟のように
至高なるものをくべて立ち昇る高みは
降り積もる天の折り重なる濃度であり
色の重なるごとく階層を拒み
時さえも視程の外に縮退し去ったあとに
「すでに」だけが屹立する
絶望を食って働く心ならば
いつも満腹でいられる
不定形の歴史が
汗ばんだ肌を
押し付けてくる
死の主張を通訳するための言語を創る
温度と温度のあいだにある都
そこに降る雨の
あいだに泊る
なるべく摩擦の少ない台紙を死にあてがって
おなじ輪郭に切り取り
中心を鋲で留めて
回す
周縁部に見えるモアレが
再帰的な定義の一周回を歩幅として
走り始め踏み切るがゆえに
助走と気付くときにはすでに
去ることを拒んでびよーんと伸びた
現在に着地している
ただ一本の蔦に降り止むまいとする雨がまつわる
物真似する廃墟
ただ希望だけがあり 他はなにもない二十二分
65 :
名前はいらない:2006/07/24(月) 21:00:58 ID:lJcnVSfh
僕の心臓を食べて
僕の血で濡れた唇で
最後のキスをして
回転しつつ告白をする電子
地に落ちた指環の内側にさえ数知れぬ番地があり
目に見えない郵便配達人の大群が常に
銀の壁を這い登り這い降りている
白亜の森の鱗まとう母から
時間を借用する
69 :
名前はいらない:2006/07/30(日) 22:06:05 ID:aAmy7e9B
まん毛今日聡子
70 :
nyuki2com:2006/07/30(日) 22:13:38 ID:kwsNouVp
僕の蕾を君の愛で咲かせてくれ
呻き声の学級が群れで理科室に移動する
欲望から疎外されがちな神に同情を試みる
都市から括りからくりからがら苦しくも辛くも衛星
才能のある死体
もう終わっている石の葬式に出たい
76 :
名前はいらない:2006/08/25(金) 01:21:15 ID:LTQW2Lqp
極微笑
その文明ならさっき県道に出るT字路のところで滅んでいたのを見かけたよ
78 :
沮喪:2006/08/28(月) 18:58:17 ID:AwzWTHqw
心臓から肩口にかけて
航海する意志の狭隘
浮かぶ円環状の茫洋
海だったはずの震動を抜けて
渦巻くのは牝の液果
水であろうとする亀裂と
回る帆の婚姻
死んでいる詩をじっと見て
うちに帰って書き留める
書き上がったら
冷蔵庫にしまっとく
つぎの休みに死んだ詩に
読んで聞かせにいくのです
「予知と夢」
初めては高校一年の頃
リンチを受けた俺が見えて夢と現実が区別出来ず逃げる
夢では死んでいたはずだった
節目の予知は必ず見た
事件、事故、人の死
夢で何度も服毒自殺して
人を殺し殺され
それが全部予知に見えた
焼け野、地震、軍服
俺は死人、つまはじき者
夢を見る
死んだ夢を見る
その先は見えない
81 :
奇し蜘蛛:2006/09/06(水) 18:24:29 ID:t/j+jdP8
顕微鏡で見た蟻を
爪楊枝で殺すと
なまなましい
定められた眠りの長さを測る単位として
整列している窓
「翼は不要」って
骨の余白に書いといて
84 :
名前はいらない:2006/12/16(土) 19:42:35 ID:UiWQv/Kf
死にそうになると ここにきて 言葉を吐き出す
そして まだ生きていることを確認する
死を思い考えるその時間は 生を思い考える時間だ
私のいびつな感情はまた少し分かりづらくなる
85 :
名前はいらない:2006/12/30(土) 14:23:30 ID:VzurnpyX
ねえ、教えてよ
何を言われても、
傷つかない方法を
火に焼べて
燃えない薪に
なろうか
それともいっそ
水でグシャグシャに
濡らして
ねえ、誰か教えてよ
86 :
名前はいらない:2006/12/30(土) 14:48:40 ID:VzurnpyX
いっそこのまま
心を失ってしまおうか
どんなものにも、
心動かされないで
死体の焼け焦げる臭いにも、
赤黒い血の色にも、
もう慣れてしまった
瞳を失ってしまおうか
もう、何も見たくない
疲れてしまった。
街路の傍らに咲く可憐な花にさえ
何も感じなくなってしまった。
もう、疲れたんだ。
87 :
名前はいらない:2006/12/30(土) 15:01:58 ID:uTDbAYxp
うっかりあげてしまいました。すみませんm(__)m
88 :
名前はいらない:2006/12/31(日) 02:12:28 ID:jAH1w0/L
=鏡=
君を失い
誰か、僕を、知りま せんか
89 :
パンダより:2007/01/02(火) 13:54:20 ID:sVNRe/P6
観光客は、僕を一瞥して笑った。
憐れな動物だと。毎日、食っちゃ
寝しか、する事がないなんて。
好きで、こんな所に来た訳じゃない。
90 :
名前はいらない:2007/01/02(火) 23:45:54 ID:llWF+Rx2
さよならベイビー
君は私のPrettyではなかった
残念だけど
先、行かせてもらうよ
私は君のママにはなれない
91 :
名前はいらない:2007/03/02(金) 14:43:52 ID:G5cP0VtH
僕らの内側の世界には 宇宙が広がっている!
あの子の宇宙は きら星が 輝いている
あの人の宇宙は 魅惑的な神秘の空間
君の宇宙は きっと 僕の宇宙よりも謎めいている
僕の宇宙は きっと 収束するには まだ早い
混沌のかけらを集めて 僕の宇宙を 誰かに託す
僕が死んでも 宇宙が収束するには まだ早い
92 :
名前はいらない:2007/07/13(金) 01:35:19 ID:C+ugz+Sx
いくどとなく人が転生を繰り返すならば
いくどめか先の僕には なんらかの変化がもたらされているのだろうか
いくどめか先の僕の手で つかめるものは変わっているのだろうか
何か大きなものをつかめるとするならば
つかめないものも増えるのだろうか 壊してしまうものも増えるのだろうか
計り知れないものをつかんでしまったとき 僕は僕でありえるのか
壊したくないものを 壊してしまうなら 僕は僕でありえるのか
僕の大切なものを壊してしまうなら いくどめか先の僕を僕とは認めない
いくどめか先の僕が僕でないのなら 僕の死はいつだろうか
93 :
名前はいらない:2007/08/22(水) 21:47:32 ID:v1ZU1oIl
94 :
名前はいらない:2007/09/04(火) 16:26:14 ID:v3yk4W9m
幾度目かの再会 幾度目かの別れ
縁があれば また会うこともあるでしょう
泣かないで
95 :
名前はいらない:2007/10/25(木) 03:13:20 ID:dicxmx20
さむい夜 澄んだ空気
吐き出す吐息 時が止まった瞬間
星がひとつ 瞬いた
96 :
名前はいらない:2008/01/11(金) 00:47:47 ID:cEBT7Uq0
君に花を贈ろう
僕が息をしなくなって 君に大切な人が出来たとき
君は花を誰かにあげてしまってくれ 空にばら撒いてもいい
僕もいつか花を貰ったんだ
この花はそうして枯れずにきた花なんだ
君は花を誰かにあげてしまってくれ 空にばら撒いてもいい
97 :
名前はいらない:2008/03/25(火) 20:24:37 ID:Dv71pYo6
向こうの塀に 猫がニャーとなく
僕は縁側で うららかな午後のひとときを楽しんでいる
僕はこんなとき 僕の時間が永遠に止まってしまえばいいのにと思う
猫が つまらなそうに去って行く
僕の時間も もう少し続けてみることにする
98 :
名前はいらない:2008/05/26(月) 01:48:12 ID:7PWfyliS
雑踏にまぎれて 人の顔の区別も
つかなくなっているのかもしれない
いつか愛した人も いつか悲しませた人も
どれもこれも 分からずにいる
最期に残っているのは一体なんであろうか
最期のとき浮かぶ顔は 一体なんだろうか
今は分からず 雑踏の中へとまぎれる
a
どうして心労で倒れるまで追い込まれたのか?
いやな役割を全て引き受けて、TV出演したから。それな
のに予想以上の、異常なバッシングを浴びたから。星野監
督も想定外だったと思う。こんな戦時中のような異常な日本。
ネットで通気取りの、憂さ晴らしたいだけのアホが、ナショナリズム
を、叫んだり。「腹切れ」とか、完全に異常。監督に取り返しのつ
かない、病気や事故があっても、アホ共は責任取らないくせに。
ふっと目に入った蜘蛛をまぶたでもみ消す柔らかく
デカいの ブチ込んだ 最後までブチ込んだ
デカいの ブチ込んだ 最後までブチ込んだ
デカいの ブチ込んだ 最後までブチ込んだ
ブチ込んだ ブチ込んだ ブチ込んだ アォー
パラッパッ ブチ込んだ 最後までブチ込んだ
エロッ ブチ込んだ 最後までブチ込んだ
エロッ ブチ込んだ 最後までブチ込んだ
ブチ込んだ ブチ込んだ アォー
思い浮かぶのは 花
鮮やかな 花
私の視界はモノクロなのに
思い浮かぶのは 鮮やかな 花
あの花は いつまで咲き誇るのだろうか
私の心に 鮮明に咲き続ける 花
話す相手がいない