今この時の気持ちを詩で描いて

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25hana太
26時のファミレス
夜勤のサラリーマンがうたたねしている横の席で
たわいもない話をして
あの人はカレーを
わたしはチキンなんとかをたべた
ファミレスなのに高いのねなんて話ながら
あの人が食べおわり喫煙室にタバコを吸いにいった
食べるのが遅いわたしは
顔をリスのように両頬がぷっくらふくれてく
早く食べなければ明け方になり
あの人が寝坊して遅刻してしまうと考えたわたしは
両頬のぷっくらをビールでながしはじめた時
ふと彼のお皿に目がいった
ゆらゆらと心地よさそうに
ちんげが一本ゆらいでいた
まるで波平のあたまのように
はたまた高級料理のように
あのちんげは一体ダレのなのか
わたしはしばし考え込んだ
明け方29時犬の散歩をしながら