793 :
名前はいらない:2008/02/23(土) 08:03:42 ID:rLzgyLVl
初心者ですが、宜しくお願いします
『星見える丘』
空に散らばる小さな宝石
七色の光
赤も
あれば
黄もある
夜空一面に広がる宝石は
世界中の誰もが見ることの許された物
手を差し出せば
掴み取れそうで掴めない
それは
暗い世界の小さな
光
「もう直ぐ逝く自分が願う未来」
私の大好きな人が死んだら遺骨は砕いて絵の具にしようと思うけど、その絵の具で大好きな人の絵を描こうと思うけど、うまく描けるか心配だから、大事に絵の具はとっておく。
でも私の大好きな人が私を嫌いだったら、すげー迷惑だよね。これってどうすればいいの?大好きだけど、。私は何もしなくて良しでFA?本当に?わかんねーから大好きなあなたの言葉をお待ちしております。
795 :
757:2008/02/29(金) 01:47:35 ID:CNLUArgk
>>773 あrがとうございます。
勢いがよかったのかも、
一気に書いたものだったので、
コメントもありがとうございました。
796 :
夜:2008/03/07(金) 21:45:11 ID:mjC5F7i6
謎々
無くても別に死にはしない
けれど一度手に入れたら二度と手放せない 何でしょう?
答えは友達
「孤独」とは一人では理解できないもの
誰でも実は持っている
形は違えど持っている 何でしょう?
答えは善意と悪意
「感情」は個人個人の手作りのようなもの
傍にいても見えていない
傍からいなくなって初めて見えてくる 何でしょう?
答えは大切な人
「大切」なものは目に見えない
気づかなければ間違いなく傍にある
気づいたときには大抵失くしてる 何でしょう?
答えは幸せ
「幸福」は誰でも当たり前のように持っている
797 :
asq:2008/03/09(日) 08:47:16 ID:/I/nbyC1
>>786 20点
うん、悪くない。これはこれで良いものだと思う。
ただ、採点できるポイントがちょっと。
>>787 色々と試してみると良いかもです。
>>788 15点
うん、なんか惜しい。
独白か語りかけ、どちらかに固定してしまうと良いかも。
その方が話者の在り様が分かりやすくなると思う。
>>789 10点
んんーと。採点スレで良かったのかなぁ。
詩で「他人に」何を伝えたいか、何を表現したいか、をちょいと考えてみると吉かもです。
798 :
asq:2008/03/09(日) 08:48:09 ID:/I/nbyC1
>>790 38点
「ダッシュ」に比重を置いたときに噛み合ってない気がした。
ダッシュの何がどう表現されているか、と考えたときに、
ピントが飛んでいてダッシュに収束しないんだ。
>>792 んーむ、平均点を割り出す気力がありませぬ。
てか、スレも残りそんなないのであんま期待しないでー。
>>793 22点
素に近い感じ。
例えば、暗喩にもうちっと力を入れてみると良いかもです。
一行目とかまんま暗喩なのです。
暗喩を用いると直接表現するより短く情感豊かに表現できたりします。
799 :
asq:2008/03/09(日) 08:48:53 ID:/I/nbyC1
>>794 31点
好きなんだけど、詩としてだと得点あんまだせない。
好きなんだけどなぁ。こーいうあらっぽいの。
>>795(757)
なるなる。
ちょくちょく書いてるけれど、一面の評価だし、
そもそも詩ってねりにねれば良いもの出来るかっつーと、
という話もありますので、うまーく使ってくだされ。
>>796 40点
これは良い謎かけ。
ひとつの作品での起承転結が乏しいのが惜しいところ。
800 :
名前はいらない:2008/03/09(日) 09:30:07 ID:p+l1Wqis
【恋】
浅い眠りに僕は君を探している
外では太陽が世界を染め始め葉が銀色に輝き
朝露が飽和した空気に小鳥がしじまをきる
僕は窓を閉ざし自ら夜を作りだした
僕は君を探している
眠りによせて‥
この想い君をたずねて綺麗な花をささげよ
初心者です。別板に落とそうとしてたがよくわからんくなったから評価貰いにきた。
ケータイからですまん…
「煙草」
今日も君はここにいない
白い天井が黒く溶けた色で古びていくまで
僕は生きてる
こんな風にきみと居れたらいい。って飲み下した言葉がつっかかってんだ
涙の跡をごまかすように少しでも多く骨をすくおうとしてもぼろぼろ落ちていくんだ
最後までいじわるな君が煙草の吸殻くさいといって
まだ隣にいてよ、どうか
今日も君はここにいない
まだ白い天井が君を忘れられない理由になるまで
僕は生きていく
しなきゃいけない事は後回し。君を愛撫したい気持ちにぽきりと折れた
君は煙草臭いって言うけど
僕を待っていてくれた
解ってたのに後回しにしたんだ
君の髪をくしゃくしゃに撫でて
笑ってほしいよ、どうか
今日も君はここにいない
白い天井が黒く溶けた色で古びていくまで
僕は生きてる
「光」
眩しい朝焼け
日の光
思わず目を細め
微かに微笑む
日はやがて高くなり
手が届かない気さえして
明るい空とは裏腹に
照らされる全てに嫉妬する
日が傾き始めた頃
やっと微笑みを取り戻せる
長い夜に二人仲良く
明日の朝焼けを待ち侘びて
僅かの不安
君との時間
一日の始まり
日の光
全てが教えてくれる
生きているということ
「地下鉄」
空は見えなくなった
張り巡られた電線のせい
地面は見えなくなった
朽ちて落ちたカラスの死骸のせい
地下鉄が走っている
わたしの下には
地下鉄が走っている
何本も何本も何本も何本も何本も
乗せても乗せても乗せても乗せても
決して減らない
終点はカラスの死体処理場
綺麗で美しい言葉を囁いていたはずの
あなたの紫の唇からは
いつの間にかたったひとつの言葉しか出なくなった
地下鉄
生ぬるい風は嫌い
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたくない
地下鉄には乗りたくない
804 :
asq:2008/03/13(木) 07:17:46 ID:FeTaxSqh
>800 13点
一行の長さと内容が見合ってない。
一息で言い過ぎ、という感じ。
>>801 11点
んーと、悪いけれど良くない意味で独り善がりだと思う。
私はほら、他人だからさ。読みとれないと思いは定まらない。
何を表現したいのか、何を伝えたいのか、
そんなことをちょっと考えてみて欲しい気持ち。
805 :
asq:2008/03/13(木) 07:18:17 ID:FeTaxSqh
>>802 15点
んー。話者の見ているものが見えてこない。イメージできない。
直接的な心情描写と時間軸描写が、肝心なものと遠い表現に感じられる。
何故、それでなければならなかったのか、を意識してみると良いかも。
>>803 27点
力押しの割にちっと小さくまとまってる印象。
死ってのはわりかし強い題材であり言葉でもある。
アプローチは悪くないのだけれど、比較的常識的な死にとどまっている。
突き抜けちゃえ。なんてね。
『高速道路』
アウトバーンを駆け抜ける
これぞ帝国、人智の結晶
あらゆるものを引き裂いて
あらゆるものを飲み込んでいく
おかげで俺はしょぼしょぼだ
High Way
遠ざかる故郷、遙に
High Way
目指すは都、万人の夢
アウトバーンを創り出す
これぞ文明、力の証左
あらゆるものを結び付け
あらゆるものを統合せんとする
おかけで俺の逃げ場がない
High Way
渦巻く野望、高らかに
High Way
飾るは錦、男子の本懐
全総、全総、今何次?
国土の均衡発展の
生み出したるは何ぞやと
思う暇なく景色は過ぎ去り
今日は昨日となりにけり
今は昔となりにけり
(コーラス繰り返し)
お願いします。
807 :
かさ:2008/03/13(木) 17:28:59 ID:CmpHlJrA
「残」
久しぶりの夢は君の夢
夢の中で君は出会った時と同じ長い髪で
出会った時と同じように俯いて…
夢の中で君は声をかけても泣くだけで
怯えた瞳で僕を見ていた
夢の中で君は遠くに居て
真っ直ぐに僕を見ていた
速く走っても追いつけないよ
夢を見ているのに
涙が止まらないんだ
夢で見ている君は
何故か泣いていて
哀しい顔で僕を見ている
僕が哀しくなるから
君は笑っていて
もう泣かないで
夢の中で君と出会った
長い髪をなびかせた君は
小さな子を胸に抱いて
僕を見て笑っている
君の足下の猫が
僕に歩いて来て
真っ直ぐに僕を見ている
夢の中の猫は
冷たい目で僕を見て
どこかへ行ってしまったよ
夢の中で君は小さな子を胸に抱いて
僕を見ている
808 :
名前はいらない:2008/03/13(木) 18:24:19 ID:Z59/Ym1W
「母よ父よ」
愛されている
ということを自覚する瞬間
それは僕が
無敵になれる一瞬
「フラストレーション」
コミュニケーションは、一瞬
芸術は、永遠
むかうところ、
ディスコミュニケーションという名のコミュニケーション
か?
月は/飛ばせ/ます/前衛/死/を生んで
吠える/さくたろー/は/現/幻/代/死人
の吠える/月、は/人を/ /を?
飛ばせ/て人は/飛び/跳び/鳶/また
死が/至が/志が/生まれ/て/、
永遠に読まれるもの∩永遠に読まれないもの
としての物語、神話、に
なれなかった寓話たちが、
今日も夜を/月を/ /を/泣かしめ/て
言葉は、憎まれる。
「古く寂れたヒューマニズム」
いつか夢の中で見た
いつか画面上で見た
異色の光景、少年少女は銃を抱き
この手を汚して這いつくばろうとも
僕ら人間、生きているんだろう
わかってるよ!
いつかみんな死ぬんだ
わかってるよ!
きれいごとなんかもうだれにも届かない
それでも
僕ら人間、死ぬためだけにわざわざ生きているんじゃないだろう
死にたがりさえ生きたいと言う
異国の風景、少年少女は人を抱き
いつか画面上で見た
いつか夢の中で見た
わかってるよ!
もうだれにも届かない
それでも
>>811 断念や挫折が感じられない。
それがないと標題のようなイロニーは説得力をもたないのでは。
為にするもの、に受け取られてしまう。
どん底から這い上がるような情念、それも願望なのかもしれないが、
あるとすれば決して綺麗なものばかりではない気がする。
「花びら憂鬱」
ひとひら ひらり
おんなじでしょう 私たち
似た者同士 仲良く落ちて かえりましょう
できることなんて なんにもないわ
ほら 桃色頬の彼女も彼も
みんなみんな おんなじよ
しがみついたって無駄、無駄、無駄
ふわりふわふわ 優しい風にも
打ちのめされる 痛い、痛い
ねえ、だからお願い
私をみないで
探さないで
きっと、きっとよ
814 :
asq:2008/03/19(水) 08:48:35 ID:E30Vx1e2
>>806 20点
ラップとかヒップホップとか思い浮かべた。
狙ったのか分からんけど、見事に上滑りしていく感じ。
趣とかぶっ飛ばしてる感じ。これはこれでおもろいわ。
>>807 5点
とりあえず同じ言葉をやたらと使いすぎててくどい感。
状況説明的なワードは王道だと短く特徴的な隠喩が好ましい。
>>809 22点
CMとかのキャッチフレーズみたいな。
書かなさすぎの気もするけれど、要点ズバリにはなってる。
一連目と二連目の結び方がちゃんとしていると思う。
815 :
asq:2008/03/19(水) 08:49:57 ID:E30Vx1e2
>>810 31点
うん、一作として採点するとどうしても弱くなっちゃうけれど、
こういった作り方、向き合い方は嫌いじゃない。
どう投げかけるか、かな。
>>811 33点
いやー、
>>812さんの評がしっかりしていてどうするかなぁ。
これはこれで確か。それは間違いない。
ただ、「それでも」に逃げたのだけが頂けない。
表現の上では「諦めたくない」といった方向に繋げられるけれど、
それが「結局のところ諦めているのとかわらない」という事実からの逃げになってる。
それでも――から先を読み手に委ねるのは、あかんよ。とかね。
816 :
asq:2008/03/19(水) 09:00:36 ID:E30Vx1e2
投稿前に未更新でした。
あんまはやくレスいれるんは趣味じゃないんだけど。たまにはいっか。
>>813 20点
例えば、ひとつのモチーフで出てくる詩ってひとり一作としてもいろんなのが出てきたりする。
この詩の場合は投影。語らないものをその立場に立ってみて語るものにする。
何をどう語らせるか、語らせたいのか、ちゃんと語れているのか。
そう考えると、想いが漠然としていて、読み手に語りかけるのに弱い気がする。
露骨に表現しろというんでなく、さり気ない一言でも想いは伝わったりする。
なぞらえて、もしくは、として、ならではの一言があってもいいんでないかな、と。
「夢のはなし」
住み着いた 汚れたコトバと
困ったような 君の笑顔で
失いそうになった 僕は
静かに 目を閉じる
乱暴な 靴の音が聞こえたら
そっと 潜り込んだ
暖かい 暖かい夜に
澄んだ音が ほら 響くまで
羽を持った 夢は飛べる
落ちるときは 白い雲へ
心に空を 飼いましょう
何色でも かまわない
穏やかで 優しいやつを
名前だって いらない
818 :
名前はいらない:2008/03/19(水) 15:20:58 ID:5YNUMbC+
選べる言葉も無くして
なぜこの場所に
突っ立ってんだろう
全ては曖昧な心のせいで
どうにもならないことだから
つらさを通り越して楽だったよ
やっぱりどこか壊れてる
鍵のかかった部屋で一人
鍵を持たない誰かの訪れを待つ
壊れたインターホンは
姿どころか声すらも
知らせてはくれない
玩具みたいに涙がでるのも
この部屋の中だけの事
ドアを空けて外に出ればまたきっと繰り返す
笑えない瞳
乾いた笑顔で交わす挨拶
819 :
名前はいらない:2008/03/19(水) 15:33:48 ID:2XOWJKid
宮まい の頭蓋骨をカナズチで殴りたい
最初、歌詞スレに投稿したのですが、詩だといわれたので、こちらに伺いました。
よろしくお願いします。
821 :
820:2008/03/20(木) 04:56:15 ID:9HbKFNWV
『鏡の向こう、もうひとつの世界』
詰め込まれた列車の中で
私を見つめる怪訝な目
いったいぜんたい
私が何を、したのかと、
早足で。
振り返れば
もうひとり
不機嫌そうな面持ちで
すたこら歩く姿あり
「そうだ、世間は世知辛い」
コンビニはガラスの向こう
つぶやく声、ひとつあり
私が笑うと
貴方も笑う
鏡の向こう、もうひとつの世界
弾き出された店舗の外で
私を守るべき傘がない
いったいぜんたい
私の何が、悪いのか、
早足で。
鑑みれば
もうひとり
挙動不審な面持ちで
すたこら歩く姿あり
「困った時はお互い様よ」
似たり寄ったりビニールの
主を忘れた、傘ひと張り
私が泣いたら
貴方が笑う
貴方が泣いたら
私が笑う
鏡の向こう、もうひとつの世界
822 :
名もなきKY:2008/03/21(金) 03:18:58 ID:Nq23fkMD
野心は突やかに塔めいて、
太陽との距離を測る
子らは父の背を、背を
光年の孤独を知らないものの
夕日をのむように死にたいと、
ふふ。
太宰はわらっただらう?
そら。にゐて
そら。にはないのだよ(それ)は
孤独はきらやかに点めいて
大宇宙の空白を知る
それはワイヤード
それは四次元
たとえば、
ひとの軌跡は、
この地球上の一点がその自転、公転に沿って
点に近しいほんの螺旋だらう?
何を、誇ることがある
どこにもいけないのは、この星と同じだ。
↑『ゆめ。』
824 :
Ken:2008/03/22(土) 15:03:45 ID:E4i9XxFA
『カニバリズム』
皓々、
そそ、ろそろ
そろ、そおろそろ
。
、。、
ぬら、ぬらり
、。。
。
、
すす、
っちゃ、
――ようございます。
、
「アラ、オハヨウゴザイマス」
、、
825 :
名前はいらない:2008/03/24(月) 02:06:00 ID:A1xTYZCV
http://19810623.blog37.fc2.com/blog-entry-11.html (勝手にしやがれ)枕草子 春はあけぼの
春はあけぼの。
空の身空のやがて白くあるかなき。
朝餉らし。
紫の先のやがて雲の雲らしく。
夏は夜。
洩る月のさやけき目出度きに。
夜目にも綾。
靄かと蛍のたくさんが。
闇に密。
一ツ二ツさらには正体なく。
雨など降るもをかし。
秋は夕暮。
入り日が稜のおちこちをかしくして。
カラスの三ツ四ツ二ツ三ツが今日も寝所に迷う。
まいて雁などは本当に。
日が隠れ。
風のはじめや虫のすだきはいずこから。
冬はつとめて。
雪はたとえば春の桜。
私の下に宵を綴じての水凝りもがな。
常の寒きに頼りはカイロ。
ホットミルクを吹くのも目にやさしい。
昼午前。
冷めたカイロのあともミルクの灰汁も。
わろし。
826 :
名前はいらない:2008/03/24(月) 04:05:39 ID:UmPP8b5r
827 :
名前はいらない:2008/03/24(月) 07:38:42 ID:tSYaA9Z7
句読点の付け方を直さないからそうなるんだなぁ
サイコマスター
828 :
名前はいらない:2008/03/25(火) 00:33:54 ID:WRo0YWhZ
『法螺貝』
ぼへーーーーーーーーー
法螺貝 あれはチベットの 名前は知らんが変な笛
思えばあれに良く似てる 姿は違うが音似てる
おそらくきっと必ずや 宇宙と交信するのだろう
倍音構造のぞいてみたい
ぼへーーーぼへーーー
小さな俺の おっきなハート☆は腰砕け
五十歩百歩の例えあり
お前が百歩逃げるなら 俺は万歩逃げてやる
ぼへーーーーーーーーーー
法螺貝 あれは西洋の ホルンという名のカタツムリ
狩りの合図と聞くけれど そんな薀蓄知るもんか
おそらくきっと必ずや 宇宙と交信するのだろう
倍音構造いじってみたい
ぼへーーーぼへーーーー
小さな俺の おっきなハート☆は首ったけ
株を守るの例えあり
お前が株を守るなら 俺は種から撒いてやる
ぼへーーーーーーーーーー
830 :
名前はいらない:2008/03/27(木) 03:42:56 ID:ArECn8ra
勝手にしやがれ)枕草子 正月一日は その二
七日。
人まのアメ横。
常とは違う台所。
常とは違い台所。
青ものなど。
持っては愛で。
香っては賞で。
そんな父こそをかしけれ。
富士の白いのを見に行く。
どうして車が奇麗なの。
前の右と左が母と父。
後の右と左が私と 。
母の運転に。
頭が一所でゆるぎあい。
なにに付けてもわらい合うの。
またをかし。
中央道の無門関。
私服警官などがたくさんで。
挟んで族どもをおどろかす。
やがて三桁街道を柳沢峠まで。
地肌が寒い尾根の向こうに、今。
錵を返したようなご来光の内に。
稲妻する九十九折を車が来た。
打ち見た。
地肌の黒いのがスモークの奥で、いた。
帳が開けきった。
今風なをとこ。
と地肌の黒いのは斑をつくっていただけ。
群消えしたのが雪が残ったようで。
車のあがりさわぐのも。
いと恐ろしく。
もう見えない。
831 :
雪那:2008/03/28(金) 13:30:01 ID:2Fqwrd5T
光
私の成れの果て スクラップ
意味も無く佇み
ただ朽ちるのを待つだけ
最期を看送る光が 見えない
顔を覆う手の向こうにあると知れど
もう動かない体には あまりに遠くて
壊したい
この手を今すぐ壊したい
銀色の真新しいナイフで切り裂けば
そこは明るい真紅の天窓
けれど私は
もうナイフを持つこともできず
壊したい
この心を壊してしまいたい
重いハンマーを振り下ろせば
安らかに終焉の時を待つだけ
けれど
既に壊れた心にも 安息は訪れず
誰か 私を壊してください
歪んだ夢を吐き出し続ける脳を
美しい銃で撃ち抜いてください
もう二度と 光など望まぬように
832 :
名前はいらない:2008/03/29(土) 00:56:13 ID:IdGnLEjb
(勝手にしやがれ)枕草子 正月一日は その三
八日。
登下校の自転車の鈴。
舌足らずなの。
をかし。
833 :
asq:2008/03/29(土) 10:23:11 ID:x+AAEoGH
ageんなっつの。
>>817 30点
散文詩でいいかな。
話者の立ち位置、ないし話の軸。
そういうものを考えてみるとよいかも。
>>818 35点
>鍵のかかった部屋で一人
>鍵を持たない誰かの訪れを待つ
>壊れたインターホンは
>姿どころか声すらも
>知らせてはくれない
ここ、素直に好きだし、良いと思う。
全てを表現しようとはしないことが大切。
全てになる表現は数多の表現ではないからねぇ。
>>819 うん、詩か否か判断できん。
詩だったら一言よろしう。
834 :
asq:2008/03/29(土) 10:39:27 ID:o7BY+Xel
>>821(
>>820) 20点
詩と歌詞の違いは数的にはそんなないのだけれど、
方向性がとっても違うわけでして。
話者の心情描写が出来ていない。指摘するとしたらここかな。
歌詞だと、歌い手や曲調次第でどうにでも出来るところなんだけれどね。
詩は歌詞より限られた情報。んで、そこから読み手は世界を再構築する。
この詩はいわゆる主人公の心情が伝わってこない。
動作(描写)と心情が繋がってこない、といってもいいかも。
>822(823) 41点
個人的にはかなり好きなんだけどにゃあ。
突き放した世界観とか。
罪のない者に言葉はない。罪のある者にこそ言葉はある。
んな感じで。
835 :
asq:2008/03/29(土) 10:50:19 ID:0BEShjEu
>>824 10点
んー、こーいう手法は嫌いじゃない。
もちっと色々と試してみて欲しい。
>>825 11点
現代詩というのは現代文に限るものではない。
言い回しとは共通する印象の操作。とかなんとか。
何のために。これ大事。
>>826 3点
>>827 2点
いや、うん、コメントいらんよねぇ?
>>828 7点
詩が大きな手段であれば、詩の中での手法は小さな手段であろう。
語りに流れ、語りかけるに弱い。そんな感じ。
836 :
asq:2008/03/29(土) 11:14:28 ID:83m+mT98
>>829 60点
おっきなハート☆とかズルいわ☆
単純に遊び心を感じられる良作だと思う。
定型も良いね、定型での転の仕方が洒落てる。
なんというのかな、良い意味で温い。
苛立つ温さじゃなくて、居心地の良い温さ。
>>830 32点
>>832 3点
こう、どっちつかずなのが困る。
詩ではなく、随筆の方のが良いと思う。個人的に。
>>831 37点
うん、少しびっこだけれど悪くない。
表現も何気にしっかりしてる。
ただ、これはこれとしてしまった方が良いかもしれない。
この詩に手を入れるより、次に繋げていく方が良いと思う。
【Please hold me tightly one more time】
首を振る
首を振る
真実の姿を見せたくないから
歪に闇を転がる姿が
どうしても憎かったんだ
時間を無駄に捨てていく
地を這い砂を嘗めるがよい
乾いた唇によくお似合いよ
鏡の裏、ほんとの私
出てこないで隠れてなさい
もう一度抱きしめて、なんて
口が裂けてもお言いでないよ
終わらせて
終わらせて
砕いて二度と見せないで
捨て切れぬ望みなら
泥の中に沈めなさい
いらないものしか生み出せない
燃え盛る火の中、素手で灰を掻き集めるがよい
荒れた掌によくお似合いよ
鏡の中、ほんとの私
出てきたくても来れないでしょう?
今更呼び出したりなどしない
誰も必要となどしないわ
ただ、ワライが欲しかった
邪魔だったから閉ざしたの
鏡の外は寒いから、って
でたらめ言って閉じ込めた
「natural free」
青い湖に輝いてるもの
救いも出来ず 流れていってしまう
時間が経てば 向こう岸に着く
はずだったのにな いつになっても見えない
微か遠くにワープした
見えそうで見えないもの 探し求め歩く
そしていつか出会える時が来るのを待ってる
春の木洩れ日 暖かい陽だまり
ぼんやりと目を閉じたら安らげる
君が思うより ずっといい所だよ
隠れてないで 僕が連れてってあげる
遥か遠くの世界へ
眼に映る彩りが 形になりたがる
森や海に色があるのは
色が場所を求めたから
ありふれた景色だって 綺麗に反射してる
ガラスのような地球(ほし)
見えそうで見えないもの 探し求め歩く
そしていつか出会える時が来るのを待ってる
Free...
【仮眠】
僕だけの
空がある。
僕が記憶した
証拠がある。
透き通った赤に
出会えた時は
ただ、笑顔だけで
伝えたいことがある。
上書きできないならば
肯定してみれば良いんだ。優しいから良いことしか言わないあの人。
すき間から少しだけ見えた人生の都合。
笑えよ。
独り占め。
仮眠。
『東京コロッセウム』
海に臨んだ坂道を
急転直下 ごろごろごろ
信号無視のトップギア
傍若無人 ごろごろごろ
アゴなでられた猫たちが
深夜密会 ごろごろごろ
毒饅頭は投げられた
料亭接待 ねんごろごろ
雨が急に降りだした
自身かなり家事親父
台所は火の車
公的資金に巣食うゴロ
土地転がしの言うことを
ゆめゆめ信ずることなかれ
ここは東京コロッセウム
昇れば沈み ageればsageるが世の道理
重力無視してごろごろごろ
かくも不思議な坂道ごろごろ
「汝の敵に♪を与えようか」
異形の旅人はその時、唯一つの喜びと試練を与えたもう 「私は不幸か幸せか?」
彷徨えど森の中に答は在らず、されど忘れかけた情熱を揺り起こす気配を感じる
「我が与えし魔法の群れを粗末にすれば、いかなる好機も逃すことになろう」
でも飛ぶ必要が無いと言い訳して、飛べないアヒルを笑う鶏だもんよ(ぇ;
酷評なら子供にもできるさね だが貴重な時間を費やした功績は認めてやんよ
そして「意図が見えない」⇒「書き手の未熟」直結してないとは思うけど
相手を配慮するなら、知った風にじゃなく「分からなかった」と言うべきでは?
簡単な仕事で無いことは理解できるけどさ 冷たい言い方だけれど、ね。(←仕返し♪
たまには苛めてやるから安心していいよ、超ローカルルールだからしょうがないし
反論したくてワクワクするでしょ、次スレ無し? それは残念だなぁ(@^▽^@)
−1年半ROMったデンパより−
842 :
Ken:
難しいものですね。
またおねがいします。
zig-zag
どこへも、行けない
うみなりが足をのんで
せまい空が見下してる
僕が見ているのは眼鏡
はせるおもいは口の先
嫌な顔にも夕日は然と
わすれものどこに咲く
れんこんの穴が愛しい
もう一歩をうばわれて
のたうちまわっている
だって僕だってだって
よよと片隅ハリネズミ
意味なんて、
なければいいのに。