死をテーマにした詩を聞きたい

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70名前など忘れた
眠るように静かに横たわっても
それを死だとは云わない

揺れるように哀しく微笑んでも
それを生だとは云えない

境界の上と下の些細な差異
鏡面の前で、はて生きているのはどちらだろうと
魂が呟いた

愚か者は詭弁で死を語るという
毒の中では毒もまた無の一部に過ぎぬものを

死んだように眠ろうか
それで気が済むなら